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カテゴリー [ グリマスSS ]

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  • 「待ち合わせ」 【ミリオンライブ】 [2017年12月25日]
  • 【ミリマス】詐称門 [2017年12月22日]
  • 静香「未来はサンタさんに何をお願いしたの?」 未来「へ?」 [2017年12月20日]

【グリマス】翼「さんかくどろけいかく☆」

1 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:45:57.10 S54jgBGC0
未来「ねー静香ちゃん! 今日帰りにパフェ食べよーよ!」

静香「えっと……うん、今日は特に何もないし、約束ね」

未来「わーいやったぁ!」

翼「あー!」

未来「どしたの翼」

翼「静香ちゃんが私の未来奪った!」

未来「? 私は翼のものだったの?」

静香「違うわ、未来は私のものでしょう? 未来?」

未来「んー……わかんない!」

翼「もー、未来は私のものなんだから! 忘れちゃだめでしょ?」

未来「そうなのかな? そうだったかも!」

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2 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:46:22.49 S54jgBGC0
翼「だから静香ちゃんについていったらだめだよ?」

翼「ほんとは私とずっと一緒にいないといけないんだよ?」

静香「ちょっと翼、あなた何言ってるの?」

静香「未来は私のものよ? そもそも未来は私のことが好きなんだから!」

未来「うん! 私、静香ちゃんのこと大好きだよ!」

静香「ほら、だから未来? あなたは私のものだから、翼の言うこ

とは聞いちゃだめだから」

静香「今日は後で一緒のパフェ食べましょ?」

未来「そうだった! パフェ楽しみだなあ〜」

翼「……」
3 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:47:09.04 S54jgBGC0
未来「つばさーっ!」ぎゅー

翼「みらいーっ!」ぎゅー

未来「翼やわらかーい! だいすきー!」

翼「ほんとー?」

未来「うん! やらわかくて、ふかふか! だいすき!」

翼「ありがとー! じゃあ、どれくらい好き?」

未来「んー……とってもとってもすき!」

翼「やったー☆ じゃあ未来に私をプレゼントしちゃう!」

未来「それなら私を翼にプレゼント!」

翼「……」
4 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:48:14.74 S54jgBGC0
未来「翼?」

翼「それは未来を私のものにしていいってこと?」

未来「……たぶん!」

翼「多分じゃだめ」

未来「えっ……どうしよ……わかんない……」

翼「はっきりさせてよ」

未来「え……」

翼「じゃあさ、「私は翼のものです」って言って? それでいいよ?」

未来「……わたしはつ

静香「おはようございます」
5 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:49:30.44 S54jgBGC0
未来「あ! 静香ちゃん! おはよー! ぎゅー!」

翼「………」

静香「ふふ、おはよう未来……未来? あなたから翼の匂いがするけど……何をしてたの?」

未来「えっとねー! 翼とね?」

翼「未来が自分をプレゼントしたから一緒にぎゅーしてたんだよねー☆」

未来「そう! 翼とぎゅーしてた!」

静香「…………」

未来「静香ちゃん?」
6 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:50:32.93 S54jgBGC0
静香「未来は私のものって言ってるじゃない」

未来「?」

静香「だから、未来は私以外の人を好きになっちゃいけないの、わかる?」

未来「どうして……? わかんない!」

翼「……」

静香「いい? まずあなたは翼のものじゃないの」

未来「でも翼に私をプレゼントしちゃったし……」

静香「じゃあ私にも頂戴?」
7 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:52:27.43 S54jgBGC0
未来「いいよ! 静香ちゃんに私の半分あげる!」

静香「ありがとう、未来」

翼「………」

静香「話を戻すわね」

未来「えーと……なんだっけ」

静香「あなたは翼のものじゃないって話よ」

未来「そうそう! それでなあに?」

静香「まずあなたは私のものなの、わかる?」

未来「うん! 静香ちゃんよく言ってるからわかるよ!」
8 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:53:35.15 S54jgBGC0
静香「それで翼の言うことは聞いちゃダメ、これもわかるわね?」

未来「うん……」

静香「翼のこと好きになっちゃだめ」

未来「うぅ……」

未来「静香ちゃん……私、翼のこと嫌いになれないよ……? どうしよう……」

静香「大丈夫よ、ゆっくり私のことしか頭にないようにしてあげるから」

翼「ふーん……」

翼「静香ちゃんそんなことしようと思ってるんだ……」
9 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:54:53.36 S54jgBGC0
翼「ほんとにそこまでするなら私もそれくらいやっちゃうよ?」

静香「勝手にやれば? 未来は私のことが好きなことは変わらないわ」

未来「うん! 私静香ちゃんも翼も大好きだよ!」

静香「……」

翼「……」
10 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:56:41.50 S54jgBGC0
未来「静香ちゃんただいま〜」

静香「レッスンおつかれ、みら……えっ」

未来「でへへ〜翼と制服交換してみたんだ〜」

翼「わーこの服未来の匂いがする〜☆」

静香「…………」

翼「静香ちゃんどう? 未来の制服私に似合ってる?」

静香「未来? また私との約束破ったの?」

未来「何か約束あったっけ?」

静香「翼の言うこと聞いちゃダメって言ったじゃない、覚えてないの?」

未来「そういえばそんな約束したかも……でも翼のこと無視とかするのいやだよ」
11 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:58:29.42 S54jgBGC0
静香「未来は私のものだから!! 私の言うこと聞かなきゃダメよね?」

翼「……」

未来「あっ! それよりさ、翼の制服私に似合ってるかな〜?」

静香「えっ」

静香「その……」

未来「教えて教えて〜」ぎゅ

静香「ちょっ、未来、その服で抱きつくのは……」

未来「え、嫌だった……?」

静香「つ、翼の匂いが……」

未来「翼の匂い? くんくん……ほんとだ! 翼の匂いがする〜」ぎゅ
12 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 14:59:26.07 S54jgBGC0
静香「み、未来! その服で抱きつくのはほんとにっ……////」

未来「ご、ごめん、そんなに嫌だったの……?」

静香「あ……嫌じゃないけど……何か……ぼーっとするから……?」

未来「?」

翼「ふーんいいこと聞いちゃった♪」

未来「いいこと!? なになに、教えて!?」

翼「未来はちょっと聞いててね?」

未来「はーい!」
13 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:00:39.28 S54jgBGC0
翼「それじゃあ静香ちゃん、今私が着てる未来の制服、私の匂いで染めちゃうって言ったらどうする?」

静香「それは……///」

翼「あれー? 静香ちゃん顔まっかっかだ〜☆ もうわかっちゃったからもういいや♪ 今日は帰るね〜」

未来「私の制服返して〜」

翼「うん、あっちで着替えよ?」

未来「うん!」
14 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:01:56.34 S54jgBGC0
静香(なに、これ……すっごいドキドキしてる……)

静香(翼の制服着た未来に抱きつかれただけなのに……)

静香(うそうそうそ、翼なんて大嫌いなはずなのに……)

静香(翼の匂いで……ドキドキさせられるなんて……あ……思い出したらまたドキドキしてきた……)

静香(私が好きなのは未来……私が好きなのは未来……よし、大丈夫)
15 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:03:20.65 S54jgBGC0
静香「今日は三人でダンスの練習ね、早く覚えなくちゃ……」

未来「静香ちゃーんっおはよーっ」ぎゅ

静香「おはよう未来!」

未来「今日は一緒に練習がんばろーねー!」

翼「私も忘れないでね?」

未来「翼〜おはよ〜」

翼「えへへ、おはよ、未来、静香ちゃん♪」

静香「………時間が勿体無いし、始めましょ?」

未来「はーい!」
16 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:05:02.45 S54jgBGC0
-----

静香「ここで手伸ばして!」

翼「そしたら指広げて!」

未来「次にターン……おわぁ!?」こけー

翼「未来!?」

静香「大丈夫!?」

未来「あいたた……」

静香「……ちょっと休憩にする?」

未来「そうする……」
17 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:05:38.76 S54jgBGC0
静香「そうしましょ、ちょっと飲み物買ってくるわね」

翼「あ、私も行く〜♪ 静香ちゃんまって〜」

静香「……未来の面倒は誰が見るの?」

未来「えぇ〜? ちょっと転んじゃっただけだし大丈夫だって〜」

翼「大丈夫って言ってるし、ほら、いこいこ!」

静香「はぁ……わかったわ……」

翼「♪」
18 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:06:55.73 S54jgBGC0
-----

-----

翼「ねえねえ静香ちゃん♪」

静香「……なに?」

翼「静香ちゃんって、私と未来、どっちの方が好き?」

静香「未来に決まってるじゃない?」

翼「私は?」

静香「別になんとも思ってないわ」

翼「えー、ひどーい、もしかして友達とも思ってくれないの?」

静香「と、友達とは思ってるわ……」

翼「それだけ?」
19 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:08:22.63 S54jgBGC0
静香「それだけ…って何が?」

翼「私知ってるんだよ?」ずい

静香「つ、翼? 近いわ……」

翼「ねえ静香ちゃん、私のこと、実は好きでしょ?」

静香「なっ……!?」

翼「静香ちゃん、いまドキドキしれるでしょ?」

静香「えっ………し、してないわ!」

翼「うそつき、こんなに距離近いんだよ? 静香ちゃんのドキドキ、聞こえないははずないよね?」

翼「ほら……ドキドキしてる」

静香「や、やだ! 聞かないで……」
20 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:10:25.66 S54jgBGC0
翼「早く私のこと好きって認めてよ〜」

静香「み、認めないわ!」

翼「そんなこといって昨日だって私の制服の匂いでドキドキしてたよね?」

静香「えっ………」

翼「私が気づいてないと思ってたの?」

静香「あ、あれは着てた未来に抱きつかれてドキドキしてたのよ!」

翼「またうそついた、いつも未来に抱きつかれてもドキドキしてないくせに」

静香「なっ!」

翼「静香ちゃん、私の匂いでドキドキしてるよね?」

静香「し、してない! してないからっ!」
21 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:11:51.48 S54jgBGC0
翼「はぁ……どうしても認めてくれなんだぁ……」

翼「じゃあこれでおしまいっ」

静香「え、翼なんでこっちに近づいて……」

翼「ちゅっ」

静香「んむ……!?」

翼「ぷぁ……あはっ、静香ちゃんの初めて奪っちゃった…♪」

翼「あ、先に未来のとこに戻ってるね〜☆」

静香「」

静香「//////////」
22 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:13:50.59 S54jgBGC0
未来「おっはようございまーす!」

翼「未来おはよー☆」

静香「………」

未来「……静香ちゃん?」

静香「…………え、あ、未来……おはよう…」

未来「静香ちゃん大丈夫……? 顔赤いよ……?」

翼「静香ちゃんはねー」

未来「?」

翼「私に恋しちゃってるんだよ」

未来「え?」

静香「ちょ、翼!?」
23 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:15:42.30 S54jgBGC0
翼「静香ちゃん、私といるとドキドキしちゃうんだって!」

静香「してない!」

未来「そうだよ! 静香ちゃんは私が好きなんだよ!」

未来「勝手に二人で付き合わないで! 私を捨てないでよ!」

翼「未来……?」

静香「付き合ってないから! 翼が勝手に言ってるだけよ!」

未来「ほんと……? じゃあ私は静香ちゃんのもののまま?」

静香「ええ、そうよ」

未来「よかったぁ〜」
24 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:17:32.51 S54jgBGC0
翼「……」

翼「ねえ、未来、ちょっと忘れてない?」

未来「?」

翼「未来は私のものだよ? なんで静香ちゃんのものになってるの?」

未来「あれ……ほんとだ、そういえば翼のものだったような」

静香「ちょっと未来! あなたは私のもの! そんなにころころ変えないで!」

未来「えっ……でも……」

翼「………」

翼「ねえねえ、未来は私と静香ちゃんどっちの方が好き?」
25 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:19:45.15 S54jgBGC0
未来「翼も静香ちゃんも大好き!」

翼「……どっちかって言ったら?」

未来「翼も静香ちゃんも同じくらい大大大好き!」

翼「そっかあ……静香ちゃんは?」

静香「……私? 昨日言ったじゃない」

翼「もっかい聞きたいなあ……? 未来も知りたいでしょ?」

未来「うん!」

翼「だから静香ちゃん教えて?」
26 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:21:11.03 S54jgBGC0
静香「えっと………未来の方が好きに決まってるじゃない!」

翼「あ、静香ちゃん今ちょっと迷ったよね? やっぱり私のこと好きなんだ〜うれしいな〜」

静香「ち、ちが

翼「ねえ静香ちゃん、今から私のものね?」

静香「え」

翼「私知ってるよ? 今日もドキドキしてるよね? ほんとは好きの気持ちでいっぱいなんでしょ? ね?」

未来「静香ちゃん翼のこと好きじゃなかったの?」

静香「好き! だけど……!」
27 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:22:58.26 S54jgBGC0
翼「昨日のあれ、どうだった?」

静香「え……あ……////」

翼「もっとしてほしい?」

静香(こく)

翼「じゃあ私のものでいいよね?」

静香(こく)

翼「あはっ♪ 静香ちゃんかわいーっ☆ 大好きっ」

未来「ねえねえ翼、私は?」

翼「もちろん未来も私のもの! 毎日ぎゅーしていいよ☆」

未来「やった〜!」
28 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:23:46.60 S54jgBGC0
-----

未来「おなようございまーす!」

翼「おはようございます☆」

静香「おはようございます」

恵美「みんなおはよー、いいね〜三人で仲良く来るの」

琴葉「今度、恵美とエレナと私でやってみる?」

恵美「たのしそー、……って未来達ちょっと近すぎない?」

翼「別にいつもこれくらいだよね〜?」
29 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:24:43.28 S54jgBGC0
未来「うんっ! 暖かいし幸せ!」

静香「……そうね」

琴葉「いいなぁ……」

恵美「琴葉?」

琴葉「こんど私達でもやってみようかしら」



翼「あはっ♪ 三人でこうしてるの楽しいなぁ……」

未来「でへへ」
30 :◆VlC8r8Zzak 2018/01/22(月) 15:27:36.47 S54jgBGC0
おましまおしまい

【ミリマスSS】静香「小さなお客さん」

1 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:06:38.91 amlTZdx20

###############
シアター エントランス
###############


静香「お疲れ様です」

星梨花「お疲れ様です」

奈緒「おー、お疲れさん。2人ともこっち来てみ、面白いもんあるで」

星梨花「面白いものですか?わぁ、楽しみです!」(ぴょこぴょこ

静香「はぁ...。星梨花、どうせまた『ぷっぷかぷりんのおもしろモノマネ100連発』とかよ」

奈緒「あぁ、あれな...。結局茜しかモノマネせんかったし、30超えたあたりから見てるこっちもきつかったなぁ...」

星梨花「そうでしょうか?私は凄く楽しかったです!」

奈緒「それやねん。その無邪気な笑顔が茜を追い詰めんねん...」

静香「星梨花の可愛さは時に罪ね...」

星梨花「つみ...どういうことでしょうか?」

 

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2 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:07:30.95 amlTZdx20

###############
シアター 事務室
###############

奈緒「ってちゃうちゃう、話ズレてきてる。今日はホンマにおもろいから期待してて」

静香「はぁ...わかりました」

\わー!きゃっきゃ!/

星梨花「わぁ、事務室がすっごく賑やかです」

静香「ホントね。みんなシアターは遊び場じゃないってあれだけ言ってるのに、もぅ」

奈緒「まぁまぁ、中見たら静香もそうは言ってられへんなるから」

静香「そんなことありませんよ。子供じゃないんだし...はぁ...ホントにみんなしょうがないんだから」

奈緒「それが壮大な前フリになる思うけど、まぁええか。みんなー!静香と星梨花帰ったでー!」


 
3 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:08:41.70 amlTZdx20

歌織「ほら、飴どうぞ」

風花「クッキーもあるよ」

可奈「うわー、目がくりっくりだー!くりくりー♪くりくりー♪くりまんじゅー♪」

環「くふふ、環お姉ちゃんが一緒に遊んであげるぞ!」

静香「お疲れ様です。ってどうしたんですか、みんなソファーを囲んで?犬でも拾ってきたんですか?」

歌織「静香ちゃん星梨花ちゃんお疲れ様です。犬じゃなくてお客様よ」

星梨花「わぁ、お客様ですか?ご挨拶しなきゃですね」

風花「2人ともお疲れ様です。あぁ、ごめんね私たちだけで囲んじゃって。2人とも挨拶してあげて」

 
4 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:10:10.46 amlTZdx20

静香「『してあげて』ってお客様ですよね?なんか言い方がおかしいような?」

星梨花「わぁ!こんにちは!可愛いお客様ですね!」

静香「可愛い?ちょっと環、お客様が見えないからしゃがんでもらえる?」

環「おっけーだぞ。たぶん、しずかが一番喜ぶと思うぞ。しほと仲良しだし」(しゃがみ

静香「志保に関係のあるお客様なの?...ってあら?」



お客さん「えっと...こんにちは。ぼく、きたざわりくです」

静香「......???????????」

星梨花「わぁ、ご丁寧にありがとうございます。偉いです。私は箱崎星梨花です」

静香「??????????」

奈緒「しずかー!固まってどしたん?挨拶してもらっとるのに、挨拶せな」

静香「キタザワ...オナジミョウジ?シホノ?オトウト????」

風花「うん。目元が志保ちゃんに似てるかな」

歌織「はい。とっても可愛らしいです」

静香「????????」(プシュー

 
5 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:11:01.04 amlTZdx20

環「どうしたのしずか?固まって動かないぞ?」

可奈「ほんとだ。静香ちゃーん?おーい?」

静香「いや、だって、こんな、かわいい、子が、志保の、弟?」

静香「あんな、やさぐれた、いつも、ツンケンしてる、志保と、この、天使みたいな、可愛い、子が、姉弟?」

奈緒「アカン。事実を受け止められんくて現実逃避しとる...」



歌織「陸くんえらいのよ。ねー?陸くん?今日は何しにシアターに来たんだっけ?」

陸「おねえちゃんのおむかえ」

星梨花「えらいです!お姉ちゃんもきっと喜びますよ!」

静香「マジか...こりゃやべぇな...マジもんじゃねぇか...」

奈緒「静香。驚きすぎてキャラ変わっとるでー」

 
6 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:11:44.19 amlTZdx20

環「それじゃ環たちレッスンに行ってくるからばいばーい!」

歌織「陸くん。お姉ちゃんが帰ってくるまでゆっくりしててね」

風花「大丈夫だって思うけど、何かあったら連絡してね。すぐに駆けつけるから」

可奈「りっくーん♪またー♪お話ー♪しようねー♪」

陸「ばいばい」

4人「ばいばーい」

 
7 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:12:34.81 amlTZdx20

奈緒「さて、仕切り直して静香。ほれ、ご挨拶ご挨拶」

静香「そうですね、コホン。こんにちは、私は最上静香です」

陸「...しずか?」

静香「えぇ、静香よ。ってどうしたの?何か私から距離を取ってるような...」

星梨花「あらあら、私の後ろに隠れてしまいました?どうしたんですか?」

陸「おねえちゃん、いってた。しずか、わるいひと」

奈緒「りっくん静香怖いん?」

陸「......」(コクコク

奈緒「やって、静香。どないする?」

静香「ちょっと!?怖いって言ってたってどういうこと!?」

陸「!!」(ビクッ

星梨花「静香さん。大きな声出しちゃだめです。陸くんもっと怖がっちゃいます」

星梨花「陸くん。大丈夫です。星梨花お姉ちゃんが守ってあげますからね」(フンスフンス

奈緒「なんや星梨花嬉しそうやな?お姉ちゃんになりたかったんやろか?」

静香「あぁ...星梨花まで味方じゃなくなってしまうのね...」


 
8 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:13:23.62 amlTZdx20

静香「その...陸くん。お姉ちゃん怖くないのよ。えっと、優しい、わよ」

奈緒「なんや静香たどたどしいな?子供苦手なん?」

静香「苦手というか、慣れてないだけです。一人っ子ですし」

星梨花「緊張しなくても大丈夫ですよ。優しくしてあげれば、優しくしてもらえます。ねー」

陸「ねー」

奈緒「ほら静香、もう星梨花は仲良しさんになってるで」

静香「はぁ...星梨花は可愛らしいからいいわよね。私はそうじゃないから打ち解けるのは難しそうだわ...」

星梨花「そんなことないです。にこーって笑顔でいれば大丈夫です!」

奈緒「ほらほら静香、スマイルスマイル」

静香「えっと...スマーイル」

陸「!!」(ビクッ

奈緒「静香...ドンマイ」(ポンポン

静香「...放っておいてください...」


 
9 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:14:11.00 amlTZdx20

奈緒「ところでりっくん。奈緒お姉ちゃん、聞きたいことあるんやけど」

陸「?」

奈緒「りっくんのおうちでお姉ちゃんどんな感じ?優しい?怖い?」

星梨花「私もおうちでの志保さんのこと知りたいです!(奈緒さん!あまりぷらいべーとなことは聞いちゃダメですよ」

静香「星梨花...本音と建て前が逆になってるわよ...」

静香「私も興味あるわね。志保の弱みも握れそうだし。陸くん、教えてもらえる?」

陸「おねえちゃん?んーとね、すっごくやさしいよ!」

陸「いっつもニコニコして、ごはんつくってくれるし、おせんたくもしてくれるの」

星梨花「志保さんが?」

奈緒「いっつも?」

静香「ニコニコ?」

陸「うん。でもおねえちゃんぼくのこといつもなでなでして、あかちゃんみたいにするの。それはやだ」

星梨花「なでなで?」

奈緒「可愛がる?」

静香「想像できなさすぎて目眩してきたわ...」

 
10 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:14:55.86 amlTZdx20

奈緒「マジかー。まさか志保が弟にはデレデレしとったとはな」

星梨花「想像はできませんが、すっごく陸くんのこと可愛がっているんですね。素敵です」

静香「家に監視カメラ仕込んで見てみたいわ」

奈緒「なぁ、もしかして一緒にお風呂とか入ってるん?」

陸「うん。おねえちゃんがいっしょにはいろって。だからいっしょにはいる」

奈緒「フオオオオオオオオ。志保羨ましいなぁ。こんな可愛い子と」

星梨花「私、パパとママとしか入ったことないので羨ましいです」

陸「じぶんでできるっていうのに、あたまもからだもおねえちゃんが洗うんだよ!もぅ!」

奈緒「まってまってまって、アカンアカンりっくんこれ以上はアカンて!」

静香「奈緒さん盛り上がりすぎです...」

 
11 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:15:52.87 amlTZdx20

星梨花「一緒に寝たりもするんでしょうか?」

陸「うん。えほんよんでもらうの。おねえちゃんえほんよむのじょうずなんだよ」

静香「志保、私たちに隠れて絵本コーナーによく行っているみたいだけど」

奈緒「なんや、そういうことやったんやな」

星梨花「やっぱり志保さん素敵です!」

 
12 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:16:54.68 amlTZdx20

静香「私からもいいかしら。陸くん?お姉ちゃん、シアターのこと何か言ってる?」

陸「しあたー?へんなひとがいっぱいでこまるんだって」

奈緒「まぁ、私ら個性の闇鍋みたいなもんやしなぁ」

陸「ぼくしあたーのおはなしすき。いっつもおもしろいもん」

静香「まぁ、話題には事欠かないわね。毎日そこかしらでなにかおきてるし」

静香「ところで、お姉ちゃんは静香のこと何って言ってた?」

奈緒「おっ、核心に迫るなぁ」

陸「しずかはいっつもぷりぷりおこってるっていってた。いらいらしておにさんみたいだって」

静香「鬼ってひどいわね...」

陸「でも、いっつもいっしょうけんめいなのはえらいっていってた。りっくんもすきなことができたら、いっしょうけんめいがんばってねって」

奈緒「なんやかんや言って、静香のこと認めてるんやな」

静香「何かこれ...ものすごく恥ずかしいわね...」

陸「あと、おにいちゃんのことたくさんはなすよ!」

星梨花「お兄ちゃん?」

陸「えっと、プロユーサーさん?」

なおしずかせりか「「「!?!?!?」」」

 
13 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:17:55.60 amlTZdx20

星梨花「これは聞いてもいいんでしょうか?」(ドキドキ

静香「ここまできたら聞くしかないと思うわ」(ドキドキ

奈緒「よし、準備はできたな?聞くで」(ドキドキ

奈緒「なぁ、りっくん。プロデューサーさん知ってるん?」

陸「うん。おねえちゃんとおむかえにきてくれたことあった」

星梨花「プロデューサーさんと志保さんが一緒に?家族みたいです!」

静香「家族!?!?!?」

陸「きょうもね、おねえちゃんがおそくなるからってむかえにきてくれたんだよ。きょうはしあたーでおねえちゃんをおむかえしてあげようって」

奈緒「マジかー。これもう保育士さんの中で話題なってそうやなぁ...」

奈緒「で、りっくんはプロデューサーさんのこと好き?」

陸「うん!!おにいちゃんやさしいからすき!」

静香「すっごい笑顔ね...」

星梨花「本当のお兄ちゃんみたいに慕っているんですね」

奈緒「なんか志保が外堀から埋めてるようにしか...まぁ、それは他にもやってる子いてるか...」

 
14 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:18:46.21 amlTZdx20

奈緒「じゃあ本日のメインディッシュいくで...」(ゴクリ

静香「...」(ゴクリ

星梨花「???」

奈緒「なぁ、りっくん!おねえちゃんはプロデューサーさんのことすk 陸「あっ!おねえちゃんおかえり!!」

静香「!?」

星梨花「!?」

奈緒「!?」

志保「陸、ただいま。待っててくれてありがとう。お姉ちゃんちょっとだけ帰る準備するから待っててね」

陸「うん!」

志保「プロデューサーさん、申し訳ないですけど少しだけ相手しててくれませんか?」

ミリP「おう、目と耳を塞いでおくよ」

志保「助かります」

 
15 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:19:36.95 amlTZdx20

奈緒「志保どうしたんなんか顔怖いでお疲れやろタクシー呼ぶからすぐ帰り」

静香「そうねなんだか顔色が優れないわよ陸くんも疲れてるだろうからもう帰ったほうがいいわよほら早く帰って」

星梨花「志保さんごめんなさい。私志保さんのこともっと知ったら仲良くなれるかなって思って、陸くんに志保さんのことたくさん聞いてしまいました」

志保「...奈緒さん、静香、アウト。星梨花、セーフ」

奈緒「あっ!星梨花ズルイ!!ちょやめて!アカン!アカンて!!やめてええええええ!!」

静香「志保話し合いましょう!ね?きっとわかりあえるわってちょっと!イヤアアアアアア」

星梨花「......」(ガクガクブルブル

陸「おにいちゃん!まっくらだよ!なにもきこえないよ!どうしたの!」

ミリP「あー、世の中にはしらないほうがいいことがたくさんあるんだよ」

 
16 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:20:30.31 amlTZdx20

志保「お疲れ様でした」

陸「ばいばーい!」

志保「ふぅ、りっくん。他の人にあんまりお家のことはなしちゃダメだよ」

陸「なんで?」

志保「なんでって、その、お姉ちゃん恥ずかしいから」

陸「えー、恥ずかしくないよ。お姉ちゃんかっこいいし、かわいいし、すごいもん」

志保「ふふっ、ありがとう。りっくん」(ナデナデ

陸「もー!なでなでやめてよー」

志保「ふふっ、ごめんなさい」

陸「きょうはね、かなでしょ、たまきでしょ、なおと、しずか、せりかおねーちゃん、みんなとあそべてたのしかったよ」

志保「そう。またみんなと遊びたい?」

陸「うん!かおりおねぇちゃんとふうかおねぇちゃんにまたあいたい」

志保「りっくんの好みってもしかして...ううん。気のせいよね」

志保「そうね、たまにならまたシアターに遊びに来ようか。お兄ちゃ...プロデューサーさんに相談してみるね」

陸「わーい!!たのしみ!!」

 
17 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:21:12.53 amlTZdx20

###############
翌日 シアター事務室
###############

星梨花「フーンフンフーンフフ♪」

志保「星梨花?その嬉しそうに並べてるティーセットはなに?」

星梨花「これですか?こんど陸くんが来た時にお茶会ができるように、準備をしておこうと思って」

志保「陸に扱わせるにはちょっと高すぎる食器のような...」

星梨花「そんなことありません!陸くんは可愛くて偉いですから!」

星梨花「パパに陸くんのことをお話ししたら『良い子がきちんと育つにはそれ相応のものを使うべきだ』って、このティーセットをくれたんです」

星梨花「陸くんとお茶を飲むの楽しみです!」

 
18 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:22:09.38 amlTZdx20

奈緒「って、ちゃうがな!ええ加減にせい!!」

しずかなお「「どうも、ありがとうございました!!」」

静香「奈緒さん...その...手前のボケの意味がよくわからなかったのですが」

奈緒「はぁ?『じゃまするでー』って言われたら『じゃまするんなら帰ってー』って返すんが挨拶やんか!?」

静香「いや、関西のノリを日本の常識みたいに言われても...」

志保「2人ともなにしてるんですか?」

奈緒「見てわからん?漫才の練習や」

志保「いや、それはわかりますけど。なんで静香と漫才の練習なんか」

静香「なんかとは何よ!こんど陸くんに見せるために練習してるの」

志保「陸に?」

静香「そうよ。志保が陸くんに私の悪いところだけ伝えてるみたいだから、仲良くなるために練習してるの」

奈緒「怖い人や思われてるみたいやし、笑ってもらえばその辺なんとかなるやん。やから漫才をな」

志保「えーっと、ええ、そうね...」

静香「じゃあ奈緒さんもう一度やりましょう。今度は本番を想定してパチパチパンチの灰皿は本物にします」

奈緒「おっけー!やるでー!」

志保「...あまり怪我しないようにね...」

 
19 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:23:18.32 amlTZdx20

志保「おはようございます」

ミリP「おぉ、おはよう」

志保「今日はなんだかみんな張り切ってますけど、なんなんですか?」

ミリP「あぁ、歌織さんも可奈と環と歌の練習してるし、風花と美奈子は料理してるし他にもいろいろだ」

ミリP「みんなまた陸くん来ないかって待ってるみたいだぞ」

志保「はぁ...みんな田舎の親戚みたいですね...」

ミリP「言い得て妙だな。で、いつ連れてくるんだ?」

志保「おじさんが目の前にいました」

ミリP「フォッフォッフォッ、りっくん楽しみじゃのう」

志保「まぁ、家族が増えたみたいで悪くはないです。うるさすぎる気はしますけど」



E N D

 
20 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:24:00.52 amlTZdx20

北沢志保さんお誕生日おめでとうございます。
あなたにとってこの一年が素晴らしいものになるようお祈りしております。

さて、ミリシタのTBはまだ投票期間中となっております。
北沢志保さんにネコ役で一票お祝いをいただけるととても嬉しいです(ダイマ


ほんのちょっとだけ追加エピソードがあるので続けて投下しますね。

 
21 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:27:17.87 amlTZdx20

#############
追加エピソード
シアターからの帰り際
#############

志保「そうね、たまにならまたシアターに遊びに来ようか。お兄ちゃ...プロデューサーさんに相談してみるね」

陸「わーい!!たのしみ!!」



千早「あら、志保お疲れ様」

志保「千早さん。お疲れ様です」

千早「今日は弟さんも一緒なのね」

陸「こんにちは」(ペコッ

千早「丁寧にありがとう。私は如月千早です。あなたの名前を教えてくれる?」

陸「きたざわりくです」

千早「陸くん。いい名前ね。ふふっ、やっぱり姉弟ね。そっくりだわ」

志保「ありがとうございます。なんだかくすぐったいです」

 
22 :◆uYNNmHkuwIgM 2018/01/18(木) 00:27:57.14 amlTZdx20

千早「陸くん。おうちに帰るまでお姉ちゃんの手を放してはダメよ。一緒に仲良く帰ってね」

陸「うん!」

千早「ふふっ、良いお返事」

志保「千早さん...」

千早「志保も手を離さないであげてね。ごめんなさい。お節介だって、自分でわかっているのだけど」

志保「いえ、ありがとうございます」

陸「ちはやおねーちゃん、ばいばい」

志保「こらっ!りっくん!ごめんなさい千早さん」

千早「いいのよ。もう乗り越えたことだから」

陸「こらって、ぼくわるいことした?」

千早「ごめんなさい、陸くん。何でもないの。ほら、寒いからもう帰りなさい。ばいばい」

陸「うん!ばいばい!!」

志保「失礼します」

千早「えぇ、気をつけて」

陸「ちはやおねーちゃんもきをつけてかえってね」

千早「ありがとう。大丈夫。私の家はすぐそこだから」


E N D

 

海美/紗代子/のり子/奈緒/亜利沙「超ビーチバレー~高校青春篇!~」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 02:57:54.13 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私、高坂海美、私立ミリオン高校の新入生!いよいよ〜高校生!

高校生っていうと、もうどんなことが待ってるんだろ!

あ〜も〜楽しみ過ぎて〜☆


海美「青春するぞー!」

???「ひゃぁ!なんですか?!この眩しすぎるセリフ!」

???「亜利沙には、亜利沙には・・・」

海美「亜利沙ちゃん、だっけ?びっくりさせちゃった?」

亜利沙「い、いえ。亜利沙は大丈夫ですけど」

海美「ごめん、ごめん、テンションあがっちゃって」

海美「でもありりん、面白いね!」

海美「そーだ!ありりんはどこの部活入るか決めた?楽しそうなとこが多すぎて私、決められなくてさ〜」

海美「せっかくだしありりん!一緒に見学行こうよ!」

亜利沙「むむっ!亜利沙に、部活のことを聞きましたね!」

亜利沙「よくぞ聞いてくれました。亜利沙がこのミリオン高校に入学したのも何を隠そう、超ビーチバレーのゴールデンペアの追っかけちゃんだからなのです!」

海美「ごーるでんぺあ?」

亜利沙「そうですっ!超高校級のゴールデンペア!福田のり子と高山紗代子。超ビーチバレーに興味がある人は誰でも知ってる2人です!」

海美「超ビーチバレー、ってなんだろ?あっ!バレエなら私、昔やってたよ!」

亜利沙「なんとっ!同級生、同じクラスに経験者がいるなんて!」

亜利沙「そうと決まれば話は早いです!百聞は一見にしかず!」

亜利沙「さぁいきましょう!」

海美「あ、ちょ、ちょっとまって!ありり〜ん、ひっぱらないで〜」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513965473
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 02:59:15.05 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

亜利沙「このあたりのはずですが、、あっ!ありました!ここです!」

亜利沙「失礼します。こ、こちらはビーチバレー部の部室でよろしかったで・・・あれ?」


しーん


亜利沙「あのービーチバレー部・・・

海美「ありりん!トロフィーがたくさん!凄いよっ!」

海美「みてみて、さっきの福田・高山ペアってのもあるよ!」

亜利沙「おぉーこれは!本物です!!去年の超ビーチバレー全国大会優勝の時のトロフィーです!」

亜利沙「ムフフッ、このお二人の痕跡をこんなまじかで拝めるなんて・・・亜利沙この高校に入学してよかったです。ぅおーこっちは先代の・・・

???「誰かいるの?」

亜利沙「ひゃい!あ、怪しいものじゃありません!あの、見学希望で」

海美「ごめんね、勝手に入っちゃって。えっとビーチバレー部?の先輩?」

???「確かに私はビーチバレー部員ですけど、新入生の方ですか?」

亜利沙「はいっ!去年の超ビーチバレー大会の楽しそうなゴールデンペアに憧れて、亜利沙もそのお側で応援をさせていただきたいと入学してきました!」

海美「私はよくわからないけど、ありりんがすごく楽しそうだから!ねぇねぇ!ここのトロフィーってみーんなここの部の人がもらったものなの?凄いねっ!今年も貰えるかな!」

???「えと、確かにそこのトロフィーはこの部の皆が代々貰ってきたものだけど」

???「今年は厳しいかな」

???「・・・ゴールデンペアは去年解散しちゃったし、そもそもうち、部員もいなくなっちゃって。」

亜利沙「そ、そうなんですか!って紗代子ちゃん?紗代子ちゃんじゃないですか!」

亜利沙「さっそく本物にお会いできるなんて・・・って、ペア解散?なにがあったんですか?

紗代子「色々・・・あって。今は部員も私しかいないの。このままだと大会も出場できないかな」

亜利沙「うぅ〜唐突に波乱の展開!亜利沙に選手としてのスキルがあれば」

亜利沙「そういえば海美ちゃん!バレー経験者だって!

海美「うん。バレエでしょ?小さい頃からやってたよ」

海美「ほらっ!すごいポーズ!」


・・・・・


亜利沙「す、すごいポーズはわからないですけど、経験者の海美ちゃんとあの紗代子ちゃんがペアを組めば優勝も・・・

紗代子「やめてっ!」

亜利沙「ひぃっ!」

紗代子「ご、ごめんなさい。でも他にも楽しい部活はたくさんあるから」

紗代子「うちに入ったって、きっとやめちゃう。だから」

紗代子「今日は・・・帰って・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:00:41.61 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

海美「さよちんどうしたんだろうね?」

亜利沙「むぅ。わからないです。去年会場で見ていた紗代子ちゃんは今日の感じと違ったような」

亜利沙「ちょっと日を改めてみましょうか・・・」

亜利沙「では海美ちゃん、私こっちなのでまた明日」

海美「うん、また明日、またねー☆」



海美「あ、そういえばビーチバレーってバレエとはなんか違うのかな。聞くの忘れちゃった」

海美「ま、いいや明日聞こっと!」

海美「ビーチ〜バレ〜♪ビーチバレーってなーにっかな〜☆」

???「おっビーチバレーの話?ビーチバレー部の子かな?」

海美「うわぁ!あ、えっと」

???「あぁー急にごめんね。それで、ビーチバレー部さん?

海美「えと、部活は見学いったんだけど、入部断られちゃって」

海美「あ!そうだっ!ねぇ!ビーチバレーってどんなもの?」

???「あははっ!そうだねービーチバレーとは!!だねっ」


〜ふんわり説明中〜


海美「うぅーなんだか面白そう!聞いてるだけでムズムズしてくる〜☆」

???「そうだっ。せっかくだし一緒にやってみる?」

海美「いいのっ?!」

???「もちろんっ!んじゃ、バイク取って来るからちょっとまってて」

海美「ばいく?」

???「そ!ビーチバレーっていうからには砂浜でしよ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:01:40.60 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

海美「あー楽しかっった〜!!」

海美「またやりたい!ねぇまた連れてきてくれる?」

???「ふふっ♪楽しいよね!ビーチバレー」

???「でも出来ることが増えるともっと楽しいよ!まずは基礎練を積んでからってとこかな」

???「そういえば名前聞いてなかったよね」

???「アタシは福田のり子。あなたは?」

海美「海美!高坂海美!今日はどうもありがとう!」

海美「のりさんっ!」

のり子「の、のりさん・・・?」

海美「ねぇもうちょっと!もうちょっとだけ!ビーチバレーやろっ☆」

海美「さっきのぴょーんくっばしーんてやつ!もっかいやろうよ!」

のり子「もう、しょうがないなー。もちろん!とことん付き合っちゃうよー!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:02:48.19 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

亜利沙「うぅー本当に行くんですか?ちょっと気が引けます・・・」

亜利沙「亜利沙、あんな紗代子ちゃんをみたらどうしたらいいか」

海美「だってビーチバレー部だよ!あんっっなに楽しいことやる部活なんだもん!行かないわけにいかないよ!」

海美「たのもー!」



紗代子「っ!」

紗代子「・・・また来たんですね、何度入部と言われても」

海美「ううんっ!今日は入部じゃないの!基礎!ビーチバレーの基礎を教えて欲しいなって!

紗代子「基礎?・・・急にどうしたんですか?それに、経験者ならそんなもの」

海美「違うの!本当は勘違いで、バレエはやってたけどバレーやったことなくて…」

海美「でもね、昨日あの後初めて砂浜でビーチバレーをして・・・」

海美「もーーーーーー楽しくっっって!!!」

海美「そしたらのりさんが、基礎を固めるともっと面白くなるよって!」

海美「だから!」


紗代子(学校終わりに砂浜?・・・しかも基礎基礎って、あの人じゃあるまいし)

紗代子(それに・・・だからって言われても)


紗代子「じゃあこれ、うちの練習メニュー」

紗代子「私は用具の手入れで手が離せないから、向かいの公園なら砂場もあるし、終わりそうな頃に向かうつもりだけど、先に帰っててもいいから」

海美「うぅー初練習だね!燃えてきたぁーーー!」

海美「いくよありりん!」

亜利沙「あ、ちょっとまって、紗代子ちゃん・・・また来ます!」

亜利沙「海美ちゃん!まってくださーい!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:03:35.99 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・・・


紗代子(ふぅ)

紗代子(なにやってんだろ。)



紗代子(あのメニューはあの人用に作った特別製)

紗代子(地味でキツくて、こなせたのなんて結局私とあの人だけ)



紗代子(どうせあの子も・・・)



紗代子(ちょっと、休もうかな)

紗代子(ひとりでやってても…うん)



・・・

・・・・・



???『あははっすごいよ紗代子!太ももがプルプル!』

紗代子『もー騒いでないで!きっちりこなしてください!のり子さんが基礎練教えてって言い出したんですよ!』

のり子『紗代子こそ騒いでるじゃん!』

のり子『もー数数えるの面倒だからどっちかが倒れるまでにしよう!いーよね!』

紗代子『ふっ誰に物を言ってるんですか?』

紗代子『ミリ中の熱血!根性娘とは私のことです!根比べでは負けませんよ!』

紗代子『そう、あれは2年の夏、

のり子『隙ありっ!バックドロップビーチスペシャル!』

どーん!

紗代子『うわぁ!ズルい根比べの流れじゃ!』

のり子『へへっアタシはどちらかが倒れるまで、しか言ってないよ!』

のり子『とりあえずアタシの1勝ってことで、さ、根比べも受けて立つよ』

紗代子『もう、のり子さん。』

紗代子『それにしても公園の砂場でビーチスペシャルって…』

のり子『もぅ!いいでしょー!』

のり子『どこにいても最高の景色を想像してさ、そりゃ色々違うのはわかるけど、でも楽しいって気持ちになれるのはどこでも変わらないと思うんだよね!』

紗代子『…とかいいつつ。またなんだかうずうずしてますよ?』

のり子『やっぱりわかっちゃうかな?よし、第2回戦根比べは砂浜大会に変更!』

のり子『ほら、ヘルメット、準備して!』

紗代子『もー海までどれだけあると思ってるんですか!』

紗代子『って聞いてないし』



のり子『ほらー行くよー!』

紗代子『ふふっ、焦らなくても海は逃げませんよ!』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:04:23.19 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・・・・・

・・・


紗代子(はっ、今何時?)

紗代子(いけないいけない、もう遅いし帰らなきゃ)

紗代子(・・・そういばあの子、あのメニュー)



紗代子「帰り道、だもんね」

紗代子「あれ?なんだろうあの人だかり、公園だよね」



おーいいぞーじょーちゃん!

つぎはなんだ!また地味なやつか?!

ねー曲がるサーブとかやらないの!

わいわいがやがや



紗代子「?」

紗代子「ちょっとすみません・・・」

紗代子「っ!」

紗代子「あなた!なにやってるの?今何時だと!」



海美「いやーメニューがおわんなくって!」

海美「ありりんにももう帰ろって言われたんだけど・・・」

紗代子「だけど?」

海美「楽しいの!ビーチバレーって楽しい!」

紗代子(!)

海美「今は砂場で跳ねてるだけだけど、これが砂浜のプレーに繋がるのかなって思うと!」

海美「それにね、とりゃっ!」


ぴょーん


紗代子(?!)

海美「砂場だとジャンプしづらいけど、その分高く跳べた時はすっごく気持ちいいんだ!」

海美「全身がもっと高く、もっと"高く"って!」

海美「ほら、さよちんも!」

紗代子(今のジャンプ、疲れも溜まってるだろうに…)

紗代子(本人は気がついてないけど)

紗代子(…それに、この子)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:05:28.05 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

海美「さよちん?」

紗代子「えっ、あ、そういうことじゃないの!

紗代子「いきなり過激な練習して体壊したらどうするの!?」

海美「うぅーでもメニュー渡したのさよちんでしょ?」

紗代子「それにしたって程度ってものが」

海美「最初からそんなこと言われてもわからないよー」

紗代子「わ、わかりました。明日からの練習は私が付き添います」

海美「ほんとっ?!」

紗代子「"高く"跳びたいんでしょ」

紗代子「だったら、その・・・」


『紗代子さん厳しすぎです、私たちは楽しく部活したいのに』

『だいたいそんなメニューこなせるわけないよ』


紗代子「その・・・」


『ペアでいい成績だったからって調子に乗らないでよね』

『のり子さんはいないんですよ、無理に私たちを重ねないでください』


紗代子「・・・」


『さーよこっ!ビーチバレーって楽しいよねっ!』



紗代子「わ、私と・・・私と一緒に!!」

海美「うんっ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:06:09.12 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こうしてミリ高ビーチバレー部に新たなペアが誕生しました。

超ビーチバレー大会まであと3ヶ月しかない今、未経験の海美ちゃんと何処か

悩みを抱えている紗代子ちゃん、この二人はいったいどうなるのか!

やぁーんどうなるんですかー!

神様おねがいですー!何とかしてあげてくださーい!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:08:35.73 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

海美「ここが会場?」

亜利沙「そうです!高校生の大会とはいえビーチバレーですから!大会はもちろん砂浜です!」

ア-ミズギノjkチャンタチガソコラジュウニ-

紗代子「海美は本物の砂浜、はじめて?」

海美「んーん?1回来たことあるのりさんと!」

紗代子(またのりさん・・・?)

海美「ここの砂浜ふかふかで気持ちよかったなー」

海美「うー早く試合したいよー!うずうずしてきたー!」

紗代子「慌てないの」

紗代子「やれるだけのことはやったつもりだけど、海美はビーチバレーはじめて3ヶ月でしょ?」

紗代子「まずはきっちり繋ぐことを考えて、


???「おーゴールデンペアの片翼、高山選手やないですか!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:09:47.96 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一同「?!」

紗代子「っ!」

紗代子「…奈緒ちゃん」

海美「さよちん、知り合いの人?」

奈緒「知り合いだなんてとんでもない!」

奈緒「この方は1年生にして超ビーチバレー優勝の座を勝ち取った偉大な選手なんや」

奈緒「わたしなんて恐れ多くて。」

奈緒「あ、サインいただいてもいいですか?」

紗代子「・・・やめてください」

紗代子「去年はその、のり子さんとペアだったし・・・」

奈緒「そう!キング!あれは凄かった!」

奈緒「並み居る強豪をバッタバッタと打ち倒すあのスパイク!」

奈緒「もう芸術作品なんやないのってくらい華麗やったわ!」

奈緒「あれみたらちーっとばかしあったわたしの自信も粉々になってもうたわ」

奈緒「せや、キングからもサイン貰いたいんやけどまだ来てへんの?」

紗代子「・・・」

奈緒「なんや、ノリ悪いな。変なもんでも食ったんか?」

海美(?)

奈緒「ごめんな、お嬢ちゃん。久しぶりに紗代子と会うたからテンションあがってもうて」

奈緒「ほんで、今年はあんたが紗代子のペアかいな」

海美(!)

奈緒「ほーん」

奈緒「ま、きっとまたおっそろしい選手なんやろな」

奈緒「わたしなんかが頑張っても手も足も出んような」

海美「そ、そんな。まだ私」

奈緒「ま、ええわ。今年は私がキングとペア組むことになりました」

奈緒「何処かの誰かさんがペア譲ってくれはったんで、へっぽこの私でもプレッシャーと闘ういい経験させて貰ってます」

奈緒「キングにおんぶに抱っことならんよう頑張るんで、試合で当たったらよろしくな」

奈緒「けど、紗代子らに当たって負けたらきっと私のせいやって言われてまうなー」

奈緒「そりゃかんべんやわー」

奈緒「ほな、決勝まで当たらんよう祈っといてなー!」

亜利沙「なんか、嵐のような人でしたね。」

亜利沙「って…紗代子ちゃん?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:11:26.29 5VjfZaSW0

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ざわざわ

キング様は瞑想中なのよ

あークールで素敵

これ以上近づいたら胸が張り裂けてしまいますわ



奈緒(…またか)

奈緒「はいはーい、横山奈緒通りますー」

奈緒「キング、戻りました」

奈緒「キング?」

…イラッ

奈緒「オラッのり子、いつまで寝とるんや!」

のり子「うわぁ!」

のり子「耳元で大声出さないでよ」

奈緒「あれ?おっかしいな試合前のイメトレしてたはずなんだけど」

奈緒「誰が好き好んで人の耳元で叫ばなあかんねん」

奈緒「あんなー慣れんことせんと、周りのわーきゃーさんには人気みたいやけど、知ってる人から見ればボケーっとしとるの丸わかりやで」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:12:31.59 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

奈緒「と、紗代子、会ったで」

のり子「!」

のり子「・・・そっか」

のり子「紗代子、きてるんだ」

奈緒「会いに行かんの?」

のり子「うん、お話はコートの上でもできるしね」

のり子「まずは自分が勝ち進むこと。今日はたくさん試合したいし!」

のり子「奈緒も、また対戦相手にプレッシャーかけて回ってたんでしょ?」

のり子「余計なこと考えなくても上手いんだから、もっと自分で楽しめばいいのに」

のり子「奈緒も紗代子も、さ」

奈緒(・・・また、紗代子かい」

のり子「ん?」

奈緒「なんもあらへん」

奈緒「のり子。優勝、するで」

奈緒「そのためにうちの高校来たんやろ」

のり子「はは・・・、ちょっと違うんだけどな。でも」

のり子「うん、よしっ!」

のり子「やるからには全力!」

のり子「試合前にもっぺん砂浜ダッシュいくよ!」

奈緒「アホか!」

奈緒「のり子につきおうたら1回戦目前で産まれたての子鹿になってまうわ!」

奈緒「っておい!まてや!のり子ー!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:13:17.94 5VjfZaSW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

紗代子「うん、今ののり子さんのペア相手」

紗代子「試合前に相手にプレッシャーかけて回る人らしいから気にしなくて大丈夫」

海美「でもさよちん・・・」

紗代子「大丈夫!私たちはいつも通りやるだけ!

紗代子「色々考えるのは私に任せて、思いっきり行けるように、ほら、アップ行くよ!」

海美「・・・うん、よし!頑っ張るぞー!」


一部不穏な空気を見せた試合前でしたが、いざ大会が始まって見ればあっという間。

古豪新鋭合いまみれ、あるものは順当に、あるものはギリギリの試合を繰り返し、ついに決勝戦の時間を迎えるのでした。

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15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:13:49.68 5VjfZaSW0
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のり子「はっやいなーもう決勝か!楽しめるといいなー!」

のり子「相手は・・・どこだっけ?見に行かないと」

紗代子「あ・・・のり子さん」

のり子「おっ紗代・・・

奈緒「のり子、約束」

のり子「う、うん。そうだった、試合終わるでは、だったよね」

紗代子「あ、あののり子さ・・・

海美「のりさんっ!?」

一同「!?」

海美「やっぱりのりさんだ!のりさんも大会出てたんだね!」

のり子「海美!」

のり子「ははーん、やっぱりビーチバレーの楽しさにとりつかれちゃったわけだ!」

のり子「大会、初体験はどうだった?」

海美「も〜〜〜〜楽しいっ☆」

海美「いろんな人とこうやってビーチバレーできるなんて、毎日大会でもいいのになー♪」

のり子「あははっ!そうだよね!わかる、わかるよ!」

のり子「・・・今年は残念だったかもだけど、まだまだ大会はあるし、海美と遊ぶのはまた今度かな」

海美「う〜でものりさんとのビーチバレーは楽しいから来年?まで待てないよ〜!」

海美「あと1試合終わったら私たち暇だから、コートを借りて一緒にやらない?」

のり子「おっいいね!って、あれ?もう1試合って、次決勝だよ?」

海美「うん!決勝戦!」

海美「決勝まで来るペアだからきっと凄いんだろうな〜楽しみだなー☆」

奈緒「・・・あのな、のり子」

紗代子「海美?もしかしてだけど」

紗代子/奈緒「組み合わせみてないの/んか?」

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16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:14:20.42 5VjfZaSW0
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第39回高校生超ビーチバレー大会もついに決勝戦、まさかの前年覇者、ゴールデンペア同士の組み合わせを残すのみとなりました!

解説には高山・高坂ペアと同校であり、超ビーチバレーファンクラブ名誉会長の松田亜利沙さんにお越しいただいております。

松田さん、ここまでを振り返ってみていかがでしょう。

もーたまりません!アイドルちゃん達の汗と涙!ライバルとの約束!勝者に託す夢、これだけでご飯100万杯はいけます!

福田・横山ペア、通称キングとクイーンはここまで全セットを落とさず順調に駒を進めてきてます。

対して高山・高坂ペアはギリギリにもつれ込んでの決着が多く、体力面の心配も考えられる展開ですが、そこのところいかがでしょうか?

そうですね、確かに体力は削られてきてると思いますが、その点は亜利沙、心配してません。

あの2人はそれだけの練習をしてきてますから。

それよりも亜利沙がきになるのは・・・

いえ、そんなこと外野が気にしても仕方ありません!

亜利沙にできるのは2人を信じて応援するだけです!

行け行け紗代子!押せ押せ海美!はーいはーいはいはいはいはい!

ありがとうございます、解説松田亜利沙さんと、実況も私、松田亜利沙がお届けします。

間も無く試合開始です!

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17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:15:55.68 5VjfZaSW0
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のり子(うわー久々)

のり子(紗代子とビーチバレーだ!)

のり子(試合終わるまではあまり喋るなって言われたけど)


…ウミシュウチュウシテ,アイテハキングクイーンペアナンダカラ

ホラ、コシオトシテ,ヒザヤワラカク

ワカッテルヨサヨチン,サヨチンコソシュウチュウシナイト


のり子「随分、余裕だね」


福田・横山チームサーブ


奈緒「キング、」

のり子「あいよっ」

のり子「とぉりゃぁ!」


ばーん


紗代子「えっ」

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18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:16:31.63 5VjfZaSW0
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海美「さよちんしっかり!」

海美「前!前!」

紗代子(ふぅ…私としたことが)

紗代子「よし、ここ集中するよ!」

紗代子(相手はのり子さん、狙うのはレシーブが得意そうな相手、きっと私)

紗代子(そんなことも忘れてるなんて)


福田・横山チームサーブ


のり子「もいっちょ、うぉりゃ!」

紗代子(よしっ読み通…)


ぱーん


おおっと高山選手!連続レシーブミスとは珍しい!

うぅ…亜利沙の嫌な予感が、

紗代子ちゃん、前からのり子ちゃんの話題が出るたびにおかしくって

今日も朝から・・・きっと何かあったんです


紗代子(ふぅー!落ち着け私!)

紗代子(あれだけ海美に言った”足止めない”、守れてない)

紗代子(大丈夫、ボールは見えてる)

紗代子(相手はのり子さん!!これまで積み重ねてきたものをここで!)

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19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:17:17.99 5VjfZaSW0
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福田・横山チームサーブ


のり子「うぉっと、あ!」


びよーん


奈緒「のり子っ!」

紗代子「よしチャンス!」

紗代子「海美っ!いくよっ!」「あっ…」

海美「さよちん遠い!」

海美「ほいっっ!」


高坂選手ナイスカバー!

ネット側に高く上がるがーどうだ?!


紗代子(競合いなら私の方が!)

紗代子(まずは1ポイントとって、リズムを取り戻さ・・

のり子「うおぉぉおぉオォおぉ!」

のり子「必殺!コブラ(ツイストォ)!」


ぐっ


ぐぐっ


のり子「おりゃぁあー!!!」

紗代子「きゃっ!」


ばーん


ポイント福田・横山ペア!


福田選手のミスサービスと思われましたが、それを高山選手もレシーブミス、なんとか高坂選手がコート内に戻すもゴールデンペアの競り合い、初戦は福田選手に軍配が上がりました。

去年の大会では高山選手の方が競り合いに強い印象がありましたが、いやはや福田選手、力強い。


のり子「へへーん!みた?アタシの新必殺技!こんなにうまく決まるとは!」

のり子「あ、でも・・・紗代子、」

のり子「なんか軽くなった?」



紗代子「っ!」

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20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:17:52.11 5VjfZaSW0
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チョットコッチコイ,ナンヤイマノサ-ブ

ゴメンゴメン,トスガブレチャッテ

ゴメンデスンダラケイサツイラヘン

タダシクスワレ!


正座させられてますね。

えぇ、させられてます。

福田選手はキングとして圧巻のプレーとこう言ったお茶目な姿のギャップが女性ファンには堪らないとか。

対して高山・高坂ペアは・・・


紗代子「ご、ごめん海美」

紗代子「次はきっと大丈夫だから」

海美「ほんとに?調子悪いなら無理しちゃダメだよ」

海美「なんてったって私、今日は絶好調なんだー☆」

海美「相手がのりさんだったとしても

紗代子「大丈夫だって言ってるでしょ!」

紗代子「私は、私は今日のために・・・」

紗代子(今日・・・優勝するために・・・)

紗代子(本当に?)

紗代子(身体作りは万全?)

紗代子(決勝戦の戦略は?)

紗代子(優勝したら嬉しいの?)

紗代子(優勝がしたいの?)

紗代子(ほんとうに?)


紗代子(ほんとう・・・に?)

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21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:18:18.82 5VjfZaSW0
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海美「こいっのりさん!」

海美「さよちんはただ今絶賛絶不調!」

海美「それなら私、ペアの私が頑張る時!」

海美「だいたいさよちんものりさんも!みんなの試合なのに2人占めしてずるい!」

海美「さぁこい!」

のり子「あははっ!いいねーいいねぇ!」

のり子「っとくればフルパワーお見舞いするよ!」

のり子「っどぉぉりゃー!!」


ばっしーん


海美「よし来たっ!って

海美(っわっ伸び…)


ばいーん


高坂選手顔面レシーブ!!痛い!これは痛い!

ただ、福田選手のサーブをレシーブ?しました!高く上がったボールは!


海美「さよちん!」

紗代子「えっ」


高山選手動けていない!!

かろうじて飛び込んで・・・あがった

が、このボールでは相手コートに返すのが精一杯かー!


海美「思いっきりふみこんで、」

海美「思いっきり高く跳んで!!」

海美「おもいっっきり腕を振るーー!!!」


ばちこーん!


横山選手動けず!

スパイク決まったー!

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22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:18:59.50 5VjfZaSW0
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高山・高坂ペア初得…


奈緒「今のアウトやろ?副審さーん、せやんな?」

奈緒「こんなん触ったら上がる気まったくせんけど、コースがずれてて助かったわ」


アウトー!

値千金かと思われた高坂選手のプレーでしたが、流石クイーン冷静だー!


のり子「ねぇ!海美!今の何!すごい!すごいねっ!」

奈緒「おい、のり子」

のり子「ふふっ!まだまだいくからねっ!」

海美「うぅ〜もいっちょこい!」

奈緒「・・・おい」

紗代子「はぁ、はぁ、」


コート内の温度差もすごいことになってきました。


紗代子ちゃん・・・

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23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:20:11.38 5VjfZaSW0
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ズサー


キングによる執拗な高坂選手狙いが続きます!

これで5連続ポイント、万事休すか?!

高山選手、サポートにも回れず。

昨年コート上に死角なしまでと言われた鬼の根性レシーブの面影まるでなし!


紗代子「はぁ、はぁ」


『ねぇ紗代子?バレーって楽しいよね!』

『えっ?』

『もー!ちゃんと聞いてた?』

『バレーって楽しいよねって!』

『急に恥ずかしいこと言い出して!どうしたんですか?』


紗代子「はぁ、はぁ、」

紗代子(なんで今、こんなことを)

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24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:20:47.44 5VjfZaSW0
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のり子『もっかいいうよ!バレーは楽しい!』

のり子『紗代子ならわかると思うんだ、敵も味方も一緒になってボールを落とさないようにって』

のり子『ラリーが続くとさ、みんなで一つの作品を作ってるみたいな。そんな感じしない?』



紗代子『変なこと言ってないでちゃんと相手のいないとこ狙ってくださいよ!

紗代子『あと今、練習中です!わかってますよね?』

のり子『わかってるよー。紗代子はちょっとまじめすぎるよ』

のり子『それでね、素敵な作品の最後はもちろん、アタシのスパイクで決めるから楽しいの』

紗代子『のりこさん?』

のり子『でもね、最高のスパイクは自分1人じゃ打てないんだよ』

のり子『信頼できるパートナーがアタシを信じてあげてくれるから』

のり子『だからアタシは思いっきり高く跳んで、思いっきり腕を振り抜けるんだ!なーんて』

のり子『たまにはこういうことも言ってみたいなって!』

紗代子『のり子さん・・・』

のり子『アタシと紗代子のペアだとなかなか相手も返してくれないから、そううまくはいかないんだけど』

紗代子『それでいいんです!ほら次!のり子さんのサーブですよ!』

紗代子『ちゃんと狙えば返せる人なんていないんですから。そういうこと・・言ってくれるのはうれしいですけど・・・もっと真面目に練習してください』

紗代子『あ、それと、そのサーブ私には通用しませんけどね』

のり子『はいはい。紗代子のレシーブにはいつも助けられてますよーっと』

のり子『返ってこないのは実は結構寂しいんだけどね』

のり子『ん?』

のり子『・・・あ、そっか』

紗代子『どうしたんですか?』

のり子『ううん、なんでもない』



のり子『じゃあ行くよっ!うりゃー!』


ばちーん!

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25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:21:46.78 5VjfZaSW0
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ばちーん!


高坂選手!返せない!これで6連続ポイント!

福田選手はサービスエースが多いことでも有名ですが、特に今日は気合が入ってますね!

高坂選手も反射神経が凄いのか、うまく触るんですが、見当違いの方向にしか上げられません。


紗代子「はぁ、はぁ」

紗代子「素敵な・・・作品」

紗代子「ペア」


奈緒「なぁキング、私帰ってええ?」

のり子「話しかけないで!」

のり子「今海美といいとこなの!」

奈緒「まーた始まったわ。あっちの海美も脳筋やし、紗代子もなんかブツブツゆうとるし」

奈緒「あかん!つっこんだらあかん!クールなイメージで行くんや!」

奈緒「能天気なキングとクールな参謀お色気クイーンのペア!これで行くって決めたんや」

奈緒「ふぅーっ!のり子!ここ一本集中!」

奈緒「このセット取り切るで!」

のり子「もちろん!いっくよー!!」

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26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:22:37.20 5VjfZaSW0
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トスがあがって


この助走


のり子「んどぉれぁ!」


この声


ばしーん


この音


海美「ひゃっ」


海美のレシーブ


かろうじてタッチはしましたがボールは無情にも遥か後ろへー

これで7連続…

いや、待ってください!


紗代子「海美!全力待機!」

紗代子「決めるよ!」

紗代子「とぁー!」


ぱんっ!


海美「さよちん!」

海美「待って・・・ましたっ!」

海美(思いっきり!)

海美(だけど、リズムに合わせてっ)

海美「1.2.とぅらぁー!!!」

ばっしーん!!!

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27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:23:16.07 5VjfZaSW0
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強烈一閃!

高坂選手の見事なスパイクが決まりました!

真後ろからのボールでしたが、いやーお見事!

ムフフ♪海美ちゃんは身体が柔らかい上にバランス感覚も抜群ですから!

これくらい朝飯前ですっ!

それにしても高山選手、初めからどこに飛ぶかわかっていたようなダッシュでしたね!

そうでした!

紗代子ちゃん!うぉー紗代子ちゃぁーん!!


紗代子「私がっ!」

紗代子「私がどれだけボールを拾ってきたと思ってるんですか!」

紗代子「それがのり子さんのサーブでも!ううん、のり子さんのサーブだからこそ!」

紗代子「私が!なんどだって受け止めてみせます!」

のり子「・・・紗代子」

海美「さよちん!」


ポロっ


海美「あっメガネが」

紗代子「…メガネ?」

のり子「そういえば紗代子、試合中はメガネはずしてなかったっけ?」

紗代子「ふふっ」

紗代子「ふふふっ」

奈緒「なんや?紗代子、こわれたんか?」

紗代子「あはははは!」

海美「さよ…ちん?」

紗代子「こんなことも忘れてたなんて」

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28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:24:14.48 5VjfZaSW0
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のり子『ひぇー今のも拾うか、よく届くね・・・ってあれ、メガネは?』

紗代子『あーその辺に落ちてると思うんですが、細かいものは見えなくて』

のり子『飛び込んだとき?どこだろ、あ、あった。はい、紗代子!』

紗代子『大丈夫です!今後、メガネはいりません!』

のり子『そ、そんなこと言ったって』

紗代子『もちろんボールは良く見なきゃですけどね、気合いですよ!気合い!』

紗代子『相手を見て、音を聴いて、あとは身体が覚えてる。いざという時にメガネ気にして飛び込めないのは嫌ですから!



紗代子『メガネをはずした私こそ』

紗代子「メガネをはずした私こそ」



紗代子『120%、全力全開の高山紗代子です!!!』

紗代子「120%、全力全開の高山紗代子です!!!」


紗代子「のり子さん!ここから先、私の目が黒いうちは一本もサービスエースとらせませんよ!」

海美「さよちん!」

紗代子「海美、お待たせしちゃったね」

紗代子「さ、楽しもっか!」



のり子「ふふっ♪」

のり子「こいっ!紗代子!!勝負だ!!」

紗代子「のり子さんっ!勝負です!超ビーチバレーで一番強いのは」

のり子/紗代子「「会場で一番楽しんでいるアタシ/私っ!!!」」

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29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:24:57.66 5VjfZaSW0
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のり子「お疲れさまー!いやー最初はどうなることかと思ったけど」

のり子「紗代子ったら全然乗ってこないんだもん」

亜利沙「しょうがないじゃないですか!紗代子ちゃんたら学校でものり子ちゃんの話題が出るたびに・・・

紗代子「わーわーやめてよ亜利沙!」

奈緒「なんや、うちののり子と一緒やんか。といってものり子は紗代子なら返してくるーとか紗代子ならもっと厳しいーとかで」

奈緒「一緒にやってる私の身にもなってみって」

のり子「ごめんごめん、奈緒はさ、昔っからの付き合いだからあんまりそういうの気にしなくていいかなーって!」

奈緒「なんや急に、むず痒い///」

紗代子「あれ?そうだったんですか?でものり子さん生まれも育ちも東京で」

奈緒「あーそれはな、話せば長い感動秘話が・・

海美「う〜そんなことより!身体っ!動かしたりない!!!」

奈緒「・・・」

海美「もう1試合やろうよっ!閉会式とかよくわからないし、ほらっ!あの辺スペース空いてるよ!」

のり子「おっ!いいね!」

のり子「よーし!まずは前哨戦としてあのパラソルまで競争かな!よーいスタート!」

海美「まてーのりさんっ!ほらっさよちんも!」

紗代子「ちょちょっと!奈緒?行く?」

奈緒「もー言い出したら聞かへんからなあのボケは」

奈緒「しゃあない。私と紗代子で組んでビーチバレーに頭脳派がどれだけ必要か・・・ってアカン、紗代子も脳筋枠やった・・・」

奈緒「うぉー本来私もそっち側や!こうなったら全員なぎ倒したる!やってやるで!」

亜利沙「待ってくださいよー!」

亜利沙「表彰式に1位2位のペアがいないなんて・・・」

亜利沙「ムフフッ♪でもおじさんの挨拶聞いてるよりもこの4人のビーチバレーを見てる方が楽しいかも!」

亜利沙「亜利沙もいきますー!実況兼解説兼審判兼カメラマン兼ファン!

亜利沙「みんなまとめて任せてください!!!」

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30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:25:30.72 5VjfZaSW0
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こうして第39回超ビーチバレー大会は終わりを告げる。
しかし、彼女たちの楽しげなお祭りはまだ始まったばかりなのだ!

まだ見ぬ強敵を求めて!まだ見ぬ楽しさを求めて!
戦え少女たち!楽しめ!少女たち!!!



おしまい。

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31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/23(土) 03:43:41.04 5VjfZaSW0
おまけ。

ミリシタ内で12/16〜1/22 23:59開催のtb投票、投票券の行く先はお決まりでしょうか?
まだお悩み、どの子に入れていいか迷ってるという方は是非とも、


超ビーチバレー

キング役

福田のり子


こちらに投票いただけますと幸いです。
私が喜びます。のり子もきっと喜びます。

もし他のアイドルへの票で手一杯という方は、決して無理せず、ただ、これを機に少しでものり子ってどんな子だろうと意識していただけるようになれば、それだけでも満足です。

Twitterではハッシュタグ


#ビーチバレーキングのり子


などを中心にイラストや妄想ストーリーも展開されています。

こんな絵がみたい!こんなお話が読みたい!
このアイドルとの組み合わせは?など
タグをつけて投稿いただければアイドル談義に花が咲くかも!

最後に、TBもそうですが、ミリオン全体がもっと盛り上がることを祈って。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

のり子かわいい。

策士未来ちゃ【ミリマス】

1 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:20:30.78 k8qWgDAV0
「♪〜」

キッチンに響く楽しげな鼻歌、その歌い手春日未来は上機嫌だった。

未来はキッチンに様々色とりどりな食材を並べ、それに負けないカラフルな液体を錬成していた。 未来の趣味のひとつである『特性栄養ドリンク』作りである。

未来のドリンクの被験者、もとい飲用者は主に未来の恋人である最上静香である。 未来曰く『静香ちゃんへの愛情をたっぷり込めた』とのこと。

とはいえ、未来のドリンクは(見た目以外は)日々向上していて、静香からはそれなりに好評である。

「よし出来た!」

出来上がったのは飲料かどうかを疑うような色のドリンク、未来曰く『変な色なのは栄養のある証拠』らしく、見た目の改善はいつまでも図られていない。

これを静香に渡して、飲んでもらう場面を妄想して思わず笑みを漏らす未来。
2 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:21:26.16 k8qWgDAV0
静香はこの不思議なドリンクを手渡されようとも、『未来』が『自分のために』ドリンクを『手作り』してくれたことに感謝して、一度だって払い除けたことはない。

未来が栄養ドリンクを作るのには静香に元気になって欲しいという考え以上に、忙しい静香と少しでも交流したいという意図があった。

近ごろ静香は目前に迫ったソロライブに向けてのレッスンにかかりきりで、デートはおろか電話すらあまり出来ず、栄養ドリンクを手渡す僅かな時間しか話すことが出来なくなっていた。

恋人のアイドルとしての成功を何よりも望んでいる未来だったが、やはり寂しいという気持ちも強くある。

しかし、自分の存在が枷になるわけにはいかない、そう未来は思い直し邪念ごと飲み込むように栄養ドリンクを勢いよく口にした。

感想は…… 『無味』

あれだけ沢山使用した食材たちは一体どこへ行ってしまったのか、未来は特に疑問にも思わずドリンクをペットボトルに移し、冷蔵庫へ入れた。
3 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:22:32.07 k8qWgDAV0
異変が起きたのはその日の夜

初めは『あつい』そう思っていた。 しかしそのあつさはむず痒さ、疼きを伴ったもので

未来だって子どもではない、これを抑える方法は知っている。 未来はゆっくりとパジャマのボタンを外し、自身の胸に手をあてた。

目を閉じ、愛しい恋人の姿を浮かべる。 自分の指を彼女の細くきめ細やかな指と思い込ませて

『触るわよ』

「んっ…… 」

軽く自分の胸を揉むだけでも『違う』ことはすぐに分かった。 熱い、疼く、誰かに冷まして欲しい。

その誰かはここに居ないはずの彼女、でも想えば側に居てくれて

『未来』

「ひゃんっ♥」
4 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:23:45.08 k8qWgDAV0
思い出す彼女の優しくて綺麗な声、もう指は止まることなんて知らなくて

『ここ…… こんなにしちゃって……』

「うぅ…… 恥ずかしいよぉ……」

指が湿り気を感じる。 布地の上からでも伝わる蜜の感触

『して…… 欲しい?』

「んん……」

指は自然のその先の快感を求める。 けれどまだ 『許可』が降りていない。

『欲しいって言わなきゃしてあげないわよ?』

「うぅ…… 静香ちゃんのイジワルぅ……」

『ほら…… こんなにも濡らして…… ここも可愛いわよ』

「やぁ……」
5 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:24:31.95 k8qWgDAV0
未来の指は『彼女』のフィルターがかかり、未来自身のものではないように体中をさする。

焦らすように、弱く優しい刺激 でも今の火照った体はそんなものでは満たされなくて

「して…… ほし……」

『ん?』

「静香ちゃんの指で…… 思いきりして欲しい…… です」

『ふふ、よく言えたわね 偉い偉い』

「でへへ……」

『それじゃあご褒美に……』

彼女の指が未来のそれに触れる。 それはとっくに受け入れる準備が出来ていて、あっさりと指はそのなかに飲み込まれる。

「っ〜〜〜〜〜〜♥」
6 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:26:24.34 k8qWgDAV0
未来の体が弓なりに跳ねる。 異常に熱い今の体にその刺激は強すぎる、甘く鋭い感覚は痛いと思えるほどであった。

しかし彼女の指はそれでも止まらない、未来の意思に反して指は更なる『気持ちいい』を求めて未来を侵していく。

「や…… だめっ♥」

『だめ、じゃないでしょう? こんなに気持ちよさそうにして』

「違うの…… これは……」

『違わない』

「んっ♥」

未来のそれは彼女の指を貪欲に飲み込み、より奥深くへの刺激を求める。

くちゅくちゅ、と淫媚な音が響き、羞恥で火照った顔が更に赤くなる。
7 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:27:23.50 k8qWgDAV0
未来の指使いは彼女に比べて稚拙で粗雑なものだったが、それだけに気持ちいいと感じた箇所を乱暴にひたすらに刺激していく。

その刺激に未来がいつまでも堪えられるはずもなく……

「ん…… ちゃ、イっちゃう…… 」

「あああっ♥」

頭の上から爪先まで、全身をピンっと張って未来は果てた。 深く強い絶頂だった。

しかし、その行為によって与えられた快感や満足感は所詮一時的なもので、さっきまですぐ側で感じていたはずの恋人は霧散し、抜け落ちた隙間には強烈な孤独感と虚無感が滑り込んだ。

未来はそれを誤魔化すように布団に丸まり、再び恋人の姿をイメージして自らの秘所に手をかけた…… ところでやめた。

「でへへ」

ひとつ、未来の頭の中に考えが浮かんだ。 それは普段の未来だったなら思い付いたとして、絶対に実行しない『悪戯』。

しかし今の孤独感に包まれた未来にとってそれはとても魅力的なもので、未来は明日の自分と愛する恋人の姿を想像して怪しい笑みを浮かべながら、今日のところは穏やかな眠りについた。
8 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:28:46.30 k8qWgDAV0
次の日


「静香ちゃん、お疲れさま!」

今日も今日とて、一人レッスンをしている静香の元へ訪れる未来。

本当なら二人ともオフの日、しかしストイックな静香は休みの日ですら自らのパフォーマンス向上のための時間に充てていた。 全ては目前に迫ったソロライブで、来てくれた人たちに最高の自分を見せるため。

「はいこれ、いつもの」

「悪いわね」

水筒を手渡す寸前で未来の手が止まる。 今から行おうとしていることは、もしかすると自分のワガママで恋人の夢を壊すことに繋がるかもしれないのだから。

「……」
9 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:29:31.74 k8qWgDAV0
「えと、どうしたの?」

水筒から手を離さない未来を怪しむ静香

「あっ、いやっ、何でもないよ!」

「そう?」

未来の様子が変であることを静香は見抜いていたが、敢えて触れることでもないと判断しレッスンの準備を始める。

「ねぇ静香ちゃん、練習見ててもいい? 邪魔しないから!」

「別にいいけど…… 構ってあげられないし、面白くもないわよ?」

「いいのいいの」

未来はレッスン室の端にちょこんと座った。 沸き上がる罪悪感は同じく沸き上がる期待感が押し潰した。

静香の個人レッスンが始まる。 華麗なステップに光る汗が舞う。 その姿を未来はまじまじと見つめる。

静香は背中をじっと見つめられることにやりづらさを感じながらも、本番はこの何百、何千倍の視線を受けるのだということを思い、気にしないよう続ける。
10 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:31:01.16 k8qWgDAV0
変化に気付いたのは未来が早かった。

華麗に踊る静香の発する吐息や声、それが蠱惑的な、扇情的なものに変わりつつあることを静香より先に察知した。

もちろんそれは未来が手渡した『栄養ドリンク』の仕業である。

ドリンクの媚薬効果は激しい運動により昨日未来が服用した時よりも早く強力に静香の全身を巡っていた。

少しして、静香も自身の体の異様なあつさに違和感を覚える。 いくら愛する恋人が近くに居るからといってここまで火照ることがあり得ようか、と。

空調の温度を下げてもまるで効果はなく。 静香の吐息はますます色を帯びるだけだった。
11 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:32:33.78 k8qWgDAV0
「あっ! 危ない!」

レッスンの最中、静香は突如平衡を乱し、その身を床に打ち付けそうになる。 それに気付いた未来は慌てて静香の体を受け止める。

「大丈夫!? 静香ちゃん!」

「あ、ありがとう…… 怪我は無いわ……」

静香の体から漂う『女の子のにおい』準備はもう万端のようだった。

「ううん、心配だよ…… さっきから静香ちゃんの顔真っ赤だし……」

未来が顔を近付け、二人の距離が更に縮まると途端に静香は慌て出す。
12 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:33:41.12 k8qWgDAV0
「だ、大丈夫大丈夫だから!」

そんなはずはない。 いくら最近『そういうこと』をしていないからって未来が近付いただけでこんな簡単に濡れるなんてあり得ない。 そう静香は自身の異常を否定し、恋人に今の恥ずかしい姿を悟られまいと後退ろうとする。

しかし未来はそんな静香を逃がさず、静香の背中に手を回し強く抱き締めた。

「っ〜〜〜♥」

瞬間、静香の体は強く強張り跳ねた。 付き合う前から何度も経験してきた未来のハグ、たったそれだけでイってしまったのだ。

明らかにおかしい。 そう思う静香だったがイってしまった余韻で頭も体も上手く働かず、ただ蕩けた目で目の前に居る、自身の異常の犯人を見つめることしか出来ない。

その未来は想像以上の静香の乱れ具合に、自分でも知らなかった恋人への加虐心が膨れ上がっていた。

普段の澄ました姿からは信じられないような今の静香の姿、もっともっと彼女を乱れさせたい、蕩けさせたい。 未来は静香を抱き締めたままどんどん距離を詰める。
13 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:34:50.68 k8qWgDAV0
「だ、ダメ未来…… 今は…… ここじゃダメ……」

僅かに残る理性で、この異常な状況を止めようとする静香。 もちろんそれで止まる未来ではなく。

「しよ? しようよ…… 静香ちゃん」

「や…… きちゃ…… だれか んっ……

言葉による抵抗も唇を塞がれ消える。 舌と舌が絡み合い舐りあうようなキス。 呼吸が苦しくなる度、静香の意識は薄くなり、理性のたがも外れ、次第に未来のキスを受け入れ応えるようになる。

何度目かのキスの後、未来が口を離すと絡み付いた二人の唾液が糸となりすぐに切れる。

静香は肩で息をして、ただまっすぐにぼうっと未来を見つめる。

「みらいぃ……」

弱々しい声。 かすかにあった理性も吹き飛び、静香はただ未来を求めることしか考えられなくなっていた。

恋人のそんな姿を見て理性を保てるほど未来が冷静であるはずもなく、未来は再び静香を思いきり強く抱き締めた。
14 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:36:12.81 k8qWgDAV0
レッスン室に響く淫媚な音、防音設備のあるこの部屋は内部の音を反響させ、よりいやらしい雰囲気を演出する。

衣服を乱され乳首を露出した静香と、それを夢中で貪る未来、幸運なことに今日この日はこの部屋を使用するものは誰も居らず、二人の行為を邪魔する者は居なかった。

「ん…… ああっ♥ みらいっ……」

覆い被さる未来の責めをあるがまま受け入れ快感を甘受する静香。 綺麗な黒髪は乱れ、口元から唾液がだらしなく垂れるのも気付けないほど。

静香に跨がる未来は静香の赤くぴんとたった乳首を口に含み、舐め回し、時折吸う。 静香が自分にしてくれたことを模倣するように。

いつもなら逆の立場、未来はよがり感じる静香を見て胸が熱く高鳴るのを感じ、より一層の熱を込める。
15 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:36:42.37 k8qWgDAV0
「ねぇ、未来…… 」

「何?」

「そこだけじゃなくて…… もっと……」

静香が足を閉じ太ももを擦り合わせ『おねだり』をする。 下着のみとなったそこには誰が見てもわかるような大きな染みが広がっていた。

未来はそれを目視しながらも、敢えて焦らす。 彼女がいつもそうしてくれたように。

「ふふ、それだけじゃわかんないよ?」

「や…… イジワルしないでぇ……」
16 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:38:18.17 k8qWgDAV0
「ほら、どうして欲しいか言ってよ、静香ちゃん」

「ん…… ほしい、です……」

「ちゃんと言って」

「未来に…… もっと、気持ちよくシて欲しい…… です……」

静香からの『おねだり』を引き出して、満足げに笑う未来。 静香の腰を浮かせ、下着を脱がせると、それに顔を近付ける。

普段の静香なら恋人の未来であろうと恥ずかしがって絶対に拒否する行為、しかし今の静香にとっては恥ずかしさすら体を火照らせる要因になっていた。

顔を近付け、ゆっくりと舌をつきだして、周りを舐める。 それだけで静香は大きく体を跳ねあげるほどの快感を受ける。 けれども未来の両手は静香の足を押さえ静香を快感から逃さない。

ぴちゃぴちゃ、といやらしい水音が部屋中に反響し、耳を通して脳まで未来に犯されているようだと静香は錯覚していた。
17 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:39:14.42 k8qWgDAV0
周りを舐め回していた未来の舌がついに静香の割れ目を抉じ開け、静香のなかへ侵入する。 今までと格別の快感に静香は瞳孔を見開き、嬌声をあげる。

未来の舌が前後しその度静香は悶え咽び鳴く。 押し寄せる快感の波は更に大きくなり、間近に迫る深い絶頂に身を委ねようとすると……

「え……」

突如未来の舌は引き抜かれ、絶頂がお預けにされる。

「な、なんで…… 早くイかせてよぉ……」

「あのね、静香ちゃん……」

未来はスカートを外し、下着姿となる。 そこには先ほどの静香と同じように、外からでもわかるほどの大きな染みが作られていた。

ドリンクの催淫効果にあてられていたのは静香と何度もキスを重ねた未来も同じだった。

「わたしも…… 我慢出来なくなっちゃったの…… 一緒に、イこ?」

「うん……」
18 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:40:19.38 k8qWgDAV0
「んっ♥ んっ♥」

「あっ♥ あぁっ♥」

足を開き、お互いの秘所を擦り付け合う、所謂『貝合わせ』の形。 二人はお互いの快感を求めて共に昂めあっていた。

「し、ずかちゃんっ……」

「みらい…… みらいっ……」

元より果てそうだった静香はもちろん、未来も恋人と繋がっている多幸感からすぐに……

「イ、イくっ…… 静香ちゃんっ」

「未来っ♥」

「っ〜〜〜♥♥♥」

果てた後の脱力感からぐったりと覆い被さる未来を静香は抱き止め、再び唇を重ねた。
19 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:40:48.45 k8qWgDAV0
* * *

「ふぇ〜ん、ごめんなさーいっ!」

「誰も来なかったからいいものの、見つかってたらどうするつもりだったのよ!」

情事の後、すっかりドリンクの効果も切れた静香は未来を正座させ今回のことを洗いざらい反省させていた。

「で、でも…… 静香ちゃんも気持ち良かった…… でしょ? それに静香ちゃんも『シて欲しい』って言ってたし……」

「っ〜〜〜」

「未来のバカーっ!」

「ごめんなさい〜〜〜!」
20 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:41:24.70 k8qWgDAV0
「と言うより、何でこんなことしようと思ったのよ」

「…… 寂しかったんだもん」

「え?」

「最近、静香ちゃんレッスンばっかりで全然遊べなかったし、二人で…… も出来なかったし……」

「そ、それは……」

「わ、わかってるよ! 次のライブは大事だし、静香ちゃんがそれのために頑張ってることも、わたしのことを忘れた訳じゃないことも! でも……」

「未来……」

「あれ、使ったら静香ちゃんといちゃいちゃ出来るかなって…… ちょっと激しすぎていちゃいちゃどころじゃ無かった気がするけど……」

「……」
21 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:42:30.36 k8qWgDAV0
「ライブが終わったら……」

「え?」

「ライブが終わったら、いっぱい遊びましょう? 色んな所に遊びに行って、美味しいものを食べたり、写真を撮ったりして」

「夜は…… ね♥」

「っ〜!?」

「あんなの使わなくたって、未来のこといっぱい気持ちよくしてあげるから」

「うぅ…… 静香ちゃーんっ! 大好きだよー!」

「ふふ、私も大好きよ 未来」


おわり
22 :◆KakafR9KkQ 2017/09/24(日) 22:43:58.51 k8qWgDAV0
もしかしたらこれが私の書いたミリマスSS50作目かもしれません(もしかしたら次かもしれない)
これからもチマチマ書いていこうと思います。 読んでくれた人ありがとうございました。

【ミリマス】馬場このみ『私と、彼女。』.

1 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:03:17.51 dxik6X9do


とある演劇の舞台で起こった事件の、その前日譚。
この人物は今では周囲から「往年の大女優」と。そう呼ばれている。


──────────────────────────────

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515146597
2 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:05:14.50 dxik6X9do
ああ、いつからだったかしら。他人を演じるということにこんなにも慣れてしまったのは。
思い返してみれば、いっぱしの会社の事務員だった私がこうして光当たる舞台の上に立っているなんて、人生って面白いものね。
その自分の人生に満足していないわけではないのに。どうして。
どうして、こうも満たされなさを感じてしまうのかしら。
3 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:06:12.51 dxik6X9do
誰もいない控室はとても暗く、思わずため息が零れた。
手探りで電気のスイッチを探し、付けてやる。

劇場の裏にある、舞台から切り離された場所。
肩にかけた小さな鞄を置いて、着飾ったコートを脱いでいく。

ふう。お洒落をするのも大変ね。こう見えて結構重さもあるから。
ようやく自由になった肩に手を当てながら息を吐いた。

準備中の控室を訪ねてくるものはほとんどいない。
自分で遠ざけたつもりはないけれど、集中の邪魔をしてはいけない、というのがいつからか関係者の間ではよく知られたことになっていた。
まあ、私にとってもあまりむやみにのぞかれたくないものだもの。
むしろ都合がよかったかもしれないわね。
4 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:06:43.92 dxik6X9do
そういうこともあって髪もメイクも、できるだけ自分で。
最後にメイク室で本職の人に仕上げてもらうのが常だった。
だから今日もまたいつもと同じように、舞台に立つための準備をここで。

腰まで長く下していた髪をそっと編んでいく。
舞台で生きるあのアイドルになるために。
ファンデーションで素顔を覆っていく。
光の強い舞台の上でも輝けるように。
声出しだって、もちろん忘れない。
だってこの子は、自分の歌に気持ちを載せて届けることができるんだもの。

自分の想いも一緒に、誰も触れない場所に隠してしまおう。
5 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:07:19.31 dxik6X9do
今回の舞台はあるひとりのアイドルの物語。
彼女は、彼女の支えとなる存在と、仲間たちと成長をしていく。
この子はきっと真面目さゆえに不器用な子で、それでいて───。

もうそれなりに長いもの。劇場の舞台の上で他人を演じることには慣れている。
稽古だってなにも大きな問題がなかったし、演出家の方からもお墨付きをいただいたほどだった。

けれど、自分の中では演技にどこか納得のいかないままだった。
最近はずっと、そんな事はなかったのに。
6 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:08:13.89 dxik6X9do
*****



その劇場はとても大きなものだった。
何千もの客席がすべて埋め尽くされて、大勢の観客たちは舞台の上で広がる物語と人物に思いを馳せる。


『大丈夫。あなたは強いから───。』
『……そうね。』

まただ。胸のどこかに引っかかるような感覚。
私は───。そんな思いを隠して、笑ってみせた。

『うんうん、やっぱりあなたは笑っている方が素敵だ。明日のオーディション応援しているよ。それじゃ。』
『ええ、ありがとう。……じゃあね。』

こんなこと、今までだってなかったのに。
私の中に浮かんだ言葉は言えなくて。
メイクの裏で何かが滲んでいくような、そんな気がした。



*****
7 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:08:41.97 dxik6X9do

その舞台は何事もなく、いつもと同じで、喝采のもと幕が下ろされた。
たくさんの拍手のなかカーテンコール。私の心情はあずかり知らぬままに。
そのとき、気がついてしまった。
8 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:09:12.26 dxik6X9do

舞台から下りていつものようにスタッフさんに挨拶をして。
今日はいちだんと「彼女」の心情が現れていた、なんて評価もいただいた。
お礼の言葉だけ伝えて、私はそそくさと控室へと向かっていた。
9 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:10:11.21 dxik6X9do
控室のノブが冷たいように感じられた。
あたりを見回してから、音をたてないようにそっとドアを閉めた。
メイクを落とし、衣装を着替えて。そうすると大女優馬場このみはいなくなる。

……結局のところ、私はどうしたかったんだろう。
この子のように、葛藤を抱えても心の一番奥のところで自分を信じていられるような。
そんな強さを持っていたら、違っていたのかな。。

大女優と呼ばれるようになっても、結局私は変わらなかったのか。
10 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:11:32.91 dxik6X9do
ふと台本が目に入り、そっと手に取った。

「いっそ本当のアイドル、だったら───。」

ぱらぱらとめくり、目を閉じて。

「───なんて、ね。」

そういって私は台本を閉じて、机に置いた。
そもそも、今からアイドルできるほどもう若くはないもの。

心の中で、そうね、と。
自分を肯定する声が聞こえた気がした。
11 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:13:24.42 dxik6X9do

それからずっと時間は流れて。
とある春の日。また新しい演者であの作品が演じられることが決まった。

「私が、主演に……?」

主演の女優はその役と同じ歳で、実直で新進気鋭と称される子だった。

「この子の気持ち、よく分かるんです。なので私、この子を演じることができるなんて……。とても嬉しいです!」
12 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:14:52.19 dxik6X9do
私の肩書きに「元」がつくようになってからも、もうそれなりに経ってしまった。
演出家のかたにお願いをして、今はこの舞台に特別に関わらせてもらっている。
「あの往年の大女優・馬場このみが協力」だなんて、そんな触れ込みさえ出まわってしまっている。



「琴葉ちゃん、おはよう。朝からお疲れさま。」

「あっ、このみさん。おはようございます。」

まだまだ本番は先だけど、もう通し稽古は始まっている。
いちばんに着いたと思っていたけれど、琴葉ちゃんはすでに練習を始めていた。
なんだか昔の自分を思い出しているようだった。


「あなた、なんだか私とすこし似ている気がしているの。」
「そんな、私なんてまだまだで……。」

「でも。あなたなら、『彼女』を演じられると思う。主演、頑張ってね。」
「……はい!ありがとうございます!」
13 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:15:38.71 dxik6X9do
「ホントウノワタシ」。
そう書かれた台本に琴葉ちゃんはじっと目を通し、「彼女」と向き合っていた。
何度も何度も表現を確かめ、時には身振り手振りを伴って。

それを横目に、私もまたもう一度読み込んでいた。
今度は椅子に座って、別の子が役に入り込むのを見つめる番だ。

私と少し似ていて、それでいて私にない強さを持っている。
あなたになら、「彼女」を───。
14 :◆Kg/mN/l4wC1M 2018/01/05(金) 19:19:08.23 dxik6X9do
おしまい。元大女優馬場このみ。よろしくお願いします。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 15:53:42.78 mNappPsQO
ここだけでも妄想が膨らむねえ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/12(金) 14:30:53.39 EpbHGVzD0
おつおつ

【ミリマス】マッサージチェア中の紗代子「あ″あ″あ″あ″あ″」ガタガタ

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 20:57:31.97 zoFEttVD0
ーー健康ランドーー



P「ふいー。良い湯だった」


P「さて、それではマッサージチェアでも。……うん?」


マッサージ紗代子「あ″あ″あ″あ″あ″あ″」ガタガタガタガタ


P「ザヨゴオオオォォ!」




ミリマスSSです。アイドルと健康ランドで鉢合わせしたい。よろしくお願いします。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514980651
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 20:59:27.42 zoFEttVD0
紗代子「えっ?ぷ、プロデューサー!?おはようございますっ!」


P「おはよう紗代子。隣いいか?」


紗代子「は、はい!どうぞ!!」


P「それじゃ失礼して」



P「あ″あ″あ″あ″あ″あ″」ガタガタガタガタ


紗代子「あ″あ″あ″あ″あ″あ″」ガタガタガタガタ


P「キ″モ″チ″イ″イ″イ″イ″」ガタガタガタガタ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:00:31.22 zoFEttVD0
紗代子「びっくりしました。まさかプロデューサーに会えるとは思っていなかったので」


P「こっちもだよ。家族で来てるのか?」


紗代子「はい。父と母と3人で。プロデューサーはお1人ですか?」


P「ああ。急に思い立ったし。誰か誘うにしてもいきなりってわけにはな」


紗代子「そうですね」


P「それはそうと」


P「浴衣、似合ってるよ」


紗代子「あ、ありがとうございます///」


紗代子(えへへ。良い1年になりそう///)


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:01:41.99 zoFEttVD0
紗代子「ところでプロデューサー。お昼どうするんですか?」


P「そうだな。そろそろ食べに行こうかと思ってた」


紗代子「そ、それじゃあですね!もしよろしければ一緒にいかがですか?前々から両親もプロデューサーと食事がしたいって言ってたんです!」


P「うーん」


P「むー」


紗代子「……」ドキドキ


P「…いや、遠慮しておくよ。せっかくの家族水入らずだ。ご両親と楽しんでおいで」


紗代子「…そうですか」ションボリ

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:03:04.08 zoFEttVD0
P「気を遣ってくれてありがとうな。やっぱり俺はもう少しマッサージチェアやってから昼飯にするよ」


紗代子「わかりました。それではまた!」


P「ほーい」


P「邪魔しちゃ悪いからな」


P「さて、それじゃあ戻ってもう1回……うん?」


マッサージ琴葉「あ″あ″あ″あ″あ″あ″」ガタガタガタガタ


P「コトハ=サン!!」



6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:03:55.33 zoFEttVD0
琴葉「へっ?ぷ、プロデューサー!?おはようございますっ!」


P「おはよう琴葉。隣いいか?」


琴葉「は、はい!どうぞ!」



P「あ″あ″あ″あ″あ″あ″」ガタガタガタガタ


琴葉「あ″あ″あ″あ″あ″あ″」ガタガタガタガタ


P「ン″ン″ン″ン″ン″ン″」ウィンウィンウィンウィン

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:05:00.23 zoFEttVD0
琴葉「びっくりしました。まさかプロデューサーに会えるなんて思ってませんでしたから」


P「こっちもだよ。というかさっき全く同じやり取りをですね」


琴葉「えっ?」


P「かくかくしかじか」


琴葉「紗代子も来てるんですね。凄い偶然」


P「そうだな。それはそうとして」


P「アロハ、似合ってるよ」


琴葉「浴衣にすればよかった!」



※健康ランドによっては浴衣とアロハが選べる場合があります



P「琴葉も家族で来たのか?」


琴葉「いいえ。家族も友達もみんな都合が合わなくて。でもお風呂には行きたいし1人で来ちゃいました」


P「そうかそうか」


P「琴葉がお風呂好きなのは知ってたけど、健康ランドってのはちょっと意外だな」


琴葉「温泉だと遠いですから」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:06:08.03 zoFEttVD0
琴葉「ところでプロデューサー、お昼はどうするんですか?」


P「さっき紗代子にも誘われたんだけど、ご両親と一緒らしいし断ってしまった」


琴葉「そうですか。それだと私とお昼食べると紗代子面白くないかもしれませんね」


P「そうだなあ」


琴葉「それなら私もお昼は後にします。ちょっと見て回りませんか?」


P「了解。それじゃ行こうか」


琴葉(やった!これってデートみたいなものよね!)


琴葉「〜♪」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:07:32.20 zoFEttVD0
P「と言っても結構古い施設だからな。遊べる場所はゲームコーナーくらいしかないが」


琴葉「あとは真っ暗な部屋で横になりながら映画を見られる場所もありますね」


P「うとうとしながら寝落ちするのも気持ち良いんだよ」


琴葉(プロデューサーと並んで寝そべりたいなあ)


※作者の地元では健康ランドの中に簡易映画館がありました




P「UFOキャッチャーの景品もかなり前のものばかりだな。だがそれが良い」


琴葉「あ、これかわいい」


P「取ろうか?」


琴葉「えっ?良いんですか?」


P「任せとけ」


P「よっ」


琴葉「凄い。1発ですか」


※古い健康ランドでは景品の入れ替えも兼ねてかなり甘めの設定な場合が多いそうです(真偽不明)

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:08:26.29 zoFEttVD0
P「はいどうぞ」


琴葉「あ、ありがとうございます」


琴葉(あ〜もう!幸せ…///)


琴葉「あ」


P「どうした?」


琴葉「そういえばあれってなんなんですか?使ったことないんですけど」


P「あれはカラオケボックスだな」


琴葉「カラオケ」


※健康ランドには少人数用のカラオケボックスがあることがあります。せいぜい2〜3人用の小さなものです。大体は1曲100円


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:09:15.55 zoFEttVD0
琴葉「そ、それじゃあちょっと歌っていきませんか?私プロデューサーとカラオケしたいです」


P「そうだなあ」


P「…………」


P「まあ問題ないか。ちょっとだけな」


琴葉「ありがとうございます!」


琴葉(やった!密室でプロデューサーと2人っきり!頑張らなきゃ!)

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:10:19.88 zoFEttVD0
琴葉「私待〜つーわ♪いつーまでーも待〜つーわ♪」


P「選曲に何かしらの意志を感じる」


琴葉「〜♪」


琴葉「プロデューサー!次は私とデュエット……」


コンコン


P「うん?」


紗代子「……………」ジ-


P「うおお」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:11:17.41 zoFEttVD0
紗代子「おはようございます琴葉さん。琴葉さんも来てたんですね(ニッコリ)」


琴葉「え、ええ。おはよう紗代子」


紗代子「プロデューサーの後ろ姿を見かけて追いかけてきたらこれですよ」


琴葉「い、いつから?」


紗代子「お2人がカラオケボックスに入るところからです」


琴葉「はわわ」



紗代子「酷いですプロデューサー。私の誘いは断ったのに」


P「すまない。そういうつもりは無かった」


P「あの後すぐ琴葉と会ったんだ。1人だって言うからさ」


紗代子「そうですか」


琴葉「紗代子ごめんね…?」


紗代子「……」


紗代子「冗談です」


紗代子「気にしてません。私だって琴葉さんと同じ状況なら同じ事しましたし!」


琴葉「紗代子…」


琴葉「ありがとう」


紗代子「私もご一緒して良いですか?」


P琴葉「もちろん」


紗代子「ありがとうございます!ふふっ♪」


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:12:17.25 zoFEttVD0
紗代子「それじゃあ琴葉さん。アレやりませんか?」


琴葉「アレ?」


P「エアホッケーか」



※健康ランドには卓球台は無くてもゲームコーナーにエアホッケーがある事があります。地味に盛り上がります



琴葉「よし。受けて立つわ」


紗代子「前回は負けましたけど…今回はそうはいきませんよ」


琴葉「望むところよ!」


P「生っすか以来かな」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:13:20.10 zoFEttVD0
紗代子「せっかくだし、何か賭けましょうか」


琴葉「いいわね。それじゃあ勝った方は…」


さよこと「「プロデューサーとデートで!」」


P「おおっ?」


紗代子「いきます!」ガキィン!

琴葉「ふっ!」ガキィン!

P「まあいいか」


ガキィンガキィン!
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:14:20.42 zoFEttVD0
P「あと1点で決着だな」


紗代子「はぁっ!」ガンッ


琴葉「やぁっ!」ガキィン


P「うん…?」


P「あっ…!」


P(紗代子の浴衣が……!)




ハラリ




紗代子「えっ?」


琴葉「あっ」


P「……!!」


紗代子「……き」


紗代子「きゃあああああああ!」


琴葉「さ、紗代子大丈夫!?」


琴葉「ぷ、プロデューサーはあっち向いててください!」


P「す、すまん」


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:15:06.31 zoFEttVD0
紗代子「……見ました?」


P「み、見てない」


琴葉「ほんとですか?」


P「……ちょ、ちょっとだけ…」


紗代子「本当にちょっとだけですか?」


P「ぜ、全部…」


紗代子「プロデューサーのエッチ!!///」


P「すまんっ!!」


※浴衣での激しい運動はポロリの原因にもなります。運動の際はお気を付けて

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:15:51.27 zoFEttVD0
紗代子「もうお嫁にいけません」


P「そ、そんな事はないぞ」


紗代子「もしお嫁に行けなかったら貰ってくれます?」


P「え、ええと」


琴葉「……」


琴葉「やっぱり私も浴衣にすればよかった!」


19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:16:51.76 zoFEttVD0
紗代子「それじゃあ私はこれで」


琴葉「私はもう少し」


P「俺はそろそろ帰るよ。また明日な」


さよこと「はい!」


P「………」


P「ふう。紗代子に悪いことをしてしまった」


紗代子「…………」


紗代子「プロデューサー!」タッタッタ


P「紗代子。どうした?」


紗代子「いえ、プロデューサーがさっきの事を気にしてるんじゃないかなって」


P「本当にすまなかった。この通りだ」


紗代子「あ、謝らないでください!あれは仕方ないですから!」


紗代子「それに……」



紗代子「プロデューサーになら、見られるの嫌じゃないですから…」



P「こ、こら!なんてことを」


紗代子「えへ、すいません」


紗代子「でも…もしプロデューサーさえよろしければ」


紗代子「……責任、とってくださいね♪」




〜おしまい〜
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 21:19:20.34 zoFEttVD0
短いですが以上です。この2人にエアホッケーをさせたかった。
健康ランドで紗代子のあられもない姿を目撃して責任を取りたい。
ありがとうございました。

【ミリマス】君の腹は

1 :◆BRZinuuIIfwI 2018/01/03(水) 21:05:24.65 XEGDIo1bO
【765プロ事務所】

美奈子「紗代子ぉ!大変や!大変なんや!」


紗代子「おはよう、美奈子ちゃん…あれ?なんだかいつもと雰囲気が違くない?」


美奈子「美奈子やない!私、奈緒や!」


紗代子「え…またまたぁ。私をからかうつもりでしょ?」


美奈子「からかってない!朝起きたら美奈子の体になってたんや!」


紗代子「そんな非科学的な…。」


奈緒「本当なんだよ、紗代子ちゃん!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514981124
2 :◆BRZinuuIIfwI 2018/01/03(水) 21:06:38.65 XEGDIo1bO
奈緒「私が美奈子なの!友達ならわかるでしょ!?」


紗代子「嘘…奈緒ちゃんがそんな流暢な標準語を操れるわけがない…。」


美奈子「おいこら。」


紗代子「ま、まさか…本当に…?」


奈緒「私と奈緒ちゃんの体が…」


美奈子「入れ替わってんねん!!」


紗代子「ええーーー!?」
3 :◆BRZinuuIIfwI 2018/01/03(水) 21:07:52.06 XEGDIo1bO
紗代子「(それから、奈緒ちゃんと美奈子ちゃんの奇妙な入れ替わり生活が始まった。)」


紗代子「(入れ替わりのトリガーは眠ること。)」


紗代子「(入れ替わるのは週に2、3回。朝起きると何故か入れ替わっているらしい。)」


紗代子「(この奇妙な現象をなんとか乗り越えるため、2人は協力しないといけない。)」


紗代子「(……それなのに。)」
4 :◆BRZinuuIIfwI 2018/01/03(水) 21:09:24.09 XEGDIo1bO
【1ヶ月後】

奈緒「美奈子のアホはどこやぁ!!」


紗代子「おはよう。その様子だと、今日は入れ替わってないみたいだね…」


紗代子「って、あれ?奈緒ちゃんって…そんな体型だったっけ?」


奈緒「美奈子のやつ、私の体でご飯をドカ食いしてんねん!!」


奈緒「あの女は〜〜〜!!」


紗代子「そ、そうなんだ…。」
5 :◆BRZinuuIIfwI 2018/01/03(水) 21:10:58.58 XEGDIo1bO
美奈子「おっはようございまーす!」


奈緒「美奈子!お前、私の食生活勝手に変えるな!」


美奈子「体脂肪率は右肩上がり。お肉の仕上がりは順調だよ。」


美奈子「大事なお腹!無くしたくないお腹!痩せちゃいけないお腹!」


美奈子「君の腹は!!」


奈緒「やかましいわ!!」
6 :◆BRZinuuIIfwI 2018/01/03(水) 21:12:38.06 XEGDIo1bO
美奈子「奈緒ちゃんこそレッスン入れ過ぎ!やるのは私なのに!」


奈緒「お前が私の体でどか食いするからやろ!」


美奈子「それと、どうして佐竹飯店のメニューにたこ焼きがあるの!?」


奈緒「おかげさまで大繁盛や。私にお店任せた方がうまくいんとちゃう?」


美奈子「うぬぼれないでよ。中華鍋も振るえないくせに。」


奈緒「あんな重いもん振るの無理やて!」


紗代子「まあまあ、2人とも落ち着いて。」
7 :◆BRZinuuIIfwI 2018/01/03(水) 21:14:03.02 XEGDIo1bO
紗代子「とりあえず奈緒ちゃんは体型を元に戻そう。」


紗代子「美奈子ちゃんは、ちゃんと反省してね。奈緒ちゃんは女の子なんだから。」


美奈子「はーい…。」


紗代子「奈緒ちゃん。私もランニングに付き合うから、頑張って痩せよう!」


奈緒「うう…私、もう嫌や…こんな体型嫌や…。」


奈緒「来世は浪速のスレンダー美女にしてくださーーーい!!」


紗代子「ええ…?」


【終わり】
8 :◆BRZinuuIIfwI 2018/01/03(水) 21:15:02.03 XEGDIo1bO
短いですが以上です。

地上波放送中の「君の名は。」をお楽しみください。

「待ち合わせ」 【ミリオンライブ】

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:48:21.97 icNS8jpJO
君にもメリークリスマス

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514119701
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:51:41.13 Ze4I81eZO
12月24日、東京。
街は色づき、待ちゆく人も楽しそうな顔つきを心ないししている気がする。
そう、今日はクリスマス・イブ。

駅前からちょっと離れた、少しだけ駅の喧騒から離れた場所。
道路ぞいに街路樹と電灯が交互に立っている街路樹の下で。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:52:10.37 Ze4I81eZO
がさがさ……そういってポケットの中からiPhoneを取り出して、手袋をはずす。
画面をつけて今の時間を確認してほかのいろいろの通知を確認する。
19時45分、待ち合わせの時間は19時半。
合ってるよね……?
待ち合わせにはいつも遅れてくるあの人。
私達のためにいつも頑張っているあなたのことだもん、少しくらいなら遅れてきても仕方ないよ。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:52:49.42 Ze4I81eZO
そして未読のLINEを見て返信したりして、ふと今日はどれくらいまで気温が下がるんだろうって思い天気予報のアプリを開く。
今の20時、21時は1度とか2度だ、そりゃ寒いよね。
そして22時以降は0度を下回っていて、それに23時以降は雨がふるかもしれないらしい。
もしかしたら今日は雪が降るかもね。もし雪が降ったらロマンチックなのに。
ちょうど雨は夜明けすぎに雪に変わるだろう、なんてね。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:53:49.19 Ze4I81eZO
かさかさかさかさか……ふぅーーーっーーー………………寒い……!
たったの数分だったが外気にあてられて冷え切った指先を両手でこすり合わせて温める。
そして手袋を再び嵌め、また待ちぼうけ。
早く来ないかな、さっきまでと同じ姿勢で街路樹と電灯に並んで立つ、こんな大きな駅だけどすぐに落ちあえるようにと選んだ私とあの人との秘密の待ち合わせ場所。
まだかな────
そう呟いた声は吐いた白い息の中に消えるように外へと消えていった。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:55:23.72 Ze4I81eZO
もうどれくらい待ったかな、さっきと同じようにiPhoneを見る。
20時半。どうして、どうして来ないの……?
いつもは遅くても30分くらいしか遅れてこないはずなのに……。
連絡してみようかな。けどこの時期は忙しいって言ってたし、仕事中なら邪魔することになっちゃうし、しない方がいいのかな……?
どうしよう、どうしよう……。
あと30分だけ待ってみようか、な……。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:55:59.69 Ze4I81eZO
もうすっかり寂しくなった木々の枝が揺れている。
びゅーびゅーって風も強くなり、その風が私の耳に痛むような寒さでが耳を襲う。

……遅いよ……………
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:56:31.74 Ze4I81eZO
ぽつり

あれ?

ぽつり…………ぽつん……………
………………ぽつり………………………………………
……………………………………………………………………ぽつん
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:57:04.25 Ze4I81eZO
まずは頭に、そして空に手を掲げて確かめる。
天気予報では雨が降るのは23時以降って言ってたはずなのにな。
今はまだぽつり、ぽつりと空から落ちてきた程度だったけど、そう長くないうちに雨は強くなるだろう。
周りには雨風をしのげそうな場所はないしどうしようかな、30分って言ったけどまださっきからは10分ほど。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:57:33.53 Ze4I81eZO
いつもより入念にセットした髪の毛、それにお化粧もしたのに。
空を見上げるようにして、電灯に照らされておちる雨粒を見る。
その頬を雨粒がなぞっていく。
そしてふと──
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:58:00.57 Ze4I81eZO
あぁ。これがきっと、これがクリスマスの涙なんだろうな────
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/24(日) 21:59:56.96 Ze4I81eZO
以上です。
みんなにメリークリスマス!

【ミリマス】詐称門

1 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/20(水) 01:25:33.18 Xb+J1B+P0
【765プロライブシアター舞台袖】

千早「くっ!!またお客さんから胸のことで笑われた!!」


千早「そんなにも大きな胸が偉いっていうの?あんなの、ただの脂肪なのに。」


千早「だいたい、胸が成長するなんて胸式呼吸に頼っている証拠よ!怠慢よ!」


千早「できる歌手は腹式呼吸。みんな、それをわかってないのよ!」


千早「…………はぁ。虚しい。」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513700732
2 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/20(水) 01:28:39.84 Xb+J1B+P0
千早「こうなったら何か詰め物でも…ううん、いけないわ。」


千早「そんなことをすれば、ファンを騙すことになるもの…。」


千早「でも…。」


瑞希「よいしょ、よいしょ。」


千早「……あら?あそこにいるのは…真壁さん?」
3 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/20(水) 01:30:39.93 Xb+J1B+P0
瑞希「これで、理想の体型に近づきました。良い感じだぞ、瑞希。」


千早「真壁さん!?あなた、何をしているの!?」


瑞希「おや、如月さん。見られてしまったからには、話すしかないようですね。」


瑞希「この胸を寄せてな、この胸を寄せてな、巨乳にしようと思ったのじゃ。」
4 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/20(水) 01:32:26.94 Xb+J1B+P0
千早「その谷間…そんな自分を偽ることが許されると思っているの!?」


千早「それはファンに対する裏切りよ!!」


瑞希「待ってください。これは仕方のないことなのです。」

千早「仕方のないことですって!?その胸の谷間が!?」
5 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/20(水) 01:35:20.71 Xb+J1B+P0
瑞希「元はと言えば、巨乳愛好家が多数派を占める、この世界が悪いんです。」


瑞希「貧乳好きもいるにはいますが、あくまで少数派。」


瑞希「もしくはロリコ…失礼。子供好きの方々です。」


瑞希「そんな世界で私のような貧乳アイドルがこの先生きのこるためには、この程度は仕方のないことなんです。」


千早「そ、そんなこと…。」


瑞希「ない、と言い切れますか?」


千早「…………。」
6 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/20(水) 01:37:01.29 Xb+J1B+P0
瑞希「それに、これは何も私に限った話ではありません。」


瑞希「自分の年齢、体重、スリーサイズ、好きな物。」


瑞希「そういったプロフィールを偽装し、自分を偽っているアイドルは多々います。」


瑞希「アイドルとして、相応しいイメージを作るために……みんな、生きるのに必死です。」


瑞希「あの人たちも、私を責めることはできないでしょう。」


千早「…………。」
7 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/20(水) 01:40:58.57 Xb+J1B+P0
千早「(…確かに、その通りかもしれない。)」


千早「(この過酷なアイドル界では、時に正攻法以外の手段が必要になる。)」


千早「(だけど、私にはその悪徳に身を堕とす覚悟がなかった。)」


千早「(なりふり構わず戦うだけの勇気がなかった。)」


千早「(でも、今は違う!!)」
8 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/20(水) 01:44:07.56 Xb+J1B+P0
千早「だったら、私が胸に詰め物をしても、あなたは私を責めないのよね?」


千早「私もこうしないと生きていけない身なのだから!!」




瑞希「ーーーそして、如月さんは私のパッドを剥ぎ取るや否や、ステージへと駆けていきました。」


瑞希「如月さんの行方は誰も知らない。」
【終わり】
9 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/20(水) 01:45:07.83 Xb+J1B+P0
以上です。
国語の教科書に載っていた、ような…。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/20(水) 06:54:37.59 NQJKDkogO

タイトルから只者でないセンスを感じた
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/20(水) 09:32:43.74 BZ4GobRTO
72だからいいのにね
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/20(水) 10:55:04.24 bVSilpIn0
泣いた

静香「未来はサンタさんに何をお願いしたの?」 未来「へ?」

2 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 20:39:31.83 3OMvOKju0
未来「もう〜 私中学生だよ〜? サンタさんがいないことくらい知ってるって!」

静香「え? 私てっきり未来はサンタさんを信じているものだと思ってたんだけど……」

未来「静香ちゃんまた私のこと馬鹿にしてる〜 小五の頃、お母さんがうっかりクリスマスの日にプレゼントを置き忘れたせいで何となく分かっちゃったかな」

未来「プレゼントがないー!? ってわめいてたら、お母さん慌てて押し入れから取り出してきてさ〜 ほんとお母さんうっかりだよね」

静香「ふふっ、未来みたいね」

翼「ねえねえ二人とも何の話してるの〜?」

未来「あっ翼! 翼はサンタさんに何貰うの?」

翼「え〜 未来まだサンタさん信じてるの? そういうのは小学校の頃に卒業したって感じ♪」

未来「翼まで私のこと馬鹿にして〜 私だってサンタさんがいないことくらい知ってるよ!」

翼「まあ普通はそうだよね。正体を知ってからはプレゼントは貰えなくなったけど、お兄ちゃんとお姉ちゃんが毎年サンタになってくれてすっごく楽しいんだ♪ むしろ昔よりもプレゼント貰ってるかも!」

ガチャ
3 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 20:41:02.25 3OMvOKju0
瑞希「みなさんお揃いで、何を話しているのですか?」

百合子「みんなおはよう!」

杏奈「…………おはよう……ございます……」

未来「瑞希さんに、百合子、杏奈! おはよう! ねえねえ三人はサンタを信じt 静香「ちょっと未来!!!!」

未来「ひゃっ! 静香ちゃん急に大声ださないでよ〜」

静香「質問が直球すぎるのよ! ごめんね、今の話は聞かなかったことにしてくれる?」

翼「あはっ♪ ごめんね〜」

百合子「えっと……」

瑞希「サンタさんを信じているか、という質問でしょうか?」

静香翼「「!?」」
4 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 20:42:41.14 3OMvOKju0
瑞希「それなら大丈夫です。先程、私たちも同じような会話をしていました。幸いここにサンタを信じている者はいません」

百合子「私、小さい頃サンタさんの正体探しに夢中になってね、どうにかプレゼントの隠し場所は見つけられたんだけど…… その次の年からプレゼント貰えなくなっちゃったんだ! あぁ、何冊の本を無駄にしたことか……」

杏奈「杏奈も…… サンタさんの正体は…… ネットで探した…… けど、親には言ってないし…… 今年もゲーム…… 貰う予定……」

瑞希「私は、りありすとなので。トナカイが空を飛ぶことなんて非科学的だと思っています。よって信じていません」

静香「よかった。未来もこんなド直球な質問しちゃだめよ? 劇場にはまだ信じている子がいるかもしれないんだから」
5 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 20:44:33.28 3OMvOKju0
瑞希「聞いた話ですが、サンタさんを信じているメンバーが、この劇場内だけでも、十人はいるそうです。…… 責任重大」

翼「へぇ〜 それって誰だか気になりません?」

杏奈「確かに……」

百合子「じゃあみんなで調査しようよ!探偵みたいで楽しいと思わない!?」

未来「楽しそうだね! やろっやろっ♪」

静香「こら! 悪趣味よ!」

瑞希「そうです、最上さんの言う通りです。しかし、私も溢れる好奇心を抑えきれません。気になるぞ」

翼「大丈夫ですって! バレないように聞けばいいんですよ! 静香ちゃんも気になるでしょ? ねっ?」

静香「まぁ、確かに気にはなるけど……」

翼「そうと決まれば、全員で聞きまわりましょう! じゃあ私、ジュリアーノに聞いてこよ〜っと♪」

6 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 20:46:09.66 3OMvOKju0
杏奈「杏奈も……聞きに行こ……」

百合子「それでは皆さん、健闘を祈ります!」

未来「じゃあ静香ちゃん、私も行ってくるね〜」

静香「ちょっと待ちなさい未来」

未来「?」

静香「ぜっっっっっっっっっっったいに信じている子の夢を壊しちゃダメよ!!!!!!」

未来「…… はい」

静香「よし! 行っていいわよ。さて、私も行くとしましょうか。すいません瑞希さん、変なことに巻き込んでしまって」

瑞希「いえ、私もこのような調査には憧れていましたので、こう見えてワクワクしています。…… 頑張るぞ、瑞希」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/19(火) 21:25:08.06 uiEJ7HkE0
昔のまかべーはドヤ顔でサンタへの手紙を書いていたのに
11 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:18:43.86 3OMvOKju0

志保「海美さん、前も言った通りあれをホットケーキと呼ぶには酷すぎます。私たちが作り方を教えますのでちゃんと作れるようになってください」

可奈「え〜? でも私はあのカリカリのホットケーキ好きだったな〜」

星梨花「私も食べたことがない食感でとっても美味しかったです!」

海美「そうだよねっ! だってあれ私の自信作なんだよ? あれ以上のものを作れる気がしないよ〜」

志保「確かに…… 味は美味しかったですが、人に出すには見た目が少々、いやかなり良くないので、人の食欲を誘うようなものを作るべきだと思います」

海美「え〜 しほりんひど〜い!」

未来「あ! 可奈、志保、星梨花に海美ちゃん! みんな揃って何してるの?」

星梨花「未来さん! おはようございます! 今から海美さんのためにみんなでお料理を教えようとしているんです!」
12 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:20:02.88 3OMvOKju0
未来「えっ! いいないいな〜! 私も混ぜて〜!」

志保「未来、あなたはダメよ。絶対にダメだからね」

未来「え〜? 私ドリンク作りも得意だし、きっと料理もできると思うんだけどなぁ〜」

可奈「はっ、ははは……」

海美「ははは…… 、ところで未来何か探してたみたいだけどどうしたの?」

未来「あ、そうだった! みんなに聞きたいことがあってね、みんなはサンタさんに何をお願いしたの?」

志保「あのね未来、私たちもう中学s 海美「私はスノーボード!!」

海美「この前雪山行った時は仕事で滑れなかったし、今年の冬は絶対滑りに行くんだ! サーフィンみたいで楽しそう〜!」

可奈「私はお菓子の詰め合わせ! クリスマスはいっぱいお菓子貰えるから毎年楽しみかな〜」
13 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:21:03.45 3OMvOKju0
星梨花「私はジュニオールのおもちゃをお願いしました! ジュニオールが喜んでくれるものだといいなぁ〜」

志保「」

未来「あはは〜みんな面白〜い! でも実際サンタさんってほんt……!?」

未来(星梨花の背後からやばいのを感じた)

未来「そ、そうだよね〜 私もまだ何貰うかは決めてないけど毎年クリスマスは楽しみにしてるよ〜 何貰おっかな〜???」

海美「早く決めないとクリスマスになっちゃうよ! 私もう待ちきれなくて靴下を枕元に置いて寝てるよ〜〜〜!!!」

志保「流石にそれは早すぎですよ。でも、未来も早く決めないとね?」

未来(志保の笑顔が怖い)

未来(とりあえず可奈、星梨花、海美ちゃんはまだ信じてて、志保はもう知ってるってことかな! あと星梨花の前でクリスマスの話はあまりしないでおこう)
14 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:23:03.80 3OMvOKju0

朋花「昴ちゃ〜ん? もう受験まで日が残り少ないんですよ? これまで勉強できてなかった分、今やらないでいつやるんですか〜?」

昴「えー、ちょっとだけだからさ、ずっと座ってたら体が痛くなってくるんだよ〜 ホントにちょっとだけ! ちょっとジョギングしてくるだけだから!」

朋花「そう言って昨日はいつまで経っても帰ってこなかったのは誰ですか〜? 劇場には私たちよりも年下の子も沢山いるので、皆の手本となるようにしてもらわないと困ります〜♪」

ひなた「昴さん、私も応援してるべさ。にしても、都会の受験というものはこんなにも死にもの狂いなのかい? 大変だべさ……」

エミリー「英国でもここまで加熱したものではありませんでした。これがジャパニーズお受験…… !」

静香「えっと、今話しかけても大丈夫かしら?」

昴「あ、静香じゃん! ちょうど良かった! 今から俺と付き合ってくれよ!」

朋花「昴ちゃ〜〜ん?? 絶対にダメですからね? ところで静香ちゃん、私たちに何か用ですか?」
15 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:25:47.61 3OMvOKju0
静香「あ、はい。突然邪魔してすいません。実は今劇場のみんながサンタさんに何をお願いするのか聞きまわっていて、よろしければ協力してもらえませんか?」

ひなた「そう言えばもうそんな季節かい。まだ決めとらんね。今年はこっちに引っ越したから、サンタさんが迷わなければいいんだけどね……」

昴「オレはもう決めてるよ! ここ最近はパワーベースボールが主流だから一番飛ぶバットをお願いするんだ! あ〜早く25日にならないかな。もう振りたくて振りたくてしょうがないよ!」

エミリー「……あはははは」

朋花「昴ちゃん? もう遊んでいる暇などないんですよ〜? ひなたちゃん、昴ちゃんがどこかに行かないように見張っておいてくれませんか?」

ひなた「そうだねぇ。かわいそうだけど分かったべさ!」

昴「そんなぁ! もうちょっとくらい休ませてくれよ〜!」

タスケテー モウイヤダー

エミリー「……静香さん、実は私は!」
16 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:27:21.01 3OMvOKju0
朋花「エミリーちゃん、みなまで言わずとも大丈夫です。私はサンタクロースが架空の存在であることを知っています。エミリーちゃんもそうでしょう?」

エミリー「! ……はい!」

静香「ありがとうございます。実はこちらが本当の調査なんです。回りくどい聞き方になってしまってすみません」

朋花「今回は何事もなかったからいいんですよ〜 しかし、このような悪趣味なことは控えてくださいね〜? 聖母たるもの、皆の夢を守ることが宿命です。もしそれを壊すようなことがあれば、お仕置きですからね〜♪」

静香「は、はい……」

エミリー「Wow! 大変です! 昴さんが暴れだしました!」

朋花「昴ちゃん…… これはもう、お仕置きですね〜♪」

オレハベンキョウヲヤメルゾー! ワッ、トモカ!? チョッマッテヤメロウワアアアアアアア!




静香(朋花さんとエミリーは知ってて、昴とひなたはまだ信じているようね。にしても、この調査精神的にキツいわね。早く終わらないかしら)
17 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:28:53.03 3OMvOKju0

翼「あ!! ジュリアーノ見つけた! ねぇねぇ、ジュリアーノ、サンタさんに何お願いしたの!?」

ジュリア「うおっ! って翼か。あと何回も言うけどジュリアな、ジュリア」

紗代子「サンタさん、かしら? 翼ちゃん?」

美也「お〜サンタさんですか〜 もうそんな季節なんですね〜」

茜「はっ!! これはこれは〜茜ちゃん人形クリスマスバージョンを制作しなければにゃ〜ん!!」

翼「そうそう! みんなもうすぐクリスマスなんだよ? で、ジュリアーノは何をお願いするの? 教えて〜 だめぇ?」

ジュリア「うっさいな! あとベタベタしてくんな! ……そうだな、例年はギターとかアンプだとかが多かったが…… 仮にも今のあたしはアイドルだからな。今年は化粧品なんかをお願いしようと思っている」

翼紗代子茜「「「え?」」」美也「? お〜?」

ジュリア「なんだ、みんなして素っ頓狂な顔しやがって? 別に面白いこと言ったつもりはないぞ」

翼「あっははははは! ジュリアーノ、そんなキザなカッコしてるのにサンタさん信じてたんだ〜!! 面白〜い!! あっはははははははは!!」
18 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:30:31.99 3OMvOKju0
ジュリア「は!? サンタさんはいるだろ!? あたしが生まれて16年間、サンタさんは一度も欠けることなくクリスマスプレゼントを置いてきてくれたんだぞ!? なぁ、サヨ、アカネ、ミャオ?」

紗代子「まぁ……」

茜「そうだね……」

ジュリア「なんだよその煮え切らねぇ返事は? ミャオはどうなんだ?」

美也「私ですか〜? 私は今年新たにチェスを始めようかと思いまして〜 なのでチェス盤と駒を頼みました〜」

ジュリア「そうだよな! サンタさんはあたしたちに夢を与えてくれるいいやつなんだ。お前らもサンタさんがいないだとか陰口叩いてると、今年はプレゼント貰えないかもしれないんだぞ? いいのか?」

翼「あっははははは!! ジュリアーノ、真面目な顔して、面白すぎ〜〜〜〜〜!!」

茜「…… まぁまぁ翼ちゃん、笑うのもその辺にしてさ、たった今出来上がった茜ちゃん人形クリスマスバージョンを見ていかないかにゃ〜〜ん!?」

紗代子「そうだね。あんまりジュリアを笑っちゃかわいそうだよ」

翼「え〜 皆さん面白いじゃないですか〜? じゃあね、ジュリアーノ! プレゼント届いたらメイク見せてね!」

ジュリア「うっせぇ! 絶対見せないからな!」

茜「って待ってよ! 翼ちゃ〜ん! 茜ちゃん人形クリスマスバージョン欲しくない!? ねえねえ!?」

翼(あの様子だと、ジュリアーノと美也さんは信じてるって感じだったかな♪ やっぱりジュリアーノって面白いな〜 みんなにも言っちゃおっ♪)
19 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:32:27.21 3OMvOKju0

恵美「二人はクリスマス何して過ごすの?」

エレナ「私は家族でパーティするヨ! たくさん友達を呼ぶから絶対楽しいネ! 二人も来る?」

琴葉「私は家族で外食かな。だからエレナの誘いには乗れないの。ごめんね、エレナ」

恵美「でもでも! パーティとかって多分晩からでしょ? だったら昼間は3人でどっか出かけない? クリスマスの街って何か雰囲気あっていいじゃん!」

エレナ「いいネ! せっかくのクリスマスだし、ぜーんぶ楽しまないと勿体ないヨ!」

琴葉「うーん…… そうね、最近忙しかったし3人ともクリスマスが休みになったのも何かの運命だと思う。私も参加していいかしら、恵美」

恵美「もっちろん! じゃあ当日は9時にいつもの場所集合ってことで!」

琴葉「ってそれファミレスじゃないの!? せっかくクリスマスなのにまたいつもみたいにずっとファミレスに居座るつもり?」

瑞希「まあまあ、それはそれでまた一興ではありませんか」

琴葉「瑞希ちゃん!? もう、いきなり脅かさないでよ」
20 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:33:57.26 3OMvOKju0
瑞希「すいません、しかしこれには訳があるのです。今、私は皆さんがサンタさんに何をお願いしたのか、という調査をしています。…… 決してやましい理由ではありません」

恵美「何それ面白そう! ねえねえ琴葉は何をお願いしたの?」

琴葉「恵美すっごく悪い顔してる。悪いけど期待には沿わないから。小学校卒業と同時にサンタさんからのプレゼントは届かなくなったの。その時ちゃんと理由も教えてもらったわ」

恵美「えっ! アタシてっきり琴葉はサンタさん信じてると思ってたよ! 意っ外だな〜」

エレナ「私もコトハはサンタさんを絶対信じてると思ってたヨ!」

琴葉「二人とも私のことを何だと思ってるのよ……」

瑞希「私も、田中さんは信じているものだと思っていました。…… 騙されやすそうなので」

琴葉「って、それ悪口じゃないの!」

エレナ「アハハハハ! 確かにコトハって騙されやすそうだネ! 優しいし、真面目だし!」

瑞希「騙されやすそう、で言えばお二人もですよ、島原さん、所さん」

恵美エレナ「「えっ?」」

瑞希「田中さんにも共通することですが、皆さんはとてもお人好しです。しかし、それが皆さんの良いところではないでしょうか。似たもの同士、特別な絆で結ばれていて……羨ましいな」
21 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:35:08.78 3OMvOKju0
恵美「にゃはは…… ありがとね、瑞希。でもアタシも瑞希はめっちゃお人好しだってこと知ってるから!」

琴葉「そうよ、瑞希ちゃんに限らずみんな優しくて、楽しいもの」

エレナ「お人好しの劇場、だネ!」

瑞希「皆さん…… ありがとうございます。そう言ってもらえてとても嬉しいです。……名残惜しいですが調査の結果をまとめなければならないので、私はこれにて失礼します。本当にご協力どうもありがとうございました」

恵美「うん! またね瑞希!」

エレナ「バイバイ!ミズキ!」

琴葉「またね!」



瑞希(トライスタービジョンのお三方は全員サンタさんを信じてはいませんでした。しかし、サンタさんという幻想がなくとも3人は仲良く、幸せそうでした。……本当に羨ましいな)
22 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:36:37.52 3OMvOKju0

桃子「寒っ! 室内にいてもこの温度だなんて、今日ホント寒すぎじゃない!?」

育「確かに今日は寒いね。お母さんが編んでくれたマフラー付けてても首元が冷たくなってきちゃうし」

桃子「え〜? それすっごくあったかそうだと思ってたのに。…… で、環は何でこんなに寒いのに夏場と全く変わらない格好してるわけ?」

環「それはこっちのセリフだぞ! 二人こそ厚着すぎだぞ! そんなんじゃ走るときに不利になっちゃうよ!」

育「それもそうかもだけど……」

桃子「劇場は走る場所じゃないでしょ! 全く、ここは遊ぶ場所じゃないって何度も言ってるのに、環もだけどダメな大人が多すぎるよ!」

杏奈「あ、年少組発見…… みんな……何してるの……? って、環ちゃん……寒そう……」

環「あ! あんなだ! たまき丈夫だから全然寒くないよ! 今までほとんど風邪とか引いたことないいんだ〜」
23 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:37:58.83 3OMvOKju0
桃子「バカは風邪引かないって言うしね」

環「なんだと桃子〜!」

育「ダメだよ桃子ちゃん! 確かに今の環ちゃんはちょっとおかしい格好してるけど、だからって環ちゃんがバカなわけないじゃん!」

杏奈「育ちゃん…… 多分それ…… フォローになってない…… よ?」

環「う〜」

育「あ、環ちゃんごめん! そんなつもりなかったのに!」

杏奈「環ちゃん…… 大丈夫、杏奈もバカだけど…… いっぱい風邪とか…… 引いてるから……」

桃子「寒かったら風邪を引くのは当然でしょ。でも…… 傷つけちゃったのなら、ごめんね?」

環「ううん! 全然気にしてないぞ! 別に、桃子が言ってることは間違ってないでしょ?」
24 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:39:56.01 3OMvOKju0
杏奈「冬は…… 寒いから……、この前着た…… サンタ服でも…… 寒かった……。サンタさんは…… クリスマス、寒く…… ない?」

環「ホントだ! トナカイに乗ってるだけじゃ寒そうだぞ」

育「トナカイに乗ってるんじゃなくて、トナカイが引いてるソリに乗ってるんだよ? サンタさんも大変だけどトナカイはもっと大変だよね! 寒い上に、サンタさんとプレゼントを運ばなきゃいけないんだよ?」

環「環が頼んだ新しい運動靴、ちゃんと持ってきてくれるかな? 心配だぞ〜」

育「私もアニメのDVD頼んだんだけど、サンタさんとトナカイ大丈夫かな?」

環「何とか助けてあげたいぞ〜 ねぇ、ももこもプレゼント頼んだでしょ?」

桃子「……」

環「桃子?」
25 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:41:24.48 3OMvOKju0
桃子「!! う、うん。桃子も、えーと、し、シールいっぱい頼んだから。ちゃんと持ってきてもらわなくちゃ困るよね!」

杏奈「……」

育「そうだ! サンタさんがちゃんとみんなにプレゼントを配れるように応援のお手紙書こうよ!」

環「いいね! それ! やろうやろう!」

桃子「そうだね。応援されると頑張ろうって気になるしね。いいと思う」

杏奈「杏奈も……書く……。でも…… 桃子ちゃんとお話し…… したいから…… 二人は先に行ってて……」

桃子「え?」

環「わかった! じゃあ先に書いてるね!」

育「桃子ちゃん杏奈さんも、早く来ないと書くところなくなっちゃうからね!」

コブンノエヲカクゾー ワタシハアニメノキャラクター

杏奈「……」

桃子「一体なに? 言いたいことなら書いてる時でもいいと思うんだけど……」
26 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:43:24.49 3OMvOKju0
杏奈「…… よしよし」

桃子「ちょっと! いきなり子供みたいになでないでよ、杏奈さん!」

杏奈「桃子ちゃんは…… プレゼント…… 貰ってない…… よね?」

桃子「!?」

杏奈「でも、二人のために…… 嘘をついた……。桃子ちゃん、いつもはもっと…… 演技…… 上手なのに…… 今日は下手…… 辛かったね……」

桃子「…… バレてたんだね。女優の名が泣いちゃうな。悔しいな」

杏奈「でも、二人の夢は…… 守れた……」

桃子「…… 当然! 桃子は先輩だからね! 後輩に優しくないとダメなんだから!」

杏奈「ふふっ……、桃子ちゃんは…… 本当に…… いい子、だね……。安心した……」

桃子「もう! あんまり褒めても何も出ないからね! 言いたいことってそれだけ? だったら早く二人の手伝いに行くよ! 先輩として後輩のアシストをしなきゃ!」

杏奈「うん…… ビビッと、お手伝い……♪」

オソイゾー ゴメンゴメン ミテミテコノキャラ ア、カワイイ!

杏奈(子供だからと言ってみんながクリスマスを待ち遠しく思っているわけじゃない。桃子ちゃんは不幸にも早くから当たり前の夢を失っている。そんな彼女がみんなの夢を守っているんだから…… 今年くらいはいいよね、サンタさん?)
27 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:44:34.50 3OMvOKju0

亜利沙「な、奈緒ちゃん…… ほ、本当ですかぁ?」

歩「そんなのアメリカでも聞いたことないよ〜」

可憐「わ、私にはちょっと……、分かりません……」

奈緒「何でみんな揃ってうちが変なこと言うたみたいな感じになっとるねん!? クリスマスにたこ焼き食べることくらい普通やんか!? なぁ、百合子?」

百合子「そ、そうでしょうか……?」

百合子(とりあえずこの4人に適当にクリスマスの話題を振ってみたんだけど、どうやら奈緒さんの変なスイッチを踏んじゃったみたい〜)

奈緒「なんや百合子も、しょーもないクリスマスやな! みんなはたこ焼きの本当のポテンシャルを知らへん! 冠婚葬祭、和洋折衷、何でもござれやで!」

歩「でもさ〜 クリスマスっていったら、ケーキとかチキンじゃないの? こればっかりは向こうもこっちも同じだったよ?」

亜利沙「亜利沙、たこ焼きは好きだけど、クリスマスにまで食べたくないカモ……」
28 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:48:34.15 3OMvOKju0
奈緒「ただのたこ焼きやあらへんで! 中はたこだけじゃなくてチョコとかチーズとかもちとかもいれるんや。めっちゃ美味しいで!」

可憐「それって、もうたこ焼きじゃないんじゃ……」

百合子「でも、それすっごく美味しそうですね!」

奈緒「お、百合子分かってるやん♪ 私もたこ焼きが好きすぎて昔、サンタさんにめっちゃ大きいたこ焼き器頼んだことあったわ。」

奈緒「そしたらほんまに届いてて、そっから一週間くらいずーっとたこ焼きやったわ。まぁ流石に最後は飽きてきたけど」

百合子「! へぇ〜、ちなみに今年は何を頼んでいるんですか」

奈緒「サンタさんに?」

百合子「はい!」

奈緒「…… ふ〜ん、百合子も可愛いとこあるんやなぁ〜 まさか中学生になってまでサンタさんサンタさん言ってるとは、ほんま可愛いわ〜」

亜利沙「サンタさんを純粋に信じる百合子さん!? これはお宝ですぅ〜!」パシャパシャ
29 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:51:10.77 3OMvOKju0
可憐「み、みなさん、あんまり百合子ちゃんをいじめるのは、よくないですよ」

歩「アタシも百合子くらいの年齢の時はそうだったしな。全然おかしなことじゃないと思うよ」

百合子「あれ? 何か変な状況になっているような……」

亜利沙「百合子ちゃん!! 一体何をお願いしたんですか!? 何色の靴下ですか!? 枕の位置はどっち向きですか!?」

奈緒「やっぱり本やろ!? 百合子の年やったら恋愛物か!? 恋してんなぁ〜、で好きな子とかおるん!?誰や!?」

亜利沙「ゆ、百合子ちゃんの恋バナ!!? あ、ああ、き、聞きたいですぅ〜!!!」

百合子「二人ともちょっと近すぎます! 離れてください! あと、最後の方関係ないじゃないですか〜!」



百合子(その後、無いこと根掘り葉掘り質問攻めして、二人は満足そうに去っていきました。とりあえずあの4人は全員信じていないということが分かったけど、疲れた……)
30 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:52:49.36 3OMvOKju0

風花莉緒「「……」」

このみ「ちょっと! 何をそんなに落ち込んでるのよ! 今年はちゃんと理由があるからいいじゃない!?」

風花「でも、やっぱり……」

莉緒「クリスマスに独りは、ねぇ……?」

このみ「私たちはアイドルなのよ!? クリスマスに男と過ごすなんて言語道断! 考えちゃ……、考えちゃ、ダメなのよ……」

風花「やっぱりそうですよね…… 分かってても、心にくるものがありますよね……」

莉緒「っていうか、今年『は』じゃなくて、今年『も』なんですけど!?」

このみ「ダメよ、二人とも。一度ダークサイドに堕ちてしまえば二度と戻ってこれないわ……」
31 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:53:55.00 3OMvOKju0
このみ「麗花ちゃんを見習いなさい。子供のように純粋に、クリスマスを楽しむのよ……」

麗花「♪」

風花莉緒このみ「「「……」」」

静香「失礼します。って何ですかこのどんよりとした空気」

風化「はぁ……」

このみ「若いって」

莉緒「いいわよねぇ……」

静香「えっと、どうしましたか?」

このみ「いいのよ静香ちゃん、気にしないで。静香ちゃんはこんな大人になっちゃダメよ。ちゃんとクリスマスまでに、幸せを、掴むのよ……」
32 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:56:21.75 3OMvOKju0
静香「クリスマスっていっても家族とか友達とかと過ごすのもあると思いますし、それに皆さんモテるんじゃないですか?」

莉緒「モテてたらこんな悩みないわよ!!」

風花「静香ちゃん……うぅ……」

このみ「アイドルである以前の問題よね、これ……」

静香「あ……、ごめんなさい。…… あの、無礼を働いておいて何ですが、一つ質問いいですか? 麗花さんも含めて」

麗花「ん? 全然いいよ!」

莉緒「いいわよ……」

風花「大丈夫よ……」

このみ「大人の私たちに任せなさい……」
33 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:57:37.04 3OMvOKju0
静香「……えっと」

静香「(流石に大人だから大丈夫よね?) みなさんはいつまでサンタさんを信j このみ「ふん!」クチドメー

莉緒「え? サンタさんが、どうかしたの?」

静香「〜〜〜!」このみ「サンタさんに何を頼んだか、だって」

莉緒「やっぱり高級美容用品かしら。…… まぁここ数年、サンタさんは来てくれてないけど……」

麗花「私も! 最近はプレゼント貰えないの! 住所忘れちゃったのかな〜?」

莉緒「麗花ちゃんも!? そうなのよねぇ、クリスマス唯一の楽しみが最近はないのよねぇ」
34 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 22:58:57.02 3OMvOKju0
静香「ぷはぁ!」

このみ「ごめんね静香ちゃん。ま、こういうことよ」

風花「あ、あはははは……」

静香「そうだったんですか…… 驚きです」

このみ「ああ! 女々しいわね! 確かに苦しいのは分かるけど…… とりあえず一旦、飲んで忘れるわよ! 麗花ちゃんも静香ちゃんも行くわよ!」

麗花「わーい! 飲み会飲み会〜♪」

静香「あ、あの私は未成年ですので……」

このみ「今晩9時にここに集合よ! みんな、思いの丈を語りつくすわよ!」

莉緒風花麗花「「「お〜!(♪)」」」

静香「私は帰りますからね!」

静香(大人組だから楽だと思ってたけど、莉緒さんといい、麗花さんといい、この劇場には垢抜けきれていない人間が多すぎない!? いつもはあんなに頼れる大人なのになぁ……)
35 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:00:25.17 3OMvOKju0

のり子「千鶴さん、こっちの装飾こんな感じでいい?」

千鶴「ばっちりですわ! これでこっちの方は粗方終わりましたわね」

まつり「千鶴ちゃん、姫はもっとフワフワ〜な方がいいと思うのです。クリスマスだからといって可愛さを犠牲にしてはいけないのです」

千鶴「まつり、あなたさっきからずっと口出ししてくる割には、全く手伝わないではありませんの! みんなの劇場なのですから、まつりも手伝ってくださいまし!」

まつり「姫はかよわい乙女なのですから、肉体労働は向いてないのです、ね?」
36 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:02:09.02 3OMvOKju0
未来「え〜、でもまつりちゃんこの前いつもの白馬をすっごくしんどそうな顔で運んでたの見たよ〜」

まつり「え”」

のり子「なんだ、まつり出来るじゃん。みんなでやれば早く終わるし一緒にやろうよ!」

千鶴「そこの壁一面、よろしくお願いいたしますわ」

まつり「未来ちゃん……、恐ろしい子、なのです……」

未来「そういえば劇場ってクリスマス用に飾り付けするんですね。知らなかった〜」

のり子「なんでも、今日プロデューサーが決めたらしいしね。ちょうど暇だったアタシたちがやってるってわけ!」

千鶴「まつり、手が止まっていますわよ」

まつり「ち、千鶴ちゃんどうして背後を見ずに姫がおサボりしてることがわかったのです……?」
37 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:03:31.62 3OMvOKju0
千鶴「カマをかけただけですわ。未来、まつりがサボらないように見張っていてほしいですの」

未来「わっかりました〜♪」

まつり「み、未来ちゃん、実は姫はサンタさんなのです。サンタさんを監視するなんてことしたら……、きっと後悔することになるのです」

のり子「未来、気にしなくていいよ」

未来「え〜? まつりちゃんも私がまだサンタさん信じてるって思ってるの〜? 静香ちゃんにもそう言われたし、私って子供っぽいかな〜?」

千鶴「あら、私もそう思ってましたわよ」

のり子「ははっ! アタシもだ!」

未来「えぇ!? う〜ん、どうしたら大人っぽく見せられるんだろう? まつりちゃんはどうしたらいいと思う…… って、いない!?」
38 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:04:48.86 3OMvOKju0
のり子「しまった!」

千鶴「やられましたわね!」

未来「え? え!?」

千鶴「逃げられたんですのよ! のり子、あなたは一階をお願い。私は二階を探しますわ!」

のり子「了解! 未来はそのあたり! 手伝って!」

未来「えぇ!? う、うん分かった!」

未来「えっと、何か任されちゃったけど……、どうしたらいいんだろう?」
39 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:05:50.85 3OMvOKju0
???「……未来ちゃん」

未来「わっ! ……ってまつりさん! なんだ受け付けの裏に隠れてたんですね〜♪」

まつり「しーっ、なのです。あんまり大きな声を出すとばれてしまうのです。未来ちゃん、まつりがここにいることはぜ〜〜〜〜〜〜ったいに、秘密なのですよ!」

未来「わっかりました〜♪」

千鶴「まさか自分からノコノコと出てくるとは思いませんでしたわ」

まつり「千鶴ちゃん!? 二階にいったはずなのでは!?」

千鶴「まさかあんな手に引っかかるとは思いませんでしたわ。おーいのり子―! まつりを見つけましたわよ!」

のり子「あ! こんな近くにいたのか…… もう逃さないからね!」

まつり「みんなして姫を虐めて酷いのです!」
40 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:07:01.13 3OMvOKju0
千鶴「やることをやらないからでしょう? 当然の報いですわ」

のり子「未来、お手柄だね!」

未来「え? え〜っと…… でへへ〜♪」

千鶴「さぁ作業を再開しますわよ! 4人で手分けして頑張りましょう!」

のり子未来「はい!」 まつり「はい……」

未来(結局この3人は信じてなさそうだったな〜。一番信じてそうなまつりちゃんも信じてなかったし。それよりやっぱり私って子供っぽいのかなぁ? 今度このみさんに相談してみよっ♪)
41 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:08:14.55 3OMvOKju0

ロコ「ミナコはチャイニーズフード以外にも得意なものはあるんですか?」

美奈子「うーんと、基本的にはパーティ料理は得意だよ。大勢の人に料理を振る舞えるしね!」

美奈子「そうだ!もうすぐクリスマスだし、シアターのみんなでクリスマスパーティしようよ! す〜っごく大きいケーキ作っちゃおっと♪」

紬「それは私も行ってよろしいのでしょうか?」

美奈子「うん! せっかくだからシアターのみんなでクリスマスパーティしよっ♪ 社長さんも小鳥さんも美咲さんもプロデューサーさんも含めて! きっと楽しいよ♪」

ロコ「そのアイディア、ナイスです!」

紬「はい! 私も当日が待ち遠しくなってきました♪」
42 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:09:40.06 3OMvOKju0
静香「あ! みなさん楽しそうに何の話をされているんですか?」

ロコ「シズカ! 今、シアターのみんなとクリスマスパーティしようってトークしていたんです!」

静香「へぇ、それは楽しそうですね。私も参加したいです」

美奈子「私がとっておきの料理をいっぱい作っちゃうから楽しみにしててね!」

静香「美奈子さんのクリスマス料理…… とっても楽しみです!」

紬「私も僭越ながら、実家から届いた和菓子を持ち寄るつもりです。よろしければ皆さんで食べてください」

静香「和菓子ですか? いいなぁ、うどんと合いそう……」

美奈子「あとは……、そうだ! プロデューサーさんにサンタさんの格好してもらうのはどうかな?」
43 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:10:33.52 3OMvOKju0
ロコ「グレートです! 早速、サンタのコスチュームをクリエイトしなきゃ……」

静香「プロデューサー、似合いそうですね。もしかしたらプレゼントも貰えるかもしれませんね♪」

紬「プレゼント? ……もしかして私がサンタを信じている愚かな人と馬鹿にしているのですか?」

静香「えっ?」

紬「私ももう高校生です。無邪気にサンタを信じる時期はもうとっくの昔に過ぎ去りました。静香、私が田舎者だからといって馬鹿にしているのですか?」

静香「違います! 私はただサンタの格好をしたプロデューサーがプレゼントをみんなにプレゼントを配ったら面白そうだな〜と思っただけです!」
44 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:11:59.17 3OMvOKju0
美奈子「ま、プロデューサーならやりそうな話だよね」

ロコ「だからツムギ、ドントウォーリーです!」

紬「えっ? ……失礼しました。私、とんでもない勘違いをしてしまいました」

静香「ちょっ、頭をあげてください! 私の説明不足が招いたことにすぎないですよ!」

美奈子「まぁお互い様だね!」

ロコ「ノープロブレム、です!」

紬「いえいえ、非は完全に私にあるので……」

静香「いや私こそ……」

……



静香(やっぱり高校生ともなれば、もう信じてないのが普通なのかもね。それにしても紬さんって、やっぱり変わった人だなぁ……)
45 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:13:07.37 3OMvOKju0

静香「と、いうわけで」

未来「全員分聞けたね」

杏奈「杏奈たち…… 頑張った……」

瑞希「まるで事件調査のようで楽しかったです」

百合子「ですよね!? まるで探偵になったみたいでした〜♪」
46 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:16:08.63 3OMvOKju0
翼「でもでも! サンタさんを信じてるのって九人しかいなくない? 瑞希さんの話だと十人以上はいるって……」

静香「確かに。数え間違いかしら?」

未来「あぁ!! 私たち38人にしか調査してないよ!?」

杏奈「と、なると……」

百合子「まだ聞けていない……」

瑞希「残った人間は……」
47 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:17:48.21 3OMvOKju0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

歌織「ふぅ〜今日もお仕事疲れたわ〜」

歌織「あ、お父さん。ただいま」

歌織「え? 今年のクリスマスプレゼント?」

歌織「う〜んと、最近乾燥してきたからね、保湿クリームとかかな」

歌織「私も一応はアイドルなんだから身だしなみには注意しなくちゃ」

歌織「って何でお父さんが聞くのよ、別にお父さんがプレゼントをくれるわけじゃないでしょ」

歌織「全く、もう……」
48 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:18:31.51 3OMvOKju0





歌織「楽しみにしてるからね、私のサンタさん♪」




49 :◆W56PhqhW.M 2017/12/19(火) 23:21:22.73 3OMvOKju0
オワオワリ

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