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カテゴリー [ ガールズ&パンツァー SS ]

  • 【ガルパン】みほ「ボコ型チョコレートです!」 [2018年02月18日]
  • 【ガルパン】みほ「交流合宿です!」 [2018年02月16日]
  • 【ガルパン】みほ「いどばた作戦3です!」優花里「なんか久々ですね」 [2018年02月07日]
  • 【ガルパン】妹ちゃんスイッチ [2018年01月18日]
  • 【ガルパン最終章】まほ「妹を返してもらおう」お銀「なら勝負だ!」 [2018年01月07日]

【ガルパン】みほ「ボコ型チョコレートです!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 23:36:28.95 ZVR3o9iv0
みほ「(みんなへの日ごろのお礼にチョコレートを作ってみたんだけど……)」

ボコの形(?)のチョコ

みほ「あんまり上手くできなかったけど、輪郭はそれなりかな」

みほ「冷凍便で送ろっと」ツツミツツミ

こうして、傍からみれば"ハート型のチョコ"が完成したのだった。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518878188
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 23:39:42.51 ZVR3o9iv0
prrr prrr

ケイ『ハロー、みほ!』

みほ『こんにちはケイさん!』

ケイ『チョコレートありがとう。とても美味しかったわ!』

みほ『良かったです』

ケイ『ところで、そのチョコの形のことなんだけど』

みほ『はい』

ケイ『(私のことが)好きなの?』ジョウダンハンブン

みほ『(ボコは)大好きですね』

ケイ『っ!///』ソウテイガイ

みほ『いつも目で追っちゃいますし、気が付くといつも(ボコのこと)考えちゃいます。あはは』

ケイ『…………///』

みほ『もしかして、ケイさんも(ボコ)好きだったりしますか?』

ケイ『えっ!?そ、そうね、もともと嫌いではなかったけれど……チョコ貰ってから興味は…わ、わいたわ』

みほ『なら今度遊びに行きましょう!(ボコのこと)色々教えて差し上げます!』

ケイ『(色々教えるってなに!?)そ、それはまだ早いっていうか…その』

みほ『思いたったが吉日です!(ボコのこと)大好きにさせてみせますから!』

ケイ『え、ええ?』

みほ『来週!約束ですよ?』

ケイ『う、うん』

ケイ『(私、どうされちゃうんだろ……)』
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 23:42:51.70 ZVR3o9iv0
カチューシャ『チョコありがとうミホーシャ』

みほ『どういたしまして。お口にあいましたか?』

カチューシャ『ええ、美味しかったわよ。何かノンナが変な顔してたけど』

みほ『ノンナさんが?でも、良かったです』

カチューシャ『ええ。それにチョコの形も結構よくできてたわ。あれでしょ、あの変なクマ』

みほ『へ、へんなクマ……。あ、ありがとうございます』ドヨーン


ノンナ「カチューシャ。あれは恐らくハートです」ヒソヒソ

カチューシャ「そうかしら?ミホーシャが好きっていうあのクマみたいに見えたけど」ヒソヒソ

ノンナ「みほさんがショックを受けてるでしょう?ハートだったんですよ。よく思い出して下さい」ヒソヒソ

カチューシャ「言われればそうだった気もするけど……?(うろ覚え)」ヒソヒソ

ノンナ「みほさんはカチューシャのことが好きなんですよ」ヒソヒソ

カチューシャ『ええっ、そうなの!?』


みほ『どうかしましたかカチューシャさん?』

カチューシャ『い、いえ、何でもないわ』

みほ『じゃあそろそろ失礼しますね。これからもよろしくおねが
カチューシャ『待って!』

カチューシャ『さっきは、へんなクマとか言ってごめんなさい。私も……(あなたのことが)嫌いじゃないわ、むしろ好きよ///』

みほ『本当ですか!?カチューシャさんも(ボコが)好きだなんて嬉しいです!』

カチューシャ『あ、あくまで友達としてよ!?』

みほ『(ボコを友達だと思ってるなんて)とっても好きなんですね!』

カチューシャ『そ、そんなわけないじゃない!?』

みほ『え?好きじゃないんですか?』ドヨ

カチューシャ『す、好きよ!大好きよ!これで満足!?』

みほ『はい!』

ノンナ「(ふふ、恋のキューピッドというのも良いものですね)」ニッコリ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 23:45:45.76 ZVR3o9iv0
prrr prrr

まほ『みほ、チョコレート届いたよ』

みほ『うん。……お母さんの分は、その』

まほ『ああ、分かってる』

みほ『お願い』

まほ『うん』

みほ『お姉ちゃんはもう食べた?』

まほ『ああ、美味しかったよ。ありがとう。ボコ型なんて難しかったんじゃないか?』

みほ『うん、ちょっと形崩れちゃった。あはは』

まほ『でも、みほの一生懸命な気持ちは伝わるよ』

みほ『そう?それなら良かった』



まほ「(みほは黙っていてくれと言っていたけど)」

まほ「お母様、これを。みほからバレンタインのチョコです」スッ

しほ「みほから……?」

しほ「いいわ。置いておいて」

まほ「……はい」コトッ



しほ「…………」スッ

しほ「ハート型……?」

しほ「…………っ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 23:46:39.42 ZVR3o9iv0
prrr prrr

しほ『みほ?』

みほ『わっ、えっ、お母さん!?』

しほ『元気?』

みほ『う、うん』

しほ『そう』

みほ『…………』

しほ『…………』

みほ『……もしかして、チョコのこと?』

しほ『……ええ』

みほ『ごめん』

しほ『別に叱ろうってわけじゃないわ』

みほ『……うん』

しほ『チョコを見て……気づいたわ』

しほ『…………』

みほ『?』

しほ『恋しくなったなら偶には戻ってきなさい』

みほ『え?うん。でも(ボコのぬいぐるみの)代わりは居るから大丈夫だよ』

しほ『はあ!?』

みほ『え?』

しほ『(母親の)代わりってなに!?』

みほ『なにって……その、大洗で買った……。で、でも、そんなに無駄遣いはしてないよ?』

しほ『無駄遣いとかそういう問題じゃないでしょ!?あ、あなた、そこまで……』

しほ『今すぐそっちに行くわ。ちょっと話しましょう』

みほ『え!?そ、そんなに駄目なことかな?』

しほ『ダメに決まってるでしょ!』

後日、誤解が解けたみほは再び勘当されるのだった。

【ガルパン】みほ「交流合宿です!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:46:15.85 20lwX76/O
〜とある合宿所〜

桃「本日は、聖グロリアーナ、サンダース、アンツィオ、プラウダ、黒森峰、知波単、継続の各校にお集まりいただき、非常に感謝している。この合宿は、先の大学選抜戦での労をねぎらうものであり、ついてはこの合宿の開催に同意しt「かーしま、長い」はっ!」

杏「じゃあ、さっきくじ引きで決めた部屋割りに分かれてねー。楽しんでってー」

※キャラ崩壊注意
※その他いろいろ注意

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518583575
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:47:23.47 20lwX76/O
〜ボコの間〜

みほ「なんだか、こうやって二人きりになるのって久しぶりだね。エリカさん」

エリカ「そうね。・・・でも、なんで二人部屋なのよ」

みほ「あはは、こんなに人数いるのにね」

エリカ「普通大部屋でしょう・・・。まあいいわ。それよりもみほ」

みほ「なあに?」

エリカ「こういう合宿ときたら、やることは一つよね?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:48:09.02 20lwX76/O
みほ「ええっと・・・? 枕投げ、かな?」

エリカ「はあ? 違うわよ。アレよアレ」

みほ「アレ・・・?」




エリカ「隊長の部屋に忍び込んでパンツを盗んできましょう」

みほ「」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:48:45.13 20lwX76/O
みほ「ご、ごめん。よく聞こえなかったからもう一回いい?」

エリカ「はあ・・・。あんた若いのに、難聴?」

みほ「そ、そうかも」



エリカ「隊長の、部屋に、忍び込んで、パンツを、盗んでくるわに!」

みほ「」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:49:51.89 20lwX76/O
エリカ「おっと、噛んじゃったからもう一回言うわね。いい? 隊長のパンt」

みほ「も、もういい! わかった! わかったから」

エリカ「わかったなら話は早いわ。行きましょう」

みほ「ちょ、ちょ、ちょ」

エリカ「今度は何よ」

みほ「パンツ盗むの?」

エリカ「だからさっきからそう言ってるじゃない」

みほ「」

エリカ「なんなのよさっきから・・・」

みほ「」

エリカ「ああっ!! そうこうしてるうちに10分も経っちゃったじゃない! 早くしないと隊長がお風呂から戻ってきちゃうわ!!」

みほ「あの」

エリカ「今度は何!?」

みほ「整理をさせてください」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:50:59.82 20lwX76/O
エリカ「何のよ」

みほ「えっと。隊長ってのはお姉ちゃん、だよね」

エリカ「そうよ」

エリカ「凛々しくて、気高く」

エリカ「美しく、麗しい」

エリカ「でもひとたび戦車を降りるとカレーが好きで、私服がダサい」

エリカ「だがそれがいい」

エリカ「あんたの姉でわたしの嫁、そしてわたしのオナホール」

エリカ「西住まほ。その人のことよ」

みほ「」

エリカ「ついてきなさい」

みほ「」

みほ「はい」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:52:01.66 20lwX76/O
〜カレーの間〜
エリカ「ここね」

みほ「はい」

エリカ「隊長は確か、あんたと同じ大洗の子と同室だったわね。ええと・・・」

みほ「優花里さんですか?」

エリカ「そうそう、秋山優花里。どちらも今は不在みたいね」

みほ「はい」

エリカ「侵入しましょう」

みほ「はい」

〜〜〜〜〜
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:52:45.06 20lwX76/O
〜〜〜〜
エリカ「ああああああん! たいちょおおおおおおおおん!!」スーハースーハークンカクンカゴロンゴロン

みほ「はい」

エリカ「たいちょおおおおおん!! たいちょおおおおおおおおおおん!!!」グルングルンスーハースーハーペロペロ

みほ「はい」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:54:06.22 20lwX76/O
エリカ「隊長!隊長!隊長!隊長ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!隊長隊長隊長ぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!西住まほたんのこげ茶色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
アニメ11話のまほたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
最終章決まって良かったねまほたん!あぁあああああ!かわいい!まほたん!かわいい!あっああぁああ!
らぶらぶ作戦9巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…映画もアニメもよく考えたら…
隊 長 は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!黒森峰ぇああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?BDの隊長が僕を見てる?
BDの隊長が僕を見てるぞ!隊長が僕を見てるぞ!らぶらぶ作戦の隊長が僕を見てるぞ!!
アニメの隊長が僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕には隊長がいる!!やったよ小梅!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのまほちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあ杏様ぁあ!!し、しぽりん!!みほぉああああああ!!!菊代さぁあああん!!
ううっうぅうう!!俺の想いよ隊長へ届け!!大浴場の隊長へ届け!! ・・・ちょっと、みほ」

みほ「」

みほ「なんですか」

エリカ「なにぼさっとしてんのよ。さっき持たせたジップロック。早く」

みほ「」

みほ「これですね」

エリカ「それよそれ! ええっと、パンツを入れて真空パックにして・・・」

みほ「」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:55:08.84 20lwX76/O
エリカ「ごそごそ・・・。ん? こ、これは隊長が昨日履いていた・・・。・・・ゴクリ」

みほ「」

エリカ「は、履いてもいいわよね・・・」ハキハキ

みほ「」

エリカ「ち、ちょっとぐらいなら食べても・・・」カジカジ

みほ「」

エリカ「むごもご・・・」スーハースーハー

みほ「」

みほ「あの、エリカさん」

エリカ「もごもぐ・・・」クッチュクッチュ!!

みほ「」

みほ「わたし、帰りますね」

エリカ「もごもご・・・」クッチュクッチュクッチュ!!!!

みほ「」

みほ「ごきげんよう」

エリカ「もごお・・・」クッチュクッチュクッチュクッチュ!!!!!!

〜〜〜〜
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:55:56.09 20lwX76/O
〜廊下〜
みほ「」

みほ「忘れよう」

みほ「きっとあれはエリカさんじゃない。エリカさんの皮をかぶった何かなんだ・・・」フラフラ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:56:27.23 20lwX76/O
〜ボコの間〜

みほ「ふう・・・」ガチャ

まほ「ほほう、みほのやつ、こんなパンツを購入していたのか。けしからんな」カブリカブリ

優花里「(U^ω^)<にしずみどのー」クンカクンカ

みほ「」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:56:57.17 20lwX76/O
まほ「どうだ優花里! みほパン仮面だ!!」シャキーン

優花里「(U^ω^)<にしずみどのー」ペロペロ カジカジ

みほ「」

みほ「あの」

まほ「へーんーしー・・・ん・・・」

優花里「(U^ω^)<にしずみど・・・の・・・?」

みほ「お姉ちゃ、黒森峰の隊長にゆか、秋山さん・・・?」

まほ「・・・」

優花里「・・・」

みほ「なにしてたんですか」

まほ「・・・」

優花里「・・・」

みほ「・・・」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:58:27.07 20lwX76/O
まほ「違うぞ、わたしはお姉ちゃんではない」

優花里「わ、わたしも秋山優花里ではありません!」

みほ「」

みほ「なにをいっているんですか」

まほ「わたし、いや、おいどんは、まほどん(西郷どんの発音で)だ」

優花里「そしてわたしは忠犬ゆか公であります!」ヘッハッハ

みほ「」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 13:59:54.72 20lwX76/O
まほ「・・・」

優花里「・・・」

みほ「・・・」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:01:02.80 20lwX76/O
ガチャ

アンチョビ「おーい、西住! 角谷と一緒に干し芋パスタを作ったからお前・・・に・・・も・・・」

杏「西住ちゃーん、チョビがパ、ス・・・タ・・・を・・・」

まほ「・・・」←みほ仮面

優花里「・・・」←みほ仮面と化した忠犬ゆか公

みほ「・・・」←一話のレイプ目

アンチョビ「」

杏「」

みほ「・・・会長」

杏「・・・なんだい、西住ちゃん」

みほ「ここって、収容所はありますか」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:03:02.44 20lwX76/O
〜収容所〜

ガン! ガン!!

まほ「出してくれ、みほ!! お姉ちゃんが悪かった!!」

優花里「後生ですぅ!! ほんの出来心だったんですぅ!!!」

杏「いや、あれはアウトっしょ」

みほ「合宿が終わるまでそこで反省しててください。戸籍上姉の人と秋山さん」

アンチョビ「こ、こんなことしちゃっていいのか? ひょっとすると何か理由があったのかもしれないぞ? な? そうだよな、お前たち?」アセアセ

まほ「そうだ。みほ、安斎の言う通り、これには理由があるんだ」

優花里「そうであります! 西住殿、話を聞いてください!!」

みほ「・・・話してみて」

まほ「それはだな・・・」

みほ「・・・」

まほ「つまりその、なんだ・・・」

みほ「・・・」

まほ「むう・・・」

みほ「・・・」

まほ「み、み、みほ、み、み・・・、水虫」

まほ「そう! 水虫だ! みほのパンツをかぶると水虫が治るってエリカが」

優花里「そうです!! 逸見殿はひっどい水虫を西住殿のパンツで!!」

みほ「会長」

杏「あいよー。ガス室へ送ろっか」

まほ・優花里「「嘘ついてすいませんでした」」ドゲザッ

みほ「いいからそこで反省してて」

まほ・優花里「「はい」」

〜〜〜〜〜〜
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:03:59.94 20lwX76/O
〜廊下〜

杏「いやー、災難だったねえ。大丈夫? 西住ちゃん」

みほ「まあ、なんとか・・・」

アンチョビ「に、西住。そのー、だな。うん。こんど、アンツィオ特製の爆弾ペペロンチーノをご馳走するから元気出せ。な? ドゥーチェとの約束だ!」

みほ「ありがとうございます、アンチョビさん」

杏「干し芋パスタ食べる?」

みほ「いえ、今は食欲が・・・」

杏「まっ、そうだよねー」

アンチョビ「じゃあ今度まとめていろんな料理をご馳走してやるからな!」

杏「強く生きてねー、西住ちゃん」

みほ「はい」

アンチョビ「アリーヴェデールチー!」

みほ「・・・」

みほ「・・・」

みほ「わたしには姉はいない・・・。わたしは一人っ子・・・。?号の装填手は車長が兼務・・・」ブツブツ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:04:36.11 20lwX76/O
〜ボコの間〜

みほ「・・・」ガチャ

ダージリン「こんな格言は知ってる? みほパンはいいぞ」クンカクンカ

梓「西住たいちょおおおお」デロデロドロドロ

みほ「」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:05:14.74 20lwX76/O
ダージリン「サンドイッチはね・・・、パンとパンで挟むの。つまりがパンツよ」チャプン ゴクゴク

あずさ「たあああいちょおおおおお」ドロドロドロドロ

みほ「」

みほ「あの」

ダージリン「Tバックとティーバッグのち・・・が・・・い・・・は・・・」

梓「に、西住隊長・・・?」コチン

みほ「・・・」

ダージリン「・・・」

梓「・・・」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:05:59.49 20lwX76/O
みほ「・・・」

ダージリン「・・・」

梓「・・・」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:06:45.10 20lwX76/O
みほ「ダージリ、いえ、田尻さんに澤さん・・・?」

ダージリン「・・・」

梓「・・・」

ダージリン「違うわ、わたくしはダージリンじゃない」

梓「わ、わたしも澤梓じゃありません!」

みほ「・・・」

ダージリン「そ、そうよね。キュウべぇ」

梓「え!? そ、そうさ」

ダージリン「それじゃあ、魔法少女体験ツアーもこれで終わりね。行きましょう、キュウべぇ」

梓「わけがわからないよ」

みほ「田尻さんと澤さん」

田尻・澤「はい」

みほ「マミさんとキュウべぇじゃないですよね?」

田尻・澤「はい」

みほ「大体田尻はさやかちゃんですよね?」

田尻「はい」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:08:26.24 20lwX76/O
みほ「・・・」

ダージリン「・・・」

梓「・・・」

みほ「あの、田尻さん」

ダージリン「あの、わたくしはダージr「田尻さん」」

田尻「・・・はい」

みほ「そのティーカップに浮いてるのは・・・」

田尻「違うのよ?」

みほ「何が何と違うんですか」

田尻「・・・」

みほ「・・・」

ダージリン「てぃ、Tバックとティーバッグの違いはね、パンツかどうかなのよ」

みほ「田尻さん」

田尻「はい」

みほ「それは普通のパンツです。Tバックではありません。誤解を招くような発言はやめてください」

田尻「はい」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:08:53.74 20lwX76/O
梓「・・・」

みほ「それから澤さん」

澤「はい」

みほ「なんでわたしのパンツと一緒に溶けてたんですか」

みほ「どうして溶けられるんですか」

澤「・・・」

澤「あの、違うんです」

みほ「聞きましょう」

梓「あの、これはその」

みほ「・・・」

梓「そう! 練習なんです! 偵察時に、溶けられると便利かなって」

みほ「・・・」

梓「・・・」

みほ「で、わたしのパンツとはどう関係が?」

梓「そ、それは」

みほ「澤さん」

澤「はい」

みほ「わたしのパンツと一緒に溶けないでください」

澤「はい」

みほ「もしもし、会長ですか?」

〜〜〜〜〜〜〜
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:09:53.24 20lwX76/O
ガン!! ガン!!
ダージリン「みほさん!! 誤解なの!!」

梓「すみませんでした!! 出してください!!」

杏「また増えたねえ」

アンチョビ「なんでこうもみんなパンツをどうこうしたがるんだ・・・」

みほ「ふたりとも、合宿が終わるまで反省しててください」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:11:03.50 20lwX76/O
ダージリン「そんなあ! 長すぎるわ!!」

梓「隊長!! 許してください!!」

優花里「見てくださいまほ殿、卑しい人たちが暴れていますよ。これだからトーシロは」ヤレヤレ

まほ「全く愚かな。西住流に後退はない。意味なく暴れるのはその考えに反する」

みほ「会長、ガス室の方の準備は」

まほ・優花里「「本当に申し訳ございませんでした」」ドゲザ

みほ「反省しててください」

アンチョビ「お、お前たち・・・? コホン、その、なんだ。つらいことがあったらこのドゥーチェに」

みほ「アンチョビさん」

アンチョビ「な、なんだっ!?」ビクッ

みほ「甘やかさないで。つけあがるだけです」

アンチョビ「は、はい・・・」

アンチョビ(めっちゃんこおそぎゃー!!!)ガクガクブルブル

〜〜〜〜〜〜
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:11:57.44 20lwX76/O
〜廊下〜

みほ「・・・」

みほ「・・・聖グロのキャプテンはアッサムさん・・・、大洗の次期隊長はあけびちゃん・・・」ブツブツ

みほ「・・・」

みほ「さすがに、もういないよね・・・?」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:12:26.03 20lwX76/O
〜ボコの間〜

みほ「・・・」ガチャ

小梅「あああああああんああああああんみほさんみほさんみほさあああああん!!!!」グッポグッポ

みほ「うん」

小梅「みほさんに溺れる!!! 溺れちゃいましゅうううう!!!!!!」グッポグッポ

みほ「うん」

みほ「うん」

バタン
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:13:19.67 20lwX76/O
みほ「正直ね、わたしも、馬鹿じゃないから」

みほ「これは読めてた」

みほ「深呼吸して、と」スーハー

みほ「さっきまでと同じことをやるだけ・・・」

ガチャ

みほ「あの」

しほ「みほ・・・、お母さんの知らない間にこんな派手な下着を!!」カブリカブリ

みほ「!!!!!!!?????????WWWWwwwwWWW??????wwwwwww」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:15:56.57 20lwX76/O
みほ「・・・」

小梅「あああん!! はああああん!!! みほさんがわたし、わたしがみほさん!!!!」グッチュグッチュ

しほ「なんだかこうやってみほのパンツをかぶっていると子供時代を思い出すわね。あの歌でも歌いましょうか。コホン」

みほ「・・・」

みほ「あの」

小梅「みほさああああああん!!! みほ・・・・・さ・・・ん・・・?」

しほ「あったーまにー! つっけーてるー! パーンツは・・・みほ・・・の・・・?」

みほ「・・・」

小梅「・・・」

しほ「・・・」

みほ「小梅、赤星さんは後にして」

小梅「はい」

みほ「おか、・・・家元さん」

しほ「・・・」

みほ「なにやってたんですか」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:16:23.90 20lwX76/O
しほ「・・・」

小梅「・・・」

みほ「・・・」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:17:01.02 20lwX76/O
しほ「・・・違うわ、わたしは西住流家元じゃない」

みほ「・・・」

しほ「悪のパンツ怪人、コットンを倒しに来たしほトラマンよ」

みほ「・・・」

しほ「今はクロッチビームが・・・」

みほ「家元」

しほ「ミホニウム光線が効かない!? という衝撃の場面で」

みほ「家元」

しほ「このままわたしはやられて、全国の子供たちが夜空に向かって「しほトラマーン!! ありがとーーーーー!!」って」

みほ「家元」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:17:53.76 20lwX76/O
しほ「何かしら? まあ、わたしはしほトラマンだけど。家元じゃないけど」

みほ「いつまでつづけるつもりですか」

しほ「・・・西住流に後退はない。撃てば必中、守りは固く、進む姿は乱れ無し。鉄の掟、鋼の心。それが西住流」

みほ「やっぱり家元じゃないですか。西住流とかいう流派の」

しほ「・・・」

みほ「・・・」

しほ「・・・西住流は前に進む流派。犠牲なくして大きな勝利は得られないの」

みほ「・・・」

しほ「・・・」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:18:28.46 20lwX76/O
みほ「ちょっと家元は埒が明かないので保留でお願いします。赤星さん」

小梅「は、はい」

みほ「あなたはなにをしていたんですか」

小梅「え、えっと」

小梅「みほさんの下着を使用して」

小梅「自慰行為を行っていました」

みほ「そうですか」

小梅「はい」

みほ「・・・」

しほ「・・・」

小梅「・・・」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:18:56.18 20lwX76/O
みほ「・・・」

しほ「・・・」

小梅「・・・」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:20:28.49 20lwX76/O
ガラッ

ミカ「失礼するよ」ポロロン

みほ「・・・」

ミカ「風に流されて来たのさ」ポロロロン

みほ「・・・」

ミカ「あれ? こんなにお宝(みほパン)が・・・」

みほ「・・・・・・」

ミカ「かわいそうに・・・。この子たちはメルカリに出品してほしいって言ってるよ?」ヒロイヒロイ

小梅「あ! ダメです!! それはわたしが持って帰ろうとしていたやつ!!」バッ

しほ「なりません。みほはわたしの製造物。つまりそのパンツの権利もわたしに帰属します」ヒロイヒロイ

ミカ「刹那主義には賛同できないね」ヒロイヒロイ

みほ「・・・」

みほ「・・・」

みほ「・・・・・・・・・・・」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:20:56.02 20lwX76/O







みほ「」プツン
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:21:28.23 20lwX76/O

みほ「やーってやーるーやーってやーるーやーってやーるぜ♪」

みほ「いーやーなあーいつーをぼーこぼっこっにー♪」

小梅「み、みほさん?」

しほ「なにを・・・」

みほ「もしもし、会長ですか?」

杏『に、西住ちゃん? もしかしてまた』

みほ「ええ。お願いしたいことがあるんです」

杏『お願い?』

みほ「はい。名付けて、ごっそり作戦です!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:22:43.65 20lwX76/O
〜収容所〜

アンチョビ「・・・で、西住の指示で全部の部屋を一斉捜索した結果・・・」




しほ「みほ、出しなさい。親をこんなところにとじこめてどうするつもりですか」

小梅「みほさあああん!! ごめんなさああああい!!!」

ミカ「この仕打ちは人生にとって必要なものかな?」ポロロン

エリカ「もがもがもが」グッポグッポ

華「沙織さああああん//////」フガフガ

アリサ「ちょっと!! わたしはタカシのブリーフを嗅いでただけよ!! ノーカンよノーカン!!」

そど子「ちょっと!! 冷泉さんがちゃんと下着をつけられているか確認しただけじゃない! 校則違反よ!!」カブリカブリ

カルパッチョ「ああ、たかちゃああん///」クンカクンカ

カエサル「ひなちゃああん///」クンカクンカ

優花里「おお! さすがにこの数は想定以上ですね、まほ殿!」

まほ「ああ。狭くなったな。・・・ん? エリカがくわえてるアレはもしかして・・・?」

ダージリン「全く。こうも騒がしいとTバックティーが冷めてしまうわ」ゴクリ

梓「あのー、そのお茶わたしにも少し・・・///」モジモジ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:26:23.58 20lwX76/O
杏「こんだけ変態が紛れ込んでいたとはねぃ」ニシシ

アンチョビ「まさかアンツィオからも輩出してしまうとは・・・」クラァ…

おりょう「もはやあの二人はあれでいい気がするぜよ・・・」

オレンジペコ「ダージリン様・・・」

麻子「そど子がいると風紀が乱れる・・・」

沙織「華なにやってんの!? やだもー!」

ケイ「Oh....アリサ....」

ナオミ「ジーザス・・・。いやにアリサのリュックから栗の花の匂いがすると思ったら・・・」

アキ「ミカ・・・、この合宿が終わったらおいしいものをご馳走してくれるって言ってたのは・・・・」

優希「きゃー、梓だいたーん♪」

福田「眠いであります・・・」グラグラ

ニーナ「こりゃなんかの催しだんべか?」

ペパロニ「ドゥーチェ? なんでこいつらこの檻の中に入ってるんすかー?」

アンチョビ「いい、お前らは知らなくていいんだ・・・」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:28:26.62 20lwX76/O
みほ「・・・・」

杏「これ、どうしよっか、西住ちゃん?」

みほ「・・・」

みほ「砲弾がもったいないので機銃で掃射しましょう! パンツァーフォー!」

杏「りょうかーい」チャキッ

アンチョビ「ち、ちょっとまてえええい!! こら角谷! ステイ!! ステイ!!!!! こいつらにも人権があるんだぞ!!!!! 西住いいいいい!!!!!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:29:29.05 20lwX76/O
〜騒動後・干し芋パスタの間〜

杏「チョビ子の必死の説得でなんとか西住ちゃんも許してくれたねぇ。反省させてるせいで合宿参加人数は減っちゃったけど」

アンチョビ「チョビ子言うな! ほんっとに怖いしやかましいし変態だしで大変だったんだぞ!!」

杏「にしし・・・、見てたんだから知ってるって。お疲れさん」

アンチョビ「ほんとに疲れた・・・。もう一回お風呂入ってくるぞ」

杏「いってらっしゃーい」

アンチョビ「一緒に行かないのか?」

杏「んー、いいや。めんどいし」

アンチョビ「そうか。じゃあまたあとでな」

杏「うーい」

バタン…
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:30:16.67 20lwX76/O
杏「まさかあんなにパンツにおびきよせられるとはねぇ・・・」ゴロン…パサッ

杏「ん? なんかがポケットから・・・」

パンツ『おいらミホのだぜ!』

杏「」

杏「あー、さっきの騒動の時に間違えて持ってきちゃったのかー」

パンツ『おいらミホのだぜ!』

杏「・・・」

パンツ『おいらミホのだぜ!』

杏「・・・」

パンツ『おいらミホのだぜ!』

杏「・・・」

杏「・・・」

杏「・・・」

杏「にし」

44 :らぐB ◆asJU3gh8ZA 2018/02/14(水) 14:34:06.13 20lwX76/O
以上になります

ガルパンは初めてだったんですが、キャラが多すぎて大変でしたね
バレンタインデーにふさわしいSSに仕上がってると思います。

ちなみに劇場版ではナオミが手も足も出ずに撃破されちゃったシーンがショックでした。
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 14:46:12.17 20lwX76/O
【おまけ】

杏「じゃあ、チョビ子はそっちの方の部屋の捜索よろしくぅー」

アンチョビ「了解だ!」

アンチョビ「この部屋は・・・、カチューシャと河嶋の部屋か」ガチャ

〜ボルシチの間〜

アンチョビ「おじゃましまー・・・す・・・」

ノンナ「はあはあはあはあカチューシャ可愛いですカチューシャペロペロペロペロ」

クラーラ「カチューシャ様カチューシャ様麗しいやわらかいほっぺたかわいいペロペロペロペロペロ(ロシア語)」

カチューシャ「んうう・・・」スヤア

桃「ん"ー!!!!! ん"ーーーーー!!!!!」←目と口と体がガムテープでぐるぐる巻き

アンチョビ「な・・・」

ノンナ「・・・」クルリ

クラーラ「・・・」クルリ

アンチョビ「あ、あ・・・」ジリ・・・

ノンナ「何か見ましたか?」ニッコリ

アンチョビ「い、いや、その・・・。カチューシャが・・・」

クラーラ「カチューシャがどうしました?(ロシア語)」

アンチョビ「え、えっと・・・。ドゥーチェその、日本語じゃないと・・・あはは」ジリリ・・・

桃「ん"ん"−−−−−−−−−!!!!!!!」モゾモゾ

ノンナ「クラーラ」

クラーラ「はい」ガシッ

アンチョビ「え?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜廊下〜

アンチョビ「うーん・・・、はっ!!」ガバッ

ノンナ「気が付きましたか?」

アンチョビ「ノンナ・・・? ううん、思い出せない。わたしはどうしてたんだ?」

クラーラ「そこで倒れていたのですよ」

アンチョビ「そうか・・・。あ! そうだ、見回りに行かないといけないんだった! カチューシャの部屋は異常なかったんだったっけ」

ノンナ「ええ、異常ありませんでした」

アンチョビ「協力してくれて感謝するぞ! じゃあ、わたしにはまだ仕事が残ってるからこれで! アリーヴェデルチ!!」パタパタ

ノンナ・クラーラ「До свидания」

〜〜〜〜〜〜
アンチョビ「なーんか忘れてる気がするけど・・・。ま、細かいことは気にしないぞ! それがアンツィオ流だ!!」

【ガルパン】みほ「いどばた作戦3です!」優花里「なんか久々ですね」

2 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:07:45.53 bhBK1pZ30
【新生徒会と大学です!】


優花里「きっっっっっついですよ!」

麻子「どした開口一番」

沙織「やだ…もー…」フラフラ

みほ「うわぁ、婚活ゾンビだ」

華「本日は生徒会の職務が少々ハードでしたから、お二人ともお疲れのようで」

みほ「華さんは元気だね…会長っていう一番ハードそうな仕事なのに」

麻子「前任者は椅子にふんぞり返っているイメージがどうしてもついてるけどな。裏でいろいろ動いてくれていたが」

沙織「華はすごいよ…みぽりんといいさぁ、なんかの家元の家系に生まれると初期ステータスが増えるの?」

みほ「その分気苦労も増えるよ沙織さん」

優花里「発言が重いであります」

沙織「なんかごめん」
3 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:10:24.71 bhBK1pZ30
沙織「まあでもね、生徒会の仕事をしてわかったの。河嶋先輩悪くないよ、全然」

麻子「その心は?」

沙織「だって生徒会の仕事量尋常じゃないんだもの!書類が天井まで届くの初めて見たよ!」

みほ「なんでそんなのを高校生にやらせるんだろう…」

沙織「これを一年やり通せたら社会人として十分やっていけると思うよ。エリートサラリーマンも辞表を考えるレベルだよ」

優花里「むしろあの量の仕事をこなしつつ大学に進学できる程度の学力をキープしてたあの二人が化け物なんですよ」

華「わたくしはなんとかなりそうですが…沙織さんたちはその…」

沙織「あー、うん」

優花里「まあ、私はもともと戦車道で進学するって決めているので」

みほ「あ、そうなんだ」

優花里「西住殿、お忘れかもしれませんが私は勉強があまり得意ではないので…」
4 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:14:36.55 bhBK1pZ30
みほ「そっかぁ、私も戦車道進学をするつもりだから、もしかしたら一緒の大学かもね、優花里さん」

優花里「!?」

麻子「あ、耳と尻尾が見える」

華「千切れんばかりに振ってます」

沙織「戦車道かー。やっぱり大学でも続けたいよねぇ」

華「わたくしもです。砲撃の振動とぶち当たるときの爆音、火薬の香り、こればかりは戦車以外では得られませんし…」

麻子「五十鈴さん、その発言は危ない」

沙織「華ってあれだよね、笑顔で銃を乱射するタイプのキャラだよね」

優花里「殺人シスターですね」

みほ『小便は済ませたか?神様へお祈りは?』

華「それを言うキャラは教会と対立しているのでは」

沙織「知ってるんだ華。あとみぽりんも」

みほ「お母さんが門下生の子から没収した本とかをこっそり読んでるんだ。それを私がこっそり読むの」

華「わたくしもそんな感じでして」

麻子「回りくどいな」
5 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:17:01.00 bhBK1pZ30
沙織「はぁ、大学生かー。どんな感じになってるんだろ私」

麻子「新歓」

華「合コン」

優花里「お持ち帰り」

みほ「体だけの関係」

沙織「おい」

麻子「冗談だ。彼氏ができるとは思っていない」

沙織「おい」

みほ「でも今までずっと女子校だった人が、急に共学に行ったらそういうことがありそうだし。私も」

華「カルーアミルクは飲みやすさに反して度数が非常に高いのでご注意を」

優花里「よくわかんないですけど、本当に先っぽだけで済ませる人間は砂漠の中の一粒の砂金より少ないそうですよ」

沙織「やだもー!みんなして!絶対優しくてイケメンで背が高くてユーモアもある石油王の男の人と幸せになってやるー!」

麻子「うわっ」

優花里「厚かましすぎて逆に笑えますね」
6 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:18:06.01 bhBK1pZ30
みほ「あー、でも私もなぁ、結婚のこと考えないと」

優花里「え”」

みほ「ああいや、今すぐとかそういうのじゃなくて、家が家だからそういう話も結構出てて」

沙織「あれ!?もしかして許嫁とかいるの!」

みほ「ううん。前も話した気がするけど、お母さん自体恋愛結婚だから、そういうのは一切ないかな」

華「わたくしも、特にそういったものは」

麻子「へえ、そうなのか」

みほ「いい人はいないのみほ?って。お姉ちゃんが期待できないからって」

優花里「…………」

沙織「いや、でも、お姉さん魅力的な女性だと思うよ…?」

みほ「お姉ちゃんが分家の分家の分家くらいのおじさんにお尻触られたとたん豹変して骨を四本ほどお釈迦にしたけどお金で黙らせた話する?」

沙織「結構です勘弁してください」
7 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:19:35.46 bhBK1pZ30
沙織「麻子は…まあ大丈夫でしょ。試験に遅刻しなければどこの大学でも受かるだろうし」

麻子「保証はない」

沙織「保証してよ」

麻子「でも大学は魅力的だな。いつまで寝ててもいい」

優花里「冷泉殿の中の大学生像は少々歪んでいる気がします」

麻子「理系より文系だな。大っぴらにサボれる」

華「間違いなく歪んでますね」

みほ「学園艦っていう環境だと、なかなか大学生とか他の年代の人と接する機会がないし…」

優花里「戦車道だと、あのバミューダ三姉妹くらいですかね、大学生のモデルケースは」

沙織「あー……あ、ほら!愛里寿ちゃんも大学生!」

麻子「成程、大学生とはボコを見るものなのか」

みほ「あ、じゃあ私も大学生?」

華「大学生もお手軽になりましたね…」
8 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:21:14.49 bhBK1pZ30
華「最後に、わたくしの大学生活ですが…」

沙織「うーん、どこでも変わりなさそう」

優花里「五十鈴殿はどこでも五十鈴殿のイメージですね」

麻子「小学生の頃からそんな感じっぽい」

華「そんなことは…ない、ですよ?学校の帰り道に花の蜜を吸ってたり」

みほ「なにしてんですか」

華「いや、本当にそうやっておやつ代わりに食べることがあるんですよ。そしたらうっかりアシナガバチに刺されちゃいまして」

優花里「えっ」

華「つむじのところですかね。そこを刺されて腫れが引かなくなって、そこだけ不自然に髪の毛が伸びて、いつの間にかこうなったんです」

沙織「嘘、そのアホ毛にそんなバックストーリーがあったの!?」

華「えぇ、嘘です」

みほ「ちょっと」

沙織「…やっぱり華、大学行っても変わらないよ」

優花里「いつまでも変わることなく咲き続ける花…」

麻子「…………サボテン?」

華「」

沙織「やーいサボテン」

みほ「まあまあ…サボテンの花は綺麗ですから」

優花里「そのフォローは違うのでは」

麻子「西住さんも、なんだかんだで変わらないだろうな。というかこのメンバー全員変わりそうもない」

優花里「めでたしめでたし」

みほ「めでたいかな」



【新生徒会と大学です!】 終わり
9 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:22:27.27 bhBK1pZ30
【どん底引き上げ作戦です!】


ムラカミ「オーラーイ!オーラーイ!」

フリント「まったく、陸ガメは世話をやかすわね」

ラム「あーあ、次の燻製釜探さないと」

カトラス(…バーの天井に穴空けられた。あれ塞いでくれるの?)

お銀「ずっと船底にいたからなぁ、学園艦の大きさを忘れてたよ。井の中の蛙大海を知らずって奴だな。井戸に住む蛙を見たことはないけどね」


みほ「…………」

優花里「…………」
10 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:23:46.57 bhBK1pZ30
みほ(マ、マーク?かぁ〜…!)

優花里「……どうします?西住殿。菱形戦車を引き上げるための作業がすごい大がかりなんですが。甲板開けるわでかい重機がどこからか出てくるわ、正直この大移動にかかる費用でタンケッテの一両も買った方がよっぽど」

みほ「言わないで」

優花里「すいません」


フリント「まあでも、陸ガメにしては海賊の流儀を分かってるみたいね」

ラム「砲が二門ついてやす!」

お銀「いいね、アタシたちなりの戦いができそうだ。海賊船で戦ったことがあるわけじゃないけどね」


みほ「その鼻につくジョークいちいち言わないと気がすまんのかこのへそ出し女」

優花里「落ち着いてください西住殿」

みほ「だって…あんな歩兵のマシンガンで容易く抜ける装甲とチャリンコより遅い機動力を誇るかわいいかわいいダンゴムシをどうやって扱えばいいんですか!?」

優花里「そこは戦術と腕ですよ!」

みほ「うるさいよ」

優花里「はい」

みほ「はぁ…どんな戦車でも扱えると豪語するお母さんすら苦笑いした戦車だよこれ…より厳密には戦車と定義するべきかすら怪しいよ…遊戯王でいうラーバモスだよ見た目も虫っぽいし」

優花里(落ち込んでる西住殿もかわいいであります)
11 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:25:07.82 bhBK1pZ30
お銀「あ、ところで。西住、だったかな。あの戦車は強いのかな?」

みほ「…………」

優花里(あ、口いっぱいの苦虫を思い切り噛んだみたいな顔してます)

ラム「あんだけ大きいし、きっと強いはず!」

優花里「大きな体のムラカミさんは西住殿に首のバネだけで吹っ飛ばされていたような」

フリント「ん?なんか言ったかい?」

優花里「いや、なにも」
12 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:26:19.38 bhBK1pZ30
みほ「…装甲として鉄板に覆われてて、拳銃の弾くらいなら跳ね返せます」

ラム「おお!」

みほ「世界で一番最初に戦車戦を行った戦車としても有名で…」

フリント「へぇ、シブいじゃない」

みほ「今でも世界中で根強いファンがいる戦車ですよ」

お銀「いいじゃないか!アタシたちにピッタリだ!」

優花里(嘘は言ってないですね)

みほ(戦闘力の話を逸らせてよかったよ…)
13 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:26:56.72 bhBK1pZ30
みほ「…まあ、でも」

優花里「どうしました?」

みほ「そんな風に扱っちゃ可哀想だよね。きっと、きっと役立てる局面があるはずだし、強みもあるはずだよね」

優花里「西住殿…」

みほ「ごめんね優花里さん、ちょっとびっくりしちゃって、つい変なこと言ったみたい。一緒に作戦、考えようか!」

優花里「はいっ!」
14 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:27:49.52 bhBK1pZ30
…………

蝶野「えーと、マーク?って言った?」

みほ「マーク?って言いました」

蝶野「……」

みほ「……」

理事長「……うん、いいよ。エンジン強化しても」

みほ「ありがとうございます」



ツチヤ「西住隊長に『好きにいじれ』って言われたけど、どうしようか」

ホシノ「レオポン式のモーターエンジン付けてみようか?」

ナカジマ「それ言ってみた。空中分解するからやめろってきつく言われたよ」

スズキ「んー、じゃあ普通のエンジンにしようか」
15 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:34:58.94 bhBK1pZ30
みほ「マスター…おかわり」ヒック

カトラス「ちょっと、確かにノンアルコールのはずなのになんで顔が赤いの…」

みほ「私は未熟者です…あの子を輝かせる方法がまあいくつか思い付きはしたんですが初心者にもできる作戦が一つもないし…うえぇ…」ヒック

カトラス「…よくわかんないけど、アンタは頑張ってるよ。お酒はね、ただ酔っ払うためにあるわけじゃないからさ、好きなだけ吐き出しても恥ずかしくならないためにお酒はあるんだから」

みほ「ありがとう…えっと」

カトラス「カトラス。生しらす丼のカトラス」

みほ「…サルガッソーとか爆弾低気圧とかなのに、生しらす丼?」

カトラス「好物。私の」

みほ「あ、そうなんだ。美味しいよね、ご飯の上に乗せて……」

カトラス「…どうかした?」

みほ「上に……乗せる……いや、まさかね。一応覚えておこうかな…」ヒック

カトラス(こういうのってだいたい酔いが覚めたら忘れるのよね…。まあ幸せそうだしいいか)

【どん底引き上げ作戦です!】 終わり
16 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:36:24.12 bhBK1pZ30
【バレー部復活計画です!】


麻子「いや、無理」

典子「な、なんでっ!?」

優花里「ただでさえ戦車道の練習とか生徒会の職務で忙しいですし…バレーの練習も一緒にってのはちょっとキツイですよ」

典子「そこをなんとかっ!一日…いや一週間、なんなら一か月でもいいから!」

麻子「普通逆だろ。なんでどんどん厚かましくなるんだ」

典子「お願い〜っ!」

麻子「やだなぁ…」

優花里「うーん…まあ、ちょっと出るくらいなら」

典子「ほんと!?」

麻子「しょうがないな…」
17 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:40:08.07 bhBK1pZ30
………………

典子「おお、似合ってますよ二人とも!」

麻子「着てみて再確認したが、このユニフォームエッチぃな……」

優花里「なんでパンツの裾がこんなにローライズなんでしょうかね」

典子「卓球よりはマシだって。男子とかちん〇んが試合中にはみ出るって話を聞くし」

麻子「世界一知りたくなかったそんなこと」

典子「だから女子ならはみ出るものが無いから安心!」

優花里「あれ、磯辺殿ってそういうキャラなんですか?」

典子「レスリングとかは最初っから乳首出てるしね。アハハ!」

麻子「おい、壊れたぞ。もしくはもともと壊れてたぞ」

優花里「カレリン殿とか、肌の面積のが布の面積より広いですからねぇ」

麻子(レスリング好きなのか?秋山さんは)
18 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:40:50.05 bhBK1pZ30
典子「んじゃ、まずはかるーく準備運動からね」

麻子「ほーい」

典子「適当に20キロくらい走っといて」

優花里「は?」

典子「え」

麻子「……私の歩んできた人生がまともだったら、20キロは適当とは言わないと思うぞ」

典子「フルマラソンのたった半分じゃん」

麻子「致死量の半分だから大丈夫といって、喜んで毒を飲む奴がいるか?」

優花里「なんですかその例え。どんだけ嫌なんですか」

典子「毒なんて、適度な運動は健康のもとだよ!?」

麻子「安心してくれ、適度じゃない」
19 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:45:34.00 bhBK1pZ30
優花里「もっとこう…レクリエーション的なことしましょうよぉ。カンフー映画の修業みたいな練習じゃそりゃ入部希望者もいませんって」

典子「レクリエーションかぁ……例えば、どんな?」

優花里「そうですね、バレーボールを的にして練習をするとか」

典子「練習?スパイクの?」

優花里「いえ、スパイクではなく、砲弾を当てるんです」

麻子「…それ戦車道だな」

優花里「バレーも戦車道も一緒ですよ、どっちもたまを扱いますし」

麻子「弾と球で全然違うよ。カレーと鰈くらい違う」

優花里「駄目ですか」

典子「駄目。それに球を的にするとかちょっと…」

優花里「ボールは友達ってことですね!」

典子「いや、部費を削減されたからあんまりボールを無駄にしたくなくて」

優花里「あ、はい」

麻子「思いの外現実的な理由だった」
20 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:47:37.49 bhBK1pZ30
麻子「……あれ?部費を削減されたのか?戦車道での実績があるのに」

典子「うん、あのクソッタレ芋チビ女…じゃなかった角谷会長に削減されたのが中々解除されず今まで…」

麻子(すごい恨み節…)

優花里「あぁ、そのことですか」

典子「……あ!今秋山さん副会長じゃん!なんとかしてよ!」グイグイ

優花里「なんとかって言われてもぉ」ガクガク

優花里「正直、実績がない部にあんまり予算を回せないというか…回避したとはいえやはり廃校になりかけるくらいなのでそんなにお金も…」

麻子「また世知辛い話が出た」
21 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:51:00.82 bhBK1pZ30
典子「実績だったらあります!私、バレーボールで熊を撃退したことがあります!」

優花里「いや、それも十分すぎるくらいすごいですけど、普通に大会とかでの実績を…」

典子「いや、人数足りないから…」

麻子「…………」

典子「だから予算を増やしてください!そうすれば設備を充実して人が来て大会に参加できてバッチリ優勝して実績を残せます!!」

麻子「風が吹いて喜ぶ桶屋並みの皮算用…」

優花里「いやだからそれには実績がないと」

麻子「堂々巡りだこれ」

優花里(熊殺しバレーウーマンを大会なんかに出したら殺人沙汰になります…ここは心を鬼にして…)

優花里「その件については生徒会の方で前向きに検討させていただきます」

典子「偉い人がよく使う逃げ口上じゃないですか!!」

優花里「そのご指摘に関しましては生徒会に持ち帰り誠心誠意勉強させていただきます」

典子「うっせー!」

麻子「やれやれ…生徒会に入らなくてよかった…」

【バレー部復活計画です!】 終わり
22 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:51:42.80 bhBK1pZ30
【そど子さんと作戦会議です!】


沙織「やっぱりインビジブルかなー。透明人間テーマな時点で察しはつくけど」

華「わかります。わたくしはカリギュラでやらかしました」

沙織「それボストンで公開禁止になったやつじゃない…」


そど子「ちょっとあなた達!待ちなさい!」
23 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:52:39.67 bhBK1pZ30
沙織「あ、そど子先輩だ」

華「あ、そど子先輩、こんにちは」

そど子「み、ど、り、こ!みんなそど子って呼ぶのなんなのよ!」

沙織「そど子のが語感良いですし」

華「こち亀のことをこちら葛飾区亀有公園前派出所といちいち呼ばないのと同じです」

そど子「そど子と緑子ではたいして変わらないじゃない!」バンバン

そど子「はぁ……そんなことより!ちょっと話したいことがあるんだけどいい?」

沙織「話したいこと?」

そど子「そう。とにかく生徒指導室に来なさい」
24 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:53:32.15 bhBK1pZ30
華「…もしかして、毎日早弁してることがバレたのでしょうか」

そど子「そんなことしてるの!?」

沙織「そうなんすよぉそど子先輩。この子一限目っから早弁するんすよぉ。マジありえないっすよねぇ」

華「あ、ズルいです」

そど子「最早朝ご飯じゃない!ダメよちゃんと朝食は摂らないと」

華「朝ご飯は毎日しっかり食べてますよ」

そど子「いよいよもってわからないわよ…その話じゃないし」

華「え、じゃあ沙織さんが女性向けアダルトビデオにハマって買いあさってる話ですか?」

そど子「なにしてんのよ!///」

沙織「なに知ってんのよ!///」

華「あ、違いました?」ウフフ

沙織「華って意外といい性格してるよね…」

そど子「……いろいろ言いたいことはあるけど、とりあえず今は冷泉さんの話よ」

沙織「へ?麻子の話?」
25 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:54:04.72 bhBK1pZ30
そど子「うん。冷泉さんの遅刻癖は当然知ってるわよね」

沙織「まあ、ほぼ毎日起こしてますし…」

そど子「だからダメなのよ!」バン!

そど子「誰かに起こされない限り起きないような有様じゃ、将来が心配なの!仕事とか何もできなくなっちゃうじゃない!」

華「そういわれましても…」

そど子「だから今日は一緒に考えるわよ!」

沙織「え、なにをです?」

そど子「冷泉さんの遅刻癖改善作戦会議よ!ついてきなさい!」グイグイ

沙織「えぇ〜…」
26 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:55:03.50 bhBK1pZ30
『生徒指導室』


そど子「さぁ、教えなさい!冷泉さんを起こす方法について!卒業するまでは毎日私が起こしてあげるの!」

沙織「なんかプロポーズみたい」

そど子「そういうんじゃない!いいから教えなさいよ!」

沙織「勘弁してくださいよ先輩…マジ私ちょっとアレなんで…」

華「そうですわ。こんな誰もいない教室に連れ込んで…」

そど子「私がカツアゲとかしてるみたいな感じに話すのやめてよ」

沙織「いやでも、ほんとなんもないんですって。起きるまで頑張って起こすのが基本ですし」

華「聖グロのときは街中で空砲かまして起こしましたね」

そど子「町の人に迷惑かけるのは却下」

そど子「それに、付き合い長いんだし秘訣の一つくらいあるでしょ?」

沙織「そりゃまあ…おばあさんの声を流すとか私のおっp」

華「武部」

沙織「おっといけないいけない」
27 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:55:42.20 bhBK1pZ30
そど子「…? いま『お』とか言わなかった?」

華「すいませんちょっとお待ちを…」

そど子「?」


華「沙織さん、乳吸わせてる(いどばた2参照)ってのは大っぴらに言うことじゃないでしょ」ゴニョゴニョ

沙織「ごめん、うっかり…」ゴニョゴニョ

華「なんとか誤魔化してください」

沙織「オッケー」
28 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:57:20.04 bhBK1pZ30
そど子「ちょっと!隠し事はナシよ!「お」なんなのよ!」

沙織「はいはいはい。えーと、麻子のおまんこを軽くひと撫でして…」

そど子「えっ」

華「武部」

沙織「はい」


華「おかしいのはわたくしの耳でしょうか沙織さんの脳味噌でしょうか」ゴニョゴニョ

沙織「後者です。いや…同性愛的なそういうのじゃないんですよ」ゴニョゴニョ

華「はぁ?」

沙織「いや、おしっこしたあとアソコ拭くでしょ?なんか麻子に母性本能働いちゃって」

華「安易なレズは害悪だって新三郎がパソコンで議論していました。そういうの駄目だとわたくしも思います」

沙織「なんか新三郎さんを見る目が変わったんだけど…」


そど子「……とりあえず聞いちゃいけない類の話ってことは理解したわ」

華「物わかりがよろしくてありがたいです」

そど子「んじゃあ、私も使うから頂戴。そのおばあさんの声っていうの」

沙織「いや、それは流石に…ねえ?」

華「なんていうんでしょうか、肖像権?プライバシー保護?」

そど子「変なところで常識人ぶるのやめなさいよ!すでにメッキはボロボロでしょうが!」

沙織「まあまあ…」

そど子「んがー!」
29 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/05(月) 23:58:23.95 bhBK1pZ30
華「…!」ティン

華「もう一つありましたよ!秘訣」

そど子「え、なに!教えて!」

沙織「?」

華「はい、あんこう踊りです!」

そど子「は?」

沙織「??」

華「そど子先輩はまだ参加していなかったので存知ないとは思いますが、麻子さんにはあんこう踊りにトラウマがあるんです!枕元で踊ると効果抜群ですよ!」
30 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:00:29.11 SqJJFllU0
そど子「えー…それ嘘なんじゃないの?」

沙織「…!」ティン

沙織「いや、ほんとにそれで起きますよ?何度もやったことあるし、ねえ?」

華「はい。皆さんやってることですし、安心安全ですよ?」

そど子「なんか危ない響きね…あんなピッチピチの恥ずかしい服着せられるのがトラウマなのは確かにわかるけど…」

沙織「あ、ついでに普通の格好じゃダメなんです。暴れん坊将軍の扮装をしていないと」

そど子「なんでそこで暴れん坊将軍が出てくるのよ!」

沙織「おばあ様がお好きらしいですよ。だからおばあ様を思い出しちゃうそうです」

華「領収書の『上様』ですら怖がってますしね」

沙織「ちなみにBGMも暴れん坊将軍のOPテーマですよ。大音量で」

華「その曲に合わせてあんこう踊りを踊れば一発ですよね」

そど子「いやいやいや!騙そうったってそうはいかないわよ!?」

沙織「そど子先輩、ウチらの方がずっと付き合い長いんで。マジマブダチなんで」

華「そうっすよ。適当なこと言うのやめていただけません?」

そど子「緑子だっつの!!!口調からして私をハメようとしてるじゃないの!」
31 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:01:26.94 SqJJFllU0
華「…………」ジーッ

そど子「な、なによ…」

華「……ひどいです」ウルウル

そど子「へ?」

華「わたくし、緑子先輩のことだけじゃなく、麻子さんのためを思ってお伝えしておりますのに…そんな、信用していただけないなんて…」シクシク

そど子「…うぅ」

沙織(悪女だなあ…)

そど子「……本当なのよね」

華沙織「「本当」」

そど子「そ、そう…じゃあ信じるわ。明日やってみる」

華沙織「「ファイト」」

そど子「…………」
32 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:02:53.76 SqJJFllU0
『翌日』



麻子「……お早う」

みほ「あ、珍しい。麻子さんが朝早く学校に来た」

優花里「今日は大雨ですねえ」

麻子「いやほんと…ろくでもない目に遭ったんだよ…」

みほ「え、なに?」

麻子「そど子が狂った」

優花里「へ?」


ゴモ代「……なにその恰好」

パゾ美「ハロウィン?」

ゴモ代「いくらただのコスプレ祭りと化した日本ハロウィンでも、その恰好は流石に違うと思うよ」

そど子「そうね。ところでクソアバズレ婚活女とアホ毛アホ華道女はいらっしゃらなかった?即刻切り捨てないといけなくて」

ゴモ代「さ、さぁ…(なにがあったんだろう…)」

パゾ美「……(あ、LINE来てる)」ポチポチ

そど子「ちょっと、興味ないからってスマホいじるのやめなさいよ」

パゾ美「……!」ブフーッ!

そど子「ん?」

パゾ美「あっははははははははは!!!」

そど子「おい、スマホ見せろ」

パゾ美「はははははは!!!」ダダダダダ

そど子「逃げるなああああ!!!」

ゴモ代「?」スマホポチポチ

ゴモ代「……あはははははは!!!!」

そど子「んあああああああ!!!!」


【そど子さんと作戦会議です!終わり】
33 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:04:30.03 SqJJFllU0
ダージリン「こんな格言を知っている?『酒が人間をダメにするんじゃない。人間はもともとダメだということを教えてくれるものだ。』」

オレンジペコ「立川談志師匠ですね」

ダージリン「ところでペコ、ここらで一杯紅茶が怖いわ」トントン

オレンジペコ「あはは…ただいまお淹れしますね」



【西住島田の飲み会】



千代「かんぱ〜い♪」チン

しほ「乾杯」チン

千代「んー!やっぱり久々のお酒はおいしいわぁ♪」ゴクゴク

しほ「……苦手なのかもしれないけどさぁ…」ゴクゴク

千代「?」

しほ「一杯目よ?モヒートなんか頼むんじゃないわよ」

しほ「出てくるの遅いから私のビールほら、泡がほっとんど無いじゃない…」

千代「一緒に持ってくる知能のない店員が悪いわよそんなの。それに私ビール嫌いなの」

しほ「あんた大学時代ビールぐいぐい飲んでたじゃない」

千代「あんなのオトコが酔わせようと飲ませにくるから、仕方なく乗ってあげただけよ」

千代「んな苦ったるいだけの麦汁なんて、エレガントな私には似合わないわ」ゴクッ

しほ「…大学時代趣味で男落としまくってしてサークル潰して遊んでた女がエレガントって悪い冗談ね」ゴクッ

千代「その話はやめて。黒歴史だから」
34 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:05:33.28 SqJJFllU0
千代「…まあ、その趣味のおかげで今の旦那と巡り会えたんだけどねぇ」ゴクゴク

しほ「え、なにそれ初耳なんだけど」

千代「あら、言ってなかったかしら?遊んでたらマジでキレた女の子に刺されちゃって」アハハ

しほ「え、それも初耳なんだけど」

千代「ほら、二回生の秋ごろ私学校来なかった時期なかった?手術とかいって」

しほ「それ刺されたからだったんだ…というかなんで教えなかったのよ」

千代「んー、なんとなく?」

しほ「そのとき死んじゃえばよかったのに」

千代「ひどぉい。…それでね、私のお見舞いに来てくれたのが今の旦那だけだったのよねぇ」

千代「殆どの男は、私がちょっとイタズラ好きな小悪魔ってだけで諦めるヘタレだったのによ?そこから恋が芽生えて〜」

しほ「なにが小悪魔よ。あんた裏で『アバズレクイーン』とか呼ばれてたわよ」

千代「え、初耳なんだけど」

しほ「そりゃ言ってないし」

千代「なんで教えないのよ!友達でしょ?!」

しほ「ちよきち、鏡っていう便利な道具を知ってるかしら?」

千代「ま、それはいいわ。というか知ってたし」

しほ「ロクな死に方しないわよ女狐」

千代「こんこーん♪」
35 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:06:26.74 SqJJFllU0
千代「ところで、しぽりんは今の旦那さんといつ会ったの?」

しほ「え、高校生の頃だけど」

千代「へぇ」

千代「…………」

しほ「何黙ってるのちよきち」

千代「ぶっちゃけた話するわよ?」

しほ「なによ」

千代「処女っていつ捨てた?」

しほ「」

千代「ねーねー、いつ捨てたのー?」

しほ「あんた酔ってるの?それとも素面なの?なんでいい年こいてサカリのついた女子高生みたいな会話しなきゃなんないのよ!」

千代「まあまあ。ちなみに私はあの後病院で初体験シちゃった。勢いで」

しほ「病院に迷惑かけるんじゃないわよ…」

千代「私は教えましたわよ?次はしぽりんさんの番です」

しほ「…………高校二年生の夏」

千代「あら、青春」
36 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:07:08.65 SqJJFllU0
千代「高校生かぁ。じゃあまほちゃんあたりはもう捨ててるわね。みほちゃんは今頃捨ててるかしら」

しほ「おっかないこと言わないで。まだあの子たちには早いわよ」

千代「さっきの御言葉を返すわね。鏡って知ってるかしら?」

しほ「あんたの愛里寿ちゃんもそのうち誰かに抱かれるのよ?」

千代「」

千代「……………………」ポロポロ

しほ「無言で泣くのはやめなさいよ…」

千代「…店員さん!お酒!おかわり!」ゴクゴクゴク

しほ「はぁ……」
37 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:08:18.05 SqJJFllU0
千代「私の夢はねぇ!愛里寿ちゃんのお膝の上で死ぬことなの!」ゴクゴク

しほ「娘の立場にもなりなさいよ…自分の親が膝枕されに来てそのまんま死んだらどう思う?」

千代「愛里寿ちゃんは天使だから昇天してもそのまま祝福してくれるはずよ!」ゴクゴクゴク

しほ「ちよきち飲みすぎ。あんた変な幻覚見えてるんじゃないの」グビ

しほ「でも、まあ…天使ねぇ…」

千代「愛里寿ちゃんは天使のようにかわいい娘よー。思いやりがあるし」

しほ「…親としては先輩だから助言してあげるけど、反抗期って急に来るわよ?」

千代「愛里寿ちゃんに反抗期なんて来ないわよ」

しほ「私も娘たちが小さい頃はそう思ってたけど」グビグビ

千代「下のみほちゃんは現在進行形で大絶賛反抗期真っ盛りですもんね」

しほ「……その話はやめて」

千代「しぽりんが素直じゃないからでしょうが」

千代「まあでも、まほちゃんは反抗期なかったっぽいわよね」

しほ「いや、まほにも反抗期来たわよ。あれはショックだった」

千代「あら、その話ぜひともお聞かせ願えます?」
38 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:09:40.33 SqJJFllU0
しほ「…まほが中学二年の頃だったわ」

しほ「まほはね、いつもは寝る前に『お母さまおやすみなさい』って言ってくれたのに…」

千代「うんうん」

しほ「……急に言ってくれなくなったのよ」

千代「うんうん、それで?」

しほ「え、終わりだけど」

千代「……は?それだけ?それが反抗期?」

しほ「私にとっては大ショックよ…お姉ちゃんの真似してか、みほもおやすみなさいって言ってくれなくなったし…」

しほ「…ショックだった」

千代「まあ、気持ちはわかりますわ。実の娘のことですし」

千代「私も『お母様、そろそろ別のお部屋で寝たいです』とか言われたらそのまま気絶して漏らす自信があるし…」

しほ「さっきから娘にトラウマ植え付けるようとするのやめなさい」

千代「しぽりんもたいがいじゃない。みほちゃんのこととか」

しほ「その話はよしてっての!ああもう!ビールもう一杯!」
39 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:10:35.51 SqJJFllU0
しほ「だってぇ!メンツのことしか頭にない旧家の糞ババアどもがうるっっっっっせえんだもん!!!」

しほ「ほんとはみほのこと抱きしめて撫でてあげたかったのよぉ!スポーツマンシップ溢れた行動だったしぃ!」ウアアアアン

千代(忘れてた…しぽりんって泣き上戸なのよねぇ。酔いが覚めちゃったわ)

しほ「この前だって…みほのところに派遣させてるうちの傘下の探偵がね、熊本にみほが向かってるって…」

千代「そんなことしてたの。素直に電話するなり会うなりすればいいじゃない」

しほ「だのにうちのまほが友達だって嘘ついて私に合わせてくれなかったし…なんかハンコも持ち出されたし…」

しほ「みほおおおおおおおお…」グスグス

千代(め、めんどくせぇ〜…)

千代(みほちゃんたちに恨みはないけど…他人の子供の話って聞くにはちょいと辛いものがあるのよね…)

しほ「ボコのぬ”いぐるみのでっか”いのだって買った”のに”!みほおおぉぉぉぉ……」

千代「…そろそろお開きにしましょうか」

しほ「みほおおぉぉぉぉ…」

千代「はいはい。今日は奢るわよ。あ、カードで」

しほ「…いいの?」グスッ

千代「いいわよ。私の親友だもの」

しほ「ちよきちぃ」

千代「ふふっ」ニヤリ
40 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:11:20.81 SqJJFllU0
『しばらく経って』


………………

千代「と、いうわけで、お宅の所有しているマウスを一両お借りしたいのだけれど、いかが?」

しほ「…あんたの持ち込んだこの書類を穴が開くほど見たんだけど、どう考えても借りたまま返さないっていうジャイアンスタイルなんだけど」

千代「貸してくれる?」

しほ「ンなわけないでしょ。寝ぼけたこと言ってないで帰りなさい」

千代「これなーんだ」ヒョイッ

しほ「……ボイスレコーダー?」

千代「ポチッとな」


しほ『ボコのぬ”いぐるみのでっか”いのだって買った”のに”!みほおおぉぉぉぉ……』


しほ「」

千代「で、マウスは貸してくれるかしら?」

しほ「ちよきちいいいいいいいい!!!」

千代「こんこーん♪」



【西住島田の飲み会 終わり】
41 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/06(火) 00:13:44.46 SqJJFllU0
ご覧いただきありがとうございます
気が向いたらまたこんな感じのを書くと思います
最終章の押安はいいですね。BC自由の演技がどこからどこまで演技なのか、第二話が待ち遠しい

【ガルパン】妹ちゃんスイッチ

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 13:03:22.47 w3W5B1rkO

 隊長のうなじのあたりには『お姉ちゃんスイッチ』が付いている。
 ダイヤル式で結構固く、目盛りは二つ。
 「黒森峰の鉄の隊長」と、「優しいお姉ちゃん」と。

(バカじゃないの)

 何が「お姉ちゃんスイッチ」か。
 全部なにもかも、あの子が考え出したくだらない遊び、ただの甘えだ。隊長も隊長で甘いのだ。隊長はいつもあの子には甘いから。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515902602
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 13:04:11.06 w3W5B1rkO


(まぁ、でも)

 ダイヤルが固い、というのはちょっぴり好ましいかもしれない。隊長らしいのかもしれない。隊長は西住流だから、鋼の心はきっとそう簡単には切り替えられないのだ。そういうところは、なんだか隊長っぽい。
 などと考察をして、いっそうバカバカしい気分になる。 
 こんなオママゴトは自分には関係ない。
 私はあの人の妹ではないしあの子ほど甘ったれてもいないのだから。



3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 13:04:57.65 w3W5B1rkO




 隊長が日本を離れるその日。
 空港のエントランスの片隅で。大勢の人達が行きかう喧騒の中で。
 さよならを言う隊長の声が、おどけた。

「エリカ、私の『お姉ちゃんスイッチ』をoffにしてくれ。このままじゃドイツに行けない」

 隊長は私の今日までの強がりをあっけなく台無しにした。
 本当は怒ってやりたいのに、そのはずなのに、胸の奥がきゅっとする。ああ本当にもう、何もかも台無しだ。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 13:05:36.57 w3W5B1rkO


「ほらエリカ、早く」
 
 隊長がくるりとこちらに背中を向けて、後ろ髪を持ち上げる。あらわに露出したその首筋。こちらを覗く隊長の口の端が、黒森離れしたやんちゃな角度で笑んでいる。
 寂しい。
 嘘でしょアンタ、と自分自身にうろたえる。
 だって今、ちょっと泣きそう。

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 13:06:52.04 w3W5B1rkO


「……っ」

 いよいよ目頭が熱くなって、ふざけないでと瞼を食いしばる。
 まさかまさか、自分がこんな感傷的な気分になるなんて。
 寂しい。

「エリカ? どうした?」
「あ、いえ」

 慌てた。隊長の顔が振り向きそう。冗談じゃない。こちとらガラにもなく涙ぐんでしまってるのだぞ。

「す、すみません、すぐにやります」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 13:09:51.39 w3W5B1rkO


「うん、頼む」

 よくよく考えればバカなやり取りだ。『お姉ちゃんスイッチ』だなんてあるはずないのに。
 そのあるはずの無いスイッチに、隊長の首筋のスイッチに、何で私は泣かされそうなのか。錯乱した心もちで、親指と人差し指で確かにぎゅっと強く握る。首筋のやわらかいお肉をぐっと押す。隊長の体温の暖かさが、はっきりと伝わってくる。

(offって、どっちにひねるんだっけ)

 スイッチをonにしたときは時計周りにダイヤルをひねった。ならば今回は反時計回りにダイヤルをひねるべきだろうか。

 なのに、私は、どうしてか、

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 13:10:50.35 w3W5B1rkO


 カチリ
 気が付けば、さらに時計回りにダイヤルをひねっていた。
 まるであたかも、ガスコンロの火を「弱」から「強」に上げるように。
 何を考えてそんな事をしたのかなんて、考えたくもない。
 ありもしないスイッチの、ありもしない機構の、恥ずべき捏造。
 やっぱりきっと自分は錯乱をしているのだ。
 なんてくだらない一人遊び。もうみほの事を笑えない。

 が、次の瞬間、ほんとうに一瞬のラグもなく、隊長が、可笑しそうにこう言ったのだ。

「こらエリカ、強くしちゃだめだろう」

 聞いた瞬間、無理だった。もう、こらえきれなくなった。

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 13:11:46.46 w3W5B1rkO


「ひぃん」

 急激に視界がにじんで、音が聞こえそうなくらいにボロリときた。

「ひぇっ」

 むしろ感情にほうにタイムラグがあって、悲しくもないのに勝手に涙があふれてくるような状態で、一時はむしろ腹が立っていた。

「ひぃっ、ひえっ、ひぃん、おごっ」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 13:12:23.98 w3W5B1rkO


 そのくせ情けないは勝手に後から後からもれてくる。それを必死に飲みくだそうとする。けれど押しとどめようとすればするほど、腹の奥からいよいよ感情が湧き上がってくるのだった。
 寂しい、寂しい、寂しい。

「エリカ」

 隊長は今や容赦なくこちらを振り向いていた。

「ず、ずびばぜん」
「いや……」

 驚いたような雰囲気の、隊長の声。まともに顔が見れない。顔から火が出そうだった。

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 19:48:04.38 QhXPyWIFO


(お願いですから隊長、『どうしたんだ』とは聞かないでください。答えようがありません)

 だってどう説明しろというの。
 留学といっても隊長は時期にまた黒森峰へと帰ってくる。それに留学中はいつだってスカイプを使って互いの顔を見ながら話をすることができるのだ。 
 それなのになんだ、寂しいって。妹扱いされたのがそんなに嬉しいのか。
 そんな事を認めたら、いよいよみほを笑えなくなる。
 今まで作り上げてきた自分の人間像が全部ぶち壊しになってしまう。

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 19:50:35.91 QhXPyWIFO


「そういえば、私が高校に上がって熊本の家を出るとき、みほにも泣かれたよ」
「ぐぎぃ……」

 やめて。隊長は本当にこういうところはデリカシーがない。今だけはあの子と私を比較しないで。分かるでしょう。けどそれって私の勝手な言い分? 自分勝手? あぁなんかもうわけわかんない。頭が混乱する。
 そうしてクチャクチャになった頭でこの涙についてどう言い訳をしようとさらなる混乱を重ねる。そうしている間にも涙やら嗚咽やらは後から後から……ああもう!
 そんな私を横目に、隊長が、

「みほの言った通りだった。エリカにもやっぱり付いている」

 と、意味の不明な事を言って小さく笑った。
 意味は分からなかったが、『みほ』の関わりを示唆する隊長の一言がものすごく気になった。おかげで一瞬、涙と嗚咽が引っ込むほどに。

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 19:51:47.33 QhXPyWIFO


「あの。みほが、なんです?」
「何日か前に、みほと電話で話をしていてね」
「はい」
「みほの頬っぺたにはね、『妹ちゃんスイッチ』が付いているらしいんだよ」
「……」

 くらぁっ……と、一時、平衡感覚が乱れたような気がする。
『妹ちゃんスイッチ』ってなんだ。語呂が悪い。せめて『妹スイッチ』じゃないのか。いやそんなことはどうでもいい。あのおばかは本当にこういうくだらない事しか考えないのか。

「じつは私が幼いころに考えた遊びらしいんだけど」

 今度こそ本当に立ち眩みがした。

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 19:52:48.28 QhXPyWIFO


「でも私自身はそれを忘れてしまっていてね。みほの説明によると、私がそのスイッチをonにしたらみほは全力で私に甘えなきゃいけない、そういう遊びだったそうだ」
「……。」

 この時、私の脳裏には、数日前のある記憶がよみがえっていた。
 昼休みの食堂。自分を呼ぶ隊長の声と同時に肩をたたかれて、「あ、隊長」と自分がと振り向くと、

 ぷにぃ

 と、隊長の指に頬を刺されたのだ。
 あの時は唖然とした。
 小、中生の頃に流行ったそのいたずらを、まさか高校生にもなって、しかも黒森峰の隊長が。ここしばらくテンションが高いと皆に噂をさていた隊長だけど、まさかここまではしゃいでいらっしゃるとは——。

「……」

 そして今、わたしはその時の何倍も、唖然としている。

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 19:54:28.37 QhXPyWIFO


「あの……私のスイッチをonにしようとしてたんですか? いや、ていうか……妹ちゃんスイッチとかありませんし……ていうかていうか、みほが私にもスイッチが付いているといたんですか。なんですか、なんでそんな話になるんですか。意味がわかりません……」
「えっと、『お姉ちゃんスイッチ』を貴方にonにしてもらったよという話をみほにしていてね。その流れで」
「ぎぃー!」

 なんかもうぶちまけたい文句が山ほどあってそれらが大爆発を起こしてしまいそうだった。言葉がうまく紡げない。
 だが癇癪をなんとかこらえつつ、抗議の文句を絞り出す。

「ですが、私は……隊長の妹ではありませんし」

 すると隊長が、あっけらかんとして答えた。

「そうだけど、似たようなものだよ」
 
 言われて、いよいよその場にうずくまりたくなる。


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 19:55:39.03 QhXPyWIFO


「うぅ」

 立ち眩みとは違う。とにかくなぜだか恥ずかしかった。自分が全裸なのを気づかずにずっとこれまでを隊長のとなりで平気に恰好を付けて過ごしていたかのような、そんな気分にさせられている。お願いです、私を見ないでください隊長。

「いい加減にしてください隊長。なんなんですか」
「どうした」
「どうした、じゃないです……」

 自分は『黒森峰副隊長・逸見エリカ』として生きてきた。この人にとってもそうであろうと一生懸命頑張ってきた。なのに、なんだ、私はただの『妹ちゃん』か。恥ずかしさと、悔しさと、怒りと——そしてたしかな喜びがあった。

 ……喜び!?

 なんなのよ私!

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 19:59:47.05 QhXPyWIFO


 突如として様々な感情が嵐のように吹き荒れた。右から左から多種多様な感情が滅茶苦茶に吹き付ける。私は吹き飛ばされそうになる暴風の中を目も明けられず必死に手探りで逃げ惑う。そして、とうとう逃げ場を見つけた。

 『お姉ちゃんスイッチ』
 『妹ちゃんスイッチ』

 そうだ。それが悪いんだ。脳天お花畑姉妹の考えたこのくだらない遊びが悪いのだ。自分はそれに巻き込まれたのだ。
 だから私は悪くない。
 私は一人の被害者なのだ。
 何もかもこの人が悪いのだ。この人が……。
 その結論にすがりついた時、私の中の何かが、焼き切れた。焼き切れて、それまで正常に作動していた何かが、もう、上手く作動しなくなってしまっていた。

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:00:35.20 QhXPyWIFO


「隊長、ごめんなさい、お別れの前に、どうせですし、ちょっとだけ、いいですか」
「うん? 何が?」
「いいですか」
「だから、何が」
「いいですか」
「??」

 バカみたいに繰り返す私。
 隊長は戸惑ってはいたようだけれど、それでも、私の様子に何かを感じ取ってくれたのだろう。
 俯く私に、駄々っ子をあやすように声をかけてくれた。

「うん、いいよ」

 よくわからないけど貴方の好きになさい、そういう寛容な優しさが、隊長の声にありありとこもっていた。もう、それに抗うことができない。その自尊心は今やもう、嵐に負けてボロボロになってしまった。風に飛ばされてきた様々なもが次々と衝突してきて、もはや見る影もない。けれどかえって、なんだか素直な気分ではあった。

「では、ちょっとだけ、失礼します」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:02:46.00 QhXPyWIFO
「では、ちょっとだけ、失礼します」

 おずおずと、隊長に歩み寄る。私が何をしようとしているのか、隊長もすぐに理解したのだろう。おや、というような表情をしているのがちらりと見えた。だけど今はもう、私には隊長のほっぺたしか見えてない。などと言うとまるで隊長の頬にキスをしたように見えるけど。そうじゃない。そこまではできない。ほんのちょっとだけの、軽いハグ。隊長の体に私の体を軽く押し当て、隊長の腕に自分の腕を重ねる。ハグとも言えない淡い接触。それでも、隊長の身体と触れ合った部分から、ズンとした強い安らぎを確かに感じた。私の皮膚を圧する隊長の身体の存在圧がはっきりと伝わってくる。と同時に、隊長の香りが、私の呼吸に合わせて鼻の奥にそよいでくる。きっと、あの子が子供の頃に嗅いでいた匂いなのだろう。姉妹の香り。その香りは、晴れの日の畳と、雨の日のお線香と、それを混ぜたみたいなどこか懐かしいにおいがした。
 
「……ありがとうございました」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:03:42.47 QhXPyWIFO


 名残惜しいけれど、私は踏ん切りをつけて体を離そうとした。なのに隊長は、私の体に腕を回し、それぞれの腕で、腰のあたりと肩甲骨のあたりを、ぽんぽんと撫でるようにたたいてきた。
 間の悪い人だ。と、私は照れ隠しに口を尖らせる。
 隊長が、笑いながら、ささやいた。

「大丈夫なのかな」
「え?」
「少し、心配になってきた」
「えと、黒森峰の事でしたら、いえ、けっしてご心配は……」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:04:29.67 QhXPyWIFO


 学園の戦車道をこんな甘ったれに任せておいて大丈夫だろうか、私は隊長の言葉に込められた意図をそう解釈していた。当たり前だ。自分自身でも自分の甘っちょろさに頭を抱えているのだから。
 だけど、私のその考えは少しズレていたようだった。あるいは、隊長の考えの方こそズレているのかもしれないけれど。

「いや、黒森峰が、というか」
「はい?」
「貴方が、ね」
「どういう意味でしょう」
「私がいなくて、一人で大丈夫なのかな」
「……へ」

 隊長に背中をぽんぽんと撫でられながら……私はなんだか、自分が隊長の自宅のペット犬にされたような心持を味わっていた。

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:05:23.70 QhXPyWIFO
 ふと、思う。
 隊長って実はかけねなしに優しくてかつ重度の甘やかしぃなのではなかろうか。かつ、それと同じくらいに生真面目な性格でもあって、だから普段は西住流の長女としてそれにふさわしい人格を装っているけれど、実は根っこの部分はそうでもなくて……もしかすると、真面目さの裏にため込まれたそのありあまる豊富な母性を、そのはけ口となって一心に受けとめたのが、妹であるみほ? だとするとみほが甘ったれなのは、何もかも全部この人のせいで、もしも私の姉があのいまいましい姉貴ではなくこの人だったなら、あるいはもしかして私もみほみたいな甘えた人間になっていたのでは。
 いやそれこそ安易なこじつけだろうと己をたしなめつつも、

(やばい、これ以上は本気でやばい)

 という焦燥にも襲われている。

(はやく『お姉ちゃんスイッチ』を切らないと)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:08:03.03 QhXPyWIFO


 これまで培ってきた「逸見エリカ」という存在の、その核心の部分がいよいよ崩れてしまいそうな予感がある。
 とにかく私は、努めて隊長から一歩距離を取った。

「あの、では、そろそろ」
「え、あ……そうか……」

 隊長が本気でなごりおしそうな表情をしていたので、それを意識しまいと必死に眼球を力む。
 しかし、けれど、不思議……いつからなのだろう。
 隊長はいつの間に私ををこんな風に意識してくれるようになったのだろう。あるいは私がみほを意識しているから? 隊長にとってあの子は特別だから、あの子を意識している私もまた隊長にとってもしかすると……あぁ駄目だ、考えるだけで人間がだめになりそうな多幸感が脳髄のあたりからしみだしてくる。ヨダレがでちゃいそうになる。そうか。この感覚か。このぽわわんとした感覚がみほを駄目にしたのではないだろうか。これが『妹ちゃんスイッチ』の力なのだろうか……。だとしたら、だめだ、このままではほんとにわたしもらめになゆ。

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:09:11.29 QhXPyWIFO


「隊長。勘弁してください。どうか私のスイッチもちゃんと切っていってください」

 などと馬鹿な事をそれなりに真剣に言っているのだから、やはりすでにかなり頭が湧いている。

「そうだな。じゃあ、一緒にoffにしよう」
「はい」

 互いに向き合ったまま、相手のスイッチに手を伸ばす。自然、私は隊長の肩を抱き寄せようとしているような恰好になる。隊長の瞳の奥にそれを望んでいるような色めきがあるような気がされて、また心を乱される。だけどタイミングよく隊長の指先が私の頬に触れてきて、はっとさせられた。全身の毛穴が一斉に開いたようなシビレに襲われたが、それがあまりに強烈で、かえって心を落ち着かせることができた。

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:10:51.20 QhXPyWIFO


「じゃあ、せーので、いきますね」
「うん」
「では……せーのっ」
「んっ」

 力を込めて、手首をひねる。ちゃんと、隊長にとっての反時計回りに。
 それと同時に、隊長の指先が私の歯茎を頬越しに圧迫する。
 スイッチの切り替わる明確な瞬間は分からないけれど——
 カチリ、とスイッチの切り替わる、そのイメージを心の底で強く思い描いた。
 互いの腕は伸ばしたままに、ちょっと間、あたりの喧騒に意識を溶かす。隊長が一度ゆっくりと目を閉じて、 

「……ふぅ」

 目を開けた時には、隊長の顔つきがどことなく凛々しくなったような気がした。
 私の表情筋にも張りが戻っている。

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:11:41.89 QhXPyWIFO


「offになりましたか」
「うん、なった」

 互いに伸ばしていた腕を下ろし、自然な姿勢で見つめ合う。 
 隊長の瞳の光も、それを受け止める己の瞳の温度にも、いつもの冷たさが戻ってきている。
 ロビーにアナウンスが流れて、ドイツ行の便の乗客を急かしていた。

「では、行ってくる」
「はい。ご武運を」
「うん。黒森峰の戦車道を、頼む」
「はいっ」

 言って、互いに敬礼。

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:12:36.81 QhXPyWIFO


 言って、互いに敬礼。
 自然と心も引き締まり、常日頃の厳格かつ自尊心を満たす心地よい意識が胸の内に広がって——

「……ぷっ」

 なのに、隊長が再び何もかもを台無しにしたのだった。
 そのあとはもう、駄目だった。二人とももう、笑い止まらなかった。

「なんだんですかもう、いい加減にしてください、笑わないでください」
「貴方こそ笑ってるでしょう」
「だって隊長が」
「貴方が急に真面目な顔をするから」
「だから隊長もです」

 引き返すのが遅すぎたのかもしれない。もう、何もかもが崩れてしまったのかもしれない。だって今はもう、そのことが、ちっとも悔しくないのだから。悔しいと思う感情さえもはやかなたへ吹き飛ばされてしまったようだった。

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:13:05.93 QhXPyWIFO





「お母様がこなくてよかった」

 隊長は最後にそう言って笑って、搭乗ゲートの向こうに消えていった。
 二度とこちらを振り返ることはなく、その背中はやっぱり生真面目で、黒森峰の隊長で……遺された私はもう、寂しくなかった。





 ————————————————————————。
















30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:14:17.51 QhXPyWIFO


 無限軌道杯の開催を隊長に報告した。私が軽い不安を口にすると、隊長はいくらかの励ましを返してくれた。
 画面の向こうの隊長は、以前にもまして大人びた雰囲気をまとっている。きっと、ドイツで様々なことを学び、鍛錬をつまれているのだろう。
 私も私にできることを精一杯に頑張らなくては。
 思いを新たにし、私は通信を終えようとボタンに手を伸ばした、その時だった。

『エリカ』

 画面の向こうで、隊長が、自分の頬に人差し指を立てた。いつの間にか隊長の表情が、和んでいる。
 隊長の頬が指先に押されてプニィとへこむ。その反動で強化された隊長のえくぼが私を見つめて微笑んでいる。
 私はほんの少し口元を緩めて、だけど、はっきりと左右に首を振った。

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:19:29.66 QhXPyWIFO


 すると隊長は満足そうに「わかった」とうなずいて、それからまた、いつもの隊長に戻った。

「じゃあ、またね」
「はい、隊長」

 通信が切れて、真っ暗になったディスプレイを見つめる。
 ディスプレイには自分の顔が反射している。

「隊長が日本に帰ってきたら……もう一度くらい、押してもらおうかな」

 画面の映る私の顔が、むずがゆそうに照れ笑いをして、それからそっと、人差し指の先で自分の頬を撫でた。













妹ちゃんスイッチ

おわり
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 20:21:03.59 QhXPyWIFO
ありがとうございました。

大洗VS黒森峰はやっぱり5話とか6話になるのかなぁ。
待ち遠しい。

【ガルパン最終章】まほ「妹を返してもらおう」お銀「なら勝負だ!」

1 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 19:12:17.63 XqtillvM0
まほ「うーむ、入学手続きや式典の出席のために一時帰国して、ついでにみほの顔を見ていこう
と思ったらみほが艦底に巣食う不良どもに囚われていたとは…」

エリカ「隊長、ものすごい説明台詞ですね」

まほ「やかましい」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514715137
2 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 19:16:46.68 XqtillvM0
まほ「それにエリカ、もう『隊長』はよせ。今はお前が隊長なんだから」

エリカ「じゃあなんてお呼びすれば…」

まほ「まあ『ご主人様』とか、『お姉様』とか」

エリカ「…じゃあ『西住先輩』で…」

まほ「…」

エリカ「なんで不満気なんですか」
4 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 19:22:14.00 XqtillvM0
まほ「それにしても荒れた場所だな、『大洗のヨハネスブルク』とはよく言ったものだ」

エリカ「黒森峰では考えられませんよね、やっぱり風紀委員の人に同行してもらった方がよかったんじゃ…」

まほ「ん?なんだ?」

エリカ「鉄条網でバリ封してありますね」
5 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 19:30:50.24 XqtillvM0
エリカ「引き返しましょう、これは道具がないと無理ですよ」

まほ「まあ待て、しゃぁぁぁぁっ!」

ズバァァッ!

まほ「これでよし、先を急ぐぞ」

エリカ「あ、あの…、今のは…」

まほ「西住流南斗水鳥拳だ」

エリカ「ええ…」
6 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 20:13:47.73 XqtillvM0
まほ「ちなみにみほは南斗白鷺拳、お母さまは南斗鳳凰拳の使い手だ」

エリカ「家元って心臓が右側にあったんですか…」
8 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 20:50:00.96 XqtillvM0
まほ「お父さまは北斗神拳の使い手でな、お母さまはいつも『常夫さんは拳法家時代の私が
敵わなかったただ一人の男性なの♡」って…」

エリカ「はあ…(眉に唾をつけながら)」
9 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 21:03:50.75 XqtillvM0
まほ「みほが叱られた腹いせにお父さまのために撮られたお母さまのコスプレ写真をばらまいたことがあってな、
お母さまは、『これじゃ南斗暴露拳だわ、トホホ…』って…」

エリカ「誰が上手いこと言えって言いましたか。ていうか何やってんだこの変態ファミリー」

まほ「ちなみにお母さまがコスプレしてたのはキルラキルの鬼龍院皐月だ」

エリカ「うわっすげえ似合いそう」
11 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 21:24:48.69 XqtillvM0
まほ「エリカ、お前も黒森峰の隊長になったからには、そろそろ南斗人間砲弾の修行を…」

エリカ「なんでやねん」
12 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 21:33:43.16 XqtillvM0
まほ「そうこうしてるうちに着いたな」

エリカ「『BARどん底』…、ここですね」

まほ「邪魔するぞ」

フリント「吐いて〜♪吐いて吐いて吐いて〜♪…誰?」

ラム「うほっ、また余所者が来やがったぜ」

ムラカミ「なんだぁ?他校の制服着てるじゃねえか」

カトラス「いらっしゃい、何にする?」
13 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 21:40:52.15 XqtillvM0
まほ「ミルク…と、言いたいところだがつまらん小芝居をしてる暇はないんでな、妹を返してもらおう」

カトラス「妹?ああ、戦車の隊長だったらそこで掃除してるよ」

みほ「あっ、お姉ちゃん、逸見さん!どうしてここに!」

エリカ「あんた何やってんのよ…」

みほ「いや、サメさんチームに用があって艦底に降りたらなんか捕まって掃除させられることに…」
14 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 21:52:06.96 XqtillvM0
まほ「みほ、帰るぞ」

フリント「待ちな、ただで帰すわけにはいかねえな。あたいらと勝負しな」

まほ「お前らのことは武部さんや秋山さんから聞いている。言っておくが私は西住流宗家の長女で黒森峰の前隊長だ、ロープワークも
手旗信号も指相撲も格闘技もお前らなど相手にならんぞ」

エリカ「そうよ!特に格闘技は謎の中国拳法の使い手なんだから!」

みほ「お姉ちゃん、人前で使うなってお母さんに言われてるのに…。あ、そうだ、逸見さん新隊長就任おめでとう」

エリカ「あ、ありがとね」

みほ「それで、南斗人間砲弾の修行はいつから…」

エリカ「だからなんであんたら姉妹は私を大砲に詰めて撃ち出そうとするのよ!」
15 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 21:59:46.90 XqtillvM0
お銀「待て、そいつはただ者じゃねえ。お前らが束になってかかっても歯の立つ相手じゃねえぞ」

ラム「あっ親分!」

まほ「ようやく話のできるやつが現れたか」

お銀「妹を返して欲しけりゃあたしと勝負しな」

まほ「いいだろう、方法は?」
16 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 22:10:32.61 XqtillvM0
お銀「ハバネロクラブの呑みくらべといきたいが、昨日生徒会長が『先日のアレ、とても美味しかったです♪』って
全部買占めてったからな、別の勝負だ」

みほ「華さん、どういう内臓をしてるの…」

お銀「勝負はこれだ!」

まほ「ほう、人生ゲームか、受けて立つぞ」

エリカ「だからなんでやねん」

みほ「時間かかりそうだね…」

お銀「最初の職業が…あたしは『自称YоuTubeの人』か」

まほ「こっちは『エロ同人誌の転売屋』だな」

エリカ「どっちもロクなもんじゃないわね…」
17 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 22:17:33.75 XqtillvM0
〜2時間後〜


お銀「うーむ、揃って貧乏農場送りとは…」

まほ「引き分けだな」

エリカ「何やってんだこいつら…」

みほ「本当に何やってんだろうね…」

お銀「フリント!マイクを寄越せ!今度はカラオケで勝負だ!」

まほ「望むところだ、訓練の成果を見せてやる」

みほ「お姉ちゃん!カラオケで勝負って…!」

エリカ「ねえ、隊長が歌ってるとこ見たことないんだけどどうなの?」

みほ「…」

エリカ「あっ…(察し)」
18 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 22:25:26.09 XqtillvM0
まほ「あなたとぉぉぉぉ、越えたいぃぃぃぃっ天城ぃ越ぉぉえええっ♪(変な裏声)」

ピッ♪ 100/18点

まほ「よし、特訓の成果が出たな。前回よりも3点上がったぞ」

みほ「…」

エリカ「…」

ラム「親分!こいつは楽勝っすよ!」

フリント「いや、お前は聞いたことないかもしれんが、親分の歌も…」

ラム「え?」

ムラカミ「…」

カトラス「…」
19 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 22:31:55.40 XqtillvM0
お銀「ただぁ一つのぉぉぉ憧れだけぇぇぇはぁどこの誰にもぉ消せやしぃぃぃないぃぃぃさぁぁぁっ♪(やっぱり変な裏声)」

ピッ♪ 100/18点

お銀「また互角か…」

まほ「なかなかやるな…」

みほ「掃除終わったから帰っていいかな?」

エリカ「ちょっと!あんたのために来たのよ!私を一人にする気!?」
20 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 22:50:00.54 XqtillvM0
〜18時間後〜

カトラス「女騎士はオークの集団に囲まれた。『くっ、殺せ!』ダイスを振って12が出たらオークのナニを絞り尽くして勝利、
それ以外なら『チ○ポには勝てなかったよ…』で、出た目の2倍の数値をHPから引いてください」

お銀「よーし、12出ろ12出ろ…ああっ8かあ、HPごっそり削られたなあ」

まほ「ふっふっふ、形勢逆転のようだな」

エリカ「ねえ、なんで私らTRPGなんてやってるのよ…?」

みほ「なんでだろうね…」

まほ「仕方ないだろう、UNOでもモノポリーでもマリオカートでもスマブラでもスプラトゥーンでも洗濯バサミ乳首綱引きでも
決着がつかなかったんだから」

お銀「これが済んだらエアホッケーとツイスターゲームで勝負だ!」

まほ「望むところだ」

みほ「お姉ちゃん、ただ遊びたいだけでしょ?」

21 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 23:01:38.93 XqtillvM0
ヴーッヴーッ

みほ「お姉ちゃん、電話鳴ってるよ」

まほ「ええい、いいところなのに…、お母さまからだな。あ、もしもしお母さま?申し訳ありませんが今取り込み中で…、
いや、大事な勝負が…、手続きや式典すっぽかして何やってんだって…」

みほ「お姉ちゃん…」

エリカ「何やってんだこいつ…」

まほ「いや、だから大事な勝負があって…え?入学取り消し?どういうことですか!?ちょっと!もしもーし!もしもーし!」

みほ「あーあ…」

エリカ「いや、本当に何やってんだこのバカ」
22 :◆e6ps/CejpA 2017/12/31(日) 23:13:26.79 XqtillvM0
無限軌道杯1回戦当日…

まほ「大洗女子学園・西住まほ、短期転校の手続きは済ませてきた」

みほ「えーっと…、今回の戦いは河嶋先輩だけじゃなくて、お姉ちゃんのAO入試も賭けた戦いになりました。甚だ
公私混同ではありますが皆さんのご理解とご協力をお願いします…」

一同「…」

みほ「というわけで、今回カメさんチームは河嶋先輩が車長なのでお姉ちゃんは装填手としてヘッツァーに…」

まほ「よろしく頼む」

桃「お、おう」

杏「ちょっと、なんなのこれ…」

柚子「なんだかなあ…」


                             終
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