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カテゴリー [ ガールズ アンド パンツァー SS ]

  • 【ガルパン】西住みほ歌集「おかあさん」 [2018年11月06日]
  • 【ガルパン】マリー「バレンタインデー」 [2018年02月17日]
  • 沙織「バレンタイン・イブの夜」 [2018年02月14日]
  • 【ガルパン】西住みほ歌集「おかあさん」 [2018年01月13日]
  • 沙織「ええっ!?アヒルさんチームとカバさんチームがケンカ!?」 [2018年01月10日]
  • 【ガルパン】マリー様のロイヤル放屁 [2018年01月02日]
  • 【ガルパン 】まほ「許してくれ...」 [2017年12月30日]
  • 【ガルパン 】まほ「許してくれ...」 [2017年12月30日]
  • 【ガルパン】まほ「みほ警察だ!!!」小梅「最終章」 [2017年12月29日]

【ガルパン】西住みほ歌集「おかあさん」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:02:58.06 +/hQclFO
 去年の暮、母の癌が三度目の再発をしました。
 80歳を越ての再発。
 けれども私や菊代さんや孫達の哀しみをよそに、当の母自身はむしろその知らせに心の落ち着きを得ていたようです。
「常夫さんやまほが迎えに来てくれたのね」
 そのつぶやきと共に母が浮かべた微笑みは本当に穏やかなものでした。

 今、その時の彼女の心境が私自身に乗り移っています。

 家族、友人、貴方達に心よりの感謝を。 
 そして母へ。
 本当にありがとう。

 私は今とても穏やかな気持ちで私の最後の歌集を編み上げています
 この歌集を、私と共に生きてくれた全ての人達へ捧げます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515672178
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:03:30.12 +/hQclFO

1.母

















卵巣も 膵臓もはや 打つ手なし

 母にゆっくりと 今年の夏来よ







3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:04:04.31 +/hQclFO







母の影 わたしの影と 並びゆく

 影さへも母は 迫力あらず








このひとは だんだん子供の やうになる

 パンツ一枚で 西瓜くひゐる







4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:04:50.25 +/hQclFO








この母に こんな晩年が 来ることを

 知らずに逝きたる 父がかなしい








何をどう話そうにも忘れてしまふ この母に

 道辺のちひさな かたばみの花







この母に 六十年まへは 鮮らしく 

『てゐがあ2』の 絵図まで描けるのに






5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:05:21.30 +/hQclFO









姉の死さへ 忘れし母の 後ろでを

 茱萸の葉ゆらせし 風がすぎゆく








畦道を はだしで歩いた 日のことを

 死んだあなたは 忘れたらうか











6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:06:25.28 +/hQclFO








2.友













気まぐれに 電話してくる この人は

 何十年経っても 私をふくたいちょうと呼ぶ


ものを忘れ やっかみ心も薄れゆき 

 こゑの可愛い 老女となれり


あなたは あなたでいのよと 言ひくれて

 五十年来の 友の頬杖


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:07:06.13 +/hQclFO








幽霊に なつても来てほしい 人たちを 

 机の向かうに 何人と数ふ








旦那なく ひとり暮らせる 六十五歳
 
 文藝ゼクシィ 四、五冊積みて





8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:07:42.59 +/hQclFO





女にも あんな挨拶 あっていい

 やあ、しばらくと はじくカンテレ






晩年を この人たちは 生きゐるが

 何とはきはきと 昔を語るあんつゐお






五十年の 歳月の向こうに 煤けたる

 艦の梁見ゆ 老いた友見ゆ






9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:08:20.07 +/hQclFO
3.日々















発言しておいでと母が言ふからに
 
 戦車道連盟 熊本会議




10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:09:19.56 +/hQclFO





湯あがりに 耳かゆければ 綿棒を

 こよこよ動かす 耳傾けて





治療費に足りない財布のお金見て 

 夫がカードで支払ひくるる





西海が 西住の姓の 始まりと 

 郷土史家言ふ 説得力がある









石の上に 私の母が 腰おろし 
 
 夏のひざしに 縮まりてゆく









11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:09:55.19 +/hQclFO
4.菊代歌



臨終には しほさんしほさんと 呼ぶだらう

 家元だとか 奥様ではなく



さみしい人と なりてしまひし しほさん

 あなたからあなたが 剥がれてゆく



『たんぱく質の一生』はむつかしき本なれど

 その一生が われらの一生



臨終の身は 六十兆の細胞の死ですか

 ページ開けたまま しほさんに問ふ



このうへに 何が起こるか 六十兆の

 細胞ひとつの 気まぐれ次第




あの喪服を 洗ひに出して おかねばと ぼんやり思ふ 見舞いし後





12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:11:40.25 +/hQclFO

5.母の病室
















夕陽ですよ お母さん 薄き目をひらきてみれど 見分からぬらしき


薄い目を あけて私を見る人が 今ひしひしと たつた一人の母


死んでゆく 母に届かぬ 何もできぬ

 蛇口の水に 顔洗い泣く


誰か居て わたしは怖い 母が死ぬ

 真水の底の やうなこの部屋
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:12:43.08 +/hQclFO





お母さん あなたは私のお母さん 

 かがみ覗く 薄くなりし眼を












今はもう 静かに昏睡に入りゆきて

 死を知らぬまま 逝かせやりたし







14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:13:56.13 +/hQclFO

6.母遺歌













かたばみの小さな花を摘みあつめ五歳のあね走る 四歳のいもうとつれて



クレヨンで汚れし手指を洗いひやるもうぢき五歳になるのかみほも



焼きたてのホットケーキは甘いのよ娘らに言ふ私はお母さん



歳月は返り来るなり二人子を膝に添はせ『じゃあまんせんしゃ』読む



働いて子供を産んで死んでゆく真つたう平凡な一生肯ふ



クレヨンがここにも転がり子供らの眠りし部屋に日差しの残る



足元のたんぽぽたちは健やかだどうつてことないよなあ、ほんと










15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:15:30.81 +/hQclFO

7.





ひとことも言はずに死んだ
ひと風草のような
それがやさしさだったのだ
わたしのお母さん






 結


(西住みほ 20xx年 没)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:17:57.68 +/hQclFO
ありがとうございました。
ちょっと変わったネタですが、こういう変化球もたまにはありかなと。(駄目?)



歌の改変元:河野裕子「母系」

【ガルパン】マリー「バレンタインデー」

2 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:16:28.02 OP+bt3h50

マリー「…」モグモグ

押田「…」ペラッ

安藤「…」カリカリ

マリー「…あら。ねぇ押田」

押田「はい、マリー様」

マリー「今日は何日だったかしら?」

押田「えっと…今日は2月の5日ですね」

マリー「ふーん…」モグモグ

押田「どうされました?練習試合は月末の予定ですが」

安藤「…」カリカリ

マリー「…バレンタイン」

押田「マリー様?」

マリー「…もうすぐバレンタインじゃない!」

押田「え?」

マリー「私、2人からチョコレートが欲しいわ!」
3 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:17:04.27 OP+bt3h50

押田「…」

安藤「…ふーっ、終わったー…」

安藤「隊長。例の書類、ここに置いとくぞ」

マリー「えぇ。あとで確認するわ」

押田「…あの、マリー様?」

マリー「何かしら?」

押田「お言葉ですが、その…バレンタインのチョコレートは、そもそも男性に贈るもので…」

マリー「?」

安藤「ん?なんの話だ?」

押田「キミには関係…いや、あるか…」
4 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:17:34.20 OP+bt3h50

安藤「…フーン、そういえばもうすぐバレンタインだな」

押田「キミからも説明してくれ。バレンタインのチョコレートは、そもそも女性が想いを寄せる男性に…」

マリー「そうなのかしら?」

安藤「…あぁ、温室育ちのお嬢様は、教科書に書いてあることしか知らないか」

押田「な、なんだと!?」

安藤「今どき、バレンタインをそんな考え方してるヤツの方が少ないっての」

安藤「女同士で贈りあったり、自分へのご褒美って用意するヤツもいるぞ」

押田「…そ、そうなのか?」

マリー「あら?そうなの?」

押田「マリー様!?知らずに話していたんですか!?」

マリー「バレンタインだし、チョコレートが欲しかっただけよ」

押田「えぇ…」
5 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:18:06.84 OP+bt3h50

マリー「チョコレートー。ちょーこーれーいーとー」扇子ブンブン

押田「わ、わかりました!わかりましたから!」

安藤「(っつーか隊長、ケーキ食べながら平気でチョコレートの話できるのかよ…)」

マリー「…あ、そうだ。貴女達もチョコレートを交換したらどうかしら?」

安藤「…え?」

押田「わ、私が安藤と、ですか?」

マリー「そうよ。いつまでもいがみあっていないで、こんな日くらいはお互いを思いやってもいいんじゃないかしら?」

押田「…」チラッ

安藤「…」←不満気

押田「ちょっ、何だその顔は!」
6 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:18:36.30 OP+bt3h50

マリー「ほら、すぐそうやって…」

押田「そ、それは安藤が…」

安藤「ほら、お前の大好きな隊長の命令だぞ?」

押田「ぐぬぬ…!」

マリー「うふふ、そうね。命令ね」

押田「…わ、わかった!そこまで言うのなら仕方がない!」

押田「14日を楽しみに待っていろ!腰を抜かすほど美味しいチョコレートを用意してやる!」

安藤「あー、ハイハイ」
7 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:19:03.54 OP+bt3h50

・・・バレンタイン当日です!


安藤「…」トコトコ

安藤「ふぁぁ…」

安藤「(…うー、昨日はちょっと夜更かししすぎたか…)」

安藤「(さて、隊長は…おっと)」

押田「…ん、安藤」

安藤「よぅ、隊長見なかったか?」

押田「いや、見てないな。キミこそ見ていないのか」
8 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:19:38.28 OP+bt3h50

押田「…あぁ、ちょうどいいからキミには今渡しておくか」ゴソゴソ

安藤「ん?」

押田「ほら、チョコレートだ」サッ

安藤「…え?」

押田「今日はバレンタインだろう?マリー様も言っていたじゃないか」

安藤「お前、コレ…」

押田「か、勘違いするな。マリー様が言うから、キミにも渡しているだけだ!」

押田「キミのような下賤な受験組が、私からチョコレートをもらえるだけありがたいと思え!」

安藤「お、おぅ…」
9 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:20:06.53 OP+bt3h50

安藤「…なぁ押田。コレ…」

押田「あぁ、わざわざ学園艦の外から取り寄せたんだ」

押田「キミのような庶民には一生縁がないような高級品だぞ。しっかり味わえ」

安藤「…店で買ったヤツそのままだよな?」

押田「? どういう意味だ?」

安藤「あ、いや…」

安藤「…」

押田「? 安藤?」

安藤「(…どうしよ)」

安藤「(…私の、手作りなんだけど…)」
10 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:20:46.16 OP+bt3h50

安藤「(…うわっ、凄い出しづらい…)」

安藤「(コレどっちだ?私が気合入れ過ぎたか?)」

安藤「(それともコイツが手を抜いてるっていうか、軽く見てるって考えるべきか?)」

安藤「…」

安藤「(いやいやいやそうじゃないだろ!)」

安藤「(私が手作り、コイツが店買いってのはもう事実なんだから、それはもうどうしようもないじゃないか!)」

安藤「…」

安藤「(…いや、でもこの温度差はマジで出しにくい…)」

安藤「(でも、わざわざ用意したわけだし、渡さないわけにも…)」

安藤「(…)」

安藤「(え…ここで手作りのコレ渡したらどうなるんだ)」
11 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:21:25.13 OP+bt3h50

押田(妄想)『何だこれは!?こんなお粗末なチョコレートを渡すとは、私をバカにしているのか!?』

安藤「」イラッ

押田「」ビクッ

安藤「(だークソ!考えただけでイライラしてくる!!)」

安藤「(わざわざ手作りのチョコレートまで用意して、なんで私がイライラしなきゃならないんだ!)」

押田「あ、安藤?」

安藤「何だ!」

押田「ま、まだ何も言っていないだろう!」

安藤「あ、いや…」

押田「全く野蛮な…!」
12 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:21:53.82 OP+bt3h50

安藤「で、何だ?」

押田「自分だけ受け取るというのは、アンフェアだとは思わないのか?」

安藤「(…ハァ、仕方ないか…)」

安藤「ハイハイ、分かってますよ…っと。ほら」サッ

押田「…あ、あぁ」

押田「(正直、安藤のことだから用意していないんじゃないかとも思っていたけど…)」

安藤「何だよ?」

押田「い、いや。なんでもない」

安藤「また何か失礼な事考えてないか?」

押田「な、何でもないと言っているだろう!」
13 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:22:36.27 OP+bt3h50

押田「…ん?」

安藤「?」

押田「見たことのない包装だな…どこで買ったんだ?」

安藤「あぁ、ソレ。私が作ったんだ」

押田「…えっ?」

押田「…き、キミが作ったのか?コレを?」

安藤「何か文句でもあるのか?」

押田「あ、いや…」

押田「…」

押田「(…どうしよ)」

押田「(私…何でこんな手を抜いたことを…)」
14 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:23:07.70 OP+bt3h50

押田「(安藤はわざわざ作ってきたのに、私はこれだけ…?)」

押田「(普通は、バレンタインのチョコレートは手作りするものなのか…?)」

押田「(でも、チョコレートなんて作ったことないし…)」

押田「(…いや、安藤はこうして作ってきてくれたんだし、言い訳は良くないな…)」

押田「(…)」

押田「(私は…私はせいぜい、学園艦の外からチョコレートを取り寄せる手続きをしたくらいで…)」

押田「(…)」

押田「(え…私、これをマリー様に渡そうとしてたのか…?)」

押田「(安藤は手作りで、私はほんのちょっと高級なだけのチョコレートを…)」

押田「(というか、この程度ならマリー様も食べた事ありそうだし…)」
15 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:23:43.33 OP+bt3h50

押田「…」

安藤「さっきから何を考え込んでるんだ?」

押田「あ…」

押田「ありが、とう…」

安藤「…お、おぅ」

安藤「(なんだ今日のコイツは…また突っかかってくるかと思ったが…)」

押田「…これ、キミが作ったんだろう?」

安藤「そうだけど」

押田「…」モジモジ

安藤「(何か調子狂うな…)」
16 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:24:16.21 OP+bt3h50

押田「…これ、私にも作れるかな?」

安藤「え?」

押田「…頼む。チョコレートの作り方、私にも教えてくれないか?」

安藤「はぁ?」

押田「私が間違っていた…私は、何でこんなつまらないものを…」

安藤「いや、つまらないってことは…」

押田「私は、こんな心の通っていないモノをプレゼントしたくない」

押田「頼む。キミと同じものでいいから、チョコレートの作り方を教えてくれ」

安藤「(な、何だコイツ今日…ずいぶんグイグイ来るな…)」
17 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:24:45.26 OP+bt3h50
安藤「…一応言っておくけど、チョコレートってそんなにすぐにはできないぞ」

押田「えっ?」

安藤「チョコレートを用意して、溶かして固めて…とにかく時間がかかるんだ」

安藤「今から取り掛かっても、完成するのは明日とか…」

押田「それは…」

押田「いや、でも…私は…」

安藤「何だ、手作りじゃないのを気にしてるのか?」

押田「と、当然だろう!キミはこれほど手間をかけてくれたのに、私はこんな浅ましいことを…」

安藤「…あのな、私はこれでも十分だと思うぞ」

押田「え?」
18 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:25:29.60 OP+bt3h50

安藤「わざわざ隊長のためにチョコレートを選んで、学園艦に取り寄せたんだろ?」

押田「…それは、そうだが…」

安藤「そうやって自分のために何かしてくれたってだけで、気持ちは十分伝わってるさ」

安藤「…現に私も、お前からこうしてチョコレートを受け取って悪い気はしてないしな」

押田「そ、そうか…?そうかな…」

安藤「(…ちえっ、私もなんでこんな恥ずかしい事言ってるんだか…)」

押田「…あの…安藤、私は…」
19 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:25:58.45 OP+bt3h50

「…あ、安藤様、押田様」

安藤「ん?」

「マリー様からお呼びが。戦車道の執務室でお待ちです」

安藤「…あぁ、チョコレートの催促か?」

押田「執務室か…よしっ」

安藤「おいおい、チョコレート渡すだけでそんなに気合を入れることか?」

押田「キミと違って緊張するんだ!ガサツな受験組と一緒にするな!」

安藤「いつもの調子が戻ってきたな。じゃあ行くか」
20 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:26:35.33 OP+bt3h50

押田「…ちょ、ちょっと待て!まだキミからはハッキリ聞いてなかったぞ!」

安藤「ん?」

押田「…あるだろう、言う事…!」

安藤「…!」

安藤「あぁ…チョコレート、ありがとうな」

押田「…え、えへへぇ…」

安藤「うわっ、気持ち悪っ。言うんじゃなかった」

押田「何だと!?キミはそうやっていつもいつも…!」

安藤「あーわかったわかった。さっさと行くぞ」

押田「あ、おい!まだ話は終わってないぞ!!」



おしまい
21 :◆o8JgrxS0gg 2018/02/15(木) 23:27:04.27 OP+bt3h50
無事バレンタインには遅刻しました

こういう「なかよくケンカしな」なキャラクターが狂おしいほど好きなんですが、
まだまだ会話シーンが少なくてキャラが掴めず、書きづらくってしょうがないです。
あんおしSSもっと増えて…

沙織「バレンタイン・イブの夜」

2 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:37:36.29 XmezkImf0
沙織「というわけで、チョコレート作っちゃおう!」

麻子「どういうわけだ」

優花里「急に家に来いっていわれたので何事かと思いましたよ…」

沙織「ごめんごめん。いろいろ準備してたらいいそびれちゃって」

華「てっきり結婚詐欺師に騙くらかされてお風呂屋さんでバイトさせられそうになってるのかと」

沙織「私はどういうイメージなのよ。というかそんなの華たちに相談してどうすんの」

みほ「戦車の砲弾をぶちかませばどんな屈強な人間でも物言わぬ肉塊になります。ひきにく作戦です」

沙織「みぽりんが怖いんだけど」

麻子「沙織が誘ったせいで今日テレビでやる劇場版ボコがリアルタイムで見られないそうだ。録画はしてるらしいが」

沙織「? 録画してるならいいじゃない」

優花里「…武部殿が少し嫌いになりました」

沙織「なぜ」

華「マニア心は複雑なんですよ」
3 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:39:21.09 XmezkImf0
沙織「まあとにかく! チョコよチョコ」

みほ「いいけど…チョコあげる人いないよ? ここ同年代の男性は一人もいないから」

優花里「私も父にあげるだけですね」

華「もしかして沙織さん、あのちん〇ん亭みたいな風貌の用務員のおじさんに…」

沙織「違えよ、失礼なこと言うな。友チョコだから」

麻子「ホモチョコ?」

沙織「友チョコっつってんでしょ」

優花里「言葉の定義的には同性の恋はホモセクシュアルなので女性同士でもホモチョコと呼んで問題はないかと」

みほ「レズチョコは普通にありそうだもんね。レーズンチョコみたいで」

沙織「みぽりん達にあげる分はタバスコとナンプラーどっちをトッピングされたい?」
4 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:41:11.52 XmezkImf0
麻子「そもそも私はチョコなんて作ったことないぞ」

沙織「簡単だって。市販の板チョコを溶かして型に入れて固めるだけだし」

優花里「料理は愛情と言いますが、随分片手間な愛情があったもんですね」

沙織「いいの!そういうもんなの! 私はガトーショコラ作るから、みぽりんたちもなにか作って!それをみんなでシェアして食べるのっ!」

みほ「…まあいいかぁ。面白そうだし」

華「腕によりをかけましょう」

麻子「レシピブックはあるか沙織」

優花里「……せっかくですからアレを…とすると、お父さんのアレをこっそり…」ブツブツ
5 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:42:32.47 XmezkImf0
沙織「あれ、泡立て器が無い…押し入れかなぁ」トコトコ

華「さて、私はチョコを溶かしてしまいましょう」

麻子「型、いろいろあるな。ハートや葉っぱの形や、これは…」

みほ「…板チョコの形に見えるねその型」

優花里「板チョコを溶かしたものを板チョコ型に固め直すということでしょうか。意味あるんですかね」

華「生きている人間を人体錬成するみたいなものでは?」ジュウウウ

みほ「デブのお腹から脱出する予定はないよ…」

優花里「というか、その漫画知ってるんですね五十鈴殿。漫画一切読まないイメージでした」

沙織「お、みんなーなんの話してるの?」

麻子「五十鈴さんも漫画を読むんだなと」

沙織「華は結構読むよ? からくりサーカスとか蒼天航路と…………」

華「?」ジュワアアア
6 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:43:47.79 XmezkImf0
沙織「華、それはいったい何を?」

華「チョコを溶かしているのですが」ブスブスブス…

沙織「」

優花里「焦げ臭いであります」

沙織「うん、ごめん説明しなかった私も悪いわ。いったん火止めて」

華「? はい」カチッ
7 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:45:50.28 XmezkImf0
【説明中】


沙織「……というわけで、チョコを溶かすときはお湯の温度だけで溶かすの。湯銭っていうんだけど」

優花里「ああ、武部殿が戦車道の試合で使ってる」

沙織「それは無線」

麻子「高級な経済指標に成りえる、油の埋まった土地」

沙織「油田」

みほ「こう寒いと恋しくなるよね」

沙織「温泉。もー!真面目に聞いてる?」

華「みほさんのヒントよくわかりましたね」

華「……ところでどうしましょうこれ」

優花里「チョコと同じ黒系統の色なのにどうしてここまで食欲をそそられないのでしょうか」

麻子「ちょっとくれ」パクッ モグモグ

沙織「こら麻子。ペッしなさい」

みほ「…どうですか?味は」

麻子「……強火で熱せられた結果醸し出されるしつこすぎる甘味と気遣いの欠片もない叩きつけるような苦味がマリアージュして口の中で暴れまわってる。一言でいうとマズイ」

華「あらあら」

麻子「あらあらじゃない」
8 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:47:00.15 XmezkImf0
みほ「じゃあ、次は私が作るね」

沙織「みぽりんわかってるね?湯銭だからね」

みほ「大丈夫だよ沙織さん。そこのアホ毛みたいな失敗はしないから」カチッ ボボボボ

華「ディスられました」

麻子「ドンマイ」

沙織「……ところでゆかりんは?なんかいなくなったけど」

麻子「必要なものがあるでありますとかいってどっか消えたぞ。西住さんの手料理が食べられる機会だから間違いなく戻ってくるだろうが」

みほ「沙織さーん、お湯が沸きましたよ」

沙織「オッケーみぽりん。今金属ボウル出すから」

みほ「へ?」ボチャンボチャンボチャンボチャン

沙織「」
9 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:50:48.30 XmezkImf0
麻子「なにしてんだ西住さん」

みほ「いや、お湯でチョコを溶かしてるんだけど…」

沙織「なんでそのまま突っ込むのよー!そりゃ溶かせるけど溶けたのをエスケープできないじゃない!」

華「お湯に金属ボウルを浮かべて、伝導熱でチョコレートを溶かすんですよみほさん。アホ毛からのアドバイスです」

麻子「あ、ちょっと根に持ってる」

沙織「まさかそれやるとは予想つかないじゃない…缶コーヒーにわざわざ缶ごと丸呑みするのはお控えくださいとか書かないのと同じで説明しなかったのも事実だけど…」

華「アメリカの電子レンジには猫を温めるなと書いてあると聞きますが」

麻子「その話ガセらしいぞ。まあ、それにしても西住さんの天然っぷりには驚くが…」

みほ「困ったなぁ…水の底に落ちちゃったよ…掬えないし救えないよ…私はいつもそうなんだ…」

沙織「なんか勝手にトラウマスイッチオンになってんだけど」

みほ「もう全部溶けちゃえばいいんだぁ。あははー」グルグル

麻子「あーあ、もう駄目だ」

沙織「沸騰してたし、チョコは跡形もないだろうなぁ…」

華「よい香りがしますね。お腹がすきました」
10 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:52:34.16 XmezkImf0
みほ「うふふ…うふふ…」グツグツ

麻子「奇遇だな。私もお腹がすいた。めちゃくちゃ食欲がそそられるなこの香り」

沙織「……というかこれ。ねえみぽりん」

みほ「はい?」

沙織「これ、カレーじゃない?」

みほ「えっ。あっ」

みほ「いけない、板チョコとカレールウ間違えました」

沙織「どんな間違いよ!人の台所の戸棚勝手に開けやがって!」

華「みほさん、そのギャグは全国津々浦々でやりつくされてますよ。煎じ過ぎて最早ただのお湯です」

みほ「そうなんです…私から戦車を取ったら何も残らないただのお湯…。そういえばお姉ちゃんはカレーが好きだったなあ。お姉ちゃん…次期家元有力候補様…」

沙織「めんどくせえなもー!」

麻子「沙織が壊れていく」

優花里「あのー、ただいま戻りましたが、なんでカレーの香りがするんです?」

華「いろいろあって」
11 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:54:24.08 XmezkImf0
……………………


沙織「ふう、苦節あったけどなんとかチョコかんせーい!チョコパーティ!」

麻子「なんか色々すっ飛ばされた気がする」

華「めんどくさくなったという電波を拾いました。アホ毛で」ゴクゴク

沙織「うちに毒電波は飛んでないわよ」

優花里「てか、さっきから何飲んでんですか五十鈴殿」

華「カレー」

優花里「何度目の質問か忘れましたが、なんでカレーがあんですか」

華「そこで悶えてるかわいい人が大ポカをやらかしたからです」

みほ「うぅ…恥ずかしいよぉ…穴掘って埋まってますぅ…」

麻子「西住さんそれ違う人。確かに似てるけど」
12 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:58:19.49 XmezkImf0
優花里「あ、おいしいですよ武部殿のガトーショコラ。いいお嫁さんになれます」モグモグ

沙織「えーほんと?すごい嬉しい」

麻子「五十鈴さんのチョコもうまいぞ。明治の板チョコみたいな味がする」

華「まあ溶かして固めただけですから」ゴクゴク

みほ「ねえ華さん、カレー飲むのやめてよ。カレーは飲み物ってジョーク確かにあるけど、本当に飲み物にしていいってわけじゃないし隣で飲まれると落ち着かないよ…」

沙織「後でカレールウ弁償してよねみぽりん」

みほ「とほほだなぁ」モグモグ


麻子「……西住さんが食べてるの、誰が作ったチョコだ?」

優花里「あ、私です。トリュフは簡単なので」

みほ「へぇー、美味しいよこれ。すっごく」

優花里「本当ですか!? えへへー西住殿に褒められちゃいましたぁ」グニャグニャ

沙織「褒められた犬だ犬」

華「わたくしもあの頭わしゃわしゃしたいです。花を生けるのに便利そうですし」

麻子「わしゃわしゃはともかく生け花はやるなよ?」

華「別次元の私がすでにやったそうですよ。ちびまる子だかマルコ・ポーロだか」

麻子「またアホ毛から変な電波拾ってる…」
13 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:59:03.76 XmezkImf0
みほ「優花里しゃーん、ほんろに美味しいチョコらよー? ちょっとこっひおいで、褒めてあげうねー」

優花里「ヒヤッホォォォウ!もっと褒めてもらえるぜぇぇぇぇ!」

華「テンション高いですね」

沙織「馬鹿犬だ馬鹿犬」

麻子「……なんで西住さん、呂律が回ってないんだ」

みほ「えへへー、優花里しゃーん。なでなでー」ナデナデ

優花里「ふわぁぁ…」トロン

麻子「前戯すんなら二人っきりのときやれ」

沙織「麻子、言い方」
14 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:59:59.01 XmezkImf0
華「仲睦まじいのは結構なことです。こう女の子ばかりの環境なら、多少の火傷は致し方ないことです」

沙織「まあ女であることをぶん投げて寸胴鍋抱えながらカレーを飲んでる華よりは健全かなぁ…」

麻子「ちょっとくらい私たちに分けてくれてもよかったのに」

沙織「お米ないよ?それと具も。本当にお湯にルウ溶いただけだよ?」

麻子「やっぱいらな……」


優花里「ミギャアアアアアアアアアア!!!」


一同「!?」
15 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:01:48.22 XmezkImf0
みほ「ええへー、優花里しゃーん」ナデナデナデナデナデナデ

優花里「あ”あ”あ”あ”!!頭の皮が熱いいいいいい!禿げるううううう!!!」

華「うわ、チョコラータとセッコみたいになってます。チョコレートだけに」

麻子「やっぱり漫画の趣味シブいな五十鈴さん」

沙織「いやそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!ちょっとみぽりん!?やめてあげて!」

みほ「えー」ヒョイッ

優花里「」バタン

麻子「うわ、頭から煙が出てる。おーい大丈夫か秋山さん」トコトコ

華「! いけません不用意に近づいては」

麻子「へ? んむっ!」

みほ「うひひー…麻子さんって猫さんっぽくて可愛らしいですよねぇ。ずっと前から撫でたいと思ってたんですよ」ギュウウウ!

麻子「ぐええっ!西住さん力強いし!沙織、助け…」


沙織「ごめんね麻子、禿げたらモテないから…」

バタン


麻子「薄情者ー!」

みほ「えへへー」ヌウ

麻子「ひっ!」ビクッ
16 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:03:12.42 XmezkImf0
ギニャーーーーーー!!!


華「さようなら。骨は拾ってあげます」

沙織「つっかえ棒つっかえ棒」ガタンガタン

華「ふう。これでみほさんが外まで追ってくる危険性はなくなったわけです。が……」

沙織「うん。みぽりんのあの豹変、間違いなくあれだよ、お酒。酔っ払ってるよ」

華「優花里さんのチョコを召し上がってからでしたね。恐らく、途中で取りに行ったのはウイスキーかなにかだったんでしょう。酔わせて持ち帰る算段だったのでは?」

沙織「あの子実家暮らしでしょうに。あのもじゃ毛は脳味噌から直接生えてるのかな」

華「困ったものです」
17 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:04:13.86 XmezkImf0
………………

沙織「三十分たったね。そろそろ頭も冷え始めたかなぁ」

華「そうですね。そろそろ戻りましょうか」モグモグ

沙織「……華、何食べてんの」

華「沙織さんのガトーショコラです。美味しいですね」

沙織「ああ、うんありがとう。ところで、悪魔のチョコボンボンは持ってきた?」

華「置いてきました。未成年飲酒はちょっと…」

沙織「おバカーーー!より強化されたらどうすんのよーーー!そのアホ毛は脳味噌から直接生えてんの!?」

華「その言い回し気に入ったんですか?というか沙織さんが持ってくればよかったじゃないですか!この婚活頭!」

沙織「むぎぎ…と、とにかく!部屋に戻るよ!」ガチャ

華「あ、誤魔化しましたね。今誤魔化しましたね」

沙織「うっせー!」
18 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:05:39.78 XmezkImf0
沙織「お、おじゃましまーす…」

華「沙織さんの家では?」

沙織「今の主は妖怪なでなで女だから…」ソロソロ

沙織「……あ、あれ?」


シーン…


華「うーん……その妖怪なでなで女が見当たりませんね武部さん」

沙織「そうですね五十鈴さん。ところでもう一つ疑問点があるのですが」

華「なんでしょう」

沙織「なぜか秋山さんと冷泉さんが全裸にひん剥かれて、時折ビクンビクン震えてて、挙句の果てにチョコボンボンが一個も残っておりません」

華「安易なレズは害悪だ。近年流行りのサイコレズなど言語道断だと新三郎が熱く語っておりました。ネットで」

沙織「私の部屋がチーズケーキ臭いよぅ…」

華「台所にもいませんね。でもこんなものを見つけましたよ。ラベルに『パパの』って書いてあるワイルドターキーの八年物です。花山薫の愛飲酒ですね」

沙織「なにやってんだよホントに」
19 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:07:15.74 XmezkImf0
ピンポーン!

華沙織「!?」ビクッ


ガチャ


ゴモ代「あの…さっきからすごく騒がしくて…どうかしたの?」

沙織「あっ、ゴモりん…ごめんね騒いじゃって」

華「部屋隣だったんですか。というかゴモりんて」

沙織「いいでしょ別に」

ゴモ代「? なんかチーズケーキとチョコレートとカレーが混ざり合った香りが…」スタスタ

沙織「あっ!こっち来ちゃダメ!」

ゴモ代「えっ、そっちになにかあ
                   る
                       ぅ?」グイッ
20 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:08:48.56 XmezkImf0
ゴモ代「きゃああっ!」ドサッ

沙織「ゴモりん!?」

ズルズル
バタン

沙織「うわっ!ゴモりんが引きずりこまれた!」

チョ、ニシズミサン!ヤメッヤメキャアアア!

華「洗面所に潜んでたんですね。襲われなくて幸運でした」

グチョグチョグチョグチョ
ニチャニチャニチャニチャ
クチュクチュクチュクチュクチュ

ゴモ代「あ”あ”あ”あ”あ”あ”ーーーーッ?!!!」


華「……ハンバーグでも捏ねてるんでしょうか」

沙織「違うと思う」

華「……封神演義」

沙織「もっと違うと思うしグロイし」
21 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:09:29.64 XmezkImf0
ガチャッ

ユラァ…


みほ「…………ヒック」

沙織「ひいっ!顔が真っ赤っかだぁ!」

華「目が据わってますね…どうしましょう」

みほ「…………前から、思ってたんです」

沙織「へ?」

みほ「その豊満な乳をこねくり回してみたいと。そのモデル並みのスタイルを好きにしてみたいと」

沙織「もうレズを隠さなくなってるしー!」

華「女子高育ちは怖いですね」

沙織「私らも同じ穴のムジナじゃん!」

華「穴ですか。この場合は穴姉妹?指姉妹?」

沙織「ちょっと黙ってろ!」
22 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:10:41.09 XmezkImf0
みほ「えへへー…沙織しゃあん!」ドヒュッ!

沙織「うおっ速っ!ぐえ!」

みほ「うへへー」ギリギリギリ

沙織「力強いいいい!具体的には水没した戦車のハッチを外側から開けられるくらい強いいいいい!!」ギギギギギ

華「熊本の女は酒に強いと聞きましたが、ガセだったんですかね」ガッカリ

沙織「どーでもいいよ!いいから何とかしてええええ!みぽりんのことは好きだけどファーストキスが女の子は嫌あああああ!!!!」

みほ「大丈夫ですよぉ…誰だって最初は恐いんです…優しくしますからぁ…」フッ

沙織「ああ…唇が迫って……。ごめんね、未来の旦那様…」
23 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:12:36.34 XmezkImf0
沙織「…………あ、あれ?」

みほ「んん!?もごご」

華「……みほさん、おイタもその辺にしておきましょう?」

沙織「ワ、ワイルドターキーの瓶を口に突っ込んで…」

華「今です!」

沙織「!? え、えいっ!」グイッ

みほ「ふぐっ」ドタン

華「ひっくり返りました!今のうちに!」ドボンドボンドボン

みほ「んーーーー!」ジタバタ

沙織「そっか!いっそのこと、完全に酔い潰してしまえばいいんだ!絵面は最悪以外の何物でもないけど!」

華「みほさんは西住流秘伝の人体実験により全身の細胞がカーボンコーティングされているので大丈夫ですが、それ以外の一般的な皆さまはお酒の一気飲み、未成年飲酒などは大変危険なので決してなさらぬようお願いいたします」

沙織「なにに気ぃ使ってんのよ。というか人体実験が修行の一環とか冗談でしょ?」


みほ「もご…ご…」パタン
24 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:13:25.21 XmezkImf0
みほ「……えへへ、ボコがいっぱい…」ムニャムニャ

華「ミッションコンプリートです」

沙織「た、助かったぁ…。いい気に寝てる…」

華「二体一ですが、勝利は勝利です。いい気分ですね」ゴクゴク

沙織「華ってタイマン張るとか言い出したり結構アレよね……」

沙織「……って、なに飲んでんの」

華「……勝利の美酒です」ヒック

沙織「アホーーーー!」
25 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:14:32.93 XmezkImf0
華「えいっ」ドンッ

沙織「ぐえっ」ドサッ

華「うふふ…私、沙織さんならいいなって思ってたんです」

沙織「私はよくないなって思ってるうううう!嫌ああああ!白馬に乗った石油王でハリウッド俳優な王子様じゃないと嫌あああああ!!!」

華「安心してください。石油王には負けますが、我が五十鈴流は一生遊んで暮らせる程度の貯えがありますので」

沙織「話通じてねええええ!本意を読み取れてねえええ!!」

華「動かないでください。恐いのは最初だけですので」

沙織「なんで華もなのよ!なに、名家の家元の娘は特殊性癖と酒乱を併発する呪いでもかかってんの!?」

華「沙織さん…」ンー

沙織(ああ…今度こそさよなら、私のヴァージン…)
26 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:15:18.52 XmezkImf0
沙織「うう……」プルプル

沙織「……ん?」


華「うう……」プルプル

沙織「…い、五十鈴さーん?お顔がそれはそれは青いんだけど…」


華「…は、吐きそうです」

沙織「」

華「さすがにカレー全部は無茶でした」

沙織「鍋全部食ったの!?」

華「ちょっとでも動いたら決壊します」

沙織「ひいいいい!それならまだキスのがマシ!キスのがマシだからああああ!!」

華「あっ暴れないでくださあっ」

沙織「あっ」
27 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:16:40.92 XmezkImf0
オロロロロロロロ

イヤアアアアアアアアアアア!!!!
28 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:18:19.20 XmezkImf0
……………………

それからのことは、あまり覚えていない。

朝日が差し込んで、一晩ゲロに浅漬けにされた体を血が出るくらい洗いまくって、ゴモりんを抱きかかえて隣の部屋にリリースし、今に至る。

最初に起きた麻子とゆかりんは、記憶を封印したかのように何も覚えていなかった。みぽりんにご執心なはずのゆかりんすら封印する酔っ払いみぽりんのレズ攻撃。どれほどに恐ろしいものだったんだろう。

次に目覚めた華は覚えているのか気まずそうに笑っていた。歯を徹底的に磨かせて綺麗にした後は、もうお互いに忘れることにした。それが一番だと考えたからだ。

最後に目覚めたみぽりんは、それはそれは清々しそうに朝日を浴びて、「いつの間にか寝ちゃってた。えへへ」と小動物のように笑う。

穴掘って埋めてやろうか。本気でそう思ったのだった。
29 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:20:05.12 XmezkImf0
…………………

あや「ママー恋のお話してー?せっかくのバレンタインなんだしー」

沙織「ごめん、今日は休業なの。恋のこの字も見たくない気分なの」

優季「へぇ〜、珍しいこともあるんですねぇ」

桂利奈「あいー…」

沙織「愛…おえっ」

あゆみ「え、今のでもダメなの?」

沙織「…傷が癒えるまでもうちょっとかかるかな…」


梓「……じゃあ、あの話はしない方がいいのかな…」

沙織「え、あの話ってなに?いいよ、大丈夫だから大切なことなら話して?」

梓「はい…えっと、実は…」







梓「ゴモ代さんがレズに目覚めちゃったぽくて、パゾ美さんが身の危険を感じてるらしくって」

沙織「おろろろろろろ!!」

あや「うわ、吐いたぁ!」

沙織「もうバレンタインはこりごりだよやだもーーーーーー!!!!!」



おしまい

【ガルパン】西住みほ歌集「おかあさん」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:02:58.06 +/hQclFO
 去年の暮、母の癌が三度目の再発をしました。
 80歳を越ての再発。
 けれども私や菊代さんや孫達の哀しみをよそに、当の母自身はむしろその知らせに心の落ち着きを得ていたようです。
「常夫さんやまほが迎えに来てくれたのね」
 そのつぶやきと共に母が浮かべた微笑みは本当に穏やかなものでした。

 今、その時の彼女の心境が私自身に乗り移っています。

 家族、友人、貴方達に心よりの感謝を。 
 そして母へ。
 本当にありがとう。

 私は今とても穏やかな気持ちで私の最後の歌集を編み上げています
 この歌集を、私と共に生きてくれた全ての人達へ捧げます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515672178
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:03:30.12 +/hQclFO

1.母

















卵巣も 膵臓もはや 打つ手なし

 母にゆっくりと 今年の夏来よ







3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:04:04.31 +/hQclFO







母の影 わたしの影と 並びゆく

 影さへも母は 迫力あらず








このひとは だんだん子供の やうになる

 パンツ一枚で 西瓜くひゐる







4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:04:50.25 +/hQclFO








この母に こんな晩年が 来ることを

 知らずに逝きたる 父がかなしい








何をどう話そうにも忘れてしまふ この母に

 道辺のちひさな かたばみの花







この母に 六十年まへは 鮮らしく 

『てゐがあ2』の 絵図まで描けるのに






5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:05:21.30 +/hQclFO









姉の死さへ 忘れし母の 後ろでを

 茱萸の葉ゆらせし 風がすぎゆく








畦道を はだしで歩いた 日のことを

 死んだあなたは 忘れたらうか











6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:06:25.28 +/hQclFO








2.友













気まぐれに 電話してくる この人は

 何十年経っても 私をふくたいちょうと呼ぶ


ものを忘れ やっかみ心も薄れゆき 

 こゑの可愛い 老女となれり


あなたは あなたでいのよと 言ひくれて

 五十年来の 友の頬杖


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:07:06.13 +/hQclFO








幽霊に なつても来てほしい 人たちを 

 机の向かうに 何人と数ふ








旦那なく ひとり暮らせる 六十五歳
 
 文藝ゼクシィ 四、五冊積みて





8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:07:42.59 +/hQclFO





女にも あんな挨拶 あっていい

 やあ、しばらくと はじくカンテレ






晩年を この人たちは 生きゐるが

 何とはきはきと 昔を語るあんつゐお






五十年の 歳月の向こうに 煤けたる

 艦の梁見ゆ 老いた友見ゆ






9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:08:20.07 +/hQclFO
3.日々















発言しておいでと母が言ふからに
 
 戦車道連盟 熊本会議




10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:09:19.56 +/hQclFO





湯あがりに 耳かゆければ 綿棒を

 こよこよ動かす 耳傾けて





治療費に足りない財布のお金見て 

 夫がカードで支払ひくるる





西海が 西住の姓の 始まりと 

 郷土史家言ふ 説得力がある









石の上に 私の母が 腰おろし 
 
 夏のひざしに 縮まりてゆく









11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:09:55.19 +/hQclFO
4.菊代歌



臨終には しほさんしほさんと 呼ぶだらう

 家元だとか 奥様ではなく



さみしい人と なりてしまひし しほさん

 あなたからあなたが 剥がれてゆく



『たんぱく質の一生』はむつかしき本なれど

 その一生が われらの一生



臨終の身は 六十兆の細胞の死ですか

 ページ開けたまま しほさんに問ふ



このうへに 何が起こるか 六十兆の

 細胞ひとつの 気まぐれ次第




あの喪服を 洗ひに出して おかねばと ぼんやり思ふ 見舞いし後





12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:11:40.25 +/hQclFO

5.母の病室
















夕陽ですよ お母さん 薄き目をひらきてみれど 見分からぬらしき


薄い目を あけて私を見る人が 今ひしひしと たつた一人の母


死んでゆく 母に届かぬ 何もできぬ

 蛇口の水に 顔洗い泣く


誰か居て わたしは怖い 母が死ぬ

 真水の底の やうなこの部屋
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:12:43.08 +/hQclFO





お母さん あなたは私のお母さん 

 かがみ覗く 薄くなりし眼を












今はもう 静かに昏睡に入りゆきて

 死を知らぬまま 逝かせやりたし







14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:13:56.13 +/hQclFO

6.母遺歌













かたばみの小さな花を摘みあつめ五歳のあね走る 四歳のいもうとつれて



クレヨンで汚れし手指を洗いひやるもうぢき五歳になるのかみほも



焼きたてのホットケーキは甘いのよ娘らに言ふ私はお母さん



歳月は返り来るなり二人子を膝に添はせ『じゃあまんせんしゃ』読む



働いて子供を産んで死んでゆく真つたう平凡な一生肯ふ



クレヨンがここにも転がり子供らの眠りし部屋に日差しの残る



足元のたんぽぽたちは健やかだどうつてことないよなあ、ほんと










15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:15:30.81 +/hQclFO

7.





ひとことも言はずに死んだ
ひと風草のような
それがやさしさだったのだ
わたしのお母さん






 結


(西住みほ 20xx年 没)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 21:17:57.68 +/hQclFO
ありがとうございました。
ちょっと変わったネタですが、こういう変化球もたまにはありかなと。(駄目?)



歌の改変元:河野裕子「母系」

沙織「ええっ!?アヒルさんチームとカバさんチームがケンカ!?」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 20:17:06.88 rITl2u9X0
華「どうしたんですか、沙織さん」

沙織「いま、ガレージでお昼ねしてる麻子から電話があって…アヒルさんチームとカバさんチームがケンカしてるんだって」

優花里「あの2チームがですか!?な、何があったんでしょう…」

華「私たち、そういうこと今までありませんでしたもんね…」

沙織「うーん…わかった!男の取り合いだよ!磯部さんとカエサルさんの男の取り合い!」

優花里「もしそうなったらカルパッチョ殿が怒り狂いそうですけどね」

沙織「そんな!?アンツィオ高校も含めた恋愛のもつれ!?やだもー!!」



華「でも、何が原因なのでしょうか…」

優花里「とりあえず、行ってみましょう!西住殿は今日は自動車部の方とお話があるみたいですし…」

沙織「来年度に向けたポルシェティーガーの処遇だよねぇ…」




【ガレージ】


典子「もー!何言ってるんだよ!」

エルヴィン「いいや、我々の意見のほうが正しい!」



カエサル「いいか、こういう時は年功序列だ」

おりょう「その通りぜよ」

左衛門佐「我々は平均2年生だ!」


あけび「そんなの横暴です!」

妙子「だいたいそれならカメさんチームになっちゃうじゃないですか!」

忍「それはないでしょう!?」


カエサル「確かに…」




沙織「なぜかカメさんチームがディスられれてるんだけど」

華「これはそれほど重要なのではないのかもしれませんね」

優花里「きっとお菓子食べちゃったとかですよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515410226
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 20:32:37.20 rITl2u9X0
華「あの、どうしたんですか?」


典子「あんこうチーム!ちょうどいいところに!」

エルヴィン「これは直接聞いたほうがいいな!」

沙織「えっ!?彼氏の作り方!?」


典子「いや、それはいいです…」

エルヴィン「もう少し詳しそうな人にききます」

沙織「真顔で断られた!?」




カエサル「我々の議題は…」

あけび「アヒルさんチームとカバさんチーム…どっちが大洗?2ということなんです!」


優花里「ええっ!?」

華「そういえばそういうの考えたことありませんでしたね…」

沙織「んー…どっちといわれたら…」



典子「私たちですよね!?」

エルヴィン「我々だよな!?」


華「そ、そんなこと言われましても…」

優花里「安定した戦績を常に残すカバさんチームと、攻撃力こそ壊滅的なものの西住殿のあらゆる作戦にこたえるアヒルさんチーム…」

沙織「どっちも?2じゃダメなの?」


典子「ダメです!」

妙子「武部先輩は愛人でいいんですか!?」

おりょう「ここは譲れん場所ぜよ」

沙織「そっか!よくないね!」



優花里「…とりあえず、プレゼンしてもらいましょう」

華「そうですね。判断するのはそれからでも遅くないのでは?」

優花里(って名目で先延ばしにしましょう)

華(名案ですね)



典子「わかりました!資料はもうできてますから教室の準備をお願いします!」

エルヴィン「ふっ…準備した甲斐があったな」


沙織「もう作ってるの!?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 20:46:23.07 rITl2u9X0
(後日…視聴覚室)

杏「それじゃ、戦車道履修者による大洗?2を決めるプレゼン始めるよー」

桃「各チーム、それぞれ準備は終わっているな」


「「はい!」」


みほ「ええ…」

麻子「zzz…」


桃「簡単なルール説明をさせてもらうぞ」


桃「まず、各チームがそれぞれアピールしてもらう。そのうえであんこうチームに10点の得点を付けてもらい、その中で最も得点のあるチームが大洗?2だ」


典子「バレー部ファイト―!!」

「「おーっ!!」」


エルヴィン「いいか!我々こそ?2だ!」

カエサル「ああ。あらゆる歴史では副官こそが重要なんだ」

おりょう「そのとおりぜよ」

左衛門佐「しっかり準備はできている」




柚子「それじゃあ、まずはアヒルさんチームからお願いします。時間は5分でお願いします!」

「「はい!!」」



麻子「zzz」

華「…ところで、なんで私たちしかいなんでしょうか…?」

沙織「嫌な予感が…っていうか麻子起きて!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:08:09.80 rITl2u9X0
【アヒルさんチーム】


典子「アヒルさんチームチームリーダー、磯辺典子です!まずは私たちはアヒルさんチームこそが大洗?2だと主張します!」

妙子「まず、戦績からアピールします!」

忍「私たちは大洗の前述に多くかかわっています!」

あけび「例えば、サンダース戦!」


典子「私たちがフラッグ車を見つけ、発煙筒を使いおびき寄せしました!」

妙子「八九式というなめられがちの戦車の特性を活かしました!」



華「それはそうですね」

優花里「八九式という一見見劣りする戦車でも、いなかったら間違いなく負けていましたね」

麻子「だが、戦車のスペックのせいで活躍が水増しして見えるかもしれないぞ。河西さん、他にはどうだ?」


忍「はい!もちろんそれだけではありません!」

あけび「私の活躍といえばアンツィオ戦です!」

妙子「なんと!あけびの射撃能力で5輌もの敵戦車を撃破しました!」

典子「アンツィオ戦では偵察、攻撃と役目を果たしました!これも根性です!」


みほ「あはは…」

沙織「根性があればモテるかなぁ…」



典子「そして!いよいよ私たち最大の見どころ!プラウダ戦です!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:31:51.64 rITl2u9X0
典子「あの試合は熱かった…いや、寒いところだったけど」

妙子「絶体絶命のピンチでしたが…あのノンナさんから逃げ切ったんです!」

忍「冷泉先輩の教えが活きた試合でしたよ!」


華「あの試合は大変でしたね…」

優花里「というか大変じゃなかった試合のほう少ないですよ…」

沙織「ねー」



あけび「高校屈指の砲手ノンナさんから逃げ切り、勝利へ直接的な要因だったと思います!」

忍「キャプテンの鼓舞!妙子の励まし!あけびの弱音!」

妙子「忍の運転もあったよ!」

あけび「私が何もしてないみたいだよ!?」



みほ「あの試合はアヒルさんチームの皆さんの頑張りが大きかったです。もちろんほかのチームの動きもあったけど、1輌になってからの粘り…素晴らしかったです」

典子「ありがとうございます!」



典子「そして、決勝の黒森峰戦ですね」

あけび「あの試合では撃破はなかったのですが、マウス撃破のための1要員となりました!」


麻子「むしろ撃破した試合のほうが少なくないか?」

優花里「それは秘密です」



忍「あと、パラリラ作戦でも煙役にもなりました!」

妙子「なんか私たちが思ってた以上に活躍してるね、私たち」

典子「それと、西住隊長が1対1の試合にするための挑発役!それもやりました!3輌引き付けるとこによりレオポンさんチームの壁役をより長引かせましたよ!」



典子「あとは、大洗エキシビションマッチと大学選抜戦です!」

妙子「こっちも撃破はなかったですけど…知波単の方々と協力プレイ!」

あけび「あれがあったこそ!勝利の1つのキーだったと思います」



みほ(…知波単の人達をコントロールできるのアヒルさんチームだけだもんね…)



典子「…以上です!」

柚子「…4分47秒です。ありがとうございました」

杏「それじゃ、あんこうチーム得点おねがーい」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 22:05:39.51 rITl2u9X0
みほ「えーっと…9点です。アヒルさんチームの存在は私にとって大きなものでした。どの作戦においても重要な役割をしっかりこなしてもらえたので…」

沙織「8点!みんな頑張ってたもん!ただ、根性じゃモテないんじゃないかな…その点含め2点-かなぁ」

華「5点ですね。撃破した試合が少ないのが少し…そのため少し厳しめに採点しました」

優花里「7点です!五十鈴殿の言う通り撃破した試合がすくないので…でも、それを戦術でカバーしてた点が高評価です」

麻子「…8点だな。あのペラペラの装甲でもしっかりと仕事をこなす点がよかった」



柚子「えーっと、合計37点ですね」

桃「ふっ…50点中37点だと…?6割しか取れていないじゃないか!」

杏「かーしま、7割。約だけど」



柚子「それでは、カバさんチーム、お願いします」



エルヴィン「心得た!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 22:46:19.10 rITl2u9X0
【カバさんチーム】

カエサル「カバさんチームチームリーダーカエサルだ。我々こそが大洗の真の?2だ」

エルヴィン「我々の長所としては、常に安定した戦果を出していることこそが最大のアピールポイントだ」

おりょう「全試合で敵車輌を撃破している」

左衛門佐「一覧にするとこうだ」

聖グロ戦:1輌
サンダース戦:1輌
アンツィオ戦:1輌
プラウダ戦:2輌
黒森峰戦:2輌
大洗エキシビション:1〜2輌
大学選抜戦:2輌

エルヴィン「これは合計数で見るとあんこうチームに次ぐ。また、どの試合においても最初に撃破するのは我々が多い」

おりょう「第2エースにふさわしいぜよ」


優花里「そうですね、特に序盤は?突のまちぶせで撃破しながら混乱を狙う、というのが1つの武器でしたから」

華「あの火力は魅力的です」



エルヴィン「また、私も戦車の知識は少しはある…大洗だとグデーリアン、西住隊長以外だとスタートが違う!」

カエサル「最初から動きが違う…かつ長い付き合いでもある…それだけ信頼度も違うという事だ」



おりょう「聖グロ戦でも、特性を活かした待ち伏せ作戦を見事成功させた…」

左衛門佐「サンダース戦でも、あんこうチームを除くと唯一撃破したんだ」

カエサル「アンツィオ戦ではセモヴェンテと相打ち…だが、相手は副隊長の1角だ。ひなちゃん強いし」

エルヴィン「そしてプラウダ戦では隊長車を撃破!見事あんこうチームとアヒルさんチームの信頼を勝ち取ったと言えよう」



沙織「こうしてみるとカバさんチームってすごいね」

麻子「視聴者からのイメージは歴女のイメージしかないのにな…」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 22:58:54.86 rITl2u9X0
おりょう「そして、決勝戦だ…マウスにやられたようなイメージしかないように思うかもしれんぜよ」

左衛門佐「だが!実際はあの高地で2輌の撃破だ!レオポンさんチームやあんこうチームでもできてないぞ!」

カエサル「敵戦力を切り崩したこと…これも勝利の1因だろう」


エルヴィン「それ以外にも、エキシビションマッチではあんこうチームがおびき寄せた車輌を撃破している」

左衛門佐「こういうあんこうチームとのコンビネーションもまた?2らしさではないだろうか?」

カエサル「また、アンツィオ高校の作戦も受け入れ、新しい戦術を披露した大学選抜戦も要チェックだ!」


優花里「さすがは歴女の皆さんですね」

みほ「そうだね。あの大洗随一の火力は頼りになったし、相手に意識させるには重要な武器だったよ」





典子「ところで、エキシビションマッチの1〜2輌ってどういうこと?」

エルヴィン「小説版だともう1輌撃破しているみたいだ」

典子「そうだっだんだ…」


沙織「…ねえ、もう仲直りしてるよね?」

優花里「元から仲良しですしねぇ」


エルヴィン「あと、マウス撃破時に激昂する友情の厚さとか」

カエサル「ひなちゃんなどといった他行とのつながりも多い」

左衛門佐「カエサルの努力描写など、頑張りも見えるぞ」


麻子「急に適当になったな…」




エルヴィン「以上だ」

柚子「4分12秒です」

桃「少し短いな」

杏「まあ、そんなもんじゃない?そんじゃ、あんこうチーム、得点おねがーい」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 23:11:49.37 rITl2u9X0
みほ「9点です。?突はまちぶせ向きの戦車ですけど、その特性をしっかり理解してくれた点が助けになりました」

沙織「んー、6点かな。みぽりんも言ってるけどまちぶせ特化だから派手さがそこまでないんだよね…モテないよ!積極的に行かないと!」

華「9点です。大洗でもトップクラスの撃破数を誇る点が素晴らしいかと!」

優花里「7点ですね、特にエルヴィン殿の戦車の知識は私たち大洗において大きなプラスだったと思います」

麻子「6点だな。継続戦争と冬戦争間違えたり、ところどころツメが甘い」


エルヴィン「ぐふぉあ!?」


柚子「これで37点…」

杏「ありゃ、同点かぁ…」



エルヴィン「どうしようか?」

典子「私たちどっちも?2にしません?」

カエサル「それがいいかもな」



沙織「…えぇ」

麻子「この時間は何だったんだ…」



みほ「それじゃあ、?2は…」



「まったー!!」


優花里「!?」


ナカジマ「レオポンさんチーム 中島悟子!」

ホシノ「同じく、ホシノ!」


ナカジマ「以上4名!?2争いに参加させてもらいます!」


優花里「ええっ!?」


ツチヤ「こんな格言を知ってる?『備えあれば憂いなし』」

スズキ「それことわざじゃない?」




華「えぇ…」

杏「まあ、いいんじゃない?せっかくだしウサギもカモも準備してたみたいだしね」

麻子「そど子たちはアピールポイント少ないだろ…」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 23:21:55.60 rITl2u9X0
【レオポンさんチーム】

ナカジマ「まあ、正直私たちそんなにアピールするところないかもだけど…」

ホシノ「ちゃちゃっと行こっか」



ナカジマ「まず、戦車を直してるのは全部私たちなんだよ」

ホシノ「しかも短期間でね」



優花里「質問です!どうやって直してるんですか!?」

ナカジマ「企業秘密です」

杏「今年自動車部に新入部員が10人はいたはずなんだけど、どこ行ったの?」

ナカジマ「君みたいな勘のいい生徒会長は嫌いだよ」


華「何があったんですか!?」

杏「いや、冗談だけどね?」

ナカジマ「ちゃんとみんな勉強してくれてるよー」




ナカジマ「試合においてもポルシェティーガーは大洗の数少ない重戦車として大活躍!」

ツチヤ「ドリフトできないけどね!」

スズキ「次はそっち系の改造しようか」

ホシノ「ツチヤも冷泉さんみたいに練習しないとな」



沙織「あれ?大洗って重戦車あるんだっけ?」

麻子「ルノーだ」

みほ「実は軽戦車も1輌しかないんだよね。ヘッツァーだけ」

優花里「八九式も…」


典子「八九式は軽戦車じゃないしー!」

あけび「中戦車だしー!」




ナカジマ「黒森峰戦戦では橋を壊したり、といった地味な活躍の後に…」

ホシノ「入り口をふさぐ【昼飯の角度】!」

ツチヤ「あれめっちゃ頑張ったよ!」


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 23:32:46.92 rITl2u9X0
ナカジマ「エキシビションマッチではカモさんと福田ちゃんたちと防衛線張ってたよ」

ホシノ「その時、撤退の指示をナカジマが出していた…つまりそれだけの権限を与えても判断ができると西住隊長は考えたんだ!」

スズキ「それだけの信頼感があったってことね!」



ツチヤ「まあ、そのあとノンナさんにボコられたんだけど!あれから逃げ切るってどうやったのアヒルさんチーム…」

典子「根性!」

ツチヤ「なるほど…その根性を運転にいかそう!河西さん!」

忍「ええっ!?」



ナカジマ「そして、大学選抜戦!超音速の貴公子の大活躍!」

ホシノ「最後は炎上したけどな!」

ナカジマ「なんだかんだ2輌は撃破してるし、3副官も私たちがいなければ無理だったってカッちゃんも言ってたよ!」

スズキ「あんこうチームを除けば最後5輌まで残ったしね!」



ナカジマ「最後に、自動車部は決して人体をつかった部品製造なんてしていません!」

ホシノ「というかしそうなのはアリクイだ!」


みほ「それ以上いけない!」


ツチヤ「というわけで以上でーす」


柚子「4分01秒…」


ホシノ「あちゃー、4分切りたかったな…」

桃「これはレースじゃないぞ!?」


杏「あんこうチーム、得点を」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 23:40:12.25 rITl2u9X0
みほ「9点です。ナカジマ先輩は戦車の都合もありますが、それだけの権限を与えても問題ないと思ったからです」

沙織「8点かなぁ…私たちの戦車をすぐに直してくれるし、頼りになる先輩だよ!でも、恋愛に関しては私が先生みたいなものだし!」

華「8点ですね。高い88ミリ砲のじんじんする感じ…うらやましいです…」

優花里「9点です!ポルシェティーガーを運用できるのは恐ろしいですし、大洗の戦車はすべてレオポンさんチームがいなければ成り立ちませんから!」

麻子「7点だな。ちょくちょく自動車部にさそうのは勘弁してくれ…」



柚子「41点!すごいよ!」

ナカジマ「やった!」


杏「それじゃあ、レオポンさんチームが?2ということで…」



「待った―!!」


そど子「この戦い、待ったをかけるわ!」

麻子「そど子、無理するな…この戦いにはついてこれないぞ」


ねこにゃー「そうだよそど子さん…」

ももがー「私たちみたいにオーディエンスになるモモ」

ぴよたん「活躍の場あんまりないぴよ…」



そど子「ええい、私には秘策があるわ!」

杏「それじゃ、カモチームどうぞー」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 23:58:27.72 rITl2u9X0
【カモさんチーム】


そど子「カモさんチームの園 みどり子よ」


そど子「私たちカモさんチームは、戦車道の活躍は少ないわ。撃破数も大洗でも最少よ」



みほ「何輌だったっけ…」

優花里「確か2輌かと」

ねこにゃー「ボクたちも2輌…」

華「その点のアピールポイントとしては薄そうですね…」




そど子「でも、厚い装甲で守りのかなめを担っているわ!」



優花里「ルノーは大洗では2番目に厚い装甲を持ってますからね!」

沙織「の割には簡単に撃破されてるイメージしかないような…」

優花里「相手がIS-2とか、マウスとかセンチュリオンですからねぇ…」


そど子「あと、風紀委員として活躍!…してる…わ」


麻子「もういいんだそど子…」


そど子「ルノーの構造が悪いのよ!なんであんな奇怪な構造なの!?」

優花里「車長への負担が大きいですからねぇ…ソ連のT34と似たような問題が…」




そど子「でも、しんがりを務めたり、重戦車のとくせいを生かした体当たりとか地味に活躍してるわ!」

ゴモ代「アピール苦しいね」

パゾ美「活躍そんなにしてないから…最終章に期待」


そど子「西住隊長!こんな?2はどうかしら!?」




柚子「…3分です」

桃「活躍が少ないからな、我々と違って」

杏「あんこうチーム、得点」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:09:01.12 PfEFiCuB0
みほ「9点です、いつも指示を守ってくれるし、普段から皆さんの引き締め役として頑張ってもらってると思います」

沙織「うーん、4点…守りだけじゃダメだよ!もっとガンガン行かないと!」

華「4点ですね。攻撃の場面が少ないのは?2としては…」

優花里「6点です。五十鈴殿の言う通り、守り中心だと…ですが、ルノーの存在が大きいときもありましたし!」

麻子「8点だ。プラウダ戦ではそど子の守りが勝ちを引き寄せた」



柚子「…31点です」

桃「レオポンできまりか」



「まったー!!」


梓「私たちがいます!」

あゆみ「成長著しい私たち!」

優季「モテ道も成長著しいです!」



沙織「1点、と…」

桂利奈「ひどいっ!?」



柚子「いいんでしょうか…」

杏「まあ、アリクイ以外みんなアピールしたいって言うしね」


ねこにゃー「さ、さすがに?2アピールできるほどでは…」

ももがー「ゲームなら?1ぞな!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:37:30.75 PfEFiCuB0
【ウサギさんチーム】

梓「私たちこそ、大洗の?2です!」

優季「活躍はそこまでだけどぉ」

あや「将来性、世代交代を意識してみました!」



梓「最初は私たち、戦車道どころかちょっと砲撃されるだけで逃げちゃいました…」

あゆみ「でも、決勝では西住先輩のため、必死で頑張ったんです!」

桂利奈「その結果がエレファント、ヤークトティーガーという重戦車の撃破につながったんです!」


みほ「そうだね。ウサギさんチームがいなければあの作戦は成り立たなかったよ」

麻子「あの試合での影のMVPだ」



梓「失敗から少しずつ成長していく…そういった点もまた?2に必要かと!」


優花里「…必要ですかね?」

華「それはむしろ下っ端では?」

沙織「華!?なんてこと言うの!?」



梓「地に足を付けて一歩一歩…西住隊長に近づいていくんです!」

みほ「澤さん…」



梓「アンツィオ高校選では、行進間射撃で撃破できませんでしたけど…」

優季「止めて、足を付けた砲撃ぃ」

あや「それでちゃんと撃破したんだよね!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:47:56.57 PfEFiCuB0
あゆみ「プラウダ戦でも、砲撃を怖がって逃げたとは思えない!壁としてアヒルさんチームを守りました!」

桂利奈「私たちみんなやればできる子なんです!」

紗希「…」b



沙織「何あのサムズアップ」

優花里「丸山さんの『サキズアップ』ですね」

沙織「何それ!?」




典子「…あの」

エルヴィン「ああ、言うな…」

ナカジマ「ところどころ飛んでるよね。エキシビションマッチとか」

典子・エルヴィン(言っちゃったー!?)


あゆみ「…重戦車キラーでしたけど」

優季「重戦車には勝てなかったよ…」

あや「びくんびくん?」



みほ「あれはノンナさんに勝てなかったんじゃないかな…」



梓「…でも、大学選抜戦では観覧車先輩もあったし、2輌!撃破してます!」

華「あれはすごかったですね!」

沙織「本当にね…あれがなかったら、と思うと…」

麻子「寒気がする」




梓「来年までに?2になって…西住隊長の右腕として頑張りたいです!」

梓「…以上!」



柚子「4分3秒」

杏「熱意あっていいねー」

桃「そうですね」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:58:55.82 PfEFiCuB0
みほ「9点です。そこまで一生懸命わたしたちを追いかけてくれてうれしいけど…無茶はしないようにね?」

沙織「7点!がんばる女の子!特にその笑顔は一番だよ!」

華「6点ですね。撃破数のほうも少しずつ成長しているように見えます」

優花里「7点です。頑張りながら少しずつ戦車道に真剣に向かう姿勢は素晴らしいです!」

麻子「6点。最初はダメダメだったが…努力していたからな、そこが高印象だ」



柚子「35点です!」

梓「本当ですか!?やったぁ!」

あゆみ「やったね!」

あや「授業さぼって作った甲斐があったよ!」

そど子「…」


紗希「…私は授業受けてました」

桂利奈「裏切った!?」

桃「というか西住殿!9点ばっかりじゃないか!」

みほ「す、すいません…」

杏「まーまーいいじゃん」



柚子「それじゃあ、最後は私たちですね」

みほ「あ、やっぱりカメさんチームの皆さんも…」

桃「ふっ…最低目標は50点だ」


杏(あの撃破数で五十鈴ちゃんが10点くれるわけないよね?)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:16:14.85 PfEFiCuB0
【カメさんチーム】


桃「さて、我々カメさんチームが?2という理由、第一がこれだ」

柚子「桃ちゃんが(一応)大洗の副隊長であることが理由かな」

杏「試合前の挨拶も、私たち旧生徒会がちょくちょくやってたしね」

桃「また、我々は実務部分に関しての貢献が大きいといえる」

柚子「それに、蝶野教官とかのコネとか、杏の行動力もね」

杏「まあ、そのあたりは苦労したよね…」



桃「次に戦車道においての活躍だ」

柚子「プラウダ戦で絶体絶命のあの状況で、逃がすため奮闘しました」

杏「あれは燃えたねえ…」

桃「さらにヘッツァーに改造した決勝戦。あの試合こそが我々の真骨頂だ」

柚子「『おちょくり作戦』は会長に、私たちに判断を任せる作戦だったよね」

桃「ああ。そのうえで、黒森峰の足止めや指揮系統を乱すことに成功している」

杏「撃破数は0だけどね」


桃「それに、柚子の運転技術によるマウス封じ。あれも大きかった!」

杏「がんばってくれたよねぇ」

柚子「ふふ…」



華「…プラウダ戦前は」

杏「さて、次はエキシビションマッチだ」

沙織「あっ、都合の悪いことをスルーした!?」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:25:36.98 PfEFiCuB0
杏「といってもそこまで活躍はしてないけどね」

桃「何を言うんですか!?私の初撃破!」

柚子「…そうだね。がんばったよね、桃ちゃん」

桃「桃ちゃんと呼ぶな!」



杏「というか河嶋が当てれればダージリン撃破できたんだけどね」

桃「」



柚子「そして、エキシビションマッチ!これは大活躍!」

杏「一番の功績はカール撃破だよね」


典子「巨大戦車キラー同盟にしません?」

杏「まだ試合あったらね」


桃「それに、巨大迷路であんこうチームや安斎たちとのコンビプレー…やはり?1とのコンビネーションが重要だと先ほど言っていたが…」

柚子「それは私たちにも当てはまります!」

杏「って感じかな、戦車道だと。あとフラッグ車になることも多かったよね」

桃「その点も我々が?2であることの証明だろう…」


杏「この2つが?2という証明かな。以上!」




典子「4分54秒です!」

エルヴィン「こういうのは見事だな…」

ナカジマ「あんこうチーム、得点お願い」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:35:01.54 PfEFiCuB0
みほ「9点です。確かに旧生徒会の皆さんのおかげで戦車道に集中できたと思います」

沙織「んー…5点。廃校問題は隠すし、みぽりんに圧力かけるし…謎が多い女はモテるけど、横暴はなー…」

華「…6、いえ、7点ですね。元会長が砲手を務めるようになってからは攻撃面も信頼できますし…1点は河嶋先輩が撃破したおまけです」

優花里「7点です。最初はぜんぜんでしたけどだんだんとよくなって行き、戦車道に一生懸命なので」

麻子「2点。単位ウソだったし」


杏「え?一応アレ本当だけど…」

麻子「そうなのか?」

桃「そもそも言う通り遅刻も帳消ししただろう?」


麻子「…じゃあ、7点だな。小山先輩のドライブテクもなかなかだった」




柚子「35点!」

桃「…1年生と同じか!?」

杏「まあ、妥当じゃない?」


ナカジマ「とりあえず、?2取ったよ!」

ホシノ「よし!」

スズキ「なんの意味あるかわかんないけど!」



みほ「…そもそもなんでこういう話になったの?」

典子「それは…」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:42:07.36 PfEFiCuB0
エルヴィン「…我々は西住隊長を尊敬している」

典子「うん。どんな時でも頼りになるし…あ、戦車道の時だけだけど」

沙織「さりげなくひどい」


典子「…それで、誰が西住隊長の右腕か、っていう話になって」

エルヴィン「こうなったんだ」




みほ「私は…みんな、信頼できる、大切な仲間だと思ってるよ」


みほ「私の無茶な作戦にもしっかりと応えてくれて、とってもいい人達ばかり…」


みほ「私は、みんなが?1だと思うんだけど…ダメ…かな?」




典子「ぜんぜん!そんなことないです!」

エルヴィン「ああ、我々が間違っていたんだ」

梓「西住隊長…!」

杏「さすがは西住ちゃん、たらしだねぇ」

そど子「でもまぁ…そういうの嫌いじゃないわ」

ナカジマ「みんなを大切に思ってくれる西住殿隊長だからみんなついていくんだね」

ねこにゃー「ぼ、ボクたちも…?」


みほ「はい!もちろんです!」

ねこにゃー「に、西住さぁん…!!」





華「…これにて一件落着ですね」

優花里「そうですね」

沙織「うわ、もうこんな時間だよ!?」

麻子「帰るか…」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:44:43.48 PfEFiCuB0
(後日…)


優花里「こればっかりは譲れませんね…」

華「それは私もです」

麻子「奇遇だな…私もだ」


沙織「ど、どうしたのみんな!?今度はあんこうチーム内の争い!?男の取り合い!?」

みほ「どうしたの?」



優花里「西住殿に一番…」

麻子「信頼されているのは誰だ?」

華「わたしですよね?」


みほ「え、ええーっ!?」

沙織「わたしだよ!」



みほ「み、みなさん素敵ですから!落ち着いてー!」




紗希「…これが後の、大洗の乱につながる…」

梓「ウソつかないで、紗希!」




【ガルパン】マリー様のロイヤル放屁

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 00:53:59.71 8XvbhHii0

※最終章放屁バレ注意


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514130839
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 00:55:44.21 8XvbhHii0

BC自由学園

安藤「お前が悪い!」

押田「いや君のせいだ!」

その他生徒「やれやれー!」

その他生徒「喧嘩だー!」

ワーキャー

マリー「……」もぐもぐ

マリー「ねえ、お菓子が不味くなるから喧嘩は」

ワーキャー

マリー「……」もぐもぐ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 00:58:36.29 8XvbhHii0

マリー「はあ、昔からの伝統だけど、いつもいつも喧嘩ばかりで嫌になっちゃうわ」もぐもぐ

マリー「どっちの派閥も私から見たら下賤な争いなのよねえ」もぐもぐ

マリー「でもアズミ様に争いを止めてほしいって頼まれちゃったのよねえ」

マリー「仕方ないわね」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 01:00:49.42 8XvbhHii0

安藤「だいたいお前は!」

押田「君こそいつもいつも!」

ギャーギャー

マリー「貴女たち、喧嘩はやめなさい」

ギャーギャー

マリー「貴女たち」

ギャーギャー

押田「マリー様!何か言いましたか?申し訳ありませんこのうるさい犬を今黙らせるので!」

安藤「誰が犬だ!ワンワンワンワンワン!!」

押田「やっぱり犬じゃないか!!」

ギャーギャー

マリー「……」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 01:02:17.45 8XvbhHii0

マリー「……なさい」

安藤「このこのー!」

押田「おらっ!おらっ!」

ギャーギャー

マリー「……だまりなさい」

ギャーギャー

マリー「黙れって言ってんのが聞こえないのかゴミクズども!!!!」ぶぅーーーーっ!!

安藤「!!!」

押田「!!!」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 01:05:03.01 8XvbhHii0

押田「マリー様が、怒鳴った!?」

安藤「隊長が屁をこいた!?」

押田・安藤「ツッコむところそっちかよ!?」

安藤「いやどう考えても屁の方に着目するだろ!?屁だよ!?」

押田「ふざけるな!!マリー様だって屁くらいする!貴様らとは違って高貴な屁だ!」

押田「そんなことよりあのマリー様が怒鳴ったことのほうが余程大変な事態だ!何か気分を害されたのか!?」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 01:07:49.13 8XvbhHii0

マリー「……」////

安藤「ほらみろ!隊長が顔を真っ赤にしてるぞ!屁で照れてるんだ!」

押田「違う!あれは顔を赤くするほど怒っておられるんだ!」

安藤「なんだと!」

押田「何を!」

ワーギャー

ぷーん

安藤「ちょっと待て。何かいい香りがしないか?」

押田「確かに。なんだこの高級洋菓子店のエントランスのような香りは……」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 01:10:00.87 8XvbhHii0

安藤「ま、まさか」

押田「マリー様の屁の香りか!?なんてロイヤルな香りなんだ!」

安藤「良いお菓子をバクバク食べてるお陰で屁の香り成分が濃縮されたのか!」

押田「ふん、君にもこの香りの良さがわかるとはな」

安藤「貴族の食べ物なんて性に合わないと思ってたが、案外悪くないのかもな」

押田「ふふ」

安藤「ふっ」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 01:13:37.95 8XvbhHii0

マリー「……喧嘩は収まったかしら?」

押田「はい!」

マリー「貴方達が協力すれば、私達は優勝だって狙えるくらい強くなれるのよ。いい?」

安藤「協力するように心がけます」

マリー「ふふ。これで美味しくお菓子を食べられるわ!」もぐもぐ!


押田日誌 12月某日

こうして、BC自由学園自由学園は両派閥が協力して大会に臨むことが出来るようになった。
マリー様の放屁が故意なのか事故なのか、怒っていたのか照れていたのか、真実はマリー様にしかわからない。
ロイヤルな香りが私たちを結びつけたのは確かだったのだ。



(完)



10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 01:14:10.74 8XvbhHii0
本当にありがとうございました

【ガルパン 】まほ「許してくれ...」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:54:29.57 J+FHOIAN0
?映画とは全く関係ありません
?時系列は全国大会の数年後(適当)
?オリキャラ&シリアス注意

エリカ「隊長、お疲れ様でした」

まほ「あぁ、お疲れ様」

エリカ「そういえば、今日で隊長が国際強化選手に選ばれてもう2年ですね...」

まほ「もうそんなに経ったのか。と言うことは、お前がここに来てもうすぐ1年なのか」

エリカ「早いものですね...」

エリカ「みほは戦車道の推薦でドイツに行っちゃったし、隊長も結婚しちゃうし...。この数年で周りの環境変わりすぎですよ!」

まほ「そうだな...」

エリカ「そういえば、旦那さんとは上手くいってるんですか?何かしら縁のある許嫁だったとは聞いてますけど」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514289269
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:55:25.49 J+FHOIAN0
まほ「...」

エリカ「隊長?」

まほ「ん?いや、どうと言うことはないぞ。普通だ」

エリカ「初めて見た時はあんな気の弱そうな奴が隊長と結婚なんて!と思いましたけど、最近はなんだかんだガッシリしてて男らしいし、隊長が羨ましく思えてきたんですよね」

まほ「まぁ、整備士だからな」

まほ「ん?すまないエリカ。電話がかかってきた」

エリカ「噂をすれば!旦那さんからですか!?」

まほ「あぁ。悪いが先に帰っていてくれ」

エリカ「はい!お先に失礼します」

まほ「...何の用だ?」

まほ「帰る時間?知るか。そのくらい自分で考えられないのか?切るぞ」ピッ

まほ「役立たずめ」チッ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:59:07.75 J+FHOIAN0
まほ「帰ったぞ」

まほ「食事がまだできていないだと?早くしろ」

まほ「帰る時間が分からないから間に合わなかっただと?君、私のせいにしているのか?」

まほ「違う?なら余計なことは言わないことだな。もういい。先に風呂に入る」

まほ「は?風呂もくめてない?君は本当に役立たずだな...」

まほ「どけ、自分でくむ」

まほ「これだから島田流の犬は...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

まほ「上がったぞ。はやく食事を用意してくれ」

まほ「はぁ、やっと食事にありつける」

ーーーーーーーー

まほ「ご馳走さま」

まほ「は?君に言った訳じゃないぞ。食材に対して言ったんだ。つけあがるな」

まほ「あぁそうだ、今日も寝る前にベッドに来てくれ」ニヤッ

ーーーーーーーー
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:01:07.99 J+FHOIAN0
まほ「きたか。早速舐めろ」

まほ「早くしろ。どうせ島田流家元のも毎日していただろ?」

まほ「千代さんはこんな事させない?どうだかな。御託はいいから早くしろ」グイッ

まほ「んっ...はぁ、その舌使い...君の唯一の特技だな...」

まほ「クリ周りはゆっくりだ...そう...あっ!ふぅ!?そこだ!もっと舐めろ!」ビクビク

まほ「指も使え...ッ!そうだ!次は直接クリを舐めてッ!んぁ!」

まほ「そこっ!そこもっと弄ってぇ!」

まほ「イク!イクぞ!もっと激しく舐めろ!イク!イク!」グイッ

まほ「〜〜〜!」プシャァァァ

まほ「ッ!溢さず飲めよッ!」ガクガク

まほ「くッ!うう...」パタッ

まほ「...zzz」スゥ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:01:51.25 J+FHOIAN0
まほ「ん...」パチッ

まほ「(気絶して寝てたのか。ん?)」

まほ「おい、起きろ。なんでお前も寝てるんだ?」

まほ「休みの日だから寝坊した?私の朝食はどうなる?」

まほ「毎日毎日失敗するやつがごめんで済むと思うな」パンッ

まほ「フフ、痛いか?」

まほ「君の事で唯一好きなのはその表情だ」

まほ「脱げ」

まほ「えじゃない。全部脱げ」

まほ「フフ、いい眺めだな。おい、脚を舐めろ」

まほ「はぁん!君の舌技はどこにでも効くな...!」

まほ「それも島田流に仕込まれたのか?」フッ

まほ「島田流を悪く言うな?フン、流石は島田流で専属の整備士をしていただけの事はあって、よく調教されてるな」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:02:42.98 J+FHOIAN0
まほ「君との結婚なんて、お母様が君を引き抜かなければ絶対にしたくなかったものだ」

まほ「それにしても、なんで君はそんなに島田流の肩を持つのにこっちへ来たんだ?所詮は金か?」

まほ「ほぅ、君の親とうちの親がそんなとこで繋がってたとはな。お互い親の意向には逆らえないと言うことか」

まほ「もういい、舐めるのをやめろ」

まほ「君にすら望まない結婚だと言われるのは非常に不愉快だ。歯を食いしばれ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:04:23.04 J+FHOIAN0
まほ「このッ!」バキッ

まほ「誰のおかげでッ!」バキッ

まほ「生きていられると思うんだッ!」バキッ

まほ「フフ、反抗的な目だな。殴り返してみたらどうだ?」

まほ「...フフ、君にそんなこと出来るわけないな。君が問題を起こせば君の両親に非常に迷惑がかかる。君は耐えるしかないんだ」

まほ「シーツは今日中に取り替えておけ。床に垂れたその汚い鼻血も完璧に拭いておけよ」

まほ「外で食事を済ませてくる。コンビニの弁当の方が君が作った料理なんかよりよっぽど美味しいだろうな」ハハハ


ーーーーーーーーーーーーーーーー
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:05:38.56 J+FHOIAN0
まほ「ん?電話か」

まほ「もしもし、お母様ですか」

しほ「おはようまほ。家にかけても誰も出なかったからこっちにかけたの」

まほ「誰も?」

しほ「えぇ。それよりまほ、結婚生活は上手くいってるの?あなたも時期家元なんですから、そろそろ子供を作らないと」

まほ「またその話ですか?定期的に試してはいるんですが...」

しほ「せっかく無理を言って島田流から移籍してもらったんだから...」

まほ「彼にそんな価値があるとは思えませんが」

しほ「何言ってるの。あの人は常夫さんが最も見込んでる若手整備士よ。今後国際試合で活躍するには、重要なのは戦車と選手だけじゃないの。必ず優秀な整備士が必要になるわ」

まほ「はぁ」

しほ「常夫さんだって今後何十年も現役でいられるわけじゃない。そうなると後継者は必須だし、整備指導員としても西住流で活躍してもらうことを期待してるわ」

まほ「(お母様、彼の話になると長いんだよなぁ)」

まほ「お母様、よく分かりましたのでこの辺で失礼します」ピッ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:10:28.48 J+FHOIAN0
まほ「(あんな舌技しか能のない島田流の犬をお父様が見込んでる?冗談もほどほどにして欲しいものだな)」

まほ「...そういえば」

まほ「(彼の笑顔を見なくなったのはいつからだろうか?結婚したばかりの頃は、意外と楽しかったんだよな)」

まほ「(私が彼に辛く当たり始めたのは何故だろう?)」

まほ「(そういえば...)」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:18:05.16 J+FHOIAN0
回想

まほ「ただいま...」

まほ「いや、ちょっとばかり演習で手間取ってな」

まほ「まほらしくない?落ち込むなって?」イラッ

まほ「私だって散々苦労しているんだ!君に西住流家元の長女として生まれ、国際強化選手に指定された私のプレッシャーが分かるかのか!?」

まほ「君は働かなくても食っていけるんだからいいな!金のためじゃなくても毎日毎日戦車道に追われる私とは大違いだ!」

まほ「あっ...いやなんでもない」

まほ「そ、そんなに落ち込まなくてもいいじゃないか!元はと言えば君が...!」イライラ

まほ「クソッ!」ドンッ

まほ「フフ、押しただけだから痛くはないだろう?」

まほ「そう怯えた目をしないでくれ。ただ飼い犬に躾をするだけなんだから」ゾクゾク

まほ「ッ!」バキッ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:19:27.75 J+FHOIAN0
まほ「ケーキでも買っていってやるか...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

まほ「帰ったぞ」

まほ「おーい。また家事をサボって...!」

まほ「おい!どうしたんだ!しっかりしろ!」

まほ「(きゅ、救急車!)」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
病院

まほ「...」ボーッ

まほ「あっ...お義父様、お義母様」ペコリ

まほ「まだ原因が分からなくて...お義父様とお義母様が来られたらお医者様が説明すると...」

医者「あぁ、丁度お揃いですね」

まほ「あの!彼はどうしたんですか!?」

医者「まぁまぁ落ち着いて。まず、直接的な原因と考えられる身体的な異常は確認できませんでした」

まほ「よかった...」

医者「ただ、奥さん、今まで彼をどんな扱いしてたんですか?」

まほ「え?」

医者「旦那さん、全身の至る所に痣がありましたよ。目が醒めるなりあなたの名前を叫んで震えてましたし」

まほ「そ、それは...」

医者「身体的な異常はないと言いましたが、精神的な異常は大ありです。恐らく膨大なストレスからなる自律神経失調症だと思いますが、念のため心療内科の受診もお勧めします。それでは」

まほ「...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:20:32.79 J+FHOIAN0
しほ「まほ、説明しなさい」

しほ「幸い先方のご両親も、被害届は出さないと言ってくれているわ。それでも何があったのかは説明するのが義理よ」

千代「その話、私にも聞かせてもらえるかしら?」

しほ「千代!あなたなんでここに!?」

千代「私の大切な人が倒れたのにほっとくわけないでしょ?ね?まほさん」ギロッ

まほ「ヒッ...」

アリス「私も聞きたい...」

千代「あらアリス、もういいの?」

アリス「うん、お兄ちゃん眠ってるから...」

しほ「お兄ちゃん?」

アリス「うん。私のことほんとの妹みたいに接してくれたから。だからお兄ちゃん」

千代「それで、どういう訳があって彼を全身痣だらけで倒れるまで追い詰めたのか説明してもらえる?」

まほ「それは...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:21:03.21 J+FHOIAN0
しほ「...呆れました」

千代「最低ね」

アリス「グスッ」

千代「あなたあの子がどんな思いで西住流に移籍したのか分かってるの?自分は島田流を裏切りたくない。それでも親には逆らえない自分が情けないって、泣きながら土下座してきたのよ?」ポロポロ

アリス「お兄ちゃんは裏切り者じゃないし、誰もそんなこと思ってない!」

千代「なのにあなたは一方的に彼を私の犬だって見下して!ストレスの捌け口にしてたのね!」

千代「しほ、彼は返してもらうわ。慰謝料でもなんでも代わりに払ってあげるわよ」

まほ「ま、待ってください!私は彼と別れたくありません...」

しほ「まほ...」

千代「ちょっと、この期に及んで冗談はやめてくれないかしら?」

まほ「冗談じゃありません」キッ

千代「彼をこのまま西住流に置いておけば命がないわ。彼に離婚するよう交渉してくる」

アリス「わ、私もいく!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:21:39.98 J+FHOIAN0
病室

千代「おはよう。目が覚めた?」

千代「あらあら、泣かないで!大丈夫よ!実は話があってきたの」

まほ「...」

千代「あのね、島田流に戻らない?」

千代「そうよ。西住流から抜けるってこと。あの女と離婚しないか?ってことよ」

まほ「君...話を聞いて欲しい。私は今まで君に甘えていた。君は結婚した時からずっと優しくて、国際強化選手になってからずっと押しつぶされそうになっていた私の心を唯一癒してくれる存在だった」

まほ「そんな君に甘えるうちに、君に八つ当たりすることが当たり前になってしまった。そうするうちに私もやめられなくなって...」

千代「ねぇ、もう言い訳の時間は終わってくれないかしら?彼、あなたが話し始めてから震えが止まらないのよ」

まほ「ッ!」

アリス「お兄ちゃん.,.」ギュッ

千代「ねぇ、もう一度言うわ。うちへ戻って欲しいの。今更しほだって反対しないわ。あなたが了承すればあなたは自由になれるのよ?」

アリス「お兄ちゃん、戻ってきて?」

まほ「許してくれ...」

まほ「君がいないとダメなんだッ!」

千代「ほんと...?別れるのね!?」

アリス「お兄ちゃん!」ギュッ

まほ「嘘だ...」

まほ「嘘だと言ってくれ...」

千代「部外者は出て行ってくれるかしら?しほにはこっちから伝えておくわ。離婚手続きに関してはうちの顧問弁護士から連絡がいくから、話はそこを通してちょうだい」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
44 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 23:51:20.57 TatDfS5w0
昨日書いたifも今から書くのもどっから繋がってるのか分かりにくいから>>14で千代さんの提案を拒否したってことで

ifルート(ハッピーエンド)

まほ「ん...」パチッ

まほ「おはよう...」ギュゥゥ

まほ「はぁ、幸せだ...ん?」

スリスリ

まほ「お、おい///朝から元気すぎないか!?」

まほ「朝だから元気なんだって?仕方ない奴め。可愛がってやるぞ?」イチャイチャ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:22:35.61 J+FHOIAN0
後日談

千代「お疲れ様。もう仕事は終わったの?」

千代「流石ね!早く帰ってご飯にしましょ!」

アリス「お兄ちゃん、手繋ご」ギュッ

千代「あらあら、3人で?」フフッ ギュッ

ーーーーーーーー

千代?アリス「ただいまー」

千代「西住流から手紙が来てるわね...」

千代「ふぅん...」

アリス「なんの手紙?」

アリス「お兄ちゃん?どうしたの?」

千代「大丈夫よ。何かあったらうちの弁護士が動くから」

千代「認知はしてないんでしょ?」

ーーーーーーーー
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:26:02.28 J+FHOIAN0
くう疲!
寝る前の妄想をサッと書いたからツッコミどころ満載ですまん
一応千代さんとの濡れ場も書いたんだけど話との繋がりを上手く表現できないから貼るかは>>15 までに多かった方で
1いる
2いらない
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:26:54.31 J+FHOIAN0
>>20
すまん
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:53:33.23 8J3QzJoDO
濡れ場よりも想像妊娠や刃傷沙汰で大暴れするまほが見たい
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 22:20:26.99 J+FHOIAN0
>>18

千代「お疲れ様。もう仕事は終わったの?」

千代「まだかかりそうだから先に帰ってくれ?分かったわ。あまり遅くならないでね」

ーーーーーーーー

まほ「(いた...)」

まほ「や、やぁ」

まほ「そ、そんなに驚かないでくれ!私はただ話をしに来ただけなんだ!」

まほ「ありがとう...君は相変わらず優しいんだな...」

まほ「そう、お腹の赤ちゃんのことなんだ」

まほ「私はこの子を産もうと思ってる。けど、パパがいないなんて可哀想じゃないか」

まほ「私ともう一度やり直してくれないか?」

まほ「そうか...私はもう君と一緒にはなれないのか...」

まほ「ッ!」サクッ

まほ「ごめん...なさい...痛い?そっか。でも自分が抑えられなくて...君が私の言うことを聞いてくれないから...」

まほ「フフ、眼の焦点が合ってないぞ。可愛いな」チュッ

まほ「久々のキスだな...血の味がする」

まほ「ずっと一緒にいよう...」

その晩首のない男の遺体が島田流家元によって発見された。
そしてこの日を境に西住流の長女も失踪したと言う。

https://youtu.be/t5rW-ikAINw
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 22:34:49.42 8J3QzJoDO
いいね
お代わりで「何とか仲直りして幸せ生活を再開できたと思ったら実は裏切られていた」も頼む
エリカやしほあたりで
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 22:40:45.74 J+FHOIAN0
>>21
すまん、裏切られてるってのはまほがってことでおけ?
エリカやしほが旦那に肩入れする的な
24 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:19:04.25 J+FHOIAN0
>>22

ifルート(バッドエンド)

まほ「頂きます」

まほ「うん、君が作った料理は相変わらず美味しいな」

まほ「えっ!?ワザとらしいなんて...本当に思ってるんだ!」アセアセ

まほ「あっ...すまないまた大声を出してしまって...」

まほ「また出かけるのか?よかったら私も一緒に...そ、そうか。分かった。私は家でゆっくりしてるよ...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

みほ「遅いです!」

みほ「じょ、冗談ですよ。私も今来たとこですから。それにしてもお兄さん、あの一件があってから随分痩せちゃいましたね...」

みほ「えっ?私といると元気になれるからいいって?や、やめてください///お兄さんにはお姉ちゃんがいるんだから!」

みほ「そんなにお姉ちゃんとの生活が辛いの...?」

みほ「...ウチに来ませんか?話くらい聞いてあげられますから...」

ーーーーーーーー
25 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:20:31.32 J+FHOIAN0
まほ「お、おかえり!」

まほ「随分遅いじゃないか。心配したぞ?」

まほ「そ、そうだな。君ももう子供じゃないもんな。すまない」ハハハ

まほ「実は食事を作ったんだ!今からあっため...いらないのか?」

まほ「そうか...もう食べてきたのか...」

まほ「んっ!?」チュッ

まほ「まてまて!いきなりキスは反則だ!」

まほ「悲しそうな顔するからキスしたくなった?君も大概だな///」

まほ「君のせいでスイッチが入ったぞ??早く寝室へ行こう??」

ーーーーーーーー
26 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:21:04.31 J+FHOIAN0
まほ「んっ??そこっ??そこもっと舌でぐりぐりしてぇ!??」ブルブル

まほ「んぁっ!?いきなりクリ吸っちゃダメ!??もうイク!イっちゃう!イク!イク!??」ガクガク

まほ「ダメダメダメダメ!??おしっこ飲まないでぇ????」プシャァァァ

まほ「はぁ、な、なんとか気絶せずに済んだぞ...??」

まほ「次は君の番...あれ?ど、どうして勃ってないんだ?」アセアセ

まほ「す、すまない!自分のことばっかりで君のことを考えてなかった!」

まほ「え?今日は疲れてるからもう休む?そ、そんな!私ばっかり満足してこれじゃあ君が!」

まほ「わ、分かった。おやすみ...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
27 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:21:40.23 J+FHOIAN0
まほ「おはよう」

まほ「よく眠れたか?今日は私が朝食を作るよ」

まほ「うん、待っててくれ」

ーーーーーーーー

まほ「お待ちどうさま」

まほ「フフ、美味しいか?西住流の料理は伊達じゃないぞ♪」

まほ「きょ、今日なんだが、よかったら一緒に出かけないか?あんまり二人で休みがかぶることってないから...」

まほ「ほんとか!?今すぐ準備して待ってるぞ!」

ーーーーーーーー
28 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:22:31.98 J+FHOIAN0
ショッピングモール

まほ「フフ、こうやって二人で出かけるのはいつぶりだろうな?」

まほ「初めて二人でデートした時は、みほも一緒だったな」

まほ「知ってるか?みほのやつ、君に惚れてたらしいぞ?」

まほ「フフ、嘘じゃない、ほんとだよ。君、アリスとよくボコミュージアムに行ってただろう?その時に一目惚れしたらしいぞ。ボコ好きの男の人なんて初めて出会ったって」ケラケラ

まほ「実は今日はサプライズゲストがいるんだ」

みほ「こんにちはー!」

まほ「驚いたか?一昨日から帰国してたんだぞ?」

みほ「お兄さん、お久しぶりですね」パチッ
33 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:28:32.86 TatDfS5w0
まほ「さっきみほが彼にほの字だって話をしてたんだ」ハハハ

みほ「ちょっと///やめてよお姉ちゃん///」

まほ「君、そんなにニヤけるな!」ムスッ

みほ「あはは、二人とも仲良くなれたんだね」

まほ「ま、まぁな///」

みほ「(お姉ちゃん、今もお兄さんが苦しんでることも知らずに幸せそう...)」

みほ「そうだお姉ちゃん、すぐ近くの店でボコの限定品が売られてるの!まずそこに行ってもいいかな?」

まほ「あぁいいぞ。その次は〜」

ーーーーーーーー
34 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:29:07.89 TatDfS5w0
みほ「お姉ちゃん、お兄さん、今日はありがとう!すっごく楽しかった!」

まほ「あぁ。私達も久しぶりにみほに会えてよかったよ」

まほ「みほはこのまま家に帰るのか?」

みほ「うん。こっちにいる期間だけ借りてる家があるからそっちにね」

まほ「そうか。ん?みほを送っていく?」

みほ「えっ!いいんですか?」

まほ「君がそう言うなら、みほを任せたぞ」

みほ「ありがとうございます!」ニコッ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
35 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:29:49.25 TatDfS5w0
みほの家

みほ「やっと二人になれましたね♪」

みほ「あんっ??いきなり抱きつかないでください///」ギュッ

みほ「へへ」チュッ

みほ「お兄さん...」

みほ「今日、お姉ちゃんがお兄さんと仲良くしてるところを見るたびに胸が苦しくなりました」

みほ「どうしてお兄さんの隣にいるのは私じゃないんだろう」

みほ「どうしてお兄さんを傷つけたお姉ちゃんが今も隣にいるんだろう」

みほ「私じゃダメなのかな」

みほ「って」
36 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:30:43.02 TatDfS5w0
みほ「お姉ちゃんと別れてください」

みほ「私はお兄さんが好きです。世界で一番愛してます。お姉ちゃんみたいに暴力も振るいません」

みほ「お願いします...」ギュゥゥ

みほ「えっ?ほんとですか...?本当にお姉ちゃんと別れてくれるんですか?」

みほ「ありがとうございます...大好きです...」

みほ「じゃあ今日はえっちは無しです!早く帰ってお姉ちゃんに言ってください!」ニコッ

みほ「そんなに落ち込まないで!私と結婚したらいっぱいさせてあげますから...??」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
37 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:41:41.99 TatDfS5w0
ハートがスマホから見ると??になってることに今気づいたんだけどなんでだ?どのハートならそのまま使えるんだろ

まほ「(遅いなぁ...)」シュン

まほ「あっ!おかえり!」パァァ

まほ「どうしたんだ?深刻な顔して」

まほ「...?」

まほ「すまない。聞こえなかった...いや、聞こえてはいるんだ。けど、分からない。どう言うことだ?別れる...?別れるってなんだ...?」

まほ「ま、待ってくれ!頭の中がグチャグチャになってて分からないんだ!」

まほ「わ、別れる?離婚するのか...?」

まほ「な、なにか君の気に障ることをしてしまったか??すまない!すぐに直すから言ってくれ!」ガタガタ
38 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:52:06.24 TatDfS5w0
まほ「そ...うか...。私といるだけで辛い...か...」

まほ「すまなかった。君のことをあれだけ酷い目に合わせて、元どおりになようとするなんて、都合が良すぎたか...」

まほ「ごめんなさい」ポロポロ

まほ「私は君のことを心から愛してるんだ」グスッ

まほ「私には君しかいないんだ」ヒッグ

まほ「お願いします。捨てないでください...」ポロポロ
39 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:53:06.94 TatDfS5w0
みほ「諦めないよ。おねえちゃん」

まほ「み、みほ?」

みほ「お兄さんが心配になってきちゃった。でもちゃんと言えたんだね」

まほ「何のことだ...?」

みほ「私がお兄さんにお願いしたの。お姉ちゃんと別れてって」

まほ「うそ...」

みほ「ほんとだよ?お姉ちゃん散々お兄さんの事乱暴に扱ってたのに、まだ結婚生活続けようとしてるでしょ?」

まほ「け、けど彼は承諾してくれたんだ!」

みほ「お兄さんに決定権なんかないもん。お姉ちゃんも一緒でしょ?」

まほ「え...?」
40 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:53:46.33 TatDfS5w0
みほ「聞いたよ。お姉ちゃん、お兄さんのご両親に土下座したんでしょ?それでご両親が認めたから離婚せずに済んだだけだよね?」

みほ「お姉ちゃんとの結婚を続けるかを決めたのはお兄さんじゃないんだよ。結婚したくないのにさせられたお姉ちゃんと一緒」

まほ「ほ、ほんとに君は私と生活していくことを望んでいなかったのか...?」

みほ「当たり前でしょ。倒れるまで追い詰められてまだ一緒に生活したいなんてドMだよ」

まほ「みほは黙っていろ!」カッ

みほ「こわ〜い!そうやってお兄さんを抑えつけてたんだ?」ニコニコ

みほ「あぁ!お兄さんも怖がらないで!大丈夫だから...」ギュッ

まほ「やめろ!私の旦那だぞ!」

みほ「だから別れるって言ってるでしょ?もう旦那じゃないってば」

まほ「うるさい!き、君!聞いてくれ。ほんとはみほに脅されてるんだろう?離婚なんて望んでないよな?」

みほ「そこまで言うなら私一回この部屋から出るね?もし本当にお兄さんが脅されてるなら警察呼べばいいよ」

みほ「お兄さん、大丈夫だからね。何かあったらすぐ助けるから」パタン
41 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 21:18:48.22 TatDfS5w0
まほ「...」

まほ「脅されてるんだよな...?」

まほ「頼む、そうだと言ってくれ」ポロポロ

まほ「そうか...」ポロポロ

まほ「私は君に散々酷いことをした。潔く諦めるよ」ポロポロ

まほ「...みほ」

みほ「呼んだ?」ガチャッ
42 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 21:20:20.96 TatDfS5w0
まほ「お母様には私から話しておく」

みほ「あれ、あっさり認めるんだ?もっと抵抗するかと思ってたのに」

まほ「元はと言えば私が悪いんだ。私はもうこれ以上彼を傷つけたくないんだ...私ばっかり浮かれて...バカみたいだ...」

みほ「ふぅん...」

みほ「その程度の愛だったってことだね」

まほ「なっ!?」

みほ「お兄さんもよく分かったでしょ?愛してるって言ったって一言別れてって言ったら別れちゃう程度なんだよ」

まほ「違う!私は彼をもう傷つけたくないから...!」

みほ「お兄さん、もしお姉ちゃんが食い下がったらその気持ちに応えるつもりだったんだよ?ね?」

まほ「そうなのか...?」

みほ「けどお姉ちゃんがあっさり認めちゃうからお兄さん余計に傷ついちゃったよ!」

まほ「そんな!待ってくれ!こんなのあんまりだ!私は本当に君を愛しているんだ!」

みほ「もう遅いよ。お姉ちゃん」

みほ「お兄さんも行こ?分かったでしょ?お姉ちゃんの気持ちがこの程度だったって」

まほ「...」ボロボロ

みほ「じゃあお姉ちゃん、私達帰るからお母さんへの連絡はよろしくね」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
43 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 21:20:55.09 TatDfS5w0
みほ「あー怖かったー!」

みほ「刺されるんじゃないかってハラハラしたよー!」

みほ「それにしても、お兄さんも意外と意地悪ですよね。お姉ちゃんに復讐するためにあんな演技までして」クスクス

みほ「実の姉にあんなことさせてごめん?私のことは気にしないでください!お兄さんの事で憤ってたのはほんとですから...」

みほ「あっ、これからはお兄さんじゃなくてアナタって呼んでもいいですか?///」カァァ

みほ「やったー!これからが楽しみだね!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

その後しばらくして西住流時期家元、西住まほが離婚届を提出したことは戦車道界に知れ渡ることとなった。
西住まほは離婚のショックを忘れるためか、これまで以上に戦車道に励み、戦車道界一の鬼神として名を馳せる事となった。

おしり
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/28(木) 00:11:40.97 9CGd9Z2y0
まほ「朝からサカりすぎた...もう昼だぞ...」

まほ「ん、もう食事ができたのか。流石だな」ニッ

まほ「頂きます」ズズッ

まほ「うん、美味しい」タレゾウデス

ーーーーーーーー

まほ「ご馳走様でした。美味しかったぞ」

まほ「ところで、今日はお母様が来る日だからなにか甘味を買ってきてもらってもいいか?私は家の掃除をする」

まほ「ありがとう。それじゃあよろしく頼む」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

まほ「ふう、これでひと段落ついたな。あとは彼の帰りとお母様が来られるのを待つだけか...」

まほ「(彼が倒れたあの日、私は彼に最後のチャンスをもらった。彼は私との離婚を勧める島田親子やお母様、それにお義父様とお義母様の反対を押し切ってくれたんだ)」

ーーーーーーーー
46 :◆9Ce54OonTI 2017/12/28(木) 00:12:14.00 9CGd9Z2y0
回想

千代「あのね、島田流に戻らない?」 ??千代「そうよ。西住流から抜けるってこと。あの女と離婚しないか?ってことよ」 ?
千代「嫌ですって?...どうして?あなたそんなにボロボロになるまで追い詰められて、こんな酷い目に遭わされてるのに」ポロポロ

千代「それでもまほを愛してる?でもあなたは愛されてないじゃない!」

まほ「君...。ありがとう。私も君を愛してる。君は結婚した時からずっと優しくて、国際強化選手になってからずっと押しつぶされそうになっていた私の心を唯一癒してくれる存在だった」 ??まほ「そんな君に甘えるうちに、君に八つ当たりすることが当たり前になってしまった。そうするうちに私もやめられなくなって...」 ?
まほ「本当にごめんなさい」トゲザ

千代「...」

千代「あなたは本当にそれでいいの...?貴方の尊厳を踏みにじったこの女の言葉を信じるの?」

千代「 それでももう一度まほさんを信じたい...?そう...。好きにしなさい」

まほ「君...。ありがとう...ありがとう...」

ーーーーーーーー
47 :◆9Ce54OonTI 2017/12/28(木) 00:12:44.60 9CGd9Z2y0
まほ「(私は例えこの命に代えても二度と彼を苦しませないと誓ったんだ...)」

ピンポーン

まほ「!はい」ガチャッ

しほ「私よ」

まほ「あぁお母様。どうぞ上がってください」

しほ「お邪魔します。あら、彼はどこへ?」

まほ「今お母様にお出しする甘味を買いに行っているところです。もうじき帰るかと」

しほ「あら、そんな気を使わなくてもいいのに」

まほ「フフ、そういう訳にもいきませんよ」

しほ「あら、どうして?」

まほ「今日は大切なお話があって...」

ガチャッ

まほ「あ、おかえり。丁度いいところに来たな」

しほ「こんにちは。お邪魔してます。それで、大切な話って?」

まほ「実は、赤ちゃんが出来ました」

しほ「まぁ...何週間なの?」

まほ「16週間目です。お医者様曰く、多分女の子だろうとの事です」

しほ「それは...おめでとう、まほ」ウルウル

まほ「ありがとうございます...」

しほ「彼が倒れた時はもう孫の顔は見られないと思ったけど、よく元の関係に戻れたわね。素晴らしいわ」

まほ「彼の器のおかげです。感謝してもしきれません...」

しほ「そうね。そんな謙遜しないで頂戴、あなたには感謝してるわ」

まほ「君、これからもよろしく頼むぞ」ニコッ
48 :◆9Ce54OonTI 2017/12/28(木) 00:14:56.52 9CGd9Z2y0
くーつか
IFって形になったけど離婚しなかった場合のハッピーエンドバッドエンドは書いたからこれでいいかな
離婚しちゃったら流石にハッピーエンドはないでしょ(適当)

【ガルパン 】まほ「許してくれ...」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:54:29.57 J+FHOIAN0
?映画とは全く関係ありません
?時系列は全国大会の数年後(適当)
?オリキャラ&シリアス注意

エリカ「隊長、お疲れ様でした」

まほ「あぁ、お疲れ様」

エリカ「そういえば、今日で隊長が国際強化選手に選ばれてもう2年ですね...」

まほ「もうそんなに経ったのか。と言うことは、お前がここに来てもうすぐ1年なのか」

エリカ「早いものですね...」

エリカ「みほは戦車道の推薦でドイツに行っちゃったし、隊長も結婚しちゃうし...。この数年で周りの環境変わりすぎですよ!」

まほ「そうだな...」

エリカ「そういえば、旦那さんとは上手くいってるんですか?何かしら縁のある許嫁だったとは聞いてますけど」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514289269
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:55:25.49 J+FHOIAN0
まほ「...」

エリカ「隊長?」

まほ「ん?いや、どうと言うことはないぞ。普通だ」

エリカ「初めて見た時はあんな気の弱そうな奴が隊長と結婚なんて!と思いましたけど、最近はなんだかんだガッシリしてて男らしいし、隊長が羨ましく思えてきたんですよね」

まほ「まぁ、整備士だからな」

まほ「ん?すまないエリカ。電話がかかってきた」

エリカ「噂をすれば!旦那さんからですか!?」

まほ「あぁ。悪いが先に帰っていてくれ」

エリカ「はい!お先に失礼します」

まほ「...何の用だ?」

まほ「帰る時間?知るか。そのくらい自分で考えられないのか?切るぞ」ピッ

まほ「役立たずめ」チッ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:59:07.75 J+FHOIAN0
まほ「帰ったぞ」

まほ「食事がまだできていないだと?早くしろ」

まほ「帰る時間が分からないから間に合わなかっただと?君、私のせいにしているのか?」

まほ「違う?なら余計なことは言わないことだな。もういい。先に風呂に入る」

まほ「は?風呂もくめてない?君は本当に役立たずだな...」

まほ「どけ、自分でくむ」

まほ「これだから島田流の犬は...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

まほ「上がったぞ。はやく食事を用意してくれ」

まほ「はぁ、やっと食事にありつける」

ーーーーーーーー

まほ「ご馳走さま」

まほ「は?君に言った訳じゃないぞ。食材に対して言ったんだ。つけあがるな」

まほ「あぁそうだ、今日も寝る前にベッドに来てくれ」ニヤッ

ーーーーーーーー
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:01:07.99 J+FHOIAN0
まほ「きたか。早速舐めろ」

まほ「早くしろ。どうせ島田流家元のも毎日していただろ?」

まほ「千代さんはこんな事させない?どうだかな。御託はいいから早くしろ」グイッ

まほ「んっ...はぁ、その舌使い...君の唯一の特技だな...」

まほ「クリ周りはゆっくりだ...そう...あっ!ふぅ!?そこだ!もっと舐めろ!」ビクビク

まほ「指も使え...ッ!そうだ!次は直接クリを舐めてッ!んぁ!」

まほ「そこっ!そこもっと弄ってぇ!」

まほ「イク!イクぞ!もっと激しく舐めろ!イク!イク!」グイッ

まほ「〜〜〜!」プシャァァァ

まほ「ッ!溢さず飲めよッ!」ガクガク

まほ「くッ!うう...」パタッ

まほ「...zzz」スゥ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:01:51.25 J+FHOIAN0
まほ「ん...」パチッ

まほ「(気絶して寝てたのか。ん?)」

まほ「おい、起きろ。なんでお前も寝てるんだ?」

まほ「休みの日だから寝坊した?私の朝食はどうなる?」

まほ「毎日毎日失敗するやつがごめんで済むと思うな」パンッ

まほ「フフ、痛いか?」

まほ「君の事で唯一好きなのはその表情だ」

まほ「脱げ」

まほ「えじゃない。全部脱げ」

まほ「フフ、いい眺めだな。おい、脚を舐めろ」

まほ「はぁん!君の舌技はどこにでも効くな...!」

まほ「それも島田流に仕込まれたのか?」フッ

まほ「島田流を悪く言うな?フン、流石は島田流で専属の整備士をしていただけの事はあって、よく調教されてるな」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:02:42.98 J+FHOIAN0
まほ「君との結婚なんて、お母様が君を引き抜かなければ絶対にしたくなかったものだ」

まほ「それにしても、なんで君はそんなに島田流の肩を持つのにこっちへ来たんだ?所詮は金か?」

まほ「ほぅ、君の親とうちの親がそんなとこで繋がってたとはな。お互い親の意向には逆らえないと言うことか」

まほ「もういい、舐めるのをやめろ」

まほ「君にすら望まない結婚だと言われるのは非常に不愉快だ。歯を食いしばれ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:04:23.04 J+FHOIAN0
まほ「このッ!」バキッ

まほ「誰のおかげでッ!」バキッ

まほ「生きていられると思うんだッ!」バキッ

まほ「フフ、反抗的な目だな。殴り返してみたらどうだ?」

まほ「...フフ、君にそんなこと出来るわけないな。君が問題を起こせば君の両親に非常に迷惑がかかる。君は耐えるしかないんだ」

まほ「シーツは今日中に取り替えておけ。床に垂れたその汚い鼻血も完璧に拭いておけよ」

まほ「外で食事を済ませてくる。コンビニの弁当の方が君が作った料理なんかよりよっぽど美味しいだろうな」ハハハ


ーーーーーーーーーーーーーーーー
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:05:38.56 J+FHOIAN0
まほ「ん?電話か」

まほ「もしもし、お母様ですか」

しほ「おはようまほ。家にかけても誰も出なかったからこっちにかけたの」

まほ「誰も?」

しほ「えぇ。それよりまほ、結婚生活は上手くいってるの?あなたも時期家元なんですから、そろそろ子供を作らないと」

まほ「またその話ですか?定期的に試してはいるんですが...」

しほ「せっかく無理を言って島田流から移籍してもらったんだから...」

まほ「彼にそんな価値があるとは思えませんが」

しほ「何言ってるの。あの人は常夫さんが最も見込んでる若手整備士よ。今後国際試合で活躍するには、重要なのは戦車と選手だけじゃないの。必ず優秀な整備士が必要になるわ」

まほ「はぁ」

しほ「常夫さんだって今後何十年も現役でいられるわけじゃない。そうなると後継者は必須だし、整備指導員としても西住流で活躍してもらうことを期待してるわ」

まほ「(お母様、彼の話になると長いんだよなぁ)」

まほ「お母様、よく分かりましたのでこの辺で失礼します」ピッ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:10:28.48 J+FHOIAN0
まほ「(あんな舌技しか能のない島田流の犬をお父様が見込んでる?冗談もほどほどにして欲しいものだな)」

まほ「...そういえば」

まほ「(彼の笑顔を見なくなったのはいつからだろうか?結婚したばかりの頃は、意外と楽しかったんだよな)」

まほ「(私が彼に辛く当たり始めたのは何故だろう?)」

まほ「(そういえば...)」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:18:05.16 J+FHOIAN0
回想

まほ「ただいま...」

まほ「いや、ちょっとばかり演習で手間取ってな」

まほ「まほらしくない?落ち込むなって?」イラッ

まほ「私だって散々苦労しているんだ!君に西住流家元の長女として生まれ、国際強化選手に指定された私のプレッシャーが分かるかのか!?」

まほ「君は働かなくても食っていけるんだからいいな!金のためじゃなくても毎日毎日戦車道に追われる私とは大違いだ!」

まほ「あっ...いやなんでもない」

まほ「そ、そんなに落ち込まなくてもいいじゃないか!元はと言えば君が...!」イライラ

まほ「クソッ!」ドンッ

まほ「フフ、押しただけだから痛くはないだろう?」

まほ「そう怯えた目をしないでくれ。ただ飼い犬に躾をするだけなんだから」ゾクゾク

まほ「ッ!」バキッ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:19:27.75 J+FHOIAN0
まほ「ケーキでも買っていってやるか...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

まほ「帰ったぞ」

まほ「おーい。また家事をサボって...!」

まほ「おい!どうしたんだ!しっかりしろ!」

まほ「(きゅ、救急車!)」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
病院

まほ「...」ボーッ

まほ「あっ...お義父様、お義母様」ペコリ

まほ「まだ原因が分からなくて...お義父様とお義母様が来られたらお医者様が説明すると...」

医者「あぁ、丁度お揃いですね」

まほ「あの!彼はどうしたんですか!?」

医者「まぁまぁ落ち着いて。まず、直接的な原因と考えられる身体的な異常は確認できませんでした」

まほ「よかった...」

医者「ただ、奥さん、今まで彼をどんな扱いしてたんですか?」

まほ「え?」

医者「旦那さん、全身の至る所に痣がありましたよ。目が醒めるなりあなたの名前を叫んで震えてましたし」

まほ「そ、それは...」

医者「身体的な異常はないと言いましたが、精神的な異常は大ありです。恐らく膨大なストレスからなる自律神経失調症だと思いますが、念のため心療内科の受診もお勧めします。それでは」

まほ「...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:20:32.79 J+FHOIAN0
しほ「まほ、説明しなさい」

しほ「幸い先方のご両親も、被害届は出さないと言ってくれているわ。それでも何があったのかは説明するのが義理よ」

千代「その話、私にも聞かせてもらえるかしら?」

しほ「千代!あなたなんでここに!?」

千代「私の大切な人が倒れたのにほっとくわけないでしょ?ね?まほさん」ギロッ

まほ「ヒッ...」

アリス「私も聞きたい...」

千代「あらアリス、もういいの?」

アリス「うん、お兄ちゃん眠ってるから...」

しほ「お兄ちゃん?」

アリス「うん。私のことほんとの妹みたいに接してくれたから。だからお兄ちゃん」

千代「それで、どういう訳があって彼を全身痣だらけで倒れるまで追い詰めたのか説明してもらえる?」

まほ「それは...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:21:03.21 J+FHOIAN0
しほ「...呆れました」

千代「最低ね」

アリス「グスッ」

千代「あなたあの子がどんな思いで西住流に移籍したのか分かってるの?自分は島田流を裏切りたくない。それでも親には逆らえない自分が情けないって、泣きながら土下座してきたのよ?」ポロポロ

アリス「お兄ちゃんは裏切り者じゃないし、誰もそんなこと思ってない!」

千代「なのにあなたは一方的に彼を私の犬だって見下して!ストレスの捌け口にしてたのね!」

千代「しほ、彼は返してもらうわ。慰謝料でもなんでも代わりに払ってあげるわよ」

まほ「ま、待ってください!私は彼と別れたくありません...」

しほ「まほ...」

千代「ちょっと、この期に及んで冗談はやめてくれないかしら?」

まほ「冗談じゃありません」キッ

千代「彼をこのまま西住流に置いておけば命がないわ。彼に離婚するよう交渉してくる」

アリス「わ、私もいく!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:21:39.98 J+FHOIAN0
病室

千代「おはよう。目が覚めた?」

千代「あらあら、泣かないで!大丈夫よ!実は話があってきたの」

まほ「...」

千代「あのね、島田流に戻らない?」

千代「そうよ。西住流から抜けるってこと。あの女と離婚しないか?ってことよ」

まほ「君...話を聞いて欲しい。私は今まで君に甘えていた。君は結婚した時からずっと優しくて、国際強化選手になってからずっと押しつぶされそうになっていた私の心を唯一癒してくれる存在だった」

まほ「そんな君に甘えるうちに、君に八つ当たりすることが当たり前になってしまった。そうするうちに私もやめられなくなって...」

千代「ねぇ、もう言い訳の時間は終わってくれないかしら?彼、あなたが話し始めてから震えが止まらないのよ」

まほ「ッ!」

アリス「お兄ちゃん.,.」ギュッ

千代「ねぇ、もう一度言うわ。うちへ戻って欲しいの。今更しほだって反対しないわ。あなたが了承すればあなたは自由になれるのよ?」

アリス「お兄ちゃん、戻ってきて?」

まほ「許してくれ...」

まほ「君がいないとダメなんだッ!」

千代「ほんと...?別れるのね!?」

アリス「お兄ちゃん!」ギュッ

まほ「嘘だ...」

まほ「嘘だと言ってくれ...」

千代「部外者は出て行ってくれるかしら?しほにはこっちから伝えておくわ。離婚手続きに関してはうちの顧問弁護士から連絡がいくから、話はそこを通してちょうだい」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
44 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 23:51:20.57 TatDfS5w0
昨日書いたifも今から書くのもどっから繋がってるのか分かりにくいから>>14で千代さんの提案を拒否したってことで

ifルート(ハッピーエンド)

まほ「ん...」パチッ

まほ「おはよう...」ギュゥゥ

まほ「はぁ、幸せだ...ん?」

スリスリ

まほ「お、おい///朝から元気すぎないか!?」

まほ「朝だから元気なんだって?仕方ない奴め。可愛がってやるぞ?」イチャイチャ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:22:35.61 J+FHOIAN0
後日談

千代「お疲れ様。もう仕事は終わったの?」

千代「流石ね!早く帰ってご飯にしましょ!」

アリス「お兄ちゃん、手繋ご」ギュッ

千代「あらあら、3人で?」フフッ ギュッ

ーーーーーーーー

千代?アリス「ただいまー」

千代「西住流から手紙が来てるわね...」

千代「ふぅん...」

アリス「なんの手紙?」

アリス「お兄ちゃん?どうしたの?」

千代「大丈夫よ。何かあったらうちの弁護士が動くから」

千代「認知はしてないんでしょ?」

ーーーーーーーー
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:26:02.28 J+FHOIAN0
くう疲!
寝る前の妄想をサッと書いたからツッコミどころ満載ですまん
一応千代さんとの濡れ場も書いたんだけど話との繋がりを上手く表現できないから貼るかは>>15 までに多かった方で
1いる
2いらない
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:26:54.31 J+FHOIAN0
>>20
すまん
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 21:53:33.23 8J3QzJoDO
濡れ場よりも想像妊娠や刃傷沙汰で大暴れするまほが見たい
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 22:20:26.99 J+FHOIAN0
>>18

千代「お疲れ様。もう仕事は終わったの?」

千代「まだかかりそうだから先に帰ってくれ?分かったわ。あまり遅くならないでね」

ーーーーーーーー

まほ「(いた...)」

まほ「や、やぁ」

まほ「そ、そんなに驚かないでくれ!私はただ話をしに来ただけなんだ!」

まほ「ありがとう...君は相変わらず優しいんだな...」

まほ「そう、お腹の赤ちゃんのことなんだ」

まほ「私はこの子を産もうと思ってる。けど、パパがいないなんて可哀想じゃないか」

まほ「私ともう一度やり直してくれないか?」

まほ「そうか...私はもう君と一緒にはなれないのか...」

まほ「ッ!」サクッ

まほ「ごめん...なさい...痛い?そっか。でも自分が抑えられなくて...君が私の言うことを聞いてくれないから...」

まほ「フフ、眼の焦点が合ってないぞ。可愛いな」チュッ

まほ「久々のキスだな...血の味がする」

まほ「ずっと一緒にいよう...」

その晩首のない男の遺体が島田流家元によって発見された。
そしてこの日を境に西住流の長女も失踪したと言う。

https://youtu.be/t5rW-ikAINw
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 22:34:49.42 8J3QzJoDO
いいね
お代わりで「何とか仲直りして幸せ生活を再開できたと思ったら実は裏切られていた」も頼む
エリカやしほあたりで
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 22:40:45.74 J+FHOIAN0
>>21
すまん、裏切られてるってのはまほがってことでおけ?
エリカやしほが旦那に肩入れする的な
24 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:19:04.25 J+FHOIAN0
>>22

ifルート(バッドエンド)

まほ「頂きます」

まほ「うん、君が作った料理は相変わらず美味しいな」

まほ「えっ!?ワザとらしいなんて...本当に思ってるんだ!」アセアセ

まほ「あっ...すまないまた大声を出してしまって...」

まほ「また出かけるのか?よかったら私も一緒に...そ、そうか。分かった。私は家でゆっくりしてるよ...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

みほ「遅いです!」

みほ「じょ、冗談ですよ。私も今来たとこですから。それにしてもお兄さん、あの一件があってから随分痩せちゃいましたね...」

みほ「えっ?私といると元気になれるからいいって?や、やめてください///お兄さんにはお姉ちゃんがいるんだから!」

みほ「そんなにお姉ちゃんとの生活が辛いの...?」

みほ「...ウチに来ませんか?話くらい聞いてあげられますから...」

ーーーーーーーー
25 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:20:31.32 J+FHOIAN0
まほ「お、おかえり!」

まほ「随分遅いじゃないか。心配したぞ?」

まほ「そ、そうだな。君ももう子供じゃないもんな。すまない」ハハハ

まほ「実は食事を作ったんだ!今からあっため...いらないのか?」

まほ「そうか...もう食べてきたのか...」

まほ「んっ!?」チュッ

まほ「まてまて!いきなりキスは反則だ!」

まほ「悲しそうな顔するからキスしたくなった?君も大概だな///」

まほ「君のせいでスイッチが入ったぞ??早く寝室へ行こう??」

ーーーーーーーー
26 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:21:04.31 J+FHOIAN0
まほ「んっ??そこっ??そこもっと舌でぐりぐりしてぇ!??」ブルブル

まほ「んぁっ!?いきなりクリ吸っちゃダメ!??もうイク!イっちゃう!イク!イク!??」ガクガク

まほ「ダメダメダメダメ!??おしっこ飲まないでぇ????」プシャァァァ

まほ「はぁ、な、なんとか気絶せずに済んだぞ...??」

まほ「次は君の番...あれ?ど、どうして勃ってないんだ?」アセアセ

まほ「す、すまない!自分のことばっかりで君のことを考えてなかった!」

まほ「え?今日は疲れてるからもう休む?そ、そんな!私ばっかり満足してこれじゃあ君が!」

まほ「わ、分かった。おやすみ...」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
27 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:21:40.23 J+FHOIAN0
まほ「おはよう」

まほ「よく眠れたか?今日は私が朝食を作るよ」

まほ「うん、待っててくれ」

ーーーーーーーー

まほ「お待ちどうさま」

まほ「フフ、美味しいか?西住流の料理は伊達じゃないぞ♪」

まほ「きょ、今日なんだが、よかったら一緒に出かけないか?あんまり二人で休みがかぶることってないから...」

まほ「ほんとか!?今すぐ準備して待ってるぞ!」

ーーーーーーーー
28 :◆9Ce54OonTI 2017/12/26(火) 23:22:31.98 J+FHOIAN0
ショッピングモール

まほ「フフ、こうやって二人で出かけるのはいつぶりだろうな?」

まほ「初めて二人でデートした時は、みほも一緒だったな」

まほ「知ってるか?みほのやつ、君に惚れてたらしいぞ?」

まほ「フフ、嘘じゃない、ほんとだよ。君、アリスとよくボコミュージアムに行ってただろう?その時に一目惚れしたらしいぞ。ボコ好きの男の人なんて初めて出会ったって」ケラケラ

まほ「実は今日はサプライズゲストがいるんだ」

みほ「こんにちはー!」

まほ「驚いたか?一昨日から帰国してたんだぞ?」

みほ「お兄さん、お久しぶりですね」パチッ
33 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:28:32.86 TatDfS5w0
まほ「さっきみほが彼にほの字だって話をしてたんだ」ハハハ

みほ「ちょっと///やめてよお姉ちゃん///」

まほ「君、そんなにニヤけるな!」ムスッ

みほ「あはは、二人とも仲良くなれたんだね」

まほ「ま、まぁな///」

みほ「(お姉ちゃん、今もお兄さんが苦しんでることも知らずに幸せそう...)」

みほ「そうだお姉ちゃん、すぐ近くの店でボコの限定品が売られてるの!まずそこに行ってもいいかな?」

まほ「あぁいいぞ。その次は〜」

ーーーーーーーー
34 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:29:07.89 TatDfS5w0
みほ「お姉ちゃん、お兄さん、今日はありがとう!すっごく楽しかった!」

まほ「あぁ。私達も久しぶりにみほに会えてよかったよ」

まほ「みほはこのまま家に帰るのか?」

みほ「うん。こっちにいる期間だけ借りてる家があるからそっちにね」

まほ「そうか。ん?みほを送っていく?」

みほ「えっ!いいんですか?」

まほ「君がそう言うなら、みほを任せたぞ」

みほ「ありがとうございます!」ニコッ

ーーーーーーーーーーーーーーーー
35 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:29:49.25 TatDfS5w0
みほの家

みほ「やっと二人になれましたね♪」

みほ「あんっ??いきなり抱きつかないでください///」ギュッ

みほ「へへ」チュッ

みほ「お兄さん...」

みほ「今日、お姉ちゃんがお兄さんと仲良くしてるところを見るたびに胸が苦しくなりました」

みほ「どうしてお兄さんの隣にいるのは私じゃないんだろう」

みほ「どうしてお兄さんを傷つけたお姉ちゃんが今も隣にいるんだろう」

みほ「私じゃダメなのかな」

みほ「って」
36 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:30:43.02 TatDfS5w0
みほ「お姉ちゃんと別れてください」

みほ「私はお兄さんが好きです。世界で一番愛してます。お姉ちゃんみたいに暴力も振るいません」

みほ「お願いします...」ギュゥゥ

みほ「えっ?ほんとですか...?本当にお姉ちゃんと別れてくれるんですか?」

みほ「ありがとうございます...大好きです...」

みほ「じゃあ今日はえっちは無しです!早く帰ってお姉ちゃんに言ってください!」ニコッ

みほ「そんなに落ち込まないで!私と結婚したらいっぱいさせてあげますから...??」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
37 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:41:41.99 TatDfS5w0
ハートがスマホから見ると??になってることに今気づいたんだけどなんでだ?どのハートならそのまま使えるんだろ

まほ「(遅いなぁ...)」シュン

まほ「あっ!おかえり!」パァァ

まほ「どうしたんだ?深刻な顔して」

まほ「...?」

まほ「すまない。聞こえなかった...いや、聞こえてはいるんだ。けど、分からない。どう言うことだ?別れる...?別れるってなんだ...?」

まほ「ま、待ってくれ!頭の中がグチャグチャになってて分からないんだ!」

まほ「わ、別れる?離婚するのか...?」

まほ「な、なにか君の気に障ることをしてしまったか??すまない!すぐに直すから言ってくれ!」ガタガタ
38 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:52:06.24 TatDfS5w0
まほ「そ...うか...。私といるだけで辛い...か...」

まほ「すまなかった。君のことをあれだけ酷い目に合わせて、元どおりになようとするなんて、都合が良すぎたか...」

まほ「ごめんなさい」ポロポロ

まほ「私は君のことを心から愛してるんだ」グスッ

まほ「私には君しかいないんだ」ヒッグ

まほ「お願いします。捨てないでください...」ポロポロ
39 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:53:06.94 TatDfS5w0
みほ「諦めないよ。おねえちゃん」

まほ「み、みほ?」

みほ「お兄さんが心配になってきちゃった。でもちゃんと言えたんだね」

まほ「何のことだ...?」

みほ「私がお兄さんにお願いしたの。お姉ちゃんと別れてって」

まほ「うそ...」

みほ「ほんとだよ?お姉ちゃん散々お兄さんの事乱暴に扱ってたのに、まだ結婚生活続けようとしてるでしょ?」

まほ「け、けど彼は承諾してくれたんだ!」

みほ「お兄さんに決定権なんかないもん。お姉ちゃんも一緒でしょ?」

まほ「え...?」
40 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 20:53:46.33 TatDfS5w0
みほ「聞いたよ。お姉ちゃん、お兄さんのご両親に土下座したんでしょ?それでご両親が認めたから離婚せずに済んだだけだよね?」

みほ「お姉ちゃんとの結婚を続けるかを決めたのはお兄さんじゃないんだよ。結婚したくないのにさせられたお姉ちゃんと一緒」

まほ「ほ、ほんとに君は私と生活していくことを望んでいなかったのか...?」

みほ「当たり前でしょ。倒れるまで追い詰められてまだ一緒に生活したいなんてドMだよ」

まほ「みほは黙っていろ!」カッ

みほ「こわ〜い!そうやってお兄さんを抑えつけてたんだ?」ニコニコ

みほ「あぁ!お兄さんも怖がらないで!大丈夫だから...」ギュッ

まほ「やめろ!私の旦那だぞ!」

みほ「だから別れるって言ってるでしょ?もう旦那じゃないってば」

まほ「うるさい!き、君!聞いてくれ。ほんとはみほに脅されてるんだろう?離婚なんて望んでないよな?」

みほ「そこまで言うなら私一回この部屋から出るね?もし本当にお兄さんが脅されてるなら警察呼べばいいよ」

みほ「お兄さん、大丈夫だからね。何かあったらすぐ助けるから」パタン
41 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 21:18:48.22 TatDfS5w0
まほ「...」

まほ「脅されてるんだよな...?」

まほ「頼む、そうだと言ってくれ」ポロポロ

まほ「そうか...」ポロポロ

まほ「私は君に散々酷いことをした。潔く諦めるよ」ポロポロ

まほ「...みほ」

みほ「呼んだ?」ガチャッ
42 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 21:20:20.96 TatDfS5w0
まほ「お母様には私から話しておく」

みほ「あれ、あっさり認めるんだ?もっと抵抗するかと思ってたのに」

まほ「元はと言えば私が悪いんだ。私はもうこれ以上彼を傷つけたくないんだ...私ばっかり浮かれて...バカみたいだ...」

みほ「ふぅん...」

みほ「その程度の愛だったってことだね」

まほ「なっ!?」

みほ「お兄さんもよく分かったでしょ?愛してるって言ったって一言別れてって言ったら別れちゃう程度なんだよ」

まほ「違う!私は彼をもう傷つけたくないから...!」

みほ「お兄さん、もしお姉ちゃんが食い下がったらその気持ちに応えるつもりだったんだよ?ね?」

まほ「そうなのか...?」

みほ「けどお姉ちゃんがあっさり認めちゃうからお兄さん余計に傷ついちゃったよ!」

まほ「そんな!待ってくれ!こんなのあんまりだ!私は本当に君を愛しているんだ!」

みほ「もう遅いよ。お姉ちゃん」

みほ「お兄さんも行こ?分かったでしょ?お姉ちゃんの気持ちがこの程度だったって」

まほ「...」ボロボロ

みほ「じゃあお姉ちゃん、私達帰るからお母さんへの連絡はよろしくね」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
43 :◆9Ce54OonTI 2017/12/27(水) 21:20:55.09 TatDfS5w0
みほ「あー怖かったー!」

みほ「刺されるんじゃないかってハラハラしたよー!」

みほ「それにしても、お兄さんも意外と意地悪ですよね。お姉ちゃんに復讐するためにあんな演技までして」クスクス

みほ「実の姉にあんなことさせてごめん?私のことは気にしないでください!お兄さんの事で憤ってたのはほんとですから...」

みほ「あっ、これからはお兄さんじゃなくてアナタって呼んでもいいですか?///」カァァ

みほ「やったー!これからが楽しみだね!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

その後しばらくして西住流時期家元、西住まほが離婚届を提出したことは戦車道界に知れ渡ることとなった。
西住まほは離婚のショックを忘れるためか、これまで以上に戦車道に励み、戦車道界一の鬼神として名を馳せる事となった。

おしり
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/28(木) 00:11:40.97 9CGd9Z2y0
まほ「朝からサカりすぎた...もう昼だぞ...」

まほ「ん、もう食事ができたのか。流石だな」ニッ

まほ「頂きます」ズズッ

まほ「うん、美味しい」タレゾウデス

ーーーーーーーー

まほ「ご馳走様でした。美味しかったぞ」

まほ「ところで、今日はお母様が来る日だからなにか甘味を買ってきてもらってもいいか?私は家の掃除をする」

まほ「ありがとう。それじゃあよろしく頼む」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

まほ「ふう、これでひと段落ついたな。あとは彼の帰りとお母様が来られるのを待つだけか...」

まほ「(彼が倒れたあの日、私は彼に最後のチャンスをもらった。彼は私との離婚を勧める島田親子やお母様、それにお義父様とお義母様の反対を押し切ってくれたんだ)」

ーーーーーーーー
46 :◆9Ce54OonTI 2017/12/28(木) 00:12:14.00 9CGd9Z2y0
回想

千代「あのね、島田流に戻らない?」 ??千代「そうよ。西住流から抜けるってこと。あの女と離婚しないか?ってことよ」 ?
千代「嫌ですって?...どうして?あなたそんなにボロボロになるまで追い詰められて、こんな酷い目に遭わされてるのに」ポロポロ

千代「それでもまほを愛してる?でもあなたは愛されてないじゃない!」

まほ「君...。ありがとう。私も君を愛してる。君は結婚した時からずっと優しくて、国際強化選手になってからずっと押しつぶされそうになっていた私の心を唯一癒してくれる存在だった」 ??まほ「そんな君に甘えるうちに、君に八つ当たりすることが当たり前になってしまった。そうするうちに私もやめられなくなって...」 ?
まほ「本当にごめんなさい」トゲザ

千代「...」

千代「あなたは本当にそれでいいの...?貴方の尊厳を踏みにじったこの女の言葉を信じるの?」

千代「 それでももう一度まほさんを信じたい...?そう...。好きにしなさい」

まほ「君...。ありがとう...ありがとう...」

ーーーーーーーー
47 :◆9Ce54OonTI 2017/12/28(木) 00:12:44.60 9CGd9Z2y0
まほ「(私は例えこの命に代えても二度と彼を苦しませないと誓ったんだ...)」

ピンポーン

まほ「!はい」ガチャッ

しほ「私よ」

まほ「あぁお母様。どうぞ上がってください」

しほ「お邪魔します。あら、彼はどこへ?」

まほ「今お母様にお出しする甘味を買いに行っているところです。もうじき帰るかと」

しほ「あら、そんな気を使わなくてもいいのに」

まほ「フフ、そういう訳にもいきませんよ」

しほ「あら、どうして?」

まほ「今日は大切なお話があって...」

ガチャッ

まほ「あ、おかえり。丁度いいところに来たな」

しほ「こんにちは。お邪魔してます。それで、大切な話って?」

まほ「実は、赤ちゃんが出来ました」

しほ「まぁ...何週間なの?」

まほ「16週間目です。お医者様曰く、多分女の子だろうとの事です」

しほ「それは...おめでとう、まほ」ウルウル

まほ「ありがとうございます...」

しほ「彼が倒れた時はもう孫の顔は見られないと思ったけど、よく元の関係に戻れたわね。素晴らしいわ」

まほ「彼の器のおかげです。感謝してもしきれません...」

しほ「そうね。そんな謙遜しないで頂戴、あなたには感謝してるわ」

まほ「君、これからもよろしく頼むぞ」ニコッ
48 :◆9Ce54OonTI 2017/12/28(木) 00:14:56.52 9CGd9Z2y0
くーつか
IFって形になったけど離婚しなかった場合のハッピーエンドバッドエンドは書いたからこれでいいかな
離婚しちゃったら流石にハッピーエンドはないでしょ(適当)

【ガルパン】まほ「みほ警察だ!!!」小梅「最終章」

1 :◆45SR4r0flud5 2017/12/17(日) 22:57:23.98 09IAG3TYO
優花里「しーっ!お静かにお願いします」

まほ「秋山優花里だな。何をしている?」

優花里「こちらのセリフです!......あぁ、しまった!とにかくお静かに」

???「どこへ行った!」

???「こちらから声がしたぞ!探せ!」

優花里「あぁ、やっぱり!気づかれてしまいました!」

まほ「なるほど、取り込み中か」

優花里「とにかくここにいては見つかってしまいますから、逃げましょうこっちです!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513519043
2 :◆45SR4r0flud5 2017/12/17(日) 23:04:50.62 09IAG3TYO
優花里「ここまでくれば安全ですかね.....」

まほ「ふむ、そうか。では改めて」

まほ「みほ警察だ!!!」

小梅「ピーッ!!!」

優花里「どうして隠れてるのに大きい音を立てるんですかね?!」

まほ「秋山優花里、キミはこんなところでコソコソと偵察任務についている場合ではない!」

小梅「ピーッ!ピッ!」

優花里「分かりました!分かりましたからせめて笛はやめてください!」

小梅「ピーッ?」

優花里「ちょ、本当にやめて...わたしが何したって言うんですか......」

小梅「ちょっとキャラ被ってませんか?」

優花里「被ってませんよ!!逆恨みじゃないですか!?」

小梅「ピーッ!」イエローカード

優花里「えぇっ.....ほんとえーっ.....」

まほ「小梅、やめなさい。話が進まない」

3 :◆45SR4r0flud5 2017/12/17(日) 23:16:00.59 09IAG3TYO
まほ「まぁ、我々はな、少々怒っている」

優花里「はぁ、そうですか」

???「くそッ!どこに行ったんだ!それもこれもお前らが」
???「なんだと!お前らこそ!」

まほ「キミはみほが好きだろう?」

優花里「えぇ、まぁ、チームメイトとして.....」

まほ「はぁ.....」

優花里「いつも思うんですけど、なんなんですかね?わたしがおかしいんですかね?」

小梅「おかしいのは最終章で

まほ「小梅、ネタバレはダメだ」

小梅「はい....」

優花里「なんのことかよく分かりませんがなもうこの場にいる時店でだいぶ手遅れだと思いますよ」

???「なんだとキサマ!」
???「やるのかっ?!」

まほ「気を遣ってだいぶ伏せてるんだぞこれでも」

小梅「ここがどこでどういう状況かは最終章を見ていないと分かりません」

優花里「なんなんですか最終章って....」

まほ「まぁ、タイトルに最終章と書いてある時点で未見のものは察するだろう」

小梅「自衛はして欲しいですよね」

優花里「あの、そろそろ本題に...あ、入らなくていいです」

4 :◆45SR4r0flud5 2017/12/17(日) 23:24:04.26 09IAG3TYO
まほ「ふむ、そうだな。秋山優花里、キミは潜入任務について無駄に凝った

???「これだから中途組は!」
???「なんだと!ぬるい環境で育ったエスカレーター組に何がわかる!」

まほ「あぁ、もううるさいな。小梅」

小梅「ピーッ!」

ズドーン

???「大変です!空から大洗の隊長の銅像が!」
???「なんだと?!くそ、大洗め....なんて真似を!」
???「無駄に立派に作りやがって!頭悪そうな顔して!」

まほ「これでよし、で、だ」

優花里「なんであんなものが....っていうかアレって......」

まほ「頑張れ。応援していると伝えておいてくれ」

優花里「いえ、完全に悪印象しかないのですが......」


6 :◆45SR4r0flud5 2017/12/17(日) 23:29:40.30 09IAG3TYO
???「こうなったら犯人をなんとしても捕まえろ!」
???「あのもじゃもじゃ頭を探せ!」

まほ「なんとも落ち着きがないな」

小梅「ピッ!」

優花里「あれ?ひょっとしてアレをやったのわたしということになってませんか?!」

まほ「なんとも堂々とした挑発行為だな」

小梅「犯人がくせっ毛というのはあながち間違ってませんからね」

優花里「酷すぎますよちょっと!」

まほ「憂さ晴らしはこの程度でいいか。小梅、次に行くぞ」

小梅「はい」

優花里「今完全に憂さ晴らしって言いましたよね?!」

まほ「では、よいみほライフを!」

小梅「ピーッ!」

優花里「ちょっとまって....消えた......」

優花里「え?っていうか今回本当に西住殿関係ない.......」

8 :◆45SR4r0flud5 2017/12/18(月) 00:17:25.76 PpjTCZbNO
まほ「みほ警察だ!!!」

小梅「ピーッ!」

エクレール「え?な、なんでしょうか....?」

まほ「みほ警察だ!!!」

小梅「ピーッ!」

エクレール「みほ警察...あのこの前来た小さい子の.....って、西住まほさん?!」

まほ「そうだが、今回はみほ警察として伺った」

エクレール「はぁ...あなた確か今

まほ「おっとそこまでだ。ネタバレは控えてもらおう」

小梅「いろいろうるさいので注意してください」

エクレール「は、はぁ」

まほ「改めてエクレールだな。キミは次の試合に向けて準備をしている場合ではない!」

エクレール「あの、大洗の隊長....あ、いえ、西住さんのビデオでしょうか」

まほ「分かっているな....と、言いたいところだが少し違う」

小梅「ピーッ!」

エクレール「え?」

9 :◆45SR4r0flud5 2017/12/18(月) 00:26:57.08 PpjTCZbNO
まほ「いいか、エクレール。キミに必要なのは....」

エクレール「ひ、必要なものは.....」

まほ「.....すまない、わたしは無力だ.....」

エクレール「へ?」

まほ「その、なんだ。いいじゃないかフランス戦車で機動戦術!キミは間違っていなかった!間違っていなかったんだよ!」

エクレール「え?え?」

まほ「間違って、いなかったんだ......」

エクレール「あ、あの、西住流のあなたに褒めていただけて光栄です」

小梅「これ、どうぞ。島田流の漢方薬です」

エクレール「ど、どうも.....」

小梅「その、気を落とさないでください。ご愁傷様です......」

エクレール「もしかしてものすごく気を使われていますかっ?!」

まほ「その、なんだ。頑張ってくれ....機会があれば、だが」

エクレール「え?ちょっと、ちょっと待って.....」

まほ「そ、そうだ!みほの写真をやろう!ほら、大学選抜との戦いの時のとっておきのやつで....あ、いや、あの時もお前は....こっちにしよう。ほら、可愛いだろ、みほ。な?」

エクレール「はぁ、ど、どうもありがとうございます.....」

小梅「.....ありますよ、良いこときっと」

エクレール「あの、なぜ私慰められているのかしら.....?」

10 :◆45SR4r0flud5 2017/12/18(月) 00:35:17.74 PpjTCZbNO
まほ「エクレール、キミに必要なもの、それはみほだ」

小梅「あ、これお水です。みほさんのお宅から頂いたもので....わたしのとっておきです」

エクレール「あの、状況がよく読み込めないと言いますか、なぜこんなに気を使われているのかさっぱりで.....」

まほ「.....安斎と、どこで差がついてしまったのだろうな」

エクレール「あの、説明を....あぁっ、胃が.....」キリキリ

小梅「さっきの胃薬を、よく効きますから」

まほ「きっと、きっとなかったことになってないからな。だからその....強く生きてくれ.......」

小梅「みほさんと、みほさんと仲良くしていれば機会は、機会が必ず巡ってきますから!」

エクレール「え?ちょっと、説明を......」

まほ「では、良いみほライフを.....」

小梅「ピーッ!」

エクレール「ちょ、ちょっと....消えた.....」

エクレール「.....島田流のお薬すごい。胃痛も消えた」

15 :◆45SR4r0flud5 2017/12/27(水) 23:59:12.04 gD3Sw61UO
まほ「みほ警察だ!!!」

小梅「ピーッ!」

ミカ「っ!?」ビクゥッ

まほ「継続高校のミカだな。何をしている?」

ミカ「わたしが今何をしているか。それは果たして知らないといけない事かな?」

ミカ「あとできれば静かにして欲しい。今何時だか分かってるかい?」

まほ「ミカ、キミは劇場版での活躍にあぐらをかいて大会不参加を決め込む傍観者ぶっている場合ではない!」

小梅「ピーッ!」

ミカ「笛、せめて笛だけでもやめて欲しい。願わくばそのまま帰って欲しい」

小梅「ホイッスルです」

ミカ「そうだね、笛でもいい気がするけれどもそれはホイッスルだね。それじゃあこのまま静かに森へお帰り」

小梅「ピーッ?」

ミカ「そうかい、目的を果たすまで帰るつもりはないんだね。それじゃあわたしは失礼させてもらうよ」

まほ「まぁ、座れ。話はこれからだ。ほら、ピロシキでも食べるといい」

ミカ「遠慮させてもらうし、それはわたしの荷物の中身だね」

16 :◆45SR4r0flud5 2017/12/28(木) 00:12:40.77 jM6Lux06O
まほ「それでだな、わたしは思ったんだ」もっちゃもっちゃ

ミカ「今からキミが話す内容、それって今すぐに話さなければいけない内容かな?」

小梅「どうぞ、温めておきました」

ミカ「ありがとう、アツアツだね....どうやって温めたのかな?」

まほ「まほタッシェに電子レンジを入れてきたんだ。便利だぞ電子レンジ」

ミカ「うん、聞いたわたしが悪かったみたいだ」

まほ「どうにも話が逸れるな。まぁいい。わたしは思ったんだ」

まほ「あ、今回はのっけから迷走してるな、と」

ミカ「いつものことだね。満足してもらえたかな?」

まほ「まぁまぁ、座れよ。そこでだ、やっぱり一度初心に帰ろうと思って活動記録を見返していたんだよ」

ミカ「そうだね。自分を見つめ直すのはとても大切なことだよ。前にも言ったね?」

まほ「ところが内容がさっぱり理解できなくてな」

小梅「間を空けすぎましたね」

ミカ「そうかい。だけどその反省会にわたしを巻き込む必要ってあったかな?」

まほ「何を言うみほ警察相談役じゃないか」

小梅「ピッ!」

ミカ「初耳だね。あと、今つけられたこの腕章外して薪にくべても構わないかな?」

まほ「プレミアものだぞ、西住流みほ警察腕章」

ミカ「物の価値は人によって変わるものだからね。わたしには分からない」

17 :◆45SR4r0flud5 2017/12/28(木) 00:22:38.47 jM6Lux06O
まほ「うん、やはりキミに会いに来てよかった。気持ちが少し軽くなったよ」

小梅「これから新天地での生活が始まりますからね」

まほ「あぁ、あちらでもどうにか頑張れそうだ」

ミカ「人は新しいことに挑戦するときはいつも不安に思うものだからね。あなたも人の子だったと言う事かな?」ポロローン

プラウダ生「聞こえました!こちらの方からです!!」

ミカ「しまった!」

まほ「うん、向こうに行く前に一つ心残りをなくすことができそうだ」

小梅「では、わたし達も撤収準備を」

ミカ「謀ったな!謀ったな西住まほ!」

まほ「キミの日頃の行いが悪いのだよ。シベリアでよく反省するといい。シベリアに行ったことはないけどね」

カチューシャ「今日こそ逃がさないわよ!うちの戦車とあと食料を返しなさい!!」

ミカ「くっ」

18 :◆45SR4r0flud5 2017/12/28(木) 00:30:01.75 jM6Lux06O
梓「あの、お困りですか?」

ミカ「?!」

梓「あ、みほ弁護士です」

ミカ「知って....いや、ごめんみほ警察とは違うのかな?」

梓「えーっと、違う組織なんですけど説明が難しくって」

ミカ「そうなんだね。ところで今わたしはプラウダの小さな隊長にありもしない窃盗の罪を着せられそうになっていて困っているんだ」

梓「え?このずた袋の中身プラウダの....」

ミカ「それはサンタクロースの忘れ物だよ」

梓「え?どう見ても盗品.....あ、違う。そんなことしてる場合じゃないんだった」

梓「ミカさん、あなたはサンタクロースのコスプレでプラウダに忍び込んで食料調達をしている場合ではありません!」

ミカ「つ、続けるのかい?!この状況で?!」
19 :◆45SR4r0flud5 2017/12/28(木) 00:47:29.94 jM6Lux06O
梓「ミカさんに今必要なもの、それは西住隊長です」

ミカ「今わたしに必要なのはこの包囲網からの脱出経路と、そもそもみほ警察がなんなのかと言う説明なんじゃないかな?」

梓「でも、西住隊長ならこの程度のピンチは機転と西住流体術で切り抜けますよ?」

ミカ「うん、一体どんな修羅場を潜ればそうなるんだろうね?」

カチューシャ「ちょっと、マホーシャ?話は終わった?終わったならさっさとその賊を引き渡しなさい!」

梓「あ、もうちょっとで終わります」

カチューシャ「さっさとしなさいよ!ホントならとっくに寝てる時間なんだから!」

梓「....あの、時間がないので端折りますね。どうぞ、みほぐるみサンタコスver2017です」

ミカ「ありがとう。でもこの後わたしは身柄を引き渡されてしまうんだね、このぬいぐるみのように」

梓「そ、それは....きっといいところですよシベリア。行ったことはないですけどね」

梓「それでは、よいみほライフを」

ミカ「......」

カチューシャ「終わった?それじゃあ取り押さえるわよ!」

ミカ「やぁ、カチューシャ、メリークリスマス。わたしはこの大洗の隊長のぬいぐるみを届けにきただけなんだ」

カチューシャ「......」

カチューシャ「もうそれ持ってる!」

ミカ「!?」

人は絶えず変化する

しかし、変化が必ずしもよい結果を残すとは限らない

それでも変化を繰り返し、あるいは過去の過ちを正すため進み続けるのだ

それは、そう、戦車道のように......

20 :◆45SR4r0flud5 2017/12/28(木) 00:52:20.46 jM6Lux06O
終わりますん。HTML出して来ますん

間めっちゃ空いてしまいました。本当はクリスマスまでにかたつけるつもりだったのですが、最後誰出すかですっごい悩んだのと引越し費用が70万を超えた絶望でメンタルダウンしてました。ハハハ

最終章と銘打ちつつ最終章ネタは使わない縛りしようと思ったんですが、色々考えてる間に公式がガンガンネタバレ初めてあ、もういいんだってなりました。ムラカミが可愛いなって思いました
21 :◆45SR4r0flud5 2017/12/28(木) 01:05:10.64 jM6Lux06O
エリカ「まほ警察よ!!」

小梅「!?」

エリカ「赤星小梅、あなた隊長に付き従って元副隊長が可愛いなんて世迷いごとを広めている場合じゃないわ」

小梅「え?エリカさん?あの、これは一体......」

エリカ「小梅、わたしは気づいたの」

小梅「あの、え?一体何に.....」

エリカ「これまでわたしは全てにおいて受け身だった」

エリカ「隊長が妹好きを拗らせてファンクラブに入ろうとか言い出した時も、突然みほ警察なる組織を立ち上げて暴れ始めた時も、予算と隊長のお小遣いで副隊長グッズを作り始めた時も、アタシが副隊長大好き娘だと仕立て上げるために情報戦を仕掛け始めた時も」

エリカ「いつも隊長には敵わない、隊長がそれで幸せならと諦観していつも流されて来た」

エリカ「でももう隊長はいない。そこでようやく気づけたの」

エリカ「そうよ、黒森峰を去ったあの子じゃない、隊長の、いいえ、まほさんの素晴らしさこそを伝えていくべきだと!」

小梅「わたしが言うのもアレだけど、黒森峰の隊長は何かを拗らせる伝統でもあるんですか?」

エリカ「まずはあなたよ小梅。今あなたに必要なのは元副隊長じゃない、まほさんよ!」

小梅「え、えぇっ.....」
22 :◆45SR4r0flud5 2017/12/28(木) 01:17:17.34 jM6Lux06O
エリカ「いい、小梅。わたし達が所属しているのは黒森峰。BC自由でもコアラの森でも、ましてや大洗でもない、名門黒森峰よ!」

小梅「はぁ...そうですね」

エリカ「黒森峰と言えば西住流、西住流と言えば?そう、まほさんよ」

小梅「現当主のみほさんのお母様は....」

エリカ「まほさんの!お母様よ!」

小梅「あの、どっちも同じ....」

エリカ「とにかく、まほさん不在となった今、黒森峰の弱体化は必至。このままでは優勝どころか準優勝すら危うい」

エリカ「だからわたしは隊長を、いえ、まほさんに追いつき、まほさんを超え黒森峰に栄光を再び取り戻してみせるっ!」

エリカ「そのためにはまずまほさんを知り、まほさんに近づかないと....っ!」

小梅「うわぁ.....」

エリカ「ウフフ、待っててください隊長。必ず、必ずわたしが隊長が決して間違っていなかったことを証明してみせますから.....アハハハハ」

小梅「あの、エリカさん、一度冷静に.....」

エリカ「SS隊ッ!小梅をアウシュビッツに」

親衛隊「ヤーッ!」

小梅「え?エリカさん?え?ちょっ、エリカさーんっ!」

事態風雲急

みほ警察最終章第1話 了
23 :◆45SR4r0flud5 2017/12/28(木) 01:18:29.93 jM6Lux06O
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