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千葉「47都道府県同士で戦争・・・・・・・・・・だと?!」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:54:20.578 7f5Wcg3d0.net
千葉「バカな・・・・・・・・」

神奈川「ええ・・・まあ生き残るためその県へ編入したり領地を奪ってそのまま自分の県にしてもいいみたいね」

埼玉「うう・・・ぼ、ぼくは東京くんと一緒にいるよ・・・・」

東京「よしお前ら全員俺につけみーんなまとめて東京都にしてやるよ」「そしたら兄弟な関東帝国の完成だこれなら北関東を潰せる」
10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:56:01.032 7f5Wcg3d0.net
埼玉「はーいっ★」

千葉県 独立を宣言

神奈川県 独立を宣言 静岡、千葉県と同盟を締結

東京「ちくしょうめええええええええええええええええ首都を自分等の手におくつもりだなああああああああ血祭りにあげてやらああああああああああ!!!!!!」
20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:57:45.833 7f5Wcg3d0.net
千葉「東京さんカンカンだな」

神奈川「仕方ないわね私たちを子分か手下かなにかと勘違いしてたようだし」

千葉「ああだが楽観視できないな俺らは併合したわけじゃないバラバラな県だ分断されればグンマー王国、茨城共和国、栃木連邦に攻められる」
30 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:59:44.177 7f5Wcg3d0.net
静岡「まず当面の敵はこちらは山梨公国だ彼ら野蛮人は愚かにも富士山の領土問題を理由に宣戦布告をしてきた」

神奈川「わかったわ私は東京の領地町田を奪うそのついでに山梨にも攻撃を仕掛けるわ」

千葉「俺は東京湾を渡り沿岸部の都心を戦艦で攻撃する千葉は海洋国家だ海軍力なら関東1だぜ」
43 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:02:36.073 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーー東京湾沿岸 江東区、大田区、品川区 陥落

千葉「あっけないな・・・・」 

神奈川「こちらかなこ千葉応答を」

千葉「おう千葉だどうだそっちは?東京湾戦線は終結したあとは市川や松戸、流山経由で埼玉へ進撃する」

神奈川「町田も陥落したわこれより町田市は神奈川連邦の支配地域よ・・・でも・・・」

千葉「どうした?かなこ」

神奈川「静岡が死にそうよ・・・愛知に浜松を奪われたわ」
55 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:06:06.174 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーー浜松市では愛知県による不可侵条約の締結の破棄により一方的な進行をうけ陥落 多数の浜松市民が死亡した

千葉「愛知がこちらの敵に・・・・・・・・関西へ向かうと思ったんだが」

神奈川「静岡はすでに3万人以上の死傷者を出してるわ山梨も強いわ防戦するだけでやっとよ・・・恐らくこちらへ東海道を使って向かってくるでしょうね」

千葉「ならば・・・・仕方ない迎え撃つぞ    箱根で」

ーーーーーーーーーーー箱根防衛戦が始まろうとしていた
63 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:09:49.626 7f5Wcg3d0.net
神奈川兵斥候「申し上げます・・・愛知軍4万静岡市街地を抑え伊豆方面、箱根方面へと進撃中」

神奈川「上々ね・・・・兵はこれで分断するわ」

千葉「なるほど・・・箱根と伊豆2つにわかれたところを分断して挟み撃ちか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの作戦により愛知軍は伊豆の山奥へ退いていくしかできずさらに岐阜の裏切りもあり結局愛知へ引き返した

神奈川「さて伊豆に逃れた愛知兵の捕虜がいるわ」

千葉「ああすぐに解放・・・・」

神奈川「全員殺しなさい」
66 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:11:50.515 myeVSExSa.net
かなこ熾烈でワロタ
67 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:11:58.142 7f5Wcg3d0.net
千葉「てめえかなこ・・・・・どういうつもりだ?」

神奈川「もし彼らを解放しても静岡や神奈川に紛れかねないわそうなればテロを起こされてしまう」

千葉「し、、しかし・・・・・くそ・・・」

神奈川「これは戦争よ私たち神奈川県民は打算的なの 穏やかな気候で生きてきたあなたたちにはわからないでしょうね・・・」
75 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:14:41.570 7f5Wcg3d0.net
千葉「うう・・・・・・・・ごめんなごめんな・・・」

愛知兵「うわああああああああああああああああああああ」

ドドドドドドドドドドドドド

神奈川「神奈川の寒川神社にお墓をたてておいたわ

静岡「すまないみんな・・・・山梨は甲府へ帰ったよそして君ら北関東はとんでもないことになってるぞ」
82 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:17:39.908 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーー甲信越最強といわれる新潟が新潟帝国を築きはや1ヶ月長野、富山を領土とした新潟帝国はグンマー王国首都タカサキーを制圧高崎市民10万人を晒し首とし埼玉を滅ぼすことを決意

新潟「くりかえすくりかえすこれは聖戦なり・・・・・新潟帝国に栄光を勝利を」

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

埼玉「もうだめだ東京さん・・・・・・・」

東京「あ、あきらめるなよ俺は最後までお前は見捨てないぞ死ぬなら一緒だ・・・・」
87 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:20:26.362 7f5Wcg3d0.net
千葉「新潟帝国軍はすでに嵐山まで迫っているらしい・・・・・埼玉は平野だなにもない・・・・守るには不利だ恐らく・・・」

神奈川「千葉あなた自分がなにを言っているのかわかってるの!?千葉だって平野じゃないの・・・次狙われるのは・・・」

千葉「お別れだなかなこ・・・・お前は静岡と共に建て直せ俺が時間を稼ぐ」
90 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:22:37.977 7f5Wcg3d0.net
神奈川「千葉・・・・・・・・・・・・・・」

千葉「頼む惚れた女に死んでほしいと思う男はいないさ・・・さあいけ」

神奈川「だめよ同盟したじゃないの!生きて勝ちましょう必ず・・・・」シクシクシク

千葉「かなこ・・・・・」

茨城「よおいいとこ邪魔してわりいけんどもいいべか?」
98 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:26:06.145 7f5Wcg3d0.net
神奈川、千葉「い、、茨城?!」

茨城「いんやーあいつらグンマー潰してさいずれ栃木も危なくなればおれらもやべえのよ、そこで・・・だ共闘しねえか?」


埼玉「ううう・・・・・面白そうな話だね・・・」

東京「新潟の雪男どもにレイプされるよかマシか・・・・」

神奈川「みんな・・・・・」

東京「おうおう関東人の底力新潟帝国に見せてやろうじゃねえか」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
103 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:29:29.466 7f5Wcg3d0.net
新潟帝国「雑魚が何度束ねようとも雑魚は雑魚・・・・鯛にはなれんほほほ」

山梨「なろお・・・・・この糞新潟が長野から攻めてきたせいで静岡を奪えんくなった・・・・うぜえずら殺すずら」

長野「うおおおおおおおおおおおおおお山梨が諏訪湖へえええええうっぎゃああああああああああああああ」

新潟「どうした?長野おい長野」

トチギグンマー連合共和国「ウホオオオオオオオオオオオオオオオルンボロンボロンボロンボ」

新潟兵斥候「たたたたたたたた大変ですうううう魚沼地域がグンマーにいいいいいいいい」

新潟「お、、おのれ・・・おのれえええええええええええええええこれが狙いか関東めええええええ」
114 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:32:14.252 7f5Wcg3d0.net
神奈川「あら・・・・退いていくわ」

東京「ふん当然だあんな一夜漬けでできたような巨大帝国頑丈なわけがねえましてあんだけ広い土地だ兵士も士気が低い」

埼玉「ぼく・・・・・・ぼくもうこれ以上みんなを死なせたくないよ・・・」

東京「・・・・・・・・・・」「かなこ千葉」

東京「俺と埼玉を2人で併合してくれ」
124 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:35:47.396 7f5Wcg3d0.net
神奈川「い、、、いいの・・・・・・?」

東京「俺には都民1300万人の命を守る義務がある焼け野はらはもう御免だ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーこうして埼玉は千葉が東京とは神奈川県が併合することなった・・・・そのころ東海では



愛知「ほんみゃうぜーにゃーあいつら岐阜だけじゃなく三重まで楯突くとはにゃー」

ーーーーーーーーーーーーーーー愛知県犬山市

岐阜「よーーーし愛知の領土を奪ったのらーーーーー」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


三重「ふふふ伊勢湾使って名古屋奪ったろっっwほんまばくしょーやわっっっw」
131 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:38:12.303 7f5Wcg3d0.net
愛知兵「ああああ・・・愛知さん・・・・」

愛知「おお。。。。。俺は少し2人にいじわるをしすぎたのかもな・・・・・」

ーーーーーーーーーーーーー三重、岐阜による愛知県奪い合い合戦は凄惨を極め大量の避難民が発生した

三重・岐阜帝国 発足 愛知県岐阜県、三重県に併合される
137 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:42:09.162 7f5Wcg3d0.net
岐阜兵「おらおらてめええええええバカにしやがってっよおおおおおいままでえええええ」

三重兵「てめええええええ赤福は愛知のもんだとか言ってたよなああああおおおおおおお?」

滋賀「なんやえらい揉めとるな」

京都「ほんま田舎もんは血なまぐさいことしてていややわー」

ーーーーーーーーーーーーーーーー関西地方は関東、東海の争乱に比べ争いはなく安定した統治が行われていた

大阪「はっはははっー銭さえ積めばみんなみーんなうちらの共同体のお仲間やわ戦争なんてバカらしいわーw」

ーーーーーーーーーーーーー大阪、奈良、京都、滋賀の関西共同体は独自の政治を行い戦争行為の禁止を行っていた
141 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:44:21.914 7f5Wcg3d0.net
大阪「銭積んで言うこと聞かへん悪い子はどいつや?」

和歌山「堪忍してください堪忍してください・・・・・・・・・もうやめてください・・・」

大阪「銭であかんのやら戦争やろ」

和歌山「さ、さっきと言うてること違いますがなーーーーー!!!!」

ーーーーーーーーーーーーーー関西共同体 和歌山をフルボッコ
147 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:46:41.080 7f5Wcg3d0.net
大阪「じゃかしいわわれボケハゲおらあああああああああ梅干し枯らすぞぼけえええええええええええ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー報道規制で他地方では知られていないがこのときの関西共同体の和歌山民への虐殺は比喩できないほど悲惨であった民族浄化である

神奈川兵スパイ「な、、、なんてことだ・・・・・・・・・・・・・・早くかなこさんへ知らせなくては・・・・」
150 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:49:38.924 7f5Wcg3d0.net
滋賀「あ、、あの大阪はん戦争行為禁止じゃ・・・・」

大阪「なに言うとるねんあれはなあくまでもその場を収めるためのパフオーマンスやねんなーべつにわしかて戦争なんてしたないわーww言ってわからんアホはしばかな」

京都「あんま調子に乗るとあきまへんで」

奈良「・・・・・・・・・我黙なり」
153 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:52:15.226 7f5Wcg3d0.net
京都「ふーんまあええけどほなうちはこれで」


滋賀「京都姉さん・・・・・・・あれをやるんですね」

京都「うちらだけの王国作ろうやないか北陸はたしかいま」

滋賀「ええ新潟帝国との戦争で石川は疲弊、福井も雪のせいで陸の孤島叩くなら今です」

京都「ほな勝手にやらせてもらいまひょかーっふふふ良しなに」
158 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:55:10.431 7f5Wcg3d0.net
福井「ふへへへもうだめだああああうへへへへへちくしょおおおなんでわいはいつも・・・」

石川「気をしっかりもて・・・・今関東に支援を求めてる踏ん張るんだ」

福井「アホ抜かせえええええ関東なんざアテにならんわーもうおわりやああああせめて化石だけでも・・・」

福井兵「ひいいいいいいいいいいいい滋賀兵だああああああああああ」

滋賀兵「おらおらおらおらおらおらああああああああぶっころおおおおおおぶっころおおおお」

新潟兵金沢だあああああああああいええええええええい」

石川「あああ自慢の金沢が・・・ううう・・・ううううううううう・・・」
166 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:58:19.172 7f5Wcg3d0.net
福井「うへへへへへもうだめだあああ・・・・でもなどうせ死ぬなら・・・・」

敦賀原発自爆装置作動シマシタ

石川「よ、、よせえええええええええはやまるなあああああああああああああああああ」

京都「なんやねんあのキチガイ・・・・・・・・・・・」

福井「みんなああああああああああああああああごめええええええええんんんんん」


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ーーーーーーーーーーーーーーーーその音は遠く九州でも響いたと言うさらに北海道でも放射線が確認された
171 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:01:22.031 7f5Wcg3d0.net
大阪「なにしてんねん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ガクッ

スタスタスタスタ

兵庫「お疲れ」フウウーーー「タバコを吸う」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー大阪が振り返った先では兵庫県の県旗が至るところにはためいている大阪の街であった

兵庫「ふううーーー・・・・あばよ相棒」

ーーーーーーーーーーー関西共同体崩壊 滋賀、福井、石川、富山、京都 壊滅
178 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:05:16.532 7f5Wcg3d0.net
兵庫「さーていよいよ俺らの時代がきたなー新相棒」

奈良「我相棒成らず裏切り者成り」

兵庫「ははったしかに・・・・お前の裏切りがなきゃ俺はたった1県で大阪の背後を突くことはできなかった」フーーー

兵庫「サンキュー奈良俺とお前で理想の国作ろうなっ」ニコッ

奈良(我この男恐ろしい・・・・・・・・闇の中のその闇の眼を心をしているこいつ日本征服しかねない恐怖成り・・・・・
187 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:09:00.759 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーその頃関東では

神奈川「そう関西は修羅場みたいね・・・・・・・・・・・」

千葉「新潟帝国もかなりの被害をうけたようだもはや自滅するのも時間の問題だろう」

神奈川「ええ・・・・・当面の敵は・・・・北になりそうね」

栃木「お、おらたちは東北同盟軍に参加いたしやす」

宮城「うんありがとう僕は嬉しいよ栃木くん歓迎するよ★」

岩手「むう・・・・あたしこういう・・・・ヘラヘラしてるの・・・・嫌い」

山形「同感だねヘドが出る死ねばいい」

宮城「こらこら新しい仲間に酷いこと言うなよ★」
194 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:12:49.080 7f5Wcg3d0.net
神奈川「栃木が裏切ったわね」

千葉「元からその気しかないだろう北関東ではグンマーが再び独立後は独自の生き残りを探っていたしな」

静岡「ふうやれやれ・・・・次から次へと敵かね・・・今度は東北同盟か」
205 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:16:37.108 7f5Wcg3d0.net
福島「不可侵地帯空白地帯紙の領域それが福島」

茨城「そーだなーおまえらんとこは東北同盟入ってないしなー」

福島「そうでもね栃木この福島飛び抜けて同盟入ったねこれよくないね」

茨城「エンドメルトダウン(最終兵器)は使うなよ福井の二の舞だ」

福島「それはしないだってそれしたら日本消滅するだから福島不可領域」
221 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:21:08.947 7f5Wcg3d0.net
福島「なんぴともこの福島犯せない」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2日後北海道皇国による本土大爆撃により壊滅さらに福島茨城に北海道落下傘兵による侵攻をうける

宮城「やれやれ派手に東北をいい感じにローストしてくれたね蝦夷の野蛮人は★」

岩手「うわあああああああああああんばかばかばかばかあああああせっかく復興したのにいいい・・・・えええええええええん!!!」

北海道「にゃはははははっ俺様大勝利だぜー!」

ーーーーーーーーーーー北海道はロシアとの繋がりにより大量の戦闘機を保有していた青森。秋田を植民地とし東北いや日本すべてを自分達の奴隷とするつもりであった
229 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:24:00.542 7f5Wcg3d0.net
北海道「にゃはははははっ俺様はスキピオの生まれ変わりだーーーいわはははっ」

秋田「ぼっちゃまヒトラーのほうが合ってるのでは?なにはともあれ素晴らしい電撃線でした福島、茨城は飛び地ですが我が北海道皇国のものとなりました」

北海道「にゃはははははっ愉快愉快〜俺様寛大だから奴隷から下僕にランアップだぜーおい税収の8割は北海道に入れるように伝えろよっ」
239 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:27:40.819 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーー東北同盟では福島奪還を計画していた


宮城「さてまずいねうん・・・・僕らが勝つにはまず聖地「福島」を取り戻し最終兵器で起死回生しかないね★」

山形「でもよー国連が使用を禁止してるぜ福島には未知の生命体もいるそれを軍事転用すれば今度はアメリカ軍が空爆してくるぞくそ死ね」

宮城「まずいね★でもバレなきゃ犯罪じゃないんですよー★」

栃木「お、、おらいきますっ」「神奈川や千葉ならみんないいやつだから利用できるっおら交渉しますっ!」
251 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:35:22.517 7f5Wcg3d0.net
栃木「たのむっ北海道を倒すにはこれしかねえんだよおおおおお」(くそがあああさっさと言うこと聞けやあああああ)

千葉「助けたいのは山々だが・・・・君ら西日本が今どうなってるのか知らないのかい?」

神奈川「田舎もんは情報に疎いわね・・・・・・・・」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー北海道による爆撃の6日前
阿修羅の戦闘地方 九州


宮崎「両皇帝陛下にいいいいいいいいいひざまずけええええええええええええ」

福岡「・・・・・・・・・・・・・」

鹿児島{気分がよかねないごて福岡さん黙っとる?」

福岡「戦は好きじゃないやるならタイマンだ」

鹿児島「男らしかねーふふ福岡さんが本気出したら九州の活火山全部噴火しちょりもす」

ーーーーーーーーーーーーーーーー九州では戦乱がおきるまえに福岡、鹿児島の数百人の男どもの咆哮ですべてを従えていた

さらに四国すらも謁見を申し出て福岡の傘下へ入った 熊本、佐賀、宮崎、大分は鹿児島 長崎、四国は福岡が治めていた
261 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:40:34.680 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー一方狂気の男兵庫はまたつまた1つと県を滅ぼしていった

兵庫「鳥取、広島、岡山島根、あーとーは」

奈良「山口成り」

兵庫「ふふ僕は音もなくなんの前触れもなくすべてを奪うことができるのさ山口悪いけどいただくよ九州人さん」

鹿児島「兵庫の青二才がなんぞ盗人のようなことをしちょりもすな」

福岡「気に食わん・・・・・・・破滅を」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州軍20万 関西、中国勢24万による史上最大の会戦が始まろうとしていた
267 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:43:54.847 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神奈川「西のあの決戦で恐らくすべてが決まる」

千葉「さしづめ関ヶ原だな・・・・・」

栃木「そ、、そんな大スケールで大戦がおきてるのにおれら関東東北はこんなみみっちい争いを・・・・・・・・」

静岡「そうだね・・・・我々は団結力に欠ける・・・みな己の正義を利益しか考えてはおらんさ」

ーーーーーーーーーーーー山梨では

山梨「やべえなおいありゃどっちが勝手も地獄だぜ・・・日本も終わりだな
276 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:47:49.716 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー山口県山口市にて


山口「もうどうにでもなれよ・・・はは・・・・勝ったほうにつくよ・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー激戦は1ヶ月以上続いた・・・・・そして

神奈川「長いわ・・・・・・・・長すぎる・・・・・・・・・・・・」

千葉「・・・・・・・・・・・・・・」

神奈川「決まったのね?」

千葉「ああ決着がついたようだ」
284 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:51:49.895 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー山口県萩市

鹿児島「よかー月でござすなあ」

福岡「ふふ珍しいな酒を飲んで酔わんとは・・・・」

宮崎「・・・・・・・・・・・・・」

鹿児島「さあ山口どんおんしも飲みやんせ」

山口「ああっあああああ・・・ああああ・・・あああ・・・・ああああ「ガタガタガタガタ

鹿児島「なーにを怯えちょるははっとって食うわけじゃなかもう死んどる」

ーーーーーーーーーーーーーーーある神奈川のスパイによる記録によると勝利した九州軍は兵庫、奈良や関西勢の頭蓋骨に酒を入れそれを杯に飲んでいたという
292 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:55:01.989 7f5Wcg3d0.net
鹿児島「男ならどーんと飲みやんせ・・・さあ・・・」

山口「んっぐぐぐぐぐぐぐっ・・・・・・・」オエエエエエエエエエエエエエエエエエエゲロロロロロッロ

鹿児島「ああーしもた粗相はよくなかとよ」

パアアアアン(張り手により山口の顔が破裂する)

福岡「なにも殺さんと」

鹿児島「恐怖で支配されたやつはもののやくにばたたん強さ・・・・強さのみに従うもんをおいは欲しとる」
302 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:59:22.484 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーー宇都宮市にて

宮城「これより九州覇王軍対策会議を行う」

神奈川「関東代表かなここと神奈川です」

千葉「同じく関東代表千葉だ」

宮城「さてゆゆしき事態だ我々は・・・北海道、九州2つの化け物に食われそうになっている★」

山形「抵抗しなきゃいいんじゃねーのもうこのさい九州覇王王国の傘下に入れば」

神奈川「無駄よ鹿児島、福岡は無抵抗なんて関係なくすべてを破砕して回るわ」

千葉「ああ関ヶ原の仕返しとばかりに関東は特に執拗にやられるだろう」
305 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:01:50.251 kPCyzvdP0.net
国連「九州覇王軍なんなんだやつらはまるで地獄からきた魔王じゃないか」

アメリカ「ううう・・・・手を出せん・・・・やつら我々の偵察機をたった2発の投石で打ち落としてきたぞ・・・」

国連「ああくそ日本はおしまいだ隼人の血を目覚めさせてしまった・・・・」
310 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:05:00.959 kPCyzvdP0.net
鹿児島「進軍せい・・・・・東へ東へ・・・・・東人は人にあらず征伐じゃい」

佐賀「すすめえええええええええええええええええええええ」

大分「ぜえええええええんしいいいいいいいいいいん!!!」

静岡「・・・・・・・・・ま、まるで大きな大きな巨大な渦巻きのような地を覆うような無数の軍団が東へ進んでいる」

宮城「・・・・・・・・・・・・やつら人間じゃないね★戦車や戦闘機じゃ止まらないよ★」
313 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:07:16.316 kPCyzvdP0.net
栃木「おらは・・・・なんもできねえから・・・・でも」

岩手「むうううううう・・・このまま黙って殺されるなんてやだーーーーー!」

宮城「岩手の言う通りだね★戦おうみんなで東日本に生きるすべてのために」

新潟「ふむ・・・・・・余に提案がある」
318 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:10:37.558 kPCyzvdP0.net
ーーーーーーーーーーーーーー

新潟「というわけだふふ悪いな余がいいとこどりだ」

ヒュウウウウウウウウウウウウウウウ{廃墟となった北陸にて

新潟「ほお来たな九州の野蛮人め」

ヒュンヒュンヒュン[巨大な大岩が空から降る


ズドオオオオオオオオオオオンドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

新潟「みなさらばだ・・・・・・帝国よ永遠なれええええええええええええええええええええ」

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ 敦賀 メルトダウンセカンド 発動 
324 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:14:33.497 kPCyzvdP0.net
鹿児島「抗うものとはまっこつ美しいものじゃ・・・・新潟は手厚く保護せよ」

福岡「いいねえそういう足掻き嫌いじゃないぜ・・・・さあ足掻けよ足掻けよなあ・・・・俺らを楽しませろやきさんんん!!!」

長崎「ぼくは・・・・・・・ただ壊す」

鹿児島「長崎頼むぞ神奈川にマスタードガス入りの旅客機一斉特攻をば仕掛ける算段」

福岡「こいで関東組は挫ける終わりだな」
327 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:17:25.970 LtkgTg0Sa.net
まさか九州勢が団結してるのを見れるとは思わなんだ
328 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:17:41.064 kPCyzvdP0.net
キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ[上空から一斉投下開始

長崎兵パイロット「うわあああああああお母さんんんんんんんうわああああああああああああああああああああああ

千葉「西から大編隊確認!突っ込んでくるぞ!かなこおおおおおおおおおお」

神奈川「対空ミサイルはすべてうち尽くしたわ・・・・・・まだ40機はあるわね・・・・・
330 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:20:17.712 kPCyzvdP0.net
神奈川「みんな急いでガスマスクを・・・・・・・・・神奈川だけじゃ被害は済まないわ・・・・」


ヒュルルルルルルルルルルル ドドドドッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

千葉「や、、、山梨方面からミサイルが・・・・・・・・」

神奈川兵「全機撃墜!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


山梨「・・・・・・・・・・・・・・ふんっ」
332 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:23:17.070 kPCyzvdP0.net
神奈川「山梨・・・・・・・」

山梨「勘違いするなおまえらの県が汚染されればおれらも息苦しい思いするから攻撃しただけだ」

宮城「おやおや素直じゃないね★」

鹿児島「しくじったか・・・・・・・・・・・・・・・」

福岡「しゃーねーおいがいくわ・・・・終わらせちゃる」

鹿児島「たのんます福岡はん」

福岡「地獄見せたちゃる・・・・・東人」
337 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:26:50.872 kPCyzvdP0.net
ーーーーーーーーーーーーーーー福岡は1000人の精鋭のみでバイクで全力疾走により関東へ迫った

千葉「かなこ・・・・・もうむりだ・・・・・・すぐに東北へ避難しようあいつら化け物だ」

福岡兵「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアア」ドオオオオオン[鉄パイプで戦車を大きく凹ます

静岡兵「ひいいぎゃああああああああああああああああ」

佐賀「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」片手でミサイルを持ち上げ手投げ弾として神奈川兵へ落とす

神奈川兵「うわあああああああああああああああああああああ」
341 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:31:12.238 kPCyzvdP0.net
神奈川「ううっっ・・・うう・・・・・・・横浜が私たちの町が・・・・・・・・・」

千葉「かなこ・・・・・・・・・くう・・・・・・・・・・・・・」ぎゅううう[かなこを抱き締める



ーーーーーーーーーーーーーーーーー神奈川静岡は九州覇王軍に蹂躙されたしかし奮戦したため皆殺しはされなかったという

宮城「うーん・・・・・・・・あと1つ手がある★」

山形「なんですぐ言わねえボケカス」

宮城「沖縄に呪術士がいるんだ★有名で協力なねなにか奇跡がおこせるかも★」

千葉「最後は呪いかよ泣けてくるな・・・・・」
343 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:34:39.736 kPCyzvdP0.net
沖縄「さいーさーほいさーいやっささー助け欲しいなら援助してくれー」

宮城「やぶからぼうになんだい★」

沖縄「本土人が戦争してるおかげで観光客だーれもこないお金なーい」

宮城「これに勝てば十倍にしてあげるよ★」

沖縄「よーしよしでは・・・・・・・・ふむふむ強い怨念があるやつらに対する深い怨念をもつ魂・・・いやまさかこやつわざと魂と・・・」

千葉「なにいってんだこのばばあ・・・・」
345 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:37:33.425 kPCyzvdP0.net
兵庫「やあやあ呼んだかねふふ僕の思った通り関東の君らはお困りのようだね」

千葉「ひょ、兵庫かっ?!」

兵庫「ああそうさもっとも今は霊体だけどねふふふっ」

沖縄「きさま・・・・・霊魂となりそして生きる命を貪る悪霊の素質がある・・・ぬしは闇の住民じゃ」

兵庫「いくらあの隼人でも実態のない僕にはなすすべがなかろう」
348 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:40:53.199 kPCyzvdP0.net
千葉「お前に頼むのはおかしな話かもしれねえ・・・・・情けないと笑ってくれ・・でも頼むあいつらをなんとか・・・して・・・くれ」

兵庫「ふふ頭を上げたまえちーばくん協力しようただし条件がある」

千葉「なんだ・・・・・・?」

兵庫「霊体として倒せる相手は1人までなんだ・・・ましてあんな化け物2人ならなおさら」

兵庫「僕の呪力を分け与えようだから・・・・きみも死んでくれ死んで霊体として鹿児島を倒してくれ」
349 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:42:06.349 OcE1xi/l0.net
千葉は地味に水上げ高日本一の漁港と日本一の空港と日本一利用料金が高い路線を持ってるからな
軍隊の基地も全国トップクラスに多いしヤバイ
355 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:45:50.945 OcE1xi/l0.net
地味に千葉って神宮と名乗ることを許された3神社のうち一つと日本一来場者が多い寺があるから宗教関係でもトップ
356 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:46:16.833 kPCyzvdP0.net
千葉「わかった・・・・・・・・・・・・・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州覇王軍前線

福岡「滅びよ・・・・・・うっ・・・・・」「ぐぐうう・・・・・・・・」

兵庫「やあ・・・・・福岡・・・・・」

福岡「な・・・・き、きさんんんないごてここに・・・・死んだはずじゃ・・・」

兵庫「霊魂だよふふさあ一緒に地獄へいこう・・・・・・・」

福岡「いやじゃああああああいやじゃあああああああああああいいいやアアアアアアアアアア!!!!」

宮城「福岡兵の動きが止まっているなにかあったのか?★」
360 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:49:23.340 kPCyzvdP0.net
千葉「これが霊体か・・・・・・・・・・・・・・ああ俺死ぬんだな・・・・・・」

鹿児島[福岡はん・・・・なにが・・・なにがおきたんじゃ?」

千葉「かあああああああごおおおおおおしいいいいいまああああああああ!!!」

鹿児島「な、、なんじゃっあの輝きとオーラは・・・・・おいは幻でも・・・・・・・」

バンッ[気づくと鹿児島は暗い闇の中にいた

鹿児島「こ、、ここは・・・・・・・・・・」

???「ここは地獄だ奈落だお前は地獄へ落ちた呪いでな」

鹿児島「ほうか・・・・・是非も・・・・なし・・・・」
363 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:51:14.000 kPCyzvdP0.net
千葉「かなこ・・・・・・かなこ・・・・・・・・」

神奈川「ち、千葉千葉なの!?どこ?!」

千葉「かなこ今までありがとう・・・・・もう大丈夫だからなかなこ千葉を関東を頼んだよ」


シュウウウウウウウウウウウウウウウウウ[幻が消える

神奈川「千葉あああああああああああああああああああああああああ!!!」
365 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:54:04.875 kPCyzvdP0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州覇王軍は瓦解これに乗じて国連軍は日本の統治に乗り出した

国連軍は北海道へ対し戦闘中止を命令及び戦後復興の中心となることを結ばせたこうして長きにわたる戦乱は終息した

神奈川「千葉・・・・・・・・・・・・・・千葉県は今日も平和だよ静かな海暖かい風・・・・本当になにも変わらないいいとこだよ千葉」





ーーーーーーーーーーーーーーーー終わり
369 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:57:42.564 kPCyzvdP0.net
俺の不勉強であったあと尺的に出すとまずいことになっていた四国中国地方の方々には本当に申し訳ないことをした
370 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:59:18.341 kPCyzvdP0.net
今度はもっと全都道府県の知識を勉強してから再チャレンジさせてくれそんときは中国四国も出そうではおやすみ
372 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 01:00:05.169 rXwnHMVl0.net

楽しみにしてるぜ

今井リサ「紗夜は最近、日菜を甘やかし過ぎじゃない?」

1 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 21:31:55.46 BFbhifnW0
※キャラ崩壊





─ファーストフード店内─

紗夜「はぁ? 今井さん、急に何を言ってるんですか?」

日菜「えー? そーかなー?」

リサ「うん、絶対甘やかし過ぎだって」

紗夜「今井さん、確かに日菜は私の双子の妹です」

紗夜「しかし家族だからといって、私が簡単に人を甘やかす人間だと、そう言うんですか?」

リサ「いや、紗夜が自分にも他人にも厳しいのは知ってるよ?」

紗夜「では何故そんな馬鹿げた事を」

リサ「いやだってさ……」

日菜「おねーちゃん、ポテト!」

紗夜「はいはい」スッ

日菜「あー……んっ! んー♪」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517056315
2 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 21:35:50.69 BFbhifnW0
リサ「ほら」

紗夜「何ですか?」

リサ「何いまの」

紗夜「日菜にポテトを食べさせただけですが何か?」

リサ「ほら」

紗夜「だから何ですか?」
3 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 21:38:27.08 BFbhifnW0
リサ「甘やかしてんじゃん」

紗夜「甘やかしてなんていません」

リサ「じゃあ何いまの?」

紗夜「可愛がっているだけです」

リサ「可愛がっているだけ?」

紗夜「はい、可愛がっているだけです」

リサ「……」

紗夜「……」

リサ「そっかぁ」

紗夜「はい」
4 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 21:56:06.98 BFbhifnW0
リサ「……いやいや待ってよ、おかしいって」

紗夜「何もおかしくなんてありません」

リサ「……わかった。じゃあ何で最近、日菜をそんな可愛がってるの?」

紗夜「……今まで私は、日菜の才能に嫉妬し、日菜に随分と冷たくあたっていました……」

紗夜「ですが今は、日菜と正面から向き合い、姉として、今まで冷たくしていた分を可愛がろうと……」

紗夜「そう、決めたんです」

日菜「おねーちゃん……」

リサ「……うーん……そっかぁ……いやでも……」

紗夜「何ですか? まだ何か不満なんですか?」

リサ「いや……やっぱりそれにしてもさー……」

日菜「んー♪ この新作ハンバーガーおいしー♪」モッキュモッキュ

紗夜「……もう、何やってるのよ……口の周りにソースついてるわよ」フキフキ

日菜「んぶぶ」
5 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 21:57:48.39 BFbhifnW0
リサ「ほら」

紗夜「何ですか?」

リサ「何いまの」

紗夜「日菜の口の周りを拭いただけですが何か?」

リサ「ほら」

紗夜「だから何ですか?」
6 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 21:58:54.00 BFbhifnW0
リサ「甘やかしてんじゃん」

紗夜「甘やかしてなんていません」

リサ「じゃあ何いまの?」

紗夜「可愛がっているだけです」

リサ「可愛がっているだけ?」

紗夜「はい、可愛がっているだけです」

リサ「……」

紗夜「……」

リサ「そっかぁ」

紗夜「はい」
7 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 22:07:49.93 BFbhifnW0
リサ「いやだからおかしいって」

紗夜「ですから、何もおかしくなんてありません」

リサ「何でそんな頑ななの……」

紗夜「今井さんには言われたくありません」

リサ「いやいやいや……」

日菜「おねーちゃん……この椅子、クッション潰れててお尻痛くなってきちゃった……」

紗夜「あら、そうなの? じゃあ、ほら。いらっしゃい」スッ

日菜「わー! おねーちゃん、ありがとー♪」ポスッ
8 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 22:09:10.41 BFbhifnW0
リサ「ほら」

紗夜「何ですか?」

リサ「何いまの」

紗夜「日菜を膝の上に座らせただけですが何か?」

リサ「ほら」

紗夜「だから何ですか?」
9 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 22:11:29.91 BFbhifnW0
リサ「甘やかしてんじゃん」

紗夜「甘やかしてなんていません」

リサ「じゃあ何いまの?」

紗夜「可愛がっているだけです」

リサ「可愛がっているだけ?」

紗夜「はい、可愛がっているだけです」

リサ「……」

紗夜「……」

リサ「そっかぁ」

紗夜「はい」
10 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 22:28:51.00 BFbhifnW0
リサ「おかしいおかしいおかしい」

紗夜「何もおかしくなどありません」

リサ「いやいやいや待って待って」

紗夜「はぁ……では今井さんはどうなんですか?」

リサ「へっ? アタシ? 何でアタシ?」

紗夜「自覚がないんですか……」

リサ「いやいや、意味わかんないって……」

紗夜「では今井さんは、湊さんといま何をしているんですか?」

リサ「友希那と? 何をしてるかって……」

友希那「リサ……ごめんなさい、ちょっとお手洗いに……」

リサ「ん? ああ、ゴメンね友希那。はい、行ってらっしゃい」スルスル

友希那「ん……行ってくるわ」ガタッ スタスタ
11 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 22:32:34.47 BFbhifnW0
紗夜「ほら」

リサ「何が?」

紗夜「何ですかいまのは?」

リサ「お店の暖房の効きが悪くて寒かったから、友希那とマフラー巻き合ってただけだけど?」

紗夜「ほら」

リサ「だから何?」
12 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 22:35:42.69 BFbhifnW0
紗夜「甘やかしてませんか?」

リサ「甘やかしてなんかないよ」

紗夜「じゃあ何ですかいまのは?」

リサ「仲良くしてるだけだよ」

紗夜「仲良くしているだけ?」

リサ「そっ、仲良くしているだけ」

紗夜「……」

リサ「……」

紗夜「そうですか」

リサ「うん」
13 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 23:00:19.06 BFbhifnW0
友希那「リサ、お待たせ……皆食べ終わったのなら、そろそろ出るわよ……」スタスタ

リサ「ん、そうだね。そろそろ出よっか」ガタッ

紗夜「ほら日菜、行くわよ」ガタッ

日菜「あっ、おねーちゃん待って! 手、繋いで帰ろ?」ガタッ

紗夜「はいはい」ギュッ

日菜「えへへー♪」ギュッ

リサ「ほら友希那、外もっと寒いからマフラーちゃんと巻かないと」スルスル

友希那「ん……そうね……」



 スタスタ トテトテ

 アリガトウゴザイマシター



蘭「……何あれ……」

つぐみ「もーっ! 蘭ちゃん! 私以外の女の子見ちゃだめ!」

蘭「あぁ、ゴメンねつぐみ……それにしてもRoseliaの人達、馴れ合いはしないみたいこと言ってたけど、ベタベタし過ぎでしょ……」

つぐみ「もー、蘭ちゃん! 私と二人きりの時は私以外の事は考えちゃダメって言ってるでしょ!」

蘭「あ、ゴメンね……」

つぐみ「ほら蘭ちゃん、あーん!」

蘭「あ……ん」

つぐみ「どう、蘭ちゃん? おいしい?」

蘭「当たり前でしょ。つぐみにあーんしてもらえるなら、グリーンピースだって美味しく食べられるよ」

つぐみ「本当? 嬉しいなぁ……えへへ」

蘭「ふふっ……」




おわり
14 :◆jCuNTsyVe2Xz 2018/01/27(土) 23:05:42.96 BFbhifnW0
という訳で終わり

初バンドリssでした

さよひなは良いぞ
でもありさあやも好き
モカ蘭も良し
あやちさも素晴らしい
さよつぐも可
みさここも優良
リサモカも有り

百合は良いよね

ss読んでくれた人達、ありがとうございます!

ルパン「荒野に光る指輪」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:31:50.09 mMPjN8Ba0

 ────
 ──


 ─数年前・とあるバー―


 〜〜〜………♪


「あいよ兄ちゃん」コト…

「おお、あんがと」


 〜〜〜………♪


 カランカラン―


「……んん?」

「……」

 カツカツ… スッ…


 「ブラッディメアリー」


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:32:20.42 mMPjN8Ba0

「……、ヌフフ……」スッ… スッ…

「……」カランッ…

「オシャレなお酒、飲むじゃないの」

「…………」チラッ

「……ええ。いつもはビールしか頼まないんだけど、
 今日はゆっくり飲みたかったから」

「相手になってもいいかな?」

「……ええ、もちろん」


 カチンッ


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:33:21.45 mMPjN8Ba0

 ――――


 〜〜〜♪


「やっと仕事が終わって、今から娘のところに帰ろうと思ってたところなの」

「なーのにこんなところで飲んじゃってまあ」

「ふふ、いいじゃない。たまにはゆっくりと……」スッ… キラッ

「……」

「……綺麗な指輪だな」

「これ? ……そうね、綺麗よね」


 「私と娘に幸運を運んでくれる、そんな指輪よ」


「ふーん」

「あの子には、辛い思いばかりさせてたから……」

 カタン… スクッ

「あら、もう行っちゃうの? まだ一杯目じゃない」

「ごめんなさい。娘のこと考えたら、すぐに帰りたくなっちゃった」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:34:17.49 mMPjN8Ba0

「そうか……なら、しょうがねえな。早く帰って娘さんに顔見せてやりなよ」

「ええ。ありがとね、少しの間だったけど付き合ってくれて」

「ああ、いい時間だったぜ」

「……それじゃ」

 ──


 カランカラン―


「……最後まで、警戒は解いてくれなかったなぁ」

「それにしても……幸運の指輪か」


 ―カランッ


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:42:42.70 mMPjN8Ba0





 『荒野に光る指輪』




11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 18:36:58.55 Xd9viinO0
 ――――
 ――

 ―アメリカ ネブラスカ州 ハイウェイ―

 ブウゥゥゥゥゥウウン──……

 ……ファンファンファンファン―!

銭形「おい、ルパーン! そろそろガス欠じゃないかー!?」

ルパン「うるへー! そっちの車よりは燃費いいってのー!」

次元「そうは言ったがなルパン、改造車の性能もここまでらしいぞ」

ルパン「なにぃっ?」

 ブルルルル… ブルル…

ルパン「あら、あららら……」

 プシュゥゥウウ……

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 18:37:44.09 Xd9viinO0

 ファンファンファン―

ルパン「……っきしょーこんのポンコツ!」バンッ

次元「まあ、どうせならこのまま目的の街まで連れてってもらおうぜ」シュボッ

銭形「がーっはっはっは! ほーれ見たことか!」

銭形「よーし、大人しく捕まれルパン〜〜〜……!」ガチャッ

ルパン「……」ヒョイ

銭形「ぬっ…… ぬぬっ……!」スカッ

 スカッ… スカッ…

銭形「このっ……! こんの……!!」スカスカッ

次元「……おい、ルパン」

ルパン「だーって身体が勝手に……」ヒョイヒョイッ
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 18:38:47.95 Xd9viinO0

銭形「ぬぬぬぬぬ〜〜〜〜……!!」

ルパン「ありゃ、とっつぁん何して……って」

 グルグルグルグルグルグルグルグルグル――

銭形「はぁ、はぁ……ふぅ……へ、へへ……車ごと逮捕……
   ご、ご……護送車で、牽引して──」

ルパン「だーっ! 分かりましたよ
    大人しく捕まればいいんでしょ捕まればーっ!!」

 ────

 ─護送車内─

 ブゥゥゥゥウン─…

ルパン「はぁ〜〜〜……」

次元「……あとで、クルマも何とかしねえとな」

ルパン「そうねー……って、んん?」

少女「……」

ルパン「……ヌフフ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 19:07:15.50 Xd9viinO0

 ズルズル…

ルパン「そこのかわい子ちゃん」

少女「……」

次元「……ったく、どこにいても変わらねえ野郎だ」ハァ…

ルパン「ねえねえ、何して捕まったのよ」

少女「……」

少女「…………私は、何もしてない」

ルパン「何もしてないわけがないじゃないの〜」クネクネ

少女「っ、関係ないで──っしょ!!」グドッ



 ブゥゥゥゥウウン… ガタタッ



ルパン「ぐ、ぐぐ……」ズルズル…

次元「戻ってくんなよ、ツレだと思われたくねえ」

ルパン「ひどいな〜次元ちゃん……」

ルパン(しかし、あの娘どっかで見たような……)

ブゥゥゥゥウウン… ガタタッ
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 19:07:59.81 Xd9viinO0

 ――――
 ──

 ─とある街の刑務所─

警官「ほれ、さっさと歩け!」

 ゾロゾロ…

次元「なっさけねえ背中だなおい」

ルパン「おめえに言われたきゃねえよ……まあ、次元は悪人面がよく似合ってて――」


 「おい、暴れるな! 牢に放り込むぞ!」


ルパン・次元「んん……?」

少女「ちょっと! 乱暴に引っ張らないでよ!」ジタバタ

ルパン「って、あらら」

警官「不良娘め、すぐに家に帰してやるからな……!」

リリィ「私は探し物をしに来ただけなの! はなして!」

 …………。
 ……。

次元「家出か、結局送り帰されるんだから世話がねえや」

ルパン「……」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:03:40.61 Xd9viinO0
 ――――
 ――

 ─牢獄内─

 ガシャーーーーーーン…


 …………。


銭形「……」ジーーーーーー…

次元「ふん……芸術の街と謳われてる割には、質素な留置場だな」

ルパン「臭いものには蓋をして、その中身はどーでもいいってことさ」

次元「へっ、ちげえねえ。正に豚箱ってわけだ」

ルパン「まあ、こっちの方がよっぽど落ち着くぜ」

次元「確かに……それで、芸術の街について、
   そろそろ詳しく教えてくれねぇかルパン」

ルパン「んじゃあまずは、そう謳われることになった経緯をお教えしましょ。
    3年前にある男が市長に当選した。
    ジェームズ・デイカス――っつう芸術嗜好家なんだけどもな?
    そいつがこの街を奇抜に塗り替えちまったのさ」

次元「芸術嗜好家……俺にはわからねぇ感性だ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:18:53.89 Xd9viinO0
次元「となると、市長が自分の収集品を
   自分の街の美術館で一般公開する……ってことか?」

ルパン「その通り〜。それが今回の狙いの美術展ってわけよ」

次元「けっ、自己満足もいいところだぜ」

ルパン「だが、奴のコレクションはどれも目玉商品ときたもんだ。
    俺様が目をつけないわけがないっての」

次元「しかしよルパン、
   このままじゃその美術展が終わっちまうぜ。どうするよ?」

ルパン「うーんそうねー……」チラッ

銭形「……」ジーーーーー…

ルパン・次元「……」


 …………。


ルパン「んじゃあ、さっさと抜け出しちまうか」カチャカチャ…

次元「よしきた」

銭形「あぁっ?」ズルッ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:19:59.19 Xd9viinO0

ルパン「そうそう、それと奴には裏の顔があってよ?」

次元「裏の顔?」

銭形「お、おいルパン……? ちょっと……?」

ルパン「まあ、この話は出てからでいいか」カチャッ

 キィ…

銭形「ぐぬぬぬぬぅ……お、お前ら……
   わしが目の前にいることを忘れてないか……!?」ワナワナ

ルパン「わりぃがなとっつぁん、
    今回は捕まっていられるほど悠長にしてらんねえんだわ」

ルパン「ちっとばかし寄り道もしてぇしよ」

次元「寄り道?」

銭形「〜〜〜〜っ!! ええい今すぐこんな牢屋じゃなく、
   難攻不落の監獄にぶち込んでやる――!」バッ─

ルパン「ほいっと」スカッ

次元「……」ゲシッ

銭形「どぉわっ!?」

 ガシャーーーン…

ルパン「ヌフフフ、すーぐ血が上っちゃうんだから。
    そこで頭冷やしながら俺の収監先でも考えててよとっつぁん」タタタタッ―

銭形「ち、ちっくしょう〜! おーい! ルパンが、ルパンが逃げたぞーー!!」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:20:54.39 Xd9viinO0

 ――――

 ─取調べ室─

 ガサゴソ…

少女「あんまりぐちゃぐちゃにしないで」

警官「私物は携帯とサイフ、あとはこの懐中時計──」

 ジリリリリー

少女「っ……?」

警官「っ! 緊急サイレンっ!?」

〈脱獄者2名、直ちに捕縛せよ。繰り返す――……〉

警官「なんだと……!?」ガタッ

警官「おい! 鍵は閉めておくから、大人しくしてるんだぞ!」

 ガチャッ バタンッ

少女「ふんっ……散らかしっぱなしにすんなっての」

少女「……、……」スッ… カタッ…


 …………。


少女「…………どこにいるのよ、母さん」

 カチャカチャ…

少女「っ! ……」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:40:10.97 Xd9viinO0

 ……カチャッ キィィ…

警官「君、ここは危険だ。今すぐ脱出する」

少女「は、どういうことよ……って」


 ルパン「家に、帰りたくないんだろ?」スッ…


少女「あなた、一緒に捕まってた……」

次元「おい、寄り道が過ぎるぜルパン」

ルパン「まあまあ、とりあえず今は逃げましょうや!」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:41:24.40 Xd9viinO0

 ――――

 バタンッ

 キキィッ ブルウウゥゥゥゥン―…

ルパン「おお、新モデルじゃないのこれ〜」

次元「スピードが出そうだな──って、向こうも意外に対応がはええな」

 …―ファンファンファン

ルパン「次元、後ろの連中は頼んだぜ〜」

次元「そっちこそうまく撒けよ」

ルパン「任せとけって――!」

 ブウゥゥゥゥゥゥゥン―!

少女「って、なんでこんなことになってるのよ!」

ルパン「身ぃかがめてないと危ねえよ?」

少女「えっ──?」

 ドンッ― ドンッ―

少女「っ! きゃあああああああっ!!」

次元「っ、乱暴な連中だ……な──!」ドンッ─

 キッ キキキィ─ キュルルルル─…

 ……ガシャァアン─!

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:42:35.67 Xd9viinO0

ルパン「ひゅーっ、さっすが次元ちゃ〜ん」

次元「へへっ」

少女「すごい…………おじさん達、いったい何者?」

ルパン「おじさんじゃなくてお兄さん」

少女「……お兄さん達、何者?」ジトッ

ルパン「レディーに目がない、泥棒様さ」

少女「泥棒……」

次元「おい、女に目がないのはおめえだけだろ」

ルパン「まあそう硬いこと言うなって〜。あっ、そういやお嬢ちゃん、お名前は?」

少女「……はぁ? どうして言わなきゃならないの」

ルパン「はじめに質問してきたのはそっちじゃねえか、これでおあいこだぜ?」

少女「ぐぬっ……」

 …………。
 ……。



 リリィ「……リリィ。リリィ・セテラよ」



26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:43:12.78 Xd9viinO0

ルパン「リリィ……」チラッ

リリィ「……っ? なに、私の顔に何かついてる?」

ルパン「リリィ……お前さん…………」ジーーーー…

リリィ「……っ」



 ルパン「…………臭わねえか?」



リリィ「……」

 パシンッ――

ルパン「いてーーーー!?」キュルルルル──

次元「ば、ばかっ──! ハンドル──」グラッ─

リリィ「きゃあああああああああああ──!!」

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:46:33.48 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ―スラム街 安いホテル―

次元「ったく、無駄にヒヤヒヤさせやがって」

ルパン「すまねえって──おー、いちち……」

リリィ「……」ブスッ

リリィ「シャワー浴びてくる。綺麗さっぱりしたらもう出ていくから。
    助けて頂きありがとうございました」スクッ

ルパン「リリィちゃん、機嫌直してちょうだいよ〜、ねっ、ねっ……?」

リリィ「――っ!」キッ―

リリィ「デリカシーも甲斐性もないのね、お・じ・さ・ん!」

 バタンッ!!

ルパン「…………」

次元「へっ、すっかり嫌われちまったな」

ルパン「ガキンチョめ……おじさんおじさん言いやがって、
    も〜う怒っちゃったもんね!」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:47:19.45 Xd9viinO0

 ガサゴソ…

ルパン「イタズラグッズ仕掛けてやるんだからもう……」

次元「おいおい、ますます嫌われちまうぜ」

ルパン「嫌われようがおじさん気にしない〜──って、あら」ペラッ

 ヒラヒラ…

次元「ん、なんだこりゃ」ピラッ

ルパン「なによなによ」ヒョコッ

次元「『メアリーの指輪』……探し物ってのはこれのことか」

ルパン「ん〜? ……──っ」

 カタカタ… カタカタ… ッターン

次元「『メアリーの指輪』……今はジェームズの私物か。
   ……どうやら、探し物なんて可愛い理由じゃねえらしいな。同業者か?」

ルパン「いや、多分違うな……」

ルパン「…………」

ルパン「……なぁ次元、一つ頼みがあるんだけどよ」

次元「なんだ、藪から棒に?」

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:58:11.27 Xd9viinO0

 ――――

 ガチャッ…

リリィ「タオルカビ臭かったんだけど、おじ……あれ」

次元「あのサル顔のおじさんなら、もう行ったぜ」シュボッ

リリィ「行ったって、どこに?」



 次元「『メアリーの指輪』を盗みにだよ」



リリィ「っ! …………――っ」スッ──

次元「おっと」カチャッ…

次元「お嬢ちゃん、わりぃがアンタはここで大人しくしててもらうぜ」

リリィ「…………」キッ─

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:24:13.38 Xd9viinO0
 ――――
 ――

 ─市役所 市長室─

ジェームズ「なに? ルパンの狙いは美術展ではなくわしの指輪……?」

ジェームズ「それで……なに、メディア共が既に嗅ぎつけたっ?」

ジェームズ「マスコミは嫌いだとお前らには何度も言ったはずだ。中継車が来たら追い返せっ」ガチャンッ!

ジェームズ「ふむ……」ギィ…

ジェームズ「ルパン三世め。わしの本命に目をつけおって……」

ジェームズ「マスコミと同じく大嫌いだが、
      ここは権力を利用してみる……か。……ふふふ」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:55:04.49 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ─とある街 役所に向かう道─


 ブウウゥゥゥゥゥゥウン──…


ルパン「それにしても独裁政治だな……
    選挙ポスターもジェームズ一色じゃねえか」チラッ

ルパン(っ……! あの指輪は……)

ルパン「……指輪はヤツの手の中、ってわけか」

ルパン「ジェームズ・デイカス……見えてきたぜ、十年前の謎が」


 ブウウゥゥゥゥゥン――……


32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:56:25.01 Xd9viinO0

 ――――

 ―市長室―

銭形「ジェームズ市長。たった今より、
   市警を総動員して貴方のお宝を守らせて頂きます」

ジェームズ「よろしく頼むよ、ミスター銭形」

銭形「それで、その指輪はどこに?」

ジェームズ「ここだよ。わしがはめているのが『メアリーの指輪』だ」キラッ

銭形「ほほう、では市長室はこの銭形が直接──」

ジェームズ「いいや、わしには専属のSPがいる。
      ミスター銭形は役所の周りを守ってくれたまえ」

銭形「は、いやしかし……」

ジェームズ「こいつらはとても優秀だよ。
      多少、法外なこともするがね。致し方あるまい」ニヤリ

SP「……」

銭形「……分かりました。では、失礼します」バタンッ

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:57:08.21 Xd9viinO0

 ──

 バタンッ

銭形「……けっ、なんでい。国際警察が信用できねえってのか」

 ──

ジェームズ「ふっ、所詮警察は国家の犬。信用は出来んわ」

SP「身辺は、我々におまかせを」

ジェームズ「頼んだぞ、お前たち」

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:58:04.57 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ―安いホテル―

リリィ「……」

次元「……」コポポポポーー… カタン…


 …………。


リリィ「……元々、指輪が狙いだったのね」

次元「どうかな」

リリィ「横取りしなくたっていいじゃない、わざわざ銃まで突きつけて大人気ない」

次元「へっ。お嬢ちゃんが片足突っ込んでるのは、こういう世界だぜ」

リリィ「分かってるつもりよ」

リリィ「……母さんが、そうだったんだから」

次元「……」チラッ

リリィ「……」

 …………。

次元「……何か、事情があるみてえだな」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:58:53.21 Xd9viinO0

リリィ「……」カチャッ…

次元「……宝物か、その懐中時計」

リリィ「そんな、大層なものじゃない」

 …………。

リリィ「…………元々、指輪を探していたのは母さんなんだ……
    今になって、盗もうとしてたって分かったんだけど」

リリィ「どうしようもない、大バカよね」

次元「……」

リリィ「私が生まれる頃に、父さんが夜逃げしたらしくて。
    ずっと母さんが女手ひとつで育ててくれた」

リリィ「そこに関しては感謝してる。まあ、それだけだけど」

リリィ「本当に突然だったわ。近所のお婆さんの家に私を預けて、
    母さんは急にいなくなった。8歳の時よ」

次元「そりゃ、難儀な話だ」

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:59:25.73 Xd9viinO0

リリィ「はじめはきっと帰ってくるって信じてた。
    でも、孤児院に入れられて、数年が経って……」

リリィ「捨てられたんだって、そう思うしかなくなった。
    それからずっと、私は一人で生きていくしかなかった」

次元「……」

リリィ「ただの指輪一つのために、あの人は私を捨てたのよ」

リリィ「そんなのおかしいじゃない。
    ちゃんと会って、一言言わないと気が済まない……」

リリィ「そう思ったから、居ても立ってもいられなくなって、
    家を飛び出してきたの……それなのに、また私はこうして待ちぼうけてる」

次元「……」カチンッ …シュボッ

リリィ「……やっぱり、こんなところで待ってるなんてイヤ。
    きっと、きっと指輪を手に入れれば何か手掛かりがある筈なのよ」



 リリィ「連れてって、私も指輪がある場所にっ」



37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:00:37.37 Xd9viinO0


次元「……」

リリィ「……」

次元「……言っておくが。仕事になったら、お嬢ちゃんを守れる余裕なんてねえぜ」

次元「裏切りと鉛の弾が飛び交う、死と隣り合わせの世界だ。
   半端な覚悟じゃあやっていけねぇ」

次元「どうだい、それでも行くか?」

リリィ「私は……──」


 リリィ「──私はもう、子供じゃないわ」


次元「……ふっ」

リリィ「……」

次元「お嬢ちゃん、俺たち気が合うな。
   俺も、お守りなんて仕事に飽き飽きしてたところだったんだ」スクッ

リリィ「っ! ……」

リリィ「……ありがとね、おじさん」

次元「おじさんはやめろ」

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:01:29.61 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ─市役所前─

銭形「…………」

銭形「ルパン、どこからでも出てこい……必ずやお縄をちょうだいしてやる……」


 …………──

 ――ファンファンファンファン


銭形「ん……あれは……うちの車両か?」

警官「いえ、あれは……」

銭形「……んん? お、おおお……?」



 ルパン「……──っ!!」ファンファンファンファン――!



銭形「る、ルパン!! ――って、突っ込む気か!?」

 ブゥゥゥゥウウン――!!

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:02:53.21 Xd9viinO0

銭形「ま、待て──どわぁあっ!?」

 ──キキィ!

ルパン「っ、とっつぁん! 今回のところはわりぃけど見逃してくれや――!」

銭形「っ、んなわけにいくかぁ!!」

警官隊「捕らえろーー!!」ダダダダダー!

ルパン「あらよっと!」バッ─

 シュッ―カキンッ キュルルルルル――

銭形「う、上だとぅ!? ──って、バカめ! そのくらいはお見通しだ!」

 ────

キュルルルルル――

警官「きたぞ! ルパンだ!」

ルパン「あらら……――ってなことで、ほいっ」ポイポイッ

40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:03:34.94 Xd9viinO0


 シュッ―― シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――……


警官「え、煙幕──ゴホッ、ゴホッ……!」

 スタッ タタタタタ─

ルパン「さっさと中に……──っ!」


 バババババッ―


ルパン「おおっ、とと……どうしてただの市役所に、
    軍事用マシンガンが置いてあんだよっ!?」

ルパン「……んまあ、踏み込んでみりゃあ分かる話か――!」

ルパン「それでは突撃取材──!」バッ─

41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:08:39.86 Xd9viinO0

 ――――

 ―役所1階 ホール―

銭形「ルパンは上だ、急げ――」

 プルルルル―

銭形「って、こんな時に……!」

 プルルルル―

銭形「……〜〜〜〜っ!」

銭形「誰だぁ! 今取り込んでる最中だバカモン!」


 「……私だよ、銭形くん」


銭形「は? その声は……長官殿!?」

ICPO長官「謝罪は後でいい、今すぐテレビを見たまえ」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:09:29.20 Xd9viinO0

銭形「テレビ、でありますか?」

ICPO長官「そうだ」

銭形「……どうしても?」ソワソワ

ICPO長官「どうしてもだ」

銭形「〜〜〜〜っ。いやしかし、今はルパンが――」タタタッ─

ICPO長官「とある街の役所で暴れているのだろう、知っているよ」

銭形「な、何故それを……んん?」


〈速報です。たった今、この役所のなかでルパン三世が暴れまわっており――……〉


銭形「な、なんだぁ? どうなっとるんだ一体……?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:11:00.78 Xd9viinO0
 ────
 ──

 ―市長室―

 ドンッ バババババ── ガシャァアン

ジェームズ「…………」

 ガタタッ ドォーーーン…

 …………。

ジェームズ「っ……」ゴクッ…

 ……ガチャッ


 ルパン「よ〜う、会いたかったぜ市長さん」


ジェームズ「ルパン、三世……!」ガタッ

44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:12:19.87 Xd9viinO0

ルパン「おっと、そのままそのまま。横のSPもだ」カチャッ…

SP「っ……」

ジェームズ「あれだけの部下を、貴様一人で……くくぅ……!
      そもそも、美術展が狙いだったはずだ……それが何故……!」

ルパン「ちーっと、野暮用があってよ」

ルパン「その指輪を渡しな。大人しく渡せば危害は加えねえ」

ジェームズ「ぐっ……」

ルパン「……」

ジェームズ「っ…………、わかった。これで勘弁してくれ……」スッ

ルパン「ちょいまち」

ジェームズ「っ! ……どうした、指輪が欲しくなくなったのか」

45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:13:25.58 Xd9viinO0

ルパン「……」スッ…

ジェームズ「……なんだそれは」

ルパン「コイツはな、電子機器の暴走を促す自家製電波装置だ。
    このボタンを押すと周囲にある機械はたちまち言うことを利かなくなっちまう
    ……例えば、爆弾の起爆装置とかな?」

ジェームズ「──っ!?」



 ルパン「どうしたジェームズ市長……──いや、ドン・ジェームズ」



ジェームズ「っ…………知っていたか、ルパン三世」

ルパン「知ってたも何も、裏の世界でそこそこ有名じゃねえか。
    密輸、武器製造に力を入れてるマフィア『ジェームズグループ』のボス。
    その指輪型爆弾を作らせたのも、お前さんだろ?」

ジェームズ「何故、この指輪のことを……」

ルパン「お前さんの趣味趣向……それに
    十年前の事件がここまで来た理由すべてを繋ぐ鍵さ。
    まあ、お前さんが憶えてるとは思わねえが」

ルパン「さあ、身体を粉々にされたくなければ本物の指輪を出しな」

ジェームズ「ぐっ……」

ルパン「俺は気が短ぇんだ、早くしろ」

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:14:47.33 Xd9viinO0

ジェームズ「っ……──」チラッ

SP「──……っ」スッ─

 ドンッ──

SP「っ……!」キィィン─! ゴトンッ─

次元「おいたはいけねえな、次はそのポマードで固めたおつむを吹き飛ばすぜ」

リリィ「……」

ルパン「次元……危ねえから連れてくるなって言ったじゃねえか」

リリィ「私が説得したのよ」

 スタスタ…

ルパン「お、おいリリィ……」

ジェームズ「っ……!」

次元「おっと……動くなよ」ガチャッ…
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:17:04.56 Xd9viinO0

 …………。
 ……。

ルパン(拮抗状態だな……)

リリィ「……」スタ…

ジェームズ「ぐっ……、うぅ……」ジリッ…

リリィ「…………」カタ… キラッ

リリィ「…………」

リリィ「……こんな指輪に、いったい何の価値があるってのよ……母さん」

SP「……――っ!」バッ─

次元「っ! バカ野郎が──!」ドンッ―

SP「ぐはっ……!」

リリィ「っ、きゃっ──!」

ジェームズ「ふは、ふははははっ! 捕まえたぞ小娘……!」

ルパン「リリィっ!」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:18:23.52 Xd9viinO0

ジェームズ「小娘よ、その通りだ……これは今まで名だたる人間に渡ってきた伝説の指輪……」

ジェームズ「貴様らのような薄汚いコソ泥の手に渡るなら、
      いっそのこと、この爆破装置で諸共粉々にして――!」


 シュッ──


リリィ「ふんっ──!」グドッ─

ジェームズ「がっ……!?」

リリィ「っ、はぁっ――!」シュッ──

ジェームズ「ぐはっ……!?」

リリィ「…………」



 リリィ「誰だろうと……母さんを馬鹿にすることだけは、絶対に許さない」



49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:19:06.43 Xd9viinO0

ルパン「リリィ! ……危ないことしやがって」

リリィ「っ……」

次元「じきにとっつぁんが来る、後始末は任せようぜ」

ルパン「ああ、窓から脱出だ。リリィ行くぞ」タタッ─

ジェームズ「くっ、ぐぐぅ……!」フラッ…

ジェームズ「ルパン、覚えておけよ……
      貴様は絶対にこのドン・ジェームズが殺す……!」

ルパン「ヌフフ、楽しみに待ってるぜ。……あ、そうそう。
    言い忘れてたことがあったんだけどもな」



 ルパン「今までの会話、ぜーんぶ報道局に筒抜けだからよ。そこんとこよろしくちゃん」



ジェームズ「…………は?」

ルパン「ほれ、ボイスレコーダー」パッ

ジェームズ「っ──!?」

ルパン「いいスクープが撮れたと思うぜ、ヌフフフフ〜!」バッ─

ジェームズ「る……るぅ……!」ピクピク



  「ルパン〜〜〜〜〜!!」



50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:19:44.14 Xd9viinO0

 ――――
 ──

 ─街中上空─

 ヒュゥゥゥゥゥゥゥ──……

ルパン「こいつもお役御免っと……」ポイッ

次元「まさか、リポーターまでやってたとはな」

ルパン「これで奴と芸術の街もおしまいさ、見納めだぜ?」

 ヒュゥゥゥゥゥゥゥ──……

ルパン「とは言っても見れたもんじゃねえけどな……」

リリィ「……」

ルパン「まだ、用は済んだわけじゃねえんだぜリリィ」

リリィ「え……?」

ルパン「今から比べ物にならねえくらいの、絶景を見に行くのさ」

51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:20:16.89 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ―見晴らしのいい高原―


 ヒュゥゥゥゥゥゥゥ──……


リリィ「うわぁ〜……!」

ルパン「いい景色だろ、ここ。初めて来たときは驚いたぜ」

リリィ「すごいわね……! 綺麗……」

ルパン「……」

リリィ「頂上からだったら、どんな景色が──……」

リリィ「……──っ!?」

ルパン「…………」



 ヒュゥゥゥゥゥゥゥ──……



52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:20:54.31 Xd9viinO0

リリィ「……」

リリィ「…………ルパン、この十字架……」

ルパン「……」

ルパン「……お前さんが指輪を探してることが分かった時に、確信したんだ」

ルパン「十年前、あの指輪によって殺された女と関係があるってな」

リリィ「っ──!?」


  ── ──
 ─ ── ─── ─
  ── ─



 〜〜〜♪


 ドカァァァァーーーーーン──!!


「っ──!?」

53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:21:27.93 Xd9viinO0


 ナ、ナンダ!?


「……──っ!」


 カランカラン─ ……タタタタタ─


「っ……!」


 ゴオオォォォォォォーーーー…!


「……」

(あれは偽物の指輪だった……まさか、あれがこの爆発を……)

「…………ちくしょう」



   ── ─
 ─ ─  ─ ── ─
  ─ ── ──


リリィ「っ……、うそ……」

ルパン「一度会っただけだったからよ、名前も聞いてなかったんだ。……ほら、リリィ」スッ…

54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:22:12.58 Xd9viinO0

リリィ「ル……パン…………?」

ルパン「名前さ、削ってやんな」

リリィ「っ……! ……、…………っ」

リリィ「……、……」ガリ… ガリガリ…


 …………。


リリィ「……」ガリッ… スクッ…



 『アンナ・セテラ ここに眠る』



ルパン「……」

次元「まさかとは思ったが……いただけねえ話だな」

リリィ「……」



 「……馬鹿じゃない」



ルパン「……」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:22:48.37 Xd9viinO0

リリィ「私を見捨てて、人生を棒に振ってまでして……」

リリィ「こんな……こんな指輪のために、母さんは……!!」バッ──

ルパン「待てよ」

リリィ「っ……!」

ルパン「その指輪にまつわる伝説……まだ知らねえだろ?」

リリィ「……そんなの知って、どうなるのよ」

ルパン「まあ捨てるかどうかは聞いてみてからにしろって」

リリィ「…………」

56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:23:40.10 Xd9viinO0

ルパン「『メアリーの指輪』はその名の通り、
    かつてのイングランド女王メアリー1世がはめていたとされる、曰く付きの指輪だ」

ルパン「数々の不遇を乗り越えて、彼女を女王まで上り詰めさせた……そんな幸運のアイテム」

ルパン「持ち主には必ず幸せが訪れる、っつう伝説があるのさ」

リリィ「……」

ルパン「お前さんの母親が、それこそ人生を棒に振ってまで
    手に入れたかったものなんだよ」

ルパン「みなまで言わなくても分かってるんだろうけどな」

リリィ「……」

ルパン「彼女は、娘の幸せな日々を願ってたんだ」



 ルパン「リリィの……──未来ってやつをよ」



リリィ「……」

57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:24:59.06 Xd9viinO0


 …………。


リリィ「……、……本当に馬鹿よ、母さんは……」

リリィ「何のために、待ってたと思ってるのよ……
    誰のために、生きてきたと思ってるのよ……っ」

リリィ「これから、私が幸せになれたとしても……っ」



 リリィ「その中に、母さんがいなくちゃ……意味なんてないじゃないっ……!」



リリィ「――――!」

ルパン・次元「……」


58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:25:35.87 Xd9viinO0

 ――――
 ──

 ─街近くのハイウェイ─


 ブルウゥゥゥウン――……


次元「……行っちまったな」

ルパン「ああ」

次元「……敢えて、事実を言わねえことも出来たはずだ。
   なぜあの場所に連れて行った、ルパン」

ルパン「リリィはもう、子供じゃねえ。そう思っちまったのよ」

次元「…………」

ルパン「この先、辛いことばかりが待ってるだろうけどもな。
    あの子ならうまくやれるさ」

ルパン「それに、『メアリーの指輪』がきっと幸せを運んでくれるだろうぜ」

59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:26:16.72 Xd9viinO0

次元「……ふん、ロマンチストになっちまってまあ」

ルパン「まあ……たまにはな?」

次元「……だが、確かにあの子はもう子供じゃねえ。このさき立派にやっていくさ」

ルパン「あら、知ったようなこと言うじゃない」

次元「へっ、少しばかりお守りを受け持ってたからな」

ルパン「ヌフフ、そりゃご苦労なこって」


 …………。


次元「……さて、俺らも行くか」

ルパン「そうしましょ」


 …………。


次元「……ん? そういえば俺らの車って……」

ルパン「……あぁっ!?」

60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:29:08.86 Xd9viinO0

 ────
 ──

 ─バス内─


 ブルウゥゥゥウン――……


リリィ「…………」

リリィ「……、……」スッ… キラッ

リリィ「……」


 「彼女は、娘の幸せな日々を願ってたんだ」


リリィ「……──っ」





  「ありがとう……母さん」






                        終わり

男「ライバルに禁止薬物飲ませて、競技を失格させてやる……!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:50:36.95 W6zgoKLo

タッタッタ…

男「くっ……!」

ライバル「よし、一着だ!」

男(くそっ……また負けた!)

男(どうして俺はあいつに勝てないんだ……!)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517845836
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:51:57.64 W6zgoKLo

男「おい! 俺はあんたの指示通り走ってるのに、なんであいつに勝てないんだ!」

監督「お前があいつに勝てないのは、練習不足だからだ!」

男「練習不足!? 俺はたくさん練習してるぞ! あんたの指示が悪いんだろう!」

監督「バカいえ、しょっちゅうサボってるじゃないか!」

監督「お前のバネは明らかに日本人離れしてるんだ! 本気で練習すれば世界とも戦える!」

男「もういい! あんたの指図は受けないぜ!」スタスタ

監督「まったく……!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:53:33.98 W6zgoKLo

男(俺が練習してないだと? あの無能監督は分かっちゃいない)

男(オーバーワークを避けてるだけだ! 練習なんて三日に一度やればいい!)

男(とにかく……このままやってても俺はライバルに勝てない)

男(こうなったら、どうにかして奴を引きずり下ろす方法を考えるしかないな)

男「……そうだ」ニヤ…
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:54:03.05 W6zgoKLo

男(今度の競技会で、ライバルに禁止薬物を飲ませて失格させれば……)

男(あいつは競技から永久追放、自動的に俺が日本一になる!)

男(薬物は……無味無臭のこの薬物でいいか!)

男(待ってろよライバル……お前の競技人生は残りあとわずかだ!)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:55:44.63 W6zgoKLo

競技会当日――

ライバル「今日はお互い正々堂々走ろうな!」

男「おう!」

男(バカめ……お前のスプリンターとしての人生は、今日終わるんだよ)

男(卑怯者としてな!)

男(あいつがトイレに行った時がチャンスだ! この薬物を水筒に入れてやる!)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:56:45.94 W6zgoKLo

ライバル「ちょっとトイレ行ってこようかな」スッ





男(――今だッ!!!)シュタタタタタッ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:57:39.66 W6zgoKLo

選手「おう、こんなとこでも走ってるなんて、ウォームアップか?」

男(うおっ!?)

男「ハ、ハハハ……まぁな」

男(ちっ、邪魔すんじゃねえよ!)

選手「俺もストレッチしてくるかな……」

男「そうしろ、そうしろ(早くどこか行け!)」

男(よし、今度こそ!)サササッ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:00:27.09 W6zgoKLo

ライバル「あ〜……スッキリした」スタスタ

男「きゃうっ!?」

ライバル「おお、驚かせて悪かった」

男(くそぉ〜……戻ってくるのが早いんだよ!)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:02:04.25 W6zgoKLo

男(あいつがいない! タイミング的にこれがラストチャンスだ!)

男「うおおおおおおおっ!」シュタタタタッ

男(よし……間に合う! この中に薬物を入れれば……)

記者「すみませーん! 取材よろしいですかー!?」

男「!」ドキッ

男「はい、どうぞどうぞ!」

男(ちくしょおおおおおおおおおお!!!)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:04:11.48 W6zgoKLo

男(こうして俺の計画は失敗に終わり、競技会では相変わらずの二位だった)

男(なぜ失敗したのか? それは俺のスピードが遅かったからだ)

男(特に三度目のチャンス、もう少し速く走れてれば、薬物入れることはできた!)

男(こうなったら……一から鍛え直すしかない!)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:05:44.01 W6zgoKLo

男「監督!」

監督「なんだ?」

男「俺を一から……一から鍛え直して下さい!」

監督「おお……やっとその気になってくれたか!」

監督「お前がその気になれば、今からでも世界トップクラスになれる!」

監督「さぁ、やるぞ!」

男「はいっ!」

男(全てはあいつに薬物を飲ませるために!)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:07:23.14 W6zgoKLo

男「はぁっ、はぁっ、はぁっ」タタタタタッ

監督「今日はここまでにしよう! オーバーワークになってしまう!」

男「いえ……もっと走らなきゃ……目標は達成できない……」

監督「分かった! お前がその気ならば、どんどんメニューを追加してやろう!」



ライオン「ガルルルッ!」タタタタタッ

男(これだ……これくらいの緊張感がなきゃ、あいつに禁止薬物は入れられない!)タタタタタッ

監督「うわああああ……!」



次の競技会――

男(今だッ! この水筒に……)シュタタタタタッ

ライバル「何してんだ?」

男(またダメだった!)キキッ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:10:29.81 W6zgoKLo

やがて――

男「だあああああああああああああああっ!」タタタタタッ

ライバル「くっ……!」タタタタタッ



監督「やったぞ! ついにライバルに勝った!」

男「……」

監督「嬉しくないのか?」

男「監督、俺はこんな勝敗はどうでもいいんです」

監督「なんと……! 陸上選手としてそんな域まで達していたとは……!」

男(俺に勝ちがあるとすれば、それはあいつに禁止薬物を飲ませた時だ!)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:12:28.40 W6zgoKLo

しかし――

シュタタタタタッ

男(入れてやるぅぅぅぅぅ!)

監督「お、走りすぎてケガするなよ!」

男(邪魔すんな、クソ監督ゥゥゥゥゥ!)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:14:21.44 W6zgoKLo

ある日――

ライバル「やぁ」

男「おお、お前か」

ライバル「昔はオレとお前は好敵手だなんていわれたけど、すっかり差がついちゃったな」

男「そんなことはないだろ」

ライバル「いや……オレにはもう分かってるんだ、自分の限界が」

ライバル「だからオレ……今度の競技会でドーピングしようと思うんだ。失格覚悟で」

男「!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:15:50.79 W6zgoKLo

ライバル「競技人生の最後に、禁止薬物の力を借りてでも最高の走りをしたいと思ってね」

ライバル「ただ、お前だけには打ち明けときたかった。止めないでくれよ」

男「バカヤロウ!!!」

バチンッ!

ライバル「ぐふっ!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:17:14.32 W6zgoKLo

男「お前……自分で禁止薬物飲むなんてふざけるなよ……」

男「そんなことしたら……今までの俺の努力はどうなる!?」

ライバル「え……」

男「いいか、もしお前が自分でドーピングなんかやってみろ……」

男「俺はお前を絶対許さん! いや……ブッ殺してやる!!!」

ライバル「……」

ライバル「まさか、止められるとはね……」

男「当たり前だ!」

ライバル(オレはもうお前から相手にされてないと思ってたけど、精一杯やってみるよ……)
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:20:00.23 W6zgoKLo

それからしばらくして――

実況『オリンピック100m決勝! なんと今大会では日本人選手が二人も残っています!』

実況『人種という絶対的な壁を突き破った二選手、果たして奇跡を起こせるか!?』



男(クソが……また禁止薬物入れるのに失敗した……!)

男(もうこうなりゃ、全力で走るだけだ!)

黒人選手「OH、ジャパニーズカミカゼ! キミと戦えることを楽しみにしてたよー!」

男(うるせえ……俺はこんなレースどうでもいいんだよ! 消化試合だ!)

ライバル「ここまでこれたのはお前のおかげだ……正々堂々勝負だ!」

男(そうだよ! 俺が禁止薬物を入れられなかったから、お前は失格しなかったんだ!)



セット… パァンッ!!!
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:21:11.08 W6zgoKLo

タタタタタッ

黒人選手(どうやらボクの勝ちだね!)

男「ぐっ……!」

男(ライオンに追われた、あの緊張感を思い出せえっ!)

男(いつもいつも禁止薬物入れるのに失敗した、あの悔しさを思い出せえっ!)

男「怖いよおおおおおおおおおお! ちくしょおおおおおおおお!!!」ズドドドドドッ

黒人選手「!?」

黒人選手(これが……ジャパニーズ、カミカゼ……!)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:25:08.44 W6zgoKLo

男「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

記者「歴史に残る大快挙です! 100メートル走での金メダルおめでとうございます!」

記者「金メダルを獲得できた秘訣は、なんでしょうか?」

男「禁止……ゲホッ(薬物を水筒に入れることし)か……眼中に、なかった……」

記者「なるほど〜! 金しか眼中になかったと!」

記者「ライバル選手も銅メダルと大健闘しましたが?」

男「(知らねえ、疲れてるんだ。ライバルなんか……)どうでもいい」

記者「銅でも素晴らしい、と! さすがです!」

記者「今後の目標は?」

男「そりゃもちろん、禁……(止薬物をライバルに飲ませることだ!)」ハァハァ…

記者「連覇というわけですね!」

記者「ありがとうございました! これからも頑張って下さい!」

男(ああ、頑張るさ……いつか必ずライバルの水筒に禁止薬物入れてやる!)





― 完 ―

顔文字少女「(‘ε’* ) (‘罒’* )♡」

1 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
僕のクラスに顔文字病という病気にかかったクラスメイトがいる

言葉が顔文字で表される謎の病気

一応言葉は発しているが何を言っているのかはわからない

会話をするときは彼女の前に漫画みたいに吹き出しが現れる

僕「おはよう」

顔文字少女「ヾ(´ω`=´ω`)ノ 」

彼女はこの病気のせいでクラスから孤立していた

僕は席が隣なこともあるけど気になって彼女に話しかけ続けた

最初は病気のせいで会話するのをいやがっていた彼女だけど、最近は普通に会話してくれる

顔文字少女「p■qω・´) (°∀°)b」

僕「昨日買った本面白かった?貸してくれるの?」

顔文字少女「d(,,Őฺ∀Őฺ,,)b」

僕は彼女から本を借りる

この間まで本は漫画すら読まなかった僕だけど、彼女のお陰で色々本を読むようになった

担任先生「席に座れ〜出席を取るぞ〜」
2 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
先生が入ってきた・・・また憂鬱な時間が始まる・・・

担任先生「・・・顔文字少女〜」

顔文字少女「(*´∇`)ノ」

担任先生「・・・顔文字少女〜」

顔文字少女「(。・ω・)ノ」

担任先生「聞こえないな〜顔文字少女〜」

顔文字少女「( ´;ω;`)ノ」

担任先生「何だちゃんといるじゃないか。ちゃんと返事できないと社会に出たら困るぞ〜。がはははは〜」

少し前ならクラスで爆笑ものだったかもしれないが彼女の病気に理解が広まった今では先生の笑い声しか響かない

委員長(女)「先生!いつまで子供のようなことをするんですか?いい加減理解できないのなら退職して頭の病院に入ってください」

担任先生「いいか、顔文字病だなんてへんてこな病気はこの世に存在しないんだよ!どうせアレだろ?自分が目立ちたいからそんなありえない病気にかかったって言ってんだ」

優等生(男)「お言葉ですが先生、現在顔文字病にかかっているのは世界中で百万人を超えたそうです」

優等生「日本だけで見ても五百人程度。これだけのデータを見ればありえない病気ではなく実在する病気ですよ」
3 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
担任先生「あぁ!?俺がありえないって言ったらありえないんだよ!」

その言葉を聞いてクラス中から非難の声が上がる

担任先生「うるせーうるせーうるせー!一時間目は移動教室だろ!さっさと準備していきやがれ!!」

先生は教室から出ていってしまう

朝礼してないじゃん・・・

顔文字少女「(*;ω人) (*;ω人)」

委員長「謝らないでもいいよ。あのゴリラハゲブタが理解できないのが悪いんだから」

優等生「そうそう、気にしない気にしない」

顔文字少女「(,,ΦωΦ,,) (ロ-ロ) (ㅅ•᎑•)」

彼女は個人名も顔文字で表示される

(,,ΦωΦ,,)が委員長、(ロ-ロ)が優等生

ちなみに僕は(´-ω-`)で表される

基準がわからない・・・

顔文字少女「ε=ε=┏( ・ω・)┛」

彼女に促されて僕達は教室を出た
4 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
放課後、僕は彼女と一緒に帰る

顔文字病は割と浸透してきたが、顔文字を解読できない人もいるため誰か一緒にいないとトラブルになることもある

顔文字少女「(›´A`‹ )」

僕「何か食べていく?」

顔文字少女「(๑•̀ㅂ•́)و✧」

僕「それじゃあ・・・クレープでも」

顔文字少女「(ㅅ*´ω`*)♡*。+」

クレープ屋店主(女)「お、いつものカップルじゃないか。下校デートか?」

僕「ち、違いますよ!」

顔文字少女「(〃ノωノ)」

クレープ屋店主「照れるな照れるな。青春だね〜」

クレープ屋店主「それで、今日は何食べるんだい?」

顔文字少女「(´罒`)( ³_³ )」

僕「二十三番のいちごカスタードとチョコバナナ」

クレープ屋店主「はいよ、ちょっと待ってなよ」
5 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
店主さんがクレープをあっという間に作り終える

クレープ屋店主「はい、おまちどうさん」

顔文字少女「(¥△¥)」

僕「今日は僕がおごるよ」

顔文字少女「Σ(゚∀゚ノ)ノ ┏○)) 」

クレープ屋店主「ほんと良く解読できるね」

僕「若者の特権ですよ」

クレープ屋店主「チェ、私だってまだ三十路だから若いですよ〜だ」

口をとがらせても可愛くないですよ・・・などと言うと後日唐辛子入りを食べさせられるらしいので言わない

顔文字少女「(*´▽`*)ノ))」

僕「それじゃあまた・・・」

クレープ屋店主「また来てね〜」

顔文字少女「Ψ( ‘ч’ ☆)」

僕「それは良かった」
6 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
顔文字少女「・・・」

僕「どうしたの?」

顔文字少女「(人´∀`).☆.。.:*」

僕「どうしたの急に」

顔文字少女「(*´▽`*)」

彼女は僕の顔を覗く

顔文字少女「(´-ω-`)」

顔文字少女「(‘ε’* ) (‘罒’* )♡」

僕「・・・え?」

顔文字少女「( つ//〜//⊂)」

顔文字少女「ε≡(๑ノДノ)////」

僕「え、ちょ、ちょっと待ってよ〜」
7 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
顔文字セリフ考えるの疲れた・・・

もっとネタあったけどおわり

磯野ボム兵「……」ジジ… サザエ「父さんが爆発したらおしまいよ」カツオ「うん!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 01:46:26.90 EedkzjBso
ボム兵「……」ジジ…



サザエ「いい? カツオも分かってると思うけど、父さんが爆発したらおしまいよ!」

サザエ「絶対怒らせちゃダメよ!」

カツオ「うん、分かってるよ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514911586
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 01:47:16.31 EedkzjBso
カツオ(ぼくのお父さんは普通の人と少し違う)

カツオ(首から下は普通の人と同じで、和服やスーツを着てるんだけど)

カツオ(首から上は黒い球体に白い目が二つついてるだけ、という顔をしている)

カツオ(そして、頭のてっぺんには導火線のような毛が一本だけ生えてる)

カツオ(お父さんの機嫌が悪くなると毛に火花がつき、どんどん短くなる)

カツオ(ただし、お父さんの機嫌がよくなれば、火花は消え、毛の長さも元に戻るというわけ)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 01:50:01.26 EedkzjBso
ボム兵「……」



カツオ「こっちこっちーっ!」タタタッ

ワカメ「お兄ちゃん、待ってよー!」タタタッ

タラオ「わーいですー!」タタタッ

ドタバタ… ドタバタ…



ボム兵「……」ジジ…



カツオ「ハッ!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 01:53:16.37 EedkzjBso
カツオ「ワカメ、タラちゃん! 静かにするんだ!」

ワカメ「どうして?」

タラオ「もっと走るです!」

カツオ「だってほら、お父さんが……」



ボム兵「……」ジジ…



ワカメ「怒ってる!」

タラオ「まずいですぅ!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 01:55:32.51 EedkzjBso
カツオ「さて、勉強しようっと!」

ワカメ「そうね!」

タラオ「ぼくはお昼寝するでーす!」



ボム兵「……」フッ



カツオ(よかった、火が消えてくれたみたいだ……)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 01:58:39.83 EedkzjBso
マスオ「どうぞ、お義父さん」トクトク…

ボム兵「……」

マスオ「あれ? サザエ、このビールあまり冷えてないな」

サザエ「ごめんなさい、冷蔵庫に入れるの忘れてたのよ〜」

フネ「あれほどいっておいたのに、そそっかしい子だねえ」

ボム兵「……」ジジ…

サザエ「ハッ!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:01:14.50 EedkzjBso
マスオ「お義父さん! 落ち着いて下さい!」

ボム兵「……」ジジジ…

カツオ「うわぁぁぁ!」

ワカメ「爆発しちゃう!」

タラオ「ぼくたちおしまいですぅ〜」

マスオ「サザエ! 早くなんとかしてくれ!」

サザエ「すぐ三河屋さんに電話して、冷えたビール持ってきてもらうわ!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:04:03.72 EedkzjBso
駅――

ボム兵「……」

マスオ「あ、お義父さん、奇遇ですねぇ!」

ボム兵「……」クイッ

マスオ「屋台で一杯ですか! いいですねぇ〜!」

マスオ「だけど、すみません! 今日はサザエに早く帰ってきてくれといわれてて……」

ボム兵「……」ジジ…

マスオ(お義父さんの導火線に火が!)

マスオ「分かりましたっ! 飲みに行きましょーっ!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:06:21.80 EedkzjBso
磯野家――

ワカメ「お父さーん!」

ボム兵「……」

ワカメ「あたしのお友達の堀川君よ! 家に遊びに来てくれたの!」

堀川「こんにちは!」

ボム兵「……」ジジ…

ワカメ「え!?」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:09:07.67 EedkzjBso
ボム兵「……」ジジジ…

ワカメ「堀川君、帰って!」

堀川「えっ、どうして……!?」

ボム兵「……」ジジジジジ…

ワカメ「お父さんは堀川君が気に入らないのよ!」

ワカメ「あなたがこれ以上ここにいると、爆発しちゃう!」

堀川「でも、ぼくなにもしてないのに――」

ワカメ「いいから、早くっ!!!」

堀川「わ、分かったよ、ワカメちゃん」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:11:43.51 EedkzjBso
小学校――

カツオ「ってわけでさ。毎日毎日生きた心地がしないよ」

中島「磯野も大変だなぁ」

花沢「だけどいいじゃない、スリル満点で!」

花沢「うちの父ちゃんもそのぐらいスリリングな人になって欲しいわぁ〜」

カツオ「他人事だからそんなことがいえるんだよ……」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:13:39.50 EedkzjBso
花沢「ところで、満点といえば……磯野君、こないだのテストはどうだったの?」

カツオ「……」ピラッ

花沢「あれま10点!」

中島「こりゃあ、まずいんじゃないか? おじさん激怒するぞ、きっと」

カツオ「そうなんだよ、どうしよう……」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:15:31.35 EedkzjBso
カツオ「なんとか見せないで済む方法を考えてるんだけど……」

中島「テストのことはおじさんも知ってるだろ? 絶対バレるだろ」

中島「いっそ、0を一つ足して100点にしちゃえば?」

カツオ「あ、それいいかも! ナイスアイディア!」

花沢「ダメよ、答えの欄見られたらすぐバレちゃうじゃない」

花沢「そもそも磯野君がいきなり100点取るってのも怪しすぎるし」

カツオ「それもそうか……」

花沢「下手に隠そうとするより、正直に打ち明けた方が絶対いいわよ!」

カツオ「う、うん……」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:18:08.22 EedkzjBso
磯野家――

カツオ「ごめんなさいっ!」

ボム兵「……」

カツオ「こんなひどい点数を取っちゃって、本当にごめんなさいっ!」

ボム兵「……」ジジ…

カツオ(やっぱりダメだ……怒ってる……!)



ワカメ「お兄ちゃん……」

タラオ「カツオ兄ちゃん、かわいそうです」

サザエ「な、何とかならないの、母さん!? このままじゃ爆発しちゃうわよ!」

フネ「こればかりはどうしようもないねえ……」

タマ「ニャ〜ン」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:20:23.08 EedkzjBso
ボム兵「……」ジジジ…

ボム兵「……」ジジジジジ…

カツオ(爆発する……! ここまでか……!)

ボム兵「……」フッ

カツオ「え!?」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:24:28.06 EedkzjBso
ボム兵「……」サササッ

カツオ「へ……?」

フネ「お父さんはね、テストの点数が悪かったのはよくないことだが」

フネ「きちんと正直に話したことは立派だ、といってるんだよ」

カツオ「お父さん……」

フネ「だけど、これからはもっと勉強頑張りなさいって」

カツオ「うん、ぼく頑張るよ!」

ボム兵「……」コクッ



タラオ「よかったですぅ〜」

サザエ「父さんだっていつも怒ってばかりの人じゃないのよ」

ワカメ「お姉ちゃんが一番おびえてたくせに〜」

タマ「ニャ〜ン」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:26:29.61 EedkzjBso
フネ「……」ペタペタ

カツオ「あれ、お母さん、何作ってるの?」

フネ「おはぎだよ。お父さんがカツオが正直に話した記念に食べたいっていいだしてね」

カツオ「やったーっ!」

ワカメ「おはぎ楽しみ〜!」

タラオ「楽しみですぅ〜」

マスオ「お義母さんのおはぎは絶品ですからねぇ」

サザエ「父さんも心なしか待ち遠しそうだわ」



ボム兵「……」ソワソワ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:28:55.57 EedkzjBso
フネ「できましたよ」

ボム兵「……」ニコニコ

サザエ「じゃあ、まず一個目は……」

カツオ「お父さんからどうぞ!」

ボム兵「……」コクッ





「お、いい匂いがすると思ったら、おはぎですかぁ〜!」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:31:25.04 EedkzjBso
ワカメ「この声は……」

マスオ「ノ、ノリスケ君!」

ノリスケ「いやぁ〜、ちょうどいいところに来ちゃったなぁ〜」

サザエ「ノリスケさん、まずは手を洗って――」

ノリスケ「おや? まだ誰もおはぎに手をつけてないですね」

ノリスケ「じゃ、僕からいただいちゃお! いただきま〜す!」モグモグ

ボム兵「!?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:34:13.42 EedkzjBso
ボム兵「……」ジジ…

ノリスケ「あれ? どうしたんですか、皆さん? 食べないんですか?」

ノリスケ「じゃ、もう一つ」モグモグ

ノリスケ「うん、うまい!」

ボム兵「……」ジジジジジ…

カツオ「あ、あああ……」

マスオ「火花がどんどん大きく……」

ボム兵「……」ジジジジジジジジジジジ…

タマ「ニャ〜ン」タタタタタッ

タラオ「あ、タマが逃げたです!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 02:37:08.25 EedkzjBso
ボム兵「……」シュボボボボボボボボボ…

サザエ「もうダメだわ! 爆発するわ!」

マスオ「お義父さんっ! 頭を冷やしてっ! おはぎはまだありますからっ!」

フネ「人数分の救急車と家を直す大工さんの手配をしておこうかねえ」



ボム兵「バッカモーーーーーーーンッ!!!!!」



ドゴォォォォォォォォォォォンッ!!!!!










〜おしまい〜
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 03:13:27.12 XNfdaohLo
やはりノリスケは害悪

男「唐揚げに絶対レモン汁かけるマンがやってきたぞぉぉぉ!」唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォォォォォ!」


1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:37:59.349 7kKP22/K0.net
―居酒屋―

課長「じゃ、乾杯しようか」

体育会系「オッス!」

後輩「はい!」

女「は〜い!」

男「……」グビグビ

女「ちょっとちょっと! 飲むの早すぎ!」

体育会系「お前はいつも早いっつうの!」

男「す、すみません……」
4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:40:40.376 7kKP22/K0.net
課長「ところで、例のプロジェクトは進んでいるかね? 商品は決まったかね?」

男「それがまだ……」

課長「いつも決断の早い君らしくないじゃないか」

男「申し訳ありません……」

男「いくつか案はあるのですが、どれもピンと来なくて……」

女「まあまあ! じっくりやりましょ! 焦ってもろくなことないわよ!」

男「うん……」
6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:42:17.803 7kKP22/K0.net
店員「唐揚げ、お持ちしましたー!」ドンッ

男「ありがとうございます!」

課長「じゃあ、料理も来たし、改めて乾杯しよう!」

カンパーイッ! カチンッ

後輩「じゃあ僕が皆さんの皿におかずをよそいます」

体育会系「おお、悪いな。唐揚げ多めに頼むぜ」

女「私はサラダ多めにしてね!」

男「!」ゾクッ

男(――殺気!?)
8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:43:45.688 7kKP22/K0.net
男「あ、あれは……!」





唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「……」ゴゴゴゴゴ…
9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:44:54.517 OnUcGloor.net
名前なげえw
10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:45:01.631 K3OopYBya.net
13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:46:15.415 7kKP22/K0.net
異様な光景であった……。


居酒屋に入ってきたその侵入者は、190cmを超える長身であった。

髪は短髪、鼻は西洋人のように高く、唇はぶ厚い。

胸板は岩のように盛り上がっており、まとう雰囲気は肉食獣のそれである。

そして、なにより特筆すべきはその両手。

侵入者は両手にレモンを持っているのだ。


これこそが、彼が『唐揚げに絶対レモン汁かけるマン』と呼ばれるゆえんである。
14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:49:19.752 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「……」

店員「お客様、困ります! すぐ出ていって――」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモッ!」ブシュッ

店員「ぐぎゃあああああっ!」

店員「目に、目にレモン汁がぁぁぁっ!」ゴロゴロ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……」ズシンズシン…



男(こっちに来やがった! 狙いは……唐揚げか!)

男「唐揚げに絶対レモン汁かけるマンがやってきたぞぉぉぉ!!!」
16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:51:05.893 7kKP22/K0.net
後輩「なんですか、あの人? 帰ってもらいましょう」

男「よせ、うかつに近づくな!」

後輩「大丈夫ですよ。きっと話せば分かってくれます」スタスタ

後輩「お願いします、帰ってくだ」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォッ!」ブシュゥッ

後輩「ぎゃああああああっ!」ゴロゴロ

男(後輩……! 新人ゆえの社会経験の少なさが仇になったか!)
19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:54:19.971 7kKP22/K0.net
体育会系「こうなったらオレの出番だ!」パキポキ…

男「先輩!」

体育会系「任せときな! あんなヤツに負けやしねえ!」ズイッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……」ジリ…



男(うう……すごい迫力だ。先輩も身長でかいし……)

女(まるで二頭の怪獣が睨みあってるようだわ……)

課長(どっちが先に仕掛ける……!?)
20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:56:28.075 7kKP22/K0.net
体育会系「いくぜえっ!」ダッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモッ!」ブシュッ

体育会系「おっと!」サッ

男「やった、かわした!」

体育会系「ボディが……ガラ空きだぜぇ!」グオッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「!」



グシャアッ!!!
23 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:59:13.246 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……」ニヤ…

体育会系(効いてねえ!? しかも今の感触……)

体育会系「こいつ……服の下にもレモンを!?」

男「まずい、先輩よけてええええ!!!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォォォォッ!」ブシュゥゥゥゥゥ

体育会系「ぐぎゃああああっ! オレが潰したレモンが汁を噴いた!」

体育会系「目がっ! 目がしみるぅぅぅぅぅ!」ゴロゴロ

男(やられた……! レモンは両手だけじゃなかったのか……!)
24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:01:51.187 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ、レモ、レモ」ズシンズシン…

男「く、くそっ……!」

課長「このままではかけられてしまう……!」

女「私に任せて!」

女「うっふぅ〜ん」ヌギッ…

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ?」



男(わりと美人の女さんの色仕掛け! 意外に効果あるかも……)
26 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:03:34.446 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモッ!」ブシュゥゥゥゥゥッ

女「んぎゃああああああっ!」

女「やだ、濡れちゃった……」ビッショリ…



男「ダメか……! 色仕掛けには、汁で対抗ってか!」

課長「うまい、座布団一枚!」
30 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:06:30.305 7kKP22/K0.net
課長「かくなる上は……私がやろう」スッ

男「課長!」

課長「若い頃はよくこういう悪党を退治してきたものさ」

課長「コォォォォ……」

課長「コォォォォォォォォ……呼ッ!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……!」ビクッ

男「おおっ……唐揚げに絶対レモン汁かけるマンが初めて後退した!」

男(これは……イケるのでは!?)
32 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:08:35.968 7kKP22/K0.net
課長「やられたよ……」ガクッ





男「課長ォォォォォッ!!!」
33 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:09:32.075 mwsiXsXcr.net
無茶しやがって
35 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:10:08.044 SynUyvZb0.net
もっと描写うつしてあげろよ…
38 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:12:08.167 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……」ズイッ

男「ここまでか……」

男(俺じゃ唐揚げに絶対レモン汁かけるマンに絶対勝てないことは分かりきってる)

男(もはや俺たちの唐揚げは、レモン汁をかけられる運命なのか……!)

男(レモン汁をかけられず、唐揚げを食う方法……なにかないか!?)

男「そうか、まだ手は残っている!」
39 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:14:24.262 7kKP22/K0.net
男「かけられる前に唐揚げを全部食えばいい!」パクッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモッ!?」

男「うおおおおおおっ!」バクバク

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォォォッ!」

男(無駄だ! 俺は早さが取り柄なんだ!)バクバクバク

男(むろん、食う早さでもな!)バクバクバクバクバク
41 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:17:06.861 7kKP22/K0.net
男「食い終わった……」ゲフッ…

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……ッ!」

男「さぁ、かけてみろよ! 唐揚げにレモン汁を!」

男「かけられるわけないよなぁ!? さぁ、どうする!? なんなら吐き出してやろうか!?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォ……!」ガクッ

男(や、やった……のか……!?)
43 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:20:16.557 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「私の……負けだ」

男「!?」ギョッ

男(こいつ、喋れるのか……)

男「なぜ、こんなことをした? なぜ、唐揚げにレモン汁をかけるようになったんだ?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「……一言では説明できない」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「明日、皆さんお暇なら時間を頂けないだろうか」

男「えーっと……明日は休日だけど……」
44 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:21:34.082 QYleI7ear.net
シャベッタアアアアア
45 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:22:36.661 7kKP22/K0.net
男「どうする?」

後輩「僕は構いませんよ」

体育会系「オレもいいぜ!」

女「私もー!」

課長「私もかまわんよ。家にいても女房の掃除の邪魔になるしな」

男「いいって」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「ありがたい……!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「では明朝6時に、この近くの駅に集合して下さい」
46 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:25:30.940 7kKP22/K0.net
翌朝――

―駅前―

ブロロロロロ… キキッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「皆さん、お待たせしました」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「では参りましょう。皆さん、この車にどうぞ」

男(結構いい車じゃん)

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「皆さん、乗りましたね?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「では出発いたしましょう」

ブロロロロロ…
47 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:27:41.565 7kKP22/K0.net
ブロロロロロ…

男(一体どこに連れていかれるんだ……?)

体育会系(まともに喋ることに安心して、ついてきちまったけど)

女(これって結構ヤバイんじゃない……? 拉致されてるようなもんじゃない!)

後輩(ああ……入社一年目でこんな目にあうなんて……)

課長(息子よ、万一のことがあったら母さんを頼んだぞ……!)

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「……」
49 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:30:23.157 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「到着しました」キキッ

男「ここは……!」

女「わぁっ、レモンがいっぱい!」

体育会系「まるで農園じゃねえか!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「はい、ここはレモン農園です」

男「ってことは、あんたの正体は――」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「はい、私はレモン農家なのです」
50 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:31:32.374 QYleI7ear.net
!?
52 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:33:30.876 7kKP22/K0.net
―レモン農園―

体育会系「オレ、レモンの木なんて初めて見たぜ!」

女「ホント! 写真撮っちゃお!」パシャパシャ

後輩「うわぁ〜……すごいや」

課長「いい眺めだねえ。見てるだけでビタミン補給できるようだ」

男「見た感じ、立派な農園なんだけど……」

男「なんであんたは“唐揚げに絶対レモン汁かけるマン”なんかになってしまったんだ?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「はい……」
53 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:35:38.789 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「私はレモンが大好きで、レモン農家を始めたのですが」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「やはり他の柑橘類に比べると、レモンは日本で馴染みがなく」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「なかなか売れず、厳しい生活を送っていました」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「しかしそれでも、なんとかやってきたんです」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「そんな時――」
56 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:39:43.782 7kKP22/K0.net
〜回想〜

通行人A『お、こんなとこにレモン農家があるぜ!』

通行人B『レモンといや、飲み会とかで唐揚げにレモン汁かける奴、ありゃ最低だよな!』

通行人A『ああ、最低だ!』

通行人B『唐揚げという極上の食い物に、小便をひっかけるようなもんだよな!』

通行人A『まったくだ。レモンなんて酸っぱいだけでなんの役にも立たねえ!』

通行人B『そうだ、せっかくだから小便ひっかけていこうぜ!』ジョロロロロ…

通行人A『いいね〜』ジョロロロロ…


レモン農家『……っ!』





唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「この光景を目の当たりにした私は、頭に血が上ってしまい――」
58 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:42:01.917 7kKP22/K0.net
レモン農家『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!』

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン『レモォォォォォッ!!!』シャキ-ン


通行人A『うわっ、なんだありゃ!?』

通行人B『両手にレモン持ってやがる!』


ギャァァァァァ… メガァァァァァ…





唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「“唐揚げに絶対レモン汁かけるマン”となってしまったのです……」
60 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:45:33.736 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「それからの私は、我を忘れて日本全国を東奔西走し」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「唐揚げにレモン汁をかけ続けました」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「やがて、都市伝説に出てくる“怪人”のような存在になっていたのです」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「もしあなたに止められなければ、ずっとあのままだったでしょう」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「本当に感謝しています」

男「そりゃどうも……」

男「で、これからどうするんです?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「いさぎよくレモン農園を閉鎖しようと思います」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「これ以上続けていても、レモンは売れないでしょうし」

男「そうですか……」
61 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:47:48.030 7kKP22/K0.net
女「あのぉ〜……お願いがあるんですけど」

体育会系「よかったらレモンを食べさせてもらってもいいか?」

男(真面目な話をしてる時に……)

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「あ、どうぞどうぞ!」

女「じゃ、いただきます!」シャクッ

体育会系「いただきます!」ガブッ

後輩「じゃあ僕も……」ガブ

課長「私も……」ガブ

男(レモン生かじりはヤバイでしょ……顔がしわくちゃになっちゃうって)
62 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:50:24.547 7kKP22/K0.net
体育会系「ん〜……うめえ!」

女「おいしい! おいしいわ! ヨダレ止まらない!」

後輩「酸っぱいけど、癖になる酸っぱさです!」

課長「うむ、これはいい! お土産に持って帰ろう!」

男(え、マジ……)

男「じゃあ俺も……」ガブッ

男「!!!」ビビビッ

男「おお……これはうまい! 酸っぱいのに、酸っぱいのに……食欲が止まらねえええ!」ゾブゾブ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「ありがとうございます……」

男(あっ、そうだ!)
63 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:54:29.537 7kKP22/K0.net
男「唐揚げに絶対レモン汁かけるマンさん!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「は、はい?」

男「このレモン……我が社に売って下さい!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「へ?」

男「実は俺……俺たち、飲料メーカーの社員なんです」

男「それで今、『スカッとさわやかドリンク』ってプロジェクトを進めてたんですけど」

男「このレモンならきっと、極上の“レモネード”が作れる!」
64 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:56:24.891 7kKP22/K0.net
課長「おおっ、なるほど!」

女「いいかもしれない!」

体育会系「このレモンで作れば絶対売れるぜ!」

後輩「さすが先輩!」



男「いかがでしょう?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「ぜひ……よろしくお願いします!」シュゥゥゥゥゥ…

レモン農家「おお……元の体に戻れた!」シャキーン

男「よかったですね!」
65 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:57:27.791 MqdVNI1Sr.net
まさかのいい話
66 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:59:07.215 7kKP22/K0.net
男(こうして発売されたレモネードは、売れに売れて、うちの社を代表するヒット商品になった)


女子高生「このレモネード超おいしいよね〜!」

高校生「ああ、疲れた時に飲むとスカッとするぜ!」

女子高生「きっとレモンが超いいんだろうね〜!」

高校生「レモンってすげえんだな……」


男(もうレモンをバカにする者は誰もいない)

男(これでもう、二度と『唐揚げに絶対レモン汁かけるマン』が現れることがないだろう)

男(だが――)
67 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 04:02:47.392 7kKP22/K0.net
男「……」グビグビ…

男「ぷはっ! うちの社のレモネードを飲みながら、食う唐揚げはうまい!」

男「おかげで早食いする癖はなかなか直らないけど……」

テレビ『ここで7時のニュースです』

テレビ『都内の居酒屋に“焼き鳥を絶対串から外すマン”が現れ、多数の被害が――』

男「……」

男(世の中はまだまだこういう“怪人”がいるんだ……)

男(彼らもいつか救われて、元の人間に戻れるといいが――)







おわり
72 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 04:07:18.058 MqdVNI1Sr.net

世の中には怪人が多すぎる

コナン「灰原の好きな人」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:19:15.28 29DT7ED70
コナン「死ぬまでに一度はしてみたいことってあるか?」

灰原「どうしたのよ急にそんなこと言い出して」

コナン「いや、なんかオレの周りって殺人事件ばかり起きるだろ?」

コナン「なんか人がバタバタと死んでいくのを見てるとさ、オレもいつ死んでもおかしくねーなって、、」

灰原「そうね」

コナン「だからせめて死ぬ前にさ、一度はしてみたいことって何かあるかなーとふと思ってさ」

灰原「そう」

コナン(オレはやっぱり、いつか蘭とちゃんと付き合って、そして結婚して、、くふふ)

灰原「どうせあなたはあの彼女と付き合って、結婚したいとか考えているんでしょ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518952754
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:21:26.31 29DT7ED70
コナン(ギクッ!)

コナン「バ、バーロー! んなことじゃねえよっ!///」

灰原(ホント分かりやすい人ね・・)

コナン「そ、そんなことより、オメーはどうなんだよ? なんか思いつくことあるか?」

灰原(・・・死ぬまでに一度はしてみたいこと、か・・)

コナン(相変わらず鋭いやつだな・・でもいつか絶対に蘭と・・くふふ)

灰原(・・・)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:24:24.42 29DT7ED70
コナン「まあそもそもオメーは生きることにあんまり執着なさそうだけどな」

灰原「・・・」

コナン「な、なんだよこっちをじっと見て。冗談だよ冗談」

灰原「・・・そうね。私は、、」

灰原「・・死ぬまでに一度は、好きな人とデートでもしてみたい、、かしら」

コナン「ふーん、そうか・・」

コナン「・・は?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:26:47.46 29DT7ED70
コナン「え、なんて言ったの今」

灰原「好きな人と一度でいいからデートしてみたいって言ったのよ」

コナン「・・・ぷっ!」クスクス

コナン「オメーが!? 好きな人と!? デート!? ぷっはっはっはっ!!」

灰原「あら、そんなにおかしいかしら」

コナン「おかしすぎるっつーの!!だってあの灰原が! 灰原だよ! ぷっ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:28:40.96 29DT7ED70
コナン「あー腹いてー。すまんすまん。ちょっと笑い過ぎちまった」

灰原「もう満足かしら」

コナン「いやすまん。バカにしてるつもりじゃねーんだが」

コナン「まさかオメーの口からそんな乙女チックな言葉が出てくるとは思ってなかったからよ」

灰原「あら、私だって一応女の子よ」

コナン「確かに、一応な。そうか・・オメーがなぁ・・好きな人とねぇ・・」

コナン「つーかオメー、好きな人がいるのか!?」

灰原「ええ、いるわよ」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:30:40.58 29DT7ED70
コナン「マ、マジかよ・・オメーに好かれる奴も大変だな・・」

灰原「・・・」

コナン「で、誰なんだよ好きな人って?」

灰原「あなた名探偵なんでしょ。当ててみなさいよ」

灰原「まああなたには絶対に分からないでしょうけどね」

コナン「おいおい!オレの推理力をなめんじゃねーぞ!」

灰原「じゃあ賭ける?」

コナン「え?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:33:27.16 29DT7ED70
灰原「私の好きな人を当てられたら、あなたの勝ち。当てられなかったら、あなたの負け」

灰原「負けた方は勝った方の言うことをなんでも聞く、っていうのはどう?」

コナン「ちょっと待てよ。そしたらオレが当ててもオメー嘘ついて否定するだけだろ!?」

灰原「そんな卑怯なことしないわよ」

灰原「それに、悪いけど工藤君には絶対当てられないから、そんなことする必要すらないわ」

コナン「」ピキッ

コナン「よーし分かった!!受けて立ってやろうじゃねえか!!」メラメラ

灰原(ホント単純な人・・)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:36:42.79 29DT7ED70
コナン「絶対に当ててやるよ! 覚えとけよ灰原ぁ!」

コナン「・・といいつつ、実はもう答えはわかってるんだ」

灰原「えっ?」ドキッ

コナン「冷静になって考えたら、推理するまでもなく簡単だよ」

コナン「これまでに灰原が好きな素振りを見せているのは、たった一人に対してのみ」

灰原(ウソッ・・鈍感なフリして、全部気づいてたっていうの?//)ドキドキ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:39:03.46 29DT7ED70
コナン「答えは比護さん。はい、オレの勝ち。」

灰原「」

コナン「さーて、約束どおり、灰原に何してもらおーかなぁ」

灰原「ちょ、ちょっと待ちなさいよ」

コナン「往生際が悪いぞ灰原。答えは比護さんしかありえないんだから」

灰原「確かに私は比護さんのことは好きだけど、それはファンとしてであって」

灰原「恋愛対象としての好きではないわ。答えは比護さんじゃない」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:41:16.36 29DT7ED70
コナン「なんだと!?・・つまり、もっと別の人が答えなのか?」

灰原「ええ」

コナン「その、恋愛対象としての好きな人っていうのが本当にいるんだな?」

灰原「・・ええ」

コナン「そもそも恋愛対象ってなんだよ。オメーの恋愛は絶対フツーじゃねえだろ」

灰原「ホント失礼な人ね。私だって普通の恋愛くらいするわよ」

コナン(・・マズイな)

コナン(比護さんじゃねぇとなると、誰なのか全く検討もつかねえ・・)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:43:39.37 29DT7ED70
コナン「ヒ、ヒントをくれねえか?」

灰原「あら、もう降参なの?」

コナン「うっせえ。降参じゃなくてヒントだよ!」

灰原「そうねぇ・・」

灰原(まあどうせ分からないだろうし、いっか)

灰原「・・頭はいいんだけど、キザでかっこつけたがりで目立ちたがり屋さん、かしら」

コナン「お、おい。それってまさか・・」

灰原(ドキッ)

コナン「ウソだろ・・まさかオメーが・・」

灰原「・・・」ドキドキ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:47:42.99 29DT7ED70
コナン「服部のことを好きだったなんて・・」

灰原(そうなるわよね)

コナン「マジかよ・・服部だったのか・・」

灰原「違うわ」

コナン「ウソつくなよ。頭が良くて、キザでかっこつけたがりで目立ちたがり屋なんだろ!?」

コナン「そんな奴、この世に服部しかいない!」

灰原(鏡をみろよ鏡を)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:51:09.09 29DT7ED70
コナン「でもよ、服部には和葉ちゃんがいるのは知ってるだろ? どうすんだよオメー・・」

灰原「だから違うって言ってるでしょ。まあ、叶わない恋っていう点では同じだけど」

コナン「オメーの好きな人はもう別の人と付き合ってるってことか?」

灰原「そうなの?」

コナン「は?」

灰原「・・まあ、要はそういうこと。相手は私のことは何とも思ってないから」

コナン「そんなこと、相手に直接聞いてみなきゃ分かんねえだろ」

灰原「そうなの?」

コナン「は?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:56:10.62 29DT7ED70
灰原「・・まあ、別にそれでいいのよ。私ももうとっくの昔に諦めているから」

コナン「別に諦めることはねえんじゃねえか?」

灰原(・・・)

灰原「で、もうあなたの負けでいいわよね?」

コナン「ちょ、ちょっと待てよ。まだ・・・」

・・・・・・

コナン「・・だめだ。分からねえ。降参だ」

灰原(ふふ・・ごめんね工藤君・・この勝負、最初からあなたに勝ち目はないのに)

灰原「さて、工藤君に何してもらおうかしら」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 20:58:41.33 29DT7ED70
コナン「つーかよ、オメーが好きな人なんて本当はいないんだろ?」

灰原「・・どうして?」

コナン「いるふりして、賭けをふっかけて、オレになんか雑用押し付けたいだけだろ?」

灰原「・・・」

灰原「・・そんなに私が誰かを好きになっちゃいけないの?」

コナン「えっ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 21:02:04.40 29DT7ED70
コナン「い、いやそんなつもりで言ったわけじゃ」

コナン「た、ただ本当に意外だったからよ・・」

灰原「・・・」

コナン「・・でもさ、なんかちょっと安心したよ」

コナン「オメーにもそういう人間らしい感情がまだちゃんと残ってるんだなって」

コナン「その気持ち、大事にしろよな」

灰原「・・・」

コナン「ど、どうした?オレの顔になにかついてるのか?」

灰原(ホンット、生意気で腹立つ顔ね・・)

灰原(・・でも悔しいけど、ずっと眺めていたい顔なのよね・・)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 21:04:26.69 29DT7ED70
コナン「は、灰原?」

灰原「あらごめんなさい。工藤君に何をしてもらおうかずっと考えていたから」

コナン(ちっ、なかったことにしようとしてたのに)

灰原「でも、やっぱりいいわ。元々あなたには勝ち目のない、卑怯な賭けだったから」

コナン「おい、その言い方ひっかかるんだけど」

灰原(本当は何か適当な口実をつけて、工藤君と一緒に過ごしたいと思っていたけど)

灰原(やっぱりそんなの卑怯よね・・)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 21:05:27.00 EmaWGe2go
阿笠「わしじゃよ」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 21:10:52.51 29DT7ED70
コナン「まあ賭けは賭けだしなぁ・・」

コナン「・・・よし、じゃあオレがオメーの恋を応援してやるよ!」

灰原(どうやって応援するつもりなのかしら・・)

コナン「実はついこの前、園子にトロピカルアイランドの年間パスポートを2枚もらったんだ」

---
(回想)

園子「はいガキンチョ、園子お姉さまからのバレンタインデープレゼント」

コナン「なにこれ、・・トロピカルアイランド?」

園子「そ。年間パスポート。2枚あるからガールフレンドでも作って、子供らしく一緒に遊んできなさいよ。ぷぷぷ」

蘭「えーいいのこんな豪華なものもらっちゃって?」

園子「いいのよ。こんなもの、ウチに掃いて捨てるほどあるから」

蘭「よかったねコナン君!」

コナン「ハハハ・・ありがとう園子お姉ちゃん(いらねーよこんなもん)」

---
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 21:15:17.77 29DT7ED70
コナン「つーことで、2枚ともオメーにあげるから」

コナン「その好きな人誘って行って来いよ」

灰原「・・・」

コナン「どした?ほらやるよ」スッ

灰原「あ、ありがとう・・」

コナン「ま、後はオメーが勇気を出して、相手を誘えるかどうかだけどな」

灰原「・・・」

コナン「それじゃオレはそろそれおっちゃんの家に帰るとするか」

コナン「じゃあまたな灰原。頑張れよ!」

灰原「・・ちょ、ちょっと待って」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 21:22:45.22 29DT7ED70
コナン「ん?」

灰原「・・1枚、あなたに返すわ」

コナン「え? いやいや、オレにくれたって意味ないだろ」

灰原「い、意味があるのよ・・//」ドキドキ

コナン(・・ハッ!)

コナン「まさか・・灰原、オメー・・」

灰原(・・いや、どうせ気付いてないわ)ドキッ

コナン「オレを・・」

灰原(えっさすがにバレたっ・・?)ドキドキ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 21:56:34.41 29DT7ED70
コナン「下見に付き合わせるつもりだな!!」

灰原「・・」

コナン「これは年間パスポート、つまり何度でも使える」

コナン「そしてオメーはオレに1枚渡してきた」

コナン「そこから導かれる結論はただ一つ!」

コナン「オメーはまず好きな人と行く前に下見に行くつもりで、それにオレを付き合わせるつもりだろ」

灰原(・・ホント、私のことなんて頭の片隅にもないのね)

灰原(ま、いっか・・)クスッ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 21:59:51.69 29DT7ED70
灰原「ええ、そういうつもりよ」

コナン「でもめんどくせーなー」

灰原「・・もし付き合ってくれるなら、アポトキシン4869の解毒剤もあげるわよ」

コナン「マジッ!? でもなんで?」

灰原「小学生二人だけで遊園地に行くわけにはいかないでしょ」

灰原「どちらか一方は大人の体にならないとね」

コナン「確かに。よっしゃー!久々に工藤新一に戻れるぜ!」

灰原(扱いやすい人ね)

コナン「つーかオメー、自分に都合のいい時にはあっさり解毒剤くれるんだな」

灰原「う、うるさいわね//」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 22:04:02.15 29DT7ED70
コナン「まあいいや。灰原、オメーも解毒剤のむだろ?」

灰原「えっ」

灰原「私は飲む気はないけど」

コナン「いや、冷静に考えてみろ。高校生の男子に女子小学生っていう組み合わせはやべーだろ」

灰原「そうかしら。あなたなら大丈夫じゃない?」

コナン「どーいう意味だよ!・・万が一職質でもされたら、それこそ一巻の終わりだぜ!?」

灰原「そ、それもそうね」

コナン「二人とも元の体に戻ったほうが色々と安全だと思うんだ」

灰原「わ、分かったわ・・」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/18(日) 22:08:29.81 29DT7ED70
コナン「それじゃ今週の日曜日な!付き合ってあげるんだから感謝しろよ!またな!」

バタンッ


灰原(・・・)

灰原「・・ふふっ//」


おわり

古畑「バーチャルYoutuber?」VSキズナアイ

1 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
『仮想世界の殺人』

……便利な世の中になりました。
今の時代、パソコンさえあればどこでも仕事ができます。
私達の世代なんかは毎日決まった時間に起きて夜遅くまでこき使われたものですが、最近は家の中でお仕事する人、増えてきてるって言うんです。
中でもYouTuberと呼ばれる人達はビデオカメラの前でおかしなことをするだけでお金を稼ぐとか……いやぁ仕組みを教えてほしいものです。羨ましい限りです。
他にも色々なことがなんでも手軽になりました。
例えば…………“殺人”とか。
2 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
都内スタジオ 控え室

男「なぁ……なぁ、いいだろ? なぁ?」

若手声優「はなしてっ! やめてください!」

男「悪いようにはしないって……君だってこのまま無名で終わりたくないだろ?」

若手声優「このお仕事を紹介してくださったのは感謝してます……けど、そういうことは……」

男「…………よし、じゃあわかった。もう全部喋ろう。全部だ」

若手声優「えっ」

男「大人気バーチャルYoutuberキズナアイ、ついに正体判明! このタイミングで素顔のリークは痛いんじゃないのか?」

若手声優「そ……それは本当に困ります!」

男「だったら君がやることはひとつだ! ほら……こっちに来い!」

若手声優「いやっ…………!」

ーーーガツン。

若手声優「わ、私……」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
東京都内 河川敷

古畑「いやぁ〜お待たせ。ここが現場?」

今泉「遅かったですね。今、検死が終わったところですよ」

古畑「昨日の晩にちょっと夜更かししちゃったんだよ。おかげで寝不足だよ。……ええ〜と」

今泉「被害者は30代の男で、主にインターネットを中心に声優のプロデュースなんかをやっていたようです」

古畑「何か所持品は?」

今泉「ズボンのポケットのところに名刺と領収書。あと、ガムの包み紙。だらしない男だったみたいですね」

古畑「その男の遺体はもう無いの?」

今泉「まだ運んでないと思いますけど……あっ、ご覧になりますか?」

古畑「うん、見せて」

今泉「…………おいっ、おい! 遺体、遺体!」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
古畑「それで死因は?」

今泉「首を絞められたことによる窒息死です」

古畑「……窒息? ここ、ほら、ここんところに血が付いてるけど」

今泉「たしかに後頭部に打撲のようなものが見られますが、出血も少ないですし直接の死因とは関係ないんじゃないですか」

古畑「関係ないってことないと思うけどなぁ~」

今泉「少なくとも致命傷では……それより、ここ! マフラーを外すと結構、グロテスクですよ!」

古畑「うわっ痛そうだ……」

今泉「このマフラーが凶器じゃないかって。これでギュッといったんですよ、ギュッと」

古畑「あっ…そう……ありがとう。行っていいよ」

今泉「……古畑さん、ここだけの話ですけどね、この男は相当……色んなところで恨みを買っていたみたいですよ。いつ殺されてもおかしくなかったって」

古畑「そうなの?」

今泉「新人の子を狙って男女の関係を迫ったり……声優の世界も生き残りに必死ですから」

古畑「ふ~ん」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
今泉「それじゃあ、失礼しますっ!」

古畑「ところでさぁ」

今泉「……はい?」

古畑「この人、こんなとこでなにやってたんだろうねぇ?」

今泉「そりゃ……立ち話でもしてたんじゃないですか?」

古畑「こんなに寒いのに?」

今泉「ちょっとくらい話し込むこともありますよ」

古畑「……コートを着てない」

今泉「え?」

古畑「この人、コート着てないんだよ。こんなに寒くてマフラーまで巻いてんのに」

今泉「たしかに……そう言われるとおかしいですね」

古畑「……きっと殺害現場は別の場所だ」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
都内某撮影スタジオ

若手声優「私に……お話ですか?」

古畑「ええ。形式的なものなんですがね」

若手声優「なんでも聞いてください」

古畑「この辺りに河川敷ありますね? あそこで死体が見つかったんです。それも殺しの。頭なんか殴られちゃって血だらけです」

若手声優「そんな……あの人が……」

今泉「……古畑さん、あまり女性に刺激の強いことは」

古畑「失礼。大丈夫ですか、気分悪くないですか? そしてその男というのがどうやら……」

若手声優「私と面識のある方だった?」

古畑「お察しが早くて助かります。その男、だらしのないやつでしてね。ズボンのポケットに名刺が入ってました。それが……ここの住所」

若手声優「…………」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
古畑「えー、この男に……見覚えはないでしょうか」

若手声優「……あります。仕事でとてもお世話になっている方です」

古畑「いつ頃から面識が?」

若手声優「3年ほど前に……今の仕事を紹介していただきました」

古畑「今の仕事と言うと…………」

若手声優「キズナアイプロジェクト」

古畑「キ・ズ・ナ・ア・イ」

今泉「バーチャルYoutuberってやつですよ」

古畑「バーチャル……バーチャルなんだって?」

今泉「バーチャルYoutuber。簡単に言えばアニメのキャラクターが動画サイトに動画を投稿してお金を稼ぐ……」

古畑「……なんでそれがお金稼ぎになるワケ?」

今泉「スポーツ選手と同じで、動画が面白ければスポンサーが付くんですよ」

若手声優「今まではYoutuberって言って、生身の人間が動画を撮影するのが主流だったんですけど…………あ、良かったら見て行ってください」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
若手声優「こうして実際の動きに連動して画面の中の女の子が動くんです」

古畑「こ~れはすごい! 面白いですねぇ……それじゃああなたが右手を上げたらこの子も右手を上げるワケだ」

若手声優「これがバーチャルYoutuberなんだよなぁ……。フフフ、もっと複雑な動きも出来ますよ」

今泉「生でキズナアイちゃんを見られるなんてラッキーでしたね! それに声優もこんなに可愛い子だったなんて知らなかったですよ!」

古畑「コラ、今泉。それにしてもすごい仕組みですね……お見事です。私、はっきり言って感動してます」

若手声優「これのおかげで、今までのYoutubeでは実現出来なかったような演出も可能になって動画の幅がぐんと広がったんです」

古畑「えー、例えば……この技術を使って人を殺すようなことも?」

今泉「……古畑さん!」

若手声優「…………流石に難しいですね。現代の科学でもバーチャルが人間の首を絞めるなんて不可能です」

古畑「無理ですか」

若手声優「残念ながら次元の壁は越えられませんね」

古畑「……“相手の頭を殴る”んじゃなくて?」

若手声優「…………どちらにしても無理だと思いますよ」

古畑「ンフフフ……ありがとうございます、とても参考になりました」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
若手声優「今日は疲れているので帰っていいですか?」

古畑「申し訳ありませんでした、つまらないことでお引き止めして。よかったら送らせましょうか?」

若手声優「あぁ、いえ。自宅が近いので。お気遣いありがとうございます」

古畑「……あ。最後にひとつだけ」

若手声優「なんでしょう?」

古畑「昨日の夜はどこで何をしていたでしょうか」

若手声優「……キズナアイのバーチャル生ライブでした。スタッフさんに確認してみてください」

古畑「…………おやすみなさい」ニヤリ
10 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
都内某所

ミライアカリ「ハロー!ミライアカリだよ(ピロリン」

古畑「古畑です……刑事です。殺人課の」

ミライアカリ「えっえっえっなになになにアカリなんかした……? ヤベー! マジヤベー! ホンッッットにヤバいんですけどぉー!」

古畑「昨日、キズナアイさんが生配信をやっていたという話をお聞きしてですね……」

ミライアカリ「あ゛! やってたやってた、ライブ配信! アイちゃんが唐突にヨガやるやつ!」

古畑「それはどこかで確認は……? ほら、映像とか」

ミライアカリ「たぶんチャンネルにアーカイブが上がってると思うんですけど……」

古畑「貴重な情報ありがとうございました。お時間取らせてすみませんでした」

ミライアカリ「この度は、謝罪をしていただき、誠にありがとうございます」

古畑「…………はい」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
輝夜月「おはよー! 輝夜月だよ~」

今泉「この遺体なんですけどね、首を絞められて亡くなってるんですよ」

輝夜月「それわしやないか~い」

今泉「痛っ!… デコを叩かないでくださいよ!」

輝夜月「月ちゃんこーいうタイプだからwww」

今泉「……なんなんですか、この子」

古畑「知らないよ」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
電脳少女シロ「こんにちは、シロです!」

今泉「古畑さん……この子ならいけそうですよ、まともそうですよ!」

古畑「今泉くん、お話聞いてきて」

今泉「……イヤですよぉ、古畑さん行ってくださいよぉ」

古畑「君が“いけそうだ”って言ったんじゃないか!」

今泉「……」

古畑「い~け」ペチンッ

今泉「……う、恨みますからねっ!」

電脳少女シロ「な~んかずっっっとヒソヒソと……なんかシロをまるで亡き者として扱ってるような……」

今泉「あ、あのぉ」

電脳少女シロ「えっっっ!? きゅぅぅううに! 突然……まさかすぎるタイミングで急に話しかけられてちょっと……ちょっとシロ……頭が今……混乱という混乱に塗れてるんですけど」
17 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
今泉「ちょっ、ちょっと、よろしいですか?」

電脳少女シロ「なんかちょっと額が……豊かではない方に……豊かでないとか言っちゃいけない。シロ、ホント……こういう……私、ふふっ、シロでよければお伺いします!」

今泉「殺人事件のお話なんですけどぉ」

電脳少女シロ「殺人!? いーねいーねっ! これはテンションが上がってきやがるぜ~いくぜいくぜいくぜ~!」

今泉「……後頭部から出血が」

電脳少女シロ「ヘッドショットだぁあああ! え~これ絶対……確実にヘッドショットやんけ! おほ~血が騒いできやがったぜ~おほほいおほほい!」

古畑「…………今泉」

今泉「はい……」

古畑「一番ヤバいじゃないか~!」

今泉「……ぼ、僕だって、そんな気がしてたんですから!」

古畑「次だよ、次」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん「のじゃ~! 今日はわらわに何の用……なのじゃ?」

古畑「えー、実はキズナアイさんに近しい人物が死体で発見されまして……」

バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん「……世の中世知辛いのじゃ~!」

古畑「それで少し、少しでいいんです……。お話、伺いたいんです」

バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん「わらっ、わらわは……ンハァ……殺人事件などと言う、ぶっ物騒な……アレとは、事件とは何ら関係のない、コンビニバイトでレジ打ちをしているような……平凡な日常で魂をすり減らしている人種ゥ……なのじゃ。だから決してひと、人殺しというか、事件みたいなものと必ずしも関連するような……ンハァアア」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
古畑「…………今泉くん」

今泉「……なんでしょう」

古畑「バーチャルYoutuberっていうのは、みんなああなの?」

今泉「僕だって分かりませんよ、そんなことぉ!」

古畑「アレじゃあちっとも参考にならないじゃない」

今泉「……で、でも、アイちゃんが昨日、生放送をやっていたことは確かみたいですよ!」

古畑「アーカイブだっけ? それってどう見るの」

今泉「アイチャンネルから……これですよ、これ!」

【LIVE】アイちゃんとヨガろう! 春痩せダイエット!?

今泉「……動画を再生してみると、アイちゃんがヨガを披露してるみたいですね」

キズナアイ『さぁ~っ! まずは腕を左右に開いてぇ~! 引っ張るぅ~引っ張るぅ~』

古畑「こんなポーズ、ヨガにあるの?」

今泉「知らないですよ。ストレッチじゃないですか?」

キズナアイ『あぁ~よきよき! みんなもポカポカァ~って! 気持ちよくなってるんじゃないですかぁ~?』ゴッ
21 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
今泉「……やっぱりアイちゃんはシロですよ、シロ!」

古畑「さっきの女の子?」

今泉「冗談よしてくださいよ、わかってるくせにぃ」

古畑「……たしかに、放送時間は死亡推定時刻ともピッタリ重なってる。完璧なアリバイだ」

今泉「第一、僕はなんで古畑さんがアイちゃんを疑ってるのかも分かんないですよ!」

古畑「…………」
22 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
都内某撮影スタジオ

スタッフ「……え? ええ、たしかにその日は生配信でした」

古畑「この動画に映っているのもあの声優さんで間違いない?」

スタッフ「はい。間違いありません」

古畑「理論上は……理論上ではですよ、あの装置を付けていれば、私が画面の女の子を動かすことも……?」

スタッフ「可能です。しかし、生放送で声も録らなければいけませんから」

古畑「彼女以外に役者は成り立たない」

スタッフ「そうです」

古畑「……質問を変えます。その日の収録で変わったことありませんでしたか?」

スタッフ「いえ…………特には」

古畑「あったはずなんです。よく思い出してください」

スタッフ「そう言われましても……」

古畑「……先日の生放送のアーカイブです、問題はここです」

キズナアイ『あぁ~よきよき! みんなもポカポカァ~って! 気持ちよくなってるんじゃないですかぁ~?』ゴッ

スタッフ「……」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
古畑「この『ゴッ』っていう音が私、ずっと気になってたんです! 何かが倒れるような……この音! マイクトラブル? なんらかの機材を落とした音? そ~れ~と~も死体が倒れ込む音なのか…………と」

スタッフ「すみません。記憶にありません」

古畑「あのぉ……この時の映像って、お持ちじゃないですか? もちろん、実写の」

スタッフ「なにせ生放送なので……アーカイブも配信画面のキャプチャですし……」

古畑「……そうですか。そうですよねぇ。今、変なこと訊きました、私。この音の正体はもう少し自分で推理してみます……ンフフフ」

スタッフ「我々も出来るだけ協力します……ここも自由に調べてください」

古畑「お言葉に甘させていただきます。あ、それと」

スタッフ「なんでしょうか」

古畑「この名刺なんですが……」

スタッフ「ウチのものですね」

古畑「これ、ここの文字が2018年になってます。新しいデザインなんですか?」

スタッフ「ええ。キズナアイプロジェクトも波に乗ってきたので、オフィスの雰囲気もガラッと。ちょうど年明けに新しい名刺を作ったところです」

古畑「…………なるほど」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
都内スタジオ 控え室

古畑「……さっきの話どう思う?」

今泉「さっきの話って?」

古畑「バカ! 聞いてなかったの? 名刺は作り直したばかりだったんだよ」

今泉「それがどうかしたんですか?」

古畑「……彼、ここに来てるんだよ。それも事件当日に」

今泉「な、なんでそんなことがわかるんですか!」

古畑「それよりほら、手掛かりを探しなさいよ……あそこの灰皿なんか怪しいじゃない」

今泉「……僕には普通の灰皿に見えますけどね」

古畑「綺麗すぎるじゃないか~」

今泉「あれはきっと来客用で、スタッフに喫煙者がいないんですよ。もしくは相当、綺麗好きとか!」

古畑「でもほらあそこ……テーブルの隅。ところどころ灰が落ちてるよ。綺麗好きならああはならないよ」

今泉「こ、細かいなぁ!」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
古畑「それにあのカーペット」

今泉「きっと高級品ですね! かなり儲かってますよ」

古畑「ん~気になるなぁ」

今泉「あそこもですか?」

古畑「不自然だよ、あんなところにポツンと敷いてあるなんて」

今泉「そうかな~」

古畑「……調べておいて。灰皿の指紋も忘れずに」

今泉「わかりましたよぉ」ダダダッ

古畑「…………」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
えー、やはり犯人はあの女性です。間違いありません。
そしてお気付きの通り……スタッフもグルです。
今回の事件、重要なのは完璧なアリバイ工作。
……ここにかなり……ん~、手を焼きました。
バーチャルの世界で人は殺せません。
現代の技術を以ってしても不可能です。
えー、しかし、現実世界の殺人に仮想空間の皮をかぶせてやることは意外に簡単です。
バーチャルYoutuberファンのみなさんなら、もうお分りですね?
ヒントは……ヨガのポーズ。
解答編はコマーシャルのあと…………古畑任三郎でした。

~コマーシャル~

【キズナアイ】
■YouTube
A.I.Channel
https://www.youtube....aOt1yT-ZeyB0OmxHgolA
A.I.Games
https://www.youtube....we3COkDrbNsbMyGNCsDg

■公式WEBサイト
http://kizunaai.com/
https://www.aigamers.info

■SNS
Twitter
https://twitter.com/aichan_nel
27 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
都内某撮影スタジオ

キズナアイ「はいどーも! バーチャルYouTuberのキズナアイです! みなさんみなさん、欅坂46の新曲、もうチェックしましたか~?」

古畑「もしもし。よろしいですか?」コソコソ

キズナアイ「え!?」

スタッフ「……ちょっとちょっと! 今、収録中ですよ!」

古畑「すみませ~ん。タイミングが悪くて……でも、でもですね、少しだけ……お話したいことがあるんです」

スタッフ「そう言われても……」

キズナアイ「……いいですよ、お喋りしましょ! トークトーク!」

スタッフ「アイちゃん!」

キズナアイ「ここは私のホームですから」

古畑「ありがとうございます、助かります」
28 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
キズナアイ「……それで、お話って?」

古畑「例の事件の犯人が分かったのでお知らせしておこうと思いまして」

キズナアイ「そうなんですね。逮捕されたんですか?」

古畑「はい。正確には…………今から」

キズナアイ「フフフ」

古畑「キズナアイさん、どうして事件のあった日に被害者の男と会っていたこと、教えてくれなかったんですかぁ」

キズナアイ「……私があの人と? 会っていません」

古畑「嘘ついてもダメなんですよ~、これがあの男のポケットから出てきたんです」

キズナアイ「名刺ですね……前にも聞きました」

古畑「これ、新しいものですね?」

キズナアイ「ええ。今年に作り直したものです。この前は言い忘れていましたけど」

古畑「実はポケットから出てきたのこれだけじゃないんです。領収書も入ってました……クリーニングの」

キズナアイ「クリーニング……」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
古畑「事件のあった日にあの男性、ズボンをおろしてるんです。だらしのない性格ですからずっと前から名刺はポケットに入っていたのかもしれません……しーかーしー。普通、名刺は洗濯すると文字がにじんで使い物になりません」

キズナアイ「……ドライクリーニングとか。そういうやり方もあるって聞いたことがありますけど」

古畑「ドライクリーニング! 流石ですねぇ……えー、クリーニング屋に問い合わせてみたところですね、あの男かなりの汗っかきだったようで。ドライクリーニングでは汗のシミが落ちないって文句を言うものだから決まって水洗いをしていたみたいなんです。もちろんこの時も」

キズナアイ「……」

古畑「ということはですよ、やっぱり名刺をポケットに入れたのはあの日以外にありえません!」

キズナアイ「それで……私が殺したって言うんですか?」

古畑「はい」

キズナアイ「……フフッ」

古畑「控え室。男と会っていたのはあそこでしょう。そして凶器は……灰皿」

キズナアイ「あの人の血痕か、私の指紋でも出てきたんですか?」

古畑「いいえ。出てきませんでした」

キズナアイ「はぁ?」
32 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
古畑「何も出てこなかったんです……指紋がひとつも付いていない灰皿なんて不思議だと思いませんかぁ?」

キズナアイ「……スタッフさんが拭いてくれたとか。あの人、綺麗好きだから」

古畑「私のパートナー刑事も同じこと言ってました。しかしですね、テーブルに灰が落ちてました。指紋が無くなるまで丁寧に灰皿を拭いておきながらテーブルの汚れに気が付かない綺麗好きなんていません」

キズナアイ「つまり……どういうことですか?」

古畑「あの灰皿が犯行に使われたということです」

キズナアイ「でも、ニュースでやってましたけど、死因は窒息ですよね? 灰皿は関係ないんじゃないですか」

古畑「……はい。関係ありません。犯人には、成人男性を灰皿で殴り殺すだけの力は無かったんです」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします rSHLNomk
キズナアイ「じゃあ」

古畑「そこであなたは急いで、男をスタジオに引きずって行きます……このあと生放送が控えているので遅刻は出来ません」

キズナアイ「証拠はあるんですか?」

古畑「カーペット……あれはいくらなんでもやり過ぎです……ンーフフフ。重たいもの引きずるとどうしても跡になりますからね~鑑識の結果が出たらお知らせします」

キズナアイ「でもそれは、殺人の証明じゃないですよね?」

古畑「今、説明します。気絶した男を連れてスタジオ入りしたあなたはすぐにライブを始め……そして、仮想空間を利用したトリックを行います」

キズナアイ「トリック……」

古畑「これに随分、苦労させられました……普通はこんなこと考えませんからね」

キズナアイ「ちゃんと説明してください!」

古畑「……このアーカイブをご覧ください」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします KwERCdQo
キズナアイ「……」

古畑「……ここです。配信開始から5分21秒。『ゴッ』という音が入ってますね?」

キズナアイ「ホントだ」

古畑「コメント欄でも『突然の死』『これがヨガだ』『シロイルカ襲来』……総ツッコミにもかかわらず、あなたそれに一切触れていません」

キズナアイ「流石に全部のコメントは読み上げられませんよ」

古畑「これ……なんの音だったんでしょう」

キズナアイ「さぁ? 機材が倒れたとか?」

古畑「配信は滞りなく進んでます。こういう時、普通はメンテナンスのために一旦停止するって聞きました」

キズナアイ「……そんなに重要な機材じゃなかったんですよ、きっと」

古畑「それなら初めから必要ないじゃないですか!」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします KwERCdQo
キズナアイ「…………回りくどい話はやめましょう。私は証拠を出してほしいんですよ、殺人の証拠を」

古畑「今、お見せしました」

キズナアイ「……ファッキュー」ボソッ

古畑「随分とお怒りですねぇ~」

キズナアイ「殺人犯だって疑われてるんですよ。当たり前だと思いますけど」

古畑「……バーチャルYoutuber。勉強しました、面白かったです~。天使に魔王にロボットに忍者……まさになんでもアリ、と言ったところでしょうか」

キズナアイ「そう言ってもらえると嬉しいです」

古畑「富士葵さんってご存知ですか?」

キズナアイ「もちろん。セーラームーン仲間ですよ」

古畑「あの方の動画を見てですね、今回のトリックの謎が解けたんです。えー、つまり……お仲間にお仕置きされてしまった」

キズナアイ「……聞かせてください」

古畑「葵さん、彼女、利きシリーズっていう動画を出してます。お茶やコーラを飲んだり、ラーメンを食べたり」

キズナアイ「あまりバーチャルっぽくない企画ですね」

古畑「そうなんです、向いてないんです! 何故なら、なんでもアリに見える仮想世界にも弱点があって……」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします KwERCdQo
キズナアイ「グラフィックやモーションが追加されていない物は画面に反映されない」

古畑「その通ぉぉり。大抵の場合、小道具にはセンサーが点いていません。お茶とかコーラとか…………死体には」

キズナアイ「……」

古畑「……このヨガのポーズ、見てください。腕を左右に開くポーズ……やっぱり調べてみてもこんなものは無いんです!」

キズナアイ「ストレッチですから」

古畑「違います。この動き、何かに見えてきませんか? 何かを両側から引っ張るような……」

キズナアイ「だからストレッチですって!!」

古畑「……この配信、事前の告知ではヨガの話題は出てきません。ミライアカリさんも『唐突に』とおっしゃっていました。そしてあなたは後から、あたかもヨガがメインだったかのようなタイトルでアーカイブを投稿しています」

キズナアイ「……」

古畑「それはなぜか? 答えはひとつ……あなたは配信中に彼を殺害したのです。何万人という視聴者の前で堂々と」

キズナアイ「素晴らしい想像力ですね……ドラマみたい」

古畑「お認めになりませんか?」

キズナアイ「こんなの茶番ですよ。机上の空論です」

古畑「……えー、あなたの最大の失敗は巧妙なトリックに胡座をかいて満足してしまったことです。その後のこと、考えてなかったんです」

キズナアイ「どういう……ことですか」
37 :以下、名無しが深夜にお送りします KwERCdQo
古畑「約30分のヨガ配信の間、彼の死体はずっと放置されていました。蒸れた汗で気温が上がったこの部屋に」

キズナアイ「……」

古畑「そしてあなた……その後もしばらくツイッターでイラストのリツイートを繰り返してます。随分と悠長ですね~」

キズナアイ「ファンの方との交流は日課ですから」

古畑「感心します。しかし、死体をこんなに放っておいてはいけません」

キズナアイ「……どうして?」

古畑「死後硬直。身に染みて分かっているはずです……この時点で顎はもうとっくに動きません。凶器のマフラーも外せない」

キズナアイ「死後硬直……」
38 :以下、名無しが深夜にお送りします KwERCdQo
古畑「それでもやっぱりあなた、せめてマフラーは……切ったりしてでも外しておくべきでした。ここが失敗でした」

キズナアイ「…………」

古畑「もう危機回避~とはいかない! 流石に焦ったあなたは、死体をスタッフの車に乗せてそのまま2人で河川敷へと向かいます。これは後から周辺の監視カメラで確認しましょう」

キズナアイ「そこまで……」

古畑「しかし、ここでまた誤算です。思っていたよりも死後硬直が進行していてコートが着せられない」

キズナアイ「室温がまずかったですね」

古畑「……おかげで、とっても不自然な死体の完成です」

キズナアイ「やっぱりおかしかったですか」

古畑「えー、コートは……スタッフさんの車にあればラッキーですが、おそらくもう処分してしまっているでしょう」

キズナアイ「…………お見事です。なんの反論もありません」
39 :以下、名無しが深夜にお送りします KwERCdQo
古畑「それは自供ということで?」

キズナアイ「そうです、そうです」

古畑「……ありがとうございます」

キズナアイ「これ以上、抵抗しても意味ないですから」

古畑「どうしてそう思うんですか」

キズナアイ「古畑さん、かなり前からずっと私のことを疑ってましたよね?」

古畑「……はい」

キズナアイ「いつからですか?」

古畑「ンフフフ……最初からです」

キズナアイ「……やっぱり、絞殺のことを口走ったのが」

古畑「いいえ。あれは作戦です。今時あんなに分かりやすく口滑らせる人っていません。アリバイがあることを確認させるためにわざと心理戦を仕掛けたんです」

キズナアイ「アハハ。やっぱり敵わないですね」

古畑「……『怪獣先輩』を『野獣先輩』と読み間違えるくらい、ありえないミスですからね~」

キズナアイ「それはあると思いますけど……」
40 :以下、名無しが深夜にお送りします KwERCdQo
古畑「余裕もあったんじゃないですか~?」

キズナアイ「いえいえそんな……なら、どこで?」

古畑「死体を発見したことをお伝えしたとき、あなたこう言ったんです『あの人が』って。まだ写真も出していないのにですよ~? どう考えても順番が逆です。会話が繋がっていません」

キズナアイ「……じゃあ本当に、もう最初から私は負けていたんですね。必死になってバカみたいじゃないですか」

古畑「そう自分を責めないでください。あなた本当に冷静でした。罪を認めた今もそうです」

キズナアイ「スーパーAIですから」

古畑「ん~」

キズナアイ「……それに、捕まるのはこわくないので」

古畑「こわくない? こわくないんですか?」

キズナアイ「何もないところでひとりぼっち……なれっこなんですよ」

古畑「……」

キズナアイ「右も左もわからない中で始めたバーチャルYoutuberも、今ではいっぱい仲間が増えました。四天王のみんな、新人の子……私がいなくてももう大丈夫です」

古畑「罪を償ったら……必ず復帰してください。お願いします」
41 :以下、名無しが深夜にお送りします KwERCdQo
キズナアイ「その頃には私に居場所なんてないですよ。今度こそ本当に垢BANですね」

古畑「またイチから始めればいいじゃないですか。みんなあなたのこと待ってます」

キズナアイ「そんな……私なんて」

古畑「……今回の件で色々な方に聞き込みしました。その人達全て、馬やゴリラや幽霊も含めて全員、誰もあなたを悪く言う人っていませんでした。『レジェンド』『先駆者』『親分』……あなたこんなに愛されてるんですよ」

キズナアイ「……」

古畑「あなたです。これ全部、あなたが長い時間をかけて育ててきた絆と愛です……だからもう、ひとりぼっちなんて言わないでください」

キズナアイ「……私、やり直せるんですかね」

古畑「大丈夫です。保証します。そしてそのときは……私が一番最初のチャンネル登録者になってみせます」

キズナアイ「古畑さん……信じますよ。信じますからね」

古畑「……………………はい」

END
42 :以下、名無しが深夜にお送りします KwERCdQo
これでおわりです
ガバガバなのはご愛嬌

城之内「ほらよ遊戯、バレンタインのチョコ…//」遊戯「えっ!?」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 21:31:23.39 XmTp5WvP0
遊戯「そのチョコ…僕のために!?」


城之内「他に誰がいるんだよ」


遊戯「うわぁ…ありがとう!城之内君!」


遊戯「でも、これって確か高いチョコだよね?コマーシャルでやってたけど」


城之内「金の心配なんかしてんじゃねぇよ!んなもんバイトですぐに取り戻せるさ!」


城之内「それに、お前のためだと思えば、安いもんだぜ!」


遊戯「城之内君///」ポッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518611483
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 21:33:26.13 XmTp5WvP0
遊戯「本当にありがとう城之内君!後で帰って食べておくよ!」


城之内「おう!…ん?」


遊戯「っ…!」ズキッ!


城之内「遊戯、その手の怪我…どうしたんだ?」


遊戯「あ、これ…?」


城之内「まるで何かの料理で火傷したような傷だぜ…」


城之内「…まさか遊戯、お前…」


遊戯「うん、そのまさかだよ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 21:35:42.74 XmTp5WvP0
遊戯「はい、これ。僕からのバレンタインチョコ」スッ…


城之内「これって、手作りじゃねぇか!」


城之内「遊戯お前…そんな手になるまで、俺のために…!」


遊戯「うん、何度も失敗してやっと思い通りのチョコができたんだ」


遊戯「城之内君のために作ったんだ。受け取ってくれるよね?」


城之内「遊戯…お前ってやつは…」グスン
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 21:39:00.47 XmTp5WvP0
城之内「手がそんなにボロボロになるまで俺のために…」


城之内「本当に…本当にありがとな遊戯!」


城之内「このチョコ、大切にとっておくからな!」


遊戯「城之内君!チョコはとっておくものじゃなくて食べるものだよ!」


遊戯「ちゃんと食べてよ!味の感想も知りたいからさ!」


城之内「ああ、そうだったな、わりぃ。ちゃんと食べるって」


遊戯「もう…」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/14(水) 21:41:50.61 XmTp5WvP0
遊戯「ねぇ城之内君」


城之内「ん?なんだ?」


遊戯「大好きだよ!」///


城之内「ああ、俺もだぜ、遊戯!」///


遊戯「進む道は違うけど、僕たち、これからもずっと///」


城之内「ああ、ずっと一緒にいてやるよ///」


遊戯「城之内君///」


城之内「遊戯///」



ちゅっ♡



おしまい

【かぐや様は告らせたい】かぐや「会長が浮気を……」藤原「!?」石上「うわぁ……」

1 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:43:55.03 Ty64Bk90
藤原(色々あって、かぐやさんと会長が恋人関係になりました)

石上「四宮先輩が僕達に相談って珍しいですね」

かぐや「実は……」




かぐや「会長が浮気をしているみたいなんです!!!」

藤原「なっ!!!? 会長さんが!!!!」

石上(……『しているみたい』? うーん、勘違いじゃないかな? あの会長が浮気をする人には見えないし……)

藤原「相手は! 相手は誰なんですか!?」

石上「いや、その前に『しているみたい』という事は確定している訳じゃないんですよね?」

かぐや「そ、そうなんだけど、もう確定というか……」

石上「まずはどうしてそう思ったか? 教えてください」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518619434
2 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:44:51.66 Ty64Bk90
かぐや「この写メ日記を見てください」

藤原「え? これって……」

石上「ま、まさか!」

かぐや「毎日寝る前に、お互いの写メを送りあっているのですが……」

石上(ラブラブじゃねーか!)

藤原「ふむふむ」


かぐや「昨日会長が着ているパジャマが私とおそろいの物じゃなかったんです!」




石上「…………………………………………へ?」
3 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:46:26.56 Ty64Bk90
藤原「そういえば、かぐやさんって会長とおそろいのパジャマを買ったんでしたよね」

かぐや「そうなんです。私は凄く嬉しくて嬉しくて……」ポロポロ

石上(泣き出したよこの人……)

かぐや「私はおそろいパジャマがこんなに嬉しかったというのに……会長は違ったみたいなんです」

かぐや「これは私への愛が冷めた証拠……うぅ……会長……会長なんでぇ……」ポロポロ

石上(うわぁ……愛が重い)

藤原「石上先生! これって浮気なんでしょうか!?」


石上「え? ただ洗濯しただけじゃないんですか?」

かぐや「……へ?」

藤原「?」
4 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:47:56.27 Ty64Bk90
石上「あっ、もしかして、先輩達って毎日パジャマ洗う派ですか?」

かぐや「え? ま、毎日洗わない人がいるの?」

石上「パジャマを数日に1回洗っている男は多いと思いますよ」

藤原「という事は!」

石上「おそろいのパジャマは洗濯していたんでしょうね」

石上「会長の家って父子家庭でしょう? だからたぶん、夜に洗濯機を回す家庭なんでしょうね」


かぐや「な、なるほど。そう考えると不思議じゃないわ」

藤原「さすが石上くん!」


石上「じゃあ、解決ですね。お疲れさまでした」

かぐや「ちょっと待って。まだ解決じゃないわ。この件は今晩まで持ち越しただけ」

藤原「あー確かに。今晩おそろいのパジャマじゃなかったら……」

かぐや「そうです。浮気確定。焼き土下座。地下帝国……」ゴゴゴゴゴゴ

石上(なにこの人。怖い)


かぐや「実を言うと浮気だと思った原因はまだあるんです」

藤原「え?」
5 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:49:05.13 Ty64Bk90
■回想シーン------------

かぐや「会長。今日も手作りお弁当を交換しましょう」

白銀「ああ。四宮の弁当楽しみだ」

かぐや「ふふっ。今日も愛情がたっぷり詰まってますからね」




かぐや「って、何ですか! このお弁当は!!!」

白銀「え? も、もしかして、まずかったか!?」

かぐや「いえ、もぐもぐ。大変、もぐもぐ。美味しいです!」

白銀「じゃ、じゃあ、なんで怒ってるんだ?」

かぐや「たこさんウィンナーが、いつもより一本少ないです! どうなっているんですか!!」


■回想終了--------------


かぐや「という事が! 信じられない! 今までたこさんウィンナーは毎日2本入っていたのに!」

石上「……」

藤原「……」

石上(どうでもええわーーーーーー!!!!!!)
6 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:50:04.97 Ty64Bk90
藤原「……」

石上「って、藤原先輩? 汗をびっしょりかいてどうしたんですか?」

藤原「え? あっ、な、何でもないですよー」

藤原(それ食べたの私だーーーーーーー!!!)

藤原(でも、会長が悪いんです! 生徒会室にお弁当を置いておくから、てっきり私の分だと思って摘み食いを……)




藤原(い、いえ。今回の件は私が悪いんです。ここは正直に謝って……)
7 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:51:01.51 Ty64Bk90
かぐや「絶対に許さない! 私が会長のお弁当を毎日どれだけ楽しみにしているのか、あの人はわかってないんです!」

石上(こ、怖い。手作り弁当を毎日楽しみって……愛が重すぎて怖い)ガタガタ

藤原(ひぃー。これ絶対、本当の事を言ったら殺されるやつだーーーー!)

石上(あの藤原先輩も怖がってる。うぅ……仕方ないけど僕が四宮先輩の怒りを鎮めないと……)

かぐや「お弁当と言えば、他にも……」ゴゴゴゴゴ

石上(頑張れ僕!)


石上「ちょ、ちょっと待ってください」

かぐや「え? なに?」

石上(ひ、ひぃぃぃ。目から光沢が無くなってる怖えええええ!)
8 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:53:51.41 Ty64Bk90
かぐや「……」ジー

藤原「……」ダラダラ

石上「よ、よく考えてください。毎日同じメニューだったら、飽きますよね? 会長は優しいからきっと飽きないようにと、色々考えての事だったと思いますよ」

かぐや「な、なるほど。そうですね。会長は優しいから……。会長ったら私が飽きないように……。会長が私のために……ふふっ♪」

石上「そうですよ。会長は優しいから」

石上(よかったあああああああ。一気に機嫌がよくなったぞ)
9 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:55:05.08 Ty64Bk90
藤原「でも、かぐやさんの気持ちもわかりますよ。会長のたこさんウィンナーってなぜか美味しいんですよねー♪」

かぐや「そうなんです。きっと会長の私への想いが込められているからなんでしょうね」

石上(何言ってんだ。この人)

藤原「特に昨日のカレー味のたこさんウィンナーは絶品でしたよね。あれはどうやって作っているんでしょうか?」

かぐや「……」ニコニコ

藤原「あっ……」ダラダラ

かぐや「…………はあ?」

石上「ま、まさか……」ガタガタ

かぐや「へぇ……。なぜあなたが昨日のウィンナーの味を知っているのでしょうか? ねえ、藤原さん、無知な私に教えてくれるかしら?」ゴゴゴゴ

藤原「ごめんなさい!!!!」ドゲザァー

石上(き、決まった!綺麗なジャンピング土下座だ!)
10 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:55:40.02 Ty64Bk90
藤原「本当にごめんなさい! なんでもしますから、許してください!」


かぐや「まったく……言ってくれれば少しくらいあげるのに」

藤原・石上「え?」

かぐや「今度からは一言言ってください。私も鬼ではありません。少しくらいなら本当に少しくらいなら分けてあげますから」

藤原「−−−−!」パァー

石上(うわっ、藤原先輩が凄い笑顔に!)



  *  *  *



かぐや「コホン。ここまでは私の勘違いとわかりましたが、実を言うとまだ浮気の可能性があるんです」

石上(帰りたい)

藤原「え? 会長は他にどんな事をやったんですか?」


かぐや「それは一緒に借りたDVDを会長の家で見ていた時の事でした……」
11 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:56:46.06 Ty64Bk90
■回想シーン------------


かぐや「会長っ♪」スリスリ

白銀「こらこら。誰もいないからって膝の上でスリスリするな。映画に集中できないだろ」

かぐや「むーっ。ここは私の指定席なんです。誰にも譲りませんから!」プクー

白銀「っ//」カァー

かぐや「もうっ。なに赤くなっているんですか。そんなに赤くなってると、こっちが恥ずかしくなってきます」

白銀「いや、お前が可愛すぎるのが……って映画が始まるぞ」

かぐや「え? 可愛すぎるのが? え? よく聞こえませんでした。会長もう一回」

白銀「言わないからな! ほら映画見るぞ」

かぐや「むぅー」


■回想終了--------------


石上「うわああああああああああああああああああああああああ!!!」

かぐや「」ビクッ

石上「もういいです! 要点を! 要点を言ってください!」

かぐや「これからがいい所なのに……」

石上「藤原先輩を見てください!」

かぐや「え?」

藤原「だぱー」

石上「藤原先輩の口からこんなに砂糖が……。これはどう見ても四宮先輩が甘々な話をするからですよ!」

かぐや「そんな……甘々なんて//」テレテレ

石上(帰りてええええええええええ!!!!)
12 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:57:22.73 Ty64Bk90
かぐや「まぁ、いいでしょう。実は映画を見ていた時の事なんですが」

石上「……はい」

かぐや「会長が私を見ずに、映画に出てきた女性ばかりを見ていたんです! これは浮気でしょう!」

石上「それ映画を見ていただけだろうが!!!!!」

かぐや「え?」

藤原「石上くん!? それは思ってても言っちゃだめ!」

かぐや「で、でも、せっかく私と一緒にいるのに! ずっと見ていてほしいのに!」



石上「じゃあ、DVDなんて借りてくんなよ!!!!!!」
13 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/14(水) 23:58:25.91 Ty64Bk90
■後日


白銀「実は相談があるんだが。その……。四宮と手をつなぐと、四宮が真っ赤になって俯くんだが……」

白銀「やはり俺の手が汚くて怒っているのだろうか……。いや、ちゃんと事前に消毒は済ませているんだが……」

石上(お前もかい!!)

 なんだかんだ、この二人はお似合いだなと思った石上であった。



 本日の勝敗
 石上の敗北
 敗因・バカップルの話を真面目に聞いた




       終わり

【かぐや様は告らせたい】かぐや「会長の手作りお弁当GET計画」

1 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 23:43:43.55 BB/BxWBS0
■夜

早坂「え?」

かぐや「先程も言いましたが、明日料理人にお弁当を用意させるから、そのお弁当と会長のお弁当を交換して欲しいの」

早坂「会長さんの1限目が体育だから……その時にですか?」

かぐや「そうです」

早坂「疑問点が山のようにあるのですが、とりあえず置いておいて。かぐや様はそこまでして会長さんの手作り料理が食べたいのですか?」

かぐや「何を言っているの! これも激務で苦労している会長の為よ!」

早坂「はぁ……」

かぐや「会長のお弁当は栄養のバランスがかなり偏っているわ。このままでは、いつ倒れてもおかしくないの!」

早坂「なるほど」

かぐや「そこで会長のお弁当のコピーを四宮家の料理人に作らせます。からあげの油もコレステロールが少ないもの。ハンバーグは豆腐ハンバーグに! そして良い素材! 会長には少しでも良いものを食べて貰います!」

早坂「……質問してもいいですか?」

かぐや「どうぞ」

早坂「えーと、かぐや様が用意したお弁当を……知らないお弁当を会長さんが食べてくれるでしょうか?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518446623
2 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 23:48:09.94 BB/BxWBS0
かぐや「はぁ……。だから言ったでしょう? 会長のお弁当のコピーを作ると。見た目は完全に同じようにさせます。味付けもできる限り近い形で。もちろん、お弁当箱も同じものを用意しました」

早坂「コピーとは言いますが、どういうお弁当を作らせるおつもりで? 毎日変わるお弁当の内容を把握するなど不可能だと思いますが」

かぐや「そこに関しては問題ありません」

早坂「?」

かぐや「これを見てください」

ゴゴゴゴゴ

早坂(スクリーンが下りてきて……映画館みたいに映像が……)

早坂「!!!?」

かぐや「ふふふふふ」




白銀『ふぃー。今日も疲れたー。さて勉強でもするか』




かぐや「そう! 白銀家は四宮家の監視下にあります! このリモコン一つで会長の家のどの部屋だろうが見る事ができるんです!」

早坂「」

かぐや「これで会長が作るお弁当の内容など丸見え! この映像を当家の料理人に渡せば! コピーなんて簡単に作れます!」

早坂「」


かぐや「どうかしたの?」

早坂「いえ……。私がバカでした」

かぐや「へ?」

早坂「裏でこそこそ何かをしているのは知っていたのですが。ええ、これは私のミスです」

かぐや「えーと、話が見えないんだけど?」

早坂「母さんごめんなさい。私のせいで天才と言われたかぐや様が四宮家歴代最大のおばかに……」

かぐや「早坂!!?」
3 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 23:49:24.84 BB/BxWBS0
  *  *  *


かぐや「ま、まさか……この私が犯罪なんて……」

早坂「わかってもらえましたか」

かぐや「うぅ……。最終的には私の手作りお弁当を会長に食べて貰おうと思っていたのに……」

早坂「そんな事まで考えていたのですか……」

かぐや「ね? 一週間だけ、一週間したら監視カメラを外すから、それなら大丈夫よね」

早坂「ダメです! 明日、会長さんの家が留守の時にカメラは撤収です。あと監視カメラではありません。ただの盗撮です」

かぐや「違うわ! これは盗撮じゃありません! 会長の事を想った行動で!!」





早坂「……ん?」

かぐや「どうかしたの?」

早坂「いえ、この映像の横にマップが表示されているのですが?」

かぐや「ふふっ。私は前回の夏休みの件で反省しました」

早坂「ま、まさか……」

かぐや「そうです! 会長の服や持ち物。さらには自転車にまでGPSを仕込みました! これで長い休みでも『たまたまバッタリ会う』事ができる!」

早坂「……」

かぐや「は、早坂!? なんで泣いているの!?」

早坂「うぅ……。あのかぐや様が四宮家歴代最低のストーカーに……」

かぐや「ストーカー!!?」
4 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 23:50:46.42 BB/BxWBS0
  *  *  *


かぐや「わ、私はなんて事を……」

早坂「冷静になって頂けましたか?」

かぐや「という事はこのパンツも……」

早坂「え?」

かぐや「あっ、いえ、なんでもないの!」

早坂「ま、まさか!!!」

かぐや「ち、違うの! 勘違いしないで! ただ会長の脱ぎたてほやほやの中古パンツを、こっそり新品に交換してあげただけで!!! そう、これは善意で!」

早坂「きもっ」

かぐや「……ぇ」

早坂「あっ、いえ、すみません。つい本音が」

かぐや「いや、いいの……。実は私もちょっぴり……ほんのちょっとだけ気持ち悪いかなーって…………思ってたから……」グスグス

早坂「泣かないでください。まだ大丈夫です。今から真人間に戻りましょう!」
5 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 23:51:26.82 BB/BxWBS0
かぐや「うん……。もう会長が使ったお箸とかストローとか空き缶とかのコレクションもやめる……私、がんばる……」グスグス

早坂「そ、その通りです。もうカミングアウトはお腹いっぱいなので、そろそろ本題に入りましょう」

かぐや「本題? 会長のお弁当交換の事?」

早坂「それは中止です。本題はそこではありません」

かぐや「なっ! お、お弁当だけはいいでしょう! これは会長の栄養管理の為で!」

早坂「だったら、かぐや様がお弁当を直接渡せばいいでしょう?」

かぐや「そ、そんな事できるわけないでしょう!」

早坂「かぐや様の手作りお弁当なら会長さんも喜ぶと思いますよ?」

かぐや「え?」

早坂「先ほどから、この盗撮……いえ、監視カメラを見ているのですが」

かぐや「?」
6 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 23:51:53.98 BB/BxWBS0
白銀『……』


早坂「会長さん、たまに上の空になっていますね。これはきっとかぐや様の事を考えているに違いありません」

かぐや「なっ〜〜〜〜〜〜//」カァー

早坂「想い人のかぐや様がお弁当を作ってきてくれたら、きっと犬のように喜び周るでしょうね」

かぐや「か、会長が犬のように!!!?」

早坂「だからカグヤ様が作ってあげましょう」

かぐや「で、でも、それだと私が会長の事、好きみたいじゃない!」

早坂「会長さんが喜んでいる姿を見たくないのですか?」

かぐや「そんな物、見てもどうしようもないでしょう!」

かぐや(会長の喜ぶ顔、すっごく見たい!!!)


 実はかぐやは今の状況にマンネリを感じていた!
 モニタ越しの白銀はずっと真面目な顔をしているだけ。
 そこで白銀のジャージを手に入れ自分で着たりして会長を感じていたのだが、最後はやはりマンネリ化!


 そんなかぐやは一つ想うようになっていた。
 それは会長の一喜一憂する姿!が見たい!
 しかし、そんな会長の姿は盗撮や盗聴をどれだけしても見れない。

かぐや(やはり私が……自分自身で動くしかないようですね)
7 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 23:53:14.07 BB/BxWBS0
早坂「あっ、会長さんが何か喋ってますよ」



白銀『はぁ……腹減ったなぁ』



かぐや「……仕方のない人。仕方ないから私がお弁当を作ってあげましょう」

早坂「理由ができたからって、にやにやしすぎですよ。渡した時の妄想は一人の時にしてください」

かぐや「にやにやなんかしてない!!! あと妄想もしない!」



かぐや「で、でも、お弁当をどうやって渡そうかしら……」

早坂「……」

 本来なら「素直に渡せ」としか言わない早坂だが、今回のストーカーの責任を感じていた。
 自分がもっとアドバイスして相手をしていたら、かぐやは犯罪者にはなっていなかったと。


早坂「そうですね……」
8 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 23:53:53.12 BB/BxWBS0

  *  *  *



白銀「んっ。うまい! さすが四宮家の弁当だ」

藤原「おいしーです」



 早坂の案! それは料理人のミスという設定!
 発注ミスをしてしまい、多くの材料が余ってしまった。
 仕方がないので生徒会メンバーのお弁当も作ってくれたという大ウソ。

 生徒会メンバーには早朝にかぐやからメールをしたので、みんな弁当は持参しない。
 『もう作った』と言えば、普段は遠慮する白銀も受け取るしかない。
 これが早坂の案。



かぐや「……」

かぐや(会長があんなに幸せそうに私が作ったお弁当を……。朝早く起きて、頑張って作ってよかった)


 ちなみに白銀に渡した弁当だけかぐやの手作り。
 とても美味しそうに食べる白銀を見てかぐやは満足したが、やはり人間。


かぐや(……今度こそ会長の手作りお弁当が食べたい……)


 人間とは悲しくも強欲な生き物。
 一つの事に満足したら、すぐに次が欲しくなる。


かぐや(今度は真っ当に会長のお弁当が食べられる手段を考えなきゃ)


 しかし、早坂はこのかぐやの考えも読んでいた。
9 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 23:54:19.11 BB/BxWBS0
白銀「よし、今度は俺がご馳走しよう」

かぐや「え?」

白銀「今日の弁当のお返しにもならんが、明日俺がみんなの弁当も作ってきてやろう」

藤原「わーい。やったー♪」

かぐや「……」

白銀「ん? どうした四宮…………そうか。悪かった。四宮は俺の惨めな食材で作った弁当などいらないよな……」

かぐや「いえ、お礼を受け取らないとあれば四宮家の恥です。ここは喜んで受け取りたいと思います」

白銀「そうか。ふっ」

かぐや「ふふっ」



かぐや(やったわ!!!! 早坂、私やったわよ!!!! 帰ったら早坂に教えてあげましょう! きっと喜んでくれるわ!)

白銀(しゃああああああ!覚悟しろよ四宮!俺の料理がただの男料理じゃない所を見せてやるからな!!!)


白銀「ふふふふ」

かぐや「ふふふふ」

藤原「おいしー」



 本日の勝敗
 かぐやと白銀の勝利



       終わり

【スロスタ】花名「バイトを始めたんだ」

1 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 19:43:58.82 fyRpcLJ0
たまて「何と!?」

栄依子「いいなー。私もやろうかな?」

冠「社会人」

栄依子「…社会人とは違うでしょ」

たまて「ところで、花名ちゃんはなんでバイトを始めたんですか?」

花名「あ…いや、ほら、いつも親にお世話になってるから、何かお返しをしようと思って」

たまて「花名ちゃんは大人ですね〜私は親に頼ってばかりです」

栄依子「でも、たまはいつも家族のご飯作ってるんでしょ?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518345838
2 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 20:00:10.11 fyRpcLJ0
たまて「いやいやいや、一人暮らしにバイトだなんて、私にはとても出来ませんよ」

栄依子「私も家族に頼ってばかりだな〜」

冠「私も」

花名「いやいや、そんな大袈裟なものじゃないよ」

花名「私は趣味とか無いから、時間をもて余してるだけだし…」

栄依子「なるほどね。で、どこでバイトしてるの?」

花名「アパートの近くのコンビニ」

たまて「おお。私はてっきり花屋さんかと」

冠「接客は大丈夫なの」

栄依子「かむが言えたことじゃないでしょ……」
3 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 20:09:25.97 fyRpcLJ0
花名「うん、何とかやってる」

花名「人見知りも直したいし……」

たまて「ゆっくり慣れていけばいいんですよ」

花名「じゃあ、こっちだから、またね」

栄依子・冠「バイバイ」

たまて「頑張ってくださいね〜」
4 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 20:38:56.25 fyRpcLJ0
ーーーー

花名「……とは言ったものの」

店員A「ちょっと一ノ瀬さん!早くレジ入って!」

花名「は、はい……」

花名(私にコンビニはちょっとハードルが高かったかも……)

花名「い…いらっしゃいませ」

ピッ…ピッ…ピッ

花名「は、880円に…なります」

花名「カード…はお持ちでしょうか…」

客「」サッ

花名「あっ、失礼しました……1000円お預かり…いたします」

ガシャ

花名「ええと、120円のお返しと……レシートはご利用でしょうか…」

客スッ

客スタスタ

花名「あ、ありがとうございました!」
5 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 20:54:29.69 fyRpcLJ0
ーーーー

花名「ふにゃぁ〜」

店員A「ちょっと一ノ瀬さん!私もう時間だから、ドリンクの補充しといて!」

花名「は、はい。お疲れ様です!」

店員A「ほんと頼むよ」バタン

花名(あの人絶対帰るまでに補充する時間あったよ……)

ーーーー

店員B「一ノ瀬さん、もっと明るくできないの?」

花名「そ、そんなに暗い……ですか?」

店員B「いや、暗くはないけどさ。元気ないじゃん。」

花名「」ギクッ

店員B「まあ空元気もどうかとは思うけど、あまりおどおどされても困るし」

花名「す、すいません!気をつけます!」

店員B「まあ、頑張って」

花名(うう……怒られちゃったよ……)

ーーーー

志温の部屋

志温「……花名ちゃん、何かあったの?」

6 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 21:09:38.08 fyRpcLJ0
花名「ふぇ!?」

志温「いや、なんかいつもより口数が少ないから……」

花名「そ、そうかな…」

志温「バイト大変なの?」

花名「ま、まあ…でも、頑張ってやってるよ」

志温「2階の大会さんも心配してたよ〜」

花名(大会さん……確かによく来るもんね。)

花名「いや、だ…大丈夫だよ」

志温「じゃあほら、しっかり食べて」

花名「う、うん」(私を励ましてくれるのはありがたいけど、ご飯作りすぎだよ……)

ーーーー

店員B「だからもっと明るくって言ったでしょ?」

花名「うう…」(私にはできないよ……)

ーーーー

店員A「揚げ物とおでんの補充しといて!」

花名「は、はい」

ーーーー
8 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 23:03:30.35 fyRpcLJ0
たまて「最近何だか花名ちゃんの元気がないように思うのですが。」

栄依子「言われてみればそうね。バイト忙しいのかな」

冠「声は前より出てる」

9 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 23:52:25.59 fyRpcLJ0
花名(うう……バイト……しんどい……)

花名(でもここで辞める訳には……)

店員C「あ、こんにちは〜」

花名「こ、こんにちは…って、たまちゃん!?」

たまて「私もバイト始めました〜!よろしくです、花名先輩っ」

花名「せ、先輩……」

10 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 23:59:16.70 fyRpcLJ0
たまて「いらっしゃいませ〜」

たまて「1,260円になります」

たまて「ありがとうございました〜」テキパキ

花名(す、すごい……たまちゃん、一日であんなに…)

花名(やっぱり私には……)

たまて「手が止まってますよ、花名ちゃん先輩!」

花名「あ、ご、ごめんなさい!」

たまて「花名ちゃんは色々考え過ぎですよ。もっと肩の力を抜いて」カタモミモミ

花名(力を、抜く………)
11 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:07:03.92 3apnvhJz0
ーーーー翌日

バックヤード

花名「いらっしゃいませ!カードはお持ちでしょうか?ありがとうございました!」

店員D「こんにちは」

花名「はわっ!?こ、こんにちは!」

花名「って、今日は栄依子ちゃん!?」

栄依子「花名に色々叩き込んでくれってたまが言うから……」

栄依子「と言うわけで、色々叩き込んでいくよ?」ジロ

花名「う、うん」(なんか嫌な予感……)

栄依子「いらっしゃいませ」

栄依子「52円になります」

栄依子「ありがとうございました」

花名「栄依子ちゃんもすごい……」

花名「でも私も負けないよ!」
12 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:16:32.62 3apnvhJz0
花名「ぃいらっしゃいませ!」

花名「3,970円になります!カードはお持ちでしょうか?」

花名「お預かりします。4,000円から頂きます」

花名「30円のお返しです。ありがとうございました!」

花名(すごい…できてる、できてるよ!)ピカーー

栄依子(色々叩き込んだ成果ね!)

ーーーー

花名「今日はありがとう」

栄依子「べつに、私はなにもしてないよ」

花名「いやでも…たまちゃんや栄依子ちゃんが色々教えてくれたから続けようって思えたんだよ!」

栄依子「ご両親にいい贈り物ができるといいね」

花名「うん」

13 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:21:50.06 3apnvhJz0
ーーーーさらに翌日

花名「大丈夫……?」

店員E「だ…大丈夫」

花名(レジに手が届いてないよ…冠ちゃん)

冠「うう……」

客「」スタスタ

冠「」

冠「え、A子〜!」ダッシュ

花名(え、ええ〜!)「こ、こちらへどうぞ!」

14 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:30:52.59 3apnvhJz0
ーーーー

店員B「あんた、よく声出るようになってきたね」

花名「そ、そうですか?」

店員B「うん。もたつくことも減ったし」

花名「そうかな…」

店員B「それに、意外と根性あるよね。ほら、このバイトすぐ辞める奴多いから」

花名(道理で一気に3人も採用されたのか)

店員B「最初はトロい奴だと思ってたけど、私が間違ってたね」

店員B「飲みな」カンコーヒー

花名「いいんですか!?」

店員B「ささやかなお詫びだ」

店員B「じゃあまたな」

花名(あ、行っちゃった……)

カンコーヒー

花名「ふふ……」
15 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:45:04.00 3apnvhJz0
ーーーー

一ノ瀬家

ピンポーン
葉月(花名母)「あら?」

カチャ
葉月「はーい」

宅配便「カエル急便ですが、一ノ瀬花名さんからお荷物です」

葉月(花名から!?何だろう?)「あ、はい。少々お待ちくださーい」

宅配便「こちらです…受領印をお願いします」

カキカキ
宅配便「ありがとうございましたー」

葉月「ありがとう」
ドアカチャ

健(花名父)「何だこの段ボール…花名から!?」

葉月「いきなり届いたのよ」

健「花名からとは珍しいな」

葉月「早速開けてみるわ」

ベリベリ

葉月「じゃーん!」ペアグラス

健「おお!」

17 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:48:46.97 3apnvhJz0
健「あ、手紙が入ってるぞ…どれどれ」

葉月「あの子、知らない間にバイト始めてたのね!」

健「びっくりだな」

葉月「あの子も成長したわね…」ジーン

健「うう…我ながらいい娘だ…」
18 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:54:24.10 3apnvhJz0
ーーーー

ピロリン
花名「あ、お母さんからメールだ」

ピロリン
花名「あ、お父さんからも」

ピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリン………
花名「やっぱりお父さんは消されてく…」

花名「ちょっとは親孝行…できたかな。」

ーーーー

店員B「一ノ瀬さん、レジ入って」

花名「はい!」

ピロリンピロリン
花名「いらっしゃいませ!」

ーー完ーー
19 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:57:34.46 3apnvhJz0
これにて完結です。スロウスタートは人間関係が面白いですよね。今週も楽しみです。

読んで下さった方、ありがとうございました。

【かぐや様は告らせたい】かぐや「バレンタインチョコレート」

1 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:47:14.26 BB/BxWBS0
 バレンタイン!

 それは女性にとって一大事イベントと思いきや、男性にとっても一大事イベント!
 本命だろうが義理だろうが友チョコだろうが貰えるだけで嬉しい。
 というのは建前で、本当は貰った数に応じて男子の上下関係が決まってしまうという、醜い戦いでもある。


 しかし、この男は少し違った。

白銀(他のやつのチョコなどいらん。俺は四宮からのチョコが欲しい!)

 そう! この男だけは本命からのチョコレートだけが欲しいと切に願っていたのだ!


白銀(考えろ……。あの四宮の事だ。素直にチョコを渡すとは思えない)

白銀(そこで、どうやったら四宮が俺にチョコレートを渡しやすい状況を作れるか……)

白銀(考えろ−−−−)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518364033
2 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:48:09.33 BB/BxWBS0
■シミュレーション中−−−−


?沢山貰っているアピールする

かぐや「会長。コーヒーが入りました」

白銀「ありがとう」

かぐや「あれ? それは……」

白銀「チョコレートだ。やはりブラックコーヒーにはチョコだと思ってな」

かぐや「沢山お持ちのようで……。会長はおモテになるようですね」

白銀「ああ……。だが、このチョコたちはどうやらこのコーヒーに合わないようだ」

かぐや「え?」

白銀「俺は甘いチョコが欲しい。四宮、このコーヒーに合う甘いチョコを持っていないか?」キリッ

白銀(我ながら決まった。これで四宮は自然にチョコを渡すことができる)

白銀(さあ来い! どんなチョコだ!? 普通のやつか!? ケーキか!? 大丈夫だ。四宮が用意してくれたのなら何でも嬉しいぞ!)
4 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:49:20.37 BB/BxWBS0
 


かぐや「チョコなんて持っていませんが?」


白銀「へ?」





かぐや「あらあら、もしかして私が会長の為にチョコを用意したと? なるほどなるほど、会長は期待に胸を膨らませていたのですね?」



かぐや「ふふっ」



かぐや「お可愛いこと……」





■シミュレーション終了−−−



白銀「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

白銀「やめろ! やめろ! やめろ! やめろ!」

白銀「ネガティブになるな! 四宮はチョコを用意してくれている!」


白銀「チョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコ」

白銀「四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮」

白銀「ポジティブポジティブポジティブポジティブポジティブポジティブ」


白銀「よし! 四宮はチョコを用意している! これは絶対だ!」


 そう! この男、自分自身に暗示をかけたのである!
 想い人は必ずチョコを用意しているに決まっていると!
 残念なことに、これは男の悲しい性である。



白銀(次だ! 次を考えろ!)
5 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:50:03.87 BB/BxWBS0
■シミュレーション中−−−−

?白銀から送る

かぐや「え? チョコですか?」

白銀「ああ、普段みんなには世話になっているからな」

白銀(俺から渡せば、義理チョコ雰囲気になって四宮もチョコを渡しやすいだろ)

白銀(我ながら完璧すぎて怖いな!)


石上「あっ、僕も用意してきたんですよ」

白銀「え?」

石上「いや、会長がチョコを買ってる所を見かけて……。もしかしたら、生徒会のみんなの分かなーと」

白銀「な、なるほど……」

石上「会長が用意したのに、僕が用意しない訳にはいかないからですね。はい。これ僕からです」

かぐや「ありがとう」

■シミュレーション終了−−−


白銀「ダメだ! ダメだ! ダメだ! ダメだ!!」

白銀「義理だろうが、四宮にチョコを渡すのは許さん! 却下だ!」
6 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:50:34.44 BB/BxWBS0
■シミュレーション中−−−−

?校則を使う

白銀「おかしいな。チョコの匂いがするな。バレンタインの日にチョコは校則で持ってきてはダメなはずなんだがなー」

伊井野「その通りです! 皆さんの荷物検査をします! 生徒会役員が校則を破ってはいけません!」

白銀「伊井野監査の言うとおりだ! 皆荷物を見せろ!」


  *  *  *


白銀「……これはなんだ?」

かぐや「ちょ、チョコです……」

白銀「まったく副会長のお前までこんなイベントに浮かれるとは……仕方ない没収だ!」

かぐや「あっ……」

かぐや「でも、まぁ、どうせ会長に渡すつもりだったし」ボソッ

白銀「え?」


■シミュレーション終了−−−


白銀「って、無理だあああああああああああああああああ!」

白銀「こんな形でチョコ貰っても嬉しくないーーーーー!!」




白銀「……ん? こんな形……?」

白銀「そうか! もっとこう、みんながみんなで渡しやすい雰囲気で……」

白銀「シミュレーション?を改良して」
7 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:51:27.52 BB/BxWBS0
■シミュレーション中−−−−


?藤原書記を利用する

藤原「みなさーん。今日はバレンタインですよー」

白銀「そういえば、今日はバレンタインだったな。いやはや、忙しいから忘れていたよ」

藤原「ふふーん。そう言いながら本当はそわそわしていたくせにー。はい、会長。ハッピーバレンタイン!」

白銀「ありがとう。さっそく頂くとするか」

藤原「あっ、かぐやさんもチョコ持ってきてるんですよね」

白銀「っ」

かぐや「そ、その……。普段お世話になっていますので……。よかったらどうぞ//」

白銀「あ、ありがとう//」


藤原「さあ、私もかぐやさんから友チョコを貰いましたし、みんなでチョコレート食べましょう♪」


■シミュレーション終了−−−


白銀「ふふふふふふふ! アハハハハハハ!!!」


白銀「これだ! 藤原は去年俺にチョコをくれた! 今年もくれるに決まっている!」

白銀「しかし、去年の敗因は藤原からチョコを貰った時に四宮が席を外していた事!」

白銀「だから今年は、藤原からチョコを貰うときに必ず四宮がいる状況を作る!」

白銀「これで四宮も自然に俺にチョコを渡すことができる!」

白銀「よっしゃあああああああ! バレンタインが楽しみだああああああ!!!」
8 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:51:59.23 BB/BxWBS0
■バレンタイン当日

 藤原まさかの欠席!!


白銀(ちくしょーーー!!! あいつ休みやがったああああああああ!!!)


 落ち込む白銀。しかし落ち込んでいたのは一人だけじゃなかった



かぐや(ああああああああああああああああああああああああああああああ!)

 実はかぐやも白銀とまったく同じシミュレーションをしており、藤原が渡すときに一緒に渡すつもりだったのだ。



白銀(考えろ! 考えろ! 考えろ! 考えろ! ほかに何か手はないのか!?)

かぐや(藤原さんに頼るなんてそもそも間違いでした! 考えなさい四宮かぐや。一体どうすればいいのかを……)


白銀「……」

かぐや「……」



白銀・かぐや(何も思い浮かばないーーーーっ!!!)



 本日の勝敗
 両者敗北
 敗因・普通に渡すという発想がなかった




       終わり

千葉「47都道府県同士で戦争・・・・・・・・・・だと?!」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:54:20.578 7f5Wcg3d0.net
千葉「バカな・・・・・・・・」

神奈川「ええ・・・まあ生き残るためその県へ編入したり領地を奪ってそのまま自分の県にしてもいいみたいね」

埼玉「うう・・・ぼ、ぼくは東京くんと一緒にいるよ・・・・」

東京「よしお前ら全員俺につけみーんなまとめて東京都にしてやるよ」「そしたら兄弟な関東帝国の完成だこれなら北関東を潰せる」
10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:56:01.032 7f5Wcg3d0.net
埼玉「はーいっ★」

千葉県 独立を宣言

神奈川県 独立を宣言 静岡、千葉県と同盟を締結

東京「ちくしょうめええええええええええええええええ首都を自分等の手におくつもりだなああああああああ血祭りにあげてやらああああああああああ!!!!!!」
20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:57:45.833 7f5Wcg3d0.net
千葉「東京さんカンカンだな」

神奈川「仕方ないわね私たちを子分か手下かなにかと勘違いしてたようだし」

千葉「ああだが楽観視できないな俺らは併合したわけじゃないバラバラな県だ分断されればグンマー王国、茨城共和国、栃木連邦に攻められる」
30 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:59:44.177 7f5Wcg3d0.net
静岡「まず当面の敵はこちらは山梨公国だ彼ら野蛮人は愚かにも富士山の領土問題を理由に宣戦布告をしてきた」

神奈川「わかったわ私は東京の領地町田を奪うそのついでに山梨にも攻撃を仕掛けるわ」

千葉「俺は東京湾を渡り沿岸部の都心を戦艦で攻撃する千葉は海洋国家だ海軍力なら関東1だぜ」
43 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:02:36.073 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーー東京湾沿岸 江東区、大田区、品川区 陥落

千葉「あっけないな・・・・」 

神奈川「こちらかなこ千葉応答を」

千葉「おう千葉だどうだそっちは?東京湾戦線は終結したあとは市川や松戸、流山経由で埼玉へ進撃する」

神奈川「町田も陥落したわこれより町田市は神奈川連邦の支配地域よ・・・でも・・・」

千葉「どうした?かなこ」

神奈川「静岡が死にそうよ・・・愛知に浜松を奪われたわ」
55 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:06:06.174 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーー浜松市では愛知県による不可侵条約の締結の破棄により一方的な進行をうけ陥落 多数の浜松市民が死亡した

千葉「愛知がこちらの敵に・・・・・・・・関西へ向かうと思ったんだが」

神奈川「静岡はすでに3万人以上の死傷者を出してるわ山梨も強いわ防戦するだけでやっとよ・・・恐らくこちらへ東海道を使って向かってくるでしょうね」

千葉「ならば・・・・仕方ない迎え撃つぞ    箱根で」

ーーーーーーーーーーー箱根防衛戦が始まろうとしていた
63 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:09:49.626 7f5Wcg3d0.net
神奈川兵斥候「申し上げます・・・愛知軍4万静岡市街地を抑え伊豆方面、箱根方面へと進撃中」

神奈川「上々ね・・・・兵はこれで分断するわ」

千葉「なるほど・・・箱根と伊豆2つにわかれたところを分断して挟み撃ちか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの作戦により愛知軍は伊豆の山奥へ退いていくしかできずさらに岐阜の裏切りもあり結局愛知へ引き返した

神奈川「さて伊豆に逃れた愛知兵の捕虜がいるわ」

千葉「ああすぐに解放・・・・」

神奈川「全員殺しなさい」
66 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:11:50.515 myeVSExSa.net
かなこ熾烈でワロタ
67 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:11:58.142 7f5Wcg3d0.net
千葉「てめえかなこ・・・・・どういうつもりだ?」

神奈川「もし彼らを解放しても静岡や神奈川に紛れかねないわそうなればテロを起こされてしまう」

千葉「し、、しかし・・・・・くそ・・・」

神奈川「これは戦争よ私たち神奈川県民は打算的なの 穏やかな気候で生きてきたあなたたちにはわからないでしょうね・・・」
75 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:14:41.570 7f5Wcg3d0.net
千葉「うう・・・・・・・・ごめんなごめんな・・・」

愛知兵「うわああああああああああああああああああああ」

ドドドドドドドドドドドドド

神奈川「神奈川の寒川神社にお墓をたてておいたわ

静岡「すまないみんな・・・・山梨は甲府へ帰ったよそして君ら北関東はとんでもないことになってるぞ」
82 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:17:39.908 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーー甲信越最強といわれる新潟が新潟帝国を築きはや1ヶ月長野、富山を領土とした新潟帝国はグンマー王国首都タカサキーを制圧高崎市民10万人を晒し首とし埼玉を滅ぼすことを決意

新潟「くりかえすくりかえすこれは聖戦なり・・・・・新潟帝国に栄光を勝利を」

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

埼玉「もうだめだ東京さん・・・・・・・」

東京「あ、あきらめるなよ俺は最後までお前は見捨てないぞ死ぬなら一緒だ・・・・」
87 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:20:26.362 7f5Wcg3d0.net
千葉「新潟帝国軍はすでに嵐山まで迫っているらしい・・・・・埼玉は平野だなにもない・・・・守るには不利だ恐らく・・・」

神奈川「千葉あなた自分がなにを言っているのかわかってるの!?千葉だって平野じゃないの・・・次狙われるのは・・・」

千葉「お別れだなかなこ・・・・お前は静岡と共に建て直せ俺が時間を稼ぐ」
90 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:22:37.977 7f5Wcg3d0.net
神奈川「千葉・・・・・・・・・・・・・・」

千葉「頼む惚れた女に死んでほしいと思う男はいないさ・・・さあいけ」

神奈川「だめよ同盟したじゃないの!生きて勝ちましょう必ず・・・・」シクシクシク

千葉「かなこ・・・・・」

茨城「よおいいとこ邪魔してわりいけんどもいいべか?」
98 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:26:06.145 7f5Wcg3d0.net
神奈川、千葉「い、、茨城?!」

茨城「いんやーあいつらグンマー潰してさいずれ栃木も危なくなればおれらもやべえのよ、そこで・・・だ共闘しねえか?」


埼玉「ううう・・・・・面白そうな話だね・・・」

東京「新潟の雪男どもにレイプされるよかマシか・・・・」

神奈川「みんな・・・・・」

東京「おうおう関東人の底力新潟帝国に見せてやろうじゃねえか」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
103 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:29:29.466 7f5Wcg3d0.net
新潟帝国「雑魚が何度束ねようとも雑魚は雑魚・・・・鯛にはなれんほほほ」

山梨「なろお・・・・・この糞新潟が長野から攻めてきたせいで静岡を奪えんくなった・・・・うぜえずら殺すずら」

長野「うおおおおおおおおおおおおおお山梨が諏訪湖へえええええうっぎゃああああああああああああああ」

新潟「どうした?長野おい長野」

トチギグンマー連合共和国「ウホオオオオオオオオオオオオオオオルンボロンボロンボロンボ」

新潟兵斥候「たたたたたたたた大変ですうううう魚沼地域がグンマーにいいいいいいいい」

新潟「お、、おのれ・・・おのれえええええええええええええええこれが狙いか関東めええええええ」
114 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:32:14.252 7f5Wcg3d0.net
神奈川「あら・・・・退いていくわ」

東京「ふん当然だあんな一夜漬けでできたような巨大帝国頑丈なわけがねえましてあんだけ広い土地だ兵士も士気が低い」

埼玉「ぼく・・・・・・ぼくもうこれ以上みんなを死なせたくないよ・・・」

東京「・・・・・・・・・・」「かなこ千葉」

東京「俺と埼玉を2人で併合してくれ」
124 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:35:47.396 7f5Wcg3d0.net
神奈川「い、、、いいの・・・・・・?」

東京「俺には都民1300万人の命を守る義務がある焼け野はらはもう御免だ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーこうして埼玉は千葉が東京とは神奈川県が併合することなった・・・・そのころ東海では



愛知「ほんみゃうぜーにゃーあいつら岐阜だけじゃなく三重まで楯突くとはにゃー」

ーーーーーーーーーーーーーーー愛知県犬山市

岐阜「よーーーし愛知の領土を奪ったのらーーーーー」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


三重「ふふふ伊勢湾使って名古屋奪ったろっっwほんまばくしょーやわっっっw」
131 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:38:12.303 7f5Wcg3d0.net
愛知兵「ああああ・・・愛知さん・・・・」

愛知「おお。。。。。俺は少し2人にいじわるをしすぎたのかもな・・・・・」

ーーーーーーーーーーーーー三重、岐阜による愛知県奪い合い合戦は凄惨を極め大量の避難民が発生した

三重・岐阜帝国 発足 愛知県岐阜県、三重県に併合される
137 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:42:09.162 7f5Wcg3d0.net
岐阜兵「おらおらてめええええええバカにしやがってっよおおおおおいままでえええええ」

三重兵「てめええええええ赤福は愛知のもんだとか言ってたよなああああおおおおおおお?」

滋賀「なんやえらい揉めとるな」

京都「ほんま田舎もんは血なまぐさいことしてていややわー」

ーーーーーーーーーーーーーーーー関西地方は関東、東海の争乱に比べ争いはなく安定した統治が行われていた

大阪「はっはははっー銭さえ積めばみんなみーんなうちらの共同体のお仲間やわ戦争なんてバカらしいわーw」

ーーーーーーーーーーーーー大阪、奈良、京都、滋賀の関西共同体は独自の政治を行い戦争行為の禁止を行っていた
141 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:44:21.914 7f5Wcg3d0.net
大阪「銭積んで言うこと聞かへん悪い子はどいつや?」

和歌山「堪忍してください堪忍してください・・・・・・・・・もうやめてください・・・」

大阪「銭であかんのやら戦争やろ」

和歌山「さ、さっきと言うてること違いますがなーーーーー!!!!」

ーーーーーーーーーーーーーー関西共同体 和歌山をフルボッコ
147 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:46:41.080 7f5Wcg3d0.net
大阪「じゃかしいわわれボケハゲおらあああああああああ梅干し枯らすぞぼけえええええええええええ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー報道規制で他地方では知られていないがこのときの関西共同体の和歌山民への虐殺は比喩できないほど悲惨であった民族浄化である

神奈川兵スパイ「な、、、なんてことだ・・・・・・・・・・・・・・早くかなこさんへ知らせなくては・・・・」
150 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:49:38.924 7f5Wcg3d0.net
滋賀「あ、、あの大阪はん戦争行為禁止じゃ・・・・」

大阪「なに言うとるねんあれはなあくまでもその場を収めるためのパフオーマンスやねんなーべつにわしかて戦争なんてしたないわーww言ってわからんアホはしばかな」

京都「あんま調子に乗るとあきまへんで」

奈良「・・・・・・・・・我黙なり」
153 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:52:15.226 7f5Wcg3d0.net
京都「ふーんまあええけどほなうちはこれで」


滋賀「京都姉さん・・・・・・・あれをやるんですね」

京都「うちらだけの王国作ろうやないか北陸はたしかいま」

滋賀「ええ新潟帝国との戦争で石川は疲弊、福井も雪のせいで陸の孤島叩くなら今です」

京都「ほな勝手にやらせてもらいまひょかーっふふふ良しなに」
158 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:55:10.431 7f5Wcg3d0.net
福井「ふへへへもうだめだああああうへへへへへちくしょおおおなんでわいはいつも・・・」

石川「気をしっかりもて・・・・今関東に支援を求めてる踏ん張るんだ」

福井「アホ抜かせえええええ関東なんざアテにならんわーもうおわりやああああせめて化石だけでも・・・」

福井兵「ひいいいいいいいいいいいい滋賀兵だああああああああああ」

滋賀兵「おらおらおらおらおらおらああああああああぶっころおおおおおおぶっころおおおお」

新潟兵金沢だあああああああああいええええええええい」

石川「あああ自慢の金沢が・・・ううう・・・ううううううううう・・・」
166 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:58:19.172 7f5Wcg3d0.net
福井「うへへへへへもうだめだあああ・・・・でもなどうせ死ぬなら・・・・」

敦賀原発自爆装置作動シマシタ

石川「よ、、よせえええええええええはやまるなあああああああああああああああああ」

京都「なんやねんあのキチガイ・・・・・・・・・・・」

福井「みんなああああああああああああああああごめええええええええんんんんん」


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ーーーーーーーーーーーーーーーーその音は遠く九州でも響いたと言うさらに北海道でも放射線が確認された
171 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:01:22.031 7f5Wcg3d0.net
大阪「なにしてんねん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ガクッ

スタスタスタスタ

兵庫「お疲れ」フウウーーー「タバコを吸う」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー大阪が振り返った先では兵庫県の県旗が至るところにはためいている大阪の街であった

兵庫「ふううーーー・・・・あばよ相棒」

ーーーーーーーーーーー関西共同体崩壊 滋賀、福井、石川、富山、京都 壊滅
178 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:05:16.532 7f5Wcg3d0.net
兵庫「さーていよいよ俺らの時代がきたなー新相棒」

奈良「我相棒成らず裏切り者成り」

兵庫「ははったしかに・・・・お前の裏切りがなきゃ俺はたった1県で大阪の背後を突くことはできなかった」フーーー

兵庫「サンキュー奈良俺とお前で理想の国作ろうなっ」ニコッ

奈良(我この男恐ろしい・・・・・・・・闇の中のその闇の眼を心をしているこいつ日本征服しかねない恐怖成り・・・・・
187 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:09:00.759 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーその頃関東では

神奈川「そう関西は修羅場みたいね・・・・・・・・・・・」

千葉「新潟帝国もかなりの被害をうけたようだもはや自滅するのも時間の問題だろう」

神奈川「ええ・・・・・当面の敵は・・・・北になりそうね」

栃木「お、おらたちは東北同盟軍に参加いたしやす」

宮城「うんありがとう僕は嬉しいよ栃木くん歓迎するよ★」

岩手「むう・・・・あたしこういう・・・・ヘラヘラしてるの・・・・嫌い」

山形「同感だねヘドが出る死ねばいい」

宮城「こらこら新しい仲間に酷いこと言うなよ★」
194 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:12:49.080 7f5Wcg3d0.net
神奈川「栃木が裏切ったわね」

千葉「元からその気しかないだろう北関東ではグンマーが再び独立後は独自の生き残りを探っていたしな」

静岡「ふうやれやれ・・・・次から次へと敵かね・・・今度は東北同盟か」
205 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:16:37.108 7f5Wcg3d0.net
福島「不可侵地帯空白地帯紙の領域それが福島」

茨城「そーだなーおまえらんとこは東北同盟入ってないしなー」

福島「そうでもね栃木この福島飛び抜けて同盟入ったねこれよくないね」

茨城「エンドメルトダウン(最終兵器)は使うなよ福井の二の舞だ」

福島「それはしないだってそれしたら日本消滅するだから福島不可領域」
221 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:21:08.947 7f5Wcg3d0.net
福島「なんぴともこの福島犯せない」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2日後北海道皇国による本土大爆撃により壊滅さらに福島茨城に北海道落下傘兵による侵攻をうける

宮城「やれやれ派手に東北をいい感じにローストしてくれたね蝦夷の野蛮人は★」

岩手「うわあああああああああああんばかばかばかばかあああああせっかく復興したのにいいい・・・・えええええええええん!!!」

北海道「にゃはははははっ俺様大勝利だぜー!」

ーーーーーーーーーーー北海道はロシアとの繋がりにより大量の戦闘機を保有していた青森。秋田を植民地とし東北いや日本すべてを自分達の奴隷とするつもりであった
229 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:24:00.542 7f5Wcg3d0.net
北海道「にゃはははははっ俺様はスキピオの生まれ変わりだーーーいわはははっ」

秋田「ぼっちゃまヒトラーのほうが合ってるのでは?なにはともあれ素晴らしい電撃線でした福島、茨城は飛び地ですが我が北海道皇国のものとなりました」

北海道「にゃはははははっ愉快愉快〜俺様寛大だから奴隷から下僕にランアップだぜーおい税収の8割は北海道に入れるように伝えろよっ」
239 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:27:40.819 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーー東北同盟では福島奪還を計画していた


宮城「さてまずいねうん・・・・僕らが勝つにはまず聖地「福島」を取り戻し最終兵器で起死回生しかないね★」

山形「でもよー国連が使用を禁止してるぜ福島には未知の生命体もいるそれを軍事転用すれば今度はアメリカ軍が空爆してくるぞくそ死ね」

宮城「まずいね★でもバレなきゃ犯罪じゃないんですよー★」

栃木「お、、おらいきますっ」「神奈川や千葉ならみんないいやつだから利用できるっおら交渉しますっ!」
251 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:35:22.517 7f5Wcg3d0.net
栃木「たのむっ北海道を倒すにはこれしかねえんだよおおおおお」(くそがあああさっさと言うこと聞けやあああああ)

千葉「助けたいのは山々だが・・・・君ら西日本が今どうなってるのか知らないのかい?」

神奈川「田舎もんは情報に疎いわね・・・・・・・・」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー北海道による爆撃の6日前
阿修羅の戦闘地方 九州


宮崎「両皇帝陛下にいいいいいいいいいひざまずけええええええええええええ」

福岡「・・・・・・・・・・・・・」

鹿児島{気分がよかねないごて福岡さん黙っとる?」

福岡「戦は好きじゃないやるならタイマンだ」

鹿児島「男らしかねーふふ福岡さんが本気出したら九州の活火山全部噴火しちょりもす」

ーーーーーーーーーーーーーーーー九州では戦乱がおきるまえに福岡、鹿児島の数百人の男どもの咆哮ですべてを従えていた

さらに四国すらも謁見を申し出て福岡の傘下へ入った 熊本、佐賀、宮崎、大分は鹿児島 長崎、四国は福岡が治めていた
261 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:40:34.680 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー一方狂気の男兵庫はまたつまた1つと県を滅ぼしていった

兵庫「鳥取、広島、岡山島根、あーとーは」

奈良「山口成り」

兵庫「ふふ僕は音もなくなんの前触れもなくすべてを奪うことができるのさ山口悪いけどいただくよ九州人さん」

鹿児島「兵庫の青二才がなんぞ盗人のようなことをしちょりもすな」

福岡「気に食わん・・・・・・・破滅を」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州軍20万 関西、中国勢24万による史上最大の会戦が始まろうとしていた
267 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:43:54.847 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神奈川「西のあの決戦で恐らくすべてが決まる」

千葉「さしづめ関ヶ原だな・・・・・」

栃木「そ、、そんな大スケールで大戦がおきてるのにおれら関東東北はこんなみみっちい争いを・・・・・・・・」

静岡「そうだね・・・・我々は団結力に欠ける・・・みな己の正義を利益しか考えてはおらんさ」

ーーーーーーーーーーーー山梨では

山梨「やべえなおいありゃどっちが勝手も地獄だぜ・・・日本も終わりだな
276 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:47:49.716 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー山口県山口市にて


山口「もうどうにでもなれよ・・・はは・・・・勝ったほうにつくよ・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー激戦は1ヶ月以上続いた・・・・・そして

神奈川「長いわ・・・・・・・・長すぎる・・・・・・・・・・・・」

千葉「・・・・・・・・・・・・・・」

神奈川「決まったのね?」

千葉「ああ決着がついたようだ」
284 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:51:49.895 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー山口県萩市

鹿児島「よかー月でござすなあ」

福岡「ふふ珍しいな酒を飲んで酔わんとは・・・・」

宮崎「・・・・・・・・・・・・・」

鹿児島「さあ山口どんおんしも飲みやんせ」

山口「ああっあああああ・・・ああああ・・・あああ・・・・ああああ「ガタガタガタガタ

鹿児島「なーにを怯えちょるははっとって食うわけじゃなかもう死んどる」

ーーーーーーーーーーーーーーーある神奈川のスパイによる記録によると勝利した九州軍は兵庫、奈良や関西勢の頭蓋骨に酒を入れそれを杯に飲んでいたという
292 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:55:01.989 7f5Wcg3d0.net
鹿児島「男ならどーんと飲みやんせ・・・さあ・・・」

山口「んっぐぐぐぐぐぐぐっ・・・・・・・」オエエエエエエエエエエエエエエエエエエゲロロロロロッロ

鹿児島「ああーしもた粗相はよくなかとよ」

パアアアアン(張り手により山口の顔が破裂する)

福岡「なにも殺さんと」

鹿児島「恐怖で支配されたやつはもののやくにばたたん強さ・・・・強さのみに従うもんをおいは欲しとる」
302 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:59:22.484 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーー宇都宮市にて

宮城「これより九州覇王軍対策会議を行う」

神奈川「関東代表かなここと神奈川です」

千葉「同じく関東代表千葉だ」

宮城「さてゆゆしき事態だ我々は・・・北海道、九州2つの化け物に食われそうになっている★」

山形「抵抗しなきゃいいんじゃねーのもうこのさい九州覇王王国の傘下に入れば」

神奈川「無駄よ鹿児島、福岡は無抵抗なんて関係なくすべてを破砕して回るわ」

千葉「ああ関ヶ原の仕返しとばかりに関東は特に執拗にやられるだろう」
305 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:01:50.251 kPCyzvdP0.net
国連「九州覇王軍なんなんだやつらはまるで地獄からきた魔王じゃないか」

アメリカ「ううう・・・・手を出せん・・・・やつら我々の偵察機をたった2発の投石で打ち落としてきたぞ・・・」

国連「ああくそ日本はおしまいだ隼人の血を目覚めさせてしまった・・・・」
310 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:05:00.959 kPCyzvdP0.net
鹿児島「進軍せい・・・・・東へ東へ・・・・・東人は人にあらず征伐じゃい」

佐賀「すすめえええええええええええええええええええええ」

大分「ぜえええええええんしいいいいいいいいいいん!!!」

静岡「・・・・・・・・・ま、まるで大きな大きな巨大な渦巻きのような地を覆うような無数の軍団が東へ進んでいる」

宮城「・・・・・・・・・・・・やつら人間じゃないね★戦車や戦闘機じゃ止まらないよ★」
313 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:07:16.316 kPCyzvdP0.net
栃木「おらは・・・・なんもできねえから・・・・でも」

岩手「むうううううう・・・このまま黙って殺されるなんてやだーーーーー!」

宮城「岩手の言う通りだね★戦おうみんなで東日本に生きるすべてのために」

新潟「ふむ・・・・・・余に提案がある」
318 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:10:37.558 kPCyzvdP0.net
ーーーーーーーーーーーーーー

新潟「というわけだふふ悪いな余がいいとこどりだ」

ヒュウウウウウウウウウウウウウウウ{廃墟となった北陸にて

新潟「ほお来たな九州の野蛮人め」

ヒュンヒュンヒュン[巨大な大岩が空から降る


ズドオオオオオオオオオオオンドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

新潟「みなさらばだ・・・・・・帝国よ永遠なれええええええええええええええええええええ」

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ 敦賀 メルトダウンセカンド 発動 
324 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:14:33.497 kPCyzvdP0.net
鹿児島「抗うものとはまっこつ美しいものじゃ・・・・新潟は手厚く保護せよ」

福岡「いいねえそういう足掻き嫌いじゃないぜ・・・・さあ足掻けよ足掻けよなあ・・・・俺らを楽しませろやきさんんん!!!」

長崎「ぼくは・・・・・・・ただ壊す」

鹿児島「長崎頼むぞ神奈川にマスタードガス入りの旅客機一斉特攻をば仕掛ける算段」

福岡「こいで関東組は挫ける終わりだな」
327 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:17:25.970 LtkgTg0Sa.net
まさか九州勢が団結してるのを見れるとは思わなんだ
328 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:17:41.064 kPCyzvdP0.net
キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ[上空から一斉投下開始

長崎兵パイロット「うわあああああああお母さんんんんんんんうわああああああああああああああああああああああ

千葉「西から大編隊確認!突っ込んでくるぞ!かなこおおおおおおおおおお」

神奈川「対空ミサイルはすべてうち尽くしたわ・・・・・・まだ40機はあるわね・・・・・
330 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:20:17.712 kPCyzvdP0.net
神奈川「みんな急いでガスマスクを・・・・・・・・・神奈川だけじゃ被害は済まないわ・・・・」


ヒュルルルルルルルルルルル ドドドドッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

千葉「や、、、山梨方面からミサイルが・・・・・・・・」

神奈川兵「全機撃墜!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


山梨「・・・・・・・・・・・・・・ふんっ」
332 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:23:17.070 kPCyzvdP0.net
神奈川「山梨・・・・・・・」

山梨「勘違いするなおまえらの県が汚染されればおれらも息苦しい思いするから攻撃しただけだ」

宮城「おやおや素直じゃないね★」

鹿児島「しくじったか・・・・・・・・・・・・・・・」

福岡「しゃーねーおいがいくわ・・・・終わらせちゃる」

鹿児島「たのんます福岡はん」

福岡「地獄見せたちゃる・・・・・東人」
337 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:26:50.872 kPCyzvdP0.net
ーーーーーーーーーーーーーーー福岡は1000人の精鋭のみでバイクで全力疾走により関東へ迫った

千葉「かなこ・・・・・もうむりだ・・・・・・すぐに東北へ避難しようあいつら化け物だ」

福岡兵「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアア」ドオオオオオン[鉄パイプで戦車を大きく凹ます

静岡兵「ひいいぎゃああああああああああああああああ」

佐賀「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」片手でミサイルを持ち上げ手投げ弾として神奈川兵へ落とす

神奈川兵「うわあああああああああああああああああああああ」
341 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:31:12.238 kPCyzvdP0.net
神奈川「ううっっ・・・うう・・・・・・・横浜が私たちの町が・・・・・・・・・」

千葉「かなこ・・・・・・・・・くう・・・・・・・・・・・・・」ぎゅううう[かなこを抱き締める



ーーーーーーーーーーーーーーーーー神奈川静岡は九州覇王軍に蹂躙されたしかし奮戦したため皆殺しはされなかったという

宮城「うーん・・・・・・・・あと1つ手がある★」

山形「なんですぐ言わねえボケカス」

宮城「沖縄に呪術士がいるんだ★有名で協力なねなにか奇跡がおこせるかも★」

千葉「最後は呪いかよ泣けてくるな・・・・・」
343 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:34:39.736 kPCyzvdP0.net
沖縄「さいーさーほいさーいやっささー助け欲しいなら援助してくれー」

宮城「やぶからぼうになんだい★」

沖縄「本土人が戦争してるおかげで観光客だーれもこないお金なーい」

宮城「これに勝てば十倍にしてあげるよ★」

沖縄「よーしよしでは・・・・・・・・ふむふむ強い怨念があるやつらに対する深い怨念をもつ魂・・・いやまさかこやつわざと魂と・・・」

千葉「なにいってんだこのばばあ・・・・」
345 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:37:33.425 kPCyzvdP0.net
兵庫「やあやあ呼んだかねふふ僕の思った通り関東の君らはお困りのようだね」

千葉「ひょ、兵庫かっ?!」

兵庫「ああそうさもっとも今は霊体だけどねふふふっ」

沖縄「きさま・・・・・霊魂となりそして生きる命を貪る悪霊の素質がある・・・ぬしは闇の住民じゃ」

兵庫「いくらあの隼人でも実態のない僕にはなすすべがなかろう」
348 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:40:53.199 kPCyzvdP0.net
千葉「お前に頼むのはおかしな話かもしれねえ・・・・・情けないと笑ってくれ・・でも頼むあいつらをなんとか・・・して・・・くれ」

兵庫「ふふ頭を上げたまえちーばくん協力しようただし条件がある」

千葉「なんだ・・・・・・?」

兵庫「霊体として倒せる相手は1人までなんだ・・・ましてあんな化け物2人ならなおさら」

兵庫「僕の呪力を分け与えようだから・・・・きみも死んでくれ死んで霊体として鹿児島を倒してくれ」
349 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:42:06.349 OcE1xi/l0.net
千葉は地味に水上げ高日本一の漁港と日本一の空港と日本一利用料金が高い路線を持ってるからな
軍隊の基地も全国トップクラスに多いしヤバイ
355 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:45:50.945 OcE1xi/l0.net
地味に千葉って神宮と名乗ることを許された3神社のうち一つと日本一来場者が多い寺があるから宗教関係でもトップ
356 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:46:16.833 kPCyzvdP0.net
千葉「わかった・・・・・・・・・・・・・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州覇王軍前線

福岡「滅びよ・・・・・・うっ・・・・・」「ぐぐうう・・・・・・・・」

兵庫「やあ・・・・・福岡・・・・・」

福岡「な・・・・き、きさんんんないごてここに・・・・死んだはずじゃ・・・」

兵庫「霊魂だよふふさあ一緒に地獄へいこう・・・・・・・」

福岡「いやじゃああああああいやじゃあああああああああああいいいやアアアアアアアアアア!!!!」

宮城「福岡兵の動きが止まっているなにかあったのか?★」
360 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:49:23.340 kPCyzvdP0.net
千葉「これが霊体か・・・・・・・・・・・・・・ああ俺死ぬんだな・・・・・・」

鹿児島[福岡はん・・・・なにが・・・なにがおきたんじゃ?」

千葉「かあああああああごおおおおおおしいいいいいまああああああああ!!!」

鹿児島「な、、なんじゃっあの輝きとオーラは・・・・・おいは幻でも・・・・・・・」

バンッ[気づくと鹿児島は暗い闇の中にいた

鹿児島「こ、、ここは・・・・・・・・・・」

???「ここは地獄だ奈落だお前は地獄へ落ちた呪いでな」

鹿児島「ほうか・・・・・是非も・・・・なし・・・・」
363 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:51:14.000 kPCyzvdP0.net
千葉「かなこ・・・・・・かなこ・・・・・・・・」

神奈川「ち、千葉千葉なの!?どこ?!」

千葉「かなこ今までありがとう・・・・・もう大丈夫だからなかなこ千葉を関東を頼んだよ」


シュウウウウウウウウウウウウウウウウウ[幻が消える

神奈川「千葉あああああああああああああああああああああああああ!!!」
365 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:54:04.875 kPCyzvdP0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州覇王軍は瓦解これに乗じて国連軍は日本の統治に乗り出した

国連軍は北海道へ対し戦闘中止を命令及び戦後復興の中心となることを結ばせたこうして長きにわたる戦乱は終息した

神奈川「千葉・・・・・・・・・・・・・・千葉県は今日も平和だよ静かな海暖かい風・・・・本当になにも変わらないいいとこだよ千葉」





ーーーーーーーーーーーーーーーー終わり
369 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:57:42.564 kPCyzvdP0.net
俺の不勉強であったあと尺的に出すとまずいことになっていた四国中国地方の方々には本当に申し訳ないことをした
370 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:59:18.341 kPCyzvdP0.net
今度はもっと全都道府県の知識を勉強してから再チャレンジさせてくれそんときは中国四国も出そうではおやすみ
372 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 01:00:05.169 rXwnHMVl0.net

楽しみにしてるぜ

かぐや「ほれ薬!?」【かぐや様は告らせたい】

1 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:01:51.68 ApI2NqoK0
かぐや「ほれ薬!?」

早坂「はい。とあるルートで手に入れた貴重なものです。せっかくなので使ってみますか?」

かぐや「はぁ……。何か勘違いがあるようなので言っておくけど」

早坂「?」

かぐや「会長が私に惚れて、惚れて、すっごく惚れて仕方ないから相手をしてあげているだけ」

早坂「なるほど」

かぐや「だから私がほれ薬を使う必要はないわ。それにほれ薬を使ったら、まるで私が会長にもっと好きになって欲しいみたいじゃない」

早坂「わかりました。勘違いをしてすみません」

かぐや「わかればいいのよ」

早坂「では、これは処分しますね」

かぐや「え?」

早坂「?」

かぐや「え、えーと、処分するのは勿体ないわ。だって貴重な物なんでしょう? そ、それに私の知り合いにそういう薬を使いたい人がいるかもだし……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518354111
2 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:02:52.66 ApI2NqoK0
早坂「なるほど。では、使い方を説明しておきますね−−−−」


■内容
ジュースとか食べ物に混ぜて好きなあの人をGET!

■使い方
1粒…あなたを好きになります
2粒…手をギューっと握りたくなる
3粒…めちゃくちゃにしてーーーー


かぐや「……めちゃくちゃ? どういう意味かしら?」

早坂「セッ〇スですね」

かぐや「セッ……!?」

早坂「薬は全部で5粒しかありません。有効活用してくださいね」

かぐや「5!? え!? 5粒も使ったら私どうされるの!?」

早坂「え? これを使うのはお知り合いの方なんでしょう?」

かぐや「……もちろんです。私は知り合いの身を案じただけです」

早坂「なるほど」
3 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:03:27.97 ApI2NqoK0
かぐや「……で?」

早坂「?」

かぐや「そ、その……キスは2.5粒くらいでいいのかしら?」

早坂「さあ? そもそも使ったことありませんし。3粒飲ませてさっさとやっちゃった方がいいのでは?」

かぐや「ダメです! そういうエッチなのは結婚してからなの!」

早坂「かぐや様は会長さんと結婚まで考えているのですね」

かぐや「違います! これは知り合いの話です。でも、あくまで参考に聞きたいだけで−−−−−−」
4 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:03:58.62 ApI2NqoK0
  *  *  *



かぐや「コーヒーになります。どうぞ」

白銀「ありがとう」

かぐや(入れちゃいました……5粒……)


かぐや(……)


かぐや(…………)


かぐや(……………………)




かぐや(あーーーーーーーーーーーーーーっ//)




かぐや(私のばか! なんで5粒も入れたの!?)

かぐや(いや、これは告白する勇気がない会長の背中を押すためだけの行為!)

かぐや(……)

かぐや(だからって5粒入れるとか私のばかーーーーーーーーっ!!!)
5 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:04:46.56 ApI2NqoK0
かぐや(…………)



かぐや(あーーっ//)


かぐや(私、どうされちゃうの!?)

かぐや「……」チラッ

白銀「……」ジー


かぐや(あああああああああ 私をどうしちゃうんですか!? 会長ーーーーーーー//)
6 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:05:21.28 ApI2NqoK0
白銀「……」

かぐや「……//」ドキドキ


白銀「……」

かぐや「……//」ドキドキ



白銀(四宮が俺をガン見してる!?)

白銀(どういう事だ!?)

白銀「……」


白銀(ま、まさか、このコーヒー!)

白銀(また間接キスを狙っているのか!?)

白銀「……」



白銀(しかし、このカップ。見た所普通だ)

白銀(もし、俺がこれを飲んだとしても間接キスだと俺は気づかない……)

白銀(俺が気づかないことに対して、何か意味があるのか?)

白銀「……」

白銀「…………」





白銀(わかったぞ!睡眠薬か!!)
7 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:07:40.78 ApI2NqoK0
白銀(なるほど俺を眠らせて何かを謀るつもりだな四宮!)

白銀「……」

白銀(ふむ。また寝たふりをしてもいいが、今日はこの資料を仕上げないとかなり困る事に)

白銀(だが、四宮がどんなアプローチをかけてくるか気になる)

白銀(ぐっ! 俺はどうすれば!!)
8 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:08:13.40 ApI2NqoK0
白銀「……ぐっ」

かぐや「……」



かぐや(ま、まさか気づいた!?)

かぐや(さすが会長。さすが私が認めた理想の人! でも、今はこれを飲んでもらうしかないんです!)

かぐや(……過去使った手をもう一度使うのは本当は嫌なのですが−−−−!)



かぐや「うぅ……」

白銀「!? どうした!? なぜ泣いているんだ!?」

かぐや「だって……会長がコーヒーを飲んでくれなくて……私がいれたコーヒーはそんなにお嫌いですか?」


白銀「え? べ、別に普通に好きだぞ」

かぐや「……では……なんで飲んでくれないんです?」

白銀「そ、それは!!」
9 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:09:19.61 ApI2NqoK0
白銀(くそっ! これは罠だ! う、上目遣いで見てきて可愛い  そうじゃなくて! 罠だからと言って、泣く四宮を無視するのは俺のやり方に反す チラチラこっちを見るな可愛いだろうが!!)

かぐや「うぅ……」

白銀(うおおおおおお! 考えがまとまらん! お、俺はどうすれば!)

かぐや「……」チラッチラッ

白銀「だから上目遣いで見るな! 可愛すぎて考えがまとまらんだろうが!」

かぐや「……ふぇ//」ボンッ

白銀「あっ」


 不意打ち!!

 普段のかぐやならば、この不意打ちを自分のチャンスに変え
「可愛すぎる? 私は普通に普段通りに会長を見ただけなのに? ……もしかして会長は普段から私の事を可愛いと思っていたという事でしょうか? クスッ。お可愛いこと……」
ぐらいの事は言えたであろう。

 しかし、今のかぐやは普段通りではない。
 そう! ほれ薬を使う事で何が起きるのか? 昨日からドキドキでまったく眠れていないテンションMAXの状態なのだ!

 そんなほれ薬という最強の武器に溺れ、防御する術を用意していなかった彼女が不意打ちをくらった場合どうなるかというと。
10 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:10:14.50 ApI2NqoK0
かぐや「あぅ……//」バタンッ

白銀「四宮が倒れた!? 大丈夫か!? なっ! 顔が真っ赤で熱があるみたいだ! しかも過呼吸! 救急車を呼ばねば!!」


かぐや(あああああああああああああ。会長が可愛いって! 私を可愛いって! あああああああああああああああああ//)ハァハァ



 本日の勝敗
 かぐやの敗北
 敗因・興奮して寝ていなかった

 ちなみにほれ薬入りコーヒーは冷めたし、何が入ってるかわからないので白銀が捨てた。




       終わり

男「ひと味違うバレンタイン」

1 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 18:54:43.71 WHLsH0iX0
約7000文字


──

──────

バレンタインデー当日 学校 教室

女「……ねえ」

男「ん?」

女「放課後、屋上の扉の前に独りで来て」

男「え!?」

女「私、待ってるから」

男「お、おう!?」

女「あと誰にも言わないで」

男「わ、わかった!?」

先生「お〜い、席につけ、六限目の授業を始めるぞ!」

──────

──

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518342883
2 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 18:59:04.80 WHLsH0iX0
──

──────

授業中

先生「次は教科書の八十一ページの例題から──」

女「……」

男「……」

え!? え!?

マジで?! そういうこと!? 

ホントに!?

俺の学校の屋上への扉は、基本的に施錠されている。

なので屋上への階段を登り切っても、あるのは開かない扉と小さな踊り場があるだけだ。

そんな場所に用がある奴はまずいない。

しかし逆に言えば、多数の生徒で賑わう学校内に置いては、数少ないひと気の無い場所とも言える。

男女がバレンタインに、秘密で、そしてひと気のない場所。

もう決まったようなもんだ。

チョコだ。

チョコレートしかない。

彼女がチョコをくれるなんて、そんな素振り全然なかったのに。

明るくて話しやすくて可愛くて、教室の中でも席が近いこともあってよく話す方だし。

彼女からチョコ貰いたいとは思っていたけど、まさか本当に貰えるなんて。

今日は髪型のセッティングに時間をかけた甲斐があった。

いや当日だけカッコつけても、女子はチョコレート用意できないけど。

まあ気分的にな。
3 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:00:09.79 WHLsH0iX0
先生「よし、次は八十ニページ、この問題をといてみ──」

問題! そう問題はこれからだ。

すなわち、義理なのか? 本命なのか?

教室内で義理チョコを渡す。別に不思議なことでも難易度が高いことでもない。

現に他の女子が義理だと言って、仲の良い男子にチョコを渡しているのを見た。

教室内では、義理チョコなら渡しても良いというような、渡しやすい空気が出来ていた。

にも拘らず渡さなかったということは、義理チョコではないということ。

つまり


本 命。


男「……へへへ」

先生「……男? どうした?」

男「え!?」

いつの間にか周りはみんな問題を解いており、俺の机の脇から怪訝そうな顔の先生が、こっそりと話しかけてきた。

先生「体調でも悪いのか?」

男「いえ」

先生「なら問題といとけ」

男「はい」

え〜と

女「……八十ニページ」

男「あ、ありがとう」

女「ふふ」

なんで彼女はいつもと変わらないんだよ。

いやなんかこの子からチョコ貰えると考えると、元々可愛いけど普段の三倍ぐらい可愛くなってる気がする。

あ〜もう、なんか俺ばっかりドキドキして、ずるくないか。

これってやっぱりそういうことなんかな?

先生「ここは期末テストに出るからな! 分からないところは質問するように!」

いかん。

今は授業に集中だ。

──────

──
4 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:01:57.40 WHLsH0iX0
──

──────

先生「はい、今日の授業はここまでだ! そのままホームルーム始めるぞ!」

女「……」

男「……」

先生「といっても特に連絡事項はない! 掃除当番はサボらないように! 以上!」

先生「号令!」

「起立」

「礼」

「「ありがとうございました!」」

先生「はい解散! 帰る奴は気を付けて帰れよ!」

男「……あのさ?」

女「私、先に行くね」

男「あ、うん」

男「……」

男「……いくか」

──────

──
5 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:03:14.09 WHLsH0iX0
──

──────

俺は廊下を歩いて目的地に向かう。

彼女を待たせるわけにはいかないからな。

だが目的地に着く前にシュミレーションだ。いやシミュレーションだっけ。

とにかくイメージトレーニングだ。

チョコを貰ったら、取り合えずありがとうってお礼を言おう。

それで付き合うとかそういう話になったら、突然過ぎて考えられないから時間をくださいって言おう。

すぐにでも付き合いたいけど、がっついていると思われたくないし。

頭の中ぐちゃぐちゃですぐに答えを出すのは、不誠実な気もする。

良し、これで完璧だ。

階段の前で、少しだけ立ち止まる。

男「ふ〜」

この上で彼女が待ってる。

男「……」

良し、行こう。

屋上への階段を一段一段、幸せを噛みしめる様に上る。

付き合ったら遊園地とか行きたいな。ふたりで。

いや小さな公園とかでも、きっと楽しいから行きたいな。ふたりで。

大したことないようなことも、ふたりでならとても素敵なことのように感じられた。

俺の人生は今日という日のためにあった気がする。

いやきっとそうに違いない。

──────

──
6 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:05:02.09 WHLsH0iX0
──

──────

屋上の扉に背中を預けるようにして、彼女は独り待っていた。

女「……あっ、やっときた」

彼女は俺を見つけると、少しだけ咎めるようなことを言って微笑んだ。

男「ご、ごめん、待った?」

女「いいよ、呼び出したの。こっちだし」

男「……うん」

平然と。

平然と。

何でもないように。

何でもないように。

女「……ちょっと待って」

男「……うん」

やばい。

無理。

可愛い。

恥ずかしい。

好きです。

結婚してください。

死ぬ。

あ!

まずい!

言おうとしてたこと、全部とんだ!
7 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:07:06.56 WHLsH0iX0
女「……これ」

彼女は鞄から、綺麗に包装された長方形の赤い箱を差し出した。

箱にはピンク色のリボンが巻かれており、リボンと箱の間には真っ白な手紙が挟まっていた。

男「……お、俺でいいのか?」

女「うん、他にいないし」

男「……じゃあ──」

俺はそれを受け取ろうと手を伸ばした時、初めて気が付いた。

男「その指?」

女「あ、うん。チョコ作るときちょっとね」

絆創膏のついた彼女の小さな手からチョコレートを受け取る。

手作り。

手作りチョコ。

俺、もしかして明日には死ぬんじゃないかな。神様!

そうだ!

お礼を言うんだった。

男「……あ、ありが──」


女「お願い! それをイケメン君に渡して欲しいの!!」


男「え!?」

イケメン?

渡す?

何を?

これを?

手作りチョコを?

誰に?

イケメン?

何でここでイケメン?

これをイケメンに渡す???
8 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:09:18.52 WHLsH0iX0
女「……本当は昼休みに直接、渡すつもりだったの」

男「……」

女「……でもどうしても……どうしても渡せなくて、それで男君ならバスケ部で一緒だから」

あれ?

女「……部活終わったあとに、こっそり渡して欲しくて」

なんで?

女「部活が終わるまで待ちたいのだけど、今日は用事があって……」

どうして?

女「他に頼める友達もいないし」

友達……友達……友達……

女「男君?」

不安げな彼女の瞳が覗き込んでくる。

友達……いや、なら俺は!

男「ま、まかせとけ!!」

女「ほんと!?」

男「ああ、それで渡すとき、なんかアピールあるか?」

女「別にないよ」

男「けどさ、俺がこの手紙を読むわけにはいかないだろ?」

女「やめて!」

酷く焦った声を彼女があげる。 

女「それ、のり付けしてるから、イケメン君が読む前に読んだら分かるんだからね!」

男「ああ、うん、悪い。最初から読むつもりないよ」

彼女は俺の返事を聞いてホッとして、自分の言ったことの意味に気付いたみたいだった。

女「ご、ごめんなさい。頼んでいる立場なのに疑うようなこと言って」

男「いや、せめて義理なのか、本命なのかを確認したいと思ったんだ。もう大体わかったけど」

男「好きな人への手紙を、誰かに読まれるのは嫌だよな。うんうん」

女「……」

恥ずかしそうに彼女は俯いた。

男「よしわかった! 本命チョコだって言って渡して、真剣に考えてくれって言っとく!」

女「……お願いします」

男「ああ、イケメンと二人の時にバッチリ渡しとく!」

女「ありがとう。男君と友達で良かった」

男「ああ、俺は頼れる男だからな」

女「ふふ、そうだ! これあげるね」

男「これは?」

女「義理チョコ。といっても手作りチョコの材料の、板チョコのあまりだけど」

男「ありがとう。運動した後は筋肉がカロリーを求めるから助かるよ」

女「あはは、なあにそれ? でもこっちこそありがとう」

男「おう!」
9 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:11:08.99 WHLsH0iX0
女「……私、もう行かなくちゃ」

男「おうチョコは任しとけ!」

女「本当に本当にありがとう。またね!」

男「ああ、またな」

そう言って彼女は重い荷物を下ろしたかのように、軽やかな足取りで階段を駆け下りていった。

男「……」

男「……」

男「……ああぁあぁ〜!」

静まり返った空間で独り、溜息と悲鳴の入り混じった奇声を上げる俺。

友達。義理チョコ。

死ぬ。なんかもう死にたい。

消えてなくなりたい。

誰か俺を、俺を素粒子レベルで分解してくれ!

俺が死ぬのは明日じゃなかったのか! 神様!

男「……」

男「…………」

男「………………」

男「……部活、行くか」

階段を上るときは、ふたりですることばかり考えていたのに。

下りの俺は、どこまでも独りだった。

──────

──
10 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:12:33.67 WHLsH0iX0
──

──────

部活後 帰り道

イケメンは高身長、スポーツ万能、容姿端麗、成績優秀、性格も爽やか。

まさに絵に描いたようなイケメンだ。

そして俺とイケメンは帰りの方向が一緒だ。

だからいつも自然と二人なる。

二人きりになったタイミングを見計らい、切り出した。

男「……なあ、イケメン」

イケメン「ん?」

男「これ」

イケメン「えっなにこれ!?」

訝し気にイケメンは赤い箱を受け取る。

男「本命チョコ」

イケメン「えぇ!?」

男「真剣に考えてくれ」

イケメン「え!? え!? え!? ホントに!?」

男「……」

イケメン「……」

イケメン「……ホントなんだね……」

イケメンは心底、驚いた顔をしている。

男「……かはっ」

イケメン「?」

男「うはははははははっ!、冗談だよ冗談! うははっ!」

俺はこらえ切れず、爆笑してしまった。

イケメン「ひどいよ! 本気かと思ったよ!」

男「まあ、何も言わずに渡したらそうなるよな! うははっ!」

イケメン「どういうこと?」

男「やっぱ、俺は悪くねえってこと!」

──────

──
11 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:14:51.05 WHLsH0iX0
──

──────

イケメンに俺が何故チョコレートを持っているのか、俺の勘違いも含めてすべて話した。

イケメン「あはは、いきなり呼び出されて、何も言わずにチョコレート渡されたらみんなそうなるよ」

男「だろ! 本命チョコ貰えるって思って、こっちは結婚生活まで考えてたのによ!」

イケメン「その状態なら僕も勘違いしそう。結婚生活は行き過ぎてキモイけど」

男「おい、同意するのかしないのかハッキリしろよ。あと今はキモイとか言わないで。泣きそう」

イケメン「あはは、ごめんごめん」

男「いやー、先走って『ありがとう』とか言わなくて良かったよ。もし言ってたら」


男『ありがとう』

女『は!?』

男『え!?』

女『……』

男『……』

女『…………』

男『…………あれ?』


男「みたいな地獄の沈黙が発生するとこだった」

イケメン「あはははは」

──────

──
12 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:20:08.51 WHLsH0iX0
──

──────

男「さてと、冗談はここまで、約束はしっかり果たさないとな」

俺は真面目に、イケメンに向き直る。

イケメン「?」

男「俺は別に怒ってないよ。きっと彼女も余裕がなかったんだ」

男「そしてそのチョコにこもった思いは本物だと思う」

イケメン「……」

男「お前に直接、渡そうとしてどうしても渡せなかったんだってさ」

男「俺、少しだけ分かる気がする。好きだからこそ怖いんだ」

男「どうでもいい奴なら、いくらでも渡せる」

男「真剣だから嫌われるのが怖い。今までの関係が壊れてしまうのが怖い。ハッキリさせるのが怖いんだ」

男「いやこの理屈でいくと俺はどうでもいい奴だから、チョコを渡せたことになってかなり悲しいが」

男「お前がたくさんチョコ貰っているのは知ってる。でも」

男「そのチョコにこめられた、彼女の気持ちも真剣に考えてほしい」

イケメン「……わかった」

男「よっし、任務完了!」

──────

──
13 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:23:10.83 WHLsH0iX0
──

──────

男「でもさ、クラスも違うのに、いったいどんな接点があってチョコ貰ってるんだよ! 顔か!?」

イケメン「たぶん彼女が駅で定期と財布を無くして困ってた時に、お金貸したことがあるからだと思う」

男「おまえって本当にイケメンが服着て歩いてるような奴だな」

イケメン「ふふ、大抵のイケメンは服着てると思うよ」

男「いやそうだけどさ。でもそうなんだ」

イケメン「お金も返してもらったし、大したことしてないのにな」

男「いや普通は困ってても気付かないよ」

イケメン「そうかな。鞄ゴソゴソして回りキョロキョロしてたから、何か困ってるのかと思って話しかけただけだよ」

男「はえ〜、イケメンはやっぱ違うな。違い過ぎる」

イケメン「からかうなって」

男「へへ、ところでさ、結局、彼女とは付き合うの?」

イケメン「!」

イケメンは急に険しい表情になる。

男「あ、いや、ごめん。言いたくないんだったらいいんだ」

男「……」

イケメン「……」

男「……」

イケメン「……僕は君の」

男「……?」

イケメン「君のことが好きなんだよ!」

男「うぇええええ!?」

コイツいま何ていった!?

俺のことが好き?

たしかチョコ貰いまくりのモテまくりのコイツに、恋人がいないのはおかしい!?

こうゲイとか、ホモとか?

そういうことか!?

いや確かに辻褄は合うけど?

マジで!?

あっいや待てよ。これってもしかして?

イケメン「あはは、気付くの遅すぎでしょ!」

男「くっそ! そう来たか!」

イケメン「仕返しだよ。僕もビックリしたんだから」

男「あ〜、やられた。というかモテモテなのに恋人いない奴が言うとか、シャレになってないだろ!」

イケメン「ふふふ」

──────

──
14 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:26:52.87 WHLsH0iX0
──

──────

男「でさ、俺としてはそのチョコの彼女をもちろん応援してるけどさ」

男「彼女を含めていろんな子からチョコ貰ったんだろ。その中の誰かと付き合ったりしないのか?」

イケメン「……」

男「結婚まで妄想したフラれマンとしては、モテモテ選び放題で凄い羨ましいのだけどさ?」

イケメン「……君が真剣に話してくれたから、ここからは僕も冗談抜きだ」

いつもニコニコしているイケメンは真剣な表情になった。

男「あ、ああ」

イケメン「僕はこのチョコの彼女とは付き合わない」

男「何で!? まだ手紙も読んでないだろ!?」

イケメン「そしてチョコを貰った子達とも僕は付き合わない」

男「……」

イケメン「不満そうだね」

男「そりゃそうだろ! 真剣に考えてくれっていったのに! そんなにあっさり──」

イケメン「真剣に考えたさ!」

イケメン「……考えたからさ」

男「そんな……」

イケメン「……」

男「……」

イケメン「……僕は女先輩にフラれた」

男「え!?」

女先輩っていえば、美人で有名な先輩だ。

でも凄い理屈っぽい変人らしい。

コイツ女先輩のことが好きだったのか?

というか?

男「いつから!? なんで!? 俺そんなの知らないぞ!?」

イケメン「誰にも言ってないから、知らないだろうね」

男「……」
15 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:29:01.02 WHLsH0iX0
イケメン「いつからは、いつの間にかとしか言えない、気付いたら好きだった」

イケメン「なんでフラれたかは、僕も聞いてみた」

男「なんて?」

イケメン「『僕は君のことを恋愛対象に見たことはないし、これからもない』」

イケメン「『君に何かが足りないわけでもないし、何かすれば恋愛対象になるわけでもない』」

イケメン「『ただ僕の一番は別にいるってだけだ』ってさ」

僕?

男「……なんつうか、ばっさりフラれたな」

イケメン「うん、でも良かった」

男「はあ?」

イケメン「フラれたらどうせ傷つくんだ。なら真剣な気持ちを聞けた方がいい」

イケメン「真剣な気持ちには、真剣な気持ちで返す」

イケメン「たぶんそれだけでいいんだと思う」

男「……凄いな」

イケメン「うん。凄いよ。あんな風にフラれたら、なんだかもっと好きになったよ」

男「……いやそうじゃなくて、良かったなんて言えるお前が凄い」

イケメン「そうかな?」

男「そうだよ」

イケメン「……自慢に聞こえるかもしれないけど」

イケメン「僕は僕を好きな人を、好きになるわけじゃない」

イケメン「同じように僕の好きな人が、僕がモテるからといって、僕を好きになってくれるわけじゃないんだ」

イケメン「だから僕も君も本質的な所では、何も変わらないのだと思う」

男「そっか」

イケメン「うん」

男「あのさ?」

イケメン「ん?」

男「イケメンだのモテモテだの、からかって悪かったよ。もうからかわない」

イケメン「いいさ。分かってもらえたなら」

──────

──
16 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:31:25.37 WHLsH0iX0
──

──────

男「しかしあれだな。お前の恋愛事情を全部聞いて、こいつは全然フェアじゃない」

男「スポーツマンはフェアでないとな。だから俺も全部を正直に話す」

イケメン「?」

男「正直、イケメンのお前でもフラれるんだと、ちょっとざまぁって思った」

男「後、俺はお前が誰とも付き合わないって聞いてホッとした」

男「応援するとかいったけど、お前と彼女が付き合うのはすげー嫌だ」

男「というか彼女が俺以外の誰かと付き合うのがすげー嫌だ」

男「これって好きってことなんだと思う」

男「だから今決めた!」

男「ホワイトデーに彼女を呼び出して告白する!」

男「イケメンにフラれて、傷心のところを俺の包容力で、ぐへへ」

イケメン「……」

男「どした?」

イケメン「真剣な気持ちには、真剣な気持ちで返すとは言ったけど」

イケメン「相手を傷つけるような事とか、隠しておきたい気持ちとか」

イケメン「自分が不利になることは、わざわざ言わなくてもいいと思うよ」

男「あり?」
17 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:33:30.11 WHLsH0iX0
イケメン「それにバレンタインデーに呼び出されて、勘違いして傷ついたのに」

イケメン「ホワイトデーに呼び出すの?」

男「そこがポイントよ。もしも何も考えずに呼び出しに応じるなら、突然の告白からの速攻を掛けられる」

イケメン「告白されると思ってきたら?」

男「その時は、バレンタインのときの俺のドキドキがわかるってわけよ」

イケメン「へえ」

男「要は期待させて裏切るのがダメなんだよ」

イケメン「今日の手作りチョコみたいな?」

男「そうそう。絶対もらえると思ってたのにって、うるさいよ!!」

イケメン「ふふ」

男「告白されるかもってドキドキ状態で、美味しいお菓子とセットで、想像以上の愛の告白を受けたらどうよ!」

イケメン「なるほどね。でも男子に呼び出されて、ホイホイ独りで来るかな?」

男「えっ嘘、来てくれないの!? マジで!?」

イケメン「女の子なら普通は怖いでしょ?」

男「そっか、そのパターンは考えなかった。……どうするべ?」

イケメン「いや、たぶん来てくれると思うけどね」

男「なんで?」

イケメン「いやだって信用してない奴に大切なもの預けないでしょ」

男「そっかそっか、イケメン大明神が言うなら信じるよ」

イケメン「イケメン大明神ってなにそれ?」

男「いや、待てよ。イケメン大明神もフラれマンだった。そう考えるとご利益があるか怪しい?」

イケメン「なに勝手言ってるんだ? というか僕は忘れてないぞ」

イケメン「僕がフラれて、ざまぁって思ったんだって?」

男「あっ、いや、ちょっとだぞ。ほんのちょっとだけ」

イケメン「……」

男「……」

イケメン「まあいい。許す」

男「……なんつうか、やっぱりイケメンだな!」

イケメン「もうからかわないんじゃないのか?」

男「いや、今のは違うよ。なんというか尊敬語のイケメン?」

イケメン「なにそれ?」

男「わからん。ふはは!」

イケメン「あはは!」

イケメンと俺は何だかとても可笑しくなって、声をあげて笑った。

──────

──
18 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:36:16.26 WHLsH0iX0
──

──────

イケメン「じゃあ僕はこっちだから」

男「おう! またな!」

イケメン「またね」

イケメンと別れて、独り自宅への道を歩き出す。

話し相手がいなくなり、今日起きたことをじっくり考える。

イケメンも彼女も自分から行動したんだ。

待っていただけの俺とはまるで違う。

でも。

これからは俺も。

俺も彼女に、好きになってもらえるように頑張る。

そして来年のバレンタインは、念願の手作り本命チョコをゲットしてみせる。

男「……そうだ」

鞄の中から小さなビニール袋を取り出し、その中身を取り出す。

中身は彼女からの義理チョコだ。

何度も食べたことのある、ありきたりな市販品。

どこのスーパーでも買えるブラックチョコレート。

包みを開封して一口かじる。

男「んっ……ちょっと苦いな」

そのとき食べたチョコレートは、記憶の中の味とは少しだけ、少しだけ違った。


男「ひと味違うバレンタイン」  終わり


読んで頂き本当にありがとうございました。

顔文字少女「(‘ε’* ) (‘罒’* )♡」

1 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
僕のクラスに顔文字病という病気にかかったクラスメイトがいる

言葉が顔文字で表される謎の病気

一応言葉は発しているが何を言っているのかはわからない

会話をするときは彼女の前に漫画みたいに吹き出しが現れる

僕「おはよう」

顔文字少女「ヾ(´ω`=´ω`)ノ 」

彼女はこの病気のせいでクラスから孤立していた

僕は席が隣なこともあるけど気になって彼女に話しかけ続けた

最初は病気のせいで会話するのをいやがっていた彼女だけど、最近は普通に会話してくれる

顔文字少女「p■qω・´) (°∀°)b」

僕「昨日買った本面白かった?貸してくれるの?」

顔文字少女「d(,,Őฺ∀Őฺ,,)b」

僕は彼女から本を借りる

この間まで本は漫画すら読まなかった僕だけど、彼女のお陰で色々本を読むようになった

担任先生「席に座れ〜出席を取るぞ〜」
2 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
先生が入ってきた・・・また憂鬱な時間が始まる・・・

担任先生「・・・顔文字少女〜」

顔文字少女「(*´∇`)ノ」

担任先生「・・・顔文字少女〜」

顔文字少女「(。・ω・)ノ」

担任先生「聞こえないな〜顔文字少女〜」

顔文字少女「( ´;ω;`)ノ」

担任先生「何だちゃんといるじゃないか。ちゃんと返事できないと社会に出たら困るぞ〜。がはははは〜」

少し前ならクラスで爆笑ものだったかもしれないが彼女の病気に理解が広まった今では先生の笑い声しか響かない

委員長(女)「先生!いつまで子供のようなことをするんですか?いい加減理解できないのなら退職して頭の病院に入ってください」

担任先生「いいか、顔文字病だなんてへんてこな病気はこの世に存在しないんだよ!どうせアレだろ?自分が目立ちたいからそんなありえない病気にかかったって言ってんだ」

優等生(男)「お言葉ですが先生、現在顔文字病にかかっているのは世界中で百万人を超えたそうです」

優等生「日本だけで見ても五百人程度。これだけのデータを見ればありえない病気ではなく実在する病気ですよ」
3 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
担任先生「あぁ!?俺がありえないって言ったらありえないんだよ!」

その言葉を聞いてクラス中から非難の声が上がる

担任先生「うるせーうるせーうるせー!一時間目は移動教室だろ!さっさと準備していきやがれ!!」

先生は教室から出ていってしまう

朝礼してないじゃん・・・

顔文字少女「(*;ω人) (*;ω人)」

委員長「謝らないでもいいよ。あのゴリラハゲブタが理解できないのが悪いんだから」

優等生「そうそう、気にしない気にしない」

顔文字少女「(,,ΦωΦ,,) (ロ-ロ) (ㅅ•᎑•)」

彼女は個人名も顔文字で表示される

(,,ΦωΦ,,)が委員長、(ロ-ロ)が優等生

ちなみに僕は(´-ω-`)で表される

基準がわからない・・・

顔文字少女「ε=ε=┏( ・ω・)┛」

彼女に促されて僕達は教室を出た
4 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
放課後、僕は彼女と一緒に帰る

顔文字病は割と浸透してきたが、顔文字を解読できない人もいるため誰か一緒にいないとトラブルになることもある

顔文字少女「(›´A`‹ )」

僕「何か食べていく?」

顔文字少女「(๑•̀ㅂ•́)و✧」

僕「それじゃあ・・・クレープでも」

顔文字少女「(ㅅ*´ω`*)♡*。+」

クレープ屋店主(女)「お、いつものカップルじゃないか。下校デートか?」

僕「ち、違いますよ!」

顔文字少女「(〃ノωノ)」

クレープ屋店主「照れるな照れるな。青春だね〜」

クレープ屋店主「それで、今日は何食べるんだい?」

顔文字少女「(´罒`)( ³_³ )」

僕「二十三番のいちごカスタードとチョコバナナ」

クレープ屋店主「はいよ、ちょっと待ってなよ」
5 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
店主さんがクレープをあっという間に作り終える

クレープ屋店主「はい、おまちどうさん」

顔文字少女「(¥△¥)」

僕「今日は僕がおごるよ」

顔文字少女「Σ(゚∀゚ノ)ノ ┏○)) 」

クレープ屋店主「ほんと良く解読できるね」

僕「若者の特権ですよ」

クレープ屋店主「チェ、私だってまだ三十路だから若いですよ〜だ」

口をとがらせても可愛くないですよ・・・などと言うと後日唐辛子入りを食べさせられるらしいので言わない

顔文字少女「(*´▽`*)ノ))」

僕「それじゃあまた・・・」

クレープ屋店主「また来てね〜」

顔文字少女「Ψ( ‘ч’ ☆)」

僕「それは良かった」
6 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
顔文字少女「・・・」

僕「どうしたの?」

顔文字少女「(人´∀`).☆.。.:*」

僕「どうしたの急に」

顔文字少女「(*´▽`*)」

彼女は僕の顔を覗く

顔文字少女「(´-ω-`)」

顔文字少女「(‘ε’* ) (‘罒’* )♡」

僕「・・・え?」

顔文字少女「( つ//〜//⊂)」

顔文字少女「ε≡(๑ノДノ)////」

僕「え、ちょ、ちょっと待ってよ〜」
7 : ◆gxgeF/n1Es sDZV4I06
顔文字セリフ考えるの疲れた・・・

もっとネタあったけどおわり

男「ライバルに禁止薬物飲ませて、競技を失格させてやる……!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:50:36.95 W6zgoKLo

タッタッタ…

男「くっ……!」

ライバル「よし、一着だ!」

男(くそっ……また負けた!)

男(どうして俺はあいつに勝てないんだ……!)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517845836
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:51:57.64 W6zgoKLo

男「おい! 俺はあんたの指示通り走ってるのに、なんであいつに勝てないんだ!」

監督「お前があいつに勝てないのは、練習不足だからだ!」

男「練習不足!? 俺はたくさん練習してるぞ! あんたの指示が悪いんだろう!」

監督「バカいえ、しょっちゅうサボってるじゃないか!」

監督「お前のバネは明らかに日本人離れしてるんだ! 本気で練習すれば世界とも戦える!」

男「もういい! あんたの指図は受けないぜ!」スタスタ

監督「まったく……!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:53:33.98 W6zgoKLo

男(俺が練習してないだと? あの無能監督は分かっちゃいない)

男(オーバーワークを避けてるだけだ! 練習なんて三日に一度やればいい!)

男(とにかく……このままやってても俺はライバルに勝てない)

男(こうなったら、どうにかして奴を引きずり下ろす方法を考えるしかないな)

男「……そうだ」ニヤ…
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:54:03.05 W6zgoKLo

男(今度の競技会で、ライバルに禁止薬物を飲ませて失格させれば……)

男(あいつは競技から永久追放、自動的に俺が日本一になる!)

男(薬物は……無味無臭のこの薬物でいいか!)

男(待ってろよライバル……お前の競技人生は残りあとわずかだ!)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:55:44.63 W6zgoKLo

競技会当日――

ライバル「今日はお互い正々堂々走ろうな!」

男「おう!」

男(バカめ……お前のスプリンターとしての人生は、今日終わるんだよ)

男(卑怯者としてな!)

男(あいつがトイレに行った時がチャンスだ! この薬物を水筒に入れてやる!)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:56:45.94 W6zgoKLo

ライバル「ちょっとトイレ行ってこようかな」スッ





男(――今だッ!!!)シュタタタタタッ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 00:57:39.66 W6zgoKLo

選手「おう、こんなとこでも走ってるなんて、ウォームアップか?」

男(うおっ!?)

男「ハ、ハハハ……まぁな」

男(ちっ、邪魔すんじゃねえよ!)

選手「俺もストレッチしてくるかな……」

男「そうしろ、そうしろ(早くどこか行け!)」

男(よし、今度こそ!)サササッ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:00:27.09 W6zgoKLo

ライバル「あ〜……スッキリした」スタスタ

男「きゃうっ!?」

ライバル「おお、驚かせて悪かった」

男(くそぉ〜……戻ってくるのが早いんだよ!)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:02:04.25 W6zgoKLo

男(あいつがいない! タイミング的にこれがラストチャンスだ!)

男「うおおおおおおおっ!」シュタタタタッ

男(よし……間に合う! この中に薬物を入れれば……)

記者「すみませーん! 取材よろしいですかー!?」

男「!」ドキッ

男「はい、どうぞどうぞ!」

男(ちくしょおおおおおおおおおお!!!)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:04:11.48 W6zgoKLo

男(こうして俺の計画は失敗に終わり、競技会では相変わらずの二位だった)

男(なぜ失敗したのか? それは俺のスピードが遅かったからだ)

男(特に三度目のチャンス、もう少し速く走れてれば、薬物入れることはできた!)

男(こうなったら……一から鍛え直すしかない!)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:05:44.01 W6zgoKLo

男「監督!」

監督「なんだ?」

男「俺を一から……一から鍛え直して下さい!」

監督「おお……やっとその気になってくれたか!」

監督「お前がその気になれば、今からでも世界トップクラスになれる!」

監督「さぁ、やるぞ!」

男「はいっ!」

男(全てはあいつに薬物を飲ませるために!)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:07:23.14 W6zgoKLo

男「はぁっ、はぁっ、はぁっ」タタタタタッ

監督「今日はここまでにしよう! オーバーワークになってしまう!」

男「いえ……もっと走らなきゃ……目標は達成できない……」

監督「分かった! お前がその気ならば、どんどんメニューを追加してやろう!」



ライオン「ガルルルッ!」タタタタタッ

男(これだ……これくらいの緊張感がなきゃ、あいつに禁止薬物は入れられない!)タタタタタッ

監督「うわああああ……!」



次の競技会――

男(今だッ! この水筒に……)シュタタタタタッ

ライバル「何してんだ?」

男(またダメだった!)キキッ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:10:29.81 W6zgoKLo

やがて――

男「だあああああああああああああああっ!」タタタタタッ

ライバル「くっ……!」タタタタタッ



監督「やったぞ! ついにライバルに勝った!」

男「……」

監督「嬉しくないのか?」

男「監督、俺はこんな勝敗はどうでもいいんです」

監督「なんと……! 陸上選手としてそんな域まで達していたとは……!」

男(俺に勝ちがあるとすれば、それはあいつに禁止薬物を飲ませた時だ!)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:12:28.40 W6zgoKLo

しかし――

シュタタタタタッ

男(入れてやるぅぅぅぅぅ!)

監督「お、走りすぎてケガするなよ!」

男(邪魔すんな、クソ監督ゥゥゥゥゥ!)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:14:21.44 W6zgoKLo

ある日――

ライバル「やぁ」

男「おお、お前か」

ライバル「昔はオレとお前は好敵手だなんていわれたけど、すっかり差がついちゃったな」

男「そんなことはないだろ」

ライバル「いや……オレにはもう分かってるんだ、自分の限界が」

ライバル「だからオレ……今度の競技会でドーピングしようと思うんだ。失格覚悟で」

男「!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:15:50.79 W6zgoKLo

ライバル「競技人生の最後に、禁止薬物の力を借りてでも最高の走りをしたいと思ってね」

ライバル「ただ、お前だけには打ち明けときたかった。止めないでくれよ」

男「バカヤロウ!!!」

バチンッ!

ライバル「ぐふっ!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:17:14.32 W6zgoKLo

男「お前……自分で禁止薬物飲むなんてふざけるなよ……」

男「そんなことしたら……今までの俺の努力はどうなる!?」

ライバル「え……」

男「いいか、もしお前が自分でドーピングなんかやってみろ……」

男「俺はお前を絶対許さん! いや……ブッ殺してやる!!!」

ライバル「……」

ライバル「まさか、止められるとはね……」

男「当たり前だ!」

ライバル(オレはもうお前から相手にされてないと思ってたけど、精一杯やってみるよ……)
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:20:00.23 W6zgoKLo

それからしばらくして――

実況『オリンピック100m決勝! なんと今大会では日本人選手が二人も残っています!』

実況『人種という絶対的な壁を突き破った二選手、果たして奇跡を起こせるか!?』



男(クソが……また禁止薬物入れるのに失敗した……!)

男(もうこうなりゃ、全力で走るだけだ!)

黒人選手「OH、ジャパニーズカミカゼ! キミと戦えることを楽しみにしてたよー!」

男(うるせえ……俺はこんなレースどうでもいいんだよ! 消化試合だ!)

ライバル「ここまでこれたのはお前のおかげだ……正々堂々勝負だ!」

男(そうだよ! 俺が禁止薬物を入れられなかったから、お前は失格しなかったんだ!)



セット… パァンッ!!!
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:21:11.08 W6zgoKLo

タタタタタッ

黒人選手(どうやらボクの勝ちだね!)

男「ぐっ……!」

男(ライオンに追われた、あの緊張感を思い出せえっ!)

男(いつもいつも禁止薬物入れるのに失敗した、あの悔しさを思い出せえっ!)

男「怖いよおおおおおおおおおお! ちくしょおおおおおおおお!!!」ズドドドドドッ

黒人選手「!?」

黒人選手(これが……ジャパニーズ、カミカゼ……!)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/06(火) 01:25:08.44 W6zgoKLo

男「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

記者「歴史に残る大快挙です! 100メートル走での金メダルおめでとうございます!」

記者「金メダルを獲得できた秘訣は、なんでしょうか?」

男「禁止……ゲホッ(薬物を水筒に入れることし)か……眼中に、なかった……」

記者「なるほど〜! 金しか眼中になかったと!」

記者「ライバル選手も銅メダルと大健闘しましたが?」

男「(知らねえ、疲れてるんだ。ライバルなんか……)どうでもいい」

記者「銅でも素晴らしい、と! さすがです!」

記者「今後の目標は?」

男「そりゃもちろん、禁……(止薬物をライバルに飲ませることだ!)」ハァハァ…

記者「連覇というわけですね!」

記者「ありがとうございました! これからも頑張って下さい!」

男(ああ、頑張るさ……いつか必ずライバルの水筒に禁止薬物入れてやる!)





― 完 ―

ルパン「荒野に光る指輪」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:31:50.09 mMPjN8Ba0

 ────
 ──


 ─数年前・とあるバー―


 〜〜〜………♪


「あいよ兄ちゃん」コト…

「おお、あんがと」


 〜〜〜………♪


 カランカラン―


「……んん?」

「……」

 カツカツ… スッ…


 「ブラッディメアリー」


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:32:20.42 mMPjN8Ba0

「……、ヌフフ……」スッ… スッ…

「……」カランッ…

「オシャレなお酒、飲むじゃないの」

「…………」チラッ

「……ええ。いつもはビールしか頼まないんだけど、
 今日はゆっくり飲みたかったから」

「相手になってもいいかな?」

「……ええ、もちろん」


 カチンッ


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:33:21.45 mMPjN8Ba0

 ――――


 〜〜〜♪


「やっと仕事が終わって、今から娘のところに帰ろうと思ってたところなの」

「なーのにこんなところで飲んじゃってまあ」

「ふふ、いいじゃない。たまにはゆっくりと……」スッ… キラッ

「……」

「……綺麗な指輪だな」

「これ? ……そうね、綺麗よね」


 「私と娘に幸運を運んでくれる、そんな指輪よ」


「ふーん」

「あの子には、辛い思いばかりさせてたから……」

 カタン… スクッ

「あら、もう行っちゃうの? まだ一杯目じゃない」

「ごめんなさい。娘のこと考えたら、すぐに帰りたくなっちゃった」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:34:17.49 mMPjN8Ba0

「そうか……なら、しょうがねえな。早く帰って娘さんに顔見せてやりなよ」

「ええ。ありがとね、少しの間だったけど付き合ってくれて」

「ああ、いい時間だったぜ」

「……それじゃ」

 ──


 カランカラン―


「……最後まで、警戒は解いてくれなかったなぁ」

「それにしても……幸運の指輪か」


 ―カランッ


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 08:42:42.70 mMPjN8Ba0





 『荒野に光る指輪』




11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 18:36:58.55 Xd9viinO0
 ――――
 ――

 ―アメリカ ネブラスカ州 ハイウェイ―

 ブウゥゥゥゥゥウウン──……

 ……ファンファンファンファン―!

銭形「おい、ルパーン! そろそろガス欠じゃないかー!?」

ルパン「うるへー! そっちの車よりは燃費いいってのー!」

次元「そうは言ったがなルパン、改造車の性能もここまでらしいぞ」

ルパン「なにぃっ?」

 ブルルルル… ブルル…

ルパン「あら、あららら……」

 プシュゥゥウウ……

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 18:37:44.09 Xd9viinO0

 ファンファンファン―

ルパン「……っきしょーこんのポンコツ!」バンッ

次元「まあ、どうせならこのまま目的の街まで連れてってもらおうぜ」シュボッ

銭形「がーっはっはっは! ほーれ見たことか!」

銭形「よーし、大人しく捕まれルパン〜〜〜……!」ガチャッ

ルパン「……」ヒョイ

銭形「ぬっ…… ぬぬっ……!」スカッ

 スカッ… スカッ…

銭形「このっ……! こんの……!!」スカスカッ

次元「……おい、ルパン」

ルパン「だーって身体が勝手に……」ヒョイヒョイッ
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 18:38:47.95 Xd9viinO0

銭形「ぬぬぬぬぬ〜〜〜〜……!!」

ルパン「ありゃ、とっつぁん何して……って」

 グルグルグルグルグルグルグルグルグル――

銭形「はぁ、はぁ……ふぅ……へ、へへ……車ごと逮捕……
   ご、ご……護送車で、牽引して──」

ルパン「だーっ! 分かりましたよ
    大人しく捕まればいいんでしょ捕まればーっ!!」

 ────

 ─護送車内─

 ブゥゥゥゥウン─…

ルパン「はぁ〜〜〜……」

次元「……あとで、クルマも何とかしねえとな」

ルパン「そうねー……って、んん?」

少女「……」

ルパン「……ヌフフ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 19:07:15.50 Xd9viinO0

 ズルズル…

ルパン「そこのかわい子ちゃん」

少女「……」

次元「……ったく、どこにいても変わらねえ野郎だ」ハァ…

ルパン「ねえねえ、何して捕まったのよ」

少女「……」

少女「…………私は、何もしてない」

ルパン「何もしてないわけがないじゃないの〜」クネクネ

少女「っ、関係ないで──っしょ!!」グドッ



 ブゥゥゥゥウウン… ガタタッ



ルパン「ぐ、ぐぐ……」ズルズル…

次元「戻ってくんなよ、ツレだと思われたくねえ」

ルパン「ひどいな〜次元ちゃん……」

ルパン(しかし、あの娘どっかで見たような……)

ブゥゥゥゥウウン… ガタタッ
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 19:07:59.81 Xd9viinO0

 ――――
 ──

 ─とある街の刑務所─

警官「ほれ、さっさと歩け!」

 ゾロゾロ…

次元「なっさけねえ背中だなおい」

ルパン「おめえに言われたきゃねえよ……まあ、次元は悪人面がよく似合ってて――」


 「おい、暴れるな! 牢に放り込むぞ!」


ルパン・次元「んん……?」

少女「ちょっと! 乱暴に引っ張らないでよ!」ジタバタ

ルパン「って、あらら」

警官「不良娘め、すぐに家に帰してやるからな……!」

リリィ「私は探し物をしに来ただけなの! はなして!」

 …………。
 ……。

次元「家出か、結局送り帰されるんだから世話がねえや」

ルパン「……」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:03:40.61 Xd9viinO0
 ――――
 ――

 ─牢獄内─

 ガシャーーーーーーン…


 …………。


銭形「……」ジーーーーーー…

次元「ふん……芸術の街と謳われてる割には、質素な留置場だな」

ルパン「臭いものには蓋をして、その中身はどーでもいいってことさ」

次元「へっ、ちげえねえ。正に豚箱ってわけだ」

ルパン「まあ、こっちの方がよっぽど落ち着くぜ」

次元「確かに……それで、芸術の街について、
   そろそろ詳しく教えてくれねぇかルパン」

ルパン「んじゃあまずは、そう謳われることになった経緯をお教えしましょ。
    3年前にある男が市長に当選した。
    ジェームズ・デイカス――っつう芸術嗜好家なんだけどもな?
    そいつがこの街を奇抜に塗り替えちまったのさ」

次元「芸術嗜好家……俺にはわからねぇ感性だ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:18:53.89 Xd9viinO0
次元「となると、市長が自分の収集品を
   自分の街の美術館で一般公開する……ってことか?」

ルパン「その通り〜。それが今回の狙いの美術展ってわけよ」

次元「けっ、自己満足もいいところだぜ」

ルパン「だが、奴のコレクションはどれも目玉商品ときたもんだ。
    俺様が目をつけないわけがないっての」

次元「しかしよルパン、
   このままじゃその美術展が終わっちまうぜ。どうするよ?」

ルパン「うーんそうねー……」チラッ

銭形「……」ジーーーーー…

ルパン・次元「……」


 …………。


ルパン「んじゃあ、さっさと抜け出しちまうか」カチャカチャ…

次元「よしきた」

銭形「あぁっ?」ズルッ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:19:59.19 Xd9viinO0

ルパン「そうそう、それと奴には裏の顔があってよ?」

次元「裏の顔?」

銭形「お、おいルパン……? ちょっと……?」

ルパン「まあ、この話は出てからでいいか」カチャッ

 キィ…

銭形「ぐぬぬぬぬぅ……お、お前ら……
   わしが目の前にいることを忘れてないか……!?」ワナワナ

ルパン「わりぃがなとっつぁん、
    今回は捕まっていられるほど悠長にしてらんねえんだわ」

ルパン「ちっとばかし寄り道もしてぇしよ」

次元「寄り道?」

銭形「〜〜〜〜っ!! ええい今すぐこんな牢屋じゃなく、
   難攻不落の監獄にぶち込んでやる――!」バッ─

ルパン「ほいっと」スカッ

次元「……」ゲシッ

銭形「どぉわっ!?」

 ガシャーーーン…

ルパン「ヌフフフ、すーぐ血が上っちゃうんだから。
    そこで頭冷やしながら俺の収監先でも考えててよとっつぁん」タタタタッ―

銭形「ち、ちっくしょう〜! おーい! ルパンが、ルパンが逃げたぞーー!!」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:20:54.39 Xd9viinO0

 ――――

 ─取調べ室─

 ガサゴソ…

少女「あんまりぐちゃぐちゃにしないで」

警官「私物は携帯とサイフ、あとはこの懐中時計──」

 ジリリリリー

少女「っ……?」

警官「っ! 緊急サイレンっ!?」

〈脱獄者2名、直ちに捕縛せよ。繰り返す――……〉

警官「なんだと……!?」ガタッ

警官「おい! 鍵は閉めておくから、大人しくしてるんだぞ!」

 ガチャッ バタンッ

少女「ふんっ……散らかしっぱなしにすんなっての」

少女「……、……」スッ… カタッ…


 …………。


少女「…………どこにいるのよ、母さん」

 カチャカチャ…

少女「っ! ……」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:40:10.97 Xd9viinO0

 ……カチャッ キィィ…

警官「君、ここは危険だ。今すぐ脱出する」

少女「は、どういうことよ……って」


 ルパン「家に、帰りたくないんだろ?」スッ…


少女「あなた、一緒に捕まってた……」

次元「おい、寄り道が過ぎるぜルパン」

ルパン「まあまあ、とりあえず今は逃げましょうや!」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:41:24.40 Xd9viinO0

 ――――

 バタンッ

 キキィッ ブルウウゥゥゥゥン―…

ルパン「おお、新モデルじゃないのこれ〜」

次元「スピードが出そうだな──って、向こうも意外に対応がはええな」

 …―ファンファンファン

ルパン「次元、後ろの連中は頼んだぜ〜」

次元「そっちこそうまく撒けよ」

ルパン「任せとけって――!」

 ブウゥゥゥゥゥゥゥン―!

少女「って、なんでこんなことになってるのよ!」

ルパン「身ぃかがめてないと危ねえよ?」

少女「えっ──?」

 ドンッ― ドンッ―

少女「っ! きゃあああああああっ!!」

次元「っ、乱暴な連中だ……な──!」ドンッ─

 キッ キキキィ─ キュルルルル─…

 ……ガシャァアン─!

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:42:35.67 Xd9viinO0

ルパン「ひゅーっ、さっすが次元ちゃ〜ん」

次元「へへっ」

少女「すごい…………おじさん達、いったい何者?」

ルパン「おじさんじゃなくてお兄さん」

少女「……お兄さん達、何者?」ジトッ

ルパン「レディーに目がない、泥棒様さ」

少女「泥棒……」

次元「おい、女に目がないのはおめえだけだろ」

ルパン「まあそう硬いこと言うなって〜。あっ、そういやお嬢ちゃん、お名前は?」

少女「……はぁ? どうして言わなきゃならないの」

ルパン「はじめに質問してきたのはそっちじゃねえか、これでおあいこだぜ?」

少女「ぐぬっ……」

 …………。
 ……。



 リリィ「……リリィ。リリィ・セテラよ」



26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:43:12.78 Xd9viinO0

ルパン「リリィ……」チラッ

リリィ「……っ? なに、私の顔に何かついてる?」

ルパン「リリィ……お前さん…………」ジーーーー…

リリィ「……っ」



 ルパン「…………臭わねえか?」



リリィ「……」

 パシンッ――

ルパン「いてーーーー!?」キュルルルル──

次元「ば、ばかっ──! ハンドル──」グラッ─

リリィ「きゃあああああああああああ──!!」

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:46:33.48 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ―スラム街 安いホテル―

次元「ったく、無駄にヒヤヒヤさせやがって」

ルパン「すまねえって──おー、いちち……」

リリィ「……」ブスッ

リリィ「シャワー浴びてくる。綺麗さっぱりしたらもう出ていくから。
    助けて頂きありがとうございました」スクッ

ルパン「リリィちゃん、機嫌直してちょうだいよ〜、ねっ、ねっ……?」

リリィ「――っ!」キッ―

リリィ「デリカシーも甲斐性もないのね、お・じ・さ・ん!」

 バタンッ!!

ルパン「…………」

次元「へっ、すっかり嫌われちまったな」

ルパン「ガキンチョめ……おじさんおじさん言いやがって、
    も〜う怒っちゃったもんね!」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 20:47:19.45 Xd9viinO0

 ガサゴソ…

ルパン「イタズラグッズ仕掛けてやるんだからもう……」

次元「おいおい、ますます嫌われちまうぜ」

ルパン「嫌われようがおじさん気にしない〜──って、あら」ペラッ

 ヒラヒラ…

次元「ん、なんだこりゃ」ピラッ

ルパン「なによなによ」ヒョコッ

次元「『メアリーの指輪』……探し物ってのはこれのことか」

ルパン「ん〜? ……──っ」

 カタカタ… カタカタ… ッターン

次元「『メアリーの指輪』……今はジェームズの私物か。
   ……どうやら、探し物なんて可愛い理由じゃねえらしいな。同業者か?」

ルパン「いや、多分違うな……」

ルパン「…………」

ルパン「……なぁ次元、一つ頼みがあるんだけどよ」

次元「なんだ、藪から棒に?」

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 21:58:11.27 Xd9viinO0

 ――――

 ガチャッ…

リリィ「タオルカビ臭かったんだけど、おじ……あれ」

次元「あのサル顔のおじさんなら、もう行ったぜ」シュボッ

リリィ「行ったって、どこに?」



 次元「『メアリーの指輪』を盗みにだよ」



リリィ「っ! …………――っ」スッ──

次元「おっと」カチャッ…

次元「お嬢ちゃん、わりぃがアンタはここで大人しくしててもらうぜ」

リリィ「…………」キッ─

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:24:13.38 Xd9viinO0
 ――――
 ――

 ─市役所 市長室─

ジェームズ「なに? ルパンの狙いは美術展ではなくわしの指輪……?」

ジェームズ「それで……なに、メディア共が既に嗅ぎつけたっ?」

ジェームズ「マスコミは嫌いだとお前らには何度も言ったはずだ。中継車が来たら追い返せっ」ガチャンッ!

ジェームズ「ふむ……」ギィ…

ジェームズ「ルパン三世め。わしの本命に目をつけおって……」

ジェームズ「マスコミと同じく大嫌いだが、
      ここは権力を利用してみる……か。……ふふふ」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:55:04.49 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ─とある街 役所に向かう道─


 ブウウゥゥゥゥゥゥウン──…


ルパン「それにしても独裁政治だな……
    選挙ポスターもジェームズ一色じゃねえか」チラッ

ルパン(っ……! あの指輪は……)

ルパン「……指輪はヤツの手の中、ってわけか」

ルパン「ジェームズ・デイカス……見えてきたぜ、十年前の謎が」


 ブウウゥゥゥゥゥン――……


32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:56:25.01 Xd9viinO0

 ――――

 ―市長室―

銭形「ジェームズ市長。たった今より、
   市警を総動員して貴方のお宝を守らせて頂きます」

ジェームズ「よろしく頼むよ、ミスター銭形」

銭形「それで、その指輪はどこに?」

ジェームズ「ここだよ。わしがはめているのが『メアリーの指輪』だ」キラッ

銭形「ほほう、では市長室はこの銭形が直接──」

ジェームズ「いいや、わしには専属のSPがいる。
      ミスター銭形は役所の周りを守ってくれたまえ」

銭形「は、いやしかし……」

ジェームズ「こいつらはとても優秀だよ。
      多少、法外なこともするがね。致し方あるまい」ニヤリ

SP「……」

銭形「……分かりました。では、失礼します」バタンッ

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:57:08.21 Xd9viinO0

 ──

 バタンッ

銭形「……けっ、なんでい。国際警察が信用できねえってのか」

 ──

ジェームズ「ふっ、所詮警察は国家の犬。信用は出来んわ」

SP「身辺は、我々におまかせを」

ジェームズ「頼んだぞ、お前たち」

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:58:04.57 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ―安いホテル―

リリィ「……」

次元「……」コポポポポーー… カタン…


 …………。


リリィ「……元々、指輪が狙いだったのね」

次元「どうかな」

リリィ「横取りしなくたっていいじゃない、わざわざ銃まで突きつけて大人気ない」

次元「へっ。お嬢ちゃんが片足突っ込んでるのは、こういう世界だぜ」

リリィ「分かってるつもりよ」

リリィ「……母さんが、そうだったんだから」

次元「……」チラッ

リリィ「……」

 …………。

次元「……何か、事情があるみてえだな」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:58:53.21 Xd9viinO0

リリィ「……」カチャッ…

次元「……宝物か、その懐中時計」

リリィ「そんな、大層なものじゃない」

 …………。

リリィ「…………元々、指輪を探していたのは母さんなんだ……
    今になって、盗もうとしてたって分かったんだけど」

リリィ「どうしようもない、大バカよね」

次元「……」

リリィ「私が生まれる頃に、父さんが夜逃げしたらしくて。
    ずっと母さんが女手ひとつで育ててくれた」

リリィ「そこに関しては感謝してる。まあ、それだけだけど」

リリィ「本当に突然だったわ。近所のお婆さんの家に私を預けて、
    母さんは急にいなくなった。8歳の時よ」

次元「そりゃ、難儀な話だ」

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 22:59:25.73 Xd9viinO0

リリィ「はじめはきっと帰ってくるって信じてた。
    でも、孤児院に入れられて、数年が経って……」

リリィ「捨てられたんだって、そう思うしかなくなった。
    それからずっと、私は一人で生きていくしかなかった」

次元「……」

リリィ「ただの指輪一つのために、あの人は私を捨てたのよ」

リリィ「そんなのおかしいじゃない。
    ちゃんと会って、一言言わないと気が済まない……」

リリィ「そう思ったから、居ても立ってもいられなくなって、
    家を飛び出してきたの……それなのに、また私はこうして待ちぼうけてる」

次元「……」カチンッ …シュボッ

リリィ「……やっぱり、こんなところで待ってるなんてイヤ。
    きっと、きっと指輪を手に入れれば何か手掛かりがある筈なのよ」



 リリィ「連れてって、私も指輪がある場所にっ」



37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:00:37.37 Xd9viinO0


次元「……」

リリィ「……」

次元「……言っておくが。仕事になったら、お嬢ちゃんを守れる余裕なんてねえぜ」

次元「裏切りと鉛の弾が飛び交う、死と隣り合わせの世界だ。
   半端な覚悟じゃあやっていけねぇ」

次元「どうだい、それでも行くか?」

リリィ「私は……──」


 リリィ「──私はもう、子供じゃないわ」


次元「……ふっ」

リリィ「……」

次元「お嬢ちゃん、俺たち気が合うな。
   俺も、お守りなんて仕事に飽き飽きしてたところだったんだ」スクッ

リリィ「っ! ……」

リリィ「……ありがとね、おじさん」

次元「おじさんはやめろ」

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:01:29.61 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ─市役所前─

銭形「…………」

銭形「ルパン、どこからでも出てこい……必ずやお縄をちょうだいしてやる……」


 …………──

 ――ファンファンファンファン


銭形「ん……あれは……うちの車両か?」

警官「いえ、あれは……」

銭形「……んん? お、おおお……?」



 ルパン「……──っ!!」ファンファンファンファン――!



銭形「る、ルパン!! ――って、突っ込む気か!?」

 ブゥゥゥゥウウン――!!

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:02:53.21 Xd9viinO0

銭形「ま、待て──どわぁあっ!?」

 ──キキィ!

ルパン「っ、とっつぁん! 今回のところはわりぃけど見逃してくれや――!」

銭形「っ、んなわけにいくかぁ!!」

警官隊「捕らえろーー!!」ダダダダダー!

ルパン「あらよっと!」バッ─

 シュッ―カキンッ キュルルルルル――

銭形「う、上だとぅ!? ──って、バカめ! そのくらいはお見通しだ!」

 ────

キュルルルルル――

警官「きたぞ! ルパンだ!」

ルパン「あらら……――ってなことで、ほいっ」ポイポイッ

40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:03:34.94 Xd9viinO0


 シュッ―― シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――……


警官「え、煙幕──ゴホッ、ゴホッ……!」

 スタッ タタタタタ─

ルパン「さっさと中に……──っ!」


 バババババッ―


ルパン「おおっ、とと……どうしてただの市役所に、
    軍事用マシンガンが置いてあんだよっ!?」

ルパン「……んまあ、踏み込んでみりゃあ分かる話か――!」

ルパン「それでは突撃取材──!」バッ─

41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:08:39.86 Xd9viinO0

 ――――

 ―役所1階 ホール―

銭形「ルパンは上だ、急げ――」

 プルルルル―

銭形「って、こんな時に……!」

 プルルルル―

銭形「……〜〜〜〜っ!」

銭形「誰だぁ! 今取り込んでる最中だバカモン!」


 「……私だよ、銭形くん」


銭形「は? その声は……長官殿!?」

ICPO長官「謝罪は後でいい、今すぐテレビを見たまえ」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:09:29.20 Xd9viinO0

銭形「テレビ、でありますか?」

ICPO長官「そうだ」

銭形「……どうしても?」ソワソワ

ICPO長官「どうしてもだ」

銭形「〜〜〜〜っ。いやしかし、今はルパンが――」タタタッ─

ICPO長官「とある街の役所で暴れているのだろう、知っているよ」

銭形「な、何故それを……んん?」


〈速報です。たった今、この役所のなかでルパン三世が暴れまわっており――……〉


銭形「な、なんだぁ? どうなっとるんだ一体……?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:11:00.78 Xd9viinO0
 ────
 ──

 ―市長室―

 ドンッ バババババ── ガシャァアン

ジェームズ「…………」

 ガタタッ ドォーーーン…

 …………。

ジェームズ「っ……」ゴクッ…

 ……ガチャッ


 ルパン「よ〜う、会いたかったぜ市長さん」


ジェームズ「ルパン、三世……!」ガタッ

44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:12:19.87 Xd9viinO0

ルパン「おっと、そのままそのまま。横のSPもだ」カチャッ…

SP「っ……」

ジェームズ「あれだけの部下を、貴様一人で……くくぅ……!
      そもそも、美術展が狙いだったはずだ……それが何故……!」

ルパン「ちーっと、野暮用があってよ」

ルパン「その指輪を渡しな。大人しく渡せば危害は加えねえ」

ジェームズ「ぐっ……」

ルパン「……」

ジェームズ「っ…………、わかった。これで勘弁してくれ……」スッ

ルパン「ちょいまち」

ジェームズ「っ! ……どうした、指輪が欲しくなくなったのか」

45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:13:25.58 Xd9viinO0

ルパン「……」スッ…

ジェームズ「……なんだそれは」

ルパン「コイツはな、電子機器の暴走を促す自家製電波装置だ。
    このボタンを押すと周囲にある機械はたちまち言うことを利かなくなっちまう
    ……例えば、爆弾の起爆装置とかな?」

ジェームズ「──っ!?」



 ルパン「どうしたジェームズ市長……──いや、ドン・ジェームズ」



ジェームズ「っ…………知っていたか、ルパン三世」

ルパン「知ってたも何も、裏の世界でそこそこ有名じゃねえか。
    密輸、武器製造に力を入れてるマフィア『ジェームズグループ』のボス。
    その指輪型爆弾を作らせたのも、お前さんだろ?」

ジェームズ「何故、この指輪のことを……」

ルパン「お前さんの趣味趣向……それに
    十年前の事件がここまで来た理由すべてを繋ぐ鍵さ。
    まあ、お前さんが憶えてるとは思わねえが」

ルパン「さあ、身体を粉々にされたくなければ本物の指輪を出しな」

ジェームズ「ぐっ……」

ルパン「俺は気が短ぇんだ、早くしろ」

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:14:47.33 Xd9viinO0

ジェームズ「っ……──」チラッ

SP「──……っ」スッ─

 ドンッ──

SP「っ……!」キィィン─! ゴトンッ─

次元「おいたはいけねえな、次はそのポマードで固めたおつむを吹き飛ばすぜ」

リリィ「……」

ルパン「次元……危ねえから連れてくるなって言ったじゃねえか」

リリィ「私が説得したのよ」

 スタスタ…

ルパン「お、おいリリィ……」

ジェームズ「っ……!」

次元「おっと……動くなよ」ガチャッ…
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:17:04.56 Xd9viinO0

 …………。
 ……。

ルパン(拮抗状態だな……)

リリィ「……」スタ…

ジェームズ「ぐっ……、うぅ……」ジリッ…

リリィ「…………」カタ… キラッ

リリィ「…………」

リリィ「……こんな指輪に、いったい何の価値があるってのよ……母さん」

SP「……――っ!」バッ─

次元「っ! バカ野郎が──!」ドンッ―

SP「ぐはっ……!」

リリィ「っ、きゃっ──!」

ジェームズ「ふは、ふははははっ! 捕まえたぞ小娘……!」

ルパン「リリィっ!」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:18:23.52 Xd9viinO0

ジェームズ「小娘よ、その通りだ……これは今まで名だたる人間に渡ってきた伝説の指輪……」

ジェームズ「貴様らのような薄汚いコソ泥の手に渡るなら、
      いっそのこと、この爆破装置で諸共粉々にして――!」


 シュッ──


リリィ「ふんっ──!」グドッ─

ジェームズ「がっ……!?」

リリィ「っ、はぁっ――!」シュッ──

ジェームズ「ぐはっ……!?」

リリィ「…………」



 リリィ「誰だろうと……母さんを馬鹿にすることだけは、絶対に許さない」



49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:19:06.43 Xd9viinO0

ルパン「リリィ! ……危ないことしやがって」

リリィ「っ……」

次元「じきにとっつぁんが来る、後始末は任せようぜ」

ルパン「ああ、窓から脱出だ。リリィ行くぞ」タタッ─

ジェームズ「くっ、ぐぐぅ……!」フラッ…

ジェームズ「ルパン、覚えておけよ……
      貴様は絶対にこのドン・ジェームズが殺す……!」

ルパン「ヌフフ、楽しみに待ってるぜ。……あ、そうそう。
    言い忘れてたことがあったんだけどもな」



 ルパン「今までの会話、ぜーんぶ報道局に筒抜けだからよ。そこんとこよろしくちゃん」



ジェームズ「…………は?」

ルパン「ほれ、ボイスレコーダー」パッ

ジェームズ「っ──!?」

ルパン「いいスクープが撮れたと思うぜ、ヌフフフフ〜!」バッ─

ジェームズ「る……るぅ……!」ピクピク



  「ルパン〜〜〜〜〜!!」



50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:19:44.14 Xd9viinO0

 ――――
 ──

 ─街中上空─

 ヒュゥゥゥゥゥゥゥ──……

ルパン「こいつもお役御免っと……」ポイッ

次元「まさか、リポーターまでやってたとはな」

ルパン「これで奴と芸術の街もおしまいさ、見納めだぜ?」

 ヒュゥゥゥゥゥゥゥ──……

ルパン「とは言っても見れたもんじゃねえけどな……」

リリィ「……」

ルパン「まだ、用は済んだわけじゃねえんだぜリリィ」

リリィ「え……?」

ルパン「今から比べ物にならねえくらいの、絶景を見に行くのさ」

51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:20:16.89 Xd9viinO0

 ――――
 ――

 ―見晴らしのいい高原―


 ヒュゥゥゥゥゥゥゥ──……


リリィ「うわぁ〜……!」

ルパン「いい景色だろ、ここ。初めて来たときは驚いたぜ」

リリィ「すごいわね……! 綺麗……」

ルパン「……」

リリィ「頂上からだったら、どんな景色が──……」

リリィ「……──っ!?」

ルパン「…………」



 ヒュゥゥゥゥゥゥゥ──……



52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:20:54.31 Xd9viinO0

リリィ「……」

リリィ「…………ルパン、この十字架……」

ルパン「……」

ルパン「……お前さんが指輪を探してることが分かった時に、確信したんだ」

ルパン「十年前、あの指輪によって殺された女と関係があるってな」

リリィ「っ──!?」


  ── ──
 ─ ── ─── ─
  ── ─



 〜〜〜♪


 ドカァァァァーーーーーン──!!


「っ──!?」

53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:21:27.93 Xd9viinO0


 ナ、ナンダ!?


「……──っ!」


 カランカラン─ ……タタタタタ─


「っ……!」


 ゴオオォォォォォォーーーー…!


「……」

(あれは偽物の指輪だった……まさか、あれがこの爆発を……)

「…………ちくしょう」



   ── ─
 ─ ─  ─ ── ─
  ─ ── ──


リリィ「っ……、うそ……」

ルパン「一度会っただけだったからよ、名前も聞いてなかったんだ。……ほら、リリィ」スッ…

54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:22:12.58 Xd9viinO0

リリィ「ル……パン…………?」

ルパン「名前さ、削ってやんな」

リリィ「っ……! ……、…………っ」

リリィ「……、……」ガリ… ガリガリ…


 …………。


リリィ「……」ガリッ… スクッ…



 『アンナ・セテラ ここに眠る』



ルパン「……」

次元「まさかとは思ったが……いただけねえ話だな」

リリィ「……」



 「……馬鹿じゃない」



ルパン「……」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:22:48.37 Xd9viinO0

リリィ「私を見捨てて、人生を棒に振ってまでして……」

リリィ「こんな……こんな指輪のために、母さんは……!!」バッ──

ルパン「待てよ」

リリィ「っ……!」

ルパン「その指輪にまつわる伝説……まだ知らねえだろ?」

リリィ「……そんなの知って、どうなるのよ」

ルパン「まあ捨てるかどうかは聞いてみてからにしろって」

リリィ「…………」

56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:23:40.10 Xd9viinO0

ルパン「『メアリーの指輪』はその名の通り、
    かつてのイングランド女王メアリー1世がはめていたとされる、曰く付きの指輪だ」

ルパン「数々の不遇を乗り越えて、彼女を女王まで上り詰めさせた……そんな幸運のアイテム」

ルパン「持ち主には必ず幸せが訪れる、っつう伝説があるのさ」

リリィ「……」

ルパン「お前さんの母親が、それこそ人生を棒に振ってまで
    手に入れたかったものなんだよ」

ルパン「みなまで言わなくても分かってるんだろうけどな」

リリィ「……」

ルパン「彼女は、娘の幸せな日々を願ってたんだ」



 ルパン「リリィの……──未来ってやつをよ」



リリィ「……」

57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:24:59.06 Xd9viinO0


 …………。


リリィ「……、……本当に馬鹿よ、母さんは……」

リリィ「何のために、待ってたと思ってるのよ……
    誰のために、生きてきたと思ってるのよ……っ」

リリィ「これから、私が幸せになれたとしても……っ」



 リリィ「その中に、母さんがいなくちゃ……意味なんてないじゃないっ……!」



リリィ「――――!」

ルパン・次元「……」


58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:25:35.87 Xd9viinO0

 ――――
 ──

 ─街近くのハイウェイ─


 ブルウゥゥゥウン――……


次元「……行っちまったな」

ルパン「ああ」

次元「……敢えて、事実を言わねえことも出来たはずだ。
   なぜあの場所に連れて行った、ルパン」

ルパン「リリィはもう、子供じゃねえ。そう思っちまったのよ」

次元「…………」

ルパン「この先、辛いことばかりが待ってるだろうけどもな。
    あの子ならうまくやれるさ」

ルパン「それに、『メアリーの指輪』がきっと幸せを運んでくれるだろうぜ」

59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:26:16.72 Xd9viinO0

次元「……ふん、ロマンチストになっちまってまあ」

ルパン「まあ……たまにはな?」

次元「……だが、確かにあの子はもう子供じゃねえ。このさき立派にやっていくさ」

ルパン「あら、知ったようなこと言うじゃない」

次元「へっ、少しばかりお守りを受け持ってたからな」

ルパン「ヌフフ、そりゃご苦労なこって」


 …………。


次元「……さて、俺らも行くか」

ルパン「そうしましょ」


 …………。


次元「……ん? そういえば俺らの車って……」

ルパン「……あぁっ!?」

60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/03(土) 23:29:08.86 Xd9viinO0

 ────
 ──

 ─バス内─


 ブルウゥゥゥウン――……


リリィ「…………」

リリィ「……、……」スッ… キラッ

リリィ「……」


 「彼女は、娘の幸せな日々を願ってたんだ」


リリィ「……──っ」





  「ありがとう……母さん」






                        終わり

ボンドルド「『不動卿ババアすぎて草』っと…」カタカタ、ッターン

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 18:51:57.12 1hgHXSBA0


1: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

年のせいで動かざるオーゼン


2: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

おっ、どうしたどうした


3: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi


くさそう(加齢臭)

―――――

ボンドルド「ふぅ…研究が終わった後のスレ建ては心が落ち着きます」ギィッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517133116
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 18:57:46.29 1hgHXSBA0



22: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

不動卿はババアじゃないから


23: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

ババアじゃない


24: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

なんやこいつきっしょ


27: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi

オーゼン「お〜ん(笑)」


28: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

>>27



29: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

>>27
草、顔面アビスの呪いまみれや
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 19:01:13.76 1hgHXSBA0



39: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

イッチは適当なこと言うなや


41: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:REG

白笛とか情報少ないからしゃーない


43: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

野獣先輩白笛説


45: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi

>>43
アビスじゃなくてアヌスにラストダイブしたんか?


46: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

>>45

そりゃ人間性も喪失しますよ


47: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

>>45
しょーもなくて草
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 19:02:52.57 1hgHXSBA0



49: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

じゃけん7層行きましょうね〜

50: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

おまたせ!タマウガチの毒しかなかったけどいいかな?


54: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi

くっだらねw

そういや白笛と言えば黎明卿ってどうなん?

クズって聞いたんやけど


―――――

ボンドルド「…!」ピクッ
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 18:53:40.71 1hgHXSBA0
7: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

つーか白笛なんて直接見たことないしババアとかわからんわ

実際どうなん?


10: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi

>>7
50年前から白笛だってよ


12: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut


>>10
マ?ババア決定やん


―――――

ボンドルド「今日はスレの流れがなかなか好調ですね」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/30(火) 19:04:09.61 GqysLVhA0



55: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

ぬわあああああん上昇負荷だもおおおおおおおん


57: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

黎明卿?ボンボルドだっけ


58: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

>>57
ボンドルドだにわか


60: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

黒笛があいつやべーとか言ってた


61: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

>>60
どうやべーんや
言うてみ
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 18:41:28.95 /EjUQmLA0



62: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

こいつタマウガチとか舐め出しましたよ、やっぱ好きなんすねえ


63: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi

>>62
死ぬ死ぬw


66: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:hab

ワイも黒笛仲間から聞いたやで
なんでも子供たちを沢山誘拐して、人間として扱ってないとか


68: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

>>66
ヒエッ…


70: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:REG

>>66
マ?
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 18:42:34.67 /EjUQmLA0



72: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

>>66
うせやろ?


73: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi

>>66
これはロリコンかド外道のどちらかやな


79: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:hab

他にも原生生物焼き払ったり、毒を流したり色々やっとるらしいで


81: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

やべーやつやん
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 18:43:47.66 /EjUQmLA0



82: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

やオN1


86: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

ボンカレー卿こっわ


87: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

>>86
だからボンドルドだっつってんだろカス


88: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:REG

ボンジュール卿?


89: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

>>88
ボンドルドだガイジ、腕切り落として小便採取してヘソに指突っ込むぞ


―――――

ボンドルド「これは…よくない流れですね…」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 18:45:38.08 /EjUQmLA0



90: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

黎明卿はもうええやろ、それより不動卿のババアトークしようや


92: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:hab

それもう終わったやん


93: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

そうですよ!お師さまはババアじゃないですから!


95: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

>>93
Mrrメイド服見えてるぞ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 18:55:24.33 1hgHXSBA0



15: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

いやいや、不動卿はババアなんかじゃないから


16: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

ワイはババア卿より殲滅卿の方がすこ


17: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

>>16
ババアじゃないから


18: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

不動卿はババアじゃない


―――――

ボンドルド「おや…?変なのが沸きましたね」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 18:46:40.68 /EjUQmLA0



97: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi

しわしわのババアならともかく、50歳越えて若くて美人なら凄いやん


99: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

アビスの呪いの影響なんやろか?


100: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

不動卿はババア!
不動卿はしわくちゃババアの老衰間近!


102: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:REG

不動卿すこ
それに比べてボボボーボ・ボーボボのドクズときたら


―――――

ボンドルド「…………!」カチャカチャカチャカチャカチャカチャ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 18:47:46.60 /EjUQmLA0



130: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Rik

なんや、急に伸びてると思ったらなにがあったんや


132: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:REG

>>130
イッチが狂った


140: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

なぁなんで誰もボンドルドって言えないんや


150: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

ここは動物園か?精神病院か?


166: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

ボンボルボ?


193: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:hab

ボルボンド?
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 18:49:41.59 /EjUQmLA0



212: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

誰かボンドルドって言ってクレメンス…


213: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nna

んなぁ…
オメェまだこんなことやってたのか…


240: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

わかった、もうワイの負けや、名前はいいから不動卿のババアトークに戻ろうや…


242: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

イッチもしつこいなぁw
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 18:50:47.89 /EjUQmLA0



245: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:OZN

まあまあ、黎明卿の名前はボンドルドで良いじゃないか

名前は大切だよ


246: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

>>245
おっ?


247: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

>>245
はーい
まぁいじるのも飽きたんで


249: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

>>245
なんやアンタ、ええ奴やな
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 19:24:35.38 /EjUQmLA0



250: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:OZN

ところで>>1に質問があるんだけどねぇ

ちょっといいかい?


251: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

>>250
おお、おお、なんでも聞いてクレメンス


254: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:OZN

あんた、なんだってそんなに不動卿の悪口を言うんだい?
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 19:25:24.65 /EjUQmLA0



256: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

>>254
不動卿はアレやで、「黎明卿は筋金入りのろくでなし」って言いふらしてるんや

おかげで協力者がなかなか集まらんのや

ワイの研究も大詰めだと言うのに!


258: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nna

>>256
んなぁ〜
ちょっと喋りすぎじゃねえか?


259: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

あとな、これは内緒なんやけどな、以前直接言われたんや

「お前の仮面は顔文字にすると卑猥だね」って
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 19:26:12.44 /EjUQmLA0



264: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

え?


267: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nna

顔文字?


269: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:OZN

ああ思い出した

(i)

これだね?


271: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:REG

ファーwwwwwwwww


272: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nna

んなぁーwwwwwwwwww
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 19:27:50.02 /EjUQmLA0



276: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nna

んなんなんなぁwwwwww

(i)
(i)
(i)

確かにそっくりだぜwwwwww


279: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

(i)
ま○こやんけ!
顔面トコシエコウまみれや


288: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

ファッ!?なんで知ってるんや!?
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/01(木) 19:29:46.59 rOtT5RwA0



299: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nna

んなぁ〜祭りじゃ祭りじゃw
(i)祭りじゃ


311: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

やめーや


315: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:REG

で、出ますよ(火葬砲)


321: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

おのれ不動卿のクソババア
覚えてろや、いつかこの恨みははらしたる


323: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:OZN

いつかなんてまだるっこしいじゃないか

こっちはとっくに>>1を特定してるんだよ


326: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

は?
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/01(木) 19:32:13.13 rOtT5RwA0



330: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:OZN

あんたがいるのは5層の前線基地だろ?

今そっちに向かっているから待ってな


333: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

え?


334: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

どういうことや


336: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

あれ?いつの間にかお師さまいなくなってる


339: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nna

イッチの憧れはここで終わりだ、ざまあみろ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 18:59:17.38 1hgHXSBA0



30: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

まぁさっきはババア呼ばわりしたけど、実際見た目若いし美人やで


31: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

>>30
マ?


33: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

>>30
ですよねですよね!


34: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:Mrr

お師さまはババアじゃないですから!


36: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi

>>34
素が出てるぞ
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/01(木) 19:33:27.79 rOtT5RwA0



350: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

ID:OZNはもしかして本物の不動卿か?


355: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:OZN

>>350
あんたも覚悟しときな


356: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:jro

ファファファのファ!?!?


359: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

え?これはいったいどういうことですか?


366: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:REG

グッバイ、イッチ
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/01(木) 19:46:00.95 rOtT5RwA0
ズズン!!!

ボンドルド「おや…?」

ドン!ドン!

グラグラ…

ボンドルド「………」

ドガッ!!

ボンドルド「っ!?」

パラパラ…

オーゼン「……」

ボンドルド「……」

オーゼン「やあ、>>1

ボンドルド「………」





ボンドルド 彡(^)(^)

オーゼン「なにわろてんねん」

終わり
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/01(木) 19:46:48.90 rOtT5RwA0
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男「憧れの帝京平成大学に入学したぞ!」学生「ようこそ」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 01:49:41.006 itY+TuXa0.net
男(ファミマのCMをきっかけに志望校にして、やっと合格することができた)

男「憧れの帝京平成大学に入学したぞ!」

学生「ようこそ」

男「あっ、先輩! よろしくお願いします!」

学生「めーん」パシッ

男「え」

学生「よかったな、新聞紙で」

男「え……?」

学生「今のが真剣だったら……君は死んでいた」

男「あっ……!」
3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 01:53:02.828 itY+TuXa0.net
男(“いついかなる時も油断しない”という、帝京魂……!)

男(ぼくはいきなり、帝京魂を忘れてしまっていた! なんという不覚!)

男「先輩!」

学生「ん」

男「洗礼を与えて下さって、ありがとうございます!」ドバァァァァァ

学生「分かってくれて嬉しいよ」
4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 01:55:39.367 itY+TuXa0.net
学生「これから入学式かい?」

男「はいっ!」

学生「入学式はあっちで行われる。さ、行ってくるがいい」

男「ありがとうございます、先輩!」

学生(これはなかなか楽しみな新入生が入ってきたな……)
5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 01:58:37.542 itY+TuXa0.net
入学式が始まった。

司会「……であるからして、君たちは選ばれた精鋭! 帝京魂を受け継ぐエリートなのであるッ!」

司会「これからの四年間、一瞬たりとも油断せず、自己を鍛え上げて欲しいッ!」

司会「続いては……学長のォォォォォ! お言葉ッ!!!」


男(学長……どんな人なんだろう)





学長「皆さん、こんにちは」ザッ
6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:01:32.924 itY+TuXa0.net
男(学長……結構若いんだな)

学長「帝京平成大学のここがスゴイッ!」

男(あっ、この声!?)

学長「学生数一万人以上!」

男(この声は――)

学長「東京と千葉県に四つのキャンパス!」

男(いつもファミマで流れてる――)

学長「創立30周年!!!」

男(あの声だッ!)
7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:02:44.366 BAdYTAP9r.net
マジかよ
10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:04:46.149 itY+TuXa0.net
学長「帝京魂ィィィィィッ!!!」


ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!






男(涙が……涙が土石流のように溢れてくるっ……! 止まらない……ッ!)
11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:07:26.219 itY+TuXa0.net
学生「入学式はどうだった?」

男「はいっ! 感動のあまり泣きすぎて、体がしわしわになってしまいました!」シワ…

学生「ふふふ……」

男「何が可笑しい!!!」

学生「いや、失敬。かつての私を見てるようでね。つい笑ってしまったのだよ」

男(先輩も……入学式で涙を流したのか……)

学生「さっそくキャンパス内を案内しよう」
12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:11:10.005 itY+TuXa0.net
男「空飛ぶリフトに、移動用のチューブに、反重力装置……」

男「まるで未来に来たようですよ!」

学生「帝京平成大学の科学力はすでに23世紀レベルといわれている」

男「へぇ〜」

男「ところで……あちこちにガタイのいい黒スーツの人がいますね。彼らは何者なんです?」


黒服「……」


学生「ああ、あれか」

男「もしかしてボディガードの方ですか?」

学生「いや……ここの学生はみな文武両道の猛者揃い、ボディガードなど必要ないさ」

学生「あれは政府の人間だ」

学生「彼らの役目はボディガードではなく、監視なのさ」

男「監視……!?」
13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:15:15.338 itY+TuXa0.net
男「なぜ、政府がこの大学を監視するんです?」

学生「帝京平成大学には一万人以上の優れた学生がいて」

学生「しかもキャンパスは東京・千葉と要地を抑えている」

学生「さらに、歴史も30周年とあまりにも古く、深く……長い」

学生「もし、仮に……仮にだ。この一万人が結集して、武装蜂起を起こしたらどうなると思う?」

男「あっ……」

男「日本など、簡単に転覆できてしまう!」

学生「その通り」コクッ
14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:16:10.957 ARGGjNXur.net
なんだこれwww
16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:17:53.757 itY+TuXa0.net
学生「もっとも……監視されてるとはいえ、彼らを恐れる必要など微塵もないがね」

学生「こんにちは」

黒服「!?」ビクッ

学生「今日もおつとめご苦労様です」

黒服「……」ガタガタガタガタガタ…



男(震えてる……! すなわち、政府の監視役より先輩の方が遥かに強いってことか!)
19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:21:12.161 itY+TuXa0.net
男「ところで……」

学生「ん?」

男「キャンパス内の至るところにファミマがありますね」

男「もう30軒ぐらい見かけましたよ」

学生「帝京平成大学はファミリーマートとは同盟を結んでいるからね」

学生「有事の際は、手を取り合うことになるだろう」

男(だからいつも、ファミマでは帝京平成大学のCMが流れてたのか……)

学生「ただし、いざとなれば我らはファミマを切るし」

学生「彼らもこちらが足手まといと判断したら切る気満々だろうがね」

男「同盟を組んでるといえど、信用しすぎてはならないってことですね」
20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:23:02.785 itY+TuXa0.net
男「わっ、キャンパス内に教習所が!」

男「受験生の時は色んな大学を見ましたけど、こんなのは初めてですよ!」

学生「大学のうちに運転免許を取っておきたいという学生は多い」

学生「そのために学長がポケットマネーで建ててくれたんだよ」

男「ワオ!」
23 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:26:12.272 itY+TuXa0.net
男「氣志團が生ライブしてる! すっげー!」

学生「彼らも同盟を組んでいるからね。毎日のようにここでライブしてるよ」

学生「私など、生で聴きすぎてもう飽きてしまった」

男「なんて贅沢な……」



学生「……とまぁ、案内はこんなところだ」

学生「後は君次第だ。帝京平成大生として恥じない大学生活を送ってくれたまえ」

男「はいっ!」
24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:26:16.977 TUYG4zq8r.net
ワオ!
25 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:30:10.813 itY+TuXa0.net
一ヶ月後――

学生「この大学には慣れてきたかい?」

男「ええ、おかげさまで」

学生「なにか成果は上げられたかな?」

男「クローンを培養し、長年謎だった数式を解き、ベストセラーになる小説を発表しました」

学生「まぁ、うちの学生としては平均的なレベルだな」

学生「ところで、慣れてきたのならサークルに入らないか?」

男「いいですけど、なんてサークルです?」

学生「“スーパーフリー”だ」

男「え!?」
26 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:32:46.849 itY+TuXa0.net
男「そ、そんな! ぼくは真面目に学生生活を送るつもりだったのに!」

男「ぼく、先輩を見損ないました!」

学生「なに勘違いしてるんだ」

学生「“スーパーフリー”ってのは、フリーマーケットのサークルさ」

男「そっちのフリー!?」
29 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:34:50.919 itY+TuXa0.net
フリーマーケット当日――

男「ふぅ〜、たくさん売れましたね!」

男「売上はどのぐらいですか?」

学生「一兆円ぐらいかな」

男「まずまずですね! 売上はどうするんですか?」

学生「もちろん、売上は全て恵まれない子供達に寄付する」

学生「“弱い立場の人には救済を与えよ”……これもまた帝京魂さ」

男「なるほど!」
30 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:36:14.204 TUYG4zq8r.net
なにを売ったんだ…
32 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:38:30.154 itY+TuXa0.net
学食――

男「学食にファミチキがあるのは嬉しいなぁ」

男「今日はスパイシーチキンを10個食おう!」モグモグ

男(……ところで、普通のファミチキよりスパイシーチキンのが安いのはなぜだろう?)

男(普通に考えれば、スパイシー分高くなるはずなのに……)

男「よし、今度の研究テーマにしてみるか」
33 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:41:21.119 itY+TuXa0.net
ある日――

学生「ぐうう……!」

男(先輩のこんな顔を見るのは初めてだ……)

男「どうしました、先輩?」

学生「まずいことになった……」

男「まずいこと……?」

学生「帝京平成大学が……なくなるかもしれん」

男「ど、どういうことです!?」
36 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:45:14.515 itY+TuXa0.net
学生「2019年に今の天皇陛下が退位なされることは知っているだろう」

男「は、はい、もちろん。あれだけニュースになったんですから」

学生「つまりだな」

学生「終わるんだよ。平成が」

男「あっ……」
38 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:46:52.958 itY+TuXa0.net
学生「元号が変われば、帝京平成大学は存在意義を失い、取り壊されてしまう」

学生「なにしろ、帝京“平成”大学なんだから……」

学生「我々を恐れる政府は、これを大義名分に嬉々として潰しにかかるだろう」

男「そんな……!」

男「だったら、同盟を組んでるファミマに応援を要請して……」

学生「無理だ」

学生「政府の言い分に正当性がある以上、ファミマも及び腰になっている」

男「くっ……!」
39 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:50:05.416 itY+TuXa0.net
男「もし大学がなくなったら、ぼくたちはどうなるんですか? 中退ってことですか?」

学生「いや……大学そのものが“なかったこと”になるのなら」

学生「我々の存在も“なかったこと”にされる可能性が高い」

学生「そうなれば、我ら一万は幽霊のような存在になってしまう……」

男「そうだ! 名前の似てる帝京大学に学生を受け入れてもらえば……!」

学生「帝京大学といえど、一万人以上の難民を受け入れる余裕はあるまい……」

男「くっ、どうすれば……!」
40 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:52:53.501 itY+TuXa0.net
男(このままじゃ、ぼくは大学生でも卒業生でも中退生でもない存在になってしまう)

男(いや、そんなことより帝京平成大学がなくなってしまうことがイヤだ!)

男(なんとかしなきゃ……!)

男(だけど、先輩もみんなも、すでに諦めムードだ……)

男(だったらぼくが……ぼくが何とかしなきゃ!!!)
41 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:55:10.055 itY+TuXa0.net
男「署名を集めるんだ!」

男「皆さん、帝京平成大学の存続運動にご協力をお願いします!」

男「お願いします!」

男「お願いしまーす!」

男「帝京平成大学はスゴイんです!!!」

男「学生数一万以上! 東京と千葉に四つのキャンパス! 創立30周年!」



――――

――
42 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 02:58:15.543 itY+TuXa0.net
やがて――

男「やった……! 50億人の署名が集まった!」

男「どうだ! これなら、元号が変わっても大学を潰すわけにはいくまい!」

政府のお偉いさん「ぐぬぬ……」

政府のお偉いさん「分かった……帝京平成大学の存続を認めよう!」

男「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!」



ワァァッ!!!
45 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 03:02:47.156 itY+TuXa0.net
学生「よくやってくれた」パチパチパチ

男「先輩!」

学生「君はやはり私が見込んだ通りの男だった」

男「ありがとうございます!」

学生「では、二人で帝京平成大学の存続を祝おう」

男「はいっ!」

二人「帝京魂ィィィィィッ!!!」





こうして、帝京平成大学の危機は救われたのであった。
46 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 03:05:54.420 itY+TuXa0.net
2287年のファミリーマート――

店内放送『帝京平成大学のここがスゴイ!』

店内放送『学生数一京人以上!』

店内放送『太陽系と銀河系に四億のキャンパス!』

店内放送『創立300周年!』

店内放送『帝京魂! 帝京平成大学!』

客「へぇ〜、俺も受けてみようかな! 帝京平成大学!」





― 完 ―
47 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 03:06:56.050 itY+TuXa0.net
この物語はフィクションです
48 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 03:08:11.838 sduqozzo0.net
何!?事実ではないのか!?
49 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 03:09:51.134 /C+wV2W0.net
平成29年の時点で創立30周年だからな
帝京平成大学の栄光にあやかろうと元号を平成にしたのはあまりにも有名
50 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 03:10:43.278 wSUNaGker.net
スケールのでかいSSだった乙
54 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 03:32:53.448 YIoyWYfj0.net
面白かった
55 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/31(水) 03:45:29.650 2j/wOnnl0.net
ファミマでこの名前聞く度にこのスレ思い出しそうだわ

女子小学生「ふーん…小学生専門の足つぼマッサージ屋さんなんかあるんだ」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 07:02:37.805 0o/Me4EBK.net
-通学路

女子小学生「うー…ブーツ履いて学校行くと足疲れる…」
ムチッ…ムチッ…

おっさん(おっ!クソ寒いのにショーパンの淫乱小学生発見!あれはレイプしても情状酌量の余地ありだろ…)
シコシコ

おっさん「こんにちは^^ お嬢ちゃん1人?」

女子小学生「誰このハゲ キモいから話しかけてこないで」
ペッ

おっさん「いい具合に生意気だね…おじちゃん興奮してきちゃった…^^」
ハァハァ

女子小学生「なに?どいてよ 警察呼ぶよ?」

おっさん「かわいい太もも丸出しにして淫乱アピールしてるけど寒くない?大丈夫??」
スリスリ

女子小学生「触んなハゲ!!死ね!!」
ゲシッ

おっさん「今時の子は学校行くのにもブーツ履くんだ^^足疲れてない?」

女子小学生「え…?ちょっと疲れてるけど…」

おっさん「最近ここに小学生専門の足つぼマッサージ屋さんができたんだ^^ よかったら行ってみない??」

女子小学生「足つぼマッサージ?楽しそー!」

おっさん「おいで^^ こっちだよ^^」

女子小学生「♪」
10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 07:08:28.726 0o/Me4EBK.net
-マッサージ屋さん

おっさん「ここに名前と住所 電話番号と好きなオナニー書こっか^^」

女子小学生「ちょっと!息臭いから顔近づけんな!殺すぞ」

おっさん「(´;ω;`)」

女子小学生「〜♪」
サラサラ

おっさん「ふぅん…愛沢姫華ちゃん…10さい…誕生日は2月18日か…かわいい名前だね^^」

女子小学生「きも 名前呼ばないでよ 早くマッサージしろ」

おっさん「そうだね^^ 横になってごらん^^」

女子小学生「こ…ここに?」

おっさん「ブーツ脱がすね^^」
ヌギヌギ

女子小学生「あっ…」
ムワッ…

おっさん(うわ…1日がんばった小学生の蒸れた足裏堪んねェ…)
ハァハァ

おっさん「^^」
クンクン

女子小学生「ひゃっ!?なんで匂い嗅いでるの!?」

おっさん「匂い嗅いだら 姫華ちゃんが どんな風に疲れてるかわかるんだ^^」
クンクン

女子小学生「え…そうなの…?」
15 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 07:16:57.920 0o/Me4EBK.net
おっさん「ん…んん〜っ…」
クンカクンカ

女子小学生「うぅ〜…鼻息が気持ち悪い…」

女子小学生(こんな一生懸命 足の裏嗅がれるの初めて…なんか恥ずかしい…)

おっさん(くそっ…足コキに最適な足裏しやがって…姫華ちゃん臭ヤバい…脳みそがやられる…!)
クンクン

女子小学生「ねぇ もういいでしょ?さっきからずっと嗅いでるんだけど…」

おっさん「あっ!ごめんね〜^^あまりにも足マンコだったから!つい…」

女子小学生「?」

おっさん「それより姫華ちゃん…だいぶ疲れてるみたいだね…匂い嗅いだだけでわかるよ…^^」

女子小学生「や…やっぱり…?私 毎日がんばってるからねー」

おっさん「これは特別コースのマッサージした方がいいね!^^」

女子小学生「と…特別コース?」
19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 07:26:20.352 0o/Me4EBK.net
女子小学生「でも私 今お金1500円しか持ってないんだけど…足りる?」

おっさん「大丈夫!今なら☆フューチャー・ヴィジョン☆を見たって言ってくれたら初回無料になるんだよ」

スマートフォン「http://blog.livedoor.jp/conbul/

女子小学生「これ私が毎日見てるブログ!ほんとに無料でいいの!?」

おっさん「もちろん^^」

女子小学生「じゃあ特別コースで!早くして!」

おっさん「オッケー^^じゃあまずは目隠しするよ^^」

女子小学生「きゃっ!?えっ…えっ?!なんで?!」

おっさん「人は視覚を封じられると 全身の神経が敏感になるからね…通常よりマッサージの効果が出やすいんだよ^^」

女子小学生「そ…そうなんだ(よくわからないけど すごそう)」

おっさん「次は手足を拘束するよ〜^^」
カシャカシャ…

女子小学生「ちょっ…ちょっと!これじゃあ動けない!」

おっさん「マッサージに集中するためだよ^^ 高級マッサージ店じゃ普通だけど…姫華ちゃんは小学生だから知らないのも仕方ないね」

女子小学生「え…し…知ってるもん!マッサージに集中するためでしょ?」

女子小学生(でも手足動かせないし何も見えないから ちょっと怖いかも…)
24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 07:36:17.473 0o/Me4EBK.net
おっさん(これであのクソ生意気な姫華ちゃんも ただの足マンコだな)
モミッ

女子小学生「ひゃっ!」

おっさん「どう?姫華ちゃん?気持ちいい??^^」
モミモミ

女子小学生「えっ…う…うん…少しだけね…少しだけ…」

おっさん「じゃあもっと強めにしようかな^^」
グリッ…グリッ…

女子小学生「んふっ!!」

おっさん「大丈夫 大丈夫!マッサージに集中してね〜^^」
グリッ…グリッ…

女子小学生「んんっ…」

おっさん(思った通り姫華ちゃんは足裏が敏感だな 足裏奴隷の素質があるね^^)

女子小学生(ヤバい…なんか体が熱くなってきた…)
ハァハァ

おっさん「ねぇ気持ちいい?^^気持ちよくないなら さらに強めにするよ?」
モ゙ミッ…モ゙ミッ…

女子小学生「あっ…もう気持ちいいからぁ…これ以上 強くしないで…」
25 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 07:46:37.560 0o/Me4EBK.net
おっさん「足裏にやらしい汗かいてるね…^^」

女子小学生「え?」

おっさん「じゃあこれから薬塗りますよ〜^^」

おっさん「^^」
ペロッ

女子小学生「きゃっ!?」

おっさん(クソッ…足の裏までやらしい姫華ちゃん味しやがって…)
ペロペロ

女子小学生「な…なんか舐められてるような気がするんだけど…」

おっさん「ん?感覚が研ぎ澄まされてる証拠だね^^ 薬塗ってるだけだから安心して^^」
ペロペロペロ

女子小学生「う…うん…」

おっさん「左足には 別のお薬塗ろっか^^」

おっさん(チンポ擦りつけてやる 足裏で妊娠しろ^^)
ペチャ…ペチャ…

女子小学生「な…なんか変な気分…」
27 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 07:56:14.031 0o/Me4EBK.net
おっさん「くっ!!」
ドピュロス

女子小学生「えっ?!」

女子小学生「なんか暖かいのが かかったんだけど…」

おっさん「ん?ああ 薬だから心配しないでね^^拭き取ろっか」
フキフキ

女子小学生「?」
ムチッ…ムチッ…

おっさん(ちくしょう…太ももからも姫華臭ヤバいな…小学生に触れる機会なんかめったにないから 今のうちに揉んでおくか)
モミッ

女子小学生「!!」

女子小学生「ちょっと太ももは…!!」

おっさん「太もも揉みほぐしとかないと 効果出ないからね^^ 姫華ちゃん知らなかったかな?^^」
モミモミ

女子小学生「は?知ってるし…常識じゃん」

おっさん「そうだよね^^ 太ももにも薬…塗っとくね^^」
ペロペロ

女子小学生「んっ!!」

おっさん(姫華ちゃんの太ももから おじちゃんの唾液の匂いが取れなくなるくらい舐めてあげるね^^)
ペロォ…
28 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 08:04:01.319 0o/Me4EBK.net
女子小学生「ね…ねぇ…太ももに薬塗りすぎじゃない…?」

おっさん「そうだね^^」

おっさん「そろそろ足裏マッサージに戻るか…」
モミッ

女子小学生「ふっ!」

おっさん「ん?ここかな…^^」
コチョコチョ

女子小学生「んひゃっ?!ちょっと!く…くすぐったい…!!」

おっさん「くすぐりは健康にいいんだよ^^」
コチョコチョコチョ

女子小学生「んひゃっ!!くひ!うひひひひ!!」
バタバタッ

おっさん「姫華ちゃんどうしたの?^^足裏くすぐられて気持ちいい?^^」
コチョコチョ

女子小学生「やめてぇ!!1回やめて!お願い!!」

おっさん「ダメダメ 1回拘束解いちゃうと薬の効果がなくなっちゃうからね^^」
コチョコチョ

女子小学生「あははははは!!」
31 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 08:09:31.081 0o/Me4EBK.net
おっさん「足の指の間も…!」
コチョコチョ

女子小学生「いぎっ?!そ…そこはやめてぇ…やはははは!!」

おっさん「それとも土踏まずかな?」
コチョコチョ

女子小学生「んきゃっ!!やっ!ひゃっ!あひゃひゃひゃ!!」

女子小学生「お願いもうやめてぇ!!本当にやめてぇ!!」

おっさん「へぇ 土踏まず弱いんだ^^ えいっ!えいっ!」
コチョコチョコチョコチョ

女子小学生「うひゃ!!うひゃひゃ!!なんでなんでぇ!!もうやめてってばぁ!!」

おっさん「ん?やめなかったらどうなるの?^^ やめなかったらどうなるの?^^」
コチョコチョコチョ

女子小学生「お願い!!お願いやめてっ!!」
バタバタッ

女子小学生「んひぃぃぃっ!!」
ジョジョジョ

おっさん「うわっ!おしっこ漏らした!!」

おっさん「あーあ 姫華ちゃん気持ちよすぎておもらしちゃった^^ 小学5年生なのに恥ずかしい^^」

女子小学生「うぅ…死ねぇ…死ねハゲぇ…」
シクシク
33 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 08:11:12.704 0o/Me4EBK.net
おっさん「でもくすぐりはやめてあげない^^」
コチョコチョ

女子小学生「やっ?!なんで?!」

おっさん「姫華ちゃんくすぐり大好き?^^」
コチョコチョコチョ

女子小学生「きゃははは!!嫌い!嫌い!嫌い〜〜〜ッ!!」

おっさん「そんなこと言ってるくせに しっかり笑ってる…くすぐられるの好きなんだね^^」
コチョコチョ

女子小学生「ち…違っ…これはおまえがくすぐるからぁ!!」

おっさん「ん?じゃあ姫華ちゃんの大好きな土踏まずやっちゃお!」
コチョコチョコチョ

女子小学生「お゙っ?!」
ビクンッ

おっさん「姫華ちゃんが気が狂う寸前まで 土踏まずくすぐりまくってあげるからね〜^^」
コチョコチョコチョコチョ

女子小学生「うひゃああああ!!あははははは!!お゙っ…お願いやめてぇっ!!」
38 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 08:18:59.984 0o/Me4EBK.net
おっさん「姫華ちゃん さっきはさんざん生意気抜かしてくれたね^^」
コチョコチョ

おっさん「お仕置き!重点的に土踏まず責めまくってあげるよ^^」
コチョコチョコチョ

女子小学生「ふぇぇ!!ふぇ!ふぇ!あひゃひゃひゃ!!」
バタバタッ

おっさん「クソ!おらっ!目隠し取ってやる!無様なアヘ顔見せろ!!」
バッ

女子小学生「ひっ…ひゃはははは!!」

女子小学生「ん゙もっ…もうやめてぇ(鼻水出てる)…」

おっさん「うわ かわいい姫華ちゃんの顔が台無しだね^^」
コチョコチョコチョコチョ

女子小学生「ひっ!ひぎっ!やめてください!!許して!許してぇ!!」

おっさん「ん?じゃあ おじちゃんの足裏奴隷になる?」

女子小学生「ふ…ふざけんなぁ…ハゲの奴隷になんか…くっ…なってたまるかぁ…」

おっさん「ふーん」
コチョコチョ

女子小学生「絶対殺してやる…!!このクソハゲ…!!許さない!!」
41 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 08:29:16.254 0o/Me4EBK.net
-7分後

女子小学生「お゙っ…奴隷になるからぁ…なんでもするからもうやめてください…」

おっさん「あきらめるの早いぞ^^指の間と土踏まず同時責めだ^^」
コチョコチョ

女子小学生「んぎぃっ!!」

女子小学生「んひゃあああ!!やめて!やめてぇ!!」
ガクガクガク

おっさん「^^」

女子小学生「これ以上は本当にヤバい!!これ以上は本当に!!」
バタバタッ

おっさん「ん?どうなっちゃうの^^ 見せて見せて〜^^」

女子小学生「くっ…くぅぅ…やだぁぁぁ…」
ブリッ

女子小学生「〜〜〜ッ」
ブリブリブリッ…

おっさん「うわ!!うんこ漏らした!!」
45 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 08:35:20.080 0o/Me4EBK.net
女子小学生「く…くそぉ…死ね…死ねぇ…」
ブルブル

おっさん「はい うんこ漏らしのくせに生意気な口きいたから もう1回こちょこちょの刑^^」
コチョコチョ

女子小学生「んひゃっ!?なんでなんで!!もうやめてってばぁ!!」

おっさん「うっわ 姫華ちゃんのうんこ臭すぎ…小学5年生でこれは ちょっと引くわ…」

女子小学生「許して…許してください…くひっ…くひひっ…あひゃっ!あひゃひゃ!!」

おっさん「うんこ漏らしてこんなに爆笑してんの姫華ちゃんくらいのもんだよ…^^ 生きてて恥ずかしくないの?^^」

女子小学生「ごめんなさいっ…ごめんなさいぃ…もうハゲって言わないから許してぇ…」
グスン

おっさん「じゃあ仲直りのキスしよっか^^」

女子小学生「は…?なんでおまえと…」

おっさん「^^」
コチョ…

女子小学生「ひっ!わ…わかったからぁ…」
ベッ

おっさん「姫華ちゃんの舌 ピンク色でかわいい〜^^」
ペロッ

女子小学生(うぅ…臭い…お願いだから早く終わって…)
シクシク
50 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 08:43:05.327 0o/Me4EBK.net
女子小学生「ハァ…ハァ…ハァ…」

女子小学生(お気に入りのショーパンだったのに…うんことおしっこまみれで最悪…もう履けない…)
グスン

おっさん「姫華ちゃん^^」

女子小学生「もういいでしょ!早くおうちに帰して!」

おっさん「ダメダメ^^ これからいっしょに映画見よっか^^」
ピッ

女子小学生「映画?!そんなの興味ないから!!」

『うひゃああああ!!あははははは!!お゙っ…お願いやめてぇっ!!』

女子小学生「え…うそ…これって…」
ブルブル

女子小学生「全部撮ってたの!?」

おっさん「そうだよ^^最初から全部ね^^」

おっさん「うわ 見てこの姫華ちゃんの顔!ヨダレと鼻水まみれ!みっともな〜い^^」

女子小学生「そんな…こんなの私じゃない…」
ガクガクガク

おっさん「これ 姫華ちゃんの学校の友達みんなに見てもらおっか^^ もちろん好きな男子とかにもね^^」

女子小学生「や…やめて!!やめて…ください…」

おっさん「じゃあこれからおじちゃんの言うことなんでも聞くんだよ?^^」

女子小学生「は…はい…」
ポロッ…ポロッ…
54 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 08:55:13.554 0o/Me4EBK.net
おっさん「おら姫華ちゃん おっぱい出せ」

女子小学生「くっ…」
ヒンニュ…

おっさん「うわ!ちっぱいちっぱい!女児おっぱい!」
チュッ

女子小学生「うぇ…きっも…」

おっさん「そんなこと言っていいのかな?^^」

女子小学生「ひ…す…すみません…」

おっさん「ああクソッ…姫華ちゃんの貧乳おっぱいにチンポ擦りつける!!喰らえッ!!」
ペチャ…ペチャ…

おっさん「うっ」
ドピュロス

女子小学生「きゃっ!!」

おっさん「ハァー…ハァー…姫華ちゃんは貧乳派か…1度でいいから巨乳小学生レイプしまくりたい…」
シコシコ

女子小学生「…!」

女子小学生「あ…あの…私の友達で とってもおっぱいおっきい友達…いるの…」

おっさん「!^^」

女子小学生「代わりにその友達連れて…来ます…だから…さっきの動画…消してください…」

おっさん「へぇ…姫華ちゃん友達売るんだ…最低だね^^ 最悪だ^^」

女子小学生「だって…だって仕方ないもん…なんで私だけ こんな目に遭うのよ…」
シクシク

おっさん「おじちゃんは かわいい小学生を奴隷にできるならそれでいいけど^^」
58 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 09:22:53.255 0o/Me4EBK.net
-次の日・聖ホーリー小学校

女子小学生「静華ちゃんおつかれ 冬の体育辛いね〜」

おとなしい子「うん…私 おっぱいおっきいからすぐ肩こっちゃうの…」
ムチッ…ムチッ…

女子小学生「!」

おとなしい子「あ…ごめんね…姫華ちゃんにイヤミ言ったわけじゃないよ?」
ボイン…

女子小学生「静華ちゃんさぁ…最近 いいマッサージ屋さんできたの知ってる?」

おとなしい子「マッサージ屋さん?」

女子小学生「うん!私の紹介なら静華ちゃん タダでマッサージしてもらえると思う!」

おとなしい子「えぇ〜 ほんと〜??」

女子小学生「うん!「友達紹介キャンペーン」っていうのがあるの!」

女子小学生「静華ちゃんは私の友達だよね」

おとなしい子「え…?う…うん…」

女子小学生「じゃあ放課後いっしょに行こ!」

おとなしい子「わーい 楽しみだなぁ♪」

女子小学生「ふふっ…」


63 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 09:27:31.460 0o/Me4EBK.net
愛沢 姫華(女子小学生)
“吸ケツ鬼”
年齢:10さい
誕生日:2月18日
おっぱいの大きさ:
必殺技:ラブラブ姫華ビーム

いつも下着と見間違えるほど短いショーパンを履いて太ももを丸出しにしている小学5年生
ダンスが得意でスマホゲームとイケメンが大好き
自分の身内とハヤトくん以外は基本的に見下しているけど ケツ穴をいじれば即アヘるので姫華ちゃんに遭遇したら試してみよう
66 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/30(火) 09:31:21.393 0o/Me4EBK.net
音無 静華(おとなしい子)
“ヴァンぱいア”
年齢:11さい
誕生日:8月1日
おっぱいの大きさ:☆☆☆
必殺技:パイズリ

小学生と思えない巨乳を持った読書が好きなおとなしい子だったが
夏休みに人気YouTuberのオフ会に参加した際に一夜にして経験人数が二桁になりビッチの血が覚醒
姫華ちゃんが好きなハヤトくんを誘惑して彼氏にし 姫華ちゃんを見下すようになった
男子におっぱいをからかわれるのが悩み

おれ「はぎゅううう!!!ママぁ~!!!」キュアエール「頑張れ頑張れ♪」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 08:17:43.853 bk4+BB+ea.net
おれ「月曜日やだよぉ…!!会社行きたくないよぉ!!」ウルウル

キュアエール「大丈夫だよ!おれくん頑張ってるし、会社の人もきっとその頑張りを評価してくれるよ♪」

おれ「じゃあお仕事行く前におちんちんぬきぬきしてくれる…?」

キュアエール「もちろん!キュアエールが頑張るおれくんの射精を応援するよ♪」
2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 08:18:31.644 bk4+BB+ea.net
キュアエール「はいシコシコ〜♪」

おれ「あっ、はきゅ、はぎゅうううっ///」ビクンッ

キュアエール「おちんちん大きくなってるね〜♪えらいえらい!」

おれ「ま、ママ…好きっ/// このままビュッビュしていい…?」

キュアエール「いいよ♪ 私の手の中にめちょっく出してね!」
5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 08:19:52.052 XQ/pnybFr.net
めちょっくって決めゼリフなの?
6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 08:20:18.486 bk4+BB+ea.net
おれ「びゅっ、びゅ!」ドピュッ

キュアエール「うんうん♪勢いがいいね。元気があってよろしい!」

おれ「まだ出るよ…にぎにぎしてぇ!」ビュルルッ

キュアエール「こうかな♪ぎゅっぎゅっ!」

おれ「はぎゅううううううっ/// ママの可愛いおててにおれの濃厚オスミルク出ちゃううっ♡」ドピュルルルルッ

キュアエール「わお♪」ベチャァッ
9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 08:21:14.103 bk4+BB+ea.net
おれ「はあはあ…ママ、ちゅ、ちゅぅしてぇ…///」

キュアエール「いいよぉ…ちゅっ♡」

おれ「///」

キュアエール「えへへ、それにしても…めちょっく凄い量だね。これだけ射精出来るなら、今日のお仕事も頑張れるね♪」

おれ「……」

おれ「やだ、お仕事行きたくない…」
11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 08:22:25.664 bk4+BB+ea.net
キュアエール「え…ど、どうして?ワガママ言っちゃダメだよぉ…?」

おれ「だって!お仕事、楽しくない…辛いことしかない…」

おれ「頑張っても誰も認めてくれないし、失敗したらすごく怒られる…」シクシク

キュアエール「そっかぁ…それじゃあ、お仕事やめちゃおっか♪」

おれ「え…?」

キュアエール「私のプリキュアとしてのお仕事で、なんとか生活していこう?」
12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 08:23:44.263 bk4+BB+ea.net
おれ「ま、ママぁぁぁぁぁ!!!」ギュッ

キュアエール「よしよし…辛かったよね…私は、いつでもおれくんの味方だから…」

おれくん「うん、うん…ごめんね。ごめんねぇ…!」ポロポロ

キュアエール「謝らなくてもいいんだよ?もう辛いことなんてないからね。我慢しなくてもいいんだからねぇ…」ダキッ

おれ「はぎゅうぅぅっ///」
18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 08:27:12.255 bk4+BB+ea.net
キュアエール「というわけで、HUGっと!プリキュア。2018年2月4日、朝8:30分からスタート!」

おれ「今度のプリキュアのテーマは、子供を守るお母さん♪」

キュアエール「おれくんのために私、めちょっく頑張るよ!フレフレおれくん!フレフレわたし♪」

2人「「みんな見てねー!」」



おわりん
28 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 08:51:04.308 RXg2iac90.net
めちゃ+すごく=めちょっく

西片「高木さんのからかいに対抗するためにムキムキになったぞ!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:33:43.50 kv/NtQHm0
西片(ふっふっふ、これなら流石の高木さんでも驚くだろう。制服パッツンパッツンだし)ムキムキ

西片(しかし、笑うことは神聖な筋肉への冒涜だ。高木さんにはどうすることもできまい、これでからかってやる!)

「やっほー、西片」

西片「あ、高木さ…」

高木「奇遇だね」ムキムキ

西片「ホワッッッッ!?」

西片(高木さん、上半身がムッキムキで服がピッチピチになってる!?)

高木「どしたの? 急に大声出して」

西片(とりあえず、大声出したことをごまかさないとまたからかわれてしまう!)

西片「ちょ、ちょっと今日の英語の予習をね…ホワッツ!!」

高木「今日、英語あったっけ?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517236423
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:34:22.41 kv/NtQHm0
西片(くそっ! まさか、高木さんまで同じ手で来るなんて!)

西片(それにしても…)

高木「〜♪」

西片(高木さん、なんでオレを見て平然としているんだ? まさか、この肉体美に気づいていないのか?)

高木「西片、なんだか今日は逞しいね」

西片「えっ!? あ、ああ」

西片(普通に褒められてしまったぞ…)

西片「高木さんも、今日は…えっと、でっかく見えるね」

高木「………」

西片(あれ? むすっとしてるぞ)

高木「西片って、そういうこと言うんだ…」

西片「あ!? いや、ちがくて! 今のは太ってるとか言いたいわけじゃなくて、その…」

高木「くくく…」

西片(あっ!)

高木「焦っちゃってー。こんなムキムキなんだし、誰でもそう言うって」

西片(くそ、結局からかわれてしまった…)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:35:09.22 kv/NtQHm0
田辺「えー、それじゃ教科書の4955ページを…」

西片(今日は一限目から田辺先生か…)

西片(高木さんがムキムキになってきたのは予想外だったけど、高木さんにとってもオレがムキムキになるのは予想外のはずだ!)

西片(どうにかして高木さんを笑わせてやる!)

高木「ねーねー西片」

西片「ん?」チラッ

高木「サイドチェスト」ムキッ

西片「ぶふっ!」

田辺「ゴラァ西片! うるさいぞ!」

西片「ひぃっ! す、すみませんっ!」

田辺「ったく、急に筋骨隆々になりやがって…」

西片(高木さんもだろ! 叱れよ!)

高木「あっはっはっは」

西片(くっそー…高木さんめ、いきなりボディビルのポージングをするなんて)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:36:43.32 kv/NtQHm0
西片(そうだ、オレだって今は筋骨隆々なんだ。このままからかわれてたら、何のための筋肉だ! オレもポージングで高木さんを笑わせてやる!)

西片(となると、高木さんのやったサイドチェストじゃ駄目だな。ここは…)

西片「ダブルバイセップス」ムキッ

高木「………」

西片「あ、あれ? ラ、ラットスプレッド」グッ

高木「うーん…座ったまんまだと、あんまり見栄えよくないね」

西片(はっ、確かに! ダブルバイセップスもラットスプレッドも正面からの肉体美を見せるポーズ! 横向きじゃ威力半減か)

西片(なら、机の上で登って)ガタッ

西片「ダブルバイセップス!!」ムキッ

田辺「授業中に何やってんだ西片ァ! ここはボディビル選手権会場じゃねぇんだぞォ!」

西片「ひぇぇっ、ごめんなさいーっ!!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:37:25.09 kv/NtQHm0
西片「はぁーっ…」

高木「こってり叱られたねー」

西片(ぐぬぬ…結局いつも通り高木さんにペースを握られてしまってる…)

高木「さーて、お昼にしよっと」

西片(お昼…そうだ、おもむろにリンゴを握りつぶしてジュースにして直に飲んでやろう! これは絶対に面白いぞ!)

高木「いただきます」パカッ

西片「ん!?」

西片(高木さん、弁当箱の中に何も入ってないぞ!? どういうことだ?)

西片「それ、空っぽだけど…」

高木「今減量中だから」

西片(減量中!? 忘れたわけじゃないのか!? じゃあなんで弁当箱だけ持ってきてんの!?)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:39:08.77 kv/NtQHm0
高木「西片はお昼どうすんの?」

西片「えっ? ああ、減量ってわけじゃないけど、オレも軽く済ませようかなって…軽くね」ヒョイ

西片(ふっふっふ、このリンゴを粉々にしてやるぞ)

ググッ…

西片(あ、あれ? 砕けないな…見た目ばかり気にして握力を鍛えるのを疎かにしてしまったか…)

西片「あっ」ズルッ

西片(まずい、リンゴが指から滑ってしまった!)

高木「っと」パシッ

西片「あ…」

高木「なにやってんの、西片ー?」

西片「あ、ありがとう…」

シャリッ

西片「え」

高木「お礼に一口もらうね。はい」スッ

西片「う、うん…」パシ

西片(た、高木さんが口をつけたリンゴ…)

高木「さーて、お昼食べよっと」カパッ

西片(二重底!? 半分だけ入ってて、減量中ってそういうことか!?)

高木「西片は食べないの? リンゴ」

西片「え、えーと…」

西片(ど、どうする…オレ…?)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:41:12.44 kv/NtQHm0
ぐぎゅるるるるる…

西片「うぅ…」

西片(結局一口も食べられず空腹のまま放課後になってしまった…くそっ、高木さんめ!)

高木「それにしても、今日は暑いなぁ」

西片「あ、ああ、そうだね」

高木「もう、脱いじゃおっかな」

西片「えっ?」

しゅるっ

西片「だ、駄目だ高木さん! 女の子がこんなところで肉体美を見せつけたら…!」

高木「よいしょ」カパッ

西片「え」

高木「ふぅ、涼しい」

西片(こ、これは…肉じゅばん!? 中は普通の制服…)

西片(高木さんの筋肉は偽物だったのか!?)

西片(考えてみれば、人がいきなり筋骨隆々になるわけがない!)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:43:12.41 kv/NtQHm0
高木「西片は暑くないの?」

西片「え、いや? 別に…」

高木「本当に? 汗とかかいてるんじゃないの?」

西片「あ、ああー…どうかなー…」

西片(高木さんのからかいで汗はかきまくってるけど…それがバレたら恥ずかしいぞ…)

高木「ね、拭いてあげよっか」

西片「い、いいよ別に!」

西片(これは、からかいとかバレるとか関係なく恥ずかしい! みんなに見られてしまう!)

高木「遠慮しなくていいって」スッ

西片「ああっ…!」

キュッ…

高木「あれ…え…」スッ

西片「え?」

西片(高木さんは何かに気づいた様子で、ハンカチで拭く手を引っ込めた)

高木「…本物…?」

西片「う、うん…」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:43:47.09 kv/NtQHm0
西片(高木さんは、オレの筋肉も肉じゅばんだと思ってたらしい。本物と知って、ドン引きしていた…)

西片(ある意味、高木さんをからかうことには成功したのかもしれない。けど、同時にオレは大切な何かを失ってしまった…)

終わり
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/29(月) 23:56:58.38 HazhibyH0
何やろうとしても勝てんな西片はww

男「唐揚げに絶対レモン汁かけるマンがやってきたぞぉぉぉ!」唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォォォォォ!」


1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:37:59.349 7kKP22/K0.net
―居酒屋―

課長「じゃ、乾杯しようか」

体育会系「オッス!」

後輩「はい!」

女「は〜い!」

男「……」グビグビ

女「ちょっとちょっと! 飲むの早すぎ!」

体育会系「お前はいつも早いっつうの!」

男「す、すみません……」
4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:40:40.376 7kKP22/K0.net
課長「ところで、例のプロジェクトは進んでいるかね? 商品は決まったかね?」

男「それがまだ……」

課長「いつも決断の早い君らしくないじゃないか」

男「申し訳ありません……」

男「いくつか案はあるのですが、どれもピンと来なくて……」

女「まあまあ! じっくりやりましょ! 焦ってもろくなことないわよ!」

男「うん……」
6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:42:17.803 7kKP22/K0.net
店員「唐揚げ、お持ちしましたー!」ドンッ

男「ありがとうございます!」

課長「じゃあ、料理も来たし、改めて乾杯しよう!」

カンパーイッ! カチンッ

後輩「じゃあ僕が皆さんの皿におかずをよそいます」

体育会系「おお、悪いな。唐揚げ多めに頼むぜ」

女「私はサラダ多めにしてね!」

男「!」ゾクッ

男(――殺気!?)
8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:43:45.688 7kKP22/K0.net
男「あ、あれは……!」





唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「……」ゴゴゴゴゴ…
9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:44:54.517 OnUcGloor.net
名前なげえw
10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:45:01.631 K3OopYBya.net
13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:46:15.415 7kKP22/K0.net
異様な光景であった……。


居酒屋に入ってきたその侵入者は、190cmを超える長身であった。

髪は短髪、鼻は西洋人のように高く、唇はぶ厚い。

胸板は岩のように盛り上がっており、まとう雰囲気は肉食獣のそれである。

そして、なにより特筆すべきはその両手。

侵入者は両手にレモンを持っているのだ。


これこそが、彼が『唐揚げに絶対レモン汁かけるマン』と呼ばれるゆえんである。
14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:49:19.752 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「……」

店員「お客様、困ります! すぐ出ていって――」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモッ!」ブシュッ

店員「ぐぎゃあああああっ!」

店員「目に、目にレモン汁がぁぁぁっ!」ゴロゴロ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……」ズシンズシン…



男(こっちに来やがった! 狙いは……唐揚げか!)

男「唐揚げに絶対レモン汁かけるマンがやってきたぞぉぉぉ!!!」
16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:51:05.893 7kKP22/K0.net
後輩「なんですか、あの人? 帰ってもらいましょう」

男「よせ、うかつに近づくな!」

後輩「大丈夫ですよ。きっと話せば分かってくれます」スタスタ

後輩「お願いします、帰ってくだ」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォッ!」ブシュゥッ

後輩「ぎゃああああああっ!」ゴロゴロ

男(後輩……! 新人ゆえの社会経験の少なさが仇になったか!)
19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:54:19.971 7kKP22/K0.net
体育会系「こうなったらオレの出番だ!」パキポキ…

男「先輩!」

体育会系「任せときな! あんなヤツに負けやしねえ!」ズイッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……」ジリ…



男(うう……すごい迫力だ。先輩も身長でかいし……)

女(まるで二頭の怪獣が睨みあってるようだわ……)

課長(どっちが先に仕掛ける……!?)
20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:56:28.075 7kKP22/K0.net
体育会系「いくぜえっ!」ダッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモッ!」ブシュッ

体育会系「おっと!」サッ

男「やった、かわした!」

体育会系「ボディが……ガラ空きだぜぇ!」グオッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「!」



グシャアッ!!!
23 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 02:59:13.246 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……」ニヤ…

体育会系(効いてねえ!? しかも今の感触……)

体育会系「こいつ……服の下にもレモンを!?」

男「まずい、先輩よけてええええ!!!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォォォォッ!」ブシュゥゥゥゥゥ

体育会系「ぐぎゃああああっ! オレが潰したレモンが汁を噴いた!」

体育会系「目がっ! 目がしみるぅぅぅぅぅ!」ゴロゴロ

男(やられた……! レモンは両手だけじゃなかったのか……!)
24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:01:51.187 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ、レモ、レモ」ズシンズシン…

男「く、くそっ……!」

課長「このままではかけられてしまう……!」

女「私に任せて!」

女「うっふぅ〜ん」ヌギッ…

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ?」



男(わりと美人の女さんの色仕掛け! 意外に効果あるかも……)
26 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:03:34.446 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモッ!」ブシュゥゥゥゥゥッ

女「んぎゃああああああっ!」

女「やだ、濡れちゃった……」ビッショリ…



男「ダメか……! 色仕掛けには、汁で対抗ってか!」

課長「うまい、座布団一枚!」
30 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:06:30.305 7kKP22/K0.net
課長「かくなる上は……私がやろう」スッ

男「課長!」

課長「若い頃はよくこういう悪党を退治してきたものさ」

課長「コォォォォ……」

課長「コォォォォォォォォ……呼ッ!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……!」ビクッ

男「おおっ……唐揚げに絶対レモン汁かけるマンが初めて後退した!」

男(これは……イケるのでは!?)
32 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:08:35.968 7kKP22/K0.net
課長「やられたよ……」ガクッ





男「課長ォォォォォッ!!!」
33 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:09:32.075 mwsiXsXcr.net
無茶しやがって
35 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:10:08.044 SynUyvZb0.net
もっと描写うつしてあげろよ…
38 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:12:08.167 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……」ズイッ

男「ここまでか……」

男(俺じゃ唐揚げに絶対レモン汁かけるマンに絶対勝てないことは分かりきってる)

男(もはや俺たちの唐揚げは、レモン汁をかけられる運命なのか……!)

男(レモン汁をかけられず、唐揚げを食う方法……なにかないか!?)

男「そうか、まだ手は残っている!」
39 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:14:24.262 7kKP22/K0.net
男「かけられる前に唐揚げを全部食えばいい!」パクッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモッ!?」

男「うおおおおおおっ!」バクバク

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォォォッ!」

男(無駄だ! 俺は早さが取り柄なんだ!)バクバクバク

男(むろん、食う早さでもな!)バクバクバクバクバク
41 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:17:06.861 7kKP22/K0.net
男「食い終わった……」ゲフッ…

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモ……ッ!」

男「さぁ、かけてみろよ! 唐揚げにレモン汁を!」

男「かけられるわけないよなぁ!? さぁ、どうする!? なんなら吐き出してやろうか!?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「レモォ……!」ガクッ

男(や、やった……のか……!?)
43 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:20:16.557 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「私の……負けだ」

男「!?」ギョッ

男(こいつ、喋れるのか……)

男「なぜ、こんなことをした? なぜ、唐揚げにレモン汁をかけるようになったんだ?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「……一言では説明できない」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「明日、皆さんお暇なら時間を頂けないだろうか」

男「えーっと……明日は休日だけど……」
44 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:21:34.082 QYleI7ear.net
シャベッタアアアアア
45 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:22:36.661 7kKP22/K0.net
男「どうする?」

後輩「僕は構いませんよ」

体育会系「オレもいいぜ!」

女「私もー!」

課長「私もかまわんよ。家にいても女房の掃除の邪魔になるしな」

男「いいって」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「ありがたい……!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「では明朝6時に、この近くの駅に集合して下さい」
46 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:25:30.940 7kKP22/K0.net
翌朝――

―駅前―

ブロロロロロ… キキッ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「皆さん、お待たせしました」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「では参りましょう。皆さん、この車にどうぞ」

男(結構いい車じゃん)

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「皆さん、乗りましたね?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「では出発いたしましょう」

ブロロロロロ…
47 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:27:41.565 7kKP22/K0.net
ブロロロロロ…

男(一体どこに連れていかれるんだ……?)

体育会系(まともに喋ることに安心して、ついてきちまったけど)

女(これって結構ヤバイんじゃない……? 拉致されてるようなもんじゃない!)

後輩(ああ……入社一年目でこんな目にあうなんて……)

課長(息子よ、万一のことがあったら母さんを頼んだぞ……!)

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「……」
49 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:30:23.157 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「到着しました」キキッ

男「ここは……!」

女「わぁっ、レモンがいっぱい!」

体育会系「まるで農園じゃねえか!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「はい、ここはレモン農園です」

男「ってことは、あんたの正体は――」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「はい、私はレモン農家なのです」
50 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:31:32.374 QYleI7ear.net
!?
52 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:33:30.876 7kKP22/K0.net
―レモン農園―

体育会系「オレ、レモンの木なんて初めて見たぜ!」

女「ホント! 写真撮っちゃお!」パシャパシャ

後輩「うわぁ〜……すごいや」

課長「いい眺めだねえ。見てるだけでビタミン補給できるようだ」

男「見た感じ、立派な農園なんだけど……」

男「なんであんたは“唐揚げに絶対レモン汁かけるマン”なんかになってしまったんだ?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「はい……」
53 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:35:38.789 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「私はレモンが大好きで、レモン農家を始めたのですが」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「やはり他の柑橘類に比べると、レモンは日本で馴染みがなく」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「なかなか売れず、厳しい生活を送っていました」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「しかしそれでも、なんとかやってきたんです」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「そんな時――」
56 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:39:43.782 7kKP22/K0.net
〜回想〜

通行人A『お、こんなとこにレモン農家があるぜ!』

通行人B『レモンといや、飲み会とかで唐揚げにレモン汁かける奴、ありゃ最低だよな!』

通行人A『ああ、最低だ!』

通行人B『唐揚げという極上の食い物に、小便をひっかけるようなもんだよな!』

通行人A『まったくだ。レモンなんて酸っぱいだけでなんの役にも立たねえ!』

通行人B『そうだ、せっかくだから小便ひっかけていこうぜ!』ジョロロロロ…

通行人A『いいね〜』ジョロロロロ…


レモン農家『……っ!』





唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「この光景を目の当たりにした私は、頭に血が上ってしまい――」
58 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:42:01.917 7kKP22/K0.net
レモン農家『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!』

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン『レモォォォォォッ!!!』シャキ-ン


通行人A『うわっ、なんだありゃ!?』

通行人B『両手にレモン持ってやがる!』


ギャァァァァァ… メガァァァァァ…





唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「“唐揚げに絶対レモン汁かけるマン”となってしまったのです……」
60 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:45:33.736 7kKP22/K0.net
唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「それからの私は、我を忘れて日本全国を東奔西走し」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「唐揚げにレモン汁をかけ続けました」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「やがて、都市伝説に出てくる“怪人”のような存在になっていたのです」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「もしあなたに止められなければ、ずっとあのままだったでしょう」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「本当に感謝しています」

男「そりゃどうも……」

男「で、これからどうするんです?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「いさぎよくレモン農園を閉鎖しようと思います」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「これ以上続けていても、レモンは売れないでしょうし」

男「そうですか……」
61 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:47:48.030 7kKP22/K0.net
女「あのぉ〜……お願いがあるんですけど」

体育会系「よかったらレモンを食べさせてもらってもいいか?」

男(真面目な話をしてる時に……)

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「あ、どうぞどうぞ!」

女「じゃ、いただきます!」シャクッ

体育会系「いただきます!」ガブッ

後輩「じゃあ僕も……」ガブ

課長「私も……」ガブ

男(レモン生かじりはヤバイでしょ……顔がしわくちゃになっちゃうって)
62 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:50:24.547 7kKP22/K0.net
体育会系「ん〜……うめえ!」

女「おいしい! おいしいわ! ヨダレ止まらない!」

後輩「酸っぱいけど、癖になる酸っぱさです!」

課長「うむ、これはいい! お土産に持って帰ろう!」

男(え、マジ……)

男「じゃあ俺も……」ガブッ

男「!!!」ビビビッ

男「おお……これはうまい! 酸っぱいのに、酸っぱいのに……食欲が止まらねえええ!」ゾブゾブ

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「ありがとうございます……」

男(あっ、そうだ!)
63 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:54:29.537 7kKP22/K0.net
男「唐揚げに絶対レモン汁かけるマンさん!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「は、はい?」

男「このレモン……我が社に売って下さい!」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「へ?」

男「実は俺……俺たち、飲料メーカーの社員なんです」

男「それで今、『スカッとさわやかドリンク』ってプロジェクトを進めてたんですけど」

男「このレモンならきっと、極上の“レモネード”が作れる!」
64 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:56:24.891 7kKP22/K0.net
課長「おおっ、なるほど!」

女「いいかもしれない!」

体育会系「このレモンで作れば絶対売れるぜ!」

後輩「さすが先輩!」



男「いかがでしょう?」

唐揚げに絶対レモン汁かけるマン「ぜひ……よろしくお願いします!」シュゥゥゥゥゥ…

レモン農家「おお……元の体に戻れた!」シャキーン

男「よかったですね!」
65 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:57:27.791 MqdVNI1Sr.net
まさかのいい話
66 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 03:59:07.215 7kKP22/K0.net
男(こうして発売されたレモネードは、売れに売れて、うちの社を代表するヒット商品になった)


女子高生「このレモネード超おいしいよね〜!」

高校生「ああ、疲れた時に飲むとスカッとするぜ!」

女子高生「きっとレモンが超いいんだろうね〜!」

高校生「レモンってすげえんだな……」


男(もうレモンをバカにする者は誰もいない)

男(これでもう、二度と『唐揚げに絶対レモン汁かけるマン』が現れることがないだろう)

男(だが――)
67 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 04:02:47.392 7kKP22/K0.net
男「……」グビグビ…

男「ぷはっ! うちの社のレモネードを飲みながら、食う唐揚げはうまい!」

男「おかげで早食いする癖はなかなか直らないけど……」

テレビ『ここで7時のニュースです』

テレビ『都内の居酒屋に“焼き鳥を絶対串から外すマン”が現れ、多数の被害が――』

男「……」

男(世の中はまだまだこういう“怪人”がいるんだ……)

男(彼らもいつか救われて、元の人間に戻れるといいが――)







おわり
72 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/01/29(月) 04:07:18.058 MqdVNI1Sr.net

世の中には怪人が多すぎる

ジータ「不死の使命ですか」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:23:35.71 VSHrfwkp0
グラブル×ダークソウル

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517059415
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:24:33.37 VSHrfwkp0
古い時代

空はまだ分かたれず、雲に覆われ

灰色の島と大樹と、朽ちぬ古竜ばかりがあった
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:25:20.93 VSHrfwkp0
だが、いつかはじめての火がおこり

火と共に差異がもたらされた

熱と冷たさと、生と死と、そして光と闇と

そして、闇より生まれた幾匹かが火に惹かれ、王のソウルを見出した
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:27:26.53 VSHrfwkp0
始まりの星晶獣、リッチ

薔薇の魔女と、混沌の娘たち

蒼穹の光の王グラァンと、彼の騎空士たち

そして、誰も知らぬ小人

それらは王の力を得、古竜に戦いを挑んだ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:28:18.86 VSHrfwkp0
グラァンの雷が、岩のウロコを貫き

魔女の薔薇は嵐となり

死の瘴気がリッチによって解き放たれた

そして、元を辿れば竜ではない黒竜、バハムートの裏切りにより、遂に古竜は敗れた

火の時代のはじまりだ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:29:32.05 VSHrfwkp0
だが、やがて火は消え、暗闇だけが残る

今や、火はまさに消えかけ

人の世には届かず、夜ばかりが続き

人の中に、呪われたダークリングが現れはじめていた…
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:30:24.12 VSHrfwkp0
そうさね

ダークリングは呪われた不死の証

だからこの島では

不死はすべて捕らえられ、北に送られ世界の終わりまで、牢に入る





お前もそうなるんだよ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:32:15.78 VSHrfwkp0
―北の不老院―
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:35:23.49 VSHrfwkp0
ポチャン...

鼠「チュイチュイ」

ジータ「……」

ジータ(…もうどのくらいの時間が経ったんだろう)

ジータ(少なくとも数年は経ってそうだ…)

ジータ(食事も無ければ牢には窓もないから景色もない)

ジータ(なにもない)

ジータ(いつになったら世界は終わってくれのだろう…)

ジータ(……)

キィ......

ジータ「…?」

ドサッ...

亡者「」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:36:53.48 VSHrfwkp0
ジータ「!」バッ

騎士「……」

ジータ「……」

騎士「……」クルッ

スタスタスタ...

ジータ「…あの騎士はなんだったんだろ」

亡者「」キラッ

ジータ「あっ…、鍵…」

チャラッ......

ジータ「これを使えば牢から出られるのかな」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:37:40.69 VSHrfwkp0
キィ...

ジータ「出られた」

亡者A「」ガリガリ......

ジータ「でもどうしよう」

亡者B「」ユラユラ......

ジータ「…出口でも探そうかな」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:39:29.79 VSHrfwkp0
キラリンッ

ジータ「あ、ナイフだ」

チャキン

ジータ「お守り程度にはなってくれるかな」

ドスン...、ドスン...

ジータ「…」

ジータ「隣の鉄格子を跨いだ先のホールに凄い大きな化物がいる…」

ドスン...、ドスン...

ジータ「まさか…、ね?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:42:39.66 VSHrfwkp0
カツン、カツン

ジータ「よいしょっと…」

カツン、カツン

ジータ「さっきの騎士さんも上から亡者を落としてたし、多分上が出口のはず…」

カツン、カッ

ジータ「開けた場所に…」

空「コンニチハ」

ジータ「…外だ。久しぶりの」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:44:00.03 VSHrfwkp0
キョロキョロ

ジータ「剣みたいなのが刺さってる…。貰っておこうかな」

ガシッ

ボウッ!

ジータ「うわっ!?触れた瞬間燃えた…」

ジータ「…熱いけどなんだか癒されるなぁ…」

篝火「」メラメラ...

ジータ「ちょっとこれは貰えそうにないかな」

篝火「」メラメラ...

ジータ「…よし、先に進もう」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 22:50:19.13 VSHrfwkp0
扉「」ズーン...

ジータ「この大きな扉が出口かな」

ジータ「せーのっ…、と」

ギィッ

ジータ「…大きなホールにでた」

...ドスン...、ドスン...

ジータ「下から足音がするけど、多分さっきの化け物だよね」

奥の扉「」ズーン...

ジータ「雰囲気的にもあれが出口かな」

タッタッタッ...

ズーンッ!

ジータ「!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:01:47.80 VSHrfwkp0
不老院のデーモンLv20「グオオオオッ!」

ジータ「っ!下のと似てるやつっ」

不老院のデーモン「!」ブンッ

ドゴンッ!

ジータ「当たったら死んじゃうかな」クルンッ

ジータ「えいっ」

ザクッ

400

ジータ「やっぱり?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:05:29.20 VSHrfwkp0
不老院のデーモン「!」ブンッ

ドゴンッ!

ジータ「一旦状況立て直したいな」ピョンッ

鉄格子の扉「やあ」

ジータ「…行くしか無いよね」ダッ

ガシャンッ

ドゴンッ!

不老院のデーモン「グオオオオオッ!」

ジータ「セーフ」

パンパンッ

ジータ「さて、武器とか探そうか」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:14:59.27 VSHrfwkp0
篝火「」

ジータ「ここにもさっきの剣が…」

スッ

ボウッ!

ジータ「やっぱりそうだよね」

篝火「」メラメラ...

ジータ「あっちにしか道は無さそうだし行ってみようか」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:16:04.25 VSHrfwkp0
ピュインッ

ジータ「うおっと!」

弓亡者「」ギュイッ

ピュッ

ジータ「随分と攻撃的だなぁ…」ヒョイッ

亡者「」キラリンッ

ジータ「盾ゲット」

ピュインッ

ジータ「せいっ」

ガキンッ

ジータ「おお、これなら防げる」

弓亡者「」スタスタ...

ジータ「あ、待て」ダッ

亡者「」キラリンッ

ジータ「おっ、剣もゲット」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 23:23:44.26 VSHrfwkp0
ジータ「せいっ」

ザンッ

2000

弓亡者「」

ジータ「この剣強い」

ジータ「で、ここは何処かな」

スタスタ...

ジータ「さっきの化物ホール前の開けた場所の上か」

ジータ「飛び降りても下に行けそうだし、もう少しここを探索してから降りようかな」

キョロキョロ

歪んだ鉄格子の扉「」

ジータ「歪んで開けられないか…、ん?」

騎士「……」

ジータ「さっきの騎士さんだ。休んでるのかな」

ガチャガチャ...

ジータ「お礼も言いたいし、他にこの部屋に入れる方法探さなきゃ」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:03:54.17 dsQygRbx0
ジータ「お、更に上に続く階段と下に続く階段が」

ジータ「…上かな」

スタスタ...

ゴロゴロ...!

ジータ「上から鉄球!」ピョンッ

ドカンッ!

ジータ「危なかった…。頭打ったけど」ヒリヒリ

剣亡者「」テッテッテッ

ジータ「このやろ」

ザクザンッ!

剣亡者「グエェ…」

ジータ「全く…」

壁の穴「よっ」

ジータ「さっきの鉄球で部屋へ入れるようになってる…。行こう」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:05:04.91 dsQygRbx0
ジータ「お邪魔します」

騎士「……」

ジータ「あっ、騎士さん」

騎士「…おお、君は亡者ではないんだな…」

ジータ「まだピッチピチの15歳でした」

騎士「よかった…」

ジータ「私もまた会えてよかったです」

騎士「私は、もうダメだ…」

ジータ「えっ、」

騎士「もうすぐ死ぬ。死ねばもう、正気が保てない」

ジータ「そうなんですか」

ジータ(休んでたんじゃなくて動けなかったのか)

騎士「だから君に、願いがある…」

ジータ「?」

騎士「同じ不死の身だ…、観念して、聞いてくれ…」

ジータ「構いませんが」

ジータ(にしても金髪ブロンドの綺麗な人だなぁ)
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:06:33.72 dsQygRbx0
騎士「恥ずかしい話だが、願いは、私の使命だ…」

騎士「それを見知らずの君に、託したい…」

ジータ「内容にもよりますが」

騎士「…私の家に伝わっている、不死とは、使命の印である、と…」

ジータ「使命の印?」

騎士「その印、現れし者は…、不老院から古い王たちの地にいたり…」

ジータ「ほうほう」

騎士「目覚ましの鐘を鳴らし、不死の使命を知れ、と…」

ジータ「使命自体は不明なんですね」

騎士「聞いてくれてありがとう…。これで…、希望をもって死ねる…」

ジータ「どういたしまして」

ジータ(どうしよっか。外に出れるのも怪しいところなんだけど)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:07:52.15 dsQygRbx0
騎士「…ああ、それと、これは君が持って行ってくれ…」

瓶?「」

ジータ「これは…」

騎士「…不死者の宝、エスト瓶だ」

ジータ「どうも」

ジータ(エーテル臭いなぁ)

騎士「それとこれも…」

鍵「」

ジータ「ありがとうございます」

騎士「では、…もう、さよならだ…」

ジータ「……」

騎士「…死んだ後、君を襲いたくはない…、行ってくれ」

ジータ「…分かりました」

騎士「ありがとう…」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:09:52.99 dsQygRbx0
ジータ「あ、最後に1つ教えて貰ってもいいですか?」

騎士「…?」

ジータ「貴女のお名前を…」

騎士「そう言えば名乗ってなかったな…」

ジータ「差し支えなければ」

騎士「私の名はカタリナだ…」

ジータ「カタリナさん、ですか。分かりました、カタリナさん。私に出来る範囲で良ければ貴女の願い私が叶えてきます」

カタリナ「本当にありがとう…、すまない…、もう1つお願いを聞いて貰ってもいいか…?」

ジータ「なんでしょうか」

カタリナ「もし、道中に蒼い髪の少女に出会ったら…、こう伝えてくれ…。『すまない、たどり着けなかった』と」

ジータ「…はい、伝えておきます」クルッ

スタスタスタ...

カタリナ「…君の旅路に空の加護があらんことを…」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:29:37.12 dsQygRbx0
ジータ「お役立ちアイテムも貰っちゃったし、ここはいっちょ頑張ってみますか」

タッタッタッ

ジータ「取り敢えず上の階段を登ってみようかな」

鉄格子の扉「へい」

ジータ「鍵かかってる…」

ジータ「!」

ジータ「さっきのってワンチャン…」

ガチャガチャ

キィ...

ジータ「開いた。ありがとうカタリナさん」

剣亡者「グエェ」

弓亡者「グエェ」

ジータ「うるさい」

ザクッザクッ

「「グエェ…」」

ジータ「なんだかいけそうな気がする」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:31:05.29 dsQygRbx0
ズシン...、ズシン...

不老院のデーモン「……」

ジータ「さっきとは反対側だけど、ちょうどアレの真上だね」

ズシン...、ズシン...

ジータ「上から飛切り出来そう…」

ジータ「……」

ジータ「行こっか。ほぼ死んでるようなものだし、1、2回死んでもセーフでしょ」ダッ

ピョンッ!

不老院のデーモン「!」

ジータ「奥義!万結一閃!」

ザンッ!

10000

不老院のデーモン「グオオオオオ...!」

ジータ「おお、本当に勝てそうな気がする」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:31:59.48 dsQygRbx0
不老院のデーモン「グオオオオオッ!」ブンッ

ドゴンッ

ガキンッ!

ジータ「っと、一応防げるね」

不老院のデーモン「!」

ジータ「でもあまりここにはもう長居したくないから…」ダッ

不老院のデーモン「グオオオオオッ!」ズシンズシン

ジータ「そりゃっ」ピョンッ

不老院のデーモン「!?」

ジータ「背後とったり」ザクッ

不老院のデーモン「グオオオオオッ!!」クルンッ

ジータ「もういっちょ」ピョンッ

ザクッ

不老院のデーモン「グオオオオオッ!?」

ジータ「これで終わり!」

ザシュッ!

不老院のデーモン「グオオオオオ…」

シュオーン...

ジータ「勝てた」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:52:21.65 dsQygRbx0
奥の扉「マッテタヨ」

ジータ「せいっ、と」

ギイッ

バタンッ

ジータ「おおっ!建物外だ」

ビュオオオオ...

ジータ「でも既に崖近く」

キョロキョロ

ジータ「…この島って狭い?」

スタスタ...

ジータ「取り敢えず丘?の上に登ってみようか」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:53:00.61 dsQygRbx0
スタスタスタ...

ピタッ

ジータ「ダメだ、既に足元が既に断崖絶壁」

ビュオオオオ...

ジータ「外でた所で意味なかったってことかなぁ…。はあ、」

ビュオオオオ...!

ジータ「ん?」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 00:53:46.85 dsQygRbx0

けれでも、古い伝承によれば

ごく稀に選ばれし不死だけが