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モバP「暇ぶっこいてるから幸子で遊ぶ」

1 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/18(木) 02:37:15.73 2zkMOO0
モバP(以降P表記。もう慣れましたぁ)「……」カタカタカタカタカタカタカタカタ

P「………」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

P「…」ッターン

P「ガンブレ新作決定か…ヤベェなこれ。プロデューサーやってる場合じゃねぇぞこれ」

P「…」カタカタカタカタカタカタカタ

P「…」ッタカターン

P「……」

P「暇だなぁ」

P「デスクワークは終わってるし営業はアッキーが行ってくれてるし千川は常務とガンプラ買いに行ったし…」

P「…アイドルのみんなも絶賛仕事中だし」

P「……帰っちゃ駄目かな?」

P「ネットサーフィンも飽きたし…せめて他に誰か来てくれればなぁ」

P「…事務所の掃除でも…あっ駄目だ。五十嵐クリーニングがピッカピカにしてるわ」

P「仮眠室で昼寝…あっ駄目だ。愛海を簀巻にするのに布団使ってるんだった」

P「…本当に帰っちまおうかな、もう」

ガチャッ

幸子「カワイイボク、参上!」

P「あ、オモチャが来た」

幸子「おはようございます。おやプロデューサーさんだけなんですか?って言うか今何て言いました」

P「おはよう幸子。出会い頭に畳みかけてくるなぁ」

幸子「何だか暇そうにしてますねえ。アイドル事務所として大丈夫なんですか?」

P「心配ご無用。暇してるのは俺だけだから」

幸子「働いてくださいよ」

P「働いた後なんだよ」

P「やる事無くてもう帰っちまおうかと思ってたところに丁度オモチャが来てだね」

幸子「今度は聞き逃しませんでしたよ!オモチャと言いましたね?今ボクをオモチャと言いましたね!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516210635
2 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/18(木) 02:54:08.91 2zkMOO0
P「幸子こそ暇なのか?今日はオフの筈だろ。なんで事務所に来てんの?」

幸子「そんな事もわからないんですか?まったくダメダメなプロデューサーさんですねえ」

P「暇なんだな」

幸子「そんな訳無いでしょう!日々世界中にカワイサを振り撒いているボクですよ!」

P「ある意味もうヘレンより幸子のほうが世界レベルだよなぁ」

幸子「そんなボクがお休みで事務所に来ない。そうなると一体この事務所はどうなると思います?」

P「どうなんの?」

幸子「ボクというカワイイの権化、カワイイの化身を欠いた事務所は圧倒的カワイイ不足に陥ります」

P「壮大」

幸子「ボクというカワイイ太陽を失った事務所はみるみるうちに衰退してしまい、ボクというカワイイ道標を失った皆さんはたちまち進むべき道を見失ってしまいます」

P「ちょっと何言ってるのかわかんないんですけど」

幸子「ボクがオフを取ってしまいカワイイボクに会えなくなるのは可哀想なのでこうしてわざわざカワイイ成分をお届けに来た次第です!」

P「輿水は今後オフはいらない…と」カキカキ

幸子「ちょ」



P「要は輝子とか小梅とか普段の遊び相手が仕事で退屈だし寂しいから構ってもらいに来たんだろ?あったかいものどうぞ」

幸子「人をまるで構ってちゃんのように言うのはやめてくれませんか?あったかいものどうも」ズズッ

P「まぁ丁度俺も手持無沙汰だったし。チッヒもいない事だし遊んであげよう」

幸子「何でプロデューサーさんが上から目線なんですか。ここはボクの遊び相手をさせてもらえる事を涙を流して感謝する場面ですよ?」

P「梨沙パパ今暇かな」ピポパ

幸子「嘘です冗談です遊びに来ました構ってください」ガシッ

P「お前さん周りの目が無いと結構素直だよね」
3 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/18(木) 03:15:39.72 2zkMOO0
P「でも遊ぶって何するよ。モンハン?」

幸子「ボク今日PSP持ってきていませんよ…と言うかコミュニケーション手段モンハンしかないんですか」

P「失礼な。マリオカートもあるぞ」

幸子「プロデューサーさんレースより妨害工作に熱込めるから嫌です」

P「ワガママだなぁ…あ、幸子頭に何かついてるぞ」

幸子「えっ?どこですか?」

P「待て待て。やってやるから」ススッ

幸子「取れました?」

P「よし、こんなもんか」

幸子「何がついてたんですか?」

P「髪の毛」

幸子「そりゃ生えてますよ!」

幸子「ってあぁ!ボクのチャームポイント横ハネがペッタンコにされてる!?」

P「横ッハネ無くなるとモブ臭凄いな幸子」

幸子「日本が生んだ世界に誇るカワイイを捕まえてモブと!?」

P「はいはい元に戻してやるってばよ。後ろ向いてみ?」

幸子「…そんな事言って、どうせ変な髪形にする気なんじゃないですか?」

P「この髪の長さじゃあんまり面白いのは出来ないよ」

幸子「する気は満々なんじゃないですか!」

P「ほい、出来た」ススッ

幸子「早っ。相変わらず無駄に技能持ってますよね…」

幸子「って、横ハネ4枚になってる!?」

P「ハハッ、4枚羽ならぬ4枚ハネだな」

幸子「ボクカワ!」ドスッ

P「油断している鳩尾に14歳の拳が!」
4 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/18(木) 03:44:27.21 2zkMOO0
幸子「まったくもう!まったくもうったらもう!」プンスコ

P「ごふ…日頃無茶なロケで鍛えられている幸子のボディブロー…」ゲホッ

幸子「自業自得ですっ」

幸子「カワイイカワイイボクと2人っきりで構ってもらえてはしゃぎたくなる気持ちはわからなくは無いですけど」

P「え、何だって?」

幸子「絶対聞こえてるでしょ!」

幸子「まったくもう…!年頃の女の子にとって髪はデリケートな部分なんですからね?」

P「スンマセン」

幸子「はい、じゃあさっさと元に戻してください」

P「デリケートな部分なのに触らせるのは平気なのか」スッスッ

P「髪綺麗だな」

幸子「フフーン、当然でしょう?」

P「レノア?」

幸子「植物物語ですよ!」

P「ほれ、元通り」

幸子「手際良いですね。プロデューサーをクビになっても路頭に迷わないんじゃあないですか?」

P「おっと今からうっかり手が滑るぞぉ」ワシャワシャワシャワシャ

幸子「あやややややややややややっ!!」




『にゃっははー♪さぁ、実験を始めよっか〜』ピッ

『後はこの豚をオーブンに……ドーナツを退けなさい法子』ピッ

『文香さん。フレデリカさんの座布団全部持って行っちゃってください』ピッ



幸子「後は相棒の再放送ですか…この時間帯の番組はどうもピンと来ませんねえ」

P「膝から降りてくれね?」

幸子「プロデューサーさん、何か1つ捧腹絶倒モノのギャグをお願いします」

P「フフーン!ボクはカワイイですからねえ!」

幸子「それはギャグじゃありません!!」
11 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/19(金) 01:52:25.83 XgG5ZNRp0
クギュゥゥゥゥ

P「お腹すいたな」

幸子「え、今のお腹の音なんですか?」

P「冷蔵庫に何か入ってたっけ…ちょい幸子膝から降りてくれない?動けない」

幸子「引き出しの中にオヤツぐらい入ってるんじゃないですか?うわ、ガンプラばっかりじゃないですか」ガサガサ

P「人のデスクの引き出しを勝手にだねチミィ!」

P「仕方ない。外に食べに行くか」

幸子「お寿司がいいです!」

P「コンビニでいなり寿司買ってきてやるよ」

幸子「前々から思ってましたけどプロデューサーさんはボクの扱いがなってませんね!なっちゃいませんね!」

P「あ、外行ってくるから電話番お願いしてていい?」

あの子「ほいきた」

幸子「えっ?だ、誰と喋ってるんです!?」




P「そしてついてくる幸子さんであった」

幸子「カワイイボクと一緒にお昼ご飯なんですよ?ここは狂喜乱舞すべきところじゃありませんか?」

P「うわぁいカワイイカワイイ」

幸子「何て感情の感じられない台詞。目も澱んでハイライト薄くて…ってそれは普段からでしたね」

P「お前の今度のロケはスカイウォールでネビュラガス採取に決定です」

幸子「ボクを一体何だと思ってるんですか!」

P「めんどいからあそこのファミレスでいいか」

幸子「カワイイボクとのランチにファミレス!?」

P「パフェ奢るぞー」

幸子「パフェはカワイイですね。まぁ良しとしましょう」

P(ちょろいぜ)
12 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/19(金) 02:34:53.84 XgG5ZNRp0
イラッシャイマセー ソコノメニューヲトッテクレ マッテローヨ


P「さて、何を頼もうか」

幸子「どうせいつものハンバーグじゃないんですか?

P「そういうお前さんはまたドリアだろ?」

幸子「フフンッ。甘い、甘いですよプロデューサーさん。カワイイボクは日々進化しているんです。いつまでも自分が知っている輿水幸子だと思わない方がいいですよ?」

P「すいませーん注文お願いしまーす」

幸子「こっちを見てすらいない!」

店員「お待たせしましてー」トテトテ

P「温玉ハンバーグ。ライスのセットで。あ、ポテトもください」

店員「はいー」

幸子「ミラノドリアとシーザーサラダください」

店員「かしこまりましてー」

P「あ、ドリンクバー2つ」

店員「あちらからご自由にお取りくださいませー」

P「どうも」

店員「それでは、ごゆるりとー」トテトテ

幸子「…」

P「…」

幸子「やっぱりいつものハンバーグじゃないですか」

P「お前だっていつも通りじゃねえか。進化どこ行ったよ」

幸子「ドリンクバーいってきますね。ボクは菩薩の如く慈悲深いのでプロデューサーさんの分も持ってきてあげますよ」

P「え?龍が如く実写臭い?」

幸子「しこたまペプシ入れて来てあげます」スタスタスタ

P「貴様ァ!俺をコカ信者と知っててその暴挙かァ!」
13 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/19(金) 02:45:54.14 XgG5ZNRp0
店員「お待たせしましてー。ドリアのお客様はー」

P「そこの142cmです」

店員「ハンバーグのお客様はー」

幸子「そこの濁った目つきの人です」

店員「それではごゆっくりー」トコトコ

P「ありがとう親の顔より見覚えのある店員さん」

幸子「ボクとしたことが!」

P「どした?突然杉下警部みたいな事を」

幸子「パフェ頼むの忘れてました!」

P「後で追加注文すりゃいいだろ。温かいうちに食べよう」

幸子「それもそうですね。プロデューサーさんの奢りですし」

P「ハハッ、パフェ以外も奢るとは一言も言ってないぞ?」

幸子「フフーン、そう来ると思って財布は置いて来ました」

P「何てこすっからい」

幸子「ではでは、いただきまーす」アムッ

P「今度のチャレンジ企画覚えとけよ…頂きます」ハムッ

P「溢れ出す肉汁が壮絶に熱い!」

幸子「自分が猫舌なの自覚してくださいよ」



幸子「ハンバーグ美味しそうですね」モグモグ

P「うん、いつも通り美味い」

幸子「一口貰えませんか?」

P「どうぞ?」

幸子「んあ」

P「…お前さんホント誰もいないと甘えるのな」ズボッ

幸子「はふふっ、ほふっ……うん、中々ですね」

P「そっちも一口くれない?」

幸子「はいブロッコリー」スッ

P「等価交換って知ってるか輿水さんや」
21 :ミスったチクショウ>>20再 2018/01/20(土) 03:27:50.53 44aiPhxJ0
幸子「ハンバーグに乗っかってる温泉卵貰えます?」

P「シーザーサラダにも卵入ってるだろが」

幸子「分かっていませんねぇ。これからの人生枯れて行くだけのプロデューサーさんと違ってピチピチのボクはこれから成長期なんですよ?」

P「枯れてねぇよまだ若ぇよキャッ党忍伝世代だぞコンニャロ」

幸子「キャット?何ですかそれ」

P「けものフレンズみたいなものだよ」

幸子「ふぅん…」パクッ

P「って俺の温玉を持っていくなァ!」

幸子「それにしてもアイドルを連れてランチにファミレスというチョイスが何ともプロデューサーさんらしいと言いますかねえ」モグモグ

P「温玉返せ」

幸子「まったく乙女の扱い方がなっていませんねぇ、このダメダメプロデューサーさんは。可哀想なのでボクがレクチャーしてあげましょうか?」フフーン

P「温玉返せ」

幸子「あ、すみませーん。このオレンジパインイチゴカチドキパフェをください」

店員「かしこまりましてー」

P「俺の温玉…」クスン

幸子「女々しいですよ?…パフェ分けてあげますから」

P「俺の奢りなんだけどね?」

P「そもそもファミレスが不服ならもっとハッキリ嫌だと言いなさいな。そうすればこっちも松屋にしたのに」

幸子「吉野家派のボクに対する宣戦布告ですか?」

P「お、やるか?」

幸子「敗者に相応しいエンディングを見せてあげますよ」スッ

店員「お待たせしましてー」ドスンッ

P幸子「「デカッ!!」」

店員「制限時間は10分になっておりましてー」

幸子「チャレンジメニュー!?」
22 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/20(土) 03:46:52.90 44aiPhxJ0

幸子「あ゛〜〜……」

P「そのちっこいお腹によく入ったな。質量保存の法則とかどうなってんの?」

P「大丈夫か?おかわりする?」

幸子「……出しますよ?」

P「やめてください」

幸子「…ふふっ」

P「どうした?」

幸子「いえ、ちょっと思い出しまして」

P「この前の熱湯風呂バンジー?」

幸子「違います!いやアレも忘れませんけど覚えててくださいよ!?」

P「だから本当に嫌なら断りなさいって…」

幸子「プロデューサーさんが取ってきてくれたお仕事を無下に出来る訳無いじゃないですか」

P「その結果スタッフからの要求がエスカレートし続けて今や立派なイモト系アイドルだもんなぁ。ハハッ、俺のせいか」

幸子「本当の本当にアレなお仕事は事前に弾いてくれてるのは知ってますけど」

P「グラスの氷って何でこう噛み砕きたくなるんだろうな?」バリボリ

幸子「誤魔化すの下手すぎません?」

P「幸子は変なところで意固地になるからなぁ」

幸子「誇り高いと言ってもらえますか?カワイイボクはカワイイだけでなくプロ意識も高いんです!」

P「そうだな。ライブバトルでボロ負けして隅っこでひっそり号泣するぐらいだもんな」

幸子「あ、アレは忘れてくださいって言ったでしょ!」

P「懐かしいなぁ…あれは忘れもしない新人アイドル同士のガチンコライブバトル企画…」ホワンホワンホワン

幸子「何を勝手に回想シーンに持っていこうとしてるんですか!あ、何かモヤモヤしたものが出てきた!」
35 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/22(月) 01:02:26.02 nPAELvaf0
-----------

幸子「…ぐすっ」

幸子「……何ですか?お話とは」

P「いや、泣き止んでからでいいんだけど」

幸子「泣いてません!」

P「ダバダバ涙流してるのに」

幸子「これは汗です!熱い戦いでしたので汗をかいただけです!」

P「えー…」

幸子「それでどういったご用件でしょうか。と言うか貴方はどちら様なんですか?」

P「ああ、これは申し訳ない。こういうものです」スッ

幸子「…あ、なんだ同じ事務所の人なんですね」

P「ついさっき君が負けた対戦相手の担当プロデューサーです」

幸子「敵じゃないですか!」ガオーッ

P「部署は違うけど同じ事務所なのに」

幸子「…それで、ボクに何の用なんですか?」

P「ウチに来ない?」

幸子「軽い!」

P「…実はうちのアシスタントが不治の病に侵されていてね…輿水幸子を今週中にスカウト出来ないと全身の毛穴という毛穴から紫色の液体を噴射して絶命してしまうんだ」

幸子「今度は重い!」

P「というのは冗談だと良いんだけど」

幸子「事実!?」

P「輿水幸子さん。君には光るものがある。是非うちの部署に来て頂けませんか?」

幸子「この流れでいきなり真面目にスカウトしてくるとかどういうメンタルしてるんですか!」



幸子「この部署聞いてますよ。つい最近新設されたところですよね」

P「まだ所属アイドル10人もいないけどね」

幸子「…ついでに言えば貴方の名前も聞き覚えがありますよ」

P「ハハッ、有名人」

幸子「ハァ…要するにアレですか?イロモノ部署にイロモノアイドルとしてスカウトしに来たと?」

P「人を珍獣コレクターみたいに言わないでくれない?」

幸子「違うんですか?」

P「……………………違うよ」

幸子「説得力と言う言葉をご存知でしょうか」
36 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/22(月) 01:29:12.56 nPAELvaf0
P「自分がイロモノアイドルって思ってるんだ?」

幸子「そんな事思っている訳無いじゃないですか!ボクを誰だと思っているんですか?こんなカワイイボクに向かって!」

P「そのカワイイボクも今し方イロモノ部署のアイドルに負けたけどね」

幸子「ぐっ…!」

P「…君のブロデューサーさんは?」

幸子「もう先に帰りましたよ」

P「なるほどね…」

P「んで話は戻るけど」

幸子「スカウト…いえ、引き抜きの話ですか」

P「こういうものです」スッ

幸子「話が戻りすぎです!」

P「見た感じ、悪いけど君の部署は君というアイドルをあまり生かせていないみたいだね」

幸子「そんな事、初対面の貴方に言われる謂れはありません」

P「担当プロデューサーはアイドルのフォローもせずに放置してるし」

幸子「それは…」

P「さっきのライブバトルも。今日は負けるだろうな、と思ってたからさ。アイドルとしての場数と地力は君の方が上な訳だし」

幸子「それじゃあ、貴方は今日わざわざ担当のアイドルを負けさせるつもりで来たんですか?」

P「ウチは勝つことに拘るスタンスじゃないからね。負けたとしても得るものは必ずあるもんだし」

幸子「…変なブロデューサーさんですね」

P「よく言われるよ」

幸子「…」

幸子「…キャラ作りはやめて路線変更しろ、と言われているんです」

幸子「今のようなナルシストキャラは万人受けしない。もっと分かり易く受け入れられるキャラクターで売っていこう、って」

P「え、それキャラ作りしてるん?」

幸子「地ですよ!」

P「それはそれで凄いな」

幸子「ナルシストキャラって何ですか!ボクがカワイイのは事実でしょう!?カワイイボクこそ世界の真理!カワイイは正義じゃないですか!」

P「お、おう」

幸子「なのにあの人たちは!あの人たちは!!」

P「お、落ち着いて落ち着いて。草加せんべい食べる?」

幸子「あの人たちはっ!」バリボリ
37 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/22(月) 02:08:24.66 nPAELvaf0
P「なるほどね…そりゃライブも本調子じゃなかった訳だ」

幸子「当然です!本来のボクの力を持ってすれば負ける筈なんてありませんから」フンスッ

P「だったら猶更、うちの部署に来ないか?ご存知の通りうちの所属アイドルはみんな個性爆発してるから君ぐらいのキャラなんてむしろ埋もれちまうレベルだぞ」

幸子「それはそれでどうなんですか…。…確かに今の部署とそりが合わないのは事実ですけど」

P「もちろん無理強いはしないよ。ただ俺は、輿水幸子というアイドルならトップアイドルになれるかもしれないと思ったからさ」

幸子「それ、誰にでも言ってません?」

P「言ってる」

幸子「説得力という言葉をどこに置いてきたんですか」

P「実際トップになれるかどうかは本人の努力次第だからなぁ。「君を必ずトップアイドルにしてみせる」なんて責任感のない言葉は言いたくないし」

幸子「いや、そこは普通言うべきじゃないですか?」

P「俺たちみたいな裏方が出来るのは魔法の靴と馬車を用意するところまでだからね」

P「その靴をどう履いて、どこまで行くかどうかはシンデレラ次第だと思うよ」

幸子「…夢のない御伽噺ですね」

幸子「それにややクサいですし」

P「自分で言っとしてクサいと思ってるから指摘しないで正直布団に潜りたい」

幸子「何だかイメージと違いますね。やり手のプロデューサーという噂でしたけど」

P「めっちゃキャラ作ってました」

幸子「ぶっちゃけすぎてません!?」

P「俺は別にキャラ作るのが駄目だとは言ってないぞ?実際ウチのアイドルにも思い切りキャラ作ってる娘いるし。ちょっと耳貸して?」

幸子「すぐ返してくださいね?……えぇぇっ!?う、ウソですよねあの人キャラ作りなんですか!?」

P「芸能界って怖いよなぁ」

幸子「怖いですねぇ…」

P「誤解のないように言っとくけどアレは本人の希望だからな?別に事務所側が強制している訳ではないので誤解のないように」

幸子「真実って何なんでしょうね…」

P「むしろ真実なんてどこかにあるのかな」
38 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/22(月) 02:31:08.91 nPAELvaf0
P「さっきのライブバトルでうちのアイドルの事、どう思った?」

幸子「…たいそう個性的な方だなぁ、と」

P「あれが我が部署のアイドルだよ」

幸子「個性を尊重する方針、という訳ですか?」

P「と言うより、やりたいようにやらせてあげられるようにする部署かな」

幸子「無農薬栽培みたいなものですか」

P「中々上手い例えだな」

幸子「ではさしずめ今のボクはクスリまみれのアイドルという訳ですね」

P「ハハッ、絶対他所でそれ言うなよ?」

幸子「……」

幸子「…お話はわかりました。流石に今この場でお返事する事は出来ませんので一旦プロデューサーさんと相談してから、という事で良いですか?」

P「それはもちろん。良い返事が貰える事を期待してるよ」

幸子「…」

幸子「…あのっ」

P「ん?」

幸子「ボクは…トップアイドルになれるんでしょうか?」

P「誰かがトップアイドルになれるなら、誰もがトップアイドルになれる筈。って名言があるぞ」

幸子「それ、ゲームの話じゃないですよね」

幸子「それと、もう1つ」

P「うん?」

幸子「…イロモノと言って、すみませんでした」ペコリ

P「……やっぱり路線変更したほうがよくない?」

幸子「どういう意味ですかっ!」


---------------------


幸子「思い返してみると、ほんと酷いスカウトですね」

P「よく覚えてるよな。俺ほとんど忘れてるわ」

幸子「あの後当時担当してたプロデューサーさんに相談しに言ったら「話は聞いてる。あとは君の意思次第だ」って言われたんですけど」

P「覚えてないなあ」

幸子「…ボクに声をかける前に既に引き抜きの話を通していましたよね」

P「記憶にございません」

幸子「あの時のげんこつせんべいしょっぱかったです」

P「草加せんべいだよ」

幸子「バッチリ覚えてるじゃないですか!」

P「ドリンクバーおかわり行ってくる」ガタッ
40 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/22(月) 04:47:18.38 nPAELvaf0
幸子「口車に乗せられて移籍してきちゃいましたけども」

P「人聞きの悪い」

幸子「まさかバラエティアイドルにされるとは思いませんでしたよ。まったくもう」

P「そこはお前さんの意外な才能と言うか能力の適正というかお茶の間の需要というか」

幸子「いくら適正や才能があったとしてもうら若い乙女をギアナ高地だの活火山だの人類未到達の深海だのに行かせますか!?」プンスカ

P「だから本当に嫌ならちゃんと断るって言ってるのに!」

幸子「カワイイボクに不可能は無いんですから仕方ないじゃないですか!」ベチベチ

P「実は結構ノリノリだろお前文句言いたいだけで本気で嫌がってないだろ痛い痛いスプーンで叩くな痛い」

幸子「確かにどんな秘境でもボクのカワイさを妨げる事は出来ませんけど!もう少しレディの扱いというものをですねぇ!」

P「たまにこうして奢ってるじゃないか」

幸子「お陰様で常連客ですよ!そろそろ「いつもの」で通用しそうな勢いですよ!」

P「前にお高い店連れてったらテンパりまくってたクセに」

幸子「極端なんです!まさかあんなゴチレースの舞台になりそうなお店に連れていかれるとは思いませんでしたよっ!」

P「いやあ、あの時の幸子はとても面白かった」

幸子「何でこんな人の口車に乗ってしまったんでしょう」

P「スカウトなんてそういうもんだよ」

幸子「まさか他の人もあんな調子で集めてきたんじゃないですよね…」

P「タラは身の色が薄い方が美味いけどサワラは逆に身の色が濃い方が美味しいんだぞ」

幸子「誤魔化すの下手すぎやしませんか」



アリガトウゴザイマシター マタアトデデシテー



幸子「ご馳走様でした」

P「ご馳走しました」

幸子「随分長居しちゃいましたね」

P「お前さんのロケでのエピソードが無駄に面白すぎるんだよ…本でも出してみる?」

幸子「多分フィクションだと思われますよ?」
42 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/23(火) 01:57:25.39 EQB9ev7L0
P「うげ、寒いと思ったら雪だぞ雪」

幸子「わっ、本当ですね」

P「幸子知ってるか?これ雪って言うんだぞ」

幸子「沖縄県民だって雪ぐらい知ってますよ」

P「積もったら仕事休めねぇかなぁ…無理か、チッヒの事だから「首と胴体繋がってるなら働いてください」とか言いそうだし」

幸子「ボクの職場ってそこまでブラックなんですか!?」

P「取り合えず寒いから早く事務所に戻るぞ」

幸子「あ、こんな足元で急いだりしたら…」

P「え」ツルッ

P「エンッ!」ゴッ

幸子「きれいな弧を描いて後頭部から着地しました!」

P「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛…!」ゴロゴロ





加蓮「あれ、どうしたのプロデューサー。サボり?」





P「ハッ!」

幸子「あ、目ぇ覚めましたか?」

P「…あれ、事務所?お花畑は?」

幸子「何を寝惚けてるんですか…そんな事より重たいオッサンをここまで運んできたカワイイカワイイ大天使に何か言う事はありませんか?」

P「愛してる」

幸子「ファッ!?」

P「良かった、夢か…」
44 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/23(火) 03:02:50.74 EQB9ev7L0
P「うぉぉ…!事務所の中も寒っ!エアコン、エアコンつけねば…」ピッピッ

P「幸子ー俺のデスクの下に森久保が持ち込んでるヒーターあるから出してくれね?」

幸子「」

P「幸子ー?おーい幸子ー?サッチー?」

幸子「ハッ!」

P「おはよう。寒すぎて気絶してたか」

幸子「ど、どうやらそうみたいですね…とんでもないセリフを聞いたような夢を見ましたよ」

P「おおぅ…外見てみ大雪だよコレ。交通機関大丈夫か」

幸子「本当ですね…お仕事で外に出ている皆さんは大丈夫なんでしょうか」

P「ちょいLINEで確認してみるわ」ポチポチ

P「んー…、今のところみんなちゃんと避難してるみたいだな。え?かな子がシロップ片手に外に?止めろ止めろ!」

幸子「凄い吹雪いていますね…まぁでもシベリアやアラスカほどではありませんけど」

P「歴戦の勇者のような言葉の重み」


ブツッ


P「突然部屋の中が真っ暗に!」

幸子「あ、きっと雪の重みで電線の一部が切れてしまったんでしょうね。しばらくすれば復旧しますよ」

P「この程度の事では全く動じない幸子さんかっけぇ」

P「石油ヒーターで助かったな…この寒さで暖房器具使えなくなったらどうしようかと思ったよ」

幸子「プロデューサーさんのデスクの下に毛布ぐらい入っていませんでしたっけ?」

こずえ「あるよぉー…」スッ

幸子「あ、これはどうも」

P「PCも無理かぁ…あ、俺にも毛布くれない?」

幸子「今誰かいませんでしたか?」
46 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/23(火) 03:42:31.50 EQB9ev7L0

P「…やべ、スマホのバッテリー切れた」

幸子「グラブルやりすぎですよ。こういう時はいざという場合に備えて電源を落としておくものですよ?」

P「サバイバル技能高すぎる幸子かっけぇ」

幸子「もうちょっとそっち寄ってもらえませんか?カワイイボクを寒がらせるなんて末代までの罪ですよ?」

P「末代どころか次の代を作れるかどうかすら怪しいのに」

幸子「何を言ってるんですかこのスケコマシさんは」ズリズリ

P「人聞きの悪いことを言いながら人の懐に潜り込まないでくれたまえチミィ」

幸子「やや不本意ではありますけどこれなら2人とも効率よく暖を取れますからね。ボクの心は海より広いので我慢してあげますよ」

P「よしヒーターもっと近づけっか」

幸子「ちょっ近い近すぎます熱い熱いあづづづづづづ焼ける焼けますこんがり焼けちゃうじゃないですかぁ!」ガブッ

P「喉笛はアカン!」

幸子「まったくもう!ボクを何だと!ほんとにボクを何だと!」

P「スマホも切れたし暇だから幸子で遊ぼうかと」

幸子「ボクカワッ!」ガブッ

P「だから首は!!」





この後、事務所に戻ってきた千川に1つの毛布にくるまりながら組んず解れつしている光景を目撃されたPはイベント中常時エナンザムの刑に課せられ、幸子は1週間横ハネぺったんこペナルティを受けることになった。



ちなみに積もった雪は茜が出勤したら溶けた。





アッキー「終わりだ」

優「アッキー?アッキーどこー?雪に紛れて全然わかんないよー!」
47 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/01/23(火) 03:57:55.33 EQB9ev7L0
何となく幸子で書きたいなと思って持病の発作が起きました。読み返したら何だコレな内容です。…いつもの事だけど
幸子は色々無茶やらされてますけど本人のプロ意識と信頼関係があってこそだと思います。個人的に一緒にファミレス行きたいアイドル1位です。
突然の大雪でしたが風邪を引いたり転んで怪我などしないようご注意ください。我が家は早速ドアが開かなくなりました外出どうしよう


オツカーレ

【兵庫ロリ】櫻井桃華と福山舞と橘ありすの話[お誕生日編]【デレマス 】

1 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:13:07.69 nYzMjrSx0
舞「2人とも、プレゼントありがとうございます!」

桃華「どういたしまして♪」

ありす「気に入ってもらえて良かったです」

桃華「ですが、これで終わりではありませんわよ」

舞「?」

ありす「?」

桃華「舞さんにはもう一つプレゼントがありますの」

ありす「え、一緒に渡さなかったんですか?」

桃華「んんっ、そのプレゼントとは…」

ありす「とは?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516612387
2 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:14:16.77 nYzMjrSx0


桃華「わたくし達が今日一日、お誕生日の舞さんのお願いを
なんでも聞いてあげるというものですわ!」


舞「えぇっ!?」
3 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:15:16.20 nYzMjrSx0
ありす「……ん? えっ、ちょっと、わたくし『達』?!
私もですか?!」

桃華「あら、いけません?」

ありす「いけませんよ!そんな勝手に!」

桃華「まぁ………残念ですわね…どこぞのお笑い3人組のようにはしないと
考えていましたのに…」 しょぼん

ありす「え?」


へくしゅん!

へくしっ!

フンフンフフックショイ!


桃華「無理に誘い入れるのはいけませんよね、申し訳ありません」しょぼーん

ありす「うっ…」
4 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:16:17.56 nYzMjrSx0
桃華「仕方ありませんわ、わたくしが1人でやります」 しょぼーん

ありす「うう…」

桃華(舞さん!舞さん!)チラッチラッ

舞(?…あ!)

舞「いいんですよ桃華さん…気持ちだけで嬉しいですから…」 しょぼぼーん

ありす「むむむ…!もう!!やればいいんでしょう!!
そのかわり変な事言ったらすぐやめますからねっ!!!」

舞「やったー♪」

桃華「ふふ、橘さん、舞さんがおかしな事を命令するわけないでしょう?」
5 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:17:41.80 nYzMjrSx0
桃華「さ、舞さん、私達にお願いをおっしゃって!」

ありす「なんでもって言うのはあくまで比喩ですからね!
どんな事でもって訳じゃないですからね!」

舞「うーん……でもいきなりお願い事と言われてもなかなか…」

桃華「やってほしい事とか、 何かありません?」

舞「うーん、あっ、そしたら」

ありす「っ、なんですか」

舞「2人とも、私のすぐ両脇に座ってください」

ありす「………それでいいんですか?」

桃華「では私は右側に座りますわ」ストン

ありす(桃華さんの言う通りおかしな事にはならなさそうですね)ストン
6 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:18:36.85 nYzMjrSx0



ありす「どうしてこのお願いを?」

舞「みんなで一緒にくっついてるのって、いいなぁって思って…えへ」

ありす(かわいい)

桃華(かわいい)



7 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:19:21.20 nYzMjrSx0
桃華「ささ、遠慮なさらずどんどんお願いをしてください!」

舞「えーっと…えーっと…」

ありす「そんな催促しなくても…」

舞「あ、はい! 2人と手を繋ぎたいです!」

ありす「手を?」

桃華「ええ、握って差し上げますわ!」
8 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:20:28.01 nYzMjrSx0
ぎゅっ

舞「わぁ、2人の手あったかいです」

桃華「舞さんの手も暖かくってよ」

ありす「こうしてると、落ち着きますね」

ありす(舞さんの純真無垢さ…あの人たちは忘れたのか、
もともと持ち合わせていなかったのか…)






へくしゅっ!

っくしゅん!

フレデ…フェ…フエックシュンッ!
9 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:21:40.40 nYzMjrSx0
舞「じゃあ次はー…」

舞「………」

桃華「……」

ありす「……」

舞「………」 チラチラ

ありす「どうしました?」

舞「…あの、ちょっと恥ずかしいかなーって…」 モジモジ

ありす「恥ずかしい事…?」

桃華「わたくし達は、どんな事でも笑わないし気にいたしませんわ」

ありす「はい。なんですか?」

舞「……それじゃあ」
10 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:22:28.05 nYzMjrSx0
────────

桃華「ソファに座っていればいいんですのね」

舞「はいっ」

桃華「ではどうぞ」 スッ

舞「…!わー♪」 ギュッ

桃華「いらっしゃい舞さん♪」 ぎゅう

舞「えへへぇ〜 」

ありす「確かに、“甘えさせてほしい”ってお願いするのは恥ずかしいですよね」
11 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:23:09.73 nYzMjrSx0
桃華「どうしてこのお願いを?」

舞「最近こうやって誰かに甘やかしてもらう事が無くって…
むしろこずえちゃんとか雪美ちゃんにしてあげる側だから…」

桃華「舞さんだって誰かに甘えたくなる事ぐらいありますわよね」

舞「えへ、でも…こんなに大きくなってこんな、やっぱり恥ずかしい事ですよね」

ありす「そんな事ないですよ!
私達に頼むのにすごい勇気が必要だったと思います
世の中その勇気を出せない人ばかりです、舞さんはすごいです!」フンス

舞「ふふ、そんな… ありがとうございます」 ふにゃあ
12 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:23:58.63 nYzMjrSx0
舞「あ、桃華さん、もう一ついいですか?」

桃華「何でしょう?」

舞「…あの、もっとぎゅーって、してほしい…です…///」

桃華「〜〜〜〜〜!!!」 キュウウウン
ありす「……!」 キュンッ

桃華「もーー!!可愛すぎますわーーー!!」ぎゅーっ

舞「わわ!」

桃華「舞さん! 遠慮はいりませんわ!
わたくしにいーっぱい甘えてくださいまし!」 スリスリ

舞「わーい♪」ムギュッ
13 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:24:36.95 nYzMjrSx0



桃華さんのハグ、すごく落ち着きます♪>

舞さんの抱き心地もたまりませんわ〜♪>

キャッキャ ウフフ

ありす「む」
(この孤独と疎外感は一体)


14 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:25:25.23 nYzMjrSx0
舞「はぁ〜、いっぱい甘えちゃった!
ありがとうございました、リラックスできました!」

桃華「良かったですわ、では、橘さんにも甘えて差し上げて?」

ありす「なっ!?」

舞「え、いいんですか?」

ありす「わ、私はいいでしょう! 桃華さんだけで!」

桃華「孤独とお顔に書かれていらしてよ」

舞「あの、嫌だったらいいんです!満足です!」

ありす「うぅ……ちょっとだけですからね!///」
15 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:26:18.35 nYzMjrSx0



ぎゅっ



ありす「っ…///」

桃華「橘さん、こういうスキンシップ全然なさらないから
かなり得してますわよ!」

舞「はいっ♪」

ありす「こんな事、おいそれと出来る方が変ですって…///」

桃華「相変わらず照れ屋さんですのね」
16 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:27:02.34 nYzMjrSx0
舞「私、二人とこうやってハグ出来て、すごい嬉しいです!」

ありす「…そうですか///」

舞「ふふっ、橘さんもいい匂い♪ 」

ありす「うぅ……///」

舞「改めて近くで見ると、やっぱり髪綺麗ですねー」

ありす「……………!!///」

舞「あったかいなぁ…」

ありす「…も、もう終わりです!!もう終わりっ!!///」
17 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:27:50.75 nYzMjrSx0
桃華「ふふふ、橘さん、お顔が真っ赤ですわ」

ありす「こっちが恥ずかしいですよ…もう///」

舞「でも、良かったです、嫌だとかやめてって言わないでもらえて」

ありす「まぁ…二人なら別に…その…///」

桃華「あら、わたくしもよろしいんですの?」

ありす「っ!ダメです!もうしませんっ!!///」

桃華「あら残念ですわ」

舞「ありがとうございました、橘さん♪」

ありす「…こ、今回だけですからねっ!本当に今回だけですっ!///」
18 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:28:29.63 nYzMjrSx0



桃華「ではお次は?」

ありす「え、まだやるんですか…?」

桃華「当然ですわ、舞さんが満足しないと」

舞「うーん、じゃあ…」


19 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:28:55.22 nYzMjrSx0
舞「髪の毛を梳かしてくださいっ」

桃華「お安いご用ですわ♪」

──────────

舞「喉が渇いたのでジュースが欲しいです!」

ありす「どうぞ、いちごミルクです」

──────────

舞「唇にリップつけてくださいっ!」

桃華「綺麗なお口をされてますわね」 ぬりぬり

──────────

舞「お菓子食べさせてくださいっ!」

ありす「…やるんですか? \もちろんですわ!/ うー……あ、あーん…///」

──────────

舞「ふっ、うーん、肩に寄りかかってもいいですか?」

桃華「どうぞどうぞ♪ おくつろぎになって♪」

──────────

舞「何か面白い話…とか、出来ますか?」

ありす「面白い…あっ、ふふ、くふふ、実はこの間結城さんが…ふふふ」

──────────

舞「それからそれからー…」

──────────
20 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:29:35.89 nYzMjrSx0
舞「…ふぅ、もうこれ以上は」

ありす「満足できましたか?」

舞「はい! なんだかお姫様になったみたいでした、すみません、えへへ」

桃華「よろしいんですのよ、姫様♪」
21 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:30:14.96 nYzMjrSx0
舞「…あの!」

桃華「なにか?」

舞「最後のお願いにもう一つだけ聞いて欲しいんです」

ありす「いいですよ」

桃華「最後のお願い、聞かせてくださいな」

舞「えっと…」
22 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:31:00.70 nYzMjrSx0



舞「この後予定がなかったら、うちに遊びにきて欲しいんです!」



ありす「………あ、はい」

桃華「……ええ、よろしいですけど」

ありす「それが最後でいいんですか?」

23 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:34:33.33 nYzMjrSx0
舞「はい! たくさんお祝いしてくれて、お願いもいっぱい聞いてもらって
すごい嬉しいから、今日は時間ギリギリまで3人で一緒にいたいんですっ!」

ありす「………」

桃華「………」

舞「…あ、あの」

なでなで
なでなで

舞「ふぇっ?! えっと…ええっ…///」

ありす(守護りたい) なでなで

桃華(養いたい) なでなで


福山家のお誕生日会にも出席して
3人はさよならまでべったりでしたとさ
めでたしめでたし
24 :◆K5gtV5TNE. 2018/01/22(月) 18:35:09.85 nYzMjrSx0
前作
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514196264/

舞ちゃんお誕生日おめでとう

【モバマス】凛「女子中学生のお汁にたっぷり浸した七割蕎麦を盛大にすすりたい」

1 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 16:23:06.10 bGFW/IRH0
・モバマスSSです
・ギャグ成分強め
・キャラ崩壊あり

苦手な方はお控えください

それではよろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516519385
4 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 16:52:58.63 bGFW/IRH0
凛「って思うこと、あるよね」

卯月「....?」

凛「あ、あの、凛ちゃん?」

凛「卯月はさ、いつ見ても頑張ってるけど」

凛「その源って何?」

卯月「えぇっ!?源、ですか....」

卯月「そうですね....」

卯月「....」

卯月「やっぱり、ファンの皆さんの笑顔、かもしれません!」

凛「へぇ」
5 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 16:53:26.67 bGFW/IRH0
卯月「練習は大変です」

卯月「ありがたいことに仕事も増えてきて最近は休む間もありません」

卯月「でも、ファンの皆さんの顔を思い出すと」

卯月「もっともっと頑張ろうって!」

卯月「そう思えるんです」

凛「なるほどね」

凛「やっぱり卯月は凄いよ」

卯月「そんな!凛ちゃんだって頑張ってるじゃないですか!」

凛「....ううん」

凛「私は卯月みたいにはなれないよ」
6 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 16:54:10.40 bGFW/IRH0
凛「そんな私が愛飲しているドリンクがこれ!」

凛「『女子中学生のお汁』!!!」バーーーーーン!!!

卯月「えぇっ!?」

卯月「さっきまでのシリアスな雰囲気はどこに!?」

凛「さぁ〜皆さんご覧ください!」

卯月「通販番組のレギュラーでも狙ってるんですか!?」

凛「ま、冗談はさておき」

凛「このドリンク、すっごい効くんだよね」

卯月「それはドリンクって言うんですか....?」

凛「うちの事務所でドリンクと言えばプロデューサーがいつも飲んでるアレだけど」

卯月「ちひろさんがどこからか仕入れてくるアレですか」
7 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 16:54:55.12 bGFW/IRH0
凛「これも実はちひろさんが用意してくれてるんだよね」

卯月「ちひろさん、そんなことまで....」

凛「これ、誰にも言ってなかったんだけど」

凛「私一回、大事なライブの前に倒れちゃったことがあってさ」

卯月「そんなことがあったんですか?」

凛「うん、心配かけちゃいけないからみんなには黙ってたけど」

卯月「凛ちゃん....」

凛「その時、私は覚えてないんだけど」

凛「高熱でうなされてる時言ったらしいんだ」

凛「『女子中学生のお汁が飲みたい』って」

卯月「凛ちゃんの深層心理が大変なことに!?」
8 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 16:55:24.44 bGFW/IRH0
凛「で、その時傍に偶然ちひろさんがいて」

凛「結果完成したのがこれってわけ」

卯月「なんで病人のうわごとを実現しちゃったんですか....」

凛「急遽用意されたそれを飲んだ私は」

凛「無事ライブに間に合い」

凛「その後3日3晩不眠不休で働き続けたんだ」

卯月「労基法的に大丈夫なんですか!?」
9 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 16:55:52.76 bGFW/IRH0
卯月「というかさっきから気になってたんですけど」

卯月「その、お汁って具体的になんなんでしょうか....?」

卯月「高熱にうなされてた凛ちゃんが一瞬で回復したり」

卯月「病み上がりなのにその後働き続けたり」

卯月「何かとんでもない成分が入ってるんじゃ....」

凛「いや、たぶん入ってないと思うよ」

卯月「どうしてですか?」

凛「私が女子中学生のこと異常に好きだから効いてるだけだよ」

卯月「よく真顔で言えますね....」

凛「プラシーボ効果って知ってるでしょ」

卯月「薬でもなんでもないものでも薬と思い込んで飲めば効果が表れるっていう」

凛「そうそう」
10 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 16:56:19.35 bGFW/IRH0
凛「試しに飲んでみる?」

卯月「い、いえ、遠慮します....」

凛「意外と効くかも」

卯月「効いたら効いたで私、女子中学生狂い認定されますよね!?」

凛「いいんじゃない?自分に正直になれば」

卯月「私は違いますから!」

凛「最後のキスはタバコの flavor がしたっていうけど」

凛「このお汁にもたくさんのflavorがあるんだ」

卯月「名曲を変なたとえに使わないでください....」

凛「まずは一番普通のプレーン」

卯月「何味なんですか」

凛「これは女子中学生のお汁と聞けば誰もがイメージするあの味」

凛「女子中学生のお風呂の残り湯味」

卯月「そちらの界隈では常識なんですか!?」
11 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 17:00:31.60 bGFW/IRH0
卯月「女子中学生の残り湯味ってことは」

卯月「それをイメージした味なんですね」

卯月「(食品や飲み物の味を作る人って大変そうです....)」

卯月「(これの場合は女子中学生の残り湯を何度も飲んで)」

卯月「(色々な調味料等を使って様々な試行錯誤を繰り返しながら)」

卯月「(それに近い味を模索していったんでしょうか....)」

凛「いやこれ残り湯そのものだから」

卯月「今度は食品衛生法が犯されてますよ!?」
12 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 17:04:11.23 bGFW/IRH0
凛「煮沸消毒してるから大丈夫」

卯月「そういう問題ですか....?」

凛「まあ私はこれを飲んでお腹壊しても本望だけどね」

卯月「えぇ....」

凛「ある意味女子中学生の分泌物を体に取り込んだことの証明みたいなものだし」

卯月「私、凛ちゃんがどんどん遠くへ行ってしまっている気分です....」

凛「卯月、そんなことないよ」

凛「私はいつでも一緒だから」

凛「さ、2人の永遠の友情に乾杯しよ」

卯月「美しいワイングラスにお汁を注がないでください!」
13 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 17:10:08.44 bGFW/IRH0
卯月「ちなみに、あんまり聞きたくはないんですけどお味は....?」

凛「なんだ、実は興味津々じゃん」

卯月「怖いものみたさで一応....」

凛「うーん、味の説明は難しいんだけど」

凛「口当たりは滑らか」

凛「入れた瞬間鼻をスッと抜ける爽やかな汗の香り」

凛「舌の上を転がすとほのかな酸味と塩味がフワっと広がっていく」

凛「稀に入ってる固形物が当たると得した気分になるかな」

卯月「おぇ....」

卯月「生々しすぎますよ凛ちゃん....」

凛「そう?」

卯月「その才能は是非グルメ番組かなにかで活かして下さい....」
14 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 17:27:19.79 bGFW/IRH0
卯月「最初の味がこれってことは....」

凛「面白いのはこれからだよ!」

凛「卯月は着いてこられる?」

卯月「....先が思いやられます」

凛「次の味は一番初心者向けかも」

卯月「よかった、ということはあまり刺激の強くないものなんですね」

凛「女子中学生がシャンプー前に髪を洗った後のお湯味だよ」

卯月「初心者....向け....?」

卯月「凛ちゃんと私とでは初心者という言葉の意味が違うんでしょうか....」

凛「これが初心者向けの理由は2つある」

卯月「正直2つともあまり聞きたくないような....」
15 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 17:29:41.53 bGFW/IRH0
凛「まず、すべての味の中で最も香りが良い」

凛「女子中学生と言ってもみんな1人の女の子」

凛「いい香りのシャンプーやトリートメントを使ってるから」

凛「蓋を開けた瞬間からあたりにフローラルな香りが広がるんだ」

卯月「なるほど〜、それは確かにいいかもしれません!」

卯月「(あくまでさっきのものと比べればですが)」

凛「でもそこは1日生活した後の髪、そして頭皮」

凛「女子中学生の風味は華やかな香りに負けてない」

凛「飲みやすいけど魅力も損なわれていないからこそおすすめできるんだよね」

卯月「えぇ....私としては一気に魅力が失われたんですけど....」

凛「もう1つの理由、それは」

凛「髪という部位の特性上、固形物が含まれている確率がダントツで高いってこと」

卯月「まあ、長い髪を洗っていれば大抵何本かは抜けますよね」

凛「味だけじゃなくそういう小技も利いている」

凛「これぞ女子中学生お汁の入門書って感じだね」

卯月「一見キャッチーなようで実はおぞましいこと言ってます」
16 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 17:50:33.71 bGFW/IRH0
凛「次はどれにしようかな♪」

卯月「凛ちゃんのあんなに屈託のない笑顔、初めて....!」

凛「これにしよう」

凛「女子中学生の脇味」

卯月「おぉ....これはまたパンチの強そうな....」

凛「よくわかったね、これは脳にガツンとくるパンチ力が一番のウリだよ!」

卯月「だいたい想像ができました....」

凛「卯月もすっかり女子中学生のお汁マイスターだね」

卯月「変な肩書付与しないでください!」

凛「これはその名の通り」

凛「女子中学生の脇だよ」

卯月「もう何が何だか....」
17 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 17:51:05.99 bGFW/IRH0
凛「ファーストタッチは独特な香りだけど」

凛「注意深く嗅ぐと酸っぱさも紛れてる」

卯月「まあ、脇ですしね....」

凛「味は野性味あふれる刺激の強い味」

凛「雑味も強いけどその分溢れんばかりの魅力もある」

凛「初心者を卒業した人が選ぶことが多い味かも」

卯月「素人の私にはどう考えても玄人向けに思えるんですけど違うんですか?」

凛「うん、クセは強いけどその分味も強くて分かりやすいともいえるからね」

卯月「そういうものですか....」
18 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:00:19.02 bGFW/IRH0
凛「次はこれ」

凛「女子中学生の膝の裏味」

卯月「ひ、膝の裏ですか!?」

凛「ピンとこないかもしれないけど」

凛「意外と隠れファンが多いんだよね」

卯月「なんというか、業が深いです....」

凛「香り、味ともに今までのと比べるとそんなに強くない」

凛「この味を正確に感じ取るにはたくさんの経験の蓄積が必要なんだ」

卯月「そんなものを感じ取るために....」

凛「でも初めて本当の味を知った時の感動はひとしおで」

凛「その境地に辿り着いた人は皆恋をしてしまう」

凛「みたいな味」

卯月「えぇ....」

凛「これはかなり玄人向けかもしれないよ」

凛「でも、卯月ならきっと....」

卯月「なんで私に一縷の望みを賭けるみたいな顔で見つめてくるんですか!?」

卯月「飲みませんよ!?絶対飲みませんから!?」
19 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:14:13.31 bGFW/IRH0
凛「他にも色々味はあるけど」

凛「興味のない話延々聞かされても卯月が大変だろうし」

凛「最後にこれを紹介しなきゃ終われないって味だけ紹介しとくね」

卯月「そんなものがあるんですか?」

凛「うん、今から紹介するのは女子中学生のお汁界では超王道」

凛「初登場から現在までキングオブポップの名を欲しいままにしてる」

凛「お汁の中のコカコーラことこれ!」

卯月「この若干茶色がかった黄色の液体は....」

凛「そう、おしっ」

卯月「ああああ凛ちゃんその辺でストップ!ストップです!」

凛「卯月!?どうして?」

卯月「これはさすがにアウトです!」

卯月「いや今までのものでも十分アウトな気はしますが....」

卯月「これはダントツでアウトですっ!!!」

凛「そ、そうかな....」

凛「これが一番力出る気がするんだけど....」

卯月「Oh....」
20 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:21:50.99 bGFW/IRH0
卯月「あの、つかぬ事を聞きますけど」

卯月「これの加工はちひろさんですけど」

卯月「お汁自体はどこの誰が生産してるんですか?」

凛「ラベルに書いてあるよ?」

卯月「え〜っと....」

卯月「私が生産しました:森久保乃々」

卯月「あ、やっぱりうちの事務所の皆さんなんですね....」

凛「じゃなきゃ飲まないでしょ」

卯月「それでも飲まないのが普通だと思います」

凛「たくさんの味とは別にうちの事務所の中学生全員分があるから」

凛「福利厚生の充実してるうちでもなかなか集まらないんだよね」

卯月「というと?」
21 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:27:26.64 bGFW/IRH0
凛「1日1本まではちひろさんに言えばもらえるけど」

凛「誰が出るかはランダムだから欲しいメンバーか欲しい味が出るまでちひろさんに売ってもらってるんだ」

卯月「えぇっ!?それ完全にあのシステムじゃないですか!?」

凛「課金した分は給料から天引きしてもらってるけど結構ギリギリなんだよね」

卯月「だから最近、労基法を完全に無視した無茶な働き方をしてたんですね!?」

凛「でもあれさえ飲めば多少無茶しても体は動くしむしろ好循環だよ」

卯月「どう考えても悪循環です!」

凛「で、でも私は....」

卯月「凛ちゃん、お汁が飲みたいのは分かりますが」

卯月「もっと自分の体を大切にして下さい....!」

凛「....」
22 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:27:54.08 bGFW/IRH0
卯月「凛ちゃんの趣味はわかりました、それに関してはとやかく言いません!」

卯月「でも、そのせいで凛ちゃんが体でも壊したらと思うと....」

卯月「私は力づくでも止めちゃうかもしれません!!!」

凛「卯月....」

卯月「お願いです凛ちゃん、どうか、どうか無理だけはやめてください....」

卯月「私っ、凛ちゃんが心配なんです....!」ウルウル

凛「....」

凛「....ごめん卯月」

凛「私間違ってた」

凛「これからは課金は無理のない範囲で」

凛「そして計画的にするよ」

凛「私のせいで卯月に心配はかけられないし」

卯月「り、凛ちゃん!」ギュッ

凛「卯月っ!!!」ギュッ
23 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:31:37.56 bGFW/IRH0
卯月「あ、あの凛ちゃん?」

凛「何?」

卯月「....」

卯月「もしどうしてもお汁が飲みたくなって」

卯月「でもお金がない、無理も出来ないって時があったら....」

卯月「....」

卯月「いざという時ですよ!」

卯月「もうどうしようもないって時は....」

卯月「....」

卯月「....私が」

卯月「そ、その!飲ませたいとかそういうことではなくて!」

卯月「凛ちゃんを止めたのは私だから責任を」

凛「あ、ごめん女子高生のは飲めないんだ」

卯月「....」

卯月「凛ちゃんのバカっ!!!!」

凛「卯月っ!!?!?!?」

卯月「もう勝手に仁奈ちゃんのお汁でも飲んでてください!」ダダダダ

凛「待って卯月っ!!!」

凛「仁奈は小学生だから無理だよ!!!」
24 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:38:52.29 bGFW/IRH0
〜翌日〜

卯月「こんにちは〜」

凛「ずぞぞぞぞぞぞぞぞ」

凛「....」モグモグ

凛「あ、卯月....」

卯月「凛ちゃん....」

卯月「昨日はその、すみませんでした」ペコ

凛「ううん、私の方こそごめんね」

卯月「凛ちゃん....」

卯月「あ、それお昼御飯ですか?」

凛「え、うんそうだけど」

卯月「....」
25 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:39:20.35 bGFW/IRH0
卯月「その、仲直りのしるしに、」

卯月「あーんしてくれませんか///」

凛「えぇっ!?いいの!?」

卯月「は、はい、してほしいんです///」

凛「しょ、しょうがないな....///」

凛「....はい」スッ

卯月「あーーんっ」パクッ

卯月「うん、うん」モグモグ

卯月「これ、おいしいです!」

凛「あ、そう?これはいたって普通の七割蕎麦なんだけど」

凛「つゆの方に仕掛けがあってね」

卯月「へ〜そうなんですか!」

卯月「確かにどこか懐かしい酸味とフワッと香る独特な香りが....」

卯月「あ゛っ....」

凛「これが昨日説明した女子中学生の脇味のオススメの食べ方なんだ」

卯月「」

凛「クセの強い味だけどその雑味が蕎麦と合ってるでしょ?」

凛「蕎麦はあえて七割蕎麦、こっちの方が....って卯月?」

卯月「オボロゲシャアアアアアアアッッッッ!!!!!!!!」
26 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:43:56.19 bGFW/IRH0
〜数日後〜

卯月「慣れたら意外とクセになりますねこれ」

凛「でしょ?」

卯月「あ、そういえば昨日家で試してみたんですけど」

卯月「卵かけご飯にこれかけるとかなりイケました!」

凛「そうなの?私も試してみようかな....」

卯月「是非!」

卯月「私にこの道を教えてくれた凛ちゃんならきっと気に入ると思いますよ!」

凛「わかった、試してみる」

凛「あ、そういえばちひろさんが新味のサンプルくれたよ」

卯月「えぇ〜っと....」

卯月「女子中学生が1日履いた靴下味?」

卯月「これは....」
27 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:44:47.26 bGFW/IRH0
卯月「非常に興味深いです!!!」

凛「でしょ!!!」

卯月「こうなったら早速実食ですね!」

卯月「私、蕎麦茹でてきます!」

凛「何割の?」

卯月「もちろん七割です!」ニコッ

凛「よくできました」ニコッ

卯月「えへへ....」

卯月「あぁ〜早く」

卯月「女子中学生のお汁にたっぷり浸した七割蕎麦を盛大にすすりたいです!」

【完】
28 :◆bL5b7ovQmQ 2018/01/21(日) 18:46:28.00 bGFW/IRH0
最後までお付き合いいただきありがとうございました
私の伝えたいことを余すことなく書ききれたと思います

このSSが読者の方の人生の糧に少しでもなれば幸いです
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 18:48:29.41 ruaphwUyO
しまむーまでちひろさんガチャの被害者に……
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/21(日) 18:59:09.78 N2brGQyHO
なってたまるか
乙です

白菊ほたる「カモミール」

1 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:30:39.05 GI3fFN2gO
オリジナルユニットをさらっと。

この前書いたやつ
白菊ほたる「幸せの白いふわふわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1515918559/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516462239
2 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:32:10.61 GI3fFN2gO
乃々「あ、ほたるちゃん……おはようございます……」

ほたる「おはようございます、乃々ちゃん」

乃々「何してたんですか……? それは、お花……?」

ほたる「レッスンまで時間があったから、この前裕美ちゃんに教えてもらったアクセサリー作りを……カモミールのブローチです……♪ あんまり上手じゃないけど……」

乃々「そんなことないです、かわいい……。カモミール、ほたるちゃんのユニットも同じ名前ですよね……」

ほたる「はい。乃々ちゃん、カモミールの花言葉って知ってますか?」

乃々「いえ、知りませんけど……なんて言うんですか……?」
3 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:35:42.58 GI3fFN2gO
ほたる「『逆境で生まれる力』って言うみたいです」

乃々「へぇ……ほたるちゃんにぴったり、と言っていいのかわかんないですけど……合ってますね……」

ほたる「私も、そう思います。他にも『負けないで』とか『あなたを癒す』とかもあるみたいですけど、踏まれても踏まれても、また立ち上がって綺麗に花を咲かせるところからさっきの花言葉が付けられたってプロデューサーさんから聞いて、私もそんなふうに、不幸に負けないで綺麗に咲けたらいいなって……。それがきっかけで、カモミールが好きになりました……♪」

乃々「素敵ですね……。それじゃあ、『カモミイル』ってユニット名も、そこから……?」

ほたる「あ、いえ……それはプロデューサーさんが、私たちから一文字ずつ取って付けたって言ってました……。ユニット名を考えるためにメンバーの名前を書き出してたら、ちょうど意味のある並びに見えたって……」

乃々「もりくぼの感動を返してほしいんですけど……。えっと、ほたるちゃんとフレデリカさんと、海さんと、朋さん、水木さん、ですよね……。一文字ずつってどこから……?」

ほたる「フレデリカさんのカ、朋さんのモ、海さんのミ、聖來さんのイ、ほたるのルで、カモミイルです」

乃々「まさかの最後の文字から……。それに水木さんだけ真ん中からなのがすごいモヤモヤするんですけど……」
4 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:37:40.49 GI3fFN2gO
ほたる「あはは……海さんと聖來さんも同じこと言ってました……。でも、さっき言った花言葉みたいに、頑張ってる人に寄り添って、癒して、逆境に負けないようにエールを送るユニットってコンセプトもあるからぴったりなんだって、プロデューサーさん言ってました」

乃々「絶対後付けですよそれ……」

ほたる「でも、良い名前だと思いませんか……?」

乃々「それは……はい……。もりくぼも、ぴったりだと思います……」

夕美「それだけじゃないよ!」ヒョコ!

乃々「ひぅっ!? し、心臓が飛び出たんですけど……もりくぼはもうだめです……」パタッ…

ほたる「夕美さん、おはようございます」

乃々「むーしぃー……」ムクリ
5 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:39:08.75 GI3fFN2gO
夕美「おはようっ! ほたるちゃん、乃々ちゃん! 驚かせちゃってごめんね?」

乃々「あぅ、だ、大丈夫です……」

ほたる「あの、それだけじゃないって……?」

夕美「ほたるちゃん達のユニット名のお話っ! カモミールとほたるちゃん達の繋がり、花言葉以外にもあるんだよっ!」

ほたる「そうなんですか……?」

夕美「うんっ! 誕生花って知ってる?」

乃々「誕生日にちなんだお花、ですよね……? もしかして、カモミイルのみなさんの誕生花が、カモミール……? 」
6 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:43:50.36 GI3fFN2gO
夕美「さすがに全員ではないけどね。フレデリカちゃんと聖來さんの誕生花はカモミールだよ♪」

ほたる「そうなんですか? すごい偶然ですね……!」

乃々「夕美さんがみんなの誕生日と誕生花を覚えてるのもすごいんですけど……」

夕美「あはは、全員のを覚えてるわけじゃないけどね? フレデリカちゃんの誕生日は前にお祝いしたことがあるから覚えてて、それでちょっと前に海ちゃんにその話をしたんだ。その時に、他のみんなの誕生花は何かなって一緒に調べてみたの」

乃々「なるほど……なっとくぼです……」

夕美「ちなみにフレデリカちゃんの誕生花がローマンカモミールで、聖來さんのはジャーマンカモミールだよっ」

ほたる「種類があるんですね」

夕美「うんっ! 見た目は似てるけど、花の大きさとか咲く時期とかが違うんだっ! あとハーブティーとかアロマオイルにしたときの味とか香りにも違いがあるよ!」

乃々「さすが夕美さん、詳しい……夕美さんが名付け親だったら完璧だったのに……」
7 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:45:30.20 GI3fFN2gO
夕美「えへへっ♪ それとまだほたるちゃんにも繋がりがあるんだよ?」

ほたる「私もですか……?」

夕美「うんっ! カモミールはね、キク科シカギク属のお花なの! 似てるでしょっ?」

乃々「褒めた側から急に雑な感じになったんですけど……」

夕美「あ、あれ? ダメだった……? ほら、白菊とシカギク……」

ほたる「だ、だめじゃないです……! わあー、そっくりー……!」

乃々「すみません、ほたるちゃん演技力はあるんですけどとっさの嘘は苦手なので……」

ほたる「苦手じゃな……ちがっ、嘘じゃないです!」

夕美「あはは……なんかごめんね?」

ほたる「いえ! あの、ほんとに……! ……うぅ、乃々ちゃん!」

乃々「ごめんなさい」

夕美「ふふっ♪」
8 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:48:40.60 GI3fFN2gO
ほたる「もう……。……ふぅ、それで、話を戻しますけど……」

夕美「シカギク?」

乃々「ンフッ」

ほたる「えっと、そうじゃなくて……」

夕美「あっ、ごめん! 今のなし!」

乃々「秒で掘り返しましたね……」

ほたる「あの……フレデリカさんと聖來さんは誕生花で、私はその、名前が似てて、それなら海さんと朋さんにも花言葉以外にカモミールとの繋がりがあるのかなって……」

朋「あるわよ?」ヒョコ!

乃々「ひいぃっ!? し、心臓が止まったんですけど……もうだめくぼ……」パタッ…

朋「わー!? ごめんね!? 驚かすつもりはなかったんだけど……!!」

ほたる「気にしなくても大丈夫ですよ」

乃々「もしかしてまだ怒ってますか……?」ムクリ…

ほたる「ふふ、怒ってないよ……?」

乃々「あぅ……」
9 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:49:53.13 GI3fFN2gO
夕美「なんかこういうほたるちゃんって新鮮かも」

朋「二人とも前に比べたら、なんて言うか、だいぶ逞しくなったわよね」

ほたる「そうですか……?」

朋「裕美ちゃんもそうだったりするのかな?」

夕美「この前聖ちゃんとにらめっこして連勝してたよ」

朋「へぇ……ごめん、それはよく分かんないわ」
10 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:52:09.06 GI3fFN2gO
ほたる「あの、それで朋さんと海さんのカモミールとの繋がりってなんですか……?」

朋「ん? あぁ、繋がりっていってもそんな大したものじゃないんだけどね? あたしと海ちゃんって蟹座なんだけど、蟹座の幸運を引き出すアロマがカモミールなのよ。昔星座占いを調べてたときに知って、それ以来たまに使ってるわ」

夕美「へぇ! それじゃあみんな何かしらでカモミールに繋がりがあるんだねっ! ここまで偶然が重なると、なんかロマンチックかも♪」

ほたる「すごいですよね……! フレデリカさんたちにも早く教えてあげたいです……♪」

乃々「ここまでくると、名前から偶然取って付けられたっていうのが一周回って奇跡なんですけど……」

朋「ほんとにね」
11 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:54:07.34 GI3fFN2gO
夕美「そうだっ! せっかくだし、みんなでカモミールを育ててみたらどうかなっ?」

ほたる「わぁ、いいですねそれ……! あ、でもちゃんと育てられるかな……」

夕美「分からないことがあったら私が教えてあげるから大丈夫だよっ!」

乃々「安心感がはんぱないんですけど……」

朋「事務所のブログとかで観察日記付けたりするのもいいかもしれないわねっ! ちょっとプロデューサーに相談してくる!」タッタッタ

乃々「あ、いってらっしゃいー……」

夕美「それじゃあ私は必要なものをまとめて……」

タッタッタッ

裕美「あ、いた! ほたるちゃん、乃々ちゃん! そろそろレッスン始まるよ!」
12 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:57:36.40 GI3fFN2gO
乃々「あぅ、もうそんな時間に……」

ほたる「あれ、アラームセットしてたのに……? あ、スマホ電源落ちてる……。すみません夕美さん、続きはまたあとで……! 色々教えてくれてありがとうございました」

夕美「どういたしましてっ! 今度のフェス、ワンステップスで出るんだよね? 頑張ってねっ!」

ほたる「はい……!」

乃々「いってきます……」

夕美「いってらっしゃい♪」

オイテッチャウヨー
スグイキマス…!
マッテー…
ナンノハナシシテタノ?
エット カモミールニツイテ イロイロト…


……


おわり
13 :◆8rI.G6zKUs 2018/01/21(日) 00:58:38.72 GI3fFN2gO
以上になります。ユニットって適当でも名前付けると愛着湧いてきますよね。
お付き合いいただきありがとうございました。

ゆかり「脱・天然です♪」ピシ-

3 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:18:49.91 ozCtOO2y0
(事務所)

P「…」

ゆかり「どうしましたかプロデューサーさん? スーザン・ボイルの美声を初めて聴いたような顔をしていますが?」

P「いや、先週の有香に続いて妙ちくりんな相談をされたらそりゃ困惑するよ。困惑せざるを得ないよ」

P「しかもまた『ネズミの嫁入り』みたいに元の木阿弥に戻りそうな案件だし…」
4 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:19:50.38 ozCtOO2y0
ゆかり「安心してください。私は天然を克服してみせます♪」グッ!

P「えぇ…どうしてそんなにやる気満々なんだよ。天然で困ったことでもあったのか?」

ゆかり「いいえ」

P「じゃあどうして?」

ゆかり「有香ちゃんが脱・真面目を目指していたのを知って羨ましくなっちゃいました♪」ニコ-

P「もうどうしようもないくらい動機がド天然だ」
5 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:20:38.68 ozCtOO2y0
ゆかり「プロデューサーさんは小さい頃にスポーツ選手や音楽家の人に憧れを抱かなかったのですか?」

P「憧れたなぁ」

ゆかり「それと同じだと思うのですが」

P「違うと思う。どちらかというと友達が『駄菓子屋でピロピロ伸びる棒を買った』のをみて羨ましく感じちゃうのに近い気がする」

ゆかり「…ピロピロ棒? その棒はフルートのようなものなのですか?」

P「お嬢様にはあのピロピロ棒が伝わらないのか」ガクッ
6 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:22:25.32 ozCtOO2y0
P「あのな。ゆかり。有香にも言ったけど、ありのままが1番なんだ。天然は天然でいいところなんだよ」

ゆかり「そういう問題ではないのです」キリッ

P「はい?」

ゆかり「有香ちゃんみたいに『己に打ち勝つ努力』をしてみたいのです♪」キラ-ン

P「ああもうウキウキしやがって。タチが悪い可愛さだ」

ゆかり「やるのです♪」キラ-ン
7 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:23:01.09 ozCtOO2y0
P「ていうか。それなら『脱・天然』じゃなくてもいいんじゃない?」

ゆかり「というと?」

P「有香と同じように『自分の欠点に向き合う』ことをしたいんだろ?」

ゆかり「その通りです」

P「だとしたら克服する欠点は『天然』以外でもいいわけだ」
8 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:23:43.93 ozCtOO2y0
P「例えば、かな子だったらお菓子をつまみ食いし過ぎることを抑えるとか、柚だったらイタズラし過ぎないように気を付けるとかね」

ゆかり「なるほど…」

P「何か自分で思いつく欠点はある?」

ゆかり「…」ウ-ン

P「…」
9 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:24:51.62 ozCtOO2y0
ゆかり「あの…プロデューサーさんから見て私に欠点はありますか?」

P「ダンスレッスンの時、他の子より少し体力がないかな」

ゆかり「それは欠点ですね」

P「そうだな。だからトレーナーさんに頼んで体力づくりのメニューを増やしてもらってるよ」

ゆかり「まあ。では頑張ってついていかなければなりませんね!」グッ

P「そうだな」
10 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:25:27.96 ozCtOO2y0
ゆかり「…」

P「…」

ゆかり「…もしかして。私の願いはもう達成されてしまいましたか?」

P「うん。『欠点の克服に取り組みたい』ってことなら、現在進行形で取り組んでるからな」

ゆかり「…なるほど」
11 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:26:16.36 ozCtOO2y0
P「…」

ゆかり「…」

P「ゆかり」

ゆかり「はい?」

P「暇なら駄菓子屋行こうか。ピロピロ棒を買いに行こう」

ゆかり「先ほど話してくださったものですね。見てみたいです♪」
12 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:27:17.69 ozCtOO2y0
(しばらくして・駄菓子屋)

P「これください」

おばちゃん「毎度〜」

P「はいこれ。ピロピロ棒」スッ

ゆかり「カタツムリのようですね…どのように演奏するのですか?」

P「演奏できるような複雑な機能はないんだよ。くわえて息を吐くだけ。すると巻いた紙の部分が伸びてピロピロするんだ」

ゆかり「…?」
13 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:27:47.37 ozCtOO2y0
P「とりあえずやってみ」

ゆかり「…わかりました」

パクッ...フ-
ピロピロピロ-

ゆかり「!」

P「これがピロピロ棒です」
14 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:29:44.15 ozCtOO2y0
ゆかり「…」プルプルプル

P「伸びて変な音が鳴るだけ。でも子供にとってはすごく楽しーーー」

ゆかり「これは素敵なオモチャですね…!」キラキラキラ

P「思いのほか感動してるぅ」

ゆかり「ピロピロ棒…こんなものがこの世に存在していたなんて…!」キラキラ
15 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:30:19.72 ozCtOO2y0
P「…」

P「ゆかり。このガムは知ってる?」

ゆかり「3つ入りのガムですか?」

P「そ。この中の1つは外れです」

ゆかり「ば、爆発するのですか…!」

P「そんな物騒じゃないよ。とりあえず食べてからのお楽しみ」
16 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:31:14.91 ozCtOO2y0
ゆかり「安全なのですね…わかりました。挑戦です♪」

ヒョイパク...

ゆかり「っ…しゅっぱいっ…!」ビクッ!!

P「いきなり当たりかぁ」

ゆかり「なんですかこれはっ!」ヒ-ン!!

P「そのまんまガム」
17 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:31:58.40 ozCtOO2y0
(しばらくして)

ゆかり「…駄菓子屋…楽しかったです♪」

P「桃華も初めて来た時はえらく感動してたなぁ」

ゆかり「♪」ピロピロ-

P「ピロピロ棒を歩きながら吹くのはやめようか」

ゆかり「…どうでしょう。今度の撮影でフルートの代わりにこちらを吹くというのは♪」

P「フルートの代わりにならないから。ピロピロ棒じゃ荷が重すぎるよ」

ゆかり「…残念です」シュ-ン
18 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:32:39.48 ozCtOO2y0
P「フルートを吹くゆかりが可愛いって言ってくれるファンの人がいっぱいいるんだ。その人たちも大切にしなきゃな」

ゆかり「そう…ですね♪」

P「うん」

ゆかり「ところでプロデューサーさん。プロデューサーさんもピロピロ棒を吹いてみませんか♪」

P「今から買いに戻るの?」

ゆかり「ここにあるじゃないですか?」スッ

P「いや、それゆかりが咥えてたやつだよね」
19 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:33:23.18 ozCtOO2y0
ゆかり「どうぞ♪」

P「ちょ」

グイ-...パクッ

P「」

ピロピロ-

ゆかり「ふふっ♪ よく伸びるんですね♪」

P「」
20 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/14(日) 22:34:36.75 ozCtOO2y0
(次の日)

ゆかり「昨日、プロデューサーさんに『天然は直した方がいいかもしれない』と怖い顔で言われてしまいました…」

有香「私はあまり気になりませんが」

ゆかり「プロデューサーさんも最初はそう言ってくれていたのですが…急に変わったんですよね。どうしたのでしょう?」

終わり

村松さくら「寝てる間に頭をなでなでされてまぁす」

1 :◆NMGX645bhc 2018/01/20(土) 18:18:38.43 MBBsHwqfO
【事務所にて】

さくら「……んぅ?」ぱちっ


なでなで


さくら「(……家じゃない……そっか、事務所で寝ちゃってたんだぁ……)」


なでなで


さくら「(最近忙しくてあんまり寝れてないからなぁ……お仕事中に寝ないように気をつけないとぉ……)」


なでなで


さくら「(……ところで、さっきから頭にある感触は誰のだろう……)」


なでなで


さくら「(イズミンとアコちゃん、じゃないよねぇ、なんか手の動かし方がなで慣れてない感じ……なんでわかるんだろうなぁわたし)」


なでなで


さくら「(というより、この手なんかごつごつしてないかなぁ……?まるで、女の子じゃないよう、な……)」


P「……」なでなで


さくら「(え、えええええぇ!?!?)」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516439918
2 :◆NMGX645bhc 2018/01/20(土) 18:22:40.24 MBBsHwqfO
さくら「(え、あうぇ、プロデューサーさん!?な、なんでわたしの……)」あわあわ


P「……」カタカタなでなで


さくら「(なぜかお仕事しながらなでてるし……)」


P「……」ぴたっ


さくら「(あ、やめちゃったぁ……)」


P「……うん、おはようさくら」


さくら「お、おはようございまぁす……」


P「……俺は、ずっとさくらの頭を撫でながら仕事してたってことでいいのかな?」


さくら「た、たぶんそうだと思いまぁす……」


P「そっか、さて……」すくっ


さくら「あれ、あのぉ、どこへ」


P「決まってるだろ……」スタスタ


さくら「……?」


P「自首してくる」ニコッ


さくら「ちょぉい!?!?」ガシッ!
3 :◆NMGX645bhc 2018/01/20(土) 18:25:01.50 MBBsHwqfO
P「止めないでくれさくら!!俺は今すぐこの罪を償わなければならない!!」ジタバタ


さくら「罪って、なんの罪ですかぁ!」ギュー


P「無意識とはいえ、うら若き女の子の頭を撫でてたんだぞ!?亜子泉その他同僚ならともかく俺だぞ!?セクハラじゃねぇか、真っ黒じゃねぇか、リアル早苗さん案件待ったなしじゃねぇかぁぁ!!!」グイー


さくら「別にわたしの頭は公共財じゃないですけどぉ!じゃなくてぇ、早まらないでくださぁい!あとむりやり離そうとしないでぇ!むしろこの状況を誰かに見られた


ガチャッ


さくら「ら……」


亜子「おはようさーん!もう昼やけど!」


泉「おはよう、なんだか騒がしかったけ……ど……」


P「……」

さくら「……」
4 :◆NMGX645bhc 2018/01/20(土) 18:27:19.71 MBBsHwqfO
亜子「……まぁ、なんや、さくらかわいいし、プロデューサーさんの気持ちもわからんでもないけどな……」


泉「……とりあえず、行こっか……」


P「はい……」すっ


さくら「やめて!プロデューサーさんも両手をおろしてぇ!!」


亜子「さくら、安心しぃ!アタシらならコイツから賠償金を一銭たりとも逃さず毟り取って!」


泉「その後プロデューサーのPCスマホをクラッキングして他の罪状から口座の暗証番号まで全部


さくら「二人ならほんとにできそうで怖いんだけどぉ!?」


P「あぁ、そんなん調べるまでもない、通帳の場所は場所は家のタンスの一番下、暗証番号は上から」


さくら「いろいろ待ってよぉ!!!」
5 :◆NMGX645bhc 2018/01/20(土) 18:29:59.31 MBBsHwqfO
【いろいろ待ちました】


泉「……つまり、プロデューサーはさくらを襲ったわけではないと」なでなで


亜子「無意識に頭撫でただけならアタシらもやってるしなんも言えんなぁ……」なでなで


さくら「誤解が晴れたのは嬉しいけど、そろそろわたしの頭にも人権が欲しいなぁって」


P「でもさ?二人はさくらの親友だし同い年の同性じゃん?対して俺10歳くらい歳上に加えて男じゃん?ならもう死刑じゃん……」


さくら「あとプロデューサーさんはさっきから無抵抗すぎませんかぁ?」


亜子「じゃんじゃんうるさい!キルシュタインか!!」


さくら「あの人は名前だけだと思うよぉ?」


泉「そうよ、男ならいつまでもヘコんでないでシャンとしなさい!」


亜子「そう、シャンシャンしぃや!」


さくら「シャンシャンは毎日やってると思うなぁ」
6 :◆NMGX645bhc 2018/01/20(土) 18:35:14.64 MBBsHwqfO
P「でも、さくら本人がなんて言うか……」


亜子「だ、そうやけど?」


泉「どうなのかしら、さくら?」


さくら「えっ?えぇっと、わたしは別に怒ってないですよぉ」


泉「……ってさ」


亜子「さくらの心の広さに感謝しぃや!」


P「うぅ・・・ありがてぇっ・・・ありがてぇっ・・・!」ボロ・・・ボロ・・・


泉「急に顔が縦長になったのは気になるけど」
7 :◆NMGX645bhc 2018/01/20(土) 18:38:57.55 MBBsHwqfO
さくら「と、というよりぃ……」


泉・亜子・P「?」


さくら「プロデューサーさんに撫でられるの、嫌じゃなかったなぁってぇ……むしろ……いえ、なんでもないでぇす♪えへへぇ……」


・・・・


亜子「絞首」


泉「釜茹で」


さくら「二人ともぉ!?」


P「異論ないです、吊ってください」


さくら「プロデューサーさんはガンジーか何かですかぁ?」


亜子「の、代わりに」


泉「この子のこと、ちゃんと幸せにしてやんなさいよ」


さくら「……イズミン、アコちゃん……」



P「……えっ、えっと///」


さくら「そこは即答して欲しかったなぁ!!!」

おわり
8 :◆NMGX645bhc 2018/01/20(土) 18:42:14.48 MBBsHwqfO
かわいい。
お付き合いありがとうございました。

神谷奈緒「アタシに声優の仕事?」

1 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:44:32.46 UAq436/l0

関係あるかもしれない前作
渋谷凛「くっ、殺せ!」モバP「ふへへ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516281430/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516355072
2 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:45:42.54 UAq436/l0


奈緒「なんでまた急に……」

P「なんでも、制作スタッフたっての希望らしくてな」

奈緒「??」

P「何はともあれ、はいこれ資料な」

奈緒「……ちょっと待て。」

P「タイトルは『異世界こそ魔法少女で』って言って、確か小説投稿サイトに投稿された小説が原作らしいな」

奈緒「…………」

P「最近流行りの異世界転生モノだな。だけど、現世では男だった主人公が、神様の手違いで異世界では魔法少女として転生してしまったところが斬新らしい」

奈緒「…………」プルプル

P「作者は、神山那尾紀……まぁ、ネットでのハンドルネームみたいなもんかな」

奈緒「…………」ビクッ


P「どうだ?悪くない話だと思うが…………センセ?」ニヤッ

奈緒「だぁっ!もう!気づいてるんだろプロデューサーッ!!!!」


P「なんのことかな?神谷ま奈緒き先生?」

奈緒「あああああっ!!なんでバレたんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!」


3 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:46:58.84 UAq436/l0


P「いやほら、プロデューサーとしてアイドルのネット対策は基本だろ?比奈の同人活動は公認として、あと怪しいのは奈緒だし?」

奈緒「くっそぉ……アタシが甘かった……」

P「まぁでもいいじゃないか、実際サイトでは人気作品だろ?しかもアニメのスタッフ陣もキャストも豪華だぞ?」

奈緒「それは思ったけども……!前評判だけで覇権は決定的なレベルだけども……!劇場版かってくらいの豪華さだけども……!」

P「だったら……」

奈緒「だからって、やっていいことと悪いことがあるだろぉぉ!?!?」

P「でももう、OPED曲も完成間際だし……」

奈緒「曲……?」パラパラ

奈緒「って、最近練習してる新曲ってこのアニメの曲かよぉぉぉぉぉぉ!!!!」

P「エンディングは奈緒の初作詞曲な」(^^)b

奈緒「そぉいうことかぁぁぁぁ!!!どうりで色々おかしいと……!!!」

P「でも、いい曲じゃないか、作品の世界観によく合ってるぞ?」

奈緒「当たり前だろ!?!? 書いてる、人が、同じ、なんだよっ!!!!」バンバンバン

4 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:47:55.36 UAq436/l0

P「すごいな奈緒、アイドル兼作詞家兼声優兼小説家だぞ?」

奈緒「プロデューサーのせいだろうがぁぁぁぁぁ!!!」

P「まぁまぁ、そんなに怒らないで、先生っ」

奈緒「先生はやめろぉ!!!」

P「だって、書籍化も決定したし……」

奈緒「は、はぁっ!?聞いてないぞ!?」

P「だって今日決まったし……」

奈緒「なんで作者のアタシより先にプロデューサーが知ってるんだよ……」

P「だってあのサイトの管理人、今は俺だし……」

奈緒「はぁっ!?なんでだよっ!!」

P「いやほら、大切なアイドルにもしものことがあったら……」

奈緒「アニメ化&書籍化が、その気をつけるべきもしものことだろ……」

奈緒「ってか、書籍化してないネット小説をアニメ化って大丈夫なのか?……ほら、売り上げとかそこら辺は」

P「安心しろ、この件には346プロダクションの完全バックアップが約束されてる」

奈緒「あの豪華スタッフとキャストの謎が解けたよ……」

P「346が本気を出せばこんなもんよ」

奈緒「こんなことで本気を出すなよ……」

5 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:48:54.40 UAq436/l0

P「……それで、受けるのか?この仕事」

奈緒「まだアタシに選択権があるなら教えてくれよ……」

P「やったな奈緒!念願の声優デビューだぞ!」

奈緒「念願……?アタシ、プロデューサーにそんなこと……って、まさか……」

P「サイトのプロフィール欄にツ◯ッターのアカウントが載っててな」ニヤッ

奈緒「そっちもバレてたのかよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

P「さすが人気作者だけあって、結構フォロワーも多いんだな」

奈緒「後生だから……後生だからこれ以上は……」

P「ファンの人も大切にしてるみたいで、細かくリプライも返してて評判いいぞ?」

奈緒「もう許してくれよ……」

P「ちなみに俺のリプライにも毎回ちゃんと返してくれてる」

奈緒「プロデューサーもアタシにリプしてるのかよっ!!」

P「おみくじ大吉だったんだってな、おめでとう」

奈緒「ツイッ◯ーのネタをリアルでいじられるのってこんなに恥ずかしいのか……」

6 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:49:47.57 UAq436/l0


P「まぁ、何はともあれ春からスタートになるから、これから忙しくなるぞ?」

奈緒「はぁ……もうわかったよ……」

奈緒「……ちなみに、このことを知ってる人はプロデューサー以外にいるのか?」

P「俺は誰にもバラしてないぞ?でも、神山那尾紀は分かる人にはわかるだろ」

奈緒「そうだよなぁ……アタシもまさか人気が出ると思ってなくて……もっと関係ない名前にすればよかった……」

P「そうそう、だから加蓮に速攻でバレるんだよ」

奈緒「はっ、はぁっ!?!?」

P「加蓮は『吾輩はにゃおである』からの熱心な読者だぞ?」

奈緒「それ一番最初に書いたやつ!!!なんでだ!?なんでバレたんだ!?!?」

P「まぁ、加蓮を出し抜くのはまだ早いってことじゃないか?」

奈緒「くっそぉ……いつかやり返してやる……」

8 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:50:55.52 UAq436/l0


P「じゃあとりあえず、この仕事は受けるという事で。……一応キービジュアルもあるけど確認するか?」

奈緒「するよ……」

P「……それは、主演声優として?それとも原作者として?」

奈緒「どっちもだよ!(ヤケクソ)」

P「はいこれ」ニヤニヤ


奈緒「まったく……一声かけてくれれば……」

P「…用意してたデザインを使えたのに?」

奈緒「」


P「キャラデザデビューおめでとう、先生」

奈緒「なっ……なんでこの絵が使われてるんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!」

P「いやほら、ツ◯ッターにピク◯ブのURLが載ってたから……つい……」

奈緒「つい……じゃねーよっ!!!!」

9 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:52:35.38 UAq436/l0


P「え、ダメだった?」

奈緒「ダメ……じゃないけど……いや、ダメだろ!!普通に考えて!!!!」

P「でも、ちゃんと代理人の人は通したし……」

奈緒「代理人……?」

P「いやまぁ、俺のことだけど」

奈緒「自作自演かよ!!」

P「やったな奈緒、アイドル兼作詞家兼声優兼小説家兼キャラクターデザイン担当の神山那尾紀先生だぞ!」

奈緒「そんな名前の人知らない……」

P「マルチメディアクリエイターの方がいいか?」

奈緒「プロデューサーのせいだろうがっ!」

P「でももう衣装も仮止め段階だし……」

奈緒「衣装……?」

P「奈緒が着るこの衣装の」

奈緒「えっ、なんでアタシがこれを着るんだよ」

P「ほら、中の人がキャラの衣装着るのってよくあるじゃんか、その準備?」

奈緒「何歩先を歩いてるんだよプロデューサーは」



P「『一歩先を歩けないなら、その一歩目を先に出す……!』」



奈緒「小説から抜粋すんなっ!!」

P「とりあえず、来月に試写会があるからそれまではボイスレッスン中心に行くぞ」

奈緒「わかったよ……もう隠してることはないか?」

P「ない……ないな。うん、さすがにない。」

奈緒「…………」ジト

P「ないって!冗談冗談!」

奈緒「……まぁ、隠れてやってたアタシも悪いしもういいけどよ」

奈緒「次何かある時はちゃんと言ってくれよ?」

P「おう、了解了解!」

奈緒「…………」ジト

10 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:53:14.08 UAq436/l0


…その後、アニメは大好評で前評判通りの覇権アニメとなった。





ー半年後ー



P「なぁ、奈緒」

奈緒「うん?」

P「舞台に興味ないか?」

奈緒「」

11 :◆Q/bvSRBslQ 2018/01/19(金) 18:54:21.10 UAq436/l0

終わりです。
出オチのクソss失礼いたしました。

三好紗南「楓さんがスマブラに参戦したら通常必殺技は『こいかぜ』だと思うんだ」

2 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:47:09.61 zYTuintl0
忘れてた
わいだん事務所だけどわいだん要素はゼロです
3 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:49:03.26 zYTuintl0
ありす「どういうことですか」

紗南「そのままだよ」

杏「なんとなくわかる。エネルギー系だよね」

紗南「そうそう!溜め技ね!」

晴「楓さんが戦うところを想像できない」

紗南「想像して」

晴「んー……相手のケツ叩きそう」

杏「どうしてそうなった」

晴「こないだ楓さんがしゅがはさんのケツをはたいてたの見てたら楓さん=ケツ叩きのイメージがオレの中で固まった」

ありす「どういう状況ですか」

杏「あー『デカいケツで解決ゥ♪』のあれか」

ありす「なんですかそれ」

杏「2人の持ちネタみたいだよ」

晴「あれ持ちネタだったのか」

紗南「じゃあ横強攻撃はスパンキングだね!」

ありす「スパンキングて」
4 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:49:32.98 zYTuintl0
杏「おっさんやマッチョのケツを叩く楓さんとかなにそれシュール」

晴「プリンとかカービィには当たらない技だな」

紗南「晴ちゃんスマブラの強攻撃って上段中段下段あるのもあるんだよ」

晴「いや下段ケツ叩きってなんだよ」

紗南「ちょっとかがんでペシィンみたいな」

杏「通常必殺技の話はどうしたのさ」

紗南「そうだった!」

ありす「続くんですかこの話題」

晴「まぁ溜めエネルギー技なら何か属性付くよな。風属性か?」

杏「あーいいね。切断の判定も欲しいね。ロープを切れる」

ありす「スマブラに風属性ってありましたっけ……」

晴「あることにすればいい」

ありす「雑」

紗南「エルウィンド!(キリッ」

杏「ちょっと似てる」
5 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:50:04.96 zYTuintl0
紗南「横必殺技はなににしようか」

杏「なんとなく投擲っぽい」

晴「こいかぜmk2。溜めなしのこいかぜと同威力で速が速いとかは」

紗南「名前なんとかなんなかったの」

晴「ネーミングセンスは橘に預けてある。よろしく橘」

ありす「私ですか!?えーっと……」

杏「うすいかぜ」

紗南「あっそれイイ」

晴「天才か」

杏「照れる」

ありす「……」
6 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:50:44.06 zYTuintl0
杏「でも必殺技にエネルギー系が偏るのもなんだかなーって感じない?」

紗南「わかるけど他に思いつかなくない?」

ありす「紗南さんのなかの楓さん像こいかぜ一色ですか」

晴「じゃああれでどうよ、なんだっけ、アレ。大人が酒飲むときに使うコップ。アレ投げる」

ありす「雑」

紗南「ジョッキ?」

晴「違う」

ありす「ワイングラスですか?」

晴「違う。惜しい」

杏「お猪口か」

晴「それ!さすが天才」

杏「照れる」

ありす「ワイングラス全然惜しくないじゃないですか!?」

晴「確率でジョッキ投げるとかも良さそうだな」

紗南「ワイングラスも投げちゃおうよ」

ありす「ノリ。あと言い方」

晴「お猪口が直線軌道、ワイングラスがちょっと山なり軌道で当たると破片が散って周りを巻き込む、ジョッキだと飛ぶ距離が短いけどダメージと吹っ飛ばしがでかい」

紗南「いいじゃん晴ちゃんどんどん出てくるね」
7 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:51:10.18 zYTuintl0
紗南「下必殺技何か出てくる?」

晴「酒を飲む」

杏「おいCERO仕事しろ」

ありす「回復しそうですけどなんかのデメリットも欲しいですね」

晴「飲むと5%くらい回復するけど技の威力が1%2%そこら落ちる。あと走れなくなる」

紗南「いいねいいね」

晴「日本酒、ビール、ワインの順に飲む。連続して飲もうとすると飲む速度がめっちゃ落ちる。Wiifitトレーナーの深呼吸みたいなやつ」

ありす「本当スルスル思いつきますね」

杏「天才も負けていられない」
8 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:51:48.84 zYTuintl0
杏「上必殺技は?」

ありす「復帰技ですね」

紗南「ゲロ吐いて復帰」

晴「ひっでぇwwwwwwwwwwww」

杏「完全に全年齢向けじゃなくなった」

紗南「おならするキャラクターがいるくらいだから多少はね?」

ありす「紗南さん楓さんに何か恨みでもあるんですか?」

紗南「日本酒のつまみにswitchのソフト無断で持ってかれてペロペロされた」

ありす「楓さんなにやってるんですか」

杏「そのソフトいくらで譲ってくれる?」

ありす「食いつくな」ぺし

杏「いて」
12 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:54:39.51 zYTuintl0
ありす「最後の切り札どうしますか」

晴「範囲に入ったファイターのケツを制限時間いっぱい叩き続ける」

ありす「切り札にあるまじき凄まじい地味さ」

晴「ケツと酒と風以外にオレの知ってる中で楓さんが武器にできうるものがない」

ありす「『世紀末歌姫』でいいじゃないですか」

晴「それもう『アイドル』じゃん。『スマブラファイター』じゃないじゃん」

ありす「テキトーだった割に熱意すごいですね!?」

杏「ダジャレで世界を凍らせる」

ありす「この話絶対に楓さんに聞かれたくない」

紗南「いいねーそれ!アイスクライマー亡き時代の貴重な氷属性技ポジション!」
13 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:55:14.76 zYTuintl0
紗南「じゃあさ、楓さんマリオに出てきたらどんなポジションかなぁ?」

ありす「スマブラファイターの出典作品にシフトチェンジしてしまった」

杏「そりゃもう姫よ姫。姫以外ありえない」

紗南「メープル姫だね」

ありす「名前がとても"居そう"な響きしてる」

紗南「ストーリーはどんな感じになるかな」

晴「クッパに持ってかれて世界中に散らばったメープル姫秘蔵の8種類の酒をマリオが集めさせられる」

杏「『姫なら買い直せよ』は禁句ね」

ありす「世界最強の配管工の無駄遣いがすぎる」

晴「タイトルは『スーパーマリオ アドベンチャーオブ酒』で決まりだな」

ありす「雑」

紗南「キャサリンみたいにカクテルの知識がどんどん身についていくやり込み要素とかありそうだね」

杏「CEROが完全に仕事する気がない」
14 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:55:44.03 zYTuintl0
杏「楓さんゼルダに出てきたらどんな感じかな」

ありす「どんどん飛び火していく」

晴「フロルの末裔とかその辺」

ありす「超重要ポジション」

紗南「城下町の酒屋で呑んだくれては執事とかお付きとかに『昼からこんなに呑んで!』みたいに怒られてそう」

ありす「テンプレですね」

紗南「で、楓さんがいる地方のダンジョンをクリアすると楓さんが目覚めて賢者とかその辺になる」

杏「目覚めた時リンクに『お酒が飲めなくなってしまうのは寂しいですが、世界を護るという重大な使命が十代で果たせるなら、それも悪くありませんね。ふふっ』って言いそう」

ありす「まって未成年飲酒してる」

紗南「ゼルダの舞台はヨーロッパとかだから大丈夫だよ」

杏「CEROは相変わらず仕事をしない」
15 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:56:18.10 zYTuintl0
紗南「楓さんカービィに出てきたらどんな感じかな」

ありす「とうとう人外枠になってしまった」

晴「これはコピー能力持ちの敵キャラだろーなぁ」

杏「最初緑色なんだけど、お酒飲んで真っ赤になる植物の楓モチーフのキャラとかどうよ」

ありす「どんなコピー能力になるんですかそれ」

晴「ドランカー」

ありす「身もふたもない」

杏「緑色の時に吸い込むとただのリーフだけど、酔って真っ赤になったのを吸うとドランカーになる」

ありす「細かい」
16 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:56:45.89 zYTuintl0
晴「楓さんポケモンだったらどうよ」

ありす「もうなんでもありですか」

杏「ひこう、くさあたり?」

紗南「いやこおりでしょ」

ありす「辛辣」

杏「風って言ったら飛行じゃない?」

晴「いや緑だしやっぱくさじゃね?」

ありす「雑」

紗南「ダジャレが寒いからこおりだよ」

ありす「紗南さんswitchソフトの恨み重くないですか?」

紗南「ありすちゃんどう思う?」

ありす「え、どうでしょう。フェアリーあたりですか?」

杏「あぁ……」

晴「わかる」

紗南「フェアリーは人のソフト勝手に持ってってペロペロしないよ」

ありす「いやそっちですか」
17 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 16:57:25.14 zYTuintl0
晴「楓さん固有の技ほしいな」

杏「ひこうとくしゅの『こいかぜ』」

紗南「『おいかぜ』の時に使ったら威力上がりそうだね」

晴「くさとくしゅの『メイプルカノン』」

ありす「反動で動けなくなりそうですね」

杏「お酒持たせて『なげつける』を選ぶと『かえでは いやがっている!』って出てきて投げつけられないとか」

紗南「なにそれめっちゃかわいい」

晴「やっぱり伝説か準伝説か?」

紗南「えーそれだと楓さんをボックスいっぱいにするの面倒だし、楓さんと楓さんを交配させてタマゴ産ませるとかできないからやだ」

ありす「紗南さん楓さんのこと好きなんですか嫌いなんですか」

紗南「好きだよ」

ありす「ストレート」

紗南「だからソフト舐めた跡ペロペロしちゃった」

ありす「あのちょっと」



18 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 17:00:28.87 zYTuintl0
オチが雑ですね。反省してきます。
最近オチが浮かばない。書けない。というかSSを書けない。
森久保とRのアレですが、もうしばらく時間をください。9月中には続き書きます。

季節の変わり目です。去年の10月もこんな感じでしたが、暑い涼しいの切り替わりが極端になってきました。
この時期は体調を大変崩しやすいです。自分も風邪をひきました。
天気予報を見逃さず、服装などにも気を遣って体調維持を努めてください。

暑い日は本当暑いですから、そちらの方も夏に引き続き気をつけてください。
暑さも寒さも彼岸までという言葉があります。やっていきましょう。生き残りましょう。


PS 芋が美味しい
19 :◆t6XRmXGL7/QM 2017/09/13(水) 17:11:19.61 zYTuintl0
参考楽曲

シレナビーチ/スーパーマリオサンシャイン
http://youtu.be/Cm5FI7xv2Sk

天空都市/ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
http://sp.nicovideo.jp/watch/sm10496020

レインボーリゾート/星のカービィ 夢の泉の物語デラックス
http://youtu.be/Gjc7gmaIKFs

209ばんどうろ(深夜)/ポケットモンスター ダイヤモンド パール プラチナ
http://youtu.be/T9174bORzpU
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/13(水) 17:22:15.14 p613iA0

復帰技がゲロはワロタ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/13(水) 17:28:29.88 LY2FGS+M0
楓さん何してんのww
おつ

【モバマス】奈緒「私にも妹分が欲しい!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:48:41.96 /fSUv7sf0
凛「どういうこと?」

奈緒「2人には妹分がいるだろ?」

加蓮「え、どういうこと?」

奈緒「凛は乃々が妹分で加蓮は莉嘉だ」

凛「私、そんなつもりないんだけど」

加蓮「私は納得かな〜」

凛「どんなところが妹分に見えたの?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1505479721
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:49:14.51 /fSUv7sf0
奈緒「まずは凛からだけど凛は前に乃々と一緒にラジオに出たことがあったろ?」

加蓮「あ〜あったね」

凛「シャイニーナンバーズだよね」

凛「それがどうかしたの?」

奈緒「そのとき凛と乃々は仲良くなったんじゃないか?」

凛「うん、仕事以外でも喋ることが増えたし一緒の仕事も増えたよ」

凛「この前、私の蒼のノート見せるから乃々のポエム帳見せてって言ったら見せてくれたよ」

奈緒「蒼のノートって何だ!?」

加蓮「ね〜、それ私達にも見せてよ」

凛「絶対嫌」

加蓮「え〜何で?」

凛「絶対馬鹿にされるし」

奈緒「じゃあなんで乃々には見せたんだ?」

凛「乃々は馬鹿にしないって分かってたし恥ずかしさよりも乃々のポエム帳が見たいっていう気持ちか強かったからかな」

加蓮「凛、もう乃々のこと大好きじゃん」

凛「べ、別にそんなんじゃないし……」

凛「何か放っておけないっていうか……」

奈緒「それって好きってことじゃん」

凛「だから違うって!///」

奈緒「この前乃々と会ったときに凛さんとならお仕事も頑張れる気がします……って言ってたぞ」

凛「ふーん、乃々そんなこと言ってくれたんだ……まあ、悪くないかな」

加蓮「本当はめちゃくちゃ嬉しいくせに」

凛「ちょっと!///」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:49:50.63 /fSUv7sf0
凛「次は加蓮だね」

加蓮「え、私もするの?納得してるんだけど」

凛「私だけ恥ずかしい思いするのはあれだからね」

凛「加蓮にも恥ずかしがってもらうよ」

凛「じゃ、奈緒よろしく」

奈緒「ってあたしかよ!まあいいけどさ」

奈緒「加蓮は莉嘉から美嘉についていろいろ教えて貰ってるんだよな」

加蓮「そうだよ〜、そのお返しにポテト奢ってあげるんだ」

奈緒「美嘉も家の中でも気が抜けないな〜って言ってたぞ」

加蓮「まあ、程度は考えてるから大丈夫だって」

凛「それで加蓮は莉嘉のことが好きなの?」

加蓮「うん、普通に可愛い妹分って感じで好きだよ」

凛「あれ、恥ずかしがらないの?」

加蓮「別にこれぐらい普通じゃない?」

凛「何か私だけ馬鹿みたいじゃん」

奈緒「そういうところも凛のいいところだと思うぞ」

凛「……もう」

加蓮「奈緒ってそういうこと普通に言っちゃうよね」

奈緒「え、あたし何か変なこと言ったのか!?」

凛「いや、別になんでもないよ」

奈緒「教えろよー!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:50:36.33 /fSUv7sf0
加蓮「それで奈緒は誰を妹分にしたいの?」

奈緒「それがまだあんまり決まってないんだよな〜」

凛「アーニャとかは?」

加蓮「あ〜、そういえば2人で北海道にデートしにいったんだっけ」

奈緒「デ、デ、デートなんかじゃないって!」

奈緒「そもそもプロデューサーもいたしな」

凛「えっと、なんだっけ」

凛「頼れる奈緒ちゃんなんでしょ?」

奈緒「あ〜!どこまで話してんだアーニャ!」

加蓮「照れてる奈緒はも可愛いね〜」

奈緒「だ〜!可愛いなんて言うな!」




5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:51:57.91 /fSUv7sf0
加蓮「それで頼れる奈緒ちゃんなんだったらアーニャは妹分みたいなものなんじゃないの?」

奈緒「う〜ん、何か違うんだよなぁ」

奈緒「そもそも私とアーニャはカッコいいコンビだしな」

奈緒「妹分というより相棒って感じだ」

凛「えっ、私達のことは相棒じゃないの?」

奈緒「相棒っていうよりも親友だと思ってる」

奈緒「って何言わせんだ!」

加蓮「奈緒はかわいいなぁ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:52:39.84 /fSUv7sf0
奈緒「私的には千佳が妹みたいな感じがするんだよなぁ」

加蓮「千佳?なんで?」

凛「ほら、あの魔法少女のアニメがあるでしょ?それ繋がりだって」

加蓮「あぁ〜、前にポテト食べに言った時もハッピーセット頼んでたもんね」

奈緒「別にいいだろそれぐらい」

奈緒「それで、どうだ?」

凛「うーん、なんていうか千佳からしてみたら」

加蓮「奈緒のこと頼れるお姉ちゃんっていうよりも同じ魔法少女好きだと思ってると思うよ」

奈緒「えぇ〜」

奈緒「まあ、薄々感じてたけどな」

加蓮「って、感じてたんかい」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:53:11.05 /fSUv7sf0
奈緒「うーん、他に誰かいたっけなぁ」

凛「ねぇ奈緒」

奈緒「ん?どした?」

加蓮「それって私達じゃダメなの?」

奈緒「え?」

凛「その……いつもは恥ずかしくて言えないけど」

加蓮「私達は奈緒のこと頼れるお姉ちゃんだと思ってるよ」

奈緒「お前ら……」

奈緒「凛!加蓮!私も2人のこと大好きだー!」

凛「加蓮できた?」

加蓮「うん、バッチリ」

奈緒「え?何がだ?」

奈緒『凛!加蓮!私も2人のこと大好きだー!』

奈緒「録音してたのかよ!」

奈緒「今すぐそれを消せー!」

おわり
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:53:46.82 /fSUv7sf0
短いですが以上で完結です
ネタが思いつけばまた書くかもしれません
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:54:56.85 mX6aOy4Oo
奈緒はキュート
はっきりわかんだね

モバP「奏と飛鳥と膝枕」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:19:02.26 hQFJF+pQ0
P「…」カタカタカタ


P「ふあぁ…」

ちひろ「お疲れですか?」

P「あはは…そうみたいです」

ちひろ「少し休まれますか?」

P「…いや、大丈夫です」

ちひろ「そうですか…?ご無理はなさらないようにしてくださいね?」

P「ありがとうございます…」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:19:49.23 hQFJF+pQ0
P「あー…膝枕されてぇなぁ…」


ちひろ「…今なんて?」

P「あっいえ!何でもないです!」

P(やべ、口に出てたか)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:20:15.34 hQFJF+pQ0
ちひろ「…少し待っててくださいね♪」

P「…はい」


P(あれは何か企んでる顔だ…)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:21:51.22 hQFJF+pQ0
奏「…なぜ呼ばれたか説明してもらえる?」

ちひろ「今扉の向こうには疲れて眠り寸前のPさんがいます」

奏「…ごめんなさい、まだ企画の意図が掴めないわ」

ちひろ「先ほどPさんが膝枕されたいとのご志望だったので奏ちゃんにしてもらおうかと♪」

奏「なぜ私なのかしら?」

ちひろ「今日来ている人で一番Pさんを癒せそうな人が奏ちゃんだったので♪」

奏「そう…後Pさんのご志望って事は何かの企画でも無いってこと?」

ちひろ「はい!でもちゃんと出すものは出しますよ♪」

奏「まぁ…それを聞いてやるって言う訳ではないのだけど、まあいいわ」

ちひろ「やってくれますか?」

奏「ええ、ただちゃんと出るってのは?」

ちひろ「Pさんから頂きますので♪」

奏「そう…」


奏(プライベートって事ね、後で貰ったお金は返しておきましょ)

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:23:10.95 hQFJF+pQ0
ガチャ

P「…うん…?奏か…?」コクッコクッ

奏「ええそうよ…ところでPさん」

P「なんだ…?」

奏「少しこっちに来て頭を貸してもらえる?」


P「いやいや悪いよ流石に…」

奏「大丈夫よ、それにあの人から言われたんだもの」


P「ちひろさんか…」


P(あの人の言う事は逆らえん)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:24:29.94 hQFJF+pQ0
P「…ならこれだけは約束してほしい」

奏「なに?」

P「見っともないからあまり見ないでくれ」

奏「ふふっ、それは無理な相談ね」

P「うぉい…」



奏「ほら、力抜いて…」

P「…」

奏「そう…ゆっくり…任せて…」ナデナデ

P「…」

奏「ふふっ、可愛い」

P「可愛いって」

奏「いつもの男らしさよりこっちの方が好きかも…なんて」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:25:15.55 hQFJF+pQ0
P「…あのなぁ」

奏「そんなことより、今はただゆっくり…」

P「ん…」

奏「起きたら感想…聞かせてね?」

P「…あぁ」

奏「おやすみなさい」



奏(寝かせたはいいけど…反応が無いのもつまらないわね)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:26:06.61 hQFJF+pQ0
ガチャ

飛鳥「やぁ…ってプロデューサー?」

奏「しー」

飛鳥「これはこれは…随分大きな赤ん坊だね」

奏「足入りきってないわね」クスッ

飛鳥「にしても…不思議な気分だね」

奏「ええそうね、こんなに大人しいPさん珍しいもの」ナデナデ

P「ん…」クルッ

奏「ひゃっ!」


飛鳥「…ほんとに寝てるのかい?」

奏「え、えぇ…起きてたら多分しないでしょこの人は」

飛鳥「確かに、例え神に言われようが逆らうと思うね」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:27:36.11 hQFJF+pQ0
奏「鼻息がくすぐったいわ…」

飛鳥「大丈夫かい?」

奏「これぐらいなら平気よ」

飛鳥「そうか…」



奏「…変わってほしい?」クスッ

飛鳥「…やれやれ、お見通しかい」

奏「顔に書いてあるもの」

飛鳥「ポーカーフェイスっていうのはボクには向いてないらしいね」

奏「表情豊かの方が好かれるわよ」

飛鳥「好かれたいって思った事は無いね」

奏「…この人にも」ツンツン

P「う…」

飛鳥「それは…まあ…」

奏「ホントかどうかは分からないけどね」

飛鳥「…自分なりのやり方ってやつをいつか見つけるさ」

奏「えぇ、それが一番ね」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:28:47.56 hQFJF+pQ0
飛鳥「にしても余程疲れてたのか…ぐっすりしすぎじゃないかい?」

奏「明日まで起きないかもね」

飛鳥「それは困るだろう…」

奏「かといって起こす訳にもいかないし…困ったわね」

飛鳥「悪いが困ってる様には見えない」

奏「ふふっ、そうね。明日までいてもいいかもしれないわ」

飛鳥「…だが、そろそろ肉体の限界じゃないか?」

奏「…そうね、少し変わってもらえる?」

飛鳥「お安い御用さ」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:30:29.31 hQFJF+pQ0
飛鳥「悪いが少し起こすよ」


P「んっ…飛鳥…?」


飛鳥「あぁ、ボクだね」

P「重たくないか…?」

飛鳥「今はボクの心配より睡眠の事だけを考えていればいい」

P「悪いな…」

飛鳥「おやすみ、P」ナデナデ

P「…」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:31:36.70 hQFJF+pQ0
奏「どう?」

飛鳥「自分に子供ができた気分だよ」

奏「旦那さんが今寝てる訳だけど」クスッ

飛鳥「そういう冗談は辞めにしないか?」

奏「想像ぐらい、ね?」



飛鳥「…そうだな」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:32:15.38 hQFJF+pQ0
『飛鳥…俺と結婚しよう』

『飛鳥、見てくれ。俺たちの子供だ』

『名前はどうしようか?みんなに聞いてみようか』

『飛鳥…飛鳥…』
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:32:55.92 hQFJF+pQ0
飛鳥「…これはダメだ」

奏「未来はどんなだった?」

飛鳥「考えれば考える程自分が自分でなくなってしまう」

奏「恋は盲目って言うしいいんじゃない?ふふっ♪」


飛鳥「そういう奏さんはどうなんだい?」

奏「私は…」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:33:21.53 hQFJF+pQ0
『奏、結婚しよう』

『綺麗だ…ずっと飾っておきたいぐらいだよ』

『そのお腹は…そうか、遂にか』

『大丈夫か!?無理するな…今連れてってやるからな…!』



奏「…そうね、辞めておきましょう」

飛鳥「ああ」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:35:11.86 hQFJF+pQ0
P「んっ…今何時だ?」

奏「7時、よく眠れた?」

P「あぁ…ありがとう二人とも」

飛鳥「これぐらいどうってことないさ」

奏「そうね、何ならまたしてあげましょうか?」

P「それは…うんって言いたいけど言えないな」

飛鳥「君にも立場というものがあるからね」

P「こんな事してもらって立場もクソも無い気がするがな」

奏「…立場なんて関係ない、でしょ?」


P「…そうだな」


飛鳥「ああ、アイドルという仮面を今は外そう」


奏「仮面の下も貴方は気に入ってくれるかしら?」


P「勿論だ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:35:41.52 hQFJF+pQ0
P「…そういえば途中ちょっといい匂いがムワッと入ってきたんだが何かあったのか?」

奏「…その事は無かったことにしてあげるから忘れて」

P「…?」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/17(水) 22:40:20.62 hQFJF+pQ0
終わり
アイドルに膝枕してもらいたいだけの人生だった…
次はバレンタイン前のざわざわした日常を色んなアイドルで書いていきたいなと思ってるので良かったらご覧下さい、ありがとうございました

みりあ「プロデューサー、ちゅー!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:12:33.47 j95C3FWSo
P「わかった」

ぶっちゅううううううううううううう!!

みりあ「んんんんんんっ!?」

凛「!?」

ぶちゅっ、ぶちゅ! むちゅん、むちゅちゅ!

べろんべろん、ぶちゅちゅっちゅちゅちゅちゅちゅ!

ぬちゅん! くちゃっ、くちゃり! じゅるるるるるる! じゅるん!!

みりあ「ふぁ…」ガクッ…

P「次はどいつだ」
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:13:20.73 j95C3FWSo
未央「つ、次は私だ!」バッ

凛「未央!?」

P「その意気や、よし!」ぢゅううううううううううう!!

未央「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

ぶちゅっ! ちゅっ、ちゅっ、ちゅるるるん! ぶちゅちゅっちゅちゅ!

未央「あはぁ…」バタン

P「次」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:14:26.37 j95C3FWSo
莉嘉「うぇぇ、みりあちゃんと未央ちゃんがチューされちゃった!?」

アーニャ「怖い、です…」

美波「みんな…」

P「どうした? 誰も来ないのか?」

美波「わ、私が相手になります! だから…」

P「あ、美波。誕生日おめでとう」

美波「え? あ、ありがとうございます…」

P「今だ!!」ぶちゅううううううう!!

アーニャ「はぅっ!!」

美波「アーニャちゃん!」

ちゅぱちゅっぱ! じゅるるる! べろん! じゅぱぱぱっ!

アーニャ「アー…」ガクン
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:15:08.19 j95C3FWSo
P「そして!」ぶっちゅうううううううううううう!!

莉嘉「んっ、んーっ!!」

じゅるん! じゅっぱじゅっぱ! ずーっ、ずーっ!!

んっぢゅうううううう! じゅるん! じゅるん!

ぢゅーっ! くちゃっ、くちゃり、じゅぱんっ!!

莉嘉「ふぁ…アタシ、オトナになっちゃった…」ヘタリ

美波「な、なんで…私が相手になるって言ったのに…」

P「なんだ、そんなにキスしてほしかったのか」ぢゅううううううううううう

美波「んんっ!?」

れろれろれろれろ、じゅるるるっ、じゅるん! じゅぱっぱっ!

美波「んはぁっ…」ズルッ

P「次だ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:16:23.87 j95C3FWSo
凛「待ちなよ」

P「お? 次は凛が相手をしてくれるのか?」

凛「私は嫌だけど…アンタ、無理にでもやるんでしょ」

P「いや、やらない」

凛「え?」

P「他行くとするか…」

スタスタ

凛「え?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:16:55.16 j95C3FWSo
P「さて、次の獲物は…」

李衣菜「でさー、その時私は言ったわけだよ」

夏樹「はいはい、ロックだろ?」

ぶっっちゅうううううううう!!

李衣菜「〜〜〜〜〜!?」

にゅるん! にゅるん! ずぞぞぞぞ〜ぶちゅん! ちゅちゅっ!

李衣菜「ふぁぁ…なんでぇ…」クタッ

夏樹「だりー!! プロデューサーさん、アンタ何して…」

ちゅうううううううう!!

夏樹「んっ!?」

んちゅっ、んちゅ、ちゅぅぅぅぅぅ〜…ちゅぽっ!

夏樹「あ、ああぅ…」ガクリ

P「ふっ、こいつらも女だな…次だ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:17:47.68 j95C3FWSo
奏「ねぇ、待って」

P「奏」

奏「見てたわよ。ちょっと、キスが乱暴すぎやしないかしら」

P「………」

奏「そんなやり方だと、女の子は引いちゃうわよ? 私がキスの仕方…教えてあげよっか?」

P「………」

チュッ

奏「ひゃうっ////」

P「ほっぺただけでこれか…お前にはまだ早い」

スタスタ

奏「ふ…不覚ね…」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:18:35.02 j95C3FWSo
P「お?」

奈緒「あ、プロデューサー」

加蓮「おはよー、ちーっす」

ぶちゅうううううううう!!

加蓮「んんんんっ!?」

奈緒「はぁっ!? な、何やってんだ!?」

P「キスだ」

ぶちゅるるるるるるうううううう! ぶちゅん、ぶちゅん! ぢゅぢゅっ! ずるるるるる!

加蓮「んんっ…もうダメ…」パタリ

奈緒「あわわわわわ…」

P「さて…」

奈緒「ちょ、ちょっ…やめ…来るなーっ!」

スタスタ

奈緒「あれ…? 来ない…た、助かった…のか?」

P「と思わせて!」ぶっちゅううううううううううううううう!!

奈緒「んんんんんんんんんんんん!!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:19:19.00 j95C3FWSo
ぬちゃり、ぬちゃり、ちゅん、ちゅっちゅっちゅ…ちゅるりん!

奈緒「あーっ、ふぁぅぁ…」ガクッ

P「さて…」

ヘレン「情熱的ね。それでこそ世界レベルにふさわしいわ」

P「あ、ヘレンさん! お疲れ様です!」

ヘレン「健闘を祈っているわ」

P「はい! ありがとうございますっ!」

スタスタ…

P「よし。次だ次」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:19:53.17 j95C3FWSo
法子「みんなー、ドーナツ買ってきたよー!」

P「ありがとう」

モグモグモグモグモグ!!!

法子「あーっ!?」

ゆかり「まぁ、全部食べてしまいました…」

有香「ちょ、ちょっと、そんな一度に食べたら太りますよ!」

法子「なにするのー! ドーナツはみんなで食べるものだよ!」

ちゅうっ!!!!!

法子「んおっ!?」

じゅっぱじゅっぱ! ずるるるる…ずるっ!

じゅるるるる〜…じゅぽっ、にちゃっ、にちゃ!

ぐちゃり、ぐちゃり…ぐっ、ぐっ、ぐっ…じゅるん!

法子「ん…ごくん…ふぁ…」ヘタリ

P「返したぞ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:20:48.68 j95C3FWSo
P「さて、お前たちにもドーナツを分けてやらなきゃな…」

有香「よ、寄らないでください! 近づいたら…蹴りますから!」

P「そんな服装でか? パンツ見えるぞ」

有香「なっ!? な、何を言ってるんですかっ!」バッ

P「隙あり」

ぶっちゅううううううううう!!!

有香「はゃっ…」

ぶちゅん! じゅじゅじゅじゅじゅっ、じゅるりんっ! ぶちゅちゅちゅちゅ!

P「ふぅ…」ちゅぽんっ

有香「こ、この程度でぇ…」

P「お? 耐えたか。なら…」

じゅるるるるるる! ちゅっちゅっちゅっちゅ! じゅっぱじゅっぱ!

有香「ま、まらまらぁ…」

べろん、べろん! ぐちゅっ、ぐちゅっ! ちううううう…ちゅん!

有香「ふぅっ、ふぅっ…ふぅ…」

ずずっ、ずずずず…ずっ、ずっ、ずっ、ずっ…

有香「ひぅ…」フニャア

P「よし」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:21:22.33 j95C3FWSo
ゆかり「あの…私も、でしょうか」

P「そうだ」

ゆかり「そうですか…では、ご教授よろしくお願いしますね」

ちゅううううううううううううう!

ゆかり「んっ」

ちゅっ、ちゅうううっ、くちゅくちゅっ、ちゅぱっ!!

ゆかり「はぁ…っ…これが、キスの味…なのですね…」クラッ

P「次」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:22:00.86 j95C3FWSo
まゆ「あの…」

P「あ、佐久間」

まゆ「私、あなたのやってること聞いちゃって。それで…」

P「ああ、わかってる。ほらこれ、今月の分」

まゆ「うふふ…いつもありがとうございます♪」

P「いいっていいって、あいつによろしくな。それから、頑張れよ」

まゆ「はい。そちらも、頑張ってくださいねぇ」

スタスタ

P「よし。次行ってみよう」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:22:45.69 j95C3FWSo
輝子「お…プロデューサーが…来た…」

乃々「輝子さん…机の下、二人だと狭いんですけど…」

輝子「ようこそ、おかえり、トモダチ…」

ぶっっちゅううううううううううううううう

輝子「!? んっ、んーっ!!」

乃々「ひぃっ…!?」

じゅるん! じゅぽじゅぽじゅっぽ! ずずずずずず〜っ…

輝子「フヒ…ふは…トモダチ、越えちゃう…ああーっ…」トロン

乃々「ひっ、輝子さん…」

P「さて森久保、次はお前だ」

乃々「こ、来ないでくださいぃ…」

P「だったら、逃げればいいだろ?」

乃々「だ、だって…机の下じゃ…そんなのむーりぃー…」

P「逃げないってことはキスしていいってことだな?」

乃々「なんですかその理論…いや、やめ…」

ぶちゅうううううううううううううう!!

乃々「〜〜〜〜〜〜〜!!」

じゅるるるん! べろんべろん! ちゅぽぽぽぽっ!

ちゅっちゅっちゅっちゅ! ちうううううう〜ちゅるん! ちゅっぱちゅっぱ!

ずゅるるるるる…じゅぅううっ…じゅる! じゅる! じゅんっ!!

乃々「うぅぅ…もりくぼ、汚されちゃいました…」パタン

P「次…」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:23:27.07 j95C3FWSo
ちひろ「プロデューサーさん」

P「あ、ちひろさん。どうも」

ちひろ「アイドル達にキスして回ってるそうですね」

P「ゲッ!? ど、どこからそれを…」

ちひろ「もう…いけないひと」

チュッ!

P「んっ!?」

チロチロチロ、ジュンッ! ツルルルル…ジュルッ、ジュルン!

クチュッ、クチュッ…ヌチャ…チュッ、チュチュッ、チュッ…

ズルッ! ズルルルルル! ジュルルッ、ジュルッ!

チュゥゥゥゥ〜…チュパッ、チュッパチュッパ! チュン! チュポッ!!

P「うっ…」ガクッ

ちひろ「プロデューサーさん」

P「ふぁ…?」

ちひろ「アイドルに手を出したら、ダメですよ。ね?」

P「ふ、ふぁい…スミマセン…」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:23:54.36 j95C3FWSo
トレーナー「うっ、ふぅ…」

ベテトレ「はぁっ…あああ…」

マストレ「ふぅっ、ふぅっ…」

ルキトレ「ふぁぁ…あっ」

P「ふぅ…」ちゅぽんっ

P「アイドルはダメってことは、トレーナーならオッケーってことだな!」

終わり
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/27(水) 22:59:02.29 ofV8OKO/O
情熱的で大変よろしい
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/07/28(木) 16:11:50.08 zAguXftr0
ちひろさん強い…

【モバマス】仁奈「赤ちゃんはどこから来やがりますか?」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:22:01.77 eQiBinJi0


【回答者:卯月】


卯月「ええ!? そ、その……ええっと……」カァァ

卯月「ママとパパが、コウノトリさんにお願いすると」

卯月「は、運んできてくれるんですよ……」モジモジ


【回答者:凛】

凛「何でそれ私に聞くかな……」

凛「コウノトリ……え? 卯月もそう言ってたの?」

凛「納得いかないから聞きに来た? じゃあ……キャベツ畑で生まれるんだよ」


【回答者:未央】


未央「コウノトリとキャベツ畑はダメ?」

未央「むむ……仁奈ちゃんにはまだ早いぞ!」

未央「大人になれば自然と分かるから、大丈夫だよ」ニコッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516008121
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:24:05.40 eQiBinJi0


【回答者:智絵里】

智絵里「うぅ……どうして私に……」カァァ

智絵里「う、うさぎさんが運んでくるんだよ。うさぎの国から」

智絵里「ちゃんと答えて欲しいって? あぅ……ごめんね、上手く言えない」


【回答者:かな子】

かな子「お菓子の国から……そういうのはもういい?」

かな子「んーと……あ! お菓子食べない? 美味しいよ!」

かな子「これもあげるよ、あとこれも!」


【回答者:杏&きらり】

杏「アメあげるから答えて欲しいって?」

杏「かな子ちゃんにはぐらかされたのか……んー」

杏「きらりー、代わりに答えてあげてー」

きらり「……」プシュー

杏「顔真っ赤で固まってるし」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:27:05.13 eQiBinJi0


【回答者:みく&李衣菜】

みく「杏チャンにみくなら知ってるって言われた!?」

みく「全く、何てことするにゃ……。あ、あのね」

みく「赤ちゃんは……男の人と女の人がキスするとできるにゃ……」カァァ

李衣菜「ロックじゃないなぁ」

みく「うるさいにゃ!! なら李衣菜ちゃんが説明してみてよ!!」

李衣菜「えっ」ポッ

みく「ほら、どうせ上手くできるわけないにゃ」

李衣菜「な、何だとー!?」


【回答者:美波&アーニャ】

アーニャ「赤ちゃんはどこから来るか、デスか?」

美波「そうね……どう説明しようかしら」

アーニャ「私に任せてくだサイ」

アーニャ「赤ちゃんは、お父さんとお母さんが願いを込めながらキスをすると」

アーニャ「キャベツ畑に実って、それを察知したコウノトリさんが」

アーニャ「運んできてくれるんデスよ」

美波「詰め込んだわね……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:30:04.56 eQiBinJi0


【回答者:蘭子】

蘭子「ぁ……赤しゃんは……」モジモジ

蘭子「男の人と、女の人が……はぅ……」カァァ


【回答者:美嘉】

美嘉「赤ちゃんはどこから来るか!?」カァァ

美嘉「っと危ない……! 周りには、誰もいないか……よかった」

美嘉(な、何て答えよう。普通にコウノトリで説明する?)

美嘉(でもカリスマで通ってるアタシがそんな常套句を使っていいのかな)

美嘉(アタシらしさを混ぜた方がいいよね……うーん……)


【回答者:まゆ】

まゆ「美嘉ちゃんは考え込んでて答えてくれなかった、と」

まゆ「いいですよ。何を聞きたいの?」

まゆ「……赤ちゃんはどこからやって来るか?」

まゆ「そうですねぇ……私も知りたいです」

まゆ「できればプロデューサーさんに教えて欲しいですね。手とり足とり……うふ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:33:20.17 eQiBinJi0


【回答者:瑞樹&楓】

楓「赤ちゃんはどこからやって来るか」

瑞樹「人生における永遠のテーマね」ムム

楓「そうですね……私たちも研究中なんですよ」ムムム

瑞樹「ふふ、なんてね。そんなにガッカリしないで? ちゃんと教えてあげるわ」

瑞樹「赤ちゃんは、お母さんのお腹の中からやって来るの」

瑞樹「? お父さんは関係無いのかって?」

楓「お父さんは魔法をかけて、赤ちゃんの種を、お母さんのお腹の中に預けるんです」

瑞樹「ちょっと、それアウトじゃない?」ヒソヒソ

楓「気にしすぎですよ」ヒソヒソ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:36:38.70 eQiBinJi0


【回答者:夏樹&拓海】

夏樹・拓海「ごふっ!?」

拓海「けほっ、の、飲み物飲んでる時に何てこと聞きやがる!!」

夏樹「ごほっ……まあまあ、子供なんだから仕方ないだろ」

夏樹「で、何だっけ? お母さんのお腹に?」

夏樹「赤ちゃんの種を預ける方法、か。魔法だよ魔法」

拓海「そんなんじゃ納得できないってか。ませてるな」

夏樹「拓海」

拓海「?」

夏樹「あとは任せた!」スタタタッ

拓海「はあっ!? こらてめぇ!!」

拓海「くそ、覚えてやがれ……あ、あの……な……」

拓海「どうするかって、いうと……」モジモジ

拓海「あー面倒くせぇな!! 気合だよ気合! 大抵のことは気合で何とかなるんだ!!」カァァ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:39:18.62 eQiBinJi0


【回答者:時子】

時子「セックスで仕込むのよ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:41:18.94 eQiBinJi0


【回答者:菜々】

菜々「はいっ!? せ、せせせぇ……せっく……す……!?」

菜々「って何なのかを聞きたいんですか? どうして……?」

菜々「ふむふむ……なるほど、そういうことですか。全くあの人は、なんてド直球な説明を……」

菜々「えっと、せっく……す、のことは忘れてください!」

菜々「赤ちゃんはウサミン星からウサミンが送り届けるんです! うーさみん!」ニコッ

菜々「あれ? どこ行くんですか、まだ説明してる途中ですよ!?」

菜々「くぅっ……次に聞かれる機会があったら、はぐらかさず答えられるようになりたい……!」グヌヌ


【回答者:フレ&志希】

フレ「わお! 出会い頭になんてことを聞くんだいこの子は!」

志希「興味を持つのはよいことだ♪ 教えてあげよう」

志希「セックスとは! 雄と雌が子孫を残すために行う儀式のことなのだー!」

フレ「声が大きいぞシキちゃん♪」

志希「だいじょうぶ、あたしに任せて?」

志希「まず用意するものがあります。それは」

フレ「それは?」

志希「水35リットル、炭素20kg、アンモニア4リットル、石灰1.5kg、リン800g…」

フレ「ってー、それ人体錬成に必要な材料やないかーい!」ビシッ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:43:33.61 eQiBinJi0


【回答者:文香】

文香「はあ……それはとても長い旅でしたね」

文香「知的欲求を満たすため……多種多様なアイドルの方たちに聞いて回って」

文香「行き着いたのは、私のもと……」

文香「……ええ……お教えしますよ。ですが仁奈ちゃんはまだ小さいので……」

文香「言葉に充分気を配らなければいけませんね……私なりに尽力します」

文香「その前に……仁奈ちゃんが今まで質問したアイドルの方々を、許してあげてくださいね」

文香「嘘をついたり、はぐらかしたり……皆さんは困っていたんです……」

文香「……そうなんですか……余計な心配でしたね」クスッ

文香「慌てないでください……分かっていますから。説明の切り口はどうしましょうか……」


――――――――

――――――

――――

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:46:15.90 eQiBinJi0

仁奈「プロデューサー!」スタタッ

P「おはよう仁奈。今日も元気が有り余ってるなぁ」

仁奈「えへへ。仁奈、じんたいのしんぴを知ったですよー!」

P「人体の神秘?」

文香「プロデューサーさん……実は……」ヒソヒソ

P「文香か。なになに」

P「あー……なるほどな」

文香「直接的には伝えず、本人もはっきりと理解をしていませんが」

文香「信じきっているので……見守ってあげてくださると……」

P「もちろんだ。ありがとうな文香」

文香「いえ……」

仁奈「2人で何を話してるですか?」

P「ん? 仕事の話だよ」

仁奈「怪しいでごぜーます」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:48:05.66 eQiBinJi0
P「本当だよ」ハハ

仁奈「……あっ」

仁奈「文香おねーさん! 仁奈、気づいたことがあるですよ!」

文香「何でしょうか……」

仁奈「この前、文香おねーさんが教えてくれたことが本当なら」

仁奈「プロデューサーと文香おねーさんも、赤ちゃんを作れるですか?」

P・文香「!?」

P「ふ、文香。どんな説明をしたんだ」ヒソヒソ

文香「だ……男性と女性が一晩同じ布団で過ごすと……」カァァ

文香「……新しい命が生まれると……」プシュー

P「文香!? 頭から煙が出てるぞ!!」

仁奈「違うですか?」

P「いや、その……まあ……当たってるけどな」

P「ただし、もう一つ条件があるんだ」

仁奈「じょーけん?」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:51:02.15 eQiBinJi0
P「そうだ、それはな。愛だ」

仁奈「あい」

P「うん。赤ちゃんを作ることは、男女の間で愛が無ければやってはいけないんだ」

P「仁奈のママとパパも愛があったから成功した」

仁奈「へぇー! 奥がふけーですね!」キラキラ


まゆ「その説明が本当なら」

P「!!」

まゆ「まゆとプロデューサーさんなら、作れますよね」

まゆ「赤ちゃん」ポッ

仁奈「作れるですか!?」

P「いいや、一方的な愛ではダメなんだ。よく覚えておくように」ヒソヒソ

まゆ「今一方的って言いましたか?」ガシッ

P「!!!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:55:45.49 eQiBinJi0
まゆ「そうだったんですね……でも」

まゆ「一晩一緒のお布団で過ごせば、プロデューサーさんも気が変わってくれますよ」ズザザザ

P「俺をどこへ連れてく気だ!?」

まゆ「愛の巣です♡」

仁奈「仁奈も作るとこ見てーですよ!」キラキラ

P「子供は見ちゃいけませんッ!! 大人になってからな!?」

P「いいか仁奈、文香と今俺が言ったことをちゃんと守るんだぞ!!」

P「プロデューサーとの約束だぞ!! ……くっ、何でこんなに力が!?」グイグイ

まゆ「晶葉ちゃんにパワーアップの装置を作ってもらいましたぁ」

P「放してくれぇぇぇ! 文香! 仁奈にしたように、まゆにも説明を!!」

文香「ぁぅ……」モジモジ

P「文香ぁぁぁ!! 助けてくれぇぇぇ!!」


ちひろ「その後、まゆちゃんの隙を見て何とか脱出したプロデューサーさんは」

ちひろ「まゆちゃんの暴走が収まるまで、隠れながら生活する日々を過ごしたらしいですよ」

仁奈「ちゃんちゃん♪ でごぜーます!」



おわり
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 18:58:32.33 eQiBinJi0
今の小学3年生って作り方とか知ってるんだろうか

読んでくださってありがとうございました

【モバマス】芳乃「みなさまに横文字を教えてもらいますー」

1 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 20:54:35.98 NHw1ub4F0

芳乃「というわけでさっそくお願いしますー」

卯月「ええっ!?」

芳乃「どんな言葉でも良いですよー」

卯月「ええっと、じゃあー……スマイルとかどうでしょう!」

芳乃「卯月さん。私も高校生なのですよー? それくらい知っていますー」

卯月「そ、そうですよね……」

芳乃「笑顔という意味でしょー。むふー」

卯月「合ってますけど、そこまで誇るものでもないような……」

芳乃「お店でも売っているらしいですねー」

卯月「スマイル0円ですか?」

芳乃「卯月さんのすまいるなら5000兆円の価値がありますー」

卯月「あはは、ありがとうございますっ」

芳乃「しかしー、卯月さんはあまり良い言葉を教えてくれませんでしたー」

卯月「それはごめんなさい。……でも、そういうことだったら凛ちゃんに聞いた方が良いですよ!」

芳乃「凛さんですかー?」

卯月「はい! 凛ちゃんはいろいろな言葉を知ってますから!」

芳乃「それでは凛さんにも聞いてみましょうかー」

卯月「私も次の機会までに横文字を覚えておきますね!」

芳乃「ありがとうございますー」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516017275
2 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 20:56:30.68 NHw1ub4F0

凛「それで次は私に?」

芳乃「いかにもー」

凛「別にいいけど。でも、私も卯月みたいに普通のことしか知らないよ?」

芳乃「学校で習うこと以外でしたら良いですよー」

凛「そっか。そうだな……アイオライトなんてどう?」

芳乃「ほー? それはどのような言葉でしょうー?」

凛「意味で言えば宝石かな。サファイアみたいに蒼くて綺麗な」

芳乃「ふむー。宝石については詳しくありませんがー、ぴかぴかな石ころのような物でしてー?」

凛「石……。まあ、そうだね。蒼くてキラキラ輝いてて、それにちょっと透明感もあるよ」

芳乃「見てみたいですねー」

凛「私も。まだ1度も見たことはないけど」

芳乃「凛さんはあいおらいとを何で知ったのですかー?」

凛「何で? そうだな……、あれは……」

芳乃「……ふむー。また面妖なこともあるのですねー」

凛「芳乃でもやっぱり珍しく感じることなんだ?」

芳乃「凛さんは私のことをどう思っているのでしてー?」

凛「あはは、やっぱりこう、光輝な感じがするよね」

芳乃「照れますー」

凛「あっ、嬉しいんだ」

芳乃「私も女の子ですからー」

凛「うん。……うん?」
4 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:01:05.02 NHw1ub4F0

芳乃「とーるちょこれーとおらんじゅもかえくすとらほいっぷえくすとらそーすをお願いしますー」

菜々「……あの、芳乃ちゃん。ここのカフェにそんなメニューは……」

芳乃「とーるちょこれ(以下略)はないのでしてー?」

菜々「事務所併設のカフェですし、普通のコーヒーならありますよ?」

芳乃「それは残念ですー。せっかく未央さんが教えてくださいましたのにー」

菜々「もうっ! 未央ちゃん何教えてるんですかっ!」

芳乃「……ふー。菜々さん、お茶をいただけますかー?」

菜々「あっ、はい! 今お持ちしますねっ」

芳乃「できればおせんべいの用意もー」

菜々「それはないですよぅ!」

芳乃「………………」ズズー

菜々「それで芳乃ちゃん。どうして未央ちゃんにそんなこと教わったんですか?」

芳乃「私は今横文字を学んでいるのですー」

菜々「横文字?」

芳乃「はいー。卯月さん、凛さん、未央さんと順番に教えていただきましたー」

菜々「そうだったんですね」

芳乃「菜々さんも何か教えてくださいませんかー?」

菜々「何かと言われても……。そうですね、チョベリグとか!」

芳乃「それは知っていますよー。ばば様がよく言っていましたー」

菜々「ばばっ……。な、菜々はまだ若いですからね!!!」

芳乃「……お茶が美味しいですー」

菜々「芳乃ちゃんっ!!!」
5 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:02:00.82 NHw1ub4F0

加蓮「チョベリグ? あははっ、今時そんなこと言う人いないよ」

芳乃「私もそう思いますが、菜々さんがー」

加蓮「まーた自爆芸? 菜々さんも懲りないね」

芳乃「菜々さんも好きでやっているわけではー」

加蓮「そうだね。それで、横文字を聞いて回ってるんだっけ?」

芳乃「いかにもー。加蓮さんにも聞くつもりですよー」

加蓮「えー、私にも聞くの? そんな変な言葉知らないよ?」

芳乃「ぽてとをあげますのでー」

加蓮「何か捻り出すからちょっと待ってて!」

芳乃「表情が瞬く間に変わりましたー」

加蓮「ポテト、トルネードポテト、Xポテト、ハッシュド……」ぶつぶつ

芳乃「鬼気迫る表情ですねー」

加蓮「……はっ! そういえばこのあと奈緒が来るんだった!」

芳乃「ほー、奈緒さんがここにー?」

加蓮「うん。あっ、それで1つ提案なんだけど……」

芳乃「……ふむー。それくらいならばー。では、言葉はー……」
6 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:03:52.68 NHw1ub4F0

奈緒「お疲れー。……あれ、加蓮まだ来てないのか?」

芳乃「お疲れ様ですー」

奈緒「おっ、芳乃じゃん。加蓮見なかったか?」

芳乃「はてー?」

奈緒「そうだよなー。……ったく、いないなら連絡くらい寄越せよな」

芳乃「荷物はあるようなので席を外しているだけかとー」

奈緒「まっ、待ってれば戻ってくるか」

芳乃「それまで魔法少女ふるぼっこちゃんのこんぷりーとでぃすくでも見ますかー?」

奈緒「そんな時間は……は?」

芳乃「先日ぶるーれいが発売されて奈緒さんは楽しみだったようですがー」

奈緒「そうだけど……よ、芳乃だよな?」

芳乃「いかにもー。まじっくないとぼっこぼこちゃんは見ないのでー?」

奈緒「タイトル変わってるし!」

芳乃「ほー?」

奈緒「なあ芳乃。何か変なものでも食べたか? なんか絶対芳乃から聞きそうにない単語が飛び出したけど」

芳乃「先ほどお茶とおせんべいをー」

奈緒「普通だ」

芳乃「そしてとるねーどぽてとをー」

奈緒「トルネードポテト!?」

芳乃「冗談ですー」
7 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:08:17.60 NHw1ub4F0

奈緒「………………」

芳乃「奈緒さん?」

奈緒「芳乃、本当に加蓮と会ってないのか?」

芳乃「会いましたがー」

奈緒「会ってんじゃん!?」

芳乃「会ってないとは一言も言ってませんよー?」

奈緒「はぁ……。それで、加蓮はどこ行った?」

芳乃「ぽてとを求めて旅に出ましたー」

奈緒「ったく、時間くらい覚えておけよ」

芳乃「承知の上で出掛けましたがー」

奈緒「なおさら悪いじゃねーか!!」

芳乃「もうすぐ帰ってくると思いますよー?」

奈緒「帰ってきてもらわないと困るわ」

芳乃「私とのお話で時間も潰れたことでしょうー」

奈緒「潰れたけど心臓に悪いぞ」

芳乃「いくつか加蓮さんに教えていただいたのでー」

奈緒「芳乃に変な言葉教えるなよ。教育に悪いだろ」

芳乃「加蓮さんを責めてはいけませんよー? 私の方から聞きましたのでー」

奈緒「は?」

芳乃「私は今横文字についてみなさんに聞いて回っているのですー」

奈緒「何してんのさ」

芳乃「奈緒さんにも聞くつもりですがー……ふむー、加蓮さんが帰ってきましたねー」

奈緒「ん? まだ姿なんてどこにも」

加蓮「ただいまー」
8 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:09:44.46 NHw1ub4F0

芳乃「おかえりなさいませー」

加蓮「あっ、奈緒来てた。どうだった?」

奈緒「どうだったって、何がだよ」

加蓮「二人で話してたでしょ。その感想」

奈緒「心臓に悪い。あと、芳乃に変な言葉を教えるな」

加蓮「変な言葉って。もともと奈緒が話してたアニメじゃん」

芳乃「まじかるがーるふるたちさんがそのあにめでしてー?」

奈緒「だからまたタイトル変わってるし!」

加蓮「あははっ。そっちの方が面白そうなタイトルじゃん」

芳乃「ばずること間違いないでしょー」

奈緒「その単語は誰に聞いたんだ!?」

芳乃「さてー?」

加蓮「このまま色々と覚えてったらすごいことになりそうだね」

芳乃「次は誰に聞きましょうかー」

奈緒「まてまてもうやめろ! これ以上やっても芳乃のイメージが崩れるだけだって!」

加蓮「確かに。もうだいぶ変わった気もするけど」

芳乃「ふむー。いめーじですかー」

奈緒「そうそう。やっぱイメージって大事だぞ」

芳乃「奈緒さんがそう言うのでしたら、やめておきましょー」

奈緒「……ほっ」

芳乃「再開するのはまた今度にいたしますー」

奈緒「またやるのかよ!?」

加蓮「まあまあ、たまにはいいんじゃない? 見てる分には」

奈緒「アタシは相手したくないけど?」

芳乃「それでは、さようならー」

加蓮「じゃーねー」

奈緒「はぁ、本人が楽しそうならいっか」
9 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:11:16.84 NHw1ub4F0


おまけ


P「………………」カタカタカタッ

芳乃「……そなたー」

P「……ん?」タターンッ

芳乃「少し聞きたいことがありましてー」

P「芳乃か。どうした?」

芳乃「この事務所はWi-Fiがないのですかー?」

P「Wi-Fi?…………Wi-Fi!?!?!?」

芳乃「いかにもー」

P「……芳乃?」

芳乃「ほー?」

P「なんか変な機械のスイッチ押したか?」

芳乃「そのようなことはー」

P「じゃあ落ちてた怪しい薬飲んだり?」

芳乃「しませんよー」

P「か、風邪引いてたりしないか!?」

芳乃「安心してくださいー。私はいつも通り健康ですー」

P「そ、そうか……。それは安心……できないなぁー……」

芳乃「それでWi-Fiの件ですがー」

P「……そ、そうだな。Wi-Fiがどうかした、のか?」

芳乃「みなさまの過去のライブ映像をスマホアプリのYo◯Tubeで見ていたら速度制限になってしまいましたー」

P「………………」

芳乃「そのために事務所のWi-Fiを使わせてほしいのですー」

P「一気に畳み掛けにくるなぁ!?」
10 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:14:00.81 NHw1ub4F0

芳乃「確か私たちアイドルも使って良いものだったと記憶していますがー」

P「確かにそうだけど……」

芳乃「IDとパスワードを教えていただけませんかー?」

P「…………わかった」

芳乃「なにやら困惑しているようですがー?」

P「うん。すっごく困ってるよ?」

芳乃「悩み事でしたら聞きますよー」

P「……ありがとう。……でも聞いて意味あるのかな」

芳乃「むっ、困っている方の悩み事を解決するのは得意ですー」

P「そうか……」

芳乃「ではー、何を悩んでいるのですかー?」

P「……芳乃がおかしくなったことかな!」

芳乃「ふむー。芳乃さんがおかしくー。…………ほー?」

P「いきなりWi-Fiとか言い出してどうしたの? 横文字弱かったよね!?」

芳乃「………………」

P「誰かに教わったとしてもいきなりすぎるし、昨日までは普通だったはず!」

芳乃「………………」
11 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:16:36.04 NHw1ub4F0

P「芳乃にいったい何が……!」

芳乃「……そなたー」

P「俺の芳乃がどうして……」

芳乃「そなたー」

P「いったい誰がこんな酷いことを!!!」

芳乃「そなたー!」

P「!?」

芳乃「……そなたの瞳には私がどう映っているのですかー」

P「……ど、どうって言われても、いつも通り着物を着て、頭にリボンをつけて……」

芳乃「本当にそうですかー?」

P「俺にはそう見えて……」

芳乃「私は着物を着ていますかー?」

P「………………」

芳乃「今の私はお洋服を着ていますよー」

P「……そ、そんなこと」

芳乃「そなたの中で、いつまで私は着物を着ているのですかー?」

P「そ、それは……」

芳乃「早く最新の依田芳乃にアップデートしてくださいー」

P「あ……、あぁ……」

芳乃「依田芳乃ver1.01にー」

P「うわああああああああああ!!!!!」
12 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:20:15.38 NHw1ub4F0

終わりです。

よしのんにアップデートしろと怒られたので出来ました。

他にも書きたい子はいるのでそのうち同じようなのを書くと思います。

蘭子とかすごいことになりそうなので……。

それでは、読んでいただきありがとうございました・





普段はポジパとか書いてるんですよ。


【モバマス】茜「新年も!」未央「ポジパが」藍子「遊びますっ」
14 :◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:35:13.60 NHw1ub4F0

芳乃「蒼の剣を受けよー、あいおらいと・ぶるー」

未央「………………」

芳乃「静かなる蒼の息吹よー、我が剣に宿りて敵を穿てー……らずーる・れおー」

未央「しぶりんに何されたの!?」

芳乃「ほー?」

未央「よしのん何かしぶりんに弱味でも握られてない? 私でよければ力になるよ!?」

芳乃「弱味などは何もないですがー?」

未央「それならいいけど……」

芳乃「凛さんには横文字を教えてもらったのですー」

未央「横文字? しぶりん何教えてるのさ……」

芳乃「あいおらいとー……」

未央「言わなくていいから!?」

芳乃「未央さんも何か教えてくださいー」

未央「えぇっ。しぶりんみたいに変な言葉知らないんだけど……」

芳乃「横文字ならなんでも良いですよー? 学校で教わらないことならばー」

未央「なんでもって逆に難しいけど……。そうだなー、じゃあ実用的なことで……」

芳乃「ふむー」

未央「トールチョコレートオランジュモカエクストラホイップエクストラソースとか?」

芳乃「何かの呪文でしてー?」

未央「まあ、呪文だね」

芳乃「誰を呪い殺すのですかー?」

未央「そんな物騒なものじゃないから。とあるコーヒーショップの注文法だよ」

芳乃「ほー……」

未央「よかったら試してみてね!」

芳乃「わかりましたー」

モバP「いかん、カコニウムが不足してきた」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 16:58:05.56 o3oPulyF0
のんびりと書いていきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516003085
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 17:00:15.13 o3oPulyF0
茄子「カコニウム?」

P「そう、カコニウムだ」

茄子「なんですかそれ?なにかの栄養とかですか?」

P「うむ、そのとおりだ、わかりやすく言うとカルシウムとかビタミンとかそういう類のものだ」

茄子「なるほど、だとしたらわりと重要なものじゃないですか」

P「そうだ、そして仕事をしていると減ってくるんだ」

茄子「お仕事をしてると?」

P「ああ、カコニウムが足りなくなると疲労や集中力・思考力の低下などの症状が現れるんだ」

茄子「まあ、それは大変ですね」

P「だろ?そして最悪の場合は死に至る」

茄子「死!?」

P「いやすまん、最後のはさすがに冗談だ」

茄子「もう!脅かさないでください!冗談でもそういうことは言っちゃダメです!」

P「いてて……わかったわかった、悪かったから叩くな」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 17:06:58.16 o3oPulyF0
茄子「まったく……だけどPさんにとって大事なエネルギーだってことはわかりました」

P「おっ、さすがは茄子だな、かしこいぞ」

茄子「えへへ♪ちなみに足りなくなったらどうやって補充するんですか?」

P「んっ?まあそうだな、茄子とこうやって話したりしてると補充できるんだよ」

茄子「私と?」

P「おう、なんてったってカコニウムだからな」

茄子「カコニウム……あぁ、なーんだ、そういうことだったんですか」

P「そういうことだ」

茄子「もう……Pさんったら困った人ですね、深刻な話かと思ったじゃないですか」

P「いやいや、俺にとっては結構深刻だぞ、仕事でささくれ立った心を茄子との触れ合いで癒してもらってだな……」

茄子「またそんなことばっかり言って……ほら、そろそろ出かける時間じゃないんですか?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 17:15:32.62 o3oPulyF0
P「おっとそうだな、もうこんな時間か……」

茄子「ふふっ、急いだせいで忘れ物をしないように気をつけてくださいね」

P「大丈夫だよ、事前にしっかり準備したからな」

茄子「本当ですか?Pさんおっちょこちょいですからねぇ……」

P「本当だって、それじゃ行ってきま……」


グイッ


P「おわっと……」

茄子「ほら、やっぱり忘れてるじゃないですか」

P「えっ、なにを忘れて……」


チュッ


茄子「ねっ、忘れてるでしょ?」

P「……ああ、そうだったな」

茄子「もう大丈夫ですね、それじゃいってらっしゃい、Pさん♪」

P「おう、いってくる!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 17:33:38.57 o3oPulyF0



P「はい、はい……ではそれでお願いします、それでは失礼します」

P「ふぃー、ようやく片付いた……少し休むかな、お茶でも飲んで……」

茄子「そのままでいいですよPさん、私が淹れますから」

P「おっ、ありがとう……って茄子、いつからいたんだ?」

茄子「ついさっきです、お仕事に夢中で気付かなったんですか?」

P「うーん、どうやらそうみたいだな……」

茄子「本当にお疲れ様です、でも少し休んだ方がいいですね、はいお茶♪」

P「サンキュー、おぉ茶柱も立ってるな、さすがは茄子だ」ズズッ……

茄子「ふふっ、恐れ入ります」

P「ふぅ……これ飲んで一息ついたら、あとはあれの手配とそれから来年の……」

茄子「Pさん?」

P「んっ?」

茄子「せっかく休んでるんですから、頭の方も少し休めた方がいいですよ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 17:36:39.65 o3oPulyF0
P「あぁ、それもそうか」

茄子「そうそう、リラックスですっ」

P「わかってるんだ、わかってるんだけどこればっかりはプロデューサーの職業病っていうか……」

茄子「もう、まったく……」


ガシッ


P「おぉ?茄子殿、なにをなさっているのですか?」

茄子「ふっふっふ〜♪リラックスできるように肩を揉んでやるぞよ〜、マッサージじゃ〜」モミモミ……

P「おぉ〜……いいねぇ、気持ちいいぞ……」

茄子「ふふっ、カチコチになってますよ、Pさん?」

P「まあ、ここんとこ年末進行で忙しかったから……」


ギュッ


茄子「……ダメですよ?ちゃんと休まないと」

P「……ああ、わかってるよ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 17:39:14.52 o3oPulyF0
茄子「むぅぅ……本当ですか?」

P「うーん、まあ結構キツイ時もあるのは否定しないけどさ」

茄子「やっぱり」

P「でもほら、こうやって定期的に茄子にマッサージしてもらったり、茄子とくっついてエネルギーを補充してるから大丈夫さ」

茄子「カコニウム、でしたっけ?」

P「そうそう、それそれ」

茄子「もう……また冗談ばっかり言って」

P「わりと真面目に話してるつもりなんだけどなぁ」

茄子「はいはい、それなら今からいーっぱいカコニウムを補充してあげます、ぎゅー♪」

P「おー、きてるぞー、足りなかったカコニウムがどんどん補充されていくぅ……」

茄子「Pさん、本当に無理しちゃダメですからね?」

P「……んっ、わかってる」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 19:26:58.72 o3oPulyF0
ガチャッ


茄子「お疲れ様でーす、ただいまお仕事から戻りま……あら?」


P「すぅ……すぅ……」



茄子「Pさんったらソファで寝てる……」

茄子「……もう」




P「……んっ?」

茄子「おはようございます」

P「おお茄子、おは……あれ?」

茄子「どうしました?」

P「いや、起きたら茄子に膝枕されてるから驚いただけだ……」

茄子「あっ、まだ起きなくていいですよ、ゆっくりしててください」

P「ああ、ありがとう……」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 19:51:00.02 o3oPulyF0
茄子「ふふふ♪」

P「どうした?」

茄子「Pさんの寝顔、可愛かったですよ?」

P「……そうか?」

茄子「ええ、思わず写真撮っちゃいました」

P「なにっ!?」

茄子「これ、待ち受けにしちゃっていいですか?」

P「だ、ダメダメ!恥ずかしいから絶対にダメだ!」

茄子「もうー、ケチ!」

P「ケチで結構」

茄子「むぅぅ……」

P「膨れてもダメだ」

茄子「……自分のスマホの待ち受けは私の写真にしてるくせに」

P「なっ!?ど、どうしてそれを……」

茄子「ふふーん、どうしてでしょうね♪」

P「あ、あれはその……ほら、なんだ……」

茄子「わかってますよ、どうせカコニウムの補充用に、と言うんですよね?」

P「ぐっ……」

茄子「なら私もPさんニウムに補充用にします、誰にも見せません、だからいいでしょ?」

P「……本当に誰にも見せるなよ?」

茄子「はい、もちろんです、ふふっ♪」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 19:58:40.00 o3oPulyF0
P「よっと……うーんと、準備はこんなもんかな……」

茄子「Pさん、これ忘れてませんか?」

P「おぉ、スマホの充電器か!忘れてたよ、ありがとう茄子」

茄子「もう、しっかりしてください、そんなんじゃ出張先でも失敗しちゃいますよ?」

P「ははっ、大丈夫だって、心配するな」

茄子「本当ですか?二週間も出張なんですよ?」

P「まあ確かにちょっと長めだな、でも年末にはちゃんと帰ってこれるし……」

茄子「そうじゃないです」

P「?」

茄子「カコニウム……でしたっけ?それが不足しちゃうんじゃないかってことですよ」

P「あぁ、それか……うん、大丈夫だ」

茄子「大丈夫なんですか?」

P「ちゃんと毎日茄子にライン送るよ、だから大丈夫さ」

茄子「むぅぅ……そんなので足ります?」

P「なんだよ、なにが言いたいんだ?」


ギュッ


茄子「こうやって直接触れ合って補充しなくても大丈夫なんですか、ってことです!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 19:59:40.42 o3oPulyF0
P「あー……まあ、確かに茄子をギュッとできないのはちょっと辛いなぁ……」

茄子「ほら、やっぱり」

P「でもな、いつまでも茄子に甘えてばっかりじゃカッコ悪いだろ?たまには茄子抜きでもびしっと決めないとな」

茄子「Pさん……」

P「茄子のほうこそ、俺と会えないからって泣いたりするなよ?」

茄子「もー!それはこっちのセリフです!私がいないからってお仕事に身が入らないなんてことないようにしてくださいね?」

P「おう、やってやるとも!」

茄子「ふふっ♪」


チュッ


茄子「気をつけて行って来てくださいね?」ギュッ

P「ああ……」

茄子「帰ってきたらいっぱいカコニウムを補充させてあげます……♪」

P「おう、楽しみにしてるよ」

茄子「はい、楽しみにしててくださいね♪」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:01:46.77 o3oPulyF0
ガチャッ


茄子「はぁ……ただいまー」

茄子「うーん、この時期は特番の収録が多くてさすがに疲れちゃいますねー」

茄子「まあ、毎年のことだから慣れてきましたけど……」


ピロリン♪


茄子「んっ?」



こんばんわ



茄子「あっ、Pさん♪」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:02:26.64 o3oPulyF0
茄子
こんばんわ〜♪今日のお仕事は終わりですか?



打合せ中の休憩時間 眠い


茄子
こんな時間までですか?大変ですね



だからこうしてカコニウムを補充してるんだよ



茄子「ふふっ♪」




そっちはどうだ?


茄子
今日も特番の収録でした 明日も朝早くからお仕事です



無理すんなよ?夜更かししてないで早く寝るんだぞ?


茄子
はーい♪Pさんこそ夜更かししないでちゃんと寝てくださいね



努力する んじゃそろそろ休憩終わるから


茄子
がんばってください



おう おやすみ


茄子
おやすみなさい♪







茄子「……Pさん」

茄子「……明日もがんばろ♪」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:03:10.54 o3oPulyF0
ガチャッ


茄子「ただいまー……」

茄子「ん〜……疲れが溜まってきました……」

茄子「明日はいよいよ隠し芸大会の収録だし早くお風呂に入って寝なきゃ……」

茄子「と、その前に♪Pさんからの返信は……」

茄子「……あれ?まだ既読ついてない……」

茄子「忙しいのかな……」

茄子「……Pさん」




茄子
今帰りました 明日もお仕事頑張ります!


茄子
Pさんもあと一週間頑張ってください!




茄子「あと一週間……あと一週間すればPさんが帰ってくる……」

茄子「……長いなぁ」


16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:04:11.87 o3oPulyF0
ガチャッ


茄子「ただいま……」

茄子「はぁ〜……疲れた〜……」

茄子「でもあとちょっとでお仕事も一段落、もうひと頑張りかな……」

茄子「それにPさんが帰ってくるまであと三日……」

茄子「あと……三日……」

茄子「…………」


茄子「う〜ん……長い!」


茄子「長い長い長い、なが〜い!」

茄子「毎日連絡するって言ってたのに!カコニウムがなんたらかんたら言ってたのに今日はまだ来てないし!」

茄子「もーっ!もーっ!Pさんはもーっ!!」ジタバタジタバタ…

茄子「はぁ……」

茄子「Pさんが帰ってきたらまず最初になんて言おう……?」

茄子「出張お疲れ様でした……お仕事大変でしたね……」

茄子「うーん……なんでもいいや……」



茄子「なんでもいいから、早く会いたいなぁ……」



17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:05:01.49 o3oPulyF0
テクテク……


茄子「ふぅ……今日も疲れた……」

茄子「でも、ようやくお仕事が一段落!そして明日はオフ!私、がんばりました!」

茄子「これでやっとお寝坊ができる……嬉しい♪」

茄子「それにPさんがいよいよ明日帰ってくる……!」

茄子「ふふっ、今から顔がにやけちゃうっ♪」

茄子「明日は美味しいお料理をいっぱい作っておかなくちゃっ!」

茄子「でもとりあえず今日は早く寝て……Pさんをお迎えする準備は明日にしましょう……」

茄子「さすがにエネルギー切れだし……ちゃんと休まなきゃ……」


ガチャッ


茄子「ただい……あれ?」

茄子「部屋の電気が点いて……?私ちゃんと消したはず……」


「おっ、帰ってきたか」


茄子「……えっ?」

P「おかえり茄子、お仕事お疲れ様」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:06:38.19 o3oPulyF0
茄子「P……さん?」

P「ああ、そうだよ」

茄子「どうして……帰ってくるのは明日なんじゃ……」

P「まあそのつもりだったんだけどな、少し予定を詰めて早く帰ってきたんだ、どうだ?驚いたか?」

茄子「…………」

P「茄子?」


ダキッ!


P「うわっと!」

茄子「…………」

P「か、茄子…?」

茄子「…………」ギュウウウウウウ

P「い、痛い痛い!茄子、痛いって!力強すぎ……!」

茄子「Pさん……」

P「んっ?」


茄子「バカっ!」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:07:04.21 o3oPulyF0
P「ば、バカぁ?」

茄子「毎日連絡するはずじゃなかったんですか!?カコニウムはどうしたんですか!」

P「えっ?あぁ、もちろん連絡はするつもりだったんだけど、出張の最後のほうは忙しくて……」

茄子「ラインを送信してもなかなか返信してくれないし……」

P「ち、ちゃんと返信してただろ!ただ夜中に返信するのはなんか気が引けたから朝に返信するようにしてただけだ」

茄子「むぅぅ……すぐ気づいたらすぐ返信して欲しかったのに……Pさん優しすぎますよ……」

P「悪かったよ茄子、でもお前も仕事で忙しいだろうから迷惑かなと思ったんだ、疲れてるだろうし……」

茄子「……疲れてるからこそ」

P「えっ?」

茄子「疲れてるからこそ、Pさんからの連絡でPさんニウムを補充しなくちゃいけなかったんです!」

P「Pさんニウムってお前な……」

茄子「なんですか?カコニウムがあるんだったらPさんニウムがあってもいいでしょ?」

P「うーむ、そんなもんかなぁ?」

茄子「そんなもんです、それなのにPさんは私からの連絡を無視して!もうっ!もうっ!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:07:39.37 o3oPulyF0
P「だから無視したわけじゃないんだって……お願いだから機嫌直せよ、茄子」

茄子「いやですっ」

P「参ったな……どうすりゃいいんだか……」

茄子「……機嫌を直して欲しかったら、もっといっぱいギュってしてください」

P「そんなのでいいのか?」

茄子「はい、Pさんニウムを補充したいですから」

P「……ああ、わかった」


ギュッ


茄子「んっ……」

P「どうだ?」

茄子「……はい、いい感じです、どんどんPさんニウムが補充されていきます……」

P「そりゃよかった」

茄子「Pさんはどうですか?」

P「うん、俺もカコニウムをいっぱい補充できてるよ」

茄子「よかったです♪だけど……」

P「なんだ?」

茄子「二週間も補充できなかったんですから、まだ全然足りませんよね?」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:08:42.76 o3oPulyF0
P「……まあ、そうだな」

茄子「私もPさんニウムが全然足りません……もっといっぱい欲しいです……」

P「どうしよっか……?」

茄子「ふふっ、こうします……♪」

P「んっ……」

茄子「ちゅっ……んっ……んっ……」

P「茄子……」

茄子「……はい?」

P「……ただいま、それと……会いたかった」

茄子「私もです、会えなくて寂しかったです……んっ」

P「んむっ……」

茄子「Pさん……」

P「茄子……俺帰ってきたばっかりでシャワー浴びてない……」

茄子「いいんです……」

P「でも……」

茄子「いいの……」




茄子「今夜は……少しも離れたくないです……」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:09:33.81 o3oPulyF0
チュンチュン……



P「ふぅ……」

茄子「んっ……」

P「もう朝か……」

茄子「んんっ……はい、でも今日は私もPさんもお休みですよ……」

P「そうだな」

茄子「だからまだこうやって寝てても大丈夫です……♪」ギュッ

P「……ふふっ」

茄子「どうしたんですか?」

P「いや、そういえば茄子にカコニウムの話をしたときに呆れられてたなと思ってさ」

茄子「まぁ……また冗談言ってるなとは思いましたけど……」

P「ああ、だけどまさか二週間会えなかっただけで茄子の口からPさんニウムが足りないなんて言葉が出てくるとはな」

茄子「あうっ……」

P「俺が出張に行く前はしっかりしなきゃダメとか言ってたのに、たった二週間留守にしただけで茄子のほうがあんなになるなんて……」

茄子「も、もー!もーっ!Pさんは私に会えなくて寂しくなかったんですか!?」

P「そりゃもちろん寂しかったけど、会うなりいきなり抱きつくってのは……」

茄子「むぅぅ……」

P「……冗談だよ茄子、怒るな」チュッ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:10:18.57 o3oPulyF0
茄子「んっ……」

P「正直言うと、俺だって出張を早めに切り上げて早く茄子に会いたかったよ」

茄子「本当ですか?」

P「本当だよ、でも茄子と約束したからな、茄子抜きでもびしっとやってみせるって」

茄子「……そうですね」

P「それに、茄子だって俺がいなくてもちゃんと仕事してたしな、ちひろさんも誉めてたぞ」

茄子「はいっ、がんばりました♪」

P「本当にお疲れさん、今日はゆっくり休んでいいからな?」

茄子「ありがとうございます、それと……Pさんも本当にお疲れ様でした♪」

P「ああ、今回は本当に疲れたよ……」

茄子「あらあら、大変でしたねぇ」

P「おう、だが辛くてもスマホの待ち受けにしてる茄子の写真を見てカコニウムを補充して……」

茄子「Pさん♪」

P「んっ?」

茄子「今は目の前に私がいるんですよ?写真なんか見ないでください」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:10:50.32 o3oPulyF0
P「……ああ、そうするか」

茄子「はい、というわけで……んっ!」ギュッ

P「あ〜……茄子はやわらかいなぁ……」

茄子「やわらかですよ〜♪」

P「ゆうべいっぱいカコニウムを補充したけど……このままだとちょっとヤバイかも……」

茄子「どうしてですか?」

P「このままだと摂取量が多すぎてカコニウム中毒になりそうだ……」

茄子「中毒?なんだか大変そうな響きですけど、中毒になるとどうなるんですか?」

P「うーん、茄子から離れられなくなるかも……」

茄子「なーんだ、それだけですか」

P「それだけって……」

茄子「大丈夫ですよ、だってそれなら……」




茄子「私はとっくになってますから、Pさん中毒に♪」




おわり
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:11:54.44 o3oPulyF0
駄文失礼しました〜
あけましておめでとうございます
年が明けて初めてのの投稿です
今年ものんびりと書いていきます
あとデレステのSSR茄子さんは無事にゲットできました やったぜ
ではまた〜
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/15(月) 20:25:42.65 V4opfHmO
乙乙。
だだ甘…

美穂「いっぱいちゅき…///」P「!?」

1 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:44:16.77 sw8VZehG0
(事務所)

美穂「ふぅ…やっとお仕事終わったね」

美嘉「ここ数日、ドラマの撮影とCDの収録で拘束されっぱなしだったから開放感ハンパないよねー★」

奏「そうね…せっかくだから羽を伸ばしたいところだけど、この時間から打ち上げができるようなお店がないのよね」

美穂「高校生だけだと入れてくれるお店がないよね。プロデューサーさんもいないし」

美嘉「奏ちゃん1人なら大丈夫そうだけどね。雰囲気完全にオトナだから★」

奏「制服着てるからさすがにバレるわよ」

美穂「(大人がコスプレしてるようにも見えるなんて言えない…)」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515681856
2 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:44:47.64 sw8VZehG0
奏「…そうだ。なら私の家で打ち上げするのはどうかしら?」ピ-ン

美嘉「え?」ギクッ

美穂「お邪魔していいの?」

奏「もちろん。観たかった映画も溜まってるのよ。よかったらみんなで観ましょう」

美穂「うん、喜んで♪ 美嘉ちゃんは?」

美嘉「わ、私は予定があるから今日は行けないカナー」ギクシャク
3 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:45:19.07 sw8VZehG0
奏「あら…残念。どうしても来れないの?」

美嘉「う、うん。ごめんね!」

美穂「…?」

奏「なら仕方がないわね…じゃあ本格的な打ち上げは別の日にするとして、今日は2人きりで映画鑑賞会を楽しみましょうか。美穂♪」

美穂「そうだね。ところで奏ちゃんってどんな映画観るの?」

奏「そうね…最近はアクションが多いかしら」

美穂「へー、そうなんだ。ちょっと意外かも♪」

美穂「(『パイレーツオブカリビアン』とか『ミッションインポッシブル』あたりかな?)」
4 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:47:24.07 sw8VZehG0
美嘉「…じ、じゃあ、アタシは先に帰るね。お疲れ様ー」ソソクサ

奏「うん。お疲れ様」

美穂「お疲れ様ー…?」

美穂「(美嘉ちゃん。なんだか様子がおかしかったな?)」

美嘉「(ごめん…! 美穂ちゃん…!)」

奏「さ、行きましょうか♪」
5 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:47:59.84 sw8VZehG0
(奏宅)

奏「♪」ドンッ!!

【シャークネード】
【シャークネード2】
【シャークトパス】
【ラッシュライフ】
【実写版デビルマン】
【ポプテピピック】

美穂「」

奏「さあ…朝まで楽しみましょう♪」

ウワァァァァァッ!!
6 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:49:34.73 sw8VZehG0
(次の日・事務所)

P「おはよう。美穂と奏は来てるか…って、ん!?」

美穂「チェーンソー…鮫…タコさん…堺雅人さんの無駄遣い…」ボ-ッ

P「虚ろな目をして何があったんだ美穂っ!?」

美穂「えへへ…プロデューサーさん。何にもありませんよ…ただ昨日、延々と『映画の形をしたナニカ』を見続けただけで…」

P「えぇ…ぜんぜん話がつかめない」
7 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:50:13.30 sw8VZehG0
カチャ

奏「あら。おはようプロデューサー」

P「おはよう奏。美穂の様子がおかしいんだけど何か知らないか? ハイライトが消えて虚ろな目をしているんだ」

奏「平気よプロデューサー。ただ、私と2人で朝まで映画鑑賞会をしただけ。きっと寝不足なのね」ニコリ

P「お前の仕業かァァァァ!! クソ映画愛好家ァァァァッ!」

奏「ふふふ。昨日は楽しかったわよ♪」
8 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:50:56.00 sw8VZehG0
P「ちなみに何を観たんだ」

奏「シャークネード、シャークネード2、シャークトパス、ラッシュライフ、デビルマン、ポプテピピックの6本よ」

P「それ。新手の拷問かな?」

奏「面白いわよっ!!」バ-ン!!

P「奏が『ブチ切れトーン』で叫ぶ姿を初めて見たな」

奏「面白いわよっ!!」バ-ン!!

P「2回言わなくていいわ! お前がクソ映画を好きなのはわかったからもういいわ!」
9 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:51:53.15 sw8VZehG0
(少しして)

P「まったく。初めて会った時は『ショーシャンク』とか『バックトゥザ・フューチャー』を好きな映画に挙げるような普通の映画好きだったのに。どうしてそうなったんだ」

奏「極めたのよ」

P「何をだよ。なんで極めた末にクソ映画に向かっちゃうんだよ」

奏「芸術家やファッションデザイナーが『普通にいいセンス』に飽きて『異次元の美』を追求し始めるのに近い気がするわね」

P「そこまで客観的に自分を見つめることができるのに何故クソ映画に向かうんだ」

奏「私の趣味嗜好はどうでもいいじゃない。口を出すのは野暮よ。だいたい、由里子がプライベートで【ピ-】な本を読んでいても止めないじゃない」

P「そうだけど。他の子を嬉々として鑑賞会に引きずり込んで被害を与えてるから奏のはタチが悪いんだよ」

奏「みんな喜んでるわよ!」
10 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:52:35.89 sw8VZehG0
P「本当に喜んでいるのかどうか証言してもらおう。美穂。目を覚ましてくれ」ペシペシ

美穂「ううん…プロデューサーさん…奏ちゃん…何ですか…」ボ-ッ

奏「美穂。昨日の映画鑑賞会。楽しかったわよね?」

美穂「もちろん…とってもためになりました校長先生…」ボーッ

P「ほらっ! 『校長先生の話』と同じ扱いをされてるじゃん! 興味が持てないもの扱いされてるじゃん!」
11 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:53:18.99 sw8VZehG0
奏「う、嘘よね…! 美穂…!」ガ-ン!

美穂「寝てません…寝てません…観てますから…ぐぅ…」

奏「み、美穂…!?」ワナワナ

P「奏。現実を直視するんだ」

奏「まだよっ! まだ聞くことはたくさんあるわ! あれだけで判断するのは早計よ!」

P「諦めが悪いな」
12 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:54:39.40 sw8VZehG0
奏「美穂。シャークネードは面白かったわよね!?」

美穂「どうして台風に巻き込まれて死なないの…?」

奏「!」ガ-ン!

奏「し、シャークトパスは!?」

美穂「泳ぎづらそう…」

奏「ラッシュライフ!!」

美穂「せめて音の調整をしてから世の中に送り出してください…」

奏「デビルマン!!」

美穂「…ノーコメント」
13 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:55:35.77 sw8VZehG0
奏「豚骨ラーメンは好きかしら?」

美穂「うん…好き…」

奏「デビルマンも好きよね?」

美穂「…ノーコメント」

奏「!」ガガ-ン!!

奏「塩辛…」ワナワナ

美穂「好き…」

奏「ポプテピピック!! 映画と違ってアニメ!! 一般の人にも取っつきやすいわよね!!」

美穂「…」

奏「む、無言はやめてちょうだい!!」ガ-ン!!
15 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:56:01.09 sw8VZehG0
P「もう諦めろ。奏。クソ映画はクソ映画愛好家にしか好かれないものなんだよ」

奏「そ、そんなことないわ!」

P「無駄だ。美穂の判断力は正常なんだよ。意識は朦朧としているけどきちんと好きなものは好きと言える。『お世辞や建前を言わなくなっている』状態なんだ。いくら揺さぶろうとクソ映画を褒めることはないんだよ」

奏「くっ…まだ…諦めない…!」

P「往生際が悪いな」
16 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:57:12.11 sw8VZehG0
奏「美穂。鮫映画は好きよね?」

美穂「『ジョーズ』なら…」

奏「プロデューサーのことは?」

美穂「いっぱいちゅき…///」

P「!?」ズキュ-ン
17 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:59:07.06 sw8VZehG0
奏「シャークネードのことも好きよね」

美穂「…」

奏「…もう一度聞くわ。プロデューサーのことは?」

美穂「すいとーよ…///」

P「」ズキュゥゥゥン!!

奏「その調子でラッシュライフは?」

美穂「…ノーコメント」

奏「違う! そうじゃないっ!」バーン!
18 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/11(木) 23:59:57.84 sw8VZehG0
(しばらくして)

奏「プロデューサー」

美穂「いっぱいちゅき…///」

奏「ジョーズ」

美穂「好き…」

奏「シャークネード」

美穂「…」

奏「好きと言って頂戴!!!」バ-ン!!

P「」
19 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:00:40.73 acHiq7CU0
奏「馬鹿な…! あれだけ聞いたのに1度も映画を褒めてくれなかったわ…!」

P「」

奏「豚骨ラーメンやおつまみやプロデューサーのことは好きだと判断できる答えを出してきたのに何故!?」

P「」

奏「…!」ハッ

P「」

奏「…ごめんなさいプロデューサー。つい映画のことになるとエキサイトしてしまって」

P「」

奏「…あら、プロデューサー? どうしたのかしら?」
20 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:01:11.38 acHiq7CU0
美穂「ううーん…」パチクリ

美穂「はっ! じ、上映会は終わった!?」

奏「終わったわよ…長い時間つき合わせちゃってごめんなさいね。美穂」

美穂「ひぃっ! か、奏ちゃんっ! 正気に戻ったの!?」

奏「何も悲鳴をあげなくてもいいじゃない…私、変だったかしら?」

美穂「うん。目が血走ってたし、映画を上映している間、『雪で大はしゃぎする子供』みたいに興奮してたよ」

奏「…忘れてほしいわ」ハァ

美穂「ところでプロデューサーさんはどうして気絶してるのかな?」

P「」
21 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:01:42.66 acHiq7CU0
奏「ああ…意識が朦朧としている美穂に色々と質問している時に何故か倒れてしまったのだけれど…」

美穂「2人とも私が気絶してる間に何をしてたの!?」ガ-ン!!

奏「大したことは聞いていなかったはずだけ…」

〜回想〜

奏『プロデューサーのことは?』

美穂『いっぱいちゅき…///』
22 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:02:10.35 acHiq7CU0
奏「あ」

美穂「どうしたの?」

奏「…」

奏「(いつもなら…軽い口調で『情熱的な告白だったわね♪』なんて言えるのだけれど…今回はすべて私の暴走から始まってるのよね…)」

奏「(罪悪感がすごいわ…)」ズキ-

美穂「奏ちゃん。なんだか怖い顔をしてるけど大丈夫?」

奏「平気よ。心配ないわ」

奏「…ところで美穂。気を失っている間のことを覚えているかしら?」

美穂「?」
23 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:02:47.19 acHiq7CU0
奏「…プロデューサーのことは?」

美穂「…何の話?」

奏「(覚えてないようね…)」

奏「(…とりあえずプロデューサーが目が覚めるまで待つしかないわね)」

奏「美穂。今日、事務所に来たのは契約書の更新のためでしょう。そこに置いてあるから記入しちゃいなさい。私が後でプロデューサーに渡しておくから」

美穂「いいの?」

奏「ええ。昨日、付き合わせちゃったから寝不足でしょう? 帰って寝たほうがいいわ。というか申し訳ないから寝てほしいの」

美穂「…そうだね。じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな…ふぁぁぁ…」

奏「(後で…お詫びにカフェで何か奢らなきゃいけないわね)」
24 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:03:33.36 acHiq7CU0
(しばらくして)

P「…はっ! 俺は何を!」

奏「ようやく起きたかしら」

P「奏か。俺、何してたんだっけ?」

奏「私の暴走に付き合ってくれてたのよ」

P「…そーいやそうだったな。正気に戻ったのか?」

奏「ご覧の通り。本当にごめんなさい。プロデューサー」ペコリ

P「いいよ。ただ、映画鑑賞に誘う時はきちんと趣旨を相手に説明するんだぞ。その上で、相手がクソ映画に耐えられなくなっても何も言わないこと。いいな?」

奏「…ええ」シュ-ン

P「(映画で興奮さえしなければ普通にいい子なんだよなぁ…)」
25 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:04:55.81 acHiq7CU0
奏「ところで…貴方、気絶した時のことは覚えてる?」

P「ん? そういやなんで俺は気絶したんだっけ? 突然、気を失ったからよく覚えてないんだよな」

奏「…」

奏「いっぱいちゅき…」(裏声)

P「」ズキュゥゥゥン!!

P「ぐぁぁぁぁぁっ!! 胸が苦しいっ!! 動悸が!! 動悸がぁぁぁ!!」

奏「…」
26 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:06:04.60 acHiq7CU0
奏「(人って突然気を失うとその前後のことをほとんど覚えてないのよね)」

奏「(ただ…美穂が言ったパワーワードはプロデューサーの中に無意識に残ってるみたい)」

P「ぐぅぅぅっ!! な、なんだこの気持ちは…!」

奏「すいとーよ…」ボソリ

P「ほ、方言女子ぃぃぃ!!」ズキュゥゥン!!

奏「…どうしたものかしら。これ」
27 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:07:10.80 acHiq7CU0
(しばらくして)

奏「(美穂もプロデューサーも覚えていないのだから私の胸の中にしまっておくのが1番いいはずだけど…何かモヤモヤするのよね)」

奏「(私が発端だから、からかうには不謹慎…でも、溜め込むのも性格的にあまり向いていないのよね…)」

奏「…」ム-

晶葉「むっ。奏が険しい表情をしているなんて珍しいな」

奏「あら。晶葉じゃない」

晶葉「ははん…さては助手絡みの悩み事だな?」キラ-ン

奏「察しがいいわね。時間があるなら、話を聞いてくれるかしら?」

晶葉「ああ、いいぞ。私でよければな」
28 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:07:43.71 acHiq7CU0
(事務所・晶葉の研究室)

奏「…というわけ」

晶葉「難儀だな」

奏「ええ。どうしたらいいのかしら」

晶葉「うむ。記憶消去マシーンを作って奏の記憶を操作するか。誰も覚えていない真実は存在しないのと一緒だからな」キラーン

奏「やめて頂戴」

晶葉「私の腕が信用できないのか?」

奏「腕がいくらよくても『人体実験』には抵抗があるのよ。その辺はわかってほしいわ」

晶葉「ふむ…技術の発展に人の理解は追いつかないのだな」
29 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:08:58.26 acHiq7CU0
バタン!!

P「晶葉ー! 何とかしてくれぇー!」バ-ン!

奏「!?」ビクッ

晶葉「助手?」

P「おお、奏もいたのか! 話を聞いてくれ!!」

晶葉「『いっぱいちゅき』に反応してしまう症候群のことか?」

P「当たらずとも遠からず!」

奏「当たってはいないの?」
30 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:09:59.97 acHiq7CU0
P「実は気絶する前のことをぼんやりと思い出したんだ。その時、誰かが『いっぱいちゅき』と俺に言った! その『誰か』を突き止めたいんだよ!!」

P「もう一度あの『いっぱいちゅき』を聞きたいんだぁぁぁぁぁっ!!!」

晶葉「…」

奏「…」
31 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:10:43.64 acHiq7CU0
奏「私が招いた問題とはいえ面倒なことを言い出したわね」ヒソヒソ

晶葉「どうする。奏?」ヒソヒソ

奏「とりあえず誤魔化しましょう。美穂に迷惑がかかるわ」ヒソヒソ

晶葉「OK」ヒソヒソ

P「あれ? どうした2人とも! まさか誰が言ったのか知ってるのか!?」

奏「知らないわ。プロデューサー」

晶葉「そうだな。当然、私も知らない」

P「それならいい」
32 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:11:56.07 acHiq7CU0
奏「諦めがついた?」

P「違うっ! 晶葉! 作ってほしいマシーンがあるんだ!」

晶葉「ほう。どんなマシーンなんだ?」キラ-ン

P「『いっぱいちゅき』を数値化する装置だ!!」ドーン!
33 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:12:42.84 acHiq7CU0
(しばらくして)

カチャカチャカチャ…ボーンッ!!

晶葉「できたぞ! 『ちゅきちゅきパワー判定マシーン』だっ!!!」ババーン!!

P「ありがとう晶葉博士!!!! これで『いっぱいちゅき』を言った本人を探し当てることができるぞぉぉぉぉぉぉ!!」

晶葉「行ってこい!!」

P「ああ!」

タッタッタッタッタ…

晶葉「ふぅ。ひと仕事終えた後は気分がいいな!」

奏「どうして作っちゃったのよ!?」

晶葉「…?」
34 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:13:45.69 acHiq7CU0
晶葉「あっ! まずい! 美穂に迷惑が掛かってしまう!」ガーン!

奏「作っている途中で気付いてほしかったわ」

晶葉「つ、つい…楽しそうなものを作れと言われたら作ってしまうんだ…すまない、私としたことが目一杯楽しんでしまった!!」

奏「兵器ってこうして発展していったのね」

晶葉「それはともかく! 追いかけるぞ! 奏!」

奏「…そうね。何としてでも誤魔化さなきゃね」
35 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:14:29.73 acHiq7CU0
(しばらくして)

ザワザワ…

P「はーい。みなさん注目です。こちらは晶葉博士が発明した『ちゅきちゅきパワー判定マシーン』といいます。使い方はいたってシンプル。この『たまごっち』のような装置に向かって『いっぱいちゅき』というだけです。するとあら不思議。この画面に…」

志希「あ、面白そうなことやってる〜♪ 1番乗り〜♪」

P「ちょ、説明の途中なんだけど」

志希「ノープロブレム♪ いくよー!」

スッ

志希「いっぱいちゅき…♪」

P「」ズキュゥゥゥン

ピピピピピピ…ピッ!

【いっぱいちゅきパワー:1334ポイント】
36 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:15:01.97 acHiq7CU0
P「ぐふっ…なかなかのパワーの『いっぱいちゅき』だったな…」

志希「『いっぱいちゅき』っていうとそれが数値化されるわけなんだね♪ ちなみに何点満点なの?」

P「100点満点だ…」

志希「初っ端からインフレしてるねぇ♪」

P「ぐっ…それはまあいい! 俺はある事情で最高の『いっぱいちゅき』を探している! みんなっ! 協力してくれ!!!!」

凛「見返りは?」ニュッ

P「へ?」

凛「見返りはあるのかと聞いています」
37 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:16:01.98 acHiq7CU0
P「考えてなかったな…」

凛「じゃあ、最高の『いっぱいちゅき』が言えた人はプロデューサーに好きなお願いを1つできるっていうのはどうかな?」

一同「「!!!!」」

P「うん。それでいいや」テキトー

凛「…!」グッ

タッタッタッタッタ…

奏「ひと足遅くやってきたけれど…」

晶葉「これはマズいな。欲望渦巻く愛怒流武闘会と化しているぞ!!」

一同「「「うぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」」ゴゴゴゴゴ

凛「フルパワー!!!100%中の100%!」シュゴー!!

まゆ「…♪」

美優「…!」グッグッ
38 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:17:02.00 acHiq7CU0
奏「仕方ないわね…とりあえず今は静観しましょう。美穂は?」

晶葉「大丈夫だ。ここにはいない」

奏「ほっ…なら安心ね」

P「えー、ちなみに公平を期すためにもここにいないアイドルには後日参加していただきます。本日お休みの方もご安心ください」

奏「」

晶葉「」

P「始めるぞ!!! 順番にかかってこい!!!」
39 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:17:50.50 acHiq7CU0
(Pの号令と同時に激しい『いっぱいちゅき』が繰り広げられていった)

卯月「い、いっぱいちゅき…///」

P「」ズキュゥゥゥン

【1520ポイント】ピッ!

晶葉「うむ! 王道の破壊力があるな!!」

卯月「えへへ…♪」
40 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:18:33.08 acHiq7CU0
茜「うぉぉぉぉぉぉぉ!! いっぱいちゅきっ!!!!!」

P「」キューン

【178ポイント】ピッ

茜「なんと!!」ガーン

晶葉「大事なのは恥じらいなんだ」
41 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:19:00.22 acHiq7CU0
凛「…いっぱいちゅき」

P「」ズキューン

【756ポイント】ピッ!

凛「う、嘘でしょ!?」ガガーン!

晶葉「ややクール過ぎたんだな」

凛「もう一回!!!」

晶葉「駄目だ」ピシー
42 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:19:51.46 acHiq7CU0
佐藤「いっぱいちゅきだぞ☆ 惚れろよ☆」

P「ふむ。可愛い」

【87ポイント】ピッ

晶葉「初めて100点満点基準のポイントが出たな」

佐藤「おいおい☆ はぁとがこの点数ってどういうことだよ☆」

晶葉「ネタ的にセリフを言うことで『美味しい役回り』を狙いに行ってたんだろう。そのわりには普通に可愛らしかったのが普通の高得点に繋がってしまったんだろうな」

佐藤「その通りなんだけど冷静に分析すんなよ。泣くぞ」
43 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:20:37.24 acHiq7CU0
フレデリカ「一杯やっていかないかい…? 旦那…」(裏声)

P「…悪くない」フフフ

【900ハードボイルド】ピッ

晶葉「ふむ。ダンディだな!」
44 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:21:19.37 acHiq7CU0
奏「私も言うわけ?」

晶葉「当然だ!!」

奏「というか晶葉。何を自然に審判の枠に収まっているのよ」

晶葉「細かいことは気にするな!」バーン

P「そうだ! かかってこい!」バーン

奏「ふぅ…じゃあいくわよ」

奏「いっぱい…ちゅき♪」パチッ

P「」ズキュゥゥゥン

【1967ポイント】ピッ!

晶葉「つ、強いっ!?この女、ウィンクまで繰り出すあざとさでトップに躍り出たぞ!!!!」

奏「(ふふふ…せっかくだもの。ご褒美は狙っていくわ♪)」
45 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:21:47.79 acHiq7CU0
杏「いっぱいちゅき…///」キューン

P「」ズキュゥゥゥン

【2409ポイント】ピッ!

晶葉「に、2000ポイントだと!?」

奏「!?」

杏「ふっふっふ…やっぱこういうのは演技派が有利だよね」ニヤリ

杏「(優勝したらきらりとプロデューサーと3人で出かけよっかなー♪)」
46 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:22:40.14 acHiq7CU0
美波「いっぱいちゅきです♪」

P「」ズキュゥゥゥン

【3006ポイント】ピッ!

晶葉「3000…!?」

杏「なんだと!!」ガーン

美波「(ふふふ…爽やかに、かつストレートなセリフも効果的なのよ…!)」
47 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:23:09.34 acHiq7CU0
奈緒「は、はぁ…!? こんなのやってなんの意味があんだよ!」

P「頼む。とりあえずみんなに一通りやってほしいんだ」

奈緒「…」

奈緒「…ったくプロデューサーさんは仕方ないな。い、1回だけだかんな」

P「ありがとう。奈緒」

奈緒「…」

奈緒「い…いっぱいちゅき…///」

P「」ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥン

【測定不能】バーン!!!

晶葉「測定器が壊れた!?」

P「」パタリ

奈緒「お、おいっ!? 大丈夫かプロデューサーさん!?」

晶葉「暫定…ぶっちぎりの1位だ!!」

美波「そんな!?」ガーン
48 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:23:40.94 acHiq7CU0
P「次はありすか」

ありす「は、はい。参加しないのも不義理ですし、言うだけ言ってあげますよ」

ありす「…」

ありす「い、いっぱいちゅき…です…///」カァァァ

P「」ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥン

【測定不能】バーン!!!

晶葉「また測定器が壊れた!?」

P「」パタリ

晶葉「ツンデレのデレの破壊力はエグいな…!!」
49 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:24:15.54 acHiq7CU0
美優「…いっぱいちゅき///」

P「」ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥン

【測定不能】バーン!!!

晶葉「何台壊すつもりだぁぁぁぁぁぁ!!!!」

美優「(恥ずかしかったですが…効果的に働いたようですね///)」
50 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:24:49.11 acHiq7CU0
まゆ「いっぱいちゅき…です♪」

P「」ズキュゥゥゥン

【1790ポイント】ピッ!

まゆ「…え?」ハイライトオフ

晶葉「え、ええとだな…その…誰だって得手不得手はあるというか…ポイントは平均よりずっと高いから落ち込まなくていいというか…一部が異常というか」アセアセ

まゆ「…」ハイライトオフ
51 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:25:17.21 acHiq7CU0
(次の日)

美穂「…」

奏「いよいよね…」ヒソヒソ

晶葉「いよいよだな…」ヒソヒソ

美穂「…いきます!」

P「かかってこい!」

美穂「い、いっぱいちゅき…///」

P「!」ズキュゥゥゥン

奏「(判定は…!?)

【1415ポイント】ピッ!

晶葉「ふ、普通だ…!」
52 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:25:55.60 acHiq7CU0
奏「プロデューサーは気付いて…」

P「ありがとう。よかったぞ美穂。次!!」

奏「ないみたいね…よかったわ」ホッ

晶葉「考えてみたら『数値化』してわかるようなものでもなかったな」

奏「ふふっ、そうね♪」

P「…」
53 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:26:30.15 acHiq7CU0
(イベント終了後)

P「あの『いっぱいちゅき』を言ったのは美穂だったか…ようやく胸のつっかえが取れたな。これですべてが解決だ…はっはっは!」

奏「…気付いていたのね」

P「奏か。美穂だって知っていたのか?」

奏「まあね。それより、どういうシチュエーションで美穂が言ったのか。知りたくはないの?」

P「…」

P「そいつを聞くのは野暮ってもんだろ」

奏「…そうね♪」

アッハッハッハッハ♪

終わり
54 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:27:06.93 acHiq7CU0
【まだ終わらない】

おまけ

奈緒「…」

ありす「…」

美優「…」

晶葉「というわけで。決着がつかなかったので3人とも優勝ということになった!」

P「そうか。まあいい。約束通り願い事を聞こうか。なんでもいいぞ!」
55 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:27:56.18 acHiq7CU0
奈緒「何でも断らないんだよな?」

ありす「男に二言はありませんよね?」

美優「確約してください」

P「もちろん。どんな願いも必ず聞こう!」

3人「「「じゃあ、結婚」」」

P「…ん?」

3人「「「結婚」」」

P「」
56 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:28:49.92 acHiq7CU0
おまけ

まゆ「…♪」

P「あの。まゆさん?」

まゆ「いっぱいちゅき…♪」

P「あの。ここ俺の家なんだけど。そしてどうして俺が縛られているのかな?」

まゆ「いっぱい…ちゅき♪」

P「」

イヤァァァァァァァァァァ!!
57 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:29:39.39 acHiq7CU0
おまけ

凛「いっぱいちゅき!」バーン

凛「いっぱいちゅき…」キリッ

凛「いっぱいちゅき…///」キューン

未央「何やってるの? しぶりん?」

凛「次の大会に向けて練習。努力家でしょ?」

未央「ソウデスネ…」

おまけ
58 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:30:11.86 acHiq7CU0
おまけ

美穂「…いっぱいちゅき…えへへ…///」

奏「もしかして美穂。自分で言ったことを覚えているのかしら?」

美穂「そ、そんなわけないよっ!?」ギクッ

奏「図星なのね…」

終わり
59 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/12(金) 00:31:52.24 acHiq7CU0
以上です
お読みいただきありがとうございました

方言女子っていいですよね
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/12(金) 02:26:02.71 3vijWcMDo
おつおつ。かわいい

モバP「攻略対象?」


1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 00:36:57.22 Ssr6h2U+0
P「……なあ」

比奈「……………………うっス…………」

P「お前また徹夜したろ」

比奈「…………バレました?」

P「辞めたって言ったろ。これで何度目だ」

比奈「…………」

比奈「この事務所ってお嬢様多いっスよね」

P「話聞いて」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515857816
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 00:39:52.38 Ssr6h2U+0
比奈「多いっスよね」

P「続けるのか……。まあいいけど、横になっとけ」

比奈「うーっス……」コロン

P「膝枕いる?」

比奈「お願いしまス」

P「え」

比奈「何なんスか……」

P「悪ふざけのつもりで言ったんだが」

比奈「……」

P「…………」

比奈「お願いしまス」ポフポフ

P「……あいよ」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 00:43:37.64 Ssr6h2U+0
P「で、お嬢様がどうした?」

比奈「多いっスよね、セレブ」

P「多いな。なんか陰謀感じるわ。黄緑色の」

比奈「え、プロデューサーがスカウトしたんじゃないんスか?」

P「いやまあ、俺なんだけどさ」

比奈「……」

P「……」

比奈「ちょっと数えてみましょうよ」

P「ん? えっと、ちょっと待ってな……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 00:47:24.26 Ssr6h2U+0
P「まずアレだろ、やりたがりの金持ち」



比奈「ピンク髪枠っスね」

P「枠って何だよ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 00:49:51.22 Ssr6h2U+0
比奈「あと、強気クーデレツリ目黒髪姫カット」



P「こうして見るとコテコテだな」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 00:52:21.15 Ssr6h2U+0
P「爆乳おさげのたぬき風金持ち」



比奈「正直過ぎません?」

P「だって今お前しかいないし」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 00:54:48.12 Ssr6h2U+0
比奈「王道の清純派黒髪ロング」



P「清純じゃなくて清純"派"なのな」

比奈「そこがこだわりっス」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 00:57:51.27 Ssr6h2U+0
比奈「こちらも王道金髪ロリ」



P「内面は母性強めだったりワンパクだったりコロコロ変わるな」

比奈「まあ子供でスし……」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:03:51.28 Ssr6h2U+0
P「王道って言ったら弓道はやっぱ定番だな」



比奈「あー、武家のご令嬢でスね。天然も決まってセットっス」

P「ポニテはいいものだ」

比奈「良いっスねえ……」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:08:58.25 Ssr6h2U+0
比奈「天然と楽器を合わせたタイプもいまスねえ」



P「どちらもなるべく欲しい要素だもんな」

比奈「ついでに無自覚エロスも。ああ黒髪じゃないのが惜しい」

P「まあなるべく黒か金であってほしいなあ」

比奈「だからスカウトしたのプロデューサーでしょ」

P「茶髪でもイケると思ったんだ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:12:38.50 Ssr6h2U+0
比奈「カタコト枠もカバー」



P「お団子も勿論完備」

比奈「そしてちょっと珍しい家庭的タイプ」

P「流石中国四千年だ」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:15:28.14 Ssr6h2U+0
比奈「さらにつるぺた褐色金髪碧眼をドン」



P「改めて考えるとちょっとチャレンジャーだな」

比奈「? 何がでスか?」

P「このカラーリングなら、こう、大きい方が定番だ」

比奈「あー。まあたしかに」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:18:15.74 Ssr6h2U+0
P「まあ、こんなところか?」

比奈「何人でした?」

P「あー……ひい、ふう、みい……」

P「九人か」

比奈「多いっスよね」

P「だいぶ多いな。総資産合計いくらになるだろ……」

比奈「世の中こんなに大金持ちっていたんスねえ」

P「まあ、外国勢力込みだしな」

比奈「そう、そこなんでスよ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:22:21.58 Ssr6h2U+0
P「と言うと?」

比奈「外人枠、いまスよね。褐色とカタコト系と」

P「うん」

比奈「巨乳枠」

比奈「クーデレ」

比奈「大和撫子系」

比奈「ロリ枠」

比奈「清純派」

比奈「好奇心旺盛な活動型」

比奈「これだけ揃ってたら」

P「うん」

比奈「お嬢様だけでギャルゲーとして立派に成立しまスよ」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:25:00.43 Ssr6h2U+0
P「何言ってんだお前」

比奈「9人っスよ。かなりボリューミーでスよコレ」

P「そうかもしれんが」

比奈「これ抜きゲーだとしても結構な人数っスよ」

P「本当に何言ってんだお前」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:27:55.03 Ssr6h2U+0
P「寝ろよ……お前自分が何言ってるか考えなって」

比奈「よりどりみどりっスよーあははー」

P「はいはい。……ったく」


〜お嬢様編・終了〜
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:31:45.26 Ssr6h2U+0
?

P「なあ、お前また徹夜したろ」

比奈「…………何のことっスか」

P「とぼけるんじゃありません。ったく、この間おもむろに同僚をエロゲヒロインにしようとしたから叱ったのにもう忘れたのか」

比奈「ああ、いいでスねーそういう話ー……」

P「とりあえず横になれ。時間になったら起こすからおとなしく寝ておきなさい」

比奈「はーい……」コロン
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:33:32.33 Ssr6h2U+0
比奈「プロデューサー……」ゴロゴロ

P「なんだ?」

比奈「さっきのエロゲヒロインの話なんスけどー……」

P「寝なさい」

比奈「まあまあ聞いてくださいっスー……」ゴロゴロ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:40:06.51 Ssr6h2U+0
比奈「うちの事務所ってほら、おっぱいおっきくてからかうのが大好きなエロい人いるでしょ。ツリ目の」



P「具体的に言うんじゃありません」

比奈「しかも絶妙に空回りしてる感じの」

P「そんなこと言うなよ。大きさで負けてても技術と積極性で勝負できるんだから」

比奈「そういうヒロインって昔のラブコメに必ず一人いましたね」

P「いたけども。俺正直メインヒロインより好きだったよ」

比奈「ほうほう」

P「なんか必死な感じが好きでさ」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:46:20.54 Ssr6h2U+0
比奈「頑張ってる娘が大好きでスねぇ、プロデューサーは」

P「ああ。だから今は寝なさい。コンディションを整えろ」

比奈「そんで、近所にいそうな感じの無邪気で元気なお姉さんもいるじゃないスか」

P「話聞けよ」

比奈「汗かいてたりタイトな格好してたりするんスよ。趣味の関係で」

比奈「でも普段はオシャレさんで、こう、憧れの人ってオーラがあったりして」


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:48:00.01 Ssr6h2U+0
P「まあ、あんなのが近所に住んでたら間違いなく初恋の人になってただろうな」

比奈「いました? そういう人」

P「いなかった」

比奈「まあそんなもんでスよね」

P「寝なさい」

比奈「あと……」

P「聞きなさい」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:51:25.74 Ssr6h2U+0
比奈「無自覚巨乳の長身女子大生水泳部いるじゃないっスか」

P「いや、いるけどさあ……改めて並べると凄いなアイツ」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:54:11.51 Ssr6h2U+0
比奈「で、ここに性欲がバクハツした感じのおっぱいがでっかいマダムを加えます」

P「大体誰のことか分かるけど別に人妻ではねえよ」

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:56:38.49 Ssr6h2U+0
比奈「からかってくる開けっ広げな巨乳お姉さん」

比奈「近所の無邪気なお姉さん」

比奈「無防備水泳部女子大生」

比奈「色々持て余し気味の最年長」

比奈「これ、」



比奈「完ッ全におねショタエロゲっス」

P「よし、寝ろ」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 01:59:28.24 Ssr6h2U+0
比奈「やったことありまスもん、こんなやつ」

P「そんなもんやるなよハタチの女の子が」

比奈「作るメーカーまで大体予想できまスもん」

P「そうか、はよ寝てくれ」

比奈「誰から攻略しまスかーこの主人公めー」ウリウリ

P「誰がエロゲ主人公だ」


〜おねショタ編・終了〜
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:03:30.84 Ssr6h2U+0
?

比奈「あはー……」ゴロゴロ

P「こいつ、懲りずに……」

比奈「今度は言われる前に横になったっスよー……」ポフポフ

P「急に手を引っ張りおってからに。野郎の膝枕なんてそんなに欲しいもんかよ」

比奈「もうクセになってきたっスねえ……持って帰りたい……」

P「まったく。こっちも仕事があるんだが……」

比奈「……あー……」ゴロゴロ

比奈「同人ゲー作りたい……」

P「嫌な予感がする」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:10:56.94 Ssr6h2U+0
比奈「ヒロインは3人でいいスかねえ……」ゴロゴロ

P「またうちのアイドルの名前持ち出すんだろ、知ってるんだぞ」

比奈「選べる3種類、そんで共通点もあったりして……」

比奈「同人だしボリュームは抑えめで、内容もひたすらイチャイチャできるだけみたいなー……」

P「ねぼけてるクセに割と構想がハッキリしている」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:15:26.82 Ssr6h2U+0
比奈「ヒロインは皆とびっきりの甘党にしてー……」

比奈「まずひたすら無防備なおっぱい担当でしょー」



P「それだけで顔が思い浮かぶのは俺が悪いのか?」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:19:27.29 Ssr6h2U+0
比奈「あと新婚ばりにひたすらイチャイチャベタベタし放題の尻担当でしょー」



P「うーわ、すぐ誰か分かった……。あいつのイチャつき具合はちょっと尋常じゃないし……」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:22:43.31 Ssr6h2U+0
比奈「そして全部包み込んでくれる感じのふわトロな人」



P「肉が増すのを気にしないどころか自ら増やしていくタイプな」

比奈「アタシも開き直ろうかなー……」

P「やめい。その枠は複数人もいらん」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:27:05.69 Ssr6h2U+0
P「お前……」

比奈「はーイケる……体力さえあれば……」ゴロゴロ

P「これたぶんエロゲだろ」

比奈「当たり前じゃないっスかー……あはー……」

比奈「はー作りたい……タイトルは『クリームパイ』で」

P「なるほどな。ダブルミーニングだ」

比奈「そうそう。甘いお菓子って意味と……」

P「スラングな。ネット使ってると男は自然に覚える英単語」

比奈「やっぱそうなんでスねーあははー……」

P「ったく上手いこと言いやがって。ははは」

比奈「ははははー……」

P「はっはっはっは……」

P「やかましいわ」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:30:51.41 Ssr6h2U+0
比奈「ちょっとやってみたいなーこういうの……」

P「やめい」

比奈「スクリプト組めそうな子も、テキスト書けそうな子もいるし……」

P「ほら、もう寝なさい。いい子だから」

比奈「しかも良い感じにむっつりスケベそうな感じ」

P「やかましいわ」






〜甘党編・終了〜
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:35:46.99 Ssr6h2U+0
?

比奈「んー……もう少し……」ゴロゴロ

P「早く離してくれ。そもそもアイドルが男を家にあげるな」

比奈「そう言いつつ膝まで貸してくれるじゃないっスかー……」ゴロゴロ

P「はぁ……。このまま寝るなよ」

比奈「はーい……」ゴロゴロ

比奈「あ、そう言えば……」

P「どうした?」

比奈「いや、ちょっと思ったんスけど」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:44:44.25 Ssr6h2U+0
比奈「みくちゃんいるじゃないっスか、前川の」



P「倒置法でみくのこと言うと面白いな」

比奈「はい。そのみくちゃんなんスけど、なんかこう、面白いでスよね」

P「ああ、まあな。芸人志望の4人そっちのけで芸人枠なんて呼ばれてるし」

比奈「そうそう。その空回り気味で、イジられ屋みたいなとこ良いっスよね」

P「んー……まあな。なんせ初っぱなから噛ませ犬みたいな役回りだったからな」

比奈「猫なのに犬って」

P「そういうのも含めてなんだろうな。負けてもめげない感じとか、熱意とか。なんかタフなイメージがあるだろ?」

比奈「良いでスよねえ。噛ませ役だけど負けん気が強くて。元気いっぱいで積極的」

P「どんなに売れてもポジションが変わらないからずっと応援してられるわな」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:52:44.91 Ssr6h2U+0
比奈「次、響子ちゃんいるじゃないスか」

P「五十嵐の?」

比奈「そうそう、あはは」



比奈「積極的っスよね。かなり」

P「そうだな。響子もかなり」

比奈「お世話好きで、グイグイ引っ張って」

P「乙女なフリしてかなり攻めるよな。フリなのか天然なのか知らないが」

比奈「無自覚ならかなりの凶器でスねえ。恥ずかしいなんて誤魔化しつつ思わせぶりに外堀を埋めて」

P「しかも先に胃袋は捕まれてる」

比奈「内外同時に攻めまスもんね。気がついたらずっとそばにいて、気がついたらそのままゴールみたいな」

P「むっつりっぽいよな」

比奈「あー……分かるっス。積極的なんだけどそっち方面はちょっと避けてて。でも結局耳年増的な」

P「ワクワクするな」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 02:55:09.86 Ssr6h2U+0
比奈「で、あと泰葉ちゃん」

P比奈「「岡崎の」」

比奈「ふふ」

P「くく」

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:06:00.93 Ssr6h2U+0
P「で、その泰葉がどうした?」

比奈「うちの事務所で一番、デレるのに時間かかりましたよね」

P「デレるって言うなよ」

比奈「いや、でも……他に何と言えばいいのか」

P「まあ……一番手がかかるというか……いや、一番手のかからない子でもあるんだけどさ」

比奈「最初ってちょっと人間不信なとこあったでしょ。プロデューサーはあくまでビジネスパートナーで、周りは皆仕事を奪い合うライバルとか」

P「そうだなあ……まず仕事を楽しんでもらうようにするところからのスタートだった」

比奈「そうやってちょっとずつ態度が軟化していって……」

P「まあ、たしかに時間かかったな。バレンタインなんかもあくまで『日頃お世話になってるから』ってスタンス」

比奈「それが今やどうでス?」

P「グイグイ来るわ。遊びに行く前にわざわざ服見せに来たりとか。この間なんかキラッキラした顔で遊びに誘ってきた」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:10:41.29 Ssr6h2U+0
比奈「こう、時間かけて少しずつ少しずつ態度を軟化させていって……」

比奈「で、やっとデレたら一気に甘々みたいな」

P「あー、納得」

比奈「で、本題なんでスけど」

比奈「そんな泰葉ちゃんや」

比奈「響子ちゃんや」

比奈「みくちゃんみたいな子」




比奈「ゆるいエロゲによくいまスよね」

P「だと思ったよチクショウ」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:20:34.61 Ssr6h2U+0
比奈「たぶんメインヒロインは泰葉ちゃんなんでスよ。どう見てもシリアス担当だし」

P「あー……まあ違いないか」

比奈「共通ルートは泰葉ちゃんを軸にして、みくちゃんや響子ちゃんが引っ張っていく感じ」

P「みくもかなり生真面目な部類だし、ライバル関係とかどうよ?」

比奈「あー……それもアリっスね。コメディリリーフもこなせそうでスけど」

P「そこに超積極的な響子が登場」

比奈「そこから始まるドタバタラブコメディー」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:23:24.63 Ssr6h2U+0
P「でもやっぱり本番は個別ルートなんだろ?」

比奈「そりゃあ当然。みくちゃんは明るく楽しいラブコメカップルって感じで」

P「響子は?」

比奈「個別ルートともなるとタガなんてすっ飛んじゃいまスよ。イチャイチャ甘々バカップルコースっス」

P「で、泰葉は」

比奈「共通ルートで態度が軟化していく様子を描いてからの一気に甘々ルートでスかね」

比奈「元が堅物っスから、初々しさなんかも全開で」

P「あー楽しいな、それ」

比奈「初めのうちは『清く正しいお付き合いを』って感じなんスけど」

P「一度振り切るともうベタベタ的な」

比奈「話しが分かる」

P「HAHAHA」

P「やかましいわ」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:28:06.70 Ssr6h2U+0



比奈「で、キャラ的にCVは小鳥○夕花、桐○華、遙そ○ってところでスね」

P「コラ具体名を出すな」

比奈「最近のゆるいエロゲでよくセットで見かける」

P「やめなさい」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:31:44.24 Ssr6h2U+0
P「それ以上はマジでやめろよ。……ったく」

比奈「へへへ……なんかテンション上がっちゃって」

P「こいつ……時間も遅いし、おかしなスイッチでも入ったか?」

比奈「え? あー……そういえばもう結構な時間でスね」

P「仕事が終わった時間を考えなさい。今日は寝ろ、な」

比奈「プロデューサー今から帰るんでス?」

P「ああ。明日も仕事だぞ」

比奈「……」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:35:03.84 Ssr6h2U+0
比奈「プロデューサーって、事務所に泊まることもよくあるんスよね?」

P「まあな。おかげさまで結構忙しいし、シャワールームやキッチンがあるから、その気になれば生活できるようになってる」

比奈「ってことは、着替えも事務所にあったり?」

P「何着か。数日泊まることもあるし、急に地方へ飛ぶこともあるからな」

比奈「……じゃあ、大丈夫っスよね」

P「何が?」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:35:47.70 Ssr6h2U+0
比奈「プロデューサー……」

比奈「今日、泊まっていきません?」

P「……まったく」


〜終了〜
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:38:13.75 Ssr6h2U+0
以上

最初は全アイドルをエロゲヒロインならどういうポジションかって内容で説明しようと考えてた
流石というべきか島村さんの紹介で何も言うことが思いつかず断念して方向を変えた
いつの間にか比奈オチになっていた

つまり、そういうこと
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/14(日) 03:45:59.03 Td7CiKqpO
おつおつよ

モバP「久し振りにちひろさんと羽根つき」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 10:46:20.52 gyRwxSXG0

モバP「明けましておめでとうございます」

ちひろ「おめでとうございます!……ここ数年のお正月で一番元気そうですね」

モバP「皆やっと俺の身体に気を遣う事を覚えてくれましたからね」

ちひろ「Pさんあっての私達ですからね!」

モバP「もう少し早くに気付いてほしかったです。欲を言えば俺の扱い自体もどうにかしてほしいんですが」

ちひろ「それはちょっと……Pさんのお陰で去年も皆絶好調だったんですから」

モバP「それも違う意味で聞きたかったですね」

ちひろ「もぅ……ワガママなPさんっ」

モバP「……」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 11:49:19.32 Swv1dn2T0

ちひろ「さて! お正月といえば!」

――スッ

モバP「羽根つき……そういえば去年はしませんでしたね」

ちひろ「例によって、私に勝てたら素敵な賞品がありますよ!」

モバP「ロッカーに仕舞えるものだと良いんですけど……」

ちひろ「仕舞えない事はないと思いますよ?」

モバP「理想は生き物ではない事です」

ちひろ「……」

モバP「黙らないでくださいよ……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 11:50:23.58 Swv1dn2T0

一本目!


ちひろ「三本勝負……今回も落書きはスキップしましょう」

ちひろ「それでは……いざ!」カコッ

モバP「ほっ」カコッ

ちひろ「おや……」カコッ

モバP「何です?」カコッ

ちひろ「今度はいきなり決めにかからないんですね」カコッ

モバP「出方を見ているんですよ」カコッ

ちひろ「今回は……普通めにやるつもりですよ」カコッ

モバP「それが良いですよ。疲れませんし」カコッ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 12:04:13.24 Swv1dn2T0

モバP「一応聞いておきますけど」カコッ

ちひろ「何ですか?」カコッ

モバP「『景品は私です♡』なんて事はないですよね」カコッ

ちひろ「その方が良いですか?」カコッ

モバP「やめれっつんですよ」カコッ

ちひろ「えー」カコッ

モバP「気まずいんですよこっちは……」カコッ

ちひろ「男性の憧れでは?」カコッ

モバP「必ずしもそうとは……」カコッ

ちひろ「Pさんは私が欲しくな〜る〜」ズバァン!!

――ギュルンギュルンギュルン!!

モバP「うわぁっ!?」スカッ



一本目 ちひろ WIN!



ちひろ「よし、一本!」

モバP「そんな事に使わないであげてくださいよ……とんでもない技術なのに」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 12:12:33.70 Swv1dn2T0

二本目!


ちひろ「ふふふ、どうですか?」カコッ

モバP「何ですか?」カコッ

ちひろ「そろそろ欲しくなって来たのではないですか?」カコッ

モバP「……何がですか?」カコッ

ちひろ「わ・た・し♡」カコッ

モバP「……」カコッ

ちひろ「ちょ、ちょっと! 黙らないでくださいよ!」カコッ

モバP「……別に、何ともないですよ」カコッ

ちひろ「効きが悪かったですかね」カコッ

モバP「本当に催眠のつもりだったんですか」カコッ

ちひろ「改めて……私が欲しくな〜る〜」ズバァン!!

――ギュルルルル!!

モバP(また……! でもこの技は見切っている!)ズバァン!!

ちひろ「私とエッチしたくな〜る〜」ズバァン!!

モバP「……えぇい」ズバァン!!

ちひろ「私とヤリたくな〜る〜」ズバァン!!

モバP「変な事言いながら打つのやめてくださいよ」ズバァン!!
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 16:58:28.97 gyRwxSXG0

ちひろ「それが催眠術ですよ」カコッ

モバP「催眠しながら羽根つきなんて前代未聞ですよ」カコッ

ちひろ「じゃあ私がパイオニアです」カコッ

モバP「……」カコッ

ちひろ「さぁ、そろそろ……」カコッ

モバP「……何です?」ズバァン!!

ちひろ「羽根つきを切り上げて……」カコッ

モバP「……」ズバァン!!

ちひろ「私と姫初めしたくな〜る〜……」ズバァン!!



――ギュルンギュルンギュルン!!



モバP「…………!?」ビクッ!



――カツッ……コロコロ……



WINNER! ちひろ!
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:06:35.35 gyRwxSXG0

ちひろ「ふふふ……私の勝ちですね」

ちひろ「やっぱり、Pさんも私とシたいんですね〜♪」スルスル……

モバP「……な、何を……して……」ガクガク

ちひろ「ちょっと催眠をかけただけですよ」

モバP「……ま……まさか……本……当、に……」ブルブル

ちひろ「……えいっ」

ドサッ……
ジーッ……ズルッ

モバP「くっ……!」

ちひろ「ふふ、大きくなってる……♪ あむ……じゅる……」

ジュプ……グプッ、グプッ、ジュププッ
チュプッ、グプッ、ジュプッ

モバP「ぐぅぅっ……!」

ちひろ「もご……れろ……やっぱり、良い……Pさんの、おチンポ……♪」

ジュル、ジュル、ジュルルル
ジュプッ、グプッ、グププ

モバP(抵抗、できない……! 何故……その気になれば、押しのけられない訳、ないのに……)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:13:41.44 gyRwxSXG0

ジュル、ジュプ、ジュププ、グププッ
モゴッ、グポッ、カポッ……

ちひろ「……ぷはっ……もう良いでしょうか」

――スルルル……クパァッ……

ちひろ「さぁ、『来てください』……?」

モバP「……っ!」ビクッ!

ガシッ……ドサァッ!

ちひろ「んっ……」

モバP「あ、あぁぁっ……!」

ツプ……ズプゥゥゥゥゥッ……!!

ちひろ「んっ、はぁぁぁぁっ……! Pさんの、来たぁっ……!」

モバP「く、うぅぅ……!」

ちひろ「ふふ、挿れただけで満足な訳ないですよね? 『好きに動いて良いんですよ』?」

ググ……ズプッ、ズプッ、ズプッ
パツンッパツンッパツンッ

ちひろ「んっ、はぁぁっ、ぁうっ、んっ……!」

モバP(こ、これが、催眠……? 本当だとしたら、なんて強力な……ちひろさんの言う事に、全く抗えない……)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:21:55.18 gyRwxSXG0

ズプンッ、ジュプッ、グプッ、パチュッ
グプッ、ズプッ、ズプッ

モバP「ちひろ、さん……と、止めて、くださっ……!」

ちひろ「えぇー? まだ……始まった、ばかりじゃないですか……」

パチュッ、バチュッ、ジュプッ、ズプッ、ズプッ
パンッ、パンッ、パンッ

ちひろ「ドリンクだって……んっ……! 幾らでもあげちゃいますし……そうですね……」

ズプッ、グプッ、ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ
ズッ、ズプッ、ジュプッ、ズププッ

ちひろ「じゃあ……『10発くらい連続で中にください』っ」

モバP「……っ!!」

……パキッ……ゴクッゴクッ……

ちひろ「……じゃあ早速、『中にお願いします』ね」

モバP「う……く……! あぁぁぁああ!」

ズンッ! ズンッ! ズプンッ! ジュプンッ!
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!

ちひろ「んっ、くふっ、んっ、あんっ……!」

モバP「ぐ、う、ぅぅううっ……!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:24:36.94 gyRwxSXG0

モバP(ぐ……! 気持ち、良い……!)

モバP(ぎゅうぎゅう吸い付いて……締め付けて……強く刺激してくる……)

ズプンッ! ジュプッ! ジュプッ! ギュプッ!
ジュプンッ! ズプンッ! ズプンッ!

モバP(もう何回やったかは覚えてはいないが……未だに慣れないっ……!)

パンッパンッパンッ!
パチュッパチュッパチュッパチュッ!!

モバP「あぁ……もう……出る……出るっ……!」

ちひろ「ぁうっ……! そのまま……そのまま、中に……くださっ……ぁっ!」

モバP「……っ、ぐぅぅっ……!!」ビクンッ!

ビュルルルルルッ!
ビューーッ!! ドプププププッ!! ビュルルルルルッ!! ビューーッ!!

ちひろ「んっ……うぅ……来た……中、きたぁ……」

モバP「く……ふ……あぁ……」

ちひろ「……ふ、ふふ……まずは一発、ですね」

モバP(……これが、まだ後……9回……か……)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:28:11.62 gyRwxSXG0

――
―――


ジュプッ! グチュッ! ジュプッ! ジュプッ!
パチュンッ! バチュッ! バチュンッ! グチュンッ!

ちひろ「んっ、あっ、あっ、あぅっ! んっ、あっ、あんっ!」

モバP「はぁ……はぁ……はぁっ……!」

ズプッズプッズプッ! パンッパンッパンッパンッ!
ムニュッ、ムニュッ、モニュッ、ムニュッ

ちひろ「んぁっ、『おっぱいぃ、もっとぉっ』……!」

モバP「……っ!」ブルッ

バチュッ! バチュッ! バチュッ! バチュッ!
ムニュッ、ムニュムニュ……クリクリ、コリコリ……
チュッ、チュゥゥ……

ちひろ「ひぅっ! それっ……! いい、ですぅっ……!」

モバP(ちひろさんの、胸……形が良くて、感度も……初めて見た時より……大きくなってる……?)

ムニュッ、ムニュゥ……クリクリ、キュッ、キュッ
パチュン、パチュン、パチュン……

ちひろ「んっ! んぅぅっ! あっ、くっ、イくっ……!」

モバP(中が、急にきつく……ちひろさんが、イきそうになってる時の……!)

ちひろ「あっ! んっ! んんんんんんっ! ……くぅぅぅぅぅ……!!!」ビクンッ!

ギュゥゥゥゥゥッ……
ビクッ! ビクッ! ビクンッ!

ドビュッ! ビュルッ! ビュルルルルルルルルル!!
ビュクッ!! ビュルルルルルッ!! ビューーーーーッ!!

モバP「ぐ……ぉぉぉ……っ……!」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:32:35.79 gyRwxSXG0

ビュッ……ビュッ……ビュルルル……
ドプッ……ドプッ……

モバP「はぁーっ……ぐ……はぁーっ…………かはっ……!」

ちひろ「んっ……はっ…………これで、中出し10回目ですね……お疲れ様です♪」

モバP「……ゼェ……満足して……ハァ……くれましたか……ハァ……?」

ちひろ「……」

……パキッ

モバP「……もごっ!? んっ、んっ、んぐっ……」

ゴクッゴクッゴクッゴクッ……

ちひろ「もちろん……まだまだ、これっぽっちも満足なんて……」

パキッ……ゴクッゴクッ……

ちひろ「……ぷはっ…………今度は、『私の番です』っ」

モバP「うわっ……!」

グイッ……ドサッ!

ちひろ「今度は……私がPさんを犯しちゃいますよ〜……♪」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:42:19.93 gyRwxSXG0

ちひろ「アイドル達には皆仕事に出てもらいましたから、今日だけは私がPさんを独り占めしちゃいます」

ちひろ「だから……」

ググ……ジュプッ
ズッ……ズプッ……グプッ……

ちひろ「明日になるまで……た〜っぷり……エッチしましょうね……♪」

ズプッ! バチュッ! バチュッ! ブチュッ!
バチュッ! バチュッ! バチュッ!

モバP(は……激しっ……しかも、締め付けも、急に強く……!)

パチュン! パチュンッ! バチュンッ! バチュンッ!
ズプッズプッズプッズプッズプッ!!

ちひろ「ドリンクならっ……! 何本だって……! プレゼント、しちゃいますからっ……!」

グチュッ! ズチュッ! ズチュッ! グチュッ!
ズンッズンッズンッズンッ!! パンッパンッパンッ!!

ちひろ「だから……もっと……もっとぉ……!」

モバP「う……く……ぐぅっ…………んむっ! んちゅ、んむっ……!」

ズプッ、ジュプッ、グチュッ、ジュプッ!
チュッ、チュウッ、チュプッ、チュウウッ

ちひろ「んむ……ちゅ……ちゅぅっ……ちゅぷっ……!」

チュゥ、チュゥゥ……ジュル、ジュルルル、チュゥゥゥゥッ
ズプッズプッズプッ、ジュプンッ! ジュプンッ!

モバP(ちひろさんの、こんな貪る様なキス……今まで、こんなの……)

ジュプッ、グチュッ、ジュチュッ、グチュンッ!
チュプッ、チュパッ、チュゥゥ……チュゥゥッ

モバP「んむっ……んむぅぅ…………ぷはっ……」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:49:42.04 gyRwxSXG0

ジュプッ! ヂュプッ! グチュンッ! ジュプンッ!
パチュンッ! パチュンッ! パチュンッ!

ちひろ「あっ……Pさん……Pさぁん……んっ、くぅっ……」

グチュンッ! ゴチュッ! バチュンッ! バチュンッ!
パンッパンッパンッ!! パンッパンッパンッパンッ!!

ちひろ「すき……しゅき、です……だいすき、ですぅ……」

ズチュッ! ズチュッ! ヂュプッ! ヂュプンッ! 
ギュプッギュプッギュプッ、ギュプッ!

ちひろ「だから……もっと、もっとぉ……」

ヌリュッ、ギュプッ! ギュプッ!
ヂュプッ! ヂュプッ! グチュッ!

ちひろ「なかに、くだっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁああっ! ひぁぁぁあああぁあっ!」

ビクンッ! ビクンッ! ガクッ! ビクッ!

ゴプッ!
ドプッドプッドプッ、ドプッ!!
ビューーーー、ビュルルルルルッ、ビュクククククッ!
ドプッ、ドポッ、ゴポッ……

ちひろ「あ……は、ぁっ……きた……Pさんの、いっぱひ……」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:56:05.11 gyRwxSXG0

ちひろ「……もっと……もっと、いっぱい……」

グググ……
ズプッ……ジュブッ……グチュッ……

モバP「――」

チュゥ、チュゥゥ……ヂュププ……
グチュッ、グチュッ、ジュブッ、ズプッ

グリュ、グチュッ、ゴチュッ、ゴチュッ
パツッ、バツッ、バチュッ、グチュッ

チュパッ、チュプププ……チュッ、チュゥゥ……
パンッパンッパンッ……パンッパンッパンッパンッ……

チュッ、チュッ、チュゥゥゥゥッ……チュゥゥゥゥッ……
パチュンッ! パチュンッ! パチュンッ! パチュンッ!


―――
――








やはり今年も、モバPは事務所の女性たちから大いに愛されながら搾り取られたとか。



おしまい
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/01/13(土) 17:56:49.21 gyRwxSXG0

以上です。
読んでくれた方、ありがとうございました。

今年は羽根つきが復活した代わりに新作ミニゲームが無かったので、久し振りの羽根つきになりました。
来年はどうなるのか楽しみです。

高森藍子「お夜食にパンケーキを作ってあ~げるっ! の巻っ♪」


1 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 00:06:15.86 B+PLebHj0


パンケーキ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512399975
2 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 00:11:39.38 B+PLebHj0


パンケーキ
3 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 00:14:01.30 B+PLebHj0


パンケーキ(ダメ押し)
4 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:01:01.00 B+PLebHj0


モバP(以下P表記)「次回の藍子ちゃん会議の資料はこれでいいな。じゃあ次は・・・」カタカタッ ッターン

藍子(プロデューサーさん、今日もこんな夜中までお仕事してる・・・)コソッ

槙原志保「今日のログインボーナスはこちらでーすっ」コトッ

P「おお、今日はスタドリですか。助かるなぁ」パキッ ゴクゴク

志保「明日はこちらが貰えますよっ♪」ジャジャン

P「うーん、ちひろさんが志保に見える・・・」グビグビ

志保「私はちひろさんですよ〜? だから、深夜のパフェ3回は超えていないんですよ〜?」ぐーるぐーる

P「う〜ん・・・そうかも〜・・・」ぐーるぐーる

志保「そうなんですよ〜♪ わーいっ! 食べてこよ〜っと!」テテテテッ


藍子(お疲れのご様子です・・・)


5 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:13:26.33 B+PLebHj0


高森藍子(16)

6 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:19:37.48 B+PLebHj0


高森藍子(16)
7 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:28:29.42 B+PLebHj0




槙原志保(19)
8 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:29:39.16 B+PLebHj0


藍子(疲れている時には・・・甘いもの!)ピキーン

藍子「パンケーキっ! パンケーキを作りましょうっ!」

鷺沢文香「パンケーキを作ると聞いて」ニュッ

藍子「わっ、文香さん・・・! いたんですね」

文香「ええ、ずっと」


9 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:33:27.35 B+PLebHj0


鷺沢文香(19)
10 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:35:00.58 B+PLebHj0


文香「秋の夜長、と申しましょうか」

文香「最近は日が暮れるのも早く、穏やかな気候も相まって読書がはかどり―」グー

文香「・・・」グギュルルルル・・・

藍子「女子寮のお夕飯、食べ損ねちゃったんですね」

文香「・・・端的に申せば」キュウーン

藍子「あはは・・・それでしたら、お夜食にパンケーキを焼こうと思ってたので文香さんもいかがですか?」

文香「よろしいのですか? ありがとうございます」ワクワク

藍子「うふふ、さっそく準備しますねっ」


・・・


11 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:35:59.10 B+PLebHj0


・・・


藍子「えーっとホットケーキミックス、ホットケーキミックス・・・あっ、あった♪」ガサゴソ


文香(パンケーキ用に小麦粉、砂糖、膨張剤などが配合された商品。ホットケーキミックス)グー

文香(パンケーキとホットケーキ。同一の食品に対する呼称ですが・・・)グー

文香(パンケーキという、フライパンを用いる製法に由来する呼び方に対し・・・)グー

文香(温かいケーキであると、パンケーキの和製英語。ホットプレートを用いる製法に由来する。パンケーキのより厚みのあるものを呼ぶ、などと・・・)グギュルルルル・・・

文香(ホットケーキという呼び方には諸説あります)グー


藍子(文香さん、すごくお腹が空いてるんだなぁ・・・)


12 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:36:50.84 B+PLebHj0


藍子「それじゃあさっそく作りますねっ! まずは、卵と牛乳をよく混ぜてっと」マゼマゼ

藍子「そこにっ、ホットケーキミックスも入れてさっくり混ぜま〜すっ♪」マゼマゼ


文香(そうなのです。ホットケーキミックスの中に卵と牛乳を入れて一緒に混ぜてはいけないのです)グー

文香(一緒に混ぜることは混ぜすぎにつながり、混ぜすぎが起きるとパンケーキがふっくらと膨らまなくなってしまいます。これは、卵の―)グギュルルルル・・・

文香(・・・)グー

藍子「す、すぐできますからね〜!」マゼマゼ

文香「・・・はい」グー


13 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:37:45.99 B+PLebHj0


藍子「ホットプレートよしっ」カチッ

藍子「それではっ」

文香(ごくり・・・)ゴクリ

藍子「焼きまーすっ♪」タラー


ジュウウウウ・・・


文香(・・・素晴らしい)パチパチパチ

文香(そうなのです、パンケーキのタネは粘度が高いのでやや高めから垂らし、重力による加速を利用し広げることがきれいな円形に焼くコツなのです)グー

文香(また、もはや常識と思いますが油を引かずに焼くことも綺麗に焼くために重要です)グー


14 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:38:44.52 B+PLebHj0


文香(加熱で表面からぷつぷつと発せられる泡は月のクレーターのようです)ジュルリ

文香(調理中のパンケーキはまさに黄金の月。そしてそれを―)グー

藍子「ひっくり返しま〜すっ!」ペイッ

藍子「あっ♪」

藍子「上手に焼けました〜♪」キャッキャッ

文香(金環日食!)パチパチパチ


15 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:41:53.64 B+PLebHj0


文香(材料と調理法を読み、味と香りに思いをはせた―)ポワワ・・・

文香(事務所の棚にあるレシピ本の通り。流石です)グー

文香(藍子ちゃん、愛梨さん、夕美さん、拓海さん、志保さんetc・・・パッションの方々はお菓子作りに長けた方が多くて羨ましい限りです)グー


藍子「裏面も焼けたら重ねてっ、重ねてっ」ペイッ ペイッ

藍子「文香さん、何枚重ねにしますか?」ペイッ

文香「5枚で、お願いします」

藍子「は〜いっ♪」ペイッ ペイッ


藍子「バターも乗せてっ」チョコンッ

藍子「はちみつもかけま〜すっ♪」ドポドポドポ

文香(エクセレント)パチパチパチ



16 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:43:27.99 B+PLebHj0


文香(やはりパンケーキには蜂蜜、またはリコッタチーズですね)グー

文香(蜂蜜の歴史は人類の歴史・・・)グー

文香(古代より食された天然の甘味、蜂蜜・・・)グー

文香(その糖度は非常に高く、細菌の繁殖を許しません・・・でも赤ちゃんに与えてはいけません)グー

文香(蜂蜜を好むのは人間だけにとどまりません)グー

文香(熊など、雑食性で魚も獲るイメージもありますが、肉はあまり食べず、並べられた餌の中から真っ先に蜂蜜を選んだり―)グー

文香(蜂蜜を食べることに夢中になっている熊は、その間に麻酔がなくとも暴れずに採血されたりするそうです)グー

文香(そういえば、ライチュウはパンケーキを食べてエスパータイプを得たそうですね)グー


17 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:44:53.30 B+PLebHj0


藍子「はいっ♪ 召し上がれっ♪」コトッ

文香「いただきます」パクッ

文香「!」カッ


・・・


キャシー・グラハム「ヘイ、エリカ! 突然だけど欧米の考え方にあるプラグマティズムって知らないかい? 明日のテストで出るらしいんだ!」

赤西瑛梨華「ワーオ、それは大変ね! アタシも分からないけどO・MA・KA・SE☆」


18 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:48:30.32 B+PLebHj0


キャシー・グラハム(15)
19 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:51:29.27 B+PLebHj0


赤西瑛梨華(16)

20 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:52:54.41 B+PLebHj0


瑛梨華「今日紹介するのは電子辞書! 知らない単語を一発で調べられちゃうの!」

キャシー「そいつはすごい! さっそく使ってみせてくれよ!」

瑛梨華「A・SE・RA・NA・I☆ で♪ それじゃ、プ、ラ、グ、マ、ティ、ズ、ムっと!」ピッポッパ

キャシー「ワーオ! それだけの簡単操作で何万冊の本から探し出して調べる手間から解放されるのかい!?」

瑛梨華「もうテスト前の徹夜とはSA・YO・NA・RA☆ ね♪」

キャシー「したことないけどね!」


「「HAHAHAHAHA!」」

「「今すぐお電話!」」


キャシー「・・・で、プラグマティズムってっ結局何?」

瑛梨華「んー・・・『硬い』って何か説明するために実際にクッキーに石をぶつけて砕いちゃうみたいなKA・N・JI☆ 石の方がは硬いってね! たぶん!」

キャシー「へー」


・・・


21 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:55:04.43 B+PLebHj0


・・・


文香(実際主義、味のプラグマティズム・・・!)モキュモキュ

文香(ふわふわの触感と、生地の熱で溶かされたバター、口内に広がる蜂蜜とパンケーキの甘い風味・・・♪)モキュモキュ

文香(いえ、いったいどれだけの言葉を並べれば表現できるのでしょう・・・?)モキュモキュ

文香(プラグマティズム・・・)

文香(この美味しさをもし誰かに伝えようとするのならば、藍子ちゃんの作るはちみつパンケーキを食べていただき、この幸せを実感してもらうのが一番でしょう・・・♪)モキュモキュ

文香「美味しい・・・♪」ポワワ・・・


22 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:56:30.74 B+PLebHj0


藍子「よかったぁ♪ おかわり、どうしましょうか?」

文香「! ・・・よろしいでしょうか?」モキュモキュ

藍子「はいっ♪ すぐに焼いちゃいますねっ!」

文香(ふふっ、『深夜のパフェは月に3かいまで』という格言があるようにアイドルならば体系の維持にも心を配らなければなりません。ですが―)モキュモキュ

文香(蜂蜜のカロリーは同量の砂糖の2倍。しかし、甘さはその3倍)モキュモキュ

文香(使用量が少量で済むためにカロリーは抑えられる。よって―)モキュモキュ


文香(『はちみつパンケーキはいつ食べてもノーカウント』、なのです)ドンッ


藍子「はいっ♪ おかわり焼けました〜♪」コトッ

文香「〜♪」モキュモキュ



・・・


23 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:57:59.84 B+PLebHj0


・・・


P「・・・」カタカタッ ッターン

P「・・・おなか、空いたなぁ・・・」カタカタッ ッターン


お・わ・り


24 :◆h8PchLJM6BH7 2017/12/05(火) 07:59:25.24 B+PLebHj0


お読みいただきありがとうございました

プレイヤーがくまさんのお医者さんになって、
患者のくまさんの注意をはちみつで引きつつこっそり後ろから注射する
そんなFPSゲームとか、あってもいいと思います

ライチュウと藍子ちゃんはよく似合いそう


端末によって正しく画像が映ってないかも
ごめんなさいです


ガンマン「シャバババーーッ!!」渋谷凛「ゲーーッ!1つ目の超人ッ!!」

1 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 03:45:30.79 W0ym2nxV0
【キン肉マン】×【モバマス】

※ 肉比率95%






ズズズズズ………


ガンマン「シャバババ! やっと着いたようだな! ここが地上、そして日本の東京!」ギロッ!

ガンマン「おい、センカワ! 見ているのだろう出て来いーッ!」

ちひろ「あらあら、遅かったじゃありませんか?」シュンッ!

ガンマン「色々あったからな!」

ちひろ「それでガンマンさん。貴方のするべきことはキチンと自覚されてますね?」

ガンマン「当然だ! これも全てはあやつ……いや、ザ・マンのためだ。そのためならば下衆人間どもの育成程度やってみせるーー!」

ちひろ「やる気が十分なのはいいのですが、アテはあるのですか?」

ガンマン「私のこの真眼(サイクロプス)には未来を見通す力があるのだッ! この力を持ってすれば………“真眼”!」


カアアアアアアッ!!


ガンマン「見つけたぞーーッ! あの女だッ!! シャバアアアアッ!!」

ちひろ「相変わらず行動が短絡的ですね。さて、私も追わなくてはなりませんね」シュンッ!


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515609930
2 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 03:51:01.05 W0ym2nxV0
ー街角 ペットショップー



凛(ハナコの首輪、これにしようかな。いや、こっちの方が似合うかな)

凛「あの、すみません。この首輪ください」




凛「さて、ハナコの首輪も買ったことだしそろそろ帰ろうかな」

ヒュウゥゥゥゥ………

凛「ん? なにこの音?」

ガンマン「そこをどけぇええ!!」

凛「えっ……うわぁああっ!?」

ズウゥゥゥゥンッ!!

凛「ゲホッゲホッ! な、なんなのいきなり!? 空から何かが降ってきたように見えたけど!?」キョロキョロ

凛「つ、土煙がすごくてなにも見えな………」ケホッ!

ガンマン「シャバババーーッ!!」

凛「ゲーーッ!1つ目の超人ッ!!」
3 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 03:55:30.65 W0ym2nxV0
ガンマン「ついに見つけたぞ〜〜ッ! 」

凛「な、なにっ!? 私何か用があるの!?」

ガンマン「シャバババァ! 喜ぶがいい、女よ! この完璧超人始祖(パ-フェクトオリジン)である私が直々に貴様をスカウトしに来てやったのだ!」

凛「ス、スカウト…!?」

ガンマン「その通り〜〜ッ! さあ来い!!」ガシッ

凛「えっちょっ!?」

ガンマン「シャバァアアアアア!!」ヒュンッ!

凛「いやぁああああ!!?」

4 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:00:13.11 W0ym2nxV0
ガンマン「ふんっ!」

凛「痛っ!? 降ろすならもっと優しく降ろしてよ!!」

ガンマン「受け身すら取らんとは、やはり下衆人間はこんなものか」

凛「なっ…!? いきなりこんな所に連れてきてしかも下衆人間!?」カチン

ガンマン「シャバババァアアア!! いいか、貴様は今からアイドルとなるのだ。私が貴様のプロデューサーとなってなぁーーッ!!」

凛「ふざけてるの? そんなこといきなり言われて私が黙って従うと思ってる?」

ガンマン「シャバババ、威勢だけは一人前だな。だが貴様の意思など関係ない、全ては運命なのだ!」

凛「あっそ、それじゃあ私は帰るね。全く、いきなりビルの屋上まで連れてきてなんのつもりなの………」クルッ

ちひろ「まぁまぁそう言わず」ニコッ

凛「うわぁっ!?」

凛(だ、だれこの黄緑色の人!? 一体どこから現れたの!?)

ちひろ「私の名前は千川ちひろといいます。そこにいるガンマンさん及び他の完璧超人始祖のアシスタントをさせていただいています」

凛「パ、パーフェクト、オリジン?」

ちひろ「はい、今地上にはガンマンさんを含めて7名の始祖達が出てきています」

凛(こんなのがあと6人も………)
5 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:05:09.19 W0ym2nxV0
凛「それで? アンタたちは一体私になにをさせようって言うの?」

ガンマン「知れたこと! 私が貴様をプロデュースし、アイドルとして育て上げるのだ!!」

凛「アイドル……私を?」

ガンマン「その通りだ!」

凛「ふざけたこと言わないで。私はアイドルなんか興味はないの。早くここから帰して」

ちひろ「まぁまぁそう言わずに。とりあえずかけてください」

凛「どっから出したのこのパイプ椅子!?」

ガンマン「さっさと座れこの下衆人間が!!」ドンッ

凛「うわっ!」

ちひろ「ガンマンさん、女の子にあまり暴力的なことをしないでください! 凛ちゃん大丈夫ですか?」

凛「だ、大丈夫だけど……凛ちゃんって……なんで名前知ってるの」

ちひろ「ガンマンさん、まずは対話をしないと。我々に欠けているのはそこなんですから」

ガンマン「シャバハハハッ!」

凛「帰りたい……」
6 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:08:30.42 W0ym2nxV0
ちひろ「まずは改めて自己紹介を。私は千川ちひろ、アイドルをプロデュースする完璧超人始祖のアシスタントをしています。そしてこちらがガンマンさん。完璧・漆式の称号を冠する方です」

凛「あのさ、まずそのパーフェクトオリジンがなんなのかを教えてくれない?」

ちひろ「色々と難しい話なのでこれをどうぞ」ドンッ!

凛「な、なにこれ?」

ちひろ「漫画キン肉マン38〜60巻のセットです。これを読めば完璧超人始祖の全てが丸わかりですよ!」

凛「は、はぁ……うわ、なんかごっついブタの人がいるけど………」

ガンマン「えぇい、いまはそんなものを読んでる時間はなーい!! 時は一刻を争うのだ!!」ガシッ

凛「ひっ!?」

ガンマン「いいか。今から貴様は私の担当アイドルだ! 私が責任を持って貴様をトップアイドルにしてやろう!!」

凛「ま、待って待って!? いきなりすぎて展開に追いつけてないんだけど! てかなんでアンタみたいなのが私のプロデュースをするの!?」

ガンマン「それは話せば長いのだが……」



〜回想〜


ザ・マン「きゃわいいアイドルが見たい」グロロ-


〜回想終わり〜


ガンマン「という事だあぁっ!!」

凛「雑すぎないっ!?」
7 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:14:12.57 W0ym2nxV0
ガンマン「我ら始まりの10人全員が敬愛してやまないザ・マンの望みと言うのならなんでも叶えてくれる!」

凛「それなら初めからアイドルやってる人のところに行けばいいんじゃん。なんで私のところに来るの?」

ガンマン「さっきも言っただろう。私のこの真眼(サイクロプス)には未来を見通す力があるとッ!!」カアァァ!

凛「初耳もいいとこだよ! うわっ無駄に眩しっ!?」

ガンマン「さぁて、早速だが貴様にはライブバトルに出てもらう」

凛「だから展開が雑だってば!! それになんの説明にもなってない!!」

ガンマン「さぁ〜て、そろそろ来るぞ貴様の対戦相手がなぁ〜ッ!!」

凛「あの、もう帰ってもいい?」



『にゃ〜はっはっは!! このみくの相手になるやつかかってこいにゃーーッ!!』



凛「うわっ!? 拡声器で声が響いてきた!?」

ガンマン「シャバババッ! 行くぞ〜〜ッ!」ムンズ!

凛「ちょっ、頭掴んでどうするつも………」

ガンマン「シャババババーーッ!!」ダンッ!

凛「きゃあああああっ!?」

ちひろ「あぁガンマンさん……だから凛ちゃんは女の子なんですからもっと……って今更言っても遅いですね。私も向かいましょうか」ヒュン
8 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:16:53.29 W0ym2nxV0
みく「にゃ〜っはっはっは!! ここ最近連勝しているみくに戦いを挑んで来る威勢の良い子はいないのかにゃ?」ニャフフフ!

「お、おいあれって前川みくちゃんじゃないか!?」

「本当だ! うわぁあ実物は本当に可愛いなぁ!」

「最近セルフプロデュースで頑張ってる前川みくちゃんだ! 結構色々とバトルで勝ってきてるし今一番勢いに乗っているアイドルの!」

「みくちゃんのライブバトルを生で見れるなんて感激だわっ!」

「でも相手がいないんじゃない? このままじゃみくちゃん帰っちゃうんじゃ………」



ガンマン「シャバババババァアアアッ!! 相手はここにいるぞぉおお!!」

ズゥン!



「ゲーーッ!1つ目の超人ッ!!」



凛「あぅぅ………」
9 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:20:58.08 W0ym2nxV0
ガンマン「おいなにを寝ているのだしっかりせんか貴様!」

凛「し、死ぬかと思った……いきなり私の頭を掴んでビルから飛び降りるなんて………」

ガンマン「そんなことで死にはせん! それよりも見ろ、アレが貴様の相手だ!」

みく「にゃっふふふ、みくの挑戦を受けるだなんて中々の度胸だにゃ。褒めてやるにゃ!」

ガンマン「うるさいぞこの似非猫がっ!! 貴様なんぞ片手で十分だ!!」

凛「ま、待ってってば! 私ど素人なんだよ!? 歌も踊りも全然やったことないし出来るわけないって!」

みく「歌も踊りも素人?」

凛「うん」

みく「……………」プルプル

凛「うん?」

みく「どわっははははは!! そんなど素人がそんな啖呵を切るなんてアホだにゃ! アホの極みだにゃ!! ハーハッハッハ!!」

凛「うん、私もそう思うから。だから私は……」

ガンマン「ごちゃごちゃ煩いわ! とっとと行けぇーーッ!」ポイッ

凛「ぎゃんっ!?」
10 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:24:36.06 W0ym2nxV0
みく「にゃはははは! みくの前に立ったということは戦う気はあるってことだにゃ! それならこっちだって本気で戦ってやるにゃ!」

凛「いや違うって!? それにここスクランブル交差点のど真ん中だよ!? こんな所じゃ何もできないよ!!」

みく「それはどうかにゃ?」ポチッ!

ゴゴゴゴゴゴゴゴ………!

凛「う、うわぁ!?」

みく「にゃはっ! 用意してやったにゃ、戦いの舞台を!」

凛「な、なに!? 私、夢でも見てるの!? 地面からプロレスとかのリングが生えてきた!?」キョロキョロ

ガンマン「ほぉ、リングを生み出すとは奴も基礎はできているようだな」

凛「なんでアンタはそんな関心そうな顔してるの!? てかなんでリング!?」


「うぉおおお!! みくちゃんの生ライブバトルが観れるぞ! 早くしないと関が埋まっちまう!」

「みくちゃんもだけど相手の女の子も美人じゃない!? これは凄く面白い勝負になりそうな予感がするぜ!」

「こんなこともあろうかと応援タスキを持ってきた甲斐があったぜ!!」


凛「な、なんで周りの人は受け入れてるの……!? 客席まで一緒に生えてきてるし………」
11 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:28:04.57 W0ym2nxV0
ちひろ「凛ちゃん!」ヒュン!

凛「ち、ちひろさん……! てかアンタさっきからちょこちょこワープしてない!?」

ちひろ「できるだけ私もバックアップします! 今は相手に集中してください!!」

凛「そ、そんな……」ズ-ン

〈さて、突如スクランブル交差点の前でライブバトルが始まろうとしています! 最近メキメキと力をつけてきたみくにゃんこと前川みく、それに対するは期待の新人、渋谷凛!〉

凛「いつの間にか解説席まであるんだけどッ!?」

ガンマン「シャバババババ! 心配するな、この私が貴様のプロデューサーとして逐一アドバイスをしてやるのだ。貴様に負ける要素は何一つとしてなーーーい!!」

凛「それがこの上ない不安要素なんだよ!! アンタほんと花の肥料にでもしてやろうかっ!!」

ちひろ「り、凛ちゃん抑えて!! そこまで血相変えて怒らんでもええやんか!!」

凛「やかましい!!」


カーーンッ!!


〈さぁ、いまバトル開始のゴングがなった!〉
12 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:30:49.42 W0ym2nxV0
凛「こ、こうなったら仕方ない。ダンスはともかく歌なら多少の自信はあるし………」

〈おっとみくにゃん、ロープへ跳んだ!〉

凛「少しくらい付き合っても………」

〈そしてその反動を利用して!〉

みく「体当たり攻撃にゃっ!!」

凛「えっ? グヘッ!!」ズ-ン!

〈あーーっと、渋谷凛ダウン! 余所見をしていたか!?〉

凛「な、なんなのいきなり……!?」

ガンマン「ばかもん貴様何をしている!! そんな体当たりくらい見て躱せ!!」

凛「ま、待ってよ!! なんでいきなり私物理攻撃されてるの!? アイドルじゃないでしょこんなの!!」

ちひろ「凛ちゃんよく聞いてください! この世界ではライブバトルはアイドルレスリングで“表現”されるんです!」

凛「は、はぁ!?」

ちひろ「凛ちゃんとみくちゃんはいま確かに歌と踊りを披露しています! ですがそれはこの世界にはアイドルレスリングとして観測されているんです!!」

凛「訳がわからないって!! そんなバカなことがある訳ないでしょ!!」

ガンマン「ええい、うだうだ煩いわーーっ! さっさと立て!! 10カウントで貴様の負けになってしまうぞーーッ!!」

凛「そ、そんなこと言われても………」

みく「にゃふふふふ! いくら素人でもたった一発で終わるはずないにゃ! 早く立つにゃ!」
13 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:33:20.28 W0ym2nxV0
凛「く、くうぅ……」ヨロヨロ

〈あーーーっと渋谷凛、9カウントで立ち上がった!〉

ちひろ「凛ちゃん! 受け入れてください! 凛ちゃんは今から目の前にいる前川みくちゃんをアイドルレスリングで倒すんです!」

凛「まずそのアイドルレスリングってなんなの!?」

ちひろ「アイドルレスリングはその名の通りアイドル達によるレスリング勝負の総称です! ボーカル、ビジュアル、ダンス、この3つの力の総合力で基礎能力などが決まります!」

凛「つまり戦うって言っても運動神経や腕力はあまり関係ないってこと?」

ちひろ「総合力の上昇に伴いライブバトル時のみ腕力や運動神経、その他諸々も同時に上昇していきます! 体力だけは自前となりますが」

凛「で、でも私ビジュアルに自信ないしダンスなんてやったこともないよ! それに唯一自信がある歌だって素人の域を出るものじゃないし……!」

ちひろ「総合力は各アピール値の乗算で決定します! ですので歌だけに特化していても勝てる可能性はあります! 他が0じゃない限りは!!」

ちひろ「そしてアピール力が0だなんて空前絶後のダメっぷりを発揮しない限りあり得ません! よって凛ちゃんでも勝てる可能性はあります!!」

凛「で、でもっ!!」

みく「えーい、ごちゃごちゃ煩いにゃ!!」バウ-ン

〈おっとみくにゃん、またしてもロープを利用して渋谷凛に体当たりだーー!!〉

凛「えっ!?」

ちひろ「ガンマンさん! 凛ちゃんに指示を!!」



ガンマン「その女を殺せーーーッ!!!」



凛「………………へっ?」

ちひろ「………………はっ?」
14 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:37:25.70 W0ym2nxV0
みく「ふしゃあああっ!!」

凛「きゃぁああ!!」バタ-ン!

〈あっと渋谷凛、またしてもダウーン!〉

ちひろ「ガ、ガンマンさん! 何を言ってるんですか!!」

ガンマン「おい貴様ァ! なぜ私の指示通りに動かんのだーー!! そんな駄猫は叩いて殺せ!!」バンバン!!

ちひろ「あんなの指示でもなんでもないじゃないですか! あなたちゃんとアイドルプロデューサーの心得読んだんですか!?」

ガンマン「ハァ? そんなものは知らーん!」

ちひろ「私がオリジンの皆さんに配ったやつです!!」

ガンマン「知らんものは知らーーん」

ちひろ(こ、この脳筋馬鹿男……!!)

ちひろ「こ、こうなったり仕方ありません! この一戦だけは私が凛ちゃんをサポートします! あなたはそこでサポートのなんたるかを見て学んでください!!」

ガンマン「何を言うのだ! 私の指示があればそれで十分………」

ちひろ「いま凛ちゃんがリングに這いつくばってるのがあなたの指示の賜物なんです!! いいから引っ込んでなさい!」

ガンマン「グ、グゥム………」

ちひろ「凛ちゃん、立ってください!」
15 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:40:44.27 W0ym2nxV0
凛「うぐぐぐっ……さ、流石に女の子と言えども高校生の体当たりはそれなりに効くね………」

ちひろ「良かった! よし、凛ちゃん。まずは相手の出方を伺うんです! 相手は格上、こちらから仕掛けるのはリスクが高いです!」

凛「う、うん分かったよ」

みく「にゃはははは! 次でトドメにゃ!!」バウ-ン!

凛「ッ! 来る、体当たりが!」

ちひろ「横に避けて!」

凛「うんっ!」サッ!

みく「にゃっ!?」

〈あっとみくにゃん、渋谷凛にバックを取られた!!〉

ちひろ「そのまま後ろから体当たりです!」

凛「はいっ!」タタタタッ!

みく「にゃっふふふ! そんな攻撃喰らわないにゃあ!!」シュルルルン!

〈あっと!! みくにゃんに猫の尻尾が生えたーー!!〉

凛「なっ!?」

みく「キャットテイル・ウィップ!!」

凛「うぐぅーーッ!!」ズ-ン!

〈渋谷凛、みくにゃんのキャットテイル・ウィップを顔面にモロに喰らってしまった! たまらずダウーーン!!〉
16 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:42:24.37 W0ym2nxV0
ちひろ「くっ、まさか猫の尻尾が生えてくるなんて!!」

みく「まだ終わらんにゃっ!!」

〈みくにゃん、そのままロープを駆け上がっていく!〉

ちひろ「いけないっ! 凛ちゃん避けて!!」

みく「遅いッ! くらうにゃ、キティフォーン・プレス!!」

凛「ぐはっ!!」

〈なんとみくにゃん、ムーンサルト・プレスの体勢で渋谷凛にトドメの一撃だ!!〉

ちひろ「くっ……これは素人の凛ちゃんが喰らっていい技ではありません!」グヌヌ

〈渋谷凛、これは立てないかーーーッ?〉

凛「うぐぐ……ま、まだやれる…! 私の蒼い風は…まだ………止んではいない…!」

〈なんと渋谷凛、起き上がろうと四つん這いの姿勢になった!〉

ちひろ「り、りんちゃん!!」

みく「む……案外タフだにゃ。技の決まり方は完璧だったのに。それならもう一発にゃ!!」

〈おっとみくにゃん再度ロープを駆け上がる!!〉
17 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:47:46.93 W0ym2nxV0
ちひろ「凛ちゃん! その技を喰らうと流石に負けてしまいます!」

凛「ど、どうすればいいの」

ちひろ「もう少し相手を引きつけてください!」

みく「そりゃあ! 喰らえキティフォーン・プレス!!」

ちひろ「今です、横に飛び退いて!!」

凛「はいっ!!」サッ!

みく「にゃっ!?」

〈あっと渋谷凛、直前で躱した! これはみくにゃんマットに激突か!?〉

ちひろ「やった!!」

みく「にゃんてね〜!」ヒュン!

凛「えっ!?」

ちひろ「なっ!?」

〈あっとどう言うわけだ!! なんとみくにゃんマットに激突寸前、身体が回転し両足で着地した〜〜ッ!!〉

ちひろ「そ、そんな! あの体勢から両足で着地するなんてあり得ない!」

凛「くっ! こうなったら見よう見まねで!!」

みく「ぐっ……! しまったにゃ!?」

〈あっと渋谷凛、みくにゃんにタックル!〉
18 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:53:17.15 W0ym2nxV0
凛「りゃぁあああっ!!」

〈そのままみくにゃんを掴み上げロープの反動を利用して空高くジャンプ!!〉

凛「喰らえ!」

〈そのままみくにゃんをマット目掛けて投げた!!〉

ちひろ「ボディスラム!! やったこれで凛ちゃんの逆転勝利です!!」

みく「にゃははは、なかなか良いキレをしてる動きだにゃ。でも……」

みく「みくに投げ技は効かないのにゃ!!」ヒュン!

凛「なっ!?」

〈な、なんとーーッ!? みくにゃん、頭からマットへ激突寸前またしても瞬時に体勢が入れ替わり足から着地した!!〉

みく「フッフッフ、みくは猫チャンだにゃ! 猫はどんな体勢からでも両足で着地することができるのにゃ!!」

ちひろ「そ、そうか〜〜ッ! バター猫のパラドックスです!!」

ガンマン「ハァ? なんだそのパラパラ踊りとは?」

ちひろ「バター猫のパラドックスとは2つの相反する言い伝えを皮肉った思考実験です! 猫は必ず足から落ち、バターを塗ったトーストは必ずバターの面が下になって落ちます」

ちひろ「それでは猫の背中にバターを塗った面を上に向けたトーストを落とすとどうなると思いますか?」

ガンマン「下に落ちないではないか」

ちひろ「そう。つまりみくちゃんはどんなふうに投げても必ず足から着地ができるんです!!」

ガンマン「なんだとぉ!?」

ちひろ「この事を忘れていたのは迂闊でした……!」

ガンマン「よし、では実際に試してみよう! 私は今からバターを買ってくる! センカワはトーストを買ってこい!」

ちひろ「そういう問題じゃないでしょ!!」ガキッ!

ガンマン「シャボッ!?」
19 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 04:57:03.70 W0ym2nxV0
みく「にゃふふふ! これでトドメにゃ!!」ダンッ!

凛「えっ、うわっ!?」

〈あっとみくにゃん! ジャンプして空中で渋谷凛をキャッチしそのまま尻尾を利用して両足を極めた!〉

〈そのまま渋谷凛の背中を両足で踏みつけ落下!!〉

凛「う、動けない!!」

みく「これでトドメにゃ! 前川みく必殺奥義!!」


みく「千客万来・招き猫落とし!!」

凛「ぐはっ!!!」


〈渋谷凛、みくにゃんの必殺奥義をモロに喰らってしまった!! みくにゃんが尻尾を解くとゆっくりと渋谷凛の足が崩れ落ちる!!〉

凛「ぐ、うぅ……」

みく「にゃふふふ、完全に決まったにゃ。もう立つことだって出来ないにゃ!」

ちひろ「凛ちゃん!! しっかりして下さい!」

凛「ち、ちひろさん……く、くそっ………」

〈渋谷凛、必死にロープを掴み立とうとするが身体が動かない!!〉


ナイ-ン テ-ン!!

〈あーッと、いま試合終了のゴングが鳴った!! 勝利したのはやはりみくにゃんだ〜〜ッ!!〉
20 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 05:00:01.36 W0ym2nxV0
みく「やったにゃーー!!」

ちひろ「り、凛ちゃん大丈夫ですか!!」

凛「う、うん……あれだけ攻撃されたけど不思議と痛みは全く無いから。ただすごく疲れてるけど……」

ちひろ「実際は歌とダンスをやってただけですからね。痛みがないのは当然です」

みく「良い勝負だったにゃ。えっと、凛チャンで良いにゃ?」

凛「え、うん。えっとみく? でも私、結局何1つみくに通用しなかったし……」

みく「今日が初のバトルだったんでしょ? それにしては筋が良かったにゃ。レッスンをすればかなり強くなれると思うにゃ」

凛「うん、ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよみく」

みく「あっ、でもどんなにレッスンしてもみくには勝てないかんね? そこんとこ勘違いしちゃダメにゃ!」

凛「ふふっ、どうかな。案外すぐに追いついちゃうかもよ?」クスッ

みく「にゃはは。また再戦するにゃ!」ガシッ!

凛「次は負けないからね」ガシッ!


「みくちゃーんおめでとう!!」

「対戦相手の渋谷凛ちゃんもよく頑張ったぞー!!」

「再戦するときはまた応援するからなーー!!」


パチパチパチパチ!



ーーー

ーー

21 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 05:02:37.54 W0ym2nxV0
凛「ちひろさん、今日は負けちゃってごめんなさい」

ちひろ「い、いえ! 凛ちゃんが謝ることなんて何もないです! 悪いのは全部私たちなんですし…………」

凛「ちひろさん、私今日何も出来なくて悔しかった。私もっと強くなりたい!」

ちひろ「そ、それじゃあ!」

凛「うん、やるよアイドル。やられっぱなしは性に合わないからね」

ちひろ「や、やったやりましたよガンマンさん! スカウト成功です!!」ピョンピョン♪

ガンマン「だから言ったであろう! 私の目には未来を見通す力があるとな!!」

凛「ねえアンタ。なんで私を選んだのか教えてもらってもいい?」

ガンマン「む、なんだ貴様そんなこともわからんのか!」

凛「分かるわけないじゃない」

ガンマン「いいか! 東京にある渋谷という都市! あそこは大昔“シブヤ”ではなく“シャバ”と呼ばれていたのだ!!」




凛「………………………………ん?」
22 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 05:05:27.81 W0ym2nxV0
ガンマン「そう、大昔私はかの渋谷の地で自主特訓をしていたのだ! その時に私の声を聞いた下等生物があの地をシャバと名付けた! その太古の記憶があの地をシブヤと名付けたのだーーーッ!!」

凛「………………??」

ガンマン「その証拠に渋谷の谷という字。何かに見えんか〜〜?」

凛「??」

ちひろ「あっ! 谷っていう字、ガンマンさんの眼の部分に似てませんか!?」

凛「??」

ガンマン「その通〜〜ッり!! つまり渋谷という地の名前と文字は私が起源という事だーーーッ!!」

凛「????」

ちひろ「あっ、だから渋谷凛ちゃんをスカウトしたんですね!! 渋谷だから!」

ガンマン「そうだーーっ!! 瞳子とかいう女とも迷ったがこちらの方(若い方)がザ・マンも喜ぶと思ったからなぁ〜〜ッ!!」

凛「??」

ちひろ「ちょうど良いですねよガンマンさん! 我々の事務所も実は渋谷に構えてあるんです!」

ガンマン「よし良くやったぞセンカワ! シャババババーーーーッ!!」ダンッ!

ちひろ「あっ凛ちゃん! メモをお渡ししますので、明日学校が終わったらこの場所まで来て下さい!! それでは!!」ヒュンッ!


凛「」ポツ-ン













凛「??」
23 :◆A87DI5RwaU 2018/01/11(木) 05:08:17.42 W0ym2nxV0








「ニャガニャガ、あのガンマンさんもとうとう地上に出てきましたか」


「しかし無駄ですよ。ザ・マンの為に私がスカウトしたこの娘さえいれば、他には誰もいりません。この私の最強のアイドルが!!」


「さぁて楽しみです! あなたのアイドルを破った時のその表情が! ニャガニャガニャガニャガ!!」


「師匠、なに独り言いってるんですか?」



おしまい

モバP「枕営業...?」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:49:02.18 wwPaZmVS0
〜事務所〜

P「...」カタカタカタ

P「...んん〜」ノビー

P「今日は冬なのにあったかいなぁ...おかげでメチャクチャ眠いぞ...」

P「...ダメだ集中できん、ちょっと仮眠しよ...」テクテク
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:50:11.56 wwPaZmVS0
〜仮眠室前〜

P「...なんだこの張り紙」

ドア「枕営業実施中!」

P「枕営業...だと?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:51:16.30 wwPaZmVS0
P(...えっ、枕営業って...あの枕営業?しかも事務所の仮眠室で?堂々と張り紙で宣言して?)

P「.........」

P「うちのアイドルに手ぇ出してるクソ野郎はどこのどいつだああああああ!!!」ドアバーン!


渋谷凛「Zzz...」ギュウウウ

森久保乃々「うう...あついぃぃ...Zzz...」アセダラダラ

三船美優「...」スースー

市原仁奈「社畜のきもちになるですよー...Zzz...」

塩見周子「うわっ!いきなり何!?」

遊佐こずえ「ふわぁー...ぷろでゅーさー?」


P「.........えっ?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:52:29.42 wwPaZmVS0
P「で、起こしたわけだが」

凛「...」ギロリ

P「いやそんな初対面のときみたいな目されても...俺なんかした?」

凛「ふーん、私の担当なのにわからないんだ、ふーーーん...」

P「ええ...」

美優「...」カオマッカー

P「あなたまでなにやってんですか三船さん...」

美優「すみません...仁奈ちゃんの愛らしさが私の母性を...理性が負けてしまって...!」

P「ちょっと何言ってるかわからないかなーって」

美優「...わからないんですか!」

P「三船さんのそんな大声初めて聞きましたよ」

乃々「あつい...むーりぃー...」ダラダラ

P「お前は水飲んで着替えてきなさい」

乃々「はいぃ...」フラフラ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:53:22.41 wwPaZmVS0
周子「いやーついにバレちゃったねー」

こずえ「バレちゃったねー...」

P「そうだ、枕営業ってのh「その説明は私がします!」アンタどっから湧いたんですかちひろさん」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:54:37.72 wwPaZmVS0
ちひろ「まぁ見てもらえばわかる通り、アイドルが他のアイドルと一緒にお昼寝するサービスのことですね♪」

P「『抱き』枕営業ってことですか...ん?営業ってことは」

ちひろ「ええ、「抱く」側のアイドルの皆さんからはお金を頂いてます♪」

P「人の仮眠からまで金取って何が楽しいんだこの緑の悪魔め...」

ちひろ「ちょっ!?こっちも色々やってるんですよ!抱き抱かれのマッチングを管理したり!ベッドを予約したり!ついでにちょっといいベッドに買い替えたり!」

P「ほんまや、ふわっふわになっとる...」サワサワ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:55:43.15 wwPaZmVS0
P「...とにかく、こんな怪しい制度は中止だ中止」

全員「「「えー!」」」

P「何が君たちをそこまで駆り立てるんだ」

凛「アンタなら...信じられると思ったのに!」ギリッ

P「アニメの名シーン引っ張り出すほどか...」

美優「...」シクシク

P「こっちはガチ泣きかよ...」

ちひろ「私の小遣い稼ぎは!?」

P「やっぱり利益出てるじゃねぇか!黙ってろ千川ァ!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:57:08.68 wwPaZmVS0
仁奈「どうしてダメなんでごぜーますか!」

P「仁奈まで...」

仁奈「Pはわかってねーでごぜーます!」

P「はい?」

仁奈「美優おねーさんに抱っこされて寝ると!」

仁奈「おっぱいが柔らかくてすごく気持ちいいんでやがりますよ!」

美優「に、仁奈ちゃん!?///」

仁奈「あの柔らかさ、病みつきでごぜーますよ!」

P「...............」

美優「...///」

P「とにかく、ダメなものはダメだ!」

凛「なに、今の間は」

周子「ぜったい想像してたよね、やらしー」

P「うるせぇぞ外野ァ!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:58:23.23 wwPaZmVS0
周子「でも、実際仁奈ちゃんの言う通りだと思うなー、よく知りもしないで否定するのはよくないと思いまーす」

周子「...なので!」ヒョイッ

こずえ「ふわぁ?」モチアガリー

周子「特別に!こずえちゃんを貸してあげよう!」

P「...はい?」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:59:34.70 wwPaZmVS0
周子「いいよね?」

こずえ「こずえ...ぷろでゅーさーと、おひるねー...?いいよー...」

P「いや、誰もやるなんて言ってないからね?」

ちひろ「それはいい考えです!」

P「よくねぇよ下手したら独房行きだよ」

ちひろ「言うこと聞かないPさんには各種ドリンク10倍の値段で売っちゃいますよ?」

P「鬼!悪魔!!ちひろ!!!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:01:12.55 wwPaZmVS0
ちひろ「ではでは、ごゆっくり〜♪」

凛「私の至福の時間を...埋め合わせはしてもらうよ」

美優「私...信じてますから...」

仁奈「おやすみなせー!」

ガチャッ バタン

ガラーン...

P「...マジで?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:02:16.99 wwPaZmVS0
周子「もう外堀は埋まっちゃったよ?」

こずえ「かくごをきめろー...」

P「Oh...」

P(まぁ待て落ち着け...ただ昼寝するだけじゃないか)

P(しかも相手はこずえだぞ?間違いなんて起こるはずがない)

P「...じゃあ、お願いしてもいいか?」ナデナデ

こずえ「ふわぁ...おまかせー...じゃあ、ベッドまでだっこー...」

P「よしきた」ヒョイッ

こずえ「...♪」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:03:35.91 wwPaZmVS0
こずえ「そこにねてー...」

P「こうか?」ゴロン

こずえ「そこにー...とぉー」コロン

P(...近いな、左腕のすぐ横にこずえの顔が...)

こずえ「おやすみー...」

P「ああ、おやすみ」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:04:29.35 wwPaZmVS0
P「...」

こずえ「...」スヤァ

P(こずえ、あったかいなぁ...)

P(それに、なんだか甘いにおいがする...)

P(あ、いつの間にか手握られてるよ......)

P(こずえの手、すべすべだ......)

こずえ「...」スリスリ

P(ああ、手に顔をすりすりされてる...ほっぺぷにぷに...お肌つるつる...髪ふわふわ...気持ちいい.........)

P(やべぇ、意識が遠く.........)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:05:55.01 wwPaZmVS0
「いい気分のところ悪いねぇ、そろそろあたしもお邪魔するよ〜?」ギシッ

P(みぎに...だれ...?あぁ、そういえば、しゅうこ...)

周子「あたしだけ除け者なんてひどいやん?そんなPさんにはお仕置き〜...んっ」

P(ん...?なんか...ほっぺに...やわらかくて...あついのが...)

周子「...ぷはっ、今日のとこはこんくらいにしといてあげる...今度こそあたしもおやすみー♪」ギュッ

P(いまの...なんだったんだろ...もう...なにも...かんがえられない.........)

P「...Zzz」


監視カメラ「...」●REC

ちひろ「...堕ちたな(確信)」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:06:47.68 wwPaZmVS0
P「...んん...ん?」パチッ

P「...!い、今何時だ!?」ガバッ

P「...22時、だと?嘘だろ...?」

「ようやくお目覚めですか、Pさん?」

P「!?...ち、ちひろさん?」

ちひろ「おはようございます...なんて時間じゃありませんけど、気分はどうですか?」

P「.........認めたくはありませんが...最高です、寝覚めもすこぶるいい」

P「間違いなく、入社してから今まででいちばんよく眠れましたよ」

ちひろ「そうですか♪...それで、どうしますか?」

ちひろ「こんな素晴らしい制度を」

ちひろ「止めにしても、いいんですか?」ニッコリ

P「.........」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:07:43.52 wwPaZmVS0
〜後日〜

??「ねぇ、『枕営業』がP公認になったって聞いた?」

??「そ、そうなんですか?よかったです...」

??「ああ、それと...Pも『指名』できるようになったってちひろさんが言ってたよ」

「「「.........ホントに?」」」

おしまい
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:08:38.46 5SN5M1cmO

金取らなきゃいいだけの話なんだよなぁ…
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:10:25.52 wwPaZmVS0
〜おまけ〜

P「...Zzz」

周子(いやー、我ながら大それたことした...さすがに恥ずかしくなってきたわ)カアァ

周子(こんな機会めったにないし、あたしも堪能...)

こずえ「.........」ジー

周子「えっこずえちゃん!?起きてる!?」

こずえ「しゅうこー...おくちちゃっくー...」シー

周子「あ、うん、ごめん...ってこずえちゃん、まさか見てた...?」ヒソヒソ

こずえ「...しゅうこ...だいたん、だねー...」ニコニコ

周子「うがあああああああ!!!!!///」

こずえ「しゅうこ...いっつも、まっしろ...だけど...いま、まっかだよー...?」ニコニコ

周子「いやあああああああ!!!!!///」

こずえ「こごえでー...ぜっきょう...きよう、だねー...」

今度こそおしまい
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:11:20.88 wwPaZmVS0
以上になります
ガバガバ駄文でしたがありがとうございました
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:13:59.94 7h956bv+o
おつおつ

【モバマス】P「この世からネガティブを根絶し隊?」

1 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:36:39.21 2BSmJamV0
(事務所)

ババ-ン!!

唯・柚「「私たち♪ ネガテイブをこの世から根絶し隊!」

チャラ-ラ チャラ-ラ♪
チャッチャッ チャラ チャ-チャラチャラチャラ♪

P「…」

唯・柚「「胸に秘めたるはBig Burning Heart〜♪」」

唯・柚「「ギルティ♪」」

ジャ-ン!!

P「…」パチパチパチ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515119798
2 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:37:00.73 2BSmJamV0
唯「というわけで〜!」

柚「ネガティブをこの世から消し去っちゃいまーす♪」

P「へー、そうか頑張ってこいよ。俺は仕事があるからそれじーーー」

ガシッ!!
ガシ-ン!!

唯「ほらほら、つっこみどころ満載なんだからつっこめー☆」

唯「職務怠慢はダメだよねー♪」

P「ええい離せ。無邪気を装った悪鬼どもめ」ブンブン

唯「いぬ扱いされてるよ。柚ちゃん」

柚「アタシもふもふ系の可愛さじゃないのにナー」

P「アッキーの話じゃねえよ」
3 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:37:38.78 2BSmJamV0
(しばらくして)

P「とりあえず話だけは聞こう。どんなロクでもないアイディアを閃いたんだ2人とも」

唯「えっとねー。3日くらい前に『辛いなー』とか『ヘコんじゃうなー』みたいな暗い気持ちをみんなから無くせないかなーって話してたんだよ」

柚「そうそう。暗いとヤダからね。明るくしてたらアタシもみんなも楽しいし、win-winのハッピーな世界になるでしょ?」

唯「だから『ネガティブをこの世から根絶し隊』を結成しちゃったわけ☆」

柚「活動内容はシンプル! みんなを明るくするためにネガティブな感情を無くすことです♪」
4 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:38:14.62 2BSmJamV0
P「思いの外きちんとした活動をしそうだな。疑ってごめん。反省してる」

柚「気にしてないよ♪ でね、ネガティブな人を探す道具として晶葉チャンに作ってもらった『ネガティブグラス』っていう眼鏡が…」カチャッ

P「待て、なんだその『スカウター』は!?」

2人「?」
5 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:39:00.09 2BSmJamV0
P「いやそれドラゴンボールのアレじゃない。世界観を間違えてるよ」

スッ...ピピピピ

柚「プロデューサーサンのネガティブ係数52…か。問題ないみたいだね」

唯「だね☆」

P「せめて置いてきぼりにしないでおくれ。突飛もないものを出すのは受け入れるから説明はしてほしいんだ」

柚「OK♪ このネガティブグラスに表示されたネガティブ係数が100〜300の間だと『ネガティブ予備軍』で、300を超えると『ネガティブ』認定されてアタシたちの執行の対象になるんだよ♪」

P「『Psycho-Pass』もちょっと混じってるね」
6 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:39:32.98 2BSmJamV0
唯「じゃあ、出発しよーか。柚ちゃーん☆」

柚「出発しましょーか。唯チャン♪」

P「えぇ…これ(保護者として)俺も同行しないとまずいやつじゃん」

唯「だから声かけたんだっての〜☆」

柚「ちゃんと見張っててよねー♪」

P「新年早々こんな役回りとは」ガックシ
7 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:40:09.20 2BSmJamV0
唯「あ、でも大丈夫♪ プロデューサーちゃんのサポーターとして1人声かけてあるから☆」

P「サポーター?」

柚「サポーターサン。出てらっしゃーい♪」

カチャ

美波「こんにちは。プロデューサーさん♪」バ-ン

P「まさかの美波か」

美波「みなみ。頑張ります♪」グッ!!

P「なんかめっちゃやる気だし」
8 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:40:54.34 2BSmJamV0
柚「ちなみに…作戦本部長もいまーす♪」

未央「うむ。私が作戦本部長の本田だ。しっかり頼むよキミタチ」キリッ

P「未央もいたんかい」

未央「まー、私はここで待機だけどね。みんな。行ってらっしゃい♪」

柚・唯「「はーい♪☆」」

美波「はい♪」

P「…不安しかない」
9 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:41:33.17 2BSmJamV0
(しばらくして)

P「というかさ、ネガティブな人を見つけた後はどうやってポジティブに変えるんだ?」

唯「そりゃ『ネガティブソウル』を破壊するしかないっしょ☆」

P「ん?」

柚「ネガティブな人には『ネガティブソウル』が宿る! 常識だよね♪」

P「知らんわ! そんなちょっと愉快そうな概念初めて聞いたわ!」

唯「え、プロデューサーちゃん。ネガティブソウル知らないの? おっくれってる〜☆」

柚「おっくれてるぅ〜♪」

P「いや待て待て。美波、ガツンと言ってやれよ。そんな『おばけ』みたいなふざけた概念はこの世に存在しなーーー」

美波「プロデューサーさん。ネガティブソウルは存在しますよ」

P「」
10 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:42:23.54 2BSmJamV0
P「OK。3人ともちょっと待ってくれ」

ピポパポ
トゥルルルル...ピ!

P「もしもし作戦本部長。ネガティブソウルとはなんだい?」

未央『ネガティブな感情を司るネガティブの元凶さ!』

P「OK、作戦本部長。ネガティブソウルという言葉を人生で初めて聞かされて、しかもみんな当然のように知っている事実に驚きを禁じ得ないんだがどうしたらいいんだい?」

未央『え、プロデューサー。ネガティブソウルを知らなかったの? おっくれってる〜♪』

P「そのノリはやめろ! お前らやっぱり裏で口を合わせてるだろ!」
11 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:43:02.06 2BSmJamV0
ピッ

P「まったく。俺を騙そうとしてもそうはいかないぞ。ネガティブソウルなんて目に見えないものを信じ込ませようとしても信じられるわけがないんだ!」

唯「プロデューサーちゃん。ゆいのことを信じてくれないの〜?」ジ-

P「上目遣いをされても信じない。可愛いけれど信じない」

唯「えー」

柚「ふっふっふっ。これならばどうだっ♪」ジ-

P「脚立の上に立って見下してきても変わらない。上目遣いとかけて『下目遣い』をしてるつもりだろうが変わらない。可愛いけれど揺らぐものか。危ないから降りなさい」

柚「えー」

美波「プロデューサーさん…信じてください…」ギュッ

P「ぐふぅ。スーツの裾をちんまりと掴んでしっとりとした声で言われても動じない。俺は断じて動じないぞ!」

美波「…むっ」プク-
12 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:43:54.81 2BSmJamV0
P「はっはっは。俺は用心深いことでつとに有名なんだ。キッズどもに騙されることなんてありえないんだよ!」

柚「くーっ! こうなったら最終手段だ!」

唯「そうだね! 美波ちゃん! コールを!」

美波「ええ! 待ってて!」

P「ん?」
13 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:44:21.16 2BSmJamV0
トゥルルルル...ピッ!!

美波「あ、まゆちゃん? さっきプロデューサーさんがね…」

美波「〜〜〜」ペラペラ

P「待ってくださいなんかとても嫌な予感がするよ」

美波「ええ、それじゃあ」

ピッ

P「まゆに何を吹き込んだ」

美波「何も?」ニッコリ

P「笑顔で嘘を付くんじゃない!」
14 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:47:50.00 2BSmJamV0
タッタッタッ...バタ-ン!!

まゆ「プロデューサーさん…『アイドルの言うことなんて信じられない』と言ったのは本当なんですか…?」ゴゴゴゴ

P「ヒィー! やって来るのがマッハ速度!」

まゆ「まゆのことも信じられないの…どうして…ねぇ…プロデューサーさん…!」ゴゴゴゴ

P「ご、誤解だァー! 激しい誤解だァー!」
15 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:48:31.81 2BSmJamV0
P「…って、ん?」

まゆ「…」ゴゴゴゴ

【ネガティブソウル】モワモワモワ-ン...ドドドドド!!

P「ま、まゆの後ろあたりになんか『堕天使みたいな化け物』が出てるぅー!」

柚「あれがネガティブソウルだよ!」

ピピピピ...!!

唯「まゆちゃんのネガティブ係数は…334ポイント! これは強敵だよ!」

P「え、あれ敵なの!?」

美波「ええ! 私たちでネガティブソウルを打ち倒してまゆちゃんをポジティブに変えるんです!」

P「んなもん無理だろぉぉぉぉっ!!!」
16 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:49:23.62 2BSmJamV0
堕天使「我はまゆのネガティブソウル…まゆを信じない者に罰を与える…!」

P「喋ったァァァ!!」

堕天使「そこのスーツの男…選ぶがいい…死かまゆとの結婚か…どちらだ!」

P「ごめんなさい! 死ぬのは嫌ですし! まゆは未成年なのでそもそも結婚できません!!」

堕天使「ならば…死だ!」シャキ-ン!!

P「嫌ぁぁぁぁっ!!!」
17 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:50:05.43 2BSmJamV0
P「…って、ま、まゆはどうした!?」

まゆ「…」スヤスヤ

堕天使「ふふふ。我が起きている間、まゆは寝たきりだ!! 我の要求を呑まない限り、まゆは起きることはない!」

P「な、なんと卑怯な!」ガ-ン

堕天使「ふふふ…なんとでも言え!」
18 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:50:38.10 2BSmJamV0
美波「待ちなさい!」ババ-ン

柚「アタシたちが相手だよ♪」シャキ-ン

唯「プロデューサーちゃんは渡さないし、まゆちゃんは返してもらうよ〜☆」グッ

P「み、みんな…!」

堕天使「我とまゆに逆らう者は平等に…死を与える!」

美波「そんな脅しには屈しないわ! 行くよ! 柚ちゃん! 唯ちゃん!」

唯・柚「「よしっ!」」
20 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:51:34.85 2BSmJamV0
P「さ、3人とも無茶だ! 逃げろ!」

美波「心配いらないわ。プロデューサーさん」

柚「アタシたちは負けないよ!」

唯「ゆいたちの活躍見守っててよね☆」

P「み、みんな…!」

3人「「「わーっ!!」」」

堕天使「愚かな…!」
21 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:53:58.04 2BSmJamV0
(しばらくして)

3人「「「わーっ!!」」」ポコポコポコ

堕天使「な、なんの!」ペシペシ

3人「「「わーっ!!」」」ポコポコポコ

堕天使「くっ…い、痛い痛い!」

3人「「「わーっ!!」」」ポコポコポコ

堕天使「ぐぅぅぅ!!!!」

P「…き、効いてる! 『バドミントンのラケット』と『ラクロスのラケット』と『棒付きキャンディ』でペシペシ叩いてるだけなのにかなりダメージを与えている!!!」

3人「「「とどめだー!」」」ペシコ-ン!!

堕天使「ぐぁぁぁぁっ!! やられたっ!!」バタリ

P「意外と弱いっ!」
22 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:54:26.72 2BSmJamV0
(しばらくして)

堕天使「げふっ…」

シュゥゥゥゥン...

P「き、消えた!」

まゆ「…うーん」ムクリ

P「ま、まゆ! 平気か!?」

まゆ「ええ…なんだか悪夢を見ていたようです♪」キラキラ

P「まゆの表情が晴れやかに!」

まゆ「ポジティブ♪」キラ-ン

P「あからさまにポジティブになってるぅー!」
23 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:55:04.89 2BSmJamV0

柚「ふっふっふっ! これがネガティブソウルを打ち倒した結果だよ!」

唯「ネガティブ係数も30まで下がってるね☆」ピピピッ!!

P「す、すごい…!」

美波「これでネガティブソウルの存在を知ってくれましたね。プロデューサーさん」

P「にわかには信じがたいが信じるほかないようだな。全面的に信じよう」
24 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:56:25.07 2BSmJamV0
トゥルルル...ピッ!!

未央『ネガティブソウルを回収したようだね。ご苦労様♪』

P「反応が早いな。作戦本部長」

未央『耳の早さには定評があるのが未央ちゃんなのだよ♪ それはそうと隣の部屋から強いネガティブ反応を検知したから至急向かってくれる?』

P「OK。行ってくる」

未央『気を付けてね〜♪』

ピッ

P「というわけだ! 行くぞ!」

3人「「「おーっ!!!」」」
25 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:57:09.00 2BSmJamV0
(隣の部屋)

シ-ン

P「誰もいないようだけど…」

唯「プロデューサーちゃん。油断しちゃダメだよ! 後ろから急に襲いかかってくることもあるんだから!」カッ!

柚「そうだよプロデューサーサン! 油断禁物だよ!」カッ!

美波「気を抜いたら一瞬でネガティブに飲み込まれてしまいますから!」カッ!

P「そうだな! 気を引き締めねば!」カッ!
26 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:57:40.44 2BSmJamV0
ゴソ...

P「だ、誰だ!」

?「ひぃ! 怪しい者ではありません!」

P「そこから出てこい!」

美波「貴方はもう包囲されているわ!」ビシ-

柚「観念せよ!」シャキ-ン

唯「出てこないと食べちゃうぞ〜☆」ウリウリ
27 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:58:29.80 2BSmJamV0
裕子「ま、待ってください! 私です! エスパーアイドル堀裕子です! みんなのアイドル堀裕子です! サイキック溢れるアイドル堀裕子です!」

P「ほっ。なんだアホ可愛いエスパーアイドルの堀裕子ことユッコか。こんなところで何をしていたんだ」

裕子「私は未央ちゃんに頼まれてこの辺りのネガティブソウルを探索していたんです!」

P「ユッコも仲間なの?」

裕子「ええ!」
28 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:58:59.63 2BSmJamV0
唯「ネガティブソウルに勝てるのは底なしのポジティブソウルの持ち主だけだからね〜☆」

美波「ポジティブであればあるほどネガティブソウルに強くなるんです!」

柚「だからユッコチャンはとても強い味方なのです♪」

P「なるほど。ネガティブをこの世から根絶し隊にメキシカンばりの陽気な面子ばかりが集まってた理由がわかったよ…って、ん? じゃあ意外と落ち込みやすい気質の未央はーーー」

カチャ!!

未央「勘のいいプロデューサーは嫌いだよ!」バ-ン!!

P「み、未央!?」
29 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 11:59:42.23 2BSmJamV0
美波「未央ちゃん! ま、まさか!」

未央「その通り! みんなをここに集めたのはまとめて片付けてしまうためだったのさ! さくまゆのネガティブソウルと戦った後でみんなのポジティブソウルも弱っているはず!! チャンスタイムは今なんだよ! ハァァァァァ!!」シュゴ-!!!

【ネガティブソウル】モワモワモワ-ン...ドドドドド!!

柚「こ、これはすごいパワーのネガティブソウルだね…!」

裕子「て、鉄の騎士のようなネガティブソウルですね! 堅そうです!」

唯「ゆい。こんなおっきいの見たことないよ〜!」

未央「ふはははは!! 未央ちゃんのネガティブソウルは堅さ! それから大きさが売りなのだ! 堅くて大きい! 深い意味はない!! そしてそして! 自由自在に操れる! 意識を失わずに操れる!! これぞパーフェクトスターのなせる技なんだよ!!」
30 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:00:27.25 2BSmJamV0
P「ぐぅぅぅっ!! こいつは手強そうだ!!」

唯「ゆい。さっき戦ったから疲れてるよ〜」

美波「くっ! 私もです!」

柚「…アタシもキツいかナー」

未央「ふはははは! さらばだ! ネガティブをこの世から根絶し隊よ!! ネガティブに包まれてネガティブな心に堕ちるがいい!!」
31 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:00:55.89 2BSmJamV0
裕子「待ってください!!! この世に笑顔をもたらすアイドル!! スーパーエスパー堀裕子を忘れては困ります!!」ババ-ン!

P「ユッコ!」

美波「ユッコちゃん!!!」

唯「ユッコちゃ〜ん☆」

柚「ユッコちゃんっ♪」

未央「くっ! まだ1人残っていたか! しかし所詮は1人のポジティブ!! その程度のポジティブソウルでは毎晩ちょっとしたことで『私、今日変なこと言ってないかなー』とか『あの時、気の利いたことを言えたらよかったなー』みたいに落ち込んでいるほどの落ち込みリストの未央ちゃんのネガティブソウルを突破など…!」

裕子「ふっ…!」シュゴ------ン!!

未央「!?」
32 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:01:28.97 2BSmJamV0

裕子「アイドルになった時から! 私は自分を信じ続けているんです!! ネガティブな感情になど構ってられません!!!」

裕子「さいきーっく…ポジティブアターック!!」ベシ-

未央「ぐ、ぐぁぁぁぁっ!!!」ド-ン!!

パタリ

裕子「ふっふっふっ…正義は必ずサイキック!」キラ-ン

P「意味がわからないけどすごいぞユッコ!!!」
33 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:01:56.67 2BSmJamV0
(しばらくして)

シュゥゥゥ...

未央「はっ! わ、私は何を!」

P「大丈夫か未央!!! 心配したぞ!!!」ガシ-

未央「ひゃぅぅぅぅっ!!! 顔が!!! 顔が近いよプロデューサー!!!!」

P「大丈夫かぁぁぁぁっ!!!」ギュ-

未央「だ、大丈夫じゃないっっっっ///」プシュ-

美波「プロデューサーさん?」ゴゴゴゴ

P「おっと。ついハグを」ギュ-

未央「」
34 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:02:28.47 2BSmJamV0
裕子「遊んでいる暇はありませんよプロデューサー!!!! 未央ちゃんを裏で操る!! 真のネガティブの気配をこの近くから感じるのです!!!!」

柚「感じるね! 例えばあの机の下から!」

唯「じゃあ、ゆいが探りまーす☆ うりうりうり♪」ガサゴソ

?「ひぃぃぃ…いぢめないで欲しいんですけど…」

P「そ、その声は!!! 乃々ォ!」ズリズリズリ

乃々「あぅぅ…引きずり出さないでください…新年早々驚きとボディータッチの嵐で嫌になりますね…」グデ-
35 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:03:04.51 2BSmJamV0
P「こ、こいつはまずい!! ネガティブといえば乃々!! 乃々といえばネガティブ!! まさか未央やまゆを操っていた張本人は…!!」

乃々「ふふふ…気付いてしまったんですね…プロデューサーさん…残念です」ゴゴゴゴ

柚「の、乃々チャン!?」

乃々「そうです…もりくぼがすべてのネガティブソウルの根源…いわばネガティブクイーンなのです…」シュゴ-!!

唯「うわぁぁっ! 乃々ちゃんが黒い煙に包まれていくよ!」

【ネガティブソウル】モワモワモワ-ン...ドドドドド!!
36 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:03:33.99 2BSmJamV0
乃々「ふふふ…覚悟してください…みなさんももりくぼと同じようにネガティブになれば…ネガティブなもりくぼの気持ちがわかってそっとしてくれるようになるはずです。みんなお互いに隅っこにこもってモソモソとした陽の当たらない生活を送るようになる。そうこれこそがパラダイスなんですけど…」

P「それは違うぞ乃々ォ!」

乃々「ひぃ…ひ、人の価値観を真っ向から否定するのは酷いと思うんですけど…!」

P「違うものは違う!!! もしみんなが隅っこにこもってしまったら俺がみんなと会えなくなっちゃうじゃないか!!!!」
37 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:04:04.48 2BSmJamV0
柚「そーだよ!」

唯「ゆいもみんなとワイワイしたーい!」

美波「そうですね! 1人の時間も大切だけど、同じくらいみんなと一緒にいることも大切なんだよ!」

裕子「ええ! 1人ではさいきっくぱわーも弱まってしまいます!」

未央「そう! みんなでいれば明るくなれる!」

P「ネガティブを捨ててこっちにこい乃々ォ!」

ギャ-ギャ-!!
ワ-ワ-!!
38 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:04:30.94 2BSmJamV0
乃々「うぅ…みなさん明るすぎて駄目です…駄目なんです…ネガティブにしなければ…!」グググ

P「説得は失敗だ!!! 全員!! 戦闘態勢へ!!」

全員「「「OK!!!」」」シュゴ-!!

乃々「いきます…!」シュゴ-!!

全員「「「わーっ!!」」」

乃々「やー…」
39 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:05:07.14 2BSmJamV0
チュド-ン!!

柚「うわー!」パタリ

唯「いやーん」パタリ

美波「くっ!」パタリ

未央「ぐぬぬ!」パタリ

裕子「つ、強いです!」パタリ

P「ちくしょう。さすが乃々。ネガティブさにかけて右に出るものはないほどのネガティブ」
40 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:05:44.53 2BSmJamV0
乃々「ふふふ…これこそがネガティブクイーンの力なんですけど…さあ諦めて皆さんももりくぼと一緒にネガティブに…」

P「ならない!!」カッ!

柚「ならないよ!!」カッ!

唯「いつだってポジティブに!!」カッ!

美波「私たちは前を向くわ!!」カッ!

裕子「落ち込んでいる人を見かけたら!!」カッ!

未央「手を引いてポジティブに変える!!」カッ!

全員「「「それがネガティブを根絶し隊だ!!」」」カッ!!

乃々「…!! ま、眩しい…眩しすぎるんですけど…こんな力がどこに…」オドオド
41 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:06:12.05 2BSmJamV0
P「乃々がネガティブである限りだ!! 俺たちは乃々をほっとかないぞぉぉぉ!!!!」

全員「「「わーっ!!」」ポコポコポコ

乃々「くっ…こ、このポジティブソウルは受けきれません…!!」

全員「「「わーっ!」」」ポコポコポコ

チュド-ン!!

乃々「」パタリ
42 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:06:58.23 2BSmJamV0
P「や、やったぞ!!! 乃々のネガティブクイーンを倒したぞォ!!」

乃々「うぅ…な、何故ですか…もりくぼは1人でいたかっただけなのに…」

P「そいつは許さん。ネガティブを根絶するのが俺たちの仕事だからな!」

柚「ヤダって言っても連れ出しちゃうよ♪」

唯「とりあえずカラオケいこー☆」

美波「大丈夫。苦手なことがあっても私がいつでも乃々ちゃんをサポートするからね」

裕子「私のさいきっくお助けパワーも炸裂しますよ!」

未央「へへっ。私も暗くなっちゃう気持ちはわかるからね。だから一緒に乗り越えていこうよ♪」

乃々「みなさん…」

P「さぁ! 落ち込んでる暇はないぞ! カラオケの後はまたネガティブを根絶するために働くぞ!! みんな!!」

全員「「「おーっ!!!」」」

アッハッハッハッハ...
43 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:07:35.78 2BSmJamV0
(事務所 in こたつ)

P「という初夢を見たんだ」ヌクヌク

凛「ふーん」ヌクヌク

終わり
44 :◆hAKnaa5i0. 2018/01/05(金) 12:10:59.73 2BSmJamV0
お読みいただきありがとうございました。そして明けましておめでとうございます。新年1発目のSSがこれです。ノリと勢いに身を任せて書ききりました。年末に「キルラキル」を観ていた影響が多分に出ています。

今年は柚が本格的に活躍する年です。ボイスが付いて可愛さ倍増。カウントダウンに出演して可愛さ倍増。今年も喜多見柚をよろしくお願いします! 柚ぅぅぅぅ!!!

楓「…あけまして!」瑞樹「あら」


1 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:41:47.92 vHYiU1PKO
アニメ準拠はほとんどありません
草が生え散らかってますので気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ありません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515505307
2 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:42:26.20 vHYiU1PKO
楓「…あけまし…てっ!」

瑞樹「お…」

楓「…」

瑞樹「…」

楓「…参りましたね」

瑞樹「どういうことよ」

楓「いや、参ってるんですよ」

瑞樹「あけましての後に続くならおめでとうでしょ。何なのよもう」

楓「参ってしまいましたからね」

瑞樹「毎回毎回そう言ってるけどね、参った事ある?」

楓「今日はですね、本当に参った事があるんです」

瑞樹「いつもは?」

楓「あんなの前フリです」

瑞樹「あれが前フリだっていうなら貴方パーソナリティ辞めた方が良いわよ」

楓「wwwww」

瑞樹「…で?今日は本当に参ってるの?」

楓「もうコレ…もう本当ですよ。凄く参ってます」

瑞樹「何で毎週この曜日の午前1時に参ってるのよ」
3 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:43:03.65 vHYiU1PKO
楓「…実はですね」

瑞樹「何?」

楓「私、えー…深…緑の淑女こと高垣楓がですね」

瑞樹「うん。まあちょっとイラっとしたけど何?」

楓「この度ですね、デジタルヴァーシダゥディスクを出したんですね」

瑞樹「うん。DVDね」

楓「あ、ブルーレイもですよ」

瑞樹「うん。で?」

楓「で、まあ発表するじゃないですか。出しましたーって」

瑞樹「ちなみに何のDVD?」

楓「まあちょっとしたですね。LIVE映像とか、その裏側とかのデジタルヴァーシダゥディスクな」瑞樹「DVDね」「んですけど」

楓「…これがですね。まあ…こう、自分のブログとかで出すじゃないですか」

瑞樹「貴方のブログって大体二行じゃない」

楓「www…そこでも、書いたんですよ。出しましたーって」

瑞樹「書かなきゃ何の為に作ったか分からないからね」

楓「で、いざ発表となるとですよ。記者の皆さんが来るわけです。取材に」

瑞樹「そりゃそうでしょ」

楓「で。ですよ。これ…川島さんなら分かると思うんですけどね」

瑞樹「何かしら」

楓「…自分の作品を、面白いです!って言えます?」

瑞樹「…あー…」
4 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:43:32.16 vHYiU1PKO
楓「これが問題なんですよ。これが」

瑞樹「まあなんとなく分かったわ」

楓「この作品凄ーく面白いし感動するので観てください。これ、言います?」

瑞樹「まあ、ねぇ…」

楓「ですからね。もうほとんど無言でしたよ」

瑞樹「極端過ぎでしょ」

楓「見所はなんですかって聞かれて、『皆さんが頑張ってるところです』って」

瑞樹「…で?記者の人達の反応は?」

楓「『…ふーん…』って」

瑞樹「そりゃそうなるわよ」

楓「どう言えば良かったんですかね」

瑞樹「…まあ、例えば…このLIVEの為にレッスン頑張りましたので、是非皆さん楽しんで下さい、とか…」

楓「…んー…」

瑞樹「気持ちはね、分かるわよ。照れ臭いものね」

楓「そうなんですよ。だから私、考えたんです」

瑞樹「え?何を?」

楓「これからですね、私達で…まあ…」

瑞樹「…何?」

楓「こういう時に、協力しよう、と」

瑞樹「…は?」
5 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:44:00.48 vHYiU1PKO
楓「ほら。川島さんの番組でですよ。何でも良いんですけど」

瑞樹「何でもって…」

楓「その番組の最後にですね、紹介して欲しいんです」

瑞樹「…そのDVDを?」

楓「一応台詞考えたんですけどね」

瑞樹「台本あるの!?」

楓「番組が終わる直前にですね、告知をゲストに振って、その後…に、ちょっとおもむろにこう、出して」

瑞樹「それだと後ろから出してるけどね。何?パンツの中にでも突っ込んどけってこと?」

楓「『告知と言えばですがね…私の可愛い後輩がまあ、何か…出したらしいんですけどね…』」

瑞樹「可愛いいらないでしょ。後輩だけでいいじゃない」

楓「『まあどうせ焼き回しですよ。LIVE映像ちょっと編集して後メイキング足したとかそんなもんですよ。どうせね?』」

瑞樹「まだ観てないから何も知らないけどね」

楓「『まあそんな面白くないですよ。ただちょっと…』」

瑞樹「…」

楓「『…この子天才だわ』」

瑞樹「バカでしょ」
6 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:44:42.62 vHYiU1PKO
瑞樹「あのね、何で私が貴方にそこまでしないといけないのって話ね。まず」

楓「だからですよ。川島さんが何かこう…作品を作れば同じように私も宣伝しますから」

瑞樹「さっきのやるんだったらお断りしますけど。下手過ぎでしょ」

楓「あ、やっぱり川島さん天才だって」

瑞樹「強引過ぎでしょ。持っていき方が。ジャイアント馬場の16文キックじゃないのよ」

楓「ちょっとそういうのいらないです」

瑞樹「…www…」

楓「真剣なんですよ。こっちは」

瑞樹「世の中の真剣にやってる人達全員に土下座しなさい」

楓「wwwww」

瑞樹「そもそも何で私がそんなのやらなきゃいけないのよ。自分でやりなさいよ」

楓「だから私達で同盟を結ぶんです」

瑞樹「何のメリットがあるのよ」

楓「お互いの作品を褒めまくる同盟です」

瑞樹「バカなんじゃないの?」

楓「wwwwwww」
7 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:45:13.23 vHYiU1PKO
瑞樹「あのね、貴方いつも参ってるって言うけどね。ならいつなら参ってないの?」

楓「この収録以外は」

瑞樹「うん。クビ」

楓「wwwww」

瑞樹「っていうかね、最き…去年貴方何か…パーティーに行ったんでしょ?」

楓「何かあったみたいですね」

瑞樹「あれでしょ?346を代表して…誰だっけ?貴方と…心ちゃん、乃々ちゃん…」

楓「まあ色々ですよ。みんな私服でしたけど」

瑞樹「何かねー…おしゃれなドレス着てねー…」

楓「でもですよ。アレはアレで厳しいものがあるんです」

瑞樹「何で?」

楓「アレ着てると凄い使命感に駆られるんですよ」

瑞樹「あー…悪酔いは出来ない…わよね」

楓「まあその後結局着替えたんですけどね」

瑞樹「ベロベロに酔ったのね」

楓「雰囲気に飲まれまして」

瑞樹「何?イッキ!イッキ!みたいなことあったの?」

楓「凄い難しい話されてたんでとりあえず飲んでたんです」

瑞樹「346を代表して?」

楓「はい」

瑞樹「絶対認めないからね。私は」

楓「wwwww」
8 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:45:50.23 vHYiU1PKO
楓「その後ですね。たまにはということで外国に行ってですね」

瑞樹「何で?国外なんて珍しいじゃない」

楓「番組に出た時に行く事になったんで」

瑞樹「へー…何処?」

楓「OKINAWA」

瑞樹「出てないじゃない。ちょっとそれっぽく言ってるけど」

楓「私にしては出た方です」

瑞樹「やかましいわよこの年中鎖国人間が」

楓「wwwwwww」

瑞樹「何がOKINAWAよ。外国まで後ちょっとじゃないのよ」

楓「それでもですね。凄いんですよ。沖縄」

瑞樹「まあ、凄いわよね。色々ね」

楓「とにかく日差しが良い日だったんですよ。後妙に暑くて」

瑞樹「冬なのにねー…」

楓「思い出も出来ましたけどね」

瑞樹「あら。聞かせて?」

楓「…あ。その前にですね。ほら、今って飛行機も凄いんですよ」

瑞樹「飛行機?…まあ、ねぇ…」

楓「国内線でも映画が観れるし、満喫にいるみたいな」

瑞樹「へー…」
9 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:46:43.93 vHYiU1PKO
楓「いま、会いにゆきますって映画を観たんですよ。そこで」

瑞樹「中村獅童さんね」

楓「もうですね。ボロボロ泣きましたよ」

瑞樹「あらそう…想像出来そうな…」

楓「マネージャーがヘッドホン外して「どうしました?」って聞くんですけど無視してガン泣きですよ」

瑞樹「そんな良かったのね」

楓「オレンジレンジの花聴いたらすぐ泣きますからね」

瑞樹「あー…分かるわよ。それは」

楓「川島さんがですか?」

瑞樹「え?」

楓「川島さんなんて絶対泣かないじゃないですか。怖がりもしないし」

瑞樹「いや、普通に感動するし怖がるわよ」

楓「観た事ないですよ。怖いのにしたってちょっと肩がピクって動く程度じゃないですか」

瑞樹「貴方達が大袈裟なのよ。大声で泣き喚くわ叫ぶわ…」

楓「それが普通なんですよ」

瑞樹「私だって感動してるのよ。アレでも」

楓「嘘ですよ。絶対ヒロインと主人公の役者が付き合いそうとか下世話な想像してるんですよ」

瑞樹「どんだけゲス女なのよ私」
10 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:47:21.47 vHYiU1PKO
楓「最近観たいなって思った映画もありますよ。色々」

瑞樹「何?探偵はBARにいるの3?」

楓「それもそうですけど、もう一つですよ」

瑞樹「あー…佐藤健君と土屋太鳳ちゃんの」

楓「8年後の嫁です」

瑞樹「8年越しの花嫁ね」

楓「あ。そっちです」

瑞樹「8年後の嫁ってイメージ変わるでしょうが」

楓「しと花削るだけでこんな違うんですね」

瑞樹「全然違うじゃない。ただの結婚生活8年目でしょ」

楓「wwwwwww」

瑞樹「あれって実話が元になってたんでしょ?ドキュメンタリーもやってたらしいじゃない」

楓「そうなんですか?」

瑞樹「私はね、観れなかったんだけど…でも映画はね、観たいわね。確かに」

楓「川島さんは何か観たい映画他にあります?」

瑞樹「…今度ね?ほら、阿部寛さんの新参者。あれがやるみた」楓「瑞樹と楓の、オールナイトニッポン!」

瑞樹「被せんじゃないわよ!!!」

https://youtu.be/uhOMW_NOXDU
11 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:48:01.76 vHYiU1PKO
瑞樹「毎回毎回…」

楓「まあそんな川島さんですけどね、遊園地行くとうるさいんですよ」

瑞樹「良いじゃない別に。楽しむとこでしょ」

楓「楽しむのは良いですけど楽しみ方がただの子供なんで控えめにしてもらえるとありがたいです」

瑞樹「楽しむのは幾つになったって自由よ」

楓「映画は?」

瑞樹「…w…」

楓「川島さんって何で泣いたりしないんですか?」

瑞樹「私ねー…ホント泣かない。感動はしてるけどね?勿論…」

楓「何かを観て泣いたことはあります?」

瑞樹「んー…?…………」

楓「何かはあると思うんですよ。何かは」

瑞樹「あれね。私頑張ってる系のやつに弱いかもしれない」

楓「…はじめてのおつかい…みたいな?」

瑞樹「いやあれも確かに頑張ってるけど…ほら、高校生の部活とかのドキュメンタリーとか…」

楓「甲子園とかどうです?あれも頑張ってる系ですよ」

瑞樹「まあねー…でもほら、出場校って大体決まってるじゃない」

楓「まあ、そうですね」

瑞樹「初めて出場!そこから大躍進!!感動のあまり泣く部員に男泣きする顧問…みたいなのはちょっとくるけどね」

楓「はじめてのおつかいと何が違うんですか!!」

瑞樹「全然別物でしょうが!!!」
12 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:48:32.89 vHYiU1PKO
楓「あれだって必死になってお金握り締めて恐る恐る歩んでいってる番組なんですよ!!」

瑞樹「…あれね、周りに結局…ほら、カメラあるでしょ?」

楓「まあ、そうですね。隠しカメラなのか堂々と撮ってるのか分かりませんけど…」

瑞樹「まあ隠しカメラだと思うわよ?堂々と撮ってたら子供も「え?何あれ…」ってなるだろうし」

楓「でもそこで起きる事件とかをちゃんと記録しておかないと番組になりませんからね」

瑞樹「…あれね。子供は撮らなくて良いんじゃないかなって思うのよ」

楓「???」

瑞樹「だってね?信じて待つ親がいるわけじゃない。だったら撮らずにボディーガードに尾行させておけば良いんじゃない?」

楓「番組を根底からひっくり返すつもりですか」

瑞樹「で、カメラは親と一緒に待つ、と」

楓「カメラの無駄遣いじゃないですか」

瑞樹「でもそうする事で緊迫感が増すんじゃない?」

楓「あれの曲分かってます?」

https://youtu.be/VuqDHYrVNa0

瑞樹「でもほら、結局大丈夫でしょ?ってなるじゃない。映像があると」

楓「緊迫感いらないんですよ。はじめてのおつかいは。そういうものじゃないんで」

瑞樹「あれね。曲も変えちゃいましょ」

楓「いやそんな宣材撮影みたいなノリで言われても困るんですけど」

瑞樹「こんなのでどうかしら、と…小林太郎。IGNITE」

https://youtu.be/FbAFJa4cVJ0

楓「いや普通に曲行っちゃってますけどね」

瑞樹「wwwww」
13 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:49:28.01 vHYiU1PKO
https://youtu.be/DawlQ-p6E3E

楓「あれ?」

瑞樹「何?」

楓「あれ?お正月…」

瑞樹「お正月じゃない。さっき流しそびれたから今やってるのよ」

楓「あれ?でもまだ12月で」瑞樹「お正月です」

楓「…www…」

瑞樹「お正月ですよ。お正月。ええ」

楓「やけに食い気味ですね」

瑞樹「お正月に決まってるでしょ。だったら今日この日に生放送なんかしてないでしょ」

楓「今お昼ですよ」

瑞樹「夜の1時よ」

楓「あとここいつもと違いません?スタジオ」

瑞樹「一緒よ」

楓「あれ?だとしたら私達箱根行けないじゃないですか」

瑞樹「え?何?」

楓「1月2日からしばらくハワイですよ」

瑞樹「え?何言ってるの?」

楓「…wwwww」

瑞樹「…www…」
14 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:50:14.56 vHYiU1PKO
楓「あれ?今年ってもう平成30年でしたっけ?」

瑞樹「当たり前じゃない」

楓「あ。そうでしたっけ」

瑞樹「そうよ。気をつけて」

楓「あれ?紅白どっちが勝ってましたっけ?」

瑞樹「え?」

楓「どっちでしたっけ。紅白」

瑞樹「そういえば安室奈美恵さんがね。最後の紅白だってね」

楓「ええ。で、どっちでしたっけ?」

瑞樹「ニュース見たら分かるわよ」

楓「『スケート長島圭一郎が引退へ』ってなってますけど」

瑞樹「…www…」

楓「おかしいですね。これ速報ですよ」

瑞樹「…いや、まあね。紅白って毎年やってるじゃない。あれ」

楓「はい」

瑞樹「もうどっちだって良いじゃない」

楓「いやよくないです」

瑞樹「…ここぞとばかりに…w…」

楓「wwwww」
15 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:51:10.13 vHYiU1PKO
楓「で。ですよ」

瑞樹「お正月ねぇ」

楓「まあそうなんですよ。お正月。お正月ですけども」

瑞樹「…何?」

楓「お正月、ということでとりあえず企画を考えたんです」

瑞樹「…」

楓「…」

瑞樹「…で?」

楓「はい」

瑞樹「いや、考えたんでしょ?」

楓「考えましたよ」

瑞樹「じゃ、発表して?」

楓「ええ。考えましたから」

瑞樹「…」

楓「…」

瑞樹「…」

楓「考えたとこまでですけどね」

瑞樹「何言ってんの?」

楓「wwwww」
16 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:51:38.64 vHYiU1PKO
瑞樹「じゃあ何だったのよ。この長ったらしいフリ」

楓「一応お正月もお仕事してますアピールです」

瑞樹「別に何だって良いじゃない。お正月エピソード募集してね?例えば面白かったメール或いは電話に番組から金一封なり」

楓「ええ。まあ」

瑞樹「何がダメだったわけ?」

楓「これ収録なんで」

瑞樹「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

瑞樹「仕方ないでしょ!正月くらい休んだって良いでしょ!!」

楓「開き直りましたね。ついに」

瑞樹「それが今回は長くなっただけじゃない」

楓「長くなり過ぎなんですけど」

瑞樹「いや。元々そういう話だったじゃない」

楓「そして来週は浅黒くなった私達がお届けする、と」

瑞樹「いやなるかどうかは知らないけど…w」

楓「じゃああれですね。菜々ちゃんのパスポートの話でも」

瑞樹「貴方覗こうとしたら思いっきり蹴られてたじゃない」

楓「あれ凄い痛かったですよ」

瑞樹「知らないわよ。貴方が悪いんだからね」

楓「別に効いてませんけど的な空気は出しましたよ」

瑞樹「よろついてたけどね」
17 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:52:11.02 vHYiU1PKO
楓「…じゃあ、まあ。どうでしょう。この際お正月のエピソード。私達が話すというのは」

瑞樹「お正月エピソード?…いや、特に…」

楓「面白いやつ下さいね。面白いの」

瑞樹「何でそんなハードル上げてくるのよ」

楓「大阪生まれの川島さんだからこそですよ」

瑞樹「いやそんな大阪生まれイコール笑い大好きってわけじゃないからね。偏りすぎよ」

楓「まあ考える時間は与えますので」

瑞樹「言っとくけど貴方も考えるのよ」

楓「私は審査員です」

瑞樹「絶対やらせない」

楓「w…来年…平成30年1月発売…」

瑞樹「今年ね。平成30年」

楓「仮面ライダービルド主題歌、PANDORA feat.Beverly…」

瑞樹「『Be The One』」
https://youtu.be/JPFrJC5uywQ
18 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:52:50.45 vHYiU1PKO
楓「東京有楽町から全国36局ネットで収録中」

瑞樹「生放送中」

楓「瑞樹と楓のアフタヌーンニッポン」

瑞樹「オールナイトよ。何よ午後の日本って」

楓「もうさっき認めたじゃないですか」

瑞樹「気分は平成30年ってことじゃない」

楓「メールありますけど読みます?」

瑞樹「ダメ」

楓「ww…良いじゃないですか!」

瑞樹「だってそれ読まれなかったのじゃない」

楓「在庫処分ですよ」

瑞樹「www…そんな言い方ある…?」

楓「wwwwwww」

瑞樹「っていうかさっき貴方お正月エピソード発表とか言ってたけど」

楓「私は審査員です」

瑞樹「何の審査員なの?」

楓「面白くなかったら罰ゲームですよ」

瑞樹「何で?」

楓「…あ。罰ゲーム決まったみたいですね」

瑞樹「いや。何でって聞いたんだけど」

楓「川島さんがリスナー10人に不眠不休で無人島にペンションを作らせるSMDASH島」

瑞樹「いや意味分からないけど」

楓「私がリラクゼーション整体2時間コースを受ける、と」

瑞樹「罰ゲーム受けなさいよ」

楓「リラクゼーションかぁ…」

瑞樹「まずペンションを作らせる意味が無いでしょ」

楓「ちなみにですけど私or川島さんが知ってるエピソードはダメですよ」

瑞樹「貴方のお母さんが酔って早苗ちゃんのパンツ履いたら破れた話は?」

楓「wwwwwww」
19 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:53:48.43 vHYiU1PKO
楓「まあ、お正月…まあ一月序盤はお正月ですよね」

瑞樹「…どれだけいっても7日までじゃない?」

楓「でも今日この日もお休みしてますけど」

瑞樹「もう良いじゃないのよ」

楓「w…まあ、序盤。ですよ。一月序盤です」

瑞樹「どうしたの?」

楓「子供の時なんですけどね。着物を着させてもらいまして」

瑞樹「今着ないの?」

楓「面倒なんで」

瑞樹「まあそうね」

楓「…www」

瑞樹「…www」

楓「髪の毛も整えてもらって。ちょっとこの辺切ったり…結構時間かけてやってもらったんですよ」

瑞樹「へー…」

楓「で、脱ぎづらいじゃないですか。着物とかって。子供だったんでどうやって脱ぐかも分かりませんし」

瑞樹「そうね」

楓「で、着て。出掛けるじゃないですか。いざ外へと」

瑞樹「うん」

楓「何か背中…首の下辺りがチクチクするんですよ」

瑞樹「うん」
20 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:54:20.30 vHYiU1PKO
楓「結果から言うと髪の毛が絡まってたんですけどね。これ」

瑞樹「そういうのってすごい気になるわよね。気付くと」

楓「もう何するでも気になって。痒いとこにに手伸ばすじゃないですか」

瑞樹「まあねぇ…」

楓「でもまあ一応一生の思い出ですからね。写真とか動画とか撮るじゃないですか。こっちも後で見たいですし」

瑞樹「うん」

楓「何か映画のBLADEのパッケージみたいになってまして」


瑞樹「wwwww」

楓「まあこれがモデルをやるきっかけになったんですよ」

瑞樹「嘘おっしゃい」

楓「wwwww」
21 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:55:48.75 vHYiU1PKO
瑞樹「これね。ちょっと内輪ネタになるかもしれないけど、3年くらい前…まあ…早苗ちゃんね」

楓「はい」

瑞樹「初詣行って、まあ実家に行って…3日目でで旅行に行くのね」

楓「どこ行きました?」

瑞樹「箱根…だったわね」

楓「え?じゃあ駅伝見ました?」

瑞樹「まあそこは後で説明するわよ」

楓「えー…」

瑞樹「まあそれよりもやっぱ。ほら。その時はアイドルやってまだ日が浅いじゃない」

楓「そう…そうですね。はい」

瑞樹「無名でねー…どうやったら映れるかなーみたいなね。そんなこと考えてたわけ」

楓「はい」

瑞樹「…で。ね?気分も良いし。新幹線の中で一杯呑んで」

楓「はい」

瑞樹「で、着いたらまあやっぱり何処もかしこも人集り」

楓「まあ、そうですよ。駅伝やってますから」
22 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:56:21.61 vHYiU1PKO
瑞樹「…これ、酔った勢いなんだろうけど、ちょっとくらい映れるんじゃない?って言い出してね。アレが」

楓「…ww…」

瑞樹「いやそんなバカなこと言ってないでチェックインするよーって行くわけ」

楓「はい」

瑞樹「交通規制敷かれててねー…通れないとことかあったし」

楓「そうですよね。後渋滞も凄そうですし」

瑞樹「…で、仮に映るにしてもね。先ずは荷物どうこうだから。ズンズン進むじゃない」

楓「はい」

瑞樹「で…旅館に着く…少し前くらい…だったかしらねー…早苗ちゃんに電話掛かってて。聞いたら友達だってね」

楓「あけましておめでとうの挨拶ですかね」

瑞樹「それもあったけど、早苗ちゃんが居たーって騒いでたらしいわよ」

楓「あ。映りましたか?」

瑞樹「映ったみたいね」
23 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:57:01.95 vHYiU1PKO
楓「やっぱり駅伝の時ですかね」

瑞樹「そうそう。で、早苗ちゃんも別に仕事で映ったわけじゃないのに変にテンション上がったみたいで」

楓「カメラに映るとちょっとテンション上がったりしましたよね。芸能界入る前は」

瑞樹「それで、そのお友達が奇跡的に携帯でその瞬間をね?テレビ画面をこう、動画で撮影したんだって。それで送ってきたんだけど」

楓「はい」

瑞樹「あの子後ろ姿しか映ってなかったのよ」

楓「…www…」

瑞樹「丁度ね、9位…と、10位…くらいだったと思うんだけど。そこをね?上からのアングルで」

楓「そこでキャリーバッグを転がしてる三つ編みの人が居たからと」

瑞樹「そう」

楓「wwwww」

瑞樹「で、早苗ちゃんの後ろ姿シーンが終わって。画面が走者の前からに切り替わるわけ」

楓「はい」

瑞樹「今度は私がキャリーバッグ引いてる姿が普通に前から映されてるのね」

楓「wwwwwww」

瑞樹「だからこう…アデランススタイルよ。後ろ、前みたいな」

楓「wwwwwww」

瑞樹「もうねー…二度と駅伝見に行かないって言ってたわ」

楓「そのお友達からしたら「これ誰?」みたいになってましたよね。確実に」

瑞樹「wwwwwww」

https://youtu.be/g750dOK-JQE

瑞樹「…CHEMISTRY PIECES OF A DREAM」
24 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:57:38.75 vHYiU1PKO
楓「東京有楽町から全国36局ネットで生放送中。瑞樹と楓のオールナイトニッポン」

瑞樹「そう。生放送」

楓「始まりました…瑞樹と楓のオールナイトニッポン、第何回目でしょうか…数えてません」

瑞樹「え?何?」

楓「この番組は…川島さんと私が繰り広げる爽快な爆笑トークで皆さんに幸せをお届けする番組です」

瑞樹「いやなんぼのもんじゃい」

楓「たまにゲストを呼んだり呼ばなかったりして…あ。パーソナリティは私、深緑の淑女、高垣楓と…」

瑞樹「やるならちゃんとやりなさいよ」

楓「文化放送入りを虎視眈々と狙っている川島さんと2人でお届けします…フフッ」

瑞樹「こっちの紹介テキトー過ぎでしょ。グルーポンのおせちじゃないのよ」
25 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:58:13.64 vHYiU1PKO
楓「何ですかもう…」

瑞樹「何ですかじゃないわよ」

楓「これからはですね。アイドルらしいラジオをやらないとダメなんですよ」

瑞樹「今までは?」

楓「川島さんがすぐ欲しがるから…」

瑞樹「w…いや、何を…?」

楓「もう、すぐ私の爆笑ボケをね、欲しがるんですよ」

瑞樹「ww…いや別に、一言も言ってないからね?爆笑でもないし」

楓「私もその期待に応えよう応えようと…」

瑞樹「いや、私は寧ろ今までもこれからもアイドルらしいラジオにしていきましょうねってスタンスだったでしょ!!」

楓「ボケたら即ツッコミですよ。先程もグルーポンのおせちかというよく分からないツッコミが出ましたが」

瑞樹「wwwwwww」

楓「これからはですね。女性らしい、アイドルらしいラジオをやっていきたいんですよ」

瑞樹「…まあ、別に貴方がそう決めたのなら私は賛成するわよ。何か理由が納得行かないけど!」

楓「これからはアイドルらしいラジオです。瑞樹と楓のオールナイトニッポン。平成30年からはクリーンなラジオを心掛けていきますよ」

瑞樹「そうねぇ。アイドルなんだから。ちゃんとしたラジオをね」

楓「まあ、少し前に収録ってバレましたけど、とりあえずメールを読みますね」

瑞樹「お正月のメール?」

楓「んー…まあ、大晦日…の内容ですかね。ギリギリセーフということで」

瑞樹「まあ、そうね。そこはね。寛大な心で!ちゃんと読んであげるのも良いじゃない」

楓「そうなんです。アイドルたる者、人に笑顔を届けたいですし。差別なんかしませんよ。博愛主義で」

瑞樹「あ、それ大事じゃない!良いことよ!」

楓「ラジオネーム。下痢」

瑞樹「ク リ ー ン な ラ ジ オ は 何 処 行 っ た ァ ! ! ! ! !」
26 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:58:43.82 vHYiU1PKO
楓「出たー!」

瑞樹「出たー!じゃないでしょお?」

楓「これ今寝ようかなーってなった人飛び起きますよ。耳がキーンってなって」

瑞樹「貴方が言わせたんでしょ!!」

楓「ラジオネームにツッコミ入れなくたって良いじゃないですか」

瑞樹「クリーンなラジオに下痢って何よ。数ある言葉の中で何でそれチョイスよ」

楓「思い入れがあるんですよ。きっと」

瑞樹「せいぜいお腹壊したくらいのエピソードでしょうが」

楓「お腹を押さえてうずくまる…そこに駆け寄る女性。みたいな話もあるかもしれませんよ」

瑞樹「それはそれとしてもまだ書きようがあるでしょ。その時その瞬間近くにあった…ほら、銅像の名前とか」

楓「教訓なんですよ。きっと」

瑞樹「…いや、まあね?何かホント…それしかないっていう重大な理由があるなら分かるわよ。まだね?恋愛的な話にしても何にしても」

楓「14歳らしいです」

瑞樹「寝なさい」

楓「wwwwwww」
27 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:59:15.15 vHYiU1PKO
楓「…あ。ふと思ったんですけどね」

瑞樹「…何?」

楓「まあ、お正月エピソードという事でちょっとありきたりなんですけど。お年玉ですよ」

瑞樹「お年玉…」

楓「あれって学生時代は一種のステータスみたいになってませんでした?」

瑞樹「…男子の間では何か…流行ってたかしらね」

楓「たまに桁が違う子とかいましたよね」

瑞樹「いたわねー…だからって奢ってくれるのなんかマックのセットくらいだったりね」

楓「川島さんはおいくらでした?」

瑞樹「…いや、ウチはそんなお金持ちじゃないからね?普通よ。ホント」

楓「いやもうメディア女王ともなる川島さんですから、そんな謙遜せず」

瑞樹「ブフッ」

楓「メディア女王ですから」

瑞樹「w…いや、とりあえずメディア女王ではないし、後その時はメディア関係者ですらないし!!」

楓「wwwww」

瑞樹「…そういえばさっきどっちが面白いか云々やってたけど、あれ何なの?」

楓「…あ。罰ゲーム決まったらしいですよ」

瑞樹「さっき決まったんじゃないの?いや貴方のは変えてもらうけど」

楓「川島さんが横たわるリスナー100人の上をハイヒールで歩いていくSMレッドカーペット」

瑞樹「どっちが罰ゲームなのよ」

楓「私がカラオケに行く」

瑞樹「いつもの貴方でしょうよ」

楓「カラオケかぁ…」

瑞樹「いや知らないわよ。行けば良いじゃない。行きたいなら」

楓「1人はキツイですね」

瑞樹「金太の大冒険歌わせるわよ」

楓「wwwwwww」
28 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 22:59:45.55 vHYiU1PKO
瑞樹「エンディングね」

楓「お送りされてると思います瑞樹と楓のオールナイトニッポン。どうやら終わりの時間が近づいてきたようです…」

瑞樹「何でちょっと最後の部分ジェットストリーム風にしてるのよ」

楓「本日もお付き合い頂きありがとうございました…お相手は私、深緑の淑女、高垣楓…」

瑞樹「いやその前に言うことあるでしょ」

楓「最近車のホイールだけ変えた川島さんです」

瑞樹「いや、そんなのどうでも良いから。ねえ。宛先。この番組に対するメール。宛先よ」

楓「何でそこだけ変えたんでしょう…不思議ですね…フフっ」

瑞樹「残り時間少ないわよ。ねえ」

楓「…あ。今年の目標ですよね。えーっと…」

瑞樹「○○allnightnippon.com!!!!」

楓「wwwwwww」

瑞樹「あのね、アイドルらしいラジオって言うならそこもちゃんとやりなさいよ」

楓「まずは形から入っていかないと」

瑞樹「入ったとしてもすぐ抜けてるじゃない。樽沢トンネルじゃないんだから」

楓「…ちょっとごめんなさい。今の樽沢トンネルというのはどういう意味を込めて」

瑞樹「良いのよ一々聞かなくて!!!」

楓「wwwwwww」

瑞樹「東京有楽町から全国36局ネットでお送りしました瑞樹と楓のオールナイトニッポン!」

楓「○○、○○、○○…各社提供でお送りしました」

瑞樹「そこはちゃんとやるのね」

楓「ww…いやここは流石に…」

瑞樹「w…」

楓「access、Knock beautiful smile」
https://youtu.be/WQKkxY6Xpd4

瑞樹「あったかくして寝なさいよ」
29 :◆GWARj2QOL2 2018/01/09(火) 23:00:33.91 vHYiU1PKO
終わります
某シンデレララジオの最初の部分コピペしました申し訳ありません

一ノ瀬志希「犯人はこの中に」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 23:36:00.07 AXzlbdiOO
地の文あり
微グロ注意です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515422160
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 23:44:18.87 AXzlbdiOO
窓から差し込む朝日に後頭部を焼かれて僕は目を覚ました。デクスに突っ伏していたためだろう、唾液が鼻腔に入り込んで嫌な臭いがする。
腕時計を横目で覗くと、今は朝6時を少し過ぎた辺り。
まだもう少し寝ていられる。早朝にスケジュールが入っているアイドルはいなかった。開催までひと月を切ったニューイヤーライブに向けての調整のためだ。低迷していたアイドル部門の事業がやっと軌道に乗って、彼女たちに無理をさせずに済むだけの余裕が生まれた。これは僕らプロデューサーが今年してきた仕事の最大の成果と言って良い。それと引き換えに、自分を含めたスタッフの負担は随分と増加したけれど。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:32:41.57 JvPZZ+fOO
昨晩も衣装のデザイン案を書類にまとめるために徹夜をしなくてはならなかった。作業にひと段落がついた頃には午前4時。仮眠室に向かうことさえ億劫で、そのまま寝てしまったことを覚えている。

「お目覚めかな?」
 聞き覚えのある声が頭上からした。頭を上げて視線を前方へと向ける。白衣を着た少女が両手にマグカップを持ち立っていた。一ノ瀬志希。僕が担当しているアイドルの1人だ。

彼女を形容するには、何を置いても先ず天才と呼ぶほかない。恵まれたプロポーション、聞いた者を惹きつけて止まない美声と歌唱力。アイドルとしての才も多分にある。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:37:53.55 JvPZZ+fOO
だが一ノ瀬志希の名を日本中に知らしめているのは、その優れた頭脳によるところが大きいだろう。

志希は11歳の時に米国の大学へと入学し、16歳で博士号を取得している。18歳で帰国するまでの7年間に、彼女は19編の論文を発表しその全てが高い評価を得ていた。専門分野の異なる研究者の間でも彼女は有名人だった。

アイドルになってからも、その智力は遺憾なく発揮されている。あらゆるクイズ番組でクイズ王の名を欲しいままにし、挙句出禁になった。志希はまさしく「天才」という言葉の具体例そのものだ。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:40:21.40 JvPZZ+fOO
そんなアイドルのプロデュースなど楽に違いないと考える人間もいるかもしれない。だがそれはとんでもない誤解だ。彼女は天才という人種にありがちな一種の幼児性とも呼ぶべき屈折した性癖を持っていた。

興味の赴くままに辺りをブラつき、何かに異様な執着を見せたかと思うとあっさりとそれを捨ててしまう。失踪など日常茶飯事だ。先日など、植え込みのツツジを摘み摘み歩いて待ち合わせ場所を通り過ぎ、そのまま現れなかった。彼女の複雑怪奇な人間性と無限軌道の好奇心に僕らは毎日振り回されている。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:46:19.09 JvPZZ+fOO
「あぁ、おはよう。どうしたんだい、こんな早くに」

「いやぁ、遅くまで頑張ったキミを労おうと思ってね。あぁ!なんて健気な志希ちゃん!」

恭しく両手に持ったマグカップの内1つを僕のデスクへと置きながら言う。中身はコーヒーだった。濃く煮出された真っ黒な液面に無精髭が伸びた、だらしのない男の顔が写っている。



7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:49:22.40 JvPZZ+fOO
「あぁ、ありがとう。でも2度寝をするつもりだったんだ」

そう言ってマグカップを彼女へと返す。

「えぇー!超人気アイドル一ノ瀬志希ちゃんが淹れたコーヒーだよ!?プレミアものなのにー」

不満そうに唇を尖らせる志希。カップを僕の鼻先へと突き返してくる。立ち上る湯気と快い香りが寝ぼけた頭を刺激する。銘柄など気にしたことはなかったが、良い豆を使っていそうだ。

「どんな情報が付加されてたとしても、コーヒーはコーヒーだよ」

きっと喉が渇いていれば、親の仇が淹れたものだって僕は喜んで飲むだろう。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:53:40.14 JvPZZ+fOO
志希は自分のマグカップへ口をつけ、不意に真顔になった。

「まぁ、茶番は終わりにしようか。キミだってこんな時にノンビリ寝ていられるなんて思ってないよね?」
「こんな時?」

素っ頓狂な声でオウム返しをしてしまった。暫時、志希の目から発せられる視線が僕の顔面の上を動き回る。どんな些細な変化も見逃さないよう、丁寧に、執拗に。実験中の試料へと向けられるような、冷淡と熱狂とがないまぜになった光が彼女の目に宿っている。

僕は耐え切れずに俯いてしまった。何も後ろめたいことなどないというのに。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:55:58.35 JvPZZ+fOO
「キミもなかなか大物だね」

志希は呆れたように大きな目を更に見開いて、深呼吸をしてみせる。

「鼻を利かせてみなよ。分かるでしょ?コーヒーじゃ誤魔化せない非日常の香り……」

 言われた通り、周囲の大気を鼻から取り込んでいく。日々の営みの残滓が鼻を抜け、胸へと広がる。汗、スタドリ、インク、それからドーナツ……。それらに混ざって生臭く鉄っぽい異質な匂いを知覚した。

「血……?」

 我が意を得たり、という顔をしてバチリと指を鳴らす志希。

「Exactly!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 00:58:21.56 JvPZZ+fOO
慌てて辺りを見回すと、それはソファに倒れていた。青ざめた顔の男。慌てて駆け寄る。

目は苦悶のために見開かれ、舌が口からだらしなく垂れ下がっていた。左手は喉元へ爪をたてるようにして首を掴んでいる。そしてなにより目を惹くのは右手首がないことだ。切断面こそ裾に隠れて確認できないが、流れ出した血液がベージュのソファにソフトボール大のシミを作っている。男の頭のすぐ横には切り離された手首と大きな鋸が置かれている。まるで手向けの品のようだ。死んでいることは誰の目にも明らかだった。

僕は抜けそうな腰をなんとか支えて後ずさる。

「これは一体……」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:02:37.45 JvPZZ+fOO
志希は死体の傍らに立ってコーヒーを飲んでいる。

「あたしが部屋に入ったら、あったんだー。朝から志希ちゃんびっくりだよ」

 まるでサンタからのプレゼントのような緊張感のない説明。

「見たところ呼吸困難を起こしていたみたいだね。アーモンド臭はしないし、散瞳が見られるしアトロピン辺りかにゃー。まぁこれだけじゃハッキリとは分かんないけど」

死体に碌に目もやらずにスラスラと所見を語る志希。僕が寝ている間に観察を済ませていたのだろう。そんな姿が今はとても頼もしい。僕は職業柄サスペンスやホラーを頻繁に鑑賞する。だが本物の死体が放つ、瘴気とも呼ぶべき異様な存在感を前にしてはそんなチンケな体験など何の役にも立たない。こわごわと志希の背中越しに眺めるのが精一杯だった。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:05:23.22 JvPZZ+fOO
ソファのサイズから推測するに身長は170cm前後。体型は中肉中背。頭髪には僅かに白髪が混じっている。年齢は40代といったところだろうか。服装はグレーのコートに紺のジーンズ。死体の尋常ならざる様子と対照的に男の容貌は平凡だ。

志希は躊躇う様子も見せずに男の肛門に挿しておいた体温計を引き抜く。

「やっぱり35度かー。平熱が何度か分からないけど死後30分から2時間ってところかな。死後硬直もまだみたいだし」

含みのありそうな微苦笑を浮かべて小さく頷く。そしてまた、僕の顔を見つめてきた。今、志希の興味の対象は死体ではなく僕のようだった。自分の視線が揺れるのが分かる。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:11:04.30 JvPZZ+fOO
志希は体温計で死体を、指で僕を指して言う。

「キミでしょ?」

志希は一体何が言いたい?

「キミが、このおじさんを殺したんでしょ?」

またあの視線が僕の目を捉える。大きくて碧い、まるで吸い込まれそうな虹彩。はい、そうですと思わず認めてしまいたくなる迫力がある。蠱惑的とはこの目のようなものを言うのだろうか。

「そんなはずないだろう」

思いの外、冷静な反応ができたことに自分で驚いてしまった。疲れているせいかもしれない。

心臓が早鐘を打っている。呼吸のペースが速くなる。そういった身体の反応を精神が俯瞰しているような、あまり気持ちの良くない感覚。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:15:16.07 JvPZZ+fOO
志希は黙ってデスクの上のPCをこちらに引き寄せて、教えた覚えのない僕のPINコードを打つ。青い鍵の形をしたショートカットアイコンがクリックされて入室管理ソフトが起動する。我がCGプロは良家の子女たちが何人か在籍しているためか、規模に見合わない堅牢なセキュリティを敷かれていた。全ての部署の扉は個別にIDが割り振られたカードキーを通さなくては開けることができない。このソフトは扉のカードリーダーと連携しており、入退室の履歴を閲覧できる。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:20:20.41 JvPZZ+fOO
今日の履歴には僕と志希の名前しかなかった。僕は夜食をコンビニへ買いに、02:07に退室して02:24に戻ってきていた。志希は今から47分前、05:19に入室したようだ。
それらが意味することくらい、天才でなくたって分かる。

「やっと気づいた?」

僕の肩に寄りかかって志希が囁く。冷徹で、少し憂を込めて、それでいてなお得意げに。

「犯行があった時間より後に部屋を出た人間はいない……」

この部屋で隠れられそうな場所と言えば、机の下か給湯室くらいだろう。机の下には今現在誰もいない。給湯室も志希がコーヒーを淹れる際に訪れているはずだ。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:26:43.30 JvPZZ+fOO
つまりは僕たちの存在を無視すれば、この部屋は密室だった。

「だいせーかーい!つまり容疑者はキミとあたしだけ。でもって自分が犯人じゃないことをあたしは知っている。つまり、犯人はキミ以外あり得ない」

 滅茶苦茶だ。そんな理屈が通ってたまるものか。

「冗談じゃないよ……。僕だって人を殺した覚えなんてない」
「うんうん、そう言うと思ったよ。だって犯人はみんなそう言うものでしょう?」

 志希は頷きながら言う。小馬鹿にしたような態度が頭にくる。自分が無実であることは僕にとって自明だ。それを証明する手段が何もないことが口惜しい。
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:31:06.94 JvPZZ+fOO
一方で志希が犯人であることも信じがたい。それは別に「志希は殺人を犯すような人間ではない」などという、彼女の人格に対する勝手な解釈ではない。そういった類の思考は傲慢に過ぎないと、僕はあまり豊富とは言えない人生経験によって学んでいた。

では志希が犯人ではない根拠は何かと言えば、その犯行の稚拙さだった。志希の頭脳と知識をもってすれば自分に繋がる証拠など容易に隠蔽できる。彼女が犯罪を行い、かつ警察から本気で逃れようと思えば、今のように容疑者の1人として挙げられることはあり得ないだろう。

だから犯人は必ず他にいる。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:33:59.22 JvPZZ+fOO
「キミの何も知らない子羊ちゃんの演技も飽きちゃったし、いい加減白状しようよー」

声のトーンが下がってきていた。志希はもう、僕が犯人であることを確信しているようだった。頭の中にはすでに、外部犯の存在を完全に否定するだけの材料が揃っているのだろう。
だからといって、犯した覚えのない罪を告白するわけにはいかない。

「誰かがドアを開けている間に出入りするのはどうだろう」

犯人は予め被害者を拘束する。コンビニを出て事務所へと向かう僕の後をつけ、入室の際に一緒に部屋へ忍び込む。僕が寝ている間に犯行を終えて、志希が入室するためにドアを開けている間に外へ出る。
これならば履歴を残さずに部屋を出入りできるはずだ。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:40:18.40 JvPZZ+fOO
「出るのは絶対に無理だよ。入る分にはキミの背後にいれば良いけれど、出るときは死角がないからね。ドアが開いているせいぜい5秒の間にあたしから隠れながらドアを通るなんてできると思う?」

ドアの近くに遮蔽物はない。開くのを待っていたらたちまち志希に見つかっていただろう。かといってどこかに身を隠し、志希の視界に入らないようにドアへ向かうには時間が足りない。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:43:24.45 JvPZZ+fOO
ならばもしや、と思い窓に目をやる。しかし全ての窓のクレセント錠はロックのためのつまみと共におろされていた。

「見てのとおり窓は全部施錠されているから、中の誰かが閉めたわけじゃない限りそれも不可能だよ」

志希は喋りながらキャスターのついた僕の椅子に座って、給湯室へ向かう。新しくコーヒーを淹れるつもりのようだ。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 01:48:53.78 JvPZZ+fOO
「僕は閉めていない」
「もちろん私も。もし、嘘をついて犯人を庇っていたら無実の主張とは矛盾するよね」
「罪の定義だなんて法曹に任せておけばいいよ。僕は殺人なんかに一切関わっていない。君もそうだと信じている。何か他に可能性はないのかい?例えば死亡推定時刻を偽装するとか」 

 外部犯があり得ないのなら、アリバイ工作が行われたと考えるしかないだろう。
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 07:30:08.04 JvPZZ+fOO
「エアコンで体温を変えたりはできるだろうね。でも体温の低下を加熱で誤魔化せば死後硬直は早まる。だから体温が残っていて、かつ硬直が始まっていない今の状態を作り出すのは無理じゃないかな」

指紋をつけないように裾を掴んで、僕は死体へと恐々手を伸ばす。その感触は生きている人間とさほど違うを感じなかった。
 
「じゃあ、カプセルか何かを使って時間差で殺したんだ」
「あの切り取られた手首、出血が少なすぎるんだよね。多分心臓が止まった後に切断されている。つまり犯人は被害者が息絶えた後、現場にいなくちゃいけなかった」

給湯室から聞こえる志希の声はあっけらかんとしていた。
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 18:46:19.03 rMKOv8TIO
詰みだ。僕の頭が考え得る全ての可能性はみんな否定されてしまった。この部屋が完璧な密室で、犯行が今から2時間から30分前までに起きていることは最早疑いようがない。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 18:51:19.20 rMKOv8TIO
僕らは黙ってしまった。互いが犯人だと主張し合っても平行線なのは分かりきっている。この異常な環境でそんな不毛な行為をする体力はお互い残っていないようだった。
コーヒーを淹れる音が部屋で響いている。ほんの数分がとても長く感じられる。重苦しい沈黙が部屋を支配していた。自分の罪を認めてしまうようで、このまま時間が流れていくのが恐ろしい。
コーヒーを口にしながら志希が椅子に乗って帰ってきた。その出来に満足しているのだろう、笑みを浮かべている。僕と置かれている状況は変わらないはずなのに、ここまで余裕でいられるのが不思議だった。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 18:53:39.76 rMKOv8TIO
「おかしいじゃないか」

つい口をついて出てしまう。一度出ると止まらない。不安と興奮が僕の舌を加速させる。

「そもそもこの事件はおかしいんだ。なんだって芸能事務所の中で関係者でもない、見ず知らずの男が殺されているんだ」

愚痴、というよりはただの駄々だ。大の大人が現実を認められずに逃避している。情けなくなってくる
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 18:56:31.37 rMKOv8TIO
「実際に起きている以上その理由を考えるのはナンセンスだよ。現にあたしとキミ、どっちが犯人でも動機が分からないし」

 志希は僕に目もくれず淡々と言う。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 18:59:08.60 rMKOv8TIO
しかしその刹那彼女は跳ね起きた。自分で自分の発した言葉に驚いたかのように。

志希は四つん這いになってしまいそうな程に前のめりになって、ちひろの事務机へと駆け寄る。

「そうか!ナンセンスなんだよ!この事件はナンセンスそのもの!」

落ち着きなく書類の束や文具たちをかき回す。整理されていた領収書が舞い上がり床に散乱する。誕生日に僕が贈ったアロマディフューザーが倒される。こぼれたオイルが周囲を濡らし、ムッとするような芳香が漂う。
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:01:21.27 rMKOv8TIO
志希は横倒しになったペン立てからハサミを手に取り、遺体が来ているコートの右裾を切り始めた。

「やめろ!現場を保存しないと!」

僕の静止をよそに志希はそれを続ける。
しかし、彼女の突飛な行動に僕はむしろ安堵を覚えていた。理不尽な現状を打開する手立てを示してくれるのではないかと期待したのだ。だから、それ以上止めるようなこともせずに志希の所作を見守る。
刃は肩口まで達すると、向きを変え縫い目に沿って袖を切り取ってしまった。
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:04:19.35 rMKOv8TIO
「一体何を閃いたんだい?」
「うーん、何って言ったらいいのかなー。推理……というよりも願望? 」

 志希は両手で握った袖を見つめながら言う。

「この際何だって良いよ。とにかく教えてくれないか、この異常な状況を生んだ原因を」

 志希は黙って頷き、袖を手前に引いた。
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:06:51.26 rMKOv8TIO
何かがごろりとソファから転げ落ちる。テーブルの脚にぶつかって静止した。それは前腕だった。肌は青白く血の気がない。
ぎょっとして男の方へと目をやると、肩から伸びている腕は肘から先がなかった。
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:10:16.01 rMKOv8TIO
「これは一体……」

口にしてから、死体を見つけた時に発した言葉と同じだったと気づき僕は苦笑する。

「自分の腕じゃないんだよ、これ」

つま先で件の腕をこづいて志希は言う。

「どういうことだい?申し訳ないけれど君の言葉の意図が掴めない」
「右腕のない男が、誰かから貰ってきた腕を自分のコートの袖に通して手首を切った。キミがおねむの間にね。そして、自分で毒を飲んだ。」

 自分自身に確認するかのように、ゆっくりとした口調で志希は言った。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:14:11.39 rMKOv8TIO
「言葉の意図は分かったけれど、今度は意味が分からない……」
「意味なんてないよ。いや、意味そのものはあるんだけど、それはこのおじさんにしか理解ができない代物なの」

志希は両手を大げさに広げて言う。呆れているのは僕にだろうか、死体の男にだろうか。

「つまりは、この男が僕の後をつけて事務所に侵入したことも、どこかの誰かの手首を切ったことも、自殺も。全てまとも動機は存在しないと言うのかい?」
「狂ってる」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:19:12.29 rMKOv8TIO
「そう、狂ってるんだよ」

志希の表情は得意げだったが、どこか困惑の色が見えた。自分の回答が正しいことに驚くのはきっと初めての体験だろう。
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:26:23.39 rMKOv8TIO
現場が密室。事件の正体が自殺だったから。
手首の出血が少ない。予め用意した他人の腕だったから。
どちらも説明がつく。

なぜ現場にCGプロを選んだのか。被害者の男が狂人だったから。
なぜ他人の腕を自分の腕に見立て、切断したのか。同上
男の行動に合理的な理由を求めなければ、だが。
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:28:55.54 rMKOv8TIO
僕はすっかり冷え切っていたコーヒーを一口啜って乾いた口内を潤す。無性に胸がざわついた。覚えのない罪を着せられずに済んだというのに。

「まぁ世の中には理解が及ばない変人がいるってことだよ」

 言うべきことは全て言った、とばかりに志希は背もたれに身を預け天井を見上げた。完全に脱力モード。好奇心を満たし、自分に降りかかる火の粉を払えた以上、もはや彼女にとって事件のことなんてどうたって良いに違いない。

「君が言うと説得力があるね」

皮肉もどこ吹く風、志希は天井に顔を向けたまま器用にマグカップを傾けてコーヒーを飲んでいた。
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/09(火) 19:31:04.18 rMKOv8TIO
終わりです

【モバマス】輝子「好きだ幸子ちゃん」 幸子「は?」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:09:59.58 V16b+30G0
輝子「好きだ……」

幸子「何ですか急に!? そんな恥ずかしいことを……!」カァァ

幸子「まあ気持ちは嬉しいですけど」

輝子「さ、幸子ちゃんは……私のこと、好きか?」

幸子「え」

輝子「……」ドキドキ

幸子「そ、そりゃ……もちろんですよ」

幸子「輝子さんとは一緒に色んな仕事をしてきましたし」

幸子「大変でしたけど、すごく楽しくて」

幸子「って、なんかむず痒いですね」

輝子「フヒ……嬉しいぞ……」

ギュッ

幸子「!」

輝子「じゃあ私たち、相思相愛だな」ポッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515413399
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:10:56.64 V16b+30G0
幸子「あの、何をしてるんですか。相思相愛って?」

輝子「不束者だけど、よろしくお願いします……」ポッ

幸子「どうしていちいち頬を染めるんです!?」

幸子「……も……もしかして……」

幸子「好きって、そういう意味の好きですか……?」

輝子「?」

幸子「だからですね、ボクが考えてたような『親愛の好き』でなく」

幸子「つまり……カップルになりたいと?」

輝子「うん」

幸子「!!」

幸子「え……えっと、その……」カァァ

幸子(何てこと!! 輝子さんはボクにそんな気持ちを抱いてたんですか!?)

幸子(っていうか同性愛者だったんですか!?)

幸子(し、衝撃的すぎます……でも放心してる場合じゃありません。とりあえず断らないと)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:12:16.54 V16b+30G0
幸子「ごめんなさい輝子さん、実は…」

輝子「幸子ちゃん……」スリスリ

幸子「一旦放れてもらえませんか」

輝子「分かった」スッ

幸子「ありがとうございます。では仕切りなおして」コホン

幸子「ごめんなさい輝子さん。実はボク、とんだ誤解をしていました」

幸子「輝子さんの『好き』が、てっきり友達としての好きなんだと思っていて……」

幸子「恋愛関係になりたいという告白なら、お断りしなければいけません。ごめんなさい」ペコリ

輝子「そ……そうなのか……」

輝子「うん……よくよく考えてみれば、私なんて魅力ないしな……」

幸子「いえ、そういう問題ではなくて」

輝子「キノコを愛でて、自分をさらけ出すと発狂するような奴だし」

幸子「悲観するのはそこまでです!! 輝子さんはとても素敵な人ですから!!」

輝子「ほ、本当か? じゃあ何で断るんだ」

幸子「ボクは女の子で、輝子さんも女の子だからです」

幸子「ボクは男の人を好きになると思うので」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:13:20.61 V16b+30G0
輝子「分からないぞ。付き合ってみたら、意外といけるかも」

幸子「とにかくオーケーできません!」

輝子「い、一週間だけお試しで付き合うのは……?」

幸子「ごめんなさい」

輝子「一生のお願いだ」

幸子「食い下がりますね」


小梅「ちょ、ちょっと待ったー……!」

幸子「あ、小梅さん! 良いところに来てくれました!」


幸子「実は今……」

幸子(はっ! この事、他の人に言っていいんでしょうか?)

幸子(輝子さんは恥ずかしいから、こうして人目の無いところにボクを呼び出したはず)

幸子(公にしてしまったら、きっと傷ついてしまいます)

幸子(一緒に説得して欲しいんですけどね。くっ、どうすれば)

小梅「幸子ちゃん……」


小梅「好きです……付き合ってください……」

幸子「……は?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:14:32.58 V16b+30G0
小梅「付き合ってください……」ポッ

幸子「……」

輝子「ダメだ、幸子ちゃんは私と付き合うんだ」

幸子「付き合いませんよ!?」

幸子「ちょっと待ってください! 小梅さんもボクをそういう目で見てたんですか!」

小梅「そういう目って……?」

幸子「恋愛的な目ですよ!」

小梅「うん……」

幸子「なっ……!?」

幸子(輝子さんに続いて小梅さんまで! こんなことってあるんですか!)

幸子(ボクたち3人はアイドル仲間として切磋琢磨し)

幸子(時には友達として、一緒に買い物したりスイーツを食べに行くような)

幸子(そういう関係を築いていたと思うんですけど)

幸子(そう思っていたのはボクだけで……)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:15:47.27 V16b+30G0
輝子「私の方が幸子ちゃんのことを想ってるぞ」

小梅「ううん……私の方がその倍は……」

輝子「じゃあ私は、その倍だ……!」

幸子(お二人は影で、ボクを取り合っていたということですか)

幸子(いえ、最初はボクと同じ考えだったのかもしれません)

幸子(でも途中から、あまりの可愛さでファンを虜にする輿水幸子というアイドルの魅力にあてられ)

幸子(性別の垣根を越えて、ライクからラブになってしまったのかも)

幸子(だとしたら、ボクはなんて罪な女の子なんでしょう)ハァ

輝子「私のこの気持ちを具現化したら、地球をあっさりと覆い尽くすぞ」

小梅「私の想いは……宇宙の広さと一緒だもん……」

幸子(っていうか、さっきから小学生みたいな言い合いしてますけど)

幸子「落ち着いてください。ボクを好いてくれているのは分かりましたから」

輝子「幸子ちゃんは、どっちが良い?」

幸子「へ?」

小梅「もし付き合ったとしたら……どっちが楽しいと思う……?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:17:25.75 V16b+30G0
幸子「だからボクは…」

輝子「答えてくれるだけでいい」

小梅「お願い……」

幸子(えぇぇぇ……)

幸子(輝子さんか小梅さん、お付き合いしたらどっちが楽しいか?)

幸子(輝子さんとのデートは……キノコを育てたり、ヘヴィメタルな音楽を聴いたり、ライブに行ったりするんでしょうか)

幸子(小梅さんとのデートは……ホラー映画を観に行ったり、お化け屋敷に行ったり……)

幸子(正直どっちも好みではないですね……)

輝子「頼む」

小梅「幸子ちゃん……」

幸子「まあ、強いて言うなら」

輝子・小梅「強いて言うなら……?」

幸子「輝子さんでしょうか」

幸子(ホラー映画やお化け屋敷は怖いですし)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:18:49.52 V16b+30G0
輝子「っし!」グッ

小梅「そ、そんな……」ガクッ

幸子(膝から崩れ落ちた)

小梅「う……うう……」ポロッ

小梅「そっか……幸子ちゃんがそう言うなら、仕方ないね……」グスッ

幸子「ええ!? な、泣かないでくださいよ!」

幸子「小梅さんとお付き合いしても楽しいと思いますよ!? 輝子さんとのデートでは」

幸子「体験できないことが色々ありますし!」

小梅「本当……? 私を選んでくれるの……?」

幸子「選ぶとかそういうのじゃないですけども!!」

輝子「そ、そうだな……私と一緒にいたって、つまらないよな……」ウルウル

幸子(今度は輝子さんですか!!)

幸子「違いますから! ボクは……その……!!」


幸子「輝子さんも小梅さんも、大好きなんですよ!!」

輝子・小梅「えっ」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:20:26.38 V16b+30G0
幸子「うう……なんてことを叫んでるんですか、ボクは」

小梅「幸子ちゃん……今の言葉……」

幸子「そのまんまです。ボクは輝子さんも小梅さんも大好きです」

幸子「だから、どっちか1人と選ぶとかできないです」

輝子「幸子ちゃん……」

小梅「すごく……嬉しい……」

幸子「と、とにかくそういう事ですから。分かってくれましたか?」

輝子「うん」

小梅「分かったよ……」

幸子(ほっ)


小梅「よ……欲張りなんだね……幸子ちゃん……」モジモジ

幸子「は?」

輝子「どっちも選べないってことは、裏を返せば」

輝子「どっちとも付き合いたいってことだ……」ポッ

幸子「いやいや!! 裏を返さずそのまま受け取ってください!!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:21:12.86 V16b+30G0
幸子「あーそうでした! 肝心なことを伝え忘れてましたね!」

幸子「っていうか輝子さんには言いましたけど、ボクは女の子とはお付き合いできませんから!」

小梅「輝子ちゃん……身動きを封じて……」

輝子「よしきた」ガシッ

幸子「なっ!? 何をするんですか!」

小梅「安心して……私たちが、染めてあげる……」

輝子「百合色にな……」

小梅「まずはキスを……」ジリジリ

幸子「ひぃ!? やめてください! 放してください!」

輝子「ヒャッハァァァ!! 甘い一時の始まりだぁぁぁ!!」

幸子「誰か助けてくださいぃぃぃ!! プロデューサーさぁぁぁん!!」


志希「とうっ」シュッ シュッ

輝子・小梅「うっ」

バタン

志希「ふー、何とか間に合ったー」

幸子「し、志希さん!? 何でここに……!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:22:43.18 V16b+30G0
志希「んー、手っ取り早く説明したいんだけど」

志希「あたしが今この2人に吹きかけたのは、ある薬の効果を排除するスプレーなんだ」

志希「これで何となく分からない?」

幸子「ま、待ってください。整理します」

幸子「ええっと……まさか、輝子さんと小梅さんがボクを好きって言ったのは……」

幸子「志希さんが変な薬を作ったせい?」

志希「大体あってる。実は今、346プロに同性愛者になっちゃう気体薬が充満しててね」

志希「なる人とならない人がいるんだけど、輝子ちゃんと小梅ちゃんはなっちゃったみたい」

幸子「なんて恐ろしい薬を開発してるんですか!?」

志希「たまたま完成しちゃったのが漏れ出しちゃったんだ。あたしの管理不足で」

志希「毎度お騒がせしてごめんね」

幸子「ボクは助かったのでいいですけど……今回は怒られるどころじゃすみませんよ、きっと」

志希「だねー。まあ起こしちゃったものはどうにもならないし」

志希「まずは後始末しないと。幸子ちゃんも手伝ってくれない?」

幸子「手伝うって、輝子さんと小梅さんにしたみたいに、スプレーを顔に吹きかけるんですか」

志希「そうそう♪」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:24:34.16 V16b+30G0
幸子「また襲われるのは御免ですよ……あ、そうだ」

幸子「その無効化の薬を社内に充満させることはできないんです?」

志希「ちょっと量が足りなくてねー。晶葉ちゃんに作るの手伝ってもらってるんだけど」

志希「それまでに少しでも、ね?」

幸子「なるほど……分かりました」

幸子「どうせ今のままじゃ仕事にもいけないですし」

志希「ありがとう! じゃ、行こっか」


幸子(かくしてボクと志希さんは、薬のせいでホモ&レズになってしまった皆さんを)

幸子(1人ずつ元に戻す作業を行ったのでした)

幸子(途中途中で色々大変な目に遭うのですが、それはまた別のお話です)


おわり
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 21:28:11.34 V16b+30G0
他にも書く予定でしたが、また今度にします

依頼を出してきます

【モバマス】カップケーキ

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:48:28.24 ltky78oY0
三村かな子の誕生日SSです。

出会いなどの設定はデレステ準拠で書いていくので、彼女のメモリアルコミュを読んでからだとより楽しめると思います。
また、今開催しているイベントの妄想が若干入ります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515246507
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:50:26.17 ltky78oY0
 かな子は時折、自信をスイーツに見立てる。そして俺はパティシエらしい。

 プロデューサーはアイドルというスイーツを作り、ファンという客に届ける。そしてライブを通してスイーツを食べた客は笑顔になる。なるほど、確かにプロデューサーとパティシエには共通点があるように思える。

 ふと、初めて出会った時に私にも魔法をかけて欲しいと言われたことを思い出した。あの時彼女は、パティシエはどんなものも美味しく変える魔法使いだと言っていた。今思えば,あの頃から俺のパティシエとしての道は始まっていたのだ。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:51:50.91 ltky78oY0
 彼女と初めて出会ったときのことは今でも鮮明に覚えている。

 それは、某テレビ曲で番組の打ち合わせが終わり、事務所に戻る途中での出来事だった。

 街中を歩いているとき、テラス付きのカフェでスイーツを食べている女の子を見かけた。最初は、カフェでスイーツを食べるただの女の子だと思った。しかし、彼女が幸せな笑顔でスイーツを食べている姿を見て確信した。彼女、三村かな子は多くの人を魅了するアイドルになると……。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:52:33.86 ltky78oY0
 彼女の笑顔に見とれている間に、気づいたらもう彼女は食べ終わり、席を立とうとしていた。俺はハッと我に返り、会計を済ませてカフェから出てきた彼女に声をかけた――
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:54:04.75 ltky78oY0
 彼女をプロデュースしていくうちに、俺自身も彼女の魅力に惹かれていった。

 お菓子を必死になって我慢する顔、お菓子を作る時の真剣な顔、そしてお菓子を食べている時の幸せそうな顔。その目まぐるしく変わる表情を見ていると、自然と笑顔になっている自分が居た。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:56:10.11 ltky78oY0
 あの時の俺はさしずめ、作り途中のお菓子の味見をして満足しているパティシエだろう。

 あれから月日が経ち、彼女は俺の想像を超える立派なアイドルになっていた。そして今日は、そんな彼女の誕生日なのだ。

 毎年、年始に行うニューイヤーライブがある。彼女と一緒にライブをするアイドル達が、彼女の為にみんなで考えたサプライズをすると意気込んでいた。

 俺は、彼女の誕生日に何をしてあげられるだろうか……。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:58:38.26 ltky78oY0
 そういえば彼女はよくお菓子を作って配っている。だが、逆に彼女がお菓子を貰っている姿はあまり見ない。
だったら手作りのお菓子をプレゼントするのはどうだろう。いつもは俺がお菓子を貰う側だが、たまにはこちらからあげるのもいいだろう。

 だが何を作ればいい? お菓子なんていっても種類は様々だ。結局、どんなお菓子を作るかでまた悩んでしまった。

 そんなとき、ふと思い出したものがあった。それは、彼女と初めて会った時にもらったカップケーキ。
友達のお土産にしようとしていたそれを、お近づきの印として俺にくれたのだ。

「あれだ……。あれを作ろう」

 俺と彼女が出会ったきっかけとも言えるとあるお店のカップケーキ。
俺は作るお菓子を決めると、今の仕事がひと段落したところで愛梨に連絡を入れ、事務所を出た。
味を再現するなら現物と、お菓子に詳しい人物が必要だろう。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 23:01:13.02 ltky78oY0
 歓声の中、ニューイヤーライブが終わった。

 この後事務所でライブの打ち上げをするということで、これから車でみんなを乗せて事務所へ向かうところだ。
 俺は車の中かな子にでプレゼントを渡すと決めており、他の四人にも事前に話ておいた。
今、車の中に居るのは俺とかな子の二人だけだ。

「お疲れさま、かな子。いいライブだったよ」

 まだライブの余韻が抜けていないであろうかな子にねぎらいの言葉をかける。

「ありがとうございます、プロデューサーさん♪ みんな頑張っていたので、私も負けないように精一杯頑張りました!」

 そう言ってかな子は、俺の大好きな笑顔を俺に向けてきた。
 渡すなら今だろう。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 23:03:19.84 ltky78oY0
「かな子……。初めて会った時から今までずっとお前をプロデュースしてきが、お前は俺の期待を超えるアイドルになってくれた。ありがとう。そして、これからもよろしく」

 俺はピンクの包装のプレゼントを渡す。

「これって……」

 かな子がそれを両手で受け取る。

「誕生日プレゼントだ」

「開けてもいいですか?」

「いいぞ」

 かな子が期待の眼差しで包装の紐をほどく。出てきたのは手のひらに乗るくらいの大きさのカップケーキだ。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 23:10:44.24 ltky78oY0
「カップケーキ……。これってもしかして、プロデューサーさんが作ったんですか?」

「ああ」

「プロデューサーさんの手作り……」

 そう呟くかな子の目は、カップケーキをまっすぐ見つめている。
 ずっと隣でかな子を見てきた俺は、それがお菓子を前にして食欲を抑えられない表情だということがすぐにわかった。

「食べていいぞ」

「いいんですか? じゃあ、いただきます♪」

 目を輝かせたかな子がカップケーキにかぶりつく。一気に半分くらい食べるのが実にかな子らしくて見ているこちらも笑顔になる。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 23:17:43.09 ltky78oY0
「あ、この味……。私がプロデューサーさんに初めて会った時にあげたあのカップケーキに似てる……」

 どうやらちゃんと覚えていたらしい。

「愛梨にあのカップケーキを食べさせて、同じ味を再現できる材料をそろえて貰ったんだ。あと作り方も教わってな。仕事の合間に練習して、一番の自信作がそれだ」


「私、今までたくさんカップケーキを食べてきましたが、こんなにおいしいのは初めて食べました♪」

 かな子は食べかけのカップケーキを両手でやさしく包み、愛おしいものをみるような顔でそれを見ながら言った。

「流石にそれは言い過ぎじゃないか? プロが作ったのと俺が作ったのなんか比べものにならないだろ」

 いくら自信作といえど、素人が数日頑張って作ったカップケーキがプロのそれに敵うわけがない。恐らくお世辞だろう。

「いえ、言い過ぎなんかじゃないです。このカップケーキにはプロデューサーさんの思いが入っています。それも、私ただ一人に向けてくれた思いです。大好きなお菓子を、大好きな人が心をこめて作ってくれたんです。こんな最高の隠し味が入ったカップケーキ、おいしくないわけないじゃないですかっ♪」

 思い……か。確かに料理の最高のスパイスは愛情だなんてよく言うもんな。ここは素直に受け取っておこう。

「ははっ、そう言ってくれるとこっちも頑張って作った甲斐があったよ」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 23:19:10.14 ltky78oY0
 かなこがカップケーキを食べ終わり、車の中だが姿勢をこちらに向けてくる。

「プロデューサーさん、貴方は私に素敵な魔法をかけてくれました。そして今日はこんなにおいしいカップケーキを作ってくれて……。私、あの時プロデューサーさんに声をかけて貰えて良かったです! そして、やっぱりプロデューサーさんは私の中で世界一のパティシエですっ♪」

 そう言って見せてくれた彼女の笑顔は、今までで一番輝いていた。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 23:20:30.12 ltky78oY0
短いですがこれで終わりです。お付き合いいただいてありがとうございました。


書けば出る……
限定かな子欲しい……

未央「年越しとHMS」

2 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:43:19.77 f2isTjS/0
テレビ『輿水ータイキックー』

輿水『なーんでですかー!?!?』

加蓮「アハハ……幸子大丈夫なのあれ……フフッ……お腹痛い……」

未央「かれかれ笑いすぎじゃない???」

加蓮「年末テンションだから変なツボに入った…フフッ…」

未央「あーあー、さっちーすごい笑ってるじゃん」

加蓮「また叩かれてる…フフッ…」

未央「さっちーそろそろ叩かれるの慣れてきてない?」

加蓮「ンフッ」
3 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:43:56.41 f2isTjS/0
未央「それにしてもこうやって年越しを事務所で迎えるとはなぁ」

加蓮「あー、笑った笑った。」

未央「あ、さっちーまた叩かれてる」

加蓮「アハハハハハッ……もうやめて……お腹痛いって……」

未央「そういえばさっちーは年越す直前に事務所に着くってさ」

加蓮「あーそうなの?」

未央「まぁ明日の朝早くに新年イベントあるからみんな泊まるってなってるしね」

加蓮「新年明けていきなりお仕事ってねぇ……」
4 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:44:23.23 f2isTjS/0
未央「それも私たちが売れてきてるって事じゃない?」

加蓮「確かに、幸せなことなのかもねぇ」

未央「それにしても今年は色んなことあったね」

加蓮「幸子がいきなりユニット組みたいって言った時はびっくりしたなぁ」

未央「確かに、ほんとにたまたまそこにいたってだけかもしれないけど誘われたのは少し嬉しかったんだよねー」
5 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:47:59.31 f2isTjS/0
加蓮「ユニットといえばポジパのメンバーと年越さなかったんだね」

未央「あー……あーちゃんは初日の出を観に行ったんだよ」

加蓮「あー写真を撮りにか」

未央「そうそう、せっかく事務所にいるなら近くの高台にでも行って写真撮ってきます!だってさ」

加蓮「茜は?」

未央「新年明けましておめでとうございますランニングだってさ」

加蓮「パッションの塊かよ……しかもまだ年明けてないし」

未央「だからまぁせっかくだし私はここで過ごそうかなーって思って」
6 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:48:32.42 f2isTjS/0
加蓮「なるほどねー」

未央「そういうかれかれは?トラプリの3人で年越すと思ってたんだけど」

加蓮「あー……凛は家の手伝いするんだってさ、お花屋さんだから年始は忙しいしその準備をするんだってさ」

未央「かみやんは??今日仕事入ってなかったよね?もしかして……」

加蓮「奈緒は……お祭りで体力と財力を使い果たしたから家で寝てるってさ」

未央「あー……そんな気がした、さすがかみやんだねー」

加蓮「まぁだから折角だしここで過ごそうかなーって」
8 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:50:19.75 f2isTjS/0
未央「まぁ私達もユニットメンバーだし第2の家ってやつじゃん?」

加蓮「まぁそれには同感かなー、今年1年なんだかんだ楽しかったなー」

未央「YouTuberにもなれたしね」

加蓮「アマゾン川に飛び込んだ企画は意味が分からなかったし、今でも意味がわからない」

未央「ウサミンTV元気かなぁ」

テレビ『安倍ーOUTー』

安倍『私笑ってませんよ!?!?』

バッチーン

安倍『アウッ!!』

未央「あ、ウサミンTVだ」

加蓮「フフッ……」

未央「ここもツボなの?」
9 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:50:49.47 f2isTjS/0
加蓮「6月には流しそうめんとかもしたよね」

未央「あーやったねー、ビックストリームそうめんスライダーでしょ?」

加蓮「ウォータースライダー型流しそうめん機ってほんとなんだったの?」

未央「今の未央ちゃんにはわからない!」

加蓮「あーあの時テンションおかしかったもんね」

未央「ナイアガラの滝での流しそうめんで頭が冷えたよ」

加蓮「結局行ったんだそれ!」

未央「誰が提案したと思ってるんだ!!」
11 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:51:26.02 f2isTjS/0
加蓮「焼きそば食べたりしたよねぇ」

未央「1年に何回も食べるであろう焼きそばを年末の思い出に語らないで」

加蓮「あれだよ、スイーツのやつ」

未央「あー!チョコレートのやつか」

加蓮「そうそう、結局別々に食べた方が美味しいって結論だよね」

未央「あの後もさっちー何回かスイーツ系の焼きそば持ってきてたよね。ショートケーキ味とか」

加蓮「その度に地雷臭するのに不思議な味なんだよね」

未央「まぁ毒が入ってるわけじゃないしね」

加蓮「確かにそれはそうかもしれない」
12 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:53:21.59 f2isTjS/0

未央「かれかれが勝負に拘ってた時もあったよねー」

加蓮「あーじゃんけんの時かー」

未央「それそれ、たまーにかれかれめんどくさい時あるよね」

加蓮「めんどくさいっていうな!」

未央「せっかくいい買い物してたのになんであんなじゃんけんに拘ったの?」

加蓮「なんかねー、たまに勝負に拘っちゃう時があるんだよねー」

未央「たまに……??」

加蓮「なに?なんかあるの?」

未央「いや、なんでも無いです」

加蓮「そう?それならいいや」

未央(絶対にたまにでは無い、いつも負けず嫌いだもん)

加蓮「いま負けず嫌いだもんって思ってるでしょ」

未央「エスパー……??」

加蓮「バレバレだって」
13 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:54:18.82 f2isTjS/0
幸子「お疲れさまです(ドゴーン」

加蓮「その騒々しい入り方懐かしいなぁ」

幸子「最近自重していましたからね」

未央「お!さっちーお疲れさま」

幸子「お疲れさまです!」

加蓮「仕事は終わったの?」

幸子「はい、仕事納めてきました」

未央「アレ?さっちー髪の毛に白いの付いてるよ?」

幸子「あぁさっき被った片栗粉ですかね?」

加蓮「最後の仕事もハードすぎない?」

幸子「ほかにも天ぷらにされかけました」

未央「いったいどういう状況でそうなったの??」

幸子「まぁ新年のテレビの話ですから」

加蓮「すっごい気になるんだけど……」
14 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:54:54.01 f2isTjS/0
未央「テレビといえば初めてのテレビ番組収録も今年だったよね」

幸子「あー料理番組のやつですね」

加蓮「マッシュポテト作ったんだっけ」

未央「ハンバーグだよ!!ポテトはかれかれが勝手に作ってたんでしょ!!」

加蓮「材料取りに北海道まで行ったよね」

未央「なんで近所のスーパーで事足りるのに北海道に行ったんだよね」

幸子「ジャガイモ農家なかなか見つからなくって大変でしたね」

未央「なんで豚肉を手に入れる為に時子様の下僕になってたんだろね」

加蓮「あの後しばらく牛乳は飲めなかったよね」

幸子「あぁ……及川牧場ですか……」

未央「それで最後完成したのがね……」

加蓮「てへっ♡」
15 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:55:24.11 f2isTjS/0
未央「今年の夏休みも最後はやっぱり地獄だったね」

加蓮「宿題なんて無くなればいいのに」

幸子「宿題は計画的にやるべきですよ、冬休みの宿題だってあるでしょ?」

未央「…………」

加蓮「…………」

幸子「高校生にもなると出ないんですか??」

未央「…………」

加蓮「…………」

幸子「……何が残ってるんですか??」

未央「日記」

加蓮「自由研究」

幸子「夏と同じじゃないですか!!!」

未央「学んでいない高校生でごめんなさい」

加蓮「ごめんなさい」

幸子「はぁ……お正月のお仕事が終わったら詰めてやりますからね」

未央「お手柔らかに……」

加蓮「お願いします……」
16 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:55:58.18 f2isTjS/0
未央「一番盛り上がったのはかれかれの誕生日かな」

加蓮「あんなに盛大な誕生日は初めてだったよ」

幸子「みんなでお買い物行きましたもんね」

未央「そうそう!かみやんとみかねぇいなかったら大変な誕生日プレゼントになってたと思う」

加蓮「え?そうだったの??」

未央「そうそう、ライブの日に四人で買いに行ったんだ!」

加蓮「そうだったんだ……」

幸子「あれ?加蓮さん顔隠してどうしたんですか?」

未央「おやおや??加蓮さーん?どうしたのかなー??」

加蓮「未央うるさい、ちょっと目にゴミが入っただけだし」
17 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:56:26.88 f2isTjS/0
未央「そういえばそのライブのときのかれかれさ、すっごいいいこと言ってたよね」

加蓮「未央〜もういいから〜」

未央「アタシは良い事務所には入れたとと思ってるよ、みんなには感謝してる」

幸子「あの言葉にはボクも感動してしまいました」

加蓮「……もうっ」

幸子「加蓮さん、大泣きでしたもんね」

未央「ぼろぼろになってたよね」

加蓮「アタシいじり多くない??」

幸子「加蓮さんを弄る機会ってそう無いですからね」

未央「そうそう、かれかれ普段は弄る側だしね」

加蓮「も〜あのときの話はもう良いから!!」
18 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:56:59.38 f2isTjS/0
加蓮「そういえば未央と幸子のプレゼントに入ってた大量のジャガイモとかはなんだったの??」

未央「あ〜……私達のセンス……かな」

幸子「センス……ですね」

加蓮「あれを誕生日に送ってくるのはセンス……足りて無くない??」

未央「申し訳ないと思ってます」

幸子「……右に同じです」

加蓮「でもその後のプレゼントはセンスありありだったから許そう」

幸子「ですよね!!」

未央「まぁ未央ちゃんにかかればこの程度よゆーだね!!」

加蓮「ほら、すぐ調子に乗る」
19 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:57:27.20 f2isTjS/0
加蓮「そういえば幸子と未央の誕生日はお祝いできなかったのが心残りかなぁ」

未央「まぁその時期はかれかれ忙しかったし仕方ないよ」

幸子「温泉いったりTPでライブがあったりしたんですよね?」

加蓮「まぁそうだけどさぁ……2018年は絶対やるから!!」

未央「まぁ期待しておこうかなぁ」

幸子「はいっ!」
20 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:57:59.19 f2isTjS/0
未央「そんなこんな言ってたらもう今年があと1分じゃん!!」

幸子「えぇ!?もうそんな時間ですか!?」

加蓮「あ、ほんとだ 驚いてはいけないになってる」

幸子「なんでこの番組見てるんですか!?」
21 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:58:31.45 f2isTjS/0
未央「あれやろっ!!年越しの瞬間地球にいなかったってやつ!!」

幸子「いいですね!!」

加蓮「え???なにそれ!?」

未央「せーのでジャンプするよ!!」

幸子「行きますよー!!」

加蓮「え?ジャンプ?ジャンプすればいいの??」

未央「いくよー!!せーの!!」

未央、幸子、加蓮「「「ジャーンプ!!!!」」」
22 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 15:59:10.74 f2isTjS/0
未央「はぁ……2018年が始まってしまった」

幸子「そうですね……」

加蓮「それではあれ行っときますか」

幸子「そうですね、いきますよ!」

未央「明けまして〜」

加蓮「おめでとー!」

幸子「ございます!!」

未央「今年も一年」

未央、加蓮、幸子「「「よろしくお願いします!!」」」
23 :◆9YfKA67h5g 2018/01/03(水) 16:03:10.33 f2isTjS/0
以上です、ここまでのお付き合いありがとうございました

年越しのお話だから大遅刻ですけど許してください

今年も一年、よろしくお願いします。

モバP「金持ちは異性にモテるらしい?」

1 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 21:48:49.44 waZz0QCDO
亜子「せやで」

P「………」

亜子「………」

P「いや、当たり前だろう」

亜子「だよね〜」

P「愛はお金で買えないっていうけど、お金があるに越したことはないからなあ」

亜子「お金があったほうが愛は潤うってやつやね。わかるわかる」

P「お金欲しいなあ」

亜子「欲しいねえ」

P「宝くじでも買うか」

亜子「おっ、プロデューサーちゃん夢がある〜! もし1億円とか当たったらどうするん?」

P「そうだな……まずは」

亜子「うんうん、まずは?」

P「………貯金?」

亜子「って使わんのかーい!」

P「はは、ごめんごめん。ほら、お金は欲しいんだけど、いざ何に使うのかって聞かれると思いつかなくてな」

亜子「プロデューサーちゃん小市民ー。そういうとこめっちゃ小市民ー」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515242929
2 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 21:50:25.51 waZz0QCDO
P「そういう亜子は何に使うんだ?」

亜子「口座に預けて利息がっぽり」

P「それ貯金だろ」

亜子「ジョークジョーク! そうやねえ……やっぱり初手は満漢全席……と思ったけどフランス料理フルコース……いやいやここはイタリアン……」

P「食べ物ばっかりだな」

亜子「食欲は三大欲求のひとつ! いいもの食べれば人生も潤う!」

P「それはそうだ」

亜子「はい、てことでアタシは高級料理にお金使う! プロデューサーちゃんは?」

P「うーん……」

芽衣子「旅行とかどうかな?」

P「芽衣子」

芽衣子「お金があればいろんなところに旅に行けるし、そうしたら心も潤うと思うんだ」

亜子「旅行かー。確かにいいかもしれんね」

P「たまには仕事以外で海外に行くのもありだなあ」

芽衣子「私パリに行きたいな♪」

P「なんでついてくること前提なんだ」

芽衣子「ほら、やっぱり旅に慣れてる人間がいたほうが何かと……ね? ねねっ?」

P「芽衣子と海外に行くと寄り道ばかりで迷子になりそうだな」

亜子「気づいたら凱旋門観光する予定がピサの斜塔まで行ってたりして!」

芽衣子「いくら私でも国境までは越えないよ!」

P「本当に?」

芽衣子「………たぶん?」

亜子「そこは自信もって言ってくださいよ……」

3 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 21:51:45.35 waZz0QCDO
夏美「なになに? 旅行の計画?」

P「また増えた」

夏美「CA役なら任せて!」

P「飛行機チャーターでもするつもりですか」

芽衣子「夏美さん聞いて? プロデューサーさんも亜子ちゃんも、私と一緒に海外旅行したら国境越えそうって言うんだよー?」

夏美「越えそう」

芽衣子「がーん!」

夏美「旅行に行くなら、温泉なんてどうかしら? お肌も潤うし♪」

洋子「温泉で美肌かあ。私も行きたいな」

P「さっきから思ってるんだけど、みんなどこから話を聞きつけて湧いてきているんだろう」

亜子「ウチの事務所、年齢層高いほうがパッション溢れとるよね」

洋子「面白そうなことがあると、自然とアンテナが反応するんだよね」

芽衣子「わかる!」

夏美「わかるわかる」

P「アンテナって……こうもどこからともなく嗅ぎつけられると、まさに」


美羽「壁に耳あり!」

メアリー「障子にメアリー!」


P「………」

夏美「………」

洋子「………」

芽衣子「そういえば! 帽子とか買うのもいいかもね!」

P「帽子か」

夏美「あ、いいかもね。Pさん帽子似合いそうだし」

P「前髪の少なさが隠れるからですか」

夏美「誰もそんなこと言ってないでしょ! 被害妄想!」



美羽「あ、あれ? おーい、みなさーん?」

メアリー「ちょっとミウ、話が違うワヨ! このネタならダーリンの初ワライをもらえるって言われたからやったのニ!」

美羽「おっかしいなあ。完璧なネタだと思ったのに……」

亜子「あ、アタシは面白いと思ったけどなぁ?」

美羽「だよね! さすが亜子ちゃん、大阪の人はお笑いがわかってる!」

亜子「いやアタシ静岡出身」

メアリー「アコのやさしさが身にしみるワネ……」


4 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 21:52:56.79 waZz0QCDO
翌日


友紀「宝くじが当たったらどうするか?」カキーン

P「そうそう」ブンッ

友紀「昨日なんか盛り上がってるなーと思ってたら、そんな話してたんだ」カキーン

P「最初は俺と亜子のふたりで話していたんだが、思いのほか盛り上がってな」ブンッ

友紀「モテるモテないの話から始まってるんだし、プロデューサーは彼女にお金を使えばいいんじゃないの?」カキーン

P「それにはまず彼女を作らないとな……」ブンッ



早苗「P君彼女募集中だってさ」

未央「な、なんで私に振るの?」

早苗「そりゃあもう、ね?」ニヤニヤ

未央「うう……そ、それにしても! プロデューサー、さっきから一球も打ててないね!」


P「バッティングセンターなんて久しぶりだからな……もうちょっと当たると思ったんだけど」

友紀「あたしは結構イイ感じだったなー。寒い冬でも時々バットを振ってたかいがあったよ」

未央「ふたりともおかえりー」

早苗「宝くじで大金ー、なんて甘っちょろいこと考えてるから、バットにも雑念が入るのよ。夢見るより堅実にお金を稼ぐことっ」

P「ちゃらんぽらんな人に正論を言われてしまった」

早苗「誰がちゃらんぽらんよ! あたし元警官! 真面目が服着て歩いてるようなもんでしょ」

P「でも酒飲んだらすぐ服脱ぐじゃないですか。この前の打ち上げだって」

早苗「うぐ……ぬ、脱ぎ癖はなんとかしようと思ってます、ハイ」

友紀「やっぱりね、お金だけあってもダメなんだよね。補強をしながら若手選手の育成にも励まないと、優勝は難しいんだ」

未央「プロ野球も難しいんだねえ」

5 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 21:55:09.37 waZz0QCDO
P「さて、俺はリベンジのためにもう一回バッターボックスに入るけど」

友紀「プロデューサー、さっきみたいな大振りやめれば打てると思うよ」

P「大振りになってた?」

友紀「なってたなってた。空振りするたびに前髪がぶわあーって!」

P「俺の前髪は長打警戒シフト敷いてるだけだからな」

友紀「誰も生え際の話はしてないって」

早苗「自爆したわね」

未央「やっぱり気にしてるんだ……」

早苗「未央ちゃんは恋人のそんなところ気にしないから、心配しなくていいのにね?」

未央「うんうん」

未央「………」

未央「あ、いや、今のはちがっ」カアァ

早苗「あ、まだ恋人じゃなかったか♪」

未央「まだもなにもそんな予定はないってば〜!」




P「おーっ! 当たった!」

友紀「惜しいー! もうちょっと左ならホームラン賞だったのに!」
6 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 21:56:29.92 waZz0QCDO
さらに翌日


P「早苗さんに言われた通り、地道に稼いで、かつ節約していくのが一番かな」

芳乃「塵も積もれば山となる……日々の積み重ねが、いつしか大願成就につながるのでしてー」

P「芳乃の言う通りだな。今後は節約を意識していこう」

芳乃「おせんべい、食べましてー?」

P「ああ、いただくよ。ありがとう」

P「このおせんべい、おいしいよな。ちょっと値が張るけど、それだけの味はある」

芳乃「さすがは高級おせんべい………はっ」

芳乃「…………今後は、おせんべいの値段も節約なのでしてー?」

P「いや、事務所のおやつは経費で落ちるから大丈夫」

芳乃「それはよかったのでしてー」ポリポリ

P(今、この世の終わりみたいな顔してたな……)




7 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 21:57:29.73 waZz0QCDO
P「しかし、ちょっと考えてみると節約も難しいな。欲しいものがあるとついつい買っちゃうのを止められればいいんだろうけど」

光「難しいよね、それ。アタシもお店でヒーローのフィギュアとか見つけると、ついつい買っちゃうし」

麗奈「趣味でお金かかるヤツは大変ねえ」

光「好きで集めてるから、後悔とかはしてないんだけどな」

P「逆に考えれば、お金のかからない趣味を見つければ節約につながるのか……」




8 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 21:58:51.95 waZz0QCDO
P「というわけで、運動を趣味にしようと思うんだ。だからまずは基本のランニングから始めようと」

茜「任せてください!! では早速走りましょう!!!」ダダダダッ

真尋「冬の寒さに負けないくらい汗かいてこう!」ダダダダッ

P「え、ちょっと速い。俺の想定していたペースよりだいぶ速い」

真尋「早くしないとおいてくよー!」

P「ま、待ってくれ………!」




翌日


P「ランニングはかえって湿布代がかさむんじゃないかと思いました」←筋肉痛

心「わかるー☆ この歳になると運動後のケアがきついもんな☆」

9 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 22:01:37.01 waZz0QCDO
また別の日


P「ごめんな、お菓子の買い出しに付き合ってもらって」

未央「これくらいどうってことないよ。未央ちゃんにおまかせっ、なーんてね」

P「はは、それは頼もしいな」

未央「そういえばさ。最近お金が欲しいーって言ってたけど、何かいい案は見つかったの?」

P「いや、全然。結構いろんな子の話を聞いたりしたんだけど、俺が実践できそうなものはなかなか」

未央「そっかー。難しいね」

P「けど、みんなの考え方とかたくさん知ることができたから、俺にとっては得だったかな」

未央「へえー。たとえば?」

P「そうだな――」



清美『仮に大金が手に入ったとしても、浮かれすぎてはいけません。生活レベルを変えてしまうと、後でお金が無くなった時に困りますからね!』

清美『あたしのように、どんな時でも風紀を守れるように』

美羽『富貴でも風紀を守る……おおっ、これはウケる!』

清美『あたしのセリフでギャグを作らないでくださいっ!』

紗南『あたしはやっぱり自宅にVRゲーム機が欲しいなあ。あと高騰してるレトロゲーム一式も』

イヴ『ブリッツェンが最近腰痛で悩んでいるそうなので、そろそろサポートしてくれる新しいトナカイさんが欲しいですね〜』

ブリッツェン『ぶもっぶもっ』

梨沙『わわっ、ちょっと下ろしなさいよ! これのどこが腰痛で悩まされてるのよ!』

紗南『めちゃくちゃ元気そうだけど』

イヴ『日によって腰の調子が変わるそうです〜』

梨沙『ぎゃーっ!! 鼻水ついた!』

イヴ『ブリッツェンは梨沙ちゃんのことが大好きなんですね〜』




未央「これ『大金が手に入ったらどうするか』っていう話題になってない?」

P「いつの間にかそうなっていたんだ」

未央「あはは! なにそれ〜」
10 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 22:02:26.29 waZz0QCDO
P「未央はどうだ? ある日大金が手に入ったら、何に使う?」

未央「私は、そうだな〜……満漢全席とか!」

P「それはもう亜子が出してる」

未央「おっと、まさかの被り。じゃあ……そうだ」

P「何か思いついたか?」

未央「プロデューサーを一日自由にしていい権利!」

P「どこで売られてるんだ、それ」

未央「プロデューサーの心の中?」

P「発売した覚えはない」

未央「えへへ、だよねー。言ってみただけ」

P「もし売られていたとして、未央はそれが欲しいのか?」

未央「欲しいよ?」

P「即答か」

未央「たまにね、プロデューサーを独り占めしちゃいたいときがあるんだ。わがままなのはわかってるけど」

P「そういうことなら、お金なんていらないのに」

未央「ホントに?」

P「本当本当」

未央「ふーん、そっか。いいこと聞いちゃった♪」

P「うれしそうだな」

未央「みんなにも伝えていい?」

P「それは困るな。全員が全員一気に頼んできたら、さすがに俺の身体が持たない」

未央「じゃあ、未央ちゃんだけの特権?」

P「今回は、そういうことになる」

未央「そっか……そっかそっか」

P(さらに笑顔になったな)
11 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 22:03:34.51 waZz0QCDO
未央「じゃあ、早速一個お願いしてもいいかな?」

P「ああ」

未央「今度、うちに晩御飯食べに来ない? 私が作るから」

P「いいのか? お呼ばれしちゃって」

未央「もちろん♪ 高級料理は出せないけどね」

P「アイドルに作ってもらえる時点で、その料理はプライスレスだよ」

未央「キザだね、プロデューサー」

P「正直今のは狙ってかっこつけた」

未央「あははっ。だと思った」

P「日程はどうする?」

未央「そうだなぁ――」


12 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 22:04:07.31 waZz0QCDO
後日


早苗「お酒を飲むとすぐに脱いじゃう癖をなんとかしたいんだけど」

夏美「そもそも脱ぎにくい服を着るとか」

早苗「それだっ!」

愛梨「私もお酒を飲むようになったら気をつけないといけないですね〜」

心「愛梨ちゃんは今も気をつけたほうがいいと思うぞ……」



未央「うーむ」

芽衣子「未央ちゃん、何か考え事?」

未央「あー、うん。料理のレシピ本を読んでたんだけど」

芽衣子「プロデューサーさんに手料理作るの?」

未央「えっ……なんでわかったの?」

芽衣子「だって、すごい真剣に読んでるんだもん。これはもう、料理を作る相手が……ね?」

未央「な、なにが『ね?』なのか、未央ちゃんにはわかりませんな〜〜」

芽衣子「うふふっ、照れない照れない♪」

芽衣子「なんなら毎日お弁当作ってあげれば? そうしたらプロデューサーさんのお昼代が浮いて、節約にもつながるし」

未央「……なるほど」




13 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 22:04:38.00 waZz0QCDO
P「………」

亜子「どしたのプロデューサーちゃん?」

P「いや……今、女子高生に餌付けされそうな予感がして」

亜子「ええ……さすがにそれはヤバない?」

P「だな……万が一にもそうならないように、やっぱりお金は稼いでいこう。ヒモにならないようにしよう」

亜子「その意気その意気! アタシとプロデューサーちゃんでがっぽり稼ぐで〜!」

P「ああ! そうと決まればお仕事お仕事!」




P「でもそれと並行して宝くじもちょこちょこ買っていこう」

亜子「やっぱ一攫千金も大事やね」

P「ロックな生き方を忘れないようにしないとな」

仁奈「ロックなきもちになるですよ!」

夏樹「おーい、誤用を広めるな、誤用を」





おしまい
14 :◆C2VTzcV58A 2018/01/06(土) 22:07:52.96 waZz0QCDO
おわりです。お付き合いいただきありがとうございます

シリーズ前作:モバP「威勢がいいと異性にモテるらしい?」

その他過去作
モバP「なっちゃんとクリスマス」
モバP「飛鳥とこたつでゆっくりと」

などもよろしくお願いします
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