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  • 勇者「魔王に勝つには…美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくるしかない!」 [2018年11月10日]
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勇者「魔王に勝つには…美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくるしかない!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 22:59:01.05 J3xdItWRO


女戦士「えっ、なんだって?」


勇者「だーかーら!黒パンストだよ黒パンスト!
魔王の圧倒的な力を現在進行形で目の当たりにしてんだろ!
これもう勝つためには、美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくる他ねぇんだよッ!!」


僧侶「よくわからんが、美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくれば我々の勝機が見えるんだな!
ならば僕が時間を稼ぐ!お前たちはその隙に美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたるんだ!!」


勇者「すまねえ恩に着るぜ僧侶!ここは耐えてくれぇ!」


女戦士「僧侶がそれでいいなら良いんだけど、あの、いやホントにいいの?」


僧侶「僧侶に二言はない!さあ来い魔王!」


魔王「僧侶風情が一人で余の相手とは笑わせよる…!ダークネスカッター!」

ザクザクザクー!
僧侶「ぐわあああああああああ!!?」


勇者 女戦士「「そ、僧侶ォォォオーー!?」」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518011941
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:01:16.87 J3xdItWRO
僧侶「ぼ、僕なら大丈夫…だから今のうちに…!」


勇者「ナイスガッツだぜ僧侶!よし、じゃあ女戦士。パーティで一番俊足なのはお前だ。
だからコンビニまでひとっ走りして黒パンストを買ってきてくれ!」


女戦士「戦闘中よ!?そもそもコンビニなんて何処にあんのさ!?」


魔王「魔王城二階エレベータ降りて右通路すすんで四つ目の角を右にヘルイレブンがあるぞ」


女戦士「ありがとう行ってくるわ!」


魔王「待て女戦士よ。行くならばこの余のポイントカードを持ってゆけ。
会員特典で割引が出来るやも知れぬ。そしてついでに買い物でポイントを貯めてくれ」


僧侶「自らは買い物をすることなく己のポインツを貯めるとは、まさに魔の王たる姑息さだ!」
勇者「貴様に人の心は無いのか…!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:03:19.49 J3xdItWRO
女戦士「はあ…はあ……ダッシュで買ってきたわよ」


勇者「でかした女戦士!………ってオーーイ!
これ80デニールじゃないかーい!」


僧侶「なにか問題でもあるのか?」


勇者「いやー、人にもよるんだけどね。俺としては、も少し薄いデニールのほうが好きなんだわ」


女戦士「何よ!人が買ってきたげた物に文句言わないでよね!」


勇者「それもそうだな。ここはこの黒パンストを美少女に履かせて練乳を塗りたく……」


魔王「させると思うか?」ゴアー!

女戦士(魔王の気が膨れ上がった!?)
僧侶(成る程みすみす僕らの有利なように事は運ばせないか)


魔王「余は40デニールしか認めぬ。絶対にだ!」


勇者「くくく。アンタならそう言ってくれると信じてたぜぁー!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:04:22.33 J3xdItWRO
勇者「と、言うわけだ。もうひとっ走りしてきてくれ」


女戦士「はあああー??私さっき猛ダッシュしたの!疲れたの!
次は勇者が行く番でしょー!」


勇者「駄目だ!男の俺が黒パンスト買うなんて、考えただけで恥ずかしくて死んぢまう!
いいのか!?お前、勇者の俺が死んでいいってのか!!」

女戦士「なによぅ。そんな怒鳴らなくても…」


勇者「いいから早くするんだ!僧侶が持ち堪えてくれてる今の間に!!」


魔王「ダークネスカッター!」ザクザクザクー

僧侶「ぐわあああああああー!!?!」


女戦士「くっ!待っててね僧侶!すぐにここに戻ってくるから!!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:06:14.89 J3xdItWRO
女戦士「はぁ…ハァ…ぜいゼィ………戻って、きたわよ………」


勇者「おおっ!まさしく40デニールの黒パンストだ!」
魔王「メーカーは?」
勇者「グ◯ンゼ」
魔王「ランガードは?」
勇者「ある」
魔王「爪先と踵部分はちゃんと補強してるやつ?」
勇者「ああ。ちゃんと補強してるタイプのだ」


魔王「オーケィ!」


勇者「ぃよっしゃあああああー!!魔王から直々の太鼓判押しだぜぁーー!!」

女戦士「これでやっと……私たち勝てるかも…!」


魔王「ふはははは!何を世迷いごとを。貴様らはまだ黒パンストを手に入れただけだ。
まだ、それを美少女に履かせ練乳を塗りたくらなければならない。果たしてそれまで此奴の身体が持つかなァ?ダークネスカッター!」
ザクザクザクー!


僧侶「ぐわああああああああー!!!?」

勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:07:12.85 J3xdItWRO
女戦士「そうだわ練乳だわ!私ったら気が利かない。黒パンストと一緒に練乳も買ってれば良かったのに!」


勇者「ぉおっと、その心配はいらねぇぜ女戦士。
練乳なら俺が持ってる!」


女戦士「まあ素敵ッ!でも何で持ってるの?」


勇者「なんでって、俺は常日頃から練乳を肌身離さず持ち歩いているが?」


女戦士「なんですと?」


魔王「くくく。女戦士とやら。男子たるもの、いついかなる時に美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくる機会が来るかも知れぬ。
そのためにマイ練乳を持参するは嗜みであろう。
当然。余も持ち歩いておるわ」


僧侶「僕もありますよ」


女戦士「なんなん私だけおかしいん?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:08:33.12 J3xdItWRO
女戦士「とにかく。黒パンスト、練乳、美少女、これで遂に三つ揃ったわね」


勇者「は?」
女戦士「え?」


勇者「女戦士が何言ってんのかわかんないぞ。美少女なんて何処にいるんだ何処に」


女戦士「またまたぁ〜。ほらほら今勇者の目の前にいるじゃんプリチーでラブリーな女の子がさぁ〜!」


勇者「は?」
女戦士「あ?」


勇者「何を勘違いしてんのか知らないが、美少女だぞ?
美少女っていえば女子中学生かJKに相場は決まってんだろJK!」

魔王「待て勇者よ。何も美少女に拘らずとも、美人OLか美人女教師という線も捨てがたいッ!」

勇者「そッッッれもイイなぁ!!!」


女戦士「だったら美人女戦士でもいいじゃん!?!?」


勇者 魔王「「いやそれは無いわ」」


女戦士「ムキィィィイーー!!!!」


魔王「さあさあさあ早く美少女を連れてこねば、此奴の命いつまで持つかなぁ?ダークネスカッター!」ザクザクザクー!


僧侶「ぐわああああああああああー!!!!?」

勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?!?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:10:35.77 J3xdItWRO
女戦士「なによなによみんな!そもそも黒パンスト脚に練乳塗りたくるとか、意味わかんないわ!
それでどうやって魔王に勝てるっていうの!?」


勇者「意味ならあるさ!なら女戦士、お前、黒パンストを舐めたことはあるか?」


女戦士「はあ?あるわけないじゃない!」


勇者「それがお前のダメな所なんだよ!!女戦士自身に黒パンストを愛する心が無いんだ!
だからお前は黒パンストに選ばれないと、そんな簡単な事が何故わからないんだ!!
いいか、黒パンストってのは舐めたら実はちょっとしょっぱいんだ!だから、だから練乳が必要になる!!
甘いお菓子としょっぱいお菓子の組み合わせは最高で最強だろ??
そうなんだよ最強なんだよ!だから魔王にも勝てるんだッッ!!」


女戦士「ズガビィーン!?
そうだったの……私、黒パンストのこと全然わかってなかった……。こんなんじゃ、勇者のパーティ失格だよ…」


勇者「気に止むことはないさ。これから知っていけばいい」


女戦士「ありがとう勇者。私、塗りたくりたい!美少女の黒パンスト脚に練乳をぬりたくりたい!」


勇者「そうだその意気だ!」


魔王「さて、長話は終わったかね?ならば丁度良い。こちらも今しがた終わった所だ」

僧侶「うぐ……ぐ……かハァ…バターン」


勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?!?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:12:04.51 J3xdItWRO
魔王「くはははは!肝心の美少女が居らず、僧侶もすでに戦闘不能!さあてどうやって余に勝つつもりかなあ?」


僧侶「く…ゆ、勇者……」

勇者「もういい!喋るな僧侶!」

僧侶「そういえば、たったひとつ……美少女が…いる場所を……思い……だした……」

勇者「なんだと僧侶!くわしく喋れ!」

僧侶「コンビニ……だ…。魔王城のヘルイレブン……そこに行けば……僕の姪が……かわいいJKの姪がバイトを……していると昨日メールで母ちゃんが…言ってた……。急げ……彼女のシフトの……終わりが近……い……ガクーッ!」


勇者「でかした!!女戦士!ここは俺に任せて、お前は一刻もはやく僧侶の姪を連れてくるんだ!そしてその娘に黒パンストを履かせて練乳を塗りたくろう!
爪先には浸すように、膝裏には擦りこむように、太ももには薄く広げるように練乳を塗りたくろう!!」


女戦士「ええわかったわ!!」


魔王「行かせると思うてか?」


僧侶「行かせるさ……何がなんでも……!」プルプルガクガク


魔王「その意気や良し!くらえダークネスカッター!」ザクザクザクー!


僧侶「ぐわあああああああああああ!??!?」


勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?!?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:12:47.51 J3xdItWRO
幼女「ねーねーおばあちゃん!それから!それからどうなったのー!?」

おばあちゃん「ふふふ。せっかちな子ですこと。
その後はねぇ。女戦士が僧侶さんの姪を連れてきたんだけど、またこれがめんこい娘で、勇者さんも魔王さんも鼻の下伸ばしやがってたのよ」

幼女「そんなにかわいいひとだったんだー。あたしとどっちがかわいいかなー?」

おばあちゃん「そんなの、幼女ちゃんのほうが百億倍かわいいでちゅよ〜!」

幼女「キャッキャイ」

おばあちゃん「でもねぇ。強引に連れてきたのが行けなかったんだろねぇ。
コンビニの店長に通報されて、魔王さんと勇者一行は、すぐさま駆け付けた警察にお縄にされたの。こうして世界は平和になりましたとさ。めでたしめでたし」

幼女「じゃあ、ゆうしゃさん、けっきょく黒パンストあしに練乳をぬりたくれなかったんだ。かわいそう…」

おばあちゃん「そうさねえ。でも、今にして思えばあれで良かったんだよ。
おばあちゃんも当時、刑務所で冷静になった時に考えたらね。やっぱりあいつら頭おかしかったのよ」

幼女「うーん、よくわかんないやー」

おばあちゃん「ふふふ。幼女ちゃんにはまだ難しいかも知れないわね。さて、夜ももう遅いことだし眠りましょうかね」

幼女「うん。おやすみおばあちゃん!」

おばあちゃん「ええ、おやすみなさい」






グッドイブニング
グッド黒パンスト

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:13:15.04 J3xdItWRO
ありがとうございました。

狐娘「600年も生きてたらなんかあると思ったんだけどなあ」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:05:06.24 bWJBGEdO0
狐娘「ねぇ?」

男「いや知らないですけど…」

狐娘「そっかぁ」

男「最近随分とその辺きにしますね」

狐娘「この年になって刺激を求めるようになってきた」

男「細かく言うと何歳なんでしたっけ」

狐娘「600と19歳、この言い方だとワンチャン未成年っぽく聞こえない?今度から使おう」

男「聞こえないと思いますよ」

狐娘「だよねぇ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517663105
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:05:27.72 bWJBGEdO0

狐娘「仮に私が未成年だとして」

男「はぁ」

狐娘「ケモ耳ケモ尻尾つけてバイトに臨むヤバめの女性になっちゃうね」

男「未成年特に関係ないヤバい人ですね」

狐娘「年齢で化け狐を証明できるからまだいいか」

男「けどお客さんからしたら小槻音さんの年齢なんかわかんないんで結局ヤバい女性では」

狐娘「…まあそこは気の持ちようよ」

男「えぇ…」

狐娘「値札に年齢書こうよ、(619)って後ろにつけて」

男「誤植に間違われて終わりな気がする…」

狐娘「どうにもならんね」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:06:06.44 bWJBGEdO0
狐娘「けど実際もっと刺激が欲しい、崇め奉られたい」

男「現状神社みたいなところに住んでるじゃないですか」

狐娘「あれはねーなんか違う」

男「肝試しの名所ですもんね」

狐娘「幻術で見せてるだけで本当は綺麗だからセーフ」

男「最近雑誌に『冬こそ!話題の心霊スポット特集』みたいなので紹介されてましたよ」

狐娘「えっ知らない」

男「『触れることすら許されない、特S級危険スポット』って、なんか霊媒師が『これには強い狐の霊が見える』とも言ってましたね」

狐娘「その霊媒師凄いね、あたし霊じゃないけど」

男「俺見たとき笑いましたけどね」

狐娘「そりゃあ真相知ってるとね」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:06:34.91 bWJBGEdO0
狐娘「通りで最近冬のくせに人来るなーって思った」

男「姿見られたりとかないんですか?」

狐娘「無いねぇ」

男「崇め奉られたいなら姿見せればいいのに」

狐娘「悪霊扱いされそうじゃん」

男「それもそうか」

狐娘「それに神様方面で崇められてもお金もらえなくない?」

男「金っスか」

狐娘「結局金よ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:07:04.36 bWJBGEdO0
男「最近流行りのyoutuberにでもなってみたらどうですか」

狐娘「あー」

男「乗り気でない」

狐娘「ほら、今でてってものじゃロリおじさんのパクリ扱いされそうだし…」

男「思いのほか知ってる感じですか」

狐娘「そりゃインターネットやってたらね」

男「ちなみに誰が好きですか?」

狐娘「ときのそら」

男「この人ガチだわ」

狐娘「なんのガチだよ」

男「というかそんな感じだから化け狐感が薄れているのでは…?」

狐娘「そうかもしれない」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:07:32.56 bWJBGEdO0
狐娘「けど現代社会でインターネットやってないのもヤバくない?」

男「キャラ的に…」

狐娘「おっ狐差別か?戦おうじゃねえか」

男「目指してるキャラがわかんないんですよ」

狐娘「ありのままの自分を好きになってもらいたい」

男「婚活女子みたいなこと言いますね」

狐娘「うるせぇ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:08:05.04 bWJBGEdO0
狐娘「崇め奉られたいとは言ったけどさ」

男「はい」

狐娘「結局お金が欲しいんだよ」

男「まあ、そうですね」

狐娘「面倒な動作抜きで金だけ欲しい、家から出たくない、玉の輿に乗って家政婦雇ってだらけたい」

男「ひどい」

狐娘「けど結婚もしたくないんだよなぁ…ケモにつられるような輩もヤダ…」

男「めっちゃ我儘ですね…」

狐娘「狐はずるいからしゃーない」

男「ずるい割に真面目に働きますよね」

狐娘「真面目に働かないと食ってけないし遊べないし…」

男「世知辛いですね」

狐娘「世知辛いのじゃあ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:08:35.43 bWJBGEdO0
狐娘「でもまあここのバイトは楽だし」

男「お客さんもトラックの運ちゃんぐらいですもんね」

狐娘「北海道のクソ田舎だからね、深夜帯だし」

男「クソ田舎故に遊ぶところも無いですけどね」

狐娘「飲み屋だけは妙に多いんだけどな」

男「車がないと遊ぶことすらままならない」

狐娘「それな」

男「そういえば狐でも免許取れるんですか?」

狐娘「とれるよ、ほら」

男「免許写真にケモ耳って…あれ!?無い!?」

狐娘「一時的に見えなくするくらいはできるからね、疲れるからあんまりやらないけど」

男「はー違和感が凄い」

狐娘「これが普通の人間の姿なんだけど」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:09:04.07 bWJBGEdO0
男「免許の誕生日が書かれてないのも凄い」

狐娘「特例みたいなもんだし」

男「でもこうなると本当に人と変わんないですね」

狐娘「まあ500年はヒト型で過ごしてるからねぇ…」

男「狐娘っぽさもっと出していきましょうよ」

狐娘「急に乗り気になってきたな」

男「端的に言うと尻尾出してください」

狐娘「素直なのは嫌いじゃないよ」

男「さすが」

狐娘「けど出すとも言ってないよ」

男「そうですか…」

狐娘「露骨にテンション下がるなあ、後で飲みに行こう、そこで見せよう」

男「ッしゃオラ」

狐娘「君のそんなテンション初めてみるわ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:09:30.83 bWJBGEdO0
オツカレッシター

狐娘「冷えるねぇ」

男「本当ですね」

狐娘「元動物が動物の毛皮でできたコート来てると背徳感が凄い」

男「まあ人間も動物なんで…」

狐娘「いや狐時代に殺しにかかってきた奴らの死肉や毛皮をこうして人の姿で使うのは楽しいね」

男「めっちゃ物騒」

狐娘「まあ冗談だけど」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:09:57.03 bWJBGEdO0
狐娘「600年生きてると」

男「はい」

狐娘「友人や仲間ができてもみーんな消えていく」

男「…まあ、それは」

狐娘「近所のジジババがガキの頃から知ってる奴らだと、ボケちまってるのを見るのもなんだかね」

男「辛いっスね」

狐娘「本当は金もそうだけどもう一人くらい不老不死がいてほしいね、いないこともないんだけど」

男「いるにはいるんですか」

狐娘「んー一応ね、しばらく会ってないけど、そんな仲もよくないし」

男「不老不死かぁ」

狐娘「あたしの力で増やせるとかでもないし、そもそも自分がどうやってこうなったかも覚えてないしなぁ」

男「不思議なもんですねぇ」

狐娘「本当にね」

男「…昔やったゲームで見たんですけど」

狐娘「うん」

男「こう、手のひらを互いに切って血を流して、それを互いの傷に合わせて血を入れたらどっちも不死身になりましたって」

狐娘「あー、汚くない?エキノコックス感染するよ」

男「持ってんですか?」

狐娘「持ってないけど、けどまあいいかもね、血の盃、不思議な力がありそうだし、やってみる?」

男「…まだいいです、エキノコックス感染も怖いし」

狐娘「持ってねえっての、…まあいつかね、いつか」

男「そうですね、いつか、また今度」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:10:50.44 bWJBGEdO0
おわり

狐娘「世知辛いのじゃあ」
ここが書きたかっただけなので満足です

勇者「魔王に勝つには…美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくるしかない!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 22:59:01.05 J3xdItWRO


女戦士「えっ、なんだって?」


勇者「だーかーら!黒パンストだよ黒パンスト!
魔王の圧倒的な力を現在進行形で目の当たりにしてんだろ!
これもう勝つためには、美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくる他ねぇんだよッ!!」


僧侶「よくわからんが、美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくれば我々の勝機が見えるんだな!
ならば僕が時間を稼ぐ!お前たちはその隙に美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたるんだ!!」


勇者「すまねえ恩に着るぜ僧侶!ここは耐えてくれぇ!」


女戦士「僧侶がそれでいいなら良いんだけど、あの、いやホントにいいの?」


僧侶「僧侶に二言はない!さあ来い魔王!」


魔王「僧侶風情が一人で余の相手とは笑わせよる…!ダークネスカッター!」

ザクザクザクー!
僧侶「ぐわあああああああああ!!?」


勇者 女戦士「「そ、僧侶ォォォオーー!?」」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518011941
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:01:16.87 J3xdItWRO
僧侶「ぼ、僕なら大丈夫…だから今のうちに…!」


勇者「ナイスガッツだぜ僧侶!よし、じゃあ女戦士。パーティで一番俊足なのはお前だ。
だからコンビニまでひとっ走りして黒パンストを買ってきてくれ!」


女戦士「戦闘中よ!?そもそもコンビニなんて何処にあんのさ!?」


魔王「魔王城二階エレベータ降りて右通路すすんで四つ目の角を右にヘルイレブンがあるぞ」


女戦士「ありがとう行ってくるわ!」


魔王「待て女戦士よ。行くならばこの余のポイントカードを持ってゆけ。
会員特典で割引が出来るやも知れぬ。そしてついでに買い物でポイントを貯めてくれ」


僧侶「自らは買い物をすることなく己のポインツを貯めるとは、まさに魔の王たる姑息さだ!」
勇者「貴様に人の心は無いのか…!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:03:19.49 J3xdItWRO
女戦士「はあ…はあ……ダッシュで買ってきたわよ」


勇者「でかした女戦士!………ってオーーイ!
これ80デニールじゃないかーい!」


僧侶「なにか問題でもあるのか?」


勇者「いやー、人にもよるんだけどね。俺としては、も少し薄いデニールのほうが好きなんだわ」


女戦士「何よ!人が買ってきたげた物に文句言わないでよね!」


勇者「それもそうだな。ここはこの黒パンストを美少女に履かせて練乳を塗りたく……」


魔王「させると思うか?」ゴアー!

女戦士(魔王の気が膨れ上がった!?)
僧侶(成る程みすみす僕らの有利なように事は運ばせないか)


魔王「余は40デニールしか認めぬ。絶対にだ!」


勇者「くくく。アンタならそう言ってくれると信じてたぜぁー!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:04:22.33 J3xdItWRO
勇者「と、言うわけだ。もうひとっ走りしてきてくれ」


女戦士「はあああー??私さっき猛ダッシュしたの!疲れたの!
次は勇者が行く番でしょー!」


勇者「駄目だ!男の俺が黒パンスト買うなんて、考えただけで恥ずかしくて死んぢまう!
いいのか!?お前、勇者の俺が死んでいいってのか!!」

女戦士「なによぅ。そんな怒鳴らなくても…」


勇者「いいから早くするんだ!僧侶が持ち堪えてくれてる今の間に!!」


魔王「ダークネスカッター!」ザクザクザクー

僧侶「ぐわあああああああー!!?!」


女戦士「くっ!待っててね僧侶!すぐにここに戻ってくるから!!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:06:14.89 J3xdItWRO
女戦士「はぁ…ハァ…ぜいゼィ………戻って、きたわよ………」


勇者「おおっ!まさしく40デニールの黒パンストだ!」
魔王「メーカーは?」
勇者「グ◯ンゼ」
魔王「ランガードは?」
勇者「ある」
魔王「爪先と踵部分はちゃんと補強してるやつ?」
勇者「ああ。ちゃんと補強してるタイプのだ」


魔王「オーケィ!」


勇者「ぃよっしゃあああああー!!魔王から直々の太鼓判押しだぜぁーー!!」

女戦士「これでやっと……私たち勝てるかも…!」


魔王「ふはははは!何を世迷いごとを。貴様らはまだ黒パンストを手に入れただけだ。
まだ、それを美少女に履かせ練乳を塗りたくらなければならない。果たしてそれまで此奴の身体が持つかなァ?ダークネスカッター!」
ザクザクザクー!


僧侶「ぐわああああああああー!!!?」

勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:07:12.85 J3xdItWRO
女戦士「そうだわ練乳だわ!私ったら気が利かない。黒パンストと一緒に練乳も買ってれば良かったのに!」


勇者「ぉおっと、その心配はいらねぇぜ女戦士。
練乳なら俺が持ってる!」


女戦士「まあ素敵ッ!でも何で持ってるの?」


勇者「なんでって、俺は常日頃から練乳を肌身離さず持ち歩いているが?」


女戦士「なんですと?」


魔王「くくく。女戦士とやら。男子たるもの、いついかなる時に美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくる機会が来るかも知れぬ。
そのためにマイ練乳を持参するは嗜みであろう。
当然。余も持ち歩いておるわ」


僧侶「僕もありますよ」


女戦士「なんなん私だけおかしいん?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:08:33.12 J3xdItWRO
女戦士「とにかく。黒パンスト、練乳、美少女、これで遂に三つ揃ったわね」


勇者「は?」
女戦士「え?」


勇者「女戦士が何言ってんのかわかんないぞ。美少女なんて何処にいるんだ何処に」


女戦士「またまたぁ〜。ほらほら今勇者の目の前にいるじゃんプリチーでラブリーな女の子がさぁ〜!」


勇者「は?」
女戦士「あ?」


勇者「何を勘違いしてんのか知らないが、美少女だぞ?
美少女っていえば女子中学生かJKに相場は決まってんだろJK!」

魔王「待て勇者よ。何も美少女に拘らずとも、美人OLか美人女教師という線も捨てがたいッ!」

勇者「そッッッれもイイなぁ!!!」


女戦士「だったら美人女戦士でもいいじゃん!?!?」


勇者 魔王「「いやそれは無いわ」」


女戦士「ムキィィィイーー!!!!」


魔王「さあさあさあ早く美少女を連れてこねば、此奴の命いつまで持つかなぁ?ダークネスカッター!」ザクザクザクー!


僧侶「ぐわああああああああああー!!!!?」

勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?!?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:10:35.77 J3xdItWRO
女戦士「なによなによみんな!そもそも黒パンスト脚に練乳塗りたくるとか、意味わかんないわ!
それでどうやって魔王に勝てるっていうの!?」


勇者「意味ならあるさ!なら女戦士、お前、黒パンストを舐めたことはあるか?」


女戦士「はあ?あるわけないじゃない!」


勇者「それがお前のダメな所なんだよ!!女戦士自身に黒パンストを愛する心が無いんだ!
だからお前は黒パンストに選ばれないと、そんな簡単な事が何故わからないんだ!!
いいか、黒パンストってのは舐めたら実はちょっとしょっぱいんだ!だから、だから練乳が必要になる!!
甘いお菓子としょっぱいお菓子の組み合わせは最高で最強だろ??
そうなんだよ最強なんだよ!だから魔王にも勝てるんだッッ!!」


女戦士「ズガビィーン!?
そうだったの……私、黒パンストのこと全然わかってなかった……。こんなんじゃ、勇者のパーティ失格だよ…」


勇者「気に止むことはないさ。これから知っていけばいい」


女戦士「ありがとう勇者。私、塗りたくりたい!美少女の黒パンスト脚に練乳をぬりたくりたい!」


勇者「そうだその意気だ!」


魔王「さて、長話は終わったかね?ならば丁度良い。こちらも今しがた終わった所だ」

僧侶「うぐ……ぐ……かハァ…バターン」


勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?!?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:12:04.51 J3xdItWRO
魔王「くはははは!肝心の美少女が居らず、僧侶もすでに戦闘不能!さあてどうやって余に勝つつもりかなあ?」


僧侶「く…ゆ、勇者……」

勇者「もういい!喋るな僧侶!」

僧侶「そういえば、たったひとつ……美少女が…いる場所を……思い……だした……」

勇者「なんだと僧侶!くわしく喋れ!」

僧侶「コンビニ……だ…。魔王城のヘルイレブン……そこに行けば……僕の姪が……かわいいJKの姪がバイトを……していると昨日メールで母ちゃんが…言ってた……。急げ……彼女のシフトの……終わりが近……い……ガクーッ!」


勇者「でかした!!女戦士!ここは俺に任せて、お前は一刻もはやく僧侶の姪を連れてくるんだ!そしてその娘に黒パンストを履かせて練乳を塗りたくろう!
爪先には浸すように、膝裏には擦りこむように、太ももには薄く広げるように練乳を塗りたくろう!!」


女戦士「ええわかったわ!!」


魔王「行かせると思うてか?」


僧侶「行かせるさ……何がなんでも……!」プルプルガクガク


魔王「その意気や良し!くらえダークネスカッター!」ザクザクザクー!


僧侶「ぐわあああああああああああ!??!?」


勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?!?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:12:47.51 J3xdItWRO
幼女「ねーねーおばあちゃん!それから!それからどうなったのー!?」

おばあちゃん「ふふふ。せっかちな子ですこと。
その後はねぇ。女戦士が僧侶さんの姪を連れてきたんだけど、またこれがめんこい娘で、勇者さんも魔王さんも鼻の下伸ばしやがってたのよ」

幼女「そんなにかわいいひとだったんだー。あたしとどっちがかわいいかなー?」

おばあちゃん「そんなの、幼女ちゃんのほうが百億倍かわいいでちゅよ〜!」

幼女「キャッキャイ」

おばあちゃん「でもねぇ。強引に連れてきたのが行けなかったんだろねぇ。
コンビニの店長に通報されて、魔王さんと勇者一行は、すぐさま駆け付けた警察にお縄にされたの。こうして世界は平和になりましたとさ。めでたしめでたし」

幼女「じゃあ、ゆうしゃさん、けっきょく黒パンストあしに練乳をぬりたくれなかったんだ。かわいそう…」

おばあちゃん「そうさねえ。でも、今にして思えばあれで良かったんだよ。
おばあちゃんも当時、刑務所で冷静になった時に考えたらね。やっぱりあいつら頭おかしかったのよ」

幼女「うーん、よくわかんないやー」

おばあちゃん「ふふふ。幼女ちゃんにはまだ難しいかも知れないわね。さて、夜ももう遅いことだし眠りましょうかね」

幼女「うん。おやすみおばあちゃん!」

おばあちゃん「ええ、おやすみなさい」






グッドイブニング
グッド黒パンスト

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:13:15.04 J3xdItWRO
ありがとうございました。

男「スーパーマリオブラザーズ1-1を一発クリアできたら1000万円!? ただし……」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:00:19.217 fuOai4+s0.net
男「お〜い、新作の対戦ゲーム買ってきたぞ!」

オタク「おお〜、発売日に買ってくるとはさすがだねえ」

男「そりゃそうさ! ゲーム同好会がこのゲーム買わないでどうするってんだ!」

イケメン「ボクたちは三度の飯よりゲームが好きだもんね」

茶髪「俺も参加させてもらうぜ! 必修の講義あるけど知ったことか!」

眼鏡女「……留年しちゃうよ?」

茶髪「いんだよ! 留年したって! 大学は8年間いれるし!」

男「講義なんざうっちゃって、みんなでゲームしよう!」

イェーイッ!
8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:03:47.976 fuOai4+s0.net
ワイワイ… ワイワイ…

男「あ、くそっ! やるなぁ!」

オタク「ぐふふっ、同好会ナンバーワンの座は譲らないよ」

茶髪「ちくしょーっ!」

『フフフ、楽しそうですね……』

男「ん? 誰か何かいったか?」

イケメン「ボクは何もいってないよ」

茶髪「気のせいだろ?」

『あなたたちのような方と、ぜひゲームを楽しんでみたい……』

眼鏡女「いえ……知らない声が聞こえる……」

オタク「なんだよ、これぇ!?」

男「誰だ!?」

『私の世界へご招待しましょう!』



ブワォッ!!!
12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:06:34.157 fuOai4+s0.net
男「なんだ、ここは……!?」

イケメン「ゲーム同好会のサークル室ではないようだね……」

悪魔「ようこそ、私の“家”へ」

男「なんだお前は!?」

悪魔「私はゲーム好きの悪魔です。あなたがたと同類ですね」

悪魔「だからこそ皆さんと波長が合い、こうしてお会いできたのですが」

オタク「あ、悪魔!? ひいいいっ……!」

茶髪「悪魔なんかが俺たちになんの用だ!?」

悪魔「あなたがたとゲームを楽しみたいと思いまして、お呼びしたんですよ」
16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:09:38.037 fuOai4+s0.net
男「どんなゲームをしようってんだ?」

悪魔「これです」

オタク「これは……ファミコンだぁ!」

悪魔「ソフトは……『スーパーマリオブラザーズ』」

男「マリオ1ってやつか」

悪魔「あなたがた、プレイした経験は?」

男「世代じゃないけど、ある」

オタク「ボクもあるよぉ〜」

イケメン「リメイクされたバージョンなら……」

茶髪「俺もだ!」

眼鏡女「実況動画を見たことならあります……」

悪魔「さすがゲーム同好会の皆さん。ならばゲーム内容の説明はしなくて結構ですね」

悪魔「ではさっそく、“私とのゲーム”についてご説明しましょう」

悪魔「もしも、このゲームの1-1を一発クリアできたら、1000万円差し上げましょう」

男「1000万!?」

悪魔「ただし……」
18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:12:23.477 fuOai4+s0.net
悪魔「もしミスをした場合、その方の魂を頂きます」

茶髪「魂? そしたら俺たちはどうなるんだよ!?」

悪魔「その方は死にます」

男「死……!」

悪魔「ああ、それと……1-1には一ヶ所土管でワープできる場所がありますが」

悪魔「そこを使うのはナシとさせて下さい。いくらなんでも簡単すぎになってしまいますから」

オタク「もし間違って入っちゃったら?」

悪魔「その時は、もう一度スタート地点から、ということで」

悪魔「五人のうち、参加する人のみ一人ずつプレイして頂きます。さあ、いかがいたしますか?」
19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:15:19.785 fuOai4+s0.net
男「……どうする?」

茶髪「俺、やるぜ! 1-1なんて楽勝だし、1000万もありゃ気兼ねなく留年できるってもんだ!」

オタク「ボクもやるよぉ〜。マリオ1なら何度もクリアしたし」

イケメン「だったらボクもやろうかな」

男「んじゃ、俺も!」

男「お前は?」

眼鏡女「みんながやるんなら、私も……」

男「よっしゃ、決まり! 悪魔さん、全員参加だ!」

悪魔「分かりました。五名とも参加、ということで」ニッコリ
22 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:18:31.024 fuOai4+s0.net
男「一応聞いておくけど、悪魔さん」

悪魔「なんでしょう?」

男「五人ともクリアしたら、5000万円もらえるってことでいいんだよな?」

悪魔「もちろんです!」

男「よぉーし、みんなで5000万円ゲットしよう!」


オーッ!!!



悪魔「フフフ……」
29 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:22:15.349 fuOai4+s0.net
悪魔「電源を入れました。どなたからチャレンジしますか?」

男「えーと……どうする? 誰からいく?」

オタク「自信はあるけど、一番手はちょっとぉ〜」

眼鏡女「私も……」

茶髪「じゃあ俺がやってやるぜ!」

悪魔「分かりました……ではコントローラーをお持ち下さい」

茶髪「よっしゃあ!」
32 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:25:15.878 fuOai4+s0.net
テレッテッテテッテッテ♪

茶髪(これをクリアしたら1000万……! 楽勝だ……!)

茶髪(ただでさえ遊ぶための大学生活で、さらに遊びまくれる……!)

茶髪(だけど失敗したら……)

茶髪(失敗したら……)



茶髪(死……)ゴクッ…
34 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:28:21.264 fuOai4+s0.net
茶髪「あ、あああ……」ガタガタ…

男「どうした? 昔のマリオって時間制限あるから、急がないと」

茶髪「そ、そうだな!」

茶髪(や、やべえ……コントローラー持ったとたん、急に恐ろしくなってきた!)ガタガタ…

茶髪(震えが止まらねえ!)ガタガタ…

悪魔「タイムアップによるミスも、もちろんアウトですよ」

男「だってよ! 進まないと!」

茶髪「そ、そうだよな!」
37 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:31:24.297 fuOai4+s0.net
茶髪(だいぶ時間を消費しちまった……大急ぎでクリアしないと!)

茶髪「うおおおおおおおっ!!!」

タタタタタッ


オタク「ちょっと! ストップ!」

男「何やってんだ! ジャンプしろ、ジャンプ!」

イケメン「最初のクリボーにぶつかるぞっ!」


テレッテテレッテレ♪


男(クリボーにぶつかって……マリオが死んだ……)
43 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:35:04.248 fuOai4+s0.net
茶髪「」シーン…

男「死んでる……」

オタク「ウソだろぉ〜!?」

イケメン「そ、そんな……」

眼鏡女「ホントに死ぬなんて……」ガタガタ…

男「てめええっ!!!」ガシッ

悪魔「なんですか?」
45 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:38:20.557 fuOai4+s0.net
男「あいつ、死んでるじゃねえかっ!」

悪魔「だからいったではないですか。ミスしたら死ぬって」

男「生き返らせろ!」

悪魔「無理ですよ。彼の魂は私のものになりました」

男「殴られたいのか!?」グッ

悪魔「人間には私を殺せませんし、たとえ殺しても彼は生き返りませんよ」

男「ぐ……!」

悪魔「ちなみにもう参加表明は済んでますから、今から辞退となるとミスと同じ扱いになります」

悪魔「つまり、死にます」

悪魔「その方が私としてはありがたいのですが、どうしますか?」

男「うぐっ……!」
47 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:42:07.315 fuOai4+s0.net
オタク「次はボクがやるよぉ〜!」

男「オタク!」

オタク「ゲーム同好会で一番ゲームが得意なボクがあっさりクリアして」

オタク「みんなの緊張をほぐしてみせるよ」

男「オタク……」

悪魔「素晴らしい。見た目はともかく、勇気ある心の持ち主のようです」

オタク「見た目はともかくってなんだよ」

悪魔「フフッ、これは失敬。ではプレイして頂きましょう」

オタク「オーケイ」
51 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:45:21.276 fuOai4+s0.net
テレッテッテテッテッテ♪

オタク「いくぞぉ〜」

タタタタッ ピョーン ピョーン


男(いいぞ、さすがオタク! キノコを取って、クリボーもかわしてる!)

男(だけど、やっぱり命がかかってるからか、プレイがぎこちない!)

男(焦るな……いつものお前なら8-4までだってノーミスでクリアできる!)
52 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:48:36.463 fuOai4+s0.net
オタク「ここに1UPキノコがあるんだったよな……」

オタク「!」

オタク(しまった! 取り損ねた1UPキノコが、どんどん地面を走っていく!)

オタク(ボクとしたことがぁ!)

タタタタタッ



男「!?」

男「おい、何やってんだ! 無理に追いかけ――」

男「あ」

男(1UPキノコを追いかけたマリオが、穴に転落した……)
54 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:51:30.666 fuOai4+s0.net
オタク「」

男「オタクゥゥゥゥッ!」

イケメン「オタク君!」

眼鏡女「いやぁぁぁ……っ」

悪魔「あーあ、一発勝負だから1UPキノコ取ったところで意味がないのに」

悪魔「ゲームが得意ゆえにアイテムを逃さない完璧なプレイをしようとした……それゆえの自滅ですね」

悪魔「きっとマリオ以外のゲームでも、コンプリート要素があれば完璧にこなさないと」

悪魔「気が済まないタイプだったのでしょうね」

悪魔「たとえば、RPGのダンジョンで正しい道を選んだら引き返す、という具合に」

男「ぐっ……!」
57 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:55:06.193 fuOai4+s0.net
悪魔「さて、次は誰がいきます?」


イケメン「次はボクだ!」

男「イケメン……ちょっと時間を置いた方が……」

イケメン「大丈夫、二人の犠牲があって、かえって冷静になれたよ」

イケメン「残る三人は必ずクリアしよう!」

イケメン「そして……可能なら悪魔と交渉して死んだ二人を生き返らせてもらうんだ」ボソッ

男「……ああ!」


悪魔「……」ニヤニヤ
58 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 02:58:38.789 fuOai4+s0.net
タタタタッ ピョーン ピョーン

イケメン(よし、チビマリオではあるけどコースの真ん中まで来た!)

イケメン(ここでスターを取って、一気にゴールまで駆け抜ける! スターは絶対取る!)

イケメン「あっ!」

イケメン(スターが跳ねていく! 追いかけないと!)

男「焦るな! クリボーとノコノコがいるぞっ!」

イケメン「しまっ――」



テレッテテレッテレ♪
59 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:03:14.686 fuOai4+s0.net
男「イケメン!」

眼鏡女「イケメン君!」

イケメン「ボク……将来はスターになりたかったんだ……」

イケメン「だから、どうしてもスターを……」ガクッ

男「ああっ……!」

眼鏡女「いやぁぁぁぁぁっ!」

悪魔「これで残り二人。さて、どちらからプレイしますか?」

男「じゃあ俺――」

眼鏡女「私がやる……」

男「!」

眼鏡女「最後になるのは嫌だから……」

悪魔「分かりました。ではあなたからにしましょう」
60 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:05:04.826 a1h8jD5Nr.net
イケメンらしい死に様
61 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:08:36.357 fuOai4+s0.net
眼鏡女「……」

男「どうした? なんで進まないんだ?」

眼鏡女「ごめん……怖くて……」

男「怖くて……ってタイムアップになっちまうぞ! 右に進ませなきゃ!」

眼鏡女「ごめんね……」

男「やっぱり俺が――」

悪魔「おっと! 今からコントローラーをチェンジしたら二人ともミス扱いにしますよ」

男「てめえ、どこまで悪魔なんだ!」

悪魔「なにしろ悪魔ですから」
62 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:12:06.081 fuOai4+s0.net
悪魔「残り時間あとわずか。BGMがスピードアップしましたよぉ」

男「おいっ! マリオを動かせ! 動かすんだ!」

眼鏡女「ごめんね……ごめんね……」

眼鏡女「お願い……どうか……クリアして、ね……」

男「分かった! 必ずクリアしてやるっ!」



ガクッ…
63 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:16:38.799 fuOai4+s0.net
男「……」

悪魔「四人もお仲間に死なれてショックでしょう。少し休みますか? 追悼したいでしょうし」

男「いや、今すぐやるよ」

悪魔「ほう、いい顔をしている」

男「必ず1-1をクリアしてやる。あいつらの分まで!」

悪魔「素晴らしい……! あなたのその心意気だけで、1000万円をあげたくなりますよ」

男「ほざきやがれ」

男「ゲームスタートだ!」
66 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:20:10.584 fuOai4+s0.net
タタタタッ ピョーン ピョーン

男(クリボーかわして、キノコ取って……)

男(1UPキノコは無視、ファイアフラワーゲット……)

悪魔「順調ですね。しかし、大きいマリオでも穴に落ちたら死にますからねえ」

男「……」

悪魔「コインのブロックは叩かないんですか? そんな余裕ありませんか?」

男(悪魔のヤジに惑わされるな……)

男(敵は全部ファイアボールで処理して……穴も落ち着いて越える)

男(よし、ゴールまであとわずか!)
69 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:24:02.127 fuOai4+s0.net
ズオオオオッ ウイーン…

男(なんか変な音が聞こえるが、気にするな)

男「最後の階段登って……」

男「ジャンプ!!!」


ピョーンッ


男(やった! クリアだ!)


プツンッ…


男「えっ!?」
72 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:27:30.454 102qazWNr.net
!?
73 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:30:01.746 fuOai4+s0.net
ズオオオオッ ウイーン…

男「画面が……消えた」

悪魔「どうやら、私のお母さんの掃除機がファミコンのコードに引っかかってしまったようですねえ」

男「は?」

悪魔「ファミコンの天敵はお母さんの掃除機。これはファミコン世代の人間にとって常識です」

悪魔「掃除機にぶつからないよう、ファミコンを移動させるべきでしたね」

男「ふざけんな……! こんなのノーカンだろ!」

悪魔「いいえ、これは掃除機の接近に気づかなかった、あなたの“ミス”です」

男「なにいってやがる……!」

男「んなこといったら、てめえがファミコンの本体蹴るのだってありじゃねえか!」

男「てめえ、最初からクリアさせる気なんかなかったんだな!」

悪魔「当たり前でしょう。私は悪魔ですよ?」

男「この……クズ野郎が!」

悪魔「お褒めの言葉をありがとうございます」

悪魔「さぁ、ゲームは終了です! あなたの魂も頂きましょうか!」
74 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:33:16.624 fuOai4+s0.net
ドカッ!

悪魔「いてっ!」

悪魔母「いつまでゲームやってんだい、このバカ! 掃除の邪魔だよ!」

悪魔「バカってひどいや! 人間から魂を奪ってたんだよ! 悪魔の生業じゃないか!」

悪魔母「こんなアンフェアなハメルールでかい!? クソゲーもいいとこだよ!」

悪魔母「人間にもちゃんとチャンスや勝利の可能性があるルールで人間から魂を奪ってこそ」

悪魔母「より絶望に満ちた魂を得られるんだろうが! なんも分かってないねえ、あんたは!」

バキッ! ドゴッ! ガンッ!

悪魔「や、やめてっ! 掃除機で殴らないでよぉ!」

悪魔母「息子じゃなかったら、ブチ殺してるところだよ!」

ガツンッ!
75 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:36:49.233 fuOai4+s0.net
悪魔母「大丈夫かい?」

男「は、はい……」

悪魔母「すまなかったねえ、お仲間の魂はすぐ戻すからね」

悪魔母「あたしら悪魔にも悪魔なりの仁義はあるってのに、あのバカは……まったく」ギロッ

悪魔母「あと少なくて悪いけど、これは迷惑料だよ、取っといて」クシャッ

男「ど、どうも……」

悪魔母「じゃ、元の世界に帰すからね!」

ブワォッ!!!


サーテ、オシオキダヨ! ユルシテオカアサン… ギャァァァァ…



…………

……
76 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:40:02.506 fuOai4+s0.net
男「……ん」

オタク「あれ……」

イケメン「ここは……」

茶髪「ゲーム同好会の部室だ……」

眼鏡女「今のは……夢?」
77 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:42:31.022 fuOai4+s0.net
オタク「今、なんか変な夢を見てたよ!」

イケメン「ボクも! スーパーマリオの1-1をプレイする夢! スター追いかけてミスしたけど!」

茶髪「俺もだ! 俺なんかビビって真っ先に死んでたぜ!」

眼鏡女「私も……」

眼鏡女「夢だったのね……。みんな、無事でよかった……」

ワイワイ…

男「……」

男(しわくちゃの千円札が、俺のポケットに入ってる……)

男(あれは……夢じゃなかったんだ)
78 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:45:39.936 fuOai4+s0.net
男「じゃあ、みんな目が覚めたところで……」

男「ゲームはこのくらいにして、真面目に講義出ようか! 単位危ない奴もいるし!」

オタク「う、うん!」

イケメン「そうしよう!」

茶髪「留年しないよう頑張るぜ!」

眼鏡女「ゲームは程々が一番……だね」







― 終 ―
81 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:50:07.831 uTMfyLaVK.net
殺されかけた迷惑料が1000円てのが悪魔だな
乙でした
82 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 03:56:28.501 102qazWNr.net

俺は最初の土管と土管の間にいるクリボーに当たって死にそう
84 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/30(土) 04:40:54.798 4nwGfbkg0.net
でも誰でも一回は
ミスったら現実で即死って脳内ルールでマリオやるよな

魔王「勇者が来たから、第二形態どうするか考えなきゃ!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:09:34.13 A3dt2/9No
側近「魔王様、大変でございます!」

魔王「なんだ?」

側近「勇者がこの城に侵入したという報告が入りました!」

魔王「な、なんだと!? 予想よりずいぶん早いな!」

側近「幹部たちが応戦していますが、ここまでたどり着くのも時間の問題かと……」

魔王「ならば、急いで考えなければなるまいな」

側近「勇者との戦い方をですか? あるいはまさか……撤退を?」

魔王「いや……第二形態をどうするかをだ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517836173
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:11:17.83 A3dt2/9No
側近「第二形態? 今の状態が最終形態ではないのですか?」

魔王「バカモノ! ワシは魔王だぞ? 第二形態ぐらいなくてどうするのだ!」

側近「ははっ、申し訳ございません!」

魔王「ただし、まだその内容を考えてなかったのでな……今から考えねばならん」

魔王「というわけで、側近よ! 案を出せ!」

側近「ははーっ!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:13:23.49 A3dt2/9No
側近「まず、第二形態としてオーソドックスなのが“巨大化”でございます」

魔王「ほう、大きくなるわけか」

側近「はっ、今の魔王様は勇者より一回り大きいぐらいですが」

側近「これが勇者より何十倍も大きくなれば、インパクトは絶大でございます」

魔王「なるほどなるほど……巨大化して勇者を見下ろすのも悪くはない」

側近「とはいえ、オーソドックスすぎてありきたりともいえますが」

魔王「候補にはしておこう……他には何かないか?」

側近「そうですねえ……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:16:31.85 A3dt2/9No
側近「巨大化とは逆に、“小型化”するという手もあります」

魔王「小さくなるということか? 弱そうではないか……却下だ、却下!」

側近「魔王様、その先入観を逆手に取るのでございます」

魔王「ほう?」

側近「小さくシンプルなデザインになった魔王様が、強烈な攻撃を仕掛けてきたら」

側近「勇者の奴は驚いて絶望してしまうことでしょう!」

魔王「なるほどなるほど、ギャップ狙いというやつだな!」

側近「さすが魔王様、ご理解が早い」

魔王「ふぅむ、巨大化か小型化か……迷うな」

側近「他にはこういうのもございますよ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:17:53.33 A3dt2/9No
側近「“顔だけ”になるのでございます」

魔王「顔だけ?」

側近「たとえば、≪手、顔、手≫という具合にですね」

側近「パーツが三つに分かれることで、攻撃回数もざっと三倍に!」

側近「さらに巨大な顔で勇者を威圧することも可能!」

側近「これもなかなかに人気な第二形態でございますよ」

魔王「ところで、両足もつけて五つのパーツに分かれるのはいかんのか? これなら五回攻撃できるぞ」

側近「いけないってことはないでしょうが……ちょっと見栄えが、ねぇ……」

魔王「あまりかっこよくはないな……」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:19:55.69 A3dt2/9No
側近「あと……“機械化”するという手もございます」

魔王「機械化?」

側近「実はサイボーグだった、みたいなノリでメカ形態に移行するわけです」

側近「機械兵器ならではの超火力で、勇者をノックアウトというわけでございます」

魔王「今まで剣と魔法でやってきたのに、そんなのが出てきて大丈夫だろうか?」

側近「なぁに、どうせ最後ですから! マシンガンでもミサイルでもガンガンぶっ放しましょう!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:21:37.21 A3dt2/9No
魔王「あと、どのようなものがある?」

側近「骨だけになったり、ゾンビ化したり、“アンデッド化”という方法もございますね」

魔王「死んだには死んだが、死んだまま復活するわけか」

側近「はい、それゆえに魔王様の執念を演出できる第二形態でございます」

魔王「その場合、城から出ようとする勇者を背後から襲うなんてことをしたら面白いかもしれんな」

側近「ええ、後ろからアンデッド化した魔王様がやってきたら、勇者もパニック間違いなしでございます」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:24:10.97 A3dt2/9No
側近「変わり種として、“脳みそ”になるという変身もありますね」

魔王「脳みそ?」

側近「魔王様の肉体はハリボテで、正体は脳みそだったというオチなわけです」

魔王「意外性があっていいな」

魔王「だが、ワシは脳みそのシワの数が少なそうだ……見栄えが悪いかもしれん」

側近「でしょうね……」

魔王「でしょうね、とはなんだ! そこは否定しろよ!」

側近「あっ、申し訳ありません!」

側近「まあ、シワならペンかなにかで書き足せばよろしいかと」

魔王「名案だ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:26:57.04 A3dt2/9No
魔王「逆になにか、キレイな存在になるような変身はないだろうか?」

側近「ああ、それなら“天使”になるのはどうでしょう?」

魔王「天使? ワシが!?」

側近「魔族の王たる魔王様の正体が、天使だったら……勇者も度肝を抜かれることでしょう」

側近「半裸で『汚れた人間よ……』などといいながら攻撃したら、迫力も抜群です」

側近「技も『ホーリーなんちゃら』とか『聖なるなんちゃら』を連発するわけです」

魔王「奇抜な案だと思ったが、聞いているとよさそうな気がしてきた」

魔王「天使タイプの羽根と魔族タイプの羽根を同時に生やすというのはどうだろう?」

側近「いいですねえ! いかにも聖と魔を司る者、という雰囲気が出ますよ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:28:57.07 A3dt2/9No
側近「いっそ“宇宙生物”だったというオチも面白いかもしれません」

魔王「というと?」

側近「魔王様は魔界出身の魔族だと思いきや、実は宇宙からの侵略者だったというわけです」

側近「これにより世界規模だった戦いが、一気に宇宙規模になりスケールアップ!」

魔王「よいではないか……スケールが大きいのは嫌いではないぞ」

魔王「だが、この星に来た理由はどうすればいいのだ?」

側近「故郷の星が滅亡寸前なので、隕石かなにかに紛れてやってきた、とでもすればよろしいかと」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:31:09.55 A3dt2/9No
魔王「よし、今までの中から一つ決めるとするか」

側近「あっ、忘れてました! こんなのもございます!」

魔王「どんなのだ?」

側近「得体の知れない“闇”になるのでございます」

魔王「闇!」

側近「魔王様は嫉妬や憎悪など負の感情の集合体だったということにして」

側近「闇そのもの、になるのでございますよ!」

魔王「なんだかよく分からんが、すごい変身だというのは分かった」

側近「私も自分でいっててよく分かりませんでした」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:33:53.24 A3dt2/9No
側近「魔王様が“コンピュータ”だったという手もございますね」

魔王「コンピュータ? 先ほどの機械化と同じではないか」

側近「いえ、先ほどのは魔王様の肉体を改造するという意味合いが強かったですが」

側近「こちらは魔王様の正体がコンピュータそのものなのです」

魔王「ほう……そうきたか!」

側近「実は魔王様は古代人かなにかに『この世界を救え』と命じられたロボットだったわけです」

側近「そして、その命令に従おうとした結果――」

魔王「人間を滅ぼそう、という結論に至ったわけか!」

側近「そうです! これだと人間にも罪をふっかけることができて、仮に魔王様が倒されても」

側近「かなり後味が悪くなります」

魔王「死してなお、人間に傷跡を残すか……魔王に相応しい最期ではないか」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:36:41.17 A3dt2/9No
魔王「あ〜……どれにしよ、悩むな……。こりゃ決めるの時間かかるぞ」

側近「でしたらいっそ、全部混ぜ込んだ“カオス形態”になるというのはどうでしょう?」

魔王「カボス?」

側近「そりゃ果物です。カオスです、混沌」

側近「ようするに、今まで挙げた要素を全部詰め込んだ形態になるんですよ」

魔王「そんなことしたら、グチャグチャな意味不明形態になっちゃうだろ」

側近「それでいいんですよ」

側近「うまくいけば、ある種の宗教画のような神々しい形態になることができます」

魔王「ふむ、悪くない」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:38:57.44 A3dt2/9No
側近「それに、なにも魔王様が変身することにこだわる必要はありません」

側近「たとえば、魔王様の身近にいた部下が“実は黒幕”だったなんてのもありかと」

魔王「あ〜、なるほど! 側近、土壇場でお前が正体をあらわすわけだ!」

側近「そうです!」

魔王「実はワシは傀儡で、側近こそが真の魔王だった、みたいな!?」

側近「そうです!」

魔王「『あのニセ魔王は勇者のデータを取るための捨て駒よ!』的なセリフを吐いたり!?」

側近「そうですそうです!」

魔王「やっべ、この案もいいなぁ! テンション上がってきた! あ〜……どれにしよう!?」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:40:49.66 A3dt2/9No
バァンッ!!!

勇者「魔王、覚悟しろ!」





魔王「え!?」

側近「え!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:42:44.76 A3dt2/9No
勇者「城内の幹部は全て倒した……あとはお前たちだけだ!」

魔王「マ、マジで!? 早すぎだろ!」

側近「ちょっと待て! こっちはまだ色々と決めなきゃならないことが――」

勇者「いくぞ!」チャキッ

魔王「よ、よせ! 話せば分かる!」

側近「せめて、第二形態の内容を決めるまで待って――」

勇者「うおおおおおおおおおおっ!!!!!」

魔王&側近「いやぁぁぁぁぁっ!!!!!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:44:53.52 A3dt2/9No
勇者「ハァ、ハァ、ハァ……」

勇者「……終わった」

勇者「やっぱりボスは、第二形態になる前に倒すに限るな……!」









〜 END 〜

ぷにあなロリ淫魔「魔界から媚薬ローション持ってきたの♡」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:43:38.227 x7gA91d60.net
淫魔「きもちいい……?」シコシコ

俺「う……ハァッハァッ」

淫魔「ふふっ♡ あのね、今日はいいもの持ってきたんだよ♡」ごそごそ

俺「?」

淫魔「魔界からね、 ちょー気持ちよくなれる媚薬ローションもってきたの♡ これを手のひらに垂らして〜」トロ〜

淫魔「えぃ」にぎっ♡

俺「ぐぅ!?」ビグッ

淫魔「いっぱいぬりぬりしてあげる♡」シッコシッコ ♡ ヌッチヌッチ♡

俺「ぅ……あぐぅ……」ギンギン

淫魔「えへへ♡ でーきた♡」
4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:51:16.362 x7gA91d60.net
俺「渡せ!」バッ

淫魔「え、ちょっとぉ……これからなのに」

俺「お前にもかけてやる」トロ……

淫魔「やっ/// ちゅめた……」

ドサッ……ギシ……

俺「やり返してやる」乳首ヌリヌリ

淫魔「んやぁ……♡」
6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:58:03.535 x7gA91d60.net
俺「ペドアワビまんこにも塗りたくってやる」ヌリュヌリュ

淫魔「ふぁ……♡ 」

俺「クリにも入念に塗り込んでやらないとな」クリュクリュ

淫魔「ぁ……あぁ……♡」ジンジン

淫魔「ご、ごしゅじんしゃま……ぬりすぎらって……」

淫魔(もうとっくに説明書の適量こえて……な、なにこれぇ……♡ どきどきしておまんこジンジンしちゃぅ♡)
8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:02:52.791 x7gA91d60.net
俺「ローションって確か口に含んでも大丈夫だったよな……」ジュルジュル

淫魔「へ? へ……?」

俺「んっ」ブチュゥ

淫魔「んむっ!? むみゅ……ん」ゴクッ

淫魔(ふわ……♡)とろん♡
9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:13:27.069 x7gA91d60.net
俺「へっへっ……これでペドまん思いっきりナマチンポで犯してやる……」フッー フッー!

ギンギンガチガチ

淫魔(ごしゅじんしゃまもいつもよりこーふんして……///)どきどき

俺(やば……もう挿れたい……思いっきりペドロリ子宮に種付けして孕ませたぃっ!)

淫魔「ごしゅじんしゃま……♡」はぁはぁ♡

俺(くそ……ガキのくせにぃ……イカ腹膨らませたペドガキのくせにぃ……機能だけ孕める身体しやがって)

俺「挿れるぞ」

プチュ♡ プニプニプニュゥ♡♡

ニュルンッ♡♡♡

淫魔「あ゛ぉ♡♡」ビグンッ

俺「ッ!?」

俺(ギチギチのくせに……ローションで一気に奥にっ……!)
11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:21:57.421 x7gA91d60.net
俺(媚薬ヤバすぎ……)ムクムクムク

淫魔(ひぎっ♡ なかでおっきくしちゃらめっ♡♡)

トロトロ♡

ヒクヒクヒク……♡

淫魔(しきゅーもいつもよりこーふんしちゃってりゅのにぃ……♡ や……♡ おっきくなるおちんちんにひっついちゃうぅぅ♡)

ヌ……♡ ヌルゥ♡ ヌルッ♡ チュチュチュチュ……♡

淫魔「あ……♡ あ……♡ あ……♡」

ドチュッ♡

チュゥゥゥ♡♡♡


淫魔「ひぎぃぃぃ♡♡♡」ビグンッビグンッ♡
12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:30:47.536 x7gA91d60.net
俺「ハッ……ハッ……! 」グッグッグッ

ぬチュッ♡ ヌ゛チュッ♡

淫魔(ああああ♡♡ しきゅーのいりぐちにおちんちんの先っぽでローション塗られちゃってりゅ♡♡)

俺「孕ませるっ! また孕ませてやるっ!」ドチュドチュッ♡

グリンッ♡ グリンッ♡

淫魔「あふっ♡ ぁ♡ あ♡」ビグッビグッ♡

俺「もっとだ! もっと乱れろ!」ローショントロ〜

淫魔(あ♡ ちゅながってりゅところにぃ……♡)

トロトロ♡

ヌッチャ♡ ヌッチャ♡ ヌッチャ♡
13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:49:30.814 x7gA91d60.net
俺(この幼児体形ペドマンコの膣内にッ! 種付け! 種付け! 種付け! )

ヌッチャ♡ ヌッチャ♡ ヌッチャ♡

睾丸< ムクムクムク……

俺「出すぞ! 一番奥の奥で! しっかり受精しろよ!」ズチュズチュズチュ♡

淫魔「ま♡ まっひぇ♡♡ イッてりゅからぁ♡ さっきからずっとイってりゅからぁあ♡」

俺「あああああ!!!!」グッグッ……グッ

ドチュゥゥゥゥ♡♡♡

淫魔「ひゃぁぁぁ♡♡♡」ビグンッビグンッ♡

ドグッ♡ ボビュッ♡

俺「ぅ……あぁぁ……受精しろ……そのイカ腹で妊娠しろっ!」グリュグリュ

ビュグッ! ビュグッ……♡


睾丸 < ドグッ♡ ドグッ♡ ドグッ♡


俺(ぐぅ……淫魔がエロすぎて無限精子が作られてやがるっ……)

〜⚪︎ 〜⚪︎ ◎ ⚪︎〜 ⚪︎〜

淫魔(またじゅせーしちゃぅ♡ ごしゅじんしゃまのあかちゃん妊娠しちゃぅぅ♡)

俺「種付けしてるぞ……お前は俺のメスだ! 俺の子を産め!」

ビューー! ビュブッ♡ ビュブッ♡
14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:57:48.941 x7gA91d60.net
おやしゅみのすけ……
17 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 05:56:24.116 cecWh2jd0.net
文字なのに色がついているかのような表現力
おつ
18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 06:11:34.952 x7gA91d60.net
起きてしまった
19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 06:22:24.048 x7gA91d60.net
どく♡ どく♡

淫魔「んぉ……♡ ぉ……♡ 」 トポトポ……♡

〜⚪︎◎⚪︎〜 チュクチュク♡

淫魔(あ……♡ あ♡ あ♡ いま絶対おくで卵子犯されてりゅ……♡)

俺「ッ……」ズチュ……♡ チュコ♡ チュコ♡ チュコ♡

◎〜 チュプンッ♡
21 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 06:36:04.285 x7gA91d60.net
俺「またっ……出るっ!」ビュルッ

淫魔「やっ/// も……入らないよぉ……///」

俺「ハァッ……! フッ! ぐぅ」ドチュッ♡ ドチュッ♡

俺(射精しながらッ……子宮犯して、俺の種汁の臭いすりこんでやるッ!)ブチュルッ♡ ブチュ♡

ドチュッドチュッ♡ グリンッグリンッ♡

淫魔「んっ♡ こーふんしすぎだってばぁ♡ 」ビグッビグッ♡

淫魔「!」ドクンッ! キュンッ♡ キュンッ♡

淫魔(へ……お、おなか……きちゅくなって……///)

俺(!? 急に膣内が締まってッッ……)
22 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 06:43:09.463 x7gA91d60.net
淫魔「ぅぷ……ん……」

淫魔(新しいあかちゃんが……いっぱい出されたせーし吸精してる……?)キュンキュン♡

淫魔「あっ♡ あぁぁぁ♡♡♡」おなかぽっこり♡

淫魔「はぁ……♡ はぁ……♡ いきなり臨月きちゃったぁ♡♡」おっぱいぴゅっぴゅっ♡
25 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 06:54:30.498 x7gA91d60.net
淫魔「あ♡ はぁ♡」とろん♡

俺(っ……メスだ……メスだっ!)ドチュドチュドチュッ♡

俺(ペドロリぷにぷにの幼児体形で……孕んでやがるっ!)おっぱいちゅうちゅう♡ おなかなでなで♡

淫魔「ぃひ……♡ やら……♡ またしあわせになっちゃぅよぉ♡♡♡」

俺「ハァッ! ハァ……いっぱい栄養送ってやるからなっ……」ズチュ♡ ズチュ♡ チュ♡

パコパコパコ♡ タチュッ♡

ヌッチャ♡ ヌッチャ♡ ヌッチャ♡
27 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 07:03:24.127 x7gA91d60.net
ずぷっ♡ ずぷっ♡ ぬぷっ♡

淫魔「イク♡ イクイクイク♡」

ヌルルルルゥ⤴︎

俺「だ、出すぞっ!」ガシッ!

ドチュゥゥゥゥゥゥ♡♡♡

淫魔「っ〜〜〜!!♡♡♡」

ビュルルルルッ♡♡♡

ぶびゅっ♡ ぶびゅっ♡

淫魔「ひ……ぎ♡ ぁあ……♡」ピクンッピクンッ♡
28 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 07:15:39.682 x7gA91d60.net
俺「ハァッ! ハァッ!」

ズルッ……♡ ゴポポポ……♡

ぶぴゅ……♡ ぴゅっ……♡

淫魔「ンぁ……♡ ぁ……♡」ピクッ

淫魔「ぁあっ!」ガクンッ……! ズキズキ……

淫魔「あぁ……あ゛ぁ゛ぁ゛♡♡♡」ビグッ! ビグッ!

俺「っ……!」おててぎゅっ……

淫魔「ぁ゛ んぁ゛あ゛ぁ゛ん! ! はぁ♡ はぁ♡ は ぁ♡」バシャァ……♡


俺「産まれたぞ!」ひょい

淫魔「え、えへへ♡ また家族がふえちゃったね♡」つ だっこ

淫魔「ふふっ♡ うれし……♡ かわいいなぁ♡」ぎゅっ♡

俺「俺も嬉しいぞ」ぎゅー

淫魔「えへへ♡ これからももっとつくろーね♡」

淫魔(……でも)

空になったローション< カランッ……コロコロ……

淫魔(あれはもう、やめとこ……たはは……)
29 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 07:16:10.249 x7gA91d60.net
……という妄想をしていた俺なのであった

おしり
31 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 07:22:22.511 l0v6dPpg0.net
寝起きでこのすけべ力
只者ではない

女剣士「装備や道具を買うお金が心許ない」

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:31:17.018 xnU0k6T+0.net
フェラチオ
1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:30:24.162 SU3YUaEr0.net
女剣士「なんかパーッとお金稼いだりできないもんかね」

店長「んなもんあったら俺が先にやってるわ」

店長「あぁ、でもお前さんなら>>3で稼げるんじゃないか?」
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:37:22.366 dT2E761R0.net
死ぬまで絞りとる
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:35:46.475 SU3YUaEr0.net
女剣士「フェラチオ?何?私にして欲しいの?」

店長「最近ご無沙汰なんでね。500Gくらいでどうだい」

女剣士「まぁフェラだけでいいならいい額だけど。新しい防具買えるし」

店長「ほっ!話がはええな。さっそくこっち来てやってくれよ」

女剣士「えー、他にお客さん来たらどうすんのよ」

店長「今やってくれりゃ600出すぜ」

女剣士「うーん・・・」

どうするか>>12
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:37:50.221 NnIgsMdQ0.net
店長死んだwww
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:42:30.576 SU3YUaEr0.net
女剣士「仕方ないにゃあ、いいよ」

店長「やったぜ」

女剣士「どうせいつも通りすぐ出しちゃうだろうしね」

店長「その分すぐ復活するからな!色つけてやったんだ、まさか一発でおしまいとか言うなよ?」

女剣士「強気だねぇ。じゃあ今日は音を上げるまでしゃぶってあげるよ」

店長「よーし、じゃあカウンターの下で俺のムスコに頭を垂れてくれよ」

女剣士「早漏の癖にSっ気あるんだから、そりゃ嫁さんもイヤになるだろうね」

店長「うるせぇ!」
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:46:03.164 SU3YUaEr0.net
ーーーー
ーー

店長「うぐっ、出るぞ!全部飲めよ!」

女剣士「んむっ・・・」ゴクッ

女剣士(一発目、と。今日は何回飲まされるのやら)

店長「よ、よし・・すぐにまた勃つからな・・・そのまま舌で舐め続けてくれよ・・・」

女剣士(今日も胃袋がザーメンで一杯になりそう)
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:53:45.991 SU3YUaEr0.net
ーーーー
ーー

店長「ふぐぅっ!?で、出るッッ!」

女剣士(だいぶ薄くなってきた)クチュクチュ、ゴクン

女剣士(13発とか、今までで最高記録だなぁ)

店長「ふっ・・・は、はぁ・・・・も、もう出ねぇ・・・」

女剣士「んじゃ、今日はこれでおしまいね。私も顎が痛くなっちゃう」

店長「か、金は・・・ほれ、持ってけや・・・」ゼェ、ゼェ

女剣士「ちょっとハッスルし過ぎじゃない?顔色悪いよ」

店長「へ、へへ・・・燃え尽きたぜ、真っ白にな・・・」ガクッ

女剣士「あぁ、もう・・・寝ちゃった」

女剣士「とりあえず約束のお金もらってくよ。またねー」

店長「    」
23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:57:16.493 lDWUbOq0d.net
レズプレイ
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:55:05.805 SU3YUaEr0.net
その後、数日して店長の訃報を聞いた。
特に病もなく、満足げな表情で眠るように死んでいたらしい。
サキュバスが現れたのではとの噂だし、たぶん私とは関係ないだろう。
友人を一人失った事については、やはりどこか寂しさを覚えた。


女剣士「さて、防具は揃えたものの今度は武器がオンボロになってきたなぁ」

女剣士「>>23でもしてまた稼ごうかしら」
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:05:38.435 8dZxRXcq0.net
女魔王(ロリ)
26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:03:14.098 SU3YUaEr0.net
女剣士「エッチな仕事が手っ取り早いけど、最近男相手ばかりでマンネリなんだよね」

女主人「珍しくうちに来たと思ったら何さ。私を誘ってるわけ?」

女剣士「女将さん、私の事買ってみる?」

女主人「冗談じゃない。天国の旦那に泣かれちまう」

女剣士「えー、私女将さん結構タイプだったんだけどなぁ」

女主人「他を当たりな」

女主人「あぁ、でも。>>28とかいう女が女を買いたいような事言ってたね」

女剣士「ほー」
32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:18:37.894 v/owiCip0.net
行かない
30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:15:16.514 SU3YUaEr0.net
ソレデネー、アノコノカレシガー
ウソー?ナイワー

ロリ魔王「はぁ、やっぱり人間の女はいいな。めちゃくちゃにしたいなぁ」

ロリ魔王「何人か誘拐していこうかなぁ」

側近「ダメですよ。また戦争がしたいんですか」

ロリ魔王「あー、そうなれば堂々と誘拐し放題だねぇ」

側近「そうしてまた勇者に全員寝取られちゃうんですね」

ロリ魔王「思い出させるのやめてよ・・・死んじゃいそうなくらい辛かったんだから・・・」

ロリ魔王「あーあ・・・どこかに適度にビッチな女転がってないかなぁ」

ロリ魔王「全裸にして市中連れ回したり穴という穴を犯してあらゆる体液垂れ流しにさせてやるのになぁ」

ロリ魔王「触手で口から胃袋から腸からお尻まで姦通させてこの世のものとも思えぬ快感を与えてあげるのに・・・」

側近「周りに聞こえてますよ」

ロリ魔王「ビッチならむしろ喜んで寄ってくるからいいのいいの」

女剣士(なんかヤバそうなんだけど本気で行くの?私)

>>32
34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:21:36.621 v/owiCip0.net
風俗
33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:20:47.752 SU3YUaEr0.net
女剣士(さ、さすがにあのレベルはまだ怖いわ・・・)

女剣士(ここは普通に>>34でお金稼ごう)
37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:25:11.ウンコ xznweixAa.net
マッチを売ろう
36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:24:34.035 SU3YUaEr0.net
女剣士「という訳で夜の街に繰り出してきたのだ」

女剣士「私はここで街娼をしてもいいし、特定のお店の門戸を叩いてもいい」

女剣士「さてさて、どうしよっかなぁ〜」

>>37
42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:37:08.260 8dZxRXcq0.net
ロリ魔王の魔力を打ち消してから犯す
39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:33:42.464 SU3YUaEr0.net
私は街娼や街娼を値踏みする男達を相手にマッチを売り歩いた。
寒空の下、来るとも知れぬ一夜限りの恋人を待ちぼうけする街娼達はその多くが煙草を吹かしていたし、男達も同様だった。
昼間の内に買っておいた煙草とマッチは彼女らに吸われるように売れていき、一夜限りの恋人達が宿の薄闇に消えていく頃には、その殆どが手元からなくなっていた。

思っていた以上の好成績に私は気分をよくしながら、女主人の営む宿へと帰る事にした。

さて、次は何をしようか。
>>42
44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:48:13.226 SU3YUaEr0.net
女剣士「魔封じの玉?なんだかいかにも胡散臭いわね」

商人「偽物もたくさん出回っているのは確かだがね。こいつは本物さ」

商人「かつては勇者が魔王城を覆う結界破りにも使われたという。その時の物はすぐ壊れちまったらしいが、質のいい物ならそれくらいは可能だって事だ」

女剣士「質のいい物ならっていうけど、それがそうだとはわからないんじゃない?」

商人「それはそうだ。産出量は多いとは言え、これも古代文明の遺物の端くれ。その性能を調べる事も容易じゃない」

女剣士「本物かも知れないけど、効果は毛ほどもないかも知れない訳ね」

商人「そうなるが、遺跡探索をするなら必ず一つは持って行くべきだね。いざという時為すすべもないようじゃただ死にに行くようなもんさ」

女剣士「ふぅーむ・・・」
47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:57:01.470 SU3YUaEr0.net
ロリ魔王「欲求不満」

側近「昨晩私とあれほど致したというのに・・・」

ロリ魔王「だってあんた、人間と違って普通に耐えるんだもの」

ロリ魔王「私はもっと壊れちゃうくらい感じて欲しいの」

ロリ魔王「もう限界だわ。街娼の一人くらいいなくなっても皆気づかないでしょう」

側近「いけませんよ。そのような危ない橋を渡っていただく為に人間の街を訪問している訳ではないのです」

ロリ魔王「無理よ、無理。こんなにストレスを溜めたら私の魔力が大爆発を起こすわ!」

ロリ魔王「そうしたらこの街はおろか、地表の七割が吹き飛ぶわよ!」

側近「そんな大げさな・・・」

ロリ魔王「だから世界を守る為にも、私は行く!」グッ

側近「え、あ、ちょっ!」

ドヒュンッ

側近「・・・あぁ、これはダメかも」
53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:11:21.429 8dZxRXcq0.net
使うがロリ魔王が最後の力を振り絞って
女剣士に肉棒を生やす
50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:07:17.187 SU3YUaEr0.net
女剣士「うぅ・・・あの商人、本当に口がうまかったなぁ」

女剣士「おかげでまたお金足りなくなっちゃった」

女剣士「ま、こうして何回か街娼をしていればすぐ稼げるでしょうけど」

ロリ魔王「ほう、お前街娼なのか」

女剣士「・・・あれ、誰かいると思って話してたけど」

ロリ魔王「私が聞いてた。そしてお前を買おう」

女剣士「・・・えっと、夜の街を裸で連れ回されるくらいならいいですよ」

ロリ魔王「ああ、そうだな。四つん這いにして夜の繁華街を散歩させるのもそそるな」

女剣士「流石に繁華街は恥ずかしい・・・」

ロリ魔王「だがまぁ、とりあえず私のこの触手をフェラしてくれればいい」

女剣士「本当にフェラだけ?それが伸びてきて私の中めちゃくちゃにしたりしない?」

ロリ魔王「大丈夫だ、心配するな」

女剣士「・・・」

分岐
魔封じの玉を今すぐ使うかまだ温存するか
>>53
54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:20:23.179 SU3YUaEr0.net
女剣士「そぉい!」

ペカー!!!

ロリ魔王「うおっ!まぶしっ!」

女剣士「め、目くらましにはなった!」ダッ

ロリ魔王「魔封じの玉か?ちょこざいな街娼だな」

ロリ魔王「だがまぁ、私の触手からは逃げられん」

ヒュッ   ガシッ

女剣士「ひぇっ!」

ロリ魔王「お前、なかなか胆力があるな。気に入ったぞ」

女剣士(やばいばいばい絶対やばい)

ロリ魔王「その体、私好みにしてやろう」

女剣士(なにこれ!魔力流し込まれてる!?)

ロリ魔王「ふふふ」
55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:28:13.276 SU3YUaEr0.net
ーーーーー
ーーー

女剣士「うぇぇ・・・」

ロリ魔王「しなやかな女の体にはやはりしなやかなチンポが似合うなぁ・・・」ホレボレ

女剣士「うくっ・・・こんなの、やだよぉ・・・」

ロリ魔王「さっきまでの威勢もなく泣きべそをかいて、全くお前は本当に私好みだな。もっと壊してやりたくなるぞ」

ロリ魔王「それじゃあまずはそのチンポを虐めてやろう」ニギッ

女剣士「ひゃっ!」ビクン

女剣士「や、やだ!離して!」

ロリ魔王「んお!?」

パシーン   ドサッ

女剣士「あ、あれ・・・?」

ロリ魔王「・・・・お?」

ロリ魔王「なんだ?腕力は弄ってないはずだが・・・」

女剣士(・・・なんかこの魔王、人間の女の子みたいに軽い?)
56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:34:27.807 SU3YUaEr0.net
女剣士(もしかして魔封じの玉、しっかり効いてる?)

女剣士(魔王の魔力の量が多すぎてすぐに全部封じきれなかったとか、だったり・・・)

ロリ魔王「ぬ・・・なんだこれは。身体がいやに重く・・」

女剣士(・・・どうせ効いてなかったのなら、どっちにしろもう助からないし)

女剣士(何より、魔王に植え付けられたらこれが・・)ドクン、ドクン

ガシッ

ロリ魔王「な、なんだ?離さんか女!」

ロリ魔王「くっ・・・なぜこんなにも力が・・・」

女剣士「あんた・・・私にこんなもん生やして・・・」

女剣士「こうされたかったんでしょ・・?」

ツプ

ロリ魔王「ひゃっ」
59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:48:51.704 SU3YUaEr0.net
魔王に植え付けられたしなやかで長いペニスは、まるで自分専用の入れ物であるかのようにするりとその中へ侵入していった。
人間の幼子としか思えぬ魔王の身体は、驚く事にその長大なペニスを根本までくわえ込み、歓喜するように律動してペニスを悦ばせた。
魔王自身は自分の身に起きた異変に激しく動揺している様子で、同時に私の中に芽生えたばかりの新たな繁殖欲に脅えるようだった。

涙を浮かべながら、やめるよう懇願する幼子の姿が私の黒い欲望を心地よく刺激する。
私は普段自分がされる腰つきを、教え込むようにゆっくりと繰り返す。

二十、三十とペニスの出し入れを繰り返す頃には幼子も最早観念したようで、私に身体の中を味わわれる事に必死に耐えているようだった。

そのいじらしい姿が嗜虐心をそそり、気付けばお互いの熱い吐息が重なり合う程まで近づいていた。
幼子がちらり、と薄く目を開けこちらを確認したのを見て、私は抑えきれずに、甘く潤んだその唇に食らいつき、またその口内を味わい尽くすように蹂躙したのを誰が責められよう。

この女の口はそのためにあるのだ。
私に甘美な感覚を与える為だけの女なのだこいつは。
いつしか私の中に生まれた野獣が、私の思考にまで食い込んできているようだって。
67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:05:41.877 qsL/UODa0.net
ペニスの長さに比例して、私の腰を振る深さも大きかった。
すっかり私に堪能された唇を離し、今度は幼子の身体を大きく動かすようにすると、案の定、その小さな身体は激しく揺さぶられ、最奥を小突かれる度に快楽を押し付けられているとしか言いようのないあえぎ声が漏れた。
その軽い体は私でさえ楽々と動かす事ができ、音さえ無ければ私が人形を相手に自慰をしているようにすら見えただろう。
それ程に私のピストン運動は激しく、容赦がなかった。

不意に何かが身体の中を上り詰める感覚に襲われる。
それが射精だと気付けたのは、ピストンの最中につなぎ目から漏れ出た精液の香りだけで、ペニスはなお堅さを保ち続けていた。
二度、三度と、これまでにない爆発的な快楽の波が私を満たした頃、ようやく私は疲労を感じ、まるで自分の獲物を外敵に取られまいとするように幼子を抱きかかえ、小休止をとった。

幼子が何か言葉を漏らすが聞き取れず、代わりに私はそのかじりつきたい程に可愛らしい耳へ呟いた。

お前は「私の物だ」と。
70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:16:11.179 qsL/UODa0.net
ーーーーー
ーー

城のテラスから城下町を眺めながら、ふと、あの時商人から買った魔法の玉は果たして本当に魔封じの玉だったのだろうか?と考えていた。
あの後明るくなってからも辺りを探してみたが、それらしき物も、その欠片もなく、私の知覚能力をもってしても探し出す事が出来なかった。
ただ一つわかっているのは、力はそのままに、受け皿が変わったという事だけ。
真実はわからなくなってしまったが、今ここに残った事実だけは覆しようもない。
長く風に当たっていた私を心配してか、側近と、年端もいかぬ見てくれの妻がテラスに顔を出した。
直に多種族の長が集まる会議が開かれる。
そこで正式に、私は諸外国からも認められる事だろう。
かつては道端に咲く野花と変わらぬ、一介の剣士に過ぎなかがった。



女魔王「この私を」





終わり
72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:18:35.051 d9JqxzHE0.net
よかった乙
73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:28:58.263 MbxcULa80.net
地の文描写が素晴らしかった乙

勇者「魔王に勝つには…美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくるしかない!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 22:59:01.05 J3xdItWRO


女戦士「えっ、なんだって?」


勇者「だーかーら!黒パンストだよ黒パンスト!
魔王の圧倒的な力を現在進行形で目の当たりにしてんだろ!
これもう勝つためには、美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくる他ねぇんだよッ!!」


僧侶「よくわからんが、美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくれば我々の勝機が見えるんだな!
ならば僕が時間を稼ぐ!お前たちはその隙に美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたるんだ!!」


勇者「すまねえ恩に着るぜ僧侶!ここは耐えてくれぇ!」


女戦士「僧侶がそれでいいなら良いんだけど、あの、いやホントにいいの?」


僧侶「僧侶に二言はない!さあ来い魔王!」


魔王「僧侶風情が一人で余の相手とは笑わせよる…!ダークネスカッター!」

ザクザクザクー!
僧侶「ぐわあああああああああ!!?」


勇者 女戦士「「そ、僧侶ォォォオーー!?」」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518011941
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:01:16.87 J3xdItWRO
僧侶「ぼ、僕なら大丈夫…だから今のうちに…!」


勇者「ナイスガッツだぜ僧侶!よし、じゃあ女戦士。パーティで一番俊足なのはお前だ。
だからコンビニまでひとっ走りして黒パンストを買ってきてくれ!」


女戦士「戦闘中よ!?そもそもコンビニなんて何処にあんのさ!?」


魔王「魔王城二階エレベータ降りて右通路すすんで四つ目の角を右にヘルイレブンがあるぞ」


女戦士「ありがとう行ってくるわ!」


魔王「待て女戦士よ。行くならばこの余のポイントカードを持ってゆけ。
会員特典で割引が出来るやも知れぬ。そしてついでに買い物でポイントを貯めてくれ」


僧侶「自らは買い物をすることなく己のポインツを貯めるとは、まさに魔の王たる姑息さだ!」
勇者「貴様に人の心は無いのか…!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:03:19.49 J3xdItWRO
女戦士「はあ…はあ……ダッシュで買ってきたわよ」


勇者「でかした女戦士!………ってオーーイ!
これ80デニールじゃないかーい!」


僧侶「なにか問題でもあるのか?」


勇者「いやー、人にもよるんだけどね。俺としては、も少し薄いデニールのほうが好きなんだわ」


女戦士「何よ!人が買ってきたげた物に文句言わないでよね!」


勇者「それもそうだな。ここはこの黒パンストを美少女に履かせて練乳を塗りたく……」


魔王「させると思うか?」ゴアー!

女戦士(魔王の気が膨れ上がった!?)
僧侶(成る程みすみす僕らの有利なように事は運ばせないか)


魔王「余は40デニールしか認めぬ。絶対にだ!」


勇者「くくく。アンタならそう言ってくれると信じてたぜぁー!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:04:22.33 J3xdItWRO
勇者「と、言うわけだ。もうひとっ走りしてきてくれ」


女戦士「はあああー??私さっき猛ダッシュしたの!疲れたの!
次は勇者が行く番でしょー!」


勇者「駄目だ!男の俺が黒パンスト買うなんて、考えただけで恥ずかしくて死んぢまう!
いいのか!?お前、勇者の俺が死んでいいってのか!!」

女戦士「なによぅ。そんな怒鳴らなくても…」


勇者「いいから早くするんだ!僧侶が持ち堪えてくれてる今の間に!!」


魔王「ダークネスカッター!」ザクザクザクー

僧侶「ぐわあああああああー!!?!」


女戦士「くっ!待っててね僧侶!すぐにここに戻ってくるから!!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:06:14.89 J3xdItWRO
女戦士「はぁ…ハァ…ぜいゼィ………戻って、きたわよ………」


勇者「おおっ!まさしく40デニールの黒パンストだ!」
魔王「メーカーは?」
勇者「グ◯ンゼ」
魔王「ランガードは?」
勇者「ある」
魔王「爪先と踵部分はちゃんと補強してるやつ?」
勇者「ああ。ちゃんと補強してるタイプのだ」


魔王「オーケィ!」


勇者「ぃよっしゃあああああー!!魔王から直々の太鼓判押しだぜぁーー!!」

女戦士「これでやっと……私たち勝てるかも…!」


魔王「ふはははは!何を世迷いごとを。貴様らはまだ黒パンストを手に入れただけだ。
まだ、それを美少女に履かせ練乳を塗りたくらなければならない。果たしてそれまで此奴の身体が持つかなァ?ダークネスカッター!」
ザクザクザクー!


僧侶「ぐわああああああああー!!!?」

勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:07:12.85 J3xdItWRO
女戦士「そうだわ練乳だわ!私ったら気が利かない。黒パンストと一緒に練乳も買ってれば良かったのに!」


勇者「ぉおっと、その心配はいらねぇぜ女戦士。
練乳なら俺が持ってる!」


女戦士「まあ素敵ッ!でも何で持ってるの?」


勇者「なんでって、俺は常日頃から練乳を肌身離さず持ち歩いているが?」


女戦士「なんですと?」


魔王「くくく。女戦士とやら。男子たるもの、いついかなる時に美少女の黒パンスト脚に練乳を塗りたくる機会が来るかも知れぬ。
そのためにマイ練乳を持参するは嗜みであろう。
当然。余も持ち歩いておるわ」


僧侶「僕もありますよ」


女戦士「なんなん私だけおかしいん?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:08:33.12 J3xdItWRO
女戦士「とにかく。黒パンスト、練乳、美少女、これで遂に三つ揃ったわね」


勇者「は?」
女戦士「え?」


勇者「女戦士が何言ってんのかわかんないぞ。美少女なんて何処にいるんだ何処に」


女戦士「またまたぁ〜。ほらほら今勇者の目の前にいるじゃんプリチーでラブリーな女の子がさぁ〜!」


勇者「は?」
女戦士「あ?」


勇者「何を勘違いしてんのか知らないが、美少女だぞ?
美少女っていえば女子中学生かJKに相場は決まってんだろJK!」

魔王「待て勇者よ。何も美少女に拘らずとも、美人OLか美人女教師という線も捨てがたいッ!」

勇者「そッッッれもイイなぁ!!!」


女戦士「だったら美人女戦士でもいいじゃん!?!?」


勇者 魔王「「いやそれは無いわ」」


女戦士「ムキィィィイーー!!!!」


魔王「さあさあさあ早く美少女を連れてこねば、此奴の命いつまで持つかなぁ?ダークネスカッター!」ザクザクザクー!


僧侶「ぐわああああああああああー!!!!?」

勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?!?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:10:35.77 J3xdItWRO
女戦士「なによなによみんな!そもそも黒パンスト脚に練乳塗りたくるとか、意味わかんないわ!
それでどうやって魔王に勝てるっていうの!?」


勇者「意味ならあるさ!なら女戦士、お前、黒パンストを舐めたことはあるか?」


女戦士「はあ?あるわけないじゃない!」


勇者「それがお前のダメな所なんだよ!!女戦士自身に黒パンストを愛する心が無いんだ!
だからお前は黒パンストに選ばれないと、そんな簡単な事が何故わからないんだ!!
いいか、黒パンストってのは舐めたら実はちょっとしょっぱいんだ!だから、だから練乳が必要になる!!
甘いお菓子としょっぱいお菓子の組み合わせは最高で最強だろ??
そうなんだよ最強なんだよ!だから魔王にも勝てるんだッッ!!」


女戦士「ズガビィーン!?
そうだったの……私、黒パンストのこと全然わかってなかった……。こんなんじゃ、勇者のパーティ失格だよ…」


勇者「気に止むことはないさ。これから知っていけばいい」


女戦士「ありがとう勇者。私、塗りたくりたい!美少女の黒パンスト脚に練乳をぬりたくりたい!」


勇者「そうだその意気だ!」


魔王「さて、長話は終わったかね?ならば丁度良い。こちらも今しがた終わった所だ」

僧侶「うぐ……ぐ……かハァ…バターン」


勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?!?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:12:04.51 J3xdItWRO
魔王「くはははは!肝心の美少女が居らず、僧侶もすでに戦闘不能!さあてどうやって余に勝つつもりかなあ?」


僧侶「く…ゆ、勇者……」

勇者「もういい!喋るな僧侶!」

僧侶「そういえば、たったひとつ……美少女が…いる場所を……思い……だした……」

勇者「なんだと僧侶!くわしく喋れ!」

僧侶「コンビニ……だ…。魔王城のヘルイレブン……そこに行けば……僕の姪が……かわいいJKの姪がバイトを……していると昨日メールで母ちゃんが…言ってた……。急げ……彼女のシフトの……終わりが近……い……ガクーッ!」


勇者「でかした!!女戦士!ここは俺に任せて、お前は一刻もはやく僧侶の姪を連れてくるんだ!そしてその娘に黒パンストを履かせて練乳を塗りたくろう!
爪先には浸すように、膝裏には擦りこむように、太ももには薄く広げるように練乳を塗りたくろう!!」


女戦士「ええわかったわ!!」


魔王「行かせると思うてか?」


僧侶「行かせるさ……何がなんでも……!」プルプルガクガク


魔王「その意気や良し!くらえダークネスカッター!」ザクザクザクー!


僧侶「ぐわあああああああああああ!??!?」


勇者 女戦士「そ、僧侶ォォォオーー!?!?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:12:47.51 J3xdItWRO
幼女「ねーねーおばあちゃん!それから!それからどうなったのー!?」

おばあちゃん「ふふふ。せっかちな子ですこと。
その後はねぇ。女戦士が僧侶さんの姪を連れてきたんだけど、またこれがめんこい娘で、勇者さんも魔王さんも鼻の下伸ばしやがってたのよ」

幼女「そんなにかわいいひとだったんだー。あたしとどっちがかわいいかなー?」

おばあちゃん「そんなの、幼女ちゃんのほうが百億倍かわいいでちゅよ〜!」

幼女「キャッキャイ」

おばあちゃん「でもねぇ。強引に連れてきたのが行けなかったんだろねぇ。
コンビニの店長に通報されて、魔王さんと勇者一行は、すぐさま駆け付けた警察にお縄にされたの。こうして世界は平和になりましたとさ。めでたしめでたし」

幼女「じゃあ、ゆうしゃさん、けっきょく黒パンストあしに練乳をぬりたくれなかったんだ。かわいそう…」

おばあちゃん「そうさねえ。でも、今にして思えばあれで良かったんだよ。
おばあちゃんも当時、刑務所で冷静になった時に考えたらね。やっぱりあいつら頭おかしかったのよ」

幼女「うーん、よくわかんないやー」

おばあちゃん「ふふふ。幼女ちゃんにはまだ難しいかも知れないわね。さて、夜ももう遅いことだし眠りましょうかね」

幼女「うん。おやすみおばあちゃん!」

おばあちゃん「ええ、おやすみなさい」






グッドイブニング
グッド黒パンスト

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 23:13:15.04 J3xdItWRO
ありがとうございました。

ぷにあなロリ淫魔「……そんなにまた私のこと孕ませたいんだ♡」

1 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 03:39:49 HgByioSQ00202
淫魔「そうそう……そーやってぇ……おまんこにすりすりするだけだよ♡」

プニュ♡ プニュゥ♡

俺「ハァッ……ハァッ……」カクカク

ペチュ♡ クチュ♡ プニュ♡ ヌリュヌリュ♡

俺「こ、こんなのもうムリだ……挿れさせてくれぇ!」グィッ

プニュゥゥ……♡♡ ニュプ♡ クププ……♡

淫魔「あんっ♡ だーめっ♡」ちんぽにぎにぎ

俺「そ、そんなっ。お前だってこんなに濡れて……」

淫魔「だってさー、人間ってあかちゃん作るためにセックスするんだよね? こんな身体だけど、私あかちゃん産めちゃうよ?」

俺「……」

淫魔「ふふっ♡ だからね、だーめっ♡」
2 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 03:40:44 8KcG9cxR00202
お人形遊びは楽しいか?
3 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 03:41:07 HgByioSQ00202
>>2

ごめん
4 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 03:42:36 HgByioSQ00202
ムシャクシャして立てた。

今は反省している
5 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 03:42:44 HyLTmqLu00202
ぷにあなとサキュエルが合体したオナホ?
欲しい
6 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 03:45:47 sauPwMOP00202
はよ
7 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 03:46:36 UDf/+m5z00202
あくしろ
10 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 03:48:32 FhdiF3Ql00202
>>9
はよ
はよ!!!!!!!
11 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 03:52:59 XRYrYkEZ00202
寒いからはよ
13 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 04:03:24 HgByioSQ00202
淫魔「こーらっ♡ そんな顔しないの」どさっ

俺「うわっ!」

淫魔「ぬるぬるするだけならぁ……いっぱぃシてあげるから♡」プニュプニュ♡ クパ クパ♡

俺「うぐっ……」ギンギン

淫魔「こんなびんびんにしちゃってさー♡ そんなに私のおなかににあかちゃんのもとびゅーびゅーしたいの? そっかー、ならしかたないかもね」プニュンッ

俺「え」

淫魔「ほら、見える? あともうちょっと腰落としちゃったら挿っちゃうよ♡」ニュプ……♡ ニュププ……♡

俺「ハァ……ハァ……」

淫魔「あー♡ さきっぽ……はいっちゃうかも……♡」

ヌルッ……♡ ヒクヒク ♡ ニュポポ……♡

俺(挿れたい挿れたい挿れたい挿れたい!)

淫魔「なーんてね♡」スッ

俺「そ、そんな……」

淫魔「ふふっ♡ おもしろい顔♡」くすくす
14 :以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/02(金) 04:06:26 FhdiF3Ql00202
>>13
うおおおおおおおおおおおおおおおお
いいぞおおおおおおおおおおおおおおお
やれぇえええええええええ

魔王「勇者が来たから、第二形態どうするか考えなきゃ!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:09:34.13 A3dt2/9No
側近「魔王様、大変でございます!」

魔王「なんだ?」

側近「勇者がこの城に侵入したという報告が入りました!」

魔王「な、なんだと!? 予想よりずいぶん早いな!」

側近「幹部たちが応戦していますが、ここまでたどり着くのも時間の問題かと……」

魔王「ならば、急いで考えなければなるまいな」

側近「勇者との戦い方をですか? あるいはまさか……撤退を?」

魔王「いや……第二形態をどうするかをだ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517836173
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:11:17.83 A3dt2/9No
側近「第二形態? 今の状態が最終形態ではないのですか?」

魔王「バカモノ! ワシは魔王だぞ? 第二形態ぐらいなくてどうするのだ!」

側近「ははっ、申し訳ございません!」

魔王「ただし、まだその内容を考えてなかったのでな……今から考えねばならん」

魔王「というわけで、側近よ! 案を出せ!」

側近「ははーっ!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:13:23.49 A3dt2/9No
側近「まず、第二形態としてオーソドックスなのが“巨大化”でございます」

魔王「ほう、大きくなるわけか」

側近「はっ、今の魔王様は勇者より一回り大きいぐらいですが」

側近「これが勇者より何十倍も大きくなれば、インパクトは絶大でございます」

魔王「なるほどなるほど……巨大化して勇者を見下ろすのも悪くはない」

側近「とはいえ、オーソドックスすぎてありきたりともいえますが」

魔王「候補にはしておこう……他には何かないか?」

側近「そうですねえ……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:16:31.85 A3dt2/9No
側近「巨大化とは逆に、“小型化”するという手もあります」

魔王「小さくなるということか? 弱そうではないか……却下だ、却下!」

側近「魔王様、その先入観を逆手に取るのでございます」

魔王「ほう?」

側近「小さくシンプルなデザインになった魔王様が、強烈な攻撃を仕掛けてきたら」

側近「勇者の奴は驚いて絶望してしまうことでしょう!」

魔王「なるほどなるほど、ギャップ狙いというやつだな!」

側近「さすが魔王様、ご理解が早い」

魔王「ふぅむ、巨大化か小型化か……迷うな」

側近「他にはこういうのもございますよ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:17:53.33 A3dt2/9No
側近「“顔だけ”になるのでございます」

魔王「顔だけ?」

側近「たとえば、≪手、顔、手≫という具合にですね」

側近「パーツが三つに分かれることで、攻撃回数もざっと三倍に!」

側近「さらに巨大な顔で勇者を威圧することも可能!」

側近「これもなかなかに人気な第二形態でございますよ」

魔王「ところで、両足もつけて五つのパーツに分かれるのはいかんのか? これなら五回攻撃できるぞ」

側近「いけないってことはないでしょうが……ちょっと見栄えが、ねぇ……」

魔王「あまりかっこよくはないな……」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:19:55.69 A3dt2/9No
側近「あと……“機械化”するという手もございます」

魔王「機械化?」

側近「実はサイボーグだった、みたいなノリでメカ形態に移行するわけです」

側近「機械兵器ならではの超火力で、勇者をノックアウトというわけでございます」

魔王「今まで剣と魔法でやってきたのに、そんなのが出てきて大丈夫だろうか?」

側近「なぁに、どうせ最後ですから! マシンガンでもミサイルでもガンガンぶっ放しましょう!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:21:37.21 A3dt2/9No
魔王「あと、どのようなものがある?」

側近「骨だけになったり、ゾンビ化したり、“アンデッド化”という方法もございますね」

魔王「死んだには死んだが、死んだまま復活するわけか」

側近「はい、それゆえに魔王様の執念を演出できる第二形態でございます」

魔王「その場合、城から出ようとする勇者を背後から襲うなんてことをしたら面白いかもしれんな」

側近「ええ、後ろからアンデッド化した魔王様がやってきたら、勇者もパニック間違いなしでございます」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:24:10.97 A3dt2/9No
側近「変わり種として、“脳みそ”になるという変身もありますね」

魔王「脳みそ?」

側近「魔王様の肉体はハリボテで、正体は脳みそだったというオチなわけです」

魔王「意外性があっていいな」

魔王「だが、ワシは脳みそのシワの数が少なそうだ……見栄えが悪いかもしれん」

側近「でしょうね……」

魔王「でしょうね、とはなんだ! そこは否定しろよ!」

側近「あっ、申し訳ありません!」

側近「まあ、シワならペンかなにかで書き足せばよろしいかと」

魔王「名案だ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:26:57.04 A3dt2/9No
魔王「逆になにか、キレイな存在になるような変身はないだろうか?」

側近「ああ、それなら“天使”になるのはどうでしょう?」

魔王「天使? ワシが!?」

側近「魔族の王たる魔王様の正体が、天使だったら……勇者も度肝を抜かれることでしょう」

側近「半裸で『汚れた人間よ……』などといいながら攻撃したら、迫力も抜群です」

側近「技も『ホーリーなんちゃら』とか『聖なるなんちゃら』を連発するわけです」

魔王「奇抜な案だと思ったが、聞いているとよさそうな気がしてきた」

魔王「天使タイプの羽根と魔族タイプの羽根を同時に生やすというのはどうだろう?」

側近「いいですねえ! いかにも聖と魔を司る者、という雰囲気が出ますよ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:28:57.07 A3dt2/9No
側近「いっそ“宇宙生物”だったというオチも面白いかもしれません」

魔王「というと?」

側近「魔王様は魔界出身の魔族だと思いきや、実は宇宙からの侵略者だったというわけです」

側近「これにより世界規模だった戦いが、一気に宇宙規模になりスケールアップ!」

魔王「よいではないか……スケールが大きいのは嫌いではないぞ」

魔王「だが、この星に来た理由はどうすればいいのだ?」

側近「故郷の星が滅亡寸前なので、隕石かなにかに紛れてやってきた、とでもすればよろしいかと」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:31:09.55 A3dt2/9No
魔王「よし、今までの中から一つ決めるとするか」

側近「あっ、忘れてました! こんなのもございます!」

魔王「どんなのだ?」

側近「得体の知れない“闇”になるのでございます」

魔王「闇!」

側近「魔王様は嫉妬や憎悪など負の感情の集合体だったということにして」

側近「闇そのもの、になるのでございますよ!」

魔王「なんだかよく分からんが、すごい変身だというのは分かった」

側近「私も自分でいっててよく分かりませんでした」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:33:53.24 A3dt2/9No
側近「魔王様が“コンピュータ”だったという手もございますね」

魔王「コンピュータ? 先ほどの機械化と同じではないか」

側近「いえ、先ほどのは魔王様の肉体を改造するという意味合いが強かったですが」

側近「こちらは魔王様の正体がコンピュータそのものなのです」

魔王「ほう……そうきたか!」

側近「実は魔王様は古代人かなにかに『この世界を救え』と命じられたロボットだったわけです」

側近「そして、その命令に従おうとした結果――」

魔王「人間を滅ぼそう、という結論に至ったわけか!」

側近「そうです! これだと人間にも罪をふっかけることができて、仮に魔王様が倒されても」

側近「かなり後味が悪くなります」

魔王「死してなお、人間に傷跡を残すか……魔王に相応しい最期ではないか」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:36:41.17 A3dt2/9No
魔王「あ〜……どれにしよ、悩むな……。こりゃ決めるの時間かかるぞ」

側近「でしたらいっそ、全部混ぜ込んだ“カオス形態”になるというのはどうでしょう?」

魔王「カボス?」

側近「そりゃ果物です。カオスです、混沌」

側近「ようするに、今まで挙げた要素を全部詰め込んだ形態になるんですよ」

魔王「そんなことしたら、グチャグチャな意味不明形態になっちゃうだろ」

側近「それでいいんですよ」

側近「うまくいけば、ある種の宗教画のような神々しい形態になることができます」

魔王「ふむ、悪くない」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:38:57.44 A3dt2/9No
側近「それに、なにも魔王様が変身することにこだわる必要はありません」

側近「たとえば、魔王様の身近にいた部下が“実は黒幕”だったなんてのもありかと」

魔王「あ〜、なるほど! 側近、土壇場でお前が正体をあらわすわけだ!」

側近「そうです!」

魔王「実はワシは傀儡で、側近こそが真の魔王だった、みたいな!?」

側近「そうです!」

魔王「『あのニセ魔王は勇者のデータを取るための捨て駒よ!』的なセリフを吐いたり!?」

側近「そうですそうです!」

魔王「やっべ、この案もいいなぁ! テンション上がってきた! あ〜……どれにしよう!?」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:40:49.66 A3dt2/9No
バァンッ!!!

勇者「魔王、覚悟しろ!」





魔王「え!?」

側近「え!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:42:44.76 A3dt2/9No
勇者「城内の幹部は全て倒した……あとはお前たちだけだ!」

魔王「マ、マジで!? 早すぎだろ!」

側近「ちょっと待て! こっちはまだ色々と決めなきゃならないことが――」

勇者「いくぞ!」チャキッ

魔王「よ、よせ! 話せば分かる!」

側近「せめて、第二形態の内容を決めるまで待って――」

勇者「うおおおおおおおおおおっ!!!!!」

魔王&側近「いやぁぁぁぁぁっ!!!!!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 22:44:53.52 A3dt2/9No
勇者「ハァ、ハァ、ハァ……」

勇者「……終わった」

勇者「やっぱりボスは、第二形態になる前に倒すに限るな……!」









〜 END 〜

狐娘「600年も生きてたらなんかあると思ったんだけどなあ」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:05:06.24 bWJBGEdO0
狐娘「ねぇ?」

男「いや知らないですけど…」

狐娘「そっかぁ」

男「最近随分とその辺きにしますね」

狐娘「この年になって刺激を求めるようになってきた」

男「細かく言うと何歳なんでしたっけ」

狐娘「600と19歳、この言い方だとワンチャン未成年っぽく聞こえない?今度から使おう」

男「聞こえないと思いますよ」

狐娘「だよねぇ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517663105
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:05:27.72 bWJBGEdO0

狐娘「仮に私が未成年だとして」

男「はぁ」

狐娘「ケモ耳ケモ尻尾つけてバイトに臨むヤバめの女性になっちゃうね」

男「未成年特に関係ないヤバい人ですね」

狐娘「年齢で化け狐を証明できるからまだいいか」

男「けどお客さんからしたら小槻音さんの年齢なんかわかんないんで結局ヤバい女性では」

狐娘「…まあそこは気の持ちようよ」

男「えぇ…」

狐娘「値札に年齢書こうよ、(619)って後ろにつけて」

男「誤植に間違われて終わりな気がする…」

狐娘「どうにもならんね」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:06:06.44 bWJBGEdO0
狐娘「けど実際もっと刺激が欲しい、崇め奉られたい」

男「現状神社みたいなところに住んでるじゃないですか」

狐娘「あれはねーなんか違う」

男「肝試しの名所ですもんね」

狐娘「幻術で見せてるだけで本当は綺麗だからセーフ」

男「最近雑誌に『冬こそ!話題の心霊スポット特集』みたいなので紹介されてましたよ」

狐娘「えっ知らない」

男「『触れることすら許されない、特S級危険スポット』って、なんか霊媒師が『これには強い狐の霊が見える』とも言ってましたね」

狐娘「その霊媒師凄いね、あたし霊じゃないけど」

男「俺見たとき笑いましたけどね」

狐娘「そりゃあ真相知ってるとね」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:06:34.91 bWJBGEdO0
狐娘「通りで最近冬のくせに人来るなーって思った」

男「姿見られたりとかないんですか?」

狐娘「無いねぇ」

男「崇め奉られたいなら姿見せればいいのに」

狐娘「悪霊扱いされそうじゃん」

男「それもそうか」

狐娘「それに神様方面で崇められてもお金もらえなくない?」

男「金っスか」

狐娘「結局金よ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:07:04.36 bWJBGEdO0
男「最近流行りのyoutuberにでもなってみたらどうですか」

狐娘「あー」

男「乗り気でない」

狐娘「ほら、今でてってものじゃロリおじさんのパクリ扱いされそうだし…」

男「思いのほか知ってる感じですか」

狐娘「そりゃインターネットやってたらね」

男「ちなみに誰が好きですか?」

狐娘「ときのそら」

男「この人ガチだわ」

狐娘「なんのガチだよ」

男「というかそんな感じだから化け狐感が薄れているのでは…?」

狐娘「そうかもしれない」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:07:32.56 bWJBGEdO0
狐娘「けど現代社会でインターネットやってないのもヤバくない?」

男「キャラ的に…」

狐娘「おっ狐差別か?戦おうじゃねえか」

男「目指してるキャラがわかんないんですよ」

狐娘「ありのままの自分を好きになってもらいたい」

男「婚活女子みたいなこと言いますね」

狐娘「うるせぇ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:08:05.04 bWJBGEdO0
狐娘「崇め奉られたいとは言ったけどさ」

男「はい」

狐娘「結局お金が欲しいんだよ」

男「まあ、そうですね」

狐娘「面倒な動作抜きで金だけ欲しい、家から出たくない、玉の輿に乗って家政婦雇ってだらけたい」

男「ひどい」

狐娘「けど結婚もしたくないんだよなぁ…ケモにつられるような輩もヤダ…」

男「めっちゃ我儘ですね…」

狐娘「狐はずるいからしゃーない」

男「ずるい割に真面目に働きますよね」

狐娘「真面目に働かないと食ってけないし遊べないし…」

男「世知辛いですね」

狐娘「世知辛いのじゃあ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:08:35.43 bWJBGEdO0
狐娘「でもまあここのバイトは楽だし」

男「お客さんもトラックの運ちゃんぐらいですもんね」

狐娘「北海道のクソ田舎だからね、深夜帯だし」

男「クソ田舎故に遊ぶところも無いですけどね」

狐娘「飲み屋だけは妙に多いんだけどな」

男「車がないと遊ぶことすらままならない」

狐娘「それな」

男「そういえば狐でも免許取れるんですか?」

狐娘「とれるよ、ほら」

男「免許写真にケモ耳って…あれ!?無い!?」

狐娘「一時的に見えなくするくらいはできるからね、疲れるからあんまりやらないけど」

男「はー違和感が凄い」

狐娘「これが普通の人間の姿なんだけど」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:09:04.07 bWJBGEdO0
男「免許の誕生日が書かれてないのも凄い」

狐娘「特例みたいなもんだし」

男「でもこうなると本当に人と変わんないですね」

狐娘「まあ500年はヒト型で過ごしてるからねぇ…」

男「狐娘っぽさもっと出していきましょうよ」

狐娘「急に乗り気になってきたな」

男「端的に言うと尻尾出してください」

狐娘「素直なのは嫌いじゃないよ」

男「さすが」

狐娘「けど出すとも言ってないよ」

男「そうですか…」

狐娘「露骨にテンション下がるなあ、後で飲みに行こう、そこで見せよう」

男「ッしゃオラ」

狐娘「君のそんなテンション初めてみるわ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:09:30.83 bWJBGEdO0
オツカレッシター

狐娘「冷えるねぇ」

男「本当ですね」

狐娘「元動物が動物の毛皮でできたコート来てると背徳感が凄い」

男「まあ人間も動物なんで…」

狐娘「いや狐時代に殺しにかかってきた奴らの死肉や毛皮をこうして人の姿で使うのは楽しいね」

男「めっちゃ物騒」

狐娘「まあ冗談だけど」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:09:57.03 bWJBGEdO0
狐娘「600年生きてると」

男「はい」

狐娘「友人や仲間ができてもみーんな消えていく」

男「…まあ、それは」

狐娘「近所のジジババがガキの頃から知ってる奴らだと、ボケちまってるのを見るのもなんだかね」

男「辛いっスね」

狐娘「本当は金もそうだけどもう一人くらい不老不死がいてほしいね、いないこともないんだけど」

男「いるにはいるんですか」

狐娘「んー一応ね、しばらく会ってないけど、そんな仲もよくないし」

男「不老不死かぁ」

狐娘「あたしの力で増やせるとかでもないし、そもそも自分がどうやってこうなったかも覚えてないしなぁ」

男「不思議なもんですねぇ」

狐娘「本当にね」

男「…昔やったゲームで見たんですけど」

狐娘「うん」

男「こう、手のひらを互いに切って血を流して、それを互いの傷に合わせて血を入れたらどっちも不死身になりましたって」

狐娘「あー、汚くない?エキノコックス感染するよ」

男「持ってんですか?」

狐娘「持ってないけど、けどまあいいかもね、血の盃、不思議な力がありそうだし、やってみる?」

男「…まだいいです、エキノコックス感染も怖いし」

狐娘「持ってねえっての、…まあいつかね、いつか」

男「そうですね、いつか、また今度」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:10:50.44 bWJBGEdO0
おわり

狐娘「世知辛いのじゃあ」
ここが書きたかっただけなので満足です

少年「薄氷の僕ら、無人駅」

1 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/05(水) 21:58:41.08 ZRvV3OZF0
青年(しとしとと小雨が降っている。僕は傘を差さずに歩いている)

青年(これくらいの雨は好きだ。柔らかい雨粒の感覚が心地良い)

青年(こんな日の散歩は風情があって良い。僕は上機嫌で鼻歌を歌う)

青年(雨の日の景色は、いつもとは全然違う。だから好きなんだ)

青年「……そろそろ戻ろうかな」

青年(進んでいくうちに町を抜けていた。僕は裏山で、通常のコースを外れて歩いている)

青年(知らない場所を探索するのは楽しいけれど……)

青年(さすがにこれ以上は帰りが疲れるな。もう戻ろう)クル

……チリーン

青年「?」

青年(雨の音に紛れて、今変な音が……風鈴?)

青年(……?)

青年「気のせいか」

……チリーン

青年「!」

青年(いや、気のせいじゃない! こっちだ!)ザッ

青年「……!」

青年(壁と思ったら、四角い抜け穴が蔦に隠れている!)

青年(おお、こんな隠し通路があるのか! 散歩も悪くないな。探検している気分だ)ザッ

青年(奥が見えてきた……あれは)

青年「おお……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499259512
2 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/05(水) 22:04:49.46 ZRvV3OZF0
チリーン チリーン チリーン チリーン

青年(隠し通路を抜けた先には、木々の間に小さな屋敷がぽつんと存在していた)

青年(美しい風鈴が沢山吊るされている。風鈴屋敷、と呼ぶべきか)

青年(ん、雨の勢いが少し強く……)

青年「! うわあ、結構降ってきた」

青年(折り畳み傘でしのぐのも微妙だな……仕方ない。この屋敷で雨宿りさせてもらおう)

青年「少し失礼しますよっと」

ザアアァアアァアァ――

チリン チリン チリン

青年「……ふむ」

青年(謎の屋敷、風鈴の音、雨の匂い。それぞれが調和して深い雰囲気が形成されている)

青年(妙に落ち着く。気分がふわふわする)

青年(まるで神隠しにでもあった気分だ。この屋敷は……誰かの別荘なのかな)

青年(人は居るのかな)スッ

ガラッ

青年「!?」

青年(おいおい、鍵が開けっ放しじゃないか。不用心だなぁ)

青年(誰かに見られたら怪しい男になってしまう。さっさと閉め……)

青年(……おや?)

フワッ……

青年「あ……」

青年(部屋の奥から……泡が飛んできたぞ)

青年(それも、的確に襖を避けて……まるで意思を持ってるみたいだ)

青年(不思議な泡だ)

青年「……」パチン

(こんにちは)

青年「えっ!?」

青年(今、誰かの声……と言うよりは、思考が頭に浮かんだみたいな……何だ今のは)

青年(あ、また飛んできた)パチン

(雨が止むまで、こちらで雨宿り致しませんか)

青年「……あ、はい」

青年(何だろう、とても綺麗な声の持ち主……のような感じがする)

(では、中にお入りください)

青年(……どうする……?)

青年(明らかにただの人間では無さそうだぞ)

青年(でも……)

青年「……うん、行こう」

青年(僕は意を決して足を踏み入れた)
3 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/05(水) 22:07:37.90 ZRvV3OZF0
青年「……ほう」

青年(屋敷の中はひんやりとしている。けれど、肌寒くは無い)

青年(かなり老朽化している。もう人は住んでないのかな)

青年(何だろう。得体の知れない場所に入っているのに……すごく安心出来る)パチン

(こちらです)

青年(……この泡は何なんだ……?)

チリン チリン チリン

青年(屋敷中に風鈴が吊るされている。淡い水色をしている)

青年(僕に反応して揺れているみたいだ)

青年(……襖に隙間がある。この部屋か)

青年(何が居るんだ……?)ソッ

青年「失礼します」ツツーッ

青年「……!!」
4 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/05(水) 22:14:33.22 ZRvV3OZF0
(お待ちしておりました)

青年(色とりどりの風鈴が吊るされたその部屋の中央)

青年(そこには文字が刻まれた翡翠のような石が入った、大きめの金魚鉢があった)

青年(白い金魚がそこに佇んでいる。これが……僕を呼んでいたのか?)

白金魚「……」ブクク

フワッ

青年(! 金魚が吐いた水泡が、水面から浮かび上がった瞬間に、拡大して浮かび上がった!)パチン

(普通の人間と話すのは本当に久方ぶりです。急にお呼びして失礼しました)

青年「あ……はい」

(あら、案外驚かないのですね?)

青年「あー、まぁ……この屋敷の空気が落ち着くせいでしょうか」

青年(良い匂いがするんだよな。この金魚の匂いか……?)

(変わった方ですね……ふふ)

青年(……あれ、この金魚、よく見ると目も真っ白だぞ?)

青年「……あの、目……見えてますか?」

(あら、気付いてしまいましたか)

(はい。私は盲目なのです。貴方の姿が見えないのが残念ですわ)

青年「でも、どうして僕が居るって分かったんですか?」

(この屋敷の風鈴は、ある式神使いに頼んで作って戴いた、特別製なのです)

(私の力と合わせる事によって、風鈴の音が私の目、耳代わりになってくれるのですよ)

(ですので、屋敷周辺のものなら感知出来るのです。雨の時は少し難しくなりますけれど)

青年「わぁ、すごい……貴女は神様なのですか?」

(私はもう神とも呼べませんね……)

青年「何故?」

(遥か昔、悪しき存在に意地悪を受けまして……ほとんど力が失せてしまいました)

青年「悪しき存在……?」
5 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/05(水) 22:19:34.57 ZRvV3OZF0
(……)スッ

青年「!?」

青年(目が深い赤色に染まった! でも)

(うっ……)

青年(両目から黒い炎が溢れ出した!? 水中なのにどうなっているんだ!?)

(……このように、「真の瞳」を使おうとすると、奴の呪いが発動し、両目が焼け付くように痛むのです)

青年「そんな……」

(……‘黒山羊’はまだ悪さをしているのでしょうか……)

青年「クロヤギ?」

(いえ、忘れてください。せっかくいらしてくれたのですし、もっと楽しい話をしましょう)

青年「……でも、勿体ないですね。あんなに綺麗な臙脂色なのに」

(あら、素敵な表現をしてくださいますね)

青年「僕、美しい言葉が好きなんです。たまに調べたりするんですよ」

(それは良い事です。綺麗な言葉はどんな宝石よりも美しいですものね)

青年「ええ。何だか好みが合うみたいですね」

(そうですね。綺麗な心をお持ちですね……貴方の心の色が心地良いですわ)

青年「心の色……?」

(見る、と言うよりは感じる……ですけれど。優しい方なのですね)

青年「うわあ、何だか照れくさいなぁ」

(ふふふ。可愛らしいですよ……あら、もう驟雨が止んだようですね)

青年「シュウウ?」

(通り雨の事です。私はこちらの呼び方の方が好きでして)

青年「へえ、初めて聞きました……」

(……あの)

青年「……あの」

青年「!」

(あら、失礼致しました。貴方からどうぞ)

青年「すいません。えっと……ご迷惑で無ければ、また来てもいいですか?」

(……同じ事を考えていました。こちらこそ、話し相手になって頂けますか?)

青年「……はい! よろしくお願いします!」

青年(こうして、僕と白い盲目金魚の奇妙な関係が始まった)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/05(水) 23:05:44.62 grLChU/Co
いいね
きたい
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/06(木) 05:16:51.29 HiQqnAmMO
綺麗な文章
8 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/06(木) 08:56:57.38 VeV9Hfv90
青年「こんにちは」

(青年様、いらっしゃいませ。今日は暑かったでしょう)

青年「そうですね、日が照って……この前はすごい風で寒かったのに」

(春疾風、ですね。春に見られる強い風嵐の事です)

青年「春疾風。綺麗な音ですね!」

(そうでしょう。私も好きな言葉です。花嵐とも呼びますね)

青年「「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」……ある著者が訳した有名な言葉がありますね」

(素敵な言葉ですね。物悲しさと力強さがよく感じ取れます)

青年「はい。春は良いものですね」

(ええ。私も春は大好きです)

青年「春の夜の空気が好きなんですよ。あのほわほわした柔らかい空気が」

(春の夜はとても良いものですね……春眠、暁を覚えずとはよく言ったものです)

青年「よく聞きますね。夜桜を見に行ったりしていると、寝るのも遅くなりがちです」

(桜は綺麗ですが、体調にはご注意を。「花冷え」という言葉もありますから)

青年「花冷え……?」

(桜の咲く頃に、急に冷え込む空気の事です)

青年「それにも言葉があったんですね! 知りませんでした」

(言葉はそれこそ星のようにありますから)

青年「貴女のように色んな言葉を蓄えたいものです」

(ふふふ、期待していますよ)
9 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/06(木) 09:04:14.38 VeV9Hfv90
ザアアァアァアァァ……

青年「こんにちは」

(こんにちは)

青年「さすがに雨が降ると冷えますね……」

(そうですね。でも、庭をご覧になって下さい。花の雨ですよ)

青年「ああ、桜に雨が」

(はい。風情があって私は好きですよ)

青年「桜の花びらからぽたりと落ちる雫の感じが、何とも言えない美しさですね」

(はい。あの桜はずっと昔からこうして咲いているのですよ)

青年「すごいですね。この雨の勢いならまだ散らなくて済みそうです」

(そうですね。こうしてしとどになっても耐え抜く強さを、私も身に着けたいですわ)

青年「しとど?」

(ひどく濡れるさまの事です。「しとしと」や「湿る」が語源の一種と考えられていますね)

青年「へえ……確かに、言われてみれば似ていますね」

(……あら、風鈴の音が澄んだ……もう雨が止みましたね)

青年「はい。草木の瑞々しい香りがしてきました」

(植物にとっては恵みの雨ですものね)

青年「……あ。虹が出ていますよ。初虹です!」

(初虹は夏と違い、日差しが柔らかいですから……きっと、とても淡い色をしているのでしょう)

青年(雨に「しとど」に濡れた桜。風鈴の音、初虹……すごく綺麗だ。でも)

青年(……金魚さんにも見せてあげられたらな)
10 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/06(木) 09:16:21.72 VeV9Hfv90
青年「こんにちはー」

(こんにちは)

青年(もうすっかりこの道にも慣れた。僕は迷わず金魚さんがいる部屋に進む)

青年「この屋敷に来るとやはり落ち着きます。まるで実家みたいだ」

(貴方にとってこの屋敷が憩いの場であれるのなら、とても嬉しいですよ)

青年「今度泊まろうかなぁ、なんて」

(あら、構いませんよ?)

青年「えっ……」

青年(冗談で言ったものの、僕は予想外の返答に息を詰まらせた)

青年(何て言うか、僕と彼女には一定の距離感があって……)

青年(お互いがお互いの境遇を聞かない、踏み込まない空気が流れていた)

青年(だから、こうして泊まって良いなんて言われるとは思ってもいなかったわけで)

(……? あの)

青年「あ、っ失礼しましたっ! ぼーっとしてて!」

(くすくす……それで、如何無さいますか? いつでも構いませんよ)

青年「えーっと、じゃ、じゃあ明日で!」

青年(おいおい落ち着け馬鹿。焦りすぎだ!)

(明日ですね。丁度良かった。何のおもてなしも出来ませんが、心待ちにしています)

青年「は、はい! では明日の夕暮れ時に参ります!」バッ

(はい。お気を付けて)
12 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/06(木) 09:19:09.45 VeV9Hfv90
サワサワ……

青年(思えば、夕暮れ時に風鈴屋敷を訪れるのは初めてだ)

青年(今はすこし肌寒い。上着を持ってきて正解だった)

青年(布団も無いだろうから、寝袋を用意してきたけれど)

青年(この気温じゃ、持って来すぎた、なんて事はなさそうだな)

青年(古いトンネルの中を夕陽が射している。その独特な色合いを見ていると、何となく切なくなる)

青年(風が桜の柔らかい葉を撫でる音がする。目を瞑ると心地良い音に包まれる)

青年(きっと僕だけが知っている、秘密の空間)

青年(そう思うと、何だか誇らしいような、妙な昂揚感が湧いてきた)

青年(そうして僕は、いつものように風鈴屋敷の扉を開ける)
13 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/06(木) 22:10:55.90 VeV9Hfv90
青年「こんばんは」

(こんばんは。お待ちしておりましたよ)

青年(……困ったな、いざ泊まるとなると、話題が浮かんでこないぞ)

……チリン チリン……

青年「……思えば、この時間帯の空気って初めてです」

(そうですね。山の中ですから、帰りが遅くなるといけませんし)

青年「風鈴の音も、いつもと違う……」

(今の風は優しいものですからね)

青年(うわあ、何だか……眠くなってきたぞ……)ウトウト

(眠いようでしたら、少しお休みになって下さい)

青年「え……でも……」

(まだまだお話出来ますから。お気になさらずに)

青年「……すいませ……ん」

チリン チリン……

青年(この風鈴の音のせいかな……優しく僕を包んでくれる、みたいな……感じが……)

チリン……チリリン……

青年(駄目だ、思考が纏まらな……)

……チリ……ン……
14 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/06(木) 22:16:17.83 VeV9Hfv90
青年(……んん)

青年「!」バッ

青年(うわあ、僕は寝てた……のか! すっかり夜になってる!)

青年「すいません、あの――」

青年「……あれ?」

青年(金魚さんが……居ない!?)

青年「あの!」

青年(金魚鉢はある、けれど……一体何処に行ったんだ?)

ちりん ちりんちりん 

青年(……誰も居ないと思ったら、この居慣れた屋敷が何だか不気味に感じてきた)

青年(空気がやけに冷たく感じる。誰かに見られているような気がする)

青年(月明かりのおかげで部屋の様子は見えるけれど……ちょっと一人は耐えれそうにない)

青年(一体、何処に――)

ぎしっ……

青年「……っ!」ドクン

青年(廊下に、誰かが……居る!)

青年(こんな所に来る物好きなんて……昼間はともかく、この夜に!? まさか!)

青年(ど、どうする……どうする!? 金魚さんはどうなったんだ!?)バクバク

青年(く、くそっ……腹をくくれ! 男だろ!)キッ

青年(僕は震える左の手首をきゅっと握り込むと、意を決して襖を勢い良く開けた)

青年「誰――」

青年「……えっ?」
15 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/06(木) 22:20:14.59 VeV9Hfv90
「お目覚めになりましたか?」

青年(そこに立っていたのは、桜色の着物を着た、美しい白髪の女性だった)

青年(絹のような長い髪、静かに閉じられたその両目。彼女の周りには無数の泡が漂っている)

青年(まさか)

青年「金魚……さん?」

女「ええ。その通りです。驚きましたか?」

青年「っさすがにまあ……はい。驚きましたよ」

女「ふふふ。座りましょうか」

青年(僕は彼女に促されるまま、縁側に腰を下ろす)

女「私は満月の夜に限り、人の姿に成る事が出来るのです」

青年「なるほど……初めて貴女の声を聞きました。綺麗な声ですね」

女「ふふふ、私も初めてこうして、貴方に触れる事が出来ます」スッ

青年「!」

女「温かい手……まるで春の日差しのよう」ニコ

青年(突如金魚さんが両手を握ってきたので、僕は驚きのあまり固まってしまう)

青年(閉じていても分かる大きな目、すっと通った鼻、優しい笑みを浮かべる口。まるで人形のような綺麗な顔立ちだ)

青年(彼女の顔は、あまりにも完成されすぎていて……僕が見てはいけないもののように感じる)

女「さあ、庭をご覧になって下さい」

青年「……わぁ」

青年(風鈴屋敷の庭を、春の見事な満月が見下ろしている)

青年(庭には野生の様々な花が咲き乱れていて、それを月明かりが照らしている)

青年(この花々はずっと昔から咲き続けていたんだろうか)

青年(夜風に揺られ、風鈴が静かに鳴る)

青年(けれど、月明かりを浴びて心地よさそうにしている彼女が、何よりも美しくて)

青年(心臓が静かに激しく鼓動する。それは嫌な感覚では無い)

女「……ふふ」

青年(ああもう、分かった。分かったよ)

青年(――僕は、この金魚さんに恋してしまったんだ)
16 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/06(木) 22:35:58.30 VeV9Hfv90
女「どうかなさいましたか?」

青年「いいえ。ただ自分の事を少し知れただけです」

女「?」

青年「ああ、此処は素敵ですね。まるで夢の中みたいだ」

女「……もっと素敵にしてみましょうか」

青年「え?」

女「えいっ」

青年(彼女はそう言うと、白魚のような指先を桜の方に向けた)

青年(その指先から放たれた無数の泡は、正確に桜の花弁一枚一枚に飛んで行き……)

青年「おお、おおお……!」

青年(すっぽりと包み込んでしまった。それらがふわふわと宙を舞っている)

青年「まるで……桜の星空みたいだ」

女「この程度の事しか出来ませんが……素敵でしょう?」

青年「はい! とても幻想的です……!」

女「お気に召していただけたようで」

青年(彼女がそう言った瞬間、ぱんっと音がして泡が一斉に破裂した)

青年(花びらがまるで花火の終わり際のように、ひらひらと舞い降りる)

青年(こんなに美しいのに……彼女は直接目で見る事は出来ないのか)

女「この景色を人に見せるのは、本当に久しぶりです」

青年「他にも人が来たんですか?」

青年(せっかくだ、踏み切った質問をしてみよう)

女「はい、式神使いの女性です。今でもたまにいらっしゃいますよ」

青年「ああ、風鈴を作ったって言う、あの」

女「はい。彼女のおかげで、随分と感知が楽になりました」

青年「へえ、会ってみたいなぁ」

女「三人でお話したいものですね」

青年「そう言えば、前こんな事がありまして……」


青年(勇気を出して踏み込んだおかげで、その後の会話は一気に弾んだ)

青年(金魚さんの事も少し知れた。名は女と言うらしい)

青年(ああ、来てよかったなぁ)
17 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/06(木) 22:37:20.48 VeV9Hfv90
青年(その日から、風鈴屋敷の扉が開く事は無くなった)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/06(木) 22:58:33.83 4lGFt8S3o
ええな
19 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/07(金) 20:49:36.71 7WOomEqS0
青年(今日は雨が心の底から腹を立てているかのような、凄まじい雨が降っている)

青年(もう梅雨入りらしい。こんな雨だと、どうしても気分が沈む)

青年(僕は彼女を……怒らせてしまったのだろうか?)

青年(外出する気分にならないのか、図書館もかなり空いている)

「……」トン

青年「?」クル

「ちょっと、良いかな?」

青年(誰だろう、この女性は)

「金魚姫についてなんだけれど……向こうの席に行こうか」

青年「……!」
20 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/07(金) 20:55:13.12 7WOomEqS0
式神使い「初めまして。式神使いと言います」

青年「! 金魚さんから話は聞いています。風鈴を作った方ですね」

式神使い「うん。彼女の事はよーく知っているよ」

青年(不思議な感じの人だ。細身の身体、艶のあるショートヘア。全てを見透かすかのような目をしている)

式神使い「さて、私が君に接触したのは、お願いがあるからなんだ」

青年「お願い?」

式神使い「彼女の心に入って、掛けられた呪いを外してほしい」

青年「心に……!?」

式神使い「彼女の呪いは厄介でね、よりによって「恋」をキーとしているんだ」

青年「……つまり、それは」

式神使い「あまりこういう事に干渉したくないんだけれど、時間が無いからね。許してほしい」

式神使い「今の彼女は自分の心に怯え、他者を拒絶している」

式神使い「もう生きる気力が無く、ゆっくりと死に向かっているんだ」

式神使い「心に介入するのはかなりの危険性を伴う。それを踏まえて」

式神使い「君にしか解けない呪いなんだ。彼女の友人として頼む。協力してくれないか?」

青年「……」

青年(唐突に告げられた彼女の心、そして、死に向かっているという事実)

青年(僕の頭の中は、外の天気みたいにぐちゃぐちゃになったまま、形づいた思考を探している)

青年(僕、は……)

青年「……はい」

青年(結局、何かを見つける事が出来ないまま、そう返事をしてしまった)
21 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/07(金) 21:00:17.30 7WOomEqS0
青年(次の月曜日に、満月が出る前に風鈴屋敷で。そう告げられた)

青年(金魚さんに掛かっている呪いを外すには、「恋」を鍵としている)

青年(それは、僕の心の事なのか)

青年(それとも……?)

青年(期待してしまう自分が嫌だ。僕は頬をぴしゃりと叩く)

青年「しっかりしろ。金魚……女さんを助けないといけないんだ」

青年(そうだ。余計な事は考えなくて良い)

青年(彼女を救う事に全身全霊を込めるんだ……!)グッ
22 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/07(金) 21:06:22.20 7WOomEqS0
青年「……ふぅ」

青年(前と同じように、日没の少し前にこのトンネルへとやってきた)

青年(おそらく僕は、前泊まった時よりも緊張している。ずっと両手が震えてるんだもんな)

青年(駄目だ駄目だ、こんなザマじゃ、余計な気を回させてしまうぞ)

青年(左手を胸に当てて、心に水面を思い浮かべるんだ)

青年(今は鼓動で激しく揺れている、それを静かに……静かに……)フゥゥ

青年(……落ち着いた。もう大丈夫だ)

青年「さて」

式神使い「あ、もういいかな?」

青年「うわっ!?」

式神使い「さっきから一人で挙動不審だったから……」

青年「早く話しかけて下さいよ……恥ずかしい」

式神使い「くくっ。まあ良いさ。もう大丈夫だろう?」

青年「……はい」

式神使い「じゃあ、入ろうか。開けるよ……下がって」
23 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/07(金) 21:15:28.23 7WOomEqS0
青年(屋敷内はびっくりするほど静かだ。まるで時が止まっているかのようだ)

青年「……! 風鈴が鳴っていない?」

式神使い「……まずいな。反応すらしないのか……予想よりも深刻だぞ」

式神使い「さて、準備を始めるよ」


青年(女さんは意識を失っている)

青年(彼女の尾びれの付け根には、白と黒の糸で紡がれた紐が結ばれている)

青年(僕はと言うと、その……裸で身体中に何らかの印を描かれている)

青年(まさか服を脱いでと言われるとは思わなかった。何だこの状況)

青年(だが、そんな事は言っていられない。だって、目の前の式神使いさんは……)

式神使い「……!!」

青年(すごい顔で印を描き続けているのだから。集中力が凄まじい)

青年(液体はお香のような匂いと、血のような臭いがする。何で出来ているんだろうか)

青年(そうこう考えているうちに、全ての印が描き終わったようだ)

式神使い「……さて、最後の説明をするよ」

式神使い「この紐は特別製でね、これを君の小指に繋ぐ」

式神使い「そして、満月の力に呼応して彼女が変化する時に……君は意識を失い、彼女の中に入る」

青年「……はい」

式神使い「中がどうなっているかは分からない……どうするべきかは、君が決めるんだ」

青年「大丈夫ですか、顔色が……」

式神使い「少し、休ませて……もらうよ……」ゼェ

式神使い「君なら、大丈夫さ……」

式神使い「頼んだよ……出来るだけ、早く……」

青年(そうして、この部屋で起きている者は僕だけになった)

青年(そのまま二十分ほど経っただろうか、満月の光が部屋を照らし始めた瞬間)

青年「ぐっ……!?」

青年(僕の身体が、一気に熱を帯び始めた。まるで、血がマグマになったかのように……)

青年「あっ、かはっ……!!」

青年(そうして、僕は意識を失った)
24 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/08(土) 16:28:54.47 LFUUUkX40
青年「……!」

青年(これが、彼女の心の世界……ひんやりとして澄みきった、綺麗な空気だ)

青年(目の前には青々とした竹、竹……見渡す限りの竹林だ)

青年(真ん中には石の階段がずうっと続いている。……先は、ちょっと見えない)

青年(これを登りきるのか……)

青年「……よし、行こう!!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/08(土) 16:39:27.16 shmILC7eO
正直金魚には人間の姿になって欲しくなかった
人と金魚の恋の話みたいな感じが良かったのに結局は人の姿じゃないとダメなのか
最初が良かっただけにすごく残念
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/08(土) 16:40:10.92 l2KNVnJtO
>>25
わかる
27 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/08(土) 16:47:32.73 LFUUUkX40
青年(しかし……静かだ)ザッザッ

青年(風も吹かず、僕の足音と呼吸音しか聞こえない)

青年(右も左も竹に囲まれている。僕の存在だけが異質かのようだ)

青年(竹林の無音がやけに煩い。……心細くなっている訳では無いんだけど)

青年(どこまで進めば良いのか分からないって言うのは……割と心にくる)

青年(息が少し乱れる程度のペースで登っているけど、何処まで持つか……)

青年(……! 余計な事を考えるな!! 助けに行くんだろ!)

青年「ん、あれは……」

青年(踊り場のような開けた部分がある。落ちているのは透明な鈴か?)

青年「何でこんな所に……?」スッ

青年「――!!」ビリッ


君を愛しているよ、誰よりも。

はい、私もです。


青年「……今のは!」

青年(映像が頭に……記憶の欠片か?)

青年(今の男性は……彼女の……)

青年(……)ズキ

青年「……進もう、進まなきゃ」
28 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/08(土) 17:00:16.66 LFUUUkX40
青年「はっ、はっ……」

青年(うお、キツい……膝に疲労がじんわりと蓄積してきた感じがする)

青年(まだまだ先はあるんだぞ、こんな所で……)フラ

青年「……あぁ!」

青年(僕は奥歯をぎゅっと噛みしめると、再び全身に力を込めて進み始める)

青年(何となく、感じている)

青年(後ろの方から、漠然とした「なにか」がゆっくりと追いかけてきているんだ)

青年(おそらく、それに追いつかれると……)ゾク

青年(女さんの心に潜っているんだ。それくらいのリスクはあるだろう)

青年(結局、僕は動くしか出来ないんだ。もっともっと動け!)

青年「……うっすらと霧が出てきたな」

青年(濃霧になるとまずい、ペースを無理矢理にでも上げないと)ビリッ

青年「!」


あ、あ……そんな、男さん……

お前が立場も弁えず人間に恋などするから、その人間は死んだ。

奴はお前と関わらなければ、こうして死ぬことも無かった。

全てお前の責任だ。お前が悪い。

……私が……

お前に「罰」を与える。生きて悔い続けろ。


青年「……!!」

青年(今の真っ黒な衣で覆われた男は……あれが「クロヤギ」?)

青年(……大体、何があったのか分かってきたぞ)

青年(女さんは何も悪くないじゃないか!!)

青年(怒りは人の原動力の一つだと、誰かが言っていた)

青年(それは恐らく間違いでは無い。僕の身体に纏わりついていた疲労感が、怒りによって一時的に感じなくなった)

青年(負けない……負けない!!)
29 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/08(土) 17:24:32.79 LFUUUkX40
青年「……はぁ……はぁ……」

青年(くそ、喉がっ……呼吸をするのが……辛いっ……!)

青年(肩が重い……脚が……!)

青年(! 今度は階段が茨で防がれてる!?)

青年(くそ、これじゃ通れない……!)ビリッ

青年(! 来た!)


私は一体何なのだろう。

何の為にこの屋敷に現れたのだろう。

大切な人を殺しておいて。

何の為にこの屋敷に居るのだろう。

もう想いも寄せる相手すら、居ないと言うのに。

けれど消える訳にはいかない。

寿命が尽きるその日まで、彼に謝り続けないと。


青年(霧、茨……進むにつれて、彼女の心の傷が見えてきた)

青年(つまり、この茨は彼女の心の壁なんだ)

青年(……ずーっと独りで抱えこんでいたのかな)

青年「……!」フラ

青年(もう全身に疲労が浸透している。まるで身体を蝕む病のように)

青年(両手に力を入れる気力なんて、とっくに残っていない)

青年(それでも、やるしかない。例え茨に身体を切り刻まれようと)

青年(力づくで乗り越えてみせるさ)

青年(彼女はずっと泣いているんだよ)

青年(……僕が諦めてどうするんだ!!)グッ
30 :◆XkFHc6ejAk 2017/07/08(土) 17:29:09.33 LFUUUkX40
青年(考える事を忘れるくらい、ひたすらに脚を動かした)

青年(身体がバラバラになりそうなくらいに痛むけれど、我武者羅に抗った)

青年(そうして、視界を覆っていた最後の茨を越えて)

青年(やっと、やっとたどり着いたんだ)

魔王「勇者を育てて自分を討伐させる!」

1 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「はぁ〜・・・俺が魔王になってどれくらいだろうか・・・」

側近「一千年と少しくらいですね」

魔王「この世界を統一してしまうともうやることないよな〜」

側近「一応魔王様を倒そうとする勇者がたま〜に来るじゃないですか」

魔王「その勇者が前に来たのはいつだっけ?」

側近「二百年くらい前ですね」

魔王「もう人間どもは諦めて魔族と普通に交流してるし・・・そもそも俺を倒そうとしていた神々が俺を崇めている状態だからな〜・・・」

側近「魔王様でなければ世界は幸せにできませんでしたよ」

魔王「あ~・・・俺はなんかこう・・・ものすごく戦うのが好きだった気がする・・・」

魔王「だから戦って戦って戦って・・・いつの間にか魔王になってた」

側近「なにかものすごく省略された気がしますけど」

魔王「だってしょうがないじゃ〜ん・・・もうよく覚えてないんだもの」

魔王「あ〜あ・・・今日もこの異世界から来た漫画とかいうのでも読んで無駄に生きるか・・・」

側近「でしたらこれが昨日発見された新たな漫画でございます」

魔王「そこに置いておいて〜・・・あとなんか飲むもの持ってきて〜」
2 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
側近「かしこまりました」

魔王「えっと・・・これは新しいやつだな・・・おぉ・・・おぉぉおおぉ!」

側近「魔王様、お茶とお酒と炭酸水をお持ちしました」

側近「どれを飲まれますか?」

魔王「側近!俺は決めたぞ!!」

側近「はぁ・・・そんなにのどが渇いていたのですね。気が付かなくて申し訳ございません」

魔王「そうではない。俺を倒す勇者が現れないなら俺が勇者を育てればいい!」

側近「はぁ・・・しかし魔王様を倒すことのできるほどの力を持つ勇者など生まれるのでしょうか・・・」

魔王「異世界から連れてくればいい!漫画というものがこちらに来るのだから理論上これを書いたものがいるはずだ!」

魔王「ちょっと無理をすれば人一人連れてこれるだろう!」

側近「はぁ・・・まあ、理論上はそうかもしれないですけど・・・実際連れてくるときその者が死んでしまったらどうするのですか?」

側近「流石にそう何人もつれてこれないと思いますよ」

魔王「な〜に、最悪魂を勇者の一族の赤子に宿らせるさ」
3 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「いや、育てるという観点から考えて最初からそのほうがいいな」

魔王「そうしたら俺は勇者の父親として育てる方がいいな」

魔王「となると母親もいるよな・・・よし、側近よ!今日から俺とお前は夫婦だ!」

側近「え、あの・・・えぇ!!いや、魔王様・・・とても嬉しいんですけれどもいきなりそんな・・・ま、まだ心の準備が・・・それに人とおつきあいとか今までしてこなくて・・・あの・・・」

魔王「何勘違いしている。勇者を育てるために仮初の夫婦をやるんだよ」

側近「で、でも・・・仮初でも魔王様と夫婦・・・はぁぁぁ!」

魔王「倒れやがった・・・普段クールにしているのに結構おぼこいな」

魔王「まあいい、この異世界の漫画、『異世界転生したら魔王倒した』を参考に勇者を育てるぞ!」

魔王「そうだな、プロジェクト名・・・」

魔王「勇者を育てて自分を討伐させる!」
4 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
男「あぁ~なんで俺はこんなに不幸に見舞われるんだ・・・」

男「両親は酒浸りのパチンカス・・・会社はブラック・・・」

男「もう死んじゃおうかな~・・・な~んていっても死ぬ勇気もない俺は悲しく会社に行くしかない・・・」

男「あ・・・トラック・・・」
5 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「あれから一ヶ月かけてようやく人一人の魂を呼び寄せることに成功した」

側近「まさか本当に成功するとは思いませんでしたよ」

魔王「それは俺もだ」

魔王「暇つぶし程度になるかと思っていたがまさかこの魂が向こうから飛んできたときは驚いた」

側近「それではその魂をこの女性に・・・」

側近「先日勇者一族の本家の者と性交をさせて受精したことを確認しました」

側近「今のうちならその魂を受精卵に定着させられるはずです」

魔王「・・・よし、押し込むとき少し痛いかもしれないが我慢しろよ」

魔王「はぁぁぁあ!」

魔王「・・・どうだ・・・一応は入ったようだが・・・」

側近「一応成功でしょうか・・・あとは生まれてくるのを待つしかありません」
6 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
男「なんだろうここ・・・すごくあったかくてきもちいい・・・」

男「ここなら会社に行かなくてもすむし食事の心配もないし楽だな~」

男「昔もここに来たことがある気がするなぁ」
7 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「あれから十ヶ月経った。代理母の子供は順調に育ち、いま出産の時を迎えている」

魔王「ま、まだなのか・・・まだ生まれないのか・・・」

側近「魔王様落ち着いてください!そんなにイライラしていると妊婦も不安になります!」

側近「外で待っていてください!!」

魔王「お、おう・・・すまない・・・」

魔王「・・・」

魔王「・・・」

魔王「・・・」

魔王「・・・」

魔王「・・・ええい!まだなのか!!」

側近「生まれました!元気な男の子です!」

魔王「そうか!よくやったぞ側近!」

側近「い、いえ・・・私が産んだわけじゃないので・・・放してください」

魔王「あぁ、すまなかった」

魔王「それで代理母は?今回のことはきちんとお礼を言わないと」
8 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
側近「それが・・・赤子が生まれた途端容態が急変して・・・」

魔王「そ、そんな・・・」

側近「魂を入れたことで無理がたたったのか・・・」

魔王「悪い事をしたな・・・彼女を手厚く葬ってやれ」

側近「手配します」

側近「それと・・・魔王様、父親となったのですからこの子にお名前を授けてください」

魔王「ああ、そうだな。実を言うと名前は決めてある」

魔王「“男”だ!強くたくましく、俺を討伐する勇者、男の誕生だ!」

側近「いい名前ですね。これから頑張ってくださいね」

魔王「ああ。側近も母親として頑張ってくれよ」

側近「は、母親・・・魔王様と夫婦・・・うぅぅぅ」

魔王「また倒れやがった・・・」
9 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「ほらほら、脇が空いてるぞ!そんなんじゃ勇者にはなれないぞ!」

男「やぁ〜!と〜!」

側近「魔法はパズルと同じです。魔法陣を思い描いて発動させたい魔法に必要なルーン文字を描いていくのです」

男「えっと・・・うぁ〜!火が出た〜!!」

魔王「いいか男、今の魔王はどこか狂ってしまっている。あいつを倒せるのはお前しかいないんだ」

魔王「勇者として、みんなを導いていくんだ」

男「はい、父さん!」

側近「男・・・私の可愛い息子・・・王様に会うときは無礼な振る舞いはしてはいけませんよ」

側近「決して“あんたが王様か〜”とか“あんた偉そうだな〜”とか言ってはいけませんよ」

男「さ、流石にそんな無礼な人はいないと思うよ、母さん・・・」
10 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「あの子が生まれて十五年か・・・」

側近「立派に育ちましたね」

魔王「ああ、勇者として王様に呼ばれたんだ・・・強くなったよ」

側近「・・・寂しいですね」

魔王「そうだな・・・」

側近「あの・・・魔王様・・・」

魔王「んん?」

側近「もし・・・魔王様がお嫌でなければなのですが・・・私と子供を・・・作っていただけませんか・・・」

魔王「え・・・えぇぇ!?」

側近「だって・・・今まではあの子の父親と母親として一緒にいましたけど・・・あの子が旅立てばもとの魔王と側近の関係に戻るじゃないですか・・・」

側近「だからせめて・・・魔王様と一緒であった証がほしいんです・・・」

魔王「あ、あの・・・俺はお前とずっと一緒にいたいと思っている」

魔王「証というのではなく、本当に俺と夫婦となってくれないか?」

側近「うぅ・・・魔王様・・・」
11 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「・・・なんでこんな時にも気絶するんだよ!?」
12 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
王様「よくぞ来た勇者よ、そなたには金貨五百枚と仲間を授けよう」

男「(金貨五百枚ってナイフも買えないじゃん・・・)」

賢者「私、馬鹿なリーダーに従う気はないのでそのつもりで」

魔道士「よろしくお願いします」

剣士「結構かわいい顔してんじゃん。今夜早速一発決めないか?」

男「まさかのハーレムパーティ・・・」
13 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「はぁ・・・きれいな月だ・・・」

兵士「魔王様、お久しぶりです」

魔王「よう兵士、久しぶりだな」

魔王「計画は順調に行っているようだな」

兵士「はい、魔王様がお作りになったコピー魔王は順調に悪事を働いております」

魔王「悪事って・・・まあ良いけど・・・それで、ここを壊滅させる計画に変更はないな?」

兵士「今のところ、変更の余地はございません」

魔王「そうか・・・それじゃあ、これからは細かく報告してくれ」

兵士「承りました。それと魔王様、一つ聞きたいのですが・・・」

魔王「なんだ?」

兵士「本来ならお子様が旅立ったあとは魔王様が前線で指揮を取る予定だったのにこれまで通りコピー魔王にやらせるというのはどういったお考えで?」

魔王「あん・・・なに、ここを離れるのが惜しくなったからな」

魔王「最後までここで生活しようと思ってな」

兵士「なるほど、やはり十五年もいると情がわくものなんですね」

側近「魔王様〜準備できましたよ〜!今夜もいっぱい愛してくださいね〜」
14 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「あ、バカ!今声をかけるな!」

側近「あ、兵士さん・・・えっと・・・失礼しました///」

兵士「魔王様・・・計画の最終段階の変更は出来ませんよ?」

魔王「わ、分かっている!だから今だけだ!」

兵士「それならいいですが・・・ではまた伺います。腰を痛めないようにお気をつけください」

魔王「余計なことは言わなくていい!!」

魔王「全く・・・さーて、側近ちゃ〜ん、今夜も寝かせないぞ〜!」
15 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
男「な、俺の故郷が壊滅・・・」

賢者「そういう噂が流れているわ。勇者を誕生させた村を嫌がらせで焼き払ったのね」

魔道士「幸いな事に殆どの住民は助かったらしいけど・・・」

男「両親は・・・俺の父さんと母さんは無事なのか・・・」

剣士「・・・残念ながら・・・両親は・・・」

男「そんな・・・うそだぁ〜〜!!」
16 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「うまく焼き払えたな」

兵士「魔王様が手を回してくれたおかげで偽物の魔王様と側近のみの犠牲ですみました」

側近「さあ、あな・・・いえ、魔王様・・・早くお城に戻って次の作戦を」

側近「男を強くするために雑魚の魔物を生産しなくては」

魔王「ああ、そうだな。兵士、以前から俺を快く思っていないやつのピックアップは出来たか?」

兵士「こちらに」

魔王「ならばそいつらは男の進行ルート上に弱い順に配置しろ」

魔王「男が強くなるための礎となってもらう」

兵士「そのように手配します」

側近「魔王様・・・何という名采配を」

魔王「どうせ死ぬならいらないものを一掃したほうが新しい世界のためだからな」

側近「素晴らしいです・・・それで・・・お城に戻ったらお話があるんですけど・・・」

魔王「ああ、ちゃんと今夜も相手してやるから気にするな」

側近「そうではなくって・・・実は・・・子供が・・・」

魔王「でき・・・たのか・・・俺の子が・・・」
17 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
側近「そうみたいです・・・」

魔王「そうか・・・俺はその子を育てられないけど・・・強い子に育ててくれよ」

側近「もちろん・・・大切に育てます」

兵士「(まだ自分いるんだけどな〜)」
18 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
賢者「男・・・元気を出して・・・」

男「・・・」

賢者「あなたの村に戻ろう・・・噂が本当か確認しないと・・・」

男「・・・」

賢者「・・・いつまでウジウジしているのよ!あなた勇者でしょう!魔王を倒す前にそんなに腑抜けちゃ魔王の思う壺じゃない!!」

男「うるさい!お前に何がわかる!俺の、俺の家族は・・・俺が欲しかった家族なんだ・・・」

男「父さんは強くて優しい・・・母さんは厳しくても優しい・・・俺の欲しかった家族なんだ・・・」

賢者「男・・・」

男「ごめん・・・何言ってるかわからないよな・・・混乱してるんだ・・・ごめん・・・」

賢者「私の方こそごめんなさい・・・あなたの気持ちを考えないで・・・」

賢者「でも・・・今は私達もあなたの家族みたいなものだから・・・あなたが悲しむと・・・私達も悲しいの・・・」

男「ごめん・・・ごめん・・・」

賢者「男・・・」
19 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「現在男の進路はどうだ?」

兵士「故郷の村を焼き払った直後は一週間ほど同じ場所に滞在していましたが今は順調に進んでいます」

兵士「こちらの用意した魔物や部下をことごとく斬り捨てていっております」

魔王「よしよし、順調か」

魔王「だが闇落ちしないように定期的に家族の思い出に浸れるイベントを用意してやれ」

兵士「了解しました」

側近「魔王様〜お腹の子供の名前、考えてくれました〜?」

魔王「おいおい、まだ性別もわからないのに決められないよ」

側近「何言ってるんですか。いついなくなってもいいように両方考えてください」

魔王「あ〜それもそうか。すまなかった」

側近「いえいえ、まだ考えつかないならこれからベッドで一緒に考えましょう」

魔王「え〜まだやることあるんだけど・・・しょうがないな〜」

兵士「(やること終わらせてからにしてほしかった)」
20 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔道士「男、どうしたの?」

男「今回助けた家族・・・無事に会えてよかったなって思って・・・」

魔道士「男・・・」

男「いや、羨ましいとは思うけど、恨めしいとは思ってないから」

男「やっぱり家族を引き離しちゃだめだよね」

男「魔王を倒せば・・・そんな悲しみもなくなる・・・」

魔道士「そうだね・・・私もそう思う・・・」

男「魔道士・・・」

魔道士「男・・・賢者に怒られちゃうよ・・・」

男「怒られたら・・・連帯責任ってことで」

魔道士「もう、バカ・・・」
21 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
兵士「報告します。勇者は順調に進行しており、伝説の武器を手に入れた模様」

魔王「そうか、ようやく武器を手に入れるところまで来たか」

側近「魔王様〜もっと激しくしてください〜」

兵士「こちらの用意した部下もあとは四天王を残すのみ」

兵士「予想よりも早くここに到着するかもしれません」

魔王「よしよし、それならここの準備も始めないとな」

側近「魔王様〜計画が前倒しになるならもっともっと愛してください〜」

兵士「魔王様・・・色々とお忙しいのはわかりますが、営みの最中に報告させるのは今後やめていただきたいのですが・・・」

魔王「す、すまない・・・側近が発情してしまったようで・・・」

側近「魔王様〜愛しています〜」

兵士「それでは失礼します」
22 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
男「これが昔の勇者が使ったという伝説の武器・・・きれいだ・・・」

剣士「本当にいい武器だな。あたしが使いたいぐらいだ」

男「装備できないんだからしょうがない」

剣士「それならあたしは、勇者の勇者を装備させてもらおうかな」

男「意味がわから・・・いて・・・」

剣士「賢者と魔道士とはヤッたんだろ?あたしにもしてくれないと不公平じゃないか」

男「いや〜・・・また盛大な喧嘩が起こるのは見たくないな〜」

剣士「抵抗しないんだから同意とみなすからな」
23 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
火の四天王「勇者が近づいているのか」

水の四天王「そのようね。魔王に命じられて仕方なく迎え撃つけど面倒極まりないわ」

風の四天王「くっくっく・・・早く来ないかな〜斬り刻みたいよ〜」

土の四天王「がははは、俺が最初にぶっ潰してやるから安心しろ!行ってくるぞ!」



火の四天王「土はやられたか・・・」

水の四天王「まあ、予想はしてたわね」

風の四天王「くっくっく・・・あいつは四天王最弱・・・今度は僕が行くよ」



火の四天王「風もやられたか・・・」

水の四天王「一般人を人質に取るところは良かったんだけどね〜。最後の最後で戦闘狂の血が騒いで勇者と一対一で」

水の四天王「次は私が行くわ。安心して、あなたを残して死んだりしないから」



火の四天王「水もいったか・・・俺を一人にしないとか言いながら馬鹿者が・・・」

火の四天王「しょうがない・・・四天王最強のこの俺が、じっくりといたぶってやる!」
25 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「四天王全員やられたか?」

兵士「そのようです。四天王を倒すたびに伝説の武器が強くなり魔王様についで強いと噂されていた火の四天王もあっさりとやられました」

魔王「よしよし、男が俺を殺す可能性がどんどん上がっていくな」

兵士「あとはここを目指すのみですので今は近くの村でタイミングを見計らっているようです」

魔王「そうか・・・それならば・・・」

側近「ま、魔王様〜酸っぱいものが食べたいです〜」

魔王「は〜い、今持っていってあげるからね〜」

兵士「今の最強は側近のようだな」
26 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
賢者「男!この際だからはっきりして!」

魔道士「誰が一番好きなの!?」

剣士「もちろんあたしだよな?なぁ!?」

男「いや、最終決戦を前に話すことじゃないでしょ・・・」

賢者「何言ってるの、最終決戦の前だから言うのよ!」

魔道士「モチベーションが違うの!」

剣士「はっきりしないとスッキリ戦いに望めないんだよ!」

男「いや〜・・・誰って決められないな〜」

賢者「何よ!あなたを慰めてあげたのは誰?私よ!?」

魔道士「一番そばで話を聞いていたのは私でしょ!」

剣士「一番ワイルドにヤッたのは誰だ?あたしだろ?」

男「あ〜いや〜みんな好きじゃだめ?」

賢者「本当に優柔不断!」

魔道士「見損なったわ!」

剣士「そうしたらあれで決めるしかないな、そうだろ?」
27 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
男「あれ?」

賢者「誰が一番あなたを満足させるか勝負よ!」

魔道士「絶対負けないからね!」

剣士「あたしが一番だって証明してやるよ!」

男「やめてくれ〜!!」

賢者・魔道士・剣士「さっさと服を脱ぐ!」

男「はい!!」
28 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「来たか・・・勇者よ・・・」

男「魔王!覚悟!・・・と、父さん・・・?」

魔王「ああ、そうだ・・・俺だ・・・」

男「なんで・・・父さんが・・・」

魔王「なんでって、俺が魔王だからだよ」

男「そんな・・・うそだ・・・うそだぁ〜!!」

魔王「本当だ。さあ、勇者よ、死闘を繰り広げようじゃないか!!」
29 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「強くなったな・・・息子よ・・・」

男「うぐぅ・・・ひぐぅ・・・ぐす・・・」

魔王「魔王を討ち滅ぼすのに・・・泣く勇者がいるか・・・」

男「だって・・・父さん・・・」

魔王「いいんだ・・・やれ・・・やるんだ!!」

男「うぅ・・・おぉぉぉぉぉぉx!!」

魔王「・・・」

男「ごめん父さん・・・やっぱりできないよ・・・魔王でも・・・父さんは父さんだ・・・」

魔王「男・・・」

男「だって・・・大好きな父さんなんだもの・・・お願いだから他の道を探そう・・・」

男「父さんが死ななくていい道を・・・」

側近「そうですよ、魔王様・・・やっぱり魔王様は死んではいけません」

魔王「側近・・・」

男「か、母さん・・・それにその子供は・・・」

側近「あなたの妹ですよ」
30 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
男「俺の・・・妹・・・」

男「やっぱり父さんは死んじゃいけない。こんなに大切なものがいるじゃないか・・・」

魔王「・・・」

男「俺にもいま大切な人が三人もいる。父さんの攻撃を受けて気を失っている三人だよ」

魔王「・・・」

男「父さん・・・一緒に村に帰ろう・・・何で父さんがこんなことしてるのかはしらないけど・・・一緒に暮らそう」

魔王「・・・俺は・・・死にたかったんだ・・・長い時間を生きて無意味に過ごして・・・死にたかった・・・」

魔王「でもな・・・お前を育てた間は充実していた・・・楽しかった・・・実際死にたくないとも思った・・・」

魔王「それに娘も生まれて・・・死んでたまるか!」

男「父さん・・・」

魔王「兵士いるか!?」

兵士「ここに」

魔王「『勇者を育てて自分を討伐させる』プロジェクトは失敗だ!後始末を頼む!」

兵士「了解しました。各地にばらまいた魔物の回収作業に入ります」
31 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
兵士「魔王様、自分はこのプロジェクト・・・絶対失敗すると思っていましたよ」

魔王「ああ、最初に進言されたな・・・そんなこと・・・」

兵士「それでは・・・」

男「父さん・・・」

魔王「息子よ・・・また一緒に暮らそう・・・お前の嫁達も一緒に家族で・・・」

男「嫁だなんて・・・まだ決まったわけじゃないし・・・」

側近「あらそうなの?もう寝てるのかと思った」

男「あ、いや〜・・・寝たには寝たけど・・・」

側近「それじゃあ責任持ってお嫁さんにしないと。お父さんに似て周りを振り回すのが得意なんだから」

男「ははは・・・敵わないや・・・」

魔王「男・・・」

男「父さん、俺、父さんの本当の息子じゃなくても父さんに育ててもらって嬉しいよ」

魔王「お前・・・知っていたのか?」

男「まあね・・・それに俺を他の世界から呼んだっていうのも知ってる。前世の記憶が残っているんだ」
32 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「そうか・・・色々混乱させたな・・・」

男「構わないよ。そのおかげで俺は欲しかった家族を手に入れられたんだから」

魔王「そうか・・・」

男「えへへ」

賢者「男〜、魔王と和解したっていうのはわかったけど私達は和解してないわよ〜」

魔道士「私達をお嫁さんにしてくれるのは嬉しいけど、誰が一番好きなのか聞いてないよ〜」

剣士「こりゃあ、第二回戦を始めないといけないな〜」

男「あの・・・君たち・・・こういう場でそんなことを話すにはどうかと・・・」

賢者・魔道士・剣士「つべこべ言わずにさっさと来る!!」

男「はいぃ!!」

魔王「あ〜あ、あいつも営みで苦労するな」

側近「あら?魔王様は苦労なさったんですか?私とするのがお嫌でした?」

魔王「いやいや、そんなこと言ってないじゃないか。例えだよ例え」

側近「もう、そんな例えなんか言わないでくださいね」

側近「それと、赤ん坊がもう少しで眠りそうなのでその後は私達も・・・」
33 : ◆gxgeF/n1Es fCWfJJqA
魔王「やっぱり俺も苦労してるかもな〜」

側近「何か言いました?」

魔王「いいえ、喜んでお願いいたします」



十数年後、男の正妻決定戦は魔王と側近の娘に決まったのであった
34 :以下、名無しが深夜にお送りします Jryrj2Qw

俺「ドラクエ5……?」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 01:27:50.079 zw2U8bswd.net
パパス「目が覚めたようだな!眠気覚ましに外へでもいって風邪に当たってきたらどうだ」

俺「は?おまえパパス?ぬわーの人?」

パパス「父さんはここにいるから気をつけていってくるんだぞ」

俺「いやそうじゃなくてここどこなの」

パパス「父さんはここにいるから気をつけていってくるんだぞ」

俺「はぁ……もしかしてドラクエ5か?」
5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 01:30:20.677 zw2U8bswd.net
俺「仕方ない外に出るか……」

俺「……やっぱり子供になってる」

俺「まぁ夢だろう!」

パパス「父さんはここにいるから気をつけていってくるんだぞ」

俺「うるせぇよ」

ガチャッ

パパス「疲れた……」
6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 01:36:22.427 zw2U8bswd.net
俺「やっぱり船だよなぁ、割れだとこのまま船の上か……」

俺「まぁしゃーない、折角のドラクエ世界だし楽しむとするか!」

俺「ステータスはどうなってるんだろう」

パパスの息子
せいべつ:おとこ
レベル:1
HP:305
MP:0
力:147
素早さ:124
身の守り:159
賢さ:71
運のよさ:99
経験値:0

俺「つよすぎねーか……」
7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 01:40:20.325 c+yLjQkba.net
なんでそんな強いんだよ
10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 01:54:08.013 zw2U8bswd.net
>>7
隠し設定でプチタークの初期ステータス
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 01:43:48.737 zw2U8bswd.net
話しかけること数時間

パパス「港についたか!2年ぶりだな……おまえはまだ小さかったから村のことを覚えていまい。俺、忘れ物をしないように準備するんだぞ!」

俺「はいはい」

パパス「さて、そろそろおりるか、む、どなたか船に乗り込まれるようだな」

船長「おお!ルドマン様!」

俺(あれ……?こいつキャプテンクロウじゃね?)

ルドマン「さあ、わしの娘を紹介しよう。フローラや、こちらへ上がっておいで。おや?フローラにはこの入り口は高すぎたかな?」

パパス「どれ俺「だまれパパス。俺が手を貸してやんよ」

フローラ「あ、ありがとう(なんだろうこの人?)」
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 01:53:33.088 zw2U8bswd.net
俺「それはそうと、フローラっていったかな?綺麗な髪で可愛いな!是非旅に同行願いたいよ」

フローラ「え?え?」

ルドマン「そうだな。そうしようか。花嫁修行だと思って一緒にいってきなさい」

フローラ「(うーん……この人かっこいいしついていこうかしら)わかりましたわ、お父様。よろしくお願いしますわ」

俺「(よっしゃ!……ゲルダはいないみたいだな)こちらこそよろしくな!ところでルドマンさん、第2夫人との子供はどうなんだい?」

ルドマン「な、なんのことかな?早くいきたまえ、父さんはおりてるぞ!」

俺(いるのか……)

パパス「じゃあいくぞ、船長!世話になったな!」
11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 01:57:25.506 zw2U8bswd.net


港の人「あっあんたはパパスさん!?やっぱりパパスさんじゃないか!無事に帰ってきたんだね!」

パパス「父さんはこの人と話があるのでその辺で遊んでいなさい。とりあえずこの地図をわたしておこう」

俺はふしぎな地図を手に入れた!

俺「フローラ!遊ぼうぜ!」

フローラ「散歩でもしようかしら」
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 01:59:38.880 zw2U8bswd.net
俺「散歩!いいね?手繋ぐ?繋いじゃう?」

フローラ「手はいいですわ……(軽いなこの男)」

俺「まぁそういわずにさ!」ギュ

フローラ「あっ(キモ。あ、でもなんかいいかも)」

俺「んーここらへんかな」

メタルキングABCがあらわれた!

俺「」
13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:02:29.136 zw2U8bswd.net
俺「なんでメタルキングなんだよ」

フローラ「きゃあっ!魔物ですわ!」

俺「俺が守ってやるから安心しな!」

フローラ「ありがとうですわ!(やだ、かっこいい)」ジュワ

俺「3連続攻撃だ!」

俺のこうげき!
かいしんのいちげき!
メタルキングABCに284のダメージ
メタルキングを倒した!
14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:04:14.099 zw2U8bswd.net
俺「あれ?パパス来ない」

フローラ「助かりましたわ、なんだか強くなった気がしますわ」

俺「おうっフローラかわいいよフローラ」

フローラ「もうっ俺さんったら!」

ヘルバトラーがあらわれた!

俺「」
15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:10:21.542 zw2U8bswd.net
俺「ちょ、なんでヘルバトラーやねん!」

フローラ「また魔物ですわ!守られてばかりじゃ淑女が廃りますわ!メラ!」

ヘルバトラーに7のダメージ

ヘルバトラー「いたっ何すんねんいてまうぞわれ!」

ヘルバトラーはイオナズンを唱えた

俺「やばっ」ピコンッ

俺は仁王立ちをひらめいた
俺の仁王立ち!
俺に合計304のダメージ

俺「死ぬ……」

フローラ「俺さんっ!」

パパス「俺!大丈夫か!」

なんとパパスがせんとうにくわわった

パパス「ホイミ」

俺は全回復した!

俺「サンキュー親父!ついでに剣ない?」

パパス「あるにはあるが……背に腹は代えられん!これを貸してやる!」

俺はてんくうのつるぎをてにいれた
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:13:01.442 zw2U8bswd.net
俺「」

俺「あれ?装備……できる?」

パパス「何をいっているんだおまえは、装備くらいできるだろうが」

俺「剣だもんな……」

俺「てかさっきのイオナズンむかつくんだよ!ギガブレイク!」

ヘルバトラーをたおした!

パパス「あれ?わしの出番……」

ヘルバトラーは起き上がり仲間になりたそうにこちらをみている
仲間にしますか?

俺「馬車……まぁ、よろしくな!」

ヘルバトラーがなかまになった!
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:15:37.816 zw2U8bswd.net
パパス「大丈夫か?俺、成長したな、だがまだまだ一人歩きはきけんだ」

俺「はいはい」

フローラ「怖かったですわ……」

俺「大丈夫かい?フローラ、手繋ごうか!こら、謝れヘルバトラー!おまえ名前たかしな!」

たかし「えらいすんまへんでした(あれ?俺が悪いんか?)」
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:20:09.142 zw2U8bswd.net
俺「なぁフローラ!魔法教えてくれよ!」

フローラ「メラですか?いいですよ、メラっていって火の玉をいめーじするんです」

俺「ほう……ちょうどいいところにスライムが……メラァッッ!!!」ドガーン!!!

スライムは跡形もなくふきとんだ!

俺「できたぞフローラ!今のはメラゾーマではないメラだ!」

フローラ「すごいですわ!(なんか違う気がする……)」
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:32:06.617 zw2U8bswd.net
なんやかんやあって遺跡

フローラ「おら、走れヘンリー」

ビアンカ「走らんかいヘンリー逃げるぞ」

俺「ヘンリーはやく」

ゲレゲレ「噛むぞこら」

ヘンリー「わかった!わかったから!」

ヘンリー「もうすぐ出口だよ!」

ゲマ「ほっほっほっここから逃げ出そうとは俺「メラァ!ヒャドォ!バギィ!ギラァ!!デイン!ドルマ!」ドガーン!!!

ゲマ「」

ヘンリー「最近の趣味は魔法だもんな……威力おかしいけど……」

ゲマ「少しはやりますね(ヤバイヤバイヤバイなにこいつ)」残りHP1

ゲマ「(どうしよ……死ぬぞこれ)」

パパス「こっこれはいったい!俺!」

ゲマ「いいところにきたぁ!」

ゲマ「あなたは強いですが、こうするとどうでしょう」

なんと!ゲマはパパスののどもとに死神のカマをあてがった!

パパス「む?」フンッ

パパスのひじうち!
ゲマに1のダメージ

ゲマをたおした!

俺(あれ?これでいいのかな?)
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:35:29.429 zw2U8bswd.net
パパス「危なかったな、さぁ、帰ろう」

俺「(まぁいいか)おう」

パパス「このまま魔界に行くぞ!」

俺「え?」

パパス「ルーラ」

エビルマウンテン

マーサ「あら?パパスと俺じゃない?」

パパス「あいたかったぞ!大丈夫か?なにもされてないか?」

マーサ「ミルドラースなら配下にしたわよ、あとエスタークもね、これから人間界攻めるのよ」

パパス「」
21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:37:05.701 zw2U8bswd.net
マーサ「そして世界を支配するのはグランバニアよ!」

俺「」

パパス「」

ゲレゲレ「」

ビアンカ「」

フローラ「」

ヘンリー「(あれ?俺の国……)」
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:37:28.649 zw2U8bswd.net
こうして世界はグランバニアの物となった

おわり
23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/09(火) 02:38:48.221 i/SmZbWVd.net
おつ!おもしろかったぞ

男「はぁ、またSRマジ子かよ……解体っと」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:00:28.515 Hz8CzAF00.net
 
 
 男は SRマジシャン♀ を手に入れた!


SRマジ子2「初めまして! これからよろしくね、男!」


男「あーっ、今日はなんかいけると思ってガチャ回したのに」

男「もうSRマジ子は上限解放済みだから、食わせても意味ないし」

男「これ以上出ても、いらないんだよなぁ」


男「なぁマジ子。悪いんだけど、こいつ解体しておいて」

Nマジ子「は、はい……」
3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:02:16.689 Hz8CzAF00.net
-解体場-


SRマジ子2「あの、ここって」

Nマジ子「……」

SRマジ子2「まさか私……」

Nマジ子「……本当にごめんなさい。男さんの命令だから」

SRマジ子2「ひっ」

 ドスッ グシャ

 SRマジシャン♀ を解体した!

 500 の資源を手に入れた!
4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:04:43.074 Hz8CzAF00.net
-拠点-

男「よし、じゃあ今日も討伐行くか。マジ子ー! 行くぞー!」

Nマジ子「は、はい! 今行きます!」



-迷いの森-


男「いた、あそこだ! マジ子!」

Nマジ子「……ファイアーボール!!」

 シュン シュン シュン
 ボッ ボッ ボッ

魔物「ぐぎゃぁぁぁぁっ!」

 魔物 をやっつけた!

 100 の資源を手に入れた!
5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:06:27.698 Hz8CzAF00.net
 
 メラメラメラ

男「お、おいバカ! 範囲広すぎ! 森が燃えるッ!」

Nマジ子「ご、ごめんなさい〜ッ!」

Nマジ子「ア、アイスボルト! アイスボルト! アイスボルト!」

 シュゥゥゥゥ

Nマジ子「はぁ、やっと火が消えました……」

男「危ねぇ……ここら一帯、焼け野原になるところだったぞ」

Nマジ子「うぅ、ごめんなさい……」

男「相変わらずドジ子だなぁ……でもまあ、よくやったぞ、マジ子」ナデナデ

Nマジ子「……えへへ」
6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:08:28.000 Hz8CzAF00.net
男「怪我はないか?」

Nマジ子「は、はい! へーきです!」

男「そっかそっか。それなら結果オーライってやつだ」

男「さってと。資源もだいぶ溜まったし、今日はもう帰るか」

Nマジ子「は、はい!」
7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:09:44.692 Hz8CzAF00.net
-拠点 食堂-


男「はぁ。おなかすいたー、マジ子ごはんー」

Nマジ子「はーい、今すぐ作りますね。ハンバーグでいいですか?」

男「やったー! マジ子の作るハンバーグ!」

Nマジ子「ふふっ、男さんったら小さい子みたい」

男「だって本当にうまいんだから、これくらい喜んだっていいだろー」

Nマジ子「えへへ、そう言ってもらえると本当に嬉しいです」

Nマジ子「それじゃあ、少し待っててくださいね」

男「おう!」
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:11:04.185 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「お待たせしました、男さん!」

 ドンッ

男「お、おい、マジ子。これは?」

Nマジ子「えっ、ハンバーグですけど……」

男「いや、それはわかる。俺が聞きたいのは、この量! 何グラム使ったんだ材料!」

Nマジ子「えっと、3000グラムですけど……」
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:12:04.767 Hz8CzAF00.net
男「0が一個多いわ! こんなに食えるか!」

Nマジ子「ご、ごめんなさい……」

男「はぁ……まぁ、いいや。お前も手伝えな」

Nマジ子「は、はい」


男「それじゃあ」

男・Nマジ子「いただきます」
10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:13:07.341 Hz8CzAF00.net
男「げふっ……もう食えん」

Nマジ子「ふふっ、お粗末さまでした」

男「う、うまかった、確かにうまかったけど」

男「4分の3以上はお前が食ったな?」

Nマジ子「えっ? そ、そうですかね?」

男「その割に全然余裕そうだし、そんな細い体のどこに……」

男「ああ、なるほどなるほど」ニヤニヤ

Nマジ子「うぅ……あまりじろじろ見ないでください」カァァ
11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:14:06.498 Hz8CzAF00.net
男「でも、ほんとにうまかったぞ。ありがとな」ナデナデ

Nマジ子「……えへへ」

Nマジ子「じゃあ片付けちゃいますね」

男「おう、頼む」


男「そーいやさ。マジ子と初めて出会ってから、結構経つよな」

Nマジ子「そうですね……、一年くらいでしょうか」
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:15:03.399 Hz8CzAF00.net
男「あー、そんなもんか」

Nマジ子「どうしました?」

男「まぁ、そのなんだ……」

Nマジ子「男さん?」

男「えっと……こ、これからもよろしくな」

Nマジ子「えっ、あ、はい! ドジばっかりなわたしですが……」

Nマジ子「こちらこそ、よろしくお願いします!」
13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:18:30.970 Hz8CzAF00.net
-拠点 待機室-


SRマジ子「ねぇねぇ、N。それで最近、男とは進展があったの?」

Nマジ子「ぶふっ、SRちゃん何言ってるの? ……し、進展って?」

SRマジ子「しらばっくれちゃって、このこのー」

Rマジ子「Nはドジだけど良い子。そして一番の古株。男にずっと尽くしてるのも知ってる」

SRマジ子「アタシらとしては、応援したいわけよ」

Nマジ子「そんな事言われても……」

Nマジ子「わたしはただ、男さんのそばに居られたらそれで……」


SRマジ子「はぁ、だめだこりゃ」
14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:21:26.066 Hz8CzAF00.net
Rマジ子「押しが足りない。だけど、そんな謙虚なところもNの良いところ」

Nマジ子「Rちゃん……」

Rマジ子「でも、おっぱいは謙虚じゃない」タプタプ

Nマジ子「〜〜〜ッ!」カァァ


SRマジ子「まぁともかく、時間はたっぷりあるんだし」

SRマジ子「ゆっくり愛を育んでいきましょ」

Nマジ子「あ、愛だなんて……」

Rマジ子「何かあったら相談のる」


Nマジ子「えっと、あ、ありがとうね、二人とも」
15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:24:28.388 Hz8CzAF00.net
-数日後 拠点-


男「うおおおおおッ!」


男「今日はガチャから出るSSRマジ子の確率が二倍だと……」

男「これは引くしかない! ここで引かなきゃ男が廃る!」

男「マジ子! ありったけのコインをここに!」

Nマジ子「えっと、本当に……ぜ、全部使うんですか?」

男「今使わずにいつ使うんだ! 絶対に当ててみせるぜ!」


Nマジ子(SSR自体が出る確率は変わらなかったはずだけど……)

Nマジ子(大丈夫かな)
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:27:31.377 Hz8CzAF00.net
男「……玉砕」チーン


Nマジ子「お、男さん……元気だして」

男「ははっ、知ってた。知ってたよ、この結末」

男「そうだ、俺にはマジ子がいる。それでいいんだ」

Nマジ子「お、男さん……」カァァ


Nマジ子「ってあれ、ここに一枚コインが落ちて……」

男「ああ、まだ残ってたのか。ダメ元で最後に一回引くか」


 チャリーン パァァァァッ


男「ん?」

Nマジ子「えっ?」


 パンパカパーン


 男は SSRマジシャン♀ を手に入れた!!
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:30:26.398 Hz8CzAF00.net
SSRマジ子「……」ピカァァ


男「ちょ、えええええええっ!」

Nマジ子「す、すごいオーラ……」


男「いよっしゃあああああ! SSRゲットォォォ!!」

Nマジ子「お、おめでとうございます! 男さん!」

男「いやいや、マジ子のおかげだ。ほんっとうにありがとな!」

Nマジ子「そ、そんな……わたしはただ……」
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:33:30.624 Hz8CzAF00.net
SSRマジ子「あの……お取り込み中、申し訳ないのですが」

男「あ、ごめんごめん。嬉しくてつい」

SSRマジ子「えっと、お初にお目にかかります、男さま」

SSRマジ子「不束者ではございますが、これからよろしくお願いしますね」ニコッ

男「お、おう。よろしく!」


Nマジ子「えっとわたし、Nっていいます。よ、よろしくお願いします!」

SSRマジ子「……はい、よろしくお願いしますね」ニコッ


Nマジ子(なんかすごくキラキラしてて綺麗な人だなぁ)
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:36:16.927 Hz8CzAF00.net
-数日後 拠点-


男「よし、じゃあ討伐行くぞー。SSR! 付いてこい!」

SSRマジ子「はい! ただいま参ります!」


Nマジ子「あ、あの男さん……わたしは?」

男「お前は、拠点で留守番を頼む」

Nマジ子「は、はい……わかりました」


SSRマジ子「……くすっ」

Nマジ子「……?」
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:39:51.281 Hz8CzAF00.net
Nマジ子(SSRさんが仲間になってからというもの)

Nマジ子(わたしは拠点で留守番をすることが多くなりました)

Nマジ子(そのこと自体は別に気にしていません。拠点で出来ることも沢山あります)

Nマジ子(男さんと一緒にいられないのは寂しいけれど、それも仕方ありません)

Nマジ子(ですが……)


SSRマジ子「あらNさん、今日も探索かしら」

Nマジ子「あ、はい。少しでもコインを集めておこうと思いまして」

SSRマジ子「ふふっ、いい心がけですね。能力で劣る貴女には適任です」

Nマジ子「あはは、そうですね……」
21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:42:38.593 Hz8CzAF00.net
男「おーい、SSR! そろそろ討伐に出発するぞー!」

SSRマジ子「ふふっ、男さまが、私を、呼んでいますので失礼します」

Nマジ子「あ、はい」

SSRマジ子「……そうだ。貴女が集めたコイン、私が男さまに届けてあげますね」

Nマジ子「え、あ……」


SSRマジ子「男さま、お待たせしました。これを受け取って下さい」

男「おお、結構な量のコインだな。どうしたんだこれ?」

SSRマジ子「私が集めておきました」

男「マジかよ! ほんと助かる。ありがとな、SSR」

SSRマジ子「いえいえ、当然のことをしたまでです」


SSRマジ子「……」チラッ

Nマジ子「……」

SSRマジ子「……くすっ」
23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:45:37.091 Hz8CzAF00.net
-数日後 待機室-


SRマジ子「もうっ! アイツほんっとに、なんなのよ!」

Nマジ子「お、落ち着いて、SRちゃん」

Rマジ子「性悪糞女」

Nマジ子「Rちゃんもそんなこと言っちゃ……」

SRマジ子「だってあいつ。アタシらのこと、上から目線どころか」

SRマジ子「まるでゴミを見るような目で見てくるのよ!」

SRマジ子「それに、ずーっと男にベタベタして! そこはNの場所だっての!」

Nマジ子「べ、別にわたしの場所でもないから……」


Rマジ子「泥棒猫うざい」
24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:48:31.053 Hz8CzAF00.net
SRマジ子「ねえ、N。ほんとに良いの? このままで」

Nマジ子「男さんが今、それで助かっているのなら、わたしからは何も……」

SRマジ子「はぁ、そんなこと言ってたらね、本当に男を取られちゃうわよ!」

Rマジ子「行動起こすしかない」

Nマジ子「や、やめよう、そういうの。二人にも迷惑かけたくないし……」

Nマジ子「それにわたし、男さんが困る姿は見たくないから……」

Rマジ子「N……マジ天使。嫁にしたい」


SRマジ子「はぁ、Nがそこまで言うなら……わかったわ」

SRマジ子「でも、本当にきつくなったら、いつでも言うのよ?」

Nマジ子「ありがとうね、二人とも」
26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:51:37.986 Hz8CzAF00.net
-数日後 拠点 食堂-


Nマジ子「ふふっ、そろそろ男さんが討伐から帰ってくるかな」

Nマジ子「疲れてるだろうし、とびきり美味しいハンバーグ作ってあげなきゃ」


男「ただいまー。はぁ、お腹すいたー」

Nマジ子「おかえりなさい、男さん。えっと、これ作っ――」

SSRマジ子「男さま。お約束どおり、私とあちらで食事をしましょう?」

男「えっ、あぁ……」

SSRマジ子「今日は高級フレンチを用意しましたの」

SSRマジ子「さっ、先にあちらで待っててくださいね」グイッ

男「お、おう……」
27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:54:37.630 Hz8CzAF00.net
SSRマジ子「あら、Nさんいましたの。……それは?」

Nマジ子「これは、その……ハンバーグを作ったので」

SSRマジ子「そうですか、そうですかぁ」

Nマジ子「もし良かったら、男さんに……」

SSRマジ子「ありがとうございます、男さまもきっと喜ぶわ」ニコッ

Nマジ子「あっ、はい! ではこれ……お願いしますね」スッ

SSRマジ子「……はい」


 スルッ ぐちゃ


Nマジ子「あっ……」

SSRマジ子「あぁ私としたことが。手を滑らせてしまいました」
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 21:57:17.678 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「……」

SSRマジ子「あらあら、これではもう食べられませんね」

Nマジ子「……」

SSRマジ子「ごめんなさいね、Nさん」

Nマジ子「……い、いえ。落としてしまったものは仕方ないですから」

SSRマジ子「それでは、男さまが待っていますので、私はこれで」

Nマジ子「……あ、はい」



Nマジ子「……片付け、ないと」
30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:00:34.772 Hz8CzAF00.net
SRマジ子「ちょっと、N! これどうしたのよ!?」

Rマジ子「大惨事」

Nマジ子「えっ、あ、これは……その……」

Nマジ子「ちょっと転んじゃって」

SRマジ子「転んだって……大丈夫? 怪我してない?」

Nマジ子「うん、大丈夫」


Rマジ子「Nは色んな物を落としてきた」

Rマジ子「でも食べ物を落としたことは一度もない」

Rマジ子「不自然」

Nマジ子「や、やだなぁRちゃん。た、たまたまだよ」


SRマジ子「……あいつにやられたの?」
31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:03:11.812 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「えっ、な、なんのこと?」

Rマジ子「さっき、性悪糞女があっち歩いてくの見た」

Nマジ子「ち、違うの! これは、わたしが勝手に転んだだけで……」

SRマジ子「バカね。どんだけアンタと付き合い長いと思ってるのよ」

Rマジ子「Nは嘘が下手っぴ」

Nマジ子「う、嘘なんかじゃ……」


SRマジ子「大丈夫、あんたはここで掃除してなさい」

SRマジ子「アタシたちが、ガツンと言ってきてあげるから」

Rマジ子「任せて」


Nマジ子「あ、ちょっと二人とも!」

Nマジ子「って、行っちゃった……」
32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:06:13.152 Hz8CzAF00.net
Nマジ子(この食堂での一件以来、討伐だけではなく)

Nマジ子(今までわたしがしていた、男さんの生活のお世話なども)

Nマジ子(SSRさんがほとんど担当することになった)


Nマジ子(もうここ数日、男さんとは、お話すらしていない)

Nマジ子(男さんのことを考えると、胸が苦しくなって)

Nマジ子(夜もあまり眠れていない)

Nマジ子(……でも、男さんが幸せでいるのなら)

Nマジ子(わたしはそれだけで……嬉しい)


-待機室-


Nマジ子「お、おはようー」

Nマジ子「あれ、SRちゃん? Rちゃん?」

Nマジ子(いつもはこの時間ここにいるのに)

Nマジ子(どこ行ったんだろう)
34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:09:09.253 Hz8CzAF00.net
-拠点 食堂-


Nマジ子「ここにもいない……」

Nマジ子「拠点は全部探したし、二人ともどこに行ったんだろう」

Nマジ子「まさか……森?」



-迷いの森-


Nマジ子「SRちゃーん! Rちゃーん!」

Nマジ子「やっぱり森になんて来るはずないよね……」

Nマジ子「ん、あれは……SSRさん?」
35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:12:16.694 Hz8CzAF00.net
SSRマジ子「あら、Nさんじゃありませんか。貴女、拠点で待機中では?」

Nマジ子「えっと、ちょっと人を探していて……」

SSRマジ子「いけませんね。男さまの命令に逆らうなんて」

Nマジ子「ご、ごめんなさい……」

SSRマジ子「私に謝られても困ります。この件、男さまに報告させてもらいますね」

Nマジ子「わかりました……」

Nマジ子「そ、それより、SRちゃんとRちゃんを見ませんでしたか?」

SSRマジ子「……ああ、あの二人ですか」

Nマジ子「し、知ってるんですか!?」
36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:15:16.567 Hz8CzAF00.net
SSRマジ子「ええ、知っていますよ」

Nマジ子「ど、どこに?」


SSRマジ子「ふふっ、あの二人なら……ここです」

Nマジ子「えっ? ここって……」


SSRマジ子「いつぞやの晩、あろうことか私に突っかかってきましてね」

SSRマジ子「よくわからない事を、延々と繰り返していましたから」

SSRマジ子「そうそう、お肉を食べさせるとか、なんとか」

Nマジ子(……あの時のことだ)


SSRマジ子「ですからお望み通り、私が強化素材としてお二人を……」

SSRマジ子「食べてしまいました」ニッ
38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:18:47.263 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「そ、そんな……」


SSRマジ子「まぁ戦力にもならず、正直、邪魔でしかなかった彼女らですが」

SSRマジ子「私の中で微々たる経験値になっただけでも」

SSRマジ子「利用価値はあったというものでしょう」

Nマジ子「SRちゃんとRちゃんが……」


SSRマジ子「どうせ貴女だって、彼女らのこと」

SSRマジ子「目の上のたんこぶのように、お思いだったでしょう?」

Nマジ子「……そんなこと、ありません」

SSRマジ子「ふふっ、どうだか」

Nマジ子「これは……男さんがそう命令したんですか?」
39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:21:42.541 Hz8CzAF00.net
SSRマジ子「いいえ、私は何度も進言したんですが」

SSRマジ子「あの男は頑なに、それを拒みましてね」

SSRマジ子「私に全てを集約すれば、もっと早く計画を実行できたのに」

SSRマジ子「愚かな人間です」

Nマジ子「……えっ」


SSRマジ子「ですが……このバカげた茶番も、もう終わり」

SSRマジ子「時は、きました」

Nマジ子「あ、あなた、何を言って……」

SSRマジ子「今や、あの男は、私に全幅の信頼を寄せている」

SSRマジ子「寝首をかくのは、たやすいでしょう」

Nマジ子「なっ!?」
40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:24:26.868 Hz8CzAF00.net
SSRマジ子「そうして、この拠点を乗っ取り、ここを足場として」

SSRマジ子「ゆくゆくは世界を……私の手中に収めるのです」

Nマジ子「あ、あなたは……、一体何者なんですか?」


SSRマジ子「ふふっ、私ですか?」

Nマジ子「……」

SSRマジ子「そうですね、今まで様々な世界を渡り歩いてきましたが」

SSRマジ子「とある世界では、『魔王』と呼ばれたこともありました」

Nマジ子「ま、魔王……」


SSRマジ子「……少し口が滑りすぎてしまいましたね」

SSRマジ子「ですがまあ、これから死ぬ貴女に何を言っても」

SSRマジ子「関係のないことです」

 チャキッ

Nマジ子「……ひっ」
41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:27:30.649 Hz8CzAF00.net
SSRマジ子「これでようやく、ここでの下準備も完了です」

SSRマジ子「……最後に貴女を、食べること、でね」

Nマジ子「……ッ」

SSRマジ子「貴女は幸福ですよ」

SSRマジ子「私の血となり肉となって、永遠に生きられるのですから」

Nマジ子「や、やめて、こないで……」


SSRマジ子「ふふっ、その恐怖に怯える顔。……ゾクゾクします」

Nマジ子「いや、いやぁ……」


SSRマジ子「恨むなら、あのグズでノロマな馬鹿男を恨みなさい!」

Nマジ子「……ッ!!」


SSRマジ子「あははっ、死ねぇ!」ブンッ


 ドスッ
42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:30:42.685 Hz8CzAF00.net
 
 キィン


SSRマジ子「なっ!?」

Nマジ子「……」

SSRマジ子「どうして!? なぜ効かないの!?」ブンッブンッブンッ

 ドスッ ドスッ ドスッ
 キィン キィン キィン

Nマジ子「……男さんがわたしを守ってくれたんです」

SSRマジ子「は? 貴女、一体何を言って……」

Nマジ子「わたしにはどうやら……保護機能がかけられていたようです」

SSRマジ子「……保護機能、ですって?」

Nマジ子「保護機能をかけられた者は」

Nマジ子「いかなる場合でも、強化に使用することができません」

SSRマジ子「な、なによ、それ……」
43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:33:32.390 Hz8CzAF00.net
SSRマジ子「ふふっ、強化が受け付けられないのなら」

SSRマジ子「力尽くで貴女を殺して――」ブンッ

 パシッ

Nマジ子「……」

SSRマジ子「なっ!? 私の攻撃を素手で!? だったら――」ブンッブンッブンッ

 パシッ パシッ パシッ

Nマジ子「……無駄、です」

SSRマジ子「あ、ありえない。このSSRの私が……」ブンッブンッブンッ

 パシッ パシッ パシッ

SSRマジ子「最低ランクの貴女なんかに劣っているだなんて……」

SSRマジ子「ありえないッ!!」
44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:36:30.923 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「……あなた、召喚されて何日目ですか?」

SSRマジ子「えっ?」

Nマジ子「最終上限突破、レベルカンスト」

SSRマジ子「は?」

Nマジ子「ステータス強化MAX。全身最高装備、強化MAX。スキルALLレベルMAX」

SSRマジ子「ちょ、ちょっと」

Nマジ子「男さんがわたしのために、全てをつぎ込んでくれたんです」

SSRマジ子「な、何を言って……」


Nマジ子「そんなわたしを」

Nマジ子「たかだかポテンシャルが高いだけの、よちよち赤ちゃんが」

Nマジ子「……殺すと?」

 グシャ

SSRマジ子「いぎゃぁあぁぁ! う、腕がぁ! 腕がぁぁぁ!!」
45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:40:36.555 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「わたしのことは、なんて言ってもいい」ジリッ

SSRマジ子「ひっ!」

Nマジ子「どれだけ酷いことされても、それがわたしに向けられていたのなら」

Nマジ子「いくらでも、我慢することができます」ジリッ

SSRマジ子「く、来るなぁ!」


Nマジ子「ですが」

Nマジ子「男さんを悪く言うことだけは……」


Nマジ子「絶対に許さない」ギロッ


SSRマジ子「来るなぁぁぁっ!!」


Nマジ子「サヨウナラ」


 ドスッ グシャ
46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:43:26.007 Hz8CzAF00.net
 
 ポツ ポツ ポツ

 ザァァァァァ


Nマジ子「……わたし」

Nマジ子「男さんの大切な人を……手にかけてしまった」

Nマジ子「わたしにはもう……男さんのそばにいる資格なんて、ない」


Nマジ子「こんなことになるなら、もっと早く……」

Nマジ子「もっと早く、あの人の陰謀に気づいていれば……」


Nマジ子「ごめんね……ぐすっ、SRちゃん、Rちゃん……」

Nマジ子「ほんとにごめんね……」


Nマジ子「ごめんね……」
47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:47:12.581 Hz8CzAF00.net
 
 ガサッ


Nマジ子「!?」

男「……マジ子、か?」

Nマジ子「男……さん?」

男「どうしてこんな所に……お前は拠点待機だったはずだが」

Nマジ子「あの、えっと……」

男「まぁいいや。それよりもSSRを見なかったか? 一緒に討伐中だったんだけど」

Nマジ子「SSRさんは……」

男「ん?」

Nマジ子「SSRさんは……わたしが、殺しました」


男「……は?」
48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:50:33.682 Hz8CzAF00.net
男「ははっ、な、何言ってるんだマジ子。お前が冗談だなんて珍しいな」

Nマジ子「……」

男「じょ、冗談だろ?」

Nマジ子「……本当です」

男「どうして、そんなこと……」


Nマジ子(SRちゃんもRちゃんも死んでしまったのに……)

Nマジ子(わたしだけ男さんのそばにいるだなんて、絶対できない)

Nマジ子(わたしはもう、男さんのそばにいちゃいけない)

Nマジ子(だったら……)


Nマジ子「今まで本当にありがとうございました」ペコッ

男「えっ?」

Nマジ子「さよなら、男さん」タタタッ

男「お、おい! マジ子!!」
49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:52:09.338 jf3ba+pJ0.net
ちょっとガチャ回してくる
50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:53:38.582 Hz8CzAF00.net
-迷いの森 奥地-


 タッタッタッ

Nマジ子「あっ」

 バタンッ ズサァ

Nマジ子「痛い」

Nマジ子(でもみんなは……もっともっと痛かったんだ)

 ゴロンッ

Nマジ子「……ここまで来たら、もういいよね」


Nマジ子「SRちゃん、Rちゃん」

Nマジ子「口下手でうまく馴染めなかったわたしに、声をかけてくれて」

Nマジ子「ずっとずっと仲良くしてくれて」

Nマジ子「困ったときは、相談に乗ってくれて」


Nマジ子「二人と過ごした時間、とても楽しかったよ」

Nマジ子「ほんとに本当にありがとうね」
51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 22:56:38.733 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「そして……男さん」

Nマジ子「恩を仇で返すようなことをして、本当にごめんなさい」


Nマジ子「出会ってからずっと、わたしをここまで育ててくれて」

Nマジ子「最初の頃は、ドジで何もできなかったのに」

Nマジ子「ずっと付きっきりで色々なことを教えてくれて」

Nマジ子「いくら感謝しても、しきれません」


Nマジ子「わたしは……男さんのお世話をすることができて」

Nマジ子「わたしの作ったゴハンを、いつも美味しい美味しいって食べてくれて」

Nマジ子「何かうまくいった時は、優しく頭を撫でてくれて」


Nマジ子「わたしはずっと。ずっとずっと、幸せでした」
52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:00:35.247 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「全ての責任を取って、わたしは……いなくなることにします」

Nマジ子「先に旅立つことを、お許しください」

 チャキッ

Nマジ子「……」

Nマジ子「ああでも……」

Nマジ子「最後に……わたしの作ったハンバーグ」

Nマジ子「もう一回だけ……ぐすっ、食べてほしかったなぁ……」


Nマジ子「……」

Nマジ子「さようなら、男さん」


Nマジ子「あなたのことが……大好きでした」


 ドスッ
53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:03:31.810 Hz8CzAF00.net
 
 ポタッ ポタッ ポタッ


Nマジ子「……えっ?」

男「……なに勝手なことしてんだ」

Nマジ子「お、男……さん? って、腕から血が、血が出て!」

男「そんなこと、どうでもいいッ!!」

Nマジ子「……ッ」

男「……誰がこんなことをしろって、言った?」

Nマジ子「……」

男「誰がお前を傷つけていいって、言った?」


Nマジ子「……」

男「お前をな、傷つけるやつは……たとえお前だろうと許さねぇ」
54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:06:35.783 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「あのっ……ごめっ、ごめんなさい……」

Nマジ子「ぐすっ、ごめんなさい、男さん……」

男「……わかればいいんだ」ギュッ

Nマジ子「ぐすっ……ひっく……」

男「間に合ってよかった」ナデナデ


――


男「落ち着いたか?」

Nマジ子「あの……もう少しだけ、このまま――」ギュッ

男「い、いってぇぇ!」

Nマジ子「あ、ごめんなさいごめんなさい! すぐに手当てを!」

男「いたたた、これじゃ格好つかねぇな」

Nマジ子「そ、そんなこと……男さんは、その……いつも格好いいです」
55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:09:35.562 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「それにしても、どうしてここが?」

男「こんな天気で走りゃ、足跡見ればすぐわかんだろ」

Nマジ子「あっ……」

男「どんだけ強くなっても、やっぱマジ子はドジ子だな」

Nマジ子「……うぅ」


Nマジ子「でもわたしは……SSRさんを」

男「ああ、それについては、こいつらから全て聞いたよ」


SRマジ子「間に合ってよかったわ」

Rマジ子「ぶいっ」


Nマジ子「SRちゃん、Rちゃん! ど、どうして!?」
57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:12:14.339 Hz8CzAF00.net
男「前にこいつらから、SSRについて相談を受けていてな」

男「SSRのこと、どうにかしようと裏でいろいろ動いていたんだ」

SRマジ子「ごめんね、N。黙ってて」

Nマジ子「じゃ、じゃあ、二人がSSRさんに食べられたってのは」

男「ああ、それは……前、大量に出たSRとRの一部だ」


Nマジ子「そ、そうだったんだ……」

Nマジ子「よかったぁ、ぐすっ、ほんとによかったぁ……」

Rマジ子「N、いいこいいこ」ナデナデ


男「本当はこの森で、SSRを捕らえる計画だったんだが」

男「まさか、お前と先に出会ってしまうとは思わなかったよ」
59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:15:37.938 Hz8CzAF00.net
Nマジ子「でもわたし、男さんの許可も取らずに勝手にSSRさんを……」

男「いいんだよ、それは。お前が無事でいてくれたら、それでいい」

Nマジ子「男さん……」


男「それとな……その、お前に渡したいものがあるんだ」

Nマジ子「渡したいもの?」

男「これを作る材料が、SSR限定クエじゃないとなかなか手に入らなくてな」

男「思った以上に時間がかかってしまった」

Nマジ子「じゃあ、最近SSRさんと討伐に行っていたのって……」

男「ああ、これを作るためだ」


Nマジ子「えっと、開けてみてもいいですか?」

男「ああ」

Nマジ子「これは……指輪?」
60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:18:23.686 Hz8CzAF00.net
男「マジ子……俺と一緒になってくれないか」

Nマジ子「えっ」

男「俺、ガチャのことになるとすぐ見境なくなっちゃうし」

男「いつもバカばっかやってるけど」

男「お前がそばに居てくれるなら、どんな困難でも乗り越えられる気がするんだ」

Nマジ子「あのっ、えっと……」

男「だめか?」

Nマジ子「い、いえっ……そのっ、ぐすっ……」

男「おいおい、泣くことないだろ」

Nマジ子「だって嬉しくて……こんなっ! そう夢っ、これはきっと夢ですっ!」


男「夢じゃねーって、ほらつねってやる」プニッ

Nマジ子「い、いたひでしゅ」

男「な? 夢じゃないだろ」
61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:21:25.393 Hz8CzAF00.net
男「それじゃあ、その……返事、もらっていいか?」

Nマジ子「は、はい」

Nマジ子「えっと、ドジで泣き虫で不束者のわたしですが……」

Nマジ子「よ、よろしくお願いします!」

 ピカァァァ

Nマジ子「えっ、なに!? わたしの体が光って――」

男「な、なんだぁ?」


 Nマジシャン♀ は SSRマジシャン♀ に進化した!


SSRマジ子「えっ、えっ? どうしてわたしSSRに……」

SSRマジ子「男さん、この指輪って……」

男「い、いや。指輪にそんな効力はないぞ」

SSRマジ子「じゃあ、どうして……」
62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:24:20.363 Hz8CzAF00.net
男「まさかお前……SSRを解体したんじゃなくて、食ったのか?」

SSRマジ子「えっ? あ、はい。あの人の中には……その」

SSRマジ子「SRちゃんとRちゃんが……眠っていると思ってましたから」

SSRマジ子「せめてと思って……」


男「ははっ、まさに結果オーライってやつだったか」

SSRマジ子「えっ? えっ?」


SRマジ子「アタシたちの計画では、SSRを捕らえた後……」

SRマジ子「Nに食べてもらおうと思ってたのよ」

Rマジ子「優しさと強さを備えた、すーぱーマジ子誕生」

Rマジ子「露出度も大幅アップ」

SSRマジ子「うぅ、なんか、すーすーします……」
63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:27:57.856 Hz8CzAF00.net
SRマジ子「まぁとにかく、おめでとっ! お二人さん!」

Rマジ子「おめでた」

SSRマジ子「お、おおおおめでたじゃ、まだないからっ!」

SRマジ子「まだ?」ニヤニヤ

SSRマジ子「あうううぅ……」カァァ


Rマジ子「男」クイクイ

男「ん?」

Rマジ子「これでN……違った、SSRのわがままおっぱい、好き放題」

男「ちょっ! お前なに言って!?」

SSRマジ子「わ、わたしは……指輪を貰わなくても、男さんにだったら……」モジモジ

男「え?」

SRマジ子「ん?」

Rマジ子「お?」

SSRマジ子「〜〜〜〜ッ」カァァ


Rマジ子「あ、でも片方は私のだから。半分こね、男」
65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:30:48.271 Hz8CzAF00.net
SRマジ子「あー、そういえばー!」

SSRマジ子「どうしたの?」

SRマジ子「アタシたちー、まだ後片付けがあったんだったー」

Rマジ子「おー、いかないとー」

SSRマジ子「えっ、じゃあわたしも手伝いに……」

SRマジ子「いいからいいから、こっちはアタシたちに任せて」

Rマジ子「任せる」

SSRマジ子「えっ、あ、うん」

――

SSRマジ子「二人とも行っちゃった……ってあれ?」

SSRマジ子「手に力が入らない……」

男「だ、大丈夫か?」スッ


SSRマジ子「……ちゅっ」

男「ま、まままままマジ子!?」

SSRマジ子「えへへ、キス、しちゃいました」
66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:33:47.919 Hz8CzAF00.net
男「お、お前なぁ。わざわざ、そんな演技しなくても……」

SSRマジ子「ち、違うんです! 力が入らないのは本当で……」

男「あー、それたぶん、レベルが1に戻ったからだな」

SSRマジ子「えっ、そ、そうなんですか?」

SSRマジ子「それじゃあわたし、男さんの役に……」

男「なに言ってんだ」

男「これから、みっちり付きっきりで育ててやるから、覚悟しとけよ」

SSRマジ子「あっ……えへへ、よろしくお願いしますっ!」

 ぎゅっ

SSRマジ子「お、男さん?」

男「おほん。じゃあ改めて……」

男「マジ子、好きだぞ」


SSRマジ子「……わたしも、わたしも男さんのことっ」


SSRマジ子「大好きですっ!」ニコッ
67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:37:06.275 Hz8CzAF00.net
 
―――――

―――





男「っていう流れでいくから、妹よ。三千円貸してくれないか」

妹「妄想乙」


                                      ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                                       d⌒) ./| _ノ  __ノ
                                      ---------------
                                      制作・著作 MGK
68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:37:24.123 f07SHXtV0.net
ワロタ
69 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:38:44.207 2P6lXaQP0.net
終わり方がひでえwww
70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:41:06.463 KFGqk1Sc0.net
面白かったわ
乙!
72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/01(土) 23:45:21.635 Hz8CzAF00.net
読んでくれてありがとうございました
73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/02(日) 01:42:10.537 z7JN8jwO0.net
オチがひどいwwww

勇者「パーティが無防備過ぎて困る・・・」

1 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
商人(女)「勇者、おっはよ〜!」

勇者(男)「ひっつくな商人!」

商人「えぇ〜、朝の挨拶は全身でやるのがモットーなのよ」

勇者「そんなモットー捨ててしまえ!!」

商人「それを捨てるだなんてとんでもない!!」

魔法使い(女)「おはよ〜・・・二人とも朝から元気ね〜」

商人「おはよ〜、魔法使い。今日もエッチな下着が覗いてるね〜」

魔法使い「あらあら・・・はだけちゃってた。でも仲間の前だから恥ずかしくないわね」

勇者「恥ずかしがれよ!僕は男だ!」

魔法使い「勇者は男でも仲間だから恥ずかしくなんかないの」

勇者「どんな理屈だよ・・・」

僧侶「お、おはようございます。準備してたら遅くなっちゃいました」

商人「あ、僧侶おはよ〜」

魔法使い「おはよう」

勇者「僧侶、君からも言ってくれ・・・仲間内でももっと羞恥心を持って・・・バフ・・・」
2 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
僧侶「勇者様・・・朝から胸に顔を突っ込むなんて元気ですね」

商人「勇者やる〜」

魔法使い「あらあら羨ましい。僧侶のおっぱい柔らかそうだもんね」

勇者「なんですぐ後ろに立ってるんだ!」

僧侶「何も恥ずかしいことなんかないですよ。仲間なんですからこれくらい問題ありません」

勇者「お前らはもっと羞恥心をみにつけろ〜!!!」



商人「勇者〜資金もあるし馬車買おうよ〜」

勇者「絶対嫌だ!」

魔法使い「馬車があったほうが道中楽でしょ?食料もたくさん載せられるし」

勇者「腐らせるのがオチだ!」

僧侶「野宿も屋根がある方がいいじゃないですか」

勇者「それが一番問題だ!お前らのことだどうせ僕に絡んでくるだろう!!」

商人「も〜、仲間内なんだから恥ずかしくないでしょう」

魔法使い「むしろ恥ずかしいと思っている方が恥ずかしいわ」
3 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
僧侶「神様も言ってますよ、汝、恥ずかしがることなかれって」

勇者「恥ずかしがれよ!恥ずかしいんだよ!そんな神様滅ぼしてしまえ!!」



商人「ありゃー・・・この宿屋予約が一杯で一部屋しか空いてないって」

魔法使い「どんな部屋?」

店員「高級スイートルームでございます」

僧侶「それじゃあ四人で一部屋で問題ないですね」

勇者「問題あるだろう!なんで僕も一緒の部屋なんだよ!僕は野宿する!」

商人「だめだよ勇者〜これはいい機会だから勇者の羞恥心を少し緩和させようよ〜」

魔法使い「そうそう、これからまだまだ道のりは長いのに、仲間内で一緒の部屋にいることが恥ずかしいだなんて支障をきたすわよ」

僧侶「このお部屋、専用のおっきいお風呂がついてますよ。これで普通料金じゃあお得じゃないですか」

勇者「なんでお前らそんなに力が強いんだよ!?三人ががりとはいえなんで肉体戦闘要員でないお前らに僕は引きずられているんだ!」



商人「これがスイートルーム!ひろーい!」
4 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
魔法使い「ベッドも4人で寝れるわね」

僧侶「ベッドフカフカ〜」

勇者「あぁもう・・・」

商人「まずは早速お風呂だね!」

魔法使い「当然みんなで入るのね!」

僧侶「仲間と一緒のお風呂だなんてワクワクしますね!」

勇者「僕は一緒に入らないぞ・・・」

商人「駄目!」

魔法使い「駄目よ!」

僧侶「駄目ですよ、ちゃんと入らないと臭いますよ」

勇者「風呂に入らないとは言ってない、一緒に入らないんだ!」

商人「そんな事言いながら服脱いでるじゃん」

勇者「え・・・何だこれ!?」

魔法使い「私の操作魔法で操らせてもらってるわ」

勇者「な、やめろ!」
5 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
僧侶「勇者様、恥ずかしくなんかないですよ。人類生まれてくるときはみんな裸なんです。裸でいることが正しい姿なんです」

勇者「服着て生まれてくるほうが怖いわ!ちょ、まてまて・・・パンツは・・・」

商人「なに〜?人に見せられないくらい貧相なものしか持ってないの〜?」

魔法使い「大丈夫よ、大きくしたいなら私が特性のお薬作ってあげる」

僧侶「勇者様、大きさなんて関係ないんですよ。愛さえあれば女は満足できます」

勇者「や、やめ・・・」

商人「!」

魔法使い「!!」

僧侶「!!!」

勇者「だから・・・やめろって・・・」

商人「・・・さ、さーて私も服脱ごうかな」

魔法使い「そうね、みんなで入るんだもの・・・勇者は先に入っていて」

僧侶「え、えっと・・・ありがとうございます」

勇者「・・・」トコトコ バタンッ

商人「勇者のあれ・・・大きかった・・・」
6 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
魔法使い「まさに勇者ね」

僧侶「やっぱり愛より大きさかもしれません」



勇者「ブクブクブクブク・・・」

商人「広いお風呂〜」

魔法使い「僧侶、また少し大きくなったんじゃない?」

僧侶「そうかもしれません。大好きな人のこと想うと大きくなるものなんですかね」

商人「あらあら、誰のことかな〜?」

魔法使い「正直に言っちゃいなさいよ〜」

僧侶「流石にそれは〜・・・勇者様です///」

商人「えぇ〜私も勇者の事想っているのに全然大きくならない・・・」

魔法使い「商人は肌がスベスベでいいじゃない。私なんてお腹のお肉が気になりだして・・・」

僧侶「そんなこと無いですよ〜魔法使いさんスレンダーできれいですよ」

勇者「・・・」

商人「勇者、ごめんね・・・まさかあれにコンプレックス抱いてたなんて思わなかったから・・・」
7 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
魔法使い「大丈夫よ、あの大きさなら受け入れられるわ」

僧侶「わ、私は初めてだから優しくお願いしますね///」

勇者「お前ら・・・謝りに来たのか揉みに来たのかどっちだ!?」

商人「だ、だって〜こんな立派なもの、触りたくなるじゃん」

魔法使い「タマタマも立派な大きさね。子宝に恵まれそう」

僧侶「わ、私は見るのも初めてだったので記念に・・・」

勇者「羞恥心ないどころか変態じゃねぇか!!」

商人「あ・・・行っちゃった・・・」

魔法使い「流石にやり過ぎたかしら」

僧侶「でもしょうがないですよ、勇者様の勇者様が屈強なんですから」



勇者「・・・」フテネ

商人「さ、明日も早いしさっさと寝よう」

魔法使い「僧侶は寝る時いつも裸なの?」

僧侶「そうです。締め付けられるのが嫌なので」
8 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
勇者「・・・」

商人「パンティはともかくブラはしておかないと型くずれしちゃうんじゃない?」

魔法使い「そうね、せっかくきれいな大きさに整っているんだから」

僧侶「そうですか?ならブラして寝ます・・・あれ・・・フックが引っかからない・・・」

僧侶「勇者様、ブラのフック止めてもらってもいいですか?」

勇者「・・・」

商人「完全無視だね」

魔法使い「しょうがないわね。また明日謝りましょう」

僧侶「それじゃあおやすみなさい」



勇者「朝か・・・なんでこいつらは裸で僕にくっついているんだ」

勇者「右に僧侶、左に魔法使い、商人には乗られてる・・・何があったんだ・・・」

商人「あ、勇者おはよ〜・・・えへへぇ」

魔法使い「んん・・・朝なのね・・・勇者・・・ふふふ」

僧侶「勇者様ぁ・・・んんん・・・まだ痛ぁい・・・」
9 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
勇者「・・・な、何があったんだ・・・」

商人「覚えてないの〜?皆にあんなふうにして」

魔法使い「昨日電気を消して寝ようとベッドに入ったら勇者が襲ってきたんじゃない」

僧侶「私初めてなのに何回も絶頂しちゃいました///」

勇者「う、嘘だろ・・・」

商人「本当だよ!まさか乙女の純血をちらしたのに覚えてないの!?」

魔法使い「私や商人はともかく、僧侶のことは覚えてないなんて悪い冗談だわ」

僧侶「あ、あんなに無理矢理して覚えてないんですかぁ・・・」

勇者「え・・・えぇ・・・えぇぇぇ!!?」



店員「昨日はお楽しみでしたね」

勇者「あぁん!!?」

店員「ひっ・・・」

商人「ちょっと勇者、人相変わっちゃってるよ・・・」

魔法使い「一般人に脅しをかけるなんてそんなことしちゃ駄目よ」
10 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
僧侶「このへんまだ痛いんですけど・・・たんこぶとか出来てませんか?」

勇者「お前らがしょうもない嘘をつくからだろうが!!」

商人「だってぇ・・・こうでもしないと・・・ねぇ・・・」

魔法使い「皆あなたが好きなことに嘘はないんだから受け入れてくれてもいいじゃない」

僧侶「私も迫真の演技で頑張ったんですよ」

勇者「本当にお前らは・・・羞恥心というものを学んでくれぇ!!」
11 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
これ以上は完全ガチエロしか思いつかないからやめる

ガチエロ無しでコメディを書いてみたかったんだ

後悔はしていない

お詫びに別バージョンをどうぞ
12 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
勇者(女)「戦士!そっちに行った!一度防御してから反撃して!」

戦士(男)「防御など軟弱者のする事!男は黙って一刀両断!ぐはぁ!」

勇者「やられているじゃないの!この腕力バカ!!」

勇者「武闘家!そのモンスター、カウンターを狙っているわ!一回避けて!」

武闘家(男)「カウンターをカウンターするスピードを俺は持っている!ハイヤー!!ベフェェ・・・」

勇者「思いっきり更にカウンター食らってるじゃない!このスピード狂!!」

勇者「剣士!モンスターが迫ってる!普通に戦って!」

剣士(男)「拙者、たった一撃に全てをかけるために修行をしている身。迫り来る魔者を会心の一撃で斬り捨てるのが我が流派。たとえその確率が0.01%であっても実質100%!!せいやぁ!あら?ぐほぉぉ!」

勇者「当てることすらできてないじゃない!!この廃ギャンブラー!!」

勇者「また全員死んだ・・・こうなったら拡散広域強雷魔法!!」

勇者(108)「・・・無駄に・・・無駄にレベルが上がってしまった・・・何よレベル108って・・・99か100でカンストじゃないの?」

勇者「棺桶引きずるのは大変だから復活させよう・・・蘇生魔法、蘇生魔法、蘇生魔法」

戦士(10)「いや〜まだまだ筋肉が足りないな」

武闘家(12)「まったく・・・己のスピードに肉体が追いつかないとは・・・」
13 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
剣士(20)「拙者もまだまだ修行が足らん。会心の一撃を常に発動させる極みの奥義、まだまだ奥が深いものだ」

勇者「お願い・・・みんな普通に戦って・・・防御して・・・」

戦士「防御をする前に攻撃を当てれば勝てる!」

勇者「それで何回死んだと思っているのよ・・・この間は最弱のスライムにさえ負けたじゃない・・・」

武闘家「最速にまさる最強なし!」

勇者「攻撃力が皆無だから相手にダメージ与えられてないわよ・・・それに動きが単調だから見切られてるし・・・」

剣士「会心に勝る攻撃なし!それが男の花道よ!」

勇者「貴方はたまに会心が入るから他の2人よりレベルが上なだけで、普通に戦ったほうが早いから・・・」

戦士「なんだよ勇者、文句ばっかり」

武闘家「男というものは一つを極める不器用な生き物、それを理解してくれないと」

剣士「勇者殿、リラックスればよいのですぞ」

勇者「・・・このクソども・・・もぉいい・・・殺す・・・あんたらここで殺す!」

戦士「ゆ、勇者!暴力は、暴力はいけない!!」

武闘家「暴力では何も解決しないぞ!」
14 : ◆gxgeF/n1Es R26B6nbc
剣士「勇者殿のご乱心だ!であえであえぃ!!」

勇者「殲滅・・・魔法・・・」

戦士「ちょっと待てそれは本当に消滅してしまう!」

武闘家「せめて弱雷魔法でお仕置きだっちゃでお願いします!」

剣士「何卒ご慈悲を〜!!」

勇者(120)「は〜新しい仲間探さないとな〜。今度はショタハーレムパーティにしようかな〜」

戦士の墓「」

武闘家の墓「」

剣士の墓「」
15 :以下、名無しが深夜にお送りします 1YKzuIag

スレタイで想像したのは後者だった
こっちのが勇者のストレスやベーなww

斧使い「どうすれば斧の人気が上がるのか本気出して考える」


1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:20:19.283 ss6xoJIs0.net
― ≪斧組合(アックス・ギルド)≫本部 ―

斧使い「時間になった。今月の会合を始める」

斧戦士「おう!」

斧ファイター「はい!」

斧使い「さっそくだが、本日の議題に入る」

斧使い「これは武器専門誌『月刊ウェポン』の今月号だ」バサッ

斧戦士「そういや今月号はまだ買ってなかったな」

斧ファイター「ボクも毎号愛読してますよ!」

斧使い「人気投票のページを見て欲しい」ペラ…

斧戦士「人気投票? やってるのは知ってたけど、あまり見たことねえな」

斧ファイター「どれどれ……」
7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:25:09.348 ss6xoJIs0.net
〜 武器人気投票 〜

1位 剣

2位 槍

3位 弓



斧戦士「すげえ、トップは剣か! さすがだな……!」

斧ファイター「2位と3位も納得の顔ぶれですね」

斧戦士「んじゃあ、斧は4位あたりか」

斧使い「…………」
13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:28:15.932 ss6xoJIs0.net
4位 ナイフ

5位 刀

6位 ナックル



斧戦士「あれ!? 4位は斧じゃねえのか!」

斧ファイター「たしか前見た時はベスト5には入ってたはずなのに!」

斧戦士「だけどベスト10にはさすがに入ってるだろ!」

斧使い「…………」
14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:28:30.194 Qj+gbwe60.net
ムキムキおっさん専用のロマン武器だからな
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:31:51.330 ss6xoJIs0.net
……

……

14位 棍棒

15位 斧



斧戦士「15位!? マジかよ!? 棍棒以下なのかよ!」

斧ファイター「いつの間にか、斧の人気がこんなに低くなってたなんて……」

斧使い「……こういうことだ」
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:35:51.663 ss6xoJIs0.net
斧使い「どうやら近頃、斧はゴツくてダサい、という風潮が広まってきているらしくてな」

斧使い「少しずつ斧の人気が落ちてきてしまってるのだ」

斧使い「私も人気投票のページなどあまり気にもしていなかったのだが」

斧使い「久々に見たらこの有様だったというわけだ」

斧使い「というわけで、今日の議題についてはもう分かってもらえたと思う」

斧使い「どうすれば斧の人気が上がるのか本気出して考えよう」

斧戦士「おう!」

斧ファイター「分かりました!」
27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:39:18.203 BYdANup50.net
むさ苦しい会合だな
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:39:35.998 ss6xoJIs0.net
斧使い「――なにかいい案はないか?」

斧戦士「っていわれてもなぁ……う〜ん……」

斧ファイター「うーん……」

斧使い「たとえば他の武器になくて斧にあるもの、をアピールできれば……」

斧戦士「なんかあるかなぁ……」

斧ファイター「…………!」ハッ

斧ファイター「あっ、そうだ!」

斧使い「なにか思いついたのか?」
31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:43:21.400 ss6xoJIs0.net
斧ファイター「斧は武器の他に道具という側面が強く、剣や槍に比べて実用的です」

斧使い「まあ、たしかに」

斧戦士「俺の愛用の斧も、戦いがない時は木を切り倒すのに使ったりするしな」

斧ファイター「そこですよ! そこを生かすんです!」

斧ファイター「斧の実用性を、街頭でアピールするんです!」

斧戦士「なるほど、そりゃいいな!」

斧使い「うむ、明日にでもやってみよう!」
33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:47:45.174 ss6xoJIs0.net
― 町 ―

斧使い「通行中の皆さま、本日は斧の実用性についてご紹介させていただきます!」

斧使い「斧は武器としてだけでなく、道具としても万能です!」

斧戦士「木を伐採する! 木材を作る! 薪を割る! 料理を作る! 散髪に使う!」

斧戦士「建築には欠かせないし、日常生活でも使ってる人は多いだろう!?」

斧ファイター「どうか斧を! 斧をよろしくお願い致します!」

斧使い「斧に清き一票を!」
35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:50:29.763 ss6xoJIs0.net
翌月――

― ≪斧組合≫本部 ―

斧使い「『月刊ウェポン』を買ってきたぞ!」バサッ

斧ファイター「おおっ、早いですね!」

斧戦士「さっそく人気投票のページを開いてみようぜ!」

斧使い「私の読みでは、きっと10位以内には――」ペラ…
38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:53:21.678 ss6xoJIs0.net
〜 武器人気投票 〜

1位 剣

2位 槍

3位 弓

……

20位 鎌

21位 斧



三人「!?」
39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:53:43.960 4uvqeB+l0.net
OH,NO・・・
41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 21:57:42.927 ss6xoJIs0.net
斧使い「なぜだ!? なぜかえって人気が下がってしまってるんだ!?」

斧戦士「分からねえ……」

斧ファイター「どういうことでしょうか……?」

斧使い「うーん……道具としての側面を押し出しすぎてしまったのかもしれんな」

斧使い「斧はしょせん道具なんだ、と軽く見られてしまったのかも……」

斧ファイター「ど、どうしましょう!? せめて20位以内に戻さないと……」

斧戦士「だったら……見た目だ!」

斧戦士「斧のこの屈強なビジュアルを、前面に押し出すのさ!」ブオンッ

斧使い「やってみよう!」
43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:01:04.011 ss6xoJIs0.net
― 町 ―

斧戦士「さあさあ、見てくれ! この斧の強そうな外見を!」

斧戦士「巨大なくさび形の刃が、鋭く光って悪を倒す!」

斧ファイター「シンプルなデザインだからこそ、扱いやすく、敵を容易に倒せるんです!」

斧使い「斧は強くて美しい!」

斧使い「アクス・イズ・ビューティフル!!!」
45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:03:26.763 ss6xoJIs0.net
翌月――

― ≪斧組合≫本部 ―

斧使い「月刊『ウェポン』を買ってきたぞ!」バサッ

斧ファイター「待ってました!」

斧戦士「人気投票のページを開くんだ! さあ早く!」

斧使い「私の読みでは、これで20位以内には返り咲いて――」ペラ…
49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:06:34.161 ss6xoJIs0.net
〜 武器人気投票 〜

33位 斧



斧使い「33位ィ……!?」

斧ファイター「さらに順位が落ちてますね……」

斧戦士「どうなってんだ、こりゃあ!?」
53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:11:34.415 ss6xoJIs0.net
斧使い「どうやらもっと決定的な強みを押し出さねば、人気には繋がらないようだな」

斧戦士「っつっても、斧の強みって他になんかあるか!?」

斧使い「……ある」

斧使い「私たちは全員、がっしりした体格をしている。なぜか分かるか?」

斧ファイター「そりゃもちろん、重い斧を毎日のように振り回してるからですよ」

斧使い「その通りだ」

斧使い「この肉体美を武器にするのだッ!」
55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:15:32.919 ss6xoJIs0.net
― 町 ―

斧使い「さあ、半裸になれ!」バサァッ

斧戦士「おうっ!」バサァッ

斧ファイター「はいっ!」バサッ

斧使い「見よ! この肉体美! この肩幅!」ムキムキッ

斧戦士「剣や槍の使い手で、ここまで力こぶある奴はいねえだろ!」ムキキッ

斧ファイター「見て下さい、この背筋を! まるで山脈でしょう?」メキメキィッ

斧使い「あなたも斧を握ってみませんか! 結果にコミットする――それがアックス!」
56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:18:24.040 ss6xoJIs0.net
翌月――

― ≪斧組合≫本部 ―

〜 武器人気投票 〜

56位 斧



斧使い「…………」

斧戦士「…………」

斧ファイター「…………」
57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:22:03.641 ss6xoJIs0.net
斧使い「クックック……」

斧戦士&斧ファイター「!?」ギョッ

斧使い「実用性もビジュアルも筋肉もダメか……クッククク……」

斧使い「こうなったら……斧を上げるのは諦めよう」

斧戦士「え……!?」

斧ファイター「じゃあどうするんですか……?」

斧使い「決まってるだろう? 他の武器を……下げるんだよ!」
59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:28:54.354 ss6xoJIs0.net
斧使い「他の武器を徹底的にディスるビラを作りまくるんだ!」

斧ファイター「ディスる!?」

斧使い「刀剣は見た目がかっこいいだけで、実用性皆無のクソ武器!」カリカリ…

斧使い「槍は長さだけが取り柄のデクノボウ!」カリカリ…

斧使い「弓矢を用いる奴はチキン!」カリカリ…

斧使い「ナイフ? 封筒でも切ってろ!」カリカリ…

斧使い「棍棒? うどんでも打ってろ!」カリカリ…

斧使い「鎌は草でも刈ってろ!」カリカリ…

斧使い「カギ爪はめてる奴ってなんであんな奇声を上げるんだよ!」カリカリ…

斧使い「トンファー? あのグルグル回す動作って絶対意味ねえだろ!」カリカリ…

斧使い「ブーメランって親離れできない子供みたいだよね!」カリカリ…



斧使い「ククク……出来た!」

斧使い「よし! このビラを町じゅうに貼りまくるぞ! くれぐれもバレないようにな!」

斧戦士「お、おう」

斧ファイター「は、はい……」
60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:31:29.294 ss6xoJIs0.net
斧使い「危うく逮捕されかける場面もあったが、なんとか成し遂げた!」

斧使い「これで剣や槍の人気はガタ落ちよ! ……効果は抜群だぁっ!」

斧戦士「…………」

斧ファイター「…………」
62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:35:13.811 ss6xoJIs0.net
翌月――

97位 斧



斧使い「あれえ……? あれれぇ……おかしいぞぉ……?」

斧戦士(やっぱりな……)

斧ファイター(斧のことだけ書かれてない時点で、犯人バレバレだし……)

斧使い「ク……ククク……クカカカカカカカッ! カカカカカカカカーッ!」

斧使い「こうなったら意地だ! 絶対斧の人気を上げてやる!」

斧使い「――どんな手を使ってもだッ!!!」
63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:38:27.525 h+NhggHKd.net
97位ってどんだけ武器の種類豊富なんだよ
64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:40:01.903 ss6xoJIs0.net
斧使い「まず、斧の形がダメだ!」

斧使い「刃はまっすぐにして、柄の横ではなく先端に取り付けよう!」

斧戦士「これじゃ斧っていうか剣や槍じゃねえか……?」

斧使い「うるせえ、黙ってろ! 頭カチ割んぞ!」

斧使い「あとは……柄に装飾品をいっぱい散りばめよう! キラキラ光ってキレイだ!」

斧ファイター「これじゃ握りにくくないですか……?」

斧使い「握りィ……? 実用性なんかどうでもいいんだよッ!」
66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:42:54.118 xqRvnFGp0.net
一番最初の順位かなり高かったんじゃねえか
67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:43:51.000 ss6xoJIs0.net
斧使い「あと……やっぱ筋肉なんてのは時代遅れだ! ナンセンス!」

斧使い「美少女や細身のイケメンどもを金で雇って、アイドルグループを結成させる!」


 ONO48

 AXILE(アクザイル)



斧使い「ハハハ、どうだ! こいつらに斧持たせて歌って踊らせれば完璧だ!」

斧使い「さらにアイドルの握った斧と触れあえる、握手会ならぬアックス会もやるぞ!」

斧使い「だが、俺の策はまだまだこんなものではないぞ!」
70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:45:25.202 7SCcJdm6d.net
アックス会ww
71 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:48:43.220 ss6xoJIs0.net
斧使い「なんと……新作の斧を買うと、あの最新式の剣や槍もついてくる!」

斧ファイター「あの……」

斧使い「あん?」

斧ファイター「それって抱き合わせ商法じゃ……」

斧使い「抱き合わせて何が悪い!!!」

斧ファイター「い、いえっ……!」



斧ファイター「どうしましょう……もはや迷走を通り越して暴走ですよ……」

斧戦士「しょうがねえよ、あいつは生まれてから斧一筋に生きてきたんだ……」

斧ファイター「この組合を作ったのも、あの人ですしね……」

斧戦士「今は好きにさせといてやろう……」
74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:52:02.199 lWcLHmzK0.net
女斧戦士っていうと巨乳のむっちむちお姉さんってイメージあるから好きだよ
77 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:54:21.738 20c3nen20.net
>>74
76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:52:46.916 ss6xoJIs0.net
翌月――

138位 斧



斧使い「…………」

斧使い「ク……クカカカ……フフ、フヒヒヒ……」

斧使い「アーッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!!!」

斧使い「今年の組合費全部使っちまったし、もうどうしようもねええええええ!!!」

斧使い「ハ、ハハハ……」

斧使い「もう……斧なんかどうでもいい……」

斧使い「どうでもいいんだ……」
80 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 22:58:13.923 ss6xoJIs0.net
数ヵ月後――

― ≪斧組合≫本部 ―

斧使い「…………」ゲッソリ

斧使い「あー……今月の会合を始める。とっとと終わらせるぞ」

斧戦士「おう」

斧ファイター「はい」

斧戦士(斧使い……すっかり痩せこけて……やさぐれちまった……)

斧ファイター(会合はきちんと開くあたり、まだ斧への愛情はあると信じたい)

斧ファイター(けど……)
81 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 23:02:23.818 ss6xoJIs0.net
コンコン……



斧戦士「ん? ウチの組合に客?」

斧ファイター「珍しいですね」

斧戦士「悪いけど、ちょっと出てこいよ」

斧ファイター「分かりました!」
82 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 23:06:35.077 ss6xoJIs0.net
記者「『月刊ウェポン』の記者です。ぜひ取材をしたいんですが……」

斧ファイター「はぁ……」



斧戦士「どうする?」

斧使い「……受けてやれ。どうせ、今日の会合も話し合うことは特になかったしな」

斧ファイター「分かりました!」



斧ファイター「オーケーです!」

記者「ありがとうございます!」

記者(ふう、助かった……)

記者(本当は落ちぶれた斧の取材なんかしたくないけど、急きょページに穴が出来ちゃったからな)

記者(まあこいつらなら取材費そんなにかからないし、ちゃちゃっと終わらせるか)
83 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 23:10:28.251 ss6xoJIs0.net
斧使い「じゃ……薪割ります」

記者「お願いします」

記者(薪割りって……どうせならもっといいもん見せてくれよ。気がきかねえな)

斧使い「…………」カカカカカンッ

記者「え!?」

斧使い「…………」カカカカカンッ

記者(速い……! それに全て正確に真っ二つにされてる……! 芸術的な職人技だ……!)

斧使い「…………」カカカカカンッ

斧使い「ま……こんなもんですかね」

記者「す、すごい……! 斧ってこんなにすごいものだったのか……!」

斧使い「?」
84 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 23:14:01.837 ss6xoJIs0.net
斧戦士「岩を砕くぜ!」ブオンッ

ドガァッ!

記者「おお〜……ものすごい威力だ!」




斧ファイター「30メートル先にある的に、手斧をぶつけます!」ヒュルルルルッ

ザクッ!

記者「お、お見事……!」
85 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 23:17:43.455 ss6xoJIs0.net
記者「いやーすごかったです! ありがとうございました!」

斧使い「どうも」

記者「正直いって私、斧ってものにあまり期待してなかったんですけど……」

斧使い「でしょうね」

記者「今日のことは絶対いい記事にしてみせますから! 記者魂が燃えてきましたよ!」

斧使い「はぁ」

斧使い(見え透いたお世辞なんかいいやがって……)




それから――
86 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 23:23:15.624 ss6xoJIs0.net
― ≪斧組合≫本部 ―

斧使い「ふう……カウンセリングを受けたりして、ようやく心が回復してきたよ」

斧戦士「ずっとあのままだったらどうしようかと思ったぜ」

斧使い「心配をかけたな。これからは地道に――」

斧ファイター「大変です、大変です!」タタタッ

斧戦士「どうした?」

斧ファイター「今月号の『月刊ウェポン』を見て下さい!」

斧戦士「ああ、そういやここしばらく買ってなかったな」

斧使い「なにがあったんだ?」

斧ファイター「人気投票のページを開きますよ!」ペラッ
87 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 23:27:01.220 ss6xoJIs0.net
〜 武器人気投票 〜

1位 剣

2位 槍

3位 斧

4位 弓

5位 ナイフ

6位 ヌンチャク

7位 刀



斧戦士「こ、これは……!? 3位じゃねえか!」

斧ファイター「どうやらいつだったかの取材でボクらが見せた斧の実演の記事が大反響だったみたいで」

斧ファイター「斧の人気がグーンと上がったみたいなんです!」

斧使い「そうか……そういうことだったのか……」

斧戦士「どういうことだよ?」
88 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 23:32:03.495 ss6xoJIs0.net
斧使い「私は斧の人気がイマイチだと知って、斧の人気を上げようといいつつ」

斧使い「結局、心の中では斧というものを疑ってしまっていた……」

斧使い「斧やこれまで自分がやってきたことを、信じ抜くことができなかった……」

斧使い「だから人気など意識せず、いつもやってるように自分の積み重ねてきた技を見せたら」

斧使い「こんなに反響を得ることができたんだ」

斧戦士「なるほどな……」

斧ファイター「次はどうします? もっとすごい技を見せて、1位を狙いますか!?」

斧使い「いや……やめとこう。もう人気争いは懲り懲りだよ」

斧使い「これからは人気なんか関係なく、自分の斧の技量を高めることだけを考えよう!」

斧戦士「おうっ!」

斧ファイター「はいっ!」





― 完 ―
93 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/07(水) 23:41:23.584 lWcLHmzK0.net
己が力を鍛えてこその斧だよな

ロリババア「お主が今度の贄か」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「そんなに怯えることはないぞ、お主はこれから儂とまぐわうのだからな」

ロリババア「お主の好きな容姿を教えてくれまいか?」

ロリババア「ん?なに、千年も生きると体を自由に操ることができるのでな」

ロリババア「どれ・・・こんなものかの」

ロリババア「子供の容姿のまま乳だけ大きくするとはお主なかなか変態じゃな」

ロリババア「さて、早速・・・」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「兄上、朝でございますよ」

ロリババア「早く起きないとお天道様に叱られてしまいますよ」

ロリババア「お仕事に行きたくない?何をおっしゃっているのですか」

ロリババア「しっかり働かないとご飯はあげませんからね」

ロリババア「きゃっ・・・兄上、いきなり引っ張らないでください」

ロリババア「え・・・駄目ですよ・・・血は繋がっていないとはいえ兄妹なのですよ」

ロリババア「駄目です・・・あ・・・そんなところ触らないでください・・・」

ロリババア「ん・・・ち、違います・・・気持ちよくなんか・・・」

ロリババア「ひゃん!ちょ、直接触らないでください・・・」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「あ、兄上・・・やめてください・・・」

ロリババア「だ、駄目・・・見ないで・・・」

ロリババア「駄目です!入れちゃ駄目です!」

ロリババア「んん・・・い、入れちゃ駄目って・・・言ったのに・・・」

ロリババア「あ、あ、んん、あぁ・・・え・・・出しちゃ駄目です・・・」

ロリババア「赤子が出来てしまいます!駄目です!んんん・・・」

ロリババア「あ、兄上のうつけ者・・・赤子ができたらどうするのですか・・・」

ロリババア「え・・・その時は夫婦に・・・嬉しいです・・・」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「ふー、どうじゃ、儂のイメクラもなかなかのもんじゃろ」

ロリババア「まだまだ足りないからな、他にはどんなのがいいんじゃ?」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「主様、主様、起きてください」

ロリババア「いつまで寝ているんですか」

ロリババア「昨夜も遅くまで起きて本を読んでいたのですか?」

ロリババア「まったく、異国の文化もいいですけど自分の体調も考えてください」

ロリババア「こんなに散らかし・・・て・・・」

ロリババア「な、なんですかこれは!?異国の春画!!?」

ロリババア「なんて卑猥なものを読んでいるんですか!?」

ロリババア「や、ヤキモチなんて焼いてないです・・・」

ロリババア「ですが、主様の性処理はワタクシが・・・」

ロリババア「か、かわいいだなんてそんな言葉で誤魔化されませんよ!」

ロリババア「・・・そ、それじゃあ・・・しょうがないですね・・・」

ロリババア「春画なんかにうつつを抜かさない様に搾り出してあげます」

ロリババア「んん・・・チュル・・・ジュル・・・」

ロリババア「どうですか、もう出そうですか?」

ロリババア「まだ大丈夫?それじゃあもっと強く吸い上げますね」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「ジュルル・・・ジュルルルル・・・んん!・・・ん・・・ごくん・・・」

ロリババア「いっぱい出ましたね、ご馳走様です」

ロリババア「次はこちらに出してください」

ロリババア「んん・・・動いてもいいですか?」

ロリババア「んん・・・あぁ・・・あ、あ、ああ、あん・・・ああ・・・」

ロリババア「いつでも出していいですよ・・・たくさん出してくださいね」

ロリババア「あぁああ!はぁはぁはぁはぁ・・・気持ちよかったです・・・」

ロリババア「ワタクシがいるのですから春画は没収ですからね!」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「ふー・・・お主、性癖に引き出しがないの・・・」

ロリババア「あまり設定に変わりがないじゃないか」

ロリババア「なに?さっきのご主人は病弱な設定?細かすぎてわからんわ」

ロリババア「今度はもっと違う設定はないのか」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「可愛い坊や、そんなに悲しい顔してどうしたの?」

ロリババア「・・・うん・・・そうなの・・・よく頑張ったね、よしよし」

ロリババア「そんな頑張った坊やにはご褒美あげないとね」

ロリババア「さあ、母の乳ですよ、好きなだけお飲みなさい」

ロリババア「んん・・・美味しい?よしよし」

ロリババア「あらあら、こんなに珍宝大きくしちゃってどうしたの?」

ロリババア「母の乳を飲んで興奮してしまったのかしら」

ロリババア「しょうがない坊やですね」

ロリババア「母の手でスッキリさせてあげますね」

ロリババア「どうですか?気持ちいいですか?」

ロリババア「まあまあ、こんなにたくさん出して、溜まっていたのですね」

ロリババア「いいのですよ。坊やは母のものなのですから」

ロリババア「坊やから出たこれも母のものです」

ロリババア「チュル、ジュルル・・・ペロ・・・」

ロリババア「坊やのものを舐めとったら母も興奮してしまいました」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「母のここが見えますか?ここからあなたが産まれてきたのですよ」

ロリババア「これからあなたは母の中に戻るのです」

ロリババア「もう一度母と一緒になりましょう」

ロリババア「んん・・・どうですか?気持ちいい?」

ロリババア「それでは動きますね・・・」

ロリババア「んん・・・あぁ・・・んん・・・母はとても気持ちいいです・・・」

ロリババア「出して、出してください!母の奥に坊やを感じさせてください!」

ロリババア「んんん!あはは・・・こんなにたくさんあなたを感じさせてくれてありがとう」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「なんというか・・・変態じゃの・・・」

ロリババア「アメリカではマザーファッカーというのは侮辱だが日本ではほめことばになるのかの」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「お主も呑むか?」

ロリババア「なに、安物の酒じゃ」

ロリババア「下戸なのか?違う?飲むと性格が変わるから飲まないようにしてるのか」

ロリババア「今日はそんなこと気にせず呑め」

ロリババア「いい飲みっぷりじゃな。ほらもう一杯」

ロリババア「あ、なんじゃ・・・直接呑むとは不躾なやつじゃな」

ロリババア「まあまだあるからいいが・・・あ・・・儂の酒・・・」

ロリババア「そんなに呑みたいのか?それならもっと持ってくるから待っとれ」

ロリババア「きゃっ!なんじゃ、いきなり押し倒しよって」

ロリババア「か、顔が近いぞ・・・んん!ん・・・んん・・・」

ロリババア「い、いきなり口吸いするやつがあるか・・・」

ロリババア「ひゃっ!いきなり脱がすでない!したいならしたいと言えばいいのに・・・」

ロリババア「ちょ・・・どこ触っておるのじゃ?そこは尻穴ぞ?いじるようなところではないぞ!」

ロリババア「ん・・・指なんか・・・入れるな・・・」

ロリババア「そんな汚いところ触るでない・・・」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「ちょ、ちょっと待て・・・入れる気なのか?ちょっとやめ・・・いぃぃぃ!」

ロリババア「そこ入れる場所ではないと・・・言ったのに・・・」

ロリババア「う、動くな!痛い・・・んん・・・い、いた・・・いい・・・んんん・・・」

ロリババア「んんん!あ、熱い・・・尻の中が焼けるようじゃ・・・」

ロリババア「あ・・・何出しておるのだ・・・小水・・・やめ・・・んんん・・・」

ロリババア「は、腹が・・・腹が破けそうじゃ・・・」

ロリババア「ま、待て・・・まだ抜くな・・・抜いてはならん!」

ロリババア「あぁぁぁぁ!ぬ、抜くなといったのに・・・見るなぁ・・・んんん・・・で、出るぅ・・・」

ロリババア「お、抑えるな!出てしまうのじゃ!」

ロリババア「厠へ行かせろ・・・あぁぁ・・・あぁぁぁぁぁぁ!」

ロリババア「こ、こんなところで脱糞させおって・・・掃除はお主がせい・・・」

ロリババア「なに・・・まだ尻穴に入れたいのか・・・この変態め・・・」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「全く、この変態が!いくらわしが勧めたとはいえよって覚えてないじゃと!?」

ロリババア「お主は儂の尻穴を辱めたのだぞ?これは仕置きが必要じゃな」

ロリババア「ちょっとまっておれ・・・んん・・・こんなものかの」

ロリババア「これが何かだと?見ての通り儂の珍宝じゃ」

ロリババア「身体を変えるのを応用すればこんなともできるのじゃ」

ロリババア「さあ、尻を出せ!何嫌がっておるのじゃ!?」

ロリババア「安心しろ、無理やり入れるなんてことはせん」
14 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「この軟膏を尻穴にすりこんで・・・」

ロリババア「もう柔らかくなったぞ。なかなか効く軟膏じゃな」

ロリババア「さあ、覚悟せいよ!ふん!」

ロリババア「んんん!なるほど・・・これは確かに気持ちがいい・・・」

ロリババア「なんじゃその顔?尻穴を辱められているのに感じているのか?」

ロリババア「なんじゃ!この!変態が!!そんなに気持ちいいのか!」

ロリババア「そんなとろけた顔しおって・・・もっと儂にだらしない顔を見せろ!」

ロリババア「出すぞ!当たり前だろ、射精も小水も出せるぞ!んんん!」

ロリババア「まだ出し足りないの、尻穴が擦り切れるまで使ってやるからな」
15 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
ロリババア「何怯えているのじゃ・・・もともとはお主が悪いのだろう」

ロリババア「まったく、無理やりするのは性に合わんが、仕置のためじゃ仕方あるまい」

ロリババア「何?尻穴が閉じなくなった?それならまたいつでも使えるな、良かったじゃないか」

ロリババア「・・・まあ、儂もやりすぎた・・・すまなかった」

ロリババア「それじゃあお詫びに・・・まぐわおうか?んん?なんじゃ勃たないのか?」

ロリババア「しょうがないの、この媚薬を使って勃たせてやるから覚悟するんじゃな」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします H16CNPOY
たぶん続かない

勇者「ボクが強すぎるせいで、いつも気がつくとモンスターが勝手に全滅してる」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:02:18.40 ZAmwTfDzo
―城―

国王「えぇと……おぬしが勇者?」

勇者「はい!」

国王「剣の心得は?」

勇者「八つの頃より十年間、勇者としてみっちり鍛錬に鍛錬を重ねてまいりました!」

国王「そうか……」

国王(そのわりに……あんまり強そうには見えんなぁ……)

国王(なんとも頼りなさそうな若者だが……本当に大丈夫なのか?)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516626138
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:04:02.65 ZAmwTfDzo
老従者「陛下」

国王「む?」

老従者「当主はまだお若いながら、紛れもなく由緒正しき初代勇者の血を引くお方」

老従者「大船に乗ったつもりで、お命じ下さいませ」

国王「う、うむ……」

国王(こちらの老人は……只者ではない。一目で分かる)

国王「では勇者よ、魔王討伐の旅に出てくれい。よろしく頼む」

勇者「ははっ!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:06:08.04 ZAmwTfDzo
―老従者の家―

孫娘「おじい様……!」

老従者「孫よ、坊ちゃまと一緒に行ってくるよ」

孫娘「お気をつけて!」

老従者「大丈夫、きっと魔王を倒してくるよ」

勇者「そうさ、なんたってこのボクがいるんだからね!」

孫娘「……」キッ

勇者「!」ビクッ

勇者(睨まれた……! なんで……?)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:07:26.47 ZAmwTfDzo
―平原―

魔物A「キシャァァァァァッ!」

魔物B「グワォォォォォォッ!」

勇者「おっと、いきなりモンスターか!」

勇者「じいや、ここはボクに任せといて……」

老従者「……」ギンッ

勇者(じいやの顔つきが……変わった!?)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:09:30.19 ZAmwTfDzo
勇者「……ん」

勇者「あ、あれ!? ボクどうしてたんだ!? 魔物は!?」

老従者「あの通りでございます」

勇者「二匹とも死んでる……」

勇者「いったい誰が……?」

老従者「もちろん、勇者様でございます」

勇者「ボクが!?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:11:48.92 ZAmwTfDzo
勇者「あっ、そうか! 分かった!」

勇者「剣の達人が至るという境地……“無我の境地”にボクも達したんだな!?」

老従者「その通りでございます」ニコニコ

勇者「やったぁ!」

勇者「よぉし、この調子でどんどん魔物を倒すぞ!」

老従者「ファイトでございます。坊ちゃま」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:13:53.38 ZAmwTfDzo
石人形「ニンゲン……コロス……グゴゴゴゴ……」

勇者「うう……今度のは手強そうだ!」

老従者「大丈夫です。坊ちゃまの敵ではありませぬ」



勇者「……あれ?」

ゴロン…

老従者「ほらご覧下さい。石人形は坊ちゃまの剣で、石ころの山となり果てました」

勇者「おお……ボクって強いや!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:16:03.86 ZAmwTfDzo
人食い植物「キシャァァァァァッ!」ボフボフッ

勇者「うわっ、眠り花粉か! 眠くなってきた……」ウトウト…

老従者「こ、これはいかん!」サッ



勇者「人食い植物が……バラバラに……」

老従者「お見事です」

勇者「だけどボク、眠ってたんだよ?」

老従者「眠っていても戦える。それが無我の境地というやつです」

勇者「そっか! それが無我の境地か! やったぁ!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:18:14.79 ZAmwTfDzo
―大都市―

市長「お願い致します、勇者様……どうか、この大都市をお守り下さい!」

勇者「魔物の数は?」

市長「五百はいる模様です。魔王軍もこの大都市を落としたくて必死なのでしょう」

市長「今までは衛兵たちが頑張ってくれましたが、さすがにこの数は……」

勇者「五百か……ま、ボクに任せなさい」

老従者「……」

勇者「どうしたい、じいや。険しい顔して。大丈夫だよ、戦うのはボクなんだから」

老従者「はい……」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:19:29.69 ZAmwTfDzo
ザッザッザッ… ウゾウゾウゾ… ズシンズシン…



衛兵「き、来た! 魔王軍が押し寄せてきました!」

勇者「うーん、ものすごい大軍勢だ。みんなはジャマだから避難してて」

衛兵「は、はいっ!」

老従者「……」

勇者(じいやの顔つきがますます険しくなってる……)

勇者(だけど大丈夫! ボクの無我の境地に敵なんかいない!)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:20:41.37 ZAmwTfDzo
勇者「……ん」



シーン…



勇者「うわーっ、敵が全滅してる! やったーっ!」

勇者「ハハハ、どんなもんだい!」

老従者「坊ちゃま……お見事です」

勇者「ありがとう、じいや」

勇者「――!?」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:22:48.77 ZAmwTfDzo
勇者「じいや!? ひどいケガじゃないか!」

老従者「これはどうも……」

勇者「どうして? なんでボクは無傷で、じいやだけそんなケガしてるんだよ!」

老従者「魔物が襲いかかってきたのを防ぎきれませんで……」

勇者「そ、そうか」

勇者「……」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:24:23.91 ZAmwTfDzo
老従者「さぁ、市長に勝利の報告を致しましょう」

勇者「うん……そうだね」

老従者「どうしました? 坊ちゃま?」

勇者「いや……なんでもない」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:26:52.61 ZAmwTfDzo
―悪魔の塔―

勇者「この塔の最上階に巣食う大悪魔は魔王の右腕ともいうべき存在らしい」

勇者「塔を攻略すれば、一気に戦いが有利になるぞ!」

老従者「はい!」

門番A「む、なんだてめえら!」

門番B「こっから先へは通さねえぞ!」

勇者「ふん……だったら力ずくで通るまでだ!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:28:35.46 ZAmwTfDzo
勇者「ん、ここは……」

老従者「悪魔の塔、最上階でございます」

勇者「え!? じゃあ大悪魔は!? ボスはどうなったのさ!?」

老従者「そこで屍になっております」

勇者「……!」

勇者「じいやはやはりケガをしてるね。大丈夫?」

老従者「戦いの巻き添えを食ってしまっただけです」

勇者「そう……」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:30:50.10 ZAmwTfDzo
勇者「魔王の右腕すら、いつの間にか倒すなんてボクはすごいなぁ!」

勇者「強すぎるってのも罪なもんだよ! アッハッハ!」

老従者「まったくもっておっしゃる通りで」

勇者「……」ギリッ

勇者「……って、そんなわけないだろうがぁ!!!」

老従者「!」

勇者「いくらボクがマヌケでも、これだけ同じことが続いたら流石に気づく!」

勇者「じいや……モンスターと戦ってくれてるのはじいやなんだろう!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:32:59.98 ZAmwTfDzo
勇者「じいやはボクを気絶させて、代わりに魔物と戦ってるんだろう!?」

勇者「ボクが弱いから! ボクが戦ったら死ぬから! そうなんだろう!?」

老従者「いえ、違います」

勇者「なにが違うんだよ!」

老従者「戦っているのは坊ちゃまです」

勇者「……そうかい。あくまでそう主張するつもりかい」

勇者「分かった……もういい!」

老従者「……」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:35:30.41 ZAmwTfDzo
――

――――

勇者「へぇ〜、あの山に魔物だけが暮らす里があるんだ」

村人「へえ、彼らは魔王を嫌っており、人間にも優しく接してくれるんですよ」

勇者「ふうん、面白そうだ」

勇者「よし決めた! じいや、ボクその村に行ってみることにするよ!」

老従者「お待ち下さい! 私は反対です!」

勇者「なんで?」

老従者「友好的とはいえ魔物は魔物、むやみに会うべきではありません」

勇者「ふん、じいやは差別主義者か」

勇者「いっとくけど、ボクは魔物は全て滅ぼすべきだなんて考えてない」

勇者「仲良くできるのならしたいと思ってるんだ」

勇者「それに、このところ納得いかないことが多すぎて、たまには気晴らしがしたいんだ」

老従者「しかし……」

勇者「じいや、悪いけどもうあんたの指図は受けないよ!」

老従者「はい……」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:37:08.95 ZAmwTfDzo
―魔物の里―

勇者「ここか……」

魔物娘「あら、あなたがたは人間ですか?」

勇者「うん、ボクたち魔王を倒すために旅をしてるんだ」

魔物娘「いらっしゃい、歓迎いたします。さ、こっちに来て下さい!」

勇者「どうもありが――」

老従者「……いかん!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:38:52.31 ZAmwTfDzo
勇者「……ん」

魔物娘「あ……あ、ああ……」ガタガタガタ

勇者「……」

老従者「ハァ、ハァ、ハァ……」

勇者(あの魔物の娘は怯えていて、じいやは息が切れている……)

勇者(そうか……今までの戦いがどういうものだったか、やっと分かったような気がする)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:41:58.50 ZAmwTfDzo
勇者「君、今見たことをありのまま話してくれるかい?」

魔物娘「は、はい……」

魔物娘「あなたが突然、すさまじい顔つきで私に襲いかかってきて……」

魔物娘「でも、そちらのおじいさんが止めて下さったんです……」

勇者「……そうか。そういうことだったか」

老従者「……」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:43:42.29 ZAmwTfDzo
勇者「今まで魔物を倒してたのは、じいやのいうとおり、全部ボクだったんだね」

老従者「そうです」

勇者「そして、じいやの役目は……ボクの暴走を食い止めることだった」

老従者「おっしゃる通りです」

勇者「……さて、じいや」

勇者「なぜ、ボクがこうなってしまうのか、説明してもらえるかい?」

老従者「……かしこまりました」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:45:27.07 ZAmwTfDzo
老従者「勇者様のご先祖、初代勇者様はすさまじい強さで当時の魔王を倒しました」

老従者「初代勇者様の強さの源は、本人の素質や努力ももちろんあったのでしょうが」

老従者「魔物への異常な憎しみによるところが大きかったといわれています」

老従者「この初代勇者様の憎しみは、血と共に脈々と子孫へと受け継がれ……」

老従者「このため、勇者様の血を受け継ぐ者は、魔物を見たとたん意識を失うほどに凶暴化し」

老従者「問答無用で襲いかかってしまうのです」

勇者「そうだったのか……」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:48:12.90 ZAmwTfDzo
老従者「この凶暴化はあまりに長時間続くと、矛先が魔物だけでなく人間にも向かいます」

老従者「さらに長く凶暴化すればするほど、強さも増していくのです」

老従者「だから、誰かが止めなければとんでもないことになってしまう」

老従者「そこで、その使命を与えられたのが……」

勇者「じいやの従者一族というわけか」

老従者「はい」

老従者「我々は幼い頃より“凶暴化した勇者様”を止めるための術を学びます」

老従者「凶暴化した勇者様に立ちはだかり、急所を打ち、動きを止めるための訓練です」

老従者「この訓練は、本当に対勇者様に特化したもののため」

老従者「たとえば魔物との戦いなどではほとんど役に立ちません」

老従者「勇者様は私が魔物を倒していたと思っていたようですが、私にそんな力はないのです」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:50:03.69 ZAmwTfDzo
勇者「なるほど……よく分かったよ」

勇者「でも、どうして……どうしてボクに教えてくれなかったんだ?」

老従者「私の息子は……勇者様のお父上である先代勇者様によって亡くなりました」

勇者「!」

老従者「武者修行中、魔物と出会ってしまい……凶暴化を止めることには成功しましたが」

老従者「息子は死にました」

老従者「そして、先代勇者様もまた、そのことを気に病み……そのまま体が弱り切ってしまい」

老従者「亡くなられてしまったのです」

老従者「これは従者一族としての我々の落ち度でした」

老従者「もしも、先代勇者様が自分の凶暴化のことを知らなければ」

老従者「きっと息子は魔物に殺されたんだと思い、そんなことにはならなかったかもしれません」

老従者「だから私は、もしあなたの手で私や孫娘が死ぬことがあっても気に病むことがないよう」

老従者「あなたには凶暴化の件は黙っていよう、と決めたのです」

勇者「そうだったのか……ボクのために……」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:51:58.38 ZAmwTfDzo
勇者「教えてくれてありがとう……じいや」

勇者「あの孫娘ちゃんがボクを睨むのは当然だ」

勇者「じいやは、いつもいつも命がけでボクと戦わなきゃならなかったんだから」

老従者「坊ちゃま……」

勇者「安心して、じいや。ボクは勇者の使命を投げだすつもりはない」

勇者「魔王はボクが倒さなきゃいけないんだから」

勇者「だけど、一つだけやってみたいことがある」

老従者「なんでしょう?」

勇者「ボクは初代勇者の血を克服したい!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:53:57.15 ZAmwTfDzo
勇者「このまま、ずっとじいやの一族に尻拭いをしてもらうわけにはいかないし」

勇者「魔物だってボクみたいなのがいたんじゃ気が気じゃないだろう」

勇者「だから、ボクはなんとしてもこの血を克服したいんだ! いや、してみせる!」

老従者「坊ちゃま……私は嬉しゅうございます」

老従者「坊ちゃまがこんなに成長なされて……」グスッ…

勇者「オーバーだな、じいや。しかし、どうすればいいんだろう?」

老従者「魔物を見て、凶暴化をなんとか我慢する、を繰り返すしかないと思いますが……」

魔物娘「あ、あの私も手伝わせて下さい!」

勇者「え!?」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:56:20.46 ZAmwTfDzo
魔物娘「今の話を聞いてて、私も、勇者さんの心意気に感動しちゃって……」

勇者「でも危ないよ! じいやがボクを止められなきゃ、君も死んじゃうかもしれない!」

魔物娘「どうせ、さっき死にかけた身ですし……」

老従者「可憐な見かけによらず、なかなか豪気なお嬢さんですな。いかがいたしますか?」

勇者「分かった……協力してもらおう」

魔物娘「はいっ!」

勇者(う……)ズズ…

勇者(さっそく、初代勇者の血が騒ぎ出した……!)
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:56:47.16 ZAmwTfDzo
勇者「う……うう……」

勇者(この子だけを見てるだけで……! 無性に憎しみが沸く!)

勇者(殺したくなってくる!!! ……ブチ殺したいッ!!!)

勇者「ウガアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」

魔物娘「ひっ!」

老従者「止めるッ!」バッ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 22:58:54.16 ZAmwTfDzo
勇者「……ん」

老従者「坊ちゃま」

勇者「やっぱり、ダメだったか……」

老従者「しかし、先ほどの坊ちゃまはほんの数秒ですが、理性を保たれていました」

老従者「これを繰り返せば……」

魔物娘「さあ、私を見て下さい!」

勇者「うん……」チラッ

魔物娘「!」

勇者「ぐ……うぐ……ぐ……」

勇者(よし、さっきより……だけど、まだ……!)

勇者「ウガアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

老従者「はぁっ!」ババッ
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:00:14.84 ZAmwTfDzo
やがて――

勇者(ぐ……! だが、だいぶ抑えられるようになってきた!)

勇者(ボクの中にうごめく初代勇者様の血を……!)

勇者「うぐ……うおおおおおおっ!」

老従者「坊ちゃま!」

魔物娘「勇者さん!」

勇者「……!」

勇者「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

勇者(やっと抑えられた……!)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:02:30.15 ZAmwTfDzo
勇者「協力してくれて、ありがとう……」

魔物娘「いえ、これも私たち魔物のためでもあるので……」

勇者「じいやも……」

老従者「……」ゴホッゴホッ

勇者「じいや!?」

老従者「いえ、大丈夫です。さぁ、あとは魔王を倒すだけです」

勇者「ああ……血を抑えたら、今までボクの体が経験した戦いってやつが」

勇者「ボクの体じゅうに噴き出してきた!」

勇者「今のボクなら、きっと魔王にも通用する!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:03:44.63 ZAmwTfDzo
―魔王城―

勇者「行くぞ、じいや!」

老従者「はっ!」

勇者(ボクはもう、初代勇者の血には惑わされない……)

勇者(それに、今までの戦いの経験は頭には残ってないがボクの肉体に残ってる)

勇者(その経験と、十年間の鍛錬の成果で、敵を倒す!)

上級魔物「グワオオオオオッ!!!」

勇者「だあっ!」

ザシュッ!
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:05:04.57 ZAmwTfDzo
勇者「いよいよ魔王城の中枢に入ったみたいだ……」

老従者「ううっ……」ガクッ

勇者「じいや!?」

老従者「申し訳ありません、体が思うように……」

勇者(やっぱりボクとの特訓が、体を蝕んでいたか……)

勇者「じいやは休んでて。魔王はボク一人で倒すから!」

老従者「どうか、世界をお救い下さい……」

勇者「うん!」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:06:35.05 ZAmwTfDzo
魔王「フハハハハ……ついに来たか、勇者よ」

魔王「ワシはかつて不覚を取った魔王などとは違う! さぁ、かかってくるがいい!」

勇者「いくぞ、魔王!」

勇者「……!」ズキッ…

勇者(この感覚……! 魔王を見たら、克服したはずの凶暴性がよみがえってきた!)

勇者(初代勇者の血が騒ぐ……抑えろ、抑えるんだ!)

魔王「……?」

勇者(もしかしたら、初代勇者に任せた方がいいのかもしれない……)

勇者(だが、ボクはボクの力で魔王を倒す!)
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:08:19.96 ZAmwTfDzo
勇者「だあっ!」

ガキンッ!

魔王「青二才め! その程度でワシは倒せんわぁっ!」

ズガガガガガッ!!!

勇者「ぐっ!」ドザッ

勇者「強い……! ケタが違う!」

勇者(やはり、ボクの実力では勝てないのか……!)

勇者(だけど、ここで血に身を任せたら、じいやと魔物の女の子との特訓が無駄になってしまう……!)

勇者(どうすれば……!)
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:09:46.55 ZAmwTfDzo
――勇者よ。

勇者「……ん?」

――数百年の時をへて、私の憎しみを解き放ってくれてありがとう。

勇者「あなたは……?」

――力を貸そう。

勇者「あなたは、まさか……」

――案ずることはない。これは“君の力”だ!

勇者「あなたは……!」

――さぁ、魔王を倒せ!

勇者「はいっ!」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:11:31.60 ZAmwTfDzo
勇者「魔王、お前を倒す!」

魔王「ぬうっ!?」

ガキンッ! キンッ! ガキンッ!

魔王「おのれ……!」

魔王(なんだ、この力は……!? まるで二人を相手してるような……!)

勇者(初代勇者様……さようなら!)

勇者「うわああああああああっ!!!」


ズバァッ!!!


魔王「ぐはぁぁぁぁぁ……!」

魔王「ぐぶっ……おのれえ……!」

魔王「だが……人と魔族は憎み合う宿命……それは絶対に変わらぬ……」

魔王「それがある限り、また“魔王”は、生まれる、のだ……」

フハハハハハ……
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:13:27.05 ZAmwTfDzo
勇者(やった! やったよ!)

勇者(ボク、やったんだよ!)

勇者(初代勇者様の力も借りて、ボクがこの手で勇者を倒したんだよ!)

勇者「じいや!」

勇者「!」


老従者の顔はまるで眠っているように穏やかだった。


勇者「……じいや……」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:13:54.99 ZAmwTfDzo
勇者「じいや……いや、ボクの従者よ。ゆっくり休んで下さい」

勇者「今まで本当にありがとう……」





こうして、勇者の戦いは終わった――
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:16:02.95 ZAmwTfDzo
―城―

ワアァァァァァ……!

「勇者様が魔王を倒された!」 「勇者様バンザイ!」 「ありがとう、勇者様!」



国王「あの若者が、本当に魔王を倒すとは……私も見る目がなかった」

国王「ところで、勇者はどこへ?」

兵士「はっ、棺を担いで、脇目も振らずどこかに向かわれたようですが……」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:17:44.35 ZAmwTfDzo
―老従者の家―

勇者「……やぁ」

孫娘「……勇者様」

勇者「じいやの顔を見てあげて欲しい」スッ

孫娘「おじい様……」

勇者「すまない……じいやを、君のおじいさんを死なせてしまった」

孫娘「……」

勇者「ボクがもっとしっかりしていれば、こんなことにはならなかっただろう」

勇者「どうか、君の好きなようにボクを断罪して欲しい」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/22(月) 23:20:18.82 ZAmwTfDzo
孫娘「いえ……いいのです」

孫娘「これがもし、あなたが初代勇者様の血に身を委ねた結果によるものなら」

孫娘「あるいはお恨みしたかもしれません」

孫娘「しかし、そうではないことは、あなたの御顔と祖父の顔を見れば分かりますので」

勇者「……ありがとう」


この後、勇者の血を引く者に、初代勇者由来の凶暴性が表れることはなく、

また、魔物との和解も徐々にではあるが進みつつある――










おわり

女僧侶「あと38回……」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 01:43:55 ID:PQ7YFpbz0
勇者(男)「いてて……さっきの戦闘でやられた」

戦士(女)「全く勇者のくせにだらしないぞ!!」

賢者(男)「お待ちください、今回復を」

僧侶「わ、私がやりますっ!」

賢者「しかし僧侶さん、貴女はこの洞窟に入ってから随分MPを消費しています。私はまだ余裕がありますからここはお任せください……ベホイミ!」
 
 ▼勇者のキズが回復した!!

僧侶「あ──」

勇者「おし、さんきゅ、賢者」

賢者「いえ、礼には及びませんよ。さあ進みましょう」

戦士「そうだな!さっさとこんなとこ抜けてメシ食おうぜメシ!」

僧侶「……」

僧侶「あと38回……」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 01:49:53 ID:PQ7YFpbz0
 洞窟最深部

戦士「おおおりゃああ!!」

 ▼戦士の攻撃! 魔物に96のダメージを与えた!

勇者「賢者!僧侶!今だ!!」

 ▼賢者はメラゾーマを唱えた! 魔物に130のダメージを与えた!
 ▼僧侶はバギクロスを唱えた! 魔物に77のダメージを与えた!

戦士「もういっちょぉおお!!」

勇者「だあああっ!!」

 ▼戦士の攻撃! 魔物に89のダメージを与えた!
 ▼勇者の攻撃! 魔物に94のダメージを与えた!

 ▼魔物をやっつけた!!

戦士「おっしゃぁぁぁ!!」

僧侶「て、手ごわかったです……」

勇者「はぁ、はぁ……」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 01:56:19 ID:PQ7YFpbz0
賢者「あの長い洞窟を抜けての戦闘でしたからね……あ、僧侶さん」

僧侶「は、はい?」

賢者「私はリレミトとルーラの分のMPを温存しなければいけませんので、回復をお願いできますか?」

僧侶「! はい、勿論です。ベホマラー!」

 ▼勇者のキズが回復した!
 ▼戦士のキズが回復した!
 ▼賢者のキズが回復した!
 ▼僧侶のキズが回復した!

勇者「あ、悪い僧侶、俺まだ全快してないみたいだ」

僧侶「はい! わかってます! ベホイミ!」

 ▼勇者のキズが回復した!

勇者「ありがとう、僧侶」

僧侶「い、いえこれくらい……」

僧侶(……戦闘中に2回だったから……あと34回)

僧侶(あと少し……あと少し……)


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 02:04:35 ID:PQ7YFpbz0
 宿屋にて

賢者「で、本日攻略した洞窟で手に入れたこの石版を、この古地図の上に置くと……」コトッ

勇者「あっ!これはまさか……」

僧侶「この間の搭にあった壁画にそっくりですね」

戦士「むしゃむしゃむしゃ……」

賢者「その通りです。この古地図にこの間の搭の位置に印をつけ、石版にそって線を引くと……」

勇者「つまりこの三本の線の交わる場所が」

賢者「──魔王の根城というわけです」

戦士「お! ついに魔王と闘うのか! よーっし腕がなるぜ!!」

勇者「よしよし、お前はもう少し食べてような、ほらから揚げ」

戦士「がつがつがつ……」

勇者「なんかこの光景も見慣れたな」

僧侶「いつも元気一杯に食べますよね」

賢者「もう少し女性としての慎みを持ったほうがいいと思うのですが」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 02:12:14 ID:PQ7YFpbz0
勇者「魔王城の場所が判ったってことは、この旅の大詰めも近いってことだな」

僧侶「そうなんですね……」

賢者「長かったですね、非常に危険な冒険でした」

勇者「泣いても笑ってももうすぐ魔王との戦いだ。ここまで来て後になんて引けないしな」

僧侶「これで世界に平和が訪れるんでしょうか」

賢者「少なくとも魔物におびえる日々は、終わりになるでしょう」

戦士「心配すんな! どんな魔物でもアタシが全部ぶっ倒してやる!」

賢者「戦士さん、あばれザルの生姜焼きがまだ余ってますよ」

戦士「バクバクバク……」

勇者「よし、明日一日はみんなゆっくり休んで、明後日攻略に向かおう」

賢者「わかりました」

戦士「ぷはーっ食った食った!」

僧侶「相変わらず戦士さんの体のどこにあれだけの量が入るんでしょうか……」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 02:18:29 ID:PQ7YFpbz0
 女部屋にて

僧侶「明後日……ついに魔王の城に乗り込むんですね……」

僧侶「この日のために、勇者様について、一緒に旅をしてきたんです」

僧侶「私も、最後まで役に立てるように頑張らないと!」

僧侶「……」

僧侶「──達成、できるかな……」

僧侶「あと34回……」


 翌日

勇者「というわけで、今日は決戦前の最後の休みだから、みんなしっかり休んでおくように」

戦士「アタシは休んでると体がなまっちゃうから、ちょっと訓練してくる!」

賢者「私は少し情報収集を。地図上では魔王城に最も近い町ですから、何かつかめるかもしれませんし」

勇者「全くあいつら休めって言ってるのに……」

僧侶「皆さんやっぱりそわそわしてますね」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 02:26:35 ID:PQ7YFpbz0
勇者「まあ、俺もちょっと落ち着かないんだけどな」

僧侶「──私も、ドキドキしています」

僧侶「でも勇者様や皆さんと一緒なら、私怖くありません」

勇者「ありがとう、僧侶がしっかりしてるから、みんな心強いよ」

僧侶「いえそんな……私なんて皆さんに頼りっぱなしですし」テレテレ

勇者「そういえば、僧侶って例の目標は達成できたの?」

僧侶「えっ!? あ、いや、その、まだ……です」

勇者「うーん、魔王をやっつけるまでに達成できそうか?」

僧侶「──判りません。でもこんな目標、ほんとは達成しないほうが、いいに決まってますから」

勇者「ふーん、どんな目標かは知らないけど、達成できるといいな。俺応援してるからさ」

僧侶「は、はい」


賢者「──」

賢者(全く……やはりあの人は聖職者にはふさわしくなかった、という事ですか)


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 02:32:22 ID:PQ7YFpbz0
 夕方

戦士「ただいまーっ!」ガチャ

勇者「おかえり、って戦士! お前キズだらけじゃないか!」

戦士「なんか体がムズムズするから、ずっと魔物と闘ってたぜ!」

勇者「バカお前休めって言っただろうが!」

戦士「バカって言うなぁぁ!」

僧侶「戦士さん、じっとしてください……ベホイミ!」

 ▼戦士のキズが回復した!

戦士「おお、ありがとう僧侶! これで150回目だな!」

僧侶「えっ?」

戦士「アタシが僧侶に回復してもらったのって、今ので丁度150回目なんだよ!」

僧侶「え? あ、え、そ、そうでしたっけ」

戦士「そうだよ! アタシずーっと数えてたんだからさ」

賢者「この旅の間、ずっとですか?」

戦士「昨日の晩飯は忘れても、受けた恩は絶対忘れるなって親父に教わったんだ」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 02:39:36 ID:PQ7YFpbz0
勇者「そうか、お前ってやっぱバカだけどいいバカだよな」

戦士「誰がバカだ!!」

賢者「戦士さん、今貴女は褒められてるんですよ」

戦士「え? そうなの? やったー!」

勇者「賢者も戦士の扱いが巧くなったな」

賢者「まあ、付き合い長いですしね」

勇者「そうだな、長かったな」

戦士「明日は魔王城だな!」

僧侶「この旅の最終目標、ですね」

勇者「酒場で出会って、旅をはじめて」

賢者「あの頃私は、まだまだ未熟な魔法使いでした」

僧侶「私もですよ。もうすぐ魔王との戦いなんて、あの時には想像もできませんでした」

戦士「いっぱい喧嘩もしたっけ」

勇者「そういやそのたびにお前、なんかすぐに仲直りさせにきたよな、くだらないことでも」

戦士「友達と喧嘩したら仲直りしろ、友達どうしの喧嘩は仲直りさせろってオフクロに教わったからな!」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 02:43:37 ID:PQ7YFpbz0
勇者「そうか、やっぱりお前はいいバカだな」

戦士「バカって言うな!!」

賢者「戦士さん、そろそろ晩御飯の時間ですよ」

戦士「え? ホント!? あー腹へった!」

勇者「──慣れたのか」

賢者「慣れました」

グゥゥ〜〜

勇者「……」

賢者「……」

僧侶「……わ、私も、その──おなかすきました」

勇者「食事にしようぜ」

賢者「ですね」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 02:51:39 ID:PQ7YFpbz0
 魔王城にて

戦士「だーーっキリがないな!」

賢者「流石魔王の根城です。魔物の強さも数も半端ではありませんね」

勇者「魔法の聖水と祈りの指輪を温存してきてよかったな。節約ばかりじゃ迷宮の攻略のほうがおぼつかなくなってきそうだ」

僧侶「勇者様、今回復を」

勇者「ああ頼む」

 ▼勇者のキズが回復した!

勇者「ありがとう」

僧侶「いえ……戦士さんにもかけますね」

 ▼戦士のキズが回復した!

戦士「おっしゃ! ありがとう僧侶!」

賢者「では進みましょう。まだまだ先は長いかもしれませんが……漂ってくる邪気はどんどん濃厚になってきています」

勇者「そうだな……」

僧侶(魔王城に入ってからこれで……城に来る前とあわせて……)

僧侶(あと……27回)


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 03:00:01 ID:PQ7YFpbz0
 魔王の間

側近「ぐべっ!!!」

 ▼側近をやっつけた!

戦士「よしっ! こいつで最後だ!!」

勇者「出て来い魔王! お前の側近は全て倒したぞ!」

  ボウ……

僧侶「っ!? ほ、炎が……」

 ゴォォォ

賢者「炎の中から、何かが来ます」

戦士「まさか……」

???「くくく……そのまさかよ」

勇者一行「「「「──魔王!」」」」

魔王「賞賛をやろう……この魔王城の場所を突き止め、余の眼前にまで踏み入るとは、人間だてらに大したものよ」

勇者「──生憎お前に褒められても、何の感慨も湧かないんだ」

魔王「……その覇気、その眼、覚えがあるぞ……そうか、貴様あの輩の息子か」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 03:09:17 ID:PQ7YFpbz0
勇者「──」

魔王「ふははは!! よもや人間共の願いを一身に受けた聖なる使徒が、よりにもよって復讐心に駆られた小僧だったとはな!!」

勇者「──それは違うぞ魔王」

魔王「ほう?」

勇者「確かに貴様は憎い、父さんの仇を討ちたい。だけど、俺の志は、俺に着いて来てくれた皆と同じ……正義の心だ!!」

魔王「フッ、余の首一つのためにここまで来た者たちだ。よかろう、魔王たる余が、手ずからもてなしてやるとしよう──」

勇者「行くぞみんな!」

戦士「おうっ!」

賢者「了解です!」

僧侶「はいっ!」

 ▼魔王が現れた!!


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 03:17:26 ID:PQ7YFpbz0
勇者「だぁぁぁっ!!!」

 ▼勇者の攻撃! 魔王に132のダメージを与えた!

魔王「ふははは!! どうした、それが限界か!!」

 ▼魔王は魔力の玉を投げつけた! 賢者に146のダメージ! 戦士に121のダメージ!

賢者「うぐ……あの攻撃には……スクルトもフバーハも効果が……」

僧侶「ベホマラー!!」

 ▼僧侶はベホマラーを唱えた! 全員のキズが回復した!

戦士「やっぱり僧侶は頼りになるな! うおおおおお!!」

勇者「戦士! 早まるな! 一旦下がれ!」

魔王「バカめ!」

 ▼魔王は鎌を振り回した! 戦士に144のダメージ!

戦士「あぐっ!!」

勇者「あんのバカ!! 賢者、援護を!」

僧侶「今回復を!」

戦士「ぐ……ひ、ひとのこと、バカバカ言ってんじゃねえええええ!!」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 03:27:54 ID:PQ7YFpbz0
 ▼戦士の攻撃! 会心の一撃! 魔王に306のダメージを与えた!

魔王「うぐ! に、人間がこれほどの攻撃をするだと!?」

戦士「──剣を握るなら、相手が魔王でも会心の一撃をぶち込めるくらいの戦士になれ……」

戦士「アニキの……いや、師匠の教えだぁぁぁぁ!!」

賢者「! 今です! 魔王が怯んでいます!」

勇者「全く、大したバカだよお前は!! ギガデイン!!」

 ▼勇者はギガデインを唱えた! 魔王に210のダメージを与えた!!

賢者「ベホマ!」

 ▼賢者はベホマを唱えた! 戦士のキズが回復した!

戦士「ありがとう!」

賢者「全くいつもいつも貴女からは目が離せませんね」

賢者「──おかげでどうでもいい時まで目で追ってしまうようになりましたよ」

戦士「あ? 今なんか言った?」

賢者「ええ、世迷言を少々」


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 03:35:08 ID:PQ7YFpbz0
勇者「くそ! なんて頑丈な体してやがる……」

魔王「この魔界の王を舐めるでないわぁぁぁ!!」

 ▼魔王は輝く息を吐いた!!

僧侶「きゃぁっ!」

戦士「僧侶! アタシの後ろに!」

賢者「大丈夫、フバーハがきいています!」

勇者「今だ! はぁぁぁぁぁ!!」

 ▼勇者は精霊の剣を天にかざした! 魔王の放ったブレスが逆風を巻き、魔王に襲い掛かる!

魔王「な、何ぃっ!? バカな……精霊共にそんな力が──ぐぁぁぁぁ!!」

勇者「はぁはぁ……もうひといき……もうひといきだ!」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 03:41:35 ID:PQ7YFpbz0



勇者『すいません、一緒に旅をしてくれる冒険者を探してるんですけど』

(酒場の)主人『ああ、貴方が勇者様ですね。王様からお話は伺っておりますよ』

勇者『えーっと、職業は問いません。魔王を倒すっていう志の高い人を』

戦士『あー! あんたが勇者か!』

勇者『え? あ、うん、そうだけど』

戦士『アタシ戦士! 宜しくな!』

勇者『あ、その、まだ仲間にすると決めたわけじゃ』

戦士『何だよーこれでもアタシのアニキは凄腕の戦士だったんだぞ!』

勇者『兄貴かよ』

戦士『それに! 魔王をぶったおすって心意気だけは誰にも負けないぜ! 必ずアタシがこの剣で仕留めてやる!!』

勇者『はぁ……』

主人『ご希望の条件に合致する方が見つかりました』

勇者『適当すぎるだろ』


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 03:48:59 ID:PQ7YFpbz0
魔法使い『全く、騒がしい方ですね』

勇者『ん?』

魔法使い『はじめまして勇者様、私は魔法使いをやっているものです。といっても、まだかけだしの身ですが……』

魔法使い『是非お力になりたいと思い、志願に参りました。何なりとお使いください』

勇者『魔法使いかぁ……確かに攻撃呪文は頼りになるよね。それじゃあお願いしようかな』

魔法使い『ありがとうございます』

勇者『えーっと、あと一人回復のできる人がいればいいんだけど……』

主人『あ、それなら丁度』

僧侶『店長、洗い物終わりましたー』

主人『この娘を使ってやってください』

勇者『え?』

僧侶『え?』

主人『紹介します、僧侶さんです』


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 03:51:57 ID:PQ7YFpbz0
僧侶『え、えええっ!? わ、私が勇者様と旅ですか!?』

勇者『えっと、キミ僧侶なの? 回復魔法できる?』

僧侶『は、はい。確かに僧侶ですけど……その、い、今までの冒険者さんからみんな不採用になってしまいまして』

僧侶『実家に帰ろうと思ったら、実家までの旅費が、なくてですね』

主人『仕方なく、ウチでバイトとして雇っていたわけです』

勇者『そんな事情が……うーんでも』

主人『ご心配なく、確かに彼女はちょっと頼りなく見えるでしょうが、かなりの頑張りやさんですよ。雇っていた私が保証します』

勇者『うーん、それなら……一緒に頑張ってみる?』

僧侶『え、えっと……』

僧侶『──私でよければ、是非お願いします』





55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 03:57:58 ID:PQ7YFpbz0
僧侶「う……」

魔王「ほう、まだ生き残っている者がおるとは……」

僧侶「み、みなさ──ん」

魔王「ククク、こいつらのことか?」

僧侶「──あ、ああ……」

 ▼勇者 HP:0
 ▼戦士 HP:0
 ▼賢者 HP:0

僧侶「そんな──そんな!!」

魔王「それにしても、人の身で魔界の王たるこの余をこれほどまでに追い詰めるとは……ぐ──」ヨロッ

魔王「ふ、ふふ……忌々しいが大したものだな、流石は真の勇者といったところか」

魔王「さて、あとは虫の息の小娘一匹を消せば、勇者一行は晴れて全滅。地上を手中に収める計画を進められるというものよ」

僧侶「あ──」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:07:13 ID:PQ7YFpbz0
僧侶「どうすれば……どうすれば……」

魔王「その朽ち果てた体では立ち上がったところでどうにもできまい。よしんば立ちあがったところで、武器も道具も、魔法力すら殆ど残っていない貴様に何ができる」

僧侶「う……」

僧侶「私……私には……何もできない……」




僧侶『ホイミ』

 ▼戦士のキズが回復した!

戦士『すげー! これが回復魔法! すげーすげー!!』

魔法使い『いい加減回復受けるたびにはしゃぐのはやめませんか?』

勇者『いつもありがとうな僧侶』

僧侶『いえ、私これしかできませんから……』

勇者『僧侶がいるから、俺たち安心して闘えるよ。これからもよろしくな』ニコッ

僧侶『あ──』

僧侶『はいっ!』


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:12:25 ID:PQ7YFpbz0




僧侶「──そう、私にできることなんて、最初から一つだけなんですよね」

魔王「さらばだ──地上の英雄達よ!」

僧侶「──皆さん……私は……」

 ▼僧侶は メガザルを唱えた!!



魔王「な、何だと!?」

勇者「ぐ……これは、一体……」

賢者「この光はまさか──自己犠牲の回復呪文……」

戦士「力が……湧いてくる」

魔王「バカな……人間ふせいが……身を犠牲にしたとはいえ……こんな大魔法を使うだと!?」

勇者「だぁぁぁぁ!!!」

 ▼勇者の攻撃! 会心の一撃! 魔王に276のダメージを与えた!


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:18:04 ID:PQ7YFpbz0
魔王「う、うぶっ!!」

 ▼魔王の体が ざらざらと灰のように散っていく……

魔王「おのれ……おのれおのれおのれおノレオノレオノレ──」

 ▼魔王を やっつけた!!

勇者「お、おわった……」カラン

戦士「たおしたのか?」

賢者「邪気が消えていきます……」

勇者「! 僧侶! 僧侶はっ!?」

戦士「僧侶ぉぉぉっ!!」

僧侶「     」

賢者「……駄目です、すでに命が砕け散っています」

戦士「あ、ああ……うあああああ!!!!」

勇者「賢者! ザオリクを!」

賢者「申し訳ありません……もう、そこまでの魔法力が……」

勇者「それなら、早く、教会に!」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:19:40 ID:YV7FVmkF0
うわああああ


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:23:54 ID:PQ7YFpbz0
賢者「──残念ながら、それも無意味でしょう」

勇者「な──どうして!? 僧侶は神の加護を受けてるんだろ!? だったら」

賢者「彼女が、聖職者の禁忌を冒していたからですよ」

勇者「え!?」

賢者「これ以上は……私には言えません」

戦士「何わけわかんないこと言ってんだよ! なあ賢者! なんでもいいから回復してくれよ! お前僧侶と同じ呪文使えるんだろ! ホイミでもなんでもかけてくれよぉ!!」

賢者「……私には、なす術がありません。彼女はよく自分の事を無力だとおっしゃっていましたが、今の私のほうが、何倍も無力です」

勇者「──俺は、諦めない」チャキッ

戦士「ゆ、勇者?」

賢者「まさかあなたは……いけない! そんなことをすれば!」

勇者「この精霊の剣は、精霊達の命の残り火が集まって生まれた剣なんだろ? 全部使い切れば、僧侶の命一人分くらい、まかなえるかもしれない」


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:27:39 ID:PQ7YFpbz0
賢者「それはわずかにこの世界に残った精霊の力、世界がそれを失えば、たとえ魔物達の脅威が去ったとしても、世界に何が起こるか……」

勇者「……僧侶は、命がけでこの世界を守ったんだ。だから、きっとわかってくれる」

勇者「だから……帰ってきてくれ……僧侶!!」

 ▼勇者は 精霊の剣を破壊した! 剣から溢れ出る命の光が周囲を包み込んだ!


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:36:02 ID:PQ7YFpbz0



戦士「うう〜僧侶ぉぉぉ」ズビッ

僧侶「戦士さん……痛いです……」

賢者「まあ、今回ばかりは彼女の気の済むまでそうさせてあげてください」

勇者「思ってたんだけど、賢者って時々戦士に甘くないか?」

賢者「──」ゲホッ

戦士「アタシはもし子供ができたら、友達が死んでも生き返るまで諦めるなって教えるよ!」

僧侶「それはやめたほうがいいと思います!」

勇者「ともあれ、全員無事に帰ってこれて本当によかった」

賢者「全くですね。それにしても精霊の王も人が悪い。まさかあの剣の中で精霊達が力を蓄えていたなどと」

戦士「ああ、あのブワァァァっていう光な!」

勇者「精霊達の聖なる力が世界中を駆け巡ったのが、俺にも解ったよ」

賢者「無事僧侶さんの命も助けてくれましたしね」

勇者「ところでさ、さっき賢者が言ってた”僧侶が聖職者の禁忌を冒した”ってどういう意味だ?」


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:41:31 ID:PQ7YFpbz0
賢者「それは……私の口からは絶対に言えません」

勇者「うーん……これ以上は訊かないほうがよさそうだな」

賢者「……」






戦士「いやーっ祝賀パーティーすごかったなー!」

僧侶「すっごいもみくちゃにされました……」

賢者「勇者様はもうしばらく戻ってこれそうにないですけどね」

賢者「そういえば僧侶さん」

僧侶「はい?」

賢者「魔王との決戦であれだけ回復呪文を使っていれば、もう達成したんじゃないですか?」

僧侶「えっ!? あ、あ、き、気付いてたんですか!?」

賢者「まあ……似たような心境の持ち主ということで」

僧侶「……」

僧侶「実は……もう一つだけルールがあったんです」


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:52:44 ID:kyxS39Gf0
気になる気になる


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:55:26 ID:PQ7YFpbz0
賢者「というと?」

僧侶「勇者様に回復魔法を一回かけるごとにひとつずつ。でも、勇者様から回復をうけたら、ひとつマイナスなんです。だから……最後の最後で1回だけ足りなくなっちゃいました」

僧侶「この旅の間に200回、勇者様を手助けをする。それが私の決めたルールです」

賢者「達成した時は……」

僧侶「はい、聖職者失格です。神に仕える身なのに、まさか男性に想いを告白する目標なんか、立てちゃうなんて」

賢者「私はそんなことはないと思います。貴女は立派な聖者です。文字通り命を投げ打ってまで世界を救ったのですから」

賢者「そんな貴女の美しい心は、最後の最後まで勇者様の助けになっていたと思いますよ。ですから……これで最後の1カウントです」

僧侶「──最後の最後で、逃げ道、奪っちゃうんですね」

賢者「ええ──こうすれば、私も逃げられなくなりますからね。賢者が他人に厳しくて、自分を甘やかすようでは、失格ですから──あ、戻ってきたようです」

僧侶「……」

 ▼僧侶は 聖職者の帽子を外した!


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:56:49 ID:PQ7YFpbz0
僧侶「私、伝えてきます。勇者様から貰った、この勇気で」

僧侶「──」タタタッ

賢者「さて……うまくいくといいのですが。──それじゃあ、私も、覚悟を決めますかね……」フゥ…


賢者「──戦士さん」

戦士「ん? さっきまで僧侶となんか……何だよ変な顔して」

賢者「お、おは……おはなしが、あ、あります」

  おしまい


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:57:44 ID:5vlfufsG0
( ;∀;) イイハナシダナー


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 04:58:45 ID:T543LZjc0
おもしろかった乙


94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 05:00:29 ID:kyxS39Gf0
乙!面白かったよ!


100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/04(金) 05:04:48 ID:PQ7YFpbz0
書き溜めてもいないものを長々とありがとうございました
最近は勇者もののSSをあまり見かけないのでちょっぴり寂しい
本当はもっと冒険の部分とか書いてみたかったんだけど、長い前フリにしかならないのでやめました

あと、バカ戦士と知的賢者の組み合わせはもっと広まってもいいとおもいます

では最後まで付き合ってくれた人たちありがとう
おまえらの冒険に幸あれ!

おやすみ


勇者「誰か俺をチヤホヤしてくんねぇかな…」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:07:35.970 yHUH9HqZ0.net
勇者「よしっ…倒した」

僧侶「お疲れさまです」

魔法使い「お疲れ」

僧・魔「戦士っ!」

戦士「あ、ああ…お疲れ。」

戦士「俺より、勇者に言うべきじゃないか?」

僧侶「お疲れさまです」

魔法使い「お疲れ」

勇者「ああ」

僧侶「それで、戦士さん」

魔法使い「ちょっ!ズルいぞ!戦士っ!」

勇者「(さて、落としたアイテムでも拾ってるか)」
2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:09:48.601 yHUH9HqZ0.net
魔法使い「ギャーギャー」

僧侶「キャーキャー」

戦士「お、お前ら…ちょっと落ち着けよ」アセアセ

勇者「(馬のフン…なんでこんな物持ってんだよ。魔物が)」

勇者「(あ〜腰痛ぇ…)」

戦士「あ〜もう、落ち着けって」

魔法使い「だって…」

僧侶「そうですね。落ち着くべきです」

魔法使い「お前が言うか!」ベシッ

僧侶「痛っ!」

勇者「(向こう楽しそうだなぁ〜)」ボーッ
3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:12:49.008 yHUH9HqZ0.net
戦士「そ、それより。先に進もう!」

戦士「なっ!勇者」

勇者「ん?ああ、そうだな」

勇者「行くぞ」

勇者「…」

魔法使い「戦士〜疲れてない?私が魔法で楽させてあげようか〜」

僧侶「わ、私が!回復魔法使います!」

戦士「そんな、無駄なことにMP使うなよ…」

魔法使い「そ、そうですか?」

僧侶「そ、そうですね〜」

魔法使い「僧侶ってすぐに意見変えるねぇ〜」

僧侶「そ、そんなことないですよ!」

勇者「(ん?魔物がいるぞ〜大変だぁ〜)」

勇者「おいっ…魔物」
4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:15:23.937 yHUH9HqZ0.net
僧侶「ギャーギャー」

魔法使い「フギャーッ!」

戦士「おい…お前ら」

勇者「…」ハァ

勇者「かかってこい…魔物共」

勇者「はっ!」ジャキッ

戦士「だから、お前らケンカはやめろって」

勇者「(ん?弱点はそこか…)」

僧侶「ですが。魔法使いが先に」
5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:17:38.846 yHUH9HqZ0.net
魔法使い「何!?私に罪押し付けんの!?」

魔法使い「だいたいねぇ〜」

戦士「だから、落ち着け!」

戦士「なあ、勇者からも…」

勇者「ん?」

戦士「わ、悪い…」

勇者「気にするなよ。もう慣れたし」

戦士「俺、戦士なのにな」

勇者「まあ、俺は勇者でお前ら守るのが役目みたいなもんだから」

戦士「…」

魔法使い「だからねぇ…」

僧侶「なんですかぁ〜」
6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:19:17.869 yHUH9HqZ0.net
戦士「なあ、僧侶。勇者手当てしてやってくれ」

僧侶「わかりましたぁ〜」フフンッ

魔法使い「グググッ…」

僧侶「回復魔法」

勇者「悪いな」

僧侶「いえいえ〜」

戦士「すまんな」

僧侶「気にしないでくださぁ〜い…」デレデレ

魔法使い「チッ…」
7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:23:15.875 yHUH9HqZ0.net
勇者「(最近一人旅でも大丈夫なくらい強くなったな…)」

勇者「(こいつら、もう少しだけ戦闘に混ざってもらわないと困るんだけどな)」

勇者「(主に自分達が…)」

勇者「(ま、そうなっても…戦士もいるし大丈夫だろう)」

戦士「だから、ケンカするなら…二人のこと嫌いになるぞ!」

魔法使い「えっ!?」

僧侶「!!」

戦士「いいのか?」

魔法使い「…わかった。仲良くする」

僧侶「私も…」

戦士「うん。聞き分けよくて助かる」ナデナデ

僧侶「へへえ〜」

魔法使い「…」///

勇者「(うん、二人は戦士にまかせれば問題ないな)」
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:25:51.309 yHUH9HqZ0.net
戦士「さ、行くぞ」

魔法使い「はぁ〜い」

僧侶「へへ〜」

勇者「…」スタスタ

勇者「(疲れた…)」

―町―

戦士「俺、宿屋取ってくる」

魔法使い「私も〜」

僧侶「私も〜」

戦士「いや、そんなにいらんだろ…買い物とかもあるし」

勇者「いや、俺にまかせていいぞ」

戦士「いや、しかし…」
11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:28:54.363 yHUH9HqZ0.net
魔法使い「ほらほら〜戦士。勇者もそう言ってるんだから〜」

僧侶「そうですよ〜」

戦士「しかし」

勇者「気にすんなって」ニコッ

勇者「二人の相手は。戦士にまかせる」

勇者「命令だ!さ、行け」

魔法使い「ほらほら、勇者の命令じゃしょうがないって〜」

僧侶「そうですよ〜命令じゃ仕方ないですよ〜」

戦士「…」

戦士「わかった」

戦士「じゃあ、宿で待ってるから」

勇者「おう!」

勇者「…」スタスタ
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:32:50.200 yHUH9HqZ0.net
勇者「(さてと、買い忘れはないな…)」

勇者「(ん?)」

少女「や、やめてください…」

チンピラ「いいだろ…さっさとさ」

少女「いやあ〜」

勇者「おい、なにしてんだ?」

チンピラ「ああ?」

勇者「その子から手を離せ…」

チンピラ「んだぁ?変な格好しやがって!」

勇者「別に変じゃない…ただの布の服だ…」バキッ

チンピラ「ぐはっ!!?」

勇者「ったく…ここは治安が悪いのか?」

少女「あ、あの…」

勇者「ん?ああ、ケガはないか?」

少女「あの、助けていただいて…ありがとうございます」
14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:35:56.357 yHUH9HqZ0.net
少女「あの、できれば…お礼を」

勇者「いや、別にそんな…」

少女「いえ、そんなことを言わず…」

勇者「では、少しだけ…」

少女家

少女「これ、お茶です…」

勇者「これは、どうも…」

勇者「…」ゴクッ

勇者「ふぅ…」

少女「あの…」

勇者「ん?」

少女「いえ…」

勇者「…?」

勇者「…」バタッ

少女「…」ニヤッ
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:38:46.487 yHUH9HqZ0.net
勇者「…」

少女「久しぶりの…ご馳走だな。あのチンピラより旨そうだ」

少女「では、いただきま〜す…」

勇者「そういうわけね」

少女「なっ!?」

勇者「お前。魔物か?」

少女「チッ!薬が効いてないだと?」

勇者「悪いな。こういうの慣れてるから」

少女「だったらこのまま喰い殺してやる!!」

勇者「…」サッ

勇者「…」ザシュッ

少女「ぐあはぁ!?」

勇者「…はあ」
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:42:05.618 yHUH9HqZ0.net
勇者「埋めとくか…」

―宿屋―

勇者「…悪いな。遅くなって」

戦士「大丈夫か!心配してたんだぞ」

魔法使い「戦士ぃ〜」

僧侶「戦士さぁ〜ん」

戦士「どうしたんだ?」

勇者「いや、ちょっと野暮用でな?」

戦士「そ、そうか…」

勇者「(はぁ、今日は疲れた…)」

勇者「悪い、俺もう寝るわ」

勇者「俺の部屋は?」

戦士「この部屋の右隣だ」

勇者「サンキュ…」ガチャッ
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:44:58.102 yHUH9HqZ0.net
勇者「…」zzz

―次の日―

勇者「…」

勇者「もう、朝か…」

勇者「んん〜」

勇者「起きるか…」

勇者「…」ガチャッ

勇者「朝飯っと…」

戦士「少し離れてくれ…」

僧侶「そ、そんなこと言わずに」

魔法使い「はい、あ〜ん」

勇者「…」

戦士「あ、勇者!おはよう!」

勇者「お、おお…おはよう」

勇者「朝から大変だな」ハハハ
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:46:14.898 yHUH9HqZ0.net
勇者「俺の飯はどこだ?」

戦士「ああ、今。用意されると思うぞ」

魔法使い「戦士〜」

僧侶「戦士さん!」

戦士「わかったから!」

勇者「ん…サンキュ」

勇者「…」スタスタ

勇者「…」
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:48:33.876 yHUH9HqZ0.net
勇者「…」

宿長「…」スッ

勇者「あ、ども…」

勇者「いただきます」

勇者「…」モグモグ

勇者「…」ジーッ

戦士「わかったから。ほら」パクッ

魔法使い「わぁ〜嬉しい」

僧侶「ず、ずるいです!」

魔法使い「これくらいはしなきゃね」フフン

僧侶「…グググ」
24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:52:14.053 yHUH9HqZ0.net
勇者「(今日はどこまで行けるかな…魔王城ってどこら辺だっけ?)」

勇者「(あと少しってのは確かだったよなぁ〜)」

勇者「まあ、今日中にたどりつきたいな…」

戦士「さて、そろそろ出るか」

魔法使い「はーい」

僧侶「はーい」

勇者「(僧侶と魔法使い。仲良いな…絶対)」
25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:55:02.075 yHUH9HqZ0.net
―魔王城―

勇者「あっつう間だったな…」

戦士「ああ」

魔法使い「なんか、私達全然戦ってない気が」

僧侶「あ、私もです」

勇者「(そりゃ、基本的に俺と戦士が戦ってるからな)」

勇者「ささっと、姫を取り返しに行こう…」

戦士「あ、ああ…姫様」

魔法使い「私達の最終目標だからね」

僧侶「そうです!」

勇者「(いや、二人の最終目標は戦士と付き合うことだろ)」

勇者「さて、行くかな」
27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 02:58:53.787 yHUH9HqZ0.net
魔王「おいっす〜」

勇者「…」

戦士「…」

魔法使い「…」

僧侶「おいっす〜」

魔王「ノリいいねぇ〜ボクと付き合わない〜」

僧侶「遠慮します」ニコッ

魔王「笑顔が怖いねぇ〜」

勇者「お前が…魔王か」

魔王「そうだっち〜」

勇者「なんか、想像と違う…」

戦士「ああ、まったくだ」

勇者「何あいつ、姫さらったからどんな奴かと思えば」

勇者「ただのチャラ男じゃん」

魔王「ん?姫を取り返しに来たの〜」
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:01:28.603 yHUH9HqZ0.net
魔王「いいよ〜返す〜」

魔王「だって、あの姫様構ってくれないんだもん〜ボクちんに〜」

魔王「だから、もう返すよ〜」

魔王「それに、ボクちんこれから静かに暮らしていきたいと思ってたし〜」

魔王「だから、もう悪さもしないから許してちょん」

勇者「…まあ、嘘はついてないみたいだし…」

魔王「あれ?疑わないの〜」

勇者「これまで旅してきたからな…嘘を見抜ける力ぐらいは…」

勇者「(いろいろあったからな…)」

魔王「そっか〜理解が早くて助かるよ〜」

勇者「それで、姫はどこだ?」

魔王「あの、部屋〜」

勇者「そうか…」スタスタ
29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:05:52.872 yHUH9HqZ0.net
勇者「(一応用心しておくか…)」ガチャッ

姫「…」

勇者「姫様?」

姫「勇者さま?」

勇者「ええっと…た、助けに来ました」

姫「ああ、助けにこられたのですか…」

勇者「は、はい…」

姫「それは、助かります」

姫「それでは、帰りましょうか」

勇者「…は、はい」

勇者「(思ってたより元気だな…)」

勇者「姫様。連れてきた」

姫様「ありがとうございます…」
31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:08:38.778 yHUH9HqZ0.net
姫様「皆さん…私はやっと帰れます…」

勇者「(礼儀は正しい?)」

姫様「それでは、帰りましょうか」

勇者「移動魔法…」シュンッ

―王室―

勇者「…」

戦士「…」

姫「…」

僧侶「…」

魔法使い「…」

戦士「行くのは時間掛かったが…帰るのは早いもんだな…」

僧侶「そんなものですよ」

魔法使い「まったくね」

姫「お父様」

王「やっと帰ってきてくれたか…娘よ!」
32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:11:09.623 yHUH9HqZ0.net
勇者「(さてと、俺も親に顔でも見せてくるかな…)」

戦士「しかしな…」

僧侶「でも〜やっぱり記念にね」

魔法使い「そうそう、みんなでご飯をねぇ〜」

戦士「はぁ…わかったよ」

魔法使い「よしっ!」

僧侶「では、行きましょう!」グイグイ

戦士「おいおい、勇者は?」

僧侶「…あ、あとで呼びますから」

魔法使い「そ、そうよ」

勇者「いや、俺パスする」
33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:14:14.144 yHUH9HqZ0.net
僧侶「そ、そうですか」

魔法使い「まあ、しょうがないよね…それじゃ」

戦士「なんか用事でもあるのか?」

勇者「いや、特にないけど」

戦士「だったら行くべきだろ」

魔法使う「む、無理強いは良くないって!」

僧侶「そうそう」

勇者「まあ、その前に王様から話しがあるけどな」

魔法使い「え、そうなの?」

戦士「そうなのか?」

僧侶「話ってなんでしょうね」

勇者「さぁ?」
34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:17:21.777 yHUH9HqZ0.net
王「皆の者よく我が娘を無事取り返してくれた…感謝する」

王「それで、皆の者に一つなんでも願いをかなえようと思ってな」

戦士「願いですか…」

王「ああ」

戦士「(ここは、一番頑張った勇者が願いをかなえるべきだな!)」

魔法使い「はーい。じゃあ、ここの飲食店で無料でなんでも食べ放題にして!」

王様「わかった」

戦士「おい!」

魔法使い「何?」

戦士「いや、ここは勇者が!」

勇者「ん?いや、いいよ。俺は」

戦士「はぁ!?」

戦士「いいのか?」
35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:19:25.806 yHUH9HqZ0.net
勇者「まあ、俺も特に願いがないからなぁ〜」

戦士「お前…無欲な奴だな…」

勇者「そんなことねぇよ」

勇者「(まあ、一番欲しい物は自分でやらなきゃ意味ないし)」

戦士「…」

魔法使い「ほら!そろそろ。行こうよ!」

僧侶「なんだか、祭りみたいにやるみたいですよ!」

戦士「あ、今行く…」
37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:21:37.951 yHUH9HqZ0.net
戦士「お前も出ろよ」

勇者「まあ、気が向いたら」

戦士「絶対に来いよ!お前が頑張ったんだお前が一番楽しむべきなんだ!」

勇者「何言ってんだよ、お前も頑張っただろ」

戦士「一番はお前だ」

勇者「俺は戦いくらいしか役に立ってないと思うが」

戦士「それが一番の功績だろう!」

勇者「そういうもんか…」

戦士「ああ、そういうものだ」
39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:24:12.290 yHUH9HqZ0.net
―祭り―

ワイワイガヤガヤ

戦士「…」

魔法使い「戦士〜なんでそんなに辛気臭い顔してんの〜」

僧侶「そうですよ〜せっかくだから楽しみましょうよー」

戦士「ん?ああ、そうだな」

勇者「…」スタスタ

戦士「勇者!」

勇者「ん?ああ、いたいた」

勇者「ここで、飲もうと思ってな」

勇者「せっかくの仲間なんだしな」

戦士「ああ、ほら」

勇者「おお、サンキュ」

勇者「…」ゴクゴクッ

勇者「ふはぁ〜」
40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:26:57.890 yHUH9HqZ0.net
戦士「やめてくれ」

魔法使い「そんなこと言わずに〜」

僧侶「そうですよ〜夜はまだまだこれからですしぃ〜」

戦士「僧侶が酔って若干キャラが…」

僧侶「ほらぁ」

勇者「(さて、そろそろ退出するかなぁー)」スタスタ

勇者「(戦士…頑張れ…)」タッタッタ

勇者「ふう」

勇者「…ん?」

姫「…」

勇者「そんなところにいたのか…」

姫「あら、勇者…」

勇者「まさか、お前みたいなおてんばが連れ去られるとは…」

姫「うるさいわね」
43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:30:18.361 yHUH9HqZ0.net
姫「アンタ…私だから助けてくれたの?」

勇者「ん?いや、誰でも助けてたんじゃね?」

姫「そう」

勇者「まあ、お前だから本気で心配して本気で助けようと思ったけど」

姫「…」

勇者「どうした?」

姫「なんでもないわ」

勇者「そうか…風当たり良いな…」

姫「そうね…」

勇者「なあ、姫…」

姫「何?」

勇者「俺と…結婚してくれ…」

姫「…はい」
45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:33:05.513 yHUH9HqZ0.net
―5年後―

勇者「ふわぁ〜」

姫「アンタ…何してるの?」

勇者「え?暇だから…休憩?」

姫「ちゃんとしなさい!」

勇者「はい!」

勇者「さて、警備の続きでもしようかな〜」

勇者「ん?戦士〜」

戦士「お、勇者だな」

勇者「お前ら仲良しなのね」

魔法使い「そうでしょ〜」

僧侶「そうなの〜」
47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:35:24.532 yHUH9HqZ0.net
勇者「二人は大変だよな」

魔法使い「私が正妻」

僧侶「私よ!!」

勇者「まだ、ケンカするのね…」

戦士「つーか、俺も俺で大変なのよ?」

勇者「わかってるって…まあ、あんなことになったらな」

戦士「ああ、俺は責任は取るからな…」

勇者「真面目な奴だねぇ…」

戦士「二人は絶対に幸せにする!」

勇者「かっけぇなお前…」
49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:38:09.727 yHUH9HqZ0.net
魔法使い「私!」

僧侶「私!」

戦士「いい加減にしろ」

魔法使い「すみません…」

僧侶「ごめんなさい…」

戦士「二人ともしっかり…愛してるから…」

魔法使い「(逆レ○プしかおかげだ…)」

僧侶「(フフフ…)」

戦士「さ、帰るか」

戦士「またな、勇者」

勇者「おう」
51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/28(水) 03:40:58.960 yHUH9HqZ0.net
勇者「ただいま」

姫「待ってた…おかえり」

勇者「お、おお…」

姫「フフ…今日もお疲れ様」

勇者「おお」

姫「明日も頑張ってね」

姫「私も頑張るからさ」

姫「二人で」

勇者「ああ、わかってるって」

勇者「(まあ、こういうのも…いいもんだな)」

終わり

俺「ん? 捨て淫魔か」 淫魔「……せーし」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:10:08.501 jWl1ff2r0.net
淫魔「せーし……せーしほしーの……」うるうる

俺(無責任なやつに召喚されたんだな……可哀想に……)

俺(でも俺のアパート淫魔禁止だし……ごめんな)すっ

淫魔「うー」がしっ

俺「えっ」

淫魔「せーし……」うるうる

俺「う……」おろおろ

………

俺「結局拾ってきてしまった」

淫魔「えへー♡」ぎゅー♡ にこにこ
3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:12:12.592 1UhmQ1lTa.net
壁「ドンッ!」
9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:15:32.372 jWl1ff2r0.net
>>3

淫魔とイチャラブえっちすると壁の薄いボロアパートは隣にも声が聞こえちゃうから淫魔禁止のことが多い
5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:12:27.265 G88sj0rIa.net
幼女?
7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:13:58.254 jWl1ff2r0.net
>>5

幼女

半端な魔法陣しか構築できなかったやつはお姉さん淫魔を召喚できずに幼女淫魔を召喚してしまって

その淫魔を捨てる輩が多い
12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:16:53.888 Ew4Q4XIs0.net
拾われずに放置されたらどうなるの?野生化して襲ってきたりするの?
14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:20:30.780 jWl1ff2r0.net
>>12

捨てられるのはだいたい催淫の力が弱い幼女淫魔だから現界維持に必要な最低限の精液すら吸精できずに消滅する

でも確かに生命力の強い淫魔は野生化して通行人を襲うに至るまで成長することもある
15 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:24:54.220 jWl1ff2r0.net
俺「はい手あげて」ごしごし

淫魔「ばんざーい」きゃっきゃっ><

俺「はい目つむってー」

淫魔「んー」-ω-

俺「はい綺麗になった」ざばー

淫魔「なったー!」

俺(はぁ、これからどうしたらいいんだろう……)
17 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:27:41.259 jWl1ff2r0.net
俺「ぐーぐー」

淫魔「……うー」ゆさゆさ

俺「う、ん……?」

淫魔「うー」

俺「眠れないのか?」

淫魔「……せーし」

俺「あー、そうだよな。お腹すいたよな」

淫魔「……」こくこく

俺「うーん」
19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:31:22.512 jWl1ff2r0.net
俺(で、でもなぁ……こんな幼い女の子じゃ勃たないし……)

淫魔「せーしだめ?」

俺「うぐ……」

俺(やっぱり拾ったからには責任をもって面倒をみてあげないとな)

俺「ちょっとまってろよ」ごそごそ つエロ本 つ皿

俺(これでトイレでシコるか)
20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:35:12.836 jWl1ff2r0.net
俺「……うっ! ふぅ」ビュッ

俺「ふぅ。やれやれ」ガチャ

淫魔「……」ヨダレダラー 目キラキラ

俺「うわっ!」

俺(トイレの前でずっと待ってたのか)

俺「ほら、これで足りるかわかんないけど」つ 皿

淫魔「! 」ジュルジュル ベロベロ

俺(すげぇ勢いだな)
21 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:38:46.029 jWl1ff2r0.net
淫魔「んっ! にゅっ!」皿べろべろ

俺「おいおい行儀わるいぞ」

淫魔「……なくなった」

俺「そりゃあな」

淫魔「もっと!」

俺「もう出ないって」

淫魔「……? 」ズボンの股間すんすん

俺「あっ! おい!」

淫魔「!」ズボンズルズル

俺「こ、こら!」
24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:45:04.690 jWl1ff2r0.net
淫魔「あむっ……んちゅっ♡」

俺「お、おぃ……やめ……」

淫魔「んっ♡ ちゅぱっ♡ んチュルぅ♡」

俺(え? おい嘘だろ……なんなんだこれ……ふ、普通に気持ちいい。こいつ一体どこでこんなの……)ムクムク

淫魔「……♡」ちゅぽんっ

俺「え」

俺(お、おわった?)

淫魔「せーし……いい?」

俺「え? あ……」

俺(もうどうにでもなれ)

俺「い、いいぞ! 出るかわかんないけど、好きなだけ吸っていいぞ!」なでなで

淫魔「まふっ/// えへへ♡ 」
25 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:51:25.274 jWl1ff2r0.net
淫魔「んち゛ゅるっ♡ んゅ♡」

俺「ハァハァッ……」

淫魔「ん♡ れろれろっ♡」

俺(やっぱり淫魔だから、どこが気持ちいいかとか本能的にわかってんのか?)

俺(と、とにかくっ……も、ヤバ……)

俺「うっ!」ビュクッ ビュッ ビュー

淫魔「はむっ♡ れろっ♡ チュッ♡」ちゅーちゅー♡

俺(一回出したはずなのに……めっちゃ出る……)ビュ……ビュ……

淫魔「んー♡ ぷはっ♡」
27 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 05:54:48.760 jWl1ff2r0.net
俺「ハァ……ハァ……」

淫魔「えへー♡」マンゾク

俺「ははっ、すごいなお前……」なでなで

淫魔「んぎゅー♡」ぎゅー♡

俺「はは……ハハハ……」
32 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:03:27.504 jWl1ff2r0.net
〜朝〜

俺「……ん。あーやべ講義出ないと」

淫魔「んにゅー……すぅすぅ」

俺(よく眠ってんな。基本は夜行性で夜の方が活発ってのは本当だったんだな)なでなで

淫魔「ん、にゅ……」むくり……目こすこす

俺「あ、起こしちゃったか? ごめんな。俺もこれから出かけるし、お前もまだ寝てていいぞ」

淫魔「せーし」

俺「……さすがに出ないって」

淫魔「……おっきー」

俺「え、あ……これはな……違うんだ」

淫魔「おっきーもん!」ズボンがしっ

俺「違うって! 違うんだって!」わたわた

淫魔「うー……」しゅん

俺「また夜あげるから、な?」なでなで
34 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:11:41.563 jWl1ff2r0.net
大学

俺(……できるかも分からない約束をしてしまった)ペンクルクル

俺(昨日あんなに出したしなー)ノートかきかき

友人「あー、俺も淫魔欲しいなー。クソッ、バレねーように飼えねーかな」

俺(というかあいつちゃんと寝てるかな……一般的に淫魔の需要があるのが一人暮らしの男性なのに、幼女淫魔は一人にできないってこともあって不人気の原因の一つなんだよ)

友人「おい! なあお前もそう思わね?」とんとん

俺「んあ? ごめん聞いてなかった」
35 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:15:33.189 jWl1ff2r0.net
友人「淫魔だよ淫魔! 飼いたいよなー。いや、飼わなくてもいいんだ。お前さ、淫魔飼ってる友達とかいねーの? かしてもらいてー……いやもういっそ3Pでもいいから……」

俺(ん?)

俺(そうだ!)

俺「なあ、ちょっと……俺の家もアパートだからあんまり大きな声じゃ言えないんだけどさ……」こそこそ

友人「え?」

俺「幼女淫魔拾ったんだよ」

友人「え!? ええ!?」

俺「馬鹿! デカい声出すなって!」
38 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:19:05.565 jWl1ff2r0.net
俺「でな? そいつの食欲が……いや? 性欲か? まあどっちでもいいや。とにかくはんぱねーのよ」

友人「お、おう」

俺「だから、さぁ……なんて言ったらいいんだろう。お前のも分けてくんね?」

友人「えー……でも幼女だろ? 俺勃たねーよ」

俺「いやめっちゃ上手いから! マジで!」

友人「……本当かよ」

俺「騙されたと思って、な?」

友人「わ、分かったよ」

俺(へへっ、ザーメンタンク確保っ!)
41 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:26:53.424 jWl1ff2r0.net
俺「ただいまー」

淫魔「!」とてとてとて

俺「いい子にしてたかー?」なでなで

淫魔「うん!」ぎゅー♡

俺(……なんか、いや淫魔だしもともと可愛いけど……可愛く見えてきたな)なでなで

友人「しつれいしまーす」

淫魔「……?」

友人「ん? ああこれが例の子か」

俺「そうそう」

淫魔「……だれ?」

俺「よかったな。このお兄ちゃんが精液くれるってさ」

淫魔「ふぇ?」

俺(あれ? あんまり嬉しそうじゃないな。なんでたろ、状況が理解できてないとか?)

俺「まあいいや。俺適当に三十分くらい近くのコンビニ立ち読みしてくるから、その間こいつのことよろしくな」

友人「へいへい」

俺「それじゃあまたなー」ガチャ

淫魔「!」

淫魔「え? ふぇ……?」おろおろ

友人「はいはい。じゃあ俺と遊ぼうなー」なでなで

淫魔「……」しゅん
43 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:32:08.191 jWl1ff2r0.net
〜コンビニ〜

俺(ははっ、今週もおもしろいな。……ってええ、ここで終わるのかよ。引きうまいなー)

俺「……」

俺(あいつ大丈夫かな。友に乱暴にされたり……)ホワンホワン

……………

〜俺の脳内〜

友人「オラッ! もっと深くくわえろや!」ガボッ!

淫魔「んー! ンッー!」

…………….

俺(いやいやいや! 友にかぎってそんなことは……)時計ちらっ

俺(……まだ10分)
45 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:35:58.715 jWl1ff2r0.net
俺「……」時計チラチラ

俺(まだ15分)

俺「……」雑誌パラパラ

俺(あー、くそ! ぜんぜん内容が頭に入ってこねぇ!)

俺「……」チラッ

俺(20分! も、もういいよな! あいつのテクやべぇし友も早漏っぽいし!)ダッダッダッ
49 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:41:43.671 jWl1ff2r0.net
俺「ただいまー」ガチャ

友人「あー、おい」

俺「あ、もう終わった? 終わったよな! な!」

友人「お、おいおいおいなんだよ……まだ始まってもねーよ。ってかお前も20分で帰ってきてるし……」

俺「へ?」

友人「いやー、なんかあの子ずっと布団にこもっちゃってさ……俺が声かけても反応ないし……やっぱりまだぜんぜん子どもじゃん」

俺「え……」

友人「まあお前のときはめちゃくちゃ腹が減ってたのかもしれないけどさ……あんまり無理やりさせるなよ? 可哀想だし。それじゃあまあ、俺は帰るわ。あー、エロいお姉さん淫魔とヤりてーわ……」ガチャバタンッ

俺(どういうことだ?)
53 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:48:28.348 jWl1ff2r0.net
俺「お、おーい」そそっ

淫魔「!」がばっ! どたどたどた

淫魔「うー! うー! 」ぎゅー!

俺「うおっ! ど、どうした? おなかでも痛くなったのか?」

淫魔「うぅ」ぐすっ

俺「お、おい! やっぱどっか痛いのか!? な! 」

淫魔「……やだ」

俺「え」

淫魔「……いっちゃやぁ! にぃじゃなきゃやらー!!」ふえーん ><

俺「え……あ、ああ……」

俺「……うん」ぎゅっ

淫魔「うぅ……うー……」ぐすっ、ぐすっ

俺「ごめんな……ごめんな……お前の面倒みなきゃって決めたのに……にぃちゃん無責任でごめんな……」なでなで
57 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:53:40.061 jWl1ff2r0.net
淫魔「♪」ちゅぱちゅぱ

俺(……淫魔ってみんなこんななのかな。いや、でも貸し出しの話とかはまあ聞かないこともないし)

俺「うっ……」ビュッ

淫魔「れろっ♡ ちゅー♡」

俺「ハァ……ハァ……」

淫魔「えへへ♡」にぱー

俺「っ……」どきっ

俺「……なぁ、俺のこと、好きか?」なでなで

淫魔「うん! だいすきー!」ぎゅー♡

俺「そっか。ありがとな」なでなで
63 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 06:59:40.464 jWl1ff2r0.net
〜 一週間後 〜

俺「う、ん……ふわー……」

淫魔「すーすー……」

俺「うわっ! へ、へ……?」

俺(なんか大きくなってる気がする。少なくとも小学4〜6年生くらいにはなってる……?)
65 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:04:08.163 jWl1ff2r0.net
淫魔「……ふぁー。にぃ?」

俺「あ、おはよ……お前さ、なんか」

淫魔「?」きょろきょろ

淫魔「!」翼パタパタ

淫魔「おー!」目キラキラ

俺「な、なんかよくわかんないけど、おめでとう」

淫魔「えへへ〜」ぎゅー♡ ムニュンッ

俺(なっ……胸も大きくなってる……)
67 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:09:10.209 jWl1ff2r0.net
俺(まあでも、中身はそんな変わってないみたいだな)なでなで

淫魔「!」ぴくんっ

淫魔「……///」もじもじ

俺「? まあ、そろそろ出かけるから。いい子にな」

淫魔「う、うん」

俺「んじゃあなー」ガチャ

淫魔「にぃ!」とてとて

俺「ん?」

淫魔「いってらっしゃい……///」

俺「!」

俺「おう!」バタンッ

俺(なんかいいな。こういうの)
69 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:13:14.116 jWl1ff2r0.net
淫魔「……いっちゃった」

淫魔「……」とてとてとて

淫魔「んっ」まくらぎゅー

淫魔「にぃがずっといてくれたらいいのに……」

淫魔「……」すんすん

淫魔(にぃのにおい……♡)もじもじ

淫魔「……んっ♡」クチュ

淫魔(おまたむずむずする……)
72 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:17:31.643 jWl1ff2r0.net
〜お風呂〜

俺「はい手あげてー」

淫魔「んっ///」

俺(な、なんかえろい……)ごしごし

淫魔「……///」もじ……

俺「もしかして、恥ずかしかったりする?」

淫魔「っ……」

淫魔「……///」こくこく

俺「そっか」

俺(なんか寂しいけど、一緒に入るのも今日で最後だな)ざばー
74 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:24:03.339 jWl1ff2r0.net
淫魔「んっ、はぁ……♡ ちゅぽっ……♡ レロッ……♡」ちゅぱっ♡

俺(なんか全体的にエロくなったような気がする)

淫魔「んじゅっ♡ チュッパッ♡ チュッ……るっ♡」ちゅぱちゅぱ♡

俺「うっ……!」ビュービュー

淫魔「んっ……♡ んみゅ……♡」コクンッ……♡

淫魔「ん、はぁ……♡」チュポンッ♡

俺「……」なでなで

淫魔「ふぇ?」

俺「いや、なんとなく……嫌?」

淫魔「ううん。うれしい///」
75 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:28:14.719 jWl1ff2r0.net
俺「ベッドも別にするか? いや、つっても俺はソファに行くことになるんだけど」

淫魔「ううん。このままでいいよ」ぎゅっ

俺「そうか? なら俺は別にいいんだけど」

淫魔「……このままがいいの」ぎゅっ♡

俺「お、おう」どきどき

淫魔「にぃも、ぎゅってして……?」

俺「い、いいぞ」ぎゅっ

淫魔「えへへ♡」
90 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:45:34.659 jWl1ff2r0.net
俺「〜♪」ソファゴロゴロ スマホポチポチ

淫魔「にぃ? おふろあがったよ」

俺「はいよ。……よっと」てくてく

淫魔「……」

淫魔「……」>< ソファぽふぽふ

…………

俺「はー、あれ?」

淫魔「すぅ、すぅ」

俺(ソファで寝てる)

俺「おーい。こんなとこで寝たら風邪ひくぞ」ゆさゆさ

淫魔「んにゅ……」目こすこす

俺「起きろー、ベッドいくぞ?」ふぃ

淫魔「ん」すそぎゅっ

俺「んあ?」

淫魔「……だっこ」

俺「しょうがないな」
94 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:50:17.484 jWl1ff2r0.net
淫魔「にぃ、もう寝た?」

俺「あー、寝そうだったのに」

淫魔「ねむれない」

俺「中途半端に寝ちゃうからだろ?」

淫魔「……」こかんガシッ

俺「んなっ!? こら! ……もう今日のはあげただろ?」

淫魔「……」もみもみ

俺「ちょっ、やめっ……ぅ……おぉ……」ムクムク

淫魔「……おっきくなった」ふんすっ

俺「お、お前なー」
95 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:54:49.028 jWl1ff2r0.net
俺「俺はもう寝るからなー」ふとんかぶり

淫魔「うー」

俺(なんというか、たまに拾ったばかりのころにもどるよなー)

淫魔「えい」だきっ モニュ

俺「うぉ……うぐぐ……」

淫魔「にぃ、おっきくなる?」

俺(なんかずる賢くなってる)
96 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 07:59:32.464 jWl1ff2r0.net
俺「そりゃあまあ、そうだけど」

俺(ここは甘やかしたらだめだよな)

俺「でもな……」

淫魔「……えっち、したい?」

俺「え」

淫魔「えっち、する?」
97 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 08:05:51.231 jWl1ff2r0.net
俺(え、え? これは一体……)

淫魔「最近ね、にぃになでなでしてもらったり、ぎゅーってしてもらったら……どきどきする、から……///」

淫魔「おまたむずむずしちゃう……から……///」

俺(反応に困る)

淫魔「……///」じっー

俺(うっ、可愛い……けど)

俺(でもなー、もともとそういう目的で拾ったわけじゃないし……ただ俺は純粋に、こいつが可哀想だったから……それで……)
98 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 08:10:01.698 jWl1ff2r0.net
俺「っ……」ふぃ

淫魔「!」

淫魔「……そっか。にぃ、ごめんね」

俺「……」

淫魔「悪い子、だね」ぐすっ

俺「!!」

淫魔「おやすみなさいっ!」ふとんがばっ

俺「お、おい!」

淫魔「……」

俺「おい……」

淫魔「……」

俺「……」

俺「……おやすみ」
100 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 08:13:56.636 jWl1ff2r0.net
〜大学〜

俺「」ぼっー

友人「おーい」

俺「」ペンクルクル

友人「おーい。どしたー?」

俺「ん? ああ。なんでもない」

友人「なんでもないことはないだろ」

俺「あー、まあお前はもう知ってるからいいか」

俺「実はな」
103 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 08:23:48.144 jWl1ff2r0.net
〜帰り道〜

友人「え? うわっ、お前……それはねーわ」

俺「いや! だって、あんな薄壁のボロアパートじゃ」

友人「いやそういう問題じゃねーだろ。だってさ、お前のとこの淫魔ちゃん、多分お前のことそうとう好きだぜ?」

俺「まあそれは、分かってるけど」

友人「わかってねーじゃん。ってかさお前、あの子の面倒みることにしたんだろ?」

俺「うん」

友人「バカかお前、淫魔の面倒みるってそういうことだぞ?」

俺「は? だからその……俺の、毎日あげてるし……」

友人「ちげーよ。前までは幼すぎてそんなことなかったかもしれないけど、淫魔は短い間隔で定期的に発情するんだぞ」

友人「それであの子はお前のこと大好きなんだから、もう相手もお前しかいないわけじゃん。それなのにお前に拒否されて、どれだけ傷ついたかなんて俺ですらわかるぞ」

俺「!」

友人「はー、くそっ……別にロリコンじゃねーけど、こんなことなら俺があの子を拾いたかったぜ」

俺「友! ありがとな!」ダッダッダッ

友人「あー、捨てられたお姉さん淫魔とかいねーかな。いねーか」
106 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 08:30:42.891 jWl1ff2r0.net
俺「淫魔?」ふとんつんつん

淫魔「……」つーん

俺「ふとんはがすぞー」ぐぐっ

淫魔「っ!」ギュゥゥ

俺「ンッー!!!!」ぐぐー

俺(あーくそ。完全にすねてる)

俺「……こめんな。俺、お前のことも、『淫魔』のことも、ぜんぜん分かってなかった」

淫魔「……」すすっ ちらっ

俺(お、ちょっと出てきた)

俺「今日は一緒にお風呂はいるか」

淫魔「!」

俺「いや、入ろうな」布団ばさっ

淫魔「……にぃ」

俺「ほら、だっこしてやるから」
108 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 08:40:20.388 jWl1ff2r0.net
俺「はいごしごし」

淫魔「うにゅ/// ま、前は自分でできるから……///」

俺「本当か? ちょっと前まで子犬みたいに俺に洗ってもらってたくせに」

淫魔「ほんとーだもんっ!」ぷんぷん

俺「いや信用ならねぇな」もにゅもにゅ

淫魔「ふぁっ///」ぴくんっ

俺「ほら、ここもちゃんとしっかりあらってるのか?」クチュリ……

淫魔「んっ……♡ に、にぃ……いぢわる……///」

俺「そりゃいじわるにもなるさ」

淫魔「えー」

俺「お前が、こんなにもエロくて可愛いから……」

淫魔「ふぇ///」

俺(……何言ってんだ俺)

俺「あー、やっぱり今のなし! なし! 」

淫魔「ふふっ、もう聞いちゃったもんね」

俺(あー言うんじゃなかった)
111 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 08:49:25.785 jWl1ff2r0.net
俺(いい加減風呂も狭くなってきたなー……)

淫魔「♪」

俺「また大きくなった?」

淫魔「……かも」

俺(中学生くらいになったのかな)

俺「あー、なんつーか……いろいろ調べたんだけどさ」

淫魔「? うん」

俺「個体の好みにもよるらしいんだけど、基本的には口からより、その、下からの……ほうが……吸精効率がいいんだってな……」

淫魔「……///」もじもじ

俺「だから、今日は……」ぎゅっ

淫魔「まふっ///」どきどき

俺「……とりあえず上がるか」

淫魔「……うん///」
114 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 09:09:17.152 jWl1ff2r0.net
俺「ハァ……ハァ……」

淫魔「にぃ……いっぱいえっちしよーね♡」

俺(つるつるのぷにまん……)

俺「挿れるぞ?」

プニュ……チュム……

淫魔「はっ♡ ぅ♡」

ニュッ ヌチュゥ……♡

淫魔「イ♡ んっ♡」

ニュプッ♡ ニュプププ……♡♡

淫魔「にゃっ♡ ふあぁ♡♡」ビクビクッ♡

ヌプヌプ♡

俺(キツッ……アツ……淫魔のロリ膣……気ぃ抜いたら精子全部もっていかれそうだ)

俺(まだ半分だけど……)

淫魔「はぁ♡ はぁ……♡」とろん

俺(そんな顔見せられたら……もっと)

俺(突きたいっ! 犯したいっ! 膣内射精したいつ!)

ズブンッ♡♡♡

淫魔「ひんっ♡♡♡ ぁ♡ あ、あぁ……♡♡ 」ビクッ! ビクッ!

俺(催淫されるってこんな感じなのか……これは無理だわ……)ハァハァ
115 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 09:16:14.926 jWl1ff2r0.net
俺「痛くないか?」なでなで

淫魔「あのね……にぃの……気持ちよくて……おなかいっぱいきゅーって、なってるよ……?」

俺(初めてでも気持ちいいのか。淫魔すげーな)

俺(それより、俺の方が余裕なくなってきた……)フラッ

俺(もっと、突きたい! 子宮に、カウパーすりこんで……一番奥に種付けしてっ……こいつを俺のものにしてっ……)ドッチュ♡ ドッチュ♡

淫魔「あっ♡ あんっ♡ にぃっ♡ にぃっ♡」
118 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 09:21:51.803 jWl1ff2r0.net
ヌルッ♡ ヌゥゥ♡ ドチュ♡

淫魔「ひゃっ♡ あっ♡ ふぁぁ♡」

ズチュ♡ ズチュゥ♡ ズチュッ♡

俺(やばっ、声っ、我慢させないとっ)ちゅっ

淫魔「んむっ……♡ ちゅっ♡ んちゅ♡」

パチュッ♡ パチュッ♡

ギシッ…… ギシ……
120 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 09:32:23.833 jWl1ff2r0.net
俺(淫魔に膣内射精しても、殆どの確率で全部吸精されるから、子どもができることは稀らしいけど……)

ヌブッ♡ ヌブッ ♡

ドッチュドッチュ♡

淫魔「んちゅっ♡ にぃっ♡ ちゅっ♡ れろ……♡ ぷはっ♡ に……ぃ……♡」

俺(もしかしたら、この種付けで……受精して……)ゾクッ

俺「う、おぉ! ぉ……」

ドチュ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡

淫魔「ぁ♡ いまっ♡ ちゅーしたぁ♡ にぃのおちんちん♡ おなかにちゅーってしたぁ♡」

俺「もっと! いっぱい! ちゅーさせてやるからな!」グリュッ グリュッ♡

淫魔「あたま……ふわふわすりゅ……♡」
122 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 09:41:02.896 jWl1ff2r0.net
ドチュンッ♡♡

淫魔「お゛っ♡♡ ひぅぅ♡♡♡」ビクビクッ プシャッ♡

俺(……ひらいた子宮口にっ!出すぞっ! )

ドビュッ ビュルルッ!

俺「んぉ……う、おぉ……」ガクガク

ドクッ♡ ドクッ♡ ドクッ♡

淫魔「ぁ……♡ あ……♡」びくびく

俺(種付け…… 孕ませっ……)

ビュクンッ♡ ビュクッ♡
123 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 09:45:27.144 jWl1ff2r0.net
俺「ハァー! ハァー……」

ヌッ ヌブッ♡ ヌプ……♡

淫魔「はあ♡ ンッ♡ んっ♡」

ニュポォ♡

ドロドロ……

淫魔「にぃの……いっぱぃ……♡ うれしー♡」

俺「……そっか。よかった」なでなで

淫魔「えへへ〜♡」
125 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 09:50:48.974 jWl1ff2r0.net
俺「……ん」目こすこす

俺「……なんか、ベッドがめちゃくちゃ狭いような」

俺「ん? うわあああ!」

淫魔「んー……?」目こすこす

淫魔「にぃー?」

俺「あ、あの……どちらさまで?」

淫魔「?」きょろきょろ

淫魔「おおー」たゆんたゆん

淫魔「おおー!」翼バザー

淫魔「おとなになった!」どやっ

俺(なんかめちゃくちゃ変わったなー……それだけ大量に吸精したってことか)
126 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 09:56:59.645 jWl1ff2r0.net
淫魔「にぃ! ありがとー♡」ぎゅー♡

ムニュゥ

俺「う」

淫魔「……おっきくなった」じっー

俺「いやだからこれは違うから! 違わないけど……違うから!」

淫魔「えっちする?」

俺「いや俺これから……」

淫魔「えっちしよー♡」ドサッ

俺「うわっ!」

淫魔「ね……♡」フワン

俺「あ……そう、だな……するか……」ポッー

淫魔「ええへ〜♡ いっぱい、子作りえっちしよーね♡」
127 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 09:57:30.642 jWl1ff2r0.net
……という妄想をしていた俺なのであった。


おしり。
130 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 10:00:31.980 /WyiCanJa.net
乙!
133 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 10:16:40.290 bxPpNfFw0.net
成長早いがババアにならんよな....?(不安)
134 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 10:21:50.700 jWl1ff2r0.net
>>133

明確な寿命はなくて(消えるときは精力不足によるもののため)かぎりなく長寿だから見た目JKくらいになったらほとんど変わらなくなる
136 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/18(木) 10:34:49.239 UmGvXdKV0.net
ご都合主義の塊じゃねーか
最高だと思います

騎士団長「これより出陣する!」 俺「出陣の時になるといつも腹が痛くなる……」

1 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 01:41:03.72 VkhZ7Guoo

― 1 ―



王国の騎士団領に、雄々しき号令が響き渡る。


「これより出陣する! 出陣の儀を執り行うので、ただちに広場に集結するように!」


声の主は騎士団を率いる騎士団長。

屈強な男たちが鈍い銀色の甲冑を身に付け、騎士団領中央にある広場に整列する。

数百の騎士が一堂に会する光景は、一言でいうなら“壮観”である。


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2 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 01:43:10.99 VkhZ7Guoo

この王国での≪騎士≫は身分というよりも、兵士の中のエリートという意味合いが強い。

一般兵の中から実力や実績を認められた者が、国王による騎士叙勲を経て、騎士となれるのだ。

騎士となった者は騎士団領に駐屯し、厳しい訓練をこなし、非常時には王命により出陣する。

ようするに、彼らは精鋭部隊である。


世が世なら、敵国の軍隊を真っ向から受け止める使命を果たさねばならない。

しかし、他国との戦争の機会などめっきり少なくなった今の世では、彼らの役目は治安維持が主である。
彼らの相手はもっぱら山賊や盗賊だ。

今日これから相手にする敵も一山賊団に過ぎない。

とはいえ、良質な武具で武装したり、一般兵以上の戦闘力を備えた賊も少なくなく、
決してあなどってはならない相手である。
4 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 01:47:40.44 VkhZ7Guoo

近年、騎士団が賊に後れを取ったという記録は残っていない。

平和ボケしてもおかしくない状況下で、騎士団が精強さを保っているのは、
ひとえに現騎士団長の手腕によるものであろう。


しかし、外観も実力も誰もが認める猛者揃いである彼らであるが、
心の中までそうかというと、果たして……。


広場に集まった騎士のうち、誰かがいった。

「あれ? あいつがいないぞ」
5 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 01:49:06.56 VkhZ7Guoo

― 2 ―



ああ……俺の腹がまた痛くなってきた。

胃か、腸か。あるいは両方か。とにかく痛い。

出陣の時になると、いつもこうだ。
前日までどんなに好調な働きをしていても、腹痛がシクシクと姿を見せるのだ。


原因はもちろん、突然の食中毒などではない。

出陣するのが怖いからだ。
6 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 01:51:47.74 VkhZ7Guoo

こうなると、腹を殴ろうが、さすろうが、優しく撫でてみようが、どうにもならない。

腹痛は存在感をアピールし続ける。


俺だって、もちろん克服するよう努力はした。

食事に気をつかってみたり、腹筋を鍛えてみたり、内密にカウンセラーに相談してみたり、
しかしダメだった。

出陣の時が近づくと、決まって俺の腹は「じゃあ始めまーす!」といわんばかりに鈍痛を起こすのだ。


もうやだ……。

いつもこの時ばかりは、なぜ俺をこんな風に生んだのだと両親を恨んでしまう。

とはいえ、親兄弟や親類で俺みたいな性質を持ってるのは俺だけなので、
結局は俺のせいなんだろうな、という結論に落ち着くのだが。
7 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 01:54:34.00 VkhZ7Guoo

― 3 ―



騎士団には騎士団長と副団長の下に、十の部隊があり、それぞれに隊長がいる。

そのうち一隊の隊長が報告する。


「申し訳ありません。うちの部隊の騎士が一人……まだ整列できておりません」

「なんだと?」


出陣の儀には全騎士が参加しなければならないが、一人だけまだ広場に到着していないという。

騎士団長は表情を変えないが、これは由々しき事態である。
8 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 01:59:47.13 VkhZ7Guoo

「どのような騎士だ? 新入りか?」

「は、騎士になって二年目の青年です。剣と槍を扱う才能には恵まれているのですが、それがその……
 やや臆病なところもある男で」

「そうか、分かった。まだ出陣までは時間があるし、準備に手間取っているだけかもしれぬ。
 引き続き、待機していてくれ」


この場で隊長を大声で叱責してもおかしくない事態なのだが、騎士団長はそれをしなかった。

誰もが心の中で騎士団長の寛大な心を称えた。
9 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:02:17.24 VkhZ7Guoo

― 4 ―



こんな俺がなぜ騎士などになってしまったのかを説明しよう。

俺は幼少から剣術が好きだった。才能もあった。

物心つかないうちに、おもちゃの剣で父親の頭を引っぱたき、
近所の子供との決闘ごっこでも負けたことはなかった。


俺は兵士に志願できる最低年齢である15歳の時に、王国軍に入った。

俺の才能は軍の中でもいかんなく発揮された。
剣術に加え槍術もマスターし、瞬く間に「天才」「若手最強」などとちやほやされるようになった。
10 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:04:51.87 VkhZ7Guoo

やがて、躍進の時が訪れた。

王国軍の一般兵による剣術大会で、俺は優勝を果たしたのだ。


この功績で、俺は≪騎士≫の勲章を与えられ、騎士団への入団が決定した。

故郷の連中はみんな喜んだ。まさに故郷に錦を飾った格好である。


しかし、これは不運でもあった。

俺は実戦を知らないまま、実戦という舞台で自分がどうなるのか知らないまま、
騎士になってしまったのだから……。
11 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:07:38.98 VkhZ7Guoo

― 5 ―



整列した騎士たちの中から、ひそひそ話が聞こえる。


「あいつは相変わらず、臆病だよなぁ……」

「ああ……あいつは出陣になるとすぐこれだ。ビビっちまう」

「そういや、あいつの初陣の時ときたらひどかったぜ。みんな戦ってるのに、あいつだけ馬に乗ったまま、
 その場から動かなかったんだ。いや、動けなかったんだ」


姿を現さない“あいつ”への陰口である。

この時、稲妻の如き騎士団長の一喝が走った。


「やめぬか!!!」
12 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:10:38.51 VkhZ7Guoo

場に火花のような緊張が飛び散ったと思いきや、一転、騎士団長は穏やかな声を出す。


「我ら騎士団、みな一心同体なのだ。仲間をむやみに誹謗中傷することは、どうか謹んでもらいたい」


激烈な鞭を振るい、なおかつ冷静に諭す。

これには“あいつ”を馬鹿にしていた騎士たちも、素直に黙り込んでしまった。


「とはいえ、少し心配だな。どれ、私も散歩がてらそのやってきていない騎士を捜してみるとしよう。
 みんなは楽にしていてくれ」


広場を後にする団長。

その足取りは、まるでかくれんぼをしている友を捜しに行くように軽やかであった。
13 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:13:59.41 VkhZ7Guoo

― 6 ―



出陣前、俺は決まって一人きりで馬小屋を訪れる。

何をするのかというと、愛馬にすがりつき、
「怖い」「死にたくない」「助けて」と小声で連呼するのだ。


困った時の馬頼み。はっきりいって騎士失格の行為である。

だが、愛馬はそんな俺を勇気づけるように、ベロで顔中を舐めてくれる。
当然唾液まみれになるが、これがまた心地いい。

異国には『馬の耳に何を言っても無駄だ』という意味のことわざがあるらしいが、
俺はそんなことないと思っている。


愛馬の励ましのおかげか、腹痛も心なしか和らいだようだ。


「ありがとう」とつぶやくと、ふと俺の中に初陣の思い出がよみがえってきた。
14 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:16:34.93 VkhZ7Guoo

― 7 ―



楽にしてくれ、と命じられた騎士たちは、姿勢を崩しつつも出陣に向けて闘志をたぎらせていた。

皆が適度な緊張感を保っている。

仮に今ここに敵が押し寄せてきても対応できるであろう。


先ほど軽口を叩いていた騎士たちも、今は口を真一文字に結んでいる。

団長の言葉で、己の軽率を恥じたのであろう。


彼らは皆、一人の例外もなく騎士団長を敬愛しているのだ。
15 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:21:07.50 VkhZ7Guoo

― 8 ―



俺の初陣はというと、それはもうひどいものであった。

敵である盗賊団が向かってきた時、俺は真っ先に逃げた。


敵前逃亡が騎士にとってどれほどの恥かはいうまでもない。

だが、あの時の俺はそんなことどうでもよかった。


とにかく怖かった。戦いたくなかった。死にたくなかった。

盗賊どもの“殺気”や命を失うかもしれない“実戦”の前では、
俺の“才能”や大会優勝の“実績”などまるで無意味だった。
16 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:23:08.71 VkhZ7Guoo

だが、逃げた先にはこれまた盗賊がいた。

奴らは騎士団の後ろを取るため、別働隊を潜ませていやがったのだ。


逃げたはずなのに敵がいた、という絶体絶命の状況に、覚悟を決めたというよりパニックになった俺は、
がむしゃらに剣を振るい、応援が駆けつけるまでどうにか生き延びることができた

結果、俺の初陣は「盗賊の別働隊にただ一人気づき孤軍奮闘した」と手柄を立てた形になった。


もし、逃げた先に盗賊がいなければ、俺は敵前逃亡の罪で騎士除名はもちろん、
最低最悪の騎士として騎士団史に汚名を残したに違いない。
17 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:25:33.82 VkhZ7Guoo

― 9 ―



ゴーン。

騎士団領の鐘が鳴る。


これは時を知らせる鐘であり、今この時においては、出陣時刻がもう目と鼻の先という意味にもなる。

さすがにこれ以上出陣の儀に遅れれば、“あいつ”に対する処分は叱責では済まされない。

また、そうでなければ騎士団など成り立たない。

馬小屋の陰から、青ざめた顔の青年がよろよろと歩き出した。


この青年こそが、他ならぬ“あいつ”である。
18 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:27:34.93 VkhZ7Guoo

― 10 ―



鐘が鳴ったのが聞こえた。

もう時間はない。


腹痛は完治していないし、出陣したくないという気持ちはまだ残っているが、俺は行かねばならない。

俺を舐めてくれた愛馬に「またあとで来る」「今日も頑張ろう」とささやく。


さあ、出陣の時だ。

今日の敵は凶悪な山賊団と聞く。殲滅せねば善良な市民の命が奪われる。

俺は臆病者だが、薄情者になるつもりはない。


俺は馬小屋の外に、力強く足を踏み出した。
19 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:31:21.08 VkhZ7Guoo

― 11 ―



青ざめた顔の青年は、ばったりと人に出くわした。

相手はなんと騎士団長であった。


「だ、団長!」

「おお、こんなところにいたのか。捜す手間がはぶけた。
 もしや、出陣前に誰もいないところで瞑想でもしていたのか?
 だとしたら感心なことだ」


この青年が臆病さから出陣の儀に遅れたのは分かり切っている。

なのにそれを責めず、冗談めかして笑う騎士団長に、青年は頭を垂れた。


「申し訳ありません! 僕は出陣前になると、どうしても恐ろしくなって、
 いつもこうして馬小屋の裏に来てしまうんです!」

「馬小屋の裏で何をしているのだ?」

「故郷で待つ母や妹に……絶対生きて帰るから、と誓っていました。
 民を守る義務がある身でありながら、自分の命を大切にするなど……どうかあざ笑って下さい!
 罵って下さい!」


しかし、騎士団長は笑わなかったし、罵りもしなかった。
20 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:34:52.99 VkhZ7Guoo

「誰だって死ぬのは怖い。戦うのも怖い。君のことを誰が笑えるものか」

「団長も……怖いのですか?」

「俺だって怖いとも。怖いからこそ、今日まで生き残ってこれたんだ」


騎士団長は優しげに微笑んだ。


「残念ながら俺は、君たち部下に絶対死なせはしないとは約束できん。
 また、俺は死なないと約束することもできん。
 だが、せめて君たちの前では騎士団長として恥ずべきところのない男であることを約束しよう」


目をうるませる青年。もはやその顔は青ざめてはいなかった。


「さぁ、皆が広場で待っている。行こう」

「はいっ!」
21 :◆pVGon0rT7g 2018/01/17(水) 02:37:17.33 VkhZ7Guoo

ふと、青年は騎士団長にこう尋ねた。


「ところで団長……顔じゅうが濡れていますが、一体どうされたんですか?」


これには答えず、騎士団長は少し顔を赤らめた。










― 終 ―

ライトニング「この時間のご飯は美味しい」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:16:09.123 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「今日はてこずったな」

ライトニング「帰りに夕食でもとるかな」

ライトニング「居酒屋…」グゥゥゥ

ライトニング「ふ、たまには悪くない」
4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:17:57.624 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「そうだな、こういうときには黄金色の飲み物が合うかな」

ライトニング「ナマチューね」

ライトニング「おしぼりあったかい」
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:21:45.201 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「……今日の敵は堅かった、こういうときは」

ライトニング「これを」

ライトニング「待ち遠しい」

ライトニング「堅い殻の上から熱して…」

ライトニング「匂いが空腹を……」
10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:23:42.672 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「ふ、ガードがとけたか」

ライトニング「そこから最奧へ醤油を」

ライトニング「……香るな、お腹すいた」
11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:26:32.140 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「ホタテよ、貴様は今無防備になっているがどんな気分だ?」

ライトニング「殻をとって」

ライトニング「ちょっと沸騰してる……!」

ライトニング「その程度の熱でこのライトニング が怯むとでも思うか?」
13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:27:33.724 uqaunJcg0.net
ひとりごとかわいい
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:40:00.553 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「貴様などこうして箸で……」

ライトニング「おいち」

ライトニング「それだけで済むと思ったか? エキスまでいただくとしよう」
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:46:09.230 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「ここは米で攻めるか」

ライトニング「酒だ、熱いので頼む」

ライトニング「ふふふ、ここで先程仕込んだ矢が届いたか」

ライトニング「イカリングおいしそう」
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:47:57.704 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「ほう、なかなかよい具合だ」

ライトニング「サクサクでふわふわ美味しい」

ライトニング「がっつきすぎ? 旨いものは一番旨いときに戴くのがライトニングたる所以だ」
21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:52:44.204 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「!? これは」

ライトニング「店主、これを」

ライトニング「間違いなく酒に合うな」
22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:55:16.403 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「それで守っているつもりか?」

ライトニング「たとえ鎧を纏おうとも心の弱さは隠せまい」

ライトニング「もう守るものはないぞ?」

ライトニング「こうやって塩につけて」

ライトニング「銀杏もちもち美味しい」
23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:56:20.391 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「なに? この私と呑みたいのか?」

ライトニング「良い度胸だ、いや、店主、ここは受けてたつぞ」
24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 01:58:57.648 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「まずはボトルだ」

ライトニング「普段のめな……くもないこれを」

ライトニング「度胸に免じて酌をしてやるとしよう」

ライトニング「……もうつぶれたのか、情けないな」

ライトニング「〆のお茶漬けを頼む」
25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 02:00:19.660 bSJ2jCeVM.net
ライトニング「払いはそこで潰れている連中にな。 では、さらばだ」

ライトニング「お腹いっぱいだ、明日も頑張ろう」

終わる
26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 02:08:34.638 kfBN0lqHd.net
>>25
それはないですよライトニングさん…
27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 02:15:46.202 bSJ2jCeVM.net
>>26
ライトニング「光速の異名持つ高貴なる女性騎士だからな」

巨乳妖狐「ぬしさま……こんな淫らなわっちを許して欲しいのじゃ」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:22:46.588 LY3r/lV6a.net


http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1514475011/



妖狐「今日の晩飯は〜」ごそごそ

妖狐「ありゃ、油あげを切らしてしまったようじゃの」

妖狐「むぅ、ぬしさまもまだ帰らぬし……久しぶりに買い出しに里におりるとするかの」

妖狐「耳と尾をしまうのは窮屈で面倒なのじゃが」ぼふんっ

妖狐「……これでよしよし」鏡ちらちら

子狐「ははうえー? お耳と尻尾どーしたのー?」とてとて

妖狐「わっちはこれから里におりて買い出しに行ってくるからの。妹と一緒に留守番を頼んだぞ」

子狐「わかったー」

妖狐「ふふっ、それではの」なでなで

子狐「わふんっ」シッポフリフリ
6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:24:40.239 CDN1bN/W0.net
……………………

商人「じゃあこれ、油揚げね」つ 油揚げ

妖狐「おおー、まっこと美味そうじゃのぅ」目キラキラ

妖狐(い、いかん。尾が出てしまいそうじゃ)もじもじ

商人「お姉さんべっぴんさんだから一枚おまけしておいたよ」にやにや

妖狐「それはまことか! 礼を言うぞ。ぬしさまにもここをひいきするように言うておくからの」にこにこ

商人(ちっ、旦那がいるのか。まあそりゃあそうか……あー、あんなに胸元開きやがって……)むらむら

妖狐「それではの〜」手ひらひら

商人「へいへい」手ひらひら

妖狐(ふむぅ……妖とバレなければ人も温かなものよの……ぬしさまのことを考えると本当はわっちも山奥より里に住居を構えたいところじゃが……)とことこ
7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:25:17.070 CDN1bN/W0.net
若者「そこのお姉さんよー」

妖狐「ん? わっちかえ?」

取り巻き「そうそう。俺たちと遊ばね?」

若者「いやーもう今日も寒くてよー……酒と人肌が恋しいだわ。でも野郎だけってのも、なあ?」

妖狐(む、これはもしや噂に聞く『なんぱ』なるものかの? ふふっ……ぬしさまには悪いがやはり若い人間の男に絡まれるというのは悪い気がせんの)

若者(すっげー巨乳だな……どれくらいあんだこれ……揉みてぇー)

妖狐「そうじゃのぅ。確かにこんな日は酒で温めた身体を寄せ合うのは気持ちよさそうじゃが……残念じゃったの、わっちはもうすでに旦那に子持ちの大年増の身じゃ。何せ百は遠に超えておるからの」へらへら
9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:26:07.295 CDN1bN/W0.net
取り巻き「お姉さん冗談がうまいね。でもお姉さんなら俺らそれでもいっかなー」へっへ

妖狐「あー、嬉しいが困ったのぅ」くすくす

妖狐(んーまあ、ついて行っても耳と尾を見せたら驚いて帰してくれそうじゃが……しかしそろそろぬしさまも帰るころじゃし……子も待っておるしのー)ドウシタモンカノ

ダッダッダッ

若者「んあ? なんだあいつ」

取り巻き「あれ? あいつって確か山に住んでるっつぅ変わりもんじゃ……」

妖狐「ん? ぬしさま!?」耳ぴょこぴょこ

妖狐(はぅ! いかん)あせあせ 耳しまいしまい
10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:26:36.628 CDN1bN/W0.net
ガシッ

妖狐「へ? え、何って……わっちは油あげを買いにじゃの」

若者「おいおい! あんた俺らの女取ろうってんじゃねーだろうな」

取り巻き「あんたこのお姉さんのなんなんだよ」

妖狐「おお丁度よかったの。残念じゃったの若いの。この者が……」

ひっぱりー

いそいそ

妖狐「……っておよよ? ぬ、ぬしさま? 」

ぐいぐい

いそいそ

妖狐「じゃあの〜、わかいの」手ひらひら

若者「え? な、なんだったんだ?」

取り巻き「あーくそっ……なんかよくわかんねーが取られちまったな」
11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:27:08.440 CDN1bN/W0.net
……………………

てくてく

妖狐「ぬしさま、丁度よかったの。わっちも今から帰ろうとしておったのじゃ」

……

妖狐「むぅ? なにやら難しい顔をしておられるの」

妖狐「ふふっ、もしやわっちが若いのに絡まれて焦っておるのかえ?」にやにや

ぎゅっ

妖狐「まふっ/// ぬ、ぬししゃま……?」

妖狐「ふぇ? あ、胸元はの……しめるとどうしても窮屈での///」

てくてく

妖狐「……?」

妖狐(許されたのか、の?)
12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:28:07.372 CDN1bN/W0.net
〜夜〜

ガラガラ

妖狐「ぬしさまももうおやすみかえ? わっちも今から寝ようと……」

ずい

妖狐「ん?」

壁ドンッ!

妖狐「ふぇっ///」わたわた

じっー

妖狐「ぬし、しゃま?///」

じっー

妖狐「そ、そのように見つめられては……///」どきどき

じっ

妖狐「やはり、怒っておられるのかえ?」

こくこく

妖狐「しかしじゃの! 胸元はしめてしまうととてもとても窮屈なのじゃ! ただでさえ耳と尾を隠しておるというのに……それにこのような駄肉好きはぬしさまくらいじゃと……」

もにゅもにゅ

妖狐「ひゃっ///」びくっ
14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:28:40.983 CDN1bN/W0.net
もにゅんもにゅん

妖狐「わ、わっちは淫乱な妖では……///」

ちゅっ

妖狐「んむっ/// んっ♡ れろっ♡」

妖狐「ぷはっ……♡」とろん

どさっ

妖狐「ひゃうっ///」

クチュクチュ

妖狐「ぁ……♡ はぅ♡ んゃ♡ 」

クチュリ ……

妖狐「しょれは……ぬししゃまがわっちの乳を弄るからじゃろぅ……///」
15 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:29:53.849 CDN1bN/W0.net
もにゅん

妖狐「あふっ♡ やっ/// 」

ぬがせぬがせ

妖狐「あ♡」ぷるんっ

妖狐(乳頭が勃っておる……///)

コリコリ もにゅもにゅ

妖狐「んっ♡ ふっ♡ 」ぴくっ

妖狐(ぬししゃまの手つき……やわらかくて優しいのじゃ……///)びくびく♡

ぎゅっ なでなで

妖狐「まふっ♡ ど、どうしたのじゃいきなり///」
16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:30:38.191 CDN1bN/W0.net
なでなで

妖狐「ふぇ? わっちが乱暴にされるのが怖かったのかの?」

コクコク

妖狐「ぬしさまは本当に心配症じゃのう。わっちが普通の人間相手に好き勝手されるわけがなかろ?」

首ふりふり

ぎゅー

妖狐「ぁ♡ ……そんなにも、わっちのことが大切かえ?」

コクコク

妖狐「ぬししゃま……///」じーん
17 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:31:12.320 CDN1bN/W0.net
なでなで もふもふ

妖狐「わふっ♡」シッポフリフリ

妖狐「それでは、繋いでおいてもらおうかの……わっちがどこにもいかぬように」くぱ♡ ヒクヒク

ニュププ……♡

妖狐「んぁ♡」

ズチュンッ♡♡♡

妖狐「あぁんっ♡」

ズ……チュ♡

妖狐「いきなり深いところまで繋がってしもうたの/// わっちとぬししゃまの腰がぴったりじゃ///」はぁはぁ♡
18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:32:14.061 CDN1bN/W0.net
どさっ

ぎゅっ

妖狐「ふぇ? 動かんのかえ?」

妖狐「そうかの……このままでいたいのかの……♡」

妖狐(腰も胸も何もかもぴったりでぬししゃまの心の臓の音まで聞こえてきそうじゃ♡)むにゅぅぅ

妖狐「ちゅっ♡ んちゅ♡ れろ♡」ぎゅー♡

ズチュゥ♡ チュゥ♡

妖狐(膣内でも接吻しておる……♡)

グリュグリュ♡

妖狐(わっちのすべてが……ぬししゃまのものじゃ♡)
19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:32:44.221 CDN1bN/W0.net
妖狐「ちゅっ♡ ちゅっ♡」ぎゅー♡

ドチュッ ドチュッ♡

ドビュッ! ビュプッ♡

ビュッ ビュ……♡

妖狐(膣内で……ぬししゃまの愛情が……♡)

グリュグリュ

ビュー♡ ドグッドグッ♡

妖狐「ん♡ ちゅるっ♡ ぷはっ♡」

ドクンドクン♡

妖狐「はー♡ はー♡」どきどき
20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:33:25.889 CDN1bN/W0.net
グチュ♡ グチ♡

妖狐「ふっ♡ ふぁぁ♡」

ヌジュ ♡ ヌブッ♡

妖狐(子種が膣内でかきまぜられて……しゅりこまれておるぅ)ビクッ ビクッ♡

ボビュッ! ビュッ……♡

妖狐「また……でて……♡」

ドクドグッ♡

妖狐「ここまで子種をすりこまれたら……わっちはもうぬししゃまの種付けなしには生きれぬ身体になってしまうぞ……♡」

ドチュッ……

妖狐「アンっ♡」

……………………

………………

……
21 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:34:26.003 CDN1bN/W0.net
〜次の日の夜〜

妖狐「おやすみじゃの、ぬしさま」つ 消灯

ぐーぐー

妖狐「ふぅ」ふとんもぞもぞ

妖狐(……といったものの)もんもん

妖狐「ぬぅ……///」クチュクチュ

妖狐(今日も昨晩のことを思い出して独り寂しく二度もシてしもうた……/// なのにまだ身体の疼きがおさまらぬ。本当にわっちはぬしさまの種付けがなければ落ち着いて眠ることもできぬようになってしまったのかえ?)クチュ クリュクリュ
22 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:35:21.726 CDN1bN/W0.net
妖狐「ンはぁ♡♡♡」ビグンッ♡♡♡

妖狐「はふぅ……/// はぁ♡ はぁ……♡」

妖狐(ぬししゃま……ぬししゃまのが恋しい……///)もぞもぞ

ぐーぐー

妖狐「おこさぬようにの……」そっー

ボロンっ

妖狐(これじゃこれじゃ♡)はむっ♡

妖狐「んじゅ♡ ジュポッ♡ レロッ♡」

ムクムク

妖狐「んぅっ♡ じゅるっ♡ んぽっ♡」

ムクムクムク
23 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:36:21.019 CDN1bN/W0.net
妖狐「こんなもんかの」のしっ

妖狐「はー♡ ぬししゃま♡ こんな淫らなわっちを許してほしいのじゃ」くぱっ♡ トロ……

妖狐「ンッ……♡」ニュチッ……♡

ズプンッッ♡♡♡

妖狐「ひっ♡♡ 」ビグビグ……♡

妖狐「ぁ……♡ あァ……♡」プルプル

妖狐(挿れただけで軽くたっしてしもうた……♡)
24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:37:16.603 CDN1bN/W0.net
妖狐「こ、こしが抜けてしもうた/// うまく動けぬの……」ニュルッニュチッ♡

妖狐(ぬしさまが目をさます前に済ませてしまわんとの)はぁはぁ

妖狐「んっ♡ んっ♡」ズチュ♡ ブチュッ♡

ぐーぐー

妖狐「……なんと愛おしい寝顔じゃ」そっ

妖狐「……///」じっー

妖狐「い、いかんいかん/// 口づけなぞしてしもうたら起きてしまうではないかっ」ぶんぶん
25 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:38:09.562 CDN1bN/W0.net
目ぱちぱち

妖狐「へ?///」

……

妖狐「あ……ええっと……これはじゃの……」あせあせ

むくり

ドサッ

妖狐「あふんっ///」

ドヂュンッ♡♡♡

妖狐「ひぎっ♡♡」びくんっ
26 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:39:21.609 CDN1bN/W0.net
パンパンパンッ♡

妖狐「ふぁぁぁ♡ にゅししゃまぁぁ♡ やっ♡ はげひっ♡」

ドヂュッ ♡ ズチュ ズチュ♡ ヌ゛ヂュ♡

妖狐「ぁひっ♡ イッ♡♡ 」

妖狐(くりゅっ♡ 本気のたねぢゅけくりゅっ♡♡♡)キュッキュッ♡
27 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:40:19.791 CDN1bN/W0.net
ドヂュンッ♡ ドヂュンッ♡ ドヂュンッ♡

ズゥ……

妖狐(あ……おっきぃのくりゅ……♡)

ブチュゥゥ♡♡

妖狐「ぉっ♡♡♡」ビクゥ♡

ドビュッ♡ ドビュルルッ♡♡♡

ビュッ♡ ビュービュー♡

妖狐(ぁ♡ これぜったい孕むっ……孕んでしまうのじゃぁぁ♡♡♡)

ドグッ♡ ドグッ♡ ドグッ♡

ボビュッ♡ ビュッ♡

妖狐「にゅししゃまぁ♡♡」シッポフリフリ
28 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:41:42.937 CDN1bN/W0.net
「ンッ♡ アッ♡」




子狐「……」そっー…… どきどき

子狐(……ははうえ///)もじもじ
29 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:42:50.600 CDN1bN/W0.net
……………………

〜次の日〜

子狐「うー」もじもじ

子狐(ははうえっ/// ははうえっ///)にぎにぎ

妖狐「子狐やー?」ガラガラ

子狐「あっ……」

妖狐「およ? こ、これはすまんかったの///」ガラバタンッ

妖狐(ぬぅ……まだまだわっぱかと思っておったがそうでもなかったようじゃの///)
30 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:43:35.906 CDN1bN/W0.net
子狐「ははうえ……?」ガラガラ

妖狐「あ! 気にすることはないぞ! わっちはただ昼飯ができたと呼びに来たところじゃ。 そのようなことは男なるもの妖も人も等しく変わりはせぬ! つ、続けてかまわんぞ! ……といっても、もう萎えてしまったかえ?」

妖狐(なんだか罪悪感を感じてしまうのぅ)

子狐「……ははうえにしてほしぃ」もじもじ

妖狐「へ?」

妖狐「なっ!? /// なななっ///」

子狐「ははうえー」ぎゅっ

妖狐(うー、これは困ったの。ぬしさまに会う前は人のわっぱをとってくったこともあったがの……今のわっちにはぬしさまが……)もんもん

妖狐(しかしこうなってしまったのもわっちのせいのようじゃし……)もんもん

妖狐「仕方ないのぅ……手でちょいちょいとするだけじゃぞ?」
31 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:44:37.381 CDN1bN/W0.net
……………………

妖狐「どれ」ごそごそ

子狐「はぅ///」ぽろん

妖狐「ほぉ、わっぱにしては立派なもんじゃないかえ? 将来は大妖怪になれるかもしれぬぞ」しこしこ

子狐「ん……///」ぶるっ

妖狐(むぅ、自分の腹から出た子にこのような手ほどきをするとは……変な気分じゃの///)しこしこ にぎにぎ
32 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:45:33.306 CDN1bN/W0.net
子狐「……」じっー

妖狐「ん?」たゆんっ

子狐「ははうえ/// おっぱい……おっぱい見たい///」

妖狐「 」

子狐「だめ?」

妖狐「はぁ……変なところはぬしさまそっくりじゃな」ぬぎっ

妖狐「これでええかえ?」ぷるんっ

子狐「!」ムクムク

妖狐「む///」

子狐「吸いたい」

妖狐「……赤子じゃあるまいし」

子狐「……ちちうえだけずるい」

妖狐「はわっ///」

妖狐(こやついつの間にっ///)

妖狐「……ほれ、ここに寝転ぶのじゃ」ぽんぽん
33 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:46:35.680 CDN1bN/W0.net
子狐「んー」ごろん

子狐「あむっ」ちゅーちゅー

妖狐「んぅ……///」しこしこ

妖狐「大物の器かと思いきや……まだまだ赤子じゃの」にぎにぎ シッポモフモフ

子狐「んちゅ……んっ///」ぷるぷるっ

妖狐「ほれ、出してしまうのじゃ」チュコチュコチュコ

子狐「あっ! ///」ぴゅっ びゅー

妖狐「ん」ぴちゃぴちゃ

子狐「ふー、ふー///」
34 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:47:36.387 CDN1bN/W0.net
妖狐(うぅ、わっちは一体何を……)ずーん

妖狐「お、おい。ぬしさまには内緒じゃぞ?」

子狐「……うん///」こくこく
35 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:48:22.217 CDN1bN/W0.net
……という妄想をしていた俺なのであった。


おしり
36 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/08(月) 04:49:05.685 KTEuvuZ2a.net
感動した

幼女「幸福の王子の像と」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:26:03.98 43zZOD4a0
とある町の上に高く柱がそびえ、その上に幸福のロリコンの像が立っていました。

ロリコンの像は全体を薄い純金で覆われ、 目は二つの輝くカメラレンズで、 王子の剣のつかには大きな同人誌が光り輝いていました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515320763
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:26:54.63 43zZOD4a0
ロリコンは皆の自慢でした。

「ヴィーナスと同じくらいに美しい」

と、 芸術的なセンスがあるという評判を得たがっている一人の市会議員が言いました。

「もっとも女神ほど神聖じゃないがね」

と付け加えて言いました。 これはロリコンだと思われないように、と心配したからです。 実際には彼はロリコンなんかじゃなかったのですが。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:27:35.20 43zZOD4a0

「どうしてあの幸福のロリコンみたいにちゃんとできないの」

違法ポルノが欲しいと泣いている幼い男の子に、賢明なお母さんが聞きました。

「幸福のロリコンは決して何かを欲しがって泣いたりしないのよ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:28:07.74 43zZOD4a0
「この世界の中にも、本当にロリコンがいる、というのはうれしいことだ」

失望した男が、この素晴らしい像を見つめてつぶやきました。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:28:36.87 43zZOD4a0
「天使のようだね」

と、 明るい赤のカチューシャときれいな白いドレスを来た養育院の幼女たちが聖堂から出てきて言いました。

「どうしてそのようなことがわかるのかね」

と数学教師がいいました。

「天使など見たことがないのに」


「ああ、でも見たことはありますよ。夢の中で」

と子供たちは答えました。

すると数学教師は眉をひそめてとても厳しい顔つきをしました。
というのは彼は幼女たちが夢を見ることはよろしくないと考えていたからです。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:29:25.16 43zZOD4a0
ある晩、その町に小さなツバメが飛んできました。

友達らはすでに六週間前にエジプトに出発していましたが、 そのツバメは残っていました。

彼は最高にきれいな幼女に、恋心を持て余していたからです。

ツバメが彼女に出会ったのは春のはじめ、 大きくて黄色い蛾を追って川の下流へ向かって飛んでいたときでした。

幼女のふんわりとした体つきがあまりにも魅力的だったので、 ツバメは立ち止まって彼女に話しかけたのです。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:30:13.27 43zZOD4a0
「君を好きになってもいいかい」

とツバメは言いました。

ツバメは単刀直入に話すのが好きでした。

幼女は首を横に振りました。

そこでツバメは、翼で水に触れながら彼女の周りをぐるぐると回り、 銀色のさざなみを立てました。

これはツバメからのラブコールで、それは夏中続きました。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:31:19.61 43zZOD4a0
「ーーーー彼女はおかしな幼女だね」

と他のツバメたちがぺちゃぺちゃ言いました。

「知識はあるくせに、隙は多すぎるときてる」

実際、その幼女は賢かったのです。

ですが、乳首もパンツも丸見えでした。


やがて、秋が来るとそのツバメたちもみんな飛んでいってしまいました。

みんなが行ってしまうと、ツバメはさびしくなり、さらに幼女も遠く離れたところへ引っ越すことになりました。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:32:12.35 43zZOD4a0
「彼女は何も話してくれなかったしな」

ツバメは言いました。

「それに浮気っぽいんじゃないかと思うんだ。 だって彼女はいつも他の幼女といちゃついてるんだから」

確かに、彼女が彼女の友達といる時はいつも、彼女は最高に素敵な笑顔をするのでした。

「彼女は家庭的なのは認めるけれど」

とツバメは続けました。

「でも、僕は幼女が好きなんだから、僕の妻たる幼女も、 僕が好きでなくっちゃ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:32:55.31 43zZOD4a0

とうとうツバメは

「僕と一緒にいてくれないか」

と、彼女に言いました。

でも幼女は首を横に振りました。 彼女は自分の家族にとても愛着があったのです。

「君は僕のことをもてあそんでいたんだな」

とツバメは叫びました。

「僕はピラミッドに出発するよ。じゃあね」

ツバメは飛び去りました。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:33:56.57 43zZOD4a0
一日中ツバメは飛び、夜になって町に着きました。

「どこに泊まったらいいかな」

とツバメは言いました。

「泊まれるようなところがあればいいんだけれど」

それからツバメは高い柱の上のロリコンを見ました。

「あそこに泊まることにしよう」

と、声をあげました。

「あれはいい場所だ、新鮮な空気もたくさん吸えるし」

そしてツバメは幸福のロリコンの両足のちょうど間に止まりました。



「黄金のベッドルームだ」

ツバメはあたりを見まわしながらそっと一人で言い、 眠ろうとしました。

ところが、頭を翼の中に入れようとしたとたん、 大きな水の粒がツバメの上に落ちてきました。

「何て不思議なんだ!」

とツバメは大きな声をあげました。

「空には雲一つなく、星はとてもくっきりと輝いているというのに、雨が降っているなんて。 北ヨーロッパの天候はまったくひどいもんだね。 あの幼女は雨が好きだったが、それは他の幼女が濡れているのを見たかっただけだったし」

すると、もう一滴落ちてきました。

「雨よけにならないんだったら、ロリコンなんて何の役にも立たないな」

とツバメは言いました。

「もっといい寝床を探さなくちゃ」

ツバメは飛び立とうと決心しました。

でも、翼を広げるよりも前に、 三番目の水滴が落ちてきて、ツバメは上を見上げました。

すると――何が見えたでしょうか。

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:35:01.37 43zZOD4a0
幸福のロリコンの両眼は涙でいっぱいになっていました。

そしてその涙はロリコンの黄金の頬を流れていたのです。

ロリコンの顔は月光の中でとても美しく、 小さなツバメはかわいそうな気持ちでいっぱいになりました。

「あなたはどなたですか」ツバメは尋ねました。

「私は幸福のロリコンだ」

「それなら、どうして泣いているんですか」

とツバメは尋ねました。

「もう僕はぐしょぬれですよ」

「まだ私が生きていて、人間の心を持っていたときのことだった」

とロリコンは答えました。

「私は涙というものがどんなものかを知らなかった」

「というのは私はポールノの宮殿に住んでいて、 そこには熟女が入り込むことはなかったからだ。
昼間は幼女たちと庭園で遊び、夜になると大広間で先頭切って幼女とダンスを踊ったのだ」

「庭園の周りにはとても高い塀がめぐらされていて、 私は一度もその向こうに何があるのかを気にかけたことがなかった。 周りには、非常に美しいものしかなかった」

「廷臣たちは私をロリコン王子と呼んだ。 実際、ロリコンだったのだ、もしもロリコンが幸福だというならば。 私は幸福に生き、幸福に死んだ」

「死んでから、人々は私をこの高い場所に置いた。 ここからは町のすべての醜悪な熟女、すべての悲惨なBBAが見える」

「私の心臓は鉛でできているけれど、泣かずにはいられないのだ」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:36:08.67 43zZOD4a0

「何だって! このロリコンは中まで金でできているんじゃないのか」

とツバメは心の中で思いました。

けれどツバメは礼儀正しかったので、個人的な意見は声に出しませんでした。

「ずっと向こうの」と、

王子の像は低く調子のよい声で続けました。

「ずっと向こうの小さな通りに貧しい家がある。 窓が一つ開いていて、テーブルについたご婦人が見える」

「 顔はやせこけ、疲れている。 彼女の手は荒れ、縫い針で傷ついて赤くなっている。 彼女はお針子をしているのだ」

「その婦人はトケイソウの花をサテンのガウンに刺繍しようとしている」

「そのガウンは女王様の一番可愛い侍女のためのもので、 次の舞踏会に着ることになっているのだ」

「その部屋の隅のベッドでは、幼い幼女が病のために横になっている。 熱があって、オレンジが食べたいと言っている」

「母親が与えられるものは川の水だけなので、その子は泣いている」

「ツバメさん、ツバメさん、小さなツバメさん。 私の同人誌の表紙に埋め込まれているルビーを取り出して、あの婦人にあげてくれないか」

「 両足がこの台座に固定されているから、私は行けないのだ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:36:39.36 43zZOD4a0
「喜んで」

とツバメは言いました。

「私の友人たちは、今頃ナイル川に沿って飛びまわったり、大きな蓮の花に話しかけたりしているでしょう」

「まもなく、みんなは偉大な王の墓の中で眠ります。 王もまた、そこの彩られた棺の中にいます。 王は黄色の亜麻布で包まれ、香料を使ってミイラになっています」

「首には青緑色の翡翠の首飾りがかけられ、王の両手はまるでしおれた葉のよう…らしいですよ」

「ツバメさん、ツバメさん、小さなツバメさん」

と王子は泣きながら言いました。

「本当にありがとう。あの子はとても喉が乾いていて、お母さんはとても悲しんでいる」


この時、確かにひとつといっぴきの心は繋がりました。

「ここはとても寒いですね」

とツバメは言いました。

「だから、身体を温めるためにも、あなたのお使いをいたしましょう」

「ありがとう、小さなツバメさん」

王子は言いました。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:37:18.27 43zZOD4a0
ツバメは王子の同人誌から大きなルビーを取り出すと、 くちばしにくわえ、町の屋根を飛び越えて出かけました。

ツバメは、白い大理石の天使が彫刻されている聖堂の塔を通りすぎました。

宮殿を通りすぎるとき、ダンスを踊っている音が聞こえました。

女どもがバルコニーに出てきました。


「私のドレスが舞踏会に間に合うといいわ」

と女が言いました。

「ドレスにトケイソウの花が刺繍されるように注文したのよ。 でもお針子っていうのはとっても怠け者だから」



ツバメは川を越え、船のマストにかかっているランタンを見ました。
ツバメは貧民街を越え、老いたユダヤ人たちが商売をして、 銅の天秤でお金を量り分けるのを見ました。

やっと、あの貧しい家にたどり着くと、ツバメは中をのぞき込みました。

幼女はベッドの上で熱のために寝返りをうち、お母さんは疲れ切って眠り込んでおりました。

ツバメは中に入って、テーブルの上にあるお母さんの指ぬきの脇に大きなルビーを置きました。
それからツバメはそっとベッドのまわりを飛び、 翼で男幼女の額をあおぎました。

「とても涼しい」

と幼女は言いました。
そして心地よい眠りに入っていきました。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:38:09.59 43zZOD4a0
それからツバメは幸福のロリコンのところに飛んで戻り、やったことを王子に伝えました。

「妙なことに」とツバメは言いました。

「こんなに寒いのに、僕は今とても温かい気持ちがするんです」

「それは、ーーーーしたからだよ」とロリコンは言いました。

そこで小さなツバメは考え始めましたが、やがて眠ってしまいました。
考えごとをするとツバメはいつも眠くなるのです。



朝になると、ツバメは川のところまで飛んでいき、水浴びをしました。

「何と驚くべき現象だ」

と鳥類学の教授が橋を渡りながら言いました。

「冬にツバメを見るなんて」

それから教授は、このことについて長い投書を地方新聞にあてて書きました。

みんながその投書を話題にしました。 でも、その投書は人々が理解できない単語でいっぱいでした。

「今夜、エジプトに行きます」とツバメは言いました。

ツバメはその予定に上機嫌でした。

町中の名所をみな訪れてから、教会の尖塔のてっぺんに長い時間とまっていました。

ツバメが行くところはどこでもスズメがチュンチュン鳴いていて、 「素敵な旅人ね」と口々に言っていましたので、 ツバメはとてもうれしくなりました。

月がのぼると、ツバメは幸福の王子のところに戻ってきました。

「エジプトに何かことづけはありますか」

と声をあげました。

「もうすぐ出発しますから」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:38:54.63 43zZOD4a0

「ツバメさん、ツバメさん、小さなツバメさん」

と王子は言いました。

「もう一晩泊まってくれませんか」

「私はエジプトに行きたいと思っています」

とツバメは答えました。

「明日僕の友達は川を上り、二番目の滝へ飛んでいくでしょう。 そこではパピルスのしげみの間でカバが休んでいます。 そして巨大な御影石の玉座にはメムノン神が座っているんです。 メムノン神は、星を一晩中見つめ続け、 明けの明星が輝くと喜びの声を一声あげ、 そしてまた沈黙に戻ると言われています。 正午には黄色のライオンが水辺に水を飲みにやってきます。 ライオンの目は緑柱石のようで、 その吠え声は滝のごうごうという音よりも大きいんですよ」

「ツバメさん、ツバメさん、小さなツバメさん」

と王子は言いました。

「ずっと向こう、町の反対側にある屋根裏部屋に幼女の姿が見え「もう一晩、あなたのところに泊まりましょう」

よい心をほんとうに持っているツバメは言いました。

「もう一つルビーを持っていきましょうか」

「ああ! もうルビーはないのだよ」

王子は言いました。

「残っているのは私の両目だけだ。 私の両目は珍しいサファイアのレンズでできている」

「これは一千年前にインドから運ばれてきたものだ。 私の片目を抜き出して、彼女のところまで持っていっておくれ」

「彼女はそれを宝石屋に売って、食べ物と薪を買って、 芝居を完成させることができるだろう」



「王子様」

とツバメは言いました。

「全て私に任してください」

「ツバメさん、ツバメさん、小さなツバメさん」

王子は泣き出してしまいました。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:39:38.24 43zZOD4a0
ツバメは王子の目を取り出して、 屋根裏部屋へ飛んでいきました。

屋根に穴があいていたので、入るのは簡単でした。 ツバメは穴を通ってさっと飛び込み、部屋の中に入りました。

その幼女は両手の中に顔をうずめるようにしておりましたので、 鳥の羽ばたきは聞こえませんでした。

そして幼女が顔を上げると、 そこには美しいサファイア製のレンズが枯れたスミレの上に乗っていたのです。

「僕も世の中に認められ始めたんだ」

幼女は大声を出しました。

「これは誰か、熱烈なファンからのものだな。 これで芝居が完成できるぞ」

幼女はとても幸福そうでした。




次の日、ツバメは波止場へ行きました。 大きな船のマストの上にとまり、 水夫たちが大きな箱を船倉からロープで引きずり出すのを見ました。

箱が一つ出るたびに「よいこらせ!」と水夫たちは叫びました。

「僕はエジプトに行くんだよ!」とツバメも大声を出しましたが、誰も気にしませんでした。

月が出るとツバメは幸福のロリコンのところに戻りました。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:43:17.41 43zZOD4a0
「おいとまごいにやってきました」

ツバメは声をあげました。

「ツバメさん、ツバメさん、小さなツバメさん」

とロリコンは言いました。

「もう一晩泊まってくれませんか」

「もう冬です」

ツバメは答えました。

「冷たい雪がまもなくここにも降るでしょう。 エジプトでは太陽の光が緑のシュロの木に温かく注ぎ、 ワニたちは泥の中に寝そべってのんびり過ごしています。 友人たちは、バールベック寺院の中に巣を作っており、 ピンクと白のハトがそれを見て、クークーと鳴き交わしています。 王子様。僕は行かなくちゃなりません。 あなたのことは決して忘れません。 来年の春、僕はあなたがあげてしまった宝石二つの代わりに、 美しい宝石を二つ持って帰ってきます。 ルビーは赤いバラよりも赤く、 サファイアは大海のように青いものになるでしょう」

「下のほうに広場がある」

と幸福のロリコンは言いました。

「そこに小さなマッチ売りの幼女が「もう一晩、あなたのところに泊まりましょう」

ツバメは言いました。

「でも、あなたの目を取り出すなんてできません。 そんなことをしたら、あなたは何も見えなくなってしまいます」

「ツバメさん、ツバメさん、小さなツバメさん」

とロリコンは言いました。

「私が命じたとおりにしておくれ」

ロリコンは淋しげに、穏やかな顔をしていました




ツバメは王子のもう片方の目を取り出して、下へ飛んでいきました。

ツバメはマッチ売りの幼女のところまでさっと降りて、 宝石を手の中に滑り込ませました。

「とってもきれいなガラス玉!」

その幼女は言いました。 そして笑いながら走って家に帰りました。

ツバメは幼女の笑顔と、ロリコンのその表情にーーーー



ツバメはロリコンのところに戻りました。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:44:10.69 43zZOD4a0

次の日一日、ツバメは王子の肩に止まり、 珍しい土地で見てきたたくさんの話をしました。

ナイル川の岸沿いに長い列をなして立っていて、 くちばしで黄金の魚を捕まえる赤いトキを見る幼女の話。

世界と同じくらい古くからあり、 砂漠の中に住んでいて、何でも知っているスフィンクスを見てみたいと思っている幼女の話。

琥珀のロザリオを手にして、ラクダの傍らをゆっくり歩く貿易商人の幼女の話。

黒檀のように黒い肌をしており、大きな水晶を崇拝している月の山の王の娘の幼女の話。

シュロの木で眠る緑の大蛇がいて、二十人の幼女が蜂蜜のお菓子を食べさせている話。

広く平らな葉に乗って大きな湖を渡り、蝶といつも戦争しているピグミーの話を楽しそうに話す幼女の話。



そして、次にツバメはこの町で見てきた話をしました。



ツバメは、その大きな町の上を飛びまわり、 幼女が美しい家で幸せに暮らす一方で、 少年がその家の門の前に座っているのを見ました。

暗い路地に入っていき、ものうげに黒い道を眺めている空腹な少年たちの青白い顔を見ました。

橋の通りの下で小さな少年が二人、互いに抱き合って横になり、暖め合っていました。

「お腹がすいたよう」と二人は口にしていましたが「ここでは横になっていてはいかん」と夜警が叫び、二人は雨の中へとさまよい出ました。





21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:44:45.98 43zZOD4a0






「それがどうした」

とロリコンは言いました。





22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:46:07.18 43zZOD4a0
次の日の朝になりました。


ツバメはーーーーーーーーーーーー、 ーーーー幸福ーーーー完全にーーーーーー、灰色になってーーーーーーーー。 ツバメがーーーーーーーーー送るーーー、 ーーーーーーー赤ーーーーーーーー、笑い声をあげ、ーーーーーーのでした。

「ーーーーーーーーーーー!」と大声で叫びました。





やがて、雪が降ってきました。

その後に霜が降りました。 通りは銀でできたようになり、 たいそう光り輝いておりました。

水晶のような長いつららが家ののきから下がり、 みんな毛皮を着て出歩くようになり、 子供たちは真紅の帽子をかぶり、氷の上でスケートをしました。



かわいそうな小さなツバメにはどんどん寒くなってきました。

ツバメはパン屋のドアの外でパン屑を拾い集め、 翼をぱたぱたさせて自分を暖めようとしました。

でも、とうとう自分は死ぬのだとわかりました。

「さようなら、ーーーーーー」

ツバメはささやくように言いました。




「私はエジプトに行くのではありません」

とツバメは言いました。

「死の家に行くんです。 『死』というのは『眠り』の兄弟、ですよね」

そしてツバメは死にました。

その瞬間、ーーーの中で何かがーーーーーようなーーーーーーーしました。 それは、ーーーーーーがちょうどーーーーーーーーなのでした。 ひどく寒い日でしたから。

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:46:53.40 43zZOD4a0
次の日の朝早く、市長が市会議員たちと一緒に、像の下の広場を歩いておりました。

柱を通りすぎるときに市長が空を見上げました。

「おやおや、今日はとても天気がいいではないか」

と市長は言いました。


市会議員たちもまた、空を見上げます。

彼らはいつも市長に賛成するのです。





「皆が活き活きとしていて、 目は爛々としている、希望に満ち溢れている」

市長は言いました

「私達も、『かい』があると言うものだ」


「市長の手腕あってのものでございます」と市会議員たちが言いました。





神さまが天使たちの一人に「町の中で最も貴いものを二つ持ってきなさい」とおっしゃいました。 その天使は、神さまのところに幼女を連れてきました。

神さまは「よく選んできた」とおっしゃいました。 「天国の庭園でこの幼女は永遠に歌い、 黄金の都でこの幼女は私を賛美するだろう」

end。

魔王「よくぞ来て頂けました破壊神様!!」【安価】

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:45:01.40 YRycNji+o

魔王「おお…禍々しいオーラ、古文書の記述通りですね」

魔王「私は魔王、あなた様をお呼びした今代の魔王です!」

魔王「破壊神様をお呼びした理由はもちろん、そのお力で世界に混沌と絶望を与えて頂きたいのです!」

魔王「本来であれば、私がその役目を果たすのですが…私は先代に比べて魔力も少なく非力」

魔王「このため、先代が亡くなってから魔王軍は衰退する一方で…」

魔王「どうか、どうかあなた様のお力で!私どもを助けて頂けないでしょうか!!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515156301
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:45:32.81 YRycNji+o

どうする?↓2

?いいよ

?帰らせて

?いいけど、まずは誠意を…ねぇ?(ゲス顔)

?今どういう状況?(世界観設定)

?それよりどんな姿に見える?(破壊神キャラクリエイト)

?その他(自由安価)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:46:37.83 eduMacPM0
6ただで助けてもらえると思っているの?
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 21:59:34.62 YRycNji+o

魔王「い、いえいえ!そのようなことは考えていませんとも」

魔王「破壊神様がお望みの物を何でもご準備するつもりです、が…」

魔王「この城を見て頂いて分かるように、魔王軍は財政難でもありまして…」

魔王「…あ、あのぉ…どのようなものをご所望ですか?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 22:00:07.25 YRycNji+o

どうする?下2

?何もいらないよ

?金に決まってるだろ

?イケメンを用意しろ

?美女を用意しろ

?何か貴重なアイテムが欲しい

?その他
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 22:00:59.42 QGtnCnrk0
3
ホモで
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 22:12:49.49 YRycNji+o

魔王「あーなるほど、破壊神様はイケてるメンズがお好みでしたか(にっこり)」

魔王(良かった…妹や私とか言われてたらどうしようかと…)

魔王「それでは早急に魔王軍のイケメン達を集めさせましょう」

魔王「また、今後人類のイケメンたちを優先的に鹵獲するように致しますので、ご安心を」





魔王「では、こちらの地図をご覧ください」

魔王「この地図の左半分が我々魔王軍の領土、右半分が人類の領土と考えて頂いて構いません」

魔王「破壊神様にはこの右半分の領土を侵略して頂くつもりですが…どのように致しましょうか?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 22:20:08.06 YRycNji+o

どうする?↓2

?自分で一つ一つ蹂躙していくよ

?食べものを奪い、畑を枯らし、じわじわとなぶり殺しにするよ

?民を扇動し、内部からぼろぼろにしてしまうよ

?王族の暗殺で手っ取り早く潰すよ

?まずは内政、魔王軍を強化しよう

?そんなことよりイケメンハーレムだ!

?その他
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/05(金) 22:22:05.21 6P7AOTVg0