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神崎蘭子「すごーい! たーのしー!」モバP「!?」

1 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:18:25.10 gA6KNqAUO
モバマスSSです。アイドルのキャラ崩壊、作者の妄想、若干の流行遅れ等が含まれますのでご注意ください。
多分短いです。



ちひろ「蘭子ちゃんの言葉遣いに苦情が出た、ですか?」


モバP「ああいえ、苦情というほどのものでは。ただ、こないだの生放送の最中に、ご年配の方から『今テレビに映っている子はどこの国の人なんですか』って問い合わせが来たらしくて。それで局のお偉いさんから、蘭子の台詞に標準語の翻訳字幕を付けることを提案されたんです」


ちひろ「前々から蘭子ちゃんの言葉は難しいって良く言われてましたし、字幕は自然な発想ですね」


P「しかしながら、それには色々と問題が有りまして……」


ちひろ「と言いますと?」


P「字幕と言っても、訳せる人が居ないんですよ」


ちひろ「……? それはつまり、Pさんには忙しくてそんな時間が無い、ということですか? それなら他部署との連携でどうにかなる気がしますけど」


P「そうじゃなくて……とどのつまりですね」


P「ぶっちゃけ俺、普段蘭子が何言ってんのか、殆ど分かってないんですよ」


ちひろ「…………は?」


ちひろ「……え、えぇぇぇぇぇ!? Pさん、蘭子ちゃんと意思疎通出来てなかったんですか!?」


P「あはは……お恥ずかしながら」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518934704
2 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:20:04.16 gA6KNqAUO
ちひろ「で、でも、いつも仲良さそうにお喋りしてますよね?」


P「あれは適当に相槌打ってるだけです」


ちひろ「最低じゃないですか! なんで今まで黙ってたんですか!」


P「蘭子が楽しそうに一生懸命話してるの見てると、『何言ってんのかわかんねぇ』なんて言えなくて……」


ちひろ「ううう、気持ちは分かる!」


ちひろ「でも、どうするんですか? 字幕云々以前に、言葉が分からないんじゃいつか必ずどこかで問題が起きますよ。第一、こんなことを蘭子ちゃんが知ったら……」ガタッ


ちひろ「ガタ?」


蘭子「わ、わがとも……今の話は真か……?」


ちひろ「」


P「ら、蘭子! 何時から話を聞いて」


蘭子「わりとさいしょから……」


P「\(^o^)/オワタ」


3 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:21:03.88 gA6KNqAUO
蘭子「わがとも、先の披瀝は真か? 我が内なる言霊の含意は、わがともに届いていないというの……?」ウルウル


P「な、泣かないでくれ蘭子。えーっと、その……」


P「…………ごめん、ひれき、ってなに? あとがんい……?」


蘭子「うわあああああああああああん!!!!」ダッ


P「蘭子―!!!」


ちひろ「連れ戻してきて下さいPさん! 話し合いが必要です!」


P「は、はい!」




P「捕まえてきました」


蘭子「ぐすん」


ちひろ「早いですね」


P「蘭子のやつ引くほど足遅いんで……」


ちひろ「引くほど」


蘭子「わがとものばか。きらい。わがともきらい」
4 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:22:32.98 gA6KNqAUO
ちひろ「どうするんですか、蘭子ちゃんカンカンですよ」


P「ほっぺたが焼きたての餅みたいで可愛いと思います」


ちひろ「駄目だこいつ」


蘭子「か、かわいい……」///


ちひろ「駄目だこいつら」


ちひろ「お二人の仲直りについてはあまりにもアホらしいので触れないとして……蘭子ちゃんの言葉がファンに通じてないって部分に関しては協議が必要ですね。念のため聞きますが、蘭子ちゃんは意識しても普通の言葉には直せないんですよね?」


蘭子「我が言霊は我の存在を示すもの。光に屈することなど考えられないわ!」


P「ちひろさん翻訳プリーズ」


ちひろ「いや今のぐらいなら普通にわかるでしょう……蘭子ちゃんに標準語に応じるつもりはない、ということです。となると誰かに訳して貰うのが一番簡単ですが」


P「そういうことなら俺に考えが有ります。カモン!」パチン


みりあ「プロデューサー、呼んだ呼んだー?」


ちひろ「みりあちゃん? そういえば、みりあちゃんは……」
5 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:23:31.48 gA6KNqAUO
P「そう、みりあは全世界多分二百ちょいぐらいある言語の全てを解しどんな人間とも対話の出来る能力の持ち主! みりあさえ居ればドバイ人だろうがロシア人だろうがウサミン星人だろうが誰とだって仲良くなれます!」


ちひろ「それは良いですが、みりあちゃんに常に翻訳をさせるんですか? そんな時間はないような」


P「あっ」


ちひろ「っていうかみりあちゃんと蘭子ちゃんのロケ地が分かれてたらその時点で終わりですよね?」


P「俺がみりあに熊本弁の訳し方を教わるとか……」


ちひろ「みりあちゃん、みりあちゃんはいつもどうやってみんなとお話してるのかな?」


みりあ「んー、なんとなく!」


ちひろ「だそうですが」


P「……みりあ、撤収」


みりあ「はーい!」




ちひろ「で、どうするんですか結局」
6 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:24:38.36 gA6KNqAUO
P「蘭子のほっぺ柔らかいなぁ」プニプニ


蘭子「むー」


ちひろ「真面目にやれよ」




??「話は聞かせて貰ったっス!」


P「お、お前は!」


ちひろ「どうしたんですか比奈ちゃん」


比奈「ちひろさん、反応が冷め過ぎっス……ともあれ、事情は全て聞かせて貰いました。アタシに考えがあるっス」


P「な、なんだって!」


ちひろ「さっきからそのテンションはなんなんですか?」


比奈「要はPさんが蘭子ちゃんの言葉が分かるようになればいいんスよね? なら、勉強すれば良いんスよ」


ちひろ「勉強? というと、国語辞典を読み込むとか……?」


比奈「ちっちっちっ。蘭子ちゃんのソレが、いわゆる『中二病』と呼ばれるものだということは周知の事実っス。ならば、Pさんに中二の心が備われば熊本弁の聞き取りもできるようになるはず!」
7 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:25:42.08 gA6KNqAUO
ちひろ「……つまり?」


比奈「たった一つの冴えたやり方、それは……第三次中二アニメ三昧大会っス!」


蘭子「おお!」


P「中二病ってなに?」


ちひろ「私帰りますね」




P「という訳で比奈の家にみんなでやってきたぞ」


比奈「なんで説明口調なんスか?」


奈緒「そしてあたしはなんで呼ばれたんだ」


蘭子「おもしろそうな漫画がいっぱい……」ソワソワ


P「奈緒はなんというか、緩衝剤的な立ち位置として呼ばせて貰った。蘭子は何いってんのかわかんないし荒木先生は変なテンションだし、テトラポットとして活躍してくれると嬉しい」


奈緒「つまり収集が付かなくなった時のまとめ役かよ……まぁ暇だったから良いけどさ。で、なんのアニメ見るんだ?」

8 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:26:41.72 gA6KNqAUO
比奈「最初はやっぱりコード○アスで決まりっス! 中二アニメの金字塔っスからね!」


奈緒「ああ、面白いよな」


P「パチンコ屋で見たことある」


蘭子「孤独を背負いし魔王の覇道を綴る物語……しかしながらその全てを知るには我にはまだ力が足りぬ」


比奈「あれ、蘭子ちゃん見たことないんスか?」


蘭子「おこづかいだけだとレンタルしきれなくて……」


比奈「あー。そういうことならアタシの持ってるBDBOX貸すっスよ?」


蘭子「それはまことか!」


奈緒「っていうか蘭子普通に喋れてない?」


P「そのこーど○あす? ってのは面白いのか?」


比奈「ふっ、それは己の目で確かめてみるがいいっス」


奈緒「……今日の比奈ちゃん、なんでこんなテンション高いんだ?」


P「なんか冬コミとかいうのがヤバいって言ってた」


奈緒「アニメ見てて良いのかよ……」
9 :◆Y0GNFqZjKkSP 2018/02/18(日) 15:28:15.87 gA6KNqAUO
比奈「原稿の話はやめてくれると嬉しいっス……自分が現実逃避してるのは分かってますんで……」


比奈「おほん、では気を取り直して、上映開始っス!」


蘭子「わくわく」


奈緒「こないだ映画で見たばっかだけど……まぁ良いか、名作だし」


P「ちょっと楽しみだな」


〜上映中〜


チカラガホシイカ? ナナリィ……! ユフィィィィ! スザァク! ルルーシュゥ!


P「普通に面白いな」


蘭子「……」ポケー


比奈「うっ……ふっ……うぇ、うぇ……」


奈緒「泣き過ぎだろ」


比奈「いやもうルル×スザが尊すぎて……」


奈緒「そこかよ!」
10 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:30:23.59 gA6KNqAUO
比奈「グス……というわけで、コード○アスの一期を走破したわけっスけど」


奈緒「蘭子の言葉分かりそうか?」


P「どうだろ。蘭子、なんかためしに喋ってみてくれ」


蘭子「二人の皇子の相容れぬ運命……光を失いし天使の翼……彼らの行く末を知らないで黄泉には渡れない……!」フンフン


P「……分からんなぁ」


奈緒「これで駄目なのは単にPの語彙力の問題な気もするけど……興奮してるせいか中二要素はかなり薄くなってるだろ。あたしでもなんとなく分かるぞ」


比奈「Pさんには根本的にそういう素養が足りてないのかもしれないっスねぇ。ギアスの内容は理解できました?」


P「それはまぁ。ただ、一々かっこいいポーズ取ったりやたら高笑いするのはよく分からなかったな」


奈緒「そこは作劇上の演出というかなんというか……」


比奈「Pさんは遊びの修飾を理解するのが苦手なんスかね。メールとかいつもお役所からの手紙かと思うほど簡素ですし」


奈緒「あー、そういう節あるある」


P「つまり俺はどうすれば良いんだ」
11 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:31:20.10 gA6KNqAUO
比奈「アポロ―チの仕方を一度変えてみたいところっスけど……流石に25話12時間ぶっ続けでアニメ見た後ですし休憩を入れましょう。なお、我が家ではお客様へのおもてなしはコタツでの雑魚寝形式を採用しているっス」


蘭子「みんなでお泊り」ワクワク


奈緒「だからさっきから蘭子ちゃん普通に喋れてない?」


P「いや、流石に男の俺が一緒の部屋で寝るのはまずいだろ」


比奈「んなこと言ったらアイドルの家に上がり込んでこんな夜まで一緒にアニメ見てる時点でアウトっスよ」


P「うっ」


奈緒「別に同じベッドで寝るとかいう訳じゃないんだし良いんじゃないの? コタツで寝るのも温度の調整さえミスんなきゃそこまで身体に悪いもんでもないし」


蘭子「おとまり……」


P「わ、分かったよ……それじゃ、お言葉に甘えて一度寝かせて貰う」グー


奈緒「って寝るのはやっ」


比奈「Pさんは何時でもどこでも瞬時に寝られるんスよ。長年の社畜生活で培った仮眠スキルらしいっス」


奈緒「闇深いな……」
12 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:32:50.94 gA6KNqAUO
比奈「本人が納得してやってるのがまた難儀なんスよねぇ……ともあれ、アタシたちも一度寝ましょ」


蘭子「あ、あの……」


比奈「? どうしたんスか?」


蘭子「……我にとって、子の刻は夜の入り口に過ぎぬ。我らにはまだ語らうべきことがあると考える」


奈緒「えっと……興奮しちゃって眠れないからもう少しお喋りしてたいってことか?」


蘭子「……!」ブンブン


比奈「やだこの子可愛いっス……よーし、先生何時まででも付き合っちゃうっスよー!」


奈緒「ま、こういうのもたまには良いか。けど、実際今回の件はどう解決したら良いんだろうな? ギアスで駄目なら、他の中二アニメでも駄目な気がする」


比奈「うーん、Pさんに中二の心を理解させようっていうのがそもそも間違っていた気がしてきているっス。蘭子ちゃん自身が、ストレートかつ分かりやすく自分の気持ちを伝えられるようになれば、もしかしたら……」


奈緒「……あっ! それだったら!」


比奈「どうやらアタシと同じ考えに思い至ったようっスね」

13 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:34:12.06 gA6KNqAUO
蘭子「???? どういうことだ、我が眷属?」


比奈「あるんスよ。観るだけで誰もが自分の考えをストレートかつ簡単に表現できるようになる、魔性のアニメが……蘭子ちゃん、もう少し頑張れます?」


蘭子「無論だ! いまや我が魔翌力は満ち満ちている、世界の終りまでこの瞼落ちることはない!」


奈緒「荒療治過ぎる気もするけど、賭けてみる価値はあるよな」





   〜朝〜


P「ううん……あれ、外が明るい……俺何時間寝てたんだ」


蘭子「…………」


P「って、うおわっ!? な、なんでお前俺の寝顔を見つめてるんだ? まさか今まで起きて……」


蘭子「―――おはよう、我がフレンズ」


P「……えっ?」


P「今、おはようって言ったか……?」


比奈「そうなんス! 蘭子ちゃん普通に喋れるようになったんスよ!」
14 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:35:19.92 gA6KNqAUO
P「お、おう比奈、お前も起きてたのか。そうか、蘭子が……それはすごいな」


比奈「まぁでも、騒ぐほどのことじゃないっスけどね」


P「えっ、なんで急にそんなテンション下がったの」


奈緒「ほら、こうして梳かすと素早く髪を傷めずに髪型を整えられるんだ」


蘭子「ふとまゆちゃんすごーい!」


P「蘭子!? おま、太眉とか奈緒はちょっと気にしてるんだから言っちゃ駄目……」


奈緒「へへ、照れるなぁ」


P「良いの!!?????」


蘭子「我がフレンズよ! 私はカレーが食べたいわ!」


P「突然だな!?」


奈緒「美味しいカレーが作れたらPさんがなんの動物か教えてあげるぜ」


P「いや俺は人間だから! 生まれた時から知ってるから!」


P「い、いったいどうしたんだお前ら? 奈緒や比奈はともかく、蘭子まで、なんか……語彙力が無くなっているような……」
15 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:36:55.23 gA6KNqAUO
比奈「サンドスターの力っスね」


P「さんど……なんだって? とにかく一度ちゃんと説明してくれ!」




翌日


ちひろ「で、蘭子ちゃんのあの様子はなんなんですか?」


蘭子「すごーい! たーのしー!」


ちひろ「完全に語彙力を失っていて、食レポでもバラエティでもドラマでも美味しい楽しい凄い以外のことを言えなくなっている様子ですが……」


P「いや、それがなんか、けもの○レンズ? とかいうアニメの影響らしくて……で、でもこれで翻訳の必要は無くなったし、結果オーライですよね!」


ちひろ「んなわけあるかタコ」


P「ですよねー」


ちひろ「すごーいとかたのしーとかしか言えないアイドルなんて合コンの席ぐらいにしか需要有りませんよ……蘭子ちゃんのキャラ全崩壊させちゃって、これからどうするんですか」


蘭子「あくまちゃん怒ってるのー?」


ちひろ「……あくまちゃん?」
16 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:37:50.47 gA6KNqAUO
P「やべっ」


蘭子「我がフレンズがいつも緑の悪魔とあくまちゃんを呼んでいた」


ちひろ「……お給料三か月分天引きしときますね」


P「…………はい…………」


ちひろ「Pさんへの肉体および財布への制裁は後に回すとして、今はとりあえず蘭子ちゃんをなんとかしないと。これじゃ収録に差し支えます」


P「と言ってもどうしたら良いものか」


ちひろ「ううーん……現状、思った事をなんでも簡単に言ってしまうのが問題なわけですよね? なら、言い辛いことを言わせて迂遠な物言いの仕方を思い出させれば……そうだわ」


ちひろ「ねぇ蘭子ちゃん、蘭子ちゃんはPさんのことが好き?」


蘭子「ぴゃ!?」


P「突然何いってんすかちひろさん」


ちひろ「Pさ……いえ、ゴミは黙っててください」


P「なぜわざわざ酷い風に言い直す」


蘭子「わ、我は……我がフレンズのことを……その……」
18 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:39:37.39 gA6KNqAUO
ちひろ「その?」


蘭子「……わ、我が友は、我が友だ! だが……魂の盟約によって、結ばれている。何人も我らを分かつことはできない」


P「お、おお! 蘭子、言葉遣いが!」


蘭子「あっ。……すまない我がとも。結局我は、我がともに思いを伝えられない。我がともはいつも我の横で我を守ってくれるのに、我は何も出来ない……我がともの庇護の元に有るだけで、我は、何も……」


ちひろ「蘭子ちゃん……」


P「あーっと…………ごめん、何言ってるのかわかんない」


蘭子「っ」


ちひろ「ちょ、このタイミングで!」


P「いやだって、蘭子が何も出来てないなんて、そんなことある訳ないですから」


蘭子「わがとも……」


P「本当言うと、今も蘭子がなんて言ってるのかいまいち分かってない。けど……蘭子がいつも頑張ってるのだけは、分かってると思うよ。お前はいつも一生懸命に、自分が好きなものを、好きだって叫んでる。そういう姿を見てると、ものすごく勇気を貰えるんだ」


蘭子「……ほんとう?」
19 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:41:33.30 gA6KNqAUO
P「ほんとだよ。……俺も昔は多分、自分にしか分からない世界ってのを持ってた。でも、他人に分かって貰えないのが怖くて、何処か心の隅にしまっちゃったんだ。今となってはそれが何処にいっちまったのかもう分からない。……でも、蘭子を見てると、ほんのちょっとだけそれを思い出せそうになるんだ。蘭子の世界は、俺には理解できないけど……それで良いと俺は思う」


P「元々、人と人とが完全に分かり合うなんて、できっこない。けど、分かり合えなくても、一緒に居ることはできる。だから」


P「これからも俺と一緒に居てくれるか、蘭子?」


蘭子「……無論だ、わがとも!」



比奈「エンダァァァァァァァァァァァァ」


奈緒「エイヤアアアアアアアアアアアァァァァァ」


P「オウルウェイズラブユウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!」


ちひろ「あほくさ……」



20 :◆ksTpGtn1Mo 2018/02/18(日) 15:43:42.11 gA6KNqAUO
劇場版中二病でも恋がしたい! 〜Take On Me〜は全国の劇場にて大好評上映中! さぁ、一緒に旅に出よう!

>>17 さっきちひろさんが呼んでたみたいですよ(ニッコリ

三船美優「母性の暴走」(おっぱいネタ)

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/15(木) 21:21:47.98 i/ciMpdG0
二回目の投稿

おっぱいネタ(アイドルのおっぱいが大きくなったり、小さくなったり)

キャラ崩壊

本番シーン(挿入とか)ないかも...

文章表現とか需要があるか分かりませんがテッシュの消費量が一枚でも多くなるように頑張ります。

前作

【モバマスR−18】拓海「唐突な試練」(おっぱいネタ)

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1518008161/
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/15(木) 21:23:01.25 i/ciMpdG0


楓「Pさんって胸の大きい女性が好きなようですよ」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/15(木) 21:38:12.39 i/ciMpdG0
都内にある芸能人御用達の居酒屋、乾杯の音頭から僅か20分でビール大ジョッキ2杯と日本酒1合を空にした事務所の稼ぎ頭、高垣楓は突然言い放った。

この酒の席は年に数回開かれるアダルティアイドルの集いだ

瑞樹「楓ちゃん?どうしたの突然」

早苗「ほーぅ...Pくんのことをそんな風に言うには何か根拠があるわよね?」

2人は彼女の発言に興味を持った。厳密にいえばこの宴会に参加している成人女性全員が気にしていないそぶりをしているが、楓の返答に耳を傾けている。

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/15(木) 22:09:24.60 i/ciMpdG0
楓「この前ロケ先でPさんとお昼休憩をとっていたんですよ。Pさんが携帯を見ているときにスタッフさんが打ち合わせで彼を連れて行ったんです。」

早苗「それでそれで〜?」

楓「テーブルに携帯を置いたままだったんです。まだ画面が開いている状態だったんで...興味本位で見ちゃいました♪」

瑞樹「何してるのよ楓ちゃん...」

楓「リーディングリストや検索履歴を見ていたら、それはもうバインバインがいっぱいでしたね。やっぱりPさんも男の人ですね〜♪」

ジェスチャーで胸が揺れる動きをした楓、その言動を見て周りは様々な目論見を立て始めた。

沙理奈(ふ〜ん...これはイイ情報ね。)

留美(くっ、私の胸では不利ね...こうなれば禁断の「た○ごクラブひ○こクラブ作戦」を...!)

礼(うふふ、久しぶりの「サクランボ狩り」は腕が鳴るわね♪)

若葉(私は大人ですよ!)

レナ(この中で一番のプロポーションなのは私...この強力な手札は有効に使わないとね...♪)

Pとの既成事実を目論む成人アイドル達...そのなかで最初のビールでほとんど泥酔状態のアイドルがいた。

美優(Pさんは...大きな胸が...好き?)

未婚の未亡人で有名(?)な三船美優だ。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/15(木) 23:13:37.35 i/ciMpdG0
(訂正)

表面上は穏やかに終わった女子会、美優は半同居人に連れられて自宅に戻ってきた。

楓「すみません美優さん、またお世話になっちゃいます♪」

美優「もぉ〜...慣れましたから...ひっく」

楓「あら、まだお酒が抜けてないようですね。はいお水」

美優「あなたのせいですからね...んくっんくっ...」

楓「美優さんのかわいい反応を見るとつい...先に軽くシャワーを浴びてきてください。」

言われるがまま浴室前で衣服を脱ぎだす美優、おぼつかない手がふと止まる。

美優「私の胸は...Pさんの好みになれるのかしら...」

彼女は洗面台の鏡に映るブラジャーに包まれたDカップの胸を見つめ、そう呟いた。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/15(木) 23:38:16.88 i/ciMpdG0
訂正

ブラジャーを外し、その全貌を見てみると美優のバストはお椀型といわれる綺麗な形だった。その中心で5円玉ほどの乳輪と小さな乳首がピンク色で鮮やかだ。この美しさを目にした男は黙ってはいられないような美乳だが、巨乳を性的対象にする者にとっては若干物足りないボリュームである。

楓「隙あり!」

美優「きゃあ!楓さん!?」

いつの間にか背後に忍び寄っていた楓に思い切りその美乳を揉みしだかれた。

楓「鏡の前でじっとおっぱい見つめちゃって...宴会で言ったこと気にしてます?それともちっちゃいおっぱいの私にあてつけですか?」

美優「ちょっと楓さん!何しにきたんですか!」

楓「気が変わりまして...一緒にシャワーを浴びようかと♪」

こうして彼女が寝静まるまで振り回される美優だった。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/15(木) 23:57:13.04 i/ciMpdG0
美優「今日は特に予定はありませんが...Pさんに会いに行きましょう。」

翌朝、いつの間にかいなくなった半同居人をいつものように気にせず身支度を整え、事務所に訪れた美優。Pとちひろのデスク、脚が低いテーブルにソファと広い一室、隣には給湯室がある。ソファには見慣れないカメラのようなものを持った少女がいた。

晶葉「ふっふっふ...ついに完成したぞ...!」

美優「晶葉ちゃん、何をしているの?」

晶葉「おぉ!美優さんじゃないか、ちょうどいいところに!」

ソファから立ち上がり、美優に実験体のお願いをした。



晶葉「突然だが、将来の自分がどんな姿か興味はありませんかな?」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/16(金) 23:36:55.40 vSne1gD70
美優「将来の自分…ですか?」


晶葉「あぁ!今私が手にしているものは対象者の容姿と血液からどのような身体の変化があるか本人でシュミレーションされる機械なのだ!」


美優「えぇ!?体型が変わるんですか?それに血液採取なんて…」


晶葉「血液採取といっても血豆ぐらいの量です。体型が変わるのも持続効果はたったの3分!この機会に如何かな?」


美優は考えた。確かに今の仕事を考えると結婚はなかなか難しいものとされる。もし行き遅れになったとき、その姿はまだ異性としての魅力が残っているのか…


美優「…せっかくなので試してみてもいいかしら?」


晶葉「ありがとうございます!では早速準備しましょう!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/16(金) 23:39:23.37 vSne1gD70
指先から血豆を採取し、機械の中に入れる。そしてレンズに似たものが美優に向けられると眩しい光を浴びせられた。


美優「きゃっ!」


晶葉「すまない美優さん、眩しいと思うが我慢してくれ。まず手始めに30歳時の体型がいいですかな?」


美優「えぇ、お願いします。」


ボタン操作で設定しているであろう晶葉は表情を曇らせた。


晶葉「あれ?さっきまで正常だったのに…おわっ!?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/16(金) 23:39:54.35 vSne1gD70
美優「何?!この眩しさ…!?」


突然機械が目を眩ますほどの光をレンズから発し、正面にいた美優は浴びてしまった。


晶葉「大丈夫か美優さん!身体に異変はないか調べる!」


美優「は…はい!」


光が消えたと同時に違和感がないか確認する2人。手足の肌艶、顔の張り、どこも異変がないようだ。


晶葉「こっこれは予想外だ…」


美優「こんなに大きくなるなんて…」


美優が着ていた服をV字に裂いた豊乳だけを除いて…
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/16(金) 23:41:24.91 vSne1gD70
晶葉「どうやらその胸は妊娠…あるいは授乳期の状態のようだな…」


美優「それにしても大きくなりすぎじゃ…」


晶葉「聞いたことがあるが子供を授かる時、稀に大幅なサイズアップをする人がいるんだ」


通常妊娠した女性は2カップほどバストアップをする。だが中には4カップ以上肥大するものが少数いると言われる。どうやら晶葉の開発品は血液のDNAから美優はその稀有な存在だと判断したようだ。


美優「妊娠したら私の胸がこんなに…」


改めて自身の胸を見下ろす。形が崩れずに肥大した乳房はうっすらと血管がみえており乳首と乳輪もそれに合わせて大きくなっている。だが、その色はグロテスクな黒茶色ではなく、ピンクに赤茶色を少し足したようなサーモンピンクで熟してながらもどこか瑞々しさを感じさせる。バストサイズはIカップはあるだろう。


美優「でも3分で戻るんですよね?服が破けてちゃいましたがなんとか…」


晶葉「美優さん…申し訳ないが3分はとっくに過ぎている…」


美優「えっ…それってつまり…」


晶葉「いつその胸が元に戻るか私にも分からない」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 00:44:07.51 H4NTeeM60
「何とかして元に戻るようにする。しばらく待ってくれ」という言葉を最後に事務所の一室を改造したラボに行った晶葉。その場でぽつんといる美優は彼女から借りた白衣で大きくなりすぎた乳房を隠した。

美優「今日は予定がなくて良かったです…あら?Pさんのデスクに…」

綺麗に整理整頓されたPのデスクに無造作に置かれた雑誌「ゼ○シィ」、留美の仕業だろう。ふと彼との思い出がフラッシュバックする。歩道橋で声をかけられ、何度も励まされ、アイドルとしての自分がいる。今ではPに会うだけで胸が高鳴るほど彼に好意を寄せているのだ。

美優「ちゃんと恩返しをしたいです。一生を賭けてでも...」

彼女にとってPへの恩返しはこれからの人生ずっと傍にいることになっている。重い女だ。結婚はおろか子供のことも常日頃から考えるようになった。

美優「いたっ!胸が張って...苦しい...」

突然その爆乳に張りを感じた。乳腺の母乳がパンパンに溜まったらしい。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 01:11:16.98 H4NTeeM60
晶葉は妊娠か授乳期のどちらかと言っていたが、この感覚から明らかに授乳期の状態の胸だと美優は理解した。何とかして楽になりたいと給湯室の流し台へと向かう。

だが、その途中であるものが目に入った。テーブルに置かれたステンレス製のマグカップである。晶葉の忘れ物だろうか。

美優「晶葉ちゃんには後で伝えればいいでしょう...」

そう自分に言い聞かせてアダルティアイドルで一番のサイズになったおっぱいを出す。空のマグカップに乳首を向けて乳房を搾ってみる。

大きくなった乳首から勢いよく噴射する母乳。特につっかえるような感覚は無く、楽に搾り出せた。ただIカップに相当する大きな乳房は母乳の蓄えが多いようで、片方だけで300mlのマグカップに半分近く入った。まだ張っているもう片方も数分かけて搾り、マグカップの中がほぼ満タンとなった。

P「すみません!事務所の中に誰かいませんか!」

搾乳が終わったと同時にドア越しからPの声が聞こえた。
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 01:25:55.33 H4NTeeM60
慌てて爆乳を白衣に隠した美優はドアを開ける。そこには大量の紙袋を両手で抱えたPがいた。

P「美優さん?今日はオフだったはずでは?」

美優「えっと、なんとなくです。それよりお手伝いしますよ。」

全て成人アイドル達の仕事関係の書類だと言ったP、ただでさえクセのある大人が多いのに1人で担当するとは偉業である。ちなみに年齢は20代後半だ。

美優「いつも私たちのために頑張っていただいて...感謝しきれません...」

P「どうってことないですよ!あっついでにこのポスター、ちひろさんのデスクに置いてもらえますか?」

まかせてくださいと返答し、丸めたポスターを事務員の机に置く。

不意にPから感謝の言葉を言われた。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 01:28:14.64 H4NTeeM60



P「おっ?美優さん牛乳入れてくれたんですか。ありがとうございます!」


19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 01:33:24.33 H4NTeeM60
...はて?私は給湯室の冷蔵庫から牛乳を取り出した記憶はない、そもそも給湯室にはまだ入っていないのだから。

Pの声がした方向を見る...

そこには先ほど母乳を出したマグカップを持つPが...

美優「ッ!?!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 01:39:35.76 H4NTeeM60
おそらくそのマグカップはPが最近新調したものだったのだろう。さも自分の所有物のようにマグカップに入った液体を飲もうとする。

美優「ダッ...」

ダメと言おうとしたがもう遅く...



ごくっ ごくごくごく...



P「ぷはーっ!」

Pは美優の搾りたての母乳を一気飲みした。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 01:48:37.78 H4NTeeM60
美優「〜〜〜〜っ!!!」

その光景を目の当たりにした美優は一気に顔が熱くなった。

P「あれ?いつもの牛乳と味が違う...美優さんこれどこで...美優さん!?」

真っ赤な顔を両手で塞ぎながらダッシュで事務所から出る美優。いきなりのことに呆然とするPだが...

P「用事があるのを忘れていたのかな?それにしても白衣が似合ってたな〜今度企画に出してみるか!」

何かが物足りない男だった。

P(さっき飲んだもの...すっごい懐かしい味だったなぁ。なんだったけ?)
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 01:58:05.43 H4NTeeM60
い つ も の

三船美優(26) 165cm 46?

B:85cm(Dカップ)→授乳期98cm(Iカップ)

W:60cm

H:85cm

美優さんの母乳飲みたすぎて気が狂いそう...!(静かなる欲望)

ちなみに某たわわMondayと美優さんの中の人が一緒ということでIカップにしました
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 22:36:24.53 H4NTeeM60
美優「はぁ…はぁ…」


事務所から離れた公園で走るのをやめた美優。Dカップのブラジャーが役に立たず、デリケートな爆乳を乱暴に揺らしてしまった結果、ヒリヒリと痛みが走った。


美優「流し台で捨てれば良かった…」


自分の安易な行動でとんでもないハプニングを起こしてしまった。そう考えていると携帯が鳴った。画面には『晶葉ちゃん』の文字が…


美優「もしもし晶葉ちゃん?」


晶葉『おぉ、美優さんか!実は胸を元に戻せそうな装置が明日完成しそうなんだ!』


美優「本当ですか?」


それは良かったです、では明日そちらに向かいます…と言おうと口を開いた。
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 22:37:06.40 H4NTeeM60



美優「先ほど胸は元に戻りました。もう大丈夫ですよ。」


27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 22:38:06.98 H4NTeeM60
美優(…えっ!?)

晶葉『むっ、そうなのですか?それは良かった!すみません、私の失態で迷惑をかけてしまって…』

美優「いえ、こちらこそ貴重な体験をさせてもらいましたし…おあいこにしましょう♩」

美優(違う…!私が言いたいのは…!)

晶葉『そう言ってくれるとはありがたい。日を改めてお詫びしたいのですが…』

美優「おあいこですよ晶葉ちゃん。それも必要ありませんよ。それでは失礼します。」

晶葉『そうですか。それではまた!』
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 22:39:06.89 H4NTeeM60
電話を切ったと同時に美優はしゃがみ込んでしまった。

美優「なんで私はあんな嘘を…?」

(それはあなたが心から望んでいることなのよ美優…)

美優「だっ誰!?」

声をかけられたと思い、周りを見回すが誰もいなかった。

(私はもう1人のあなた…三船美優そのものよ)
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 22:40:29.43 H4NTeeM60
美優「もう1人の私…?」

(そう…でも違うところがあるとするなら…欲望に忠実なところかしら♩)

美優「欲望に…まさかあなたが電話であんな事を言ったのですか?」

(違うわ。あのとき、あなたの心の底で燃えはじめた火にちょっと油を注いだだけ♩)

美優「あのとき?それはどういう意味ですか?」

(あなたがやりたいことを手助けしたいだけよ。恋敵達が成し得なかった事をやったから、凄い達成感があるでしょう?)

美優「成し得なかった事?さっきからあなたは何を言って…」

(忘れちゃったの?大好きなPさんに自分のおっぱいから出た母乳を飲ませたことよ♡)
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 22:41:57.40 H4NTeeM60
美優「あれは…偶然です…」

(すこし我慢すれば給湯室の流し台まで行って捨てられたのに?本当は飲ませたかったでしょう?これからも続けたいでしょう?)

美優「違います!私は…私は…!」

心に潜んでいるもう1人の自分と戦っているともう1度携帯が鳴った。見てみるとそこには『Pさん』という文字が…

美優「…もしもし?」

P『あっ、美優さんオフの日にすいません!実は頼みたいことがありまして…』

美優「頼みたいこと…ですか?」

P『はい、美優さんが俺のマグカップに入れてくれた飲み物、冷蔵庫にそれらしいものが無くてですね…美優さんが作ったものかなって…』

美優「!」

P『クセになるというか…やみつきになっちゃったんです。もし迷惑じゃなかったらまた用意してくれますか?』

美優「…」

(今度は何もしないわよ?)

また心を操られるのではと思い、もう1人の自分の声に耳を傾け、確認した美優。そして…
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 22:42:46.92 H4NTeeM60



美優「…はい♩Pさんが飲みたいのならいつでも用意しますよ♡」


32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 22:43:37.56 H4NTeeM60
P『わぁい!ありがとう美優さん!』

美優「いえいえ、それではまた明日♩」

(…うふふ♡)

携帯から嬉々とした感謝を送られた美優。電話を切った彼女の表情は母性に満ち溢れている、だがその瞳は狂気が練りこまれたかのように濁っていた。

彼女は完全に心が1つになったのだ。
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 23:41:24.60 H4NTeeM60
翌日の早朝、いつものように事務所に訪れた美優は誰もいないことを確認し、給湯室で準備に取り掛かる。

昨日買ったばかりのマタニティブラを身につけている彼女はPのマグカップを取り出し、魅惑の食べごろ果実をブラから解放させる。及川雫に次いで豊満になった乳房を丁寧に搾る。10分弱でP用のモーニングドリンクが完成した。

P「おはようございまーす…あれ?美優さん、こんなに朝早くどうしたんですか?」

美優「おはようございます。実はPさん用の『特製ドリンク』、朝の分を用意しました♩」

P「おぉ!昨日お願いしたものを早速用意してくれたんですね!いただきます!」

美優からマグカップを渡され、今回はじっくりと味わうように飲むP。それを間近に見た彼女は、自分のへその下あたりがムズムズしたと同時にIカップの乳房の中でまた母乳が作られている感覚を知った。
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 23:44:23.16 H4NTeeM60
美優(あぁ…私の胸で作られた母乳がPさんの血肉になっていく…♡)

もう特殊な性癖を開花させ、その瞳にハートマークが似合いそうな彼女はPに言葉をかける。

美優「どうですか?朝の『搾りたて』のお味は?」

P「昨日も思いましたが、メチャクチャ懐かしい味をなんかこう…グレードアップさせたような感じですね!美味い!」

美優「それは良かったです♡次の分が準備でき次第絞りますね♩」

P「へぇ、これって搾りたてなんですね〜。」

P(そういえば美優さんのおっぱい何だか大きくなっているような…いかん!目の前にいる女性の胸を凝視するなんて嫌われてしまう!)

そうしてレッスンや仕事の打ち合わせなどの間、搾乳してPに餌付けする美優であった。
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 23:46:07.09 H4NTeeM60
新しい日課が身について3日目、早朝から朝のドリンクを用意していた美優に異変が起きた。

美優「何かしら?これ…」

今まで乳首から搾り出された母乳が黄色っぽくトロッとしていた。何かの病気かと自分の携帯で調べてみる。

美優「初乳…ですか。」

検索結果からそのワードに行き着いた。通常は出産後数日間分泌される栄養満点の母乳である。遅れて出てきた美優の場合、Pという大きな赤子がいることで分泌されたのだろうか。

美優「栄養満点ですか…」

(これはチャンスかもしれないわよ?)

再びもう1人の自分が語りかける。

美優「チャンス…ですか?」

(こんなに栄養のあるものをただ容器に出すなんて鮮度が落ちるわ。)

美優「!!」

(私の言いたいことを理解したようね♩)
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/17(土) 23:46:49.29 H4NTeeM60


美優「…次の段階に進みますね♡」

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 00:14:04.60 bXIDxIUb0
本能に忠実になりすぎで草生える
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 01:56:37.99 B+wU5p+Z0
その日の夜、Pは事務所で1人残り僅かな業務を終わらせようとしていた。その時ノック音が響いた。

P「入っていいですよー。あっ美優さんじゃないですか。今日はどうしたんですか?自家製ドリンクの材料が無かったのでしょうか?」

Pは習慣づいた自家製ドリンクが今日に限って1度も出なかったことを彼女に疑問として言う。

美優「すみませんでした。実は今日とびっきりの美味しいドリンクを用意していまして…作るのに時間がかかってしまいまして…」

P「そうだったんですか。でも良かった〜、今日は1度も飲んでなくて口が寂しかったんですよ。」

美優「あともう少しで出せます。その間にこれを使って待っていてください♩香りの効果は8分ぐらいです。」

P「アロマキャンドルですか。それではお言葉に甘えて…」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 01:59:55.57 B+wU5p+Z0
P「んあっ?ここは…」

目が醒めると見慣れた天井と背面に慣れた感触があったP。隣を見ると美優が座っていた。

美優「気がつきましたか。ここは仮眠室ですよPさん♩」

P「すみません美優さん…急に寝てしまったようで…重かったですか?」

美優「確かに重かったですが気にしてませんよ。あと新作ドリンク、用意できました♩」

P「おぉ!そうですか!では早速…アレ?」

周りを見回してもそれらしいものは見当たらない…美優は次にこう言った。

美優「Pさん、私がいつもの出してるドリンクがどう作っているか気になってましたよね?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 02:02:06.43 B+wU5p+Z0
美優「そして今は栄養満点の美味しい母乳が蓄えられてます♡Pさんどうぞ直飲みで頂いてください♡」

P「ちょっと美優さ…むぐっ!?」

彼女を落ち着かせようとしたPだが豊かな乳房の先端を口に含まされた。口に流れ込んでくるのは美優から貰っていたドリンクの味だ。だがそれだけでなくドロっとした母乳に濃厚さがプラスされ、あっという間にPは母乳の虜になり、思考能力が低下していく。

P(美優さんの母乳…美味しい…もっと飲みたい…)

美優(うふ♩あのアロマの香りを嗅いだ後、最初に食べたり飲んだりしたものに依存しちゃう効果があるんです♡)

一旦おっぱいをPの口から離し、様子を見る美優。今の彼は…

P「うぅ…みゆさぁん…おっぱい…もっとちょうだぁい…」

美優「うふっ、完全に堕ちましたね♡まだおっぱいはたくさん残ってますよ♡続きはPさんの自宅で…ね♩」

その日以降、事務所で彼の姿を見た者はいなかった…
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:02:25.57 B+wU5p+Z0
瑞樹「え?Pくんが休み!?」

ちひろ「はい、電話をかけたら美優さんが出てどうも体調が良さそうにないと…」

朝事務所に来た瑞樹達はちひろからPが欠勤している旨を聞いた。

ちひろ「でも…なんでPさんの電話番号で美優さんが出てきたんでしょうか?」

早苗「まさか…男女の関係なんて…」

とうとう先を越されたかと焦る早苗。

ちひろ「それはないでしょう。魅力的なアイドルたちのアプローチをスルーするフニャチン野郎ですから。」

瑞樹「そうよね〜。きっと事情があって代わりに出てきたんでしょうね。」

そんな会話をしてから各自仕事にむかった…
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:04:47.76 B+wU5p+Z0
それから3日後、未だに出勤してこないPにちひろは苛立ちを見せた

ちひろ「いつまで休んでいるつもりなんですかあの人はー!!」

瑞樹「ちひろちゃん落ち着いて!」

早苗「ここまで休んでいると心配になってくるわね…今度様子を見に行こうかしら。」

楓「それでしたら今日私が行きましょう。今日の予定は特にありませんし…あともう1人気になる方がいるんです。」

ちひろ「と言いますと?」

楓「美優さんです。彼女のお宅に泊まろうとしてもずっと不在で、昨日お仕事でやっと会ったんですがどうも様子がおかしくて…」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:06:22.35 B+wU5p+Z0
瑞樹「そういえば休みの連絡をしてくるのいつも美優ちゃんだったわね!」

楓「それもありますが美優さんのおっぱい、急に大きくなっていませんでしたか?」

早苗「一昨日仕事先の更衣室で会ったけど、あたしよりも大きかったわ!それに何故か下着がマタニティブラだったわね…」

楓「美優さんの身に何か異変がありますね…心当たりがあるのでそちらに向かいます。それでは失礼しま〜す♫」

こうして世紀末歌姫は3人から離れていった。

瑞樹「…楓ちゃん何だか楽しんでなかったかしら?」

早苗「片手で一升瓶持ってるし…顔赤いし…」

ちひろ「確実に酔ってますねアレ…絶対に楽しんでますよ…」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:08:30.62 B+wU5p+Z0
晶葉「まさか美優さんが嘘をついていたなんて…」

楓「やはり晶葉ちゃんの開発したものが原因みたいですね。」

志希「にゃはは〜、道理であのアロマが欲しかったわけか〜。」

事務所のラボで楓は関わりのある可能性が高い晶葉を見つけ、彼女のウサミンロボに頼み、もう1人疑いのある志希を捕獲、そして両者から事情聴取し、今に至る。

楓「これは予想を超えた事態になっているかもしれません…晶葉ちゃん、一緒についてきてくれるかしら?」

晶葉「勿論ですとも!元々私が原因だ…念のため完成させておいた装置を持っていこう!」

楓「志希ちゃんは美優さんが買い取ったアロマ成分の解毒剤はある?」

志希「今持ってるよ〜、はいっ!…ありゃ?志希ちゃんこれで無罪放免?」

もう解放されると思っているケミカルアイドルに楓は笑顔で答えた。
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:09:50.80 B+wU5p+Z0
楓「有罪です志希ちゃん♫響子ちゃんに連絡して『志希ちゃんがお掃除したくてたまらないようです』と伝えておきました。」

志希「あっ…」

ドアが開く音がした。そこには瞳を輝かせた「お嫁さんにしたいアイドル」第1位が立っていた。

響子「聞きましたよ志希さん!お掃除したいんですね、私がお手伝いします!」

志希「アアァァァ…ッ!」

響子「まずはこの部屋をホコリひとつも残さず綺麗にしましょうね!」

「に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ー!」という断末魔を背中に受けながら2人は事務所を出た。
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:11:23.34 B+wU5p+Z0
楓「ここがPさんの部屋番号ですね。晶葉ちゃん、持ってきた装置の準備は?」

晶葉「最終チェック完了!いつでも行けるぞ!…それはそうと楓さん…あなた酔っ払ているのでは?」

楓「気のせいですよ〜ふふふ♩」

「もしかしたら美優さんはPさんの自宅にいるかも」と予想した2人は玄関前で準備を整えた。そして楓はインターホンを鳴らす。

『…はい?』

聞き慣れた女性の声がした。

楓「美優さんですか?もしよろしければ中に入れてもらえませんか?」

『あぁ、楓さんですか。少しお待ちください…』

しばらくすると玄関が開く音がした。そこにいたのは…

美優「楓さんどうぞ、…あら?晶葉ちゃんもいるなんて珍しいですね。」

元からそこに住んでいたかのような振る舞いを見せる美優。その瞳は酷く濁っていた。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:12:45.39 B+wU5p+Z0
P「みゆさぁ〜ん、どこぉ?もっとほしいよぉ〜…」

楓・晶葉「「!」」

美優「あっ、ごめんなさい!すぐにあげますので!」

2人が訪れたことよりもPを優先するように部屋の奥へ向かう美優。それを楓達は後を追うように部屋に入った。

そこで2人が目にしたものは…

晶葉「おぉう…」

楓「これは流石に…驚きますね…」

P「んくっ…んくっ…」

美優「ふふっ、よしよし…いっぱいおっぱいを飲んでください♡」

赤ちゃんのようにPを抱き寄せ、服から露出させた爆乳を彼の口に与える美優の姿があった。
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:16:03.29 B+wU5p+Z0
美優「晶葉ちゃん…元に戻ったと嘘をついちゃいましたがすごく感謝しているんですよ…」

晶葉「感謝…だと?」

母乳に夢中なPの頭を撫でながら美優は言った。

美優「突然とはいえ、Pさん好みの大きな胸になったし、おまけに私の母乳の虜になってくれました♩」

晶葉「皆が助手の心配をしている。何とか解放させてくれないか?」

美優「そうやって私とPさんを引き剥がそうとするんですか?」

敵を威嚇するような眼差しをする美優。晶葉は思わず身じろいでしまう。

楓「美優さん、またいつもみたいに一緒にお仕事しましょう。皆待ってますよ。」

美優「嫌です。独り占めしているから焦っているんでしょう?だからPさんを奪いにきたんでしょうけど、もう愛しあっていますので諦めてくだい。」

楓「Pさんはおっぱいしか愛していないような…仕方ありませんね。晶葉ちゃん、例の装置を!」

晶葉「よしきた!」

晶葉が取り出したのはテレビ局で使われるようなカメラをSF映画に出てくるメカニックな銃に改造したようなものだった。

備え付けられたゴツいスコープで美優の爆乳に狙いを定める。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:17:51.62 B+wU5p+Z0
美優「!」

自分のIカップに危険を感じた彼女はPを離し狙いを定められないように動きまわる。

晶葉(くそっ…これは身体の一部に狙いを定めて自在に変化させる装置だが、こうも動きまわれると厳しい…ならば!)

晶葉「楓さん!美優さんを抑えてください!」

楓「おまかせくださーい♫」

美優「っ!?」

不意を突いて、美優の腰を両手でしっかりホールドした楓。ふと視界に美優のたわわな果実の先端が入った。

楓(Pさんが夢中になるほどの母乳…私も飲みたくなりました♫)

はむっと美優の乳房の先端を咥え母乳を飲み始める楓。

楓(あら、美味しい!Pさんが夢中なのも納得かも♩)

美優「きゃっ!?ダメです楓さん!それは全部Pさんの分です!」

楓「ん〜っ!!」

何とか引き剥がそうとするが楓は粘る。これをチャンスに晶葉は再び狙いを定める。
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:19:37.59 B+wU5p+Z0
晶葉「いいぞ楓さん!…あれっ?」

スコープ内の画面で美優の胸部だけでなく楓の胸部もロックオンした状態になっていた。動作試験のときになかったことだが…

晶葉「せっかくのチャンスなのだ。今は気にしてはいられない!行くぞ!」

晶葉は思い切り装置の作動スイッチをONにした。
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:21:38.68 B+wU5p+Z0
楓・美優「「ッ!?」」

2人に突然、電気が流れる感覚が胸にきた。

美優「何、これは…あっ!!胸が小さくなってきている!?」

美優は困惑しながら自分の豊乳を見てみるとIカップ爆乳がHカップにサイズダウンしていた。

突然の縮乳現象に美優は未だ母乳を吸い続ける楓の仕業だと思い、さらに引き剥がそうとする。

楓(私のおっぱいが…張ってきました!服に締め付けられる!)

母乳を吸い続ける楓の慎ましいバストが急速に乳肉を蓄える。元のサイズに合わせたブラジャーと服が段々と拘束具の役割になる。
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:23:31.78 B+wU5p+Z0
美優「いやぁ!返して楓さん!!これはPさんに母乳をあげるためにあるんです!」

G、F、Eとバストサイズがダウンする速度が早まる美優。対して楓は膨らみと谷間を形成してきた胸を感じながら美優の魅惑の果汁を吸い上げる。

楓(美味しくて…おっぱいが大きくなってきて…嬉しいこと尽くしですね♡)

とうとう彼女の服が裂け、ブラジャーまで引きちぎった。

美優「あぁ!そんな…」

とうとう元のDカップを下回り、谷間を作るのが難しいCカップになった美優はとうとう根をあげる。

美優「降参です楓さん!Pさんを解放しますから!もうやめてー!」

楓はそれを聞いた瞬間、フィニッシュをかけるように吸いながら乳首から口を離した。ちゅぽんと軽快な音が部屋に響いた。
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:34:31.40 B+wU5p+Z0
40 訂正

渡された小さなキャンドルに火を灯すP。あっという間に心地よい香りが彼を癒した。

P「いいですね、このアロマの香り。前に貰ったキャンドルよりも体の芯に…あれっ?」

香りを堪能してから5分、突然体の力が抜けてしまい、座っていた椅子からずり落ちるP。給湯室にいるであろう美優に助けを求めようとしたところで意識を失ってしまった。

美優「志希ちゃんから貰ったこのアロマ成分良く効きますね…高いお金を払った甲斐がありました♩」

部屋中に広まっていた香りが消えたことを確認した美優はPの元に近づいた。まるで赤子の寝顔を覗くように…
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:36:09.68 B+wU5p+Z0
42 訂正

P「えっ?えぇ、そうですけど…ッ!?」

素っ頓狂な返答をするPの前で突然上を脱ぎだしブラジャーに包まれた豊乳をPに見せつける美優。

P「どうしたんですかいきなり!?それにその胸…そんなに大きく…」

明らかにプロフィール以上の数値を持つその爆乳に驚愕したP。彼の反応を楽しみながらブラジャーからIカップの全貌を見せる美優。

美優「実はPさんにあげていた飲み物…全部私の母乳なんです♡♡♡」

P「ハァッ!?」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:50:41.23 B+wU5p+Z0
さ い ご の

三船美優(26) 165cm 46?

B:85cm(Dカップ)→授乳期98cm(Iカップ)→貧乳化78cm(Bカップ)

W:60cm

H:85cm

高垣楓(25) 171? 49?

B:81?(Dカップ)→巨乳化101?(推定Kカップ)

W:57

H:83
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 21:56:28.33 B+wU5p+Z0
楓「うふふ♩見てくださいPさん、美優さんのおっぱいいーっぱい吸い取っちゃって、こんなに大きくなりました♫それそれぱふぱふー♩」

P「ちょっ、楓さん!おっぱいを顔に押し付けないで…」

晶葉「まさか両者のバストサイズを交換するとは…急ごしらえで作ったものだからな…改良が必要だな。」

志希からもらった解毒剤を飲ませ、正気を取り戻したPにちょっかいをかける楓。その側で晶葉は装置のメンテナンスをしている。

P「あっ、楓さんちょっと離れてください。…あの、美優さん…」

美優「…っ」

ビクッと身体を跳ねる美優、申し訳なさそうに彼の方を見る。今の彼女の胸はかろうじてBカップある微乳だが、乳輪と乳首は不相応に大きく、滑稽なものに変わり果てていた。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 22:26:19.59 B+wU5p+Z0
美優「ごめんなさいPさん…私が勝手に暴走して周りに迷惑をかけてしまって…私アイドル辞めます。2度とあなた達の前に姿を現しません…」

P・楓「「えぇ!?そんなの困ります!」」

突然の引退宣言に驚き、何とか引き止めようとする2人。

楓「美優さんがいなくなったら誰が私のお世話をするんですか!」

P「えっ、そっち!?まぁそれは置いといて…美優さん、まだあなたの存在が必要です。アイドルの活動を続けてください。」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 22:27:50.41 B+wU5p+Z0
美優「でも私は…」

P「また美優さんの母乳を飲ませてください!あの日あなたのおっぱいから出ていると分かってから格段に美味しく感じたんです!」

楓・晶葉「「えっ、そっち!?」」

美優「まぁ…Pさんがそう言うなら…三船美優、まだアイドルを続けます!」

顔を赤くさせてアッサリ引退宣言を撤回した。

晶葉「それでいいのか…」

楓「何がともあれ一件落着ですね。晶葉ちゃん、美優さんと私のおっぱいを戻しておいてください。」

こうしてこの騒動は幕を降ろした。その翌日、4人は口裏を合わせて事情を捏造して説明した。ただPの休暇のせいで多忙を極めていたちひろからは許してもらえず、Pに今月の給料は生活費を除いて全てスタドリにすると罰を下した。Pはその場で放心状態となった…
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 22:29:09.11 B+wU5p+Z0
おまけ

美優「以前の胸に戻っちゃいましたから母乳が出ませんね…そうだわ!」

早苗「また若い娘の大きなおっぱいジロジロ見ちゃって〜、目の前に素敵なモノを持ったお姉さんがいるでしょ〜?」

P「ちょっ、早苗さん胸を押し付けないで…」

美優「Pさん!私を孕ませてください!」

P・早苗「「!?」」

美優「そうすれば母乳が…早苗さん!?」

早苗「ちょっとP君?美優ちゃんになんて事言わせてるワケ?」

P「早苗さんコワイっす!それに言わせたわけじゃ…アーッ!」

美優「Pさーん!」

終わり
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/02/18(日) 22:37:15.15 B+wU5p+Z0
以上になります。お疲れ様でした!

前作を読み返してみるといろいろとごちゃごちゃしていましたので、今回はそうならないよう意識して作りました(防止できているとは言っていない)

次回作は桜舞姫(夕美ちゃん周子志希)とワケありPのHなSSに挑戦する予定です。

それでは失礼します

【モバマスSS】まゆ「恋愛相談室始めましたぁ」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:08:42.29 4V8isxDZ0
キャラ崩壊注意

各アイドルにPが居る設定

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518883721
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:09:18.29 4V8isxDZ0
――後に千川ちひろはこう語る。

「確かに、どのアイドルも自分のPさんと仲が良くて、その内付き合う娘も出てくるんじゃないかな。とは思っていました」

「けれど、もし最初に付き合い始めたカップルが、別の娘だったらこうはならなかったでしょう」

「例えば凛ちゃんと凛Pさんが最初に付き合い始めていれば、他のアイドルは凛ちゃんに見習い、クールな素振りをしたでしょう」

「例えば楓さんと楓Pさんが最初に付き合い始めていれば、他のアイドルは楓さんに見習い、駄洒落の練習をしたでしょう」

「きっとどちらも大した効果はなく、事務所は平穏のままだったはずです」

「ああ。なのに、ああ。最初に付き合い始めたのが、まゆちゃんでさえなかったら――」

千川ちひろは、小さく涙を流した。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:09:50.61 4V8isxDZ0
ちひろ(まゆちゃんがまゆPさんと付き合い始めて、一週間が経った頃の話です)



まゆ「Pさん、お疲れ様です。お弁当ですよぉ」

まゆ「はい、あーん」

まゆ「うふふ、美味しいですかぁ?今日のもいっぱいまゆの愛を詰め込みましたよぉ」

まゆ「あっ・・・えへへ、嬉しいです」ナデラレナデラレ

まゆ「晩御飯もいっぱい愛を込めて作りますから、お仕事頑張ってくださいね」



凛「・・・まゆはいいなぁ。あんなに自分のPさんと幸せそうにさ」

凛「私も・・・」

まゆ「?凛ちゃんも自分のPさんとイチャイチャすればいいじゃないですか」

凛「そんな、無理だよ。多分プロデューサーは私の事、妹みたいな物だと思ってるし・・・私不愛想だし・・・」

まゆ「いえ、きっと大丈夫ですよ。凛ちゃんが真剣に思いを伝えれば、きっと凛Pさんも見方を変えるはずです!」

凛「つまり・・・どうすればいいの?」

まゆ「押して押して押しまくればいいんです!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:10:25.43 4V8isxDZ0
凛「ねぇ、プロデューサー。今度の休み、どこか行こうよ」

凛「あ、いや、そういうんじゃなくて、二人きりがいい・・・な」

凛(やっぱり、恥ずかしいな・・・うまく行かないかも知れないし、いつものキャラに戻ろうかな・・・)

凛(・・・いや、あの恋を成就させたまゆが言うんだ。信じてみよう)

凛「・・・そ、そうだよ!デートに行こうって言ってるの!嫌なの!?」

凛「じゃ、じゃあ、どこか行くよ!二人きりでさ!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:11:03.67 4V8isxDZ0
凛「あ、おはようプロデューサー」

凛「・・・何か、プロデューサーがスーツじゃないって、新鮮」

凛「私も?・・・うん。そうだね。今日の服はいつもと違うかも」

凛「頑張ってお洒落したんだ。・・・デートだから。どう?その、ちゃんと可愛い?」

凛「・・・嬉しい」

凛「それじゃ、行こうか。・・・ねぇ、手。繋がない?」

凛「さ、さっきも言ったでしょ。デート、なんだからさ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:11:37.25 4V8isxDZ0
凛「はぁ・・・今日一日楽しかった。ありがとね」

凛「何か、お休みの日にプロデューサーと二人きりだったなんて、何か変な感じだね」

凛「今日は、幸せだったな・・・毎日、プロデューサーと一緒に居たいな」

凛「プロデューサーは、どうだった?」

凛「・・・プロデューサー。好き。大好きだよ。プロデューサー」

凛「手離したくない。ずっとこのままがいい」

凛「・・・今日、プロデューサーの家に泊まっていい?」

凛「何でって・・・好きだから。じゃ、ダメ?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:12:07.18 4V8isxDZ0
まゆ「凛ちゃん。昨日のお休みはどうでしたか?」

凛「最高だった」

まゆ「あら。うまく行ったようですね」

凛「まゆの言う通りにしたら一発だったよ。ありがとうまゆ」

まゆ「いえいえ、まゆはまゆの幸せを、ほんのちょっぴりお裾分けしただけですから」



ちひろ(まゆちゃんの助言で凛ちゃんの恋が叶ったという情報は、瞬く間に事務所内に知れ渡りました)

ちひろ(そしてまゆちゃんの下にたくさんのアイドルが助言を求めてやってくるようになりました)

ちひろ(さらに幸せ絶頂のまゆちゃんは、それを一切拒みませんでした)


まゆ「恋愛相談室始めましたぁ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:12:44.63 4V8isxDZ0
留美「こんにちは・・・まゆちゃん」

まゆ「こんにちはぁ。留美さん」

留美「その・・・十歳以上も年下の娘に相談するような事じゃないっていうのは、重々承知しているのだけど・・・」

まゆ「いえいえ、恋愛に年上も年下も関係ありませんよ。それで、相談というのはやはり・・・」

留美「・・・どうしたらP君と結婚できるか、教えて欲しいの」

まゆ「なるほど」

留美「やっぱり、ガツガツしてるのは良くないのかしら・・・」

まゆ「ガツガツ・・・具体的には、何を?」

留美「Pくんの判以外全て記入済みの婚姻届けを、鞄、書類などに忍ばせて・・・やっぱりこんな方法だと引かれてしまうわよね・・・でも、Pくんの事を思うと・・・」

まゆ「いえ、別に引かれたりはしていないはずですよ」

留美「そうかしら・・・」

まゆ「むしろ逆です。それしきのアプローチでは足りません」

留美「え・・・?」

まゆ「留美さんはしっかりした方ですから。そういった形式的なアプローチでは相手には中々意識してもらえません。むしろ、真面目な雰囲気で近寄りがたいと思われているんじゃないでしょうか」

留美「確かに、たまに距離を感じるわ」

まゆ「ですから婚姻届に頼るのは一度やめて、体や言葉で相手に好きだという事を伝えるのはどうでしょう」

まゆ「距離を縮めようとする態度を見せることで、留美さんのかっちりしたイメージを忘れてもらうんです」

留美「つまり・・・何をすればいいのかしら」

まゆ「押して押して押しまくればいいんです!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:13:20.04 4V8isxDZ0
留美「あ、P君。ちょっとこっちに来てもらえるかしら」

留美「いや、別にお説教しようって訳じゃないのよ。むしろその逆で・・・その・・・いいからこっちに来なさい」

留美「・・・んっ」ギュッ

留美「す、好きよ、P君。愛してるわ」

留美「急に・・・?急じゃないわよ。今までもずっと言って来たわ。婚姻届で」

留美「それで・・・どうかしら、私の抱擁は」

留美「・・・そういう事が聞きたいんじゃないの。ちゃんと答えなさい。答えるまで離さないから」

留美「私に抱きしめられて、嬉しい?」

留美「・・・そう、なら、私も嬉しいわ」ギューッ

留美「そんな事言われて、素直に離すと思う?・・・君も嬉しい、私も嬉しい。このままでいいでしょう?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:14:13.48 4V8isxDZ0
留美「・・・わっ」

留美「ふふ・・・急に甘えたりして・・・君も極端ね」

留美「別に軽蔑したりなんかしないわ。私のために頑張ってくれる君だもの」

留美「好きなだけ、甘えてちょうだい」

留美「・・・ひゃっ」

留美「・・・いや、別に嫌だった訳じゃないわ。その、少し驚いてしまって」

留美「大丈夫、そのまま続けて?私もそのつもりでこうしているのだし・・・」

留美「ただ・・・たまには、私にも甘えさせてね?」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:14:42.63 4V8isxDZ0
まゆ「どうでしたかぁ?」

留美「最高だったわ」

まゆ「うふ。それは良かったですぅ」

留美「市役所に行かないといけないから、これで失礼するわね」

まゆ「お幸せに〜」バイバイ

まゆ「では、次の方どうぞぉ」



文香「こんにちは・・・」

まゆ「あら、文香さん」

文香「その・・・もっとPさんと仲良くなれれば、と思うのですが・・・」

まゆ「そうですかぁ?文香さんはPさんに大切にされているイメージが有りますけれど・・・」

文香「確かにそうですが・・・大切にされ過ぎていると言いますか・・・ボディタッチも他のPさん達と比べて少な目で・・・」

まゆ「なるほど。もっと乱暴されたいという事ですね?」

文香「いや・・・その・・・そうですが」

まゆ「Pさんの大きな手で体の隅々までしっちゃかめっちゃかにされたいという事ですね!?分かります!」ガタッ

文香「あの・・・落ち着いてください」

まゆ「すいません。取り乱しました」ストン
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:15:08.74 4V8isxDZ0
文香「やはり・・・私の体に魅力がないという事でしょうか・・・」

まゆ「そんな事はないと思いますけど・・・。むしろ、その自信のない感じが駄目なんじゃないでしょうか」

文香「自信・・・ですか」

まゆ「文香さんの慎ましい性格は美点ですけれど・・・男の人は一歩引いちゃうのかも知れません」

まゆ「美しい硝子細工に触れたいと思うと同時に、壊すことを恐れてしまうように・・・」

文香「あの・・・無理に文学的な言い回しをしなくても・・・」

まゆ「ですから、Pさんが我慢できないくらいに、文香さんの魅力を見せつければ良いと思います」

文香「それとなく体を寄せたりしているのですが・・・」

まゆ「それでもまだ足りないという事です」

文香「つまり、どうすれば・・・?」

まゆ「押して押して押しまくればいいんです!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:15:49.53 4V8isxDZ0
文香「あ、Pさん・・・おはようございます」

文香「ええと・・・その、これはお洒落です」

文香(あの後まゆさんにお勧めされた服を着てきましたが・・・胸元が開きすぎな気が・・・)

文香(いえ、あのまゆさんが言うのです。これで間違いなくPさんは私をしっちゃかめっちゃかにしてくれるはず・・・)

文香(実際Pさんの視線が胸元に・・・恥ずかしいですけれど)

文香「どうでしょう・・・この服、私に似合っていますか?」

文香「・・・そ、そんな!こんな服で街を歩いたりできません!この服に着替えたのは、事務所のトイレで・・・」

文香「あ、いえ確かにお洒落とは言いましたが・・・」

文香「う・・・そ、それは・・・」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:16:20.61 4V8isxDZ0
文香「・・・あなたに、触れて欲しかったのです・・・こうした服を着れば、もっと私を意識してくれるかと・・・」

文香「やはり、私の体には魅力がないですか・・・」

文香「そんな言葉では、安心できません・・・!」

文香「Pさんの言っている事は分かります・・・大事にしたいと言ってもらえるのは嬉しいです」

文香「けれど、同時に不安にもなるのです・・・私はまるで、人形か置物としか思われていないのかと・・・」

文香「・・・ええ、もちろん頭では分かっています。けれど、寂しいのです・・・どうしようもなく・・・!」

文香「私だけですか?もっと、深く繋がり合いたいと思っているのは」

文香「・・・そんな!私がPさんを拒むなんて、絶対にありません!あなたに何をされても・・・私は受け入れます。そうでなければ好きになったりしません・・・」

文香「この姿も、見せるのはあなただけです・・・」

文香「・・・はい」

文香「んっ・・・はぁっ」

文香「はい・・・私も、ずっとこうしたいと思っていました・・・」

文香「あっ、そんなに強く抱きしめられると、胸元がズレて・・・」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:16:59.84 4V8isxDZ0
まゆ「どうでしたかぁ?」

文香「幸せでした・・・」

まゆ「うふ。それは良かったですぅ」

文香「それでは、またしっちゃかめっちゃかにしてもらう予定なので、これで失礼します・・・」

まゆ「お幸せに〜」バイバイ

まゆ「では、次の方どうぞぉ」



藍子「こんにちは〜」

まゆ「藍子ちゃんですか。こんにちは〜」

藍子「Pさんとお付き合いしたいんですけど・・・一体どうしたらいいんでしょう・・・」

まゆ「ふむ・・・今はどんな感じなんですか?」

藍子「仲は良いと思うんですけど、恋人って感じじゃなくて・・・この関係を壊すのも何だか怖くて、何もできないんです・・・」

まゆ「大丈夫ですよ。今の関係は壊れません、もっと良い関係になるんです!まゆが保証します!」

藍子「素敵・・・!でも、そもそも恋人になれるかどうか・・・」

まゆ「うーん。そういう自信のない感じでは、関係を進めるというのは難しいですね。Pさん達は皆受け身ですから」

まゆ「藍子ちゃん!意識改革しましょう!くよくよ悩まず、がんがん攻めるんです!Pさんを幸せにできるのは自分しか居ないと信じるんです!」

藍子「Pさんを幸せにできるのは・・・私しか居ない・・・」

まゆ「思い出してください!Pさんは私達を数ある女の子の中から選んでスカウトしたんです!これはもう実質プロポーズです!私達アイドルとそのPさんが結ばれるのは運命なんです!」

藍子「私とPさんが結ばれるのは運命・・・!」

まゆ「Pさんが一番見ているのはまゆ!Pさんが一番幸せそうにしているのはまゆと一緒に居る時!」

藍子「つまり、私はどうすればいいんですか!?」

まゆ「薬で眠らせてからベッドに拘束してねっとりべったりらぶらぶ幸せ中出しックス!」

藍子「薬で眠らせてからベッドに拘束してねっとりべったりらぶらぶ幸せ中出しックス!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:17:35.93 4V8isxDZ0
藍子「Pさん、こんばんは〜。今日は来てくれてありがとうございます」

藍子「Pさんのために、お料理頑張っちゃいます!」

藍子「・・・・・・できましたよ〜。はい、あーん」

藍子「もう。恥ずかしがらなくてもいいんですよ?」

藍子「どうです?美味しいですか?」

藍子「えへへ・・・頑張って良かったです」

藍子「それじゃ、お薬飲みましょうね〜」サーッ

藍子「・・・え、何で飲んでくれないんですか?」

藍子「そ、そんなぁ。困ります!寝てください!」

藍子「むぅ。そ、それなら・・・ねーんねーんころーりーよー、ころーりーよー」

藍子「・・・よし」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:18:09.71 4V8isxDZ0
藍子「ベッドに運んで、手錠をかけて・・・準備完了です!」

藍子「後はPさんが起きるのを待つだけです」ギュッ

藍子「・・・・・・まだかな・・・」

藍子「・・・ぐぅ」スヤァ



藍子「・・・はっ!?」

藍子「あ、Pさん。おはようございます」

藍子「手錠、痛いんですか?す、すいません。今外しますね」ガチャガチャ

藍子「え?だってPさんが外してくれ・・・って」

藍子「はいっ!外れた所で、早速始めましょう!まず、最初に二人共裸になって・・・」

藍子「はだか・・・?」

藍子「あ、あの、やっぱり止めておきましょうか。私達にはまだ早いっていうか・・・」

藍子「わっ、きゃあっ!?」

藍子「Pさん・・・」ギュウ

藍子「んっ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:18:40.09 4V8isxDZ0
まゆ「どうでしたかぁ?」

藍子「ちょっとびっくりしちゃいましたけど・・・幸せでした」

まゆ「うふ。それは良かったですぅ」

藍子「あっ、今日もPさんが家に来るので、ここで失礼しますね」

まゆ「お幸せに〜」バイバイ

まゆ「事務所にも大分カップルが増えてきましたね・・・事務所が甘々オーラになればなるほど、Pさんとイチャイチャできるって物ですよぉ」

まゆ「さぁ、頑張ってカップル増やしますよぉ!」エイエイオー



ちひろ(そんなまゆちゃんの努力もあって、ついには全アイドルが自分のPさんと付き合うに至りました・・・)

凛「はい、あーん」イチャイチャ

ちひろ「・・・」カタカタ

留美「P君、式場の事だけど・・・」イチャイチャ

ちひろ「・・・」カタカタ

文香「お勧めの本が・・・」イチャイチャ

ちひろ「・・・」カタカタ

藍子「今日の晩御飯は何がいいですか?」イチャイチャ

ちひろ「・・・」カタカタ

千川ちひろは、小さく涙を流した。



  −終わり−
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 01:19:13.20 4V8isxDZ0
以上になります。

約180のカップルに囲まれながら独りで事務仕事をこなすちひろさんは世界一ブラックコーヒーが似合う女。

でも多分この後事務所の近くに割高のラブホ建てて荒稼ぎしてるからやっぱり悪魔。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

文香「Pさんが文×Pもののエロ本を隠し持ってました・・・」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 04:59:24.22 WuRD6MhI0
文香「Pさんが、Pさんが怖いです・・・」ガタガタ

P「誤解だから!誤解だから!」

文香「Pさんに犯されてしまいますぅ・・・」ブルブル

P「やめて!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518811163
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 04:59:46.58 WuRD6MhI0
P「ご、誤解なんだよ!」

文香「そうなんですか・・・?」

P「うん」

文香「ではあの本は、Pさんの物ではないのですね」

P「うん。あれは俺のじゃない」

文香「えっ」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:00:29.52 WuRD6MhI0
文香「・・・嘘を、吐いてますか?」

P「いや、あれは荒木さんが書いた物なんだ」

文香「えっ」

比奈「申し訳ないっス」ションボリ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:01:14.40 WuRD6MhI0
比奈「巨乳おとなしめ世間知らず読書好きとかすげぇキモオタが好きそうな設定してんなって思うと、そういう妄想をせずにはいられなくて・・・」

比奈「そういう妄想してたら、それを形にせずにはいられなくて!」ガバッ

P「何を元気に語ってるんだ。神妙にしろ」

比奈「はい・・・。すいませんでした・・・」

P「そんでそれを秘密裏に処分しようとしていた所を、文香に見つかってしまったという訳だ」

P「その・・・不快な物を見せてしまってすまない。けど、どうか荒木さんの事は許してやってくれないか」

比奈「もうしないっス・・・反省したっス・・・」ションボリ

文香「は、はぁ・・・」

P「この本も、すぐに捨てるから・・・」

文香「そ、その必要はありません!」

P「え?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:01:43.44 WuRD6MhI0
文香「私は、書とは自由な物だと思っています」

文香「作者は常に読者の事を考えなければならないという規則はありません。ただただ自己満足のために作られた作品もあって良いと思います」

文香「また、そういった精神こそが作者のリビドーとなり、書という文化の発展の礎にもなってきたと思うのです」

文香「ですから・・・それは比奈さんが比奈さんのために書いた作品です。私達が一方的に取り締まって良い物ではありません」

P「うーん・・・確かに荒木さんも、これを世に出そうとは思ってなかったらしいけど・・・」

比奈「流石にそれはヤバいと思ったっス」

P「まぁ、文香がそう言うなら、この本を捨てるのはやめておくか」

文香「はい」

P「じゃあこれは荒木さんに返すよ」

文香「えっ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:02:13.18 WuRD6MhI0
文香「返して・・・しまうのですか?」

P「え?捨てるなって言ったのは文香だろ?」

文香「そうではなくて・・・その、Pさんはそれを手放してしまってもよいのですか?」

P「え?何で?」

文香「・・・比奈さん。その本を一度貸してもらえますか」

比奈「えっ。いや本人に見せるのはちょっと・・・」

文香「比奈さん」

比奈「はい」スッ

P「ちょ、ちょっと!」

比奈「だって文香ちゃんが貸してって!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:02:52.00 WuRD6MhI0
文香「クオリティは・・・問題ないように思いますが・・・?」ヨミヨミ

P「・・・クオリティ?」

文香「それとも、こういう絵柄はあまり好みではないのでしょうか・・・?」チラッ

P「え、いや、どういう事?」

文香「やっぱり私では、抜けませんか?」

比奈「!?」

P「!?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:03:26.81 WuRD6MhI0
P「ちょっと待ってちょっと待って」

文香「その、自賛する訳ではないのですが・・・この本の私は十分官能的に描かれていると思うのです」

P「ちょっと待って」

文香「それでも使えないという事は、やっぱり私に問題が・・・」

P「ちょっと待って!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:03:55.14 WuRD6MhI0
P「・・・いや、自分の担当アイドルで・・・その、抜いたり、しないから。普通」

文香「では・・・やっぱり私以外の誰かで抜いているのですね・・・」

P「えー、まぁ・・・っていうか文香?どうしたんだ一体」

文香「どうして私を使ってくれないのですかっ!?」

P「どうした文香!?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:04:26.72 WuRD6MhI0
文香「何か悪い所があるなら言ってください!あなたの嗜好に合わせますから!」

P「落ち着け!落ち着くんだ文香!」

文香「はっ・・・!まさか、いちゃらぶ物だから使えないんですか・・・?NTR物でないと・・・?」

P「違わい!」

文香「うう・・・そんな、Pさんのために、Pさん以外の誰かに抱かれないといけないなんて・・・」

P「違うっつってんだろ!」

文香「では、何故私では駄目なのですか・・・?」

P「いや、俺はプロデューサーだから」

文香「プロデューサーでなければ使いたいと・・・?」

P「え?」

文香「どうなんですか」ズイッ

P「い、いや。俺の好みなんてどうでもいいだろ?この話はもう終わりにして・・・」

文香「答えてくれないのですね・・・」

文香「・・・では、体に直接聞くとしましょう」ギュッ

P「ふ、文香!?胸が!」

文香「私を使わないのであれば、何をされても大丈夫なはずです・・・」スリスリ

P「う、うおおおっ!もう我慢できない!」ガバッ

文香「ひゃんっ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:06:08.13 WuRD6MhI0
比奈「・・・・・・・・・っていう同人誌を書いたんでスけど。どうっスか?」

文香「前振りが長い割には、展開が急で、あまり感情移入ができません・・・思い切って、二人は既に結婚しているという設定で始めるのはどうでしょう」

P(最近は道徳の授業とかないのか・・・?)



  −終わり−
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:06:41.01 WuRD6MhI0
以上になります。

ありがとうございました。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:36:21.31 dsUBE5Ivo
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/17(土) 05:36:29.70 VIHSd/Wjo
最初P×文じゃねって思ったけど文×Pだったでごさる

【R18モバマス】輿水幸子「少年のファクトリア」

1 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:07:22.77 8RJxxcCro
※幸子の同級生♂がオナニーを目撃されて幸子からソフトSMを受ける話です
※幸子が嫌がらせを受けている設定など、オリジナル要素が多いです
※言葉責め、足コキ、手コキ、中出し、破瓜、搾精、アナル責め要素あり

過去作
【R18モバマス】佐久間まゆ「運命シンドローム」
2 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:07:59.22 8RJxxcCro
僕の通っている中学はこの前まで有名なお嬢様学校だった。

共学になった今も女子の比率は大きく男子を上回っている。

大勢いる女子の中でも輿水さんは一際目立っていた。

輿水幸子といえば、クラスどころか学年全体でも品行方正で通っている優等生だ。

偏差値の決して低くないこの学校でテストの成績は常に上位陣にいて

おまけに目も綻ぶような美少女とくれば、教師たちの受けも良いし

男子たちもほっておく訳がない。

そんな訳で彼女の周りにはいつも男子がいた。

僕はというと、そんな高嶺の花である彼女を遠巻きから見ている事しか出来なかった。

そんな輿水さんは女子から嫌われていた。

彼女たちが輿水さんを嫌うのに大した理由はない。

教師たちに良い顏して、男子たちにちやほやされていれば

高飛車でなくったってその娘は学校で苛められるのに

充分な資格を持っているものなのだ。
3 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:08:25.66 8RJxxcCro
「輿水さん、このノートやっておいてくれる?」

四時間目が終わると、女子グループが

休み時間にノートを六冊まとめて輿水さんの机に置いた。

輿水さんは字が綺麗でノートまとめが上手いからという理由で

テスト期間が近くなると十人単位で授業のノートを彼女に預けて清書させるのだ。

確かに彼女のノートは丁寧で分かりやすくまとめられている。

だけどテスト前にこれだけのノートを清書させられたら

必然的に自分の勉強時間は取れない。

そして一日でもノートを返すのが遅れると、女子たちはまるで

大罪を犯したかのように彼女を責め立てるのだ。

そんな彼女に、周りにいた男子は何も言わない。

手伝おうにも筆跡でバレるし、何よりここでは女子の方が発言権が強いのだ。

下手に手伝ったら自分たちもどんな嫌がらせを受けるか分からない。

輿水さんも意地になって黙って自由時間の大半を清書に費やしていた。

そんな風に女子から嫌がらせを受けていた輿水さんを、僕はあの日までずっと見守っていた。
4 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:08:51.70 8RJxxcCro
――ある日の放課後、部活に行こうとした時

忘れ物に気づいた僕は教室に帰っていった。

輿水さんの机には他人のノートが高く積まれている。

可哀想に。彼女は部活にも入れず、大して感謝もしない女子たちのため

放課後に清書をしなければいけないのだ。

その時、ふと僕は彼女の机の脇を見た。

殺人的なノートの山に隠れて、トートバッグが掛かっている。

その口からは体操服が覗いていた。

そういえば四時間目に体育の授業があったのを僕は今更ながら思い出した。
5 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:09:17.82 8RJxxcCro
「……」

魔が差した、としか言いようがなかった。

僕はトートバッグから輿水さんの体操服を取り出した。

手に掴んでしばらくしていると、布地に染み込んだ汗と一緒に

輿水さんのつけていた香水の匂いが薫ってくる。

僕たち男子には逆立ちしても出せないような良い匂いだ。

たまらず僕は彼女の体操服を顏に当てて深呼吸した。

さっきよりも強い女の子の汗の匂いが鼻腔を

制圧してきて脳髄をかき回し、くらくらさせる。

そのまま顏に押し付けていると、あの可愛い輿水さんの胸に

抱き締めてられているような気分になって、最高の心地になった。

そんな時、今までズボンの中で大人しくしていた僕のがいきなり騒ぎ始めた。

ぐんとジッパーを壊して突き破らんとしているそれは、中々収まらず

ますます帆を雄々しく立ててズボンを引っ張った。

とにかくここはそれを縮めようと、僕はそれを外に出して

大好きな女の子の体操服を嗅ぎながらシュッシュッシュッシュッと本能に従ってしごいた。
6 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:09:52.75 8RJxxcCro
「……何をしているんですか?」

数分間のオナニーでトリップしかけていた僕は、後ろから聞こえたその声で我に返った。

強張る首を動かして振り向くと、ドアの所に輿水さんが立っていた。

恐らくトイレにでも行っていて、帰って来たのだろう。

僕は考え得る限り最低の現場を彼女に目撃されてしまった訳だ。

我慢汁を垂らした臨戦態勢のぺニスも、体操服を嗅いでいる所も

僕に言い訳の余地を与えてはくれなかった。

「ごめんなさい!」

僕はズボンを下げるのも忘れて、その場で土下座した。

とにかく輿水さんに謝り通すしかなかった。

家や学校で僕は大人しい真面目な人間として通っている。

こんな変態行為が学校中に知れたら、僕はどこにも居場所はなくなってしまう。

「お願いします、何でもしますから!
 この事は秘密にしておいて下さい!」

「……。本当に、何でもするんですか?」

頭上で輿水さんの冷たい声が聞こえた。

「はい、何でもします! だから……!」
「……。じゃあさっき何をしていたのか、もう一度やってみて下さい」
7 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:10:19.50 8RJxxcCro
一体何がどうなっているのだろう。

輿水さんに見守られる中で僕はさっきの続きをしていた。

彼女の体操服の匂いで肺胞を満たして、右手で赤く膨れたのを一生懸命しごいていた。

「ボクの服を嗅いでオチンチン膨らませたなんて、とんだ変態さんですね!」

輿水さんは僕のぺニスを眺めながら嘲笑している。

「教室でオナニーしてボクの体操服に
 君の汚ない匂いが染み付いたら、どうするつもりだったんですか?」

僕は輿水さんに罵倒されながらも、ぺニスを一層勃起させて

だぶついた皮を前後に引っ張りながらオナニーに励んだ。

声も掛けられなかった憧れの輿水さんが今、僕だけに話しかけてくれている。

どんな形であれ、僕と二人だけの時間を作ってくれている。

それが嬉しくてならなかった。

彼女の視線を浴び続けたぺニスは限界に達した。

彼女の目の前で先をプクゥと膨らませたそれは、ビュクンビュブルルッ

と握った手すら振りきろうと震えて精液を飛ばした。

精液は二つ隣の机の端まで飛んだ。
8 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:10:46.32 8RJxxcCro
僕は息を荒げてぺニスを握った浅ましい姿を輿水さんに晒していた。

今までしたオナニーの中で一番気持ち良く、一番遠くに飛んだ。

教室で、可愛い娘に見られながらするのが

こんなにも気持ちの良いものだとは思わなかった。

「ふふ、あんなに飛ばして……君には恥もプライドもないんですか?」

やっと先端が項垂れ始めた時、輿水さんは僕の頬に

手を当ててじっと見つめてきた。頬に触る彼女の小さな手は優しかった。

「こんな人を野放しに出来ませんね。これから君はボクのペットにします。
 カワイイボクの命令は絶対ですよ?」

――それが、僕の新しい人生の始まりだった。
9 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:11:12.32 8RJxxcCro
「はぁ、はぁ……! ううっ……輿水さんっ……!」

いつもの寂しい教室の風景の中に、僕と輿水さんはいた。

あれから事あるごとに彼女は僕を

放課後に呼び出して、射精をするまでオナニーをさせた。

僕は彼女の命令のままにいつもぺニスを勃起させ、その軽蔑色の視線を感じながらしごいた。

そうして僕たちは奇妙な秘密の時を共有していた。

「どうしました、オチンチンの元気がありませんよ?」

輿水さんは椅子から立って僕の顏を覗き込んだ。

それも当然で、僕は彼女の言うままにもう三発も射精を見せた所だった。

しごいても僕のは伸びた皮の中に縮こまるばかりで勢いはどんどんなくなっていく。
10 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:11:40.80 8RJxxcCro
「えっ、輿水さんっ……!」

手を伸ばしていきなりぺニスを握って来た彼女に、僕は思わず腰を引いた。

「手伝ってあげます。カワイイボクの手ならすぐに硬くなりますよね?」

そう言うと輿水さんは僕のを優しく前後にしごいてくれた。

精液をプラプラと未練がましく先端にぶら下げているぺニスをしごいて

彼女は戸惑う僕の表情を観察して微笑んでいた。

ああ、いつもペンを握ってノートに綺麗な字を書いている娘の手が

こんな汚いものを握ってオナニーを手伝ってくれている!

僕は感動とも驚きとも取れない興奮を覚えて硬くしていった。

「ふふふ、すぐに巨きくなりましたね!
 ま、カワイイボクが気持ち良くしてあげているので、当然ですね!」

輿水さんは得意気になって、僕のを丁寧にしごいている。

彼女の可愛い手でオナニーされるなんて、夢のようだった。

小さな女の子の手中で僕のぺニスはビクンビクンと

汚ならしく我慢汁を漏らして震えていた。
11 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:12:07.75 8RJxxcCro
「輿水さんっ……!」僕は言った。「もっと、もっとしごいて!」

「んー? 何をしごいて欲しいんですか。はっきり言って下さい」

輿水さんの手が緩んだので僕は必死に懇願した。

「チンポです! 輿水さんの手で、僕の臭いチンポ強くしごいて苛めて下さい!」

輿水さんは心底楽しそうな顔で、僕のぺニスを

さっきよりも強めにキュッキュッとしごいた。

彼女の親指と人差し指のリングが、僕の敏感な雁首を何度も締め付けて刺激する。

それが気持ち良くて思わず腰を捻ってしまう。

「ああ、出るっ! 輿水さんにしごかれて、……出るうぅぅぅぅ!」
12 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:12:34.06 8RJxxcCro
ビュックンビュックンビュプッ!

輿水さんに握られたまま、僕は一発目に負けないくらい多量の精液を噴き放った。

あまりの射精感に涙ぐみ、膝がかくかくとして踏ん張る力まで搾り出されたようだ。

「ふふ、まだまだこんなに溜めていたんですね。
 全くしょうがない変態さんです♪」

輿水さんは律動が止まるまで僕のを放さなかった。

すっかり射精し終えて腰を床についた僕の前に

彼女は右手をそっと差し出した。

その手は僕の精液が点々と付着していた。

「君の汚いオチンチンのミルクでカワイイボクのカワイイ手が
 こんなに汚れてしまいました。
 射精させてあげたんですから、しっかり綺麗にして下さい」

僕はこくりとうなづいて輿水さんの手から自分の精液を舐め取った。

青臭い味と臭いにむせながら、彼女の手を舐める権利を

得られた喜びを、僕は噛み締めていた。
13 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:13:00.52 8RJxxcCro
「んー? もう変態さんのミルクは出ないんですか?」

輿水さんはこの日も僕のを一杯しごいて射精させてくれた。

僕は椅子にもたれながら丸出しにした尻を輿水さんに向けている。

彼女は逆手で僕のぺニスをしごき、手にした牛乳瓶に僕の精液を搾り出していた。

屈辱的な搾精を受けながら、僕は彼女の手のなすままに

臭い精液を射精し、瓶に溜めていく。

だけどそれも限界だ。輿水さんに散々搾られた僕のは

柔らかいまま頭を持ち上げようとはしなかった。

「しょうがないですね。えい!」

輿水さんは僕のお尻にいきなりリコーダーを突き立てた。

彼女はそれで僕の肛門をほじくり返しながらシコシコとぺニスをしごき続けた。

刺さったリコーダーの穴からぴゅう、ぴゅう、腸内の空気が情けない音として漏れ出ていく。

得も言われぬ異物感と変態的な快感を同時に覚えた僕のは

ムクムクと再び膨れ上がって瓶の口につかえるくらいに巨きくなった。

「アハハハ、その調子ですよ。変態さん♪」

輿水さんにお尻を玩具にされて、僕はしこたま直下の牛乳瓶に

びゅうどびゅうと搾りたての精液を発射した。
14 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:13:27.27 8RJxxcCro
――その次の日、学校の給食で残飯の中に

精液とおぼしき異物の混入した牛乳瓶が見つかった。

数日経っているそれを発見し、知らせを受けた学校は

忍び込んだ変質者の犯行と見て、全校集会を開いて注意するように呼び掛けた。

動揺する女子たちの中でただ一人、輿水さんだけは顔色を変える事はなかった。

あの精液入り牛乳瓶の出所は僕と輿水さんだけが知っている。

それから三日後、輿水さんの前に座っていた女子が

音楽の授業中にリコーダーの下部をクンクンと嗅いで顏をしかめていた。

輿水さんに嫌がらせをしていたその女子は、僕の肛門の臭いのついたリコーダーを

怪しみつつも休み時間に洗っていた。

僕はそれを見て良い気味だと思いつつ股間を密かに膨らませていた。

また放課後に輿水さんに苛められたくて堪らなかった。
15 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:13:53.95 8RJxxcCro
輿水さんが346プロダクションのアイドルとしてスカウトされたのは

僕とこんな関係になってから半年経とうとしていた頃だった。

アイドル活動によって彼女と僕の楽しい時間は、瞬く間に減っていった。

彼女はメディアに露出するとすぐにそのキュートなルックスでブレイクした。

期待の新人として週刊誌やテレビでは特集が組まれて、一躍人気者になった。

「脚でおっきくするなんてどこまで変態なんですか?」

昼休み――体育館の倉庫で落ち合った僕たちは、またあの刺激的な時間を楽しんだ。

輿水さんは二段の跳び箱に腰を掛けながら僕のを脚で苛めていた。

ストッキングのすべすべした肌触りに加えて、女の子の

柔らかな土踏まずの感触が僕のを絶え間なく刺激して

天に昇るような心地にさせてくれた。
16 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:14:21.09 8RJxxcCro
「それでですね、プロデューサーさんは
 ボクの可愛さを全然分かってないんですよ。可哀想でしょう?」

僕のを足蹴にしながら輿水さんはアイドル活動の事をよく話してくれた。

たまに会う時、彼女はいつも決まって事務所のプロデューサーの話をする。

それを聞きながら、僕は輿水さんの足裏のぬくもりを感じ

ビクンビクンして我慢汁を漏らして、彼女のストッキングを濡らしていく。

「ボクの可愛さを、プロデューサーさんにはもっと知ってもらうべきなんです。
 ボクの事で頭が一杯になるくらいにね」

輿水さんの脚でしごかれながらも僕は彼女のプロデューサーに嫉妬していた。

こんなに彼女が夢中になってくれるプロデューサーが羨ましくて仕方がなかった。

彼の話をする時の輿水さんは本当に楽しそうで

テレビで見るのとは全然違う笑顔を見せてくれた。

学校では決して見る事の出来ない、その笑顔が眩しかった。

輿水さんのペットとして、僕は彼女のライブもずっと見続けている。

ステージの上で歌い、踊る輿水さんは誰よりも輝いていた。
17 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:14:47.26 8RJxxcCro
「ほら、カワイイボクが君にご褒美をあげますよ?」

輿水さんは何と僕の前で精液まみれのストッキングを脱ぎ

更にはその下のショーツまで脱いだ。

脚を開き、見せびらかすように脱いだ彼女は

脱ぎたてのショーツを僕の顔に被せた。

体操服とは違う、直に嗅ぐ輿水さんの女の子の匂いに

僕は大声を上げたいほど歓喜にうち震えた。

初めて嗅ぐ未知の臭いに、いつもより飛んだ。

輿水さんはそんな僕を笑ってくれた。

輿水さんは約束を守って僕の事を内緒にしてくれている。

次の日も、その次の日も、彼女は相変わらず女子からノートを押し付けられていた。

僕はそれを遠くから見ているだけ。だけど放課後だけは違う。

彼女は僕を苛めて笑ってくれるし、僕は彼女の特別な顏が見られる。

それが何よりもうれしかった。
18 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:15:14.26 8RJxxcCro
僕は今日もライブが終わった後、輿水さんにノートを届けるつもりだ。

以前よりノートまとめの嫌がらせは減っていた。

しかし、中には惰性というかあとには引けない気持ちから

いつまでもノートを渡してくる女子もいる。

そして今日渡さなければ返却期限まで間に合わないノートが

いくつかあると輿水さんはLINEで僕に知らせてくれた。

輿水さんに教わったように僕は東側の関係者入り口から侵入した。

本来は警備員が何人かいるはずなのだが、輿水さんから聞いた通り

この時間帯は誰もいなかった。

ここに配置された警備員たちはみんなギャンブル好きで、異常のない限り

ライブが終わるやいなやアイドル兵藤レナさんのいる楽屋で

賭けトランプをしに行く。そういう事も輿水さんは教えてくれた。

会場裏をうろうろしていた僕は、なるべく人の居なさそうな陰のある場所を歩いていた。

輿水さんの言う通り、そこにはアイドル仲間の星輝子さんがいた。

ノートは彼女に渡すよう言われている。

「輝子さんは知らない人とのコミュニケーションに慣れていないんです。
 輝子さんならノートを渡しても深い詮索をしたり
 不審者として通報したりもしないはずです」

輿水さんのアドバイスに従い、こうして難なくノートを

渡し終えた僕は、すぐにここから帰るつもりだった。

しかし、不慣れな建て物の中で少し迷ってしまった。
19 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:15:40.57 8RJxxcCro
「……この前も言ったはずだぞ、幸子」

うろついて五番目に見えた角を曲がろうとした時、幸子という単語が聞こえてきた。

僕は立ち止まって壁の向こうを少し覗いた。そこにはスーツ姿のいかつい男がいた。

ひょっとすると、この人が輿水さんの言っていたプロデューサーかもしれない。

その向こうには花束を持った輿水さんがいた。

ライブの時の衣装のまま、彼女は寂しそうに項垂れていた。

やがてプロデューサーとおぼしき男はその場を去っていった。

こっちの方に来なくて良かったと安堵して顏を出した。
20 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:16:07.40 8RJxxcCro
「あの、輿水さん……こんばんは」

「……」

「ぼ、僕、道間違えちゃって……」

「……」

「ノートは渡したんだけど、どうすればいいかな」

輿水さんは花束に顏を伏せたまま、黙って左側の通路を指差した。

僕の方は見向きもしなかった。

そのまま帰った僕はずっと彼女の様子が気になっていた。

彼女は泣いていたのだろうか。

プロデューサーと一体何があったのだろうか。

あんな落ち込んだ様子で清書出来るかな。

そんな事を考えながらその日は帰った。
21 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:16:33.38 8RJxxcCro
そんな事があってから一ヶ月経ち、僕は輿水さんと学校で会った。

久しぶりに会った彼女は、いつものようにノートの清書し

男子たちに愛想良くサインを書いていた。

彼女は笑っていたが、その笑顔はどこか寂しそうだった。

誰もいない放課後の教室で彼女は待っていた。

いつもと何も変わらない光景なのに何かが違っていた。

「輿水さん……」

僕はズボンから出した局部を巨きく膨らませて彼女の前に立った。

一ヶ月オナ禁して溜まっているこれを

今日はどんな風に苛めてくれるのか期待して息が乱れる。

輿水さんが近づいて僕の竿をあの小さな手で握った。

彼女は軽く二・三度しごいた後、そっと唇を重ねてきた。

輿水さんとのキスはこれが初めてだった。

それまで僕は一方的に弄ばれるばかりで、彼女と恋人のような事は一切しなかった。

例え頼んでも男として眼中にない僕には、させてくれなかったかもしれない。
22 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:16:59.85 8RJxxcCro
「んっ……」

輿水さんの肩を抱いて、僕は彼女の唇を貪った。

こうして抱くと、輿水さんは本当に小さくて

守りたくなるような可憐さがある。

その肩も細く小さくて、強く抱き締めると壊れてしまいそうに感じた。

唇は柔らかくて可愛くて僕を夢中にさせた。

輿水さんは何も言わず、僕のキスを受け入れてしごいている。

好きな子の手コキとキスを同時に受けられるなんて

これ以上の興奮はない……はずだった。

だけど僕は、どこか物足りなさを感じていた。

彼女は優しかった。

いつものような言葉責めも、恥ずかしい射精鑑賞もしなかった。

「んっ……!」

僕は輿水さんとキスしたまま輿水さんの手の中で射精した。

輿水さんの手コキは気持ち良かったのに、その日の精液はあまり飛ばなかった。

輿水さんは僕のを早漏チンポだとか情けないだとか全く言わず

ティッシュペーパーで優しく露を拭き取ると、そのまま何も言わずに帰っていった。
23 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:17:27.53 8RJxxcCro
輿水さんの様子は次の日も、その次の日も同じだった。

前は体も触らせてくれなかったのに、今は抱きついても何も言わなかった。

調子に乗ってキスの最中にあの可愛いお尻を撫で回しても全く喜びも嫌がりもしなかった。

「……プロデューサーさん……」

ただ、抱き締めている時に蚊の鳴くような声でそんな呟くのを聞いた。

「輿水さん、何か言った?」

「……」

輿水さんの顏を見ると、彼女は俯いたまま無言で首を横に振った。

プロデューサーさんと何かあったのか、僕は確認せざるを得なかった。
24 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:20:26.96 8RJxxcCro
「輿水さんに何かあったんですか?」

「えっ、あっ……?」

数回目のライブの後で、僕は輿水さんの事が気になって

ノートを渡す時に星輝子さんに聞いてみた。

この頃になると僕は「輿水幸子にいつもノートを届けてくれる人」と認識されていて

サインとかもせがんだりしないので

短時間なら楽屋裏にも入らせてくれるようになっていた。

「あっ、それはね……や、でもそれを私に聞くのは、うん……」

僕にいきなり尋ねられた星さんは

分かりやすいくらいドギマギしていた。

今までただノートを受け取るだけの応対で良かった人間から

急に質問を投げ掛けられたので戸惑ったのだ。

「どうしたの、輝子ちゃん……?」

「あっ、小梅ちゃん……その、私……」

その時助け船を出してくれたのが、カワイイボクと142'Sのメンバー、白坂小梅さんだった。

彼女に僕はもう一度同じ事を尋ねてみた。

すると、白坂さんはこんな事を話してくれた。
25 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:21:48.22 8RJxxcCro
「この事は内緒だよ? 実は私も輝子ちゃんも

 人から聞いただけなんだけど、確かに幸子ちゃん

 最近元気がないし、本当の話かなって思うだけで。

 あのね、幸子ちゃん、この前のライブの後でプロデューサーに

 花束渡して告白したらしいの……付き合って下さい、って。

 でもプロデューサーさんは幸子ちゃんの事を振っちゃったんだ、って。

 『自分はプロデューサーだから、アイドルと個人的な関係になってはいけない。

 だから何度もそんな形でアプローチしてくると、こっちも迷惑だ』って言って……」
26 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:22:15.10 8RJxxcCro
それを聞いた僕は声を張り上げたい衝動を抑えて、やっと

ありがとうございますとだけ礼を言うと、その場を去った。

胸奥でぐるぐると黒い螺旋が起こり、一向に整理がつかない。

僕には、プロデューサーの言い分も分かる。

アイドルに手を出すプロデューサーは最低の人種だと思う。

だから付き合えないと言った彼の行為は真面目だし、正しい。

だけど、僕はそんなプロデューサーとしての姿勢を崩さなかった彼に怒りを覚えていた。

何であの輿水さんを振ったんだ。

輿水さんは本気であんたが、プロデューサーが好きだったんだ。

恋していたんだ。いつもあんたの事を口に出して、笑ってた。

あんたから褒められたら、その事を何回も嬉しそうに僕に聞かせて……。

そんな輿水さんが花束を出して本気で告白したんだよ。

なのに迷惑だなんて……そんな言い方があるか!

輿水さんがなぜ急に優しくなったのか、僕は今になって理解出来た。

彼女は振られてとても傷ついたに違いない。

元々自分の可愛さに自信を持っていた女の子だから

失恋した時のショックは相当なものだったんじゃないか。

そして、不器用な彼女はペットである僕に優しくして自分を慰めていたんだ。
27 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:22:41.97 8RJxxcCro
「輿水さん」

その翌日の放課後、僕は誰もいない教室でまた輿水さんとキスした。

彼女はこの前と同じようにその甘く柔らかな唇で、僕の口を吸った。

だけど……その瞳に僕は映っていなかった。

彼女の眼はきっと今もプロデューサーさんを追っている。

決して結ばれる事のないあの人を。

離れた僕たちの唇を熱の籠った唾液が結んでいる。

それに引かれ合うようにして、僕はそのまま輿水さんを机に押し倒した。

今まで従順な犬だった男が襲ってきて、流石の彼女も虚を突かれたらしい。

机の上で仰向けになった彼女は、驚いた様子で僕を見上げる。

やっと彼女の意識に僕が映り込んだのだ。

それまで、僕は彼女の言うがままに弄ばれてきた。

僕を支配していた約束という名のリードは、彼女の手を離れて久しいが

僕の心はもう輿水さんのものと言って良かった。

……気落ちしている主人を見て、心配をしない犬などいない。
28 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:23:29.96 8RJxxcCro
「やぁっ……!?」

無気力ながら抵抗の意志を示す輿水さんの言葉を無視して

僕は彼女の細脚を大きく左右に開いた。

淡い水色のストライプがショーツに良く映えている。

スカートの中から覗くそれに指をかけて脚を伝わらせて脱がした。

前に一瞥した彼女の女の子をマジマジと見つめる。

美しいスジの通った無毛のそこは、ほのかに妖しい匂いを醸し出していた。

「やぁんっ……! だっ……だめぇ……!」

堪らず顏を股に挟ませ、そのまま熱い肉色の溝に舌を差し入れる。

初めて舐めるそこは薄いチーズに似た匂いが籠っていて

嗅いでいるだけでも興奮して股間と鼻がどうにかなってしまいそうだった。

頭にかかったスカートの向こう側では、輿水さんが

例の蕩けるような可愛い声を圧し殺して小さく何度も喘いでいた。

その切ないリズムを聴いていると、恥ずかしい所を舐められて

恥じらっている彼女の顏が目に浮かんでくる。

口元がベトベトになるまで舐め回して充分濡らした後、僕は輿水さんに覆い被さった。

鼻と鼻がくっつきそうになるくらいの距離で見た彼女は、男の夢そのものだった。

こんなに可愛い女の子を振る人間がいるなんて

信じられないくらいに魅力的で、そしてどことなく

苛めたくなる気持ちにさせてくれた。
29 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:23:56.22 8RJxxcCro
「やあっ……! やだぁ……!」

僕の反り返ったものが輿水さんの中へと

ゆっくり、ゆっくり、とその姿を隠していく。

彼女は身を捻って挿入に抵抗した。

しかしその度に膣内は艶かしく蠢き、僕のを一層心地良く締め上げていく。

生まれて初めて、僕は教室で女の子を犯している。

痛いんだろうか、中ほどまで来た時に彼女の体が強張り

その綺麗な瞳にじんと熱い涙が湧き出てくるのを見た。

「……痛い、輿水さん?」

その時、輿水さんは泣き叫びもせずにじっと堪えていた。

その様が可哀想でありながらもいじらしくて、ゾクゾクするほどに可愛かった。

生唾を飲んだ僕は、ますます狭く熱くなっていく奥に向かって

一層硬く膨れていく青春のシンボルを押し込んでいった。
30 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:24:38.42 8RJxxcCro
「んっ……」

輿水さんの小さな胸が大きな息で上下する。

僕のはもう根元まで入っていた。

初めて奥に到達した僕には、ほとんど余裕がなかった。

机に寝た輿水さんの体を抱きながら、発情した雄猫のように激しく腰を振って膣を苛めた。

熱くて狭い彼女の中は、どこまでも心地良くて

挿入れているだけでとろとろに崩れて融けてなくなりそうになる。

そんな最高の膣感を貪るように、僕は尻を上下させて荒々しい性欲を彼女にぶつけ続けた。

クラス一、いや、世界でだって一番カワイイ輿水さんと

平凡を絵に描いたような下僕の自分が今誰にも邪魔されないセックスをしている。

尻にじわと汗がにじみ出ていく事すら気づかずに彼女の中をぺニスで掻き乱していった。

根元は輿水さんの垂れ流す女の子の汁でぬめりと濡れていく。

突きまくってそれが幾滴もの細かな飛沫となって彼女の机を濡らしていった。
31 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:25:05.28 8RJxxcCro
「あっ、ああんっ……こんなのって……!」

興奮でクラクラとしながら、僕は輿水さんのカッターシャツのボタンをむしり取った。

はだけたシャツの間から宝石のような素肌が目に飛び込んできた。

白く眩しく輝く彼女の胸は控えめながらもしっかりと膨らんでいた。

桜桃に似た小さめの乳首を親指の腹でこねるように押さえると

硬くなったそれは、ぐっと立って不埒な指を押し返してくる。

彼女の体をそうして満喫していくうちに、僕は肉欲で何も考えられなくなっていた。

「輿水さん……!」

肉の衝動に突き動かされた僕は、輿水さんの上体を抱き

その乳房にむしゃぶりつきながら強かに硬い欲望を荒々しく突き入れた。

もう輿水さんの魅力は底無しだった。

あのプロデューサーが輿水さんの気持ちを無視するというなら

僕が代わりに輿水さんを幸せにしたい。

愛される事の喜びを、傷心している彼女の肉体に教え込みたかった。

輿水さんがプロデューサーを好きでいたように、僕はずっと君の事が好きだった。

プロデューサーの代わりになれるかどうかは分からないが、この抑え難い

好きという気持ちは君のプロデューサーへのものにも負けないくらい強い。
32 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:25:51.57 8RJxxcCro
「輿水さん、輿水さんッッッ――!」

一瞬だった。僕のは大きく膨らんだ後で暴発し、びゅぐんびゅぶるるると

へばりつくような粘っこい大量射精を輿水さんの奥で迎えた。

彼女の左右の乳首を交互にしゃぶりながら

憧れの女の子に赤ちゃんの素を注ぎ込む快楽に酔いしれた。

輿水さんが痙攣する度に唇に咥えている彼女の乳首が震えた。

彼女もどうやらこの射精でオルガスムスを迎えたらしい。

白いペンキを蹴っ飛ばしたように頭の中が真っ白になりながら

子宮口にキスした先っぽは壊れた蛇口同然になって

いつまでも律動を繰り返して体液を噴き出していた。

赤ちゃんが出来るかもしれない恐ろしく濃そうな精子が、メチャクチャな勢いで

まだまだ噴き出て、気持ち良過ぎる。

僕は抜かずに腰を捻って子宮口に残り汁を

塗りたくりながら輿水さんの乳房にキスの嵐を注いだ。

もっと、もっとしたい。輿水さんとセックスしたい。輿水さんに中出ししたい。

このすらっとした彼女のお腹に赤ちゃん出来て、ボテッと巨きくなるまで

僕の遺伝子をずっと注ぎ込みたかった。

それ以上の事は考えられなかった。
33 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:26:20.60 8RJxxcCro
「あっ、ああんっ……!」

僕と輿水さんは肛門を教室のドアに向けながら

誰もいない教室で尻を重ねてセックスを続けた。

赤い夕日が暖かく僕らを包んでくれる。

輿水さんはうつ伏せになって机にしがみついたまま、僕の執拗な挿入に喘ぎ続けた。

スカートから見える彼女の白くて小さなお尻に、汗の滴がぽつぽつと滲み出ていた。

抜いて挿してを繰り返している結合部では白く泡立った精液が

まとわりついてどんどんと面積を増やしていった。

溢れた精液がねとぉっと糸を散々引いた後

一滴、一滴、上履きや床に垂れ落ちる。

輿水さん。僕はプロデューサーには、なれない。

だけど、君に負けないくらい君を愛する事が出来る。

僕は決して彼女を離さないし、悲しませたりもしない。
34 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:26:46.95 8RJxxcCro
「ううっ……!」

ピストンで波打つ白尻は僕の乱暴な想いを全て受け入れてくれる。

段々と僕の形になっていく奥の具合が、堪らなくいとおしい。

教室に響く、僕と輿水さんの卑猥なメロディー。

このまま二人で、どこまでも翔んでいけそうだった。

「輿水さんッッッ! 好きっ、好きだぁぁぁッッッ!」

輿水さんに密着した僕は、その体勢のまま二回目の閃光が瞬くのを感じた。

さっきよりも大きな膨張を繰り返して、ぶびゅぶうぅっぶぴゅるるっ

と汚ならしいくらい大きな発射音が結合部から溢れ出てきた。

輿水さんは机の端を掴んだまま背を弓なりに反らして射精が終わるまでよがっていた。

「はぁ……はぁ……輿水さん……」

汗ばむ輿水さんの小尻を撫でながら僕はゆっくりと引き抜いた。

ぬらりとした濃白の精液が帽子のように先を包んで

門までしっかりと橋を架けていた。

所々に溶けかけている薄桃色は処女を奪った時のものに違いない。

輿水さんは机に体を預けてぐったりとしていた。
35 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:29:17.26 8RJxxcCro
「おーい、誰かいるのかー?」

暗くなりかけた教室のドアを見廻りの先生が開けて覗いた。

「居ないのか。トイレだな、きっと。放課後は早く帰れよー」

先生は尻を掻きながらトイレの方へと歩いていった。

スリッパの音が聞こえなくなるまで、僕と輿水さんは教壇の下に重なって隠れていた。

「……まだ居ますか?」

「ううん。もう向こうに行ったみたい」

僕は輿水さんのシャツを整えた。彼女はその間ずっと笑顔だった。

それは僕が見たかった、いつものあの笑顔だ。

「……もう、カワイイボクをこんなに
 乱暴に扱うなんて、本当に君はケダモノですね!」

輿水さんは教壇にかけた手で頬杖をつきながらズボンを穿いている僕を笑った。

「ごめん……」
「僕がカワイイからと言ってこんな事をするなんて
 君にはもっともっとしつけが必要なようです。
 ……でも、お陰で何か吹っ切れちゃいました」

輿水さんは僕の胸に顏を埋めた。

僕も反射的に彼女を抱き締めた。

「君とプロデューサーさんなんて比べ物にならないんですからね。
 だから……これから一杯ボクを愛して、プロデューサーさんの事
 忘れさせなきゃダメですよ、良いですね?」

鼻先を人差し指で押された僕は大きくうなづいた後、輿水さんにキスをした。

このキスは誓いのキスだ――僕が永遠に彼女のものになり

愛し続けるという意志そのものだった。
36 :◆K1k1KYRick 2016/07/12(火) 15:29:43.89 8RJxxcCro
以上です

夕美・美波「「Pさんに復讐するよ!」」カッ! 文香「…御意」

1 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 19:58:00.90 LSDbK0f7O
(事務所)

夕美「プロデューサーさんに復讐するよ! 美波ちゃん!」カッ!

美波「プロデューサーさんに復讐しよう! 夕美ちゃん!」カッ!

2人「「やるよ!!」」ガシッ!

文香「おはようございます…お二人とも…朝から何を荒ぶっているのですか…?」ヒョコリ

夕美「おはよう文香さん! 聞いてよ文香さん!」カッ!

美波「おはよう文香さん! 文香さんにも関係のある話なんだよ!」カッ!

文香「…?」

夕美「あれは昨日の夕方頃の話でね…」

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2 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 19:58:53.05 LSDbK0f7O
(昨日・事務所)

P「ふぅ。やっと仕事終わったよ…冷蔵庫になんか甘いモン入ってないかなー」

カチャ...ガサゴソ

P「お、プリンがある」

スッ...ムシャリ

P「ほうほう、これは美味い。予想をはるかに超えて美味い。天にも昇る気分だ」ムシャムシャ

夕美「フンフンフーン♪ フラワーパークで買った数量限定プリン。美波ちゃんと文香さんと一緒に食べ…」

P「プ?」

夕美「」

P「えっと…その…」

夕美「…」ポロポロポロ
3 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 19:59:53.96 LSDbK0f7O
(現在)

夕美「というわけ! プロデューサーさんが私たちのプリンを食べちゃったんだよ!」カッ!

美波「おのれ許すまじ! プロデューサーさん!」カッ!

文香「…あの…3人分購入したのであれば…プロデューサーさんが食べてしまっても2人分は残っているのでは…?

夕美「違うんだよ文香さん。プリンは分け合うものではなくて、1人1つ食べるのが相葉家のルールなんだよ」キッ

美波「新田家でも同じです」キッ

文香「…つまり?」

美波「3人で食べると決めたプリンならば3人で食べる! 誰かが食べないような選択や、2つを3人で分け合うような選択は元より存在しないのよ!」カッ!

夕美「ちなみに残り2つのプリンは偶然居合わせた杏ちゃんときらりちゃんにプレゼントしました」

文香「…なるほど」
4 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:00:30.99 LSDbK0f7O
夕美「プリンはもうないから食べることはできないけど!」

美波「プロデューサーさんにささやかな復讐をすることは出来るよね!」

夕美「ていうか! 復讐しないと腹の虫が治まらない! 私は怒っているんだよ!」プンスカ

美波「激おこだね!」プンスカ

文香「…」

文香「事情は把握しました…他ならぬお2人の頼みです…私も喜んで協力致しましょう…」キラ-ン

美波「ありがとう文香さん!」カッ!

夕美「一矢報いてやろうね! 文香さん!」カッ!

文香「…任せてください」クワ-
5 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:01:20.92 LSDbK0f7O
(しばらくして)

美波「では、プロデューサーさん復讐大作戦会議を始めます」ピシッ

夕美・文香「よろしくお願いします」ペコリ

美波「これから私たちはプロデューサーさんに復讐をするわけだけど…2人とも復讐と聞いて何を思いつくことはあるかしら?」

夕美「はい!」ピッ!

美波「夕美ちゃん。どうぞ」

夕美「やられたらやり返す…倍返しだっ!!!」クワッ!

美波「若干古いね! 『半沢直樹』だね!」

夕美「えへへ、あのドラマ好きだったんだ〜♪」

美波「うちにDVDあるから後で一緒に観よう! 次!」
6 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:02:08.92 LSDbK0f7O
文香「はい…」ピシ-

美波「文香さんどうぞ!」

文香「…復讐といえばやはりハンムラビ法典だと思います『目には目を、歯には歯を』の復讐法ですね…」

夕美「中学生の頃習ったなぁ」

文香「我々は復讐の程度をよく考えるべきです…もしも怒りのままにプロデューサーへ復讐してしまっては『やりすぎ』になってしまいかねません…。例えばプリンの恨みだからといってプロデューサーさんの家に侵入し、スーツや低反発まくら、ソファなどを強奪するような行為は行き過ぎた復讐となるでしょう…」

美波「それは駄目なのかな?」

文香「駄目です…いくら限定プリンとはいえ…あまりにも価値が不釣り合いです…これでは平等の精神に反します…」

美波「…そっか」シュン

夕美「(美波ちゃん。欲しかったのかな)」
7 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:02:49.76 LSDbK0f7O
参考:【価格表】
フラワーパーク限定プリン…324円
Pスーツ…5万円
Pソファ…3万円
P反発枕…1万5千円
8 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:03:31.69 LSDbK0f7O
夕美「うーん、プリンを食べられたならプリンを食べ返すのが1番いい復讐のような気がするけど…そんな都合よくプロデューサーさんがプリンを買ってくるわけじゃなんだよね」

文香「そうですね…ここで『プリン』という魅惑の甘味に狙いを絞らず…『食べ物』にスポットを当てて考えてみませんか…?」

美波「どういうことかな?」

文香「明日…実際にやってみましょう…プロデューサーさんが事務所に来る前。早朝に集合です…」
9 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:04:47.31 LSDbK0f7O
(次の日)

チュン...チュン...

夕美「ふぁぁ…眠いなぁ。おはよう文香さん。美波ちゃん」

美波「おはよう。いい天気ね」

夕美「美波ちゃん…朝強そうだね〜」ボ-ッ

美波「ふふ。そうね、朝走ったりしているから♪」

夕美「へー、すごいね。ところで文香さん…大丈夫?」

文香「大丈夫で…ぐぉぉぉ…」スヤスヤ

美波「全然大丈夫じゃないね!」カッ!

夕美「立ったまま鼻ちょうちんをプープー膨らませているね!」カッ!
10 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:06:06.49 LSDbK0f7O
文香「はっ…! 寝てなどいませ…ぷしゅぅぅ…」スヤスヤ

美波「起きてー! 作戦の立案者がいないと作業が進まないよ! 起きてー!」ユサユサ

夕美「起きてっ! 文香さんだけが頼りなんだよ! 起きてっ!」ユサユサ

文香「んん…スペクタクルなマッスルモンスター…」

美波「どんな寝言なのかなっ!?」

文香「うぅ…私はもうダメです…このノートにやるべきことはすべて記しておきましたから…美波さん…夕美さん…後は頼みまし…た…ぐぉぉぉ…」スヤスヤスヤ

美波「ふ、文香さーんっ!!」

夕美「文香さんっ!!!」

文香「…zzz」スヤスヤ

美波「…くっ…仕方ないわ! ノートを残してくれたのは不幸中の幸い! 頑張って実行しましょう! 夕美ちゃん!」カッ!

夕美「そうだね! 頑張ろう美波ちゃん!」カッ!

2人「「やるよっ!!」」ガシッ!
11 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:06:51.08 LSDbK0f7O
美波「じゃあノートをまずは見て、と。ええと何々? 第1段階は『いちごパスタ』を作りましょ…!?」

夕美「いちごパスタっ!?」

美波「…」

夕美「…」

美波「…どうしよっか?」

夕美「い、いちごパスタかぁ…」

美波「…」

夕美「…」

美波「ええい! ここまできたらやるしかないよ! 作っちゃおうか! 夕美ちゃん!!」カッ!

夕美「そうだね! プリンへかけた想い! どれだけ大きいものだったのかをプロデューサーさんに叩きつけてやろう!」カッ!

2人「「復讐だっ!」」ガシッ!
12 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:07:51.26 LSDbK0f7O
(事務所)

P「ふぁぁ…朝飯食ってないし眠いなぁ…」

カチャ

美波「あ、おはようございます。プロデューサーさん♪」

P「おはよう。美波」

P「…ん? なんかいい匂いがするな」スンスン

美波「に、匂いフェチなんですか…///」ドキドキ

P「ちげーよっ!! 『台所から美味しそうな香りが漂ってますね』って言ってんの!!」

美波「ああ、がっかりです。美味しそうな匂いの原因は私が朝ごはんを作っていたからだと思いますよ。パスタを茹でていたんです」

P「へぇ…いいなぁ」グゥ-

美波「冷静麺なのでまだありますよ。プロデューサーさんもどうですか?」

P「いいのか!?」

美波「ええ。たくさん食べてくださいね♪」

美波「(…ふふふ)」ニヤリ
13 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:08:45.34 LSDbK0f7O
(その後)

【いちごパスタ】ド-ン!

P「」

美波「さぁ、どうぞ♪ 」

P「あの」

美波「なんですか?」

P「これは?」

美波「パスタです」

P「どうしていちごが?」

美波「ビタミンが豊富なんですよ♪」

P「…急にお腹いっぱいに」グ-

美波「身体は正直ですね。残しは許しませんよ♪」

P「」
14 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:09:30.30 LSDbK0f7O
コソリ

夕美「(ふっふっふっ…プロデューサーさんと冷戦状態にある私はそっちに出られないけど、いい感じに追い込んでるみたいだね! 美波ちゃん!)」グッ

P「これホントに食べるの?」

美波「あ、残す…んですか?」シュ-ン

P「!」

P「嘘嘘嘘。食べるよ、食べる。だからそんな悲しみに満ち満ちた表情を浮かべるなよ。いやぁ美味しそうだなァァァァァァァァァチクショウ」

美波「はい。じゃあ、あーんです♪」

P「ちょっと待って自分のタイミングでいかせて。こういうのは勇気が必要だから待っ」

美波「はい♪」グイ-

P「ちょ。もぉぉぉ…!」モグモグ
15 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:10:12.35 LSDbK0f7O
美波「(ふふふ…これでプロデューサーさんは悶えて苦しんで辛い目に…♪)」

P「…あれ?」モグモグ

美波「?」

P「なんか。普通に美味い」

美波「!?」

夕美「!?」

P「美味い。普通のデザートじゃんこれ」ムシャ-

美波「お、美味しいですか?」

P「うん。さすが美波。普段食べてるアレとは大違いの味だ」モグモグ

注:【アレ】
橘シェフ特製パスタのことを指す。

美波「(一体…どういうこと!?)」

夕美「(何があったの美波ちゃん!?)」
16 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:11:06.41 LSDbK0f7O
(しばらくして)

夕美「…試食させて!」カッ!

美波「どうぞ!」カッ!

夕美「…」パクッ..モグモグ

美波「どう?」

夕美「美味しいよっ!」バ-ン!!

美波「そ、そんなっ!」ガ-ン!

夕美「美波ちゃんさ。作る時にやけに気合い入れてなかった?」

美波「ええ、せっかく作るんだもの。高いいちごが用意してあったし、もったいなくて…私なりにアレンジして味を整えたのよね。かなこちゃん特製のジャム入れてみたり、クリームを生とカスタードの2種類にしてみたり…」

夕美「それが原因だよっ!!」カッ!
17 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:11:47.14 LSDbK0f7O
文香「さすが美波さん…『やれば何でも出来てしまう女ナンバーワン』の名は伊達ではありませんね…」モグモグ

夕美「起きたんだね文香さん。ていうか当然のようにいちごパスタ(改)を食べてるし」

文香「ふふふ…たっぷりと寝て、美味しいものを食べて体調はばっちしですよ…」キラ-ン

夕美「むむ…次はどうしようか」

文香「まだ代案はあります…任せてください」キラ-ン

夕美「すごい! 頼りになるね! 文香さんっ!」カッ!

美波「やっぱり文香さんが私たちの頭脳だよ!」カッ!

文香「任せてください…空前絶後のげに恐ろしき復讐をプロデューサーさんにしてみせますから...」クワ-!
18 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:13:15.34 LSDbK0f7O
(お昼)

P「さて、外にご飯でも食べに行…」

文香「待たれよ…」バ-ン!

P「侍かな?」

文香「プロデューサーさん…貴方はすでに包囲されています…故郷のおっかさんが泣いているぞ…?」

P「警察かな? ところで包囲って誰に…」

美波「私たちですよ!」カッ!

夕美「むーっ!」プク-!

P「げ、夕美! そ、その…この前のプリンは…」アセアセ

夕美「ふんだ! 言い訳しても無駄だよっ! さあ! 復讐の鬼と化した私の攻撃を受けてみよっ!」カッ!

P「へ? 攻撃って…」
19 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:14:25.84 LSDbK0f7O
夕美「喰らえっ! 『ゴーヤ・チャンプルー』だよっ!」

コトリ...ホカホカ-

P「!?」

美波「ふふふ…これは恐ろしいわね♪」

文香「ゴーヤの持つ苦味は鶏卵程度では中和しきれません…」

文香「どんなご飯でも残さず食べる行儀のいいプロデューサーさんのことです…苦しみながらチャンプルーと格闘することに…」

P「はい?」モグモグ

3人「「「え!?」」」
20 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:15:13.35 LSDbK0f7O
P「このゴーヤ・チャンプルー美味しいなー」モグモグ

文香「ば、馬鹿な…!」ガ-ン!

夕美「ど、どうなってるの文香さんっ! 文香さんメモによるとプロデューサーさんは子供舌で苦いものが苦手なはずじゃ…!」ワナワナ

美波「そうだよ! 卵をふんわりかつ甘めにして、ゴーヤの下処理を丁寧に行ったけど、その程度でゴーヤ・チャンプルーを美味しく食べられるはずが…!」

夕美「美波ちゃーーーーーんっ!!! 美味しく食べられる工夫満載だよーーー!!」ガ-ン!

文香「こ、ここでも美波さんの料理上手が仇となってしまいましたか…!」ガ-ン

P「んまー」モグモグ

美波「えへへ…そんなに喜んで食べてもらえると嬉しいです♪」

夕美「美波ちゃーーーーんっ!!! 復讐中なんだよーーー! その人は敵だよーーー!」
21 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:15:57.94 LSDbK0f7O
夕美「ええい! もう撤退だよっ!」ガシッ

美波「あ、ちょ! まだプロデューサーさんが食べてるのに…!」

文香「ダメです…帰りますよ…!」ガシッ

美波「やーーーーーー!」

P「んま」モグモグ
22 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:16:52.92 LSDbK0f7O
(その後)

夕美「このー! 美波ちゃんのスカポンタンっ!」プンスカ

美波「ご、ごめんなさい」

文香「我々を差し置いてプロデューサーさんとイチャつく時間は楽しかったですか…? あぁん…?」ゴゴゴゴ

美波「ヒィィィッ! 文香さんは怒り方がシャレになってないよっ!」

文香「おらおら…『人を笑顔にする才能』を他にも隠し持ってんだろ飛んでみろよぉぉぉん…!」

美波「何も隠してません! 何も隠してません! そもそも飛んでも落ちるものではありません! 堪忍してくださいっ!」ピョンピョンピョン
23 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:17:27.53 LSDbK0f7O
スッ...ピラッ...

美波「あ」

夕美「文香さん親分っ! 何か落ちましたぜ!」

文香「拾え…」

夕美「へい!」ガシッ!

美波「ま、待って…それは…っ!」

夕美「へへへ! 一体何を落としたってんだ! さぞかし恥ずかしい代物なんだろうなぁぁぁ!」チラリ

美波「まだ見ないでー!」

【某ネズミー遊園地4人分のチケット】バ-ン
24 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:18:55.52 LSDbK0f7O
夕美「…んん? これは何かな? 美波ちゃん?」ズイッ

文香「浦安の夢の国でどんな悪巧みをしようというのいうのですか…?」ズイッ

美波「ええと…その…」

美波「復讐が終わった後、みんなで遊びに行こうかなー…って思って...///」

夕美「…!」

文香「…!」

美波「や、やっぱり駄目かな…?」

夕美「だ、駄目じゃないよ! この喜ばせ上手ーーー!」ガシ-!

文香「そういうところ大好きですよ...美波さん…」ガシ-!

美波「…えへへ♪」

夕美「でもその前に! 復讐をやり遂げよう!」カッ!

文香「帰ってきたらみんなで遊びに行きますよ…」キラ-ン

美波「死亡フラグが立っているような気もするけど、そんなのおかまいなし! さあ! 最後の作戦を立てるよ! 2人ともっ!」

文香・夕美「「おーっ!!」」ピシ-!
25 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:19:36.02 LSDbK0f7O
(夜・P宅)

シュタ!

夕美「鍵を」

美波「はっ! こちらまゆちゃんから借りた合鍵です!」

夕美「OK。プロデューサーさんが帰って来る前に終わらせるよ♪」

文香「御意…」ピシッ

カチャ...パタン
シュタタタタタタタ...
26 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:20:17.06 LSDbK0f7O
夕美「ふぅ。久しぶりに入ったけど相変わらずゲーム以外にものがないね。プロデューサーさんの部屋は」

美波「そうね♪」スリスリ

夕美「待って!? なんでプロデューサーさんのベッドにいきなりダイビングしてるの!? 美波ちゃん!? 枕に顔をこすり付けてるし!!」ガ-ン!

美波「はっ! か、身体が勝手に…!」ビクッ

文香「まったく…余計な痕跡を残すのはNGですよ…」ムシャ-

夕美「うわぁぁぁ! 勝手に『魚肉ソーセージ』をむさぼってるぅー!!!!」

文香「…はっ! か、身体が勝手に…!」ムシャ-

夕美「もー! 2人とも潜入前には『ルパンのように華麗に行動しましょう』なんて言ってたのにフリーダム過ぎだよっ!!」プンスカ

美波「ご、ごめんなさい…」
27 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:20:47.10 LSDbK0f7O
文香「申し訳ありません…ターゲットの冷蔵庫を漁りましょう…」

夕美「わかればいいんだよ。プロデューサーさんがハーゲンダッツを大量に買い込んだっていう杏ちゃん情報があるから、ハーゲンを素早く平らげてここを去る! それが私たちの計画なんだから抜かりないように行動しよう!」

美波「はい!」ピッ!

文香「かしこまりました…」ピシ-

夕美「じゃあ早速冷蔵庫を開けて、と」

カチャ

【ハーゲンダッツ】ピカ-
28 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:21:31.50 LSDbK0f7O
夕美「…バニラとチョコとイチゴとクッキーとラズベリーとチーズケーキがあるけど2人は何味を」文香「バニラを」

夕美「…食い気味に言ったね。そんなにバニラが好きなの?」

文香「いえ。バニラが好きというよりは…余計な味をごちゃごちゃと付けたものが…苦手なもので…」

夕美「なるほど、文香さんはスターバックスで小洒落た飲み物を注文出来ないタイプの人だね。美波ちゃんは?」

美波「ラズベリーがいいかな」

夕美「あ、私も食べたいから半分こしようよ。チーズケーキと交換でね♪」

美波「もちろん。コーヒー淹れてくるね♪」

文香「待ってください…」ピッ

夕美「?」

美波「?」

文香「2人だけでアイスを分け合うなど言語道断です…私も混ぜてください…」カッ!

2人「「もちろん♪」」

キャッキャ♪
29 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:22:19.32 LSDbK0f7O
(しばらくして)

ムシャムシャムシャ-
ズズズズ...フゥ

夕美「あ〜、美味しかった。幸せ〜♪」

文香「ラズベリーやチーズケーキも乙なものですね…食わず嫌いだったようです…」ゲプ-

美波「ふふっ。今度はスターバックスでショートソイオールミルクアドリストレットショットノンシロップチョコレートソースアドホイップフルリーフチャイラテを頼んでみようよ♪」

文香「それは…どこの部族の呪文なのですか…」

夕美「ていうか覚えてるのが凄いね」

美波「よく頼むのよ。それより食べ終わったならコップを洗って早く退散を…」
30 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:22:58.92 LSDbK0f7O
カチャ

P「あー、疲れた。ただい」

美波・文香「「おかえりなさい」」

P「ま何故当然のようにいるんだ!?」ガ-ン!!

夕美「…むっ」プイッ

P「えぇ…お前ら何しに来たんだよ。つーかどこから入ったんだ」

美波「細かいことは気にしなくていいです! それよりプロデューサーさん! もう回りくどいことは無しです! 夕美ちゃんのプリンを食べた報いを受けてもらいますよっ!」ピッ!

文香「そうです…すでにプロデューサーさんの大切にしていたハーゲンダッツは我々が3つほど頂戴しました…!」ピッ!

夕美「むーっ!」プイッ
31 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:23:32.02 LSDbK0f7O
P「いや、アイスくらいなら別にいいんだけど…やっぱりまだ怒ってたんだな。夕美」

夕美「ふんっ!」プイッ

美波「当然です!」ブチィッ!

文香「食べ物の恨みは…恐ろしいのです…」ブチィッ!

P「いや、美波と文香はなんでブチキレてんだよ! 理不尽さしか感じねぇよ!」

夕美「へんっ!」ツ-ン

P「夕美。ごめん」

夕美「つんっ!」プイ-

P「フラワーパークのプリンはもうないんだけどさ」

夕美「ぷいっ!」フン!

P「代わりに銀座で売ってた限定高級プリンを買ってきたんだ」ガサゴソ

3人「「「!?」」」
32 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:24:11.65 LSDbK0f7O
美波「そ、それってもしかして…幻のデリシャス346プリンですか!?」

P「おー、よく知ってるな。知り合いが並ぶって言ってたから何とか頼んで買ってもらったんだけど…」

文香「よー…こー…せぇ…!」

P「ええい。手を出すな食の魔人め!」ペシッ

文香「あぅっ!」

P「これじゃ代わりにならないかもしれないけどさ、今度は同じものを買ってくるから許してくれないか。夕ーーー」

夕美「わーい♪ プロデューサーさん大好き〜♪」ムシャ-

P「機嫌が一瞬で直ってるぅー!!」

夕美「美味しい〜♪」ムシャ-

P「はぁ…まあ。これで一件落着かな」
33 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:24:42.49 LSDbK0f7O
美波・文香「「…」」ジ-

P「ん? どした2人とも」

美波「あの…プリンデューサーさん?」

P「誰だよ」

文香「我々の分のプリンは…?」

P「ないよ」

美波「え?」

文香「え?」

P「え? いや、俺は間違って夕美のプリンを食べちゃったけど…2人には何もしてないし。むしろハーゲンダッツを無許可で食われた被害しかないよ」

美波「…」

文香「…」

夕美「〜♪」ンミャ-
34 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:25:17.10 LSDbK0f7O
美波「どうしようか文香さん。このやり場のない怒りは」ゴゴゴゴ

文香「そうですね…これはやはりプロデューサーさんにぶつけるしかないのでは…?」ゴゴゴゴ

P「キミたち何の話をしているのかな? 俺何も悪くないよね?」

2人「「…」」コクリ

P「ちょ」

シュタタタタタタタタ!!

P「待って!? 美波! 俺の低反発マクラを強奪するな! 文香! 俺の冷蔵庫の中から食材を強奪するなぁぁぁぁ!!!!」

美波「枕〜♪」ギュ-

文香「美味しいです…♪」ムシャ-

P「やめてぇぇぇぇっ!!!!」
35 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:25:46.31 LSDbK0f7O
夕美「2人とも待って!」バ-ン!

美波「!」

文香「!」

夕美「ほら…1/3ずつだけど…プリンはまだあるよ。よかったら食べてよ」スッ

美波「…っ! 新田家のルールではプリンは1人1つずつだと言ったはずだよ!」カッ!

文香「そうです…プリンは1つを分け合うものではありません…」クワ-!

夕美「で、でも…私1人でこのプリンを食べることなんて…出来ないよ!!」カッ!

美波「…夕美ちゃん」

文香「夕美さん…」

夕美「さあ! ごちゃごちゃとした考えは捨てて食べてみて! 美味しいから!」カッ!
36 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:26:39.36 LSDbK0f7O
グイ-

美波「あ、ちょ美味しい…♪」ムシャ-

文香「ま、待ってくだ美味しいですね…♪」ムシャ-

夕美「ふふふ。甘いものは心を幸せにするよね♪」

美波「なんだか心が洗われたような気がします…」

文香「そうですね…すみませんでした。プロデューサーさん…」

P「あ、うん。暴走さえしなきゃいいよ」

夕美「プロデューサーさん。私もプリンのことで拗ねててごめんなさい…ちょっと意地っ張り過ぎたよね」

P「それだけ楽しみにしてたんだろ。俺が悪いんだから夕美が謝ることじゃないよ」

P「今度は一緒にプリン買いに行こうな」

夕美「…うん♪」

美波「さて、仲直りできたみたいだし、帰りましょうか。夕美ちゃん。文香さん」

夕美・文香「「ええ」」

P「待て。美波」

美波「?」

P「さりげなく脇に抱えている俺の枕は置いていけ」

美波「…」チッ
37 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:27:18.33 LSDbK0f7O
(後日)

P「夕美の機嫌も直ったし。これで悩み事はもうない! 仕事するぞ!」

カチャ...トコトコトコ

ありす「プロデューサーさん。ちょっといいですか?」

P「おや、ありす。おはよう。手に持っているものはなんだい?」

ありす「この前、プロデューサーさんがいちごパスタを美味しい美味しいと言って食べていたと聞いたので用意したんです。プロデューサーさん。本当はいちごパスタが大好きだったんですね。知りませんでした♪」ムフ-!

P「いや、この前のは美波が作ったからというか…その…美波に教わったなら食べてもいいというか…」

ありす「美波さんはいま浦安です!」

P「あらー」

ありす「さあ! 遠慮なさらず! お口を開けて! 私のスペシャルパスタを召し上がってください! 心ゆくまで!」グイ-!

P「待って待ってこういうのはタイミングが大切だから少し時グェェェェェェッ!!!」

モグモグモグ...パタリ

ありす「あれ? プロデューサーさん。どうしたんですか?」

P「」チ-ン

ありす「…?」

終わり
38 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/13(火) 20:29:14.73 LSDbK0f7O
以上です
お読みいただきありがとうございました

美波夕美文香の3人組シリーズを書いてていい感じにキャラを暴走させられるようになってきた気がします。特に文香
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 23:28:27.97 T5l3kNTGo
このシリーズすき

小松伊吹「世界レベル?」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:02:16.26 zDS9v2Mg0
勢いで書きました

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518523335
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:03:26.57 zDS9v2Mg0
伊吹「あっ、奏ーおはよー!」

奏「おはよう、伊吹ちゃん。朝から元気ね」

伊吹「そりゃそうだよ!今日はダンスレッスンだからね。気合いが入るってもんよ」

伊吹「奏は今日はレッスン?」

奏「いえ、今日は午前中にモデルの撮影だけよ」

伊吹「お、私も午前中だけだから午後から私の家で映画でも見ない?」

奏「いいわね。見る映画はいつも通りでいい?」

伊吹「うん!いつも通り私と奏の見たいやつ1つずつね!」

奏「了解、また後で連絡するわね」

伊吹「うん、また後でねー」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:08:53.75 zDS9v2Mg0
ヘレン「伊吹」

伊吹「わっ!ってヘレンさんどうかしました?」

ヘレン「それ、私も参加していいかしら?」

伊吹「それって奏との鑑賞会ですか?」

ヘレン「ええ。いいかしら」

伊吹(正直、あんまり話したことないからヘレンさんのこと、よくわからないんよね……)

伊吹(でもヘレンさんがどんなものを観るのかすっごい気になるし……)

伊吹(ま、これから仲良くなればいいでしょ!)

伊吹「もちろんいいですよ!観たいDVD持ってきてくださいね!」

ヘレン「ええ、とっておきのを持っていくわ!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:09:26.90 zDS9v2Mg0
ーーーーーーーーーーーー

伊吹宅

奏「それで……」

ヘレン「ヘーイ!」

奏「どうしてこうなったわけ……」ゴニョゴニョ

伊吹「だってしょうがないじゃん!奏と話してたの聞いてたみたいだし、断れないしね……」ゴニョゴニョ

奏「そういえば趣味DVD鑑賞だっけ……」ゴニョゴニョ

奏「こんにちは、ヘレンさん」

ヘレン「ハロー、奏。今日は楽しみましょう」

奏「ええ……」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:10:02.46 zDS9v2Mg0
伊吹「じゃあ、誰のから見る?」

ヘレン「私は最後で構わないわ」

奏「それじゃあ私から」

奏「私が持ってきたのはこれよ」ドン

伊吹「これは……ミステリー?」

奏「そうよ。文香に勧められて読んだ本が映像化されて気になってたの」

伊吹「いつものじゃないんだ」

奏「私だっていろんな映画見るのよ」

ヘレン「へぇ……この選択はナイスよ」

奏「あ、ありがとうございます」

伊吹「それじゃ再生っと」ピッ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:10:38.93 zDS9v2Mg0
ーーーーーーーーーーーー

奏「ふぅ……よかったわね」

伊吹「私も、ミステリーとかはあんまり見ないんだけど引き込まれちゃった!」

ヘレン「世界レベルの作品だったわね……」

奏(世界レベルってなんなの……?)

伊吹「それじゃ、次は私ね!」

伊吹「私からはーこれ!」ドン

奏「これは……世界的に有名になった恋愛映画ね」

ヘレン「私も以前見たことがあるけど……これはナイスな作品であるだったわ」

伊吹「あちゃー2回目でしたか……」

ヘレン「謝る必要はないわ。2回目でも3回目でも楽しめる、それが世界レベルよ!」

奏「はぁ……」

伊吹「……再生っと」ピッ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:11:17.44 zDS9v2Mg0
ーーーーーーーーーーーー

伊吹「うう〜よかったねぇ〜」グスグス

ヘレン「私も感動しているわ……」

奏(表情変わってないけど……)

奏「伊吹ちゃんと恋愛映画は何回も見たけど……なかなか慣れないわね」

伊吹「まあまあ、いつかクセになるって!」

奏「私も伊吹ちゃんもあんまり長くない作品だったから時間は十分にあるけど……」

ヘレン「ついに私の番ね!」

奏伊吹(なんかすっごい不安!)

奏(世界レベルのDVDってなんなのかしら……)

伊吹(すっごい気になる……)

ヘレン「再生するわよ!」ピッ

伊吹(くるっっ!)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:12:15.66 zDS9v2Mg0
奏「これは……〇〇ーズブートキャンプ……だったかしら」

伊吹「それ私たちが小さいときに流行ったやつだよね!」

ヘレン「そうよ!これを見ながら正しいエクササイズをすれば世界レベルのボディを手に入れられるわ!」

奏「そうですか……」

ヘレン「このエクササイズに私の考案したアイドルとしてのレッスンを組み込んだのがヘレンズブートキャンプよ!!」

奏「はあ……」


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:12:45.94 zDS9v2Mg0
伊吹「でもちょっとよくわからないっていうか……」

ヘレン「伊吹!もう1段階上のダンサーになる気はない?」

伊吹「!!」

ヘレン「奏!体を鍛えればダンスだけでなく、歌や演技も良くなるわよ!」

奏「!!」

ヘレン「興味が湧いてきたようね」

伊吹「私、やります!」

奏「私は……」

伊吹「奏もやるよね!ね?」ズイッ

奏「伊吹ちゃんがそういうなら……」

ヘレン「エクセレント!!早速明日から始めるから今日は休みなさい」

伊吹(ここ、私の家なんだけど……)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:13:12.77 zDS9v2Mg0
ーーーーーーーーーーーー

翌日

ヘレン「伊吹!貴方の限界?」

伊吹「はぁはぁ……」

ヘレン「奏!それはお遊びのつもり?」

奏「くっ……」

伊吹(すっごいきつい……けど)

奏(身についてる気がする……)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:13:45.06 zDS9v2Mg0
ーーーーーーーーーーーー

1週間後

ヘレン「今日はここまで!しっかり体を休めて明日に備えなさい」スタスタ

伊吹「あ〜やっと終わった〜」

奏「相変わらずしんどいわね……」

伊吹「でもでも、すっごい身についてる感じしない?」

奏「ええ。なんだか声が出しやすくなった気がするもの」

伊吹「私も激しいダンスを軽々と踊れるようになったんだー!」

奏「やっぱり効果はあるのね」

伊吹「このまま続けていったらどうなるんだろ……」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:14:16.48 zDS9v2Mg0
ーーーーーーーーーーーー
1ヶ月後

ヘレン「ここまで!」

伊吹「へ?」

ヘレン「もう私に教えられることはないわ……」

奏「ということは……卒業?」

ヘレン「ええ。貴方たちはもう世界レベルの力を手に入れてるわ」

奏「へぇ……」

伊吹「そうなんだ……実感はないけど……」

ヘレン「プロデューサーに頼んで近いうちに2人でミニライブをすることになったわ!そこで世界レベルの力を見せつけてきなさい!」

奏伊吹「はい!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:15:07.67 zDS9v2Mg0
ーーーーーーーーーーーー

そうしてミニライブは行われた
伊吹のプロのダンサー顔負けの世界レベルのダンスと奏の聞く人を魅力する世界レベルの歌声で観客は1日で虜になった。
このミニライブをキッカケに、日本全国、そして世界へと活動範囲を広げていき、2人が世界の頂点に立つことになるが、それはまた別の話
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:15:40.85 zDS9v2Mg0
のちに2人はこう語る

ーーーー世界レベルのアイドルとなった2人ですが、何か特別なこととかしたんですか?

伊吹「そりゃあ……」

奏「ヘレンズブートキャンプです」

ーーーーヘレンズブートキャンプとは……?

伊吹「私たちの同僚にヘレンさんっていう世界レベルの人がいまして……その人の考案したレッスンです」

奏「今はもうアイドルを辞めて世界レベルのトレーナーとして働いてるみたいだけどね」

ーーーーヘレンズブートキャンプはどんなものでしたか?

奏「そりゃあもうしんどかったですよ。文字どうり血を吐いてました」

伊吹「でもあのヘレンズブートキャンプがあったからこそ今の私たちがあるんです」

奏「そうね……あの鑑賞会にヘレンさんが来なければ今の私たちはなかったわ」

ーーーー最後に一言お願いします
伊吹「アイドルになりたい人は是非ヘレンズブートキャンプを!っておかしいかな」

奏「一見おかしいように聞こえるけど実際その通りだもの」

奏「辛いのは間違いないけれど、その辛さは必ず強さになるわ」

伊吹「それじゃあ……」

奏伊吹「世界レベルのアイドルになりたい人はヘレンズブートキャンプを!」

おわり
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 21:16:31.13 zDS9v2Mg0
以上で完結です
ご覧いただきありがとうございました
マジで勢いだけで書いたので細かいところは目を瞑って頂けると幸いです

【デレマスSS】卯月「バレンタインだから」

1 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/14(水) 23:56:34.79 60OvchCb0


卯月「はい、凛ちゃん!チョコのプレゼントです!」

凛「ありがとう、卯月。…これ手作り?」
 
卯月「はい!P.C.Sの皆と一緒に作りました」
 
凛「ふーん、そうなんだ」
 






※デレマスの二次創作だぞ
キャラ崩壊とか普通にあるぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518620194
2 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:09:47.65 /rC9LQEs0


凛(チョコきたああああああああ!!!!!!!
しかも卯月の手作りだああああああ!!!!ひゃっほい!これで向こう10年は生きてられる!!!!)
 
卯月「未央ちゃんたちにも渡してきますね!」
 
凛「待って」
 
卯月「え?」
 
 







 
凛(なんで止めてるの私…
なんだろう…卯月の手作りっていうプレミアのついたチョコを誰かに食べてほしくない…私だけのものにしたい)
 
凛「あ…ごめん、なんでもない」
 
卯月「…?そうですか?じゃあ行ってきます」

凛(それは流石に私のワガママだよね…)
 
 
 

 
 
凛「……」
3 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:11:13.00 /rC9LQEs0


〜夜〜
 

卯月「お疲れさまでした〜」
 
凛「あ、待って、卯月!」
 
卯月「?」
 
凛「これ、チョコ
バレンタインだから、朝のお返しって訳じゃないけど」
 
卯月「わあ!ありがとうございます!」
 
凛「市販のやつだけど…」
 
卯月「でも、それでも嬉しいです!ただ…」
 
凛「ただ?」

卯月「なんで今日返しちゃうんですか?」
 
凛「…え?」
 
4 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:12:37.38 /rC9LQEs0







凛(ええええええええええええええええええええええ!!!!!???
うっそ、私やらかした!!!????何を!!!!!????)






 
 
凛「どういうこと?」
 
卯月「だって、ホワイトデーに返してくれるのかなーって…」
 
凛「あ…」








 
 
凛(そうだあああああああーーーーーーー!!!!渡されたチョコのお返しをするイベント、その名も『ホワイトデー』も存在しているんだああああああああ!!!!!!
忘れてたーーーーーーー!!!!!!!!へたこいたーーーーーーーー!!!!!!!!)
5 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:13:53.81 /rC9LQEs0


凛「いや、それは…そのホワイトデーの先取りというか…」
 
卯月「…ふふ」
 
凛「…う、卯月?」
 
卯月「あ、ごめん…凛ちゃんもおっちょこちょいなところあるんですね!」
 
凛「あっ…」




 
 








 
 

 
凛(あああああああああああああ!!!!!!でもそんなの関係ねぇええええええええええ!!!!
卯月の笑顔はどんなチョコよりも甘いプレゼントだああああああああ!!!!!!!ほわああああああ!!!!!!)
 
凛(しゅき…)
 
 
 

 
 
 
 
  
凛「そうだね」
6 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:16:41.32 /rC9LQEs0


〜別所〜


加蓮「なーお♪」
 
奈緒「うわっ、加蓮!?なんだよ!」
 
加蓮「今日はバレンタインでしょ?はい、あーん♪」グイッ
 
奈緒「お、おい、やめろぉ!チョコを無理やり口に近づけるな〜!!」
 
加蓮「奈緒は私のチョコ食べてくれないの…?」
 
奈緒「食べる!!食べるけど普通に手渡しでいいだろ!?ちょっ、近いちか…むぐっ!!?」
 
加蓮「どう?美味しい?」
 
奈緒「んぐ…」モグモグ

加蓮「…」ドキドキ

奈緒「美味しい…」
 
加蓮「本当に?」

 
奈緒「うん、美味しい!口の中で蕩けるような舌触り、甘さも丁度いい感じの!」
 
加蓮「ふふ、でしょでしょ〜?」



7 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:18:40.59 /rC9LQEs0




加蓮(やったあああああああああああああ!!!!!!奈緒に褒められちゃったああああああああ!!!!!!
正直、不安だったけど美味しくできたみたい…よかったああああああ…
手作りした甲斐ががある!)
 
 



 
 
奈緒「ところでこれどこの店のなんだ
?」
 
加蓮「え?」
 
奈緒「え?ああ、いや。私もそのうち買おうかなって思って。
で、どこの店のチョコなんだ?」
 
加蓮「……ば……」
 
 
奈緒「ば…?」
 
 
 
 
 








 
加蓮「奈緒のバカアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」タッタッ
 
奈緒「ええええええー!!?ちょっ、加蓮!?どうしたんだよ、加蓮!!?かーーれーーーんーーー!!!??」


8 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:19:57.70 /rC9LQEs0

〜別所〜


晴「なあ、梨沙」
 
梨沙「なによ」
 
晴「バレンタインってなんのためにあるんだろうな」
 
梨沙「どうしたのよ、急に」
 
晴「いや…なんで女子が男子にチョコやらなきゃいけないのかわかんなくて」
 
梨沙「そういうイベントだからよ」
 
晴「なぜかオレもチョコ貰えたりするし」
 
梨沙「友チョコよ」
 
晴「ふーん…」

9 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:23:03.56 /rC9LQEs0


梨沙「…ってことで、あげる」
 
晴「どうしたんだよ、急に。」
 
梨沙「バレンタインだから」
 
晴「一応オレ女だぞ」
 
梨沙「友チョコよ」
 
晴「ふーん…サンキュ」
 
梨沙「ん…」

晴「これブラックサンダーじゃん」

梨沙「いいでしょ、別に。義理チョコにそこまで手間を費やす意味もないでしょ」

晴「父ちゃんにもブラックサンダーあげるのか?」

梨沙「んなわけないでしょ、手作りの本命チョコよ」

晴「ふーん…」

梨沙「まあ、欲しいっていうんならあげるけど」

晴「いや…これでいいよ」

梨沙「……」




10 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:24:07.86 /rC9LQEs0


〜別所〜

P「女子に囲まれるアイドルプロデューサーを職業にしてるのに、義理でもチョコが来ない」
 
輝子「どんまい…」
 
P「輝子は何個貰った?」
 
輝子「えーと…小梅ちゃんと…幸子ちゃん…美玲ちゃんと…ぼののさん…それから愛梨さんからも」
 
P「もういいやめろ」
 
輝子「ふひひ…女子に負ける…男子…」

11 :◆Vplw0JzeVOUt 2018/02/15(木) 00:27:07.92 /rC9LQEs0


終わりです


バレンタインだから書いてみたけど大して書けなかった
僕の百合力は所詮こんなものです
次はもっと百合力を鍛えます

前の→【デレマス】凛「卯月が寝てる」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516200294/



以下、好きなデレマスのカップリングを書いていくスレ

【モバマスSS】泰葉シリーズ(仮)それぞれのバレンタイン

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:41:38.63 Ascr+WfR0
バレンタインSSです

前作の設定を引き継いでます。


【モバマスSS】「過去と欲望とすべての解放」
志希「お兄ちゃんと仲良くなりたい」


多大な独自解釈を含んでおります。

前作見たくない人は泰葉・ほたる・美優・周子はPと関係がある。

まゆのプロデューサーは別の人ですでに完堕ち済み

志希はPの種違いの妹、森久保はPの従姉妹

美優はアイドルではなくPの高校の時の後輩という設定だけ把握すればOKです

・・・設定多いな?



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518590498
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:42:05.97 Ascr+WfR0



【乙倉悠貴の場合】

おはようございますっ!これ・・・チョコです!えへへ、既製品ですけど自信ありますよ!

・・・やっぱり手作りのほうが良かったですか?あ、別に気にしないんですか。よかったですっ!

ちゃんと味見もしましたっ!だから平気ですっ!

え、自分の分も買ったのかって?そ、それは、その・・・あはは。美味しそうだったのでつい。

わ、笑わないでくださいっ!・・・・これはあげられないですね。自分用にします。

あ、いえ!流石に冗談ですっ!・・・・・・・チョコケーキあげるから許してくれって?

ホントですか!?いただきますねっ!ありがとうございます!

じゃあこっちもチョコです!どうぞ!ハッピーバレンタインっ!です!

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:43:16.45 Ascr+WfR0


【森久保乃々の場合】

あ、Pさんいました。・・・他に誰もいないですよね?

・・・・え?潜んでいる可能性があるのはお前だけ?

うぅ・・・意地悪です。・・・そんなP兄にチョコです。・・・なんと手作りです。どうですか?

前お仕事させていただいた時に作り方を覚えましたので。美味しそうでしょう?そうでしょう?

・・・美味しそうだって言ってよ。あの、やめてほしいんだけどその微妙な表情!

・・・そういえば初めて渡したよね。2月にうちに来たことなかったもん。

・・・・・P兄、ハッピーバレンタイン。・・・後で感想聞かせてね、あとできたらお返しも頂戴。

え?チョコケーキ?うん。たべる。P兄が作ったの?・・・・・おいしい

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:44:25.18 Ascr+WfR0

【宮本フレデリカの場合】

フンフンフフーン♪フンフフー♪フレデリカー♪

お?いたねPさん。ぼんじゅ〜る。はいチョコ。手作りだよ〜?

お仕事で作ったからプロデューサーの分も作っちゃった!やだ!フレちゃんってばおっとめ〜?

・・・え?一粒しか入ってないって?甘くて美味しかったよ!

あ、違う。そっかー、ちょっと失敗しちゃったかな?え、そういう意味じゃない?だって〜美味しかったんだもん!

・・・美味しい?よかった〜!フレちゃん満足!あ、お返しよろしくね〜。

そういえばフレちゃん今日誕生日なんだよ!知ってた?・・・・なあにこれ?ワオ!ケーキとプレゼントだー!

さっすが覚えてた!ありがと!ケーキがいっぱいだね!?どれでも好きなのもってけって?太い腹だね!

もしかしたらプレゼントもらえないかと思ってたよ!後であけるね!と見せかけて今あける!

あ、ハートのネックレスだ!これ欲しかったやつだ〜・・・誰かに聞いた?・・・ハート似合うからなんとなく?

・・・ありがとう!嬉しい!それじゃあみんな見せびらかしてこよ〜っと!ケーキ食べたら行ってくるね!

ごちそうさま!じゃ行ってくる!・・・あ、忘れてた!ハッピーバレンタイン!
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:45:12.32 Ascr+WfR0


【一ノ瀬志希の場合】

あ、いた!お兄ちゃん!チョコだよ!・・・何も入ってないよ?ホントだよ?

いいじゃん!ほら!あたしだって真面目にやる時はやるんだよ!?

こういうの柄じゃないけどね!・・・そんなに警戒しないでよ。さびしいなあ。

あ、ケーキもらっていい?美味しそうだねこれ。なんか高そうな空気を感じるにゃ〜これは。

てかチョコ食べてよ〜。・・・・・・・食べたね?ちゃんと食べたね?ふっふっふ・・・かかったねお兄ちゃん!

・・・ごめん。嘘だから吐き出そうとしないで、冗談だから。何も入ってないから。

お兄ちゃんほんとにやるのもわかってるから・・・・・・ほんとに何も入ってないからさ。

・・・・・・ありがとう?・・・・うん。じゃあね!ハッピーバレンタイン!

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:45:58.92 Ascr+WfR0


【白菊ほたるの場合】

・・・あ、Pさん。いいところにこれ・・・チョコです。・・・私、今日Pさんに会えないんじゃないかと思ってました。

・・・・例えお前が会えなくても俺が行くから問題ない?・・・そうですか。ありがとうございます

・・・手作りは失敗しましたので既製品です。ごめんなさい。なぜかチョコが火を吹きまして・・・

え?あ、はい。今度一緒に作りかたをですか?・・・教えてください!

・・・失敗作ですか?え、ええまあまだ残ってますけど。

味見で食べる?もってくればいいんですか?・・・ごめんなさい。・・・あ、そうですね、ありがとうございます。

楽しみにしていますね。あ、ケーキですか?ええ頂きます。

・・・ハッピーバレンタインです。Pさん

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:47:06.78 Ascr+WfR0

【三船美優の場合】

・・・先輩、チョコです、どうぞ。ええ、Pさんの言うとおり結構高いところのやつです。お好きでしたよね確か。

・・・手作りは昔失敗したので。・・・先輩、覚えてますか?

パティシエ先輩が女子にお菓子作り代行を依頼されて数が多すぎて一人じゃ無理だからって言って。

それをみんなで手伝うことになって。いつの間にか毎年の恒例行事になっちゃいましたもんね。

ちょっと失敗しちゃった感じだしてくれって依頼されて本気で怒ってましたよねあの時の先輩。

自分でやれやって叫んでたの覚えてますよ?・・・私初めて先輩の叫び声聞きましたもん。

・・・忘れてほしい?だめです。忘れません。あの時失敗したチョコ処分って名目でみんなで食べたじゃないですか?

実はあの時に混ぜてたんですよ?・・・一番美味しかったアレかなって?・・・もう適当なこと言って。しょうがない人ですね。

それでしたら来年は手作りにまた挑戦しましょうか・・・絶対受け取ってくださいね。

・・・先輩、ううんPさん。ハッピーバレンタイン。・・・ちょっと恥ずかしいですね

え?ケーキですか?ええ、頂きます、・・・数が多いですね・・・・・・パティシエさんからもらったんですか?

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:47:40.59 Ascr+WfR0


【塩見周子の場合】

お、いたいた。はいチョコだよPさん。和菓子屋の娘がチョコってどうよ?って思ったりしちゃう?

・・・そんなことはない、か。ありがと。これ、ビターのダース。12個入りだよ?美味しいよ?あ、知ってる。

もうちょっと気合入れろよ?ってほら、食べ方があるんだよ。ほら・・・ほうほ?

・・・・・・・・・ためらいなく舌入れたねPさん。うん、こうして渡したかったんだ。こういうの好きでしょ?

ほら、後11個あるよ?頑張って頑張って、・・・こら、そのまま食べるんやないの。・・・いけずやわあ。

・・・うん。Pさん。ハッピーバレンタイン。ケーキ?貰うけど。なんでこんな一杯あるん?



9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:49:12.65 Ascr+WfR0


【岡崎泰葉の場合】

・・・・・・Pさん、戻りました。そしてチョコです。泰葉は手作りだと思ってた?嬉しい?

そうでしょうそうでしょう。まだ料理は勉強中ですが、お仕事してましたのでなんとかなりますよ。

まあ、まゆさんにも少し手伝ってもらっちゃったんですけどね?

・・・・・・身構えないでください。何も仕込んでませんから。

・・・ほら、口開けてください。はいあーん。美味しいですか?ふふっよかった。

実は最初はチョコを自分に塗るということも考えたんですが・・・いまからやりましょうか?

・・・・・・・皮膚が痛むから駄目?・・・そうなんですか、残念です。

ところで、なんで知ってるんですか?目をそらさないでください。まあいいです。

・・・ところでこの後お暇ですか?・・・・・・パティシエさんところでチョコ作り手伝ってたから眠い?

もしかして徹夜ですか?一体なんでまたそんなことを?昔からやってた恒例行事の一貫?

ジャーナリストさんは戦力外通告されてるから今回自分だけだった・・・?・・・なにやってるんですか・・・

・・・・・・フレデリカさんの誕生日のため?ああなるほど。それならしょうがないですね

だから冷蔵庫にチョコケーキが一杯入ってるんですね。

・・・・・・ホールが3つもありますね。これでも減らしたほうなんですか?

・・・・・・私も1切れいただきましょう。残りは欲しい人にでも明日配ればいいですかね?

だからずっと事務所にいたんですか。正直眠そうですもんね?

しかも朝からチョコ食べ過ぎでお腹もいっぱいと・・・・・・・・・なるほど。

・・・ほらこっちきて、さっさと横になってください。

・・・・・・・・・・ほんとにすぐ寝ちゃいましたね。膝枕にも突っ込まないとは相当です。あとで起こしてあげましょう。

・・・うーん、耳が結構汚れてますね。明日耳掃除でもやってあげましょ。

・・・・・・あ、そうだ。いいこと考えました。・・・・・・ん、チョコの味がしますね。

それもいろんな。・・・・・・本当に罪な人ですよ。

・・・おやすみなさいPさん。・・・ハッピーバレンタイン

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:50:24.89 Ascr+WfR0

おまけ バレンタインの夜 部長と飲み会

【事務所〜泰葉部屋】

部長「急で悪かったな、お疲れ様。じゃ、乾杯」
P「乾杯です」

部長「お前飲めなかったんだっけ?最初くらいは付き合えるか?」

P「ええ、まあ。ビール一杯くらいなら。さっき起きたばっかりなんで平気です」

部長「そうか、悪いな、やっぱり一人だけ飲むのは寂しいんだよな」

P「あ、湯豆腐温まるまでの間のの突き出し代わりにどうぞ。浅漬けと卯の花しか冷蔵庫になくてすいません」

部長「お、ナイスだ、年取るとこういうののほうが嬉しいんだよ」

P「部長まだお若いじゃないですか」

部長「あほ、30超えると早いんだよ・・・うまいなこれ。お前いい嫁さんになるぞ」

P「確かに俺が作ってますけど、あんま笑えないです。でもどうしたんですか?いきなり」

部長「湯豆腐するから豆腐用意しろ。場所はここっていったことか?なんとなくだ」

P「・・・そうですか。土鍋あるんで豆腐と薬味用意するだけでいいから楽だったんですけどね」

P「三人だった時にここで鍋やりましたから。カセットコンロもまだ使えますからね」

部長「・・・お前職場ではしゃぎすぎだわ。まあいいや。どうでも」

P「・・・ちなみになぜ湯豆腐を?」

部長「一人飯と外食ばっかりであれだったんでな。ちょうど栄養が欲しかったんだ」

部長「・・・・・ところで岡崎って何が好きなんだ?」

P「・・・・?なんですか急に」

部長「いや、あの、連絡した時になんか殺意を感じたんでな。お前のこと起こしたからかな?」

P「きのせいでしょ」

部長「俺もそういうことにしておきたいがな。まあ何か手配でもしておくかな」

P「な、なるほど?あ、そろそろ湯豆腐できますよ」

部長「よし、酒に切り替えだ。レンジあるんだよな?」

P「はい。ありますけど。冷蔵庫はいまケーキで埋まってます」

部長「じゃレンジで熱燗にするわ。借りるぞ」

P「あ、どうぞどうぞ。そんなんできるんですか?」

部長「どうせ徳利もない。湯煎も面倒。なら茶碗酒でレンジ温めだ。湯煎のほうがいいけどな」

P「・・・なるほど」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:50:59.66 Ascr+WfR0


部長「くぅ〜これだこれ。湯豆腐に熱燗、あ〜温まるなあ」

P「・・・部長すっごいのみますね」

部長「・・・・・・この春菊が嬉しい。子供の頃は嫌いだったなあ、今はないと不満が出るわ」

P「そ、そうですか。春菊入れろっていうから普通の寄せ鍋みたいにしちゃいましたけど大丈夫ですか」

部長「そういうのでいいんだよそういうので」

P「・・・・・・・なんかキャラおかしくないですか?」

部長「お前も熱燗いっとくか?辛口だけど飲みやすいぞ?」

P「いや、大丈夫です、多分ぶっ倒れますんで」

部長「・・・そうか。あー・・・・・なんだ、悪かったな」

P「・・・はい?」

部長「異動させようとしたことだよ。・・・・すまなかった。上司としてはお前を守るべきだったのに」

P「い、いや!頭上げてくださいよ!そもそも私の方から言い出したんですし!」

部長「お前が悪くないのはわかっていた。年頃の女が惚れた腫れたするのも多いってわかってたはずなのに」

部長「とりあえずで移動させようとしてしまった。うまいこと操縦する方法を教えればよかった」

P「・・・わざわざそれ言うためにこんなことを?」

部長「いや?なんか湯豆腐で酒したくなったのが本題だ」

部長「取引先の人に自慢されたら頭の中が湯豆腐で一杯になってな、一番手頃なのがここだった」

P「あ、そうですか。・・・気にしないでください。部長には感謝してるんです。」

P「いつも考えてくれてるのはわかってますから、あの、すいません」

部長「でも結果的にお前餌みたいになってるじゃないか。いいのかそれで?」

P「・・・・・・・ま、まあいいんじゃないですか、やっちまった責任みたいなもんですし」

部長「・・・で?本命誰だ?一番なのは誰だ?ここだけだ、言っちゃえよ」

P「部長の絡みめんどくさいですね!?・・・つーか部長こそどうなんですか?俺何もしらないんでが」

部長「俺かあ?・・・ないな。ついこの前婚約者と別れちまったばっかりだ。仕事にかまけすぎたわ」

部長「この仕事ってあまり理解されないからな。その辺すれ違うと駄目だった」

部長「・・・お前もこの仕事に理解ある嫁さんもてよ?まあお前は心配いらないか」

P「・・・なんか、すいません」

部長「・・・・・・気にするな。いや気にしろ。お前も飲め、ほらほらほらほら」

P「ちょっと!あの・・・日本酒は・・・むーりぃ・・・」

部長「お!いけるじゃないか。どんどんいっとけ」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:53:03.00 Ascr+WfR0

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


P「・・・あ、やべえ寝ちまってた。えっと部長は・・・潰れてる。うわ、一升瓶が空だ、すげえなこの人」

部長「・・・・・・」

P「部長!部長!起きてください!・・・・・・・・取り敢えず片付けてからまた起こすか」

アーニャ「ヴィエーチル、P。ここにいてよかったです」

加蓮「どもども。うちの人がごめんねー。悪いんだけど片付けお願いしていいかな?」

P「・・・アナスタシアさんと北条さん?・・・・・どうしてここに?」

アーニャ「P。部長は、私達にまかせて・・・・くださいね・・・」

P「え?で、でも」

加蓮「大丈夫だよ。私がついてるし、変なことにはならないからさ。じゃあもう行くね。アーニャ!」

アーニャ「ダー、了解です。カレン、そっち側をもってください。・・・しつれいしますね?」

P「あ、は。はい」

カレン「・・・とりあえず休憩室あいてるからとりあえずそこへ運ぼっか?」

アーニャ「ダー♪」

P「・・・・・・・・・あ、あの!やっぱり私が連れて帰りますので!」

アーニャ「・・・人の恋路を邪魔するのは馬に・・・・・蹴られますね?」

加蓮「Pさんは人のこといえないと思うから却下」

P「・・・いや!だって。部長は」

アーニャ「・・・部長、フィアンセいました。・・・でも別れました。それで部長・・・傷ついてます」

P「ま、まあ。じゃなかったらこんなことする人じゃないですしね」

アーニャ「だから・・・・・なにも・・・・問題ない・・・ですね?」

P「あると思いますよ!?」

加蓮「・・・大丈夫だから。悪いことにはならないからさ。口出さないでくれると嬉しいな」

P「・・・・・・」

アーニャ「スパシーバ♪・・・よかったら今度はアーニャって呼んで下さい。ダスビダーニャ。失礼します」

加蓮「あ、明日ケーキ取りに来るよ。みんなも一緒にね」

P「あっ行っちゃった・・・俺は無力だ・・・・・・・・・・・・・・寝よ」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:53:35.01 Ascr+WfR0



さらにおまけ〜佐久間まゆの場合〜まゆPとのバレンタイン

うふふ、プロデューサーさん、まゆのチョコですよお?ボウルに入ったチョコを好きなだけ塗ってくださいねえ?

甘いものそこまで好きじゃないのも知ってますから、ビターにしましたよお?

早くまゆをコーティングしてくださいねえ?・・・そんなに美味しくないですか?そうですか。

・・・やっぱりこういうのは味がだめになっちゃいますねえ。・・・こっちが普通のチョコです、どうぞ。

・・・あ、リボン解いてくれませんか?自分じゃ解けなくて。

ちょっと強く結び過ぎちゃいました・・・えへへ。・・・・・プロデューサーさん?・・・優しくしてくださいね?




14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 15:55:01.91 Ascr+WfR0
終わりです PCが吹っ飛んでどうなることかと思いましたが、内蔵HDDを引っ張る方法を教えてくださった方

ありがとうございました。新PCになれつつも頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

では依頼をだしてきます。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 19:56:52.15 o12AKpwHO
もうこの事務所ダメじゃないっすかね(歓喜

加蓮「2月14日って何の日??」

1 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 01:57:20.21 CiNY5hS10
これはモバマスSSです。

前作
未央「年越しとHMS」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514961433/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518541039
2 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 01:57:58.47 CiNY5hS10
未央「年始のお仕事ラッシュが終わってもう二月かぁ……」

加蓮「一月は忙しかったもんねー」

未央「いろいろあったねぇ」

加蓮「確かにね」

未央「かれかれが格付けチェックでポテトの問題全部正解してたり」

加蓮「幸子がスカイダイビングさせられてたり」
3 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 01:59:03.26 CiNY5hS10
加蓮「幸子が時子様の召使いになってたり」

未央「さっちーがどっきりに引っかけられてたり」

加蓮「幸子はバンジージャンプしてたね」

未央「さっちー多くない???」

加蓮「まぁ仕方ないよね、うちの弄られ担当だし」
4 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 01:59:39.25 CiNY5hS10
加蓮「二月と言えばあのイベントだよね」

未央「ネクタイの日かぁ……」

加蓮「イベントのチョイス」

未央「他になんかあったっけ?」

加蓮「え?さすがにそれはやばいんじゃない?」

未央「あぁ!わかったあれだ!!」

加蓮「まぁさすがにわかるよね」

未央「煮干の日だ!!」

加蓮「だからチョイス!!!」
5 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:00:24.39 CiNY5hS10
加蓮「もっと女の子らしいチョイス無いの??」

未央「いや、さすがにわかってるよ。バレンティンでしょ?」

加蓮「あ、わかった 今日の未央はちょっとめんどくさい」

未央「ごめんって許して」

加蓮「どこの女の子が女の子らしいチョイスにホームラン記録保持者を持ってくるの」

幸子「お疲れさまです、あれ?カワイイボクを差し置いて何の話をしてるんですか?」

加蓮「あ、おつかれー。いやぁ今日は未央がめんどくさい日だなぁって話」

幸子「ナルホド、加蓮さんはバレンタインの話がしたいのに未央さんがはぐらかしてくるんですね」

未央「今の説明でよくわかったね?」
6 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:01:04.08 CiNY5hS10
加蓮「何で未央の選択してくる記念日が女の子らしくないの??」

未央「ふふふ……実は全部同じ日のこと言ってたんだよ?」

加蓮「え?どういうこと?」

幸子「ナルホド、ネクタイの日に煮干の日ですか……」

加蓮「幸子何か知ってるの?」

幸子「これはカワイクないチョイスですね」

加蓮「そういうことを言ってるんじゃ無いんだよなぁ」
7 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:01:51.68 CiNY5hS10
未央「ネクタイの日も、煮干の日も2月14日なんだよ」

加蓮「え?そうなの?」

幸子「カワイイ日にカワイクない記念日が……つまりカワイイ??」

未央「このあいだ友達と話してた時に14日が何の日かって調べたんだよねぇ」

加蓮「なるほどねぇ」

幸子「あの、ボクをスルーしないでくれます?」

未央「あ、忘れてた」

幸子「ひどくないですか??」
8 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:02:59.06 CiNY5hS10
未央「それでバレンタインがどうかしたの?」

加蓮「そうそう、今年は誰かに送ったりするの?」

未央「うーん、クラスの友達に友チョコとかは送るけどなぁ」

幸子「手作りとかするんですか?」

未央「する時はするけど今年は忙しいかもだしわかんない」

加蓮「未央チョコ作れるんだ」

未央「当然!ばっちりだよ!」
9 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:03:31.49 CiNY5hS10
幸子「そういう加蓮さんは誰かに渡したりするんですか?」

加蓮「うーん、お世話になってる人には渡そうかなぁと思ってるけど手作りするかどうかはまだ決めてないかなぁ」

未央「おや?その中に男の人は入っているのかなぁ?」

加蓮「さぁね」

未央「はぐらかすねぇ」

加蓮「そういう未央こそ、クラスの男子とか勘違いさせちゃうんじゃ無いの??」

幸子「それはありそうですね」

未央「なんで!?そんなことないない」

加蓮「まぁ今はそう言うことにしておいてあげよう」
10 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:28:12.85 CiNY5hS10
未央「ほら、私の話なんかよりさっちーはどうなの?誰かにあげたりするの??」

幸子「へ?ボクですか?」

加蓮「そうそう、やっぱり学校の友達とか?」

幸子「まぁそれもあるかもしれないですけど、プロデューサーさんにも渡すんじゃないですかね?」

加蓮「ふーーん」

未央「プロデューサーにねぇ……」

加蓮「ねぇ未央」

未央「どうしたんだい?」

加蓮「……クッキー作るの手伝って」

未央「誰に渡すための?」

加蓮「……プロデューサー」

未央「いいでしょう」

幸子「いったい何の話してたんでしたっけ?」
11 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:30:13.29 CiNY5hS10
未央「というわけで、バレンタインに渡す用のクッキーを作ろうと思います」

加蓮「いえー!!」

幸子「何でボクも参加してるんですか?」

未央「さっちーもプロデューサーに渡すやつ一緒に作っちゃおーよ」

幸子「まぁ未央さんが一緒に作ってくれるのは心強いですけど……」

加蓮「ほら、人は多い方が楽しいじゃん?」

幸子「それもまぁわかりますけど……」

未央「それじゃ作っていこっか」

加蓮「はーい」
12 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:31:34.84 CiNY5hS10
未央「クッキーだけど一応バレンタインなんだしチョコレートクッキーとかにしてみよっか」

幸子「それいいですねぇ」

未央「かれかれ冷蔵庫から材料取ってきて〜」

加蓮「はーい」

幸子「それにしてもテレビ局の中の調理室なんて借りられましたね」

未央「まぁ人徳ってやつかな」

幸子「本当は?」

未央「作ってる姿とかをテレビ局に渡すって言う約束で」

幸子「なにユニット仲間売ってるんですか!!」

未央「売ってないよ!! ちょっとテレビのお仕事を欲張っただけだよ!!」

幸子「ボクのエプロン姿が全世界に広がってしまうじゃ無いですか!!」

未央「だからみんなを売ったって訳じゃ……へ??」

幸子「あぁ……ボクのカワイさで世界の人達にどんな被害が……」

未央「あぁ……別に良いのね……」
13 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:32:19.38 CiNY5hS10
加蓮「材料持ってきたよー!」

未央「お、ありがとー」

加蓮「たぶんこれであってると思うけど……」

未央「なになに? 薄力粉にココアに砂糖にジャガイモかぁ、いいんじゃない?」

加蓮「よかったぁ」
14 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:34:00.88 CiNY5hS10
未央「いやよくないわ、よく考えたらぜんぜん良くなかったわ」

加蓮「あ、やっぱり?」

未央「さすがにわかってくれた?」

加蓮「ココアじゃなくてチョコだったか」

未央「そこじゃないよ!!!」

加蓮「え?」

未央「え?じゃないでしょ? 何でクッキー作るのにジャガイモがあるの???」

加蓮「フライドポテト添えたら良いかなって……」

未央「添えたら良いかなってじゃないよ? ちゃんとしたクッキー作るんでしょ??」

加蓮「確かに」

未央「ポテトはまた今度作ろ?ね?」

加蓮「楽しみにしてる」

幸子「あれ?何の話してたんでしたっけ?」
15 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:35:33.13 CiNY5hS10
加蓮「私あんまりクッキーとか作ったこと無いけど作れるのかな?」

未央「今回作るのはホントに簡単だからみんなミスはしないと思う」

加蓮「ほんと?」

未央「この未央ちゃんにまかせといて!」

幸子「それじゃあ作っていきましょうか」

未央「まずここにある材料を全部袋にぶち込みます」

加蓮・幸子「「え?????」」
16 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:36:05.82 CiNY5hS10
未央「え?どうしたの?」

加蓮「もしかしてあんまり料理できなかった感じ??」

未央「なんで!?!?」

幸子「クッキーがそんなに簡単なわけ無いですよ」

加蓮「材料も少ないと思った……」

加蓮・幸子「「どうなんです???」」

未央「失礼な! ちゃんと作れるよ!!」

加蓮「ほんとに?」

未央「まぁ見てなって」
17 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:36:43.94 CiNY5hS10
未央「入れたやつを揉んで〜、丸めて〜、形にして〜、焼く!」

加蓮「うん、え?おわり??」

未央「終わりだよ?」

幸子「ほんとですか?」

未央「うん、簡単でしょ??後は待つだけ!」

加蓮「ほんとに…??」
18 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:37:20.21 CiNY5hS10
〜15分後〜

加蓮「めっちゃいいにおいする……」

未央「なんか変な匂いもするんだけどな…… 嫌な予感しかしない」

幸子「焦げた匂いはしないですよ?」
19 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:37:47.55 CiNY5hS10
チーン

加蓮「お、できたみたい」

未央「オーブン開けよっか」

加蓮「いっくよー(パカッ)」

幸子・未央「「なんでフライドポテトが出てきた……???」」

加蓮「どやぁ」

未央「私のクッキーはどこに行ったの!?!?!?」


その後ちゃんとクッキーは作りました。
20 :◆9YfKA67h5g 2018/02/14(水) 02:38:50.25 CiNY5hS10
ここまでのお付き合いありがとうございました。

またどこかで会いましょう

なおかれラブデス万歳!!

北条加蓮「どうしようもない話」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:26:31.27 K48b6BSl0

 椅子に座ったまま眠る彼の首を撫でると無精髭がちくちくと刺さった。その痛みが心地よくて、私はもう一度その首をゆっくりと撫で上げる。
 と、彼はびくりと肩を震わせて目を覚ました。そんな彼の様子がおかしくて、私は声に出して笑ってしまう。
 彼は私の方を見て安心したように肩を落とし、しかしすぐに眉を顰めてみせる。

「起こすのはいいが、起こし方はもう少し考えてくれ」

「今回のはお気に召さなかった?」

「召さなかった。というか、わかるだろ? 首を撫でられて起きるとか、想像するだけで嫌だろ」

「そうかな」

「そうだよ。経験してみるか?」

「つまり、次に私がプロデューサーの前で寝た時には首を撫でられる、と」

 個人的には悪くない提案だ。しかし彼は違ったようで、

「それ、画的にまずいな」

「まずいかな」

「まずい」

 他人の口から聞いたことによって想像してしまったらしい。冷静にならなくてもいいのに、と私は胸中で不満を漏らす。
 ただ、自分から『首を撫でられたい』と言うのもおかしいと思うので口には出さない。代わりに他の言葉を口に出す。

「ちくちくした」

「ん?」

「それ」

 指で示すと、彼は自分の首に触れる。あー、と納得したように声を上げて、そろそろ剃らなきゃダメか、と面倒くさそうに息を漏らす。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518513990
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:27:52.62 K48b6BSl0

「芸能界って、もっと身だしなみに気を遣わなきゃいけないところだと思ってた」

 足先から頭のてっぺんまで、彼の姿を確認して、素直にそう口にした。彼は苦いものを口にした時のように表情を歪める。

「外に出る時は、もうちょっとちゃんとするから」

「してるかな?」

 私はわざとらしく首を傾げた。しかしそんなわざとらしい振る舞いでも彼にとっては無視できないものだったらしい。恐る恐ると言った調子で「してませんか?」と彼が尋ねる。

「さあ、どうでしょう」

 意味ありげに微笑むと、彼は困ったように眉を下げた。その表情を引き出せたなら満足だ。

「なんてね。そんなに心配しなくてもいいよ。良くはないけど、悪くもないから」

 それは本音だった。良くはないけど、悪くもない。

「それは、安心していいのか?」

「ううん。もっと気をつけた方がいいんじゃない?」

「はい……」

「ふふっ。さっきも思ったけど、どうしたの?」

「下手に出ると優しくしてくれないかな、と」

「それ、口に出したら意味なくない?」

「承知しております」

 今度はぴしっと背筋を伸ばして。プロデューサー、ふざけてるな? それとも……。

「そんなに優しくされたいの?」

 彼の頬が微かに引きつる。お、図星。

「へぇ。されたいんだ?」

 にやにやしながら尋ねると、彼は嫌そうに顔を歪める。

「ちょっとちょっと、自分から言ったんでしょ? そんな顔しないの」

「いや、今のは」

「じゃあ、されたくないの?」

「……」

 固まる。うん、やっぱりされたいっぽい。

「それじゃあ、どうする? 優しい優しい加蓮ちゃんに、プロデューサーは何をしてほしいのかなー?」

「優しい優しい加蓮ちゃんって誰だよ」

「何か不満でも?」

「ございません」

 ないらしい。それにしても……なさけないなぁ。本当に、まったくかっこよくない。
 身だしなみに普段から気を遣うようなことはなくて、だらしなくて、なさけない。
 本当に、まったくかっこいいとは思わないんだけど……どうしてなのかな。我ながら謎だ。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:29:51.32 K48b6BSl0

「加蓮?」

 そんなことを考えていると、彼が不思議そうに私を呼ぶ。そこには心配するような調子も含まれていて、こういうところかも、と少し思う。

「ううん、なんでもないよ。ただ、何をしてあげよっかなーって考えてただけ」

 嘘だ。でも、彼は「そうか」と騙されてくれる。
 しかし、言ってしまったからには考えなければならない。優しく、優しく……うーん。

「『優しく』ってだけだと難しいね。具体的に何か、ないの?」

「具体的に、って言ってもな」

「口に出すのは恥ずかしい?」

 彼の唇が少しだけ下を向く。恥ずかしいらしい。

「恥ずかしいことかー」

「なんでわかるんだよ」

「わかりやすいから」

「そこまでか……」

 気落ちした様子で彼は目を下げる。うん、たぶんそうだ。それ以外の理由はない、と思う。

「それで、その恥ずかしいことって何なのかな?」

「言いたくない」

「こんな機会そうそうないんだから言っちゃえば? 私みたいなかわいい子に優しくされるなんて、なかなかないよ?」

「だとしても、と言うか、だからこそだ」

「つまり、結構なさけない姿を見せるようなことか」

「なんでそこまでわかるんだよ……」

「私だからこそ、なんでしょ? プロデューサーって、あんまり私にそういう姿を見せたくないみたいだから。まあ、個人的には『今更何を』って感じだけど」

「そんなになさけないところ見せてるか?」

「傷付けたくないからノーコメントで」

「見せてるのか……」

 見せてる。具体的に言えばついさっき見たくらい見せている。

「ほらほら、言っちゃいなよ。プロデューサーは、私に何してほしいのかなー?」

「なんでそんなに楽しそうなんだよ」

「プロデューサーが困ってるから」

「悪趣味だな」

「悪趣味かな」

「困っているのを見て楽しいとか、悪趣味以外の何でもないだろ」

 かもしれない。でも、そこまで珍しいこととも思わない。
 私に困っている彼の姿を見ていると、安心する。困らせてもいいと思えるということと、私に困ってくれているということが。
 そう考えると、やっぱり珍しいことではないと思う。
 私と同じ気持ちを抱いている人なら、きっとそう。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:34:23.10 K48b6BSl0

「プロデューサー、目、つぶって」

「なんでだよ」

「悪趣味って言葉を撤回させてあげようと思って」

「こわいんだが」

「いいから」

 何がいいんだよ、とつぶやきながらも彼は目をつぶってくれる。そんな彼を見て、私は嬉しくなってしまう。
 人が五感から得る情報のほとんどは視覚から得る情報だと言う。その視覚をあずけられるということは、それだけ心もあずけているということ、かもしれない。
 少なくとも、私の場合はそうだ。家族以外には凛や奈緒、それから彼の前くらいしか、私は目を閉じられない、と思う。まあ、彼に目を閉じてなんて言われたら……ちょっと、他のことも考えちゃうかもしれないけど。

「じゃあ、プロデューサー。息を吸ってー」

「息?」

「そう。早く早く」

「……」

 すぅ、と彼が息を吸う。「吐いてー」声に合わせて、はぁ、と彼が息を吐き出す。そうして彼が息を吐ききった瞬間、

「ぎゅー」

 と彼の頭を抱きしめる。

「んぐ!?」

 胸の中で彼が大きくびくりと跳ねて逃げようとする。もちろん逃がすつもりはない。彼は我慢できないと言うように、私の胸の中で息を吸う。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:37:15.38 K48b6BSl0

「ちょ、加蓮。いきなり何を」

「胸の中で話されるとくすぐったいなー」

「なら離し――んが」

「聞こえなーい」

 ぎゅー、と彼の顔を胸に押し付けるようにして抱きしめる。腕の隙間から見える彼の耳がほんのりと赤みを帯びている。

「耳、赤いね」

「うるさい」

「お気に召さなかったかな? なんとなく、こういうことをされたいのかなー、と思ったんだけど、外れだった?」

「……」

 当たりだったようだ。思わずくすくすと笑ってしまう。

「そっかー。これは確かに言えないね」

 あと、確かになさけないかも。女子高生に抱きしめられている成人男性の姿というのは、あまり見せたいものではないだろう。

「だから言いたくなかったんだよ。こんな姿、誰かに見られたら……」

「今は二人きりだから大丈夫だよ。それに、今更こんな姿を見たくらいで失望なんかしないって」

「そんなに普段からなさけない姿見せてるのか……」

 そう受け取るんだ。今のはそういう意味じゃなかったんだけど……まあ、訂正はしなくてもいいかな。恥ずかしいし。

「それはそれとして、今のお気持ちは? 念願叶って夢心地?」

「戸惑い半分」

「もう半分は?」

「わかってるだろ」

「わからないなー。ちゃんと口に出さないと伝わるものも伝わらないよ?」

「……」

 抱きしめているから顔は見えないけれど、今どういう表情をしているのかはわかった。たぶん、苦虫を噛み潰したような顔してる。

「ほらほら。プロデューサー?」

「……気持ちいい、です」

「おっぱいが?」

「おっぱい言うな」

「アイドルのおっぱいが気持ちいい、なんて……いい趣味してるね」

「今の状態だと否定できない」

「だよねー」

 ふっ、と微笑んで、抱きしめる力を強くする。そのまま彼の髪に鼻と頬を擦りつける。
 くすぐったい。微かに汗のにおいがする。
 いいにおい、ではないけれど、安心する。
 胸の奥にある固い何かがすっとほぐれて、ずっとこうしていたいような気持ちになる。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:39:13.56 K48b6BSl0

「プロデューサー」

「ん?」

「……やっぱり、なんでもない」

「そうか」

 なんでもないと言う時は、たいてい何かある時だ。
 ちゃんと口に出さないと、伝わるものも伝わらない。
 伝わっているものがあったとしても、それは言葉にするまで伝わらない。伝わらないことになっている。

「困ってる?」

「困ってるよ。加蓮は?」

「困ってる。おかしいね」

「おかしいな」

 今、私から彼の顔を見ることはできない。彼から私の顔を見ることもできない。
 人が五感から得る情報のほとんどは視覚から得る情報だと言う。なら、今の私たちは互いの気持ちがほとんどわからない状態だ。
 体温や鼓動は伝わるけれど、それだけで相手の気持ちがわかることなんてきっとない。表情に比べたら、その情報量はとても少ないものだろう。

「好きになるなら、身だしなみくらいはちゃんとしてる人だと思ってた」

 だから、普段は言えないことを口にしてしまったのかもしれない。
 伝わり過ぎてはいけないから。でも、ずっと言葉にしたかったから。

「最低限のデリカシーはあって……それから、なさけないところを見せない人」

 抱きしめた腕の中で、彼が固まる。何を考えているかはわからない。わからないことになっている。

「プロデューサーは……Pさんは、当てはまらないね」

 それでもおかしくて、私は思わず笑ってしまう。彼はいくらか声を落として、「そうだな」とつぶやく。

「認めるんだ」

「認めるよ」

「プロデューサーがデリカシーないってどうなの?」

「それを言われると困るな」

「困るんだ」

「困る」

「そっか。じゃあ、もっと困って」

 私に困って。私のことで、もっと困って。

「現在進行系で困ってるけどな」

「それは知ってる」

「そろそろ離れないか?」

「まだダメ」

「そうか」

「そうだよ」

 まだ離さない。だって、大事なことを、まだ口に出せてない。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:40:56.51 K48b6BSl0

「私が体調を崩した時にさ」

「うん?」

「Pさん、お見舞いに来てくれたよね」

「そうだな」

「あの時、私は化粧をしてなくて、すっぴんだったけど……Pさん、なんて言ったっけ」

「ちゃんと覚えてないけど、加蓮がどういう顔をしていたのかは覚えてる。化粧をしなくてもいつもと同じくらいかわいかった、って」

「それ」

「それ?」

「デリカシー、ないよね」

「えっ」

 彼が驚いたような声を出す。褒め言葉のつもりだったのだろう。あるいは、デリカシーがないという発言を撤回させるための言葉だったのかもしれない。
 でも、それこそがデリカシーのない発言だということに、彼はきっと気付いていない。

「素顔を褒められて、嬉しくないって言ったら嘘になるけど、化粧をしている時と遜色ないとまで言われると……個人的には、複雑なんだよね」

 素顔を褒められた方が嬉しいと感じる人もいるのかもしれない。でも、私はそうじゃない。

「だって、私が化粧をするのは、もっとかわいくなるためだから。もっと綺麗になるためだから。それなのに、化粧をしていない状態と同じくらいとか言われると……『お前の努力に意味はない』って言われるような気分かも」

「それは……ごめん」

「いいよ。私も、そこまで重く受け止めているわけじゃないし。そういうものだって、わかっているつもりだから」

 ただ、好きになるならそういうところまで気を遣えるような、私のことをわかってくれるような人だと思ってた。そう言いたかっただけだから。

「なら、俺はとことん加蓮の好みからは離れているってことになるな」

「そうなるかもね。残念?」

「多少は」

「多少ね」

 その言葉が強がりなのかどうか。推測することはできるけど、声の調子だけでは判別できない。私が何を考えているのか、今の彼にはわからないように。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:41:50.80 K48b6BSl0

「本当に、好きになるならそういう人って、思ってたんだけど」

「……」

 彼の喉が小さく音を鳴らす。私の胸が鳴らしているのと同じくらいに。

「どうしてなんだろうね。無精髭を生やしたままだったり、デリカシーのないことを言ったり、なさけないところもいっぱい見てるのに」

 どれも当てはまらないのに。好きになると思っていた人と同じところなんてどこにもないのに。

「恋って、まるで事故みたい」

 経験したことのように、私は言う。

「たまたま落ちた雷に当たるくらい予想できなくて、衝撃的なの。前と後とで、価値観がすっかり変わっちゃうの」

 そして、それは自分の意志ではどうにもならない。落ちている最中に浮き上がることなんてできやしない。人は空を飛べないもの。

「だから、どうしようもないよね」

 一度そうなってしまったら、どうしようもない。
 だらしないところも、なさけないところも、ぜんぶ、ぜんぶが愛おしくて。

 そう感じてしまうことは、きっと、どうしようもないことなのだろう。
 好きになったら、どうしようもない。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:43:04.14 K48b6BSl0

「俺は、素直な子を好きになるって思ってた」

 彼がつぶやく。

「うん」

 彼のことを抱きしめたまま、私はそうやって先を促す。

「面倒くさい子なんて好きにならないって、そう思ってた」

「……うん」

「加蓮は正反対だな」

「素顔を褒めたら怒るような子だもんね」

 少しだけ不機嫌に言うと、彼は困ったように苦笑する。面倒な子を相手にする時のように。

「本当に、どうしてだろうな。面倒で、いつもいつも困らせてくるような子なのに。今では、そうやって困らせてくることこそがかわいくて、愛おしいと感じてしまうんだから、不思議だよな」

「うん」

「どうしようもないな」

「どうしようもないね」

 どうしようもない。本当に、どうしようもない話だ。
 自分でもわけがわからなくて、でも、その気持ちだけははっきりしていて。

「やっぱり、悪趣味だね」

「何が?」

「面倒で、いつもいつも困らせてくるような子を好きになるなんて、悪趣味だな、って」

「それを言うなら、加蓮こそ。身だしなみはちゃんとしてなくて、デリカシーはなくて、なさけないところもいっぱい見せるような人を好きになるなんて悪趣味だ」

「どうしようもないよ。恋って事故に似てるもの」

 私は彼を抱きしめたまま、その首をそっと撫でつける。無精髭がちくちくと刺さる。でも、その痛みこそが心地良い。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:44:33.24 K48b6BSl0

「そろそろ離れないか?」

「満足できた?」

「ああ。十分満足した。ありがとう、加蓮」

「どういたしまして。それじゃあ、ちょっと離れよっか」

 名残惜しさを感じながらも彼から離れる。腕と胸にはまだ微かに熱が残っている。

「優しさ、感じた?」

「ん? まあ、感じたな。加蓮は優しいよ」

「感謝してる?」

「してるしてる。今なら何でも言うことを聞いてやりたいくらいだ」

「そっか。なら早速」

 ぎゅー、と彼の胸へと飛び込む。「なっ」と声を上げて、彼はその身を固まらせる。

「さっきは私が優しくしたから、今度はPさんが優しくして?」

「優しく、って」

「ぎゅ、ってしてほしいの。あと、頭を撫でたりもしてほしい。とにかく甘やかしてほしいな」

「……加蓮って、来る時はぐいぐい来るよな」

「誰かさんとは違うもの。それより、ほら。早く」

「……」

 ぎゅ、と彼が私を抱きしめる。彼の体温が私を包み、胸の奥にまで沁み込んでいく。お風呂に入った時みたいに全身から力が抜けて、気持ちいい。

「首……」

「首?」

「撫でて、みて。私がさっき、やったみたいに」

 私のことを抱きしめたまま、彼の指が首にかかる。私のものよりも大きくて、ごつごつとしている指が首に触れる。
 そのまま彼が猫にするみたいにして私の首をくすぐったから、私は「にゃあ」と鳴いてみせた。

「大きい猫だな」

「手のかかりそうな猫?」

「かかり過ぎて困るくらいに」

「そっか。じゃあ、もっともっと困らせてあげる」

 今までよりも、もっともっと。
 私のこと以外、考えられなくなっちゃうくらいに。

 顔を上げて、私はそう口にした。
 それは困るな、と彼は笑った。



12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:45:00.32 K48b6BSl0
終わりです。ありがとうございました。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 18:51:08.75 yPuMdJ/DO
めんどくさ可愛い加蓮は最高
乙です

留美「プロデューサー捕獲クエスト」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:45:47.58 F9OlN+UF0
モバマスの和久井留美さんのSSです
※注意※
キャラ崩壊要素があります
例のアレ要素はありません

はーい、よーいスタート

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518450347
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:47:24.12 F9OlN+UF0
留美「まず取り出しましたのはアイスティー」

留美「そしてこ↑こ↓に例の白い粉を投入」サッー!

留美「これで眠りアイスティーの調合が完了したわ」ジャジャーン

留美「後はこれをPくんにさり気なく飲ませて私の乗り攻撃(意味深)を性交させれば自然と英雄の証が流れてくるわ」

留美「さっそく仕掛けてきましょう」ソソクサ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:48:19.85 F9OlN+UF0
−−−−−−−−−−
−−−−−−−
−−−−

留美(罠のセッティングはオッケー……後はPくんが引っかかるのを待つのみ)

ガチャ
P「ただいま戻りましたー…って誰も居ないのかな?」

留美(来た!)

P「人が居ないのは珍しいな……っと、俺の机の上にアイスティーが置いてあるぞ?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:49:40.09 F9OlN+UF0
P「てことは誰か居るけど今は席を外してるって感じか。喉も乾いてるしせっかくいれてくれたんならこのアイスティーを戴くか」ゴクゴク

留美(作戦通り)ニヤリ

P「うん?飲んだらなんか眠……く……zzz」スヤスヤ

留美(よし!今のうちに仮眠室へ!……ってあら?)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:51:09.75 F9OlN+UF0
グイグイ
留美(Pくん……身体が結構しっかりしてて私1人じゃ重くて運べない……!)グヌヌヌ

留美(流石にこんな皆が来るような所では始められないし……このままじゃ誰か来てしまうわ……)

留美(せめて…誰か協力してくれる人が来てくれれば!)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:52:44.09 F9OlN+UF0
茜「おはようございまーーーす!!!」ボンバー!

留美(……ジーザス)

留美「お、おはよう茜ちゃん」

茜「留美さんおはようございます!……プロデューサーさんは寝ちゃってるんですか?」

留美「え、ええ。疲れが余程溜まってたみたいね。それでその……Pくんを仮眠室へ運ぶのを手伝ってくれないかしら?私1人だと辛くて……」

茜「任せてください!じゃあ私は足の方を持つので上半身をお願いします!」

留美「わかったわ……ハァ」

留美(これは作戦失敗ね……)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:54:33.11 F9OlN+UF0
数日後

留美「私は大事な事を忘れてたわ。狩りは1人ではなく協力して行うことが大事だと。ということで美優、手伝ってくれるわね?」

美優「嫌です」

留美「えっ」

美優「えっ」

留美「ちょっと待ちなさい美優……貴女はこちら側の人間でしょう?ほんへならまだしもSSでならはっちゃけて良いのよ?」

美優「留美さんの言ってることがよく分かりませんし……それに留美さんがやってる事は普通に犯罪ですよ?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:55:40.26 F9OlN+UF0
留美「大丈夫よ、バレなきゃ犯罪じゃないって聞いたことあるし私たちの秘密にしておけば誰にも咎められることは……」ポンポン

留美「ん?」クルッ

早苗「オッスオッス」

留美「やめてくれよ……(絶望)」

早苗「(慈悲は)ないです」

アッー!
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:56:52.46 F9OlN+UF0
短いけれど終わり、閉廷!
テーマは結ばれることのない一途な愛です
最後まで読んでくれた方はありがとうございました
HTML化依頼を出してきます

凛「え?まゆと智絵里が取っ組み合いを?」

1 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:39:33.69 3zI0LVm0


凛「一体どうして?」

卯月「わからないんです!とにかく凛ちゃんも来て!」グイグイ

凛「ええ……」ズルズル

未央「ああ、まためんどくさい予感が……」


※キャラ崩壊注意です


―――

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518460773
2 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:40:45.48 3zI0LVm0

まゆ「このっこのっ」ポカポカ

智絵里「えいっえいっ」ポカポカ

凛「……何やってんの?」

智絵里「ふぉふぉふぃふぉんふぁふぁふぁふぃふぉふぃーふぁんふぉー!」ムニー

翻訳(このリボンが私のPさんをー!)

まゆ「ふぉふぉふふぉーふぁーふぁふぁふぁふぃふぉふぃーふぁんふぉー!」ムニーー

翻訳(このクローバーが私のPさんをー!)

凛「とにかく二人とも手を離して!どうしてこうなったか一から説明して」

まゆ・智絵里「「……はい……」」



――
―――
3 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:43:31.57 3zI0LVm0

まゆ『もうすぐマフラーが編みあがりますね♪Pさん、喜んでくれるかしら……』

智絵里『もうちょっとで手袋が編み上がりますっ♪Pさん、喜んでくれるかなあ……』

まゆ・智絵里『『!』』ムッ

まゆ『そんな緑の手袋なんてPさんは気に入らないと思いますよぉ』ハッ

智絵里『そんな真っ赤なマフラーなんてPさんは恥ずかしくて巻けないですよっ』ムッ

まゆ智絵里『『む〜!!』』

まゆ『大体、智絵里ちゃんはまゆのPさんにちょっかい出しすぎなんですよぉ!』バン

智絵里『まゆちゃんだって、私の大切なPさんにひっつきすぎですっ!』バン

まゆ『まゆのPさんです!』ズイッ

智絵里『私のPさんですっ!』ズイッ

まゆ『ふふん、まゆはPさんの家に行ったことありますから♪』ドヤ

智絵里『ふふふ、甘いですよっ!私はPさんの家でご飯をご馳走になりましたからっ♪』ドヤァ

まゆ『んなぁ!コ、コホン。ま、まゆ、温泉でのぼせてPさんに介抱してもらいましたからっ』アセッ

智絵里『ええっ!ん、ん゛ん゛っ。わ、私はうさぎの格好してPさんに撫で撫でしてもらいましたからねっ』アセアセッ

まゆ・智絵里『『むむ〜!!』』

まゆ『Pさんはまゆのものなんですー!!』ポカポカ

智絵里『Pさんは私のものですー!!』ポカポカ


―――
――
4 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:45:13.55 3zI0LVm0

まゆ「というわけ」

智絵里「なんです……」

凛「はぁ……」ヤレヤレ

凛「そんなことしてPが喜ぶと思う?」

まゆ・智絵里「「思いません……」」シュン

凛「そんなことしてたら、Pに嫌われて……」

まゆ「嫌われて……?」ガクガク

智絵里「……!」ゴクリ


凛「す て ら れ ち ゃ う よ?」


まゆ「うぁぁん、ごめんなさいぃ!まゆが、まゆが悪かったですぅーー!!」ビエーン

智絵里「ぐすっ、二度としないから許してくださいぃ!ひぐっ、捨てないでぇーー!!」ビエーン
5 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:46:46.97 3zI0LVm0

凛「はぁ……これで一件落着かな?」

卯月「凛ちゃん流石です!」

凛「全く……Pは私のものってとっくに決着がついてる話なのに」

まゆ・智絵里「「は?」」ピタッ

凛「当たり前でしょ?私はPと一緒に寝るほどの仲なんだから」

まゆ・智絵里「「!?」」

卯月「ね、寝るって……!」カァァ

未央(仮眠してたプロデューサーのベッドに潜り込んだだけじゃん。しかも怒られてたし……)

凛「ふふん」ドヤァ

まゆ「認めません……!」ユラァ

智絵里「Pさんは……!」ユラァ

まゆ・智絵里「「私のものっ!!」」ガバッ

凛「あっ!ちょ、うわっ」バタン

6 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:48:53.10 3zI0LVm0

まゆ「大体凛ちゃんは前から余裕ぶってて気に食わなかったんですー!」グイー

智絵里「正妻だなんてはやし立てられて調子に乗ってー!」グイー

凛「ふ、二人だって、後から来て私のPにまとわりつかないでよー!」グイー

まゆ「ふぉふぉふぁふぉー!」ムニー

翻訳(この蒼ー!)

智絵里「ふぉふぉふぁふぁふぁー!」グイー

翻訳(この花屋ー!)

凛「ふぉふぉふゃんふぇふぇふぁふぃー!」ムニー

翻訳(このヤンデレたちー!)

卯月「うわぁどうしましょう〜」アワアワ

未央「うん、放っとけばいいんじゃないかなー」

7 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:50:05.35 3zI0LVm0


ガチャ


P「ただいまー!いやぁ疲れたぜー!」

凛・まゆ・智絵里「「「P(さん)!?」」」

P「おう!お前ら元気そうだなー!ガハハ!」

卯月「プロデューサーさんなんかいつもの倍元気ですね?」

P「ん?ああ、この後良いことがあるんだ〜むふふ」

未央「うわ気持ち悪」

まゆ「Pさん!」

智絵里「この中で誰が!」

凛「一番好きなの!?」

P「ん〜?みんな大好きだぞ〜!」ニヤニヤ

智絵里「そうじゃなくてっ!私を……」

まゆ「Pさん、まゆを選んでください」ウルウル

凛「なっ!まゆ、卑怯だよ!私でしょ!?」

P「み〜んな俺のアイドル!それでいいじゃん!」ニコニコ

未央「このプロデューサー話が通じないな……一体どうしたんだろ?」
8 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:52:19.74 3zI0LVm0


ガチャ


心「ダーリーン!お・ま・た・せ♪」キャルン

P「あ、ハニー!待ってたよーー!!」ガタッ

NG・まゆ・智絵里「「「え゛」」」ギョッ

心「さあ……帰りましょう?二人の愛の巣に☆」ガシッ

P「もちろんさハニー!……今夜は寝かさないぜ?」キラッ

心「やぁんスウィーティー☆」クネクネ


バタン
9 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:53:46.60 3zI0LVm0


NG・まゆ・智絵里「「「」」」チーン


凛・まゆ・智絵里「「「……な、な」」」ワナワナ


凛・まゆ・智絵里「「「なんでこうなるのーーー!?」」」ウワーン


――――――

――――

――
10 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:55:03.29 3zI0LVm0


凛「ハッ!」ガバッ

キョロキョロ

凛(事務所のソファーだ……夢か……)ハァァ

凛「イヤな夢だった……」

P「大丈夫か?うなされてたぞ?」

凛「ひゃっ!?」ビクン

P「本当に大丈夫か〜?」ノゾキコミー

凛「……」イライラ

P「ん〜?」

凛「ふんっ」ドゴ

P「ぎゃああああ!!痛い!何で!?何で右ストレート!?」ゴロンゴロン

凛「ムカつくから」

P「あんまりだあああああああ!!!」ウワーン


おわれ
11 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 04:03:37.74 3zI0LVm0
ギャグ書きたかったんですがこの有様です……
HTML依頼出してきます

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 04:16:36.96 hStZuwruo
勢いあって好き
おつおつ

高森藍子「お医者さんごっこ」

1 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 12:54:53.85 SDdybZm9O
※デレマス
ゆるふわ成分は用法・容量を守って正しく摂取してください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518407693
2 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 12:57:33.35 SDdybZm9O
茜「藍子ちゃん、お願いがあります!」

藍子「いきなりだね、何かな?」

茜「お医者さんになってください」

藍子「お医者さんに?私が?」

茜「はいっ!!」

藍子「あのね茜ちゃん、私は理系の科目はそんなに得意じゃないしまだ進路の事は全然考えてないんだけど」

茜「あー、いえいえ。藍子ちゃんに医学部に進んで欲しいわけではなくて今すぐお医者さんになって欲しいんです!」

藍子「??、えーと…茜ちゃん、順番に説明してもらえると助かるんだけどな」
3 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 12:58:40.54 SDdybZm9O
茜「はいっ!私達はこんど一緒に舞台でお芝居をすることになりました!」

藍子「うん、茜ちゃんと未央ちゃんと私で一緒に。頑張ろうねっ」

茜「はいっ!そして台本を読むうちに私はこの元のお話を見てみたいと思いました!」

藍子「わぁ茜ちゃん偉いね」

茜「ありがとうございます!それで本を借りようと文香ちゃんの所へ行ったのですが」
4 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:00:13.11 SDdybZm9O
文香「ありすちゃん、今日はどうしましたか?」

ありす「あの、胸がなんだか苦しくて…それにお腹の辺りもむずむずするようで苦しいんです」

文香「それは大変ですね、それでは私が診てあげましょう」

ありす「はい、よろしくお願いします」

文香「胸が苦しいというのはこの辺りですか」サワサワ

ありす「んっ…あっ…もっとしたの…ほう、……です」

文香「それではここでしょうか」サワサワ

ありす「はぁっ…んっ…んっ…そ、そこです……」

文香「私に触られてどうですか?」サギサワ

ありす「あっ、いいです…気持ちが、…楽に…ん、ん、あっ、んっ、もっと」

文香「胸部の圧迫、これは思春期特有の症状かもしれませんね。次はお腹を」ナデナデ

ありす「ひゃっ、んっ…あっ………んん…はぁ…」

文香「ここが苦しいのですか」

ありす「あっ、もっと下の方が…」
5 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:02:40.65 SDdybZm9O
茜「文香ちゃん!!本を貸してくださいっっ!!」

ありす「きゃぁ!」

茜「あれ、お取込み中でしたか」

文香「茜さん、こ、こ、これはロールプレイと言って与えられた役割の中で感情を込めて演技をすることでコミュニケーション能力を向上させたり非常事態における対応をスムーズに行う為のトレーニングで外国語学習や企業の接遇教育はては看護の現場でも使われている演習メソッドで心理学者のクルト・レヴィンが1946年に労働差別問題を撤廃するためのワークショップを開いたのが起源と言われる歴史と伝統と信頼と実績の手法であり、決して普段ツンと済ましたありすちゃんの表情が私の指でガスバーナーに炙られたかき氷みたいに融けていくのを見ていたわけでは」

茜「文香ちゃん、今日はとても早口ですね。よく分かりませんが何をしていたんですか?」

文香「つまりですね」

茜「つまり?」

文香「演技のレッスンです!!」

茜「おおっ!あれは演技のレッスンだったんですかっ!」

文香「そうです!今度私はドラマで女医の役を演じることになりありすちゃんにレッスンを手伝ってもらっていたんです!」

6 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:05:03.11 SDdybZm9O
茜「というわけです」

藍子「つまり文香さんはお医者さんの役作りの為に演技のレッスンをしていたんだね」

茜「はいっ、お医者さんの役を演じるためにお医者さんになりきる。さすが文香ちゃんですっ!」

藍子「う、うん」

藍子「(文香さんが何をしてたか茜ちゃんの話だけじゃよく分からないけど)」

茜「ところで藍子ちゃん、舞台で私はどんな役をするのでしたか」

藍子「たしか病弱な男の子だよね」

茜「はいっ!男の子というのは難しいかと思いましたが、そこは心配ないと舞台監督さんに太鼓判を押されました!」

藍子「私も男の子の役なんだけど、茜ちゃんを参考にすればできると思うよ」

茜「しかし、問題なのは病弱という設定です!なにせ私は病気というものをほとんどしたことが無いのですっ!」

藍子「それは良いことだけど役作りが難しいかな?」

茜「はいっ!病弱な人の気持ちが分からないのです!しかし、文香ちゃんのおかけでヒントが掴めました」

藍子「ああ、それで私がお医者さんに?」

茜「はいっ!藍子ちゃんにお医者さんになってもらって私が患者になれば病気の人の気持ちが分かるかもしれません」

藍子「そういう事だったんだね」

茜「本当は文香ちゃんにお医者さん役をお願いしようと思ったのですが、なぜかありすちゃんが物凄い表情でにらんでいる気がしたのでやめました」

藍子「あ、あはは」
7 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:06:58.19 SDdybZm9O
藍子「じゃあ私がお医者さんの役をやってみるね」

茜「はいっ、お願いしますっ!」

藍子「こほん、患者さん今日はどうされましたか?」

茜「今日は…病気になりました!」

藍子「病気…えーと具体的に症状は?」

茜「症状?はて?」

藍子「ほら、熱が出たとか身体がだるいとか、くしゃみがひどいとか」

茜「いえ、特にありません!」

藍子「喉か痛いとかは?」

茜「全然ありません、絶好調ですっ!!」

藍子「食欲は?」

茜「はいっ!今朝はご飯を3杯食べました!」

藍子「朝からお茶碗3杯は少し多いがするけど茜ちゃんにしたら控えめなのかな?」

茜「いえ、お茶碗でなく丼で3杯です!」

藍子「多すぎるよ!健康そのものでしょ!」
8 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:08:42.54 SDdybZm9O
茜「どうでしたか!病弱らしく出来てましたか!?」

藍子「全然できてないよ!」

茜「なんと!」

藍子「どうしたらいいんだろう。あっ、そういえば前にゆかりちゃんが…」

茜「藍子ちゃん、どうかしましたか?」

藍子「茜ちゃん、後ろを向いてくれるかな?」

茜「はい!こうですかっ!」

藍子「ちょっとごめんね、そのままじっとしていてね」

茜「えっ、藍子ちゃん。なにをするんですか。あっあっ」

藍子「どうかな、ポニーテールを解いて髪をおろしてみたんだけど」

茜「な、なんだかいつもと感じが違って恥ずかしいです…」

藍子「あれ、茜ちゃん顔が赤くなってるよ」

茜「そ、そうですか?」

藍子「茜ちゃん身長もあまり高くないしこうやって髪をおろすと本当にお人形さんみたいで可愛いね」

茜「そ、そんな可愛いなんだなんて」

藍子「今の気分はどうかな」

茜「なんだか頭がぽーっとして…いつもより気合が入らないみたいです」

藍子「うん、ちょっと病気の気分に近づけたかな」

茜「はっ、これが病弱な人の気分ですか?」

藍子「うーん、少し違うと思うけどこの状態でもう一度レッスンしてみようか」

茜「はい、よろしくお願いします」
9 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:09:39.26 SDdybZm9O
藍子「それじゃあ手を出してもらえるかな」

茜「手を、こうですか?」

藍子「茜ちゃんの手首に私が指を当てて脈を診るからね」

茜「脈を…」

藍子「うん、こうやって茜ちゃんの血管がとくとくとくって動くの。ちょっと早いかな?」

茜「な、なんだか藍子ちゃんに手を触られているとどきどきしてしまいまして」

藍子「ふふっ、いつもの茜ちゃんと違うね。ちょっとは病人らしくなってきたかな?」
10 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:10:59.52 SDdybZm9O
未央「さーて、今日もレッスン頑張ろう。オーディションに合格してあーちゃんと茜ちんと三人で舞台に立てるんだから張り切って練習しないとね」

未央「おっ、二人とも先に来ているみたいだね。どれどれちょっと様子を覗いて…」

未央「!?」

未央「こっちに背中を向けているのはあーちゃんだよね、そしてその向こうにいるのが茜ちん?なんだか髪を下ろしていつもと雰囲気が違うけど。なんだか顔を赤らめてしおらしい様子だし」

未央「はうっ!あ、あ、あーちゃんが茜ちんの手を握って!茜ちんも頬を染めて乙女のように恥じらっている!」

未央「こ、こ、これはもしかして」

未央「前にネットで検索したときに私とあーちゃんのあーんなイラストやこーんな小説がたくさん見つかったけど」

未央「もしかしてアイドルの世界ってやっぱりそういう…」
11 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:12:08.73 SDdybZm9O
藍子「それじゃあ今度は茜ちゃんのお熱を測ってみようか」

茜「熱をですか、体温計でも使いますか?」

藍子「さすがに体温計の用意はないから、ちょっとごめんね茜ちゃん」

茜「あ、前髪をかきあげていったい何を」

コツン

藍子「ほら、こうやっておでこをくっつけたら熱が分かるでしょ」

茜「はい、藍子ちゃん」

藍子「なあに?」

茜「藍子ちゃんっていい匂いがしますね」

藍子「も、もう!何言ってるの茜ちゃん。これは演技の練習なんだから。ほら、恥ずかしがらないで」

茜「す、すみません」

藍子「茜ちゃんの体って暖かいね。普段から体温が高いのかな?」

茜「そ、そうですか?自分ではよく分かりませんが」

藍子「でもやっぱり熱はないかなあ」
12 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:13:27.78 SDdybZm9O
未央「はあぅ!こ、今度は二人が顔を近づけて、き、き、き、ちゅ、ちゅ、チューをして」

未央「やっぱり二人はそういう関係、いったいいつからそんな深い仲に」

未央「どうしよう、友達同士だと思っていたら恋人だったなんて、これからどんな顔して二人に会えばいいんだろう」

未央「いやまてまて友情番長本田未央!二人が真剣に交際してるならそれを見守るのが友達の役目じゃないか!」

未央「あーちゃん、茜ちん、どんな事があっても私達の友情は不滅だからね」
13 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:14:18.86 SDdybZm9O
藍子「それじゃあ茜ちゃん、今度は舌を出してみて」

茜「した?ベロのことですか?」

藍子「そう、口をあーって大きく開けて私に舌を見せてね」

茜「はい、あー」

藍子「うん、綺麗なピンク色だね。健康そのものって感じだよ。ちっちゃくてプニプニして可愛いな」

茜「あ、藍子ちゃん。口の中をそんなにみられたら恥ずかしいですよ」

藍子「あ、ほらだめ。これは診察なんだから。病気の人は大人しくお医者さんの言うことを聞いてください、ねっ」

茜「わ、分かりました」
14 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:15:27.55 SDdybZm9O
未央「今度は…あーちゃんが茜ちんの顔を上から覗き込むような体勢になって」

未央「はっ!し、茜ちんが舌を出して」

未央「こ、これは噂に聞く、べ、べ、べろ、ちゅ、ちゅちゅちゅ」

未央「だめだよ、あーちゃん。私達まだじぇいけーなのに、そんなにディープでアダルトな行為をしたらっ!」

未央「おおう、あーちゃんたちは私の知らないところでそこまで進展していたんだね」

未央「私は陰ながら二人が大人の階段を登っていくのを見守ることにするよ」
15 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:17:27.12 SDdybZm9O
〜レッスン後〜

藍子「未央ちゃんどうしたの?今日はなんだかぼっーとして、レッスン中も何かうわの空だったし」

未央「あ、うん。ごめんね、なんだか集中できなくて」

未央(言えない、あーちゃんたちのあんなシーンを見てしまったからなんて)

藍子「なにか心配ごとがあるなら遠慮なく言ってね。私で良ければ相談に乗るから」

未央「あーちゃん…」
16 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:18:48.96 SDdybZm9O
未央「(そうだね、二人の仲を見守ると誓ったからにはいつかは聞かなきゃいけないことだし。このまま抱え込んであーちゃんに余計な気遣いさせるわけにもいかないし)」

未央「あのね、あーちゃん」

藍子「なあに未央ちゃん」

未央「実はさっきレッスンが始まる前にあーちゃんと茜ちんが、その、二人でしてるのを見ちゃってね」

藍子「えっ、あれ見られてたの?もう、恥ずかしいなあ」

未央「いやね、私は別にいいと思うんだよ。ただレッスン場でするのはどうかと思ってその…」

藍子「そうだね、今度は私の家に茜ちゃん呼んでしようかな」

未央「家で!二人きりで!」

藍子「うん、その方が集中できると思うから」

未央「二人きりということはもっと本格的なことも」

藍子「そうだね、さっきは急だったからいろいろ用意できなかったけど」

未央「道具も使うの!?」

藍子「やっぱり気分を出すためには茜ちゃんにパジャマとか着せたほうがいいのかな?」

未央「パジャマで!」
17 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:21:02.76 SDdybZm9O
未央「あ、あのさ、あーちゃんはああいう事は慣れているの?」

藍子「えっ、私が(診察)したのは初めてだよ」

未央「初めてで!あんなに!」

藍子「あっでも(診察)された事は何度かあるからそれを思い出したらけっこう上手くできたみたい」

未央「されたこともあるの!」

藍子「うん、小さい頃にね近所に優しくて綺麗な(女医の)先生がいてね」

未央「小さい頃から!?、先生に!」

藍子「うん、覚えてるのは5歳くらいの時かな」

未央「5歳!」

藍子「最初は痛い事されるかなってちょっと不安だったんだけどとっても優しくしてくれたから、それから(病院行くのが)好きになったんだよ」

未央「そんなに早くから目覚めて!」

藍子「(お医者さんが好きとか)ちょっと変かな?」

未央「いや、それは人それぞれだから…別にいいと思うよ」

藍子「それでね、そのお姉さんにしてもらった事を思い出しながら茜ちゃんにしてあげたんだよ」

未央「あーちゃん…英才教育を受けてきたんだね」

藍子「そんなことないよ、よくある事だと思うけど」

未央「いやいや、全然普通じゃないよ!」
18 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:22:54.68 SDdybZm9O
藍子「でも、未央ちゃんが元気なかったのはそのせいなの?私と茜ちゃんがしてるのを見たから?」

未央「ま、まあ、そうなんだけど。いやいや私はいいと思うんだよ。ただいきなりだったからビックリしたというか」

藍子「(私と茜ちゃんが演技の練習してるのを見てどうして未央ちゃんが落ち込むんだろう?あっ、もしかしたら)」

藍子「ねえ未央ちゃん、もしかして未央ちゃんも(演技の)経験が少ないの気にしてるのかな?」

未央「えっ、まあ、私も年頃だしそういうのは興味あるわけだけど…」

藍子「やっぱりそうだったんだね。じゃあ私としてみる?」

未央「いやいやいや、それは茜ちんに悪いよ」

藍子「どうして?未央ちゃん(の演技)が上手くなれば茜ちゃんだって喜ぶと思うよ」

未央「そうなの!?」

藍子「茜ちゃんも未央ちゃんとしたいって思ってるはずだよ。みんなで仲良くやればきっと幸せになれるよ」

未央「どれだけラブ&ピースなの!」











19 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:25:45.50 SDdybZm9O
藍子「もしかして未央ちゃんは私とするのは嫌なの?」

未央「いやいや、嫌なんてめっそうもない!むしろお願いしたいというか」

藍子「じゃあ…今からしようか」

未央「今から!?それはさすがに心の準備が」

藍子「もう、恥ずかしがっちゃって」

未央「あ、あ…」

あーちゃんはそう言うと目の前に立ち、私の頬を両手で包み込んだのです。
彼女の澄み切った瞳に射抜かれて私はこれから起こる事をあーちゃんに委ねようと覚悟を決めたのでした。

藍子「ねえ未央ちゃん…」

彼女の柔らかそうなピンク色の唇から紡がれる言葉に私は全神経を集中していました。

藍子「私と一緒に…お医者さんごっこしませんか」
20 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:27:42.67 SDdybZm9O
これがゆるふわ無限力(大嘘)

最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは依頼出してきます。

安部菜々「節分は年の数だけ豆を食べるんですよ」

1 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/09(金) 21:16:42.99 NG/Er9xQ0
これはアイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
安部菜々の実年齢については諸説ありますが今回は27歳とします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518178602
2 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/09(金) 21:55:59.48 NG/Er9xQ0
卯月「今日は節分です!」

モバP(以下P)「と、いうことで豆を貰ってきた」

菜々「ありがとうございます!みなさんご存知だと思いますけど、節分は年の数だけ豆を食べるんですよー」

卯月「えへへ、知ってます!それじゃあ私は17個いただきますね」

菜々「私はにじゅ……コホン。わ、私も17個下さい!」

P「おっけーおっけー、15、16、17っと……。よし、間違いないな。間違えたら取り返しの付かないことになるから気を付けないと」

菜々「えっ」
4 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/09(金) 22:51:39.85 NG/Er9xQ0
卯月「ありがとうございます!早速いただきますね!」ポリポリ

菜々「えっちょっPさんどういうことですか!?今不穏な言葉を聞いたような気がするんですが……」

P「いやいや、不穏というか、むしろ朗報だぞ?実はこの豆、芳乃からもらったものでな。由緒正しき最高の豆なんだそうだ」

卯月「おお!ふぉれはご利益ありほうですね」モグモグ

P「こらこら卯月、もうちょっとゆっくり食べなさい。リスみたいになってるぞ?」

菜々「そ、それで、数を間違えて食べると何かまずいんですか?」

P「ん、この豆には鬼殺しの強力な念が込められていて、きちんと正しい食べ方をしないと力が暴走してうんたらこーたらって言ってた」

菜々「」

P「15、16、17……よし、しっかり17個っと」

菜々「」

P「はい、菜々。これ食べて新年度からも頑張るんだぞ!」ニコッ

菜々(笑顔が眩しい……。すいませんPさん、私のお豆は17個じゃ足りないんです……!)

菜々「そ、それホントに17個なんですか? すいませんPさんじゃ信用できないので自分で数えますね!」

P「わっ豆の入れ物取られた!? ……信用出来ないってひどいなぁ」

菜々(あぅぅ……すみませんPさん。でもこうするしかないんです!こっそり27個豆を取っていっぺんに全部口に突っ込みます!)

卯月「そんなに心配なら、私も一緒に数えますね、菜々ちゃん!」

菜々「」
7 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/09(金) 23:15:31.95 NG/Er9xQ0
卯月「菜々ちゃんのためですからね!島村卯月、頑張ってお豆の数を数えます!」ジーッ

菜々(うう……卯月ちゃん。私が数を間違えないようにまばたきひとつせずにじっと見てます……!)

P「卯月は優しいなあ」

菜々(ど、どうしましょう。優しい卯月ちゃんはきっと全力で豆の数を数えます。この監視の目をくぐり豆を27個食べるのはおそらく不可能……!)マメツカミ

卯月「まず1個ですね!」

菜々(けど、諦めるのはまだ早い…はずです! そう、諦めなければいつか解決の糸口は見えてくるはず……)マメツカミ

卯月「これで2個ですね!」

菜々(そもそも、『豆を17個食べた』という事実が確定する瞬間はいつなのでしょうか?)マメツカミ

卯月「これで3個ですね!」
8 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/09(金) 23:31:57.51 NG/Er9xQ0
菜々(そうだ!『節分は年の数だけ豆を食べるんですよー』この言葉を字面通りそのまま受け取るとしたら……!)マメツカミ

卯月「これで10個ですね!」ギンギン

P「菜々。慎重にやりたいのも分かるけど、本気で見すぎて卯月の目が充血し始めたから気持ち早めに頼む」

菜々「あ、そうですね!少し急ぎます!」

菜々(節分が終わるまで、つまり、今日の24時までに27個の豆を食べることさえできれば、それで問題ないのでは……?)マメツカミ

卯月「これで16個ですね!」ギンギン

菜々(いや、その可能性にかけるしかない!これなら今17個だけ豆を食べておいて、後でこっそり残り10個の豆を食べればいいだけ……!)マメツカミ

卯月「これで17個ですね!これで終わりです!」ツーッ

P「ああ!?卯月ついに目から涙が!」
9 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/09(金) 23:52:36.03 NG/Er9xQ0
卯月「私、お豆の数を数えるの、頑張りました!!!」ブイッ

P「はいはい、卯月は偉いなぁ」ナデナデ

卯月「えへへ、嬉しいですPさん!」

未央「あーっ!しまむー泣いてんじゃん!Pさんいっけないんだー!」ニヤニヤ

P「あ、未央いつの間に!? いやこれは俺がなにかしたとかじゃなくて!」

凛「未央、悪ノリしない。Pさんが泣かせたわけないじゃん」

未央「ぶー。しぶりんはもっとこうノリとかを大事にしようよ!」

凛「それで卯月はなんで泣いてたわけ?」

未央「無視ですかそーですか」

10 :菜々さんの一人称ナナでしたごめんなさい ◆bOIdeHuXhE 2018/02/10(土) 00:28:47.60 psRUBcja0
卯月「私、奈々ちゃんのお豆をじーっと見ていたんです!そしたら目がショボショボしてきちゃって……」

未央「ウサミンのお豆?なんでじーっと見つめてたの?ウサミンのこと好きなの?」

卯月「菜々ちゃんのことは大好きですけど、そうじゃなくて……」

カクカクシカジカ

凛「ふーん、なるほどね。Pさん、私にもその豆くれる?分かってると思うけど、15個だよ?」

未央「未央ちゃんにも15個プリーズ!」
11 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/10(土) 00:48:18.98 psRUBcja0
菜々(とりあえず17個食べてみましたが、今のところ何もない……)

凛「……奈々さんは、豆いくつ食べたの?」

菜々「へっ!?な、何言ってるんです?凛ちゃんも知ってるでしょ?ナナはラブリー17歳なんですから、ととっ当然17個です!」

凛「あっ」

未央「あっ」

卯月「?」
12 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/10(土) 01:05:56.77 psRUBcja0
凛「……ねえ、Pさん。豆の数を間違えると、具体的に何が起こるの?」

菜々(おおっ!ナイスです凛ちゃん!)

P「間違えた豆の数の分体が年を取ってしまうらしい」

菜々「えっ!!??」サーッ

菜々(ナナは今豆が10個足りない状態……。つまりナナ、このままだと『あべななさんじゅうななさい』になってしまうってことですか!?)

凛(間違えた豆の数だけ歳を取る、ね。いくつか食べれば私もPさんの恋愛対象圏内に……?)

凛(ふーん、まぁ悪くないかな)ニヤ
13 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/10(土) 02:00:00.18 psRUBcja0
P「まあ、俺達はしっかり数を確認したから問題ないけどな」

未央「ちょ、ちょっとPさん!ウサミンの豆の数ちゃんと確かめた?じゅ、10個位少なかったかなー……なんて」

卯月「……?私がきちんと確かめたから大丈夫ですよ?まばたきひとつせずに見てましたから。確実に菜々ちゃんのお豆は17個でした!」

未央(やだ、しまむー純粋……。ずっとそのままでいて……)

未央「ちょっとPさんこっちきて」

P「ん?なんだ?」

未央「ちょっとPさん。流石に大人だし気づいてるでしょ?可哀想だからなんとかしてあげてよ?」コソコソ

P「……?なんのことだ……?」

未央「いやほら、ウサミンの年齢!履歴書とか見てるはずだよね!?」

P「何言ってるんだ?確かに奈々の生年月日は27年前、つまり1990年5月15日だけど、永遠の17歳だから豆の数は17個だろ?」

未央「」ゾワッ

未央(なんかよくわかんないけど、卯月の純粋な信じる心とは違って歪んだ何かを感じるんですけど!)

14 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/10(土) 02:44:07.69 psRUBcja0
凛「2人で何話してたの、未央」

卯月・菜々「気になります!」

未央「な、なんでもない。なんでもないよ……」

凛「……ふーん。まあ、いいけど」

菜々(なんとかして豆を後10個手に入れなきゃ……)

未央(なんとかしてウサミンの老化を阻止してあげないと……)

凛(なんとかして豆を入手してPさんに……)ニヤリ

卯月(豆を10個食べただけなのにお腹いっぱいです。これってもしかして仙○なんでしょうか?)

P(残りの豆の数は100個か……今日来るみんなに配りきれるかなぁ)


渦巻く陰謀!残りの豆の数は100個!
果たして「あべななさんじゅうななさい化」は阻止できるのか?
渋谷凛はPの恋愛対象圏内に入れるのか?
18 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/10(土) 23:58:56.92 psRUBcja0
早苗「おはようございます!Pくん、みんな!」

佐藤心(以下『心』)「おっはよぉーっ☆朝から元気にスウィーティー♪」

P「おはようございます。これ、芳野にもらった豆で、すごいご利益あるみたいなんですけど、どうです?」

早苗・心「いただきまーす!」

P「えーっと早苗さんが28で心さんが26っと」
19 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 00:17:09.61 NT/Nard60
菜々(ああっ貴重な豆が一気に54個も!?)

凛(くっこのペースで行ったらすぐに豆がなくなっちゃう!)

未央「Pさん!豆は残りいくつなの!?」

P「あと46個だな。まあ後2人か、多くて3人分ってところだな。」

菜々「ええ!?」

菜々(ま、まずい……この2人が同時に来るなんて……)

未央「ちょ、ちょっとまって!?その豆はそう、危険なんだよ!だからやめとこう!」

P「……?いや、ちゃんと数えれば問題ないだろ?」

早苗「え、その豆なんかあるの?」

カクカクシカジカ

早苗「ふむ、なるほどね。まぁPくんが言ったとおり、ちゃんと数えれば大丈夫でしょ」
20 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 00:51:27.21 NT/Nard60
菜々「で、でも……お二人が食べたら豆がすぐに無くなっちゃいます!」

早苗「ふーん、それは、私達がバ○ァだって言いたいのかなぁ?」

心「それは流石にひどいぞ☆ 菜々パ☆イ☆セ☆ン!」

早苗・心(菜々ちゃん(パイセン)だけには言われたくない!)

卯月「それは酷いですよ、菜々ちゃん!」

菜々「えっあっち、ちがっそういう意味で言ったわけじゃないです!」

早苗「それに、菜々ちゃんだって私達とたいして変わらないんじゃない?」

菜々「へっ!? そそそ、そんなわけないじゃないですか! 菜々は17歳なんですから!」
21 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 01:12:26.89 NT/Nard60
早苗(もしかして、菜々ちゃん……)

早苗「Pくん、菜々ちゃんに豆いくつあげたの?」

P「え?菜々は17歳だから当然17個に決まってるだろ?」

早苗・心「あっ」

早苗「……Pくん、私お腹いっぱいで28個もお豆食べられないから、後で余ってたらもらえるかな?」

心「……はぁとも、お腹いっぱいかなー」

P「ん、そうか? そういうことならしょうがないな」
22 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 01:33:28.57 NT/Nard60
P「お、もうこんな時間か。凛と未央と菜々以外はレッスンだな。ほら、いってこーい」

ミンナイドウ

P「未央はポジパ、凛はTPの皆が揃うまで待機だな。っていうか何でこんなに早く来た?」

未央「いやー、お昼からお仕事だし、朝起きてもやることなくってねー。暇だから来ちゃった!」

凛「まぁ、私も同じようなものだね」





23 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 02:14:50.74 NT/Nard60
P「菜々は後ちょっとしたら俺と一緒に今度の番組の打ち合わせいくぞー」

菜々「あっはい!」

未央(さっきのさとしんと早苗姉さんの件で分かったことがある……)

未央(それは、意外と年長組が来るのは問題ないということ!)

未央(確かに豆を食べられてしまった場合、なくなる豆の数は多い!)

未央(でも年長組は皆、ウサミンの正体に気づいている!)

未央(だからウサミンが食べた豆の数を聞いただけで空気を読んでくれる!)

未央(…………ウサミンもうちょっと上手く隠そうよ……)

未央(つまり、本当に危険なのはウサミン星人の設定を信じて疑わない年少組!)

未央(年長組ならなんの問題もない!)


三船美優「おはようございます」

未央「アウトオーーーーー!!!!」
24 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 02:38:42.72 NT/Nard60
美優「えっ?えっ!?」

未央「あっしまった。な、なんでもない、何でもないですよ、みゆみゆは何も悪くない!」

未央(しまった。すっかり失念していた……! そう、みゆみゆは年長組の中で、唯一の『例外』!)

P「あ、美優さん。これ、芳乃にもらった豆で〜(略)」

美優「それはご利益ありそう……!ありがたく頂きますね!」

美優「でも、数を間違えてしまったら大変ですね。しっかり数えてくださいね、Pさん?」

P「まぁ間違えたりしませんよ。安心して下さい」

菜々「ああ、お豆が無くなってしまいます〜!」

美優「……?菜々ちゃんはもうお豆食べたのよね?」

P「さっきからどうした菜々?菜々はもうしっかり17個食べたじゃないか。」

菜々「あぅ、あうぅ。そ、そうですよね!菜々は17歳ですから!」

未央(そう、みゆみゆは年長組の中で唯一、『ウサミン星人』を信じている!)
25 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 03:44:11.91 NT/Nard60
未央(26歳と立派な年長組でありながらウサミンを信じられるその心、なんと美しいことか!)

未央(ただ、タイミングが悪いよ!)

P「えーっと、美優さんは26歳だから、26個だな」

凛「ちょっと待った!」

未央(おお、しぶりん!ウサミンを救う手立てを思いついたんだね!)

凛「Pさんが数えるんじゃ信用できない!私が数えるよ!」

P「ええ!? そんなに俺信用出来ないかなぁ……」ドヨーン

美優「い、いやそんなことはないですよ?」ナグサメ

未央「そうだよPさん!Pさんは信用できる男!」

未央(カバーは私達がする!頼んだよしぶりん!)

凛「あっUFO!」ユビサシ

P・美優・菜々「えっ!?」

未央(おお、皆の視線をうまく誘導した!……というか皆してあれに釣られるのか……)

未央(そして、豆の入った袋に手をいれるしぶりん!)

未央(豆を握ってそれをポケットに突っ込んだ!でかしたよしぶりん!)

P「なんだ、UFOなんていないじゃないか、凛」

凛「あ、ごめんね。見間違いだった」

美優「もう、凛ちゃんたらー」

26 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 03:55:49.20 NT/Nard60
凛「ちょっと私トイレ行ってくるね」ダッシュ

未央「あ、私も」

トイレ内

未央「し、しぶりん! 全力ダッシュしなくても……」

凛「ん?」モグモグ

未央「」

未央「……しぶりん、それ何食べてるの?」

凛「豆だよ」キリッ

未央「そ、そんなクールな感じで言われても!さっきの話聞いてた?その豆余計に食べると老けちゃうんだよ!?」

凛「もちろん聞いてたよ」

未央「じゃあなんで!?」


27 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 04:10:23.32 NT/Nard60
凛「これを食べればPさんの恋愛対象圏内に入れる……!」モグモグ

未央「そんな理由!?馬鹿じゃないの!? ていうか飲み込んじゃダメ!今すぐ『ペッ』しなさい『ペッ』」

凛「未央、アイドルが口から出して良いのは愛と希望の言葉だけなんだよ」ゴクン

未央「ああっ飲み込んじゃった!? というか全然うまいこと言えてないからねしぶりん!」

未央「ああもう!何がしぶりんをそうさせたのさ!?」

凛「プロデューサーが言ってたんだ。年の差的にストライクゾーンは20歳以上の女性だって」

未央「だからって5個豆を食べたの!?」

凛「うん」キリッ

未央「あ、そう……」
28 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 04:19:29.45 NT/Nard60
未央「それが渋谷さんの幸せなら私は否定しませんよ……」

凛「ちょっと未央。体は大人になっても私達は友達だよ?敬語は少し寂しいかな」

未央「いやごめん、年齢とかじゃなくてしぶりんの行動にドン引きしたのが少し態度に出ちゃったみたい」

凛「未央も中々遠慮ないね」

未央「まあいいや、それじゃウサミンの分の豆を出してよ」

凛「え?」

未央「え?」
29 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 04:23:00.64 NT/Nard60
未央「いや、流石にしぶりんは信じてないでしょ?ウサミン星人の設定」

凛「あ」

未央「まさか、忘れてた……とかじゃないよね?」

凛「そのまさかだよ」

未央「しぶりんのバカー!!!」
31 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 05:08:12.93 NT/Nard60
P「随分と長いトイレだったな、未央、凛」

凛「女の子にそういう事言わない」ジッ

P「はいすみませんでした」ペコリ

未央「あれ、なんかいっぱい居r

年少組「「「「「この豆おいしいねー」」」」」」モグモグ

未央「」

凛「」

P「えーっと、みりあ(11)、仁奈(9)、薫(9)、こずえ(11)、千佳(9)で合計49個だな。残りは25個っと」

年少組「「「「「ちょっと豆食べただけなのにお腹いっぱいだー」」」」」

菜々「」マッサオ
32 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 05:23:35.59 NT/Nard60
未央(ああああ!!! しぶりんに気を取られてる内に取り返しの付かないことになってるぅ!!!)

凛「私のせいじゃない私のせいじゃない私のせいじゃない」ブツブツ

未央「しぶりん現実逃避しないで!? だいたいしぶりんのせいだよ!」

凛「独力でこの事態を阻止出来なかった奈々さんにも問題があると思う!」

未央「それはウサミンだからしょうがないでしょ!」

凛「ええ……」

未央(というか、残り25個……?嫌な予感するのはなぜだろう)

35 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 05:36:54.25 NT/Nard60
楓(泥酔)「Pさぁん!おはよぉございまぁす!」

未央(25歳児来たあああああああああ!)

P「楓さん!?さては今日オフだからって朝まで飲んでましたね!?明日は仕事あるのに!」

楓「おつまみください、Pさぁん……」

P「あ、そうだ。丁度25個じゃん!これを食べれば二日酔いは回避できるはず!この豆をどうぞ!」(豆を持って楓に駆け寄る)

楓「そい(soy)つぁ美味しそうな大豆だぁ……」

菜々・未央・凛「ああああああああ、待ってPさんんんんん!」

楓「おいひぃです、Pさん……」モゴモゴ

未央「」

凛「」

菜々「」ゼツボウ
36 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 05:48:58.04 NT/Nard60
時は経ち、時刻、23:55分

菜々(ついにナナは、『あべななさんじゅうななさい』になってしまうんですね……)

菜々(シンデレラは、12時になると魔法が解けてしまう)

菜々(ならこれは、シンデレラを目指したウサミンというアイドルにとって、悪くない結末なのかもしれませんね……)

菜々(Pさん!みんな!今ままでありがとうございました!)



5分後、無慈悲にも時計の短針と長針が同時に12を指した。
37 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 05:56:54.97 NT/Nard60
渋谷凛宅


凛「ふふ、私もこれでPさんに……」

ボンッ

凛「おお!?」(鏡の前に立つ)

凛(すごい!視点が高くなった!背が伸びてる!これなら、Pさんの目は釘付け!……え?)

凛「」



凛「胸が育ってない!!!」ガーン
38 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 06:07:40.82 NT/Nard60
更に時は経ち、朝。

あべななさんじゅうななさい(今日はPさんにお別れを言いに来ました……)

あべななさんじゅうななさい(37歳でアイドルなんて……クビに決まってます)グスン

あべななさんじゅうななさい(長いようで短い、幸せな日々でした……)

ガチャ

P「あれ?事務所の前でどうした、菜々?」

あべななさんじゅうななさい「Pさん、お別れを……え!?」

P「え?」

あべななさんじゅうななさい「な、何かおかしいと思わないんですか?」

P「いや、いつもの菜々だけど……」

あべななさんじゅうななさい?「え!?」

未央「あ、ウサミン!……あれ、全然変わってないじゃん」

あべななさんじゅうななさい?「えっ?えっ!?」

未央「良かった良かった。あの豆に副作用なんてなかったんだよ!」ウンウン

あべななさんじゅうななさい?(いやでも、明らかに腰痛とかひどくなってるし、肌の艶も……)
39 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 06:13:37.31 NT/Nard60
渋谷凛(20)「おはよう、皆」

未央「しぶりんおはよ……うわあああああああああ!!!!」

P「り、凛!?どうしたんだ?なんか急にでっかくなってるぞ!?」

未央(え!?しぶりんにはしっかり副作用がでてる!?……胸は今の未央ちゃんより小さいけど)

未央(しぶりんだけに効果があった……?いや、そうじゃない、これは……!)

未央(ウサミンは10年後もあの見た目のままなんだ!)
40 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 06:19:51.79 NT/Nard60
菜々(37)「それじゃあナナは、ナナは……!アイドル、続けて良いんですか?」フルフル

P「え?何言ってるんだ?そんなの当たり前だろ?それより凛!その体どうしたんだ!?」

菜々(37)「ありがどうございまず!Pさん!」ポロポロ

凛(20)「どう、プロデューサー、大人の私」

P「まさか凛! 豆を余分に食べたのか!? バカヤロー!!!」

未央(何このカオス)
41 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 06:28:56.36 NT/Nard60
未央(豆を余分に食べていた事がバレた凛はPにこっぴどく叱られ、志希にゃんの作った若返り薬で元の姿に戻った)

未央(そして私がしきにゃんにだけ話を通し、10年分の若返り薬を貰った上で、さり気なくウサミンの手に渡るように仕向けた)

未央(かくして無事ウサミンは元の姿に戻った。……私には違いがわからなかったけど)

未央(こうして、有能未央ちゃんの活躍によって全てが丸く収まったのでした!)
42 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 06:31:55.20 NT/Nard60
これで終わりです。見切り発車激遅進行ですいませんでした。
ウサミンは40代後半くらいまであの姿のままでいそう。内部は衰えてるだろうけど。
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 07:00:44.26 ooFw0tEBo
乙でした
ウサミンには20年分の若返り薬をあげてください…
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 07:07:37.22 Ey9GZpNA0
高垣さんじゅっさいwww
45 :◆bOIdeHuXhE 2018/02/11(日) 07:19:56.35 NT/Nard60
>>44
よく気づきましたね...絶対にバレないと思っていたんですが...
実は豆の数発覚時100個で、美優さんが食べて-26で残り74個。そこから年少組が合計で-49個で残りは25個...と思いきや
実は凛ちゃんがこっそり5個パクっているのであの時実際には豆は20個しかありませんでした。
その状態でpは豆の数を残り25個だと思い込んで20個の豆を泥酔した楓さんの口に突っ込んでいるので、楓さんの豆は5個足りないのです。
つまり、物語の終了時点で楓さんの肉体年齢は30歳なんです。
ごめんなさい作者が計算ミスしたせいで楓さんが老けてしまいました。
未央ちゃんが後で気付いて楓さんに5歳分の若返り薬をお酒に混ぜて盛ったということにしておいてください。

志希「お兄ちゃんと仲良くなりたい」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 18:34:44.44 AiCgZzIJ0

前作の設定を引き継いでます。

↓ これの少し後の話になります
【モバマスSS】「過去と欲望とすべての解放」

※注意事項

多大な独自解釈を含んでおります。泰葉のキャラがちょっと変ですが今回出てきません

志希、乃々、周子の三人が喋っているだけです

見たくない人は泰葉・ほたる・美優・周子はPと関係がある。

志希はPの種違いの妹という設定だけ把握すればOKです


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518168884
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 18:36:02.80 AiCgZzIJ0


【事務所〜泰葉部屋】

志希「どうすればいいかにゃ?」

乃々「なんで森久保なんですか・・・?いじめですか」

志希「ん〜とね?同じ妹キャラだから!」

乃々「・・・森久保は妹きゃらではないんですけど・・・」

周子「まあ妹みたいなもんじゃない」

乃々「うぅ・・・」

志希「周子ちゃんもだよ〜?ちゃんと協力してほしいんだけどな〜?」

乃々「そ、そういわれましても、森久保とは状況が違いすぎませんか・・・?」

周子「てかさー志希ちゃんや」

志希「なんだにゃ?」

周子「相談したいならそのモードやめようよ」

志希「・・・あ、そうだね。そりゃ失礼だよね。ごめんなさいね乃々ちゃん」

乃々「!?」

志希「えっと、あの、・・・乃々ちゃん。私どうすればいいかな?」

乃々「!?」

周子「驚くのはわかるけどね」

周子「・・・志希ちゃんは誘惑イビルの三人だけだとは割とこんな感じなんだ」

乃々「えぇ・・・普段は一体どういうことなんですか・・・」

志希「・・・あのね、何ていうかね。・・・スタートを間違えたよね」

周子「最初どうしたんだっけ?よろしく〜♪!とかやっちゃったんだっけ?」

乃々「・・・普通に話しかければよかったのでは・・・?」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 18:37:04.72 AiCgZzIJ0


志希「違うの!・・・乃々ちゃん、想像してみて?」

志希「お兄ちゃんにさ、本気で睨まれながら『は?消えろよ』って言われるとしたらどう?」

乃々「・・・駄目です無理です。そんなことされたら森久保は消滅します」

志希「絶対そうなると思ったの!」

周子「まあ、おおまかには話聞いたけど絶対いい印象は持てないよね」

志希「・・・正面から会って、私という存在にいい印象が生まれるわけないじゃん」

乃々「森久保もお父さんから改めて聞きましたけど、そのお・・・」

志希「それにあれだ。あのテンションじゃなかったら『・・・離れろ』の時点で多分心折れてる」

乃々「・・・想像しただけできついんですけど」

周子「やばいね〜。アタシがやられたらどうだろ?」

周子「・・・あ、無理だこれ。下手すりゃ一日凹むわ。あたし何やったんだって思うわ」

志希「・・・でしょ?そりゃね?素の私でもテンションは高いほうだよ?」

志希「でもね。そういうのじゃなかったの。あれは」

乃々「・・・わかります。でもその流れでよく異動できましたね」

志希「私をスカウトしたプロデューサーさんがね?すぐ手続きしてくれたんだ」

周子「菜々さんのプロデューサーが?」

志希「うん。事情を触りだけ話したらさ」

志希「兄妹は仲良くした方がいいよ!うまいことやれば彼に渡せるから!って言ってくれて」

乃々「さ、さすが、ウチで一番やさしいプロデューサーとの噂のお方・・・」

志希「あとで聞いたんだけど裏で聖人って呼ばれてるらしいねあの人」

※菜々さんのプロデューサーは他にPCSの三人としゅがはを担当しています。アシスタントはいません。

周子「打算で動いてないからPさんも断れなかったんだろうなあ」

志希「うん。感謝してる。レッスン場にきてくれたときも菜々さんがなんかやってくれたみたいだし」

乃々「そうなんですか?

周子「Pさんが奥のトレーニングルームに入って、アタシ達がレッスン受けてた時にさ」

志希「トレーニングルームに向かう菜々さんをフレちゃんが見つけたんだよ」

乃々「おお・・・」

志希「多分なんかいってくれたんだと思う」

周子「凄いよね菜々さん。さすが大先輩だわ」

乃々「・・・あ、あの、ちなみに具体的にどうしたいんですか?」

志希「・・・どうしよう?何がしたいんだろう私」

乃々「・・・少しお話しながらまとめてみましょう?」

志希「・・・うん」

周子「(よかった。泰葉よりマシな流れになりそう)」


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 18:37:34.34 AiCgZzIJ0


志希「どうしようかな・・・やっぱりちゃんと話したほうがいいかな?」

周子「んー。やっぱりどこを終着点にするかによるよね」

志希「・・・せめて乃々ちゃんくらいの距離がいい」

乃々「・・・あの。森久保くらいというのは」

志希「・・・好きに甘えられてくっついても怒られない。本来の妹ポジションみたいになりたい」

乃々「!?・・・あ、あの。森久保はべ、べつに妹ポジでは・・・」

志希「・・・机の下で何も言わず頭だけだしてPさんが無意識に頭撫でてるくらいの距離感?」

乃々「!?」

志希「レッスン行くのを嫌がったら手を繋いで連れてって貰ってるよね?」

乃々「あ、あの」

周子「逃げようとしたらすぐみつけてるよね。あれは付き合いの長さなのかなやっぱり」

乃々「この流れやめてほしいんですけど!」

志希「いいじゃん。私なんて失踪したらそのままほっとかれたんだよ?」

周子「2日でやんなくなったもんね。ほんとにほっとかれるから」

志希「うん・・・乃々ちゃんが今いる場所がさ」

乃々「・・・はい」

志希「ちゃんと妹やってた私だったかもしれないって考えるとちょっと切ないの」

周子「・・・まあね」

志希「・・・正直しょうがないかなとも思ってたんだ。だってさ、一番触れられたくない存在じゃん私」

乃々「・・・志希さん」

志希「マッマのことも全く解決してないし、・・・まあそもそも解決する気もないけども」

志希「・・・正直どうやっても無理なのかなって思った、でも、レッスン場に見に来てくれた」

志希「・・・で、一緒にご飯行こうって。別に二人だけでもいいって言ってくれた」

周子「アタシも一緒だったけどね」

志希「初ライブの前緊張してた私に手を握って何があっても守ってやるから頑張れって言ってくれて」

乃々「お、おぉ」

志希「こんなんあれでしょ。諦められないでしょ?私ちゃんとした妹になりたいよ」

乃々「志希さん!森久保は全面的に協力しますけど!」

志希「・・・ありがとう。乃々ちゃん、具体的にどうしようかなあ」

周子「・・・いいこと考えた。癒やしキャラ目指すっていうのは?乃々ちゃん的な」

乃々「・・・も、森久保は癒やしキャラなんですか?

周子「多分Pさんはアタシが聞いたところによると癒やしを求めているはずなんだ」

乃々「・・・?みなさんがいるじゃないですか?」

周子「・・・なんかね。激しい人がいるみたいで」

しきのの「!?」

乃々「・・・あ、あの具体的には」

周子「アタシも詳しくは知らないし聞いてない。Pさんと夜話した時にそう感じただけだし」

志希「いいなあ。あたしもピロートークしたいなあ」

周子「・・・ぼかしてんだからその辺突っ込むのやめてくんない?」

乃々「・・・今はどういう状態なんですか?」


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 18:39:08.63 AiCgZzIJ0


周子「わかりやすく言うとね。まあ美優さんが一番多いのは揺るぎないんだけどさ」

志希「うん。アイドルじゃないもんね」

周子「で、みんなのお仕事のスケジュールに合わせて交代で二人きりタイム作ろうねって感じになってるんだ」

志希「そういえば結局お兄ちゃん引っ越したって言うけど近いの?」

周子「うん。当初の予定通り、部屋の数減らしてお風呂とキッチン広いとこにしたみたい」

乃々「・・・皆さんはそれでいいんですか?」

周子「・・・美優さんが隣の部屋に引っ越してくるまでは文句なかったよ」

しきのの「!?」

周子「・・・Pさん絶句してたよ。これはさすがにアカンと思ってアタシもそこのマンションに引っ越したの」

志希「それもおかしいと思うんだけど」

周子「・・・隣は無理でもフロアを同じにできてよかったよほんと」

乃々「あ、もしかして・・・泰葉さんやほたるちゃんが周子さんの家泊まりに行くのって・・・」

周子「うん。そうだよ?」

乃々「知りたくなかったんですけどぉ・・・」

志希「そんな周子ちゃんはどうなのさ」

周子「Pさんいわく一番まともだって言ってた。一番普通って」

志希「具体的には?」

周子「流石に言わないよ。・・・こらそこ、残念がらない」

乃々「・・・べ、別に森久保は」

志希「ま、まあこう言うの興味あるのはある意味で健全だよ?」

乃々「森久保が興味ある感じにしないでくださいよぉ・・・」

周子「で、そう考えると癒やしキャラを目指していけばいいんじゃないかなーって」

志希「具体的にどうしよ?」

乃々「・・・あの、今嫌なことに気づいたんですけど」

周子「どしたの?」

乃々「最近泰葉さんのお部屋にいったらですね。細いロープが置いてあって」

志希「ロープ?なんでまた」

乃々「理由を聞いたら、最近洗濯物が増えてしまって干すために買ったって言ってたんです」

周子「一人暮らしならあるあるじゃないの?」

乃々「・・・寮には無料の乾燥機があるんですよ」

しきしゅーこ「・・・あっ」

乃々「最近アイマスクが常にカバンに入ってるのも・・・」

乃々「まゆさんから長めのリボンを見繕ってもらっていたのももしや・・・」

周子「乃々ちゃんストップ!それ以上いけない!」

志希「えぇ・・・うそぉ」

周子「この話やめ!本筋に戻すよ!」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 18:39:50.00 AiCgZzIJ0

〜〜作戦会議中〜〜


志希「・・・よし。じゃあこの作戦で決まったね」

乃々「じゃあそれだと森久保はじゃまになると思うので帰りますね」

志希「・・・ごめんね?乃々ちゃん。今度埋め合わせするから」

乃々「いえいえ。がんばってください」

周子「アタシはここにいるわ。アタシがここにいたほうが多分ばれない」

志希「・・・ありがとね二人共」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 18:42:37.66 AiCgZzIJ0


P「ただいま〜・・・ふ〜疲れた」

周子「おかえり。なんかあった?」

P「いや、悠貴と菜々さんで地区毎の全ての坂走る番組の収録についてったんだけどさ」

P「おわったら菜々さんが動けなくなりかかけてたのがわかったから、家まで車で送ってきたんだ」

周子「ウサミン星いってきたんだ・・・悠貴ちゃんは?」

P「先に女子寮に置いてきた。打ち上げできなくなっちゃってごめんって言ったけど許してくれたよ」

周子「あー、それはしょうがないね。今度埋め合わせしてあげなね?」

P「もちろん。さて、仕事片付けるか・・・」

P「・・・」

???「(・・・頭を出して)」

P「・・・」ナデナデ

P「・・・ん?なんかいつもと感触が・・・」

志希「・・・にゃはは〜!びっくりした?」

P「お、おお。志希だったのか。すまん、つい。てかなんでこんなとこに」

志希「いーよいーよ!ちょっと机の下入ってみたくなっちゃってさ!丁度乃々ちゃんいなかったし!」

P「悪かった、嫌だったろ?ごめんな?」

志希「・・・お兄ちゃんは嫌だった?」

P「いや、別に?」

志希「・・・そっか!じゃあアタシも帰るね!じゃあね〜」

P「・・・行っちゃったよ。なんだったんだ?」

周子「・・・さあね〜、お詫びに晩ご飯でも連れてって上げれば?」

P「・・・そうだな。そうすっか。行ってくるわ。志希!ちょっと待て!」

周子「(・・・あんだけ前降っておいて、頭撫でられるだけでいいんだなあ」

P「・・・?なんか言ったか?後お前も来るだろ?準備しとけ」

周子「なんでも〜?」

周子「あ、もちろんアタシも行くし、ついでに悠貴ちゃんとさっき帰ったばかりの乃々ちゃんも誘おーよ」

P「よしそうすっか。おーい!志希ー!」





志希「・・・はーい!呼ばれて飛び出て志希ちゃんだよ〜!」



おわり!
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 18:43:34.00 AiCgZzIJ0
以上です 依頼出してきます。これ書いてる最中に悠貴のコミュが来るとは思いませんでした

ひゃっほう

モバP「雪の降り積もった日」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 22:49:58.47 lozrH7lNO
泰葉「おはようございますー。はぁ、寒かったぁ…」

P「お、おはよう泰葉。最近寒い日が続いてるからなぁ。ほれコタツ入れ」

泰葉「はい。…ん。あぁ〜……」ホワァ

イヴ「熱いお茶もありますよ〜♪」

泰葉「あ、ありがとうございます……ほふぅ」ズズ…

杏「イヴ、杏にもおくれ」

イヴ「は〜い♪Pさんもいりますかぁ?」

P「じゃあよろしく」

泰葉「…………」ズズ…

イヴ「〜♪」

泰葉「………ほふぅ」

杏「ふわぁ…」ウトウト

P「………」カタカタ

泰葉「………?」アレ?

泰葉「…!えっ⁉なんで事務所にコタツがあるんですか⁉」

P「いまさら⁉」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518097798
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 22:52:29.46 lozrH7lNO
P「いやさ、暖房は入れてるけど流石にこの寒さだと足りないからな」

泰葉「確かにそれはそうですね…。でもよくちひろさんが許可しましたね?談話室とかならまだしも…」

P「…………」メソラシ

泰葉「…あれ?Pさん?」

P「…………今日、ちっひ出てるから…」

泰葉「Pさん⁉」

杏「まぁまぁ、飴どうぞ」

泰葉「あ、ありがとうございます…」

イヴ「まぁまぁ、お茶どうぞ〜♪」

泰葉「あ、あの……」コンワク

P「ちっちゃいことは気にしない♪」

イヴ「わかちこわかちこ〜♪」

泰葉「今更ですか⁉」

杏「大丈夫大丈夫。怒られるのはプロデューサーだから」

泰葉「…それ本当に大丈夫なんですか?」

杏「あと、4人入ったらいっぱいだとかも気にしたらダメだよ?」

泰葉「えっと…誰か来たら、私出ますね?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 22:56:22.58 lozrH7lNO
泰葉「それにしても今日はすごい積もってましたね」

P「ああ。歴史的な大雪とか言ってたな。おかげでロケやら何やら中止になって大変だよ…」

泰葉「まあそうなりますよね。来るのも一苦労でしたし…」

P「最も俺は基本事務所にいるから関係ないけどな」

泰葉「たまには帰りましょう?」

イヴ「私は住んでますし〜」

杏「杏はきらりが置いていくし」

泰葉「…なるほど。居るべくして居るメンツなんですね」クスクス

P「っても、少し晴れてきたからそろそろ来る奴は来るんじゃないか?暇つぶしに」

泰葉「暇つぶし…ここ、一応事務所ですよね?」

P「遊びに行く待ち合わせに使った子には言われたくないなぁ」

泰葉「そっ…それは///」

杏「お、照れ泰葉」

イヴ「泰葉さんかわいいです〜♪」ウフフ

<ガチャ

泰葉「あ、ほら!誰か来ましたよ!」

P「誤魔化した」ニヤニヤ

杏「にやにや」ニヤニヤ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:01:22.12 lozrH7lNO
薫「おっはようございまー!!!」

桃華「おはようございます」

泰葉「あ!あっ!薫ちゃん、桃華ちゃん、おはよう!」

P「無駄に力強い反応だな」

杏「誤魔化せてないよ、泰葉」

イヴ「薫ちゃん、桃華ちゃんも温かいお茶淹れますね〜♪」

薫「せんせぇ!泰葉ちゃん!お外雪すごいよ!すごいよー!」

P「はいはい。分かってるからとりあえずコタツ入れ。ほっぺた真っ赤になって…冷たっ!」

薫「はーい!ふわぁ、あったかーい!」

桃華「うふふ。くる間中雪で遊びながらでしたものね」

薫「えへへ。楽しかったね!」

杏「ありえん…」 

P「子供は風の子とはよく言うけどな。ってか杏は一応道産子だろ」

杏「道民だからって寒いものは寒いんだよ…」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:03:05.72 lozrH7lNO
桃華「と言いますか、何故事務所にコタツがありますの?有り難いですけれど」

P「寒いからな」

杏「寒いからね」

イヴ「寒いですからぁ」

桃華「あぁ、聞くだけ無駄なパターンですわね…」

P「それにそのくだりはもう泰葉がやったから」

泰葉「いえ、それ関係あります?」

薫「あったかいねー」クテー

泰葉「ふふっ。薫ちゃん、すっかり溶けちゃって」クスクス

P「それにしても薫も桃華もどうして来たんだ?今日の仕事は延期になったって連絡しただろ?」

薫「あい!だからあそびにきました!」

桃華「薫ちゃんに誘われましたので」

P「だって」

泰葉「どうしてそこで私に振るんですか⁉」

薫「泰葉ちゃん、あそぼー?」

泰葉「えっ?うん。いいよ」

薫「やったー!じゃあじゃあお外!ゆきだるまとかうさぎさんとか作りたい!」

杏「今来たばっかりなのにまた外行くんだ…」

P「良いけど、もう少し暖まってからな」

薫「はーい!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:37:58.46 lozrH7lNO
P「ほら、寒いからしっかりモコれ」

薫「あい!」

桃華「…Pちゃま、少しやりすぎでは?薫ちゃん、目しか出てませんわよ?」

P「安心していいぞ。この後は桃華もモコらせるから」

桃華「私もですの⁉」

薫「桃華ちゃんといっしょー!」

P「おう。泰葉もモコらせるから、リトルモコーモコッサムだな」

泰葉「良いですけど、もはやユニット名の原型ないですね…」

桃華「まあ暖かいに越したことはありませんが…お二人はどうなさいますの?」

杏「杏はパス。今日出たら凍死ねる」

イヴ「わたしも、もう少し入ってます〜」

P「んじゃ、電話とかよろしく」

泰葉「あれ?Pさんも行くんですか?お仕事は?」

P「来週分までは調整済みだから無問題」

杏「仕事お化けめ…」

P「よし出来た!次は桃華のモコる番だ!」

桃華「もうお好きになさいませ…」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:41:04.57 lozrH7lNO
P「せっかくだからHP用に写真撮るぞ。三人ともポーズ!」

薫「はーい!」

泰葉「えっと…こう?」

桃華「これ見て誰だか判りますの?」

P「判んない奴はファンじゃない。はい、おっけー。んじゃ行くか」

薫「やったー!」

<ガチャ

茄子「おはようございます〜♪」

みりあ「まーっす!」

泰葉「あら?おはようございます。茄子さん、みりあちゃん」

薫「みりあちゃんおはよー!」

みりあ「おはよーっ!あれ?もしかして薫ちゃん?すごーい!あったかそー!」

薫「えへへ。これからお外に遊びに行くの!」

みりあ「へー!いいなー!じゃあじゃあ、みりあも行くー!行っていいー⁉」

P「お、じゃあみりあもモコらせないとな」

みりあ「みりあもモコモコになれるの?やったー!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:43:19.39 lozrH7lNO
P「じゃあ次はマフラーな」

みりあ「はーい!」

茄子「ふふっ。そうだ。プロデューサープロデューサー。見てください、これ♪」

P「ん?……凄い量のチョコだな」

茄子「はい。スーパーで爆売りしてたので思わず爆買いしちゃいました♪」

P「ほほう…次の仕事の練習用?」

茄子「はい…ちょっと買いすぎた気もしますが」テヘッ

P「ちょっと…?」

泰葉「これ、使いきれます…?」

茄子「うーん…無理でしょうか?」

みりあ「みりあいっぱい食べるよー!」

薫「薫も!チョコ食べたい!」

杏「杏も食べるー」

P「にしても限度が…あ!」ティン

茄子「?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:45:18.08 lozrH7lNO
P「じゃあ頼んだ」

茄子「はい。おまかせください♪」

イヴ「うふふ。私もお手伝いしますね〜」

茄子「お〜っ!頼もしい限りです♪」

杏「杏はパス。寝る」

P「だろうな。じゃ、俺達は行くか」

薫「はーい!」

みりあ「雪だるまいっぱい作ろうねー!」

桃華「うふふ。何だかんだで楽しみですわね」

泰葉「確かに、こんなに積もるのは珍しいもんね」

P「危ないから敷地内だけだぞ」

泰葉「それでも十分過ぎる気はしますよ?」

P「ま、楽しめるに越したことはないな」

泰葉「ふふっ。ですです」

薫「じゃあ、行ってきまー!」

茄子「は〜い。行ってらっしゃい♪」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:50:36.61 lozrH7lNO
薫「雪だーっ!」

みりあ「薫ちゃん薫ちゃん!何からするーっ?」

薫「えっとえっと…ゆきうさぎさん!」

みりあ「じゃあみりあもそれ!」

桃華「……改めて外に出ると、確かにこれくらいの方がよろしいですわね」

P「だろ?伊達にモコらせたワケじゃないんだぞ」

泰葉「ただのPさんの趣味じゃなかったんですね…」

P「あれ⁉そんな風に思われてたの⁉」

桃華「Pちゃま、時々変な趣味発揮いたしますから…」

P「え?ひどくない?」

桃華「うふふ。薫ちゃんみりあちゃん、私も混ぜてくださいまし」

P「桃華⁉」

泰葉「Pさんはどうします?見守るだけですか?」

P「んー…じゃあ、カマクラでも作るかな」

泰葉「私もお手伝いして良いですか?」

P「おう。ヨロシク」

泰葉「ふふっ。カマクラなんて作るの初めてです」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:52:40.07 lozrH7lNO
みりあ「うさぎさん、一杯出来たねー!」

桃華「少し張り切りすぎましたわね…」

薫「次はなにしよっかー……あ!すごーい!」

みりあ「わぁー!カマクラだー!プロデューサーが作ったの?」

P「泰葉と一緒にな。入るか?」

みりあ「やったーっ!」

薫「ふわあぁ。薫、カマクラ入ったのはじめてー」

桃華「思った以上に温かいですわね」

P「……いや、それは三人いっぺんに入るからじゃないか?」

泰葉「ぎゅうぎゅうですね」クスクス

P「せっかくだし。おーい!写真撮るぞー!」

薫「はーい!あ、泰葉ちゃんも!」

泰葉「あ、うん。じゃあ私は外に…」

みりあ「えへへ、ピース!」

桃華「ちょ、お待ちくださいましっ!…あっ!」

P「これも後で載せないとな。リトルモコーモコッサムwithモコモコみりあ」ウンウン
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:54:51.80 lozrH7lNO
薫「次はゆきだるまー!」

みりあ「雪だるま!いっぱい作ろうね!」

泰葉「ふふ。じゃあ今度は私もお手伝いしようかな♪」

桃華「ふぅ。私は疲れましたので一休みさせていただきますわ…」

P「カマクラ気に入ったのか?」

桃華「……そ、そういうわけではありませんわよ?」

みりあ「あっ、そうだ!薫ちゃん薫ちゃん、良いこと考えた!」

薫「なになに?」

みりあ「あのね、最初にちっちゃい雪だるま作るでしょ?」

薫「うん」

みりあ「でね、次はそれよりちょっと大っきいの作るの。でねでね、その次はもうちょっと大っきいの作って、それをいっぱいしてね…最後はこーんな大っきくするの!」

薫「ふわあああ!おもしろそーっ!」

泰葉「…大作の予感、だね。でも大変だけど楽しそうかも?」

桃華「雪、足りますかしら?」

P「まあ、その時はカマクラ崩すし」

桃華「そんなっ⁉………あ」

P「くくっ…」

桃華「……あうぅ///」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:56:57.75 lozrH7lNO
茄子「ふふっ。完成ですね♪」

イヴ「うふふ。みなさん喜んでくれると良いですね〜」

茄子「はい。きっと大丈夫です」

杏「ちょっとちょーだーい」

茄子「はいはい。じゃあ先にちょこっといただいちゃいましょうか♪」

杏「チョコだけに?」

茄子「チョコだけに。あ〜、コタツ良いですねぇ」

イヴ「ですよね〜♪」

杏「もう出るの無理だよねぇ…。あ、そうだ茄子茄子」

茄子「はいはい。なんですか?」

杏「ちょっとハグしていい?ぎゅっと」

茄子「?はい、良いですよ。さ、どうぞ♪」

杏「よし。ぎゅー!」

茄子「ふふ。ぎゅー♪」

イヴ「わあぁ。私も良いですかぁ?」

杏「カモン!サンタさん!」

イヴ「わーい!ぎゅう〜♪」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 23:59:23.45 lozrH7lNO
杏「よし。よし。これで勝つる」

茄子「どうしたんですか?」

杏「うん。ちょっとビットコインに全ブッパしようかなってね。茄子パワーで。更にサンタパワーもドンだ!」

イヴ「ビットコイン?」

茄子「聞いた事あるような…ないような?」

杏「任せろ!一生分以上稼ぐから!…あ、茄子おかわり」

茄子「はいはい。お待ちを〜……うーん」

杏「…ん?どったの?」

茄子「いえ、やっぱりコレだけだと物足りない感じが…」

杏「そう?杏的には十分だけど…」

茄子「戸棚に何かなかったかな〜…」

イヴ「確かおせんべいとみかんがありましたよ〜?」

茄子「お〜っ!」キラリン

杏「待って。ちょっと待って」

茄子「押すな押すなですね!お任せを♪」

杏「待って!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:01:25.67 Xm/1UTv2O
みりあ「できたーっ!」

薫「ゆきだるまいっぱいだー!」

泰葉「ふふっ。流石にちょっと疲れてきたね」

P「なんとかカマクラ死守出来たな」

桃華「Pちゃま、いけずですわ…」

泰葉「むむ。そんなイジワルなPさんには…えいっ!」ピトッ

P「ひょわっ⁉冷たっ!泰葉⁉」

泰葉「ふふっ。すっかり冷えちゃいましたから、Pさんのほっぺたが温かくて助かります」ピトー

P「あー、もう。指先真っ赤じゃないか。なんで手袋外すかなぁ…」ギュッ

泰葉「だって、手袋だと雪固め辛くって…」

P「だからって……はーっ」スリスリ

泰葉「あー…温まります…」スリスリ

桃華「はぁ…無駄にお熱いですわね」

薫「いっぱいあそんだもんね!」

みりあ「確かにちょっと熱くなってきたかもー」

桃華「ではなくて…まあ、何でも良いですが」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:03:19.95 Xm/1UTv2O
P「よし。しっかり楽しそうな写真も撮れたし、一旦戻るぞー。泰葉も温め直さないとだしな」

薫・みりあ「はーい!」

P「そうそう。さっき茄子が買ってたチョコな、ホットチョコにしてもらってるから、戻ったらもらいな」

みりあ「ホットチョコ!」

薫「わーいっ!」

泰葉「茄子さんに言ってたのそれだったんですね」

P「うむ。それならある程度一気に使えるからな」

桃華「うふふ。それは楽しみですわね」

P「あとは茄子が変な事してないかだけだな…」

泰葉「……茄子さん、たまにビックリする事しますからね」

桃華「大丈夫ですわよ、きっと」

P「人、それをフラグと言う」

桃華「不安にさせないでくださいまし!」




おしまい
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/09(金) 00:04:38.74 Xm/1UTv2O
以上、読んでくださった方ありがとうございました!
リハビリも兼ねて書き慣れてたキャラ達でダラダラと書いてみましたが相変わらずとっ散らかってる…
茄子さん来ましたね。聖に突っ込んだ後でこれは…む、むぅーりぃー…でも茄子さん…くっ…
ところで泰葉はまだでしょうか?

ちひろ「そのデスクどうなってるんですか」

1 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/07(水) 19:10:07.16 R4tY9UIi0
モバP(以降P表記、ぷにぷにですよ〜)「ほほう、これは中々…」カタカタカタカタ

ちひろ「すみませんプロデューサーさん、ホチキスの芯って持っていませんか?」

P「あるよ」ガタッ

P「はいどうぞ」

ちひろ「ありがとうございます」

P「200円です」

ちひろ「その減らず口縫い付けたろか」

P「ヒィッ」

ちひろ「まったくもう!」プンスコ

P「あれ、この前雑貨品の買い出し行った時に買わなかったんですか?」

ちひろ「いえ…買った事は買ったんですけど」

P「…」ヒョコッ

ちひろデスク「やあ」ゴッチャア

P「うわ机の上超汚ねぇ」

ちひろ「き、今日はたまたまです!色々と仕事が重なって…」

P「結婚できないパターンですな」

ちひろ「その瞼縫い付けてやろうか」

P「やめてくださいビルド観れなくなる」

ちひろ「そう言えばプロデューサーさんのデスクっていつも意外と綺麗ですよね。意外と」

P「ハハッ、心が綺麗なものですから」

ちひろ「あははははははははははははははははははははは!!」

P「くっ!助走つけて殴りたい!」

ちひろ「何かコツとかあるんですか?あ、今お仕事大丈夫ですか?」

P「構いませんよ。なろう小説読み漁ってるだけですから」

ちひろ「何してるんですか」

P「コレなんか面白そうですよ。HN三ノ宮明日香の『授業中にテロリスト〜異世界でトンファー無双〜』。みんなに勧めてみようかなと」

ちひろ「おいやめて差し上げろ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517998206
2 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/07(水) 19:27:37.86 R4tY9UIi0
P「コツも何も、不必要なものは置かないようにしているだけですよ?ほら」

ちひろ「あ、ホント。意外ですね。持ち主は限りなくスチャラカなのに」

P「必要な書類はすぐ取れるようにパソコンの横の書類棚に入れてますし、急ぎじゃないものはこうして中央下の浅広い引き出しに入れてます」ガラッ

ちひろ「わっ、引き出しの中に仕切りつけてきっちりファイリングしてる。やだこの人埼玉出身のくせに几帳面」

P「お前は今全国3憶7千万人の埼玉県民を敵に回したぞ」

P「左側が比較的新しい書類、右に古い書類と区別しています」

ちひろ「へぇ〜…確かに見やすいですね」

P「あとは今週号のジャンプぐらいですかね、ここに入れているのは」

ちひろ「ん?」

P「と言うかこれぐらいならそんな几帳面じゃなくてもやりません?」

ちひろ「まぁ…私も多少は整頓して使っているつもりですけど。…いや、単純にあなたがこんなキッチリしているというのがただただ意外で」

P「お前は普段俺のことを一体何だと」

ちひろ「業務モンスター」

P「………チッ!命拾いしたな反論が浮かばねえ!」

ちひろ「あ、折角ですから他の引き出しも見せてもらっていいですか?」

P「え」

ちひろ「…あ、もし人前に出せないようなアレなモノとか隠していらっしゃるのなら無理にとは…」

P「職場でそんな不健全なモン持ってくるかぁ!いいだろう受けて立ちましょう!」

芳乃「ほーっ」ガラッ

ちひろ「えっ」

芳乃「そなたー、れっすんに行って参りますー」

P「はいよ。夕飯は唐揚げだからなー」

芳乃「ひゃっほーい」トテトテトテ

P「さて、では今度は右側の引き出しを…」

ちひろ「あ、あの…そこの引き出しって書類が入ってましたよね?」

P「え?えぇ…今さっき見せたでしょ?ほら」ガラッ

ちひろ「…今、芳乃ちゃんどこから出てきました?」

P「ではまず一番上の引き出しから行きますねー」

ちひろ「どこから出てきました!?」
3 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/07(水) 19:42:20.03 R4tY9UIi0
P「右側の一番上は文房具類ですかね。とは言ってもデスクの上の筆立てに大抵のモノ入れてますからホチキスの芯とか…あ、あと印鑑や重要書類もここですね」

ちひろ「あ、そこの使い道は私も同じですね。印鑑入れているので鍵でロックしていますけど」

P「俺もです。あ、付け加えると没収したゲーム機とかもここに入れてますね」

ちひろ「学校の先生ですか」

P「リオレウス狩りに没頭してレッスンすっぽかすアイドルが約2名ほどいますので」

P「普段一番使わない引き出しですね、ここは。そのせいで時々カギどこやったか忘れちゃうぐらいですよ」

ちひろ「いやいや、印鑑入れてるのに大丈夫なんですかそれ」

P「その時は李衣菜に頼むか芳乃にお願いしてますね」

芳乃「呼びましてー?」ガラッ

ちひろ「わっほい!」

P「あれ、芳乃レッスンは?」

芳乃「忘れ物をしてしまいましたのでー」イソイソ

芳乃「ではではー、行ってまいりますー」

P「いってらっしゃい」

芳乃「がんばるぞい」ピシャッ

ちひろ「…」

P「さて、では次は真ん中の…」

ちひろ「ちょいちょい!今芳乃ちゃんどこから出てきました!?」

P「…?」

ちひろ「怪訝そうな顔で首を傾げないでください可愛げの無い!」

P「ちょっと何を言ってるのかわからないので無視して次にいきますね?」

ちひろ「段々次の引き出しには何が入ってるんだろうってワクワクしてきた自分が悔しい」

P「真ん中の引き出しは結構広くて大きいので色々入れちゃってますね」

ちひろ「あぁわかります。私貰ったお菓子とか入れちゃいますね」

P「え、モバコインカードじゃないんですか?」

ちひろ「ていっ!」ゴスッ

P「ファイルの角は地味に凶器!」
5 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/07(水) 20:14:47.06 R4tY9UIi0
P「確かに俺もオヤツとか入れちゃってますね、ここ。あとは雑貨とか色々と…」ゴソゴソ

杏「プロデューサー飴無くなったからちょーだい?あとゲーム返してー」

P「ほれ袋ごと持ってけ。ゲームは帰るときに帰してやるから」

響子「プロデューサーさん。星形の型抜きとか持っていませんか?」

P「偶然持ってるよ。けど包丁持ったままウロウロしないで怖い」

みちる「パッククロージャーありますか!」フゴッ

P「あげるから食べながらウロウロしない可愛いけど」

常務「MGエクシアの右肘関節パーツが折れてしまったのだが」

P「奇跡的に持ってますよ。と言うかバンダイさんに問い合わせてください」

時子「豚」

P「はいよ、味醂と白味噌」

仁奈「ハクビシンのきもちになりてーでごぜーますよ!」

P「丁度昨日作った着ぐるみがあるでごぜーますよ」

周子「ねぇねぇ、志希ちゃんの感度が400倍になるスイッチとか晶葉ちゃん作ってくれないかなぁ」

P「今朝暇潰しに作ってみたんよ」ポチッ  フナァーーーーッ!?

比奈「S−61のトーン下さいっス」

P「人の引き出しを保管庫にしないでくれない?」

ちひろ「……」

P「っとまぁこんな風に色々適当に放り込んでるんでゴチャゴチャしてます…って何ですかその目は」

ちひろ「いえ…どこからツッコめばいいのかなぁ、と」

P「去年の忘年会でやった「お願い!シンデレラ 千川ちひろwithトレーナー4姉妹ver」のDVDもありますけど」

ちひろ「3000円までなら出しますからそれ渡してください」
12 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/08(木) 15:42:39.72 Gf/c0Wt80
P「とまぁ、こんな感じな真ん中の引き出しです」

ちひろ「明らかに引き出しの大きさに釣り合わない量のものが入ってましたけどどうなってるんですか」

P「そして一番下の引き出しですが」

ちひろ「どうなってるんですかってばよ」

P「ここは特に何を入れるって決めてる訳では無いです。特に何もなければ空にしてますし…」ガラッ

こずえ「むにゃぁ…」

P「…」

ちひろ「…」

こずえ「…しめてぇ…しめろよぉ…」

P「おやすみ」ピシャッ

P「…」

ちひろ「…」

P「そして一番下の引き出しですが」ガラッ

雪美「くぅ…」

ペロ「起きちゃうから閉めて」

P「すんません」ピシャッ

P「…」

ちひろ「…」

P「ここは特に何を入れるって決めてる訳では無いです。特に何もなければ空にしてますし…」ガラッ

イヴ「結構落ち着きますね〜」

P「落ち着かんといて」ピシャッ

P「…」

ちひろ「…」

P「ど、どうなってるん!?」

ちひろ「そんな事知りませんよ!」
13 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/08(木) 16:24:11.36 Gf/c0Wt80
P「と、引き出しはこんな感じですね」

ちひろ「突っ込みどころしかありませんでしたね」

P「デスク上はパソコンと筆立てとファイルケースとフルボトルくらいしか置いていませんし。参考になりました?」

ちひろ「なると思います?」

P「時間の無駄でしたね」

ちひろ「まったくです。…あ、良い機会ですからもう1か所見せてもらってもいいですか?」

P「引き出しと引き出しの隙間に薄い本なんて隠していませんよ」

ちひろ「違いますよ。プロデューサーさんのデスクで一番摩訶不思議な場所をまだ見ていなかったのを思い出しまして」

P「ねぇよ、そんなとこ」

ちひろ「あるだろほら。ここだよここ!」

P「デスクの下なんて俺の足しかありませんよ」

P「あとはせいぜい…んしょ、っと」ゴソゴソ

P「あいたっ」

ちひろ「どうしました?」

P「噛まれました」

ちひろ「え?」

P「コラ誰だぁ」ズボッ

輝子「フフィ…」プラーン

ちひろ「輝子ちゃんが釣れました」

P「オツサンの指なんて美味しくないから。ペッしなさい。ペッ」

輝子「い、いきなり親友の手が来たから…か、噛めばいいのかと思って」アムアム

P「痛くすぐったいからやめなさい」

輝子「フヒ…」チュゥー

P「吸うな吸うな!」

輝子「じゃ、じゃあ…返すぞ」プーッ

P「ヤメロォ!」
14 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/08(木) 16:38:39.93 Gf/c0Wt80
P「指ベットベトになってもうた…ちひろさんで拭いていいですか?」

ちひろ「レアメダルにされたいんですか」

P「ヒィッ」

ちひろ「前から思ってたんですけど…そんなに奥まで足を入れてるのによく輝子ちゃんが入るスペースがありますよね。物理法則どうなってるんですか?」

P「そうですか?普通にちょっとした収納テクじゃないですか?ほら結構スペースありますし」ゴソゴソ

P「あいたっ」

ちひろ「どうしました?」

P「噛まれました」

ちひろ「え?」

P「まだ入ってたんかい誰だぁ」ズボッ

乃々「ひぃぃっ、み、見つかっちゃったんですけど…」プラーン

P「森久保も入ってたのかよ。…今噛まなかった?」

乃々「し、知りません…」プイッ

P「本当に?ちょっぴり痛かったんだけど」

乃々「あぅ、ごめんなさい……って知らないんですけど。もりくぼには一切身に覚えが無いんですけど…」ププイッ

P「そっか。じゃあ取り合えず手ぇ離してくれない?」

乃々「お構いなく。もりくぼの事はちょっと斬新な装飾品と思っていて頂けたら…」

P「片腕の自由を完全に奪い去る装飾品ってどうなのさ」

乃々「も、もりくぼに用事が無いのでしたら引き続き静かに巣に籠っています…」ズリズリ

P「それは構わないけど俺の手は離してくれない?引きずり込まれるから。引きずり込まれるから」

乃々「お構いなく、お構いなくですけど」ズリズリズリ

P「た、助けてチッヒ!」

ちひろ「気が済むまでイチャついてどうぞ」

P「へ、へるぷみー!」ズリズリカプッズリ
18 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/09(金) 02:00:02.42 k7x7Tm310
ちひろ「プロデューサーさんが足を入れてたのに女の子2人もよくこの中に入っていられましたよね…四次元ポケットか何かですか」

P「ファンタジーやメルヘンじゃないんですから」

ちひろ「あ、生きてたんですね」

P「手こずりましたが何とかレッスンルームに放り込んできました」

ちひろ「乃々ちゃんも随分逞しくなりましたね」

P「あいつは最初から逞しい娘ですよ。よいしょっと」

P「これで少しでもちひろさんの腐海のようなデスクが整えられると幸いです」

ちひろ「ですから今日はたまたまですってば!」

P「自宅では高校時代のジャージ着て部屋散らかしてGが出たら怖くて部屋に入れないタイプですか?」

ちひろ「失礼な!なら見に来ればいいじゃないですか!その澱んだ眼で確かめればいいじゃないですか!」ガオーッ

P「ハハッ、微塵も興味がねぇ」

ちひろ「一撃じゃ生温い!」ゴスッ

P「体重の掛かったエルボー!」

ちひろ「ずーっと思ってましたけどもう少しくらい私に優しくしてくれてもバチは当たらないと思いますよ」

P「痛た…優しくしなくてもバチは当たらないからいいんですよ。もう、ボールペン落としちゃったじゃないですか」

まゆ「うふ」シュバッ

ちひろ「え」

まゆ「はい、落としましたよぉ?」

P「ああ、どうもありがと」

まゆ「それでは失礼しますねぇ」ズリズズリズリ

P「お疲れさん」

ちひろ「…」

P「…」

ちひろ「……」

P「まゆまで入ってたとは。アハハハ」

ちひろ「だから物理法則おかしくないですか!?」

P「?」

ちひろ「怪訝そうな顔で首を傾げないでください愛嬌の欠片もない!」
19 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/09(金) 02:17:11.94 k7x7Tm310
ちひろ「このスペースにどうやったら女の子3人入るんですか!スライムじゃなきゃ無理でしょ普通に考えて!」バンッ

P「この事務所において普通というワードがどれだけ無力だと。ああほら、デスク叩くからまたペンが床に…」コロッ

凛「ふーん」シュバッ

ちひろ「え」

凛「はい、落としたよ?」

P「ああ、どうもありがと」

凛「それじゃ、巣に戻るね」モソモソモソ

ちひろ「…」

P「…」

ちひろ「…」ポトッ

みく「うにゃ」シュバッ

ちひろ「え」

みく「ボールペン落としたにゃ。はい」

P「ああ、ありがとな」

みく「みくは巣作りに戻るよ」モサモサモサ

ちひろ「…」

P「…」

ちひろ「…」ポイッ

飛鳥「やぶさかではないよ」シュバッ

ちひろ「oh…」

飛鳥「ほら、落とし物だ」

P「ああ、ありがと」

飛鳥「終わりゆく世界に身を委ねるとしようか」ズリズリアスアス

ちひろ「…」

P「…」

ちひろ「…」

P「…」ガラッ

こずえ「すぴぃ…」

P「…」ピシャッ

ちひろ「…」







P「物理法則どうなってんですか!?」

ちひろ「お前が言うなよ!!」






アッキー「終わりだ」

優「アッキー用のデスク届いたよー?」
20 :◆Dm8ArSIo3MOQ 2018/02/09(金) 02:25:25.55 k7x7Tm310
はい思い付きですいつもの事です持病です。机の引き出しにはガンプラ詰めてました持病です。あれ、おかしいな…バレンタインネタ書こうと思ってた筈なのに何やってるんでしょうね持病です。
多分次こそバレンタインSSだと思います。当たりハズレのある食べ物を引き当てあうゲームのような話にする予定ですが菩薩のような心で見守って頂けると布団の中で冬眠せずに済みます。
では寒い日はまだまだ続きますがビタミン不足と乾燥とハクメイとミコチの録画予約に気を付けてお過ごしください。



オツカーレ

【モバマス誕生日ss】市原仁奈物語~番外編「おたんじょうび」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:01:11.67 WXsFuRf20

前作↓の設定を引き継いでいます。

【モバマスSS】市原仁奈物語

↓コレの翌日です
P「あいさんと二人きりで誕生日をお祝いする」

Pの地の文多めですよ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518015671
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:04:06.18 WXsFuRf20



【事務所〜Jルーム】

薫「仁奈ちゃん!誕生日おめでとー!」

一同「おめでとう!」

仁奈「ありがとーごぜーます!」

P「おめでとう仁奈。はいこれプレゼント」

仁奈「・・・これは時計?・・・おー!うさぎでやがりますか!?」

P「うん、兎の腕時計」

前日の反省を活かすのはまた後だ。予め用意していたプレゼントを渡す。

兎があしらわれたレディースウォッチである

仁奈「おー!かわいいでごぜーます!」

・・・よかった。気に入ってくれたみたいだ

友紀「あたしからはね!ねこっぴーだよ!」

ありす「私からはいちごのカスタードパイです。道中にどうぞ」

薫「薫からはねー!これ!ひまわりのキーホルダー!」

仁奈「おおー!みんなすげーです!」

みんなから思い思いのプレゼントを渡されている仁奈、幸せそうで何よりだ。かわいい。

早苗「そんなわけで仁奈ちゃんの誕生日会を始めます!」

・・・勝手に決めないで!今日は仕事!僕もやりたいけどさあ!

P「あの、あんまり時間がないので・・・」

・・・周りからブーイングが聞こえる。しょうがないじゃないか!仕事なんだからさあ!

楓「・・・あいちゃんごめんなさいね。ついでみたいになってしまって」

あい「いえ。私は十分頂きましたから。今日の主役は仁奈ですよ」

仁奈「本当にうれしーでごぜーますよ!わーいわーい!」

・・・少し場が落ち着いたかな?仁奈がこっちを見ている

仁奈「・・・そろそろお仕事でごぜーますか?」

P「・・・ごめんね。仁奈。仕事入っちゃってさ」

仁奈「気にしないでくだせー!」

P「じゃあいこうか」

仁奈「いくですよー!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:07:04.03 WXsFuRf20

〜〜移動中〜〜


【スタジオ〜クルトナーガ】

カメラマン「今日はよろしくね。仁奈ちゃん」

仁奈「よろしくおねげーします!」

P「よろしくお願いします」

今日の仕事は子供服の撮影である。キグルミではない普通の服だ。

ライブ以降こういう仕事も来るようになった。かわいい

普段ならこういうのは薫が多いのだけれど。

薫も午後からあいさんと旅の収録なので仁奈にお鉢が回ってきたのだ。問題なくこなせるのはわかってるし。かわいい。

仁奈「・・・あの、これとこれつけてもいいでやがりますか?」

・・・ん?あれは僕と薫があげたやつだ

カメラマン「もちろんいいよ。今日はファンシー系だし、腕と小物にでもつけようか。」

仁奈「わーい!」

・・・喜んでくれて嬉しい。子供に腕時計ってどうかと思ったんだけど喜んでくれてなによりだ


〜〜撮影中〜〜

カメラマン「撮影終わりです。ありがとうございました!」

仁奈「ありがとうごぜーました!」

滞りなく撮影が終わった。アイドル市原仁奈はもう一人前かもしれないなあ。かわいい

P「あ、すいません。採用するかどうかは別にして写真のデータ全部これにもらえます?」

USBを差し出す。・・・あまりマナーは良くないが今日は特別だ。

カメラマン「え?ああ、いいですよ。ちょっと待ってください」

了承してくれてありがたい。この人はいい人だ。またお仕事できるといいな
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:08:45.72 WXsFuRf20



【車内】

仁奈「・・・もう暗くなっちまいましたね」

P「・・・うん、家まで送っていくからね」

・・・車を走らせる。・・・なるべく表情に出さないようにしないと

仁奈「みんなに誕生日祝ってもらって楽しかったでごぜーます!」

P「それはよかった」

仁奈「休憩中に食べたありすちゃんのお菓子も美味しかったし!」

P「そうだね。おいしかった」

仁奈「・・・誰かに誕生日を祝ってもらうのって殆どなかったでごぜーますから」

P「・・・来年はお休みにできるよう頑張るね」

仁奈「ありがとーごぜーます・・・でも、やっぱり」

P「うん」

仁奈「・・・パパとママと一緒にいたいってのはワガママでごぜーますかね・・・?」

P「・・・そんなわけないさ。普通のことだよ」

仁奈「・・・そうですか」

・・・大丈夫、もう少しだから
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:12:12.57 WXsFuRf20

【仁奈の家前】

仁奈「・・・ついちゃった」

P「・・・家の前まで一緒に行こうか」

仁奈「・・・うん」

手を繋いで、仁奈と一緒に家の扉の前に行く

仁奈「・・・ただいまー」

・・・ドアをあける仁奈を見守る。・・・驚いてくれるといいな

仁奈父・母「おかえりー!!!お誕生日おめでとう!」

扉を開けた瞬間彼女の頭にクラッカーの雨が降り注ぐ。・・・出待ちしていたようだ

仁奈「・・・え?」

仁奈父「お仕事お疲れ様だぞ仁奈!P君!写真は持ってきてくれたかな!?」

P「ええ、ここに」

今日撮ったUSBメモリを差し出す。・・・あんましマナーよくないことしたんだから感謝してほしい

仁奈父「さすがP君だ!仕事が早い!また仁奈フォルダが潤うな!」

・・・ほんっとこの人変わったよなあ。いい意味でだけどさ

仁奈母「晩ご飯食べてないでしょ?すぐ用意するからね?ケーキもあるからね」

仁奈「・・・え?え?どうして・・・?」

・・・仁奈はまだ状況がよくわかっていないみたいだ。ここはご両親に任せよう

仁奈父「頑張って戻ってきたんだ!なあに!これくらい余裕余裕!」

仁奈母「・・・そこのPさんにね。やったことないって言ったら怒られちゃってねえ」

P「ちょ、それは言わないでくださいよ!」

仁奈「・・・ありがとうごぜーます!P!」

P「・・・まあ、頼んだだけだし。あ、後は家族水入らずで・・・」

仁奈「・・・P。帰っちやがいますか?」

P「・・・まあ次回は参加させてもらうかもだけどね。最初だから家族三人で過ごしてほしいんだ」

その方が思い出になる。大丈夫、これから機会はいくらでもあるのだから。

仁奈父「・・・そう言われると参加させにくいなあ」

仁奈母「次は是非参加してくださいね?さあ仁奈、手を洗ってうがいしてきて。」

仁奈「はーい!P!また明日ですよ!」

P「うん、また明日。すいません、それでは失礼します」

・・・さて、帰るか。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:15:26.45 WXsFuRf20


【翌日・事務所〜Jルーム】

仁奈「おはよーごぜーます!」

P「おはよう。仁奈、昨日は楽しかったかい?」

仁奈「はい!楽しかったでごぜーます!パパもママも楽しかったって!」

P「よかった、仁奈が喜んでくれて僕も嬉しいよ」

友紀「へー、最近ずっとなんか連絡してるなーって思ってたけどこれやりたかったんだ?」

P「・・・ええ、まあ」

早苗「いいとこあるじゃない!」

あい「ああ、素晴らしい試みだと思うよ」

P「あの。そんなに褒められても困るんですが」

・・・ぶっちゃけ仁奈父が来たがってたので問題は殆どなかった。

外国のほうがこういうの寛容だったんで手間もほぼないも同然だった

仁奈「えへへー・・・とぉっ!」

P「おっと」

仁奈がダイブしてきた

仁奈「・・・Pは魔法使いみたいでごぜーます。いつも仁奈のお願いを叶えてくれます」

P「買いかぶりだよ。全部はできないさ」

・・・なるべく全力で努力をしているだけだ。

仁奈「それでも。ありがとうごぜーます・・・感謝してるですよ」

P「・・・ありがとう、仁奈」

仁奈の頭をなでる。相変わらずもふもふしていてきもちいい。

仁奈「えへへ・・・ずっと一緒にいてくだせー」

・・・うん、いつか一人立ちするまでは一緒にいようね。仁奈

お わ り!
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 00:17:03.34 WXsFuRf20
終わりです ありがとうございました。 仁奈ちゃん誕生日おめでとう。依頼出してきます

最近ピクシブのほうにもSSのバックアップをのせてみてます。よろしくお願いします

ではまた

橘ありす「プロデューサーさんは晴さんのお兄さん」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:35:19.48 tbEl15of0
アイドルマスターシンデレラガールズ二次創作です。

結城晴「オレの兄貴はプロデューサー」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517878301/
モバP「オレの妹は結城晴」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517964793/

これらのSSの続きとなっております。よければこれらを読んでから本SSをお楽しみください。

※このSSはオリジナル設定を多用します。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518068119
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:36:11.78 tbEl15of0


13.


ちひろ「プロデューサーさん! 借りを返してもらう日が来ましたよ」

モバP(以下P)「なんですか? 藪から棒に」

ちひろ「すこしの間預かって欲しいアイドルがいるんですよ、よろしくお願いできません?」

P「え……どんな子ですか? そりゃあ、事務所で預かることぐらいはできますが……」

ちひろ「素行は問題ないですよ。協調性も……多分あります! ただ……」

P「ただ?」

ちひろ「拗ねちゃってるので慰めてあげてくださいね!」

P「はぁ……別に構いませんが……」

ちひろ「決まりですね! 入って来てもいいわよ、ありすちゃん」

ガチャ

ありす「初めまして、プロデューサーさん。同じ事務所のアイドルの橘ありすといいます。橘と呼んでください」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:36:55.61 tbEl15of0

P「……えーと、よくわかんないけど、オレもありすちゃん……じゃダメかな?」

ありす「駄目です。ちひろさんは構いませんが、プロデューサーさんは橘と呼んでください」

P「そ……そっか。じゃあ、橘さん、でいいかな?」

ありす「……まぁ、いいです」

P「で、……だ。橘さんをどうしてオレが預かることに? たしか他Pの担当だったよね?」

ちひろ「それはですね……ありすちゃんのご両親が忙しくて、お仕事で家を暫く空けることになって、そのちょうどいい預かり手がいなかったからなんです」

P「だからって……オレ?」

ちひろ「ほら、他Pさんの親友で信用もありますし! ありすちゃんのご両親も他Pさんは信用しているようなので他Pさんの親友なら大丈夫だろうって!」

P「……いやぁでもなぁ……この分だとうちに連れて帰ることになりそうですけど……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:37:34.05 tbEl15of0

ありす「……いいんですよ、嫌なら嫌と言っても。私、事務所を貸していただければ1人で寝泊まりできますので」

ちひろ「そういうわけにもいかないのよ」

P「……はぁ……、んなこといってる子供をほっぽり出せるわけないだろ? 分かりました、引き受けます。暫くの間、うちで寝泊まりさせればいいんですよね?」

ちひろ「ええ、それで大丈夫です。ありがとうございます、プロデューサーさん。助かりました」

P「これで借りはチャラですからね」

ありす「……」

ちひろ「ほら、ありすちゃん。挨拶しよ?」

ありす「……なるべくご迷惑はかけないようにしますので、暫くの間よろしくお願いします」ペコ

P「ん、こっちこそよろしくな。橘さん」

ありす「……はい」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:38:32.47 tbEl15of0

晴「来たぜー! プロデューサー!」

P「晴、学校お疲れ。ちょっと話があるからこっちに来てくれないか?」

晴「? なんだ?」

P「ちょっとな……」



P「というわけなんだ。だから暫くの間、橘さんと一緒に行動したり、うちに帰ったりすることになるぞ」

晴「ふーん? そっか」

ありす「よろしくお願いします、結城さん」

晴「結城さんじゃどっちがどっちかわかんないだろ、晴でいいよ。オレもありすって呼ぶし」

ありす「いえ、私はプロデューサーさんのことはプロデューサーさんと呼ぶので区別はできています。結城さんも私のことは橘と呼んでください」

晴「ん、まぁ橘がそう言うならそれでいいけど」

ありす「ありがとうございます」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:39:23.88 tbEl15of0

P「挨拶は済んだな。じゃあ、解散しよう。今日は午後8時くらいに帰る予定だから、各自割り当てられた仕事やレッスンが終わったら、オレのところに集まってくれな」

晴「ん、わかった」

ありす「わかりました」

P「じゃあ、今日も仕事頑張ろう」



ガチャ

晴「プロデューサー! レッスン終わったから宿題しに来たぜー!」

P「お、晴。来たな」

晴「よいしょ」ポス

P「しかし、晴。すんなり橘さんのこと受け入れられて偉かったな」ナデナデ

晴「ん? なんでだ?」

P「だって、橘さんが家まで来るってことは」

ガチャ

ありす「プロデューサーさん、少しお話が……!? な……何してるんですか!?」

P「こういうのが家まで続くってことだぞ」

晴「え……」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:40:14.83 tbEl15of0


14.


ありす「結城さん! な……なんでプロデューサーさんの膝に座ってるんですか?」

P「晴はな、オレの膝で宿題をやるのが日課なんだ。素晴らしいだろ?」

ありす「え……結城さん、私と同じ歳でしたよね? ……恥ずかしくないんですか?」

晴「う……」///

ありす「そっ……それに、神聖な事務所でそんな……不健全です!」

P「何がだ?」

ありす「え?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:41:19.78 tbEl15of0

P「何が不健全だと聞いているんだ、橘さん。オレはただ膝に妹をのせていただけだ。何か問題があるか?」

ありす「……ひっ……開き直らないでください! とにかく! 結城さんも顔を赤くしていますし、そんな恥ずかしいことはやくやめてください!」

ちひろ「私もそうして欲しいところなんだけどね、ありすちゃん。それにも問題があるのよ」

ありす「あっ、ちひろさん! ちひろさんからも何か言ってください! おかしいです!」

ちひろ「このプロデューサーさんはね、晴ちゃんが膝に乗っていると作業スピードが約3倍になるの。そして、いつもの時間に晴ちゃんが来ないとグデグデになって作業スピードが半分になるのよ」

ありす「なっ……! え? ……ど、どういう仕組みですか?」

P「晴が膝に座っていると癒されながら頑張れる。いつもの時間に晴が膝にいないとがっかりする。当然だな」

晴「……やめろばか」///
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:42:20.14 tbEl15of0

ありす「当然ではありません! それはプロデューサーさんが本気を出せるのに出さない怠慢ではないですか?」

ちひろ「最初はそう思ったんだけどね……どういうわけか本当みたいなの。それに、大変な書類とかも鼻歌交じりに秒殺しちゃうから、事務所としても重宝しだしちゃって……このままやらせろって上からのお達しが出たの」

ありす「なっ……」

P「というわけだ。悪いがこっちは事務所公認なんでな。続けさせてもらうぞ」

晴「オレは恥ずかしいからもう降りたいんだけど……」

ありす「……結城さんはこう言ってますが?」

P「晴が本気で降りたいならオレから降ろすさ。だから降ろさない」

晴「うう……」///

ガチャ

梨沙「相変わらずのシスコンの変態ね」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:43:44.61 tbEl15of0

P「お、梨沙か。今日の撮影はどうだった?」

梨沙「楽勝だったわ。もう少し骨のある仕事用意しなさいよね」

P「悪いな、向こうからのご指名でな」

梨沙「へぇ、そうだったの……ん? なんか知らない顔がいるけど?」

P「ん、ああ。ちょっと預かることになってな」

ありす「初めまして、橘ありすといいます。今日から暫くの間結城さんの家でお世話になることになりました。よろしくお願いします」

梨沙「よろしく……アタシはこいつの担当アイドルのひとり、的場梨沙よ。梨沙って呼んで」

ありす「いえ、的場さんと呼ばせていただきます。こちらも橘と呼んでください」

梨沙「嫌。橘、なんてなんか据わりが悪いし。ありすって勝手に呼ばせてもらうわね。そっちも好きにするといいわ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:44:54.55 tbEl15of0

ありす「なっ……わかりました。好きにさせてもらいますね、的場さん」

梨沙「んで? 晴はまたなんで赤くなってんのよ。……あ、そっか。ありすになんか言われたのね」

晴「……なんでわかんだよ」

梨沙「わかりやすいのよ、晴は。ちょっと、P。こんなんで預かるなんてできるの? ただでさえ、晴は恥ずかしがり屋さんなのに」

晴「恥ずかしがり屋って……お前らが恥ずかしいことばっかするからだろ」

梨沙「馬鹿、親兄弟に甘えることのなにが恥ずかしいのよ。アンタはもう少し開き直りなさい」

晴「……人に見せるもんではないだろ……」

P「まぁまぁ梨沙、その辺にしてやれ。心配してくれてありがとうな。少しの間だけなんだから、なんとかやりくりするさ」

梨沙「……そ」

ありす「……親兄弟に甘えることは恥ずかしいことじゃない?」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:45:58.42 tbEl15of0

梨沙「どうしたの? ありす」

ありす「いえ、なんでもないです」

梨沙「ふーん? じゃあ報告も終わったし、アタシ帰るわね。今日はパパとデートなの♪」

P「おう、お疲れさん。楽しんでこいよー」

梨沙「当然ね! じゃあ、また明日ー!」


ガチャ パタン


ありす「嵐のような人でしたね……」

P「芯のしっかりしてる、頼れる奴だよ。まだまだ子供なところもあるがな」

晴「……兄貴、聞いてくれ」

P「なんだ?晴」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:47:03.68 tbEl15of0

晴「兄貴や梨沙がなんと言おうと、オレは恥ずかしいものは恥ずかしい。誰にも見られてないならまだしも、ありすに見られてるなら、それは恥ずかしい。だから降ろしてくれ」

P「……いいんだな?」

晴「……」コクン

P「……じゃあ、ほら。休憩室で続きやってこい」

晴「わかった」

ちひろ「あのー、晴ちゃん? 私もいつも見てるんだけど……」

晴「あー、ちひろさんはなんていうか……母さん? みたいな感じだから平気になった」ズバッ

ちひろ「!?」グサァ

ちひろ「……そう……ですか。……付き合ったことすらないのに……お母さん……」ドヨドヨ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:47:42.82 tbEl15of0

晴「んじゃ、行ってくる」

P「ん、頑張れよー」

ガチャ バタン

ありす「……」

P「さて、オレも仕事するか……はぁ……」カタカタ

ありす「あの……私やっぱり……」

P「いいんだよ、晴がそうするって決めたんだ」

ありす「でも……」

P「……なんだよ」

ありす「今作ってた文章、打ち間違いだらけですよ」

P「……そこなんだよなぁ…………晴ぅ……」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:48:53.36 tbEl15of0


15.





グスグス……

P (……なんか聞こえる……幽霊か?)

グス……

P (行ってみるか……)

ガチャ パチ(電気)

ありす「あっ」

P「橘さんか……どうした? 親が恋しくなったか」

ありす「……なんでもありません。起こしてしまってすみません……寝ます」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:49:41.96 tbEl15of0

P「だーから、そんな顔されて放置できるほどオレは大人じゃないんだよ、話聞かせろ」

ありす「……」

P「そういうのは誰かにさっさと吐き出せば楽になるぞ。ほら、今ココアいれるから待ってろ」

ありす「いえ……ご迷惑をおかけするわけには……」

P「そういうのは隠し通せてから言うんだな。オレに気づかれた時点で橘さんをこのまま寝かす選択肢はないんだよ」

ありす「……」


P「ほら、ココア。あったかいぞ」

ありす「……ありがとうございます」フーフー
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:50:40.57 tbEl15of0

P「……親がいないと寂しいか?」

ありす「……いえ、両親はとても有能な人なので遅くなったりして結局丸1日以上会えないのは割といつものことなんです」

P「……それで? 今日はどうしたんだ。いつもは泣いてないんだろ?」

ありす「……わかりません」

P「……まぁ、多分環境が変わったっていうのはあるだろうな。人間意外と環境が変われば気持ちが変わることも多い。いつもは耐えられたことに弱くなったりな。オレも経験がある」

ありす「大人でも……ですか?」

P「気持ちに大人も子供も関係ない。大人は顔に出さないだけさ」

P「だから今日泣いちゃったとしても、それは橘さんが子供だったからじゃない。当然のことなんだ」

ありす「……そうですか。良かったです」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:51:36.07 tbEl15of0

P「ご両親に相談したりとか……しないのか?」

ありす「私……お母さんとお父さんに心配かけたくないんです。……私が大人になれれば顔に出しませんので、心配をかけずにすみますよね? だから……」

P「そうやって自分の心に閉じ込めて我慢し続けるのか?」

ありす「……仕方ありません。お母さんもお父さんも忙しいですから」

P「……そうか」

ありす「……」

P「馬鹿」ペチ

ありす「なっ……急になんですか!?」

P「そんな寂しそうな顔してなにが我慢だ。まだまだ子供な癖に」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:52:32.47 tbEl15of0

ありす「こ……子供じゃないです! 私もう大人ですから! 寂しくても我慢できます!」

P「……橘さん、知ってたか?」

ありす「……なんですか」

P「大人でも人に甘えるんだぞ?」

ありす「……え?」

P「大人でもな、寂しかったら寂しい。そんな時は誰かに甘えて、癒してもらうんだ」

ありす「……そうなんですか?」

P「そうだ。寂しいのに誰にも言わず閉じこもっちゃうのはむしろ子供だな」

ありす「う……」

P「だから、甘えてもいいんだ。こうやってな」ナデナデ

ありす「あ……」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:53:28.19 tbEl15of0

P「橘さん、君は誰かに甘えてもいいんだ。それを誰も咎めたりなんてしないし、子供だと馬鹿にしたりもしない。だから、我慢してそんな顔をするんじゃない」ナデナデ

ありす 「……」

ありす「私、両親に甘えてみてもいいんでしょうか?」

P「ああ。子供が親兄弟に甘えるのは、恥ずかしいことなんかじゃない。当然だろ?」ナデナデ

ありす「……はい」

P「よし。とはいえ、ご両親に会えるのは少し後になりそうだけどな」ポンポン

ありす「……その間」

P「ん?」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:54:06.70 tbEl15of0

ありす「その間、プロデューサーさんに甘えてもいいですか?」

P「え……」

ありす「いいって言ってましたもんね。甘えることは駄目なことじゃないって」

P「……まぁ言ったけど」

ありす「ですよね。では、そういうことで。おやすみなさい、また明日」スタスタ

P「……おう…………おやすみ」

ありす「あ」

P「なんだ?」

ありす「明日からありすって呼んでくださいね、Pさん」クスッ

P「」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:54:49.33 tbEl15of0


ありす「誰かに撫でられたのなんていつぶりだろ……」サワ

ありす「優しい……手だったな……」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:55:24.27 tbEl15of0


晴「」スヤスヤ

P「晴……オレ明日からどうしよ……」

晴「んん……ばかあにき……」クークー
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:56:24.76 tbEl15of0


16.


晴「どういうことだよ橘! なんで橘が兄貴の膝に座ってるんだ!?」

ありす「結城さん、どういうこともなにも、見てわかりませんか?」

晴「なんだよ、何か理由があるのか?」

ありす「甘えているんです。私、両親が今いなくて寂しいですから」

晴「はぁ!?」

P「橘さん……その辺に……」

晴「ほら! 兄貴も言ってやれ!」

ありす「駄目ですよ、Pさん。橘さんではなく、ありすって呼んでください♪」

P「ありす、わかったから……その辺にしてくれ……」

ありす「嫌です」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:57:18.00 tbEl15of0

晴「……さては昨日オレが寝てる間に何かあったな?」

P「」ギクッ

P (相変わらず変なところで鋭すぎる……)

晴「兄貴……なにがあったのか話してくれるよな? オレの頼みを断る兄貴じゃないよな」

ありす「結城さん、別に大したことはありませんでしたよ。寂しくて泣いてしまった私をPさんが慰めてくれただけです」

晴「そのPさんってのをやめろ! 橘、昨日までプロデューサーさん呼びだっただろ!」

ありす「距離が縮まれば呼び方も変わります。当然ですよね?」

晴「一体なにがあったんだよーー!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:58:00.29 tbEl15of0

ちひろ「プロデューサーさん……慰めてくれとは言いましたがこれは……」

P「ご……誤解なんです……」

晴「とにかく橘どいてくれ! オレ今からそこで宿題やるから!」

ありす「でも確か、昨日私の見ている前ではやらないって言ってましたよね」

晴「気が変わったんだよ! 早く降りろ!」

ありす「お断りします。私まだ甘えたりませんので」ギュー

晴「こいつ……」ワナワナ

ちひろ「……プロデューサーさん、どうするんですかこの修羅場」

P「……どうしましょうね」

ちひろ「このまま放置するとおそらく取っ組み合いが始まりますよ。その前に対処してください」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:58:44.48 tbEl15of0

P「……ちひろさん……」

ちひろ「すみませんがこれから出なくちゃいけないんですよね。というかこんな修羅場に巻き込まれて火傷したくはないので、さっさと失礼しますね!」ガチャ

P「ちひろさーん! カムバーック!」

ちひろ「アイドルの顔に傷ついたら責任問題ですからね〜」バタン

P「ちひろさーん……」

ありす「私が甘えてる時に関係ない人の名前を呼ばないでください、Pさん」ギュー

晴「なに言ってんだこの! いいから降りろ!」グイッ

P「……ふぅ……」

P「落ち着け2人とも!!!」

ありす「!!」

晴「!!」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 14:59:30.15 tbEl15of0

P「とりあえずありすは一旦降りろ」ヒョイ

ありす「あ……」

P「これから数日間、どうするべきか会議をする。各々10分間、離れて意見をまとめよう。それから話し合う。どうだ?」

晴「……わかった」

ありす「わかりました」

P「では、10分間解散だ」


30分後


P「よし……大体話はついたな。確認するぞ?」

晴「……おう」

ありす「……はい」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:00:37.14 tbEl15of0

P「まず、事務所にいる間、俺の膝は60分交代制。どちらから始めるかは初回はじゃんけんとし、次回からは前回の反対側から始めるものとする。ただし、片方が不在の場合はその限りではない」

ありす「仕方ないですね」

晴「こっちのセリフだけどな」

P「次に、呼び方問題だが、これはありす希望を通す形になる。ただ、オレを下の名前で呼んで結城さん、橘はアレだから2人は名前で呼び合うようにな」

晴「わかったよ……ありす」

ありす「そうですね、晴さん」

P「最後に、家でどうするかだけど、すまんがここはオレの希望を通させてもらった。3人で仲良く過ごそうじゃないか。なにもずっとってわけじゃないんだ。たった数日間だ。そうだな? 晴、ありす」

晴「……おう、そうだな」

ありす「……そうですね」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:01:17.20 tbEl15of0

P「よし、全員の合意が取れた。これにて会議を終了する。お疲れ様でした」

晴「お疲れ」

ありす「お疲れ様でした」

晴「……」

ありす「……」

2人「じゃんけん!」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:02:04.37 tbEl15of0


17.


梨沙「……なんなのよ、アレは」

ちひろ「……さぁ?」


晴「……もう終わりだろ! ほら見ろ! 1時間経ってる!」

ありす「晴さん、これを見てください。ほら、まだあと30秒ありますよ……」

晴「その止まってる時計さっきも見ただろ! 壁掛け見ろよ!とっくに過ぎてんだよ!」

ありす「晴さんが待ち遠しくて体感時間が短いだけですよ」

晴「あーりーすー!」

P「」カタカタカタカタカタカタ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:03:00.64 tbEl15of0


梨沙「……アイツ、現実逃避してるわね」

ちひろ「作業速度が前人未到の5倍に到達したので事務所としては万々歳ですが……」

梨沙「どうしてこうなった……って感じね」

ちひろ「ありすちゃんがあそこまでプロデューサーさんに懐くとは……このちひろの目をもってしても見抜けませんでしたね……」

梨沙「アイツ幼少組の扱い妙にうまいからかしらね……まぁアタシはパパ一筋だけど!」

ガチャ

紗南「どしたの? なんか騒がしいね」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:03:52.77 tbEl15of0

ちひろ「あら、紗南ちゃん」

梨沙「ちょっとね……かくかくしかじかってことがあったのよ」

紗南「いや、かくかくしかじかって本当に言われても……なるほどね!」

ちひろ「わかったの?」

紗南「大体の事情はね。そっかー、ありすちゃんっていうのか、あの子」

ちひろ「本当に伝わってる……」

紗南「でも、そうなると晴ちゃんがかわいそうだね。今までお兄ちゃんを独り占めできてたのに」

ちひろ「そろそろ兄離れしてもいいような気はしますけどね」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:04:55.25 tbEl15of0

梨沙「ま、他人になんて言われたところで本人が納得しない限りそういうのは発生しないわ。晴が本当にそう思った時自然と兄離れするでしょ」

紗南「ま、あの様子を見るとそれは当分先かな」

ちひろ「ですね……」



晴「もう時間だろ! 約束守れよ! オレの兄貴から離れろ!」

ありす「いくら妹さんとはいえ、Pさんは晴さんのものではありません!」

梨沙「え? Pは割と晴のものよ?」

ありす「え?」

梨沙「だってコイツシスコンだもん。ねぇ?」

P「」カタカタカタカタカタカタカタ

梨沙「現実逃避してんじゃないの!」ガン
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:05:52.62 tbEl15of0

P「いっつ……まぁ、そう聞かれたらそうだと答えるしかないな」

ありす「そう……なんですか?」

梨沙「そうよ。っていうか、ありすあんた気づいてなかったの? 初日とか言動が完全にシスコンのそれだったじゃない」

ありす「……そういえば」

梨沙「まぁ、ありすに非はないわ。だけど、できればこの相思相愛兄妹の邪魔はしないであげて欲しいわね」

ありす「う……」

晴「相思相愛って……ちげーよ!」

梨沙「アンタまだそんなこと言ってんの? さっきとかかなり大声でブラコン発言かましてたわよ?」

晴「え?」

梨沙「オレの兄貴から離れろとか言ってたし」

晴「……それは」///
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:06:43.68 tbEl15of0

梨沙「ほら、こんなもんよ。……ね、相手にしてるの馬鹿らしくなって来ない?」

ありす「……そうですね」

ありす「でも、それとこれとは話が違います。私はPさんに……」

ちひろ「ありすちゃん!」

ありす「なんですか?」

ちひろ「お母さん帰って来れるって! 今日からお家に帰れるわよ!」

ありす「え? どうして……」

ちひろ「今電話があったんだけど、なんかありすちゃんの為に通常では考えられないほどのスピードで仕事を終わらせたそうよ」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:07:34.16 tbEl15of0

梨沙「あら、どっかで聞いたような話ね」

ありす「お母さん……」

梨沙「アンタ、両親の代わりにPに甘えたかったんでしょ? ほら、存分に甘えてきなさい」

ありす「……そうします」

P「」カタカタカタカタカタカタ

ありす「Pさん!」

P「話は聞いてた。ありす、良かったな」

ありす「はい! あの……また話、聞いてもらってもいいですか?」

P「オレは構わんが……晴がなんていうかな」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:08:43.98 tbEl15of0

ありす「どうですか……?」

晴「……たまになら、いい」

P「だそうだ」

ありす「ありがとうございます! また来ますね!」

晴「……ん」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:09:31.10 tbEl15of0


18.





P「ん、いつになく甘えん坊さんだな。まぁ、当然か」ナデナデ

晴「……」ムス

P「ほら、今はオレと晴だけだ。好きなだけ撫でてやるからそう口を尖らすな」

晴「……」

P「なんだ、言ってみろ」

晴「……兄貴、なんでありすを強制的にどかさなかったんだ? 膝に乗るのは誰でもいいのか?」

P「……なるほど、そこに引っかかってたのか」

晴「……」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:10:38.01 tbEl15of0

P「ごめんな、晴。嫌な気持ちにさせちまって……」ナデナデ

晴「そんなのは別にいいんだけど……」

P「そっか、晴はオレの膝に晴以外が乗るのは嫌か」

晴「……そう言うとすげぇ我儘に聞こえるから別にいい」

P「いや、そんなことないさ。すごく嬉しい」ナデナデ

晴「……へ? 嬉しい? なんで?」

P「そんだけ晴がオレのことを大事に思ってくれてるってことだろ?」ナデナデ

晴「……そうなのか?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:12:04.52 tbEl15of0

晴「……ありすが兄貴の膝に乗ってるのを見て……そこはオレの場所なのにって思ったんだ。……これってそういうことなのか?」

P「そうだよ」ナデナデ

晴「でも……言っててやっぱり思ったけど、オレにはすごく我儘に聞こえるよ」

P「我儘でいいんだ」

晴「……へ?」

P「そりゃあ、誰にでも言っていいってもんじゃないがな、我儘言ったっていいんだよ。それが通るか通らないかは別にして、我儘は言ってもいい。というか、溜め込むくらいなら言わなきゃいけない」

晴「そっか……我儘言ってもいいのか……」

P「相手にだけは注意しろよ。そこの判断がしっかりできるようになったら、大人かな」

晴「大人かぁ……大人でも我儘言うんだな……」

P「そりゃそうさ」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:12:59.12 tbEl15of0

晴「ほんとうか? オレ見たことない気がするぞ」

P「じゃあオレが今から我儘言うな」

晴「え? 兄貴が?」

P「おう」

P「晴、今日は一緒の布団で寝ようか」

晴「!!?」

晴「……な…なな……なんで?」///

P「いや……ここ最近心置き無く晴とくっついてなかったからオレも寂しくなってな」

晴「今くっついてるじゃねえか!」

P「ぜんっぜん足りない」

晴「まったく……」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:13:32.33 tbEl15of0


晴「この……ばかあにき」

_
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:14:23.37 tbEl15of0

次の日


ありす「Pさん! また会いましたね!」

晴「ありす!?」

P「え? なんでありすがここに? 他Pはどうしたんだよ」

他P「ここだ、P。いやー、橘にどうしてもってだだこねられてな。ありすをお前の担当にすることにした。頼むな」

P「はぁ!? 正気かよ!」

他P「まぁそう言うな。紅いのやら蒼いのやらお前が扱いきれなくなったアイドル俺が預かってやってんだから、これくらい受け入れろ」

P「……マジか……」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:15:12.73 tbEl15of0

ありす「Pさん! 寂しいので甘えさせてください!」

晴「もう両親が家にいるだろうが!」

ありす「寂しいものは寂しいんです! 晴さんこそ家で甘えてるんでしょうし、事務所の間くらい譲ってください!」

梨沙「……しーらないっと」

P「オレもしーらないっと」

ちひろ「プロデューサーさん? どこ行くんです?」

P「ヒッ」

ありす「あっ! Pさん待ってください!」

晴「あーもーー!」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:15:56.56 tbEl15of0


晴「ばかあにき! なんとかしろーー!」

_
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/08(木) 15:19:23.21 tbEl15of0
終わりです。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ここまで連続で書くのは今回までになると思います。

もしかしたらもう1つくらいは続きを書くかもしれませんが、多分すぐではないです。他に書いてみたいSSがあるので。

感想や指摘等ありましたら是非宜しくお願いします。

それでは、ありがとうございました。HTML化依頼出してきます

北条加蓮「運命的、あるいは作為的」

1 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:43:12.36 1k4n5Mtx0

奇跡だとか、運命だとか。

その類の言葉があまり得意ではなかった。

目に見えない存在に成果を横取りされている気がして、どうにも好きになれなかったのだ。

何より、これまでの紆余曲折を運命の二文字で片付けられてしまうのは寂しい。

私がこの言葉たちを好意的に解釈できるようになったのは、つい最近のことだ。

そして、それはたった一人の所業だったりする。

これから、私はその人物の話をしようと思う。

私のそれまでの価値観を全部全部壊してしまった、私史上最高に自分勝手で、私史上最高に信頼できる人の話を。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518021792
2 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:43:35.20 1k4n5Mtx0



とは言ったものの、いきなりその人の話をしても、あまり伝わらないだろう。

だから、まずはその人に出会う前の話をしよう。
3 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:44:04.09 1k4n5Mtx0

■ 1 



真っ白な牢獄にも夏は来る。

うんざりするほど青い空に、もくもくと盛り上がる入道雲、それからやかましい蝉の声。

生命の躍動を嫌でも感じさせられるこの季節は、一年の中で最も自身の無力さを思い知る。

檻の外に出ることは許されず、このまま一生をここで過ごすことを定められた自分にとって、夏は苦痛以外の何物でもない。

のっそりとベッドから体を起こし、テレビカードの残額を確認して、溜息を吐いた。

お母さんが来たときに、また買ってもらわないと。

辛そうに笑顔を作る母の顔を思い浮かべて、また大きな溜息を吐いた。
4 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:44:30.92 1k4n5Mtx0



カーテンの外からの「加蓮ちゃん」という声で、アタシは見ていたテレビを消す。

ベッドの横に置かれているデジタル時計をちらりと見やると検診の時間であることに気が付いた。

「はぁい」と返事をして、カーテンを開ける。

そうして看護婦と担当の医師にいつもどおりの検診を受けたが、結果はいつもどおりではないようだった。

「先生、これ」

看護婦が言う。

それを制止するかのように担当の医師は返事をして、努めて冷静を装って「ちょっと待っててね」とアタシを病室へ戻した。

遂にか、と思った。
5 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:45:00.20 1k4n5Mtx0



病室に戻されて半時ほど過ぎた頃、服を着たまま川遊びでもしてきたのではないかというくらい全身をぐっしょり濡らした母がやってきた。

「そろそろ切れるかと思って」

母は疲れた顔で笑って、アタシにテレビカードを差し出すと、医師に導かれてどこかへ行ってしまう。

まだ少し残額のあるテレビカードを無造作に放り投げ、新しいものを挿し込んでテレビをつけた。

輝くドレスを身に纏って、スポットライトを一身に浴びて、歌い踊るアイドルの姿が映し出される。

ああ、ああ、アタシもこう在れたら。

そんな自分の姿を夢想して、一層虚しくなった。
6 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:45:28.14 1k4n5Mtx0



テレビはアタシにとって、空白を塗り潰す数少ない手段だった。

そして、この病室備え付けの小さなテレビだけが、アタシが外の世界を垣間見ることのできる窓でもあった。

テレビを通して見る世界はどれも煌びやかで、アタシのいる世界とは別物に思う。

音楽番組なんかで歌って踊るアイドルでさえもフィクションのように感じられ、その非現実感が好きだった。
7 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:46:05.84 1k4n5Mtx0



アタシがテレビを見るでもなく、流し始めてから少しの時間が経ち、母は思っていたよりも早く戻ってきた。

それと同時に、とてつもない勢いでカーテンが開け放たれる。

わけがわからず、呆気にとられているアタシをよそに母は「加蓮!」と叫んだ。

おそらく涙を流したせいであろうか、母の顔は化粧が崩れてぐちゃぐちゃだ。

「加蓮」

母がアタシを力いっぱい抱き締める。

大丈夫、何言われたって驚かないよ。

心の中で呟いて、母の次の言葉を待った。

「治ってきてるんだって!」

時が止まったような気がした。
8 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:46:34.03 1k4n5Mtx0






9 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:47:02.66 1k4n5Mtx0



病状が良くなっていることが分かってからしばらくして、退院が決まった。

担当医や看護婦たちから「奇跡だね。よかったね」と何度も何度も祝われ、病院を去った。

斯くして、生涯ここで暮らしていくのだとばかり思っていた白の牢獄から、アタシは蹴り出される。
10 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:47:29.66 1k4n5Mtx0



そうしてアタシは、華々しく人生の再スタートを切る。

と言いたいところだが、そう甘くもないのが現実の辛いところだ。

退院を果たしてまず直面したのが勉強の壁だった。

入院中に自主的な勉強や周囲の大人たちから手解きを受けていたとは言え、やはり一週間に最低でも五日間を勉学に費やしている普通の子の進度と比べてしまうとその差は歴然だった。

それだけなら、まだよかった。

それだけなら、努力でなんとかなった。

でも、それだけじゃなかった。

同級生の子たちはどこかよそよそしく、腫物を扱うかのようにアタシに接するのだ。

きっと、良かれと思っているのだろうが、それがより一層アタシを惨めな気持ちにさせた。

そんなだから、学校に来るたびに周囲との時間的、精神的な隔たりを嫌でも感じさせられてしまい、アタシは少しずつ擦れていった。
11 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:48:01.08 1k4n5Mtx0


■ 2 



学校の成績は相も変わらず低空飛行だった。

かと言って、青春を謳歌できているわけでもなく、何をするにも周囲の子との距離を痛感させられる。

周りに優しくされればされるほど、アタシと周囲とが等速ではないことを実感させられる。

アタシのスタートラインだけみんなより遙か後方にあって、その埋めようのない距離は、アタシに諦めを覚えさせるには十分すぎるものだった。

今更努力を重ねたところで、マイナスからのスタートである以上大した成果は見込めない。

であるならば、と開き直って生きていくことをアタシは選択した。
12 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:48:27.13 1k4n5Mtx0



終鈴を告げるチャイムが校舎に響く。

担任が手短に明日の連絡事項を伝え、日直へと合図を送る。

それに従って、日直が号令をかけ、クラスメイトたちは思い思いの行先へと散って行った。

やがて教室内に残る者も少なくなり、校庭からは部活が始まったであろう元気な声が聞こえてくる。

机の中に教科書やノートを置き去りにして、ほぼ空に等しいスクールバッグを肩にかけ、教室を出た。
13 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:49:12.38 1k4n5Mtx0



「北条さん、またねー」

大きな金管楽器を抱えたクラスメイトと廊下で鉢合わせた。

「……ああ、うん」

素っ気のない返事をして、足早にその場を離れる。

勉強、スポーツ、芸術。

みんなみんな何かしらに一生懸命で、直面している今に対して、全てを燃やし切ることに一切の迷いがない。

努力が水泡に帰することを恐れない彼ら彼女らのことがアタシは羨ましくあり、怖くもあった。

下駄箱に踵の潰れた上履きを押し込んで、代わりに取り出したローファーをあてつけのように地面へ叩きつける。

あと何日間、これが続くのか。

まだまだ折り返してもいない高校生活が煩わしくて仕方がなかった。
14 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:49:43.17 1k4n5Mtx0



下校中、目の前をひらひらと一匹の蝶が飛んで行った。

何でもないようなことだけれど、アタシはその姿をいいなぁ、と思った。

卵から生まれ、芋虫、さなぎと順を追って最終的に蝶となる。

ある朝、目が覚めたら自分には羽があって、這うことしかできなかった昨日が嘘のように自由に飛んで行ける。

それくらいの劇的な変化がアタシにも起きたなら。

なんて、くだらない妄想。

それを打ち切って、駅の改札にパスケースをかざした。
15 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:50:11.71 1k4n5Mtx0



駅のホームで無機質なアナウンスが響く。

「ただいま――駅で発生した人身事故の影響で、運転を見合わせて」

何もかも、ままならないな。

そう思って、溜息を吐いた。

ホームにいる者は、一様に困った顔をして時計を眺めていたり、どこかへ連絡を取っている。

一方でアタシは時間を気にする必要もなければ、この後の予定も空白。

同じく立往生を食らっている身でありながらどこか他人事に思えた。

そんなとき、隣にいた男の携帯電話が鳴る。

「お世話になっております。シンデレラプロダクション、アイドル課」

男は矢継ぎ早に自身の所属と名前を名乗っていく。

晴天の霹靂だった。
16 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:50:54.01 1k4n5Mtx0



何故かは分からないが、幼い頃に淡く描いた夢がフラッシュバックする。

病室という白の牢獄で夢見た世界。

こう在れたらと願っては、無理無理と脳内で打ち消して自嘲気味に笑っていた世界。

その世界の住人が突如として隣に現れた。

これだ。

そう直感して、男と同じ振替の電車に乗り、男の正面の座席でじっとどこかの駅で降りるのを待った。
17 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:51:30.30 1k4n5Mtx0



電車に揺られ、どう声をかけたものかと頭の中で何通りも何通りもシュミレーションを行う。

見てくれは、悪くないはずだし、運よく向こうから声をかけてくれないだろうか。

かけてくれないだろうなぁ。

先程の男の名乗った役職から考えて、彼は所謂プロデューサーというものにあたるのだろう。

そういう人たちがスカウトを行うケースはあまり聞いたことがないし、望みは薄そうだ。

なら、こちらから声をかける他ないのだけれど、それも良い方法が思いつかない。

なのに、男が電車を降りたら何かしらのアクションを起こすことはアタシの中で決定事項だった。

どうしてこんなにもやる気になっているのか、自分が何に突き動かされているのかすらわからず、自分で自分が不思議だった。
18 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:51:59.77 1k4n5Mtx0



遂に男が電車を降りた。

その姿を見て、アタシも慌てて席を立った。

人波をすり抜けて、一定の距離を保ったままで後を追う。

それから、人通りの少なくなったところで、早足で一気に追い越した。
19 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:52:33.16 1k4n5Mtx0



アタシの考えた作戦は、こうだ。

このまま少し距離を離し、ある程度のところで、落とし物をする。

落とし物はなるべく重要度が高くて、すぐに届ける必要があるものがいい。

ヘアピンやキーホルダーなんかじゃ拾ってもらえない可能性もあるだろうし、かといって生徒手帳なんかも学校に届けられたら意味がない。

考えの末、落とす物は現在の所持品の中から二択にまで絞り込んだ。

携帯電話か、財布。

どちらかをわざと落とす。
20 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:54:20.15 1k4n5Mtx0



ポケットからコンパクトを出して、変わらず後方に男がいることを確認する。

「よし」

自分に言い聞かせるように呟いて、作戦を決行した。
21 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:55:52.63 1k4n5Mtx0



鞄から滑り落ちるのを装って、財布を地面へと落下させた。

もちろん、中から大事なものは全て抜いてある。

しかし、念のために中を確認された場合を想定して、現金はそのままにしてあった。

流石に空では怪しいと思ったからだ。

故に、持ち去られてしまってもそのダメージは最小限で済む。

しばらくお昼ご飯抜き、くらいだろう。

元々食が細い身だ。なんとかなる。

だから、素知らぬ顔ですたすたと歩き続けた。
22 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:56:18.03 1k4n5Mtx0



そのとき、革靴がとっとっとっとっ、と早いリズムでアスファルトと打ち合う音が聞こえた。

心臓が跳ねる。

「あの」

人差し指で、控えめに肩を叩かれた。

来た。

振り返る。

「これ、落としましたよ」

作戦は成功らしかった。
23 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:57:05.36 1k4n5Mtx0



こうしてアタシは、接点など何一つなかった芸能界への切符を手に入れた。

つまるところ、アイドルにスカウトされた。

ただ落とし物を拾ってもらっただけに終わる可能性も十分にあった無茶苦茶な作戦だったけれど、どうしてか全てが思い通りになった。

名刺を渡されて、名前を聞かれて、簡単な説明を受ける。

そのあとで「まだお時間、大丈夫ですか?」と男が遠慮がちに聞くのを「大丈夫です」と食い気味に返す。

すると男はどこかへ電話をかけて、事の経緯を説明し始めた。

どうやら自身の事務所へと連絡しているらしかった。

「申し訳ありませんが、私はこれから行くところがありまして」

前置いて、男は携帯電話を操作しながら言う。

「うちの者が応対可能とのことですので、事務所の方へ行っていただくことって……」

またしてもアタシは「大丈夫です」と返した。
24 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:57:55.48 1k4n5Mtx0



男の呼んだタクシーに乗り、事務所なる場所に到着した。

どうやら精算の必要はないらしく、運転手は「ありがとうございましたー」とだけ言ってドアを開けた。

きっと男の事務所と、このタクシー会社との間で何かしらの契約があるのだろう。

ということは、運転手からはアタシが芸能人に見えている可能性があるのか、と思うと少しくすぐったく思う。

車を降りて、目の前の建物へと入った。
25 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:58:27.37 1k4n5Mtx0



インターホンを鳴らし、しばらくしてがちゃりと扉が開く。

出てきたのは美人な女の人で、いかにも事務員といった服を着ている。

「あ、えっと。北条、北条加蓮です。さっきスカウトされて……」

若干しどろもどろになりながら、そう告げると女性は「あー!」と声を上げた。

「そんな急な、と思いましたけど……なるほど、納得しました。どうぞどうぞ」

言って、女性はすごく自然な満面の笑みを浮かべる。

その言葉の意味はよくわからなかったけれど、歓迎はされているみたいだ。

案内に従って、女性の後をついて行った。
26 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:59:26.44 1k4n5Mtx0



通された部屋で待つこと数分、お盆に湯呑とお茶請けを載せて、さっきの女性が戻ってきた。

女性はそれらをアタシに差し出すと、目の前に座る。

「さて、何から話せばいいのかしら……」

女性は少し思い悩む素振りを見せて、持ってきた大きな封筒から書類を取り出した。

「あ、まずは自己紹介ですね。私、ここで事務員をしております。千川ちひろと申します」

にこやかな表情を浮かべ、千川さんはアタシに挨拶してくれた。

「えっと。北条加蓮です。高校生です」

言い終わってから自分の服装が制服であることを思い出して、言わなくてもわかることだったなぁ、とちょっと後悔をした。

「さっそくなんですけど」

そうして、千川さんは書類をアタシの前に並べ、ひとつひとつ説明をしてくれる。

契約の話だとか、提出が必要なものだとか、この事務所の所属となることで受けることができる福利厚生だとか、そういう話を一通り聞かされた。

「他に何かご不明な点などありましたら、気軽に聞いてくださいね」

「特には、たぶん。大丈夫です」
27 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 01:59:55.66 1k4n5Mtx0



やがて説明は終わり、千川さんに見送られ事務所を出た。

「では、またお会いできるのを楽しみにしていますね」

玄関まで出てきてくれた千川さんに「はい」と返事をする。

このとき既に、アタシの答えは決まっていて、あとの問題は親をどう説得するか、くらいだった。
28 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:00:42.17 1k4n5Mtx0



帰路、ふと考える。

今思えばアタシ、めちゃくちゃ不用心だったなぁ。

知らない男の人の話を信じて、タクシーに乗せられて、知らないところに行って……って。

冷静になった頭で振り返ると、自分が相当舞い上がっていたことに嫌でも気付かされる。

でも、これで本当になれるのだ。

憧れであったアイドルに。
29 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:01:09.53 1k4n5Mtx0



というわけで、ここまでが例の人に出会うまでのアタシの話だ。

そしてここからがやっと本題となる。

私のそれまでの価値観を全部全部壊してしまった、私史上最高に自分勝手で、私史上最高に信頼できる人の話だ。
30 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:02:40.49 1k4n5Mtx0


■ 3 



ある日を境に、アタシをアタシとして証明してくれるものが一つ増えた。

これまでは高校生だとか、どこそこの病院の患者だとか、ありふれたものしか持っていなかったが、ちょっとだけ特別感のあるものが一つ増えたのだった。

シンデレラプロダクション所属アイドル、北条加蓮。

それが、アタシの手にした新しい身分だった。

もちろん現時点では世間的な知名度は皆無だし、一般人となんら変わりはないのだけれど、今までの人生で部活のような何かに所属するという経験自体がなかったアタシにとっては、それだけで嬉しくなった。

しかし、すぐにアタシは現実に引き戻されることとなる。

知ってしまったのだ。

ここ、アイドルの世界、芸能界も学校とそう変わりはしないという事実を。

つまり、アイドルになってもアタシの運動能力が向上するわけでもなければ、抜群の歌唱能力が得られるわけでもないのである。

なんていう当然の事実を思い知ったのは、初めてのレッスンのときだった。
31 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:06:36.63 1k4n5Mtx0



デビューを目指してレッスンを積もうにも現時点の能力値を知らないことには、ということでアタシは一通りの能力を測定される。

学校でやるような簡単な運動能力測定や、至極単純な歌唱レッスンが行われた。

全てが測定できた頃には、まさに満身創痍と言っていい体たらくで、アタシは醜態を晒すだけに終わった。

体力は早々に限界を迎え、足はもつれるし、腕も上がらない。

肩で息をする始末だ。

何よりその指導にあたってくれたトレーナーの表情を見れば、結果を聞かずともアタシがどれだけ酷いかなんて、容易に察することができた。
32 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:07:04.34 1k4n5Mtx0



結果が記された書類をトレーナーが持って来るのと同じくらいに、レッスンルームにアタシをスカウトしてくれた……アタシの策略にはまってくれたあの男が入ってきた。

「お疲れ様です。丁度、終わったみたいですね」

言動から察するに、アタシの測定の結果を見に来たというところだろう。

ああ、ああ。

アタシ、バカみたいだったなぁ。

何の能力もないのに、ちょっと人より見てくれがいいってだけで、アイドルになれる、って一人で舞い上がって。

きっと幻滅される。

身体能力の測定だけで息が上がるような者はお呼びでないだろうし。

ただただ俯くしかなかった。
33 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:07:42.43 1k4n5Mtx0



男は手渡された書類を見て、一言二言トレーナーと話したあとで、アタシのもとへとやって来た。

「北条さん」

「…………何」

「実はですね。俺が君の担当プロデューサーとなることが本日、正式に決まりました」

「で? アンタがアタシをアイドルにしてくれるって言うの?」

「それは違う。北条さんはもうアイドルだからね」

「はぁ? ファンもいないってのに何を……」

「いますよ。ここに」

自分が最初のファンだとでも言いたいのだろう。

大人が真顔でそんなことを宣うものだから、あまりにも滑稽で笑ってしまった。

「あ、えっと……プロデューサーはその担当アイドルの最初のファン、なんて話はこの業界ではよくあるものなんだけどなぁ」

ギャグを言ったと勘違いされたと思ったのか、男は自身の発言に説明を加える。

「あのとき財布を落とした北条さんを咄嗟にスカウトしてしまったの、一目惚れみたいなもので」

わたわたと補足を続ける男の言葉を嘆息で断ち切って、アタシは口を開く。

「でも見たんでしょ? 測定結果」

「ええ」

「メッキ、剥がれちゃったね。どう? 幻滅した? 見た目に騙されて欠陥品掴まされたと思ってるんでしょ?」

これ以上ないくらいの悪態をついて、半ば睨むように男に視線を投げつけた。

しかし、返ってきたのは笑い声だった。

「なんだ」

男は、あっはっはと大笑いしながら言う。

「そんなことか」
34 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:08:09.51 1k4n5Mtx0



「え、ちょっと。はぁ?」

何が何やらわからないアタシをよそに、男は笑い続ける。

「北条さん、よく聞いて。今の君は絶望的に体力がないだけだ」

「だけって……それが全てでしょ。何一つまともにできないんだから」

「運動、全然してこなかったんだよね?」

「……」

「それは欠陥なんかじゃないし、これからどうとでもできることだ」

「そうは言っても、他の人……一般的な女子高生に比べて劣ってるのは確かでしょ」

「かもね。でも、それだけだ」

「またそれだけって」

「それに、歌唱能力の評価もトレーナーさんに聞いたんだけど」

「そっちだって、まともに練習したことなんてないし、第一体力がないから息が続かなかったし」

「声質がね。すごく綺麗だって。これは北条さんが持ってる北条さんの強み。違う?」

「ちが……わないかもしれないけど、いくら声質が良くても肝心の歌唱力がないんじゃ意味ない」

「後からつければいい。体力だってそうだ」

「でも、周りの人たちよりスタートラインが遙か後方にある事実は変えられないじゃん」

「追いつけばいいし追い越せばいい」

「簡単に言わないでよ。どれだけ時間がかかるか」

「かければいいよ。時間」

「……付き合う、って言いたいわけ。こんな何一つまともにできないアタシに」

「やっと伝わった」

男は再び笑って、そう言った。
35 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:08:49.92 1k4n5Mtx0



こうまで言われて、諦めましたやっぱり辞めます、なんてのはアタシのちっぽけなプライドでも許せなかった。

もう、アタシを動かしているものはただの意地だった。

「いいよ。じゃあ、乗せられてあげる」

「よし。というわけで、今日から北条さんの担当プロデューサーになりました。一緒にてっぺん目指して頑張ろう」

男はずいっと手をアタシに向けて差し出す。

握手を求めているようだ。

アタシはその手をぱちんと叩いて「よろしく」と返す。

「手厳しいなぁ。あ、そうそう。これ、明日からのレッスン予定表」

手渡された予定表には、ほとんど隙間なんてないくらいにびっしりとレッスンが組み込まれていた。

「え、ちょっと。これ……」

「死ぬ程ハードだけど、死にはしないし、頑張ろう。俺もできるだけ顔出すから」

異を挟む余地のない満面の笑みを浮かべるプロデューサーだった。
36 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:09:17.43 1k4n5Mtx0






37 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:09:53.41 1k4n5Mtx0

■ 4 


レッスン漬けの日々は、アタシの生活を目に見えて変化させた。

具体的には階段程度では息が上がらなくなったし、学校の体育の授業も少しずつ参加できるようになった。

本当に些細な変化ではあるが、体力が向上していることを実感する。

何よりレッスンを通して、一つ一つできることが増えていくのは、アタシにとって初の体験だったから、純粋に楽しかった。
38 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:11:04.54 1k4n5Mtx0



そんな矢先のことだった。

ダンスレッスンの真っ最中に、アタシは倒れた。
39 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:11:38.85 1k4n5Mtx0



目を覚ますと、そこはレッスンスタジオの医務室だった。

青い顔をしたプロデューサーがいて、アタシの顔を覗き込んでいる。

「ん。あれ、アタシ……」

アタシが起きたことに気が付いて、プロデューサーは心底ほっとしたような表情を見せた。

「ごめん。本当にごめん。気付けなかった。無理させてたなんて」

ここで、ようやく思考が追い付く。

そうだ。アタシはレッスンの途中で倒れたのだ。

プロデューサーはそれを聞き付けて、飛んできてくれたのかな。

よく見ると、目が赤い。

意外と泣き虫なんだなぁ、とちょっとだけ面白かった。

同時に嫌な記憶も蘇る。

赤い目で寝顔を覗き込まれるのは、入院していた頃にたくさん、見てきたから。
40 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:12:10.47 1k4n5Mtx0



のっそりとベッドから起き上がり、時計を見やる。

あまり時間は経っていないみたいだった。

「もう起きて平気なの」

心配そうに言うプロデューサーに「大丈夫」と返す。

「貧血だって」

「そっか」

「……」

「アタシね。昔めちゃくちゃ病弱でさ。ずっと入院してたんだよね」

「ごめん、そうとは知らずに……」

「んーん。責めたいとか、そういうことじゃなくて。それに、昔の話。今は健康そのものだよ?」

「だけど……」

「倒れたのはたぶん、無茶したから」

「無茶?」

「そう、無茶。レッスン終わってから、実はこっそり自主練もしてたんだよね」

「……知らなかった」

「だから、倒れたのはアタシのせい。プロデューサーが謝ることじゃないよ」

「でも、気付けても良かった。そしたら、それに合わせてメニューを組み直す相談をトレーナーさんとすることもできたし」

「もう。過ぎたことを言っても仕方ないよ。だったらさ、これからは体力トレーニング、付き合ってよ。また倒れたら困るでしょ?」

「そういうことなら、うん。喜んで」
41 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:14:23.94 1k4n5Mtx0



そのあとで、一応念のためにプロデューサーが家まで送って行ってくれることになった。

アタシはそこまでしなくていいと言ったのだけれど、プロデューサーが頑として譲らず、根負けしたのだった。

「なんか北条さん、キャラ変わったよね」

車の外を流れる景色をぼーっと眺めていたところ、声をかけられた。

「……え、キャラ?」

「ほら、最初にプロデューサーとして会った日、覚えてる? すごくトゲトゲしてたように思うから」

「あー……。うん、そうだね。あのときは正直、半信半疑だったんだよね」

「何が?」

「アタシみたいなのが、憧れのアイドルになれるってこと自体が」

「それで、あんな感じだったんだ」

「うん。だってあんな有様だったからさ。ここで戦力外通告を言い渡されるかもしれないー、そうでないにしても途中で付き合い切れなくなって匙を投げられるだろうなぁ、って思ってたんだ。だから、口も態度も悪くなっちゃって」

「でも、違った……と」

「そう。何もかもダメダメなアタシとちゃんと向き合ってくれて、ゆっくりでも一緒に進もうとしてくれたの、プロデューサーが初めてだったんだよね。学校でも病院でもアタシができないことは誰かしらが『やってあげるよー』って手を貸してくれてさ。たぶん、そっちの方が楽なんだよね。アタシに何かをおっかなびっくりやらせるより。だから、アタシが何かをできるようになるまで付き合ってもらえるなんて考えてもみなかったし。この人なら信用してもいいのかなぁ、なんて」

「……」

「もう自棄になったり、何かを諦めたりするの、やめようと思えた」

「……」

「ねぇ、もしかして泣いてる?」

「泣いてない」

「泣いてるじゃん」

「泣いてないって」

「アタシが気を失ってた時も泣いてたんだよね」

「なんでそれを」

「やっぱり泣いてたんだ」

「あ」

「あはは、意外と泣き虫なんだね」

からかってやると、プロデューサーは拗ねたフリをする。

さっきの言葉に嘘偽りはなく、全部本心だ。

それがどれくらい伝わっているかはわからないが、とりあえずはデビューするその日まで、やれるだけやってみるつもりだ。
42 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:15:00.39 1k4n5Mtx0





ああ。それと、もう一つ目に見えて変化したこと。

泣き虫のプロデューサーと歩み始めてからアタシは「よく笑うようになったね」と言われるようになった。



43 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:15:58.25 1k4n5Mtx0


■ 5 




相も変わらずレッスン漬けの日々を送っていたある日、いつも以上にニコニコとした顔でプロデューサーはスタジオにやってきた。

何か嬉しいことがあったのだろうな、と思ったが、敢えてそれを聞かないでおいた。

すると、プロデューサーは我慢ができなくなったのか「なんと!」と仰々しく声を上げる。

「北条さんの曲ができました!」

「え、嘘」

こればかりは、本気で驚いた。

「嘘なんてつかないよ。ほら、これに仮歌が入ってるし、振りも既に上がってきてる。後は北条さんが歌いこなして踊りこなすだけ」

「また簡単に言うなぁ」

「俺と走り込みしてるし、もう体力も十分ついてきた北条さんなら楽勝でしょ」

「そう思う?」

「思う思う」

「なら、うん。頑張ってみる」

「あと、それだけじゃなくて」

「まだ何かあるの?」

「デビュー、決まったよ」

「えっ!?」

さっき以上の驚きがアタシを襲った。
44 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:16:49.31 1k4n5Mtx0



「デビューって言っても、とあるアイドルの前座なんだけど」

「なんだ」

「お客さんは3000人くらいかな」

「え」

「使える時間は一曲分とちょっと。コネをフル活用して無理に無理を重ねて北条さんをねじ込ませてもらいました」

「……初ステージがそんな大舞台、って」

「できればさっき渡した曲、やりたいんだけど……北条さん、できる?」

話の展開があまりにも猛スピードで進むから、理解が追い付かない。

順番に整理しよう。

まず、アタシは自分だけの曲をもらった。

これはすごくすごく嬉しい。

次に初仕事が決まった。

これもすごくすごく嬉しい。

問題はそれが無茶苦茶なオーダーだということ。

でも、自分の状況を振り返ってみれば、端から失うものはあまりないことにも気が付く。

――だったら。

「うん。やる」

「じゃあ決まりだ。アイドル北条加蓮の快進撃、ここから始めよう」

アタシは向かうべき明確な目先の目標地点を手に入れた。
45 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:17:18.64 1k4n5Mtx0



それから、たった一曲を全力で磨き上げる日々が幕を開けた。

歌は、これまでのレッスンが力をくれた。

ダンスも、プロデューサーと一緒に走り込んだ毎日が支えてくれた。

努力は必ずしも報われるわけではないけれど、無駄にはならないのだということをアタシは実体験として知った。
46 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:18:10.94 1k4n5Mtx0


そうして、遂にデビューの日がやって来た。

プロデューサーと二人で前座をやらせてもらう今日の主役のアイドルのもとへと挨拶に行き、そのあとで宛がわれた楽屋で準備を整える。

パテーションで雑に仕切り、そこで衣装に着替えた。

「覗かないでよ?」

「覗かないって」

緊張していないと言えば、嘘になる。

そのせいか、いつも以上にプロデューサーと交わす軽口も多いように思う。

でも、どこかわくわくしている自分もいた。

「どう、かな」

着替えを済ませて、プロデューサーに衣装を見せる。

いつかテレビで見た、憧れのドレスを身に纏う自分。

感極まって涙が溢れそうになったが、寸でのところで踏み止まれた。

踏み止まれた理由は、アタシ以上に感極まっている人が、目の前にいたから。

「また泣きそうになってる」

「なってない」

「ちょっと声震えてるし」

「震えてない」

プロデューサーをいじっていると、不思議と緊張はほぐれていった。
47 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:18:43.59 1k4n5Mtx0



場内に、間もなく開演となることを告げるアナウンスが響く。

スタッフの人達がわたわたと忙しなく動き回っている。

暗い舞台袖で、アタシとプロデューサーはそれを眺めていた。

「そんな心配そうな顔しないでよ」

今にも泣きそうな顔で、拳を握りしめているプロデューサーを見ていたら、緊張はどこかへ行ってしまったようだ。

「だって」

「ホント、本番に弱いよね。この無理難題持ってきて、大口叩いたの、プロデューサーなのに」

「それはそうだけどさぁ……」

すぅ、と息を吸い込んで、吐く。

それを三度繰り返し、背筋を伸ばしてマイクを握りしめた。

出番を告げるブザーが鳴る。

「大丈夫。貴方の育てたアイドルだよ」

熱いくらいのスポットライトが射すステージへ、アタシは駆けた。
48 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:19:10.18 1k4n5Mtx0








49 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:20:03.18 1k4n5Mtx0



出番が終わり、アタシたちは楽屋へと戻る。

衣装のまま安っぽいパイプ椅子に腰かけて、大きな大きな息を吐いた。

それは憂いからくるものではなく、安堵からくるものだ。

何を隠そう、ステージは自分でもびっくりするくらいの大成功で終わることができたのだった。

「お疲れ様。これ以上ない、最高のステージだったよ」

「うん。自分でも驚いてる」

「これが第一歩、だな」

「だね。その……ありがと。今まで」

「何、急に改まって」

「思えば、お礼を言う機会、なかったなぁ、って。実は、ずっと言いたかったんだけどさ、なんか自信ないやら恥ずかしいやらで言いだせなくて。それで今なら言えるかな、って。だから、ありがと。プロデューサーさん」

「こちらこそ、どういたしまして。そして、これからもよろしく」

「うん。よろしくお願いします」

「……それにしても、プロデューサー“さん”かぁ」

「何、さん付けしちゃおかしい?」

「いや、ううん。ちょっとくすぐったいけど」

「あとさ、これからは名前で呼んでよ。アタシ……私のこと」

「一人称も変えてくんだ」

「こっちの方がお淑やかでしょ?」

「さぁ、どうかなぁ」

「もう……あはは、楽しかったなぁ」

本当に本当に、楽しかった。
50 :◆TOYOUsnVr. 2018/02/08(木) 02:21:34.06 1k4n5Mtx0



ひとしきり話して、束の間の沈黙が訪れる。

今日という日の成功を、お互い噛みしめていた。

「大成功、だったなぁ」

しばらくして、プロデューサーさんがぽつりと呟く。

「うん。って、また泣いてる」

「なんか緊張解けたら、ダメだった」

「はいはい、ほらハンカチ貸してあげる」

「……ありがとう。加蓮」

「んーん。お礼を言うのはこっちの方だし」

「……思えばさ」

「……ん?」

「運命的だよなぁ。俺らの出会いって。奇跡的って言ってもいい」

「あ、初めて会った時のこと?」

「ああ。加蓮が落とした財布を拾ってさ」

「……ねぇ、今からちょっとずるいことを言うんだけど、怒らない?」

「? ああ、怒らないけど」

今から、私は彼に全ての種明かしをするつもりだ。

そうしたら、プロデューサーさんはどんな顔を、するのかな。

また泣くかもしれないな、と思うと、ちょっと楽しみだ。



おわり

モバP「オレの妹は結城晴」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 09:53:13.78 cNxm6PP70
アイドルマスターシンデレラガールズ二次創作です。

結城晴「オレの兄貴はプロデューサー」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517878301/

このSSの続きとなっております。本SSのみでも話にはついていけるとは思いますが、興味のある方は是非どうぞ。

※このSSはオリジナル設定を多用します。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517964793
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 09:54:33.78 cNxm6PP70

6.


モバP(以下P)「ん、わかった。じゃあそういうことで」ガチャ

晴「母さん、なんだって?」

P「今日は結婚記念日だから、夫婦でレストランに行く。なので夕飯はオレたちで調達しろってさ」

晴「げー……マジかよ」

P「夫婦仲睦じいのは結構なことだけど、せめて飯くらい作っていってくれよな……」

晴「なー」

P「どこのレストランに行く? 晴の好きなところでいいぞ」

晴「ん〜、そういうことなら、レストランでもいいけど……今日は家で料理してみないか?」

P「へ? 晴、なにか作りたい料理でもあんの?」

晴「いやさ、こないだ調理実習やったんだよ。そん時に作りかた習ったからさ」

P「なるほど、わかった。楽しみだなー、晴の手料理♪」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 09:55:25.10 cNxm6PP70
ちひろ「え? プロデューサーさん、今晩は晴ちゃんの手料理なんですか? いいですねぇ」

晴「そ、そんな期待されるもんでもねーけどさ」

ちひろ「手料理は気持ちですよ♪ ね?」

P「その通りです。ではちひろさん、今日はこの辺で」

ちひろ「お疲れ様です。……あ、そういえば、いつもお料理しないなら、家にある具材とか分からないですよね。晴ちゃん、買いに行ったら?」

晴「あ、そういやそうだな。……あれ? 何使うんだっけ……」

P「おいおい……大丈夫か?」

ちひろ「晴ちゃんおいで、何作るかこっそり教えてくれない?」オイデオイデ

晴「ごめんな、ちひろさん」テコテコ


ボソボソ


晴「よっし! ありがとちひろさん!」

ちひろ「がんばってね、晴ちゃん!」

P「ん、終わったか。で、どこ寄るんだ?」

晴「えーと、まずはだな……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 09:56:42.41 cNxm6PP70



晴「ただいまー」

P「ただいま。んでおかえり」

晴「おかえりー。さて、早速作り始めよっかな! ちひろさんにレシピももらったし」

P「もうするのか? 疲れてないか?」

晴「大丈夫だって! 兄貴はオレに任せて座ってろ。オレよりずっと疲れてんだろ?」

P「そうかもしれんが……」

晴「まぁみてろって!」

P「おう……」

晴「えーと……まずはこれを洗って……」

P「……」ソワソワ

晴「よし、じゃあ次は包丁だな」

P「待て、やっぱり包丁と火を扱うところはオレも手伝うよ」

晴「いーから休んでろって」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 09:57:29.44 cNxm6PP70

P「安らかに休めないんだよ……頼むから手伝わさせろ」

晴「わかったよ……じゃあみててくれ」セット

P「待て、猫の手だ!」

晴「切り方なんて変わりゃしねーよ、ていっ」ザク

P「あぶねぇ!」バッ

晴「!?」

P「ほら、握りはこうで、抑える手はこうだ」

晴「お……おう」

P「まったく……勘弁してくれ……」

晴 (改めて握られるとでけー手だな……)グッパグッパ

P「おい! 包丁置くときは……」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:03:42.80 cNxm6PP70

晴「できたー!」

P「なんとか形になったな……鮭のムニエルか」

晴「早速食べようぜ!」

P「まぁ待て。晴、いただきます」

晴「ん? おう、いただきます」

晴 (あ、今のはオレに言ってたのか……)


パクパク


晴「ん、授業で作った時はもう少しうまかったんだけどな、これはあんまりおいしくないな」

P「そんなことないさ、うん。おいしい」

晴「兄貴、無理しなくていいんだぜ?」

P「いや、晴が折角作ってくれたんだ。おいしくないわけないだろ?」

晴「……そっか」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:04:47.04 cNxm6PP70

P「ごちそうさまでした」

晴「……ごちそうさまでした」

P「どうした? 晴、疲れたか?」

晴「いや、それもあるんだけどさ……」

P「なんだよ」

晴「オレ、思い返せば最初は兄貴に楽させようと思ってたのに、結局兄貴に頼りきっちゃったなぁって」シュン

P「……そうか」

晴「ごめんな……」シュン

P「……」

晴「……兄貴?」

P「……っだー! くそ! こいつ可愛すぎる!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:05:59.33 cNxm6PP70

晴「え?」

P「来い」ヒザポンポン

晴「え……おう」テコテコ ポス

P「あのなー、晴はオレに面倒かけたと思ってるかもしれないが、オレはそんなこと砂つぶほども思ってないんだぞ?」ギュッ

晴「え、なんでだよ」

P「オレは晴と一緒に料理できて楽しかったからな、些細な面倒なんぞ相殺してプラスになってるよ」ナデナデ

晴「……そっか」

P「そうだ。……晴は楽しくなかったか?」

晴「楽しかった。……また兄貴と料理したい」

P「おう、良かった。……今の言葉だけで今日と昨日と明日の疲れが吹っ飛んだよ」ナデナデ

晴「!」

晴「ぅ……明日はこれからだろ」

晴「この……ばかあにき」ニヘ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:06:53.34 cNxm6PP70


7.


P「ほら、晴。はやいこと宿題終わらせちまえ。どんどん面倒になるぞ」

晴「んなこと言ったってよー、こう暑くちゃ宿題なんてやる気おきねーよ」

P「じゃあ、ちょっと季節はやいけどクーラーつけるか」

晴「いいのか!?」

P「内緒な。ちゃんと消せば平気だ」


ピッ ピッ ゴー


晴「涼しい……」

P「ほら、ここなら風がよく当たるぞ」ヒョイ ポス

晴「なんで膝に乗せるんだよ、暑いだろ?」

P「風も当たるし平気だろ。それに、お前が勉強できる椅子がないからな」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:08:14.39 cNxm6PP70

晴「でも兄貴も仕事しなきゃだろ?」

P「ばっか、晴一人乗せたくらいではオレの仕事効率は落ちーん。ほら、ここにスペースやるからここでやれ」

晴「わかったよ……でも、誰か来たらやめるからな」

P「はいはい、頑張れ」


カリ カリ カチ カチ

カチ カチ カリ カリ


数時間後



晴「」スースー

P「ん、ひと段落。晴も寝ちまったし、ちょっと休憩するかな……」

ちひろ「戻りましたー、あ、涼しい」

P「あ、ちひろさん、お疲れ様です。暑いのでつけちゃいました」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:09:25.11 cNxm6PP70

ちひろ「後始末はちゃんとお願いしますね。……あら、晴ちゃん? あ、寝てる……」

P「ここで勉強させてたら寝てしまいましてね」

ちひろ「そうですか。相変わらず仲がいいですね」

ちひろ (ずっと膝のうえに……?)

P「仲はいいですね」

ちひろ「仲が良すぎる気はしますが。まぁ業務に影響がないならなんでもいいですよ」

P「むしろはかどってます」ナデナデ

晴「んん……」コロン

ちひろ「あー、晴ちゃん背中にびっしょり汗かいちゃってるじゃないですか……ずっと膝に乗っけたりするからですよ?」

P「あ、ほんとですね。悪いことしたな……汗疹にならなきゃいいけど」ガサガサ

ちひろ「どうしたんですか?」

P「いや、タオルで拭いてあげようと思いまして……っと、あった」

ちひろ「あ、なるほど」

P「ごめんよ晴、今拭いてやるからな」ヌガセヌガセ

ちひろ「え?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:10:46.76 cNxm6PP70

P「どうしたんですか?」フキフキ

ちひろ「い……え?」(二人は家族二人は家族二人は家族二人は家族)


フキフキ フキフキ


晴「ん、んー?」パチクリ

ちひろ「あ、おきた」

晴「あれ……? 兄貴……何してんだ?」

P「汗かいてたからな。拭いてるんだ」

晴「そっか……なら……ってあれ? ……ちひろさん?」

ちひろ「おはよう、晴ちゃん」

晴「ちひろさ…………っ!!」カーッ

晴「兄貴! やめろ! ちひろさん! ちひろさん見てるって!」ジタバタ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:11:36.54 cNxm6PP70

P「こら、晴。事務所ではプロデューサーって呼べって言ってるだろ?」

晴「今そんなことどうでもいいだろ! 服!やめろ!」

P「暴れんなって……よし、終わり」

晴「このバカ兄貴! ふざけんな!」グスッ

ちひろ「えーと、晴ちゃん、私気にしないから大丈夫よ」

晴「大丈夫な顔してないだろ! あーもう……オレ帰る!」

ガチャ バタン ドタドタドタドタ

P「行っちゃいましたね、宿題持って帰ればよかったのに」

ちひろ「宿題やってたんですね……ちゃんと全部終わってるじゃないですか。……あれ? でも、寝落ちしたんじゃ……」

P「さて、仕事再開しましょう」

ちひろ「……そうですね。やりますか」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:12:37.46 cNxm6PP70


8.


P「今日も暑いな……」

晴「兄貴がひ弱になっただけじゃねーの? オレは全然平気だぜ」

P「こないだはブーブー言ってたくせに……デスク作業ばっかりしてるうちに体が弱ったかな。ちひろさん、クーラーつけましょうよ」

ちひろ「ダメです。この間クーラー消し忘れて一晩中垂れ流しにしたのはどこのプロデューサーさんでしたっけ?」

P「そうでした……」

晴「そんなことで大丈夫かー? プロデューサーさん?」

P「んな生意気なことを言うのはこの口かーー!」グニグニ

晴「ひゃめろっふぇ!」

ちひろ「陽を浴びてなくて体が弱ったなら、今度の休暇にでもどこか遊びに行ったらどうですか?」

P「あー、いいですねぇ。……でも、オレの休みと晴の休みがかぶるのは相当後になりそうなので無理かと」

ちひろ (一緒に行くのは確定なんですね……)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:13:30.57 cNxm6PP70

晴「えー、サッカーしに行こうぜ〜」

P「無理なもんは無理だ」

ちひろ「んー、わかりました! ここはひとつ、私が1日だけプロデューサーさんの代わりになってあげましょう!」

P「え? いいんですか?」

ちひろ「内緒ですよ♪ いつか返してくださいね」

P「ありがとうございます! よし、晴、この日にするから、どこ行きたいか、あとメンバーとか決めといてくれ」

晴「わかった!」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:14:17.83 cNxm6PP70

数日後


晴「絶好のサッカー日和だな!」

P「えーと、今日くるメンバーは……梨沙に紗南か。梨沙はいつも仲良しだからともかく、紗南はよく誘えたな」

晴「ゲームしてたからたまには外で遊ぼうって話になった」

ちひろ「別に構いませんが、何故事務所を集合場所に?」

P「まぁみんな迷いようがない場所ですし、あとはオレ今日はここで仕事することになってますからね」

ちひろ「できるだけ静かにしてくださいね……」

ガチャ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:15:03.57 cNxm6PP70

梨沙「おはよー、晴、ここでよかったわよね?」

晴「はよ、梨沙。ここであってるぜ。あとは紗南だな」

P「おはよう、梨沙。今日はよろしくな」

梨沙「よろしくね、P。アンタが保護者なら一応は安心だわ」

P「そりゃ光栄だが、どうしてだ?」

梨沙「アンタはロリコンだけど、晴にしか興味なさそうだし」

晴「え」

P「そりゃ誤解ってやつだ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:16:01.22 cNxm6PP70

梨沙「どこが誤解だっての?」

P「そりゃオレは晴のためならなんでもできるが別にロリコンな訳ではないし晴にしか興味がないわけじゃないさ」

梨沙「ほんとかしら?」

晴「おい! 朝っぱらから変な話すんなよ!」カーッ

梨沙「あら、晴。どうしたの? 顔、赤いんじゃない?」

晴「んなことねーよ!」

梨沙「恥ずかしがることないわよ。アタシもパパ大好きだし!」

P「そうだぞ、なにを恥ずかしがる必要がある? 家じゃあ」

晴「だぁー! 家の話はやめろ!」

ガチャ

紗南「朝から騒がしいね。おはよっ」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:17:00.43 cNxm6PP70

晴「紗南! 助けてくれ! 兄貴と梨沙がいじめてくるんだ!」ダダダッ

紗南「おっと。おはよ、晴ちゃん。二人がどうしたの?」

晴「オレに恥ずかしいこと言ってくるんだ」

P「おはよう、紗南。ちょっと晴を攻略してただけさ」

梨沙「そうそう! だからあんたの後ろにいる晴を受け渡しなさい」

紗南「なるほどね。……攻略と聞いちゃ黙ってられないけど……」チラッ

晴「!」ビクッ

紗南「この顔を見て敵対できるもんじゃないよ。この話は一旦やめにして、揃ったんだし出発しよ?」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:17:57.44 cNxm6PP70

P「お、もうこんな時間か。そうだな、そろそろ出発しよう。車を用意してるからガレージまで行くぞ」

晴「ほ……」

梨沙「晴、ホッとしてるけど一旦やめただけよ?」

晴「う……」

紗南「梨沙ちゃんもそんなにいじめちゃダメだよ。こういうのはやりすぎるとゲームオーバーになっちゃうしね!」

梨沙「それもそうね」

P「ほら、晴行くぞ!」

晴「くそー! 二人とも覚えてろよ! 体力続く限りサッカーに付き合わせてやる!」

紗南「あたしも巻き込まれることになりそう……お手柔らかにね」

P「しゅっぱーつ」

3人「おー!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:18:45.31 cNxm6PP70


9.


晴「着いたーー!」

梨沙「へぇ、なかなか広いわね」

紗南「こんな広い原っぱがあるんだね。人いっぱいだけど」

晴「なんか総合運動公園って言うらしい。詳しくは知らねーけど」

P「ここならたいていのスポーツができるスペースはあるみたいだな。野球場、サッカー場、テニスコート、その他諸々。今回の目当てはサッカー場だな」

梨沙「じゃあこの原っぱはなんなのよ? 結構沢山人がいるけど」

P「ここはフリースペースだな。ピクニックみたいにご飯を食べるのもよし、他の人に迷惑をかけない程度ならボール遊びしたりしてもよし、走り回ってもいいぞ」

晴「ま、それはまた今度でいいだろ! 今日はサッカーしようぜ!」

紗南「はいはい。晴ちゃんもこの調子だし、早速いこっか」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:19:35.62 cNxm6PP70

P「2vs2の組み合わせ決めようぜ」

梨沙「すくなくともアンタと晴の組み合わせはなしね。敵うわけないんだから」

晴「まぁ、そうだよな」ショボン

紗南 (ちょっとがっかりした顔してる……)

紗南「いや、あえて強敵に挑むってのも面白いかもよ!」

梨沙「え!? 紗南アンタ正気なの?」

P「まぁ時間はたっぷりあるからな。一通りやればいいさ」

晴「だな」ニヘ

紗南 (ちょっと嬉しそう……面白いなー)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:20:24.17 cNxm6PP70


晴「梨沙、合わせろよ!」ダッ

梨沙「誰に言ってんのよ! アタシにできないことなんてないわ!」ダッ

P「お、来るぞ。紗南、梨沙をマークな、頼んだぞ」ダッ

紗南「りょーかい、まかせといて!」

晴「兄貴! いつものようにはいかないぜ!」

P「それはオレを抜き去ってから言うんだな!」

紗南 (それにしてもPさん、強いよなー。サッカーやってたのかな?)

晴「なーんてね、勝負なんてしない! 梨沙ぁ!」パス

P「おっと」スカ

梨沙「オッケー晴! いけるわ!」ガッ

紗南「お? 私の出番だね。行くよ梨沙ちゃん!」

梨沙「止められるものならとめてみなさーい!」

ズバーン

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:21:57.71 cNxm6PP70

後日

P「いやー、楽しかったな。こまめに休憩を挟みながらとはいえ、久々に全力で運動したよ」

晴「なー、また次の休みにやろーぜ」コテン

P「そうはいかないのは晴も知ってるだろ? こういうのはたまにやるから面白いんだ」ナデナデ

晴「……そうだな」ムスッ

P「そんなに楽しかったか。梨沙と紗南に感謝だな」

晴「いや、サッカーも楽しかったけどさ」

P「?」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:22:37.19 cNxm6PP70

晴「兄貴がさ、子供みたいにはしゃいで遊んでたのがさ。なんていうか、嬉しかったんだ」

P「!」

晴「兄貴があんな風に楽しんでたの、暫く見てなかった気がしてさ」

P「そっか。……ありがとうな、晴」ナデナデ

晴「……ん」

P「家ではこんなに素直なのにな。なんで外だと恥ずかしくなっちゃうんだろうな」ナデナデ

晴「まだ言ってんのかよ」

P「ま、それもまた可愛いんだけどな」

晴「……あのさ、兄貴はさ、ロリコンなのか?」

P「ロリコンなんかじゃないさ。晴が好きなだけ」ナデナデ

晴「……っ!」

晴「……ばかあにき」ポス
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:34:08.30 cNxm6PP70


10.


梨沙「P! 仕事終わったわよ!」

P「おお梨沙、お疲れ様」

晴「」スースー

梨沙「ありがと。あれ? 晴じゃない。なんでPの膝で寝てるの? ……あんたまさか!」

P「待て待て、誤解だ。晴はオレの膝で宿題してたら疲れて寝ちゃっただけだ」

梨沙「膝上っていうかもはや抱きついて寝てるけどね。アンタちょっと職場でやりすぎなんじゃないの?」

P「う、それはちひろさんにも言われた……」

梨沙「イチャイチャしたいのもわかるけどね、そういうのはしっかり公私混同せずにやってこそなのよ! アタシだってパパに所構わず抱きつかないように頑張ってるんだから!」

P「そうだよな……ちょっと寂しいけど、職場では控えるか……」

梨沙「ん、そうしたほうがいいわ。それじゃアタシは帰るわね」

P「おう、お疲れさん」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:34:52.66 cNxm6PP70

次の日


晴「プロデューサー! 宿題しに来たぜー!」

P「お、晴か。学校お疲れさん」

晴「……なんだこの机と椅子」

P「いや、ちひろさんとかにこないだ注意されただろ? だから用意した。今日からそこで宿題してくれ」

晴「……そっか。分かった」ショボン

P「悪いな」

晴「いや、注意されたんだから仕方ないよな」ショボボン

P「……」カタカタ

晴「……」カリカリ ショボン

P「……」カタ カタ

晴「……」カリカリ ショボボン
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:35:48.57 cNxm6PP70

P「だーっ! くそ! ちひろさんがなんぼのもんだ!会社のモラルなんぞ知らん!」

晴「うわっ!? いきなりなんだよ!」

P「こんなにがっかりされて我慢できるかよ、ほら晴、ここ来るか」ポンポン

晴「え……でも」

P「でも、じゃない。来たいか? 来たくないか? どっちだ」

晴「……」

P「……」


テクテク…ポス
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:36:37.30 cNxm6PP70

また次の日


梨沙「で、なんで悪化してるわけ?」

晴「」スースー

P「いやー、すげぇがっかりされちゃってさ。あんな顔されたらやめられるわけねぇよ」

梨沙「とかなんとか言っちゃって、どうせアンタが嫌だっただけでしょ」

P「ま、それはそうだな」

梨沙「堂々としちゃって。ちひろはなんとか言わないの?」

ちひろ「最初のうちは言ってましたけどね、晴ちゃんを膝に乗せてるとこのシスコンお兄さんはどういうわけか作業速度がほぼ倍になるんですよ。なので言えなくなりました」

梨沙「うへー、ロリコンねぇ」

P「ふふふ、居場所とは実力で勝ち取るものなんだよ、梨沙くん」ナデナデ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:37:26.40 cNxm6PP70

梨沙「ま、アンタがそれでいいならいいのかしらね」

晴「」クークー スヤスヤ

梨沙「……」

梨沙「なんか晴が気持ちよさそうに寝てるの見たらアタシもパパに甘えたくなって来たわ」

P「ん、ならもう今日は予定もないし、気をつけて帰れよ」

梨沙「そうするわ。また明日ね、P、ちひろ。 またね、晴」ナデ

P「あっ」

梨沙「いいじゃない、ひと撫でくらい」

ちひろ「お疲れ様、梨沙ちゃん」

梨沙「お疲れー」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:38:11.77 cNxm6PP70


後日


P「……」ナデナデナデナデ

晴「……なんか今日はすげぇ撫でるな。なんかあったのか?」

P「いや、きにするな」ナデナデナデナデ

晴「……ま、いーけど」ニヘラ

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:39:08.66 cNxm6PP70


11.


晴「このっ……はー、うまくいかねぇなぁ……」

紗南「お? 晴ちゃんなにしてるの?」

晴「これやってんだけどさ、案外難しいのな」

紗南「おっ、国民的レースゲーじゃん。晴ちゃんこういうのにも興味あったんだね」

晴「いや、そこまで興味はなかったんだけど、こないだ兄貴と対戦したら全然勝てなくてさ。悔しいから練習しようと思って」

紗南「なるほど……晴ちゃん! 練習のお手伝いしてもいい? あたし、レースゲーもけっこうイケるクチなんだよね!」

晴「助かる! っていうか、こっちからお願いしに行こうと思ってたとこだよ。1人じゃどうにも勝手がよくわかんなくってさ」

紗南「よしよし、このゲーマー三好紗南が晴ちゃんにレースゲーのいろはを叩き込んであげるよ!」

晴「よろしく!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:40:01.43 cNxm6PP70

紗南「まずねー、この機体ごとのステータスについて説明しよっかな。このスピードってやつが……」

晴「ふんふん……あっ、これそういう意味だったのな。適当に選んでたよ」

紗南「そんでもって、晴ちゃんは好きなキャラとかいる?」

晴「どのキャラがいいとかってあるのか?」

紗南「あたしがオススメなのはこのあたりだけど……やっぱり好きなキャラでやるとモチベーション違うしね」

晴「そっか。なら……んー、おっ、このキャラとかかっこよくないか?」

紗南「おっ、いいとこついてくるね……」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:41:14.55 cNxm6PP70

P「……」グデー

梨沙「P、アンタだらしないわね〜、なに突っ伏してんのよ」

P「晴来ない……」グデー

梨沙「あっそ。はぁ……重症ね、これは」

ちひろ「いつもは晴ちゃん、学校から帰って来たらすぐにでもここにくるはずなんですけど……確かにちょっと遅いですね」

梨沙「晴ならさっき休憩室で紗南と一緒に遊んでるところ見たわよ」

P「!? 来てたのか」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:42:03.45 cNxm6PP70

ちひろ「あらあら、振られちゃいましたね? プロデューサーさん♪」

P「ちくしょう……」

梨沙「ちひろ、いーい顔してるわよ?」

ちひろ「そりゃあね。毎日あんな光景見せつけられてる身ですから、少しくらいはやり返してもいいと思うんですよ」

梨沙「そうね。確かにちょっといい気味かも」

P「晴ぅ……」

梨沙「でも、安心なさい? アンタのこと忘れたわけじゃあ、ないみたいだから」

P「?」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:42:45.03 cNxm6PP70

後日


P「晴、今日はなんで来なかったんだ?」ジトー

晴「そのことなんだけどな」

P「?」

晴「これで勝負しようぜ!」スッ

P「あー、こないだやってたやつな、いいぜ」

P「……って、もしかしてこれをずっとやってたのか?」

晴「そうさ! こないだのオレと思うなよ? 紗南と特訓して、強くなったんだから!」

P「オレとやるために……か」ボソッ

晴「?」

P「なんでもない! よっしゃ! またボコボコにしてやるよ!」ニコニコ

晴「ふっふっふ……」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:44:00.72 cNxm6PP70

次の日


晴「紗南! 勝ったぜ! 兄貴をボコボコにしてやった!」

P「紗南ぁ! ずるいぞ! オレにも教えろ!」

紗南「わかった、わかったから、2人とも、落ち着いてよ」


紗南「じゃあ先ずはPさんから教えるね」

晴「オレも教えてやるよ!」

P「いや、秘密の特訓だからな。その間晴はあの部屋で宿題でもしててくれ」

晴「え?」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:44:44.19 cNxm6PP70

晴「……」グデー

梨沙「ほんっとうに面倒臭い兄妹ねぇ……」

ちひろ「ふふっ……そうですね」



晴「……ばかあにき……」グスン
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:45:27.47 cNxm6PP70


12.


晴「おはようざいまーす! 来たぜプロデューサー!」

ちひろ「あら晴ちゃん、おはようございます」

晴「はよー、ちひろさん。あれ、兄貴は?」

ちひろ「プロデューサーさんなら向こうの会議室を使ってるみたいですよ」

晴「ありがと、行ってくる!」


ガチャ バタン


ちひろ「あ、教えちゃまずかったかしら……まぁ、なんとかするでしょう♪」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:46:13.70 cNxm6PP70

晴「ふんふーん」テクテク

晴「ここか……ん? なんか聞こえる……」

P「とうじ……こう……だ……りで……」ボソボソ

梨沙「わか……まかせ……」ボソボソ

紗南「なん…か……わく……ね……」ボソボソ

P「しっ……は……きた……」ボソボソ

晴「ん……よく聞き取れないな、開けるか」


ガチャ


晴「はよーす、3人揃ってなにしてるんだ?」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:47:01.77 cNxm6PP70

P「よう晴、おはよう」

梨沙「おはよ、晴。なんでもないわ、次の舞台の打ち合わせね」

紗南「おはよう、晴ちゃん。……じゃ、あたしはこれで」

P「おう、お疲れさん」

梨沙「さて、アタシもそろそろレッスンがあるから戻るわ。当日を楽しみにしてるわね♪」

P「おう!」

晴「なんなんだ……?」

P「打ち合わせだよ、打ち合わせ」

晴「ふーん?」

P「さて、いつもの部屋に戻って宿題するか?」

晴「おう……あっ! そうだ、今日の宿題がめんどくさそうでさ……」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:48:38.71 cNxm6PP70
次の日


晴「」スースー

晴「……んん……」パチ

晴「あれ、兄貴がいない……」

晴「っていうか……誰もいない……」

晴「その前に、ここどこだ?」

杏「お、晴ちん起きたの」ムク

晴「杏か、ここどこなんだ?」

杏「ここはね、仮眠室だよ。お昼寝する部屋であり、杏の城だね」

晴「あー、ここが仮眠室か、使ったことないから知らなかったよ」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:49:38.50 cNxm6PP70

杏「晴の兄貴なら晴をここに届けた後、どっか行ったよ。あと杏に晴の世話を任せていった」

晴「ふーん……なんか出かける用事でもできたのかな……取り敢えずちひろさんに聞いてみるか……ありがとな、杏」

杏「礼はいいから、飴をくれ」

晴「悪いな、持ってない」

杏「なら晴の兄貴に飴をよこすよう言っといて。杏はもう一眠りする。おやすみ」

晴「ほどほどになー」


ガチャ バタン


晴「起こしてくれりゃあ良かったのに……なんでわざわざ仮眠室に……」テクテク


晴「ちひろさーん」ガチャ


パパパーン!


晴「!?」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:50:34.89 cNxm6PP70


4人「ハッピーバースデー! 晴(ちゃん)!」



晴「……へ?」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:51:52.32 cNxm6PP70

晴 (あ、そういえば今日はオレの誕生日か……)

P「驚いたか、晴」

晴「おう……驚いた。いつの間に……って、こないだのやつか」

梨沙「あら、案外反応薄いじゃない、もっと面白い反応しなさいよ」

晴「いや、驚きすぎて反応が追いついてない……」

紗南「あ、そういえば晴ちゃん寝起きだ。だからぼーっとしてんじゃない?」

ちひろ「あー、そういうのもあるかもしれませんね」

P「ふふふ……結構前から企画してたんだぞ、このパーティー」

晴「おー……嬉しい……」テクテク

梨沙「ん? どしたの、晴」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:53:14.19 cNxm6PP70

晴「ありがとなー梨沙」ダキッ

梨沙「ふぇ!?」

P「おっ、晴のやつ寝ぼけて反応が家にいるときのそれになってやがる」

梨沙「晴って家だとこんな感じなの!?」

晴「紗南もありがとなー」ダキッ

紗南「あー、はいはい。どういたしまして!」

晴「ちひろさんもー」ダキッ

ちひろ「はい、どういたしまして」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:54:00.06 cNxm6PP70

P「ちひろさんは何もしてませんよね?」

ちひろ「役得です♪ 最後のクラッカーしか参加してませんが♪」ナデナデ

P「あっ、この」

晴「ありがとな、あにき〜」テクテク

P「やっときたか、遅いんだよ」ダキアゲッ

晴「お」

梨沙「うわ、聞いた? 今の甘えきったあにき」

紗南「家だとこんな感じなんだね……」///
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:55:48.79 cNxm6PP70

晴「……」///

梨沙「あれ、晴どうしたの?」

P「今更恥ずかしくなって縮こまってるみたいだな」

紗南「そりゃああんな姿見られたら恥ずかしいって……」

P「ほら、晴。紗南が選んでくれたゲームもあるぞー」

晴「っ……こ……」

P「こ?」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:56:18.04 cNxm6PP70



晴「この! ばかあにきー!!!」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 10:58:17.79 cNxm6PP70
終わりです。

お付き合いいただきありがとうございました。

まだ書く気はあるし書くネタもあるのですが……いい反応があれば続けようと思います。

ありがとうございました。

では、HTML化依頼出してきます
55 :51訂正 2018/02/07(水) 11:00:27.54 cNxm6PP70

P「ほら、晴。ケーキもプレゼントもあるぞ。オレからはサッカーボールな」ナデナデ

晴「……サッカーボール……うわっ!? これオレがずっと欲しかったやつじゃん! しかもサイン入り!?」

P「お、ようやく目が覚めたか」

晴「こんなん見たら覚めるって! はやくサッカーした……い……」

晴「……あれ? オレさっきなにして……あれ?」

晴「……」

P「ほら、梨沙と紗南からのプレゼントもあるぞー」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/07(水) 11:14:45.14 RGmZGNMAO
おつ

【モバマス】森久保乃々「もりくぼにバブみを感じてオギャる……?」

1 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:12:09.75 6sOQcg6GO
乃々「なんですかそれ……」


乃々「え……? はい、はい……」


乃々「えええぇぇ……? プロデューサーさん、それって……つまり、その……」


乃々「も、もりくぼに母性を求めて甘えたい、とか、そういう感じなんですか……?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517843529
2 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:13:26.83 6sOQcg6GO
乃々「私なんかに、母性を求められても……そんなの、全然ないですし……」


乃々「それに……どうして私なんですか……? もっと包容力のある人は、他にもいると思いますけど……」


乃々「もりくぼには荷が重すぎます……」


乃々「むーりぃー……」
3 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:14:34.92 6sOQcg6GO
乃々「え……? 無理言って悪かった、ですか?」


乃々「てっきり、いつも見たいにぐいぐい来るのかと……」


乃々「これは仕事じゃないから、って、まあそうですけど……」


乃々「あ、もう行っちゃうんですか……? はい……お疲れ様でした……」


乃々「…………」


乃々「……………………あ……」


乃々「あの……ま、待ってください」
4 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:17:55.86 6sOQcg6GO
乃々「そ、その、保証はできないんですけど……」


乃々「私、まだ14歳で、何も知らないですし……」


乃々「甘えられた事なんて一度もないですし……がっかりさせちゃうかもしれませんけど……」


乃々「でも、もしも、プロデューサーさんが……本当にしたいんでしたら、その、うう……」




乃々「も、もりくぼに、甘えても……いいですよ……?」
5 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:19:13.02 6sOQcg6GO
乃々「はい……じゃあ、どうしましょうか……? 甘えたいって、具体的にどういう……」


乃々「えっ、ええぇぇぇ……抱きしめてほしいんですか……?///」


乃々「うう……誰かを抱きしめた事も、一度もないんですけど……」


乃々「……けど、やるって言っちゃいましたし……」


乃々「や、やって、みます……ね……?///」
6 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:20:09.41 6sOQcg6GO
乃々「プロデューサーさんは、椅子に座ってもらって……」


乃々「それで、私が足の間に立ちます……」


乃々「では……どうぞ、来てください……//////」
7 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:20:53.32 6sOQcg6GO
乃々「っ……」ギュ


乃々「お、おなかが……じんわり……///」
8 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:22:02.47 6sOQcg6GO
乃々「あ、その……自分から言っておいて、あれなんですけど……」


乃々「私の身体は、小枝みたいなものですし……あんまり、触ってても楽しくないかもしれません…………」


乃々「え? あ、えっと、そうなんですか……? そうなんですか…………」


乃々「じゃあ……もうしばらく、このままで……」


乃々「…………ふふ」
9 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:23:03.39 6sOQcg6GO
乃々「……なんだか、プロデューサーさんの体温を感じていると、少し安心します……」


乃々「プロデューサーさんもですか……? あ、でも私、体温低い方ですし……ひんやりさせてしまってたりとかは……」


乃々「ちゃんと温かい、ですか……よかったです……。もりくぼにも、人としての温かみがあったんですね……」


乃々「そりゃそうだろ、って…………ま、まあそうですけどぉ…………」


乃々「それでも、きちんとプロデューサーさんに温まって貰えるか、少し不安だったので…………あっ」
10 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:24:05.17 6sOQcg6GO
乃々「えっと、その、ひとつ思いついたんですけど……もう少し、プロデューサーさんとくっつく方法……」


乃々「頭を抱え込む形になってしまいますけど……その……」


乃々「私の方からも……しても、いいですか?」


乃々「お、おまかせですか……わかりました、そういう事なら……」


乃々「し、失礼します…………」


乃々「…………」ギュ
11 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:25:04.54 6sOQcg6GO
乃々「……」


乃々「…………」


乃々「………………」


乃々「…………」ギュ…


乃々「あっ…………」


乃々「…………ふふ」ギュッ
12 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:26:01.08 6sOQcg6GO
乃々「プロデューサーさんが、私のおなかに抱きついてて……」


乃々「私が、プロデューサーさんの頭を抱きしめてる……」


乃々「なんだか……すごく不思議な状況、ですね……」


乃々「不思議で……あったかい……」
13 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:27:20.61 6sOQcg6GO
乃々「……プロデューサーさんの髪の毛、かたいです……」サワサワ


乃々「これで普通くらい……? そうなんですか……」


乃々「私の髪は、もっとふにゃふにゃしてるので……やっぱり男の人の髪は、違うんですね……」


乃々「このちくちく感、新鮮です……」
14 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:28:43.59 6sOQcg6GO
乃々「…………」サワサワ


乃々「…………」ナデ…


乃々「あっ、すみません、つい撫でてしまって…………」


乃々「年下の娘が、プロデューサーさんを撫でるなんて……生意気な事をしてしまい…………え?」


乃々「…………い、いいんですか……?」


乃々「もりくぼに撫でられるの、嫌じゃないですか……?」


乃々「えっと、わかりました……そういう事でしたら、その……」


乃々「お、お邪魔します……?」


乃々「…………」ナデ…
15 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:30:03.33 6sOQcg6GO
乃々「よ、よーしよーし…………」ナデ…ナデ…


乃々「…………わわっ」


乃々「…………」


乃々「…………ふふ」


乃々「……はい、いいですよ……」


乃々「もりくぼでよければ、いくらでも抱きついていいですから……」ナデ…ナデ…
16 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:31:03.56 6sOQcg6GO
乃々「…………」ナデ…ナデ…


乃々「…………」ポン…ポン…


乃々「…………」ギュー…


乃々「…………ふふ」
17 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:32:36.36 6sOQcg6GO
乃々「…………」


乃々「…………あの、プロデューサーさん」


乃々「お仕事、つらいんですか……?」
18 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:33:48.51 6sOQcg6GO
乃々「今日のプロデューサーさん、いつもより疲れてるように見えました…………」


乃々「それも、何だか……いい疲れ方じゃなくて、よくない疲れ方をしているというか……そんな感じに……」


乃々「……なんでそう思ったのか、ですか……?」


乃々「…………えっと、ですね」
19 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:36:06.21 6sOQcg6GO
乃々「もりくぼも、そうなっちゃう時が、けっこうあるんです……」


乃々「初めての人に会うのが……怖い」


乃々「たくさんの人の前に立つのが……怖い」


乃々「もちろん、自分の世界というか……そういったものを広げられるアイドル活動は……嫌いなわけじゃないんです」


乃々「でも、その為には、知らない人にたくさん会わなきゃいけなくて……」


乃々「知らない人は、怖い人かもしれなくて…………そう考えると」


乃々「むーりぃー、ってなっちゃいます……」
20 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:37:22.63 6sOQcg6GO
乃々「それでですね……同じような雰囲気と言いますか……そんな空気を、プロデューサーさんから感じたんです……」


乃々「人付き合いに疲れちゃったような……そんな空気を……」


乃々「…………」


乃々「……だから、ですね」ナデ…


乃々「もしもプロデューサーさんも、むーりぃー、ってなっちゃってるなら……」ナデ…ナデ…


乃々「私でよければ、聞かせてくれませんか…………?」ナデ…
21 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:39:05.19 6sOQcg6GO
乃々「……………………はい……はい……」ナデ…


乃々「えぇぇ……? そんな方が、いたんですか…………」


乃々「それから…………はい…………それは、とっても大変だったのでは…………」ナデ…


乃々「……はい……それじゃあ、プロデューサーさんは……その時、とっても辛かったんですね…………」


乃々「たくさん、たくさん…………我慢したんですね…………頑張ったんですよね……」ナデ…


乃々「頑張ったら、疲れちゃいましたね…………」


乃々「プロデューサーさん、とってもすごいです…………」ポロッ
22 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:40:45.99 6sOQcg6GO
乃々「あ、ちが、違くてですね……その、この涙は、ですね……」ポロポロ


乃々「その、プロデューサーさんの話してくれた嫌な事を、想像してみたら……すごく、すごく、大変で……」ポロポロ


乃々「もりくぼだったら、3回は気絶してそうな、そんな体験を、されてて…………」ポロポロ


乃々「私が泣いちゃって、ごめんなさい…………で、でっ、でもっ……」ポロポロ


乃々「プ、プロデューサーさんっ、は、もっと辛かったんだと、思う、のでっ…………」ギュウッ


乃々「う、ううっ、うううっ…………」グスッ
24 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:41:44.98 6sOQcg6GO
乃々「辛かったですね……疲れちゃいましたよね……」ギューッ


乃々「お疲れ様です……本当に、お疲れ様です……」


乃々「大変だった事、私に打ち明けてくれて、ありがとうございます…………」


乃々「誰かの目線が怖いって気持ち、もりくぼには、よくわかります…………だから……」ナデ…ナデ…



乃々「私は、いつでもプロデューサーさんの味方ですからね…………」ギュッ…
25 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:43:03.24 6sOQcg6GO
────────
────

乃々「あ……お疲れ様です、プロデューサーさん……」


乃々「うう、今日もおしごと……ですよね……そうですよね……」


乃々「…………プロデューサーさんも、ちょっと気が進まないおしごとなんですか……?」


乃々「…………えぇぇ、前にお話してくれた、あの人がいるんですか……?」


乃々「それは……気が進みませんよね……。私もです……お会いしたことは、ありませんけど……」


乃々「どちらも行きたくないのなら、キャンセルという事には……はい、ならないですよね…………わかってました……」
26 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:44:04.57 6sOQcg6GO
乃々「…………じゃあ、それが終わって、帰ってきたら──」


乃々「──また『あれ』、しましょうか……」ニコリ


おわり
27 :◆j20fUipJOr6z 2018/02/06(火) 00:45:21.52 6sOQcg6GO
以上です
ありがとうございました
依頼を出してきます
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:48:09.59 AnVXo/6u0
おつ 森久保はやさしいなあ!

【モバマス】幸子「ボクのクラス」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 18:44:31.84 wteX5t6f0
※浮かんだから走り書きます。短いです。


モバP(以下P)「なぁ幸子?」

幸子「なんでしょうPさん? カワイイボクに何か用ですか?」

P「いやお前ってさ、学校でもそれなん?」

幸子「それとは?」

P「『ボクが一番カワイイ』ってヤツ。……いじめられてない?」

幸子「心外な! ボクがそんなことになっているわけないじゃないですか!」

輝子「さ、幸子ちゃんも……ボッチじゃないのか……?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517910271
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 18:45:23.58 wteX5t6f0
幸子「違いますよ! ボクは毎日クラスメイトに囲まれて楽しいですから!」

〜幸子クラス〜

幸子「おはようございます! 今日もボクはカワイイですね!」

女子「おはようございますわ! このウツクシイワタクシが挨拶してあげてよ?」

幸子「フフーン! 今日もカワイイボクに出会えてみんなはなんて幸せなんでしょうね?」

女子「フフフ、ウツクシイワタクシには可憐なものが集まるのは道理だと思わないかしら!?」

男子「おはよう幸子! 今日もカッコイイオレサマが挨拶してやったぞ! 感謝しろ!」

男子2「おいおい、恩の押し付けはダンディじゃねぇぜ……? おはよう、幸子。今日もカワイイじゃねぇか」

男子「ハーッハッハ! そうだな! カッコイイオレサマも認めてやろう!」

幸子「ありがとうございます! 皆さんもウツクシイしカッコイイしダンディですよ!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 18:45:50.50 wteX5t6f0
カッコイイ「幸子! 今日の小テストの準備はできたか? このオレサマがカッコヨク講義してやろうか?」

女子2「無用、幸子ちゃんにはこの一番インテリなアタシが教えるの」

ダンディ「ダンディには程遠いが……アレも男を見せてぇんだ。インテリ、譲ってやってくれねぇか」

ウツクシイ「何をおっしゃいます! このウツクシイワタクシを抜きに話を進めないでくださいまし!」

男子3「ならワタシを外してもらっては困る! この! ハンサムな……ワタシを!」

女子2「ここで口論は時間の無駄とインテリな私は推察する」

幸子「そうですね! ここはみんなで仲良くカワイイボクと一緒に勉強しましょう!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 18:46:25.68 wteX5t6f0
インテリ「あはは、さすが幸子ちゃん、解いてるさまもカワイイ」

幸子「フフーン!メガネを持ち上げるその仕草! 実にインテリですよ!?」

ウツクシイ「ぐぬぬ……ですがこのウツクシイワタクシに解けない問などありませんわ!」

女子3「そうだね、その様も美しいよ。クールなウチが認めてあげる。頑張って」

ダンディ「おいおい、お前の指が一番動いてねぇじゃねぇか。ダンディなオレに、頼ってみるかい?」

ハンサム「いらない! この苦悩する姿もまたハンサムなのだから……!」

カッコイイ「なんで難題もズバッと即解ける。さすがオレサマカッコイイ!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 18:48:04.53 wteX5t6f0
女教師「席につけー自分の授業を聞かない奴は帰れよー」

幸子「おはようございます先生! 今日はカワイイボクが日直ですよ!」

女教師「輿水か、なら安心だな。まぁ自分の方がカワイイけどな!」ドヤァ

クール「先生、プリント纏めておきました。お願いします」

女教師「さすが、私の次にクールなだけあるな、仕事が早い」

ハンサム「すまない先生……プリントに空きができてしまったんだ。このワタシのハンサムさに免じて」

女教師「その言葉は先生よりもハンサムになってから言うことだ。宿題増やしておくからね」

カッコイイ「その点カッコイイオレサマは完璧に終わらせたぞ! さすがオレサマだ!」

女教師「ま、そのプリントを創造った自分が一番カッコイイんだけどね?」

幸子「フフーン! ボクと張り合おうなんて先生も勇気がありますね!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 18:48:49.26 wteX5t6f0
ハンサム「HAHAHAHA! ハンサムに先頭を走りぬけるワタシ!」

インテリ「アタシは専門外……でも……ペースは……インテリなアタシなら……完璧に……」

幸子「頑張ってくださいインテリさん! カワイイボクが応援してますから!」

ウツクシイ「さすがアイドルですわね幸子さん! 走っている様もウツクシイワタクシと同じようにカワイイですわ!」

幸子「フフーン! 運動はこのカワイイボクにかかればお手の物ですからね!」

体育教師「余裕か輿水ー! ならワシのようにワイルドになるためにもう2周追加するかー?」

カッコイイ「何だと!? 幸子にカッコイイことなどさせるものか! このカッコイイオレサマが走ってくる!」

クール「君だけにクールなマネはさせられないな。ウチも付き合うよ」

ダンディ「二人だけで盛り上がるなよ。俺も混ぜな。ダンディに決めてやるぜ」

幸子「皆さん! カワイイボクに合わせなくてもいいんですよ?」

体育教師「よーしお前ら、ワイルドなワシについてこい!!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 18:49:34.43 wteX5t6f0
幸子「ふぅ……今日も授業が終わりましたね!みなさん今日も最高にカワイイボクを堪能できましたか?」

カッコイイ「ハーッハハハ!そうとも!幸子の可愛さを讃えるオレサマはキング!オブ!カッコイイ!だろ!?」

ウツクシイ「フフフ、そうですとも! 輝くものを賛美するのはこの一番ウツクシイワタクシですわ!」

インテリ「同意する。人の輝きは脳を刺激する。アタシがインテリの頂点に立つのに必要」

ダンディ「気を張る必要なんてねぇさ。お前がインテリなのはこのベストダンディなオレだけでも認めてやるよ」

クール「キミも素直じゃないね。まぁクールオブクールを名乗る以上話したりはしないけどね?」

ハンサム「HAHAHA! クールなのはいいけど、ワタシの完璧なハンサムから目をそらすのはよくないなぁ?」

幸子「安心してください? ハンサムさはみんなわかってますから! このカワイイボクが保障します!」


女教師「まぁ…………ナンバーワンは自分なんですけどね!?」

体育教師「威勢のいいことだ! ワシのようなワイルドになるには鍛えねばな!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 18:50:03.53 wteX5t6f0
幸子「みたいな感じです!」

P「……なんだこの個性の塊?」

輝子「す、すごい……幸子ちゃんがいっぱい……」

幸子「フフーン! 当たり前です! カワイイボクが通う学校なんですから! 」

P「なんつーか他にもいろいろいそうな学校だなおい……」


この後Pが幸子の学校へ侵入して警備室で幸子とご対面するのは別の話。

おわり!
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 18:50:30.69 wteX5t6f0
浮かんだので書き殴りました。後悔はしていない。
短いけど気にしない。
依頼出してきます。

モバP「プレイ内容…」 比奈「っス!」


1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:24:55.00 Qn3PUplt0
※当たり前のようにエロゲの話をする
※当たり前のように誰かさんとよく似た声のエロゲ声優の名前を出す
※無害なエロゲが好き

始めるね

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517844294
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:27:56.92 Qn3PUplt0

チュンチュン…


P「……なあ、おい」

比奈「…………んぅ……」

P「離せって、起きるから」

比奈「……んーっ…………」ギュウ

P「ダメだ、起きねえ。なんとかして抜け出すか…」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:32:58.32 Qn3PUplt0
比奈「ふわぁ……」ノビーッ

P「やっと起きたか。朝飯出来てるぞ」

比奈「わあい」

P「わあいじゃねえ。先に顔洗ってきなさい」

比奈「っス……」ペタペタ…
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:43:33.78 Qn3PUplt0

ジャバジャバジャバ…


『――今日の一位は……おめでとうございます♪牡羊座の貴方!』

比奈「お、やった」

P「げ、俺十位かあ」フキフキ

比奈「あー……テレビの占い見たのなんて何時以来っスかねえ」

P「朝しかやってないもんな、これ。ってかちゃんと起きろよ」

比奈「でスねえ。なんか星占いって、ある意味健康の象徴?」

P「その発想はなかったなあ…」

比奈「……え」

P「ん?」

比奈「いつの間にか片付け済んでる…」

P「やっといたよ。ニュースとか見てる間に」

比奈「作ってもらったんだから、片付けくらいあたしがやるっスよ」

P「気にすんな、好きでやってるから」

比奈「嫁力っスねえ……」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:47:01.68 Qn3PUplt0
P「さて、折角の休みだけど…。どうするよ?」

比奈「このままウチでダラダラしましょー」

P「おいインドア」

比奈「いいじゃないっスか。殺人的に寒いし、こんな日はお家でぬくぬくっスよ」

比奈「それに…誰かさんのせいでまだ股間痛いし」

P「あー……まあ、それは」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:51:37.29 Qn3PUplt0
P「でも元はと言えば、お前の方からだな……」

比奈「後半急に激しくなったじゃないでスか。あたしがじっくりリードする番だと思ったのに……」

P「いや、途中で『明日休みなんだなー』って思ったらさ、なんかこう、タガが外れたというか」

比奈「最後らへんの記憶ありまス? あたしなんか力尽きてぷっつりいっちゃった感じで寝ちゃったんスけど」

P「はぁ、悪かったよ。今日は家でグータラだな」

比奈「でスでス」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:01:28.10 Qn3PUplt0
比奈「にしても、なんかプロデューサーの家も見慣れたっスねえ」

P「そりゃそうだろ。もうこの家の半分くらいお前の持ち物で埋まってんだから」

比奈「だって、元々プロデューサーってばほとんど荷物置いてないじゃないっスか。そりゃあたしの物の方が多くもなりまスって」

P「まあ基本風呂入って寝るだけの場所だからなあ」

比奈「家具家電除いたら、プロデューサーの私物なんてこの本棚くらいなんじゃないスか?」

P「そこも結構仕事用の資料詰めてあるけどな。っていうか今更だが、こんな仲になってもプロデューサー呼びなのな」

比奈「まあそこはエンディング待ちってことで…。無事アイドルをやりきって、寿引退したら…ってとこでスかね」ヨッ、ト

P「エンディングってお前…エロゲじゃあるまいし」

比奈「腹ボテエンドでも可でスよ? 社会的にマズいっスけど」ガサゴソ

P「やめい。流石にその一線は守る……はず」

比奈「お、言ってたらエロゲ発見」

P「やめい」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:05:54.16 Qn3PUplt0
比奈「ふーんへえーほおー」

P「物色するな。なんか泣きたくなるから」

比奈「いいじゃないスか別に。散々二人でエロゲの話してきたんスから」

P「お前いっぺん皆に謝っとけよ。訳は言わずに」

比奈「うっス。じゃあ今日はひたすらエロゲ談義ってことで」

P「お前マジか」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:19:15.70 Qn3PUplt0
比奈「おーおーこれなんてもうモロじゃないでスか。例の三人大集合じゃないスか」

P「例の三人とか言うなよ」

比奈「泰葉ちゃんと響子ちゃんとみくちゃん」

P「代名詞に使うなよ…ボカしてるのか何なのかよく分からねえ。遥そ○と沢澤○羽と小鳥居夕○な」

比奈「おー…この泰葉ちゃんがやってるプレイ昨日の夜やったやつだ」

P「だからそれは泰葉じゃねえ」

比奈「あーたしかに…こんなにおっきくないでスもんねえ」

P「やめてやれ」
11 :※別に実在するエロゲの話をしてるとは限らない 2018/02/06(火) 01:32:06.50 Qn3PUplt0
比奈「でもこっちのやつは本人もやりそうじゃないスか?」

P「どれ? ……あー、まあ否定はしないが」

比奈「似合うっスよね、実際。あ、こっちの子のプレイもみくちゃんが本当にやりそう」

P「あー……はは、ぶつくさ言いながら結局やってる感じとかまんまだな」

比奈「あ、ほら、本当に挟んでる」

P「マジだ。……でもなあ、これのヒロイン全員デカいもんなあ」

比奈「まあ……絵描きの目線からしてみると、大きいのしか描けないってこともありまスからねえ」

P「うそ? やたらめったらに乳のサイズを盛るのはそういう理由だったのか」

比奈「乳て……実際難しいっスよ、質量に頼らずに柔らかさや個性的な形を表現するのは」

P「なるほどなあ…盲点だったわ」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:38:43.21 Qn3PUplt0
比奈「大きさと言えばでスね」

P「おう」

比奈「うちの事務所ってどんなサイズでもいるじゃないでスか」

P「いるな。ガリガリから爆弾まで。90overとか二十人くらいいる」

比奈「ただ大きいだけだと被るけど、ワンパターンなんかじゃなくどんなのでもいるでしょ」

比奈「これだけいれば、思いついたプレイに対応するアイドルって絶対に見つかるんスよ」

P「いよいよ無差別かお前」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:43:13.32 Qn3PUplt0
P「とうとうジャンルすら決めずにスタートしたな」

比奈「だってお休みなんでスもん」

P「はあ……ま、いいけどさ。同僚に似合うプレイ考える彼女って何だよ」

比奈「あ、今のもう一回」

P「……何が?」

比奈「彼女って呼んでくださいっス」

P「彼女」

比奈「へへ、へへへ……」ニヨニヨ

P「何を今更」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:45:01.83 Qn3PUplt0
比奈「じゃ、とりあえず夜這いする子から考えまスか」

P「いきなり夜這いかよ。そこそこ飛び道具だぞ」

比奈「だってさっき見たエロゲの中にそういうのがあったから…」

P「あー……」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:49:17.58 Qn3PUplt0
比奈「とりあえず『せーの』で言ってみまス?」

P「え、俺も言うの?」

比奈「いいじゃないスか。お互い考え方違うと思うんスよね」

P「ええ……なんだよ担当アイドルに似合うプレイ考えるプロデューサーって」

比奈「……」

比奈「……二人きりだし、正直になっていいんでスよ? 考えてるっスよね?」

P「アイドル一人一人のポテンシャルを引き出すのがプロデューサーの仕事だからな」キリッ

比奈「あ、ちょっと格好付けた」

P「やってることは割と酷いが」

比奈「あはは」

P「なはは」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:50:49.83 Qn3PUplt0
比奈「とりあえず一人だけ。せーのっ」


P「ほたる」

比奈「智絵里ちゃん」


「「…………」」



「「詳しく」」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:56:58.33 Qn3PUplt0
P「OK、まずはそっちの話から聞こうか」

比奈「ぱっと思いついたのが智絵里ちゃんだった……って、それだけの話なんスけどね」

比奈「ほら、自分からあまりアクションかけるタイプではないし…でも行動力発揮する時はあるし。やるとしたら夜中こっそり忍び込んで決行だと思うんスよね」

比奈「こう、ずっと溜め込んできたものが抑えられなくなって……一気に爆発、的な」

P「あー、結構激しいタイプ?」

比奈「っス。一度スタートしたら止まらなくなって、あとは欲望のまま一心不乱に」

P「途中で起こしちゃってることにも気付かずに?」

比奈「話の分かる」

P「よせやい」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 02:01:12.94 Qn3PUplt0
比奈「じゃあ次はほたるちゃん。……でも、タイプ的に大体同じじゃないっスか?」

P「甘いな。言っただろ、アイドル一人一人のポテンシャルを探求してこそのプロデューサーだぞ」

P「ほたるはな……矛盾騎乗だ」

比奈「おお、なんか変な言葉が」

P「いやまあ逆夜這いなんて基本決まり切った体位でしか仕掛けられないんだが。まあ、つまりこういうことだ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 02:07:26.87 Qn3PUplt0
P「欲望を溜め込んで溜め込んで一気に発散って点では変わらないが、心持ちも手口も違う」

比奈「ほうほう」

P「抑えられない、ありったけの気持ちをぶつけたい……でもどうせ自分にはそんな資格なんて無い」

比奈「なるほど、抱えてる負い目にかけてほたるちゃんは随一っスもんね」

P「悶々としたまま日常が過ぎ……」

比奈「一人で発散は?」

P「するけど気持ちの膨れ上がる速度に追いつかなくなる」

比奈「続けて」

P「ついに相手を思いやる気持ちを自分のエゴが上回る」

比奈「この場合のエゴとは?」

P「一方的にそう思い込んでるだけ」

比奈「なるほど」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 02:13:17.67 Qn3PUplt0
比奈「そしてついに決行」

P「ああ、こっそり忍び込み……」

比奈「忍び込み?」

P「泣いて謝りながら跨がる」

比奈「やった!」

P「ひたすら謝ってる。詰まらせながら謝り続けてる」

比奈「そして一方的に幸せでいっぱいになってることに対しても謝る?」

P「……いや、どうかな」

比奈「というと?」

P「幸せでいっぱいなのが怖くて泣いてるのかもしれない」

比奈「あ、これ泣きゲーなのにやたら激しいやつだ」

P「ああ。途中で起きるのは野暮かもしれない」

比奈「でも途中で起きた方が良いエンディングかもしれない」

P「博打だろ」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:02:11.34 CPysqI6i0
比奈「こういう子をひたすらベタベタに甘やかすだけのゲームやりたいっスねえ。気が済むまでなで続けたりとか」

P「ああ、着せ替えもあるぞ」

比奈「やった」

P「選択肢次第でどうにでもなるぞ」

比奈「なんか聞いたことある」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:05:21.85 CPysqI6i0
P「あと一人考えてるのがいるんだが…」

比奈「たぶんさっき見てたエロゲの影響でスよね? 分かるっスよ」

P「いや、アレとはまた違うんだぞ? 内容自体は」

比奈「詳しく。アレでしょ、泰葉ちゃんでしょ」

P「おうともさ」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:08:19.17 CPysqI6i0
比奈「あーでも、この二人とはまたパターン違うっスよね」

P「そりゃまあな。ここは比奈の考えたエロゲに乗っかるとしようか」

比奈「もうそろそろタイトルとか考えちゃっていいと思うんスよアレ」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:27:49.48 CPysqI6i0
P「仕事第一、言われたとおりになんでもこなす元人気子役のアイドル岡崎泰葉が友達と楽しく笑い合える女の子になって数ヶ月」

比奈「個別ルートに突入して一線を越え、甘々でベタベタの関係になった頃」

P「反動で積極的になり過ぎて色々やろうとする」

比奈「やった」

P「でもお互い仕事は何より大切だからすれ違うこともある」

比奈「そして溜め込んで?」

P「爆発する」

比奈「基本的に自制心無くしたら夜這いなんスね」

P「そこがキモなんだ。我慢できないけど同時に直接攻撃で迷惑をかけちゃいけないという思いがある。それがこの三人の共通点だな」

比奈「あたしは、まあ……その逆だったんスけど」

P「まあ何が正しいのかは個人の自由だ」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:33:43.99 CPysqI6i0
P「特に泰葉の場合は、結ばれたけど仕事がおろそかになってはいけないという思いがある。気遣い故の夜這いなんだ」

比奈「あー、その気になればできるから夜這いなんて手を使う必要無いでスもんね」

P「ああ。だからこっそり忍び込んで、とくにこれといった激しいことはしない」

比奈「跨がりはしない、と」

P「そういうこった。見る、触る、舐めるってところかな」

比奈「ヘタするとその場で一人でしちゃうかも。その途中で起きるとどうなりまス?」

P「早口で言い訳を始める」

比奈「…………」

P「…………」

比奈「……」ス

P「……」ス


パァンッ
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:34:49.84 CPysqI6i0
比奈「何のハイタッチなんスか今の」

P「昨夜ぶりに深く繋がった気がした」

比奈「……意味が違うでしょ」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:38:57.45 CPysqI6i0
P「夜這いでここまで盛り上がるもんかね」

比奈「何をこんなに真剣に話してるんでスかねアタシら」

P「特に俺だよ。なんか気が抜けてるなあ…」

比奈「まあ折角泰葉ちゃんで盛り上がったんだし、他二人のヒロインのプレイも考えてみません?」

P「みくと響子か」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:48:02.89 CPysqI6i0
P「とりあえずこの三人の布陣ならみくが一番大きいって話はしたな」

比奈「身長は全員ほぼ同じっスからね。そこからカップ数を見比べると一人だけ……」

P「そりゃ挟むよなあ」

比奈「挟むのは確定だと思うんスけど、お乳あげるのってポジション的に響子ちゃんじゃないスか?」

P「お乳あげるって言うなよお前」

比奈「泰葉ちゃんも先輩っていう固有ステータスあるんスよねえ……」

比奈「……え、もしかしてコレまさかの授乳ゲー……?」

P「どういうジャンル!?」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 03:54:32.83 CPysqI6i0
比奈「慎ましやかな小房にかぶりつくのってなんか斬新っスね……」

P「授乳はともかくだな、みくの個別ルートの話をしなきゃな」

比奈「他二人が生真面目と素直でしょ? やっぱからかいキャラが板に付くと思うんスけど、どうスかね」

P「そうなるな。イタズラっ子だ」

比奈「でも生粋のイジられ屋だからすぐ逆転されそうっスねえ」

P「そこはバランス取らないとな。安易な逆転はよくない。絶対によくない」

P「許さねえ……」

比奈「過去に何が……?」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:06:58.26 CPysqI6i0
P「堂々としてるもんだから、公の場でベタベタしようとすることもあるな。全力で押しつけてきたり」

比奈「オンオフはっきりしてるから、きちんと変装した上で仕掛けてくるんスね」

P「たまにこっちから仕掛けると焦るんだ」

比奈「例えば?」

P「事務所の中のトイレとか……人影の無い物陰でだな」

比奈「……でも、イヤとは言わないんスね」

P「こう、『しーっ!』ってしながら……」

比奈「楽しそうっスねそれ」

P「でもちゃんと雰囲気作るとめちゃくちゃしおらしくなるからお得」

比奈「もう語尾に『〜にゃ』とか付けないんでしょうね」

P「もちろん事後にイジる」

比奈「見たい……絶対にムキになるっスよ」

P「余韻でまだおとなしいままかもしれんぞ」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:14:00.69 CPysqI6i0
P「さて、響子ルートだが……」

比奈「手だと思うんスよ」

P「ほう、手か」

比奈「泰葉ちゃんが口、みくちゃんが胸、響子ちゃんが手をメインにする感じで」

P「泰葉は手先が器用だし、響子は奉仕系だし、逆でもいいかもな」

比奈「あー、たしかに……」

比奈「でも、先っぽえげつないくらい責めそうじゃないスか?」

P「『加減しろバカ!』って感じで?」

比奈「そうそう。すっごい笑顔で」

P「……比奈が手で責めてみたい訳ではなく?」

比奈「…………ノーコメント」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:26:24.88 CPysqI6i0
比奈「しれっと一番胸のこと気にしてて、それを躍起になって取り返そうとして手数増やす気がするんスよね」

P「あー、泰葉はもう気にするとかそういうとこ越えてそうだもんな。結局勉強熱心故に手数増やすけど」

比奈「そうそう。クールな子ってデレたら一種の無敵状態に入るっスからね。『誰がなんと言おうと貴方が好きと言ってくれるならそれでいい』って感じで」

比奈「で、話戻しまスけど。とにかく『気持ちよくなってもらおう』ってことを一直線に考え続けて……その結果手を使うっス」

P「前半はあんなにストレートだったのに」

比奈「何かと対照的になると思うんスよ、泰葉ちゃんと」

比奈「あっちは共通ルートで己を乗り越える話を済ませるでしょ? だから個別ルートはどう付き合うかの話になるんス」

P「響子は個別ルートに入って付き合いだしてから色々なコンプレックスが分かる訳か」

比奈「そう。やりがいあるっスよー」

P「そうやって色々なプレイを試し、最終的にノーマルなベタ甘に帰ってくるのが響子ルートってことだな」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:36:49.67 CPysqI6i0
P「体位的にはどう?」

比奈「そうでスねえ……みくちゃんはケモノだし、後ろから?」

P「ふむ……どうだろ、する時は猫が引っ込むと思うんだよな。力強く攻めるから上に乗るのもアリじゃないか?」

比奈「だからこそ、後ろからってのは一回入ると思うんでスよ。一度『みくちゃん』じゃなく『みくにゃん』とするシーンは入りまスって」

P「一理ある。響子はどうよ?」

比奈「密着でしょう、やっぱり」

P「座位か」

比奈「抱き合う感じっスよね。手が激しい分繋がる時はスローかと」

P「となると、泰葉は?」

比奈「手繋ぐの好きっスよね?」

P「お前よく見てんな……」

比奈「とにかく指を絡めると思うんス。だからそこまで密着はしないかな」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:48:28.00 CPysqI6i0
P「割とマジに一本成立するな、この三人…」

比奈「いっそ正式に作りません? 前も言ったっスけど、プログラム組める子もテキスト書ける子もいまスって」

P「作ってたまるかい」

比奈「でもなあ、作るならサブヒロイン足さなきゃかなあ」

P「話続けるのな」

比奈「いや、やっぱ探せばいくらでもいるじゃないスか。メイン勢で物足りなかった人のためのフェチ枠」

P「いるにはいるかもしれんが……どれもサブに置くには濃すぎるんじゃないか? 薄味なのはNGくらいのもんだぞ」

比奈「そういう時は続編でメインに」

P「こいつ…続編の想定まで…」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 04:58:55.67 CPysqI6i0
比奈「どうしましょ?」

P「うーん……俺的には下半身が好きだから尻か脚を充実させたい」

比奈「尻というと若干一名がぶっちぎってまスね」



P「あー……独壇場だわ」

比奈「ウエストや身長を加味すると誰一人勝負にならないっスもんこの人。765の四条さん越えてんスよ…?」

P「南米のナターリアにも結構な差をつけてるしな。すげえ…パフェのカロリー全部あそこに行ってんだ…」

比奈「でもなあ……こっちはこっちでメインのゲーム考えてあるしなあ」

P「出た」

比奈「とろあまクリームパイ…」

P「オイ前回までクリームパイだったろ。何しれっとパワーアップさせてんだ」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 05:05:25.90 CPysqI6i0
比奈「脚はどうスか? 陸上部二人もいまスけど」




P「あー……いいな。太めの短距離タイプとほっそい長距離タイプか」

比奈「へえ。そんな違いがあるんスね」

P「個人的には太い方がいい。細い子見ると米食わせなきゃと思う」

比奈「ホント世話好きっスね…。でも悠貴ちゃんが入ると泰葉ちゃん的にもよくないでスか? 小さい先輩と大きい後輩で良い感じに映えるし」

P「うーんサブだからと言って引き立て役になり過ぎるのはイヤだな…」

比奈「あー、あくまでしっかりした登場人物の一人として立てたいんスね」

P「こればかりは職業病みたいなもんだ」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 05:13:07.08 CPysqI6i0
比奈「ロリ枠空いてるし、そうでスねえ……小梅ちゃんとか莉嘉ちゃんは」




P「そういやいなかったな。一枠いるわ」

比奈「藤○ウサと佐藤○かん……」ボソ

P「おい」

比奈「あーでも遥そ○と沢澤○羽と小鳥居夕○に佐藤み○ん入れたらこれもういよいよ……」

P「遂にタイトル出す気かお前」

比奈「ユニット組みません?」

P「怒られるわ」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 05:20:44.75 CPysqI6i0
比奈「ロリ兼デコ枠とかどうスか?」



P「あー、デコな。こんなしっかりしたトラブルメーカーいなかったし、いてもいいかも」

比奈「前々からデコを活かすために完成されたビジュアルしてるなーって思ってて」

P「お前同僚のこと出会い頭からエロゲヒロインとして見てたのか」

比奈「トラブルメーカーだし、きちんと叱られるところまでワンセットだし、さらにイタズラの規模考えても不快にならない優秀な人材っスよ」

P「ちゃんと叱られるところまでってのがミソだな。ただかき回して逃げるだけはダメだ。でもそうなると、プレイ的にはお仕置きか?」

比奈「まあそうなるっスよねえ」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 05:32:40.43 CPysqI6i0
比奈「あとフェチと言えば鉄板は腋っスかね」



P「出たな独壇場パート2」

比奈「腋でチアガールでド直球イチャラブ系でスからねえ。エロゲなら無敵っスよ」

P「しかしサブだろ、いやあ…どうだ…? 智香はメインにしかならないだろ……」

比奈「というと?」

P「あいつ、まゆと同じようなもんで『誰よりも近くで