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カテゴリー [ ラブライブ!SS ]

  • 穂乃果「仲間をかばってやられるやつやりたい」 [2018年11月06日]
  • ことり「穂乃果ちゃーん…今日なんの日か分かるー…?」穂乃果「…へ?分かんない!」 [2018年02月12日]
  • 真姫「んー、暇ね……」 [2018年01月29日]
  • 穂乃果「手巻き寿司パーティー」 [2018年01月26日]
  • 希「一人暮らしあるある」 [2018年01月21日]
  • 花陽「今、話題のスクールアイドル?サイン貰わなくっちゃ」 [2018年01月17日]
  • 穂乃果「どうやってこの場を抜け出そうか…」 [2018年01月17日]
  • 絵里「どうして私まで…」 [2018年01月14日]
  • 穂乃果「仲間をかばってやられるやつやりたい」 [2018年01月13日]
  • 花陽「ラプンツェル」 [2018年01月12日]
  • 海未「新春ことりなまけ過ぎ問題」 [2018年01月06日]
  • 理事長「穂乃果ちゃんのガードが固くなった」 [2018年01月05日]
  • にこ「だれよ!? 柿ピーの柿だけ食べて放置してるやつ!」 絵里「……」 [2018年01月01日]
  • 絵里『ラララお弁当』 [2017年12月29日]
  • 【ラブライブ!】海未「希は、サンタクロースをいつまで信じてましたか?」希「え?」 [2017年12月24日]
  • 真姫「希がにこちゃんのパートナー」 [2017年12月24日]
  • 真姫「美味しいペヤングの食べ方」 [2017年12月23日]

穂乃果「仲間をかばってやられるやつやりたい」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:26:54.06 6Dzjucdz0
ドラマとかでよくあるやつをやります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515774413
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:27:23.13 6Dzjucdz0
穂乃果「やろうよ!」

海未「何を言い出すんですか突然」

穂乃果「だってカッコイイじゃん!憧れるじゃん!」

ことり「穂乃果ちゃん,流石にいきなりは……」

花陽「私もちょっと……」

凛「でも,面白そうにゃ!」

真姫「凛まで何言ってるのよ」

にこ「そうよ!今日はこれから練習でしょ!」

希「まあまあ,穂乃果ちゃんはこうなったら聞かないやん?」

絵里「希まで……」

穂乃果「よーし!いくよー!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:28:04.63 6Dzjucdz0
〜ほのうみの場合〜


海未「あなたが敵のボスですか」

「ほう,よくぞここまで辿り着いたな」

穂乃果「海未ちゃん気をつけて……今までの敵とは明らかに雰囲気が違うよ」

海未「安心してください穂乃果.あなたは私が守ります」

「1人で私に勝つつもりか?」

海未「あなた程度,私1人で十分です」

穂乃果「海未ちゃん,穂乃果も援護するね」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:29:10.36 6Dzjucdz0
海未「ありがとうございます.でも無理はしないでください」

「さあ,いつでもかかってくるがいい」

海未「それでは遠慮なく……いざ―――「ピカッ!!」

海未(なっ!目くらまし!)

海未(これでは視界が!)

「フハハハハ!死ね!」ズシャ

穂乃果「海未ちゃん!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:29:56.56 6Dzjucdz0
海未「くっ!」

海未(……ん?)

海未(切られてない?)

海未「やっと視界が戻ってきました……え?」

海未「……穂乃果?」

穂乃果「ははは……海未ちゃん油断しすぎだよ」

海未「そんな……どうして」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:30:38.73 6Dzjucdz0
穂乃果「私,いつも海未ちゃんに頼ってばかりだったからさ……」

穂乃果「1回くらい海未ちゃんの役に立ちたくて……」

海未「何を言ってるのですか!私は!私はっ……!」

海未「いつだってあなたに助けられてっ……!あなたといるのが楽しくてっ……!」

穂乃果「えへへ……嬉しいな」

穂乃果「海未ちゃん……勝ってね――――」バタン

海未「穂乃果?!穂乃果!!」

海未「嘘だと言ってください!穂乃果!!」ユサユサ

海未「穂乃果ーーーーーーー!!!!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:31:13.25 6Dzjucdz0
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―――――――――――
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―――


ことり「うぅ……穂乃果ちゃん」グスグス

凛「泣かせてくれるにゃ……」

希「よし!次はうちらや!いくでえりち!」

絵里「え?私もやるの?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:31:58.60 6Dzjucdz0
〜のぞえりの場合〜


絵里「ふう……やっとここまできたわね」

希「そうやね,もうすぐここから出られる」

絵里「最後まで気を抜かないようにしましょ」

希「わかってるって.きっとそろそろ出口が……あ!」

希「見てえりち!向こうに明かりが見える!」

希「あそこから外に出られるんや!」ダッ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:32:53.62 6Dzjucdz0
絵里「ちょっ!希!待ちなさい!」

希(やっと……やっとや!)

希(やっとここから出られ「バタン!」……え?」

希(なんで床に穴が……)

希(あかん止まれない……落ちる!)グッ

絵里「希!」バッ

希「え」グワン
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:33:36.83 6Dzjucdz0
希(なんで……なんでえりちがそこにいるん?)

希(だって……落ちたのはうちで……)

絵里「……」パクパク

希(なに?何て言ってるの?)

絵里「……」パクパク

希(なに?聞こえないよ)

希(待って……待ってよえりち)

絵里「ノゾミ……イキテ」ニコッ

ヒューーーー

希「えりちーーーーーーーーー!!!!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:34:06.72 6Dzjucdz0
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―――

海未「絵里……あなたって人は……」シクシク

にこ「なかなかやるじゃない……」

凛「よーし!次は凛とかよちんね!」

花陽「が,頑張ります!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:35:21.41 6Dzjucdz0
〜りんぱなの場合〜


凛「痛っ!」

花陽「凛ちゃん!大丈夫?!」

凛「うん……でも,足をやられちゃった」

花陽「……凛ちゃんはここで待ってて」

花陽「あとは私がやる」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:36:00.54 6Dzjucdz0
凛「ダメだよかよちん……あと3人もいるんだよ?」

花陽「大丈夫.私だってやれる」

花陽「いつまでも凛ちゃんに守ってもらうわけにはいかないから」

凛「でも……でも!」

花陽「凛ちゃん,私を信じて?」

凛「信じてるけど!でも!」

花陽「ありがとう凛ちゃん」ニコッ

花陽「……行ってくるね」ダッ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:37:08.37 6Dzjucdz0
凛「かよちん!」

凛(待って……待ってよ……)

花陽「やあっ!ていっ!」ザシュ

凛(凛……まだ……)

花陽「きゃあっ!くっ!」グサッ

凛(かよちんと……やりたいこと……)

花陽「とりゃあっ!うっ」ドンッ

凛(いっぱい……あるのに……)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:37:49.69 6Dzjucdz0
花陽「私は……負けない!」

花陽「私が凛ちゃんを!守るんだーーー!!」パァン ズシャッ ドカッ スパッ

凛「かよちーーーん!!」

花陽「……」

花陽「……ふう」クルッ

花陽「凛ちゃん……私,やったよ?」

凛「かよちん!!」ズルズル
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:38:18.69 6Dzjucdz0
花陽「私,1人で倒せたよ?」

凛「かよちん!!」ズルズル

花陽「凛ちゃんのこと,守れたよ?」

凛「かよちん!!」ズルズル

花陽「これで私も……凛ちゃんの隣に立てたかなあ……」ドサッ

凛「かよちん!嫌だよ!!」

花陽「凛ちゃん……ごめんね……」

凛「かよちん!嘘だよね?!かよちん!!」

凛「かよちーーーーーーーん!!!!」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:39:03.23 6Dzjucdz0
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―――


絵里「花陽……強くなったわね……」ウウッ

穂乃果「感動しちゃったよ……」

にこ「次は私の演技力を見せてあげるわ!真姫ちゃん!」

真姫「ヴェェェェ!私?!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:40:13.42 6Dzjucdz0
〜にこまきの場合〜


真姫「囲まれたわね……」

にこ「やだ〜にこ〜怖い〜」キャピ

真姫「気持ち悪い」

にこ「ぬわんでよ!……はあ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:41:07.68 6Dzjucdz0
にこ「やるしかないわね」

真姫「ええ,やっちゃいましょ」

にこ「後ろは任せたわよ」

真姫「そっちこそ」

にこ「……さあ,行くわよ!」ダッ

キンキンッ ズシャッ カンカンッ―――――――――
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:42:01.27 6Dzjucdz0
真姫「……終わったわね」

にこ「ええ……なんとかね」

真姫「流石に疲れたわ」

にこ「私もよ.早く帰りましょ」

真姫「そうね,早くお風呂に「パァン!」……え?」

にこ「……ふう,危なかったわね」ギュッ

真姫「に,にこちゃん?!なに急に抱きついてるのよ!!///」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:42:49.30 6Dzjucdz0
真姫「それよりも!まだ敵の生き残りが!」

にこ「大丈夫よ.もうやったわ」

真姫「そう……じゃあ離してよ!///」

にこ「いいからいいから……ねえ真姫ちゃん?」

真姫「なによ?」

にこ「にこね,真姫ちゃんのこと好きよ?」

真姫「ヴェェェェ急に何言ってんのよ!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:43:37.62 6Dzjucdz0
真姫「……わ,私も好きよ///」

にこ「やったあ♪これで両想いにこ〜♪」

真姫「そ,そうね///」

にこ「……真姫ちゃん?真姫ちゃんも抱きしめて?」

真姫「うぅ……こう?///」ギュッ

にこ「ふふっ温かい」

にこ「……ねえ真姫ちゃん?」

真姫「今度は何よ?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:44:43.49 6Dzjucdz0
にこ「にこね,真姫ちゃんといられて幸せだったよ?」

真姫「わ,私もよ///」

にこ「だからね,これからは別の誰かを幸せにしてあげて?」

真姫「なに意味わからないことを――「ドサッ」……え?」

真姫「にこちゃん?どうしたのよ……ってすごい血じゃない!どうしたのよ!!」

真姫「まさか……私をかばって撃たれたの?」

真姫「ちょっとにこちゃん!しっかりしなさいよ!!」

にこ「真姫ちゃん……約束して?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:45:26.60 6Dzjucdz0
にこ「他の誰かを……愛してあげて?」

真姫「嫌よ!私が好きなのはにこちゃんだけよ!!」

真姫「私はにこちゃんを幸せにするの!私のことも……にこちゃんが幸せにしてよ……」グスッ

にこ「ふふっ真姫ちゃんは最後までわがままにこ」

にこ「……真姫」

にこ「……幸せになりなさい」スッ

真姫「嫌!にこちゃん!!目を開けて!!」

真姫「にこちゃーーーーん!!!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:46:02.91 6Dzjucdz0
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――――――――
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―――


凛「にこちゃん……そこまで真姫ちゃんのことを……」グズグズ

希「やっぱり大好きなんやね……」

穂乃果「でも,ことりちゃんだけ残っちゃったね」

ことり「大丈夫!相手は見つけてきたから!」

8人「え?」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:46:43.87 6Dzjucdz0
〜こと??の場合〜


??「お疲れさま,ことり」テクテク

ことり「ありがとう!○○!」テクテク

??「いいライブだったわ」テクテク

ことり「えへへ〜みんな頑張ったから」テクテク

??「みんなのおかげで廃校を免れることができたわ」テクテク
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:47:14.64 6Dzjucdz0
ことり「私たちだけじゃないよ.○○や学校のみんなのおかげ」テクテク

??(そうね……私たちが今まで積み上げてきたものは無駄じゃなかった)

??(これからも……私たちが立ち止まらない限り道は続く―――「キキーッ」……ん?」

パンパンッ パンパンパンッ

??(くっ!)ガバッ

ことり「な,なにやってるの?!」

ことり「理事長!!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:47:55.00 6Dzjucdz0
理事長「ぐうっ!くっ!」

理事長「あああ!!!」パンパンッ

「ぐあっ」 「くそっ」キキーッ

理事長「はあ……はあ……」

理事長「何よ……結構当たるじゃない……」

ことり「り,理事長?」ブルブル
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:49:03.65 6Dzjucdz0
理事長「なんて声出してるのよ……ことり」ハアハア

ことり「だって……だって!」

理事長「私は……音ノ木坂学院理事長……南飛鳥よ……」ハアハア

理事長「このくらいなんてことはないわ」ハアハア

ことり「そんな……私なんかのために……」

理事長「生徒を守るのは私の仕事よ……」ハアハア
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:49:47.09 6Dzjucdz0
ことり「でも!」

理事長「いいから行くわよ!」

理事長「みんなが……待ってるのよ」

理事長「それに……」

理事長(やっとわかったのよ)

理事長(私たちにはたどり着く場所なんて要らない)
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:50:35.02 6Dzjucdz0
理事長(ただ進み続けるだけでいい)

理事長(止まらない限り……道は……続く……)

キボウノハナー

理事長(私は止まらないから……)

理事長(あななたちが止まらない限り……その先に私はいるわ!)ドサッ
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:51:14.64 6Dzjucdz0


理事長(だから……止まるんじゃないわよ……)





終わり
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:51:50.81 6Dzjucdz0
読んでくださった方ありがとうございます

理事長の名前は適当です
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:52:55.92 45LEIlwDO
オルガは草

ことり「穂乃果ちゃーん…今日なんの日か分かるー…?」穂乃果「…へ?分かんない!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:01:31.04 z10ny/430
ことり(うっそでしょ…もう部活も終わるのに…?サプライズだとしても遅すぎない…??)

穂乃果「どうしたの?ことりちゃん。今日なんかずっとソワソワしてるけど…」

ことり「え!?そ、そう!?そんな事ないよー!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1505142090
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:02:08.72 z10ny/430
ことり「それより、もう練習終わったし部室戻ろ!」

穂乃果「そうだね、私たち以外みんな部室行っちゃったしね」

ことり(えっ…!私達以外みんな部室に…!?って事は、今みんなスタンバイしてるって事…??穂乃果ちゃんが私を止めておく係だったって事…??)

ことり(…なーるほどね…練習終わりにサプライズする作戦って事か…なるほどなるほど)

ことり「…」ニヤニヤ

穂乃果「…?どうしたの?ことりちゃん、なんかニヤニヤしてるけど…」

ことり「え!?そ、そう!?そんな事ないよー!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:02:49.68 z10ny/430
穂乃果「そう?じゃあ、部室行こうか」

ことり(う〜!緊張するなぁ〜。分かってはいるけど、リアクションは取らなきゃだよね…!難しいなぁ!ワクワク!)

ことり(とりあえず、入ったらクラッカーとかありそうだから、入った瞬間驚いて…その後は、適当に驚いていけばいいかな…)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:03:18.42 z10ny/430
穂乃果「ふぃー…疲れたー」ガチャ…

ことり(よーし…)

ことり「私も疲れたよー…って、わあっ!!」

穂乃果「うわあ!びっくりした、どうしたの?ことりちゃん…急に大声出して…」

ことり「あー…あれ?」

ことり(サプライズが無いんですが…?)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:03:44.57 z10ny/430
海未「…?どうかしたのですか?ことり」

ことり「え!?な、なんでもないよ?」

ことり(も…もしかして…ことり…忘れられてる?)

ことり(いやいやいや…!さすがに無い!μ’sメンバーの誕生日は、メンバー全員で祝うのが恒例になってるし、この幼馴染2人に関しては毎年やってるんだし…)

ことり(ま、まだだ…!まだ今日が終わらない限り、可能性はある…!)

ことり(もうこの際サプライズとかいらないから…!普通でいいから…!とりあえず祝って!)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:04:17.58 z10ny/430
凛「かよちん、真姫ちゃん帰るにゃー!」

花陽「そうだね…!凛ちゃん…!」

真姫「えぇ、帰りましょ」

ことり「えぇ!?帰るのっっ!!??」

真姫「うわあっ…!びっくりした…急に大声出さないでよ…ことり」

花陽「どうかしたの…?ことりちゃん」

ことり「あっ…いや…別に…」

ことり(声に出てたっー…っていうか本当に帰ろうとしてたの…!?キッツイ…これはキッツイ…もう、ことり心折れそう…)

ことり(自分から言っちゃおうかな…いや……それはそれで心が折れる……)

ことり(もうなんでもいいから祝って……一言でもいいから…!プレゼントとかも求めないから…!)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:04:45.51 z10ny/430
凛「じゃあ帰るにゃー」スクッ

花陽「うん…!」スクッ

真姫「…」スクッ

ことり(あぁ…帰ってしまう…これはキツい…止めたい…でも止められない…)

にこ「3人とも!ちょっと待ちなさい!」

ことり「…!?」

ことり(にこちゃん…!)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:05:20.02 z10ny/430
にこ「あなた達…大事なこと忘れてない…?」

ことり(そう!!忘れてる!忘れてる!言ったれ!にこちゃん!)

真姫「大事なこと?何かしら?」

にこ「今日は…」

ことり(ことりの誕生日です…!)

にこ「今日は、凛が私にラーメン奢る日でしょ」

ことり「えぇっ!!??」

にこ「うわっ!な、なによ…ことり…急に大声出して…」

ことり「あっ…いや、別に…」

ことり(うっそでしょ…いや…うっそでしょ…そんな事ある…?もういいよ、みんな…もうサプライズとかいいから…そろそろ祝って?いや、本当に)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:05:56.68 z10ny/430
凛「ちぇー!覚えてたかー!」

にこ「あったり前でしょ!私はお金には厳しいのよ!しっかり前回私が奢らされた分払ってもらうからね!」

絵里「あっ、今ので思い出したわ、私、ことりに渡したい物あったのよね」

ことり「わ、渡したいものっっ!!??」

絵里「え…えぇ…やけにオーバーね…」

ことり(まさか、このタイミングで…?こんなサプライズある…!?ここまで溜めてこのインパクト…!?弱くない…!?)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:06:27.58 z10ny/430
ことり(…)

ことり(まあ…祝われないよりはマシか…ありがたく貰っておこう…)

絵里「はい、これ。チョコレートの匂い付き消しゴム」

ことり「…」

ことり「…え?これ?絵里ちゃんのプレゼントこれ?」

絵里「え?プレゼントっていうか…ほら、この前私が、ことりのチョコレートの匂い付き消しゴム食べちゃったでしょ?それで返そうと思って…」

ことり「あ…あぁ…あの衝撃の…」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:07:00.40 z10ny/430
希「あははっ!思い出させないで!エリチ面白すぎやろ!」

絵里「もう!からかわないでよ!しょうがないじゃない!色も形も匂いも一緒なら、食べちゃうわよ!」

希「あははっ!いや、普通口に入れて気づくやろ!飲み込むて…!あはははっ!」

ことり「あ…あはは…」

ことり(マジか…)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:07:40.02 z10ny/430
ことり(これ、もう希望ないんじゃ…)

ことり(一年生とにこちゃん帰ったし、絵里ちゃんと希ちゃんは忘れてそうだし…穂乃果ちゃんも忘れてたし…)

ことり(あっ!海未ちゃん!そうだ!海未ちゃんがいるじゃん!海未ちゃんなら、絶対覚えてる!果てしなく真面目だから絶対覚えてる!良かった!まだ希望はあった!)

ことり(海未ちゃん、どこ行ったんだろ…さっきから見ないけど…)

ことり(あれ?ていうか穂乃果ちゃんもいなくない?まさか、帰った?ことりを置いて…?)

ことり(ことり心折れそう…)

ことり「あ、あのさ、絵里ちゃん希ちゃん…海未ちゃんって…」

絵里「海未?海未なら早々に帰ったわよ?」

ことり(はい…ことり心折れました…)

ことり(これはもう完全に折れました…根元からいきました…修復不可能です、これ…)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:08:06.41 z10ny/430
絵里「さっ、部室にも、もう私達だけだし、帰りましょ」

希「そうやね、ことりちゃんも帰るやろ?」

ことり「う…うん」

ことり(はぁ…悲しい…悲しくて死んじゃいそう…)

絵里、希 ガチャ

ことり(はぁー…)

パンッ!パンッ!パンッ!

ことり「わっ!な、何…!?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:08:35.86 z10ny/430
穂乃果「せーの…」

全員「ことり(ちゃん)誕生日おめでとっーー!!」

パンッ!パンッ!パンッ!

ことり「え?ええ…!?」

ことり「こ…これって…」

穂乃果「ごめんね、ことりちゃん…祝うのが遅くなっちゃって…でも、こうでもしないと、ことりちゃん驚かないでしょ?」

ことり「…う、うん」

海未「すみません、ことり。穂乃果がどうしてもと言うので…」

ことり「…う、海未ちゃん…」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:09:02.05 z10ny/430
ことり「うっ…うぅ…」ウルウル

穂乃果「ことりちゃん?」

ことり「うわぁーん!穂乃果ちゃーん!海未ちゃーん!みんなー!ありがとっーー!!」オーイオイオイ

穂乃果「あはは、ことりちゃん感動しすぎ!」

ことり「だってぇ〜…」グスグス

ことり「みんなが私の誕生日忘れてるのかと思ったんだよ〜…不安だったんだよ〜…」グスグス

にこ「はあ、全く…忘れるわけないでしょ!あんたはウチの大切なメンバーの一人なんだから!」

ことり「うぅ〜…にこちゃん〜…」

穂乃果「よーし!じゃあ、今日一日なにもできなかった分、思いっきり祝うぞー!」

全員「おー!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:09:36.72 z10ny/430
完−

ことりちゃん、誕生日おめでとうっ!!!
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:10:22.43 2OL8qPyHO

おめでとう
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:15:41.41 Pe3i8ooSO
かわいいちゅん
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/04(水) 20:46:32.13 RIaK37vhO
絵里にクソ笑った

真姫「んー、暇ね……」


1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 13:21:26.45 M8SE/9rR0
真姫「暇ね……、どうしようかしら?」





安価下2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516940486
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 13:58:43.13 y2wgKCVt0
スクワットしよう
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 14:15:11.70 M8SE/9rR0
真姫「アイドルなんだから、笑顔で腕立て伏せ以外にもできないとね」

真姫「腕立て以外だと……」

真姫「スクワットとか?」

真姫「いち…に…いち…に…」

真姫「腕立てよりも楽ね」





安価下2
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 15:07:13.24 YL2YiXsb0
敢えて南家に
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 15:57:31.72 M8SE/9rR0
真姫「そういえば、あんまりことりと接点ってないのよね……」

真姫「よしっ!」


――――――――――――――

ことりの部屋



ことり「うーん、やっと終わったー」

ことり「やっとゆっくりできるよー♪」

真姫「来たわよことり!」バンッ!

ことり「え!? 真姫ちゃん!?」

ことり「どうしたの!?」

真姫「ことりのお母さんと話したら、部屋に入っていいって言われたから来たわ!」





安価下2

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 17:21:45.79 RWQZX58EO
転んで入れ替わった
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 17:36:03.81 YJIYbELuO
敢えて親鳥と入れ替わり
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 19:47:02.47 M8SE/9rR0
理事長「真姫ちゃんいらっしゃい、これ飲み物とお菓子ね」

真姫「あ、ありがとうございます」

理事長「それじゃあゆっくり…っ!」ガッ!

真姫「危ない!」

バターンッ!

ことり「お母さん!真姫ちゃん!大丈夫!?」

理事長「ええ、全然大丈夫よことり」

真姫「ごめんなさい、つまづいてしまって……」

理事長「いえ、全然気になさらなくて……って!?」

理事長「なんで私がそこにいるのよ!」

真姫「!? 私がなんでいるの!?」

理事長「も、もしかして……」

真姫「私たち……」

真姫・理事長「入れ替わってる!?」

ことり「ええーーー!?」





安価下2

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 19:59:05.79 6qgxzLVe0
のんたんにお願い
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 20:36:54.78 M8SE/9rR0
理事長(真姫)「こういう時は希に電話よね!」

ことり「きっと希ちゃんなら何とかしてくれるよね!」

真姫(理事長)(希ちゃんって一体……)


理事長(真姫)「あ、もしもし希!?」

希『え!? 理事長!? なんで真姫ちゃんの電話から!?』

理事長(真姫)「よく聞いて希! 実はね……」

理事長(真姫)「私、真姫と理事長の心と体が入れ替わっちゃたのよ!」

希『な、なんだってー!? それは一大事やん!』

理事長(真姫)(流石希! 一発で信じてくれるわね!)

理事長(真姫)「そうなのよ!それで……」

希『……って、そんなこと起こるわけないやん!』

理事長(真姫)「は?」

希『まさかいつものイタズラの仕返しに理事長を協力させるとはなぁ』

理事長(真姫)(え?)

希『最初は驚いたけど、現実味がなさすぎやん!』

希『理事長も、もう真姫ちゃんの真似を辞めてください』

理事長(真姫)「……」プルプル

ことり「ま、真姫ちゃん?」

理事長(真姫)「希ぃぃぃぃぃ!!!!!!」

希『ひっ!』

ことり・真姫(理事長)「!?」

理事長(真姫)「こっちはマジなのよ! そんなイタズラの仕返しに理事長に協力なんて頼むはずないでしょ!」

理事長(真姫)「ほんとに緊急事態なのよ!解決できる方法があるのか答えなさい!」

希『……マジ?』

理事長(真姫)「マジ!!!」

希『わ、わかった。とりあえず神田明神まで来て』

理事長(真姫)「了解!」

ことり(真姫ちゃんは絶対怒らせないようにしよう……)





安価下2

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 20:40:50.80 GBz/ZWvE0
せっかく来てもらってあれやけどのんたん普通の女子高生やもん、てへっ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 22:47:35.24 M8SE/9rR0
神田明神


理事長(真姫)「言われた通り来たけど……」

希「お疲れさん」

理事長(真姫)「これで何とかなるのね?」

希「はぁ〜……真姫ちゃん、ウチを誰だと思ってるん?」

理事長(真姫)「そ、そうよね」

ことり「では希ちゃん、お願いします!」

希「でな?」

理事長(真姫)「うん……」ゴクリ

希「……」

希「せっかく来てもらってあれやけど、のんたん普通の女子高生やもん、てへっ」

希「ここまでただただお疲れさまやん!」

理事長(真姫)「希ぃぃぃぃぃい!」ドガッ!

希「ぐえっ!」

希「な、なかなかの蹴りやん……」

希「ふっ、ウチが教えられることはもう……なにもないやん……」ガクッ

理事長(真姫)「これからどうするのよー!」





安価下2
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/26(金) 22:50:27.87 6qgxzLVe0
穂乃果に「元に戻れー!」って叫んでもらう
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 14:44:21.00 es3/Eq510
穂乃果「みんなどうしたの?」

ことり「穂乃果ちゃん!」

理事長(真姫)(穂乃果……)

理事長(真姫)(そしてここは神田明神……状況は同じだわ!)

理事長(真姫)「ちょっとことり……」

ことり「どうしたの?」

理事長「……」耳打ち

ことり「えっ!? う、うんわかった、やってみるね」

ことり「穂乃果ちゃん。やって欲しいことがあって」

穂乃果「何?」

ことり「元に戻れーって叫んでほしいんだけど……」

穂乃果「元に戻れー?」

ことり「そう! 本当にそう思って叫んで欲しいの」

穂乃果「んーいいけど、なんで?」

ことり「理由は、その……」

穂乃果「理由は?」

ことり「理由はきかないで!」

ことり「おねがぁい!」

穂乃果「!?」

穂乃果「わ、わかった! 他ならぬことりちゃんのお願いだもんね!」

穂乃果「穂乃果精一杯叫ぶよ!」

ことり「ありがとう穂乃果ちゃん♪」

理事長(真姫)(これできっと……)

真姫(理事長)(元に戻れるのかしら?)

ことり(お願いっ!)

穂乃果「……」スーッ



穂乃果「元に戻れーーーーーーーー!!!!」



理事長「……」

真姫「……」

ことり「ま、真姫ちゃん?」

理事長「……」

真姫「何? ことり」

ことり「や、やったー!」

理事長「心配かけたわね」

ことり「お母さーん!」ギュッ

穂乃果「一体何が何だか……」

希「スピリチュアルやん!」





安価下2
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 15:48:45.13 blDtfRw70
入れ替わりの影響で真姫はことりを我が子のように感じてしまう
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 16:34:26.11 es3/Eq510
ことり「よかったね真姫ちゃん!」

真姫「ええ」

真姫(ことりってこんなに愛らしかったかしら?)

真姫(元々かわいくはあったわ)

真姫(何なのかしらこの気持ち……)

ことり「ど、どうしたの真姫ちゃん!?」

真姫「ヴェ!?」

真姫(無意識のうちにことりを撫でてたわ)ナデナデ

真姫「ご、ごめんなさいすぐに…」

ことり「えへへ」

真姫「ことり?」

ことり「真姫ちゃんに撫でてもらうことなんてなかったからうれしいな♪」

真姫「//////」

真姫(ことりってこんなにかわいかったのね)





安価下2
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 16:45:51.00 WuuHdAtF0
連れて帰る
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 20:03:59.62 es3/Eq510
真姫「それじゃあ帰るわよ、ことり」

ことり「そうだね」

真姫「ほら、私の家に行くわよ」

真姫「今日はお泊りって言ったわよね?」

ことり「え? そんなこと……」

真姫「それじゃあ、私たちは帰るので」

穂乃果「じゃあねー」

希「またねー」

理事長「ご迷惑をかけないようにね」

真姫「ほら、行くわよことり」

ことり「ま、待ってよ真姫ちゃん」

真姫「もう、ことりったら遅いんだから」

真姫「ほ、ほら」

ことり「?」

真姫「早くつかまりなさいよ///」

ことり「うん! 今日はよろしくね真姫ちゃん♪」






安価下2
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 20:40:46.65 P9aPxU5O
南家に穂乃果と希が泊まる
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 21:17:02.88 es3/Eq510
南家

希「今日はご招待ありがとうございます」

穂乃果「私までありがとうございます」

理事長「いいのよ。それに、ご飯は大勢で食べた方がおいしいでしょ?」

理事長(ことりがいなくて少し寂しかったし……)

理事長「今日はすき焼きだから、思う存分食べてね」

穂乃果・希「わーい!」





安価下2
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 21:29:30.16 tUG5pE9G0
一方西木野家では
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 21:30:08.40 WuuHdAtF0
↑にこが待ち構えていた
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:08:09.65 es3/Eq510
西木野家

真姫「ただいまー」

ことり「お邪魔します」

にこ「おかえり」

ことり「あ、にこちゃん」

真姫「え? にこちゃんが家にいるわけないでしょ?」

にこ「いやいるわよ」

真姫「そういる……」

真姫「ヴェェ!?」

真姫「なんでいるのよにこちゃん!?」

にこ「希に電話で呼ばれてね」

にこ「おもしろいものが見られるからって」

真姫(希ーー!)

にこ「おもしろいものって……」

にこ「ふーん、こういうことだったのね」

にこ「手を繋いで、へー」





安価下2
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:18:26.55 tUG5pE9G0
ことりは私の娘なのよ!
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 01:10:56.23 88d6VnV0
にこ「ことりとはね、ファッションの話で気が合ったり、衣装のことで意見を出し合ったりしてるのよ!」

にこ「こんなに気が合い、話し合える仲……」

にこ「そう……」

にこ「ことりはもう私の娘のような存在も同然!」

にこ「そのことりを独り占めしようたってそうはいかないわ!!!」バッ

真姫「……」

真姫「……は?」

にこ「だから!」

ことり「もしかして、にこちゃんも一緒にお泊りしたい……ってこと?」

にこ「なっ!?」

真姫「あー、そういうことだったのね」

にこ「いやっ! まぁ……そういうことにしておいても、いいけど?」

真姫「しょうがないわね。いいわよにこちゃんも」

ことり「三人でお泊りだね!」

にこ「しょ、しょうがないわねー!///」






安価下3
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 07:35:44.29 QupXIXcW0
とりあえず3人でお風呂
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 10:50:12.43 Xa56FJgW0
にこ「三人入れる湯舟なんて……」

ことり「やっぱり真姫ちゃんの家って凄いね」

真姫「そう? 別にすごくもないでしょ?」

にこ「いや! チビ達ならともかく、女子高生三人が入れるってでかいから!」

ことり「あー、気持ちいい―♪」





安価下2
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 11:32:33.07 m6H5uBXCO
南家でもお風呂
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 12:13:17.32 Xa56FJgW0
南家


理事長「穂乃果ちゃんとお風呂なんて久しぶりね」

穂乃果「そうですね」

穂乃果「幼稚園の頃以来ですもんね」

希「んー……」

穂乃果「どうしたの希ちゃ……ッ!?」

理事長「希さ……!?」

希「うまくホックが外れないんよ」

希「またサイズ変わっちゃったんかなぁ……」

穂乃果(希ちゃん、やっぱりすごい……///)

理事長(最近の高校生ってこんなに発育がいいのかしら……)





安価下2
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 12:20:04.26 QupXIXcW0
雪穂乱入
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 12:43:29.76 Xa56FJgW0
雪穂「お姉ちゃん! 間違って私の下着使ったでしょ!」ガチャ

希「きゃっ!?///」

穂乃果「ゆ、雪穂!?」

理事長「雪穂ちゃん!?」

雪穂「え、あ、す、すみません希さん!?///////」

希「あはは、今度からは気をつけてな///」

雪穂「本当にすみません……////」





安価下2
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 12:51:49.04 m6H5uBXCO
驚いて滑って転んで頭をぶつけてどこかで見たことある光景が
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 13:19:47.68 Xa56FJgW0
希(ほんとにビックリしたなぁもぉ……)

希「それじゃお風呂に……」ズルッ

希「ぎゃっ!!」ズテーン!

穂乃果「希ちゃん!?」

理事長「完全に気を失っているわ……」

雪穂「あわわわ……」





安価下2
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 13:55:46.93 QupXIXcW0
そのころ西木野家ではカレーを食べていた
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 16:39:22.14 Xa56FJgW0
西木野家


真姫「すごくおいしいわね!」

ことり「やっぱりにこちゃんのカレーはおいしいね」

にこ「当然でしょ!」

にこ「にこは料理もできる大銀河宇宙No.1アイドルなんだから!」

真姫「はいはい、そうね」

にこ「ちょっとー! 扱い雑!」


58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 16:43:53.92 Xa56FJgW0
真姫(今日も結局色々あったわね……)

真姫(また楽しい日々が続きますように……)

にこ「それじゃ、電気消すわよー」

ことり「うん、おやすみ真姫ちゃん、にこちゃん」

にこ「おやすみー」

真姫「おやすみ……ことり、にこちゃん……」





おわり
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 16:47:50.38 Xa56FJgW0
おまけ


南家


理事長「あら、寝ちゃったのね」

理事長「布団をかけてっと……」

理事長「今日は楽しかったわ、ありがとう」

理事長「おやすみ」





おまけおわり



60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 16:50:48.97 Xa56FJgW0
見てくださった方、感想を書き込んでくださった方、安価を取ってくださった方、ありがとうございました。
また画像が変化してしまい、すみませんでした。
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 17:15:36.11 SDb96/cD0

終わってみれば真姫と理事長のW主人公だったな

穂乃果「手巻き寿司パーティー」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 20:27:35.38 30N85eCCO
手巻き寿司。ここで言われる手巻き寿司とは家庭で行われる形式であり、海苔と酢飯とネタとなる具材を用意し、個人で海苔を持ちその上に寿司飯を載せて自分の好きな具材を寿司飯の上に載せて自分の手で巻いて食べる、言わばセルフサービスの寿司の食べ方である。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1511350055
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 20:37:33.53 30N85eCCO
とある日。

穂乃果「イェーイ。お寿司!お寿司!」

絵里「あんまり騒いじゃダメよ。ご近所に迷惑でしょ?」

にこ「全く、子供なんだから…」

穂乃果「だってぇ。お寿司だよ!ね?花陽ちゃん?」

花陽「そ、そうだね。私も楽しみ」

海未「希、今日はありがとうございます。本当に良かったのですか?」

希「もちろん。むしろ、一人で晩御飯食べてるウチからしたらいつでもウェルカムやん」

海未「そうですか」

凛「あれ?そう言えば…ことりちゃんは?」

穂乃果「ことりちゃんなら用事があるから遅れて来るって」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 20:43:31.81 30N85eCCO
この日は東條希の提案で各々が具材を用意し手巻き寿司をやる事になったのである。

穂乃果「さあ、早く始めようよ」

海未「穂乃果?分かっているとは思いますが…ちゃんとことりの分も考えて食べるのですよ?」

穂乃果「分かってるよ〜。そこまで食いしん坊じゃないよ。ね?」

花陽「はい」

にこ「どうだか…」

穂乃果「さあ、花陽ちゃん。食べよう」

花陽「うん」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 20:56:35.90 30N85eCCO
早速、食べ始める穂乃果と花陽。

穂乃果「いやぁ、どれにしようかな?」

花陽「はぁぁ。いっぱいあって迷っちゃうよぉ」

穂乃果「よし!穂乃果はこのサーモンとイクラにしよう!」

花陽「じゃあ、私はマグロを」

手巻き寿司の醍醐味はなんと言っても自分でネタを選び自分で巻いて食べる事で、具材の組み合わせが沢山あるのが魅力的である。

にこ「さっ、二人が全部食べちゃう前に私達も食べましょ」

海未「そうですね」

凛「凛はツナ!ツナマヨが良いにゃ〜」

希「やっぱりなぁ。凛ちゃんはそうやと思ったわ。買っといて正解やね」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 21:07:09.77 30N85eCCO
次々と手を伸ばし始めるメンバー達。が、一人テーブルの前で硬直している者が…

花陽「あれ?どうしたの?」

穂乃果「お寿司苦手なの?」

真姫「いや…」

西木野真姫である。彼女は寿司が苦手な訳ではない。だが、何故か一向に手を伸ばそうとしない。何故なのか?

凛「真姫ちゃん、大丈夫?」

希「もしかして、具合が悪いとか?」

真姫「べ、別に…」

にこ「もしかして…あんた、やり方が分からないとか?」

真姫「え?」

図星である。彼女にとって寿司とは何年も修行を積んだ職人が作る物であり、自分で作ると言う認識が全くなかったのである。

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 21:14:01.84 30N85eCCO
にこ「あんたって手巻き寿司なんてやった事ないだろうからねぇ」

真姫「ち、ちがっ…」

花陽「はい、真姫ちゃん」

真姫「え?」

花陽「私が作ったので良ければどうぞ」

真姫「あ、ありがとう…」

パクっ

花陽「どう?美味しい?」

真姫「うん」

にこ「何よ?リアクション薄いわね」

真姫「べ、別に私は…」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 21:35:22.70 30N85eCCO
この女、本当は嬉しくて嬉しくて仕方ないのである。表情が緩みそうなのを必死に我慢しているのであった。

にこ「何よ?それじゃあ、にこが作ったスペシャル寿司を食べてみなさいよ。はいっ」

真姫「あ、ありがとう」

パクっ

にこ「どうよ?」

真姫「ま、まあまあね」

嘘である。彼女が今まで食べて来た寿司は超がつく様な高級店の寿司であったが、それでも二人が作ってくれた手巻き寿司方が何十倍にも美味しく感じていた。

にこ「ふーん。その割にはあっという間に食べちゃってるじゃない」

真姫「そんな事…ないわよ」

希「はい。ウチが作ったのもどうぞ」

真姫「あ、ありがとう」

この時点で彼女は表情の緩みを我慢できていなかった。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 21:52:33.08 30N85eCCO
海未「凛。いけません」

凛「え〜だってぇ」

星空凛は魚が苦手なのである。それでも、ツナやたまご、誰が持って来たのかは不明な肉類まであるのでなんとか食べれてはいた。

海未「先程からツナとお肉ばかり食べているではありませんか」

凛「だって凛、お魚苦手だもん」

海未「好き嫌いばかり言っていると立派に成長出来ませんよ?」

凛「え〜、でも、海未ちゃんだって別に…」

この時、凛は言おうとした事を必死に飲み込んだのである。余計な事を言って海未を怒らせてはたまったものではない。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 22:25:15.77 30N85eCCO
海未「ほら、私が作ってあげますから」

凛「え〜」

海未「え〜じゃありません」

海未は元々、真面目で世話焼きな一面があったが、末っ子の彼女にとって凛や花陽、真姫を妹の様に思っている所があったのである。

海未「はい、どうぞ 」

凛「ん〜…希ちゃ〜ん」

希「どしたん?」

凛「凛、お魚食べれないにゃ〜」

希「そっか、そっか。それは仕方ないなぁ」

海未「希。凛をあまり甘やかさないで下さい」

希「ん〜。まあ、でも今日は皆んなで楽しく食べた方がええんやない?」

希にとっても一年生組は妹の様な存在であった。初めて出来た部活の後輩は彼女にとって可愛くて可愛くて仕方ない存在で海未とは逆についつい甘やかしてしまうのである。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 22:32:26.20 30N85eCCO
海未「希。凛の事を思うならちゃんと注意しなければいけません」

希「う〜ん。それもそうやけど…今日だけやもんな?」

凛「うん。今日だけにゃ」

海未「嘘を吐きなさい。あなたはいつもお魚を食べないでしょ?」

凛「食べてるよ?………ラーメンの魚介スープとか…ツナもお魚だし…」

希「そうやんな?」

凛「うん」

海未「そう言うのを屁理屈と言うのです」

凛「え〜」

希「まあ、海未ちゃんの言う事ももっともやけど…」

しかし、このやり取りは姉妹の会話と言うよりも親子の会話に近いものがあった。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 22:42:28.76 30N85eCCO
海未「とにかく、好き嫌いはいけません。絵里を見てご覧なさい」

凛「絵里ちゃんを?」

海未「そうです。絵里みたいに…って絵里?何をやっているのです?」

絵里「え?」

海未が驚くのも無理もない。絵里は酢飯とネタを皿の上に乗せ食べていたのである。

海未「絵里…一体…」

凛「絵里ちゃん?手巻き寿司だよ?手巻き寿司知らないの?」

穂乃果「え?どうしたの?うわっ、絵里ちゃん何やってるの?」

絵里「いや…あの…」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 23:04:02.60 30N85eCCO
別に彼女は手巻き寿司を知らない訳ではない。では、何故彼女はあんな食べ方をしていたのか?

絵里「私、海苔が食べれないのよ」

穂乃果「え?そうなの?」

絵里「ええ…」

凛「ほら、絵里ちゃんだって好き嫌いしてるにゃ」

海未「そ、それは…人は人です」

凛「え〜なんで絵里ちゃんはいいの?」

絵里はμ’s内きっての常識人と言われている。少し前までは生徒会長も務めておりそんな彼女に海未は信頼を寄せていたのである。

凛「絵里ちゃんが海苔を食べないなら凛だってお魚を食べないにゃ」

海未「し、しかし…」

チラッ

絵里「え?私のせい?」

こうなった場合、責任感の強い絵里は海苔を食べようと努力する。

絵里「り、凛?ほら、私も海苔を食べるわよ〜?」

しかし、人にはどうしても合わない物があるものである。絵里にとってそれは海苔と暗闇。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 23:14:16.19 30N85eCCO
凛「絵里ちゃん…大丈夫?」

海未「申し訳ありません。私があんな事を…」

絵里「いや…大丈夫…だから…」

穂乃果「まさか、絵里ちゃんがそこまで海苔が苦手とは…」

にこ「海苔を食べて具合悪くなるってどう言う事よ?はい、水」

絵里「ありがとう。水飲んで少し休憩すれば大丈夫だから…」

彼女の名誉の為に言うと、最近は少し賢くない行動が目立つ彼女だがそれはあくまで普段がしっかりしているからであり、今回も責任感から来る失敗で決して彼女がポンコツという訳ではないという事を忘れてはならない。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 23:18:04.61 30N85eCCO
穂乃果「いやぁ、それにしてもあれだね?ネタが少なくなってきちゃったね?」

花陽「少し…食べ過ぎちゃったかな…」

希「そうやねぇ。少なかったかな?」

にこ「まあ、でも大丈夫でしょ?ほら?ことりがまだ来てないし」

穂乃果「あっ、そっか!ことりちゃんが持って来てくれるよね?」

ピンポーン

希「おっ!噂をすれば来たんやない?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/22(水) 23:28:48.24 30N85eCCO
穂乃果「待ってたよ。ことりちゃーーーん」

ことり「ごめんね。ちょっと用事が長引いちゃって…」

にこ「さっ、座りなさいよ」

ことり「うん。じゃあ、にこちゃんの横失礼します」

穂乃果「ことりちゃん!具材何持って来てくれたの?」

ことり「うん。えっとね、私はチーズケーキを持って来ました」

穂乃果「おお!チーズケーキ!美味しそうだね!………チーズケーキ?」

ことり「うん。チーズケーキだよ」

この時、一瞬その場の空気が固まった。各々寿司の具材を持ち寄ってと言う話だったのにことりが持って来たのはチーズケーキである。きっと、一人くらいデザートをと気を利かせて持って来たのであろう。では、何故空気が一瞬固まったのか?
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/23(木) 21:09:17.88 qYxWSPBWO
穂乃果「え?じゃあ…具材は?」

ことり「ごめんね。チーズケーキしか持って来てないの。だって、穂乃果ちゃんが好きな物を持ってきてって言ったから…」

穂乃果「あ〜…なるほど!うん。確かにそう言ったよ」

海未「穂乃果の連絡ミスじゃないですか」

穂乃果「ごめんね、ことりちゃん。気がついたら具材がもうこんだけしかないの。足りる?」

ことり「うん。大丈夫だよ。私そんなに食べれないもん」

ことりが小食であったお陰でなんとか具材は足りそうではあった。
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/23(木) 21:17:17.27 qYxWSPBWO
穂乃果「わ〜、ことりちゃん凄いね。手巻き寿司作るのすっごい上手」

ことり「え?そうかな?」

穂乃果「うん。だって、なんか色鮮やかだし芸術作品みたい」

流石はμ’sの衣装担当のことりである。手先の器用さでは彼女の右に出るものはなかなかいない。

にこ「それに比べて…凛は物凄い下手ね。どうすればそんなにグシャッのなるのよ?」

凛「食べちゃえば一緒だよ」

にこ「そうだけど。手に米粒が沢山付いてるじゃない。なんの為の海苔なのよ」

海未「全く。仕方ありません。私が…」

真姫「はい」

凛「え?」

真姫「ほら。作ってあげたわよ」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/23(木) 21:31:17.47 qYxWSPBWO
さっきまで、作り方も分からず固まるしかなかった真姫が凛に手巻き寿司を差し出したのである。

凛「え?真姫ちゃんが作ったの?」

真姫「そうよ」

にこ「あんた…さっきまで作れなかったじゃない」

あの時、真姫はただ硬直していた訳ではなかったのである。作り方の分からない自分が出来る事。それは…観察する事であった。見て技を盗み、その結果ことりの作ったものにも勝るとも劣らない巻き寿司を作れる様になったのである。

穂乃果「真姫ちゃん、凄い!」

にこ「出来るなら最初からそう言いなさいよ」

真姫「誰も出来ないなんて言ってないじゃない」

にこ「これが本当の真姫寿司ね」

そして、μ’sの手巻き寿司パーティーは終わったのである。

凛「寒いにゃ〜。希ちゃん、暖房入れよう?」


24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/23(木) 21:33:58.70 qYxWSPBWO
絵里「ん……んん……海苔が……海苔に襲われる…………はっ!?あれ?ここは?」

希「おっ!やっと起きたん?」

絵里「希?…………皆んなは?」

希「もうとっくに帰ったよ」

絵里「へ?終わったの?」

希「うん。チーズケーキがあるけど…食べる?」

絵里「ええ」

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 00:03:03.47 1h0T3JkKo
ほっこりやな
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/29(水) 01:30:11.74 jTVxAYULO
みんなかわええ

希「一人暮らしあるある」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/23(木) 23:29:45.74 qYxWSPBWO
穂乃果「ねえねえ、希ちゃん?」

希「ん?どうしたん?」

凛「希ちゃんって一人暮らしだったんだね」

希「うん。そうやけど?」

穂乃果「実は穂乃果、一人暮らしとかした事ないんだけどさ」

希「うん。そうやろうね」

凛「凛も一人暮らしじゃないんだ」

希「うん。知ってる」

穂乃果「一人暮らしってどんな感じなの?」

希「どんな感じって言われてもなぁ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1511447385
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/23(木) 23:36:58.31 qYxWSPBWO
穂乃果「ご飯はどうしてるの?」

凛「自分で作ってるの?」

希「まあ、自炊してるよ?」

凛「カップラーメン?」

希「カップラーメンは自炊とは言わんやろ」

穂乃果「何つくるの?」

希「まあ…おうどんさんはよく作るかなぁ」

凛「うどんだけ?」

希「後はやっぱりカレーやね」

凛「へえ。カレー作るんだ」

穂乃果「そっか。カレーって多く作れば何日にも分けて食べれるもんね」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/23(木) 23:42:45.53 qYxWSPBWO
希「そうなんよ」

凛「毎日カレーを食べれるなんて羨ましいにゃ〜」

穂乃果「ね!カレー美味しいもんね。穂乃果もカレー大好きだよ」

希「そう思うやろ?毎日カレー食べれてラッキーって思うやろ?」

穂乃果「うん。思う」

凛「むしろ思わない人が居たらあってみたいにゃ」

希「でもな…来るんよ。飽きが」

穂乃果「え?カレーなのに?」

凛「飽きるの?」

希「うん。前にな5日間連続でカレーを食べた時があったんよ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/23(木) 23:53:43.44 qYxWSPBWO
希「一日目は…」

一日目

希「やっぱりカレーは美味しいなぁ。簡単に作れて楽やし経済的やし。一人暮らしの味方やな」

二日目

希「二日目のカレーは美味しいなぁ。なんで美味しいんやろ?ウチが寝てる間に何が起こったらこんなに美味しくなるんやろか」

三日目

希「カレー…美味しいけど少し飽きてきたなぁ。ソースでも掛けて味を変えてみようかな?」

四日目

希「なんでこんなに作ってしまったんやろ…。味を変えても限界があるなぁ」

五日目

希「はあ…。カレーってなんなんやろ………」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/23(木) 23:58:24.36 qYxWSPBWO
希「てな事があってなぁ」

穂乃果「え?じゃあ、もうカレーは懲り懲り?」

希「でも、不思議と時間が経つとまた作ってしまうんよ」

凛「へえ。希ちゃんは学習しないんだね」

希「カレーは作るの楽やからね。材料も安いし」

穂乃果「そうなんだ」

希「うん」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 00:00:47.58 6nxyYs5TO
穂乃果「一人暮らしってやっぱり寂しい?」

希「まあね。もう慣れたけどな。それでも、急に寂しさに襲われる時はあるなぁ。独り言が多くなるし」

凛「独り言?」

希「うん。テレビのクイズ番組とか見ててな」



7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 00:09:18.63 6nxyYs5TO
『じゃがいもの生産量が一番多いの都道府県は』

希「北海道!」

『北海道ですが二番目に多いのはどの都道府県でしょう?』

希「え〜どこやったっけ?習った様な気がするなぁ」

『さあ、後1分』

希「え〜ちょっと待って待って。今思い出してるから」

『正解は』

希「あっ!長崎や!」

『長崎です』

希「ほら〜。な?言ったやろ?前に授業で習ったんよね〜」

『続いての問題です』

希「さあ、どんどん来い!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 00:13:44.00 6nxyYs5TO
希「てな、感じでテレビと喋ってしまうんよ」

穂乃果「それは大丈夫だよ。穂乃果だってドラマとか見て喋っちゃうもん。雪穂に怒られるんだから」

希「じゃあ、一人暮らしとか関係ないんかな?」

穂乃果「関係ないよ」

凛「え〜凛はそんなのないよ?」

希「そうなん?」

凛「うん」

希「じゃあ、あれは?Siriとずっと話したりとか」

穂乃果「Siri?」

希「うん」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 00:19:58.37 6nxyYs5TO
希「ヘイ!Siri?」

『ハロー』

希「ウチ暇なんよ」

『しりとりでも始めましょうか?私からいきますよ?iPhone。あっ、んがついてしまいましたね』

希「あ〜もう、おっちょこちょいなんやなぁ」

『よく分かりません』

希「あ〜ごまかしたなぁ。ねえ?面白い話しして?」

『前にもお聞かせしましたよ?』

希「え〜そうやったっけ?じゃあ、もう一回」

『仕方ありませんね』
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 00:22:50.16 6nxyYs5TO
希「てな感じで」

凛「希ちゃん…可哀想だにゃ」

穂乃果「流石に穂乃果もスマホとは喋らないよ」

希「いや、結構面白いんよ?」

凛「なんか…ペットとか飼えば?」

希「いや、ウチのアパートはペット禁止やから」

凛「そうなんだ」

希「あっ!でも、あれがいるわ」

穂乃果「あれ?」

希「ルンバ!」

凛「ルンバ?」

希「うん」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 07:39:57.03 6nxyYs5TO
希「ただいま〜」

ウィィィィン

希「お?お出迎えしてくれてるん?」

ウィィィィン

希「ふふっ。可愛いなぁ。ほら、おいで」

ウィィィィン

希「ちゃうよ。こっちやって」

ウィィィィン

希「ほら。ここにご飯があるよ〜」

ウィィィィン

希「あ〜癒されるわぁ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 07:44:04.05 6nxyYs5TO
希「ってな感じ」

穂乃果「希ちゃん…」

希「ん?」

穂乃果「掃除機はペットじゃないよ?」

凛「希ちゃん寂しかったんだね。だから、掃除機とかスマホをお友達だと勘違いしちゃったんだね」

希「いや…ちゃうちゃう」

穂乃果「希ちゃん。学校じゃ明るいから…ごめんね。気づかなくって」

希「いや、ちゃうから。そんな大袈裟な話やないから。一人暮らしのあるあるやから」

穂乃果「あ、そうなの?なんだぁ」

凛「心配してそんしたにゃ〜」

希「切り替え早すぎやろ」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 20:29:09.20 aZXO/5vdO
穂乃果「ルンバあるって事は自分で掃除はしないんだ?」

希「いや、するよ」

凛「どうして?自分でするならルンバの意味ないにゃ」

希「だって、あの子じゃ手の届かない所とかあるやろ?高い所とか無理やもん」

穂乃果「あ〜なるほど」

凛「高い所なんてたまにでいいんじゃないの?」

希「あかんて。直ぐに埃とか溜まるんやから」

穂乃果「へえ、そうなの?」

希「うん。油断してると直ぐに溜まるよ?誰かが来た時埃が溜まってたら恥ずかしいやん?」

穂乃果「誰か来たりするの?」

希「え?……まあ、来客は少ないけど」

凛「凛達だって最近だもんね?知ったの」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 20:35:05.68 aZXO/5vdO
希「だから、たま〜に夜とかピンポン鳴るやろ?」

穂乃果「うん」

希「普段人なんか来ないからびっくりするんよ」

凛「希ちゃんでもびっくりするんだね」

希「そりゃ、ウチだって怖がったりするよ。心霊番組とかやってたりするやろ?いつもは平気で見れるのに急に怖くなったりする時もあるし」

穂乃果「へ〜、希ちゃんは貞子くらいなら遭遇しても大丈夫だと思ってた」

凛「凛も」

希「そんな訳ないやん。普段幽霊が見えてる人でも悪霊とかは怖いって」

穂乃果「そんなもんかな」

希「そうや。だから、急に来客が来てびっくりした後に来客がえりちだった時のあの安心感。えりちが神様に見えてくるんよ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 20:38:59.22 aZXO/5vdO
穂乃果「絵里ちゃんは昔からよく来てたの?」

希「うん。だって、初めての来客はえりちやもん」

凛「へぇ。最初緊張した?」

希「何が?」

凛「絵里ちゃんが遊びに来た時」

希「全然」

凛「本当に?」

希「うん。なんで友達が遊びに来るのに緊張するん?しかも、えりちやし」

凛「初めての友達が遊びに来るって緊張するのかなって」

希「初めての来客とは言ったけど初めての友達とは言ってないやん」

凛「そうだっけ?」

希「そうやって」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 20:46:41.56 aZXO/5vdO
希(本当は…)



希「今日はえりちが初めて家に来るんだから部屋を綺麗にしなきゃ」

サッサッ

希「オヤツとかあったかな?えりちは確かチョコレートが好きだったよね?どうしよう?買いに行こうかな?でも、買いに行ってる間にえりちが来たら大変だし」

テキパキ

希「えりち、普段はどんな事して遊んでるのかな?私遊ぶもの何も持ってないけど…」

サッサツ

希「あまりにも綺麗にし過ぎたかな?これじゃあ、えりちが来るからって凄い張り切った様に思われちゃう。もう少し散らかして…」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 21:02:48.97 aZXO/5vdO
希(ってな感じやったけど)

穂乃果「ねえ、希ちゃん」

希「へ?」

穂乃果「あれはないの?あれ」

希「あれ?」

穂乃果「一人暮らしと言えば隣の部屋の人にお料理のお裾分けだよ」

凛「そうだよね。ハンバーグ作り過ぎちゃったんで良かったらどうですかって」

希「あ〜、そんのは現実ではない。全然ないよ。後、ハンバーグは作り過ぎないなぁ。普通、カレーとか肉じゃがとかやろ」

穂乃果「え〜そうなの?隣の部屋の浪人生にお裾分けとかしないんだ?恋も走り出さないね」

希「しないよ。週5でカレー食べてたんやからね?漫画の読み過ぎやって。そんな展開は現実では起こらんし、ウチの隣は浪人生ちゃうし空き部屋やし。恋が始まったらアカンやろ?一応アイドルなんやから」

凛「でも、期待したでしょ?」

希「してないよ。する訳ないやん。ウチはそう言うキャラちゃうやん」

穂乃果「ちゃうのか〜」

希「うん。ちゃう」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 21:11:58.12 aZXO/5vdO
穂乃果「ふ〜ん。じゃあ、一人で何してるの?」

希「だから、テレビ見たりとか…」

凛「以外は?」

希「ん〜そうやなぁ」

穂乃果「一人暮らしならではの事でないの?」

希「一人暮らしならでは?」

穂乃果「うん」

希「夜中に一人ファッションショーとかしちゃうかな」

凛「一人ファッションショー?」

希「うん。普段着ない服とか引っ張りだしてな」

穂乃果「あ〜なるほど。で、中学の時の制服とかを着だしたりするんだよね?」

希「そうそう。おっ!まだ全然着れるやんとかね。まあ、実際は着れない事の方が多いんやけどな」

凛「にこちゃんならまだ着れそうだよね」

希「あ〜にこっちならね」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 21:20:12.92 aZXO/5vdO
穂乃果「へ〜やっぱり誰も見てないと変な事しちゃうんだね」

凛「もっと人には言えない事とかしてないの?」

希「してないよ。してたとしてここで言う訳ないやん」

凛「そうだよね」

希「でも、モノマネとかやっちゃうなぁ。一人やと」

穂乃果「モノマネ?」

希「うん。野球モノマネとかマスターしたし」

穂乃果「え?そうなの?誰が出来るの?イチロー?」

希「ミレニアム打線は殆ど出来るよ」

穂乃果「何それ?」

希「多分、分からんと思う」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 21:26:30.95 aZXO/5vdO
穂乃果「じゃあ、あれだね?海未ちゃんとか一人暮らししたら大変だね」

希「そうかもしれんなぁ」

凛「キャラ崩壊しちゃうかもしれないよね」

穂乃果「そうだね。海未ちゃんが一人暮らし始めようとしたら
全力で阻止してあげなきゃね。それか一緒に住むかだね」

凛「それは、海未ちゃん苦労しそうだにゃ」

穂乃果「どう言う事?」

凛「そのままの意味だよ」

穂乃果「そのままの意味だと穂乃果と暮らすと海未ちゃんが苦労するって事だよ?」

凛「うん。その通りだにゃ」

穂乃果「……そっか。まあ、そうか」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 21:31:44.01 aZXO/5vdO
穂乃果「なんだ、結構楽しそうにやってじゃん」

凛「本当だよ」

希「でも、風邪とか引いたら最悪やから」

穂乃果「希ちゃん、風邪引くの?」

凛「希ちゃんが風邪を引くなんて聞いた事ないにゃ」

希「どう言う事?ウチだって風邪くらい引くよ。ウチの事どう言う風に思ってるん?」

凛「なんか凄いパワーを持ってる人」

穂乃果「希パワーでしょ?あれ注入すると風邪とか治るの?」

希「知らん。知らんよそんなのは。いい?一人暮らしで風邪を引くとな」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 21:37:41.72 aZXO/5vdO
希「うう…辛い…」

ピピピピ

希「うわっ。38度9分…。見なきゃ良かった。ああ…立ち上がるのが辛い…でも、薬飲まなきゃ」

チクチク

希「時計の音が気になって眠れない…鼻詰まりも辛い…うぅ…心細い……ウチ…このままずっと一人なんかなぁ…」

チクチク

希「きっとそうや。このまま一人で苦しまなきゃいけないや」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 21:40:03.60 aZXO/5vdO
希「と言う感じ辛いし心細いしでかなりキツイんよ。病院も自分で行かなきゃいけないしね」

穂乃果「うへぇ。それは確かにきつそうだ」

凛「風邪の時って歩くのもキツイもんね」

希「でもな…」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 21:49:12.02 aZXO/5vdO
ピンポーン

希「誰や……こんな時に…」

ガチャガチャ

にこ「あっ!鍵空いてるわよ?」

絵里「全く、不用心ね。希、入るわよ?」

希「えりち…にこっち…来てくれたん?」

絵里「希が学校休むなんてよっぽどだと思ってね」

にこ「全く。連絡くらい寄越しなさいよ。ほら、にこのプリティフェイスを見たら元気出るわよ?」

希「はは…にこっちは相変わらず元気で羨ましいわ。何とかは風邪引かないって言うもんなぁ」

にこ「何よ。憎まれ口叩く余裕があるんじゃない。馬鹿は風邪を引かないんじゃなくて体調管理が出来ないお馬鹿が風邪を引くのよ」

希「そっか…。これは…一本取られたなぁ」

にこ「ほら。プリン食べる?今日は特別に食べさせてあげるわよ」

希「ありがと…にこっちのたった一人のファンに恨まれてしまうなぁ」

にこ「一人じゃないわよ。沢山いるわよ」

絵里「希?キッチン借りるわよ?おじやだったら食べれでしょ?」

希「えりち…ありがとな」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 21:52:07.83 aZXO/5vdO
希「ってえりちとにこっちが来てくれたんよ」

凛「やっぱり持つべきものは友だね」

希「そうやねぇ」

穂乃果「穂乃果はにこちゃんの言葉が凄い胸に突き刺さったよ!」

希「まあ…そっか」

穂乃果「うん!」

凛「なんでそんなに元気に返事が出来るのかな?」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 22:02:56.80 aZXO/5vdO
穂乃果「一人暮らしって結構大変なんだね」

凛「凛もいつかするのかな?」

希「さあ?分からんけど。人生経験として一度はしてみてもいいかもしれんね。きっと、お母さんの居るありがたみが分かると思うよ」

穂乃果「そっか。確かにそうだね」

凛「うん。じゃあ、今日は希ちゃんが一人で寂しくならない様に希ちゃん家で遊ぶ?」

希「ウチの家?」

穂乃果「うん。ダメなの?」

希「いや、オッケーやけど」

穂乃果「じゃあ、決定だね。後は絵里ちゃんを捕まえなきゃ」

凛「そうだね。ここからが本番だにゃ」

希「よっしゃ、行こうか!」

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 22:03:26.36 aZXO/5vdO
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/24(金) 22:58:44.07 gsP+sKEaO
おつおつ

花陽「今、話題のスクールアイドル?サイン貰わなくっちゃ」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:43:42.99 CuOuTikxO
花陽「今日は楽しかったね?」

凛「うん。楽しかったにゃ〜」

ワイワイ ガヤガヤ

女子高生A「サイン貰っちゃった〜。凄い綺麗だったよね」

女子高生B「うん。スクールアイドルかぁ。同じ女子高生とは思えないよね?」

女子高生C「今勢いが凄いもんね」

凛「スクールアイドルだって?誰かな?知ってる人かな?」

花陽「わ、私もサイン貰わなくっちゃ」

凛「え〜、かよちんもスクールアイドルなのにサイン貰うの?」

花陽「だ、だって…」

凛「ま、いっか。取り敢えずいくにゃ〜」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507639422
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:53:03.35 CuOuTikxO
凛「あの〜」

花陽「私達もサインを頂いてもよろしいですか?」

絵里「はい?」

凛「あっ」

花陽「あっ」

絵里「あっ」

凛「…」

花陽「…」

絵里「…」

凛「えっと…星空凛って言います。こっちは小泉花陽ちゃん。かよちんでお願いします」

絵里「お、オッケー…星空凛さんと小泉花陽さんね?色紙…あるかしら?」

凛「あっ、はい」

花陽「え?待って、待って?絵里ちゃんだよ?凛ちゃん、絵里ちゃんだよ?」

凛「へ、へぇ〜」

花陽「え?なんで知らないフリをするの?」

凛「かよちん、取り敢えずサイン貰ってからにしよう?」

花陽「どうして?絵里ちゃんもどうして知らないフリをするの?」

絵里「えっと…」

凛「あの、取り敢えずサイン貰っていいですか?」

絵里「あっ、はい。えっと…」キュッキュッキュッ

花陽「ええ?サイン書いてるの?」

絵里「はい…どうぞ…」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/10(火) 22:20:35.23 CuOuTikxO
花陽「小泉花陽さんへ。絢瀬絵里って…だよね?そうなるよね?一瞬絵里ちゃんのそっくりさんなのかなって納得しようとしちゃったよ」

絵里「えっと…」

花陽「どうして?どうして二人は他人のふりしちゃったの?」

絵里「あの…」

花陽「絵里ちゃんだもんね?μ’sの絵里ちゃんだもんね?」

絵里「え、ええ」

花陽「私だよ?μ’sの小泉花陽だよ?」

凛「かよちん…かよちん…それは、まあ…」

花陽「え?どういう事なの?」

凛「かよちん、取り敢えず…取り敢えず…ね?」

花陽「取り敢えず?」

凛「うん。取り敢えず…あの、ありがとうございました」

絵里「い、いいえ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/10(火) 22:32:33.73 CuOuTikxO
花陽「え?他人のふりを貫くの?」

凛「うん。なんかその方がいいかなって?ね?」

絵里「そ、そうね」

花陽「そんな事ないよ。絵里ちゃんは普通にファンサービスしてただけだよ?気まずくもなんにもなかったよ?」

凛「そうかな?」

花陽「そうだよ。それに他人のふりなんて寂しいよ」

絵里「そうよね…ごめんなさい。なんとなく気恥ずかしくって…そうよね。他人のふりなんて酷いわよね」

凛「かよちん…ごめんね?」

花陽「ううん。もう、大丈夫だよ」

絵里「そう。所でそのサイン…どうする?」

花陽「記念に貰っておきます」

絵里「え?本当に?」

花陽「うん」

にこ「あの…サインをして貰ってもいいですか?」

花陽「え?あっ!」

絵里「あっ!」

凛「ああ!」

にこ「え?」

花陽「………お名前は?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/10(火) 22:33:38.37 beyeLHnSO
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/10(火) 22:50:26.46 CuOuTikxO
「お説教」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/10(火) 22:54:29.42 CuOuTikxO
凛「ハラショー!」

穂乃果「あははは。凛ちゃんそっくり〜」

凛「意味わかんない」クルクル

穂乃果「あははは、言う言う。真姫ちゃん言うよね。仕草も完璧」

凛「じゃあね、これは?皆んなのハート撃ち抜くぞ!ラブアローシュート」

穂乃果「あははは。そっくり。海未ちゃんそっくりだよ。あははは、あ〜面白い」

凛「じゃあ、次はね」

ガチャ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/10(火) 22:59:01.99 CuOuTikxO
海未「ごきげんよう」

穂乃果「あっ、海未ちゃん。遅かったね?ことりちゃんは?」

海未「遅かったね?」

穂乃果「え?」

海未「ことりは今生徒会室で一人で仕事をしてくれています」

穂乃果「あっ…」

凛「なんか不穏な空気にゃ…」

海未「やっぱり…忘れていたのですね?」

穂乃果「え?い、いやぁ…」

海未「あなた…この間も忘れていましたよね?」

穂乃果「そ、その…つい…」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/10(火) 23:05:19.67 CuOuTikxO
海未「たるんでいます。だいたい、あなたは…ガミガミ」

穂乃果「くっ…」

海未「聞いていますか?」

穂乃果「くふっ…ふふっ」

海未「今、笑いました?」

穂乃果「え?い、いや。違いうよ。気のせいです」

海未「…そうですか」

穂乃果「はい…くふっ…ふふふ」

海未「今完全に私を見て笑いましたよね?」

穂乃果「そ、その…」

海未「何ですか?人が真剣に話しているなに?私がそんなにおかしいですか?」

穂乃果「うん」

海未「え?」

穂乃果「あっ、違う。違うの。えっと…モノマネが…」

凛「あーお腹すいたにゃー」

海未「な、何ですか?急に大きな声を出して」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/11(水) 23:30:11.96 Jm3zFmQUO
凛「あっ、ごめんね?お腹空きすぎちゃって思わず大きな声出し過ぎちゃったにゃ」

海未「そうですか」

凛「ねえ、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「な、何?」

海未「?」

凛「何で凛まで巻き込もうとしたの?」

穂乃果「え?してないよ?」

凛「したよ。モノマネの事を言おうとしたにゃ」

穂乃果「だって、その事言わなきゃ穂乃果が笑った理由を説明出来ないじゃん。穂乃果がふざけてると思われちゃうじゃん」

凛「モノマネの事を言ったら凛まで怒られちゃうにゃ」

穂乃果「いいじゃん。どうせ怒られるなら二人で怒られようよ。二人で怒られれば気持ち的にいくらか楽だよ」

凛「やだよ。凛は怒られたくないもん」

穂乃果「そんな事言ったって凛ちゃんがあんなモノマネするからいけないんじゃん。穂乃果は今、海未ちゃんの顔を見ると凛ちゃんのモノマネを思い出して笑っちゃうもん」

凛「そんなの笑わない様に努力してよ」

穂乃果「無理だよ」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/12(木) 23:42:26.55 mqW2mTsrO
凛「無理じゃないにゃ。やれば出来るにゃ」

穂乃果「だって、あれだよ。笑ったらいけない状況だと思うと余計笑っちゃうんだよ」

凛「でも、凛は怒られたくないにゃ」

穂乃果「じゃあ、穂乃果はなんて説明すればいいの?仮にもお説教中なんだよ?このまま言ったら海未ちゃん激おこだよ?」

凛「そもそも穂乃果ちゃんが生徒会サボるからいけないんだよ」

穂乃果「いや、凛ちゃんがモノマネをしたからいけないんだよ。時系列的にも凛ちゃんが先にモノマネしてその後お説教だからね?先にモノマネした凛ちゃんが責任とってよ」

凛「時系列なんか持ち出すんだったら穂乃果ちゃんがサボった方が先にゃ」

穂乃果「いや…時系列はやっぱり関係ない」

凛「ズルイにゃ。そんなのズルイにゃ」

海未「先程から二人でコソコソとなんなのですか?まだ、話は途中なんですよ?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/13(金) 20:57:02.54 1rmQcY5uO
穂乃果「あの…くふっ…ふふふ」

海未「あっ、また笑ったじゃないですか。なんなのですか?私は怒っているのですよ?」

穂乃果「いや…ふふっ」

海未「なんですか?私はそんなにおかしいですか?」

穂乃果「違う、違うん…あははは」

海未「なっ…やっぱり私の顔を見て笑っているではないですか…流石の私でも傷つきます」

穂乃果「大丈夫だよ。海未ちゃんは何もおかしくないって。今日も可愛いから…だい…ふっ…ふふ…じょうぶ!」

海未「そういいながら笑っているじゃないですか」

穂乃果「だって…あははは」

海未「くっ…やめて下さい」

穂乃果「ご、ごめ…あははは」

海未「おかしい所があるなら言って下さい。友達でしょう?」

穂乃果「いや…違う…あはは」

海未「え?」

穂乃果「しっ…親友…だよ…あははは」

海未「だったらなおさら言って下さい」

穂乃果「いや…それは無理…あははは…ダメだ…あははは…ツボに…もう…凛ちゃん…言ってよ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/13(金) 21:02:48.90 1rmQcY5uO
凛「え?何を?」

穂乃果「え?…しらばっくれるの?」

凛「穂乃果ちゃんどうしたの?」

穂乃果「いや、凛ちゃん…もう、無理だから…穂乃果もう無理だから…お願いだから…」

凛「凛何も知らないよ?」

穂乃果「ずるいよ、凛ちゃん。認めようよ」

凛「認められないにゃ」

穂乃果「えーー」

海未「ふっ、ふふっ」

穂乃果「え?海未ちゃん?」

海未「それは絵里のマネですか?」

凛「……うん。そだよ」

海未「ふふふっ、な、なんですか。ふふふっ」

穂乃果「………あははは」

凛「凛も取り敢えず笑っておこう。あははは」


19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/13(金) 21:06:49.03 1rmQcY5uO
「言い間違え」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/13(金) 21:34:40.16 1rmQcY5uO
にこ「………」カタカタ

真姫「ねえ、にこちゃん?さっきから何やってるの?」

にこ「んー?」

花陽「何かネットで調べてるの?」

にこ「まあね。授業で宿題が出てね」

真姫「何?答えを検索してるの?それって…」

にこ「歴史の宿題だからいいのよ」

真姫「ふ〜ん。歴史の宿題なんかあるのね」

花陽「小学生の時とかやったよね?グループで調べたり」

真姫「そうね」

にこ「あんたはいいわよね」

真姫「何が?」

にこ「どうせ歴史も得意なんでしょ?にこみたいに必死になって調べなくってもいいんだから」

真姫「そんな事ないわよ。私だって小学生の頃は図書館に行って伝記とか資料集を読んで調べたわよ」

にこ「小学生の頃のあんたと比べられても…」

真姫「それに、今はネットでサクッと調べられるんだし楽でいいじゃない。どうせ、ヤホーに書いてある事をそのまま写すだけなんでしょ?」

花陽「小学生の頃も既にネットで調べられた様な…」


21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/13(金) 22:11:01.78 1rmQcY5uO
にこ「そ、そんな事ないわよ」

真姫「へ〜…どうかしら…」

にこ「なっ、なによ」

真姫「やっぱり、ヤホーで調べた事を丸写しじゃない」

にこ「勝手にみないでよ」

真姫「提出するのに見られて困る様じゃダメね」

にこ「別に真姫には関係ないじゃない」

真姫「まあね。にこちゃんが困るだけだし」

にこ「…って言うかさ」

真姫「何?手伝わないわよ?宿題なんて自分でやらないと意味ないんだから」

花陽「凛ちゃんの宿題は手伝ってた様な…」

真姫「あれは手伝ってたんじゃないわよ。教えてあげてただけよ」

にこ「違うわよ。そんな事じゃないわよ」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/13(金) 22:22:06.05 1rmQcY5uO
真姫「じゃあ、何よ?」

にこ「ヤホーって何よ?」

真姫「は?」

にこ「だからヤホーって何?」

真姫「にこちゃんが今まさに使ってるじゃない。検索サイトヤホー」

にこ「いや、ヤフ…」

花陽「に、にこちゃーん?」

にこ「な、なによ?」

花陽「にこちゃん。あの、ダメだよ」

にこ「なんでよ」

花陽「ダメだよ。それを言うのは重罪だよ。ね?さりげなく。やるなら、さりげなくだよ」

にこ「分かったわよ」

真姫「何をコソコソと話してるの?」

花陽「な、何でもありません」

真姫「そう。まあ、いいわ」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/13(金) 23:30:13.79 1rmQcY5uO
真姫「そう言えば今ので思い出したんだけど」

花陽「何?」

真姫「こないだことりが言ってたやつ。ヤホーで検索したら一発で出てきたわよ」

花陽「へ、へえ。ヤフーで検索したら一発だっんだ。流石ヤフーだね!ヤフー様々だね!」

にこ「どこがさりげなくよ」

真姫「花陽…」

花陽「へ?」

真姫「ヤフーじゃなくってヤホーでしょ?」

花陽「え、ええと」

真姫「ふふっ、花陽も割とおっちょこちょいなんだから。他で間違える前で良かったわ」

花陽「そ、そうだね。ありがとう」

真姫「ふふふ」

花陽「ど、どうしよう。にこちゃん?」

にこ「いや、もう正直に言えばいいじゃない。真姫が言った様に同じ事を真姫に言ってあげればいいじゃない」

花陽「で、でも真姫ちゃんが恥ずかしい思いしちゃうかもしれないよ」

にこ「だから、気にし過ぎなんだって。別にそんな事を気にする人なんていないわよ」

花陽「そうかな?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/13(金) 23:36:20.74 1rmQcY5uO
にこ「そうよ。真姫?」

真姫「何?」

にこ「ヤホーじゃなくてヤフーよ?」

真姫「え?」

にこ「だから…ヤホーなんてサイトはないわよ?あれはヤフーって読むのよ?」

真姫「いやいや、にこちゃんまで。あれはヤホーでしょ?まったく…にこちゃんってネットに詳しいのかなって内心思ってたんだけど意外としらないのね」

にこ「はあ?だから、あんたが間違えてるのよ」

花陽「に、にこちゃん」

真姫「そんな訳ないわよ。今までだってずっとヤホーで通じてたし」

にこ「それは何となく相手が察してくれてたのよ。だったら調べてみればいいじゃない。ヤフーで!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 14:06:31.11 mTqg092KO
真姫「そんなの、いいわよ。面倒くさいし」

にこ「サクッと調べられるんでしょ?そんなに面倒くさいないじゃない」

真姫「分かりきってる事をいちいち調べるのが面倒なのよ」

にこ「あんた、実は自分が間違えてのが明らかになるのが怖いんでしょ?」

真姫「怖くなんかないわよ」

にこ「じゃあ、調べればいいじゃない」

真姫「だから…」

花陽「真姫ちゃん…」

真姫「何よ?」

花陽「ね?」

真姫「何?何がね、なの?」

にこ「もう、いいわよ。にこが調べるから」

花陽「にこちゃん。やっぱりやめよう?やっぱりやめようよ。世の中明らかにしない方がいい事だってあるよ」

にこ「いや、真姫の為にも教えといた方がいいのよ。私が調べるから」



28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 21:46:30.18 mTqg092KO
花陽「に、にこちゃん…」

にこ「ほら、見なさい」

真姫「え?」

にこ「ヤフーでしょ?」

真姫「…ちゃんと調べた?」

にこ「調べたわよ。あんたの大好きなヤホーで調べたのよ」

花陽「ヤホー?」

にこ「そこはいいのよ」

真姫「そんな…ヤフーだったなんて…」

にこ「たくっ…だから言ったじゃない。良かったわね、私と花陽にしか聞かれ」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 22:35:45.16 mTqg092KO
花陽「やめて、にこちゃん。もうやめてあげて」

にこ「え?」

真姫「花陽?」

花陽「これ以上はやめて。真姫ちゃんが可哀想だよ」

真姫「いや、大丈…」

花陽「真姫ちゃんは恥ずかしがり屋さんなんだよ?」

真姫「あのね」

にこ「恥ずかしがり屋はあんたでしょ…」

花陽「これ以上言ったら真姫ちゃん恥ずかしくなって落ち込んじゃうよ」

にこ「だから…」

花陽「あんな間違え方しちゃったんだよ?にこちゃん、もう言わないであげて」

真姫「…」かぁぁぁぁ

にこ「あのね…花陽が騒ぐから余計恥ずかしい感じになってるんじゃない」

花陽「え?ええ?そうだったの」

真姫「いや…大丈夫…」

花陽「ごめん。ごめんね、真姫ちゃん。本当にごめんね」

真姫「もう大丈夫だから」

花陽「ごめんなさい。本当にごめんなさい」

真姫「いや、だから…」

にこ「なんなのよ、あんたは…」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 22:36:21.66 mTqg092KO
「譲り合い精神」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 23:05:43.39 mTqg092KO
譲り合いの精神。それはお互いの気持ちを尊重する事を美徳とする日本人の精神性である。

海未「あれ?そのケーキどうしたのですか?」

穂乃果「ことりちゃんが持ってきてくれたの。理事長からだって」モグモグ

絵里「へぇ…あら?もう一個しかないじゃない」

穂乃果「あれぇ?誰か多く食べたのかな?」

海未「穂乃果が食べたんじゃないのですか?」

穂乃果「食べてないよ。まだ、一個目だよ」

絵里「じゃあ、元々8個しか入ってなかったのかしら?」

穂乃果「え?穂乃果だけが疑われるの?」

海未「μ’sの仲間を疑えと言うのですか?」

穂乃果「穂乃果の事は疑ったじゃん」

海未「………。まあ、いいです」

穂乃果「え?スルーなの?」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 23:18:31.82 mTqg092KO
海未「絵里、食べて下さい」

絵里「え?私はいいわよ。海未だって食べたいでしょ?海未が食べて」

海未「いえ、絵里が食べて下さい。チョコレートケーキですよ?チョコレート好きでしょう?」

絵里「私はいいの。ね?ほら、私は最年長だしケーキくらい我慢するわ」

海未「μ’sは先輩禁止ですよ?それに今ケーキくらい我慢すると言いましたよね?私は本当に大丈夫なんで我慢するくらいなら食べて下さい。理事長だってことりだってその方が嬉しいはずです」

絵里「でも…」

穂乃果「じゃあ、穂乃果が食べようか?」

海未「あなたは我慢しなさい」

穂乃果「ええ…」

絵里「でも、やっぱり海未が食べなさい。あなただって本当はケーキ好きでしょう?」

海未「いえ、絵里が…」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 23:24:06.45 mTqg092KO
絵里「…」

海未「…」

絵里「海未?食べなさい」

海未「いいえ、絵里が食べるべきです」

絵里「どうしてそんなに頑ななの?あなたの悪い所よ?」

海未「あなたこそ。チョコレートケーキ大好きなんでしょ?私は大丈夫だと言ってるんですから食べればいいじゃないですか」

穂乃果「じゃあ、穂乃果が」

海未「だから、あなたはダメだと言ってるでしょ」

絵里「そうよ。太るわよ?」

穂乃果「穂乃果が食べるのが一番幸せな解決方法だと思うんだけど」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 23:34:24.93 mTqg092KO
海未「それは屁理屈です」

絵里「またダイエットしたいの?」

穂乃果「あ〜…はい。すいません」

海未「そういえば、絵里。こないだ美味しい紅茶を頂いたんです」

絵里「へえ…そうなの?」

海未「ええ。絵里は紅茶大好きですよね?是非、絵里に飲んで頂いたいのですが…」

絵里「そうなの。じゃあ、頂こうかしら」

海未「では、今用意します。ケーキと一緒に召し上がって下さい」

絵里「…ケーキはあなたが食べなさいよ」

海未「いえ…この紅茶はケーキとよく合うんです。ケーキと一緒に味わうべき紅茶なんです。ですから、ケーキも絵里が食べて下さい」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 23:42:27.93 mTqg092KO
穂乃果「え?穂乃果も飲みたい」

海未「ダメです」

穂乃果「え?紅茶も?紅茶もダメなの?」

海未「穂乃果は後でにして下さい」

絵里「いいじゃない。私はまた今度でいいから穂乃果に飲ませてあげて?」

穂乃果「え?本当に?」

海未「…仕方ありませんね」

穂乃果「やった!ラッキー!思わぬ収穫だね。これぞ棚からぼた餅ってやつ?穂乃果、和菓子屋の娘だからかな?まあ、手に入れたのは紅茶だから洋だけどね!」

海未「…」

穂乃果「ねえ?じゃあさ、紅茶にはケーキがよく合うんだよね?ケーキも…」

海未「ダメです」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 23:50:37.59 mTqg092KO
穂乃果「ダメなの?それでもダメなの?」

絵里「海未?ケーキはあなたが食べるべきよ?」

海未「何故です?私は大丈夫だと…」

絵里「あなた最近部活終わった後も生徒会室で作業してるでしょ?あれって凄く集中しなきゃいけないのよね?私も経験あるからわかるわ」

海未「はあ…それが?」

絵里「頭を使うでしょ?糖分は必須よね?だから、あなたがケーキを食べるべきよ」

穂乃果「あっ!穂乃果も残ってやってるよ!確かに頭を使うよね!って事でさ」

絵里「穂乃果はカロリーオーバーよ」

穂乃果「えー」

海未「大丈夫ですよ。生徒会室には実は飴がいくつか蓄えてあるのです。疲れはそれでカバーできる様にしてますから」

絵里「そう」

穂乃果「もう、二人とも譲る事を譲ればいいのに…それか穂乃果に譲ればいいのに」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/14(土) 23:57:01.60 mTqg092KO
海未「絵里が…」

絵里「海未が…」

ガチャ

希(犯人)「何してるん?」

穂乃果「あっ!希ちゃん!」

海未「絵里が…」

絵里「海未が…」

穂乃果「いや、ケーキがね」

希(犯人)「あ〜ことりちゃんがくれたヤツね?足りないの?」

穂乃果「なんかね〜。希ちゃんは食べたんでしょ?人数分入ってなかった?」

希(犯人)「あ〜………どうやったかな?ウチは凛ちゃん(犯人)と食べたけど気づかなかったなぁ」

穂乃果「へ〜そうなんだ」

希(犯人)「そうなんよ」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 00:04:36.04 cAZB9rKvO
希(犯人)「で?あの二人が取り合ってるの?」

穂乃果「逆だよ。譲り合ってるの」

希(犯人)「なるほど。そっちか」

海未「絵里が食べて下さい」

絵里「いやよ。あなたが食べるべきよ」

希(犯人)「半分こにすればええやん」

海未「え?」

絵里「希?」

希(犯人)「半分こして二人で食べればいいやん」

絵里「確かに…」

海未「目から鱗とはこの事です」

希(犯人)「思いつきそうなもんやけどな…」

海未「私、紅茶を入れてきますね?」

絵里「ええ。じゃあ、私はケーキを半分に切ってくるわ」


41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 19:54:55.29 P+g3CIUy0
「モデル」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 20:01:53.13 cAZB9rKvO
梨子「…」カキカキ

ダイヤ「もういいですか?」

梨子「もうちょっとです」

ダイヤ「そうですか…」

梨子「…」

ダイヤ「ふぅ…ジッとしてると言うのも疲れますわね」

ガチャ

果南「お疲れ〜」

梨子「…」カキカキ

ダイヤ「果南さん」

果南「ありゃ?何してるの?」

梨子「秋なんで…ダイヤさんをモデルに絵を描いているんです」

果南「へぇ〜芸術の秋ってやつ?」

梨子「はい」

果南「そっか。私は秋って言ったらスポーツだなぁ。ね、ダイヤ?」

ダイヤ「果南さんはそうでしょうね」

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 20:08:10.72 cAZB9rKvO
梨子「出来た!」

果南「へぇ〜」

ダイヤ「私ももう動いていいですか?」

梨子「はい。ありがとうございました。お陰で良い作品が描けました」

果南「どれどれ………わぉ、確かに凄い」

ダイヤ「じゃあ、私も………え?」

梨子「どうですか?」

果南「え?…あ〜…うん。良いと思うよ」

梨子「本当?」

果南「う、うん」

ダイヤ「あの…」

梨子「はい?」

ダイヤ「私ってこんなですか?」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 20:16:14.07 cAZB9rKvO
梨子「え?どう言う事ですか?」

ダイヤ「いえ…これ…私ですよね?」

梨子「はい。そうですけど?」

ダイヤ「そうですか………。私ってこんなですか?私ってこんな感じなのですか?果南さん?」

果南「え?…えっと…」

ダイヤ「似てない…似てないですわよね?」

果南「あ〜…うん。そうだね」

梨子「え?似てないですか?結構自信あったんだけど…」

果南「いや…うん。上手だと思うよ?うん、上手上手!」

ダイヤ「え?って事はやっぱり私って…」

果南「いやいや…あれでしょ?梨子ちゃんってアレだよね?ピカソ的な画風とか?」

梨子「いいえ?違いますけど」

果南「あっ…そうなんだ」

梨子「え?それって、私の絵が下手って…」

果南「ううん。そんな事はないよ」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 20:24:43.87 cAZB9rKvO
ダイヤ「じゃあ…」

果南「大丈夫だってば。ダイヤは心配性だなぁ」

ダイヤ「いや、心配にもなりますわ。その絵の通りだとしたら心配になるでしょう?」

果南「安心しなって。絵の通りじゃないからさ」

梨子「え?そっくりに描けてないですか?」

果南「え?そっくり、そっくり。そっくりだよ。もう、本物のダイヤがいるのかと思っちゃったよ」

ダイヤ「やっぱりそっくりなんじゃないですか」

果南「いやぁ…そうじゃなくってさ…あれだよ」

ダイヤ「どれですか」

果南「普段鏡で見てる自分と周りから見てる自分は違うって言うでしょ?」

ダイヤ「って事は…」

果南「いや…違うなぁ。これだとフォローになってないなぁ」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 20:57:56.59 cAZB9rKvO
ダイヤ「結局のところどうなんですの?」

果南「う〜ん…」

梨子「……」

果南「まあ、人それぞれって事で」

ダイヤ「え?」

梨子「どう言う事ですか?」

果南「人それぞれって事でさ!ね?」

梨子「いやいや、全然分からないですけど」

ダイヤ「どう言う事なんです?」

果南「うん。人それぞれって事で。私はもう行くからさ。屋上で待ってるよ」

ガチャ

梨子「ですって……」

ダイヤ「ええ」

47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 20:58:31.00 cAZB9rKvO
「ババ抜き」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:06:40.06 cAZB9rKvO
海未「次こそ勝ちます」

ことり「えー、まだやるのぉ」

海未「勝つまでやります」

ことり「えーん。穂乃果ちゃん」

希(まだやるんや…。勝つまでって…どこのガキ大将や。今日はここに泊まるつもりなんかな?)

海未「では、私から引きます」

シュッ

海未「Qがいきなり揃いました」

希(そらそうやろ。二人なんやから…そう言う発言は穂乃果ちゃんや凛ちゃんの専売特許やろ)

ことり「じゃあ、次は私が…えいっ」

シュッ

ことり「…はい。揃いました」

海未「なかなかやりますね」

希(だいたいババ抜きって二人でやるもんやないやろ。気づかないのかなる)



49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:09:01.98 cAZB9rKvO
海未「では…」

シュッ

ことり「えいっ」

シュッ

海未「…」

シュッ

ことり「えいっ」

シュッ

希(これ絶対楽しくないやろ…。カード引いて捨てる作業をしてるだけやん。駆け引きも何もないやん)
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:17:06.24 cAZB9rKvO
海未「これです」

シュッ

ことり「えいっ」

海未「今度は…これを…」

シュッ

ことり「えいっ」

希(ことりちゃん、さっきからえいっしか言ってないやん)

海未「均衡して来ましたね」

希(最初から均衡してるけどな…。海未ちゃんの頭の中どうなってるんやろう。最初の頃はあんな事言ってなかったのに)

海未「ふふふっ。さあ、残るはジョーカーを合わせて3枚ですね」

ことり「こっちかな〜」

海未「くっ」ぐぬぬ

ことり「こっちは」

海未「ほっ」

ことり「こっちは…」

海未「なっ」

希(実はことりちゃん楽しんでるやろ。海未ちゃんの表情がコロコロ変わるのを見て楽しんでるやろ)

ことり「ごめん」

海未「なぁぁぁ」

希(そして絶対に負けてあげないと…)
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:17:41.78 cAZB9rKvO
「ラーメン屋」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:24:15.93 cAZB9rKvO
絵里「さあ、ここよ」

凛「こんな所にラーメン屋さんがあったんだね」

絵里「ええ。凛がラーメンを好きって花陽から聞いて連れて来てあげたいなって思ってたのよ」

凛「そうだったんだ」

花陽「うん。でも、絵里先輩が一緒にラーメン屋さんに行こうって言うから私ちょっと…びっくりしちゃった」

絵里「そう?」

花陽「はい。絵里先輩って…その…あんまりラーメンを頬張ってる姿がイメージ出来ないって言うか…」

凛「あ〜絵里先輩ってなんか…えっと…オフィスレディぽい感じがするもんね?」

絵里「え?OL?」

花陽「キャリアウーマンだと思います…多分…」

凛「そうそう。それにゃ。なんか毎日キャビアとか食べてそうにゃ」

絵里「それってどう言うイメージよ…私に対してもキャリアウーマンに対しても…」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:27:19.64 cAZB9rKvO
凛「まあ、いいや。早速行くにゃ〜」

店員「いらっしゃい」

凛「わぁ。良い匂いがするにゃ〜」

花陽「お腹が空いてきちゃいましたぁ」

絵里「ここはね、塩ラーメンが凄く美味しいのよ!」

凛「へ〜そうなんだぁ」

絵里「ええ。とっても美味しいんだから」

凛「あ〜そんな話しを聞いたら凛もお腹が空いて来ちゃうよ」

絵里「じゃあ、頼みましょうか」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:32:57.37 cAZB9rKvO
店員「なんにしましょう?」

凛「凛は…味噌ラーメン!あっ、チャーシューもトッピングお願いします」

絵里「え?」

花陽「あっ…私は塩ラーメン…とご飯を…」

凛「かよちんご飯も食べるんだ」

花陽「う、うん」

絵里「私も塩ラーメンをお願いします」

店員「はい。味噌チャーシュートッピング一丁、塩二丁。それからご飯も」





56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:36:40.37 cAZB9rKvO
凛「うわぁ〜楽しみにゃ〜」

絵里「あの…凛?」

凛「はい?」

絵里「えっと…味噌ラーメンにしたの?」

凛「うん。凛、味噌ラーメンが食べたいなぁって」

絵里「そうなんだ」

凛「うん、そうだよ」

絵里「ふ〜ん」

凛「ん?」

絵里「あの…ここは塩ラーメンが美味しいって…」

凛「うん。絵里先輩は塩ラーメンだもんね」

絵里「え、ええ」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:41:33.81 cAZB9rKvO
凛「かよちんも塩ラーメンだったよね?」

花陽「う、うん」

絵里「あの…私は…凛にもここの塩ラーメンを食べて欲しくって…」

凛「え?そうなんですか?凛、気付かなくって…」

絵里「だ、大丈夫よ」

凛「本当ですか?」

絵里「ええ…よく見たらここのオススメ味噌ラーメンって書いてあるし…知らなかったわ」

凛「…」

花陽「…」

絵里「あっ、私御手洗い行ってくるわ」

花陽「はい」

凛「ごゆっくり」

絵里「え?」

凛「あっ、間違えました」

58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:46:06.30 cAZB9rKvO
凛「かよちん、どうしよう?」

花陽「え?」

凛「絵里先輩、凛に塩ラーメン食べて欲しかったんだって」

花陽「う、うん。そうだね…」

凛「凛気づかなかったよ」

花陽「そ、そうなんだ」

凛「どうしよう?絵里先輩落ち込んでるかな?」

花陽「だ、大丈夫じゃないかな?」

凛「でも、心なしか落ち込んでる様に見えたにゃ」

花陽「大丈夫だよ。そんな事ないよ」

凛「でも…凛が塩ラーメンを頼んでれば…」

絵里「お待たせ」

花陽「あっ、絵里先輩」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:56:04.93 cAZB9rKvO
凛「絵里先輩ごめんなさい」

絵里「え?何が?」

凛「凛、絵里先輩が塩ラーメン食べたいのに味噌ラーメン食べちゃってごめんなさい」

絵里「な、何?どう言う事?」

花陽「凛ちゃん、焦って言ってることが意味わからなくなっちゃってるよ?」

凛「絵里先輩が塩ラーメンが美味しいって教えてくれたのに味噌ラーメンを頼んじゃったので」

絵里「そんな事…バカね…気にする事ないのよ?本当の事言うと塩ラーメンでも味噌ラーメンでもなんだっていいんだから。あなた達と一緒に食事に行きたかっただけなんだから」

花陽「絵里先輩…」

凛「絵里先輩…」

絵里「ふふっ、あなた達と早く仲良くなりたいなって」

凛「絵里せんぱーい。一生ついて行きます」

絵里「もう、大袈裟よ」

店員「味噌ラーメンのお客様?」

凛「あっ、味噌ラーメン来たにゃ〜」

絵里「切り替え早いわね…」

60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 21:58:13.57 cAZB9rKvO
「クッキング」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 22:04:05.07 cAZB9rKvO
海未「ことうみクッキング〜」

ことり「イェーイ。ゲストの穂乃果ちゃんでーす」

穂乃果「イェーイ。ゲストって言うと何回かやってるみたいだね」

海未「そうですね」

穂乃果「で、今日は何を作るのかな?」

海未「今日は餃子を作ります」

穂乃果「おぉ!海未ちゃんの得意料理だね」

ことり「私はあんまり作った事ないなぁ」

海未「ことりはどっちかと言うとお菓子やケーキを作るのが得意ですものね」

ことり「うん」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 22:10:14.79 cAZB9rKvO
海未「では、先ずは材料から。ひき肉、キャベツ、ニラ………それからニンニク…」

ことり「え?」

海未「なんですか?」

ことり「ニンニク入れるの?」

海未「餃子ですから」

ことり「ニンニク無しには出来ないの?」

海未「出来ますけど…今回はニンニクを入れますよ」

ことり「私…」

穂乃果「あっ、そっか」

海未「知ってます。ことりはニンニクが苦手なんですよね?でも、大丈夫です。この餃子はニンニクが苦手な人でも食べれますから」

ことり「そうなんだ」

海未「はい」

ことり「分かりました」

海未「流石はことり」

ことり「そう言えば、今日の乾杯はコーラでいいよね?」

海未「いや…急になんです?私が炭酸飲めないの知ってますよね?」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 22:19:04.51 cAZB9rKvO
ことり「でも…海未ちゃんも私がニンニク食べれないの知ってるよね?」

海未「ですから…大丈夫ですから」

ことり「じゃあ、コーラも大丈夫だよ。いつかは炭酸抜けるから」

海未「いつかは抜けるでしょうね。いつかは…」

穂乃果「炭酸が抜けたコーラって絶対に不味いよね」

ことり「海未ちゃん。ニンニクはやめようよ。あとニラもやめよう?」

海未「しかし…レシピもそうなっていますし」

ことり「大丈夫だとおもうけどなぁ。それに私達一応スクールアイドルなんだよ?」

海未「それは…ですけど…やはりこの餃子はニンニクが肝で」

ことり「じゃあ、乾杯はコーラでやります」

海未「しかし…」

穂乃果「餃子なんだから両方作ればいいのに……」

ことり「じゃあ、ババ抜きで決めようよ」

海未「なるほど。いいでしょう。部室に希が居たはずです」

穂乃果「あっ、ニンニク抜きで決定だね。希ちゃんが持ってるのはタロットカードだよ」


64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 22:19:31.00 cAZB9rKvO
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/15(日) 22:37:48.31 mmxcQO94O
おつおつ
どれも面白かった
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/16(月) 18:15:26.36 wXJenswA0

みんな可愛い

穂乃果「どうやってこの場を抜け出そうか…」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/02(木) 23:05:03.27 VY4Z5gRYO
ある日の部室での事。

海未「ですから、あなた達は…」ガミガミ

穂乃果「はい…」

凛「はい…」

にこ「くっ…はい」

園田海未の説教中。なぜ、彼女達が説教をされているのかは割愛するがこの光景は音ノ木坂学院アイドル研究部ではごくごく当たり前の日常である。

海未「あなた達は普段から自堕落な生活を送っているから…」

穂乃果「うん…うん…」

凛「はい…」

にこ「…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1509631503
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/02(木) 23:32:13.57 VY4Z5gRYO
この時の彼女達の心中には反省の色などはなく

穂乃果(って言うか説教長くない?)

凛(凛、なんだか眠くなってきちゃったにゃ)

にこ(どうして年下の海未に説教されなきゃならないのよ)

と言ったものばかりである。説教が始まってから既に20分の時間が過ぎているが、説教における20分と言う時間が長いのか短いのかは置いておくとして、穂乃果は一刻も早く家に帰りたい理由があった。

穂乃果(早く帰って漫画の続きか読みたい)

今日は穂乃果が毎月楽しみにしている少女漫画の発売日である。

穂乃果(あ〜もう、今日すっごく楽しみにしてたのに。先月の話で主人公が告白したんだよ?今回その返事をするんだよ?もう、すっごい気になってるのに。そんな日に限って…そんな日に限ってなんで海未ちゃん…説教長いの)



3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/02(木) 23:38:56.02 VY4Z5gRYO
しかし、海未の説教は終わる気配がない。

穂乃果(う〜ん、やっぱり返事はオッケーするのかな?)

海未「穂乃果?聞いているのですか?」

穂乃果「え?あ、うん」

海未「本当に聞いています?一点を見つめてボーッとしていましたよね?」

穂乃果「そ、そんな事ないよ?」

海未「いいえ、あなたから先程から反省の色が伺えないのですが?」

にこ(バカ…。何やってるのよ)

凛(穂乃果ちゃんのせいで長引くにゃ〜)

それどころか穂乃果の態度が説教を長引かせている始末。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/03(金) 00:03:04.93 Ax3cb5hCO
海未「それにあなたは今日も宿題を忘れましたよね?」

穂乃果「え?う、うん。そだね」

海未「そうだねじゃありません」

穂乃果(うわぁ〜…やっちゃったぁ。これもう終わる気配がしないよ。早く帰りたいのに。もう、限界だよ。どうにかしなきゃ)

この時、穂乃果は普段勉学で使用しない頭をフル回転させた。

穂乃果(どうやってこの場から抜け出そうか。どうにかして凛ちゃんとにこちゃんと協力して…)

真っ先に思い浮かんだのは一緒に説教を受けている凛とにこと協力する事であった、が…

穂乃果(いや、これは無しだね。凛ちゃんとにこちゃんと協力して上手くいった試しがないもんね。だって、凛ちゃんもにこちゃんもドジっ子だし)

穂乃果が自分の事を棚に上げて断念したのには同じシチュエーションで失敗したと言う過去があったからだ。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/03(金) 00:42:25.27 Ax3cb5hCO
ちなみに、凛とにこも穂乃果と同様

凛(穂乃果ちゃんもにこちゃんも結構お馬鹿だからな〜)

にこ(無しね。二人が足を引っ張るものね)

穂乃果(なんか、他にいい方法は…)

そもそも、海未には隙がない。とにかく、真面目で融通が効かず曲がった事が大嫌いなのである。しかし、そんな彼女にもいくつか弱点が存在する。一つは彼女が恥ずかしがり屋である事。例えば、穂乃果が…

海未「だいたい、あなた達はですね」

穂乃果「え〜そんな事言うけどさぁ、海未ちゃんだって穂乃果の家に宿題やりに来たのに穂乃果が席を外した瞬間にアイドルごっこ始めるじゃん」

凛「え〜そうなんだ。真面目に宿題やってないんだね」

にこ「海未が一人でアイドルごっことはね〜」

凛「にこちゃんみたいで恥ずかしいにゃ〜」

にこ「ちょっと」

海未「そ、それは…」カァァァ

と言った具合にどうにか海未をやり込めるかもしれない。しかし、穂乃果は親友を傷付ける様な作戦はなるべくしたくなかった。それに、一歩間違えればま火に油を注ぐ恐れもあったのでこの作戦は穂乃果の中で却下された。

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/03(金) 07:48:49.04 Ax3cb5hCO
穂乃果(何か…他に何かいい方法は…あっ!)

穂乃果は海未のもう一つの弱点の存在に気がついた。海未のもう一つの弱点。それはもう一人の幼馴染南ことりの存在である。

穂乃果(ことりちゃんがいるじゃん。どうにかして、ことりちゃんに助けて貰えば)

穂乃果は過去、何度もことりに助けられている。ことりは基本的に穂乃果に甘い。穂乃果、海未、ことりの関係を的確に表現するとまさに三竦みであった。

穂乃果(お〜い。ことりちゃーん。助けてぇ)

ことり「あはは…」

穂乃果(あれ?ことりちゃん?)

ことりに助けて貰う為、アイコンタクトを取ろうとする穂乃果。が、海未も馬鹿ではない。同じ轍を踏まない様にあらかじめことりに言ってあったのだ。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/04(土) 22:19:55.52 MCSdzxIEO
穂乃果(あれ?ことりちゃん?今、目が合ったよね?いつもだったら助けてくれるよね?)

ことり「……」

頼みの綱であることりが助けてくれない。ここで、穂乃果は他の作戦を考える事にした。

穂乃果(ことりちゃんが助けてくれないなら他に何か考えないと。えっと…何か…何か…)

「ことりが助けてくれない」。穂乃果にとって予想外のこの出来事が穂乃果の心にダメージを与え、思考を鈍らせる。

穂乃果(えっと…えっと…あ〜、ことりちゃんが助けてくれない。いつも、助けてくれるのに。もしかして…ことりちゃんに呆れらちゃった?いつも優しいことりちゃんに…あぁ、やばい、泣きそう)

最早、穂乃果にとって漫画の続きの事などどうでもよくなっていた。

海未「ですから」ガミガミ

穂乃果「…」

当然、海未の説教も聞いていない。ただ、涙目でことりを見つめる。その視線にことりも気づかない訳がない。

ことり(穂乃果ちゃん、ごめんね。海未ちゃんに言われてるの。庇ってばっかりいても穂乃果ちゃんの為にならないからって)

ことりは穂乃果に向かって目配せしながら手を合わせる。

穂乃果(ことりちゃん…呆れた訳じゃないんだよね?それはそう解釈していいんだよね?)

ことりのその行動が穂乃果の心を救う。そして、同時に理解する。

穂乃果(きっと、海未ちゃんに言われたんだよね?いつも、穂乃果がことりちゃんに助けを求めるから)

その結果、説教中にも関わらず穂乃果の心が安堵から来る幸福感で満たさせれると言う謎の現象が発生する。

穂乃果(ふふっ、良かった。本当に良かったよ)

当然、周りも穂乃果の変化に気がついた。

にこ(穂乃果…あんた、何でニヤニヤしてんのよ。これ以上火に油を注ぐんじゃないわよ)

海未「ですから………穂乃果?何故ニヤニヤしてるのです?」

にこ(ほらぁ…勘弁してよね)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/04(土) 23:27:06.66 MCSdzxIEO
穂乃果「いやぁ…見捨てられてなくて良かったと思って」

海未「え?」

口をついて出てしまった心の声。

穂乃果(あっ、しまった)

にこ(あんたは何を意味わかんない事言ってんのよ)

また、海未を怒らせてしまう。

海未「ふっ、ふふふふ」

穂乃果(え?)

にこ(え?)

突然、笑い出す海未に穂乃果とにこも驚いた。

海未「そんなの、当たり前じゃないですか」

穂乃果(え?何が?)

海未「私が穂乃果を見捨てる訳ないでしょう?大事に思っているのですから」

穂乃果「海未ちゃん…」

海未「全く。これ以上恥ずかしい事を言わせないで下さい」

穂乃果「う、うん」

海未「分かって頂けたならなによりです」

海未が穂乃果の言葉をどう勘違いして受け取ったかは不明だが何はともあれこの説教タイムが穂乃果にとって最高の形で終わろうとしていた。

穂乃果(なんか分からないけど良かったぁ。説教が終わったし何故か海未ちゃんの本音は聞けたし、ことりちゃんには呆れてなかったし)

海未「さあ、今日はもう…」

凛「もう食べられないにゃ〜。むにゃむにゃ」

その瞬間、場の空気が固まった。

穂乃果(り、凛ちゃん?)

にこ(何を…)

凛「ん〜……ふぁ〜……ん?あれ?ここはどこかにゃ〜?」

やけに静かだとは思っていた。でも、まさか寝ているとは穂乃果も思っていなかった。にこも凛の顔を見て固まっている。

穂乃果「り、凛ちゃん…」

凛「穂乃果ちゃん?あれ?凛、何をしてたんだっけ?」

どうして誰も気がつかなかったのか。気づいていればこっそり起こす事も出来たかもしれない。せっかく、いい雰囲気だったのに。穂乃果は恐る恐る海未の表情を確認する。

穂乃果「う、海未ちゃん?」

海未「………」

怒っている。しかも、とてつもなく。


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 07:45:39.05 yuXh/MRTO
海未「凛?あなた…寝ていたのですか?」

凛「海未ちゃん………そっか。凛、お説教が退屈で寝ちゃってたんだ」

穂乃果「ちょっ」

にこ「凛…あんた…」

海未「そうですか。退屈だったのですか?」

凛「え?あっ…」

凛は寝ぼけていた。そう解釈する事でしか今の発言は理解出来ない。

海未「へ〜そうですか」

海未は感情が表情に直結するタイプの人間なので今どれくらい怒っているのかが穂乃果は直ぐに分かった。激怒である。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 22:06:28.55 yuXh/MRTO
終わると思っていた説教の再開で穂乃果の心に失望感が広がった。

穂乃果(うわ〜最悪だよ。終わると思ったのに)

海未「凛、前からあなたはおふざけが過ぎると思っていたのです」

凛「はい…」

穂乃果(怒るなら凛ちゃんだけにしてよ)

絵里「あの…海未?」

ここで、ずっと部室の端の方で静観していた絵里が割って入ってきた。

海未「なんでしょうか?」

絵里「海未が怒る気持ちは分かるんだけどね?あの…あんまり怒りすぎても…」

穂乃果(絵里ちゃん…ナイス…)

この時、穂乃果には絵里が神様に見えたと言う。

海未「お言葉ですが…怒っているのではありません。叱っているのです」

絵里「そ、そうなの?でも…もうちょっと優しく…」

海未「甘やかした結果がこれでしょう?説教中に居眠りしていたんですよ?」

絵里「そ、そうね…でも、程々にね…」

穂乃果(早っ…)

最近の絵里を見ているとあの時の彼女はどこに行ってしまったのか…穂乃果は時々そう思うらしい。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 22:27:09.81 yuXh/MRTO
穂乃果(はあ…これはもう抜け出すのは無理だよね)

一応、穂乃果は微かな希望を探して部室を見回す。

穂乃果(花陽ちゃん…心配そうにずっとこっちを見てるなぁ…花陽ちゃんに助けを求めようか)

しかし、花陽に助けを求めるのは酷だろう。

海未「凛!分かっているのですか?」

凛「うぅ…はい…」

穂乃果(無理だろうなぁ)

それは、ライオンの前に子鹿を差し出す様な物だ。

穂乃果(あれ?そう言えば希ちゃんはどこにいるんだろう?)

希の姿が見当たらない。そうか、きっと彼女は今もどこかで善行を積んでいるのであろう。

穂乃果(もう…うん。諦めよう。無になろう。無に)

穂乃果は時間の流れに身を任せ考える事をやめた。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 22:43:58.54 yuXh/MRTO
穂乃果「………」

海未「あなたはどうしてこうも」

凛「はい…はい…反省してます」

穂乃果「………」

海未「こないだってあなたは…」

凛「はい…すいませんでした」

どれくらいの時間が流れただろう。穂乃果にはもうどうでも良かったが…ついに、本当に終止符を打つ時が来る。

真姫「ねえ、海未?もう、いいでしょ」

海未「え?」

穂乃果「え?」

にこ「真姫?」

凛「真姫ちゃん」

誰も予想をしていなかった真姫の介入。今まで彼女は穂乃果達を庇った事はなく我関せずを貫き通していた。今日も部室の片隅で一人読書をして一切見向きをしなかった彼女が穂乃果達を庇ったのだ。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 22:50:33.08 yuXh/MRTO
真姫「海未、もういいでしょ?凛もそろそろ泣き出すわよ?」

海未「ですが…」

真姫「それだけ叱れば流石に反省するわよ」

海未「そ、そうですね。三人とも…特に凛、反省するのですよ?」

穂乃果「はい…」

凛「はい…」

にこ「はい…」

真姫の介入に海未も驚いたのかその後、説教はあっさりと終了した。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 23:07:00.26 yuXh/MRTO
しかし、なぜ真姫は穂乃果達を庇ったのか?

真姫「別に…特に理由はないわよ。ただ…三人とも反省してる様だったし」

と彼女は言うが

真姫「で…その…今日…この後、穂乃果の家に行ってもいい?いや、別に…ハマったわけじゃないのよ?ただ、中途半端は嫌と言うか…」

穂乃果「あ〜うん。なるほど。そう言う事か。うん、いいよ。ちなみに今日、新刊の発売日だよ」

この間、穂乃果は真姫に少女漫画を無理矢理進めていた。その続きが真姫も気になっていたようだった。

今回の教訓として穂乃果は人に親切にする事の大切さを改めて学んだ。

穂乃果「………海未ちゃんにも貸してみようかな?」

少女漫画を無理矢理進める事が親切かどうかは置いておくとして。


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 23:13:52.63 yuXh/MRTO
希「どう?この間の海未ちゃんのお説教の一部始終」

穂乃果「え?ずっと隠れて撮ってたの?」

凛「凛達が辛い思いしてる時にそんな事してたの?」

にこ「って言うかなんなのよ、このナレーション。勝手に心の声まで再現して」

希「遠からずって感じやろ?」

穂乃果「いや〜まあね。って全然違うからね?ちゃんと反省してたよね?」

にこ「当たり前じゃない。まあ…少し長いかなって思ったけどね」

凛「それは確かにあったにゃ。凛、寝ちゃいそうだったもん」

穂乃果「いや、寝てたよ?穂乃果達が我慢してたのに凛ちゃん寝てたからね?」

凛「そんな事ないよ」

希「じゃあ、もう一回確認してみようか?」

海未「なんだか、楽しそうな事していますね?」

穂乃果「あっ…海未ちゃん…」

海未「今日は少女漫画の発売日じゃなくて良かったですね」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/06(月) 23:14:18.94 yuXh/MRTO
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/14(火) 01:15:15.33 cNFbBGCSO
オチにワロタ

絵里「どうして私まで…」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/09(土) 13:05:40.77 6YwkUuaC0
穂乃果「凛ちゃんパース」

凛「了解にゃー」

穂乃果「ナイスだよ」

希「穂乃果ちゃん。こっちにパスや」

絵里「……」

穂乃果「希ちゃん。こっち」

希「ほい。行くよ〜」

絵里「あなた達!」

穂乃果「ん?どうしたの?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512792340
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/09(土) 13:14:43.11 6YwkUuaC0
絵里「どうしたのじゃないわよ。何やってるのよ」

凛「キャッチボールだにゃ!」

絵里「キャッチボールだにゃ!じゃないわよ。ここ部室よ?危ないでしょ?」

希「大丈夫やって。軍手を丸めてボールのかわりにしてるから。当たっても危なくないやん?」

絵里「そう言う問題じゃないのよ」

穂乃果「まあまあ、そう言うわずにさ。絵里ちゃんにパース」

絵里「ちょ…ちょっと…」パシッ

希「おお!ナイスキャッチ!」

ガチャ

海未「あなた達…」

穂乃果「え?」

凛「にゃ?」

希「やばっ」



3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/09(土) 13:23:28.19 6YwkUuaC0
海未「全く…いい歳してなにをしてるのですか。室内でキャッチボールなど…」

穂乃果「ごめんなさい…」

凛「反省してるにゃ」

希「うん。ごめんなさい」

海未「あなた達は何度反省すればいいのですか?同じ事で前にも注意しましたよね?」

穂乃果「そ、そうだっけ?」

海未「ほら、忘れてるじゃないですか」

凛「それは…穂乃果ちゃんだけだよ」

穂乃果「うわっ、ズルい」

海未「はあ…何度言っても分からないようなので」

穂乃果「え?何?」

海未「三人には罰として一週間雑用を行なって貰います」

穂乃果「えー、無理だよ。練習だってあるし穂乃果は生徒会の仕事だって」

海未「大丈夫です。支障が出ないようにします」

穂乃果「そんなぁ…」

凛「穂乃果ちゃんのせいにゃ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/09(土) 13:33:31.41 6YwkUuaC0
絵里「あの…海未?」

海未「どうしました?」

絵里「私はいいの?」

海未「絵里は三人に巻き込まれたのでしょう?絵里が一緒になって遊ぶ訳がないですから」

絵里「でも…穂乃果から投げられたボールを受け取ったのは事実だし。それに…本当はその後…投げ返そうとしたし」

海未「絵里…」

絵里「だから…私も罰を受けるべきだわ。じゃないと、私は自分を許せないわ」

穂乃果「うわぁ。凄い真面目…」

凛「わざわざ自分から罰を受けるなんて…」

希「まあ、それでこそえりちって感じやけどな」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/09(土) 13:40:43.72 6YwkUuaC0
海未「絵里…」

絵里「え?」

海未「あなたのその姿勢。感動しました」

絵里「う、うん」

海未「分かりました。では、絵里も一週間雑用を行なって貰います」

絵里「ええ…」

穂乃果「四人に増えたから楽になったね」コソコソ

凛「そうだね」コソコソ

希「ラッキーやん」コソコソ

海未「では、さっそく。裏庭の草むしりをしてきてください」

穂乃果「え〜草むしり〜」

凛「凛が一番嫌いな奴にゃ〜」

希「裏庭って…結構広いよね?」

海未「早く行く」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 11:42:05.28 3W75QvyrO
一日目

穂乃果「はあ…これ全部むしるの?」ブチッ

希「せめて、草かきぐらい欲しかったわ。素手で畑を耕せと言われた時のクリリンの気持ちが今なら分かるわ」

絵里「何言ってるのよ。草かきあるでしょ?学校の備品に」

穂乃果「あるねぇ。でも、取りに行かなきゃないよ?」

絵里「じゃあ、取りに行けばいいじゃない」

希「よし!皆んなで取り行こうか」

絵里「一人でいいのよ。非効率でしょ」

穂乃果「え〜、一人で行ったら寂しい〜」

絵里「寂しくないわよ。この距離で…。あなた達ふざけてるでしょ?」

穂乃果「いやぁ〜、何事も楽しくやるって決めてるんで。ね?」

希「そうやん。こんなの普通にやってたら苦痛でしかないよ?」

絵里「はあ…。あなた達、生徒会長と元副会長でしょ?ちゃんとしなさい」

穂乃果「それを言われると辛いなぁ」

希「なんか、ウチが副会長クビになったみたいやん。その言い方」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 11:50:14.95 3W75QvyrO
絵里「何でもいいから。口ばかり動かさないで手を動かしなさいよ。希も前はこんなじゃなかったのに」

穂乃果「いやいや、希ちゃんはわりかし昔からこんな感じだよ?」

希「いや、穂乃果ちゃんがウチの昔の事を知らんやろ。副会長の時は真面目にやってたからな?」

絵里「今も真面目にやりなさいよ」

穂乃果「そんな事言って絵里ちゃんだって喋ってばかりじゃん」

絵里「私は手も動かしています」

希「なあ、えりち。さっきから気になってるんやけど。草むしりって根っこまで引き抜くんやからな?」

絵里「え?」

希「上の方だけむしってもダメだよ?」

絵里「わ、分かってるわよ」

希「本当に?」

絵里「ほ、本当よ。私の事はいいから…。手を動かしなさい」

希「うわっ、誤魔化した」

穂乃果「絵里ちゃんって結構天然だよね」

絵里「凛を見なさい。さっきから黙々と作業してるわよ?」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 11:56:33.01 3W75QvyrO
穂乃果「え?凛ちゃんが?」

希「そう言えば、さっきから声を聞いてないね」

絵里「凛はやる時にはやる子なのよ。ね?」

凛「でっかいにゃ〜」

絵里「そうよ。でかいのよ。…………え?」

凛「ねえねえ、見て。でっかいダンゴムシ捕まえたにゃ」

穂乃果「本当だ…。でかいね」

希「ダンゴムシにしてはだけどね」

絵里「凛…あなた…もしかして、ずっとダンゴムシを捕まえて遊んでたの?」

凛「ん?でっかいミミズも見つけたよ?」

穂乃果「え?」

希「え?」

絵里「ミミズ…?」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 12:04:27.99 3W75QvyrO
凛「えっと…どこに行っちゃったかな?待っててね」

穂乃果「いや、いい。凛ちゃん。ミミズはいいから」

希「うん、うん。どこか行ったんならそのままにしとこう?な?」

凛「え〜、物凄く大きかったんだよ?あっ!絵里ちゃんの足元に居たにゃ〜」

絵里「え?き、キャァァァ。どかして。希ぃぃ、どかして」

希「無理無理。ウチだってミミズは無理やって。嫌やもん。ミミズは嫌やもん」

絵里「な、何、女の子ぶってるのよ」

希「女の子やもん。ぶってるんやなくて女の子やもん。穂乃果ちゃんなら平気やろ。ミミズとか好きやろ?」

穂乃果「無理だって。穂乃果も無理だって。か弱いよ?二人が思っている以上にか弱いから」

絵里「どうでもいいからどかしてよ」

凛「絵里ちゃんが退けばいいのに…仕方ないにゃ〜」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 12:10:13.73 3W75QvyrO
絵里「り、凛…」

凛「皆んなで嫌って可哀想だにゃ。ミミズは畑とか田んぼを耕してくれる農家の味方だってかよちんも絶賛してるのに」

絵里「ま、待って」

凛「え?なに?」

絵里「素手で取るつもり?」

凛「軍手してるよ?」

絵里「いや…そうだけど…」

凛「ダメなの?」

穂乃果「枝とか…。枝とか使いなよ」

希「そうやって。だってその軍手はこの後も使うんやろ?」

凛「うん」

絵里「だったら枝…あるから。それで…」

凛「それなら、誰がやっても同じ様な木がするけど…まあ、いいにゃ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 12:14:50.02 3W75QvyrO
凛「よいしょっと…」

絵里「ああ…凛が神様に見えるわ」

希「猫神様や…」

穂乃果「猫神様〜。ありがとうごさまいます」

凛「なんか、照れるにゃ〜」

ポロ

絵里「え?」

穂乃果「あっ」

希「うわっ」

凛「絵里ちゃんの靴の上に落ちちゃったにゃ〜」

絵里「キャァァァ。取って。取ってよ」

穂乃果「うわぁ〜、こっちに来ないでよ」

希「凛ちゃん。凛ちゃんの方に行って」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 12:25:38.67 3W75QvyrO
海未「あなた達!!」

絵里「へ?」

穂乃果「あっ」

凛「μ’sの海未ちゃんが来たにゃ」

希「いや…海未ちゃんでいいやん。μ’sのって付ける必要ある?」

海未「真面目にやっているか様子を見に来て見たら…絵里まで一緒になって騒いで」

絵里「いや…違うのよ…。ミミズが…」

穂乃果「そうなの。ミミズが絵里ちゃんの靴の上に」

海未「だから何です。ミミズなどどかせばいいでしょ?ほらっ」

穂乃果「えっ」

希「……」

絵里「う、海未……」

海未「何です?どかしましたよ?これで作業が出来るでしょう?」

絵里「素手で…」

穂乃果「…手洗って…来てよ」

希「……」

海未「な、何なんですか」

凛「海未ちゃん。凛は海未ちゃんの味方にゃ」

海未「え?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 15:44:14.84 3W75QvyrO
二日目

凛「ねえねえ」

絵里「なあに?」

凛「この空き教室は使う事あるの?」

希「もう数年は使ってないんやない?」

絵里「そうね。少なくとも私達は入学してから一度も使った事ないわね」

凛「ふ〜ん」

希「だから、普段掃除する人が居ないから生徒会でたま〜に掃除をするんよ」

凛「えー、じゃあ、凛達は生徒会の仕事をさせられてるの?」

絵里「そうなるわね」

凛「じゃあ、穂乃果ちゃんの仕事だよね」

穂乃果「そんな事ないよ。罰なんだから。皆んなでやるんだよ」

凛「なんか納得いかないにゃ」

穂乃果「何でさ」

凛「だって、穂乃果ちゃんはどっちにしろここの掃除をやる事になってたんでしょ?じゃあ、穂乃果ちゃんは罰じゃないにゃ」

穂乃果「そ、それは…」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 15:54:18.66 3W75QvyrO
絵里「凛。それは違うわよ」

凛「え?」

絵里「一般生徒が手の届かない所を穂乃果達が掃除してくれてるんでしょ?むしろ、私達は感謝すべきなのよ?」

凛「そっか。そうだね。穂乃果ちゃん、ごめん。いつも、ありがとう」

穂乃果「え?いやぁ…まあ…なんか改めてお礼を言われると恥ずかしいね」

絵里「さっ、無駄話は終わりにして早く終わらせましょう」

希「うん。ふざけてるとまた海未ちゃんに怒られるからね」

凛「それは辛いね」

穂乃果「こう。竹刀でパシンってね」

凛「そしたら、凛はこの魔剣で迎えうつにゃ」

穂乃果「え〜、それは無理じゃない?海未ちゃんって武士だよ?」

凛「大丈夫。海未ちゃんの剣はただの竹刀だけど凛のは魔剣だから魔法が使えるんだよ」

穂乃果「ただのほうきにしか見えないけど」

凛「それを言うのは野暮だにゃ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 18:31:39.13 3W75QvyrO
絵里「もう。何をふざけてるのよ」

凛「じゃあさ、穂乃果ちゃんのは何なの?」

穂乃果「え?」

凛「穂乃果ちゃんの剣は何なの?」

穂乃果「えっと…穂乃果のは秘剣だよ。秘剣…穂むらカリバー」

凛「絶対、凛の魔剣の方が強いにゃ」

希「ふっふっふっ。二人とも甘いなぁ」

凛「希ちゃん。希ちゃんの剣は一体…」

希「ウチの剣か…ウチのはなぁ」

穂乃果「な、何?」

凛「何なの?」

希「ウチのは…剣というにはあまりにも大きすぎる。大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎるんよ」

穂乃果「うん」

凛「要するに?」

希「う、ウチのはドラゴン殺しの剣や!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 18:45:27.27 3W75QvyrO
穂乃果「おお!ドラゴン!」

凛「そう来るとは思わなかったにゃ」

絵里「何を馬鹿言ってるのよ。ちゃんとしなさいって言ってるでしょ。さっき穂乃果の事を褒めたばかりなのに…」

穂乃果「褒められたっけ?」

凛「生徒会の話じゃない?」

絵里「剣なんてどうでもいいから掃除して」

穂乃果「はーい」

凛「ちょっとふざけただけなのに〜。絵里ちゃんはノリが悪いにゃ」

希「仕方ないやん?えりちはレベルが低いから剣を装備出来なくて悔しいんよ」

凛「そっか」

絵里「は、はあ?違うわよ」

希「じゃあ、えりちの剣は何?」

絵里「え?えっと…私のは…えっと…伝説の王の剣。エリチカリバーよ!」

希「うわっ。ダサッ。しかも穂乃果ちゃんのパクった」

凛「穂乃果ちゃんに輪を掛けてダサいにゃ」

穂乃果「え?穂乃果のもダサいの?」

絵里「な、何ですって。私のエリチカリバーは穂乃果のホノカリバーとは別物なんだから」

穂乃果「穂むらカリバーだよ?宣伝も兼ねてるからね」

希「ふーん。別物ってどう違うの?」


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 19:04:42.83 3W75QvyrO
絵里「私のは…私のは200年前にロシアの王が引き抜いたと言われる伝説の剣なのよ」

穂乃果「200年前のロシアってソビエトなんとかじゃなかったの?そんな昔からロシアってあったの?」

凛「さあ?凛に聞かれても」

絵里「その前からロシア帝国はあったのよ」

穂乃果「本当かな?」

凛「さあ?でも、ロシアに住んでた絵里ちゃんが言う事だから。絵里ちゃん頭は良いし」

穂乃果「でも、凛ちゃんも日本に住んでるのに日本史苦手だよね」

凛「穂乃果ちゃんもね」

絵里「と、とにかく私のは伝説の王様の剣なのよ」

希「へ〜、でもあれやろ?えりちのは王様が使ってたってだけでただの剣やろ?大した事ないやん」

絵里「ち、違うわ。私の剣は光を宿してるのよ」

希「だから?」

絵里「だから…だから…私の剣の切れ味は金属のそれとは違うわよ。全てを切り裂くわ」

希「ほう。全てを?」

絵里「そして、光の剣は時として退魔の剣にもなるんだから。闇を払うのよ」

穂乃果「設定盛り過ぎじゃない?」

凛「凛、設定まで考えてなかったにゃ」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 19:16:48.75 3W75QvyrO
希「でも、ウチは闇属性やないし」

絵里「別に闇属性以外だって切り裂けるから」

穂乃果「さっき全てを切り裂くって言ってたもんね」

凛「希ちゃんって闇属性じゃないんだね。何属性なのかな?」

絵里「だから、私の剣が最強なのよ」

希「それは違うやん。どんなに優れた剣を使っていようが使っている人間のレベルが低いと意味がないんよ?」

絵里「何が言いたいの?」

希「ウチとえりちには剣士としてのレベルの差があるって言ってるんよ」

穂乃果「それなら穂乃果だって強いから」

凛「凛が一番にゃ」

希「いやいや、ウチの剣の腕とドラゴン殺しの相性は…」

海未「なるほど。とても素晴らしい剣をお持ちのようで」

穂乃果「え?」

希「げっ…」

凛「海未ちゃん…」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 19:25:34.15 3W75QvyrO
絵里「あ、あの…」

海未「私も剣を持っているのですが…」

凛「へ、へえ〜どんなの?」

海未「いえ、私のはただの竹刀です。文字通り竹で出来た方な」

穂乃果「海未ちゃん弓道だけじゃなくて剣道もやるもんね」

海未「先程、希がいい事を言っていましたね。重要なのは剣ではなく剣の腕だと」

希「う、うん」

海未「私もそう思います」

絵里「あの…海未。ごめんなさい。私ったらつい流されて」

穂乃果「あっ、ズルイ。一人だけ謝って」

海未「大丈夫ですよ。私は人に向かってみだりに剣をむけませんから」

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 21:13:55.92 3W75QvyrO
穂乃果「だ、だよね〜」

海未「はい。余程のことがない限り」

凛「余程?」

希「余程の事があったらむけるんや…」

穂乃果「さ、さあ…掃除しなきゃ」

凛「忙しいにゃ〜」

希「うん。早く終わらせような〜」

絵里「あの…海未…」

海未「絵里。私は分かってますから。絵里はなんだかんだ言って優しいですからね。つい、あの三人に付き合ってしまうのですよね」

絵里「い、いやぁ…」

海未「大丈夫です。分かってますから」

絵里「そうね…」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 21:34:20.08 3W75QvyrO
三日目

ことり「あの〜」

穂乃果「こちらほむまん。前方異常なしです。どうぞ!」

ことり「穂乃果ちゃん?」

希「こちらスピリュアル。後方も異常なしです。どうぞ!」

ことり「希ちゃん…」

凛「こちらスターマイン。左右の安全確認ヨシ。これから手芸コーナーに入ります。どうぞ」

ことり「凛ちゃん…スターマインは花火の名前だよ?」

凛「え?そうなの?」

絵里「ごめんなさい、ことり。邪魔だけはしないから」

ことり「あはは…大丈夫だよ?海未ちゃんから話は聞いてるよ。いつも荷物が多いから助かっちゃいます」

絵里「そう?」

ことり「うん」

穂乃果「いやぁ…ことりちゃんのお手伝いが罰なんて。罰じゃないよね?」

凛「うん。ことりちゃんとお買い物なんてむしろご褒美だにゃ〜」

希「そうやんなぁ」

ことり「ふふ。帰りにパフェでも食べて帰ろうね?」

穂乃果「はーい」

凛「楽しみにゃ〜」

希「ねー」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 21:52:57.10 3W75QvyrO
ことり「あっ!」

穂乃果「どうしたの?何か良い生地あった?」

ことり「うん。あの生地いいかなぁって思うんだけど。どうかな?」

絵里「どれ?良いんじゃない?」

ことり「でも、値段が少しなぁ」

希「高い?」

ことり「うん。予算が決まってるから。使い過ぎるとにこちゃんに怒られちゃうし」

穂乃果「え?部費の管理ってにこちゃんがやってるの?」

凛「知らなかったにゃ」

絵里「あなた達…大事な事何も知らないのね…」

希「μ’sの大蔵省やからね。にこっちは」

穂乃果「大蔵省?」

凛「誰かの名前かな?」

絵里「違うわよ…」

ことり「ん〜この生地使いけどなぁ」

穂乃果「こっちに似た感じの生地があるよ?」

ことり「ん〜でも、その生地は…」

穂乃果「同じに見えるけどなぁ」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 22:24:05.95 3W75QvyrO
ことり「あっ!この生地いいかも」

凛「さっきのと何が違うの?」

穂乃果「さあ?」

ことり「あっ!こっちのもいい!」

希「持とうか?」

ことり「お願い出来る?」

絵里「その為に来たんですもの。ね?」

穂乃果「うん。がってん承知だよ」

ことり「あっ!じゃあ、これも」

凛「はいは〜い」

ことり「これもいい」

希「え?これも?」

ことり「こっちも買っておこうかな」

絵里「え?まだ買うの?」

ことり「うん。後は…」

穂乃果「ちょ、ちょっと待って」

ことり「あっ…ごめん。もう持てない?」

穂乃果「だ、大丈夫だけど…」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 22:32:35.11 3W75QvyrO
ことり「あっ!これ可愛い〜」

凛「こ、ことりちゃん…早くして欲しいにゃ」

ことり「あっ、ごめんね?可愛い生地があったからつい」

穂乃果「と、取り敢えず…終わりならレジに行こうよ」

ことり「そうだね。ごめんね?重いよね?」

絵里「いや…布だから言うほど重くはないけど…」

あんじゅ「あら?」

絵里「え?」

穂乃果「あんじゅさん!」

あんじゅ「こんな所で奇遇ね?お買い物?」

ことり「はい。衣装作りの生地を買いに来たんです」

あんじゅ「そうなの。ここのお店っていい生地揃ってるわよね?値段も良心的だし」

ことり「そうですよね。あっ、あんじゅさんの持ってるその生地。可愛いですね」

あんじゅ「あら?分かる?」

ことり「ライブの衣装に使うんですか?」

あんじゅ「そうじゃないわ。実は自分で着る服を作ろうと思って」

ことり「え?あんじゅさんの服って自分で作ってるんですか?」

あんじゅ「たまにね」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 22:35:19.20 3W75QvyrO
穂乃果「忘れてた。そう言えばことりちゃんってそうだったんだよね…」

希「なるほど」

凛「これは確かに罰にゃ…ね?」

絵里「さ、さあ?」

ことり「うふふ」

あんじゅ「うふふ」

凛「話まだ終わらないのかな?」

希「もしかして、ウチ等の事忘れてる?」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 23:01:12.21 3W75QvyrO
四日目

凛「イェーイ。星空選手。一等賞にゃ」

希「ウチは二着や」

穂乃果「え〜穂乃果ビリ?」

絵里「楽しそうね?あなた達…」

穂乃果「まあ、もう結構やけくそだけどね?」

凛「楽しいと思い込まなきゃやってられないよね?」

希「そうやんな?これって結構真理やと思うよ?」

絵里「逞しいわね…あなた達…」

穂乃果「よし!もう一回勝負しよう。今度こそ穂乃果が勝つから」

凛「それは無理だよ」

穂乃果「いや、分かんないじゃん。決めつけないでよ」

希「えりちも混ざりたいんやろ?雑巾掛けレース」

絵里「そんな事言ってないけど…だいたい私…」

希「やってみればいいやん。特に理由なんてない。本当にやりたい事なんてそうやって始まるんやない?」

絵里「全く。私が混じったらもう一位になれないわよ?」

希「ふふん。そう簡単にはいかんと思うけどね」

凛「そしたら、凛と希ちゃんと絵里ちゃんで一位争いだね」

穂乃果「穂乃果も一位争いに入れてよ…四人しか居ないんだから…」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 23:07:37.40 Nrfz+QhdO
なんだかんだ毎回ノリノリな絵里ちゃんに笑う
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 23:08:42.10 3W75QvyrO
ガチャ

にこ「………」

希「あれ?にこっち?」

凛「にこちゃん?どうしたの?」

にこ「……部屋の掃除をしに来たのよ」

絵里「手伝いに来てくれたの?」

穂乃果「なんだぁ。海未ちゃんも厳しいふりしてなんだかんだで優しいねぇ。手伝いを寄越してくれるなんて」

にこ「いや…手伝いに来たわけじゃないわよ」

希「え?じゃあ、何で掃除しに来たん?」

にこ「それは…」

凛「あっ!分かったにゃ。にこちゃんも海未ちゃんを怒らせて罰を受けてるんでしょ?」

にこ「違うわよ。あんた達と一緒にしないで」

穂乃果「じゃあ、何で?」

にこ「別に…いいじゃない」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 23:19:11.99 3W75QvyrO
凛「え〜いいじゃん。教えてよぉ〜」

希「先生に怒られたとかやないの?」

にこ「くっ…」

絵里「図星?」

にこ「そうよ。先生に怒られて空き教室の掃除をやる羽目になったのよ。そしたら、あんた達がもう掃除してるから…」

希「高校生にもなって先生に怒られて教室の掃除って…」

凛「にこちゃん大丈夫?」

にこ「あんた達に言われたくないのよ」

穂乃果「でも、何をしたら先生にそこまで怒られるの?」

にこ「その台詞そのままそっくり返すわよ」

希「ウチ等は部室でキャッチボールして怒られたんよ。はい、にこっちの番」

にこ「提出物を…忘れたのよ。数学の…5回連続で…」

凛「それって宿題やらなかったって事でしょ?」

にこ「そうよ。何が悲しくて高三にもなってこんな事しなきゃならないのよ」

希「何がってにこっちの生活態度に問題があるからやろ」

にこ「だから、あんた達に言われたくないのよ」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 23:35:35.57 3W75QvyrO
絵里「って言うか…大問題よ」

穂乃果「え?何?急に?」

絵里「メンバーの半分以上が罰を受けてるμ’sって…しかも、その内の三人が三年生…生徒会関係者が三人…大問題よ…」

穂乃果「確かに…」

凛「凛は一年生だからセーフ?」

絵里「セーフではない。問題よ」

にこ「そんな事言ったって仕方ないじゃない」

絵里「仕方ないで済ます事案じゃないのよ」

希「でも、あれやな?」

穂乃果「え?どれ?」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/10(日) 23:51:59.65 3W75QvyrO
希「ジャージ着てバケツとモップ持ってるにこっちって…もう、中学生やん。中学生が怒られて罰を受けてる姿そのまんまやん。典型的やん」

にこ「やんやんやんやんうるさいのよ」

希「仕方ないやん」

にこ「だからぁ…」

絵里「とにかく」

希「ん?」

にこ「なによ?」

絵里「大問題だから…」

にこ「あんたそればっかじゃない。じゃあ、具体的にどうするのよ?」

絵里「だから…これからはもっと真面目に…」

希「ウチは至って真面目やけど?」

にこ「私もよ」

絵里「なら認識を改めなさいよ」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/11(月) 22:45:29.51 o6+vgt1xO
穂乃果「はあ…ねえ?早く終わらせようよ」

凛「そうだよ。二人が喋ってばかりいるから全然終わらないにゃ〜」

絵里「まさか、穂乃果と凛に言われるとは…」

にこ「そうね。私達もいよいよかもね…」

穂乃果「それ失礼だよ?」

ガチャ

真姫「何やってるのよ」

穂乃果「あれ?真姫ちゃん?」

凛「まさか、真姫ちゃんも何かやらかして罰で掃除をしにきたの?」

真姫「そんな訳ないでしょ?」

絵里「まあ、真姫に限ってそんな訳ないわよね」

真姫「私は絵里が罰を受けてる事にびっくりしてるんだけど。私は海未に言われて来たのよ」

希「あっ!じゃあ、手伝いに来てくれたんや!」

穂乃果「お〜、流石真姫ちゃん」

真姫「違うわよ」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/11(月) 22:55:40.95 o6+vgt1xO
凛「え?手伝ってくれるんでしょ?」

真姫「お断りします」

穂乃果「え?雑巾掛け手伝ってくれるでしょ?」

真姫「お断りします」

希「雑巾掛けレース楽しいよ?」

真姫「お断りします」

にこ「じゃあ、にこの方手伝ってよ」

真姫「お断りします」

穂乃果「えー、じゃあ何しに来たの?」

凛「本当は真姫ちゃんも怒られて来たんでしょ?」

真姫「だから…そんな訳ないじゃない」

凛「本当に?」

真姫「本当よ。私、失敗しないから」

にこ「じゃあ、結局何しに来たのよ?」

真姫「海未に頼まれて様子を見に来たのよ。って言うか何でにこちゃんも居るの?」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/11(月) 23:08:26.82 o6+vgt1xO
穂乃果「監視に来たの?」

真姫「あなた達はすぐにふざけるからって。私は絵里が居るって言うから心配してなかったんだけど…まさか、先陣切ってお喋りしてるなんて」

絵里「め、面目無いわ」

真姫「それで?どうなの?進捗の方は?」

穂乃果「え?ああ…でも、もう後少しだよね?」

絵里「そうね。なんだかんだで真面目に雑巾掛けしてたものね」

凛「うん。後2レースやったら終わりかなって感じだよ。ね?」

希「そうやなぁ。ウチ等はな」

にこ「え?そうなの?」

穂乃果「うん。じゃあ、ちゃっちゃとやっちゃおうか?」

凛「そうだね。凛負けないよ」

希「ウチだって」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/11(月) 23:13:30.12 o6+vgt1xO
にこ「………」

真姫「………」

凛「やったー。凛が一番だにゃ〜」

希「あーん。ウチ三位や。流石にえりちも早いなぁ」

穂乃果「穂乃果またビリ…」

絵里「さあ、後、一往復で終わりね」

にこ「………」

真姫「で?何でにこちゃんがいるの?」

にこ「まあ…色々と…」

真姫「何よそれ」

凛「あ〜、最後の最後で絵里ちゃんに負けたにゃ〜」

穂乃果「穂乃果ずっとビリなんだけど…」

希「えりち早いね?」

絵里「まあ、体を動かすのには自信がある方だから」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/11(月) 23:22:34.19 o6+vgt1xO
凛「と言う事で終わりにゃ〜」

絵里「さっ、私達は戻りましょうか」

穂乃果「うん。そだね」

真姫「なによ。別に様子を見にこなくても良かったわね」

希「じゃあ、にこっち。ウチ等戻るからね」

にこ「ええ…」

凛「にこちゃん頑張ってね」

ガチャ

にこ「ふん…なによ…もう…。だいたい、もうやる必要ないんじゃないの」

ガチャ

真姫「…」

にこ「何?何かまだあるの?」

真姫「別に…にこちゃんがサボらない様に監視してようかなって」

にこ「……ふん。余計なお世話よ」

42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/11(月) 23:42:07.59 o6+vgt1xO
五日目

穂乃果「う〜重い…」

凛「疲れるにゃ〜」

希「こんなん女子にやらせる仕事やないやろ」

絵里「文句ばかり言わないの」

穂乃果「だって重いよ?アルパカの餌って草とかじゃないの?いつも草食べてるよね?」

凛「そうだよ。こんなに重いって何が入ってるの?」

絵里「多分穀物じゃない?」

凛「穀物?穀物って何にゃ〜」

絵里「穀物は穀物よ…」

穂乃果「はあ…こう言う時優しい男の子が持ってあげるよって表れるものだよね?」

絵里「いや…それはどうかしら?そもそも女子校だし」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/11(月) 23:52:10.56 o6+vgt1xO
穂乃果「あ〜希えもん。アルパカの餌を運ぶ機だしてよ」

希「そんな道具はないなぁ」

凛「え〜希えもんのスピリチュアルパワーで何とかならないの?」

希「もう道具ですらないやん。ひみつ道具関係ないやん」

絵里「馬鹿言ってないで真面目に運びなさい。この後倉庫に塩化カルシウムも運ばなきゃいけないんだから。もっと重いわよ?」

穂乃果「え〜。もうやだぁ。これより重いの?」

凛「なんで凛達がやらなきゃいけないのぉ」

絵里「頑張りなさいよ。今日で終わりなんだから」

穂乃果「だってさぁ…無理だよ。これ四人で終わらせるの無理だよ」

絵里「無理じゃないわよ」

希「あっ」

凛「どうしたの?」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/11(月) 23:59:02.52 o6+vgt1xO
穂乃果「優しい男の子現れた?」

絵里「現れたらそれは問題よ?」

希「いや、花陽ちゃん」

穂乃果「………」

凛「………」

穂乃果「いやいやいや。花陽ちゃんは巻き込めないよ」

凛「そうだにゃ。かよちんをこんな苦行に巻き込む訳にはいかないにゃ」

絵里「他の人でもダメだけどね」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 00:18:19.25 MQI+t0nHO
希「あっ!花陽ちゃんがこっちに向かって歩いて来る」

穂乃果「え?」

凛「本当に?」

絵里「花陽の事だから私達がこれを運んでるって知ったら手伝うって言うわよ」

穂乃果「だよね…」

花陽「みんなぁ〜。何やってるの?」

穂乃果「え?あっ…花陽ちゃん。ご機嫌麗しゅう」

花陽「え?な、何?ど、どうしたの?」

凛「なんでもないよ。穂乃果ちゃんがおかしいのはいつもの事にゃ。それよりも、かよちんはこんな所に居ていいの?早く行った方がいいよ?」

花陽「え?どうして?」

穂乃果「凛ちゃん、失礼だよ?穂乃果おかしくないからね?」

凛「いや、深い理由はないにゃ」

花陽「そ、そう?」

凛「さっ、早く行くにゃ。凛達も少ししたら部室に行くから」

花陽「あっ、私はこれからアルパカさん達の所に行くから部室にはまだ行かないんだ」

絵里「え?アルパカ小屋に?」

花陽「うん。皆んなはどこに行くの?」

穂乃果「え?えっと…」

花陽「さっきから気になってたんだけど…穂乃果ちゃん達…何持ってるの?重そうだけど…」

穂乃果「へ?」

凛「あちゃ〜気がつかれたかぁ」

希「そりゃそうやろ。隠してすらないんやから。まあ、隠す時間もなにもなかったけど」

花陽「あの…」

希「花陽ちゃん。花陽ちゃんはアルパカ小屋に行かない方がええよ」

花陽「え?どうして?」

希「カードがそう告げるんや。カードが…あれ?…カードがない…」

絵里「希…カードは部室じゃないの?」

希「あっ。そうや。鞄の中や…」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 00:30:12.98 MQI+t0nHO
花陽「皆んな…様子がおかしいよ?」

穂乃果「そ、そんな事ないよ」

花陽「でも…」

絵里「花陽。あの…よく聞いて?」

花陽「え?」

絵里「私達はね…」

花陽「あれ?皆んなが持ってるのって…もしかして、アルパカさんの餌?」

穂乃果「え?」

花陽「そうだよね?もしかして、皆んなもアルパカさんの所に?」

絵里「…そうよ」

凛「絵里ちゃん」

穂乃果「言っちゃうの?」

絵里「仕方ないわよ。あのね、花陽も海未から少しは話を聞いてると思うけど私達は罰で雑用をしてるの」

花陽「そうだったの?」

絵里「そうなの。花陽は優しいから手伝って言うかもしれないから隠しておこうと思ったのよ。手伝って貰ったら罰にならないかね」

花陽「そうだったんだ。でも、凄く重そうだし…」

凛「だから、かよちんに持たせる訳にはいかないの。かよちんが練習前に疲れてバテちゃうにゃ」

希「うん。気待ちだけで嬉しいよ。それに本当に重いから花陽ちゃんじゃ持てないかもしれんし」

花陽「え?そうかな?大丈夫だと思うけど…」

穂乃果「そうだよ。凄い重いんだよ?」

花陽「アルパカ小屋の隣に一輪車が置いてあるからそれで運べば…」

絵里「え?そうなの?そんなのあるの?」

希「え?じゃあ、ウチ等の苦労は?」

穂乃果「無駄に運んでたって事?」

凛「最悪にゃ〜」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 00:36:02.04 MQI+t0nHO
六日目

穂乃果「土曜日だよ?休みなのに…」

絵里「まあ…一週間って話だったし」

凛「海未ちゃん家に呼び出されて…何をやらされるのかな?」

希「もしかして…道場の掃除の手伝いとか…」

穂乃果「でも、なんか用意して来るって言ってどこか行っちゃったし」

希「用意って…もしかして、精神統一とかやらされたり?」

凛「え?動いたらパシンって叩かれるやつ?」

希「うん。ありえそうやろ?」

凛「嫌にゃー」

穂乃果「穂乃果もヤダぁ」

49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 00:42:07.25 MQI+t0nHO
海未「お待たせしました」

穂乃果「う、海未ちゃん…」

絵里「あの…今日は何をするの?」

海未「お茶…飲んでなかったのですか?」

凛「これから何をするのか想像してたら飲めなかったにゃ」

海未「何を言ってるのですか…」

希「いや、割と本当やけど」

海未「では…用意して来たものを…」スッ

穂乃果「え?」

希「は?」

凛「ええ?」

絵里「海未?こ、これは?」

海未「エンゼルフレンチですが?」

絵里「え、ええ…そうね」

穂乃果「あの?これは一体?」

海未「ポンデリングです。ランチパックの方が良かったですか?」


50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 00:51:16.66 MQI+t0nHO
希「いや…そうやなくって…今日は何か雑用をしに来たわけじゃ?」

海未「やりたいのですか?」

凛「やりたくない。やりたくないです」

穂乃果「穂乃果も」

海未「し、正直ですね」

絵里「えっと…どう言う事?」

海未「罰とはいえこの一週間…まあ、厳密に言えば五日間ですが…。よくやっていたので。ご褒美です」

穂乃果「え?じ、じゃあ食べていいの?」

海未「はい」

凛「海未ちゃん大好きにゃ〜」

海未「全く。現金ですね。これからは罰を受ける事のないように」

凛「もっちろんにゃ〜。ね?」

穂乃果「うん。もうしないよ。しない」

海未「全く。ふふっ、調子がいいですね。絵里もお疲れ様でした。大変だったでしょ?」

絵里「いや…私も割と…ねえ?」

海未「そうですね。ふふっ」

穂乃果「いやぁ〜ミスド美味しいねぇ」

希「うんうん。ミスドは最高や」

凛「美味しいにゃ〜」


51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 00:55:45.85 MQI+t0nHO
一週間後

穂乃果「あははは」

希「おもろいなぁ」

凛「こっちにゃ〜」

ガチャ

海未「あなた達…」

穂乃果「あっ…」

希「海未ちゃん…」

凛「これはマズイにゃ…」

海未「分かっていますよね?」

絵里「全く…あなた達は反省をしないのね…」

希「いや…」

凛「絵里ちゃん」

絵里「悪いわね。私は今度はこっち側なの」

穂乃果「う、裏切りものぉ〜」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 00:56:17.58 MQI+t0nHO
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 01:09:06.39 ivT8UVFAO
おつおつ
罰と言いつつ楽しみながらやってたのがなんともらしいな
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 17:54:50.74 Ztt+dYOCo
おもしろかった乙
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:54:43.84 xeLA0CJdo
友情っていいなあ

穂乃果「仲間をかばってやられるやつやりたい」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:26:54.06 6Dzjucdz0
ドラマとかでよくあるやつをやります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515774413
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:27:23.13 6Dzjucdz0
穂乃果「やろうよ!」

海未「何を言い出すんですか突然」

穂乃果「だってカッコイイじゃん!憧れるじゃん!」

ことり「穂乃果ちゃん,流石にいきなりは……」

花陽「私もちょっと……」

凛「でも,面白そうにゃ!」

真姫「凛まで何言ってるのよ」

にこ「そうよ!今日はこれから練習でしょ!」

希「まあまあ,穂乃果ちゃんはこうなったら聞かないやん?」

絵里「希まで……」

穂乃果「よーし!いくよー!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:28:04.63 6Dzjucdz0
〜ほのうみの場合〜


海未「あなたが敵のボスですか」

「ほう,よくぞここまで辿り着いたな」

穂乃果「海未ちゃん気をつけて……今までの敵とは明らかに雰囲気が違うよ」

海未「安心してください穂乃果.あなたは私が守ります」

「1人で私に勝つつもりか?」

海未「あなた程度,私1人で十分です」

穂乃果「海未ちゃん,穂乃果も援護するね」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:29:10.36 6Dzjucdz0
海未「ありがとうございます.でも無理はしないでください」

「さあ,いつでもかかってくるがいい」

海未「それでは遠慮なく……いざ―――「ピカッ!!」

海未(なっ!目くらまし!)

海未(これでは視界が!)

「フハハハハ!死ね!」ズシャ

穂乃果「海未ちゃん!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:29:56.56 6Dzjucdz0
海未「くっ!」

海未(……ん?)

海未(切られてない?)

海未「やっと視界が戻ってきました……え?」

海未「……穂乃果?」

穂乃果「ははは……海未ちゃん油断しすぎだよ」

海未「そんな……どうして」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:30:38.73 6Dzjucdz0
穂乃果「私,いつも海未ちゃんに頼ってばかりだったからさ……」

穂乃果「1回くらい海未ちゃんの役に立ちたくて……」

海未「何を言ってるのですか!私は!私はっ……!」

海未「いつだってあなたに助けられてっ……!あなたといるのが楽しくてっ……!」

穂乃果「えへへ……嬉しいな」

穂乃果「海未ちゃん……勝ってね――――」バタン

海未「穂乃果?!穂乃果!!」

海未「嘘だと言ってください!穂乃果!!」ユサユサ

海未「穂乃果ーーーーーーー!!!!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:31:13.25 6Dzjucdz0
――――――――――――――
―――――――――――
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―――――
―――


ことり「うぅ……穂乃果ちゃん」グスグス

凛「泣かせてくれるにゃ……」

希「よし!次はうちらや!いくでえりち!」

絵里「え?私もやるの?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:31:58.60 6Dzjucdz0
〜のぞえりの場合〜


絵里「ふう……やっとここまできたわね」

希「そうやね,もうすぐここから出られる」

絵里「最後まで気を抜かないようにしましょ」

希「わかってるって.きっとそろそろ出口が……あ!」

希「見てえりち!向こうに明かりが見える!」

希「あそこから外に出られるんや!」ダッ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:32:53.62 6Dzjucdz0
絵里「ちょっ!希!待ちなさい!」

希(やっと……やっとや!)

希(やっとここから出られ「バタン!」……え?」

希(なんで床に穴が……)

希(あかん止まれない……落ちる!)グッ

絵里「希!」バッ

希「え」グワン
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:33:36.83 6Dzjucdz0
希(なんで……なんでえりちがそこにいるん?)

希(だって……落ちたのはうちで……)

絵里「……」パクパク

希(なに?何て言ってるの?)

絵里「……」パクパク

希(なに?聞こえないよ)

希(待って……待ってよえりち)

絵里「ノゾミ……イキテ」ニコッ

ヒューーーー

希「えりちーーーーーーーーー!!!!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:34:06.72 6Dzjucdz0
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―――

海未「絵里……あなたって人は……」シクシク

にこ「なかなかやるじゃない……」

凛「よーし!次は凛とかよちんね!」

花陽「が,頑張ります!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:35:21.41 6Dzjucdz0
〜りんぱなの場合〜


凛「痛っ!」

花陽「凛ちゃん!大丈夫?!」

凛「うん……でも,足をやられちゃった」

花陽「……凛ちゃんはここで待ってて」

花陽「あとは私がやる」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:36:00.54 6Dzjucdz0
凛「ダメだよかよちん……あと3人もいるんだよ?」

花陽「大丈夫.私だってやれる」

花陽「いつまでも凛ちゃんに守ってもらうわけにはいかないから」

凛「でも……でも!」

花陽「凛ちゃん,私を信じて?」

凛「信じてるけど!でも!」

花陽「ありがとう凛ちゃん」ニコッ

花陽「……行ってくるね」ダッ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:37:08.37 6Dzjucdz0
凛「かよちん!」

凛(待って……待ってよ……)

花陽「やあっ!ていっ!」ザシュ

凛(凛……まだ……)

花陽「きゃあっ!くっ!」グサッ

凛(かよちんと……やりたいこと……)

花陽「とりゃあっ!うっ」ドンッ

凛(いっぱい……あるのに……)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:37:49.69 6Dzjucdz0
花陽「私は……負けない!」

花陽「私が凛ちゃんを!守るんだーーー!!」パァン ズシャッ ドカッ スパッ

凛「かよちーーーん!!」

花陽「……」

花陽「……ふう」クルッ

花陽「凛ちゃん……私,やったよ?」

凛「かよちん!!」ズルズル
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:38:18.69 6Dzjucdz0
花陽「私,1人で倒せたよ?」

凛「かよちん!!」ズルズル

花陽「凛ちゃんのこと,守れたよ?」

凛「かよちん!!」ズルズル

花陽「これで私も……凛ちゃんの隣に立てたかなあ……」ドサッ

凛「かよちん!嫌だよ!!」

花陽「凛ちゃん……ごめんね……」

凛「かよちん!嘘だよね?!かよちん!!」

凛「かよちーーーーーーーん!!!!」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:39:03.23 6Dzjucdz0
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―――


絵里「花陽……強くなったわね……」ウウッ

穂乃果「感動しちゃったよ……」

にこ「次は私の演技力を見せてあげるわ!真姫ちゃん!」

真姫「ヴェェェェ!私?!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:40:13.42 6Dzjucdz0
〜にこまきの場合〜


真姫「囲まれたわね……」

にこ「やだ〜にこ〜怖い〜」キャピ

真姫「気持ち悪い」

にこ「ぬわんでよ!……はあ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:41:07.68 6Dzjucdz0
にこ「やるしかないわね」

真姫「ええ,やっちゃいましょ」

にこ「後ろは任せたわよ」

真姫「そっちこそ」

にこ「……さあ,行くわよ!」ダッ

キンキンッ ズシャッ カンカンッ―――――――――
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:42:01.27 6Dzjucdz0
真姫「……終わったわね」

にこ「ええ……なんとかね」

真姫「流石に疲れたわ」

にこ「私もよ.早く帰りましょ」

真姫「そうね,早くお風呂に「パァン!」……え?」

にこ「……ふう,危なかったわね」ギュッ

真姫「に,にこちゃん?!なに急に抱きついてるのよ!!///」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:42:49.30 6Dzjucdz0
真姫「それよりも!まだ敵の生き残りが!」

にこ「大丈夫よ.もうやったわ」

真姫「そう……じゃあ離してよ!///」

にこ「いいからいいから……ねえ真姫ちゃん?」

真姫「なによ?」

にこ「にこね,真姫ちゃんのこと好きよ?」

真姫「ヴェェェェ急に何言ってんのよ!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:43:37.62 6Dzjucdz0
真姫「……わ,私も好きよ///」

にこ「やったあ♪これで両想いにこ〜♪」

真姫「そ,そうね///」

にこ「……真姫ちゃん?真姫ちゃんも抱きしめて?」

真姫「うぅ……こう?///」ギュッ

にこ「ふふっ温かい」

にこ「……ねえ真姫ちゃん?」

真姫「今度は何よ?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:44:43.49 6Dzjucdz0
にこ「にこね,真姫ちゃんといられて幸せだったよ?」

真姫「わ,私もよ///」

にこ「だからね,これからは別の誰かを幸せにしてあげて?」

真姫「なに意味わからないことを――「ドサッ」……え?」

真姫「にこちゃん?どうしたのよ……ってすごい血じゃない!どうしたのよ!!」

真姫「まさか……私をかばって撃たれたの?」

真姫「ちょっとにこちゃん!しっかりしなさいよ!!」

にこ「真姫ちゃん……約束して?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:45:26.60 6Dzjucdz0
にこ「他の誰かを……愛してあげて?」

真姫「嫌よ!私が好きなのはにこちゃんだけよ!!」

真姫「私はにこちゃんを幸せにするの!私のことも……にこちゃんが幸せにしてよ……」グスッ

にこ「ふふっ真姫ちゃんは最後までわがままにこ」

にこ「……真姫」

にこ「……幸せになりなさい」スッ

真姫「嫌!にこちゃん!!目を開けて!!」

真姫「にこちゃーーーーん!!!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:46:02.91 6Dzjucdz0
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――――――――
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―――


凛「にこちゃん……そこまで真姫ちゃんのことを……」グズグズ

希「やっぱり大好きなんやね……」

穂乃果「でも,ことりちゃんだけ残っちゃったね」

ことり「大丈夫!相手は見つけてきたから!」

8人「え?」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:46:43.87 6Dzjucdz0
〜こと??の場合〜


??「お疲れさま,ことり」テクテク

ことり「ありがとう!○○!」テクテク

??「いいライブだったわ」テクテク

ことり「えへへ〜みんな頑張ったから」テクテク

??「みんなのおかげで廃校を免れることができたわ」テクテク
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:47:14.64 6Dzjucdz0
ことり「私たちだけじゃないよ.○○や学校のみんなのおかげ」テクテク

??(そうね……私たちが今まで積み上げてきたものは無駄じゃなかった)

??(これからも……私たちが立ち止まらない限り道は続く―――「キキーッ」……ん?」

パンパンッ パンパンパンッ

??(くっ!)ガバッ

ことり「な,なにやってるの?!」

ことり「理事長!!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:47:55.00 6Dzjucdz0
理事長「ぐうっ!くっ!」

理事長「あああ!!!」パンパンッ

「ぐあっ」 「くそっ」キキーッ

理事長「はあ……はあ……」

理事長「何よ……結構当たるじゃない……」

ことり「り,理事長?」ブルブル
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:49:03.65 6Dzjucdz0
理事長「なんて声出してるのよ……ことり」ハアハア

ことり「だって……だって!」

理事長「私は……音ノ木坂学院理事長……南飛鳥よ……」ハアハア

理事長「このくらいなんてことはないわ」ハアハア

ことり「そんな……私なんかのために……」

理事長「生徒を守るのは私の仕事よ……」ハアハア
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:49:47.09 6Dzjucdz0
ことり「でも!」

理事長「いいから行くわよ!」

理事長「みんなが……待ってるのよ」

理事長「それに……」

理事長(やっとわかったのよ)

理事長(私たちにはたどり着く場所なんて要らない)
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:50:35.02 6Dzjucdz0
理事長(ただ進み続けるだけでいい)

理事長(止まらない限り……道は……続く……)

キボウノハナー

理事長(私は止まらないから……)

理事長(あななたちが止まらない限り……その先に私はいるわ!)ドサッ
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:51:14.64 6Dzjucdz0


理事長(だから……止まるんじゃないわよ……)





終わり
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:51:50.81 6Dzjucdz0
読んでくださった方ありがとうございます

理事長の名前は適当です
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/13(土) 01:52:55.92 45LEIlwDO
オルガは草

花陽「ラプンツェル」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:39:58.39 FiZ/lC/0
初版グリム童話のお話をラブライブに当てはめたssです

セリフはオリジナルですが内容は原作に沿っています

ちなみに某ディ○ニー映画の原作にあたるお話です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515602398
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:41:11.05 FiZ/lC/0
ことり「海未ちゃん!!海未ちゃん!!」

海未「どうしたのですか?そんなに嬉しそうな顔して」

ことり「あのね……その……」

海未「なんですか?ご飯の準備をしたいのですが」

ことり「……できちゃったみたい///」

海未「できた?なにがですか?」

ことり「ことりと海未ちゃんの……赤ちゃん///」

海未「」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:42:30.44 FiZ/lC/0
海未「ほ,ほほほ本当ですかっっ?!?!」

海未「本当に私たちのこどもが?!」

ことり「うん///さっき確認してきたの///」

海未「あぁ……ついに!私たちの念願が叶いました!今日はお祝いです!」

ことり「もう///大げさだよ海未ちゃん///」

海未「何を言うのですか!これほど嬉しいことはありません!」

海未「さあ!何でも食べたいものを言ってください!今日は奮発しますよ!」

ことり「……本当に何でもいいの?」

海未「もちろんです!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:43:26.73 FiZ/lC/0
ことり「……ラプンツェル」

海未「はい?」

ことり「裏の庭にラプンツェルが植えてあるでしょ?ことり,それが食べたい」

海未「……すみませんことり,それだけは無理です」

ことり「え〜海未ちゃん何でもって言ったのに……」

海未「あの庭は妖精のもので,誰にも立ち入ることは許されていません」

海未「ことりだって知っているではありませんか」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:44:21.94 FiZ/lC/0
ことり「うん……ごめんね?困らせちゃって」

海未「いえ……私の方こそ望みを叶えられず申し訳ないです」

ことり「大丈夫!それより美味しいもの食べよ?ラプンツェルはもういいから」

海未「そうですね!ではすぐに支度します!」

ことり「えへへ〜楽しみだな〜♪」

海未「ことりは座って待っていてくださいね.その……お腹に赤ちゃんがいるのですから///」

ことり「うん///待ってるね///」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:45:29.56 FiZ/lC/0
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ことり(はあ……ラプンツェル食べたいな)

海未「ああ,ことり……こんなにやせ細ってしまって……」

海未「何か悩みでもあるのですか?どうしても言ってはいただけませんか?」

ことり(言えるわけないよ……)

海未「私では,頼りにならないでしょうか……」グスッ

ことり(でも言わないと,海未ちゃんが……)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:46:07.27 FiZ/lC/0
ことり「あのね?海未ちゃん」

海未「!!はい!!何でしょうか?!」

ことり「ことりね,ラプンツェルが食べたいの」

海未「……裏の庭のですか」

ことり「うん……ごめん,忘れて」

海未「……いえ,わかりました.今から取ってきます」

ことり「ダメだよ海未ちゃん……妖精さんに怒られちゃう……」

海未「ことりの命には代えられません!待っていてください!」ガチャ バタン

ことり「海未ちゃん……ありがとう……」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:46:42.42 FiZ/lC/0
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海未「ことり!取ってきました!」ガチャ

ことり「海未ちゃん!無事でよかった……!」

海未「幸いにも妖精とは出会いませんでした」

海未「今すぐこれでサラダを作ります!待っていてください!」

ことり「うん!」

トントントントン―――――
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:49:03.89 FiZ/lC/0
海未「できました!どうぞ食べてください!」

ことり「海未ちゃんっ……!ありがとう……!」パクパク

ことり「美味しい……美味しいよ海未ちゃん……」グスッ

海未「よかったっ……!これでことりが元気にっ……!」グスッ

ことり「もう,海未ちゃんは泣き虫だなあ」クス

海未「ことりには言われたくありません!」グスッ

ことり「それもそうだね……あ,もう無くなっちゃった」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:49:38.49 FiZ/lC/0
海未「ええっ!もう全部食べたのですか?!あんなにいっぱいあったのに?!」

ことり「だって……美味しかったんだもん///」

海未「では,明日また取ってきますね」フフッ

ことり「でも,今度こそ怒られちゃうよ?」

海未「今日だって誰もいなかったのですから,明日もきっと大丈夫です!」

ことり「もう……気をつけてね?」

海未「はい!任せてください!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:51:13.61 FiZ/lC/0
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海未(くっ,なんで今日に限って)ハァハァ

にこ「出てきなさい.そこに隠れているのはわかっているわよ」

海未(逃げられそうにはありませんね……仕方ありません)

海未「あなたがここの主ですか?」

にこ「そうよ,私は妖精のにこ.にこにーと呼ぶがいいわ」

海未「それではにこ,あなたにお願いがあります」

にこ「にこにーよ!……まあいいわ,なに?」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:52:35.65 FiZ/lC/0
海未「あなたの庭のラプンツェルを分けていただきたいのです」

にこ「そういえば,昨日も庭に誰かが入った形跡があったわね.それもあんた?」

海未「はい,申し訳ありません」

にこ「なんでそんなに欲しいのよ.大したもんでもないのに」

海未「ことりがっ!……妻がどうしても食べたいというのです」

海未「こどもを宿してからどんどんやせ細っていって……」グスッ

にこ「はあ……わかったわ.好きなだけ持っていっていいわよ」

海未「っ!!本当ですか?!」

にこ「ええ,ただし条件があるわ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:53:11.56 FiZ/lC/0
海未「何でも聞きます!言ってください!!」

にこ「こどもが生まれたら,私によこしなさい」

海未「っ!そ,それは……」

にこ「嫌ならいいわ.今すぐ立ち去りなさい」

海未(せっかく授かったこどもを渡すわけには……しかし,そうしないとことりが……)

にこ「どうするの?渡す?帰る?」

海未「……わかりました,こどもは渡します.ですからラプンツェルを!」

にこ「賢明な判断ね.いいわ,好きなだけ持っていきなさい」

海未「ありがとうございます!」ダッ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:54:27.09 FiZ/lC/0
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海未(ついにこの日が来てしまいました)

海未(ことりは泣き喚いて大変でしたが,これもあなたのためなのです……わかってください)

海未「にこ!こどもを連れてきました!」

にこ「やっと来たわね.さあ,こっちによこしなさい」

海未(……やはり渡すしかないのでしょうか)

にこ「ちょっと,早くしなさいよ」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:55:53.52 FiZ/lC/0
海未「……わかりました」スッ

にこ「可愛いじゃない」ヒョイ

にこ「さて,もうあんたに用はないわ.さっさと帰りなさい」

海未(ごめんなさい……ごめんなさい……)

海未(さようなら……私たちの赤ちゃん)トボトボ

にこ「……やっと行ったわね」

にこ「これからはにこがあんたの親よ」

にこ「あなたの名前は……そうね……」

にこ「花陽……あなたは花陽よ」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:57:54.70 FiZ/lC/0
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にこ「花陽!髪を垂らしてちょうだい!」

「はーい!ちょっと待ってね!」スルスル

にこ「よいしょ,よいしょ……ふう」

花陽「おかえり!にこちゃん!」

にこ「ただいま花陽.今ご飯を作るわね」

花陽「うん!楽しみにしてるね!」

キョウノゴハンハナニ?デキテカラノオタノシミヨ――――




凛「どうしよう……あの塔からちらっと見えた女の子,すっごく可愛かったにゃ……」

凛「凛,好きになっちゃったかも……///」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 01:58:42.80 FiZ/lC/0
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凛「またこの塔に来ちゃった……」

凛「どうにかしてあの子に会いたいな」

凛(そういえば,この前誰かが髪を垂らしてもらってたよね)

凛(あれを真似すれば!そうと決まれば早速!)

凛「花陽!髪を垂らしてちょうだい!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:00:11.21 FiZ/lC/0
「はーい!今垂らすね!」スルスル

凛(ほんとにきた!これを登れば!)ヨイショヨイショ

花陽「おかえり!にこちゃ――ぴゃあ!」

花陽「にこちゃんじゃない?!あなた誰?!」

凛「はじめまして!凛は凛だよ!」

花陽「凛ちゃん?凛ちゃんはどうしてここに?」

凛「花陽ちゃんに会いたくて……迷惑だったかな?」ウルウル

花陽(かわいい)
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:01:30.72 FiZ/lC/0
花陽「そ,そんなことないよ!私も嬉しい!」

凛「にゃー!かよちん大好きにゃー!」ハグッ

花陽「か,かよちん?!」ピャア

凛「うん!花陽ちゃんだからかよちん!……ダメ?」ウルウル

花陽(なんだこの天使)

花陽「そんなことないよ!よろしくね!凛ちゃん!」

凛「うん!こちらこそよろしくね!かよちん!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:04:34.86 FiZ/lC/0
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花陽「ねえにこちゃん,なんか最近服がきつくなっちゃったんだけど……」

にこ「ご飯の食べ過ぎじゃないの?でも,そんなに太ったようにはみえないわね」

花陽「いや,その……胸のあたりが///」

にこ「あんたケンカ売ってんの?!はったおすわよ!!」

花陽「ご,ごめん!そんなつもりじゃ……」

にこ「最近あんたといるとイライラするわね……あんた,もう出ていきなさい」

花陽「そ,そんな!いきなり!」

にこ「うるさい!……その髪は置いていきなさい,切ってあげるわ」グイッ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:05:30.24 FiZ/lC/0
花陽「やめて!痛いよにこちゃん!」

にこ「おとなしくしなさい!……よいしょっと!」ジョキン

花陽「うぅ……」

にこ「やっと切れたわね,さっさと出ていきなさい」

花陽「で,でも!」

にこ「早くしないと,次はその胸の脂肪を切り落とすわよ」

花陽「……わかった……今までありがとう」

にこ「さあ行った行った!」

花陽「ばいばい,にこちゃん……」トボトボ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:06:34.86 FiZ/lC/0
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凛(最近来れてなかったけど,久しぶりに時間がとれたにゃ!)

凛(えへへ〜かよちん元気かな〜?)

凛「花陽!髪を垂らしてちょうだい!」

スルスル

凛「あれ,返事がない?」

凛「でも髪は垂れてきたし,風邪でも引いたのかな?」ヨイショ ヨイショ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:07:32.67 FiZ/lC/0
凛「かーよちーん!久しぶ―――「来たわね」

凛「にゃ?!誰?!」

にこ「私は花陽の親のにこよ.にこにーと呼んでちょうだい」

凛「かよちんのお母さん?!それにしては小さいような……あ!かよちんはどこ?」

にこ「どこ見て言ってんのよ!!ったく,花陽はもうここにはいないわ」

凛「え,なんで……」

にこ「追い出したのよ」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:09:27.21 FiZ/lC/0
凛「なんで?!お母さんなのに!!」

にこ「あんたには関係ないわ.今頃は生きてるかどうか」

凛「そんな……かよちん……」フラッ

にこ「ちょっ!危ない!」

凛「かよちんがいないなら……生きてても意味ないにゃ……」スッ

にこ「あっ!……まあ,にこには関係ないことよ」

ヒューーーーーードン!!!
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:10:04.00 FiZ/lC/0
凛「うぅ……」

凛「あれ,生きてる……」

凛「でも,目が見えなくなっちゃった……」

凛「かよちん……凛は信じないから……」フラフラ

凛「かよちん……かよちん……」テクテク
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:11:03.16 FiZ/lC/0
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凛(あれからどれくらい経ったのかな)

凛(かよちん全然見つからないにゃ……まあ目は見えないんだけど)

凛(やっぱり死んじゃったのかな)グスッ

凛「そろそろ凛も限界が―――「凛ちゃん?」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:13:32.91 FiZ/lC/0
凛「……かよちん?」

花陽「凛ちゃん?!凛ちゃんだよね?!どうしたの?!そんなにボロボロになって?!」

凛「かよちんどこ?凛,目が見えなくて」

花陽「目が見えないの?!しっかりして!凛ちゃん!」ダキッ

凛「あっ……ふふ,かよちんあったかいにゃ〜」

花陽「凛ちゃん……なんでこんなことに……」ポロポロ

凛「かよちん泣いてるの?凛の顔が濡れちゃうよ」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:15:06.05 FiZ/lC/0
花陽「うぅ……グスッ凛ちゃん……」ポロポロ

凛「ははは……もう凛びちゃびちゃになっ―――あれ?」

凛「見える……見えるよかよちん!凛,目が見える!」

花陽「!!凛ちゃんっ……!よかったっ……!!本当によかったっ……!」グスッ

凛「かよちーん!かよちんかよちんかよちーーん!!」

花陽「凛ちゃん!凛ちゃん凛ちゃん凛ちゃん!」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:15:49.84 FiZ/lC/0
凛「かよちん,全然変わってないね」

花陽「凛ちゃんも変わらないよ!あのときの可愛い凛ちゃんのまま!」

凛「そんなふうに言われると照れるよ///」

花陽「これからはずっと一緒にいようね?」

凛「うん!ずーーーっと一緒にゃ!」



終わり
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/11(木) 02:16:56.01 FiZ/lC/0
以上です

今後も定期的にラブライブ×グリム童話のssを書くつもりです

読んでくださった方ありがとうございました

海未「新春ことりなまけ過ぎ問題」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 20:59:01.78 gGVpXgM20
海未「日頃大変だということはわかるんです」

海未「納期に追われながらの衣装制作の労力は相当なものでしょうし」

海未「そもそも衣装アイディアを考える時点で毎回生みの苦しみと向き合っているわけです」

海未「そりゃあ私だって労ってあげたいと思っていますよ」

海未「とは言えですね……」

ことり「ぬくい」

海未「三が日をほぼほぼコタツから出ないなまけ過ぎぐうたら生活はいい加減やめませんか」

ことり「みかん切れた」

海未「確かまだ冷蔵庫に……ではなくてですね!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515153541
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:00:44.34 gGVpXgM20
海未「どうしたのですか一体。年が明けた途端こたつの寄生生物みたいになってしまって」

ことり「ぬくい」

海未「温かいから出たくないというのはわかりますけど」

ことり「だいごみ」

海未「年始はこたつでみかん食べながら新春特別番組でも見るのが醍醐味と言えますけど」

ことり「チューーーーー…………ーーーーーン」

海未「語彙と表情が極端に乏しくなるのやめてくれませんか怖いです」

ことり「むきりょく」

海未「表情筋が脱力しすぎていつもの顔文字みたいになってますよ」

ことり「(・8・)」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:01:41.34 gGVpXgM20
ことり「お茶なくなっちゃった」

海未「足しますけど……自分で淹れるのすら億劫なのですか?」

ことり「口にするだけで何でも海未ちゃんがしてくれるから楽」

海未「そんなこと言うともう甘やかしませんよ?」

ことり「……チューン……」

海未「そ、そう悲しそうな顔しないでください。ずるいです」

ことり「ボーっとしてるだけのつもりだったけど」

海未「あーはいそうですか勝手に慮った私が恥ずかしいパターンですかっ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:02:16.48 gGVpXgM20
ことり「お雑煮おいしい」

海未「お粗末様です」

ことり「おかわり」

海未「いいですけど、こたつで食べて寝てばかりだと本当に太ってしまいますよ?」

ことり「その手の悩みにぶつかったことがないのが自慢なのでー」

海未「花陽辺りが聞いたら激怒しそうなことさらっと言わないでください」

ことり「花陽ちゃんには優しくするし言葉選ぶもん」

海未「では今の私に対する扱いは優しく言葉を選んだものと言えるのですか?」

ことり「んーそれはほらー、ね。おかわりまだかなぁ」

海未「いつからはぐらかしのプロになったのやら」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:03:30.71 gGVpXgM20
海未「さあさあいい加減こたつから出ましょう」

ことり「出てなにするの?」

海未「それは……特にこれと言ってやることはありませんけど」

ことり「じゃこのままでいいよ」

海未「初詣を除いて家から出ていないじゃないですか」

ことり「年明けを外出しないで過ごすこと自体はおかしくないと思うけど」

海未「一歩もこたつから出ないからいっそ外に出たほうがいいと言ってるんです!」

ことり「問題です。『いっそ外に出たほうがいい』の理由を五十字以内で説明しなさい」

海未「え? ええとですね……うん? 話逸らそうととしてません?」

ことり「ちゅーん」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:04:56.79 gGVpXgM20
海未「ほら、童謡でも言うじゃないですか。犬は喜び庭駆け回りって」

ことり「私たち人じゃなかったんだ。びっくりだワン」

海未「歌に倣って若者らしく外に出ようと言う例えです」

ことり「私たちもう若者って言えるのかなぁ」

海未「悩ましい問題ではありますけど今考えるべきはこたつ籠城問題ですから」

ことり「嫌なことから目を逸らしちゃダメっ。現実を見ようよ!」

海未「話題逸らす手にはもう乗りません」

ことり「ちぇー」

海未「ほら見てください、外では綺麗な雪景色が待っていますよ」

ことり「猫はコタツで丸くなるニャ」

海未「それ凛の特権なので却下です」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:05:40.20 gGVpXgM20
ことり「私犬でも猫でもなくて鳥だもん」

海未「さっきまで人だと主張していたのは誰ですか」

ことり「酉年は戌年に取って代わられました。十一年後まで出番はありません。さようなら」

海未「あと十一年こたつから出ないつもりなんですか?」

ことり「それいいね」

海未「本当に実行したら足裏から根っこが生えて床と同化しますよ」

ことり「これで真なるこたつ寄生生物へと転生できます。めでたしめでたし」

海未「エンドではなくトゥービーコンティニューです」

ことり「後編に続かなくていいのにぃ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:06:41.22 gGVpXgM20
海未「まったくもう。寝正月を徹底してヤキモキする相手は穂乃果だと思っていましたのに」

ことり「穂乃果ちゃんならむしろ溢れる元気と一緒にお外に飛び出していくよ」

海未「言われてみれば。神社に商店街に御近所巡りと、散々連れ回されましたね」

ことり「それに比べ今年の何と心穏やかなことでしょう、とか思わない?」

海未「思いますけどもしかして今の私の真似ですか?」

ことり「心の声の代弁だよ。素直になりなよぉ」

海未「本心を言い当てられたところで諦めませんから」

ことり「頑固さん」

海未「何なら今から穂乃果を呼んで強制的に外へ連れ出してもらってもいいんですよ?」

ことり「その場合海未ちゃんも犠牲になるけど」

海未「……今の案は無しでお願いします」

ことり「ね。素直が一番」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:07:32.20 gGVpXgM20
ことり「一応聞くけど」

海未「なんでしょう」

ことり「私がこたつから出ない理由の一つに海未ちゃんが関係してるって気付いてるのかな」

海未「え? 私のせいですか? 穂乃果でなく?」

ことり「去年はテレビで駅伝見てたら感化された海未ちゃんに無理やり新春マラソン大会に同伴させられたし」

海未「思い返せばテレビつけっぱなしの割に今年は駅伝を見ませんでしたね」

ことり「その前の年は特別な初日の出を仰ごうとか言い出して夜中出発の登山道に付き合わされたし」

海未「あの日踏み締めた山道の一歩一歩は確かな軌跡として今も尚心の奥底で輝き続けています……!」

ことり「その他エトセトラエトセトラの反動で今年の私はこたつの主になったって説は考え付かないのかな」

海未「はあ……うっとり…………ぇ何の話でしたっけ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:08:10.18 gGVpXgM20
ことり「もうさ、海未ちゃんも一緒に入りなよぅ」

海未「こたつにですか? いいですよ私は」

ことり「結局一度も入ってないじゃん」

海未「ことりがずっと占領していましたし、お陰で私がことりの分まで年末年始の諸々を済ませなければなりませんでしたし」

ことり「いいからどうぞ」

海未「いやですから誘惑しないでください。隣開けてこたつ毛布持ち上げないでください」

ことり「海未ちゃんが入らないと冷気入って足がさむいー」

海未「ですから……」

ことり「さーむーいー」

海未「はあ……わかりましたよもう」

ことり「わぁい」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:08:38.10 gGVpXgM20
海未「よいしょ、っと。狭くないですか?」

ことり「くっついてぬくい」

海未「ならいいですけど。…………はあぁぁぁぁ」

ことり「きもちいぃでしょ」

海未「ええ……」

ことり「もう出たくないでしょ」

海未「不本意ながら」

ことり「私の気持ちがわかったと読みました」

海未「否定できないのがもどかしいです」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:10:02.52 gGVpXgM20
ことり「今日はこのまま寝正月決定だね」

海未「もう三が日も終わりますけど」

ことり「心のお正月はまだまだ続くみたいな」

海未「何ですかそれ」

ことり「きっとね、私たちはもう少しゆっくりする時間が必要なんだよ」

ことり「毎日忙しくしてるけど、せめて年末年始くらいはこうしてくっついて温かくして」

ことり「体を休ませることで心も安らいで、また新しい一年をきちんと迎えることができるんだよ」

海未「……それらしいこといって強引にまとめようとしてません?」

ことり「ぬくいからなんでもいいです」

海未「いい加減ですねえ……確かに、何でもいい気がしてきました」

ことり「ね」

海未「はい。幸せな年明けのひと時です」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:10:47.45 gGVpXgM20
ことり「……さあ! 三が日も過ぎたところでようやく心身共に力が漲ってきました!」

ことり「これも全てこたつ様でたっぷり休んだお陰だね! 感謝感謝!」

ことり「三日くらい足踏みしたけど遅れを取り戻す勢いで今年のスタートダッシュ決めていくから!」

ことり「お待たせ海未ちゃん! 今日からは私も毎日せかせか頑張っちゃうよ!」

海未「ぬくい」

ことり「あれぇ?」

海未「みかん……切れました……お茶……なくなりました……」

ことり「ミイラ取りがミイラになっちゃった」

海未「この場合こたつ取りがこたつになってしまった、みたいな」

ことり「正しくこたつの寄生生物ーって誤魔化さないのっ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:11:33.73 gGVpXgM20
海未「あーぬくいです。あぁーぬくいですぅー」

ことり「海未ちゃんまで語彙力無くさないでよぅ」

海未「表情筋が弛緩しきった今なら例のことり顔もできそうです」

ことり「(・8・)は私の特権だもん!」

海未「でしたらこたつは私の特権ということで」

ことり「あーずるい! 私も入るぅ隣寄せてよぅ」

海未「わざわざこちら側に入らずとも両脇や向かいがあるじゃないですか」

ことり「それじゃ意味ないし」

海未「何の意味です?」

ことり「いいからどいてー!」

海未「まったくもう。わかりましたよ」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:12:31.77 gGVpXgM20
ことり「……はぁ。ぬくいぃ」

海未「ええ。ぬくいです」

ことり「こうして結局こたつ寄生生物が二人も生まれてしまいました。めでたしめでたし」

海未「新年だけにおめでたいってオチですか?」

ことり「お上手」

海未「良いんですかねえ年明け早々こんなになまけてしまって」

ことり「心に素直になろ」

海未「……仕方ありません。明日までは新春なまけ過ぎ問題を棚上げします」

ことり「新年最高のスタートダッシュ切っちゃった」

海未「端から見たら真逆の印象持たれるでしょうけど」

ことり「私たちが幸せならなんでもいいよ」

海未「ですねぇ……ぬくいです。ああーぬくいですぅー」

ことり「ぬくいー。しあわせー。えへへぇ」





おわり
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:13:05.85 gGVpXgM20
終了です
読んで頂けた方ありがとうございました
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 23:05:02.77 fJLwjkVSO
>ことり「私たち人じゃなかったんだ。びっくりだワン」

かわいい

理事長「穂乃果ちゃんのガードが固くなった」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 6tKys/pQ
ラブライブのSSです

※キャラ崩壊注意です

まったり更新していきます
2 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
理事長「これよりほの会議を開催しますがその前に…」

凛「何か言うことはないかにゃ?」

海未「何もありません。縄をほどいてください」

理事長「この間宿泊を誘うようにって頼んでおいたのですが、明らかに何かに怯えるように拒否してしまったので」

ことり「あはは」

海未「それで私が関連していると?」
3 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
理事長「はぁ…もうネタが割れちゃってるの。」

にこ「あんた…バレてないと思ったの?」

海未「な、私が一体何を!?」

理事長「ま、いいわそんなに認めたくないなら…小泉さんあれを。」

花陽「はい。」ピッ
4 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
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20XX年、世界は核の炎に包まれた!海は枯れ、地は裂け、全ての穂乃果が死滅したかのように見えた。

だが、穂乃果は死滅していなかった!


ちゅんちゅん「何本目でイクかなぁ?」ニタァ

最強美少女私(海未)「くっ…このトサカめ…早く私を殺しなさい!」

世界一の美少女穂乃果「ことりちゃんもうやめて…」

ちゅんちゅん「穂乃果ちゃんことりだけ愛してくれれば、海未ちゃんは助けてあげるよ?」
5 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
それから修行を積みちゅんちゅんを倒すことに成功した最強美少女海未こと私!

ちゅんちゅん「33-4」チーン

海未「ふっ。私を倒すのは100年早かったようですね」

穂乃果「海未ちゃん大好き結婚して!」

しかし、第二、第三の刺客が海未を襲う!

海未「穂乃果、私も大好きです」パチッ(うぃんく)
6 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
猫「にゃぁぁぁぁ!!」ドカーーン

米「ぱなぁぁぁぁぁぁ!!」バーーーン

髪の毛クルクル「トマトオオオオオオ!!」ドーーーーン

そして、女狐、チビ、乳お化けを倒した私は全てを手に入れました
7 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
穂乃果「海未ちゃん大好き!抱いて!」

海未「世界が平和になりました。後は穂乃果のほのパンを手に入れるだけです。」キリッ

--------------
ふふ、ふへへ…

カリカリ

海未『素晴らしいアイデアがたっぷり浮かんできます!しかし、もっと私とエッチなシーンを沢山入れたほうが盛り上がりますね』うーん

海未『バトルシーンはもっと減らしてあんな事やこんな事を…』ふひひ


穂乃果『あのさぁ…』
8 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
------------------
一同「」

希「え?何これは?(ドン引き」

海未「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!殺せ!殺してくださいいいいいいい!!!!!」

ことり「海未ちゃん…仲間だと信じてたのに」

理事長「これは酷いですね。アンフェアです」

希「実はこの日、雪穂ちゃんが撮ってくれた映像もあるんよ。」

花陽「まだあるのぉ!?」
9 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
-------------------

穂乃果『たっだいまー!!』

ことり『ちゅんちゅん!!』ドンッ

穂乃果『いたっ!あれ?ことりちゃん!』

雪穂『まてーーーー!!』

ことり『ハッ!?ごめんね穂乃果ちゃん!!』タタッ
10 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
海未『くっ!まんまと逃げられましたか!』

雪穂『海未さん?どうしてここに?』

穂乃果『今逃げられた言ったけど、ことりちゃん何かしたの?』

海未『穂乃果…落ち着いて聞いてください…』

穂乃果『うん』
11 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ


海未『ことりは大変な物を盗んでいきました!』ドンッ

穂乃果『どこかで聞いた事があるようなセリフだね』

雪穂『それでことりさんは何を盗んでいったんですか?』

海未『はい…それは』
12 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ




海未『穂乃果のパンツです!!』パサッ
13 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
穂乃果『海未ちゃん?今何か落ちたけど。』

海未『あ、それは…』

雪穂『クンクン…これはお姉ちゃんのパンツ!』

海未『あっ…えっと…』オロオロ

穂乃果『海未ちゃん、詳しく教えてもらえるかな?』ニコッ
14 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
-----------------
海未「」

ことり(海未ちゃん、失敗したんだ…せっかく協力したのに)

にこ「罰が当たったのよ。勝手な行動ばかりするから」

理事長「今後穂乃果ちゃんに対するスキンシップを全て禁止します。」

海未「そ、そんなぁ…」

理事長「それにしても参りましたね。こんな事があってはガードが固くなるのも当然」

凛「そんな変態には近づきたくもないにゃ」
15 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
理事長「続いて…」パチン

雪穂「はい!」ガチャン

希「え?何?この手錠…」

理事長「東條さん…あなたも大概酷いわよ?」

海未「どういうことですか希?」ギロッ

希「ウチなんも知らんよ!?」
16 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
理事長「そうやってとぼけるつもりでしょうけど、証拠があるの」

にこ「希…最近穂乃果に占いやってたでしょ?」

希「あっ…」

理事長「最初は大したこともないだろうと思ってたら次第にエスカレート」

絵里「二人っきりの時でいることをいい事に、とんでもない事までしてたのを見たのよ」


そうあれは…
17 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
~部室~

希『ほーのかちゃん!』ギュッ

穂乃果『の、希ちゃん。急に抱きつかれちゃったらびっくりしちゃうよ』

希『んふふ。なぁふたりっきりやし、占いしてあげよっか?』

穂乃果『え?本当?』

希『うんうん。あ、ただこの占いは他言無用でお願いね?じゃないと…』

穂乃果『じゃないと?』ゴクリ

希『呪われちゃうから…』低い声
18 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
希『まずは手相占いから…』

穂乃果『うん…』

希『むむっ!』

穂乃果『な、何かわかったの!?』

希『うーーむ』さわさわさわさわ

穂乃果『の、希ちゃん…くすぐったいよ』
19 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
希『うーーーん』さわさわさわさわさわ

穂乃果『の、希ちゃん…触り方がちょっと…』ピクッ

希『やっぱり…』もみもみもみ

穂乃果(手相占いってこんなだっけ?)

穂乃果『あ、あの…』

希『あ、ああうん。占いね。この前雪穂ちゃんとケンカしたでしょ?』

穂乃果『!!』
20 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
希『ふふ…楽しみに取ってたケーキを穂乃果ちゃんが食べちゃったって出とるよ?』

穂乃果『すっごーーーい!!』ギューーーー

希『あ、ほ、穂乃果ちゃん抱きついちゃ…あっ』

その時希に悪魔が微笑んだ


希『なぁ穂乃果ちゃん…おっぱい占いがあるんやけど』
22 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
海未「何がおっぱい占いですか!」

ことり「火の玉直球すぎるよ!」

希「いやいや…海未ちゃんに言われたくないんよ」

理事長「この後も嫌がる穂乃果ちゃんを数々の占い()で困らせている映像が確認されました。」

希「ふふん…よく言えるなぁ理事長さん。ことりちゃんがこの間穂乃果ちゃんととんでもない映画を観に行った事も知らんで…」くく

ことり「あっ…」

絵里「え?何それは?」

海未「どういう事ですかことり?」
23 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
真姫「どうせ、ロクでもない映画なんじゃないの?」

ことり「違うよ!!」バンッ

一同「!?」ビクッ

ことり「穂乃果ちゃんとお出かけする時2人で何しようか相談して映画に決めたんだよ!」

希「ふーん、2人で決めて…ねぇ?」ププッ

にこ「希…詳しく話しなさい。」
24 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
とある日の放課後

『でね、今度のお休みの日なんだけど…』

『うんうん』

希(ん?まだ誰か残っとるん?)チラッ

穂乃果『うーん…』

ことり『あっ、そういえば今度特別に映画館で流してくれる可愛い友情が熱いアニメがあるんだけど』

穂乃果『え、本当?じゃあ映画にしようよ!』

ことり『穂乃果ちゃんいいの?』

穂乃果『うん!映画楽しみだね。どんなアニメなのかな?』わくわく

ことり『その筋によると(どの筋とは言ってない)キュンキュンするらしいよ』
25 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
それで当日の日に尾行(つけ)たんよ

穂乃果『わー、本当に可愛いね!穂乃果とことりちゃんみたいだねこの2人!』

ことり『穂乃果ちゃん///』

穂乃果『ささ、早く入ろう?』

希(一体何の映画を…)チラッ

『その花びらにくちづけを』

希(何ていう作品を真昼間から流すんや、この映画館は!?)
26 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
穂乃果『』

ことり『うう…』ぐすっ

チュッチュッ

希(穂乃果ちゃん呆けとるなぁ)

ズチュズチュ

ことり『ふぁぁ…やっぱり大迫力の映画はいいなぁ…』うっとり

希(ウチらは何十回も見とるから耐性できてるけど穂乃果ちゃんはなぁ)
27 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
希「こんな感じや!」

理事長「あのさぁ…」

真姫「これは酷いわ」

絵里「いくら何でもいきなりこれを見せるのはちょっと…」

ことり「え?何この空気?私間違った事してないよね?」

にこ「間違いしかなかったのに、その自信はどこから出るのか…」

理事長「困りましたね…まさか他にもこのような事案が発生しているのでしょうか?この場合まさかの全員留年なんて事も。」

一同「ファッ!?」
28 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
理事長の言う通り
メンバーの行動を洗いざらい調べてもロクな事にならなかった

絵里の場合
絵里『穂乃果、部屋予約したから来てね』1919号室

穂乃果『やり口が古いよ!』

にこの場合
にこ『穂乃果、今日ちび達とご飯食べない?』

穂乃果『本当!?』わーい
29 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
真姫の場合

真姫『…』サーッ(迫真)

真姫『私の家アイスティーしかなかったんだけど、良かったかしら?』

穂乃果『ありがとう!』ゴクゴク

バタンッ

花陽の場合

花陽『穂乃果ちゃんおにぎり作ったから食べてみて!』

穂乃果『ちょうどお腹すいてたんだ!』パクパク

花陽『美味しいですか?特製の潮むすびなんですけど…』
30 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
中にはまともな者も居たが

凛『ラーメン一緒に食べよ?』

穂乃果『いいよ!』

凛『わーい』ズルズル

穂乃果『凛ちゃん美味しそうに食べるねぇ』

凛『穂乃果ちゃんと食べるラーメンは更に美味しいにゃ!』

穂乃果『ちょっと凛ちゃん///』
31 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
にこ「胃袋掴むのは必須でしょ!?何でにこが変態どもと一緒にされて映像が流れてるのよ!編集したのは誰よ!」

理事長「そんなどうでもいい事は置いといて、あなた達の行動のせいで私の娘(意味深)を増やす計画が全部台無しになるじゃないの。」やれやれ

海未「そんな計画初めて聞きましたが!?」

ビーッ!ビーッ!

『緊急警報緊急警報!高坂穂乃果に危機が迫っています!』

理事長「何事なの!?」

雪穂「大変です、実は…」ゴニョゴニョ

希「何か嫌な予感が…」

ことり「ふ、不吉な事言わないでぇ」
32 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
穂乃果「今日は誰も居ないのか…寂しいな…」トボトボ

亜里沙「ハラショー!穂乃果さんじゃないですか!」

穂乃果「亜里沙ちゃん!」

亜里沙「あれ?ことりさんと海未さんは?」

穂乃果「うん…実はみんな用事があるって…」

穂乃果「穂乃果…みんなに冷たかったから愛想尽かされたのかな…」あはは

亜里沙「そんな事ありませんよ…」ギュッ

穂乃果「あ、亜里沙ちゃん…」
33 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
亜里沙「あんな素敵な人達が穂乃果さんを嫌うはずがありません…ずっと苦楽を共にしてきた仲間じゃないですか」

穂乃果「仲間…」

亜里沙「そうです。みんな穂乃果さんには憧れていますよ?お姉ちゃんも帰ってから穂乃果さんの話ばかり」クスッ

穂乃果「そっか…ありがとう亜里沙ちゃん!おかげで元気が出たよ!」グッ

亜里沙「ハラショー!穂乃果さんが元気になって良かったです。」ニコッ
34 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
絵里「亜里沙ぁぁぁぁ!!」

海未「私達はなんて事を…最低ですね…」

ことり「よりにもよって穂乃果ちゃんを放っておくなんて…」

理事長(穂乃果ちゃん可愛いわ…)はぁはぁ

にこ「絵里…いい妹ね?」

絵里「ええ…世界一の妹よ。」

雪穂(今の内に帰ろう)コソコソ
35 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
凛「仲睦まじいにゃ」

真姫「はぁ…何であそこに居るのが私じゃないのかしら」

亜里沙『それで穂乃果さんって恋人とか居るんですか?』

希(ん?)

穂乃果『え?恋人?』

絵里「え?一体何が始まるというんです?」
36 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
穂乃果「うーん、恋人は作っちゃいけないって海未ちゃんから言われてるから。後、男の人は獣だから近寄ってはいけませんって」

亜里沙「ハラショー!ちょうど良かったです。亜里沙と恋人になりませんか?」

穂乃果「ええええええ!?亜里沙ちゃん…そ、それはまずいよ!?」

亜里沙「まずくないですよ?亜里沙は寂しい時でも穂乃果さんとずっと一緒にいます…」ギュッ

穂乃果「あ、亜里沙ちゃん…」

亜里沙「だから、穂乃果さんが辛い時…ずっと穂乃果さんの隣でいさせてください…」

穂乃果「亜里沙ちゃん…」ギュッ
37 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
一同「」

絵里「はぁぁぁ!?な、何であの子が…ちょっと待って!?」

にこ「絵里、これはどういう事?」

絵里「し、知らないわよ…私だって何がなんだか…」

ことり「お母さん!お母さんしっかりして!」

理事長「はぁ…はぁ…こ、ことり…最後に私のわがままを聞いて?」

ことり「何?」

理事長「最後に穂乃果ちゃんにママ〜って呼ばれたかった…」はぁはぁ

ことり「言わせるから!絶対に言わせるから!」

理事長「後は頼んだわ……ぐふっ」

ことり「お母さぁぁぁぁぁん!!!」
38 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
海未「残念ですが…」フルフル

ことり「うう…」

理事長「zzz」

海未「皆さんよく考えて下さい。今回亜里沙は告白しただけです。穂乃果は返事を返してません」

真姫「抱きしめてたけど?」

海未「抱きしめてたとしてもセーフです!返事してませんから!だから今は穂乃果の気の迷いを止めるだけでいいんです!キスしなければ何でもかんでもセーフです!」

ことり「キスとかじゃなければセーフという風潮…一理ある!」

海未「皆さん…何としても穂乃果を止めにいきますよ!散!!」

一同「応!!」
39 : ◆tr.t4dJfuU 6tKys/pQ
穂乃果「でもびっくりしたなぁ。てっきり雪穂が好きなのかと思ったけど…」

亜里沙「雪穂は確かに好きですけど、友達としての好きですから」

亜里沙(それに雪穂もこちら側の人間ですから)

穂乃果「それでさっきの返事だけどさ。」

亜里沙「はい…」

穂乃果「目を瞑ってほしいな…」

亜里沙「はい…」ギュッ

2人は幸せなキスをして終了


終わりです

にこ「だれよ!? 柿ピーの柿だけ食べて放置してるやつ!」 絵里「……」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 19:53:19.44 pltk4kDf0
にこ「絵里、アンタでしょ!」

絵里「!!」ビクッ

絵里「……私じゃないわ」

にこ「その反応! バレバレじゃない! アチャーって顔してるわよ!!」

絵里「……」アチャー

にこ「その顔よ!!」

にこ「って言うか、今部室にいる中でこんなことするのってアンタしかいないじゃない!」

絵里「! 真姫だっているじゃない!」

にこ「そうよ! 真姫ちゃんとアンタしかいないの! じゃあ犯人はアンタ以外ありえないでしょーが!」

にこ「真姫ちゃんはお嬢様よ!? 柿ピーって存在すら知らないのよ!?」

真姫「知ってるわよ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510397599
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 19:55:18.68 pltk4kDf0
にこ「絵里、柿ピーってなんで一緒に入ってるか知ってる?」

絵里「……」

にこ「一緒に食べたほうがおいしいって、亀田製菓が考えたからなのよ」

にこ「辛みのある柿の種に、塩気と甘みのあるピーナッツ。最高のシナジーを生み出す組み合わせなのよ」

にこ「だから、片方だけ食べるっていうのは亀田製菓への冒涜よ」

絵里「……」

絵里「……仕方ないじゃない、私は今日、辛いものが食べたい気分だったの! 辛い物だけ食べたかったのよ!!」

絵里「ピー食べたら辛さが中和しちゃうじゃない!」

にこ「だから中和させなさいって言ってるのよ!」

にこ「柿を食べて、口の中が辛いなぁー辛いなぁーってなってるときに、ピーを口の中に入れる」

にこ「ピーのほのかな甘みと塩味、そして柿とは違う独特の柔らかめなのにちょっと硬さのある食感……」

にこ「これを味わわないなんて、柿ピーに、いや、亀田製菓に失礼ってもんでしょうが!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 19:56:48.54 pltk4kDf0
絵里「……ちがうわ、にこ」

にこ「……ん?」

絵里「柿の種とピーナッツの組み合わせ、考えたのは、亀田製菓じゃないのよ」

絵里「確か、諸説あったはずだけど……、ホテルのバーでおつまみとして、柿の種とピーナッツを合わせて出したのが始まりで」

絵里「それから自然に柿の種とピーナッツは合うって、広まっていったのよ」

絵里「亀田製菓はそのブームに乗って、柿の種にピーナッツを合わせて販売したのよ」

にこ「……」

絵里「……」

真姫「……」

にこ「今はそう言う話じゃないでしょーが!!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 19:58:00.67 pltk4kDf0
にこ「わかる!? いまにこはね、柿とピーの相性が素晴らしいっていう話をしてるのよ!」

にこ「柿ピーのルーツとかどうでもいいの! そんなとこでかしこいアピールしなくていいのよ! ピーも一緒に食べろ言ってんの!!」

絵里「私はピーが食べたくて柿ピーを開けたんじゃないの! 辛いものが食べたかったのよ!」

にこ「だったら柿ピーじゃなくて部室にあるカラムーチョ開ければいいじゃない!」

絵里「あれは辛すぎるのよ! 私辛いのそんなに強くないのよ!」

にこ「だったら柿ピーのピーもちゃんと食べなさいよ、このPKE! 辛いの中和してくれるのよピーは!?」

真姫「ピーピーうるさい」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 19:59:15.45 pltk4kDf0
にこ「ていうか絵里、今気づいたけど……」

にこ「このこづつみ、チョコレートのよね。なんで机の上に置いてあるのかしら」

絵里「……」

にこ「絵里、チョコ食べたでしょ?」

絵里「……なによ」

絵里「口の中が辛くなりすぎたんだからしょうがないじゃない!」

絵里「甘いもので中和しなきゃやっていけなかったのよ!!」

にこ「だったらピーナッツを食べなさいよォぉ!!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:00:25.32 pltk4kDf0
にこ「なんで!? なんでなの絵里!? 柿ピーを食べてたんでしょ!? そこにピーが! ピーがあったんでしょ!!? なんでわざわざチョコまで開けたの!!?」

絵里「私といえばチョコレートでしょ!? 甘いものがほしくなったとき、チョコを食べない!? そんなのは私じゃない!! 認められないわぁ!!」

にこ「別にあんたはチョコ食べなくてもハラショー言ってればキャラ作れてんのよ!!」

真姫「もう、エリーもにこちゃんも、そろそろやめなさいよ。見苦しいわよ」

にこ「真姫ちゃんはわかってないのよ、片方だけ食べつくされたときの、柿ピーの悲しみをね……」

真姫「イミワカンナイ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:01:44.99 pltk4kDf0
真姫「にこちゃん、なんでそんなに柿ピーを一緒に食べることにこだわるの?」

真姫「食べてるのはエリーなんだから、エリーの好きなように食べればいいじゃない」

にこ「そ、それは……」

絵里「真姫、その理由はもうわかってるわ」

にこ「え、絵里!?」

絵里「柿ピーをおやつとして、弟妹たちにあげるとするでしょ? そうするとけんかになるのよ」

絵里「みんな数の少ないピーをたくさん食べようとする。そして取り合いになる。だから事前に、バランスよく食べましょうって言ってるのよ」

にこ「……」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:02:50.62 pltk4kDf0
真姫「そう? 柿ピー同時食べにこだわる理由はそれかもしれないけど、エリーにそれを強制する理由にはならないんじゃない?」

絵里「ん? それもそうね」

真姫「……いや、そういうことね」

真姫「エリーのおかげでわかったわ、理由」

絵里「え、ホント?」

にこ「……真姫ちゃん」

にこ「この話、やめにしましょう」

絵里「え? にこ、どういうこと?」

真姫「まあここまで来て、引っ込みつかないわよね」

真姫「にこちゃん、よく柿ピーのピーだけ食べてたわよね?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:04:30.12 pltk4kDf0
にこ「……」

絵里「……にこ、あなた、人にあれだけ言っておいて」

にこ「違うわよ! でたらめよ!」

真姫「違わないわよ、何度もみてたわよ」

真姫「余った柿はいつも凛と花陽にあげてたでしょ? ときどき私も食べてたわ」

にこ「ぐぬぬ」

真姫「でもある日、凛と花陽に言われたんでしょ?」

凛『もう柿あきた! にこちゃんだけピー食べるなんてずるいよ! もう凛柿食べない!』

花陽『あはは……。でもにこちゃん、好き嫌いはダメだよ? 今度からちゃんと柿も食べなきゃ。ピーと一緒に食べるとおいしいんだよ?』
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:06:02.37 pltk4kDf0
にこ「……」

にこ「そうよ! にこだってできるならピーだけ食べていたいのよ!!」

にこ「でも家ではピーだけ食べてちゃこころたちに示しがつかないし、部活ではもう柿を代わりに食べてくれる人いないしー!」

にこ「辛いの苦手なの! 柿食べられないの! でもピーが食べたいのよー!!」

絵里「にこ、シナジーが何たらって言っておいて……」

真姫「ま、片方だけ食べてたの見て反射的にカチンと来ちゃったんでしょうね」

絵里「でも私、柿だけ食べてたのよ?」

絵里「残ったピー、にこが食べたらよかったじゃない」

にこ「……あ」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:07:23.39 pltk4kDf0
真姫「そうね、それで万事解決ね」

絵里「win-winね」

にこ「……」

にこ「だって普通片方だけ食べるとなればピーだけでしょ……」

にこ「なんで柿だけ食べてるのよ……」

真姫「無駄な時間使ったわね」

絵里「ほんとにね」

にこ「……」

にこ「そういえば真姫ちゃん、この前一人でいたとき、道端にいた猫ににゃ〜んって話しかけてたわよね」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:08:50.64 pltk4kDf0
真姫「……は?」

にこ「他にも見たわよ」

にこ「真姫ちゃん時々、音楽室で替え歌うたうのよ」

にこ「愛してるサンラ〜イズって」

真姫「なにそれ、ちょっと待って! 今私を攻撃する必要ある!?」

絵里「そうよにこ、見苦しいわよ」

にこ「いいえ絵里、こうでもしないとにこはもうダメなのよ……」

にこ「今、にこと絵里の株は奈落の底へと落ちていってるの」

にこ「このままだとポンコツ化したにこたちはbibiにおける発言力が落ち、いずれ真姫ちゃんに支配されてしまうわ」

にこ「ならば、真姫ちゃんの株も同じところまで落とさなきゃならないのよ」

絵里「ホント見苦しいわねにこ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:10:27.03 pltk4kDf0
にこ「あんたもよ絵里、いつの間にかかしこい雰囲気まとってるけど、今日の絵里って」

にこ「辛いもの食べたさに柿ピーの柿だけ食べて、辛すぎて自滅して、ピーに目もくれずにチョコに走って」

にこ「その後のにこのはやとちりな主張にあたふたしてポンコツ見せつけまくって、真姫ちゃんに助けてもらった悲しい人よ」

絵里「……」

絵里「にこ、援護するわ」

真姫「イミワカンナイ!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:12:02.34 pltk4kDf0
真姫「この人たちホントに先輩なの?」

絵里「ミューズは先輩禁止よ」

にこ「そうそう、みんな平等にこ!」

真姫「そうね、みんな平等にポンコツにしたいわけね」

絵里「クールぶるのも今のうちだけよ、ポンコツソルゲの真姫?」

真姫「エリーもソルゲ組じゃない」

にこ「さーて、真姫ちゃんの恥ずかしいエピソード何があったかなぁ〜?」

真姫「ちょっと」

絵里「あ、そういえば前に希に聞いたんだけど」

絵里「真姫ってミューズ入りたての頃、凛と仲良くなりたくて猫じゃらしプレゼントしたことあるんでしょ?」

真姫「!! なんでそのこと!!?」

にこ「そういやにこも穂乃果から聞いたわね、その話」

真姫「ちょっと待って! なんでそんなに広まってるのよ!!?」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:13:17.06 pltk4kDf0
にこ「ほんとかわいいよね〜真姫ちゃんは♪」

真姫「うるさいわよ!」

絵里「あ、にこ! 私真姫の替え歌の話聞きたいわ!」

にこ「え? いいわよ!! 確か他にはねぇ……」

真姫「あーもう!! にこちゃん!!」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 20:14:42.82 pltk4kDf0
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おわり
今日はポッキーでも食べましょうか
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 21:27:59.60 UZYhcSkIO
今度はポッキーのチョコの部分だけ食べそう
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/13(月) 04:39:57.52 bd1CKf01o
柿ピーの柿だけ食べたいのならともかく
ピーだけ食べたいなら最初からピーナッツを買えばいいんじゃないだろうか…

絵里『ラララお弁当』

1 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 12:18:46.30 Rf9JhL1n0

場劇生年三

里絵瀬絢:演主

條東 希:演主

澤矢 こに:演主

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514344725
2 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 12:21:02.70 Rf9JhL1n0

キーンコーンカーンコーン…


「え〜マイクてすマイクてす」


希「只今より、お弁当タイムなり」

にこ「マイクなんてないでしょ?」

絵里「もう、希ったら」フフッ
3 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 12:27:43.99 Rf9JhL1n0

希「お腹へったかー!」オ-ッ 

希「お弁当食べたいかー!」オ-ッ

にこ「あんたね…」

にこ「そんなに食い気ばっか出してると、そのうち色気がなくなるわよ?」

希「…」

にこ「?」

希「にこーっち?」ズズ-ィ

にこ「な、なによっ」

希「お弁当見せて?」

にこ「は?」

絵里「?」

にこ「…」ゴソゴソ 

4 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 12:52:13.11 Rf9JhL1n0

にこ「はい」パカッ

希「お〜♪」ワォ

希「さすがはにこっちやね、いつ見ても可愛くて美味しそ〜」

にこ「ふふ〜ん♪そーでしょそーでしょ?」

にこ「なんてったってこの私が手間ひま掛けて作ったお弁当だからね!」フンスッ

希「あむっ」パクッ

絵里「あ」

にこ「愛情も栄養もたっぷり入ったこの…」

希「〜♪」ムグムグ


にこ「…にこ特製……お弁当…」

希「ホント美味しいわ〜」

5 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 13:01:55.68 Rf9JhL1n0

絵里「…」ポカ-ン

希「ごちそうさまー」


にこ「…」

希「ふぅ」


にこ「あ、あんた…」


希「…違うんよ?」
8 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 13:23:26.03 Rf9JhL1n0

希「ウチはただ美味しそうだなーって見てただけなの」

希「そしたら、にこっちの卵焼きが急にウチの口めがけて飛んで来たんよ」

絵里「…」

希「だからウチは口を開けて迎え撃ったの、まさか卵焼きが飛びかかってくるなんて思わなかったからね?」

にこ「…」

希「まぁ?世の中夢と希望とスピリチュアルで出来てるみたいやから?他になにかが飛んで来ても不思議じゃないのかも」

にこ「…絵里」

絵里「な、なに?」
9 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 13:32:47.98 Rf9JhL1n0

希「もしかしたら次はアスパラベーコンが飛んで来るかも知れない」

にこ「希を押さえてちょうだい」

絵里「え?」

希「もしくはチーズちくわかも…」

にこ「両手掴んでて」

絵里「こう?」ニギッ

希「でもパプリカは飛んで来ない様な気が…ん?」

にこ「そう、そのままで」

希「え?」
10 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 13:51:42.47 Rf9JhL1n0

ゴソゴソ

にこ「ん〜これかしら?」

希「あ!ちょ、ちょっとにこっち!」

にこ「…お?」

にこ「はっけ〜ん!」ゴソ~

希「にこっち!?」

カパッ
11 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 14:15:35.72 Rf9JhL1n0

にこ「あらあら東條さん?」

にこ「いつもは割と凝ったお弁当なのに今日はなんだか簡単ですのね〜?」

希「い、いやぁ…今朝はちょっと寝坊してさ…?」

にこ「そうなんですの?じゃあこのバター炒めなんかは冷凍ものですの?」

希「そ、そうですの…」


にこ「は〜むっ」パクッ

希「ああっ!?」
12 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 14:26:33.68 Rf9JhL1n0

にこ「おいひぃでふの〜」

希「ウ、ウチのほうれん草ーっ!!」

にこ「え?なに?」モグモグ

絵里「…」

希「ほうれん草っ!!」

にこ「はぁ?もう結構?」モグモグ

ゴクンッ

にこ「あんた何言ってんの?」

希「〜っ!」
13 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 14:32:30.99 Rf9JhL1n0

絵里「ね、ねぇにこ?なんだか可哀想になって来たわ…もうやめましょ?」

にこ「違うのよ?私はただ美味しそうだなぁって見てたの」

にこ「そしたら勝手に私の口に飛び込んで来たのよ…」


にこ「もう結構がねっ!」

希「うぅ〜っ!!」
14 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 14:35:59.24 Rf9JhL1n0

希「ウチは卵だけやったのに!にこっちは4種類も食べたぁ!」

にこ「はぁ!?」

にこ「なに言ってんのよ!?私バター炒めしか食べてないじゃないの!」

希「違うもん!ほうれん草にコーンにベーコンに人参やもん!」

希「コレで4種類やもん!」

にこ「そーんなこと言ったら私の卵焼きだって卵と砂糖と牛乳と塩が入ってるわよ!!」

にこ「コレで4種類じゃないの!!」

絵里「あ…あのね?二人とも」
15 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 14:38:00.39 Rf9JhL1n0

希「にこっちのは一つやん!卵焼きって言う一個の料理やん!」

にこ「アンタのだってほうれん草のバター炒めって言う一つの料理じゃない!」

絵里「だ、だから」

希「ウチが美味しく食べたんやからそれでいーやん!!」

にこ「もともと私が美味しく食べる予定だったのよ!!」

絵里「〜っっ」
16 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 14:42:11.15 Rf9JhL1n0

希「にこっちが!!」

にこ「あんたが!!」

絵里「ッッッ」

希「にっ!!」

にこ「あっ!!」

絵里「ストォーーーーーーップ!!!!!」


絵里「キリがないわっ!お弁当食べられなくなるからもうやめて!!」

17 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 14:56:54.75 Rf9JhL1n0

にこ「ふん!」

希「いーっだ!」

絵里「てゆーかあと20分しかないじゃないの!?お願いだからもう大人しくして!」

にこ「シュッシュッ!」

希「打つべし!打つべし!」

絵里「だいたい貴方たち卑しいわよ?おかずを一つ食べられたくらいでそんなに目くじら立てる事な…」

にこ「にこにこパーンチ!」スカッ

希「スピリチュアルキーック!」スカッ

絵里「やめなさいっ!!」グイッ

にこ「ぐぇっ」

希「うぎゅっ」

絵里「もう!」
18 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 14:59:33.80 Rf9JhL1n0

絵里「…お互いおかずを交換したと思えばそれでいいでしょ?そうすれば何も問題ないじゃないのよ」

にこ「…あ」

希「?」

絵里「それと、この際だから言うけど…」

絵里「貴方たちはもう少し落ち着きを持ちなさい!」

にこ「…」コソコソ

希「あ」
19 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 15:04:02.45 Rf9JhL1n0

絵里「海未や真姫なんかを見てみなさいよ?あの二人はいつだって取り乱したりしないじゃないの」メヲトジテ

にこ「…」ゴソゴソ

希「…」カパッ

絵里「私だって、おかずを一つ取られたくらいで一々取り乱したりなんかしないわよ?」マワリヲミナイ

にこ「…意外とおいひいわね」モグモグ

希「うんうん」モグモグ

絵里「いえ…むしろ自分の手料理を食べて貰えて嬉しいくらいだわ」ポンコツ

希「じゃあもう一個食べよう」

にこ「タコさん食べましょう」
20 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 15:08:27.55 Rf9JhL1n0

絵里「だからね?後で私のオカズも少し分けてあげるから」チラッ

希「あーっ」

にこ「あーん」

絵里「貴方たちも…」

にこ「あむっ」

希「ほむっ」

絵里「お互い…にって…」

にこ「…?」モグモグ

希「〜♪」モグモグ

絵里「……」


絵里「ちょっと」
21 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 15:16:40.30 Rf9JhL1n0

にこ・希『っ』ゴクンッ

にこ「え?」

希「なに?」

絵里「今、なに食べたの…?」

にこ「絵里のお弁当」

希「えりちのおかず」

絵里「へぇ…」

にこ「意外と美味しかったわ」

希「えりち嬉しい?」

絵里「……ふっ」スッ


「私のおかず返しなさい!!」

「なによ!食べて貰って嬉しいんでしょ!」

「落ち着き持たなあかんよ?」

「ふざけんじゃないわよぉ!!」

キーンコーンカーンコーン…


絵里・希・にこ『あっ!!?』

22 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 15:25:06.36 Rf9JhL1n0


〜放課後〜


凛「ふんふふんふふ〜ん♪」

凛「お?もう誰か来てるみたいだにゃ〜」

凛「ん〜?」コソ

23 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 15:31:50.10 Rf9JhL1n0

「全く…コレじゃただのおバカ三人組じゃないのよっ」

「あんたは昔からおバカだったじゃない?」

「…もう一回言ってみなさい」

「賢い可愛いの座は頂くわね?」

「絶対あげない!!」

「あ〜残念ながらそれはもうウチの物なんよ〜」

「あげないからっ!!」

「いいから早く食べましょ?」

「ホ〜ント、えりちは昔から変わらんね〜」

「…ふん!」


ガチャ

凛「お疲れにゃー!」
24 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 15:47:04.11 Rf9JhL1n0

にこ「!」モグモグ

希「…っ」ゴクッ

絵里「お、お疲れさま」カチャ

凛「あれー?三人とも今お昼なの?」

絵里「あはは…」

希「そうなんよ〜」

にこ「誰かさんのせいでね〜」

絵里「どの口が言ってるの!?」

希「このくち〜」イ-ッ

絵里「〜っ」

にこ「ほらほら落ち着きなさい?取り乱したらダメよ?」

絵里「……」

ヒョイ
25 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 15:50:26.67 Rf9JhL1n0

にこ「ああっ!?」

絵里「ごめんなはいね?いこ、わたひひょっと取い乱ひひゃったわ」モグモグ

にこ「このおバカッ!!」

にこ「アスパラベーコンはメインだったのにぃ!!」

絵里「タコさんウィンナーもメインだったのよ!!」

希「はむっ」パクッ

絵里「ちょっと!?私の分無くなっちゃうからもうやめて!!」

希「美味しいわ〜♪」
26 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 15:55:04.19 Rf9JhL1n0

にこ「…ねぇ?絵里」

絵里「なによ!」

にこ「希はまだ一つしか食べられてないわよ?」

希「ふむふむ」モグモグ

絵里「…ふ〜ん?それじゃ美味しく食べてあげなくちゃ…」

絵里「ね!」スッ

希「あ!?」

にこ「その唐翌揚げ…中々美味しそうね?」

凛「わーい!凛も食べるー!」

希「ちょ、ちょっと待って!」

27 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 16:03:03.18 Rf9JhL1n0

ガチャ


真姫「お疲れ」

海未「お疲れさまです」

穂乃果「おつかれー!」


穂乃果「…お?」


28 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 16:14:25.99 Rf9JhL1n0

希「待って待って!ウチのもうそんなにないから!」

絵里「私のだってそんなになかったわよ!」

凛「ブロッコリーおいひぃ♪」

にこ「そもそも最初に食べたのあんたでしょーが!!」

希「だから勝手にウチの口に飛び込んで来たんやってば!!」

絵里「まだ言うわけ!?」


穂乃果「……」

真姫「なんなの?これ」

海未「さぁ…」
29 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 16:35:37.26 Rf9JhL1n0

穂乃果「ん〜?みんな今お昼食べてるの?」

真姫「いえ、凛はちゃんと昼に食べてたわ」

海未「じゃあ絵里たち三年生だけですか」

穂乃果「忙しかったのかな?」

ガチャ

ことり「おつかれさま〜」

花陽「おつかれさまです」

真姫「あら、二人ともお疲れ様」
30 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 16:50:45.94 Rf9JhL1n0

ことり「…絵里ちゃんたち、お弁当食べてるの?」

海未「はい、どうやら忙しかった様ですね」

花陽「あれ?凛ちゃんも食べてるみたいだけど…」

真姫「凛はただ混ざってるだけよ」

穂乃果「あ〜なんか穂乃果もお腹減ってきちゃったな〜」

海未「貴方はさっき食べたばっかりでしょう!?」

穂乃果「だっていい匂いするんだもん!」

花陽「あ、あのね?穂乃果ちゃん」

穂乃果「なに?」
31 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 16:55:17.72 Rf9JhL1n0

花陽「実は今日お菓子持って来たの、良かったら…」

穂乃果「ホントに!?食べるっ!」

ことり「私もお菓子あるからみんなで食べよ?」

凛「そうするにゃ!」ヒョコ

真姫「あんたはさっきブロッコリー食べてたでしょ!」

凛「お菓子は別腹にゃー♪」

真姫「最終的に行き着く場所は同じよ」
32 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 17:09:46.78 Rf9JhL1n0

絵里「あーもー!半分以上なくなっちゃったじゃないのっ!」

にこ「もうやめましょ…また食べられなくなるわ」

希「あ、みんなお疲れさま!」

海未「お疲れ様です」

絵里「ご、ごめんなさいね?今食べてしまうから」

海未「いえ、気にしないで下さい」

穂乃果「穂乃果たちも一緒に食べていい?」

希「もちろんやって」

希「ウチらだけで食べてるのもなんか気まずいから助かるわ〜」

にこ「そーそー!どーせだからあんた達も一緒に食べましょ?」

凛「次は何にしよっかな〜?」
33 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 17:17:32.04 Rf9JhL1n0

海未「貴方たち、こんな時間に食べたら太りますよ?」

ことり「はい、海未ちゃん?」

海未「え?」

ことり「あ〜ん」

海未「う、わ…私はその…」

ことり「あ〜ん」

海未「あ、あ〜ん//」パクッ

海未「っ…おいひぃ…」モムモム

ことり「うふふ♪」
34 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 17:21:24.98 Rf9JhL1n0

真姫「あんた達、これから練習あるのよ?」

真姫「今食べたりなんかしたら…」

にこ「真姫ちゃんもあ〜ん♪」

真姫「ちょっ!」

真姫「わ、私はそんな子供みたいな真似…」

にこ「プチトマトだよ〜?」

真姫「しょ、しょーがないわね!早く出しなさい?」ア-ン

にこ「もう目の前にこ〜♪」
35 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 17:47:16.84 Rf9JhL1n0

凛「かよちんはなに持って来たの?」

花陽「え〜っと…確かチョコと…あ」

花陽「ハッピーターンもあるよ?」

凛「ハッピーターン!?食べたい!」

花陽「ちょっと待ってね?」ガサガサ

凛「えへへ〜ハッピーハッピー♪」

花陽「うふふ♪はいどうぞ」

凛「ハッピ…え?」

凛「これって…」

花陽「あ!」


凛「キャットフード…だよね?」
37 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 18:01:07.00 Rf9JhL1n0

花陽「はわわわ!ちち、違うんだよ!?コレは…っ」

凛「確かに猫っぽいってよく言われるけどさ…」

花陽「違うの凛ちゃん!コレは近所の猫さんにあげようと思って持って来たものなの!」

凛「凛も…近所…」

花陽「凛ちゃん!?」

凛「…お皿持ってくるね」

花陽「だから違うんだってばー!!」


真姫「卑屈過ぎるわ」モグモグ

にこ「なに?コント?」モグモグ
38 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 18:19:01.93 Rf9JhL1n0

絵里「…ふぅ」

絵里「ごちそうさま」

希「ごちそうさま〜」

にこ「ごちそうさまでした」

希「いや〜こんなに騒ぎながら食べたの初めてかも!」

にこ「てゆーか、昼と放課後に分けて食べたのも初めてだわ」

穂乃果「え?三人ともお昼出来なかったから食べてたんじゃないの?」

にこ「違うわよ、昼間食べようと思ったら絵里に邪魔されてさ?」

穂乃果「そうなの?」

絵里「違う」

希「えりちがあんまり寂しがるもんだから、ウチとにこっちであやしてたんよ〜」

にこ「そうなのよ〜」

凛「なのよ〜」

絵里「貴方たち…」
39 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 18:25:31.80 Rf9JhL1n0

絵里「あんまり嘘ばっかり付いてると髪の毛左右に引っ張るからね?」

にこ「どーゆー脅しよ?それ」

絵里「知らないの?ツインテールを左右に引っ張ると頭割れちゃうのよ?」

花陽「ひぃ!?」

海未「…」

真姫「…」

にこ「ぅ…うそでしょ?」

絵里「試しに引っ張ってみる?きっとスイカみたいに」

『絵里』
40 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 18:40:23.05 Rf9JhL1n0

絵里「は、はい?」

真姫「なんで今そう言う話するワケ?」

絵里「え…だ、だって!」

海未「食後に相応しくない話題は控えて下さい」

絵里「あぅ…ごめんなさい…」

希「まぁまぁ、そう落ちこまんと」

凛「気にしたらダメやで?」

絵里「うるさいうるさい!!」


にこ「…」

ことり「にこちゃん髪下ろしちゃったの?」

にこ「…そうよ」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 18:51:11.36 yyyjNrGeO
なぜ信じるw
42 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 18:53:25.17 Rf9JhL1n0

穂乃果「あーお腹いっぱい!」

海未「はい、それでは屋上に」

穂乃果「おやすみなさい!」

海未「…」スッ

穂乃果「じょ、冗談だから!お願いだから振りかぶんないで!」

海未「さぁ穂乃果…」

海未「右手か左手、好きな方を選びなさい」

穂乃果「どっちもヤダ!!」

ことり「う、海未ちゃん落ち着いて?」

海未「私は至って冷静です」

穂乃果「もう!分かったよ!」

海未「早くしてください」

穂乃果「着替えますよーだ!」ベ-ッ

海未「…一発くらい入れておけば良かったですかね」スッ

穂乃果「!?」

穂乃果「き、着替えます!すぐ着替えますから!」

海未「ハリアップです」

ことり「あはは…」
43 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 19:01:45.43 Rf9JhL1n0

花陽「り、凛ちゃん?」

凛「なぁに?」

花陽「さっきの本当に違うからね?」

凛「!」

凛「うん…大丈夫…」

凛「凛はかよちんの飼い猫だから…」

花陽「凛ちゃ〜んっ!」

真姫「凛、あんまり花陽をいじめるんじゃ無いわよ?」

凛「えへへ、冗談にゃ!」

花陽「やめてよも〜!」

真姫「ほら、行くわよ?」

凛「は〜い!」
44 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 19:18:26.70 Rf9JhL1n0

絵里「なんで私ばっかり…だいたいにこと希が悪いんじゃないのよ…」ブツブツ

にこ「あんたもしつっこいわねー」

絵里「そもそもにこが先に始めた事じゃないのよ!」

にこ「希が始めたんじゃない!あんた一緒に見てたでしょ!?」

希「だぁから!勝手に飛び込んで来たって言ってるやん!?」

絵里「何回繰り返すつもりなの!?」

真姫「よく飽きないわね、そのやり取り」

真姫「お笑いコンテストにでも出るの?」

絵里・希・にこ『出ないからっ!!!』

真姫「?ぇえぇぇ…」
45 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 19:21:59.28 Rf9JhL1n0

海未「準備はいいですか?行きますよ?」

穂乃果「ほいほい!オッケーです!」

ことり「うふふ♪」

花陽「私も大丈夫です!」

穂乃果「そんじゃれっつらごーっ!」

凛「ゴー!」

絵里「にこっ!!」

にこ「のぞっ!!」

希「ジャンピンエッグ!!」

海未「行きますよ!!!」ガチャ

バタンッ
49 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 19:57:52.63 Rf9JhL1n0


〜翌日〜


絵里「おっべんとおっべんとラララ〜ララ〜♪」

絵里「今日は少〜し奮発した〜エリチカ特製おっべんと〜♪」

絵里「エリチカちゃんの〜チッチカお弁当開き〜♪」カチッ

50 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 20:00:00.36 Rf9JhL1n0

カパッ

絵里「…あれ?」

絵里「なんか……少ない…?」


絵里「………」






絵里「ハッ!?」バッ


にこ「っ!?」モグッ

希「〜♪」モグモグ
51 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 20:23:02.48 Rf9JhL1n0

絵里「あ…あなたたちぃいいっ!!」

にこ「ふむ!ふももん(希!逃げるわよ!)」モゴモゴ

希「ももんが(がってん!)」モゴモゴ

ダダッ!

絵里「待ちなさーいっ!!」シュタッ

にこ「ふもっふ!?(はやっ!?)」

希「にこっこ!(にこっち!)」

ガシッ

絵里「さぁ捕まえたわよ?大人しく貴方達のオカズを差し出しなさい!」
52 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 20:26:43.54 Rf9JhL1n0

にこ「…っ!」ゴックン

にこ「ね、ねぇ?絵里」

絵里「交渉はムダよ?私が要求するのはまずそのハムカツ、それから」

希「おっと、そこまでやで?」

絵里「これ以上駄々を捏ねるのなら日の丸弁当にするわよ?それでもいいの?」

希「まぁまぁ、取り敢えずコレを聞いておくんなまし?」pi!

絵里「…?」
53 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 20:39:07.71 Rf9JhL1n0


『おっべんとおっべんとラララ〜ララ〜♪』

絵里「!?」

『今日は少〜し奮発した〜エリチカ特製おっべんと〜♪』

『エリチカちゃんの〜チッチカお弁当開き〜♪』

pi!

希「ね?」

絵里「消してっ!!!」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 20:41:50.57 YyIlKsF3O
最高にかしこくない
55 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 20:49:04.26 Rf9JhL1n0

にこ「また独特なセンスの歌ね」

希「でしょ?」

絵里「今すぐ消しなさいっ!!」

希「…ウチね?放送部員の子と友達なんよ」

希「この間もウチがリクエストした曲かけて貰ってね?ほんま嬉しかったわ〜」

絵里「あ、あなた…っ!!」

希「この曲もとっても素敵やんね〜?」

希「"リクエスト"しちゃおっかな〜」

絵里「〜っ」

バッ

希「!?」
56 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 20:56:18.51 Rf9JhL1n0

絵里「もし、そんな事したらこの子達の命は無いものと思いなさい?」

希「ウチのカード!!」

絵里「さぁどうするの?消さないなんて言ったら一枚ずつ箸で穴を開けて行くわ」

希「ぐぬぬっ」

絵里「ふふっ」

希「…まだあるんよ?」

絵里「な、なにが?」

希「例えばこんなんとか」pi!

『……』

絵里「え…?なにも聴こえないけど…」
57 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 21:41:37.83 Rf9JhL1n0


『…ふぅ』パタンッ

絵里「っ」


『こんな恋愛素敵だわぁ…』

絵里「!?」


『私もこのヒロインみたいなチューされたいな〜』

『うふふふ〜♪』

にこ「こ、これって…っw」


『ラララチュッチュ♪ティラララチュッチュ♪』

『シャーラララフォーエ』BAN!!!!!!!!!!!!!!

希「ワォ!」

絵里「消せ」

にこ「アーッハッハッハwww!!」

絵里「消しなさいっ!!!」


絵里「東條希っ!!!!!」
58 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 21:47:32.47 Rf9JhL1n0


キーンコーンカーンコーン


絵里「!?」

希「あれま」

にこ「くっくっくっwww」

絵里「あああもうぅっ!!二日連続で何やってるのよぉ!!」

にこ「まーた部室ねぇ」

希「…」ソロォ

絵里「希」ガシッ

希「!?」

絵里「続きは放課後…ね?」

希「あ、あはは…」

59 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 22:09:25.47 Rf9JhL1n0


〜また放課後〜


絵里「信じられない…」

希「?」

にこ「なにが?」

絵里「なにが?ですって…」

ダンッ
60 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 22:31:08.16 Rf9JhL1n0

絵里「二日続けて馬鹿騒ぎしてたお陰で!またお昼にお弁当食べ損なってるのよ!?なんとも思わないの!?」

希「まぁまぁ、こうして放課後食べられてるんやしええやん?」

絵里「いい訳ないでしょ!?」

にこ「うまうま♪」

にこ「ん〜、ちょっと濃い味ね」

絵里「しれっと私の食べてるんじゃないわよっ!!」

にこ「にこ〜♪」

絵里「あ〜もぅ…結局半分も無くなっちゃったじゃない…」

希「まぁ、ウチらの分わけてあげるから大丈夫やって」

絵里「当たり前よ!」
61 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 22:43:40.17 Rf9JhL1n0

絵里「…はぁ」ドテッ

希「どったの?」

絵里「なんか叫び疲れた…」

絵里「もう好きにしてちょうだい…」

にこ「いやぁ、それにしてもさ?」

絵里「なぁに…」

62 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 22:51:32.78 Rf9JhL1n0



にこ「あと何回、こういう事が出来るのかしらね?」


絵里「……は?」


希「…」

63 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 22:58:44.08 Rf9JhL1n0

にこ「だからさ?」

にこ「こうしてる時間も含めて、いい三年間だったと思わない?って」

にこ「まぁ、そう言う話なわけよ」

絵里「……」

希「そうやんね〜」

希「なんたってウチ、オカズの取り合いなんてしたの生まれて初めてやったもん♪」

にこ「私も、部室で誰かとお昼したのなんて本当に久しぶりだったわ」

絵里「…なんなのよ、いきなり」

にこ「ねぇねぇ絵里?」

絵里「なぁに?」

にこ「楽しかったわね」

絵里「……」
64 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 23:16:01.04 Rf9JhL1n0

希「えりちはどうやった?」

希「やっぱりもっと静かに食べたかった?」

絵里「…いえ」

にこ「だとしたら謝るわ」

にこ「お詫びに明日からアンタの分のお弁当も作ってくるから、それで許してちょうだい?」

絵里「違うのよ、私は…」

にこ「…」


絵里「私は…亜里沙と希以外の人に手料理を食べて貰うの、本当に久しぶりだったわ」
65 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/27(水) 23:24:17.45 Rf9JhL1n0

絵里「もちろん、あんなにワイワイ騒ぎながら食べるのもね」

絵里「まるで家族みんなで食事してる時の様な…賑やかでとても楽しい時間だった」

絵里「だから怒ったりもしたけど…全然嫌なんかじゃなかったの」

絵里「…それどころか」

にこ「ならよかった!」

絵里「え?」
66 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 00:09:40.25 hKAbMHhm0

希「うふふふ〜♪」

希「家族やって〜にこっち〜?」

にこ「三姉妹かしら?」

絵里「…それも良いわね」

にこ「なら私が長女かしら?」

希「残念にこっち!もう末っ子枠しか空いてないんよ〜」

絵里「……」

にこ「なんでよっ!!」

希「背の順だからしょうがない」

絵里「本当に…」

にこ「これならどう!?」グンッ

希「それでも低いやん」

絵里「本当に…楽しいなぁ」


絵里「このままずっと、ずーっとこんな日々が続いたら…いいなぁ」

67 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 00:28:22.24 hKAbMHhm0

にこ「ならこう!」グインッ

希「手ェ伸ばしただけやん」

絵里「…」

絵里「もしもね?」

にこ「ん?」

絵里「もし、一年生の頃からこの三人で一緒に居て、なんの諍いもなくみんな仲良く二年間を過ごせて」

にこ「…」

絵里「そして、穂乃果達と出逢って…そのままμ'sを結成していたら…」


絵里「そしたら…今ごろ私たち」

にこ「コレでいいのよ」
68 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 00:31:23.38 hKAbMHhm0

絵里「っ」


絵里「…本当に良かったのかな?」

にこ「勿論よ、当たり前じゃない」

絵里「で、でもね?もし初めから三人仲良くしてたら…」

希「…」

絵里「にこにだって、あんなに冷たく当たったりしなかったし…っ」

にこ「おバカねぇ」

絵里「それに、穂乃果たちにだってあんな酷い態度とったりしなかった筈だもの!」

希「えりち」

絵里「私がもっと、二人と仲良くする努力をしてれば!」


希「絵里」
69 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 00:37:52.76 hKAbMHhm0

絵里「!?」

絵里「な、なに…?」

希「ずっと後悔してたんやね」

絵里「え?」

希「でもさ」


希「ウチら間に合ったやん?」

絵里「…」

希「だからもう、何も悔やむ事なんてないんよ?」

70 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 00:43:20.61 hKAbMHhm0

絵里「…そうかしら」

にこ「全部自分の所為にするのは傲慢だって、アンタ穂乃果にそう言ってたじゃない」

にこ「忘れちゃったの?」

絵里「…ううん、ちゃんと覚えてるわ」

絵里「全部覚えてる」

にこ「あんたはやっぱり賢いわね」

絵里「今となってはホントに…本当にいい思い出ばかりよ」

絵里「だから…絶対に忘れたりなんかしない…っ」

希「え〜りち♪」ギュッ

絵里「の、希…?」
71 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 00:46:46.11 hKAbMHhm0

にこ「絵里」

にこ「いい三年間だったわね」ポンッ

絵里「にこ…っ」

絵里「うん!」

希「ふふ」ナデナデ

絵里「うぅ…なんか考えたら涙出てきた…」グスッ

希「あらま、涙のフライング?」

にこ「♪」チラ

希「?」


希「!」ピコン

72 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 00:54:45.87 hKAbMHhm0

希「さてさて、えりち」

絵里「…え?」

希「もう思い残すことはないかな?」

絵里「思い残すこと?」

にこ「もう心残りはないのかって聞いてるのよ」

絵里「こ、心残りってゆーか…」

絵里「穂乃果達の事は…正直まだ気掛かりではあるけど、それはもうあの子達に全部任せたし…」

希「あの子らなら大丈夫やって」

絵里「そ、そうよね?」

絵里「そう考えれば、もう思い残す事は何もないのかな…?」
73 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 00:58:50.74 hKAbMHhm0

にこ「それなら良かったわ」

絵里「へ?良かった?」

希「じゃあえりち」

絵里「え?」


希「行こっか?」スッ


絵里「い、行く?」


絵里「行くって…何処に?」
74 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 01:09:54.22 hKAbMHhm0

にこ「もちろんあそこよ?」スッ

絵里「へぇ?そ、そら…?」

にこ「だってほら」

にこ「もう迎えが来てるわよ?」

絵里「む、迎え!?」ドキドキ

希「見えるやろ?裸の天使さんが」

絵里「どど、どこ!?どこに!?」

希「ヘッタクソなラッパが聴こえるやん?」

絵里「ぇええっ!!?」

絵里「あ、貴方たち一体何言ってるの!?」
75 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 01:18:21.37 hKAbMHhm0

希「ウチらは争い過ぎたんよ…」ハァ

にこ「ついさっき天罰が下ったの…」ハァ

絵里「天罰!?なんの!?」

希「残念やわ〜」

希「えりちはクォーターさんやから、ウチらとは行き先が違うみたいやで?」

絵里「なによそれぇ!?」

希「そっちのお供え物はピロシキなんだってさ?」

絵里「お、お供え物!?あんな脂っこいの毎日食べなきゃいけないの!?」

絵里「てゆーか死ぬの!!?」

にこ「どーしても復活したいのなら合言葉が必要だけど?」

絵里「ふっかつ……は?」

希「合言葉は"タマゴヤ・キアゲル"やからね?」

絵里「たまごや??」

にこ「辛いものが入ってたらそのまま地獄行きになるから注意しなさい?」

絵里「あの…意味がよく…」
76 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 01:25:34.55 hKAbMHhm0

希「ほらほらえりち!早く唱えんと手遅れになるよ?」

絵里「え!?ちょ、ちょっと!」アセアセ

にこ「ハリアップ!タイムイズごはんよ!」

希「合言葉覚えとる?」

絵里「そ、そんなの覚えてな…」アワアワ

希「モウゼンブ・アゲマースやからね?」

にこ「さん、はいっ」

絵里「も…っ」


絵里「もうぜんぶ!あげまーすっ!!」
77 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 01:33:15.10 hKAbMHhm0

ババッ!!

希「ウチ卵焼きもーらい!!」ガッ

にこ「アンタは大人しくパセリでも食ってなさいよ!!」バシッ

絵里「…」

希「にこっち!箸で突き刺すの反則やからそれぇ!!」ズバッ

にこ「とか言いながら箱ごと持ってこーとすんじゃないわよっ!!」ガブッ

絵里「…ねぇ」

にこ・希『え?』

絵里「お迎えは?」

にこ・希『…』


希「お、お弁当天国へようこそー!」

にこ「にこー♪」

絵里「…」スッ

ゴツンッ!ゴツンッ!

78 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 01:42:04.35 hKAbMHhm0


Ω
にこ「…まぁね?コレで終わりって訳じゃないんだけどね?」

絵里「本当に反省してるの!?」
Ω
希「校内お弁当戦争はこれにて終結ってことで」

絵里「貴方たちはしばらくダイエットでもしてなさい!!」

にこ「次は晩御飯戦争よ!」

希「突撃!絢瀬家の晩御飯!」

絵里「聞いてるの!?」

希「まぁまぁ、これなら卒業なんて関係ないやん?」

絵里「!」

にこ「別に矢澤家でも、もしくは東條家でもいいわよ?」

絵里「…ま、まぁそれなら」
79 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 01:49:54.94 hKAbMHhm0

にこ「わたし個人としては西木野家にも突撃したいんだけどね?」

希「あ〜あそこはヤバそうやんね〜」

にこ「きっとアレよ?とろけるチーズで…フォ…フォ……えっと…」

にこ「…なんだったかしら?」

希「フォンドボ-…」ボソッ

にこ「そう!フォンドボーしてるんだわ!」

絵里「は?」

にこ「ほら、串に刺してトロットロのチーズつけて食べるアレよ」

絵里「…フォンデュのこと?」

にこ「は?」

希「っ」
80 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 02:12:28.25 hKAbMHhm0

絵里「…ぷふっ」


絵里「あははははっ!」

希「うっくっくっくっ!」

にこ「の、のぞみぃ!!?」

希「フォンドボーってwww」

にこ「あんたぁあああ!!」ガォ

希「うひゃぁああw!にこ鬼やーん!」ダッ

ガタッドタンッ

絵里「はぁ…」

絵里「あのね?」
81 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 02:22:54.97 hKAbMHhm0

にこ・希『へ?』

絵里「春になったらさ、みんでお弁当持ってピクニックにでも行きましょ?」

希「おー!それイイやん!」

にこ「ふふん?にこの本気弁当みたらみんな腰抜かすわよ?」

絵里「うふふ、楽しみにしてるわ♪」

希「そんじゃ新しくLINEグループでも作ろっか?」

にこ「なんでよ?」

希「どーせならさ?μ's以外の人もいっぱい誘いたいやん?」

絵里「そうね、亜里沙も連れてってあげたいし、助かるわ」

希「と言うわけでえりち」
82 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 02:32:10.48 hKAbMHhm0

絵里「なに?」

希「グループ名を考えて下さい!」

絵里「え?こう言うのは希の方が得意でしょ?」

希「いや〜ここはえりち独特の感性でズバッと決めて欲しくて」

絵里「そ、そんなに独特かしら?」

にこ「チッチカお弁当開き〜」

絵里「う、うるさい!それは忘れてってばっ!!」
83 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 02:41:09.08 hKAbMHhm0

希「んじゃ何にする?」

絵里「う〜ん……そうねぇ…」

絵里「あ」

にこ「お?」

希「決まった?」

絵里「こんなのどうかしら?」
84 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 02:46:17.29 hKAbMHhm0



絵里「ラララお弁当!」

にこ「Oh…」

希「神よ…」


おわり
85 :◆j2HXy.T1hs 2017/12/28(木) 02:47:10.08 hKAbMHhm0
お粗末様でした。
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/28(木) 08:27:14.45 zwJqbyZRO
独特のノリだな
三年組が楽しそうで良かった

【ラブライブ!】海未「希は、サンタクロースをいつまで信じてましたか?」希「え?」

1 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:13:19.89 zC4XPWx+0
希「そうやね…… 8歳くらいまでかな?」

海未「私、いると思うんです」

希「……何が?」

海未「……サンタクロース」




※これはとある作品のパロディSSです
 元ネタは最後に記載します。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514081599
2 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:14:25.69 zC4XPWx+0
12/22
希「……まさか真姫ちゃん以外にサンタを信じてる子がμ'sにおったなんてなぁ……」

海未「いや私も1回はサンタの正体知りましたよ?」

海未「ですが、おそらく2回目のサンタ期だと思うんですよ」

希「……え? どういうこと?」
3 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:15:21.40 zC4XPWx+0
海未「今から説明しますけど……その前に」

海未「希はどうやってサンタの正体を知ったのですか?」

希「ん?ウチ?せやなぁ……」

希「ウチ、小さいころは親の都合でよく転校しとったんよ」

希「その年もクリスマス終わってすぐくらいに引っ越しすることになって……」

希「そんときのウチも荷物をまとめとったんよ」
4 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:15:55.52 zC4XPWx+0
希「それで押入れに当時お気に入りだったおもちゃを入れてたことを思い出して」

希「押入れをあけたらあったんよ」

希「きらびやかなプレゼントが」

海未「あらら……」
5 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:16:53.23 zC4XPWx+0
希「そんとき両親は」

両親『あれは……ほら、近所の人からお別れの印にってもらったんだ』

希「って言っとったけど」

希「近所の人があんな派手なラッピングされたもんくれるわけないし」

希「……でばれてしまったというわけや」

海未「なかなか甘酸っぱい話ですね……」

海未「私の1回目のサンタ期もそこそこ甘酸っぱいのですが……」

希「1回目? うーんまぁ聞くよ?」
6 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:17:52.93 zC4XPWx+0
海未「『あわてんぼうのサンタクロース』って歌ありますよね?」

希「あぁ、『クリスマス前ーにーやってきた』ってやつやろ?」

海未「うちのサンタクロースは、マイペースなサンタクロースだったんですよ」

希「マイペースねぇ」


海未「年が明けてからくるんです」

希「……せめてクリスマス終わるまでには来よーや……」

海未「じゃあのんびり屋」

希「それでもだいぶ優しい言い方やけどな……」
7 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:18:57.99 zC4XPWx+0
希「そう言えばロシアのクリスマスはそんな感じってエリチが言うとったような……?」

希「海未ちゃん家ってロシアの家系だったりするん?」

海未「いえ、そういうわけではないんですよ」

海未「クリスマスにはお祝いをしますし、イヴには欲しいものを書いて枕元におくんです」

海未「私の場合第3希望まで書きましたけど」

希「え?第3希望? 何で?」
8 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:19:52.72 zC4XPWx+0
海未「私のサンタが言うには……」

園田家サンタ『世の中1番欲しいものが必ず手に入れられる程甘くはないのだ
念のため第3希望まで書いておきなさい』

海未「……と」

希「……まぁよその教育方針には口を挟まんとこう……」

海未「それで1月の4,5日くらいにその3つのいずれかが枕元にあるのがうちのサンタだったんです」

海未「これをおかしいと思いだしたのが小学校2年生くらいですかね」

希「……もっと早くおかしいと思わなかったん……?」
9 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:21:31.50 zC4XPWx+0
海未「私のサンタが言うには……」

園田家サンタ『サンタさんみんながイヴの夜に飛び回ったら空が渋滞するだろう?
だから時期をずらすサンタさんもいるんだ』


海未「……と」

海未「あの頃の私は、そういうものなのかと納得していたんです」

希「純粋ってのは罪やね……」

10 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:23:02.09 zC4XPWx+0
海未「それで小2の頃、サンタさんにゲーム機をもらったんです」

海未「それで当時穂乃果とことりがやってたゲームソフトを買いたいと思いまして」

海未「親がお年玉を預かっていたのでそれをねだりに行ったら……」

海未「遅れてくるサンタ、親が預かるお年玉……」

希「ま、まさか……」



海未「……私のお年玉でプレゼントを買ってたんです……」

希「うわぁ……」
11 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:23:34.99 zC4XPWx+0
海未「それで親は」

海未母『でも余ったお金はちゃんと貯金してるから安心しなさい』

海未「って言ってましたけど」

海未「そういう問題じゃないですよね……」

希「そういう問題やないなぁ……最悪の夢の壊し方やん」
12 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:24:30.49 zC4XPWx+0
海未「……で、何で第3希望まで書かせたか改めて聞いたんです。そしたら」

海未母『3つの中から値段とか手に入りやすさとか考えて一番良さそうなものをえらんでいたんですよ』

海未「……と。これはまあいいでしょう」

海未「ですが、お酒で赤くなってる方のサンタ、何て言ったと思います?」

希「嫌な予感しかせーへんな……」

海未父『これがホントの「三択」ロースという奴だ』

海未「……と」

希「オウフ……」
13 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:25:27.00 zC4XPWx+0
希「……まあ、甘酸っぱくはないな。かなりビターやな」

海未「このせいで一時期サンタどころか親も信じられなくなりまして……」

希「なるほど。 小さいころ耐えがたいサンタショックを経験したせいでサンタの幻覚を見るようになったと」

海未「いえ、そうではありません。 まあ聞いてください」
14 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:26:55.83 zC4XPWx+0
海未「それから数年経って……小5位でしょうか? 穂乃果やことりを家に招いてクリスマスパーティーをするようになったんです」

希「へぇ!!」

海未「穂乃果は和菓子で作ったケーキや焼酎を持ってきたり、ことりはどこで買ったのかやたらきらびやかな電飾を持ってくるんですよ」

希「それめっちゃ楽しそうやん!!」

海未「ですから、その楽しさに惹かれたんじゃないですか? サンタ」

海未「ここ数年クリスマスの朝に枕元に置いてあるんです」

海未「プレゼントが」
15 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:28:04.41 zC4XPWx+0
希「……それはあれちゃう?」

希「親御さんが罪の意識からこっそり罪滅ぼししてるとか」

海未「それはないです」キッパリ

海未「二人とも焼酎を飲んで私より先に寝ているんですもの」

海未「完 璧 に」
16 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:28:34.23 zC4XPWx+0
希「うーん、じゃあ外部委託とか?」

海未「はい?」

希「実はウチ、サンタクロース経験者なんよ」

海未「……どういうことですか?」
17 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:30:11.55 zC4XPWx+0
希「ウチ、にこっちに妹たちのサンタ頼まれたことがあって」

海未「ああ外部委託ってそういう意味ですか」

希「自分で言うのもなんやけど、ウチのサンタっぷりは見事やったよ?」

1.にこっちから妹たちの欲しいものを聞く

2.プレゼントを用意する

3.にこっちが開けてくれたドアから侵入

4.物音をたてて妹たちを起こす

5.慌てる新米サンタのウチ

6.お姉ちゃんたちには内緒やで?

希「ここまでが全部演出や」

海未「思いのほかエンターテイナーですね」
18 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:30:57.52 zC4XPWx+0
海未「さぞ喜んだでしょう。何をあげたんです?」

希「去年はアレやな。指紋採取キット」

海未「ずいぶんシブイですね」

希「なんでも刑事ドラマの鑑識が好きらしくて」

海未「あとよく手に入りましたね」

希「最近はネットで調べたら色々出てくるからなー」
19 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:31:30.70 zC4XPWx+0
希「……まぁそういうわけで、親御さんが寝てても外部のサンタさんが届けてくれたんちゃう?」

海未「ウーム、その可能性もないと思いますよ?」

海未「だって毎年欲しいものが来るんですよ?」

海未「私の欲しいものが両親にわかるとは思えません」

希「いや娘の欲しいものならだいたいわかるんちゃう?」
20 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:32:15.14 zC4XPWx+0
海未「では去年何が届いたかわかりますか?」

希「ウーン…… あ」

希「穂乃果ちゃんが前に海未ちゃんはイソギンチャクが好きって言うとったな」

希「だから、イソギンチャクのぬいぐるみとか」

海未「[たぬき]秘密道具大事典です」

希「そらわからんわ! 女子高生が欲しいものランキングベスト1000でもランクインせんわ!」

21 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:33:47.18 zC4XPWx+0
海未「でしょう?」

海未「毎年『欲しいけどわざわざ買うほどのものでもない』というものが届くんですよ」

海未「この心得方は、サンタ以外ありえないでしょう?」

希「まあそのチョイスを当てるんはスピリチュアルかもしれんな……」


海未「後、私の部屋の前の床って結構軋むんです」

海未「夜中にそんな物音を建てて侵入する者がいたら、私も気付くと思うんです」

希(合宿のとき枕直撃するまで熟睡しとった人がよく言うわ……)
22 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:36:13.59 zC4XPWx+0
希「じゃあサンタが来るまで起きとくって言うのは?」

海未「頑張ってみましたが……どうにも眠気に勝てなくて」

希「お子様かい!!」

海未「だから去年は押し入れにビデオカメラを仕込んだんです」

希「真っ暗で撮れてへんかったってオチじゃあ……?」

23 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:37:20.95 zC4XPWx+0
海未「いえ、それが朝起きたらビデオカメラが枕元に移動してまして」

海未「それといつもはないメッセージカードが入ってまして、中を開けたら……」





サンタさんはキミをみているよ





海未「と……」
24 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:38:14.90 zC4XPWx+0
希「イヤイヤイヤちょっと待ち! 怖い話になっとるやん!?」

海未「それとビデオカメラには私の寝顔が数十秒」

希「いやちょっと待ち!? 警察に連絡し!!」

希「ということはアレなん?」

希「去年の枕元には秘密道具事典と恐怖のバリューセットなん!?」

希「混沌としすぎやろ!!」
25 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:38:43.09 zC4XPWx+0
海未「事を大きく考えすぎですよ」

海未「サンタさんはいい子にしてないと来ないっていいますし、このくらいお見通しということではないですか?」

希「女子高生を恐怖のどん底に陥れるやつをウチはサンタと認めんで!!」
26 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:40:30.27 zC4XPWx+0
希「……よし、こうしよう」

希「今年のクリスマスはウチが海未ちゃんの家に泊まる」

希「そんでそのサンタ捕まえよう」

希「なんなら、穂乃果ちゃんやことりちゃんとやっとるクリスマスパーティーに混ぜてくれてもええんやで?」
27 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:41:44.52 zC4XPWx+0
海未「え?……いいですよ別に」

海未「というか今年はにこの妹にプレゼントを届けなくてよいのですか?」

希「ええんよ。この前ウチがサンタってばれたから」

希「前にμ'sの皆でにこっちの家に行ったことあったやろ?」

希「あのときついたウチの指紋とサンタの指紋が一致したらしくて」

海未「プレゼント滅茶苦茶活用されてるじゃないですか!?」
28 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:42:50.54 zC4XPWx+0
希「というわけで今年は海未ちゃんの家でサンタ狩りな」

海未「すみません、今年は予定があるので……」





希「……え?」





希「イヴに、予定……?」
29 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:43:55.32 zC4XPWx+0
希「海未ちゃん、まさか……?」

海未「はい……」







希「はぁぁぁぁぁぁ!?!?!? ホンマに!?」



希「相手は一体誰や!?」



海未「……穂乃果……です……」
30 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:44:50.91 zC4XPWx+0
希「そういう関係になったんやったら、言うてくれたらよかったのに」

海未「は、恥ずかしいじゃないですか///」

希「一体いつから?」

海未「今年の秋からです……」

希「ほーん、じゃあ今年は友達としてじゃなくて?恋人として初のクリスマスイヴを?」

海未「まあ、そうなりますね……」
31 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:46:17.27 zC4XPWx+0
希「ごめんなぁ」

希「今μ'sの一員として祝福したい天使のウチと」

希「ウチより先に結ばれてることに嫉妬してる悪魔のウチがおんねん」

希「今悪魔のウチが平手を挙げようとしたところで、第2ラウンドのゴングが鳴る」

キーンコーンカーンコーン

海未「それでは悪魔の希が勝つ前に私は退散しますね」スタスタ



希「……今年も海未ちゃんの家にサンタ行かへんかな……?」
32 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:47:37.73 zC4XPWx+0
12/25
希「それで? 今年はサンタさん来たん?」

海未「いやぁ空気を読んでくださったみたいで、今年は来ませんでした」

希「チッ」


希「で?空気読んで来んかったって?」

希「一体ナニをしとったん? なぁ?」

海未「そ、それは…… 言えません! 破廉恥です///」

希「はぁぁぁぁぁ…… リア充サンシャイン!!」
33 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:49:05.33 zC4XPWx+0
海未「サンタさんは来ませんでしたけど、プレゼントはもらいましたよ」

穂乃果『今年は私がクリスマスプレゼントだねっ♡』

海未「ですって///」

希「おっとそれ以上ノロケるのは止めとき」

希「ウチが返り血でサンタになるのを見たくなかったら、やけど」
34 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:50:38.94 zC4XPWx+0
希「……はぁ、もうええわ」

海未「?」

希「ほら、あそこ。 穂乃果ちゃんが手を振っとるで」

海未「本当ですね。私を呼んでいるんでしょうか?」

希「早う行きや。これ以上ラブコメの波動を浴びとったら悲しくなってくる」

海未「それでは希、また後で」スタスタ





海未「今年は最高のプレゼントをもらいました!!」

海未「サンタなんていらなかったんです!!」
35 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:51:53.01 zC4XPWx+0
希「サンタがおるかもとか言うとった子が、なんでああなるんや?」

希「穂乃果ちゃん、海未ちゃんがサンタ信じとったって聞いたら幻滅せーへんかな?」

希「来年はウチもサンタさんにエリチプレゼントしてもらおうかな?」

希「……アホらし」



穂乃果『今年は私がクリスマスプレゼントだねっ♡』

希「……穂乃果ちゃんならいいそうやなぁ、そんなせりf……」
36 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:53:05.73 zC4XPWx+0
海未『穂乃果やことりを家に招いてクリスマスパーティーをするようになったんです』

海未『ここ数年クリスマスの朝に枕元に置いてあるんです』

海未『プレゼントが』

海未『穂乃果は和菓子で作ったケーキや焼酎を持ってきたり』

海未『二人とも焼酎を飲んで私より先に寝ているんですもの』

海未『頑張ってみましたが……どうにも眠気に勝てなくて』

穂乃果『今年は私がクリスマスプレゼントだねっ♡』

穂乃果『今年は私が』

穂乃果『今年「は」』



希「……」
37 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:56:24.36 zC4XPWx+0
希「イヤイヤイヤ、まさかね」

希「サンタの存在よりよっぽどアホらしいわ」

希「何年も調べ上げてプレゼント用意して、サンタのマネごとを?」

希「そんなんよっぽどの、よっぽどの……」

希「ん?」


希が靴箱を開けると、メッセージカードが入っていた。

そこにはこう書かれていた……





サンタさんはキミをみているよ

38 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:57:50.63 zC4XPWx+0
prrrrrrr
希「もしもしにこっち?ウチやけど」

希「こころちゃんがおったら変わって欲しいんやけど」



希「もしもしこころちゃん?」

希「そうそうニセサンタのお姉ちゃんやけど」

希「あの、さ……」

希「もう一遍ニセサンタ、暴いてみたくない?」
39 :1 ◆Lg3srDrmXEgU 2017/12/24(日) 11:59:29.67 zC4XPWx+0
終わり

偉大なる元ネタ様→http://www.nicovideo.jp/watch/sm25225868

HTML化以来出しておきますね

真姫「希がにこちゃんのパートナー」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 22:01:14.19 9NfNetO7O
絵里「と言う事で今回はまずにこと真姫の二人で出て貰いたいんだけど」

真姫「え?私とにこちゃん?」

にこ「にこの真姫の二人で?」

穂乃果「へ〜真姫ちゃんとにこちゃんか〜。うん、いいと思う」

凛「いいにゃ、いいにゃ。似た者同士でお似合いにゃ〜」

真姫、にこ「似てないわよ!」

凛「そう言う所にゃ〜」

絵里「二人はどう?」

真姫「まあ…」

にこ「いいけど…」

絵里「そう。じゃあ、決定ね?で、その次の曲なんだけど…」

真姫「……」

にこ「……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1509195674
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 22:13:46.25 9NfNetO7O
にこ「で?どうすんのよ?」

真姫「どうするって?」

にこ「私と真姫の二人で歌うって言ったって曲も決まってないじゃない」

真姫「そうね。幸いまだ時間はあるんだし新しく作るって手もあるけど…って言うかそうじゃなきゃ二人でやる意味ないし」

にこ「それじゃあ…」

真姫「嫌よ。私も歌うんだから」

にこ「まだ何も言ってないんですけど」

真姫「曲は私が作れば良いけど…」

にこ「そうね。問題は作詞なのよね。だから私の作曲したにこにーにこちゃんを」

真姫「だから嫌だってば」

にこ「あっそ。じゃあ、どうすんのよ?」

真姫「二人で一から作曲するしかないじゃない」

にこ「まっ、そうなるわね」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 22:34:16.73 9NfNetO7O
真姫「私とにこちゃんが歌う曲…」

にこ「別に共通点がある訳でもないし好みも全然違うのよね」

真姫「そうね」

にこ「二年生組とか凛と花陽みたいに共有する思い出があったりする訳でもないしね」

真姫「まあ……そうね…」

にこ「まっ、でも。あんたと二人で歌うって言うのも面白いかもね。いきなり曲を作るって言っても無理だろうしいったん家に持ち帰って各々考えをまとめてきましょう」

真姫「ええ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 22:57:12.05 9NfNetO7O
真姫「はあ…。まったく。私とにこちゃんだなんて…絵里も何を考えてるんだか…」

凛「え〜、凛は本当に良いと思うけどなぁ。ね?」

花陽「うん。私も凄く盛り上がると思う」

真姫「そうかしら?」

にこ『あんたと二人で歌うって言うのも面白いかもね』

真姫「まあ……面倒だけどやるだけやってみるわ」

凛「きっとあれはやる気満々だと思うよ?」

花陽「うん、そうだね」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 23:18:03.42 9NfNetO7O
〜別の日〜

にこ「もっと王道路線で行くべきよ」

真姫「それは他のユニットでやるべきじゃない?」

にこ「いいえ、そんな事ないわ。ここは絶対に王道の方がいいの」

真姫「どうして?根拠はあるの?」

にこ「それは…」

真姫「にこちゃんが好きって言うだけでしょ?」

にこ「そうよ?その通りよ。それの何が悪いの?」

真姫「別に悪いとは言ってないわよ」

海未「なかなか難航してる様ですね」

穂乃果「まあ、良いんじゃないかな?こう…研鑽しあっていい曲が出来るんだよ。きっと…」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/28(土) 23:43:31.83 9NfNetO7O
絵里「どう?二人の様子は?」

穂乃果「絵里ちゃん!」

海未「どうもこうも…」

真姫「じゃあ、せめて」

にこ「ダメよ。そこは譲れないわ」

海未「あんな感じです」

絵里「なるほどね。二人のライブに対する気持ちが妥協を許さないのね」

海未「だと良いのですが」

絵里「大丈夫よ。あの二人なら。さあ、私達も自分の持ち場に戻りましょう」

海未「ええ。そうですね」

穂乃果「………」

海未「穂乃果?どうしたのですか?まだ何かありますか?」

穂乃果「うん…まあ…たいした事じゃないんだけどね」

海未「真姫とにこの事ですか?」

穂乃果「ううん。絵里ちゃん、制服のボタンを掛け違えてるよ?」

絵里「え?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 00:41:16.68 3Gm9NdqwO
真姫「はあ…もう、全然ダメ」

花陽「そうなの?」

真姫「ええ。にこちゃんと意見も全然合わないし」

凛「にこちゃんも拘り強いもんね」

真姫「そうなのよ。にこちゃんたら全然引かないし」

凛「それはお互い様じゃないのかな?」

真姫「そんな事ないわよ」

凛「ほら」

真姫「なっ…と、とにかく大変なのよ」

凛「そっか。確かににこちゃんは見栄っ張りだし拘り強いしその上素直じゃないし。真姫ちゃんも大変だね」

真姫「べ、別にそこまで言ってないでしょ。そ、それじゃあ私はこっちだから」

凛「……真姫ちゃんも素直じゃないよね?」

花陽「うん。そうだね」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 00:48:43.97 3Gm9NdqwO
〜さらに別の日〜

にこ「だから…そこの部分は変えた方がいいわよ」

真姫「ダメよ。絶対にここは変えたくないの。にこちゃん全然分かってない」

にこ「はあ?何ですって?」




海未「この光景を数日前にも見た様な気がするのですが…本当に大丈夫なのですか?」

絵里「大丈夫…のはずなんだけど…組み合わせ間違えたかしら…」

海未「不安になる様な事言わないで下さい」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 00:52:51.60 3Gm9NdqwO
絵里「はあ…組み合わせ間違えたかしら…」

希「ん〜?」

絵里「にこと真姫よ。あの二人なら上手く行くと思ったんだけど」

希「ああ、難航してるみたいやね。でも、大丈夫やと思うよ?」

絵里「そう?」

希「うん。こないだ真姫ちゃんと二人になった時にね」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 01:09:30.09 3Gm9NdqwO
希『にこっちとなかなか意見が合わないんやって?凛ちゃんから聞いたよ?』

真姫『にこちゃんが分かってくれないのよ』

希『そうなん?』

真姫『そうよ。自分の好みばっかり。にこちゃんがアイドルが好きでずっと憧れてた事は知ってるけど…せっかく二人で歌うんだから…私は…』

希『ん?』

真姫『やっぱり、なんでもない。とにかくにこちゃんは勝手なのよ。何が二人で歌うのは面白いかもねよ』

希『ふ〜ん』
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 01:17:46.90 3Gm9NdqwO
希「って言ってたんよ」

絵里「どこが大丈夫なのよ?その話を聞いたら不安になったわよ」

希「そうかな?」

絵里「そうよ。あ〜私の采配ミスだわ。ビビッと来たんだけどなぁ」

希「大丈夫やって。そんな事よりパフェでも食べに行こうよ」

絵里「そんな事って…」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 01:27:29.22 3Gm9NdqwO
〜またまた別の日〜

にこ「だから…はあ…もうなんなのよ」

真姫「にこちゃんの方こそ。全然わかってくれないじゃない。二人で歌う曲なんだから…」

にこ「だからいい曲にする為にもにこは言ってるの」

真姫「だったら」

にこ「なによ?」



海未「あれからちっとも進んでない様ですね…」

ことり「だ、大丈夫かな?」

穂乃果「ちょっと心配だね…」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 01:31:01.50 3Gm9NdqwO
にこ「だいたい、あんたはねぇ」

真姫「何よ?」


ことり「なんか喧嘩になりそうな…」

穂乃果「って言うか既にもう喧嘩だよ」

海未「ど、どうしましょう?」

絵里「私、止めてくる」

穂乃果「絵里ちゃん」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 01:38:37.41 3Gm9NdqwO
絵里「ちょっと二人とも喧嘩はやめなさい」

真姫「絵里?」

にこ「なによ?別に喧嘩なんてしてないわよ」

絵里「そうは見えなかったわよ?」

真姫「にこちゃんの言う通りよ。別に喧嘩なんてしてないわ」

にこ「そうよ」

絵里「そう言う時ばっかり意見が一致するのね…」

真姫「別に喧嘩なんかしてないけど…」

絵里「けど?」

真姫「にこちゃんが…」

にこ「なによ?私が悪いって言うの?」

真姫「そんな事は言ってないじゃない」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 01:59:34.65 3Gm9NdqwO
にこ「言ったじゃない」

真姫「言ってないわよ」

絵里「ちょっと二人とも」

希「お〜やってるなぁ」

絵里「希…」

にこ「だいたい、あんたは前から何かあると私に突っかかって来て何が気にくわないのよ」

真姫「そんな事…」

にこ「可愛くないのよ、あんたは」

真姫「だったら…」

にこ「何?」

真姫「だったら、他の子とやればいいじゃない。どうせ私は可愛くないわよ」

にこ「あんたねぇ…」

希「いいの?」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 02:12:41.39 3Gm9NdqwO
真姫「え?」

にこ「は?」

絵里「希?」

希「いいの?だったら、にこっちはウチが貰うよ?」

真姫「なっ…」

にこ「え?」

絵里「ちょっと、希?」

希「だって、もうコンビ解消するんやろ?だったらウチがにこっちと二人で歌うよ」

真姫「いや、それは…」

希「ん?どうしたん?やっぱりにこっちは渡したくない?」

真姫「か、勝手にすればいいじゃない。のしつけてくれてやるわよ」

希「じゃあ、決まりやね。えりち?ライブの一曲目はウチとにこっちで行くね?」

絵里「え?う、嘘でしょ?」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 02:33:46.81 3Gm9NdqwO
穂乃果「え?じゃあ、希ちゃんとにこちゃんのコンビで歌うの?」

凛「急な展開にゃ〜」

希「うん。そう言うことやね」

にこ「ちょっと。私はやるなんて一言も」

希「ウチとやるのは…嫌?」

にこ「そ、そんな事は言ってないじゃない」

海未「しかし…真姫はそれでいいのですか?」

花陽「そうだよ。真姫ちゃんだって二人で歌う曲を一生懸命…」

真姫「別に…私はいいのよ…」

希「って本人も言ってる事やし。なー、真姫ちゃん?」

真姫「そうよ…」

花陽「でも…」

絵里「悩んでても仕方ないわ。そうこうしている内にあっという間にライブ本番よ?」

海未「しかし、放っていていいのですか?」

絵里「しょうがないわ。希も何も考えなしにやってる訳じゃないと思うし」

ことり「そうだよね。希ちゃんが酷い事する訳ないよね?」

希「さあ、にこっち?音楽室で二人っきりで曲作りしようか?」

にこ「え?ええ…」

真姫「くっ…」

希「ん?真姫ちゃんどうしたんかな?」

真姫「なんでもないわよ。凛、花陽、行くわよ?」

花陽「え?」

凛「う、うん」

海未「あれ…楽しんでませんか?」

絵里「そんな事はない…と思う…」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 17:47:14.92 3Gm9NdqwO
真姫「はあ」

凛「ねえ、真姫ちゃん?にこちゃんと仲直りしたら?」

真姫「だって…」

凛「勢いで言っちゃっただけなんでしょ?」

真姫「別に…」

凛「本当はにこちゃんとやりたいんでしょ?」

真姫「そんな事は言ってないわ」

花陽「時間が経つとどんどん仲直りしにくくなっちゃうよ?それにライブの練習だってあるんだし」

真姫「……そうね」

花陽「仲直りするの?」

真姫「よ、よくよく考えたらにこちゃんと希じゃあ作詞は出来ても作曲出来ないし。そんなんでライブが台無しになったら最悪だし。それに…」

凛「もう何でもいいから行くにゃ〜」

真姫「わ、分かってるわよ」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 17:53:07.10 3Gm9NdqwO
凛「やっと言ったにゃ」

花陽「仲直り出来るといいね」

凛「大丈夫だよ。勢いで喧嘩しちゃっただけなんだから」

花陽「そうだね」

凛「それにしても真姫ちゃんも大変だね?」

花陽「どうして?」

凛「理由をつけなきゃ仲直りも出来ないんだよ?」

花陽「真姫ちゃんらしいよね?」

凛「そうだね」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 22:50:15.18 3Gm9NdqwO
真姫「にこちゃんなんか私が居なくちゃ曲作りなんて出来ないんだから。そうよ。私が大人になって一言ごめんって言えば…きっと…」



にこ「ちょっと希あんたは何がしたいのよ」

希「何って…にこっちと二人で歌いたいって言ったやん。聞いてなかったの?」


真姫「にこちゃんと希の声だわ」


にこ「聞いてたけど…悪ふざけなんでしょ?」

希「にこっち…まだ気がつかないの?」

にこ「え?」

希「ウチはにこっちの事をずっと……」

にこ「え?え?」

希「ずっと…」

にこ「いや…あの…私は…そんな…女同士だし…そう言う気は…」

希「小さいのに頑張ってて偉いなぁって思ってたんよ?」

にこ「は、はあ?あんたやっぱり馬鹿にして遊んでるだけでしょ?何が小さくてよ!」

希「え〜褒めてるのに〜」

にこ「どこがよ。はあ、あんたの悪ふざけには付き合っていられないから」

希「え〜」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 23:02:11.72 3Gm9NdqwO
にこ「え〜じゃないわよ」

希「にこっち、やっぱり真姫ちゃんと一緒に歌いたいの?」

にこ「そ、それは…」

希「ん?どうなん?戻りたいんやないの?」

ガチャ

真姫「にこちゃん…あの…」

にこ「だ、誰が真姫なんかと。むしろ、せいせいしたわ。まあ、でも真姫の方から」

真姫「にこちゃん…」

希「あっ…真姫ちゃん…」

にこ「え?………真姫?」

真姫「そう…。にこちゃんの気持ちはよくわかったわ」

にこ「ち、違うのよ」

真姫「二人で歌うのが凄く楽みって言ったくせに。」

にこ「いや…そんな事は言ってない」

真姫「もう知らない」

ガチャン

希「あ〜あ」

にこ「あんたのせいでしょ」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/29(日) 23:45:09.02 3Gm9NdqwO
真姫「もう、にこちゃんなんか知らない。勝手にすればいいんだわ」

絵里「あっ、真姫!?」

穂乃果「真姫ちゃん!にこちゃんと仲直りしに行ったんだって?」

真姫「知らないわよ!!!バカ!!!!」

穂乃果「ええ?こ、怖〜。絵里ちゃん…」

絵里「わ、私だって怖いわよ…」

ことり「これは結構深刻だね?」ヒョコ

海未「そうですね。このままだと心配ですね」ヒョコ

絵里「隠れて見てたのね。ズルいわよ」

海未「申し訳ありません」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 00:22:29.24 eUEItaR3O
にこ「どうすんのよ?」

希「何が?」

にこ「何がじゃないわよ。真姫の事よ」

希「ん〜何か問題でもある?だって、にこっちは別に真姫ちゃんと一緒にやりたい訳じゃないんやろ?」

にこ「そ、それは…」

希「だったらええやん」

にこ「でも…」

希「さあ、とりあえずウチらも作業しよう?ウカウカしてたらライブまであっという間よ?」

にこ「う、うん」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 01:28:37.12 eUEItaR3O
〜数日後〜

絵里「と言う事で練習に移りたいと思うんだけど…」

真姫「………」

絵里「あの…それじゃあ…解散で…」

希「さあ、にこっち。ウチらも行こう?」

にこ「え、ええ…」

絵里「ちょっと、希」

希「ん?」

絵里「ちょっと」

希「なあに?」

絵里「なあに?じゃないわよ。いい加減にこを真姫に返してあげなさいよ」

希「そんな事言っても…ウチは実はにこっちの事が…」

絵里「冗談はいいから。もうこっちの身が持たないわよ」

希「だって二人にその気がないんやろ?」

絵里「あのねぇ…あの二人の性格を知ってるでしょ?引っ込みがつかないだけなんだから」

希「ふ〜ん」

絵里「ふ〜んってあなたねぇ…」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 21:27:17.32 /1HGcRYvO
希「さて、始めようか?」

にこ「ええ…」

希「ん?どうしたん?」

にこ「別に…」

希「さっ、曲も大分出来てきたし」

にこ「そうね…」

希「もう。なんなん?やる気ないの?」

にこ「そう言う訳じゃなくて…」

希「はあ…ちょっと出てくるわ」

ガチャ

にこ「え?どこに行くのよ?」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 21:31:51.00 /1HGcRYvO
希「……」

凛「あっ、希ちゃーん」

希「ん?どうしたん?」

凛「そろそろ真姫ちゃんもにこちゃんも可哀想だよ?」

希「何が?」

凛「何がって…意地悪はなしだにゃ」

希「そうやね。そう言えばにこっちも真姫ちゃんと仲直りしたいって言ってたよ?」

凛「本当?」

希「うん」

凛「じゃあ、真姫ちゃんにそう伝えて来るよ」ダッ

希「廊下は走ったらあかんよ」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 21:41:28.84 /1HGcRYvO
海未「真姫?意地を張っていても仕方ありませんよ?」

真姫「別に…意地なんか張ってないわよ」

海未「張ってるじゃないですか。ケンカをしたって何もいい事はありませんよ」

穂乃果「そうだよ。海未ちゃんの言う通りだよ。まあ、海未ちゃん結構怒るけどね」

海未「それはあなたがだらしないからでしょう?」

穂乃果「そんな事ないよ」

海未「そんな事あります。ついこの間だって…」

ことり「ちょっと、二人とも〜」

真姫「……」

凛「真姫ちゃ〜ん」

真姫「凛…」

花陽「凛ちゃん?どうしたの?」

凛「あのね、にこちゃんが真姫ちゃんと仲直りしたいんだって」

真姫「え?で、でも…」

凛「もう、何でもいいから行くにゃ〜」

真姫「え、ええ…」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 22:05:20.15 /1HGcRYvO
ガチャ

希「にこっち?どう?」

にこ「どうって…何がよ?」

希「やる気でた?」

にこ「希…あの…」

希「なあに?」

にこ「やっぱり…やっぱり、私は希と二人では歌えないわ」

希「え?どうして?」

にこ「それは…」

希「真姫ちゃんと歌いたいの?」

にこ「そう。そうよ!私は真姫と二人で歌いたいのよ」

希「ふふっ」

にこ「な、何よ?」

希「やっと素直になったやん」

にこ「ちょっ」かぁぁぁ

希「あ〜あ〜ウチは振られちゃったなぁ。まあ、振られてしまったものはしょうがない」

にこ「希…あんた…」

ガチャ

希「あら?」

真姫「…」

にこ「真姫…」

希「真姫ちゃん居たんやね〜」

にこ「も、もしかして聞こえてた?」

真姫「何がよ?」

にこ「別に…聞こえてないんならいいのよ」

真姫「そう」

希「さてと…ウチはにこっちに振られてしまったから元いた場所にもどるわ」

ガチャ

真姫「希…」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 22:12:31.76 /1HGcRYvO
希「さて」

絵里「希…」

希「えりち?どうしたん?」

絵里「助かったわ」

希「何の事?」

絵里「……さあ?」





にこ「……」

真姫「……」

にこ「その…」

真姫「まだ、完全下校まで時間があるわ」

にこ「え?」

真姫「私と二人で歌いたいんでしょ?」

にこ「なっ、そ、それはあれよ?あくまでライブを成功させる為に」

真姫「はいはい」

にこ「本当なんだからね?」

真姫「分かってるわよ」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 22:16:40.09 /1HGcRYvO
海未「さあ、希が居ない間遅れてしまったので明日から特訓です。厳しく行きます」

凛「え〜」

希「いや、あのな?海未ちゃん?実はウチは真姫ちゃんとにこっちの為に…」

海未「それはそれです。遅れているのは事実なのですから」

凛「最悪にゃ〜」

希「誰かウチの事を助けて」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/30(月) 22:17:08.69 /1HGcRYvO
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/02(木) 19:16:38.72 NblsdYUO
良かった

真姫「美味しいペヤングの食べ方」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 20:16:26.27 m0uHRslXO
穂乃果「はーい。真姫ちゃんこっち、こっち〜」

真姫「なんなのよ?」

穂乃果「いやぁ、実は真姫ちゃんにこないだフランス料理をご馳走になったでしょ?」

前作 フランス料理
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1508939498/

真姫「あ〜…あったわね。それで、なによ?」

穂乃果「だから、今度は穂乃果がお返しに真姫ちゃんにお返ししてあげようと思ってさ」

真姫「別にそんなのいいのに」

穂乃果「多分真姫ちゃん食べた事ないと思うよ〜」

真姫「へ〜。じゃあ、せっかくだし頂こうかしら」

穂乃果「うん。じゃあ、用意してくるね?」





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510053386
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 20:26:50.42 m0uHRslXO
穂乃果「では、用意出来ました」

真姫「これは?」

絵里「インタント食品みたいだけど」

真姫「絵里?居たの?」

絵里「ずっと居たわよ?なんなら、穂乃果よりも早く部室に来てたんだけど」

真姫「そうだったの」

穂乃果「うん。これはね、カップやきそばなんだけど。ペヤングって言うんだよ」

真姫「へ〜。カップやきそば…食べた事ないわ」

穂乃果「だと思ったよ。真姫ちゃんが食べた事なくて美味しい物って何かなって考えた時ペヤングが思い浮かんだんだよね」

絵里「私も食べた事ないわ。カップラーメンならあるけど」

穂乃果「じゃあ、二人とも初心者なんだね?」

真姫「初心者って大袈裟よ」

穂乃果「いや〜そんな事ないと思うよ?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 20:33:40.16 m0uHRslXO
穂乃果「じゃあ、先ずはペヤングを食べるにあたって確認作業があります」

真姫「確認作業?」

穂乃果「うん。先ずは海未ちゃんの有無を確認します」

絵里「海未の有無?」

真姫「日本語として間違ってない?」

絵里「えっと…このペヤングと海未になんの関係があるのかしら?」

穂乃果「ペヤングの容器を見てください」

真姫「容器?」

絵里「ん〜………特に何もないけど」

穂乃果「いや、絵里ちゃん。裏じゃなくて蓋の方だよ」

真姫「あっ、なによこれ」

絵里「え?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 20:43:24.22 m0uHRslXO
穂乃果「気づいた?」

真姫「カロリーが1081kcalってなによ。成人男性の一食分の摂取カロリーを超してるじゃない。って言うか気づいてはいたけど…超大盛りって何よ?これ普通じゃないの?」

絵里「え?本当…穂乃果…あなた…」

穂乃果「そうなの。超大盛りなの。大盛りじゃなくて超大盛り!こんなの食べてる所を海未ちゃんに見つかったら大目玉だよ」

真姫「だから太るのよ」

絵里「またダイエットしたいの?」

穂乃果「大丈夫だよ〜。今日だけだからさ」

真姫「って言うか私、少食なんだけど」

穂乃果「平気だよ。意外とペロッと食べれるからさ。ね?本当に美味しいだからさ」

絵里「まあ、そこまで言うなら。今日だけよ?」

真姫「大丈夫かしら…」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 20:49:08.11 m0uHRslXO
穂乃果「はい。それじゃあ、これからペヤングを作ります」

真姫「え?」

穂乃果「え?何?」

真姫「あ、いや…」

真姫(そっか。カップ麺なんだものね。そのまま食べれないのよね)

穂乃果「真姫ちゃんは作り方なんて知らないでしょ?」

真姫「カップ麺の作り方くらい知ってるわよ。お湯を入れて3分でしょ?」

絵里「流石に今の時代食べた事なくてもそれくらいは知ってるわよね?」

真姫「当然よ」

穂乃果「そっか。じゃあ…作ろうか?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 20:59:21.29 m0uHRslXO
真姫(こんなの簡単よ。容器からビニールを剥がして蓋を開けてお湯を注いで3分待って終わりでしょ?)

絵里「あら?」

真姫(何よ?何かあったの?)

穂乃果「どうしたの?」

絵里「容器を開けたらなんか入ってたんだけど…かやく?かやくって何かしら?後、ソースとふりかけって…中に入れていいの?」

穂乃果「かやくだけね?他のはダメだよ?蓋の所に書いてあるでしょ?」

絵里「あっ、本当だわ。蓋に作り方が書いてあったのね」

真姫(普通気づくでしょ。こんなに目立つ様に書いてあるんだから。絵里って基本しっかりしてるけどたまに抜けてるわよね。まあ、それでも穂乃果や凛に比べたら全然平気だけど)

穂乃果「もうね。穂乃果は一回お湯を入れる前にソースを入れちゃって大変な目にあったんだから」

真姫(やっばり、穂乃果も失敗してるんじゃない)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 21:11:58.35 m0uHRslXO
穂乃果「それでは、かやくを麺の上にドバッと入れちゃって下さい」

真姫(ドバッとって言う程の量でもないけど…)

穂乃果「二人とも入れた?」

絵里「あの…」

穂乃果「今度はどうしたの?」

絵里「この…茶色のは何かしら?」

真姫(確かに…私も思ったわ。まあ、見た感じ肉何でしょうけど。あまり見栄えが良くないわよね)

穂乃果「ふふ〜ん。これはねぇ…」

絵里「これは?」

穂乃果「何だと思う?」

絵里「え?教えてくれないの?」

真姫(何勿体ぶってるのよ。お肉でしょ?それとも違うの?もっと意外な物なの?)

絵里「もしかして…お肉?」

穂乃果「正解!」

真姫(でしょうね。そんな勿体ぶる程の物でもないじゃない。それにしても…もうちょっと形はどうにかならなかっのかしら?)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 21:46:41.76 m0uHRslXO
穂乃果「さあ、かやくを入れたら次はお湯を注ぎます」

絵里「お湯沸かしてないわよ?」

穂乃果「ちゃんと用意してるよ〜。ほら、ポット」

絵里「あら!用意良いわね」

真姫(本当。こういう時ばっかりだけど)

穂乃果「じゃあ、入れてくね?」

ジョ〜

真姫(それにしても…よくよく考えると凄いわよね。麺を乾燥させてお湯さえあれば食べれる様にするなんて。今じゃ当たり前なんだろうけど当時はとても画期的だったはずよね。きっと試行錯誤を繰り返し、失敗もしたでしょうね)

穂乃果「真姫ちゃん?」

真姫(私達の生活はそういった人達によって支えられてるって事を忘れてはダメね)

穂乃果「真姫ちゃんてば。おーい」

真姫「え?あっ…何?」

穂乃果「タイマーセットしたからさ。音が鳴ったらお湯を捨ててね?」

真姫「え、ええ」

絵里「ねえ、穂乃果?あなた…タイマーを2分40秒にセットしたわよね?容器には3分って書いてあるけど?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 21:55:12.51 m0uHRslXO
穂乃果「あ〜うん。それくらいが一番いいんだよ」

絵里「そうなの?」

穂乃果「うん」

真姫「ダメよ」

穂乃果「え?」

真姫「3分間って書いてあったんでしょ?」

絵里「え、ええ」

真姫「それは開発した人が研究に研究を重ねた結果一番美味しく食べれる時間が3分って事になったって事でしょ?開発した人達の努力を無駄にする気?」

絵里「え?ま、真姫?どうしたの?」

穂乃果「いや…あのね?タイマーを2分40秒にしたのには理由があってね?」

真姫「理由?」

穂乃果「お湯を捨てるまでの時間もあるわけでしょ?タイマーを3分にしたらその間も合わせて3分以上掛かっちゃうでしょ?だからそれを考慮して2分40秒にしたんだよ」

真姫「そ、そうだったの?」

穂乃果「うん。それこそ、穂乃果だって何回も研究して2分40秒が一番最適だって発見したんだから」

絵里「なるほど。そういう事だったのね」

穂乃果「うん」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 22:02:25.21 m0uHRslXO
真姫(私は何も知らないのに穂乃果に偉そうにあんな事を言って…考えが浅かった…恥ずかしい)

ピピピピ

穂乃果「あっ、なんて話している」

真姫「え?」

絵里「時間ね?この端の部分を剥がせばいいかしら?」

穂乃果「うん。そうだね。昔はもっとこう…蓋がプラスチックのやつでさ。湯切りが上手くいかなくって麺を流しになんて事もあったんだけどね。今はそんな心配しなくていいんだもんね」

絵里「そうなのね。昔は大変だったんだ」

穂乃果「うん。大変だったよ」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 22:07:22.62 m0uHRslXO
絵里「さて、じゃあ私からお湯を切るわね」

穂乃果「うん」

絵里「よっと…」チョロチョロチョロ

バコン

絵里「キャアア」バサァ

穂乃果「あっ!」

真姫「ああっ!」

絵里「イヤァァァァ。め、麺がぁぁぁぁ」

穂乃果「あちゃ。言い忘れてた。やっちゃったかぁ」

真姫「絵里?大丈夫?火傷してない?」

絵里「私は大丈夫。お湯も被ってないし。でも…麺が…私の麺が…」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 22:10:55.38 8zNloizt0
流し台でのペヤング事故あるある
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 22:15:40.76 m0uHRslXO
穂乃果「やるんだよね、最初は。シンクの音にびっくりして」

絵里「これ…拾って食べる訳にはいかないわよね?女子高生としてアウトよね?」

真姫「絶対にアウトよ」

穂乃果「安心してよ。他の人が来た時の為にもう一個用意してあるからさ」

絵里「で、でも…」

穂乃果「大丈夫。初めてなんだから仕方ないよ。ビギナーズラックなんてそうそう起きるもんじゃない」

絵里「穂乃果…」

真姫「たったの3分。私達もそれくらい待つから」

絵里「真姫…」

穂乃果「一緒に食べよう?」

絵里「ええ」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 22:32:05.98 m0uHRslXO
絵里「待ってて二人とも。すぐに追いつくから」

穂乃果「うん」

真姫「待ってるわ」

〜数分後〜

穂乃果「さあ、やっとここまで来たね。蓋を開けるよ?」

絵里「ええ」

真姫「了解」

穂乃果「わぁ〜このペヤングの麺の独特の匂い。堪らない〜」

真姫(え?そうかしら?そんなに…食欲はそそられないけど…)

絵里「穂乃果?次はどうするの?」

穂乃果「ソース、ふりかけを麺の上にかけてソースが満遍なく行き届くまで掻き混ぜます」

絵里「普通に掛けていいの?」

穂乃果「そうだよ」

真姫「両方ともいっぺんに掛けていいのよね?」

穂乃果「うん。掛けていいんだよ」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 22:46:09.72 oCh03nsO
絶対絵里ちゃんダバァすると思った
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 22:48:08.69 m0uHRslXO
穂乃果「さあ〜掻き混ぜよう!」

絵里「ええ」

穂乃果「簡単でしょ?」

真姫「そうね。凛の得意料理がカップラーメンって言うのも納得ね」

穂乃果「じゃあ、さっそく頂きましょうか?」

絵里「ええ」

真姫「そうね」

穂乃果「頂きます」

絵里、真姫「頂きます」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 23:02:28.79 m0uHRslXO
真姫「……」ツルツル

絵里「……」パクパク

穂乃果「どう?おいしい?」

絵里「ハラショー。凄く美味しいわ。ね?」

真姫「ええ。正直びっくりだわ。実はね…お湯を入れただけでこんな美味しい物が食べれるなんて」

穂乃果「でしょ?でね〜実はね…」

真姫「何よ?」

穂乃果「目玉焼きを持った来てるんだよね」

真姫「目玉焼き?」

穂乃果「うん。この目玉焼き…ちょっと冷えちゃってるけど…目玉焼きをペヤングの上に乗せると……ほら?少し豪華になった感じがするでしょ?」

絵里「ハラショー。確かにお祭りで売ってるやきそばとかって目玉焼きが乗ってる事もあるものね」

穂乃果「そうなの。これがペヤングと合うんだよ。他にも今日は無いけどご飯を入れてそば飯にしても美味しいんだよ。花陽ちゃんに怒られちゃいそうだけどね」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 23:09:35.53 m0uHRslXO
真姫「へ〜そうなの…」

穂乃果「うん」

真姫(穂乃果がそこまでしてくれるのは凄く有難いんだけど…まだ半分しか食べてないのに…結構お腹いっぱいなんだけど…)

穂乃果「いやぁ〜美味しいね〜。ね?」

絵里「え?ええ…そうね…」

真姫(ほら。絵里ももう限界来てるじゃない。やっぱり、普通で十分だったのよ)

穂乃果「あれ?二人とも急に口数が減ったね?」

真姫(どうして穂乃果は平気そうなのかしら?胃袋がでかいのね。きっと…)

穂乃果「もしかして、二人とも…お腹いっぱい?」

絵里「え?」

真姫「う、うん。やっぱり、超大盛りは女の子には無理よ」

穂乃果「穂乃果も女の子なんだけど?」

真姫「穂乃果と花陽は別よ」

穂乃果「え?花陽ちゃんと同じ扱いなの?」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 23:15:42.57 rEY5o5dDO
世間知らずなえりまきかわいい
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 23:16:17.76 m0uHRslXO
穂乃果「そっか…食べられないかぁ」

ガチャ

凛「あれ?なんか凄い匂いがするにゃ〜」

希「三人で仲良くペヤング食べてるやん。ウチらも呼んでくれれば良かったのに」

穂乃果「凛ちゃん、希ちゃん」

真姫「狙ったように現れたわね」

絵里「ちょうど良かったわ。食べきれなかったのよ。二人も食べる?」

凛「え?いいの?ラッキーにゃ」

希「これ超大盛りやん。こんなん食べきれる訳ないやんか」

絵里「穂乃果は食べきったわよ?」

希「え?本当?」

凛「だから太るんだよ」

穂乃果「いや、大丈夫だから」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 23:20:42.95 m0uHRslXO
凛「ん〜美味しいにゃ〜」

希「そうやね。たまに食べるとやっぱり美味しいわ」

穂乃果「うんうん。ペヤングは皆んなを幸せにするね」

真姫「少し大袈裟だけどね」

絵里「でも、美味しかったわ。量さえ間違えなければ」

穂乃果「あはは。そうだね。さっ、後は海未ちゃんにバレないように片付けちゃおう」

凛「え?バレたらまずいの?」

希「まあ、超大盛りはカロリーオーバーやもんね?」

穂乃果「そう言う事」

絵里「全く。今日だけよ?」

穂乃果「はーい」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 23:25:10.43 m0uHRslXO
ガチャ

海未「ごきげんよう」

穂乃果「あっ、海未ちゃん!」

真姫「遅かったわね」

海未「ええ、ちょっと…って何ですか?」

穂乃果「え?」

海未「部室のこの臭いは。あなた達…カップやきそばを食べたでしょう?」

穂乃果「あっ、しまった…換気をするの忘れてた…」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 23:25:45.83 m0uHRslXO
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/07(火) 23:51:06.12 RWyFolUmo
前作に続いておもしろかった
おつおつ
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