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カテゴリー [ グリマス ]

  • 【ミリマス】音無小鳥「妹美奈子ちゃんの可能性?」 [2018年01月15日]
  • エミリースチュアート「大和撫子のお願い」 [2018年01月13日]
  • ミリP「よし、千早と初詣に行くぞ!」 [2018年01月06日]
  • 【ミリマス】琴葉「プロデューサーとイチャコラしたい」 [2018年01月05日]
  • ミリP「方言って可愛いよな」【ミリマスSS 】 [2018年01月03日]
  • 【ミリマスR-18】ロコ「あ、あの〜……アンナ……?」 [2018年01月02日]
  • 【ミリマス】横山家の事情 [2017年12月31日]
  • 【ミリマス】P「琴葉お姉ちゃんに甘えたい」 [2017年12月31日]
  • 桃子「私のサンタさん」 [2017年12月27日]
  • 【ミリマス】我が恋の運命に応えてあなたっ♪ [2017年12月24日]
  • 【ミリマス】紬「三姉妹カフェの次女……?」 [2017年12月24日]
  • 【ミリマス】育「戦いの終わり」 [2017年12月19日]
  • 【モバマス】芳乃「ヨークチーズでしてー」 [2017年12月19日]
  • 【ミリマス】杏奈「ロコが可愛くてたまらない」 [2017年12月15日]

【ミリマス】音無小鳥「妹美奈子ちゃんの可能性?」


1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 00:39:09.33 bqoEDNy10
〇月〇日

きょうはお外でおともだちといっしょにあそんだ。

とてもいい天気だったので、公園でみんなでだるまさんがころんだをした。

おに役はモモコがいちばんうまくて、みんなをたくさんつかまえた。

たくさんあそんでいたらいつのまにか夕方になっていて、私もみんなもお母さんといっしょにかえった。

あしたもいっぱい遊びたいなあ。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510241949
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 00:39:39.39 bqoEDNy10
 ―――
  ――
   ―
    

「アイツいつも一人だよな」

「来たと思ったらすぐに帰っちゃうし」

「話したことないから何考えてるかわかんないよね」

「いつもテレビでみるけど雰囲気ぜんぜんちがわない?」

「あ、それよりも昨日のさ―」

「……」ピロリン

「……」

「……」スッスタスタスタ

ガラガラ

「――」ガヤガヤ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 00:40:27.07 bqoEDNy10
〇月△日

きょうのお父さんはおかしかった。

だってメガネを頭につけながら「メガネメガネ…」って探してるんだもん。

なんだかおかしくなってモモコ、笑っちゃった。

お母さんとお兄ちゃんもくすくすわらっていて、何のことだか分かっていないお父さんが余計に面白かった。

ちなみにあとでこっそりとお母さんがお父さんに教えてあげていた。

お父さんとお母さんは今日もなかよしです
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 00:40:52.72 bqoEDNy10
 ――――
  ―――
   ――

「だからあなたはいつもいつも―」

「俺だっていろいろあるんだよ!だいたいお前こそ―」

「結局あなたは自分が一番大事なだけなんじゃない」

「お前こそ俺の気持ちを考えたことあるのかよ」

「あなたはあの子の将来を考えたことが―」

「父さん、母さん、もうやめようよ……」

「……」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 00:48:27.90 bqoEDNy10
11月6日

今日は桃子のバースデーライブ!みんなといっしょにたくさん歌って踊った!
劇場は満員。お客さんもとっても盛り上がってて、会場全体がすごい熱気につつまれていた。

桃子の誕生日をこんなにたくさんの人が祝ってくれるのは初めてですっごくうれしかった。

なかでも今日一番うれしかったのが、お父さんとお母さん、お兄ちゃんが最前列で見てくれてたこと。
3人ともオレンジのサイリウムをいっしょうけんめい振っていてなんだかおかしかった。

特にお父さん。あんなに「桃子ォー!」って叫んでてこっちが恥ずかしくなっちゃった。お母さんとお兄ちゃんも横で苦笑していたし。

今日のライブは今までで一番楽しかった!これからもずっと楽しい思い出を作っていきたいな。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 00:52:45.34 bqoEDNy10
終わりです

雑談スレをみてイベントを走りながら話を考えてイベントが終わってから仕上げました。


>>1の過去作です。よかったらどうぞ
【ミリマス】P「美奈子が料理を作れなくなった」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496930948/
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 00:55:40.64 uA53cY9qo
シタ時空ではなんとか親子仲良くなることを祈ってる乙
16 :◆NdBxVzEDf6 2017/11/10(金) 01:12:32.98 htfkvDql0
先輩が救われたようで良かった
乙です

周防桃子(11)Vi/Fa




17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 07:34:46.15 YJBOhxPtO

鬱展開かと思って身構えたけど桃子が救われてて良かった
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 14:09:52.14 C9chIXd+O
リコッタシナリオ楽しみだわ
先輩がどうなるかで
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/10(金) 19:25:29.31 xXMtXHS1O
泣ける
おつ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/11(土) 00:16:07.31 JRungIQmo
乙先輩

エミリースチュアート「大和撫子のお願い」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:47:48.58 avZpeVmy0
「まったくあの方は...」

仕事終わりで事務所へ帰るタクシーに乗りながら愚痴をこぼします。

「まあまあ、私のためですからね」

「分かっていますよ。プロデューサーはそういう人ですから」

隣の席に座っているエミリーさんにそう言われてしぶしぶ納得しました。

「事務所で開く私の誕生日会の準備をしてくださっていると聞きました!。ふふっ♪」

「あのプロデューサーのことです。きっとサプライズでも用意しているのでしょう」

「Wow!それは楽しみですね!」

喜ぶエミリーさんを見るとつい私まで嬉しくなってしまうのはなぜでしょう。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515347268
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:49:02.40 avZpeVmy0
「少しお聞きしたいのですが...エミリーさんは故郷に帰りたいと思うことはありますか?」

「帰りたい...ですか」

こんなタイミングで言うことではないと思いましたが、つい気になったので仕方ありません。

「思ったことが無い...と言ったら嘘になりますね」

「やはりそうですか...」

年上の私でも何度か思ったことがあるのです。

ましてや海外から来た13歳の女の子がそう思わないことなんてないでしょう

「すみません、突然こんなこと...」

「いえ、気にしないでください。それに家族とはよく電話で話しているので大丈夫ですよ!」

にっこりと微笑むエミリーさんは嘘をついている様子ではありませんでした。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:49:57.68 avZpeVmy0
「エミリーさんはお強いのですね」

「そんなことないですよ。紬さんに比べたらまだまだです」

「...前の私のソロ公演の時もでしたが、エミリーさんは私を過大評価しすぎではありませんか?」

「いえ、紬さんは私の憧れている大和撫子そのものです!」

面と向かって言われるとなんだか恥ずかしくなってしまいます。

「そう...なのでしょうか...?」

「はいっ!紬さんの所作や言葉遣いの奥ゆかしさからは和の心を感じます!」

「そ、そこまで言われると照れてしまいます...」

「はっ、す、すみません。つい舞い上がってしまって...はしたないですよね」

しゅん...と小さくなるエミリーさんは年相応のかわいさがありました。

「はしたなくなんてないですよ」

思ったことを素直に口にできるのは私にはできないことですから...。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:51:14.16 avZpeVmy0
「それこそ前に私はエミリーさんたちの前で泣いてしまったことがあったじゃないですか」

「はい...。紬さんのソロ公演の時ですよね」

「あの時は見苦しいところをお見せしてしまいましたね。ですが私はあれでよかったのだと思います」

かつての私を思い出しながら強く口にします。

「あの時の私は自分の実力が回りに追いついていないのに一人で乗り越えようとしてましたからね」

最近のことなのになぜか懐かしむように語りかけます。

「私の弱さを皆に見られたからこそ、私は少しは強くなれたと思いますよ」

私も少しは素直になれたのでしょうか。

「ですがもう二度とプロデューサーの前では泣いたりしたくないですね。」

...やはり素直になるにはまだ時間が必要なようです。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:52:17.21 avZpeVmy0
「弱さを...ですか」

何かを考え込むようにエミリーさんが唸りました。

「でしたら私も紬さんだけに弱さを見せても構いませんか?」

「私だけに...ですか。どうぞ、遠慮せず言ってください」

「はいっ!え。えぇっとですね...」

いったいどんな言葉が飛び出すのかと思いましたが、当の本人はどこか恥ずかしそうにしています。

「エミリーさん、私はあなたに泣き顔を見られているのですから大丈夫ですよ。それにお互いに支えあうのが和の心だと前に言っていたではありませんか」

「紬さん...!」

ぱぁっと明るい表情になった彼女が口を開きます。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:53:27.52 avZpeVmy0
「ではっ!明日の私の誕生日が終わるまで、紬お姉ちゃんとお呼びしても構いませんか?」

「お、お姉ちゃんですか...」

予想をしてなかったことは言われてつい動転してしまいました。

「それはまた...どうしてでしょう?」

恐る恐る聞いてみます。

「あ、いえっ変な意味じゃなくてですね、前に星梨花さん達が紬さんは私たちのお姉さんみたいだなーっと言ってたので...」

「お姉さん...ですか」

「やっぱり駄目ですよね...」

珍しく顔を赤くして上目遣いをしているエミリーさんの頼みを断るわけにはいきません。

「いえ、明日はエミリーさんの誕生日なのですから、思いっきりどうぞ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:54:44.66 avZpeVmy0
「本当ですか!ありがとうございしゅ♪...では遠慮なく...」


「紬お姉ちゃん!これからも、どうかよろしくお願い致しますね♪」



その姿はとても可愛らしいもので思わず頬が緩んでしまいました。

「ふふっどうでしょうか?」

「そうですね...たまにはこういうのも悪くないかもしれませんね」

「そう言ってもらえると読んでみた甲斐があったというものです」

なんだか不思議な気分ですがエミリーさんがぴょんぴょんしながら喜んでいるので気にしないことにしました。

「もうっ!あんまりはしゃいでははしたないですよ!」

「はい!これが紬さんからの誕生日プレゼントと思うと嬉しくて嬉しくて...」

そう言って微笑んだ彼女は間違いなく高貴な英国の淑女でした。

「私だってたまには誰かに甘えてみたいことだってあるんですから、ね♪」


それは果たして彼女の弱さなのか、それとも本心なのか。

その表情は誰にでも見せるものなのか、それとも私にだけ見せてくれるのか。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:55:47.12 avZpeVmy0
「もうすぐ着きますからね。その呼び方は皆の前では禁止ですよ!分かりましたか?」

「はーい♪」

楽しそうに浮かれているエミリーさんを見るとやっぱりまだ13歳の可愛らしい子なんだなぁと改めて思いました。

「ほらっ、着きましたよ!紬お姉ちゃん」

もしこの会話をあの方が聞いたらどう思うでしょうか。

そんなことを考えながら降りようとすると運転手の方が話しかけてきました。

「仲のいい姉妹ですね」

「...違いますよ。話聞いてましたよね」

「まあまあ、いいじゃないですか。ほら先に行っちゃってますよ」

そう言われて気づくとエミリーさんはもう事務所の前までたどり着いていました。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:56:39.56 avZpeVmy0
「まったくもう...」

「そのセリフ、お姉ちゃんらしくていいと思いますよ」

「何言ってるんですか。それでは失礼します」

一礼をして彼女の方へ向かいます。

「お姉ちゃん、早くしないと先に行っちゃいますよ」

まったくもう、仕方のない子ですね。

そう思った私の顔がどこか嬉しそうな表情をしているのですが、どうやらその時の私は気が付いていなかったようです。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/08(月) 02:59:10.40 avZpeVmy0
おしまいです。


エミリー誕生日おめでとー!
エミつむと一緒に抹茶飲みに行きたいですね。

ミリP「よし、千早と初詣に行くぞ!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:34:47.71 krkuFooo
美咲「あ、プロデューサーさん! えへへへ、明けましておめでとうございます!」

P「明けましておめでとうございます、青羽さん。今年もよろしくお願いします」

美咲「はい、よろしくお願いします! それで早速なんですけど……。
   じゃーんっ! 社長さんからお年玉を預かってます!」

P「本当ですか! おお、すごい! こんなにたくさん……!」

美咲「普段がんばってくれてるから、って言ってましたよ!」

P「あはは、ありがたいですね。あとで社長にお礼を言っておかないと。
 青羽さんも、ありがとうございます」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515065687
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:35:40.22 krkuFooo
美咲「いえいえ、私は預かったものをお渡ししただけですから!」

P「あ、そうだ。ところで青羽さん、千早はもう事務所には来てますか?」

美咲「千早ちゃんですか? はい、少し前に来て、今はレッスンルームだと思いますよ」

P「そうですか、ありがとうございます!
 それじゃ、ちょっと千早のところに行ってきますね!」

美咲「あっ、はい! いってらっしゃーい」

美咲(プロデューサーさん、千早ちゃんとお仕事の話かなぁ?
  レッスンのあとは確かオフって言ってたけど……お正月から仕事熱心だなぁ。
  私も頑張らなきゃ!)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:38:17.49 krkuFooo



劇場、廊下

P「……」

P(いよいよだ……遂にこの時がやってきたぞ! 念願の、千早と初詣に行く時が!
 担当アイドルと一緒に初詣に行くのが俺の夢だったんだ!
 そして千早の隣で、神様にお願いするんだ……。
  『俺の願いはいいから、千早の願いを二倍叶えてください』ってな……!)

P「ふふふ……そのためにスケジュールはばっちり調節したし、
 単純計算で少なくとも180回は初詣に行くチャンスがあるはず。
 まぁ、180回も使わなくても普通に誘えば行けるだろうけど……」

P(っと、独り言が過ぎたな。いかんいかん。
 さて、もうすぐレッスンルームに……)

P「……ん? あれは……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:42:13.17 krkuFooo
エミリー「日本の冬も寒いですが、ジュニオールさんは暖かそうですね!」

星梨花「えへへっ、そうなんです!
   ジュニオールは雪の中でも元気いっぱいなんですよ!」

P「エミリーと星梨花か……。この寒い中、外で何をしているんだ?」

星梨花「こーやってぎゅーって抱きついたら、とってもふかふかなんです!」

エミリー「Wow! とっても気持ちよさそうです!」

星梨花「えへへっ。もし良かったらエミリーちゃんも……」

P「おーい、二人ともそんなところで何をしてるんだ?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:43:30.37 krkuFooo
エミリー「仕掛け人さま! 明けましておめでとうございます!」

星梨花「明けましておめでとうございます、プロデューサーさん!」

P「ああ、明けましておめでとう。それより、外に居たら寒くないか?
 ジュニオールも一緒に中に入った方がいいと思うけど……」

星梨花「いえ、平気です! ジュニオールはとっても暖かいですから。
   今から私とエミリーちゃんで、ジュニオールにぎゅーってしようとしてたんです!」

エミリー「えっ? わ、私もいいんですか?」

星梨花「もちろんです! ジュニオールはふかふかで気持ちいいって、
   エミリーちゃんにも知って貰いたいですから! ジュニオールも喜んでくれます!」

エミリー「そ、そうですか? でしたら……ジュニオールさん、失礼しますね」ギュッ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:44:31.53 krkuFooo
エミリー「ふぁぁ……ふかふかでしゅ……」

P「おお……これは確かに気持ち良さそうだ……」

星梨花「良かったらプロデューサーさんもどうですか?
   とっても気持ちいいですよ!」

P「え? いやでも俺は今から千早と……」

エミリー「ふかふかでしゅ……極楽でしゅぅ……」

P「……ごくり……」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:45:13.43 krkuFooo



P「……」

P(くっ……! なんてことだ、俺としたことが小一時間も
 ジュニオールのふかふかを堪能してしまった……!)

P「千早のレッスンはもう終わってるよな……。
 じゃあ今はどこに……」

奈緒「あっ、プロデューサーさんや!」

P「! 奈緒じゃないか……って、どうしたんだその格好」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:46:06.28 krkuFooo
奈緒「えへへっ、似合ってるやろ?
  せっかくのお正月やから、着物着てみたんです!」

P「わざわざか? すごいな、大変だったんじゃないか?」

奈緒「そーなんです! もうメッチャ大変で!
  でも、こうしてプロデューサーさんに会えたんやったら、
  大変な思いした甲斐もあったかもなぁ」

P「うん? それはどういう……」

奈緒「プロデューサーさん、今から初詣行きましょう!
  そのあとは屋台の食べ歩きや!」

P「え!? い、いや俺は千早と……」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:47:29.16 krkuFooo



奈緒「とりゃあーっ!!」ガランガランガラン

奈緒「よっしゃ! メッチャ音鳴ったし、神様も気づいてくれたはずやんな♪」

P(結局一緒に来てしまった……)

奈緒「もっと鳴らしたいけど、今日はこのぐらいにしとこ。
  今年もいいコトたくさんありますように!」

P(でもまぁ……アイドルが楽しそうな顔をしてるんだ。
 それだけでもよしとしないとな)

P「……って、『今日はこのぐらいに』?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:49:12.66 krkuFooo
奈緒「ふー、メッチャお願いしてもうたわー。
  お待たせしました、プロデューサーさん!」

P「いや、それはいいんだけど。奈緒、お前もしかして明日も……」

奈緒「さ、次は屋台や! 行くでプロデューサーさん!」

P「えっ、お、おい奈緒! そんな格好で走ったら危ないぞ!」

奈緒「ほんならプロデューサーさんが私のことエスコートしたってや♪ なーんてな!
  あっ、あそこ、たこ焼きや! お好み焼きもある!」

P「こら奈緒、待てって! おーい!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:49:54.62 krkuFooo



P「……」

P(なんやかんやでめちゃくちゃ楽しんでしまった……。
 本当の目的は千早との初詣だったはずなのに……)

P「くそっ、とにかく千早を探さないと!
 しかしレッスンはとっくに終わってるし、一度控え室に戻って……」

響「あっ、プロデューサー! はいさーい!」

P「響!?」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:50:56.83 krkuFooo
響「あけましておめでとう、プロデューサー! 今年もよろしくね!」

P「あ、あぁよろしくな」

響「それにしても、すごく良いタイミングだぞ!
 自分、ちょうどプロデューサーを探してたんだ!」

P「え? お、俺をか?」

P(嫌な予感しかしない……!)

響「ねぇプロデューサー! 今から水族館に行こうよ!
 お正月キャンペーンで、今行くと色々いいことがあるんだ!」

P「す、水族館!? いや、俺は千早と初詣に……!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:51:45.79 krkuFooo



響「見て見て、プロデューサー! この子、人懐っこくてめちゃくちゃカワイイぞ!」

P(結局断れずに来てしまった……)

響「自分のこと、すっごく見てくるんだけど……もしかして劇場に遊びに来たいのか!?
 よーしよし、いつでもおいで〜、クマ作っ!」

P「いや、劇場にシロクマを呼ぶわけには……って、もう名前をつけたのか」

響「もちろんさー! 仲良くなった動物は名前で呼んであげたいしね!」

P「そうか。まぁ、響に友達ができたみたいで良かったよ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:53:12.74 krkuFooo
響「ちょっとー! その言い方だと、自分に友達が居ないみたいでしょ!」

P「あはは、ごめんごめん。それよりほら、他の水槽は回らなくていいのか?」

響「もちろん回るさー! 自分、今日は全部の生き物に名前を付けるんだ!
 プロデューサーも手伝ってよね!」

P「えっ、俺もか?」

響「うん! 自分の友達はプロデューサーの友達だからね!」

P「そ、そうか。よし、じゃあがんばって名前考えないとな!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:53:58.83 krkuFooo



P「……」

P(普通に楽しんでしまった……こんなことしてる場合じゃないのに……。
 まずいぞ。このままじゃ日が暮れてしまう)

P「夜に参拝に行くのは良くないって言うし、
 流石にそろそろ千早を見つけないと明日以降になってしまうぞ……」

P(……っていうか、千早はもう春香あたりと初詣行っちゃってる気も……)

P「い、いや、でも諦めないぞ! まだまだ……」

雪歩「ひうっ!? プ、プロデューサー……!」

P「雪歩!?」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:54:52.43 krkuFooo
雪歩「び、びっくりしました。
  独り言いってると思ったら、急に大声を出したから……」

P「あ、あぁ、すまない。後ろに居たなんて全然気付かなくて……。
 どうしたんだ、何か俺に用事だったか?」

雪歩「あっ、はい。えっと、その……へ、変なことを言うかもしれないんですけど……。
  プ、プロデューサーに、お願いがあるんです」

P「変なこと? よく分からないけど、何だ?」

雪歩「その、わ、私と、今から……ク、クリスマスパーティをしてくださいっ!」

P「え?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:56:24.43 krkuFooo
P「ク、クリスマス? えっと、でも今日は……」

雪歩「うぅ、やっぱり変ですよね……お正月にクリスマスパーティなんて……」

P「変というか……まあ普通はしないよな……。
 しかし一体どうしてなんだ? 何か理由があるんだよな?」

雪歩「は、はい、あの……。今年の……あっ、もう去年ですけど……。
  劇場でのクリスマスパーティの時、プロデューサーが居なかったから……」

P「ああ……あの時は事務所でずっと仕事してたんだよな確か」

P(まぁ千早のスケジュール調整のためなんだけど……)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:57:40.24 krkuFooo
雪歩「それで、プロデューサーはきっとクリスマス気分を全然味わえなかったと思うから……。
  私とプロデューサーが両方オフの時に、
  ちょっとでも、クリスマス気分を味わってもらいたいなって思って……。
  そ、そしたら、お正月になっちゃって……」

P「そうだったのか……」

雪歩「でも……や、やっぱり迷惑ですよね……うぅ。
  私なんかがそんな、プロデューサーに楽しい気分になってもらおうだなんて、
  余計なお世話っていうか、おこがましいっていうか……。
  ぐすっ、私、もう、もう……穴掘って埋まってますぅ〜!」

P「うわっ! ま、待て雪歩! そんなことはないぞ! すごく嬉しい!」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:58:17.82 krkuFooo
雪歩「ぐすっ……ほ、本当ですか?」

P「ああ本当だとも! だから劇場の床に穴を掘るのはやめよう!
 そんなことより、クリスマスパーティの準備だ!」

雪歩「プロデューサー……はい!
  でも実はもう準備してて……あとは私がサンタさんの格好をすれば完成なんですぅ」

P「そ、そうか。じゃあ会場まで案内してくれ。そこで雪歩の着替えを待つよ」

雪歩「えへへっ、わかりました! プロデューサー、今日は楽しんでくださいね!
  クリスマスケーキと、特製のお茶でたっぷりおもてなししちゃいますぅ!」

P「ああ、ありがとうな、雪歩!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 20:58:47.13 krkuFooo



翌日

P(クリスマスパーティは普通に楽しかった……。楽しかったけど……)

P「き、今日こそリベンジだ。大丈夫、まだ元旦が終わっただけ。
 今日も千早のスケジュールに十分空きはあるし、
 初詣に誘うチャンスはまだまだ残っているはず……」

P(確かこの時間も千早はレッスンだったよな。
 よし、今からレッスンルームに……)

ジュリア「よっ、プロデューサー。あけましておめでとう」

P「ジュリア!?」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:00:49.62 krkuFooo
ジュリア「あん? なんだよその反応。妖怪でも出たような顔しやがって」

P「い、いや、すまん。そんなつもりはなかったんだがつい驚いて……」

ジュリア「ふーん……? ま、いいや。それより、ちょうど良かったよ。
    あんたを探してたところなんだ」

P「え? お、俺を? どうしたんだ? すぐ終わる用事か?」

ジュリア「すぐ終わるかは分からないが、大事な話だよ。
    今後のあたしの、アイドルとしての方向性でちょっと相談があってね」

P(めちゃくちゃ大事な話じゃないか! 絶対すぐ終わらないやつだこれ!)
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:04:01.28 krkuFooo



ジュリア「ギターさえあれば、世界のすべてはあたしの足元にひざまずく……なんてな!」

P「……」

ジュリア「さあ、音楽の魔法で、みんなまとめてあたしの作った
    最高の世界へ連れていくよ。……覚悟しな!」

P「……」

ジュリア「……どうだ、プロデューサー。こういう感じもいいんじゃないかって翼に言われてさ。
    まぁひざまずくだとかそういうのはちょっとどうかと思うんだけど……」

P「なるほど……。いや、いいんじゃないか?
 ジュリアのかっこいい部分が前面に押し出されて、悪くないと思うぞ」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:04:55.04 krkuFooo
ジュリア「そ、そうかな?
    実はあたしもさ、こういう方向性の方がいいんじゃないかって……」

P「ただ、この方向性で固定するつもりは俺にはないよ。
 ジュリアは、もっと多くの可能性も持ったアイドルだと思うんだ」

ジュリア「! プロデューサー……」

P「さっきみたいなかっこいいのもジュリアだけど、
 仲間のボケにツッこむコミカルな一面も持ってるだろ? それに、可愛らしさもな」

ジュリア「なっ……か、可愛いとか軽く言ってんじゃねぇよバカP!」

P「あはは、そうやって照れるところも、ジュリアの魅力の一つだよ」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:05:30.11 krkuFooo
P「さっきチラッと言ってたけど、
 ジュリアはこういう方向性で行きたいって思ってるんだよな?」

ジュリア「あ……あぁ、まぁな。これならなんていうか……結構やりやすいからさ」

P「でも、俺は、ジュリアには『やりやすさ』を理由に方向性を決めて欲しくないと思ってる。
 だからさっき言ったコミカルさやキュートさも、
 自分の一部分だと思って、アピールポイントに組み入れていって欲しいんだ。
 どうだ、ジュリア。そういうやり方で、行ってくれるか?」

ジュリア「……ちぇっ、なんだよ。
    からかってんのかと思えば、真剣な顔しちゃってさ。
    そんな顔して言われたら、断れっこないだろ」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:08:00.40 krkuFooo
P「おいおい、俺はいつだってプロデュースに関しては真剣なつもりだよ」

ジュリア「はッ……そうだな、あんたはそういう奴だ。
    わかった、あんたがそう言うなら、そういうことにしといてやるよ。
    コミカルもキュートも、あたしの一部なんだってな」

P「まぁでも、せっかく相談に来てくれたんだ。
 次のライブは、今言ってくれた感じの演出にしてみよう」

ジュリア「おっ、いいねぇ!
    よし、じゃあ早速その辺りを考えていこうぜプロデューサー!
    あたしが信じて付いてくんだ。しっかり頼むぞ!」

P「ああ、もちろんだ!」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:08:36.81 krkuFooo



P「……」

P(いや今のは仕方ない……。あれ真剣に応じないのはプロデューサー失格だし……。
 千早のレッスンとっくに終わってても仕方ない……)

P「しかしどうする……。また千早を見失ってしまったぞ。
 もうこうなったら電話をかけるしかないか……」

 ピピピーピピピピ♪

P「ってうわあっ! な、なんてタイミングでかかってくるんだ! 一体誰……え?」

歩『プ、プロデューサー! ヘルプミー! 助けてー!』
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:09:27.92 krkuFooo



歩『プロデューサー、本当にこっちでいいの!? 道あってる!?』

P「ああ、大丈夫だ。そのまま太陽に向かって歩いてれば森を抜けるよ」

歩『! な、なんか、今動いて……わぁっ!?
 プロデューサー、ヘビ! ヘビがいるっ!』

P「ヘビ? その辺りに生息してるのはかなり小さいヘビのはずだけど。怖いのか?」

歩『い、いや、違うんだって!
 怖いんじゃなくて、噛んだりしたら危ないだろって……わ、わーーーっ!!?』
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:10:18.75 krkuFooo



歩『いやー、ほんっとゴメン! 頼れるのがプロデューサーしか居なくてさ!』

P「いや、頼ってくれるのはいいんだが、まさかロケ中に迷子になるとは……」

歩『だ、だってしょうがないだろ!
 あんな木が多い森の中、そりゃあ逸れるって!
 いつの間にか誰も居ないし、変な鳴き声は聞こえるし、めちゃくちゃ不安だったんだよ!』

P「だからって電話で何時間も道案内をさせられるとは思いも寄らなかったよ」

歩『うぅ〜、だから謝ってるじゃんかぁ!
 そっちに戻ったら何か奢るからさ、ね! それで許してよ!』

P「まったく……。まぁ、何事もなくて良かったけどな」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:11:13.16 krkuFooo
P「改めて確認するけど、どこも怪我はしてないよな?」

歩『えっ? あ、あぁ、うん。それは大丈夫』

P「そうか。とにかく、今後はしっかりスタッフに付いていくこと。
 今回は俺にすぐ連絡がついたけど、いつでも助けてやれるとは限らないんだから。
 まあ、歩に付いていかなかった俺にも責任はあるけど……」

歩『い、いや、そんなことないって!
 プロデューサーは千早のプロデューサーなんだから付いてこれなくてもしょうがない……
 って、そうか、ごめん! もしかしてアタシ、仕事の邪魔しちゃってた!?』

P「いいや、俺も千早も今はオフだよ。だからそこは気にしなくていい。
 それに、アイドルの安全が最優先だからな」

歩『プロデューサー……。あ、ありがとう。それじゃ、アタシもう切るね! また劇場で!』
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:12:08.12 krkuFooo



P「……」

P(いやこれもしょうがない……。アイドルに何かあったら大変だし……)

P「し、しかしまずい、思った以上に時間を取られてしまった……。
 もう日が暮れるまで時間がないぞ。
 これを逃せばまた明日に持ち越しになってしまう……」

P(こうなればやっぱり千早に直接電話するしかないな。
 えっと、千早の番号は……)

奈緒「あっ、プロデューサーさーん!」

P「え!?」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:13:25.62 krkuFooo
奈緒「もー、プロデューサーさんどこにおったんですか?
  メッチャ探したんですよ!」

P「あ、あぁ、ちょっと歩と電話を……。
 っていうか奈緒、どうして今日も着物を……?」

奈緒「えへへっ。せっかくやし、三が日はずっと着とこと思うて!
  で、せっかくついでやから……プロデューサーさん!
  今日も初詣行きましょう!」

P「ええっ!? 今日も初詣って、二回目じゃないか!
 それはもう初詣とは……」

奈緒「細かいことはえぇからえぇから! ほな、行っくでー!」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:15:25.55 krkuFooo



奈緒「ふー。今日もまたたくさんお祈りしてもうたわー」

P「そ、そうか。昨日と同じことをお願いしたのか?」

奈緒「はい! その方が叶う確率高いかなー思うて!
  あっ、何お願いしたかは内緒ですよ! 人に喋ってしもたら叶わへんって言いますし!」

P「はは、大丈夫、無理に聞き出したりなんかしないって」

奈緒「ところでプロデューサーさんはお参りせーへんのですか?
  昨日も今日も、見てただけでしたけど」

P「あ、あぁ、俺はいいよ」

奈緒「せっかくやし、何かお願いしたらえぇのに。
  ま、プロデューサーさんがえぇならえぇか。
  さて、この後はまた食べ歩きやでー! 行きましょ、プロデューサーさん♪」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:16:07.03 krkuFooo



P「……」

P(結局また普通に楽しんでしまった……)

P「くっ……。なぜこんなことに……。
 担当の千早と行かずになぜ奈緒と二回も……」

P(い、いや、まだ三が日が終わるまで一日ある。
 明日行けばいいんだ、そう、明日行けば……。
 明日は早起きして、レッスンが始まる前に千早に会いに行こう!)
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:17:05.75 krkuFooo



翌朝

P(よし、今日はばっちり早起きしたぞ!
 今から劇場に行けば、レッスン前に千早に会えるはずだ!)

P「誘うチャンスは今日の夕方まで……。
 夕方以降からはもうずっと先までスケジュールが埋まってしまっている……。
 だから夕方までには絶対に……ん?」

未来「……」

P「あれは……未来? あんなところで何をボーッと立ってるんだ……?」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:18:20.68 krkuFooo
P「おーい、未来、どうしたんだ?」

未来「あっ、プロデューサーさん! あけましておめでとうございます!」

P「ああ、おめでとう。それで、何かあったのか?
 そんなところで立ち止まって何を見て……」

未来「えへへっ、ちょっと懐かしい気持ちになっちゃってました」

P「これは……39プロジェクトのポスターか」

未来「はいっ! 何ヶ月か前には、アイドル募集のポスターもいっぱいあって……。
  そう言えばここにも貼ってあったなって思ったら、
  オーディションを受けに行くときの気持ちを思い出しちゃって」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:19:28.33 krkuFooo
未来「合格してアイドルになったら、きっと、
  素敵なことがたくさん起こる気がするんだ、って……。
  そうやって私、わくわくしてたんです」

P「そうか……。それで、素敵なことは起こったか?」

未来「はい! 初めてステージに立った時や、初めてセンターになった時……。
  そのほかにもたくさん、たーっくさん!
  アイドルになってから、素敵なことばっかりです!」

P「あはは、それは良かったよ」

未来「劇場のみんなに会えたことも、それに……プロデューサーさんに会えたことも。
  私にとって、素敵なことです! でへへ〜♪」

P「ああ、俺もだ。アイドル達との日々は、素敵なことばっかりだ!
 そう言えば未来と初めて会った時は……」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:20:07.71 krkuFooo



P「……」

P(いや確かに素敵なことばっかりなんだけど……。
 何をしているんだ俺は。レッスン前に間に合うよう劇場に行くんじゃなかったのか……)

P「くそっ、未来につられて思い出に浸ってしまっていた……。
 千早は……今はレッスン中だよな。
 ま、まぁいい、居場所は分かってるんだから、今からレッスンルームに行けば……」

環「あっ、おやぶーん!」

P「環!?」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:22:33.61 krkuFooo
環「おやぶん、あけましておめでとーっ!」

P「あ、あぁ、おめでとう。それより環、その格好は……?」

環「レースクイーンの衣装だぞ!
 すっごくカッコイイでしょ? くふふ……♪
 たまきも、今からお仕事するから見てて!」

P「え? お仕事? レースクイーンの仕事なんて入ってなかったと思うけど……」

環「車のレースじゃないけど、マラソン大会の応援するんだ!
 この近くでやってるんだって、美咲が言ってた!」

P「マラソン大会って……まさか、駅伝か!?」

環「環、走ってるみんなのこと一生懸命応援するぞ!
 ね、おやぶんも一緒に行こ! レッツゴー!」

P「い、いや、俺は今から千早に……」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:23:40.23 krkuFooo



環「みんなーがんばれー! フレー、フレー、みーんーなー!」

P(結局来てしまった……)

環「あっ、あの人すっごく苦しそうな顔してる!
 がんばれー! がんばれー!」

P(……あはは。これじゃレースクイーンじゃなくてチアガールだな。
 でも、選手達は環の応援を聞いて気合が入ってるようだ。
 環も一生懸命でいい笑顔だし……これはこれでいいかもな)

環「ねぇおやぶん、応援するって楽しいね! あっ、もしかして、
 たまき達のことを応援してくれてるファンのみんなもこんな気持ちなのかな?」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:24:25.87 krkuFooo
P「そうかもな。頑張ってる人は応援したくなるし、
 アイドルをすごく頑張ってる環を応援するっていうのは、同じくらい楽しいことだと思うぞ」

環「そっか……じゃあたまき、これからもいーっぱい、アイドル頑張らないとだね!」

P「ああ、そういうことだ!」

環「あっ、でも応援するのも好きだから、たまき、またレースクイーンのお仕事やりたいぞ!
 おやぶん、またこのお仕事させてくれる?」

P「あはは、だったら今度はチアガールか応援団の仕事でも取ってくるよ。
 そうすればレースクイーンよりもいっぱい応援できるぞ」

環「本当!? わーい、ありがとうおやぶん! おやぶん大好き!」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:25:36.63 krkuFooo



P「……」

P(しょうがないだろこれも……。あんな無邪気な笑顔で来られたら……)

P「しかし……くそっ! また千早のレッスン時間を逃してしまった。
 まさか駅伝があんなに長いとは……せっかく早起きしたのに時間が……!」

P(い、いや、大丈夫。大丈夫だ。今からでも千早に電話すれば……)

育「あっ、プロデューサーさん!」

P「育!?」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:26:08.71 krkuFooo
育「? どうしたのプロデューサーさん、そんなにびっくりして」

P「い、いや、なんでもない。ちょっと考え事をしてただけだから」

育「なんでもないならいいんだけど……。
 あっ、そうだ。ちゃんと挨拶しなきゃ!
 プロデューサーさん、明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!」

P「あ、あぁ、あけましておめでとう。今年もよろしく」

育「えへへっ……。ねぇプロデューサーさん、今お仕事じゃないよね?」

P「え? あぁ、うん、まぁ仕事ではないけど……や、やっぱり何か俺に用事か?」

育「うん! わたしね、この前おかあさんにサラダのつくり方教えてもらったの。
 それで、今度は一人でつくるからプロデューサーさんに食べて欲しいんだ!」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:26:39.59 krkuFooo



育「見て見て、プロデューサーさん!
 おかあさんが教えてくれたサラダ、じょうずにできたよ!」

P「へぇ、すごいじゃないか。野菜も上手に切れてるし、盛りつけも綺麗だ」

育「えへへっ、すっごくおいしそうでしょ? テーブルに運んでおくね♪」

P「あぁ、俺が運ぶよ。作ってもらったんだし、そのくらいは……」

育「大丈夫、ちゃんと運べるよ! だからプロデューサーさんは座ってて!」

P「そ、そうか。ありがとうな」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:27:10.06 krkuFooo
育「さぁどうぞプロデューサーさん、召し上がれ♪」

P「ああ、いただきます。……うん、これは美味しいぞ!
 ゆで卵の火の通り具合もちょうどいい。
 単純なサラダに見えて、立派な料理だ!」

育「本当!? えへへっ、良かったぁ」

P「でも、味見は俺で良かったのか?
 どうせなら料理が得意な響とか美奈子に見てもらった方が良かったんじゃ……」

育「だってプロデューサーさん、普段はあんまり野菜とか食べてないって言ってたでしょ?
 だから、プロデューサーさんに食べてもらいたかったの」

P「え? じゃあもしかして、味見じゃなくて元々俺のために……?」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:27:46.79 krkuFooo
育「そうだよ! プロデューサーさんには、
 今年もちゃんと元気にお仕事してもらわないとね!」

P「育……。そうか、ありがとう。
 こんなに美味しいサラダを作ってもらったんだ。一年間、しっかり頑張らなきゃな!」

育「あ、でも無理はしちゃダメだよ?
 体調管理もお仕事のうちだって、桃子ちゃんも言ってたし!」

P「ああ、もちろんだ。よし、じゃあまずはこのサラダを完食させてもらおう!
 しっかり栄養を取らないとな!」

育「えへへっ……。うん! よくかんで食べてね!」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:28:30.22 krkuFooo



P「……」

P(美味かったけど……確かにサラダは美味かったけど……。
 育の優しさも嬉しかったけど……)

P「なんだってこんなタイミングなんだ……!
 くそっ、もう日暮れまで時間がないぞ!
 今日の夕方から千早のスケジュールはびっしりだし、今すぐ千早に電話しなければ……!」

奈緒「あっ、おったおった! プロデューサーさーん!」

P「三回目!?」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:29:44.09 krkuFooo
奈緒「うん? なんや、まだ何も言うてへんけど、わかってもうた?」

P「ってことはやっぱり……!」

奈緒「そのとーり! さ、プロデューサーさん! 三回目の初詣、行きましょ!」

P「いやいや、流石に三回は多いだろ! しかも同じ相手とって!」

奈緒「まーまー固いこと言わんと。何回行ってもえぇもんやで♪
  仕事少ないんは私も今日までやし、今年最後と思うてプロデューサーさんと……」

P「お……俺は千早と一緒に行きたいんだよ!
 なんで奈緒と三回も行かないといけないんだ!」

奈緒「へっ……?」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:32:14.55 krkuFooo
P(はっ! し、しまった、つい本音を……!)

奈緒「千早と……そ、そっか、そやんな。
  プロデューサーさんは千早の担当なんやし、担当アイドルと行きたいやんな……」

P「い、いや、今のは……」

奈緒「あ……なんや、分かってしもたわ。
  昨日も一昨日も、プロデューサーさん見てるだけでお願いせーへんかったのって……。
  お願いは、千早と一緒に、するつもりやったんやな……」

P「っ……」

奈緒「……あははっ! すみません、プロデューサーさん!
  私、一人で浮かれてしもうて……あかん、メッチャ恥ずかしいわ!
  プロデューサーさんの気持ちも考えんと、わ、私一人で楽しんで……!」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:34:02.48 krkuFooo
P(何を……何をしているんだ俺は!
 自分の我侭のためにアイドルにこんな顔をさせて……!)

奈緒「ホンマ、すみません! 私、今日は家で大人しくしときます!」

P「奈緒……!」

奈緒「プ、プロデューサーさんは千早と初詣行ってください!
  ほな、また明日劇場で……!」

P「待ってくれ、奈緒!」

奈緒「! プ、プロデューサーさん……?」

P「すまない……俺が悪かった。さっきの言葉は忘れてくれ。
 今から一緒に、初詣に行こう!」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:34:58.93 krkuFooo
奈緒「で、でも……。プロデューサーさんは、千早と一緒に行きたいんやろ?
  無理して私に付き合うてくれへんでも……」

P「無理なんかしてないよ。一緒に行こう、奈緒」

奈緒「む……無理ですよ! 私が無理なんです!
  だって私もう、知ってもうたんやで!?
  プロデューサーさんが楽しんでへんって……!
  せやのに、そんなんで一緒に行ったってなんも…!」

P「違うんだ、奈緒。楽しかったんだ……。
 奈緒との初詣、昨日も一昨日も、すごく楽しかったんだよ!」

奈緒「え……?」

P「でも、だからだろうな……。多分、怖かったんだ。
 奈緒との時間が楽しすぎて、担当である千早のことを忘れてしまいそうになるのが……」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:38:26.89 krkuFooo
奈緒「プロデューサーさん……」

P「でも、奈緒のおかげで思い出したよ。確かに俺は千早をメインにプロデュースしてるけど、
 765プロ全員のプロデューサーでもあるんだ……。
 仕事の量に差はあるかも知れないけど、その他には何も、差なんてなかったんだ。
 千早を理由に他のアイドル達を蔑ろにしていい理由なんて、どこにもなかったんだ!」

奈緒「ホ……ホンマに、ええんですか……?
  差はない言うんやったら、それこそ私と三回も行かんと千早と行った方が……」

P「千早にはまだ初詣の話すらしてないからな。
 誘ってくれた奈緒と一緒に行くのは当然だよ。だから、もう気にしないでくれ」

奈緒「っ……も、もう。ここまで言われて私が断ったら、逆にアカン感じやないですか……。
  わかりました、一緒に行きましょう! 私は目一杯楽しませてもらいます!
  せやからプロデューサーさんも今までで一番楽しまなアカンで!」

P「もちろんだ! 三回目の初詣、どっちが楽しむか勝負だぞ!」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:40:37.51 krkuFooo



P(そうして俺と奈緒はようやく本当の意味で、二人での初詣を終えた。
 昨日と一昨日はただ見ていた俺だが、今日は奈緒の隣で、一緒にお願いをした。
 三回目の初詣で見せた奈緒の笑顔は、一度目よりも二度目よりもずっと輝いて見えた。
 奈緒には感謝しなければいけない。俺がこの笑顔を曇らせるような、
 そんな駄目なプロデューサーになってしまうのを、止めてくれたのだから)

P「さて……これで連続して取れたオフも終わりだ。
 また千早のプロデュース、頑張ってやっていこう!」

千早「……プロデューサー?」

P「うわっ! ち、千早、いつからそこに!」

千早「今来たところです。それより……少し、独り言が大きいかと。
  気持ちは嬉しいのですが、独り言で名前を出されるのは、恥ずかしいです」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:41:59.16 krkuFooo
P「す、すまない、次から気をつけるよ」

千早「そうしていただければと」

P「あ……そう言えば、メールでは言ったけど直接言うのはまだだったよな。
 千早、あけましておめでとう。今年もよろしくな!」

千早「はい。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

P「よし、新年の挨拶も終わったところで早速仕事に……って、千早? どうかしたか?」

千早「あ……いえ、その……」

P「? どうした、何か言いたいことがあるのか?」

千早「言いたいことというか……。実は少し前に、横山さんに会って……」

P「え?」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:44:20.91 krkuFooo
千早「その時に、聞きました。
  この三日間、初詣に行くためにプロデューサーが私を探してくれていたのだと」

P「ええっ! そ、そうなのか?」

千早「……すみません、プロデューサー。私、そうとも知らずに……。
  その、言いにくいのですが、実はもう、春香たちと……」

P「あぁ、やっぱり……」

千早「プロデューサーにも声をおかけしようかとは思ったのですが、
  せっかくのオフに私用に付き合わせるわけにはいかないと思ってしまって……。
  プロデューサーも私を探していたのだと知っていれば……すみません」

P「い、いや、千早が謝ることは何もないよ。
 今年はタイミングが悪かったんだ。また来年、行けばいいさ」

千早「……来年でないと、駄目でしょうか」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:45:59.59 krkuFooo
P「え?」

千早「三が日は、確かに終わってしまいましたが、
  15日までに行けばいいという考えや……
  そもそも初詣に期限はないという考えもあるそうなんです」

P「そ、そうなのか? それは知らなかったな……」

千早「ですから、何も来年まで先延ばしにする必要はないかと。
  それに、春香たちとは行きましたが、『プロデューサーとの初詣』は、まだですから……」

P「! それじゃあ……」

千早「私は、プロデューサーに声をかけていただければ、いつでも……。
  あ、あくまで、プロデューサーがまだそのつもりなら、ですが」

P「千早……」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:47:02.34 krkuFooo
P「あ、あぁもちろん、俺の気持ちは変わってないぞ!
 いつになるかは分からないが、次のオフに必ず行こう!」

千早「! ええ、私も、楽しみに待ってます」

P「よし、気合も入ったところで仕事に行くか……!
 改めて今年もよろしくな、千早!」

千早「ふふっ……はい。よろしくお願いします、プロデューサー」

P(そう、何も焦る必要なんてなかったんだ。
 この時期に千早と初詣に行けなかったからって、
 何も千早のプロデュースが終わるわけじゃない……。
 初詣はいつか必ず行ける。
 これからもずっと、俺は千早のプロデューサーなんだからな!)



  おしまい
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/04(木) 21:47:33.54 krkuFooo
実話です。
付き合ってくれた人ありがとう、お疲れ様でした。

【ミリマス】琴葉「プロデューサーとイチャコラしたい」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 16:58:40.64 gAlHHn6H0
ーー事務所ーー



琴葉「プロデューサーとイチャコラしたい」


エレナ「また唐突だネ」


恵美「また唐突だなぁ」


琴葉「唐突じゃないもん。ずっと我慢してたもん」


琴葉「イチャコラしたいというか、甘えてもらったり甘えさせてもらったりとかでも良いんだけど」


エレナ「コトハはプロデューサー大好きだもんネ」


恵美「傍から見てて丸わかりだもんね」


琴葉「エレナと恵美だってそうでしょ?」


エレナ「モチロンだヨー♪」


恵美「にゃははー///」




ミリマスSSです。ガールズトークです。全員親愛高いですが琴葉は特に高いです。よろしくお願いします。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514793520
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:01:01.13 gAlHHn6H0
琴葉「でもいきなりプロデューサーに『イチャコラさせてください!』なんて言えないじゃない?」


エレナ「ワタシは言っちゃうけどネ」


琴葉「キスしてくださいとかハグしてくださいとか言えないじゃない?」


恵美「それはアタシも言えないなー」


琴葉「だからね、何か良い方法ないかなーって」



3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:02:45.40 gAlHHn6H0
琴葉「とりあえずね、色んなシチュエーションは想像してあるの」


エレナ「想像してあるんだネ」


琴葉「いつどんなチャンスが訪れるかわからないもん。当然よ」


恵美「当然だったかー」


琴葉「問題はそのチャンスが未だに来ないことなんだけど」


エレナ「そりゃそうだよネ」


恵美「まず滅多に2人っきりになれないからね」


エレナ「一応聞くけド、コトハは具体的にどんなシチュエーションを想像してるノ?」


琴葉「よくぞ聞いてくれました」フンス

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:04:30.11 gAlHHn6H0
琴葉「やっぱりまずは事務所で2人っきりよね」


エレナ「お約束だネ」


琴葉「お仕事を頑張るプロデューサーに私がコーヒーを入れてあげるのよ」


恵美「……」



琴葉『プロデューサー、お疲れさまです。少し休憩しませんか?』


P『ああ、ありがとう琴葉。それじゃあ一息入れるよ』


琴葉『はい、どうぞ』


P『ん、サンキュー』


琴葉『だいぶお疲れですねプロデューサー。プロデューサーさえよろしければ…その……』


琴葉『私の膝枕、いかがですか?』



5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:05:38.22 gAlHHn6H0
琴葉「なーんちゃって〜!やだ−!琴葉恥ずかしい−!」キャー


エレナ「これは重症だネ」


恵美「……」


琴葉「恵美?どうしたの?」


恵美「……」


恵美「ごめん」


恵美「それこの間やった…」


琴葉「……」


エレナ「……」


琴葉「膝枕?」


恵美「うん」


琴葉「……」


エレナ「……」


琴葉「初耳なんだけど」


恵美「にゃははー」


琴葉「詳しく」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:08:51.23 gAlHHn6H0
恵美「いや、今琴葉が言ってたみたいにさ、プロデューサーかなり疲れてるみたいだったからさ」


琴葉「うん」


エレナ「ウンウン」


恵美「少しでも休ませてあげたいなーって思って、『今ならアタシが膝枕してあげるよー?』って言ったらさ」


琴葉「うん」


エレナ「ウンウン」


恵美「最初は『アイドルにそんなことさせられない』って断られたんだけど、よっぽど疲れてたのかほんとに膝枕することになって」


恵美「プロデューサーの寝顔間近で見ちゃった…///」


琴葉「……」


エレナ「……」


琴葉「え、ずるくない?」


恵美「にゃははー」


琴葉「次行くわよ。次」


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:10:29.76 gAlHHn6H0
琴葉「次はそうね。ライブ中、私の出番が迫ってるの」


琴葉「緊張して『このままじゃ失敗しちゃうかも』って時にプロデューサーが来てくれるのね」


エレナ「……」



P『琴葉、大丈夫か?』


琴葉『プロデューサー…!私、その…緊張しちゃって…』


P『大丈夫。琴葉ならできるさ』


琴葉『ありがとうございます…。あの…お願いしたいことが…』


琴葉『緊張をほぐしたいんです。だから…その…』


琴葉『私を…抱き締めていただけませんか?』


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:12:37.31 gAlHHn6H0
琴葉「なーんちゃってー!!やだぁー!琴葉恥ずかしーい!」


恵美「これは酷い」


琴葉「言ってる私も少しそう思うわ」


エレナ「……」


琴葉「エレナ?どうしたの?」


エレナ「……」


エレナ「ゴメン」


エレナ「それこの間やったヨ」


琴葉「……」


恵美「……」


琴葉「ハグ?」


エレナ「ウン」


琴葉「なんなん」


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:14:19.46 gAlHHn6H0
琴葉「でも正直ハグくらいならエレナはしたことあると思ってた」


恵美「アタシも」


エレナ「結局ワタシからハグしただけでプロデューサーからはさすがに無いヨー」


琴葉「そりゃそうよね」


恵美「プロデューサーからハグは色々な意味で危険なんじゃない?」


エレナ「でもハグとはいかなくても頭撫でたり背中押したり手を握ったりはしてくれるよネ」


恵美「まあね」


琴葉「そうね」


琴葉「でもやっぱり、壊れるくらいに抱き締めてー、みたいな?」


エレナ「琴葉は欲張りさんだナー」


10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:19:19.14 gAlHHn6H0
琴葉「ハグ関連ならまだあるわよ」


エレナ「まだあるんだネ」


恵美「琴葉が生き生きとしてるんだけど」


琴葉「さっきみたいにまた事務所での話なんだけどね?」


琴葉「時刻は夕暮れ、事務所には2人っきり。プロデューサーがキーボードを叩く音だけが聞こえるの」


琴葉「そろそろ誰か帰ってきちゃう。2人っきりの時間が終わっちゃう。でもその前に私は行動を起こすの」


琴葉「周囲に誰もいない事を確認した後、そーっとプロデューサーの後ろから近付き抱き締めて…」



琴葉『プロデューサー…』ギューッ


P『琴葉……。琴葉は甘えん坊だな…』ギューッ


琴葉『その……こんなことお願いしていいかわからないんですけど…』


琴葉『キス……したいです』


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:21:40.72 gAlHHn6H0
琴葉「いやぁーん!琴葉恥ずかしぃぃぃい!」


恵美「こっちも恥ずかしいんだけど」


エレナ「琴葉は元気だネー」


琴葉「まだまだこんなもんじゃないわよ」


恵美「あ、アタシそろそろレッスン」


琴葉「あら、もうそんな時間?頑張ってね」


エレナ「いってらっしゃいだヨ」


恵美「んじゃね〜」ヒラヒラ


紗代子「ただいま戻りました」


琴葉「あら、紗代子お帰り」


エレナ「オカエリー」


紗代子「あれ、2人ともどうしたんですか?」


エレナ「琴葉の妄想が止まらないんだヨ」


琴葉「なによぅ。いいじゃない聞いてくれたって」


紗代子「それじゃあ私もご一緒しますね」


琴葉「うふふ、ありがと」


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:25:53.56 gAlHHn6H0
琴葉「次はそうね。私が風邪を引いちゃうの」


琴葉「その日はたまたまOFFでお仕事に穴を空けたりとかは無かったんだけど、一応事務所に連絡はするのね」


エレナ「風邪は長引くかもしれないからネ」


紗代子「……」


琴葉「連絡を済ませた私はベッドに横になるの。早く治さなきゃだし眠ろうとするんだけど」


琴葉「色々考えちゃって中々眠れないの。治らなかったらどうしよう。みんなに迷惑かけちゃうって」


琴葉「そうこうしてるうちにうとうとするんだけど、家のチャイムが鳴って目が覚めるの」



チャイム『ピンポーン』


琴葉ママ『はーい』


琴葉『あれ?お客さんかな…?』


コンコン


琴葉ママ『琴葉ー。お客様よ。どうぞ、入ってください』ガチャッ


P『よっ』


琴葉『ぷ、プロデューサー!?』


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:27:02.32 gAlHHn6H0
琴葉「みたいな感じでプロデューサーがお見舞いに来てくれるのよ」


エレナ「琴葉は想像力豊かだネー」


紗代子「……」


琴葉「紗代子?どうしたの?」



紗代子「いえ、なんでも。続けてください」


琴葉「???」


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:28:18.17 gAlHHn6H0
琴葉「それでね?お母さんは買い物に出かけちゃって家には私とプロデューサーの2人だけになるの」


エレナ「ウンウン」


琴葉「でね?おかゆとかプリンとかあーんして食べさせてもらうんだけど、本番はここからなのよ」


エレナ「なんかエッチな予感がするヨ」



琴葉『ありがとうございます。食べさせていただいて…』


P『いいさ。琴葉に早く良くなって欲しいからな』


P『それじゃあ俺はそろそろ帰るよ。お大事にな』


琴葉『待って!』


琴葉『待ってください。お願いがあるんです』


琴葉『あの、その…』


琴葉『着替え、手伝っていただけませんか…?』シュルシュルッ


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:29:11.65 gAlHHn6H0
琴葉「いやぁーん!!琴葉恥ずかしぃぃぃぃい!!」


エレナ「だんだんエスカレートしてきたネ」


紗代子「……」


琴葉「紗代子?どうかした?」


紗代子「ごめんなさい」


紗代子「それこの間やりました」


琴葉「……」


エレナ「……」


琴葉「詳しく」



16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:30:43.65 gAlHHn6H0
紗代子「その…この前風邪引いちゃって。結構熱あったしインフルエンザかもしれないから一応事務所に連絡したんです」


琴葉「それで?」


紗代子「そしたらプロデューサーがお見舞いに来てくれて…色々食べさせてくれて…」


エレナ「ウンウン」


紗代子「部屋には2人っきりだったし、なんかもう私も止まらなくて」


琴葉「止まらなくて?」


紗代子「着替えを手伝ってもらったりはしなかったんですけど、背中拭いてもらっちゃいました」


琴葉「背中」


エレナ「背中」


紗代子「プロデューサーは絶対ダメだって言ってたんですけど、私が背中だけでいいからどうしてもってお願いしたら折れてくれまして」


琴葉「うんうん」


エレナ「ウンウン」


紗代子「もちろん前は隠してましたし、それ以上の事は無かったんですけど」


琴葉「ゴクリ」


エレナ「ドキドキ」


紗代子「プロデューサーの手が私に触れた瞬間、やっぱり変な声が出ちゃって」


琴葉「はわわ」


エレナ「はわわわ」


紗代子「もうダメ!我慢できない!ってなった瞬間に」


琴葉「瞬間に…!?」


紗代子「母親が飲み物を持ってきてそこで終わりました」


琴葉「あー」


エレナ「アー」



17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:32:06.82 gAlHHn6H0
琴葉「そういうお約束ってあるわよね」


エレナ「不思議とジャマが入るんだよネ」


紗代子「母親にはその後すごく申し訳なさそうに謝られました」


紗代子「あの時母親が来なければどうなってたのかなーとか思っちゃいます」


琴葉「でも多分プロデューサーはそこから何もしないような気がする」


エレナ「だよネ」


紗代子「ですね」



18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:34:44.87 gAlHHn6H0
琴葉「おかしい」


琴葉「おかしいと思う。さっきから私がやってみたい事のほとんどを先越されてる気がするもん」


エレナ「たまたまだヨー」


紗代子「たまたまです」


琴葉「他にもプロデューサーの部屋に上がり込んで恥ずかしい服を着る話とか」


エレナ「ウンウン」


琴葉「雪山で遭難して人肌で温めあう話とかあったのに」


紗代子「なるほど」


琴葉「それすらも誰かに先を越されてる気がする」


エレナ「可能性はゼロじゃないネ」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:36:18.74 gAlHHn6H0
P「ただいまー」


ことエレさよ「お帰りなさい」


エレナ「プロデューサー帰ってきたネ」


琴葉「この話はまた今度ね。2人とも付き合ってくれてありがとう」


紗代子「いえいえ」


琴葉「はあー。プロデューサーとイチャコラしたいなあ…」


紗代子「……」




紗代子「琴葉さん。昔の人は言いました」


紗代子「『男なら……やってやれ!』」


琴葉「紗代子…!」


エレナ「ワタシ達女の子だけどネ」


紗代子「行ってください琴葉さん。ここは私達が引き受けます。プロデューサーとのイチャコラを勝ち取ってください!!」


琴葉「うん!私頑張る!プロデューサー!」タッタッタ


エレナ「コトハ頑張レー」


紗代子「琴葉さん頑張って!」


琴葉「プロデューサー!お願いがあるんです!私と…その…!」


琴葉「イチャコラしてください!」


エレナ「ストレート過ぎるヨ」


紗代子「だがそれが良い!」


琴葉「ただいま」


琴葉「ダメでした」


エレナ「だよネ」


紗代子「ですよね」


琴葉「イチャコラしたい」



〜おしまい〜



20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/01(月) 17:39:30.58 gAlHHn6H0
以上です。暴走気味の琴葉を書いてみたかった。ありがとうございました。依頼出してきます。

ミリP「方言って可愛いよな」【ミリマスSS 】

1 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 17:02:10.78 xRVFuTsY0
作者自身は福岡出身。
各方言はネット情報からの拾い集めですので、間違いがあればご容赦下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514793730
2 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 17:04:41.64 xRVFuTsY0

歌織「はい、ここまで。ひなたちゃんお疲れ様、今日はとっても声が出てたわよ。」

ひなた「ほんとかい?あんがとねえ。歌織さんに教わってからずっと調子がよくなってる気がするよお。」

歌織「ふふ。ひなたちゃんが頑張ってるからよ。」




歌織「…という事があったんだけど。ひなたちゃん、やっぱり可愛いわよねえ。」

莉緒「いや、それ別にいつも通りじゃないの?」

歌織「それがいいんじゃない。太陽みたいなキラキラした笑顔に、あの方言混じりのおっとりした声。天使ってああいう子を言うんだわ、本当に可愛いわよねえ。」

莉緒「はいはい。ほどほどにしとかないと怪しい人に思われるわよ?」

歌織「ええ!?変なこと言わないでよ。もう、意地悪なんだから。」

莉緒「……」
3 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 17:06:18.16 xRVFuTsY0

莉緒「げなげな…ばってんばってん…とよとよ…」

このみ「怪しい呪文ブツブツつぶやいてどうしたの?」

莉緒「おはよっす姉さん。こりゃ呪文じゃのうて方言じゃきに。」

このみ「は?」

莉緒「いやね、最近方言女子ちうもんが人気あるて聞いたけんな。モテモテの為にゃあわっちも方言のひとつやふたつ、マスターしとかにゃならんばと思って練習しよるんよ。」

このみ「どこの方言よそれ。というかそもそも莉緒ちゃん広島出身でしょ、地元の言葉で喋ればいいじゃない。」

莉緒「忘れてもうたわ、こっちさ来る時に標準語ば話さにゃモテへん思って必死で矯正したけんな。」

このみ「あっそ。とりあえず地方をどこかひとつに絞った方がいいわよ、それじゃあインチキくさいにもほどがあるわ。」

莉緒「ほんなこつな?色々入ってる方がモテそうな気もするけんどのう。」

このみ「…ほんと、莉緒ちゃんは努力する方向が迷子になるわね。」

莉緒「どういう意味だんべ!」
4 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 17:09:27.84 xRVFuTsY0

このみ「まったく。あのあと元に戻させるのに苦労したわ、相変わらずというかなんというか。」

風花「はは…まあ、莉緒さんらしいと言うんですかね。」

このみ「毎回フォローするこっちの身にもなって欲しいわよ、まったく。おおかたどっかの合コンあたりで吹き込まれたんだろうけどね。」

風花「違うみたいですよ、何でも歌織さんが方言喋る子が可愛いって言ってたの聞いたから試してみたとかで。」

このみ「え、そうなの?」

風花「はい、莉緒さんがそう言ってましたから。」

このみ「…そう。私が色々アドバイスしても試さないのに歌織ちゃんだと、ね。」

風花「どうかしました?」

このみ「別に。」


5 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 17:12:00.43 xRVFuTsY0

莉緒「あ、姉さんごめんねさっきは。お詫びと言ってはなんだけど、今日飲みに行かない?」

このみ「…」

莉緒「姉さん?ちょっと、無視しないでよ。ほら、姉さんが好きそうなお店なのよ、本格的な日本酒が揃っててね…」



このみ「しろしいっちゃ!」

莉緒「え!?な、何。ヒロシイ?」

風花(あらら。拗ねてるのかしら?)

このみ「ふんだ。飲みに行きたいなら歌織ちゃんとでもどうぞ。ほいじゃね。」

莉緒「ち、ちょっと!?もう、何急にはぶてるのよ…」

風花(ふふ。歌織さんが今のこのみさん見たら、やっぱり可愛いって思うのかしらね?)




6 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 17:27:13.43 xRVFuTsY0

千早「そう言えばジュリアって、福岡出身でしょう。それにしては方言出ないわね?」

ジュリア「標準語練習したからな。福岡人ってのは見栄張りだから、地元以外じゃ方言使わないモンなんだよ」
(※作者の思い込みです)

千早「ふうん。あなたが方言使う所、ちょっと見てみたいわね。」

ジュリア「オイオイ、見せもんじゃないぜ。たくこれだから東京人は。」

ジュリア「…と。悪い、電話だ。出ていいか?」

千早「どうぞ。」

ジュリア「すまないね、もしもし…なん、いきなり!今までだんまりやったのにずるくない?」

千早「!?」
7 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 17:29:58.63 xRVFuTsY0

ジュリア「声が聞きたくなった?はいはい嘘言うな、どうせ有名人になったけってかけてきたっちゃろ?」

千早「…」

ジュリア「そっちはどう…アタシがおらんくなって寂しい?またまた。あんた相変わらず調子いいことばっか言いよるね。」

ジュリア「で、なん急に。あそこ潰れた?あーね、まあ人おらんやったもんね…」

千早「…」

ジュリア「あーゴメン。こっちの人に変な目で見られようけん切るね。うん、春休み帰る。そしたらね。」

ジュリア「…これでいいか?」

千早「え、えっと。地元の友達相手だとさっきみたいな?」

ジュリア「まあね。さすがに今のは多少わざとだけどな。満足したかい。」
8 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 17:33:10.47 xRVFuTsY0

千早「そ、そうなの。どうもありがとう…」

ジュリア「たく、変な目で見て。これだから方言使うの嫌なんだよな。」

千早「ごめんなさい、ちょっと驚いただけだから。でも新鮮だったわ。すごく可愛かったわよ?」

ジュリア「可愛い!?へ、変なこと言うなよ。」

千早「そうだ。ねえ、今度あれやってみたら?ほら、346の人たちが福岡のライブでやったって言う。」

ジュリア「勘弁してくれ。だいたいあんな言葉、実際に使ってるやつ見たことないよ。」
(※作者の思い込みであるかもしれません)

千早「そうなんだ。じゃあ好きって言う時は何ていうの。」

ジュリア「そりゃやっぱ、ストレートに好きですとか方言なら好きっちゃんとか…っておい、何言わせるんだよ!?」

千早「いいじゃない。私もジュリアを好いとうよ?」

ジュリア「からかうなっての。ほら、打ち合わせするぞ!」


9 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 17:36:49.29 xRVFuTsY0

千早「はいはい。次のお仕事先、ジュリアは初めてだっけ?」

ジュリア「チハは行ったことあるんだよな。前は何で行ったんだ?」

千早「新幹線だったわ。今回もそうだと思うけど。」

ジュリア「にしては連絡無いな、明後日だろ?まさかこの時期は混むからチケットをご用意する事が出来ませんでした、なんて事無いよな?」

千早「お仕事だもの、大丈夫じゃないかしら。」

ジュリア「気になるな、念の為聞いとくか。ピヨ姉にテルテル、と。」

ジュリア「…もしもしピヨ姉か?あのな、次の仕事の件なんだけど。ああ、地方のライブゲストのやつだよ。」

ジュリア「移動は新幹線なんだよな。ちゃんと席、とっとーと?」

千早「!?」
10 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 18:35:40.93 xRVFuTsY0

まつり「はー、まぁあかんね。そんな事したらわやになるわ。」

まつり「よーけ練習してたのに。残念だがね。」

まつり「…どうでしたか?」

エミリー「とっても素敵でしたよまつりさん。普段のまつりさんとはすごく印象が変わってて驚きました。」

まつり「お褒めいただきありがとう、なのです。姫の新境地なのですよ。」

律子「うんうん。今度のドラマの役、これなら良さそうじゃない。やっぱり地元の言葉だから自然よね。」

まつり「ほ?何の話なのです律子ちゃん。方言指導の先生のおかげなのですよ?」

律子「いやあなた、愛知県出身でしょう。履歴書にそう書いてあるじゃない…」

まつり「まつりはまつり王国出身なのです。ね?」

律子「ウチは全員出身地公表してるんだけど。」

まつり「律子ちゃん?」

律子「はいはい、失礼しました。」



11 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 18:38:03.46 xRVFuTsY0

エミリー「ひなたさんや奈緒さん、それに紬さんなんかもそうですが、方言というものは趣きがあって良いですね。私はどうしても堅苦しい話し方になってしまいますから、羨ましいです。」

律子「しょうがないわよ、エミリーには母国語じゃないからね。」

エミリー「実を言えば、舞踊の先生がよく方言を使っておりまして。先生の話し方を覚えていますので、使えないわけではないのです。」

まつり「それは初耳なのです。でも、実際に喋ってるのみたことないのです?」

エミリー「父から『偏った日本語はなるべく使うな』と言われておりますので。」

律子(あれでエミリーの中では偏ってなかったのね。)

まつり(まあ、英語を使わないというだけですから。)

エミリー「なにかおっしゃいました?」

まつり「こっちの話なのです。」
12 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 18:39:51.02 xRVFuTsY0

律子「それよりどんな方言なの、ちょっとやってみてくれない?」

エミリー「え、ですが。」

律子「演技の練習みたいなものよ。使えそうなら役が広がるかもしれないし。ね?」

エミリー「分かりました、それでは…」



エミリー「おう、りっつぁんにまっつぁん。今日も一日よろしくお願いしまさぁ!」



まつり「!?」

律子「!?」



13 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 18:43:00.42 xRVFuTsY0

エミリー「どうしたんでぃ、そんな鳩が豆鉄砲喰らったみてぇな面しやがって。そんなシケた面ぁ箪笥の中にでもしまっときな!」

まつり(律子ちゃん、これって方言なのです?)

律子(江戸弁、というやつかしら。まあ標準語でないのは確かだけど。)

エミリー「あの、やはり変なのでしょうか?前に紬さんとこの言葉で話した時、何やら怯えておられたようなのですが。」

まつり「そ、そんな事はないのです。とってもお上手なのですよ、さすがはエミリーちゃんですね?」

エミリー「へっ、お世辞ともっこは担ぎたかねぇや!」

まつり「あ、あはは…」

14 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 18:44:31.70 xRVFuTsY0

律子「言葉遣いはまあいいとして、なんかキャラ変わりすぎじゃない?」

エミリー「そいつは仕方ねえやな。なにせ、訛ってるからよ。」

まつり「ほ、どういう意味なのです?」

エミリー「『放言』が多いってこったよ、『方言』だけにな!」

律子「…」

まつり「…」




エミリー「おあとがよろしいようで。」


15 :◆UEry/CPoDk 2018/01/01(月) 18:48:41.89 xRVFuTsY0

以上です。お目汚し失礼致しました。

ミリマスで方言の可愛さだと個人的にはやっぱりひなたがナンバーワンだと思います。

これからも『アイドルマスター ミリオンライブ!』と

そんな可愛いひなたのSRが追加された

『ミリオンライブ シアターデイズ!』を

どうぞよろしくお願い致します。

【ミリマスR-18】ロコ「あ、あの〜……アンナ……?」

1 :♯cwenhgh 2017/12/31(日) 01:17:23.15 06XssHYk0
杏奈がゲームにポーズをかけて肩越しに振り向くと、そこにはいかにも困ったという顔をしたロコが立っていた。

「ロコ……どうしたの?」

「実は、ロコのボディにちょっとしたアクシデントが……」

「……あぁ……そうだよね」

股間を抑えているロコの姿を見て、杏奈はひとりごちた。
3 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:20:08.71 06XssHYk0
「へ?アンナ、何か知ってるんですか!?」

「うん……ロコ、先週トップアイドルになったよね?」

「はい。ついにトップアイドルになりましたけど……?」

「トップアイドルになると、1週間……おちんちんが生えるんだよ」
4 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:21:00.48 06XssHYk0
「そ、そうだったんですか……ワンウィークもの間このコンディションでいるのはちょっと……」

「杏奈も、経験者だから……早めに何とかする方法、知ってるよ」

「ほ、本当ですか!?ぜひとも教えてください!」

杏奈はうっすらと笑みを浮かべ、ゲームをスリープモードにした。

「うん……じゃあ、トイレに、行こ……?」

……
5 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:22:24.03 06XssHYk0
2人は劇場のトイレの個室に入った。
広めに作られているので、片方が便座に腰掛ければそこまで窮屈さは感じない。

「じゃあ……足首までパンツを下ろして……?」

「えっ?」

便座に座ったロコは、目をパチクリさせた。

「み、見せないとダメですか?」

「だって、治すんだから……どういう状態か、見ないと、ね」
6 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:23:13.95 06XssHYk0

「う、うぅ……恥ずかしいです……」

言われた通り、青のカラータイツと黒のパンツを足首まで下ろす。

「……」

「……?アンナ?」

「スカート……めくり上げて……?」

「えっ……?」

「自分で、見せるの……杏奈さん、治して、下さい、って……」

「そんな、チャイルドライクな……」

「できないなら、ここまで、だね……」

杏奈はしゃがみ込んでにっこりと笑い、急かすようにロコの太ももをさする。
7 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:23:55.58 06XssHYk0
「うっ……うぅぅ……」

ロコはおずおずとプリーツスカートの端っこをつまみ上げ、ごくゆっくりとたくし上げる。
個室トイレの蛍光灯のやたらに清潔な白い光が、トップアイドルにのみ存在する肉角の姿を明らかにする。

「わぁ……かわいい、ね……」

ソーセージよろしく皮に包まれたそれは、藤の花房のような可憐さで脚の間に垂れ下がっている。
8 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:24:44.73 06XssHYk0
「こ、こんなものがロコのボディにくっついてるなんて……全然キュートじゃないです……んっ!」

顔を近づけてまじまじと見つめる杏奈の吐息が、甘美な刺激となって背中を這い上がる。

「たまたまも、ついてるんだ……ふにふにだね」

杏奈はさらに身を乗り出し、スカートの中に頭を突っ込む。つるつるのおいなりさんが竿の下にぶら下がっている。

「やぁっ……アンナ……」

袋を優しく揉んでやると、ロコは身じろぎして少し脚を開いた。

「たまたまは……先に倒さないと、おちんちんを回復させちゃう、厄介なボスだから……」

柔らかい杏奈の手がたまたまを揉みしだく。ロコは頭の奥がじーんとして、身体が熱くなってくるのを感じた。

「いっぱいもみもみして、MPを枯らす必要があるの……一緒に、おちんちんのHPも削ってくね……?」

杏奈は袋を揉む手を左手に替え、右手で肉棒の皮を剥いた。
9 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:25:28.14 06XssHYk0
「にゃんっ!あ、アンナ……それ、ヤバイです……!」

ピンク色の亀頭が外気に触れると、それだけでピリピリとした刺激がこそばゆい。
杏奈はいたずらっぽく微笑み、亀頭に舌先で触れた。

「あぁんっ!」

痺れるような感覚とともに、ロコは腰を引いて遠ざかろうとする。
もちろん杏奈はそんなことを許すはずもなく、皮を剥いたソーセージを口に頬張ると、丹念に舌で磨きながら吸い上げる。

「ふにゃあ〜っ♡♡あんっ♡あぁぁんっ♡♡」
10 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:26:12.19 06XssHYk0
唾液の混ざるいやらしい水音。杏奈は顔を上げ、ロコをたしなめる。

「そんなに声、出してたら……だれか来ちゃう、よ……?」

「そ、それは、ダメですっ、あっ♡んんっ、んんんぅぅ……♡」

ロコは自分の口を両手で抑えて声を殺す。
口内での愛撫に耐えかねて身体は反り返り、もはや快感に抗い続けることは難しくなってきていた。

「いいよ、ロコ……どんどん、大きくなってきてるから……」

「び、ビッガーになってるんですか!?それじゃあ話が違いますよ!」

「ううん、大きくしないと、ぴゅっぴゅってできないから……治すために、必要なんだよ」
11 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:26:56.68 06XssHYk0

「なっ……なんですかこれは……!?」

ロコは改めて、どくんどくんと脈打ちながら屹立する自らのおちんちんを目の当たりにした。
包皮は杏奈の手を借りるまでもなくずるむけになり、亀頭は凝集した血液で張り詰め赤々と燃えていた。

「これが、男のひとの……最終形態、だよ……」

「さっ、最終形態……!?」

「そう……こうなったら、これを女のひとのお股に突っ込んで……いっぱいぴゅっぴゅってすると、赤ちゃんができるの……」

「ど、ど、どういうことですか……?」

「ロコも、いっぱい気持ち良くなって、いっぱいぴゅっぴゅってすれば……おちんちん、取れると、思う」
12 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:27:43.36 06XssHYk0
そう言うと杏奈は立ち上がり、自らホックを外してスカートを床に落とした。
可愛らしいピンクのドット柄のパンツには、いやらしい愛液の染みが広がっていた。

「アンナ……パンツが、汚れちゃってます……」

「そう、だね。……ロコのそれに掻き回されたら、って考えてたら……もう……」

色っぽい手つきで指を差し入れると、膝下までするりと一気に下ろす。
濡れそぼった無毛の恥丘が露わになると、ロコは胸が高鳴るのを感じた。

「じゃあ、入れるね……」
13 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:28:18.37 06XssHYk0
「そんなのっ……!無理だと思います!こんなビッグなっ……ぁんっ!」

便座から立ち上がり杏奈を止めようとしたロコだったが、竿を鷲掴みにされただけで腰が砕けてしまった。
今や杏奈はロコと向かい合う形で便器に跨り、入口へ導かんとして亀頭を割れ目に沿わせている。

「だっ、ダメです、アンナっ……」

杏奈の小さな身体、狭く暖かくぬらぬらとした肉室に、この勃起したおちんちんが侵入していき、その全体にひだが吸いついてきたら……
ロコの理性は、自ら崩壊することを危ぶんで、それを阻止しようと叫びをあげている。
しかしながら今、杏奈がロコの反応を楽しみながら下の口で先っちょにキスしている、その快感だけでロコは頭がおかしくなりそうになっていた。
14 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:29:04.48 06XssHYk0

「ロコったら、顔がトロトロになってるよ……えっち、だね……」

「ろ、ロコは……えっちじゃ、ないです……っ!」

亀頭が杏奈の中に埋没するのを、ロコは確かに感じた。
温かく、濡れていて、とっても柔らかい。

「いっ……いやあぁぁぁんんんっ♡♡♡」

「あっあぁぁぁっ!♡♡」

杏奈はトップアイドルの肉槍をその身に受け入れると、身体を震わせながら嬌声を漏らした。
ロコの方も、杏奈の奥深くまで達したおちんちんが送る快感信号に、脳がオーバーフローを起こしていた。

「あっ♡あっ♡あっ♡あはぁっ♡んっ♡んっ♡んんっ♡」

呆然となったロコの唇に、杏奈の舌がねじ込まれる。
首に腕を回し、腰を前後にグラインドさせていく。
15 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:29:49.03 06XssHYk0
ロコは意識の手綱をなんとか握りながらも、快感の奔流に押し流されて行った。
こんなに気持ちいいことが、この世の中にあったなんて。

杏奈はロコの身体を貪る。
純真で、性の知識に乏しい少女を、一方的に搾取する。
彼女もかつての被害者であったから、加虐性はひとしおであった。

「あっ、あっ、杏奈ぁ♡おし、おしっこがぁ、出そうなんですぅっ♡あっ、あぁっん♡」

ハッキリしない頭で何とか言葉を紡ぎ出す。
杏奈は動きを変え、肉棒を自分自身でしごくように上下した。

「おしっこ♡出して、いいよ♡あんなのなかに、いっぱい♡いっぱい♡だして♡だしてぇ♡」

「ああぁぁぁぁっ♡♡でりゅぅっ♡♡でりゅうううぅっ♡♡」
16 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:30:20.79 06XssHYk0
ロコの叫びに合わせ、杏奈は一番奥までおちんちんを飲み込んだ。
身体の中を叩くような力強い精の放出。
うまくロコをイカせられた安堵と、子宮に注がれた精液による幸福感が胸を満たす。

「いっぱい……出たね♡」

杏奈は腰を持ち上げてモノを抜くと、割れ目を拡げて精液が垂れるのを確かめた。
ロコのことは気に入っていたから、疑似的ではあれ子作りが出来たのは嬉しかった。

放心状態のロコに軽くキスをして立ち上がり、トイレットペーパーで子種と愛液を拭っていると、

「っ!」

思わず息を呑んだ。トイレに誰かが入ってきたのだ。
17 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:30:56.51 06XssHYk0
「もう、お手洗いくらい1人で行けばいいじゃない」

「にゃはは、ごめんね。だって1人だとつまんないんだもん!」

扉の隙間から覗き込むと、やはり恵美と琴葉が手洗い場のところにやってきていた。
恵美が化粧を直しているのを、琴葉は壁に寄りかかって見ている。

「せっかく琴葉いるし、退屈そうにしてたし。別に悪くはないでしょ?」

「まぁ、それは、そうだけど……」

(さすがに……今出ていくわけには、いかない、ね)

杏奈はパンツを履き直そうと足元に手を伸ばした。
その瞬間、ロコの両手が背後から腰を掴んだ。
18 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:31:31.16 06XssHYk0
(っ!?ロコ……!?)

(アンナ、ワンモア……もう一回、ヤらせて下さい!)

(ダメっ!いま、恵美さんと琴葉さんが……んんっ♡)

先端が入り口を捉えたかと思うと、一気に奥まで侵入してきた。
今度は杏奈が口を抑えて声を我慢する番だ。

リズム良く出入りする肉槍。
先ほど注がれた精液が掻き出され、左足に引っかかった杏奈のパンツをべとべとに汚した。

(アンナっ……アンナっ……♡)

(あぁっ、ダメぇ、ロコっ……♡)

ロコは杏奈の両腕を手に取り、背中で組み伏せる。
2人の荒い息遣いと、どうしても出てしまう肉叩音。
19 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:32:36.84 06XssHYk0
洗面台のふたりの間にはもはや言葉は交わされず、トイレの個室で行われている猥褻行為の気配に、顔を赤くしているところであろう。
やがて無言のままふたりが出ていく物音が聞こえると、ロコの動きは一層激しさを増した。

「あぁぁぁぁんんっ♡♡♡ロコっ、ロコっ、ロコぉ〜♡♡」

恥ずかしげもなくみっともない声で喘ぐ杏奈。
昂りからか、ロコは杏奈の身体を扉に押し付けるようにして密着しようとする。
両腕をロコに引きつけられ、何も抵抗できず、その肉棒で突き上げられるまま。
一方的に犯されているこの時間を、杏奈は爪先立ちで必死に耐えている。

「うぅっ、あっ、アンナぁっ♡♡でっ、でますよぉ♡あっ♡あっ♡あっ♡あぁぁんっ♡♡」

「いいよっ♡いいよぉっ♡来てっ♡きてぇっ♡♡」

「あっ♡あぁっ♡うっ、ああぁぁぁぁっっ!!♡♡♡」

音が聞こえそうな激しい吐精を膣内に感じる。
ロコは絶頂しながらも腰の動きを止めず、収縮する杏奈のヴァギナを激しく突き続けた。
20 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:33:12.54 06XssHYk0
「はぁっ、はぁっ、あぁ……まだ、取れるどころか、スモールにもなりません……もっとヤらないと……もっと……」

ロコは肉竿を抜いてぶつぶつと呟いた。
身体がよほど熱いのか、トップスを脱ぎ捨ててスカートのみの格好になる。
杏奈はめちゃくちゃに犯された肉穴をヒクヒクさせながら、扉に寄りかかってうなだれている。

「アンナ……治してくれるって、言いましたもんね?」

「ま、まだ……するの……?」

ロコは答えず、杏奈を無理矢理に立たせて便器に座らせる。
21 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:33:56.91 06XssHYk0

「アンナは……ロコに突っ込まれて、どんなフィーリングでしたか?」

すぐ近くで見つめられ、杏奈は目を逸らす。

「激しくって……あたま……おかしく、なりそうだけど……ちょっと、うれしい、かな」

「ロコも、気持ち良くて、止まらなくて……でも、アンナじゃなかったら、きっとこんなには……」

逸物は、二度の射精を遂げたにもかかわらず、未だ腹部に張り付くほどの怒張を見せていた。

「ろ、ロコは……ロコは……」
22 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:34:40.41 06XssHYk0

「ロコはっ……アンナのこと、好きです……フェイバリットですー!」

「なっ……なんでこんな時に……!んぁっん♡♡」

今一度、肉角に貫かれる。
膝裏に腕をまわされ、両脚を高く上げる形。
タンクに背中を預けると、ひんやりとした感触が火照った身体に鮮烈な印象を与えた。

今までと違い、ロコの腕が乳房をまさぐる。
ロコの方から唇を求めてくる。
杏奈はたまらない気持ちになり、急いで服を脱ぎ下着を取り払った。
23 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:35:13.21 06XssHYk0

勃起した乳首は摘まれるたびに燃えるような刺激を生み出し、舌は生ける肉塊の如く蠢きながらお互いを貪った。
激しい快感に脳を焼かれた二人は、ここが半分公共の場であることも忘れ、太ももまでを愛液でドロドロにしながら腰を動かし続ける。

「アンナっ、あっ♡そっ、そろそろぉっ♡」

「ロコっ♡ロコっ♡ロコのせいえきっ♡いっぱいほしいよぉっ♡ロコのあかちゃんっ♡ほしいよぉっ♡♡」

ロコは杏奈を抱え上げ、振り子のようにして夢中で腰を打ちつけた。

「あっ♡あっ♡あっ♡アンナっ♡アンナぁっ♡♡」

「ロコぉっ♡イクっ♡イクよっ♡アンナ♡イクゥっっ♡♡」

「あっ♡♡あっ♡♡あぁぁーーーっ♡♡」
24 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:35:56.26 06XssHYk0
ぶちまけられる性欲。
今日一番の量と勢い。
杏奈の女性は一滴残らず搾り取らんと収縮を繰り返す。

「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ……」

その場にへたり込み、対面座位のかたち。
ゆっくり引き抜くと、余剰の白濁が秘所から流れ出す。

「あっ……アンナ……いっ、勢いで、言っちゃいましたけど……」

余韻に浸っていると、ひどく心配そうな上目遣いでロコが言った。

「アンナは、ロコのこと……」

「……もう。大好き、だよ……?」

「あっ、アンナ……!」

ロコは泣きそうな、しかし嬉しさ溢れる顔で杏奈に抱きつく。
25 :◆yN2O5AgG1M 2017/12/31(日) 01:36:53.91 06XssHYk0
「よ、良かったですー!これでフラれたら、もうロコ、どうしたらいいか分かりませんでした……!」

「……えへへ。もう、出ようか?あんまり長居すると、他の人に悪いし……」

「えっ?あの、アンナ……」

ロコは自分のモノと杏奈の顔を交互に見た。

「パンツに収まらないので……もう一回……?」

杏奈はため息をついた。

「しょうがないなぁ……いいよ♡」

おわり

【ミリマス】横山家の事情

1 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:04:16.94 Stv7v61+O
【765プロ事務所】

奈緒「桃子〜。お願いがあるんやけど、ええかな?」


桃子「どうしたの?奈緒さん。」


奈緒「あんな、桃子のサインが欲しいんや。」


桃子「サイン?改まってどうしたの?」


奈緒「実は、私のアニキが桃子のファンらしくてな。」


奈緒「『桃子ちゃんのサインが欲しい』って頼まれたんや。」


桃子「へぇー、そうなんだ。うん、書いてもいいよ。」


奈緒「ほんま?ありがとう!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514448256
2 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:05:09.55 Stv7v61+O
桃子「ファンのためだもんね。サインくらいお安い御用だよ。」


奈緒「それじゃあ、この色紙にサインを…」


奈緒「………。」


奈緒「やっぱ嫌やあああああ!!!!」


桃子「奈緒さん!?」
3 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:06:54.29 Stv7v61+O
奈緒「小学生アイドルのサインを欲しがるアニキなんて嫌やああああ!!!!」


奈緒「そんな変態ロリコンアニキなんて嫌やああああ!!!!」


桃子「ちょっと!!桃子のファンを変態とか思ってたの!?」


奈緒「赤の他人なら何とも思わんけど、実のアニキは嫌や!」


奈緒「想像してみ?実の兄から女児のサインを求められた私の気持ち!」


奈緒「その時食べてたたこ焼き、思わずトイレに吐いたわ!」


桃子「謝って!全国の桃子ファンに謝って!」
4 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:08:13.33 Stv7v61+O
桃子「だいたい、それだと桃子のファンは変態ばかりってことになるよね?」


桃子「それってつまり、変態からしか応援されない桃子を馬鹿にしているってことだよね?」


奈緒「まさか!別に変態ばかりやないやろ。」


奈緒「娘とか、妹とか、そんな温かい目で応援してくれる人もいるはずや。」


桃子「でしょ?だったらお兄さんだって…。」


奈緒「でもあの屑は違う。目でわかる。」


桃子「実の兄を屑呼ばわり!?」
5 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:09:10.44 Stv7v61+O
奈緒「伊達に長いことあの屑の妹やってるわけやない。」


奈緒「あの目は、妹に向ける目とは違う。私にはわかるんや。」


桃子「奈緒さん…。」


奈緒「あと、ベッドの下から、桃子の水着グラビアを見つけたしな。」


桃子「物的証拠を押さえてるじゃない!何が目でわかるなの!?」
6 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:10:32.80 Stv7v61+O
桃子「はぁ…そんな風に言うなら、サインは要らないんだね?」


奈緒「いや、要る。堕ちるとこまで堕ちた人間の屑でも実のアニキや。裏切るわけにはいかん。」


桃子「お兄さんの株を下げるのは裏切りじゃないの?」


奈緒「それにな、昨日新しい服を買ってもらったんや。屑にもええとこあるやろ?」


桃子「報酬貰ってるじゃない!何が実の兄は裏切れないなの!?」
7 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:11:47.40 Stv7v61+O
奈緒「というわけで、桃子…この色紙にサインを…。」


奈緒「あかん。気分が悪い。」


桃子「こっちの台詞だよ!」


奈緒「悪いけど、インターバルをもらってもええ?」


桃子「…………好きにすれば?」


【1時間後】


奈緒「桃子。サインを……あかん。もう1回インターバルや。」


桃子「帰っていい?」
8 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:13:09.86 Stv7v61+O
桃子「それで、結局要るの?要らないの?どっち?」


奈緒「……ください。」


桃子「わかった。ちょっと待っててね。」


奈緒「……くっ!!どうしてこんな事に…!!」


桃子「(あげたくないわー。でも、ファンは大事にしたいしなー。)」


桃子「はい…これでいい?」サラサラ


奈緒「くそっ…ありがとう…ぐっ!!くそぉ…!!」ポロポロ


桃子「(泣くほど嬉しいんだと解釈しておこう。)」
9 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:14:16.78 Stv7v61+O
奈緒「あ、桃子。悪いんやけど、もう一枚お願いしてもええ?」


奈緒「今度は色紙の隅っこに小さく書いてほしいんや。」


桃子「いいけど…今度は何?」


奈緒「実はお母さんがな、リコッタのサインが欲しい言うてんねん。」


奈緒「私のいるユニットやから、私ら全員を応援してくれているんや。」


桃子「へぇ、桃子も応援してくれているんだ。嬉しいな。」


奈緒「我が母ながら、良いお母さんやねん。」


奈緒「それなのに、どうしてあんな鬼畜ゴミ畜生な人間の屑が生まれてしもうたんや…。」


桃子「そろそろ桃子のファンのこと悪く言うのやめない?」
10 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:16:04.72 Stv7v61+O
桃子「はい、できたよ。」サラサラ


奈緒「ありがとう!さて、最後は…。」


桃子「まだあるの?」


奈緒「最後は桃子やない。えーっと…。」


育「こんにちは、奈緒さん、桃子ちゃん。」


奈緒「育!丁度ええところに来たわ!」


奈緒「実は育のサインを私のお父さんが欲しがっててな。」


桃子「ルーツ明らかだよ!!」

【終わり】
11 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/28(木) 17:19:17.29 Stv7v61+O
以上です。楽しんでいただけたら幸いです。

横山さんのパパやんと兄やん、変な設定をつけてごめんなさい。

【ミリマス】P「琴葉お姉ちゃんに甘えたい」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:05:54.14 CncDaZnW0

P「琴葉お姉ちゃんに甘えたい」


伊織「また訳のわからないことを言い出したわね」


P「琴葉ってさ。なんかお姉ちゃんって感じするだろ?」


伊織「まあ言わんとする事はわかるわ」


P「だから弟になって琴葉お姉ちゃんに甘えたいかなーって」


伊織「そこはよくわからないわね」


P「というわけで何とかしてくれ。報酬は弾む」


伊織「仕方ないわね。準備するからちょっと待ってなさい」





ミリマスSSです。琴葉お姉ちゃんに甘えたい気持ちが具現化したものです。伊織も好き。

よろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514286353
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:07:54.01 CncDaZnW0
ーー5分後ーー


伊織「これが水瀬財閥の新商品『これであなたも憧れのあの子の弟になれるくんVR』よ」


P「ネーミング」


伊織「この専用ゴーグルを装着します」


P「はい」


伊織「シチュエーションを細かく指定します」


P「はい」


伊織「かなりリアルな弟生活を体験できるわ」


P「天才−!天才−!」


P「それじゃあさっそく頼む」


伊織「シチュエーションは?」


P「台風の日、あまりの強風と大雨と雷に怯えるボクを琴葉お姉ちゃんが優しく包んでくれる感じでお願いします」


伊織「キモっっ!」



VRスタート!


3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:11:54.76 CncDaZnW0
ーー台風の日ーー



ビュオオオオオオオ

ザァァァーーーー

ゴロゴロ…


琴葉「うーん、凄い雨と風ね」


琴葉「直前で逸れるかと思ったけど甘かったなあ。明日の朝大丈夫かしら」


コンコン


琴葉「あら……?」


ガチャッ


琴葉「どうしたの?眠れないの?」


琴葉「台風が怖いの?ふふっ、男の子なんだからしっかりしなきゃダメでしょ?」


琴葉「ほら、こっちおいで」ポンポン


琴葉「大丈夫よ。怖くなくなるまでお姉ちゃんが一緒にいてあげる」


琴葉「そうだ。何か温かい飲み物でも持ってきましょうか?…いいの?」


琴葉「なあに?どうして欲しいの?」


琴葉「抱きしめて欲しいの?…もう。甘えん坊さんね」


琴葉「いいわよ。ほら」ギューッ


琴葉「安心する?…うん。よかった」


琴葉「まだあなたは小さいもんね。仕方ないわ」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:13:09.80 CncDaZnW0
ビュオオオオオ…ゴオオオォォォォ…


琴葉「………」


琴葉「雨も風も、当分治まりそうにないわね…」



琴葉「…ねえ。今日はお姉ちゃんと一緒に寝る?怖くないようにずっとぎゅってしててあげる」


琴葉「よしよし。今日は特別よ?」


琴葉「本当なら男の子が女の子を守らなくちゃいけないんだから」


琴葉「だから…。いつかあなたが大きくなったら、お姉ちゃんの事を守ってね」


琴葉「それじゃあそろそろお休みしよっか。布団入ろ?」ゴソゴソ


琴葉「ほら、こっち向いて?」


琴葉「はい、ぎゅーっ」ギュー


琴葉「どう?眠れそう?」


琴葉「そう。よかった…」


琴葉「…温かいわね。私も落ち着くわ」


琴葉「…うん。良い子ね。それじゃあお休みなさい…」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:14:20.74 CncDaZnW0
ーーーーー


P「ンンンンンンンンンン!琴葉お姉ちゃぁぁぁン!」


伊織「キモい」


P「伊織」


伊織「なによ」


P「ありがとう」


伊織「高いわよ」


P「それじゃあ次なんだが」


伊織「まだ続けるのね」


P「風邪を引き熱を出して小学校を休んでしまったボクの為に半日で早退し帰ってきた琴葉お姉ちゃんが優しく看病してくれる感じでお願いします」


伊織「細かい」


P「あ、薬は粉薬で」


伊織「細かい」



VRスタート!


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:15:34.77 CncDaZnW0
ーーーーー



コンコン ガチャ


琴葉「ただいまー」


琴葉「うん。お姉ちゃん今日は半日。帰ってきちゃった」


琴葉「具合はどう?少しは楽になった?」


琴葉「…うん。それならよかった。でもまだ大人しく寝てなきゃダメよ?ゲームは禁止」


琴葉「えーっ?じゃないの。ダーメ。早く治さなきゃなんだから」


琴葉「ところでお母さんはおかゆ食べさせてくれた?お薬は?」


琴葉「……こら。なんでお薬飲んでないの?」


琴葉「苦い?確かに粉薬は苦いけど…飲まなきゃ治らないのよ?ちゃんと飲んで?」


琴葉「ヤダじゃないの。もう。仕方ないわね…」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:16:42.06 CncDaZnW0
琴葉「それじゃあお姉ちゃんが飲ませてあげる。ちゃんと飲むのよ?」


琴葉「いくわよ?粉薬をお姉ちゃんの口に入れて…」サラサラ


琴葉(水を口に含んで…)コポッ


琴葉(そしたら…)


チューッ


コクッコクッコクッ


琴葉「……ぷはぁ。うん。ちゃんと飲めたね。偉い偉い」


琴葉「着替えはまだ大丈夫?それなら後はちゃんと寝ること。早く良くなってね」


琴葉「眠って起きて汗かいてたら後で着替えさせてあげる。それじゃあお姉ちゃんちょっと下に行くね?」


琴葉「うん。また後で。良い子ね。お休みなさい…」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:18:13.85 CncDaZnW0

ーーーーー


P「ンンンンン!琴葉お姉ちゃンンンン!」


伊織「口移し」


P「日頃のストレスが吹っ飛んだよ」


伊織「満足したかしら」


P「次で最後にしよう」


伊織「はいはい」


P「小学校の運動会で借り物競走に出場する事になったボクが手違いで混ざってしまった『お題:好きな人』を引いてしまい琴葉お姉ちゃんの手を引いてゴールする感じで頼む」


伊織「アンタ病気かもしれないわよ」



VRスタート!


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:19:59.45 CncDaZnW0

ーーーーー



琴葉「午前の部は今ので終わりね。お昼にしよっか」


琴葉「はい、お弁当。お腹空いたでしょ?いっぱい食べてね」


琴葉「えーっと…。午後の部の最初は借り物競走ね。あなたの出番よね?」


琴葉「頑張ってね!お姉ちゃん応援してるから!」



ーー借り物競走ーー



係員「位置について!よーい!ドン!」


琴葉「いけー!がんばれー!」


琴葉「すごい!速い速い!」


琴葉「あら?私を探してる…?」


琴葉「えっ?私?お姉ちゃんと行くの?」


琴葉「わ、わかったわ!それじゃあ行きましょう!」



琴葉「はあっ、はあっ、ゴール!」



琴葉「やったわね!ところでお題は何だったの?見せて?」


琴葉「あっ…。これって…」


『お題:好きな人』


琴葉「もう…。本当にお姉ちゃんっ子なんだから…」


琴葉「ありがとう。嬉しいわ」


琴葉「お姉ちゃんもあなたのこと、大好きよ…」


琴葉「だから、これからもずっと、お姉ちゃんと一緒にいてね?」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:22:34.83 CncDaZnW0

ーーーーー


P「アアアアアア!琴葉お姉ちゃんンンンンン!」


P「一緒にいる!ボク琴葉お姉ちゃんとずっと一緒にいるよォ!」


伊織「本人には間違っても見せられないわね」


P「ふう。助かったよ伊織。これでまたしばらく頑張れる」


伊織「それはよかったわ」


伊織「……」


伊織「ねぇ、アンタ琴葉の事好きなの?」


P「彼女はあくまでもお姉ちゃんだ。仮想現実ならともかく、現実ではそういう目では見ていないさ」


伊織「ふーん」


伊織「それじゃあ報酬だけど」


P「おう。何がいい?」


伊織「そうねぇ」


伊織「それじゃあ今度のOFF」


伊織「私と2人っきりで過ごしなさい」




〜おしまい〜

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 20:24:27.21 CncDaZnW0
短いですが以上です。琴葉ってお姉ちゃんオーラありますよね。ありがとうございました!依頼出してきます。

桃子「私のサンタさん」

1 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:26:30.17 eVTNZvKo0
前作

静香「未来はサンタさんに何をお願いしたの?」未来「へ?」(ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513683394/)

のサイドストーリーてきなやつです

端的に言えば、桃子がサンタさんを信じていない話です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514143589
2 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:29:59.33 eVTNZvKo0
 近々、劇場でクリスマスパーティをするらしい。

 俺がその情報を得たのはほんの数日前。クリスマスの装飾をしている最中に、この劇場のアイドル———佐竹美奈子からそう提案されたのだ。本来はこちらからクリスマスパーティの企画を持ち寄るつもりであったが、アイドル主体のパーティというのもおもしろいと思い、この件はアイドルたちに一任することにした。

 最初は美奈子とその周辺のメンバーが準備をしてくれていたのだが、噂は広がり、今ではほぼ全員が手伝いに参加している状況だ。各々の得意なことを活かし、装飾、料理、出し物、などただの身内パーティで終わらすには勿体ないほど豪勢なものが出来上がりつつある。アイドルたちが、パーティを楽しいものにしたいと思う気持ちを、すぐに仕事に結び付けて考えてしまうのは俺の悪い癖だろうか。
3 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:31:11.30 eVTNZvKo0
 そんなことを考えているうちに、あれよあれよと日は過ぎ去りパーティ当日、24日になった。天井まで届きそうなクリスマスツリー、壁一面の切り絵、ツリーに負けないくらいの高さを誇るクリスマスケーキ、テーブルいっぱいに並べられたサンタコスチュームの茜ちゃん人形…… は違うか。劇場の小さな一室が、無限大の夢が詰まったテーマパークへと変化を遂げた。

 会場を見渡す。本当によくぞこれまで立派な会場を準備してくれたと思う。この絵は可奈が描いたもので…… こっちのは育か…… それとこの良く分からないのは…… 静香だな。

 会場一つにつけても、アイドル一人ひとりの個性が眩しいくらいに光を放っていて、これを見れただけでも全員のスケジュール調整を頑張った甲斐があったと思う。あとはこの輝きが連鎖反応を起こして相乗効果を生み出すようにするのが俺の仕事だ。無限の可能性に興奮を覚え、年甲斐もなくワクワクしてしまった。
4 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:32:11.81 eVTNZvKo0
 部屋の鑑賞を続ける。本当にどれも面白いものばかりだ。しかし、まつりが未来に馬乗りになっているものだけは良くないのだろうか…… 後で未来は説教だな。

 一つの絵を見つける。母親と父親に挟まれて嬉しそうにしている女の子の絵だ。プレゼントを貰って嬉しそうにしている。この絵を描いたのは、

「あ、こんな所で何してるのお兄ちゃん?」

突然、背後から声をかけられ振り向く。声の主は周防桃子、765プロライブシアターの一員で、この絵を描いた張本人だ。

「何を面白そうに見ているのって、あっ……」

桃子の顔が僅かに暗くなる。それもそうだ。彼女の家庭事情は決して円満とはいえないものである。少々焦りを含んだ声で続ける。
5 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:33:09.58 eVTNZvKo0
「へぇ〜 いい絵だね。誰が描いたんだろうね? 育とかかな?」

周防桃子を深く知らない人間なら見逃していた違和感だろう。しかし、俺はこれを見逃さず、そして確信に至った。この絵を描いたのは間違いなく桃子だ。99%の予想が100%の確信に昇華した。俺は気づいていないふりをする。

「そうだな。俺も全然分からないけど、みんなが集まった時に聞いてみるよ」

「お兄ちゃん、せっかくのパーティなのに犯人捜しみたいなことしちゃ空気を悪くしちゃうよ。知らないからこそ、いいこともあるんだよ」

「そう言われちゃしょうがないな。この件に関しては胸の中にしまっておくよ」

 そう言うと桃子は安心したのか、頬を緩ませた。しかし、俺の頭の中では依然、バツの悪そうな桃子の顔が消えることはなかった。
6 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:33:57.48 eVTNZvKo0
それから程なくしてアイドルたちは全員集合しパーティは始まった。企画までしっかりと練られていてビンゴ大会や、プレゼント交換など楽しいものばかりだ。俺はというとこの日のために準備してきたプレゼントを皆に配っている。子供組はもちろんのこと、大人組には特に喜んで貰えたみたいでよかった。そして次は、桃子の番だ。

「メリークリスマス、桃子。俺からのクリスマスプレゼントだ」

「お兄ちゃん、みんなの分準備したんでしょ? 大変じゃなかった?」

「いや、みんなの喜ぶ顔が見れると思うと全然苦じゃなかったよ」

「随分自信家だね。呆れた。それにしても……」

桃子は俺の姿をジロジロと見る。
7 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:35:24.54 eVTNZvKo0
「あはははは! お兄ちゃん、サンタの格好全っ然にあってないね!」

「うぐっ…… まぁ分かってたけどさ……」

「これ見て似合ってるなんて言ってくれる人は誰もいないんじゃない?」

思い返してみれば、確かに誰にも言われてないような…… いや、星梨花だけは言ってくれたような……?

「うっせえな。そんなこと言うならプレゼントは没収するぞ」

「!! 嫌だよ、これはもう桃子のだもんね♪」

「ははは、冗談だよ」

桃子にプレゼントを渡し終えて、俺はまだ渡せてないアイドルたちに残りのプレゼントを配った。全て配り終えるころにはもう十分な時間になっていた。大人組が二次会の予定を立てているのをよそ目に、俺は未成年組を家まで送り届ける。
8 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:36:27.41 eVTNZvKo0
「プロデューサーく〜ん! 終わったらいつものところ行くわよ〜!」

俺は分かりました、と告げるだけして送迎の準備に取り掛かる。音無さんや青羽さん、社長と協力して、家までの距離や年齢を考慮し、順番に車で送り届けていく。そして最後の一人となった

「悪いな、杏奈。最後になってしまって」

「ううん…… 杏奈、いつも遅くまで起きてるから…… 大丈夫です」

「何度も言ってるけど夜更かしはあまりしないようにな…… サンタさんは眠っている良い子のもとにしか来ないんだぞ?」

「大丈夫…… お母さんが、昼間においてくれる……」

こいつ、確信犯か。こういう媚びの売り方は芸能界でも使えるのだが…… 複雑な気持ちだ。
9 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:37:23.81 eVTNZvKo0
「全く…… 杏奈よりも下の子でもプレゼントを貰ってない子はいるんだぞ?」

そう言うと杏奈は少し声音が上がった。

「それって…… 桃子ちゃんのこと……?」

急に桃子の話を振られて、少し動揺してしまう。思い返してみれば、桃子は俺たちにサインを示していたではないか。桃子が描いた家族の絵、冗談を言った際も少し過剰な反応だった。そしてクリスマスプレゼントを貰っていないという事実。全てが今繋がった。
10 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:38:11.80 eVTNZvKo0
「プロデューサー……?」

「す、すまん。運転に集中しててな。それよりさっきの話、本当か?」

「うん…… 本人がそう言ってたし……」

「……」

桃子は賢い子だ。自らの家庭環境を理解し、これ以上の破滅を防ごうとしている。劇場でこそわがままお姫様だが、家に帰ればわがままなどは一切言わないだろう。クリスマスを楽しみたい、という欲求も胸の中で押しつぶしていたに違いない。

しばし会話が止み、俺は無言で車を進めた。最後の角を曲がったところで杏奈が口を開いた。
11 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:39:02.88 eVTNZvKo0
「……プロデューサー」

「ん? 何だ、杏奈?」

「杏奈、いくらクリスマスでも…… クマよりもウサギのぬいぐるみがいい…… だから、このプレゼント…… プロデューサーの、ガールフレンドとかに…… 渡せばいいと、思うよ……?」

「杏奈…… ありがとう」

「ううん、忘れないでね…… 杏奈は、ウサギのぬいぐるみを…… ご所望♪」

「あぁ、トクベツいちばんデカいのを準備するよ」
12 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:39:56.06 eVTNZvKo0
家族に杏奈を渡して俺は急いで劇場に戻る。本来、杏奈に渡すべきだったプレゼントは今もトランクに入ったままだ。時計を見れば11時を指している。あまり猶予はない。

劇場に戻ると既に音無さん以外の大人組が揃っていた。俺は息を切らせながら、口を開く。

「はぁはぁ…… すいません、みなさん! 少し、やらなくてはならないことができたので、 申し訳ありませんが、今日は帰らさせていただきます」

え〜? などの非難の声が少々飛んでくる。構うものか。俺は周防桃子に笑顔を取り戻さなくてはならないのだ。
13 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:40:48.39 eVTNZvKo0
「…… 何やら、訳アリのようだね? 真剣な眼差しをみて分かるよ。……プロデューサーの仕事はただアイドルに仕事を持ってくるだけでは務まらない。アイドル自身が楽しい、と思えるような、そんなプロデュースをしなくてはならないのだよ。くれぐれもアイドルを悲しませないでくれよ?」

「社長…… ありがとうございます!」

「君が来るのは一段落してからで全然構わないよ。その時は酒の肴になるようないい話を持って来てくれよ?」

「はい!」

社長から後押しを貰い、さっきまで着ていたサンタ服に着替え、再び劇場を出る。時刻は11時45分。随分と時間を食ってしまった。俺は急いで桃子の家に向かった。
14 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:41:23.53 eVTNZvKo0
 サンタさんはトナカイに乗って空からやってくる。

 そんな幻想は私が女優を始めたその年に消えた。

 私が女優を始めて以来、母親と父親の関係は急に悪くなった。それまでは家族でどこかに出かけたり、誕生日を祝ってもらったり、と仲の良い一家だったと思う。しかし、私の女優業が波に乗り出した頃、私の教育方針で両親は真っ二つに分かれ、そのまま妥協点を見いだせずに今に至っている。怒りの矛先が私に向くこともしばしばあり、その時は決まって口を閉じて黙っていることしかできない。当たり前の幸せが、突然失われる悲しさを知って、私は大人にならざるをえなかった。
15 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:41:53.47 eVTNZvKo0
 そして今年もクリスマスが来てしまった。世間が浮足立つのに対して、うちはいつも通り。しかし、今年は嬉しい出来事もあった。なんと劇場のみんなとクリスマスパーティができたのだ。私にはサンタは来ないけど、あんなに楽しかったんだからこれ以上望んだら欲張りだよね。そういえば、環と育にはちゃんとサンタが来たのだろうか。あの二人は私と違っていい子だから…… きっと今頃、枕の横にはプレゼントが置かれていることだろう。

 サンタのことを考えているとふと思い出し、時計を見た。時刻は11時57分、ちょうどいい時間だ。そろそろ夢から現実に戻らなければ、周防桃子でなくなってしまう。私は自分への戒めとして部屋の窓から夜空を眺めた。
16 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:42:52.18 eVTNZvKo0
 3分後、日付が変わった。ずっと夜空を見ていたが何ら変化はなかった。はぁ…… やっぱり今年もサンタさんはいなかった。数年前から毎年行っている儀式のようなものだが、もう今年で潮時だろうか。1時1分になったらやめよう。そう決めて最後、窓の外に目を遣る。……時間だ。我慢していた寒さが急に強みを増した。もう寝よう、そう決めて振り向きかけた時、視界の隅で何か動いてるものを捉えた。

 私は驚き、もう一度、窓の外を見た。夜空は依然と静かなままである。しかし、見間違えではなかった。それは道路をせっせと走って私の家へと向かって来た。遠目で暗くて良く見えないが、帽子を被って大きな袋を持っている。あれは…… サンタなのだろうか?
17 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:43:57.90 eVTNZvKo0
 私は興奮してそれに注目した。私の家に着いたと同時にインターホンを鳴らした。母親が出た。何やら話をしている。話が終わったのかそれは家の中に入った。足音が聞こえる。私の部屋へと向かってきている。私は慌てて布団に潜り込んで、寝たふりをした。

 「桃子ちゃん、お邪魔しまーす」

 声が聞こえる。きっとサンタだ。

 「プレゼント持ってきましたよ〜 枕元に置いておきますね〜」

 「……ねぇ」

 「おぅ!? 桃子……ちゃん!? 起きてたの!?」

 「サンタさん……なの!? 本物の!?」

 「えっと…… そうだよ。僕は本物のサンタだよ」

 「プレゼント持って来てくれたんだ! ありがとう! でも、どうしてここ最近持って来てくれなかったの?」
18 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:44:52.24 eVTNZvKo0
 「うっ、え〜っと、そうだねぇ、あはははは、実は地図を失くしちゃってね。桃子ちゃんの家を忘れちゃったんだ〜 本当にごめんね?」

 「もう! さみしかったんだからね! 本当に…… 今年は来てくれてよかったよ……」

 「大丈夫! もうこれからは来年も再来年もぜ〜ったい、来るから安心しててね!」

 「ふふふ、ありがとう。本当に、ありがとう、……プロデューサー」
19 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:45:54.00 eVTNZvKo0
 「……いつから気づいてたんだ」

 「最初からだよ。こんな夜中にサンタの格好して走ってきて。そんな事する人、桃子、プロデューサーしか知らないよ」

 「あ〜あ、やっぱり俺には演技の才能は無いな。何か、根本的にダメな気がする」

 「そんなので桃子を出し抜こうなんて、十年早いって思うな♪」

 「流石、元天才子役ってとこだな。でも、無理しなくてもいいんだぞ?」

 「っ!」

 「お前は天才子役になったと同時に、失ったものも大きすぎる。俺はそれを少しづつ取り戻してほしいんだ」

 「……無理だよ、周防桃子は結局、女優なんだよ。それは、お兄ちゃんが知ってるでしょ?」
20 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:46:36.73 eVTNZvKo0
 「確かに、桃子の仕事の大部分は演技だ。でもお前の今の仕事は女優でも天才子役でもない。アイドルだ。だからお前を役者としては売り出さない。アイドルとして俺がプロデュースする」

 「でも、だからといって昔と変わんないよ!」

 「変わる!!!」

 「!」

 「俺がプロデュースする以上、大切な何かを犠牲にしてまでトップになってもらおうとは考えていない。これが俺の、765プロの方針だ。大切なアイドルに悲しい顔させたくないからな」

 「本当に……? 信じていいの……?」
21 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:47:21.85 eVTNZvKo0
 「あぁ。それとも桃子は劇場のみんなを信用できないのか?」

 「そんなことっ……! ……ないけど」

 「だったら大丈夫だ。辛いときは俺や劇場のみんなを頼れ。一人で持てない荷物でもみんなで持てば軽くなるもんだ。だから……、辛さや悲しみは俺たちと分け合おう」

 「お兄ちゃん、そんなカッコで、キザっぽくしても、決まらないよ…… 本当に…… うぅ…… ぐすっ……」
22 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:48:01.61 eVTNZvKo0
 涙が止まらない。まさかお兄ちゃんに泣かされる日がくるなんて。でも、胸のつかえは随分と軽くなった気がする。久しく触れてなかった人の温もりも十分に感じることができた。

 「桃子、今すっごく幸せ」

 「この程度で幸せになってもらっちゃ困るよ。桃子にはトップアイドルになってもらわなきゃだめなんだからな」

 「当然! 桃子を誰だと思っているの?」
23 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:48:39.99 eVTNZvKo0





 「天才アイドルの周防桃子だよ!!」




24 :◆W56PhqhW.M 2017/12/25(月) 04:49:19.72 eVTNZvKo0
終わりです。寝ます

【ミリマス】我が恋の運命に応えてあなたっ♪

1 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:20:00.96 YUfqXVrM0
※ 独自設定が多々あります。
===

少女は部屋に飛び込むなり。

「PさんPさん!」

「なんだ、百合子か、おはようさん」

「はい、おはようさんです」

と、朝の挨拶を男と交わし。

「早速ですけど、髪型、変じゃないですか? 寝癖とかついていませんか?」

「いや別に……いつもの編み込みが無いぐらいだな」

「そりゃそうです。今から編み込むんですから」

と、彼の真横に陣取った。

「百合子、近い」

「近くないです」

「あとな、百合子、これはなんだ?」

男は少女から手渡された一本の紐ゴムを見つめてそう尋ねた。彼女が言う。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513606800
2 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:22:40.30 YUfqXVrMo

「Pさん、髪紐知らないんですか?」

「まさか」

「なら、別に訊かなくても――よいしょ」

少女は持参した卓上ミラーをテーブルの上にちょんと乗せ、
その隣にこれまた持って来ていたハードカバーの本を置き、

小首を傾げるようにして、可愛く鏡を覗きながら自身の髪をせっせせっせと編み込んでいく。

手慣れた手つきで進むその様子を、黙って見つめている男。

渡されたゴムを手持無沙汰気に伸び縮みさせ、作業が終わるのをジッと待つ。

「Pさん」

「ん」

「今日はゴム、つけてください」

言って、ニヤリと笑う少女。言われ、ニコリと笑う男。

二人はしばし微笑み合い、男は爽やかな笑顔のまま少女に手刀を振り下ろす。

「このアホめ!」

「あ痛ーっ!? どうして突然ぶつんですか!」

「朝から下ネタかますんじゃない! ゴムなら『結んでください』だろ!!」

「ゴムはゴムでも輪ゴムですよ! ほら、"今日、わゴムつけてください"って」

「いけしゃあしゃあとこの娘は……! イントネーションから違ったろうに」
3 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:25:16.85 YUfqXVrMo

呆れ果てたように言い捨てるが、それでも男は少女の髪を言われた通りにまとめてやる。

男に頭を任せながら、少女が不貞腐れたように言う。

「はぁ〜、冗談が通じないな。乙女だったら恋人に、一度は言いたい台詞なのに」

「悪いがそんな台詞を吐く奴は、その時点で既に乙女じゃない」

「でも根強い人気がありますよ? 知りません? 処女ビッチって」

「お前のキャラ付けはそれでいいのか? ……っと、できたぞ」

「ありがとうございます!」

男は自分の方へ体重をかけ始めていた少女の体を押し戻すと、やれやれといった風に嘆息した。

少女が完成した編み込みの具合をチェックして、
「やっぱりPさんにしてもらうと、髪のまとまりが違うなぁ♪」と嬉しそうな声をあげる。

「そうか? 俺にはてんで分からんが」

「Pさん、それじゃダメダメです! 恋人なら、彼女のこういう変化にはいち早く気づけるようにならなくっちゃ」

そうして男を叱った後、からかうように目を細めたどや顔少女に彼は言う。

「そりゃあれか? 些細な変化にも気づいて欲しい乙女心」

「だけじゃないです」

「なら小さな変化に気づくぐらい、常日頃から自分を見てて欲しいって女心」

「う〜ん、それもちょっと違うなぁ……」
4 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:27:42.99 YUfqXVrMo

「違う? なら――分かったぞ! 貴様、もしや百合子じゃないな!?」

言って、指をさされた少女が「くくく」と悪魔的に笑い出す。

「……くっふっふ、まさかこれほどに鈍いとはな」

さらに彼女はすっくとその場に立ち上がると。

「Pさん! いや、七尾百合子のプロデューサーよ!
今の今まで気づかぬとは、たいした節穴をお持ちよのう!」

「くっそぉ〜! やっぱり入れ替わっていたか!!」

「はーはっはっは! 今更気づいてももう遅い!」

畳に座る男の背後へ回り込み、その背中に勢いもよくのしかかった!

「ぐはぁっ!? お、重い! まるで41キロの重りを乗せられたかのように!」

「ちょっとPさん!」

「しかもこいつ、温かいぞ! それに若干汗臭い――」

刹那、弾かれたように男の背中を離れる少女。

急いで自身の匂いを嗅ぎ、若干不安気な顔をして、
「そ、そんなことないですよっ!」と顔も真っ赤に否定する。

「大体、汗は女の子の香水だって海美さんが!」


――歌っている『スポーツ! スポーツ! スポーツ!』収録の
『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE 04』は現在絶賛発売中。

私のおススメは『ART NEEDS HEART BEATS』と『あめにうたおう♪』の2曲です。

以上、関連CDのCMでした――閑話休題。
5 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:29:27.81 YUfqXVrMo
===

「でな」

「はい」

「さっきからちょこちょこ会話に挟んで来る、"恋人"っていうキーワード」

再び男の隣に座り込んだ、少女に向かって彼が言う。

「違うよね?」

「はい?」

「違うだろ?」

「なにがです?」

「だから、"恋人"っていうキーワードが――」

「……ああっ!」

ポンと、少女が理解したと言わんばかりのわざとらしい動作で手を叩き。

「やっぱりここは、"奥さん"の方がいいですかね!?」

「なんでだよっ! 違うだろ!? 俺とお前は知り合いだが、交際なんてしてないだろ!!」

「でもでもでも! 将来的にその可能性が全く無いっていうワケじゃ――」

「ないよ! ありえねぇよ! よしんばそうなったとしても、親戚一同猛反対っ!!」

「障害がある恋の方が、燃えるってことにはなりませんか!?」

「なーらーなーいーのーっ!! なるワケない! 相手が百合子、お前だぞ!?」

言って、彼はすぐさま後悔した。

少女の顔がくしゃくしゃと歪み、うるると涙に濡れるお目々。
ぐすぐす鼻をすすり出せば、彼女は両手を目元に持って行き。
6 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:31:11.92 YUfqXVrMo

「う、あぁ〜! そんにゃ、そんな、おもきりひてーしなくたゃっへぇ〜!!」

えんえんえんと泣く、泣く、泣く。

「うんめひなのにぃ、やくひょくなのにぃ、Pひゃ、Pにぃ、えぐ、ひっく……!」

対する男はオロオロと。

「な、泣くなよ百合子。悪かった、悪かったって謝るから!」

言ってみるのだが効果は無い。

そのうち少女は両手も下ろし、両肩をいやいや揺する駄々っ子泣きに移行すると。

「けっこんふるっていったのにぃ〜! およめさんにしてくれるっへ言ったのにぃ〜!!」

「いや、でも、それは……。まだお前も小さい頃の話だろ?」

「う〜そ〜つ〜きぃ〜!!」

少女は大粒の涙をぽろぽろぽろとこぼしながら、
テーブルの上に置いておいた分厚い本を手に取った。

そうして対処に困り果てた男の前で彼女はページをパララと捲り。

「せいやくしょも、書いたぁ〜!」

「んなっ!? い、1枚だけじゃなかったのか!?」

「ふぐ、ふぇ……ハンコも、おしたのぉ〜、けっぱんぅ、けっこんぅ!」

挟んであった紙を男に見えるよう取り出すと、増々激しく泣きじゃくる。
7 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:33:09.48 YUfqXVrMo

「ホントにこいつは……ああもう! 小さい頃から要らん事ばかり覚えおって!」

「要らなくないもん! 大事だもん!」

「わかった! 分かったからしまおう? なっ? なっ!? ほら、こっちに渡しなさい!」

だが、少女は男の伸ばした手が届かぬよう紙を胸元に抱き込むと。

「やだ!」

「やだじゃない! 百合子!」

「いや! いや! いやぁ〜!」

首もふりふり男を睨み。

「だってだってやぶくもん。前もそう言って破いたもん!」

「そりゃあ誰だって破くだろ!? 子供の遊びとは言えど、結婚の誓約書なんてもん――」

「遊びじゃない! 本気!」

「百合子はそうかもしれないが! 『うん』なんて言えるワケないだろう!?」

バチバチと、両者は向かい合い火花を散らす。
泣き疲れて気持ちも落ち着いたか、先ほどよりは冷静になった少女が彼に言う。

「でも、私、待ってました! あなたが迎えに来てくれる瞬間(とき)を!」

「だからって、人を白馬の王子みたいに!」

「なに言ってるんです? ちゃんと来てくれたじゃないですか――。あの日、あの時、学園祭!」
8 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:35:49.79 YUfqXVrMo

少女が膝立ちになってにじり寄り、男は離れようとその身を仰け反らす。

「そりゃあ招待状貰ったら寄ってみるよ。親戚の付き合いってモノもあるワケだし……」

「朗読会が終わった後、Pさんは私に言ってくれましたよね?」

そうして少女は――正に夢見る少女。恋に恋する乙女特有の顔をして――ほぅっと息を吐くように言ったのだ。

「"百合子、君を迎えに来た。今すぐお前が欲しいんだ"」

「違う。"招待ありがとう百合子ちゃん。さっきのステージも良かったよ"だ」

「そうしてこうも続けました。"長い間待たせてすまなかった。でももう大丈夫! 君を迎える準備はできたんだ"」

「それも違う。"最近会うことは無かったけど。相も変わらず可愛いね"だ!」

「"だから姫、結婚しよう!"」

「"これならウチのアイドルにだってなれるかも"だったろう!?」

いつの間にやら部屋の壁まで追い詰められ、男はその手にじんわりとした汗を掻いていた。
少女の方も膝立ちから、今は四つん這いのように前のめり。

「だから私はPさんに導かれるままオーディションだって受けたのに!」

「驚いたよ。まさかあの言葉を真に受けて従妹が来るとは思わない」

「面接だって頑張って、アイドルにだってなれたのに!」

「しかも案外成績良いんだもん。落とそうとしても落とせないし」

「なのにここまで私にさせておいて、それでも捨てるって言うんですか!?」

「いっ、言い方に少し気をつけないか! 別に百合子を捨てるつもりはない!」
9 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:40:22.26 YUfqXVrMo

言われ、少女は驚いたように「えっ?」と呟いた。

「それって、Pさん、もしかして……。私は2号さんになれと?」

「1号だっていやしないよ!」

「あ、なんだ。……よかった! だったらやっぱり、私があなたの一番ですね!」

両手を嬉しそうに合わせ、少女がその甲に頬を乗せる。

そうして彼女は男に向けて「だって、だって私たちは――いとこで幼馴染で年上の幼少時に結婚の約束だってした甘い初恋相手で偶然の再会を果たした趣味に理解も持ってくれる上司と部下の関係で同時に二人はパートナー。恋のライバルも多いけど仲の良さは公認で両親も諦めたように私を追い出し今や住んでる場所も一つ屋根の下な――運命の糸で結ばれた者同士ですもんね!」と一気に捲し立てると頬を染めもじもじと微笑んだ。


ちなみに余談ではあるが、少女が実家を追い出されたのは両親が二人の仲を認めた為では断じてなく、
単に彼女の所有する書籍の数が増えすぎて自室の床がその重さに耐えられなくなってしまったからに他ならない。

その際、家のあちこちに雪崩れ込んだ本と本棚は七尾家をルーブ・ゴールドバーグ・マシンもかくやと力一杯蹂躙し、

一家の長たる父の口から「まだローンだって残ってるのに」という
父親ならば一度は言いたくない台詞TOP3に入るであろう言葉をちゃっかり引き出したりもした。
10 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:42:59.00 YUfqXVrMo

その結果としての少女と男の同棲だ。

彼女にしてみれば棚から牡丹餅、
男からすれば寝耳に水の引っ越しである。

……今、少女七尾百合子は自信もって断言する。

「Pさんと私は、きっと前世から結ばれる運命なんですよ!
じゃないと、こんなに縁がある理由に説明なんてとてもとても!」

「そうか? そうかな? 案外多分に勘違いが――」

あるんじゃないか? と問いたい男の目の前で、
少女は件の誓約書をヒラヒラさせつつこう続けた。

「だから、こんな誓約書なんてポイしましょ!」

「おっ?」

「代わりに用意したこっちの紙――婚姻届けに判ください♪」

「は、はああぁぁっ!!?」

急転直下。つかぬ間の安心は無情にも粉々に打ち砕かれ、
新たに捲られた本よりいづるはより強力で強大な紙っぺら。

押せば破れるだがしかし、ひとたび押された判の威力は誓約書なんぞの比では無い。

悲鳴を上げた男に向けて少女がじりじりにじり寄る。

「待て! 待て! でも百合子、お前はまだまだ15歳――」

「だから結婚できるって美希さんも!」

「世間体! 俺たちアイドルとプロデューサー!」

「私とこの家に住んでいて、今さらそんなこと気にしますか!?」

「あー、確かに言われてみればそうだよなぁ……。って、いかん! 待て、待て、待てっ!」

だがこの時、天啓! 男は突如思い出した。
百合子を説得する方法、とりあえず窮地を脱するその手段!
11 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:46:07.00 YUfqXVrMo

「百合子! お前は大事なことを忘れているっ!!」

ストップをかけるよう手をかざし、叫んだ男の言葉に少女の動きがピタリと止まる。

「……大事なこと? なんです?」

「気づかないか? ベタベタな恋愛フラグ立てまくって交際を迫るわりには案外抜けてるトコがあるぞ」

ニヤリ、男が不敵に笑い、少女はハッとした顔になって自分の背後を振り返った。
いつの間にやら二人が騒ぎ立てる居間に続く部屋の扉が開いている――そして。

「……あっ、いえ、これはその!」

立っていたのは眉をひそめて固まる少女に。

「あちゃ、見つかっちゃったね」

と、興味津々と覗き込む女性。

「おや、なんとも間の悪い」

さらには銀髪淑女も誤魔化すように目を逸らし。

「アンタたちってば二人とも、朝っぱらからうるさいのよ! たまのお休みの朝ぐらいどーして静かにできないの!!」と
遅れてこの場にやって来て、爆発するはおでこちゃん。

男が「はっは!」とひと笑い、勝ち誇るように百合子を見た。

「百合子みたいな美少女にな、結婚を迫られてそれでも男が断る理由! それは他にも女がいるからだ!」

「プロデューサー」

「大体よくあるパターンだろ? 大した取り柄も無い冴えない男の家にだな、
突然女の子がダースで集まりプチハーレム――」

「プロデューサー?」

「……ま、まぁ、だからと言って彼女たちがいなかったら、
百合子の申し出を受けるのかって言うと別の話になるけども……」
12 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:47:44.74 YUfqXVrMo

しかし男は徐々に勢いを失って、最後の方はもにょもにょと。
だが、百合子はそんな彼に「ぐぬぬ」と唇を噛んで見せ。

「私、それでも負けません! 幼馴染が負けヒロイン……。
そんなテンプレートはきっと、きっと覆してみせます!」

ポンと、男の肩に手が置かれた。

仰ぎ見れば、そこには彼と最も長く住んでいる少女が立っていて。

「ち、千早……!」

「私たちが、いつからあなたの女になったのか……。少し、あちらで話しましょう? ね?」

少女の瞳は笑ってない。おでこと淑女も彼を囲み、
自由人はお菓子を片手に見物を決め込むようである。

そんな中、初動に乗り遅れた新参者の娘はぷるぷる震えて訴えた。

「なんやいねっ!」と、このオチは。
とにもかくにも765寮の、賑やかな朝の一幕だ。
13 :◆Xz5sQ/W/66 2017/12/18(月) 23:49:37.13 YUfqXVrMo
===
以上おしまい。以前ハーレム物、正確に言えば女難物に挑戦しようと書いた麗花さんの話に紬の話、
それから美咲ちゃんが妹だった世界と同じ舞台。(勃起討論とはまた別です)

前作たちが余りP好き好きって感じじゃ無かった反動か、もしPに対して「好きです!」「愛してます!」「結婚しましょう!」と
オブラートに包むことなく言ってもいい世界ならどうなるか――と思ってできたのが今回の話です。

では、お読みいただきありがとうございました。

【ミリマス】紬「三姉妹カフェの次女……?」

1 :◆0NR3cF8wDM 2017/12/18(月) 22:19:33.53 puC2Txpu0

紬「シェフ兼ウェイトレスで、もうすぐ受験……? 受験生にほぼ全ての業務をやらせるなんて、このお店は大丈夫なのでしょうか……?」

歌織「え、と、その、ごめんなさい?」

紬「? どうして桜守さんが謝るのですか?」

歌織「長女で店長の私がしっかりしていれば、紬ちゃんの負担を減らしてあげられたのかな、って」

紬「いえ、そもそも配役上のことですし、桜守さんの役にも、働き者、と説明があります。桜守さんが謝ることはないと思いますが……?」

歌織「ふふ、ありがとう、紬ちゃん」

紬「お礼を言われるようなことでは……」

歌織「紬ちゃんは優しい子ですね」

紬「か、からかわないで下さい……」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513603173
2 :◆0NR3cF8wDM 2017/12/18(月) 22:20:24.80 puC2Txpu0

P「お、歌織さんと紬か。珍しいな」

紬「プロデューサー! そもそもあなたが……」

P「え、何だ、どうしていきなり怒ってるんだ」

歌織「ふふ」

紬「シェフでウェイトレスで受験だなんて、無理があると思わないのですか……?」

P「……それを俺に言われてもなぁ」

紬「それとも、暗に、私にもそれぐらい働けということなのでしょうか……?」

P「違う違う。紬は十分よくやってくれてるよ。ありがとう」

紬「っ! またあなたはそうやって私をからかって……」

P「本心なんだけどなぁ」

3 :◆0NR3cF8wDM 2017/12/18(月) 22:22:30.84 puC2Txpu0

歌織「……ふふ、やっぱり、紬ちゃんは、プロデューサーさんと一緒にいる時が一番楽しそうですね」

P「おっ、そうなのか?」

紬「な、なんゆーとるん!? さ、桜守さん、変なことを言わないでください!」

歌織「ふふ、ごめんなさい」

紬「もう! プロデューサー、あなたも、変な勘違いはしていませんよね……?」

P「変な勘違いって?」

紬「だから、その、私が、プロデューサーのことを……その、一緒にいて……」

P「うんうん」

紬「……楽しい、とか……ほっとする、とか……そ、そんな風に思ってるなんて、そんな勘違いしないで下さい、と」

歌織「あらあら、ふふ(ほっとする、とは誰も言っていないのだけどね)」

4 :◆0NR3cF8wDM 2017/12/18(月) 22:23:43.59 puC2Txpu0

P「おーだいじょうぶだぞー、つむぎー、かんちがいしてないからなー。あ、やべ、そろそろ行かなきゃ。じゃーな、紬、歌織さん」

紬「プロデューサー! ちゃんと真面目に……もう! そ、その、桜守さんも、変な勘違いはしないで下さいね?」

歌織「ええ、分かっていますよ」

紬「……それなら良いのですが」

歌織「あの、紬ちゃん?」

紬「はい」

歌織「その、ね? もし良かったら……私のことも、名前で呼んでくれないかしら?」

紬「桜守さんのことを?」

歌織「紬ちゃんとは今度姉妹の役をやるわけだし、それを無しにしても、もっと仲良くなりたいな、って」

紬「う、うちと……?」

歌織「駄目……かしら?」

紬「だ、駄目じゃない! けど、急に名前で呼ぶんは、ちょっと恥ずかしい……です……」

5 :◆0NR3cF8wDM 2017/12/18(月) 22:24:16.46 puC2Txpu0

歌織「……」

紬「……」

歌織「……」

紬「……か」

歌織「……」

紬「……か、かお」

歌織「……」

紬「……か、歌織、さん」

歌織「はい、紬ちゃん♪」ギュッ

紬「わっ、な、なんでうちのこと抱きしめるん!?」

歌織「紬ちゃんが可愛いからです♪」

紬「もう! だからからかうんやめて……」

歌織「ねぇ、紬ちゃん」

紬「な、なんですか、さく……歌織さん」

歌織「ふふ。三姉妹カフェ、一緒に頑張りましょうね!」

紬「……ええ。努力して勝ち取った役です。精一杯演じてみせます!」
6 :◆0NR3cF8wDM 2017/12/18(月) 22:28:00.49 puC2Txpu0
短いですが以上です。
お付き合いいただきありがとうございました。
なんと、偶然にも、現在ミリシタゲーム内でプレイヤーによる投票イベントが行われています。
皆さんつむつむの次女に投票お願いします。

【ミリマス】育「戦いの終わり」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:29:42.61 hko7hO0B0
たたかいのはじまり | サイトロ #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7583500

この作品に敬意を込めて

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513351782
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:31:39.47 hko7hO0B0
まるでわたしのことを避けるように、ブーケが私の頭を駆け抜けていく。

「育?」

もちろんブーケに意思なんかない。
白いアネモネと水色のスカサビオのシルクフラワーをまるく組み合わせたブーケは、わたしの親友の桃子ちゃんの手の中におさまっていた。

「どうかした?」

「育、どんな顔してるかなって」

「趣味わるいなー」

そう言ってブーケと桃子ちゃん、そして投げた花嫁さんとを見比べてみる。

さっきまでちょっと泣きそうだったんけれども、アイドルとして、いや女性としてどうなのよと言いたくなるほど泣いている恵美さんとエレナさんのお世話で、すっかりひいちゃったみたい。

もったいない。二人とも気合入れてメイクしてたのに……。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:32:19.70 hko7hO0B0
「写真撮りに行かなくていいの、桃子ちゃんは?」

「後で行くよ。今はみんなごっちゃになってるから、私は後でゆっくり撮るの」

わたしは、そうやってあまり素直ではないことを言う親友の顔をまじまじと見つめてみる。

綺麗な鼻から唇へのライン、ガラスから刻みだしたみたいに繊細すぎる薄い目蓋、しっとりと濡れたみたいな漆黒の睫毛、白よりももっと透明な肌、薔薇色の頬、血色の唇。

そして二人していつもよりちょっぴり気合を入ったメイク。

わたしは普段から結構ガッツリメイクをする派だけれども、桃子ちゃんは普段は薄く薄くのナチュラルメイク派。

余談だけれども環ちゃんはスッピンで、メイクするのはお仕事の時と、それこそ環ちゃんのプロデューサーさんとお出かけする時くらいじゃないかな、はい余談おしまい。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:32:51.35 hko7hO0B0
なんでこんなに気合が入っているかというと、

今日は結婚式だから。

琴葉さんとプロデューサーとの。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:33:46.08 hko7hO0B0
琴葉さんとプロデューサーさんはみんなに囲まれている。

二人の写真はあらかたみんな撮り終わったのか、次は自分と琴葉さんとのツーショットを撮りに行っている。

プロデューサーさんは、同僚のプロデューサーさん達に胴上げされて、……あっ、落っこちた。

わたしと桃子ちゃんは少し離れたところから、その光景をぼうっと見ている。

別に琴葉さんのことが嫌いなわけじゃない、むしろ事務所でも大好きなほうだ。

なんたって“ライバル”だったんだから。

ただ今はなんとなくその輪に加わることができなかった。

隣の親友はそんなわたしに付き合ってくれている。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:34:38.67 hko7hO0B0
「そういえばさ」

「うん」

「アレ、どうするの?」

アレとは半年前に生まれた海美さんの双子兄妹の愛くるしさに悶えて泣き始めた亜利沙さんのことではない。

いくつになってもまっすぐだなー、あの人は。

「アレねー、どうしよっか」

アレ。
おおよそ10年前のクリスマスに、目の前で腰をさすりながら抗議活動をしているあの人から貰ったアレ。

ほんとはずっと嵌めていたかったけれども、ファンへのあれだったり、世間体的なこれだったりで普段はチェーンを通してネックレスにしてたアレ。

さすがに今日ここにはめてくる勇気はなかった、さりとてどうしても置いてくることのできなかったアレは、わたしのバングルクラッチのバッグの中にある。

そんな金色に輝く指輪。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:35:29.07 hko7hO0B0
どうして、わたしに、指輪を。

そう聞けないまま、10年間過ぎた指輪。

右の指先が、何にもはまっていない左の薬指をなぞった。

「もう持っとくわけにはいかないでしょ」

と桃子ちゃんが言う。

ナイス親友。言いにくいことをズバッと言ってくれる。

そうなのだ。

だってもう一度、今度は本物の指輪をはめてくれるはず相手は、“ライバル”と結婚したのだから。

「琴葉さんが相手なんだから、わたしも早くおとなにならなきゃ」

なんてことを言ったっけかな。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:36:13.03 hko7hO0B0
あの日から十年経ったけれども、果たしてわたしは『おとな』になれたのだろうか。

身長は160センチを越した、あの日から覚えたメイクはそこそこ様になってると思う。

小学生だったわたしは、大学生になって。

今はアイドルと並行してモデルの仕事もこなしている。

誕生日は最近迎えた。

お酒だって飲めるようになった。

だってのに!あの頃の琴葉さんとより、全然子供なままな気がする。

唯一勝ってるかなってのは環ちゃん以下、桃子ちゃん以上のこの胸くらいなもんだ。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:36:47.80 hko7hO0B0
「なんか失礼なこと考えなかった、今」

ジロッとこっちを睨むマイフレンド。

エスパーだったりするのマイフレンド?

「わたしねー」

「……誤魔化したでしょ。うん?」

「『油断してたら危ないよ?わたし、2号さんからの逆転狙ってるからね』って言ったんだ、琴葉さんに」

隣を見ると、このみさんや莉緒さん、時たま千鶴さんがする通称「いやーんな感じ」のポーズをする親友の姿があった。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:37:32.81 hko7hO0B0
「いつ言ったのさ」

「卒業会で」

卒業会。
このみさんが結婚した時に、莉緒さんが立ち上げた会。会の目的は極めて簡単。

独身の人たちが結婚する人を全力でお祝いする以上!そんな飲み会のことである。

立ち上げた本人が、その次すぐに卒業にして、今の会長はまつりさんだ。

本人はすごく不本意そうであったが、それをネタに自分のとこプロデューサーに甘えてるので、むしろ得してるんじゃないかな。

「琴葉さん、なんて?」

「『せいぜい気をつけるわ』だって」

「大人って感じだね」

「うん」

「で?」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:38:15.91 hko7hO0B0
顔をこっちにむけて桃子ちゃんは、わたしに答えを促す。グロスを塗ったリップが何か言いたげに開き、結局閉じた。

口にしたかったのは「どうするの?」かな、多分。

「今日まではさ、本気だったよ。本気で狙うつもりだった。でもさ……」

何もはまっていない左の薬指をぎゅっと、握った。

「わたしが入り込む余地なんて、これっぽちも無いんだなって……。今日あらためて思い知らされたよ」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:38:56.65 hko7hO0B0
そうだったのだ。

わたしが琴葉さんにライバル宣言をしたあの日から、じゃあ何か変わったかと聞かれたらなーんにも、これっぽちも変わらなかった。

琴葉さんはちゃんとお化粧することが増えたし、お料理だって美奈子さんに教わって、あの人にお弁当だったりを作ってたりしてた。

『渡すからには完璧なのじゃないと!』という琴葉さんに付き合わされて、恵美さんとエレナさんが試食でお腹パンパンにしてたこともあったし。

どんどん琴葉さんが魅力的になっていくその一方で、じゃあわたしはどうだっただろうか?

別にただそれを見ていたわけじゃあない。

わたしだってお料理頑張ったし、もっともっとプロデューサーさんにとって魅力的になろうとした。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:39:32.88 hko7hO0B0
けれども、そんなわたしの姿はもしかしたらプロデューサーさんの目には入ってなかったかもしれない。

いや入っていても、それを琴葉さんと張り合って、とは思わなかったんじゃないかな。

ただの子供の背伸び。そう思われていたのなら心外である。

実際のところはどうなのか、分からない。

ただプロデューサーさんと琴葉さんと、わたしの三角関係は生まれなかった。

結局のところ、琴葉さんがプロデューサーさんのこと好きだったように、プロデューサーさんも琴葉さんのことが好きだったのだ。

そりゃわたしの入る余地なんかないよねっと。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:41:19.16 hko7hO0B0
「桃子ちゃんはさ」

「うん」

「この指輪、どうしたらいいと思う?」

あの時も思ったけれども、今になってより思う。
これ、小学生に贈るようなものじゃない。

そりゃ琴葉さんの指に嵌っているのと比べたら見劣りしちゃうけれども、それでもだ。お母さんに「小道具で貰ったのー」と誤魔化したぐらいだ。

理由なんか分からない、もしかしたら聞く機会はもう無いのかもしれない。

10年の想いがこもったそんな指輪。

どうしたらいいんだろうね。

「……そうだね」

と桃子ちゃんは思案顔。

わたしは桃子ちゃんの持ってるブーケに目をやる。

案外この親友が先に結婚するのかもな、と思ったが、あの二人じゃまだ先の話だよねっと。

最近ようやく手を繋いだ話を3時間されたことを思い出した。

くぐってきた修羅場もそうなら、あの時勢いでキスだってしてるのに。

莉緒さんの言うとおり、桃子ちゃんはネンネだなぁ。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:42:05.17 hko7hO0B0
「やっぱり失礼なこと考えてない?」

親友はまたわたしの心をお見通しのようだった。

「ちがうよー。それでどうしたらいいと思う?」

「……育はさ、どうしたの?」

まさかの質問返しである。

そういうことはしちゃいけないって小学校で教わらなかったのかな。

「それが分からないから桃子ちゃんに聞いたのに」

「そう?私には育がどうしたいかって、もう決めてるような気がするけれども」

「もしかして桃子ちゃんってわたしの心読める?」

「読めないよ。ただ何となくこうかなーってわかる」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:42:34.45 hko7hO0B0
何たって私の方がお姉ちゃんなんだから、とイタズラっぽくわたしの頭をくしゃくしゃにした。

もーせっかくセットしたのにー、と思う気持ちが3割。

後の7割は、桃子ちゃん、自分とこのプロデューサーさんと同じことしてるって微笑ましい気持ち。
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:43:25.57 hko7hO0B0
「……わたしね、失恋旅行に行こうと思うの」

「失恋旅行?」

ゆっくりと、わたしの言葉を繰り返す桃子ちゃん。

「そっ。 失恋旅行。 お腹いっぱい美味しいもの食べて、気持ちいい温泉に入って、そして最後に海にこの指輪を投げるの」

「……捨てちゃうんだ」

「違うよ。 投げるの」

「同じことじゃない?」

「同じじゃないんだなー、それが」

「そっか」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:44:17.24 hko7hO0B0
言葉にしづらい微妙なニュアンスも親友は感じ取ってくれた。

そう捨てるんじゃない、プロデューサーさんを好きだったわたしをどっかに置いていったりはしない。

それがわたしだから。それも含めてわたしだから。

「桃子ちゃんも行こうよ、失恋旅行」

「なんで私がそんな辛気臭い旅行に……」

「桃子ちゃんだって行くかもしれないじゃん。このみさんも莉緒さんも、のり子さん、綺麗だからなぁー」

「……負けないもん」

そう言って頬を膨らませた桃子ちゃんの顔はどこか子供っぽくて、そして綺麗だった。

わたしもあんな顔してたのかなって思った。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:47:10.30 hko7hO0B0
次の恋なんてどこにあるか分からない。


もしかしたらわたしの小指にあった運命の赤い糸は、どこにも繋がってないのかもしれない。

でもそれをクヨクヨ悩むのは、もうやめよう。

とりあえず今は……。

「そろそろ琴葉さんのとこ、行く?」

「そうだね」

プロデューサーさんと琴葉さんに、おめでとうって伝えに行かなきゃ!

おめでとう、琴葉さん!

幸せにならなきゃ許さないんだから!

そしてプロデューサーさん?

琴葉さん、泣かせたりしたら怒るからね!

……なーんてね♪
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/16(土) 00:48:23.16 hko7hO0B0
以上です。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
育ちゃん、お誕生日おめでとう!
これからもすてきな大人目指して頑張ってね!

【モバマス】芳乃「ヨークチーズでしてー」

1 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 16:40:02.97 gS2CPF6DO
雫「♪たまごさんっ、たまごさんっ、まぜまぜしましょうまぜしましょう」

「こんにちはー!」

ガヤガヤ

芳乃「おやー、雫殿ー」

雫「これはいったい?」ドサッ

法子「あ、雫さん。お帰りなさい。えへへ、さっきの取材でね」

ゆかり「玉子屋さんから沢山玉子をいただきました」

有香「正確には、養鶏場から赤い良い玉子をいただきました」

雫「えっと……実は、私も……実家から」

ドーン

有香「な、なんと!」

法子「じゃあこっちのと合わせて」

ドドーン

ゆかり「今日は卵かけご飯ですね」



雫(ゆかりさんはやっぱり……)

法子(天然さんだね)

有香(押忍!)

芳乃(ほー、卵かけご飯を食すと天然になるのでしてー?)



杏「ねー、あの空間にそろそろ突っ込んでいいよね」

奈緒「その前に(ギュウギュウ)既に(ゴソゴソ)事務所の大半が(ガサゴソ)」

比奈「た、玉子で押し潰されるっス」ギュー

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512891602
2 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 16:41:52.67 gS2CPF6DO
最上静香が麺丼を食べるSSです

こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします
3 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 16:44:02.42 gS2CPF6DO
杏「で(ゴソゴソ)どうするのさ?こんなに大量の玉子を」

奈緒「どうするって(ガサゴソ)これをか?……プリンとか茶碗蒸しぐらいしか想いつかないな」

比奈「き、今日は(ゴソゴソ)スイーツファイブのメンツもいないし(ガタゴト)ご飯を大量に食べるのもいないっス」



法子「じゃあ、雫さんの玉子はあっちにやるね」ズイッ

雫「お願いしますね」グッ



三人「むぎゅー!」

芳乃「ほー、では必要とされる方を探すのでしてー」
4 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 16:46:34.19 gS2CPF6DO
…………
……

比奈「で、やって来たのはテレビ局と」タマゴカカエ

法子「わぁー、ドーナツ屋さんの屋台だー!私ちょっと行ってきますね」タマゴカカエタママ

有香「あ、ちょ、ちょっと法子ちゃん!」

奈緒「あー、またか……って、ここって、唯と千枝の料理番組のか?」

芳乃「でしてー」

杏「でも、普通は専門の業者がいるとかじゃない?杏はいらないよね。だから帰って」



「あーっ!」



杏「ん?」フリムキ
5 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 16:48:02.79 gS2CPF6DO
千枝「杏さんっ!その玉子……」

杏「あ?……あー、ひょっとして必要とか?」

千枝「できれば……その皆さんがお持ちの分すべて……」

杏「芳乃?」

芳乃「はいー」

奈緒「ま……いつものことか。じゃあ、案内よろしく」

千枝「はいっ!」



法子「もう一個!」タマゴカカエタママ

有香「法子ちゃん、みんないっちゃったよ」
6 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 16:50:21.56 gS2CPF6DO
……スタジオ

千枝「ただいま戻りました!」バタン

唯「あーっ!千枝ちゃん、どこに……えっ!それ玉子?……どうして」

つ【タマゴノヤマ】

千枝「芳乃さんが答えてくれましたので」

芳乃「でしてー」

唯「んー、ゆいにもわかるようにいってくれないかな☆」



唯「つまり、ゆい達の救難信号を芳乃ちゃんが捕らえて、玉子を持って来てくれたんだ☆」

比奈「何故わかったのか、わからないっス」

奈緒「なぁ、唯。そんなに何に玉子……は番組だろうからいるけど、何があったんだ?」

唯「じつは語るも涙ー」

杏「あー、それスキップで」
7 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 16:51:17.84 gS2CPF6DO
……回想

玉子屋「あのテレビ局だな」ブロロ

某国大統領の車「もうすぐ首相官邸か」ブロロ

ほたる「♪今日は天気がいいから」

ヘレン「ヘーイ」





奈緒「ストップ」

比奈「あとの経過がわかったっス」

唯「あ、やっぱ☆」

ゆかり「玉子屋さんはどうなったんでしょうか?」

奈緒(一番聞いては行けないことを……)

唯「命だけは助かったって。よかったねー☆」

千枝「よかったです」

杏「逆に気になる……」
8 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 17:03:52.77 gS2CPF6DO
……その頃

『ニュースの時間です。先ほど入って来た情報によりますと、某国大統領の乗った車がテロリストに狙われましたが、アイドル二人と玉子屋さんによって無事保護。テロリストは撃退されました』

『その時の模様です』

ヘレン『世界レベルよ』

ほたる『私の不幸のせいで……』
9 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 22:24:52.75 gS2CPF6DO
奈緒「で、こんなに大量の玉子を何に使うんだ?」

唯「んと、チーズを作ろうって話になったんだよ☆」

比奈「……え?玉子でチーズを作る……?」

杏「ワンモアセット。今のをもう一回」

千枝「えっと、卵黄を濃縮させてチーズの食感がする玉子チーズもどきといいますか、玉子のからすみをって」

奈緒「やっぱわからん。玉子を濃縮したらチーズになるのか?」

唯「それをキメるのが今日の話なんだよ☆」



有香「あ、多分似たものを知っていますよ」

法子「えっ?どんなのかな?」

雫「私ももしかすると知ってるかも……味噌漬けにしたあれですよね?」

有香「味噌漬けとまではいきませんが、朝醤油を交ぜた味噌に卵黄を乗せて、夕方には味が染み込んでいるあれです」

千枝「千枝達が聞いたやり方だと、お塩を拭き詰めてその上に卵黄を乗せて半日で硬くなるって話でした」

比奈「晩御飯にちょうどいいって感じっス」

杏「ふーん、そうすると今日中は作るのは無理だろうから、冷蔵庫に玉子を入れて杏達は帰ろっか」トコトコ

唯「うん、千枝ちゃんのツゴウもあるし、今日の収録だけやっちゃうか♪」
10 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 22:25:54.42 gS2CPF6DO
千枝「唯と」

唯「千枝の」

二人「ぽてとまっしゃー料理帖!」

千枝「はいっ、今日も始まりました。もうすっかり寒くなりましたね」

唯「ゆいはお家に帰ってコタツに入りたいよ♪」

千枝「千枝もですよ。あ、でもコタツで寝ると、いつのまにかスカートがめくれちゃいますから注意が必要ですよ」

唯「アハハ、それ、こないだ卯月ちゃんがプロデューサーちゃんに見られていたな☆」

千枝「では今日の一品です」

唯「この時期、お鍋のお供やおせーぼで貰う、うどんを使った」



タッタッタッタッ



ズサー

最上静香「はぁはぁはぁ……うどんと聞いて」

ぴてぃ「ぴー!」



唯「アハハハ……やっはろー、静香ちゃん☆」

千枝「こんにちは、ぴてぃちゃん」

ぴてぃ「ぴー!」

静香「で、うどんはどこかしら?」

唯「今からだよ。慌てない慌てない☆」
11 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 22:26:38.31 gS2CPF6DO
千枝「では材料を。一人前ですが饂飩二玉、ネギ半分に、小さめの魚一匹もしくはお肉を150g。あとは塩胡椒とバターを一欠けらにお醤油を」

唯「まず、うどんをゆでるね」

ぴてぃ「ぴー」グツグツ

千枝「その間にお魚さん又はお肉を一口サイズにブツ切りにして、ネギはみじん切りにします」

静香「こうね」トーントントントントン

唯「茹で上がった饂飩を……2,3cmぐらいに切りまーす☆」

ぴてぃ「ぴー?」トントン

千枝「フライパンにバターを落として、馴染ませたらネギと魚を入れ……あ、塩胡椒も忘れずに入れて炒めます。火が通ったら、饂飩も入れて炒めますね」

ぴてぃ「あーころころ」ジュージュ

唯「終わったら、醤油を大匙一杯入れて味付けして丼に盛ってできあがりー♪」

静香「焼きうどんの小さく細かく切ったのかな?」

唯「うん。まんまの焼きうどんとちがって、スプーンで食べられるし、なにより服にハネない!」

ぴてぃ「ぴー!」
12 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 22:27:28.56 gS2CPF6DO
唯「それではお待ちかね試食ターイム♪」

静香「いただきます」

ぴてぃ「ぴー!」

パクパクパク

静香「……いけません!これはいけませんよっ!」パクパクパク

千枝「えっ!?な、何がダメなんでしょうか?」ドキドキ

静香「小さく切って食べやすくしたうどんに、お醤油とバターの香りという強力な中毒性!」

「これでは手が止まらないままポッチャリ体型一直線です」パクパクパク

ぴてぃ「ぴー」パクパクパク

唯「あー、バターを使っているからカロリーが高いもんね♪」

静香「」パクパクパク

ぴてぃ「」パクパクパク



唯「たしかにヤバいね……」

千枝「止まりません……」



静香「」パクパクパク

ぴてぃ「」パクパクパク

静香「ごちそうさま。お代わりはないかしら?」
13 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/10(日) 22:28:42.56 gS2CPF6DO
……その頃

春日未来「あれー?静香ちゃんはどこー?」

みら「みー」
16 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/11(月) 08:12:36.98 QNjjUzMDO
……後日765プロ

『静香「」パクパクパク

ぴてぃ「」パクパクパク

静香「ごちそうさま。お代わりはないかしら?」』

プツッ

765P「さて……静香、何か申し開きはあるか?」

静香「……モウシワケゴザイマセンデシタ」

北沢志保「たしか前のときに」

『今度やったら、シアターでの挨拶で「うどんの申し子、最上静香です」ってやります』

「って言ってたわよね」

静香「ハイ、ツツシンデジッコウサセテイタダキマス」

765P「いやいや、それをやるとみんなが前フリをやらなくちゃいけなくなるから…」

徳川まつり「姫は大丈夫です。『皆の心に住むプリンセスマツリとは私のことですわ』ってできますし」

765P「いや、そういう問題じゃなくて……はぁ、未来だけじゃ抑えきれないか。前は杏奈も一緒に」

望月杏奈「うん……フランス料理…おいしかった」

ナンナン「ナっ、ナっ」

未来「うんうん、スイッチ入っちゃってたもんね」

杏奈「うん……お肉おいしかったよ」

中谷育「えー、私もフランス料理食べたかったな」

いくいく「むー」

周防桃子「育じゃあねぇ。ちゃんとした味がわからないと思うけど?」

もこもこ「もっ!」

ワイワイガヤガヤ
17 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/11(月) 08:15:51.95 QNjjUzMDO
テクテクテク

バタン

箱崎星梨花「聞きましたよ、静香さんっ!また千枝さんや唯さんとうどんを食べていたそうですね!」

志保「正論だけど……嫌な予感がするわ」

星梨花「どうして私を誘ってくれなかったんですかぁ!」

せりちょ「あえー」

志保(あ、やっぱり)

未来(お腹が空いているのかな?)



パンパン

765P「あー、埒がない。とりあえず静香。今度やったら、あの番組にシアター組みんなをゲストに呼ぶよう交渉すること。いいな」

静香「……ハ、ハイ」

765P「よーし、ハイライトさんを動かしていいぞ」

静香「はいっ!最上静香っ、分の悪い賭けは嫌いじゃありません!」

志保「まってちがう」
18 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/11(月) 08:37:50.09 QNjjUzMDO
…………
……

ネネ「くしゅん!くしゅん!」

梨沙「わわっ、ネネ。大丈夫なの?」

晴「そうだぜ、最近一気に寒くなったから」

ネネ「大丈夫ですよ。多分、誰かが噂をしただけですから」

若葉「噂といえば智絵里ちゃんかな?」

智絵里(違うよー)

晴「違うってさ」

ネネ「なら、とりあえず用心して、今日は早めに休みますね」

若葉「ならお姉さんが、卵酒を作ってあげるわよ」

ネネ「わっ、ありがとうございます」





梨沙「ねぇ、智絵里の辺りに誰か突っ込む人はいないの?」
19 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/12(火) 12:07:24.17 G32yrAhDO
……翌朝0500

千枝「では改めて、玉子チーズを作りま始めす」

ヒューヒュードンドンパフパフ

唯「なんか、ギャラリーが増えてるね……やっぱり杏ちゃんは起きてきてないか」

奈緒「黄身の味噌づけも作るって聞いて来たメンツや、玉子のからすみ目当ての酒飲みばかりだけどね……」

千枝「では……えっと皆さん、手元の玉子を割って黄身だけをこちらの塩を平らに敷いて、金網とガーゼを乗せたパットに置いてください」

唯「味噌づけは、こっちの味噌と醤油を混ぜて、ガーゼを敷き詰めたパットのタマゴポケットにいれるからねー」

カチャパリッ

グチャ

ボンバー!イキオイアマッテツブシテシマイマシタ

パリッ…グチャ…ワ、ワタシハフコウデスカラ

タマゴガワレテモ、ワリコミハキンシ…フフッ……シクシク

ブンケンニヨレバコノヨウニ(グシャ)…シッパイシマシタ。グスッ

フ、フミカサン。オチコマナイデクダサイ
タマゴワリトクイナンデス

奈緒「そういう失敗したのは、あとで茶碗蒸しでも作るから、安心して次を割ろうな」

ココデワタシノハツメイシタジドウタマゴオキキノデバンダ

比奈「で、とりあえず置いたけど……12時間漬けておくは長いっス」

唯「味噌漬けは、うえからおミソを被せとくから、えっと夕方になったらメールするかラインを流すんで一旦解散で♪」
20 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/12(火) 12:08:50.20 G32yrAhDO
ジャー、スイハンキノタイマーヲシカケテオキマスネー

デハマタヒトネイリ

ネーネー、ハシリコミニイク?

ゾロゾロ

千枝「千枝達はどうしましょうか?……材料はありますし、皆さんには内緒でアイスクリームでも作りましょうか?」

杏「えっ!?いいの?……いやぁ久々にこたつに入って、汗をかきながらアイスを食べたいって思っていたんだよ」

奈緒「いつ起きた……つか、北海道の人って、本当にそんなムダなことをしているんだな」

杏「無駄じゃないよ。これも立派な引きこもりの手段だよ」ドヤァ

奈緒「はいはい」

千枝「じゃあ、今日はエバミルクを使った『間宮』風アイスクリームと、普通のアイスクリームを作って食べ比べましょう」

四人「意義なし!」
21 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/12(火) 12:11:39.53 G32yrAhDO
唯「手動のアイスクリームの機械持ってきたよー♪」

比奈「あのぐるぐるするのですっスか。なら、よく冷やしとかないといけないっス」

杏「じゃあ、事務所の暖房とこたつに火を入れてくるね」スタスタ

奈緒「そういってサボる気だろ」グイッ

杏「はーなーせー」ジタバタ

里美「砂糖を持ってきましたぁ」ドサァ

かな子「コンデンスミルクを使うんじゃなくて、エバミルクなんだね」

雫「牛乳を持ってきました」ドーン

愛梨「変わったアイスの作り方だから覚えないとねっ」

奈緒「……どこから嗅ぎつけたんだ、この皆さんは」

かな子「甘いにおいのするところに」

愛梨「私たちありですっ!」ドヤァ

奈緒「まってこわい」
22 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/12(火) 12:14:27.95 G32yrAhDO
千枝「と、とりあえず、お鍋にエバミルク2カップと砂糖60g入れて、沸騰しないぐらいで泡立てないぐらいに混ぜながら温めますね」

かな子「沸騰するとあぶくができちゃって、滑らかにならないですから」

唯「間宮風じゃない方を作るけどいいかなー?まず、牛乳2カップと玉子一個に砂糖120g入れて、よくかきまぜてあっためるねー」

愛梨「この作り方の方が慣れてますっ」

千枝「温度は約80度ぐらいで、しゃもじに薄くまくが付くぐらいまでお願いします」

里美「ぐーるぐる」

唯「あと、鍋のふちにキャラメルみたいに焦げたのができるけど、苦くなったり舌触りが悪くなるからほーちでね☆」

千枝「だいたい15分ぐらいでできますので冷ましておいて、触れるぐらいまで冷めたらバニラエッセンスを入れます」

かな子「よく冷めてからじゃないと、香りが飛ぶもんね」

唯「じゃあ、アイスクリーマーに入れて混ぜるね」グルグル

千枝「混ざりにくくなるぐらい固まったら……一応できあがりですが、ソフトクリームぐらいの固さですし、もっとしっかり固めましょうか?」

みんな「お願いします!」

唯「ではふりーざーへゴー!」
23 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/12(火) 12:17:09.90 G32yrAhDO
…………
……

千枝「たまに掻き混ぜたり固さをチェックしながら……うん、そろそろかな」

かな子「ちょっと味見を……」

愛梨「かな子ちゃんの場合、味見をすると半分に減ってそうなんだけど……」ダメダメ





チュドーン

奈緒「うわ三突が一撃で……そんな距離からの122mm砲でのアウトレンジは卑怯だぞ!」

キュラキュラ

杏「はっはっはっ、杏のスターリンは無敵なのだ!」

比奈「クルクス戦時点でそれって、どんぐらい課金してるっス?」

唯「ゆいのセンチュリオンも負けないからねー」

里美「戦車のゲームですかぁ?よくわかりませぇん」



千枝「皆さーん、できましたよー!」

杏「待ってましたー!」

雫「手作りアイスなんて始めてです」

比奈「暖房が効いてきたから、中はさすがに暑いぐらいになってきたっス……ハッ」

愛梨「(ゴソゴソ)暑いから脱ぎますねぇ」トップレス

唯「千枝ちゃんは見ないのっ!」メカクシ

千枝「わわわっ」

比奈「……女同士でもさすがにドン引きっス」

杏「杏もここまでは……」



上着だけですが着せました
24 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/12(火) 12:22:07.55 G32yrAhDO
千枝「で、では改めまして」

芳乃「ほー」

こずえ「よこせぇー」

唯「はいっ!?」

奈緒「いつのまに?!」

茄子「あ、甘い香りがしたのでお邪魔させていただいてますね」

比奈「……隠し事はできないっス」



かな子「それでは」

みんな「いただきまーす」

パクッ

キーン

杏「うーん、頭にキーンって来るこの快感」

奈緒「甘すぎるかと思ったが濃厚でうまいな」パクパク

唯「普通のヤツも充分おいしいよ☆」パクパク

かな子「おいしいから大丈夫だよ」パクパク

里美「(ハチミツトウニュウ)おいしいから大丈夫ですぅ」パクパク

愛梨「手作りアイスって自由に固さが選択できるから嬉しいね」パクパク

こずえ「あむあむ」

芳乃「こずえ殿ー、口の回りにアイスがー」フキフキ

奈緒「つか、朝食代わりにアイスってなぁ……」

かな子「変ですか?」

里美「普通ですぅ」

愛梨「よくやるよね?」

茄子「うんうん」



奈緒「あたしか?あたしが間違っているのか!?」

唯「ゴメン。そうくると思ったから、ゆいはツッコまなかったんだ……」
25 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/14(木) 00:01:36.30 0eJhV5TDO
……朝食後は、みんなお仕事にいきました

杏「杏はもう少し」ダラダラ

アレー、アンズチャンイルノー

杏「やばっ!見つかったら強制的に」コソコソ

アラ、キラリチャンオハヨウゴザイマス

チヒロサン、ウッキャー!オハヨウサンダニィ

アンズチャンハ、レッスンニイキマシタヨ

アレェー?キョウハチャントイッタンダー。エライエライ

杏「きらりのヤツめ…人のこと何だと……」

ちひろ「ということで、レッスンに行ってくださいね」ニュッ

杏「えっ!?今……扉の向こうで……え!?」

ちひろ「わかりましたね、双葉さん」ニコニコ

杏「(アセダラダラ)あっ、はい……」ガクガクブルブル



杏ちゃんもマストレさんのレッスンに行きました
26 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/14(木) 00:04:00.59 0eJhV5TDO
杏はマストレさんとレッスンしました

……夕方

杏「杏もうダメ……」

法子「杏ちゃん!今からが本番だよ。はいっ、ドーナツ食べてガンバルよ!」

有香「そうです!気力で、根性で、精神力で立ち上がりましょう!」

奈緒「……マストレさんとレッスンだなんて、杏に何があったんだ?」

ちひろ「うふふふ」
27 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 02:28:53.54 9bfVxtjDO
千枝「では時間が経過しましたので、玉子の様子を見てみようと思います」

カメラサンアップデー

唯「うっわー、黄身が焼いてない、はんじゅくたまごみたいだよ☆」

奈緒(焼いていないも何も……)

比奈(伝わればいいんっス)

千枝「はいっ、すっかり水分が抜けたみたいなので、これに調味料を加えますね」

杏「その前に一つ

(アーン)

むぐむぐ……やや固めの目玉焼きっぽいかな?……固ゆで卵ほどじゃないけど食感はあるし、塩味がある分お茶が欲しいね」

有香「では私も」

法子「私もいいかな?」

ゆかり「相伴させていただいても?」

千枝「どうぞどうぞ。あ、味噌の方もできているかな」ゴソゴソ

有香「うーん、シンプルな味の濃さがなんとも……味噌味もご飯が欲しくなる一品です」

法子「無糖ドーナツの真ん中に(イソイソ)いただきます!……うんっ!やっぱりドーナツはおいしいねっ。穴まで食べたくなるよ」


ゆかり「え?いつもは残していたのですか?…不思議ですね」



みんな(まってちがう)
28 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 02:29:47.65 9bfVxtjDO
ゴハンタケマシタヨー

コノシュンカンヲマッテイタンダー

ゴハンヲメノマエニシテ、ガマンヲシイラレテイタヲダヨ!

ネェ、タベテモイインダヨネ

イタダキマース

ガツガツムシャムシャ

ウミチャン、ソコノオショウユトッテ

ソレグライ……ホラッ

アリガトー、オカーサン

ダレガオカンダ!

ホラ、ハルチャン。ホッペタニゴハンツブガ

ソングライ、ジブンデヤルッテ

リサチャン、オカワリハ?

ア、チョーダイ。アト、ソノホソネギモ

ハイハイ

ソウスルト、ネネッテマルデママミタイネ

エッ!?



ヨカッタ。オカントヨバレルキシツヲモツノハ、ハナナダケジャナカッタンダ

芳乃「」モグモグ

「あのー」

唯「どったの、よしのん?」

芳乃「まだー、チーズには遠いようなー、気がしましてー」

有香「そうですね。おいしいものですが。まだチースの食感という程ではないような」

唯「そうそう、忘れるとこだったよ☆」

千枝「ま、まだ玉子は残っていますか?」

アトフタハコブングラアルッチャ

千枝「じゃ、じゃあ、それは回収して次のステップにいきますね」

エー、モットタベタカッタナー

コラトモ、チエチャンヲコマラセルンジャナイゾ
29 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 02:58:25.53 9bfVxtjDO
ネネ「あれ?この紙は?」

つ【レシピ】

梨沙「玉子チーズのレシピにね。どれどれ……っ!!」

ネネ「えっ?……うそ」

晴「おいおい、何か書いて……マジかよ」

若葉「こんなの作るの?」
30 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 11:14:06.14 9bfVxtjDO
晴「ホルマリンって、理科のあれだよな……」ワナワナ

梨沙「これを炊いたご飯にって……」ガクガク

スッ

千枝「あ、こんな所にあったんですか。拾ってくださってありがとうございます」

若葉「ち、千枝ちゃん!?」

千枝「でも」



「内容は忘れてくださいね」ニコッ

ネネ「で、でも……」

千枝「そうそう、ネネさん」テマネキ

ネネ「はい?」

千枝「昨日の三回目の時の『プロデューサーさんとしかやりません』宣言はどうかと」ボソッ

ネネ「っ!!!」ヒヤアセ



千枝「若葉さんも」ミミモトデ

若葉「え、えっと?」ブルブル

千枝「四日前のスクール水着のまま縛られている若葉さんは、とっても綺麗でしたよ」ボソッ

若葉「ち、千枝ちゃん……」ガタガタガタ



晴「お、おい、二人共どうしたんだよ」

梨沙「すごい顔色が悪いわよ……」

ネネ「だ…大丈夫……です」

若葉「だ…から……これは、忘れましょう」

千枝(ニコニコ)

「じゃあ続きを始めますね」

「(ニッコリ)」

四人「」ゾクッ

晴(な、なんだ……Pとした時みたいにお腹の中がきゅんって)

梨沙(パパとした時だってあんなには……)

若葉(……下着…濡れてる……)

ネネ(ブラまで?)
31 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 11:15:14.85 9bfVxtjDO
スタスタスタ

芳乃「千枝殿ー」

千枝「……ちょっとやり過ぎちゃいましたでしょうか?」

芳乃「……まぁ、あまり表沙汰になる前に釘を挿す意味では、間違っていないかとー」

千枝「『力』の加減って難しいですね」

唯「あー、二人して悪い顔をしてるぞ☆」

奈緒「まったく……ってことは四人ともがか?」

比奈「そういうことみたいっスね」

杏(見ててこっちまでゾクゾクしちゃったよ……)



千枝「では濃縮した玉子は擂潰機で混捏して、うま味調味料を加えてよく練ります」

唯「脱脂粉乳を入れる場合もあるけど今回はパスでー♪」

千枝「さらに三、四日寝かして、形を整えたら薫製させて完成です」

エー、マダタベラレナインダー

千枝「ごめんなさい。今回、藍子さんがいないので……」

ソッカーシカタガナイネー

タカモリサンモイイヨウニツカワレテイルヨウナ

唯「じゃあ、四日後また会うまでテンションあげあげだよー」

サツエイシューリョーシマース



……四日後

千枝「……これで完成ですっ」

唯「長かったねー。でも編集して30分にしちゃうんでしょ」

芳乃「申し訳ありませんがー、唯殿の発言も編集でー」

唯「ちょっとー!!」

アハハハハ

千枝「では頂きましょう」

イタダキマース
32 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 11:16:53.61 9bfVxtjDO
……数日後

芳乃「(パリパリモソモソ)……これでもうなくなったのでしてー」

奈緒「あれだけあったのにか!?」

杏「段ボール一箱ぐらいをわずか二日で……」

千枝「あはは……」

芳乃「また機会があれば所望するのでしてー」

唯「あれは……ちょっと簡単にー」

バタン

ネネ「よかったら私達で作りますよ」

若葉「作り方はこないだのでわかります」

「……だから……その……あの話を」

芳乃「……こう言っておりますがー」クルリ

千枝「大丈夫ですよ。千枝、絶対に人には話しません!」キッパリ

奈緒「ま、まぁ、ナイショの方がいいよな」

比奈「そうっス。……ちひろさんは知ってそうだけど」



みんな「あははは……はぁ」



ネネ「そういえば、最近由里子さんを見ていませんね」

比奈「あぁ、ユリユリはアユマリン707のアニメが終わってから落ち込んでいるっス」

若葉「あ……最終回であゆみちゃん、結局亡くなりましたからね」

千枝「お父さんとせっかく再会できたのに……」グスン

奈緒「……多分それじゃないな」

杏「土門隊長に奥さんと娘さんがいたこと?それとも、飛鳥機長と麗子さんがくっついたこと?」

比奈「多分両方っスね」
33 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 11:18:31.95 9bfVxtjDO
奈緒「あぁ、あれはすごかったな」

「あぁ、亮……貴方を……貴方だけを愛しているわ」キリッ

「だもんな」

加蓮「ニヤニヤ」●REC

奈緒「かれーん!!!」

イツカラソコニイタンダー


唯「でも映画にめでぃあみっくだっけ?まだ続くらしいってね」

ナオカワイイー

千枝「千枝は映画は見に行きたいです!」

ケセッ!ソレヲケスンダー!

比奈「先に『鋼鉄のメロス』っていうスピンオフができるらしいっス」

イヤダヨー、ダカラミンナニー

ポチッ

♪カイジョーホアンノジューセキヲー

唯「あれっ?らいん?」

♪センウンクラーキーオキーナーワノー

千枝「千枝にも」

♪キーミトボークトーハーニリンノサークーラー

芳乃「ほー」

♪キボーニモエテーツドイタルー

比奈「奈緒ちゃんのさっきのセリフっスかね?」ポチッ

奈緒『あぁ、亮……貴方を……貴方だけを愛しているわ』

杏「あー、晒し者だね」

奈緒「ウワアアアアアア」ビュー

加蓮「あ、奈緒が壊れた……ってすごい勢いで返信が」

唯「……ごしゅーしょさまで」
34 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 11:21:22.26 9bfVxtjDO
……仮眠室

愛梨「プロデューサーさん。こっちですよ」コイコイ

モバP(今回は愛梨P)「おいおい、甘いものを食べさせてくれるんじゃないのか?」

「……って、まさかな」

愛梨「じゃーん!愛梨特製のバニラアイスクリームですよ」

P「おいおい、いくら暖房が効いているからって」

愛梨「そうですね。暖房が効いているから暑いんで脱ぎますね(棒)」

ヌギヌギ

P「ちょ……あぁ、水着を着ているのか」

愛梨(ビキニ着用)「じゃーん、こないだの雪中撮影の水着でーす」

(注、コミック「本日のアイドル」第四話参照)

P「すみませんでしたー!」ドゲザ

愛梨「ふふふっ、そしてこのアイスを」

カポッ

ツメターイ

P「愛梨さ……ん」オソルオソル

愛梨「じゃーん!愛梨のアイスのおっぱい盛りですよー!」

P「あ、愛梨っ!冷たいだろっ!早く止めなさい!」

愛梨「は、はい。想像より冷たいです、でも……」

タラー

チョンチョン

愛梨「早くしないと溶けちゃいますよ」

P「あ……あ…」ドキドキ

愛梨「今日はいつもよりあまーい愛梨を召し上がれ」

チュッ

P「愛梨ーっ!」

愛梨「きゃんっ!」

「……そんなに……ふぅン!」

「ま、まだあります…よ」
35 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 11:22:49.24 9bfVxtjDO
チュンチュン



数日後

愛梨「これを…」

「こうして色が……」ドキドキ

つ【陰性】

愛梨「あーんっ、今回も幸せにしてもらえなかったよーっ!」









芳乃「そうはさせないのでしてー」
36 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 11:24:15.79 9bfVxtjDO
おまけ

こずえ「じーっ……」ジョウジカンサツチュウ

「っ!」 ナニカヒラメイタ




こずえ「茄子ぉ、いるぅー?」

茄子「どうかしましたか?」

こずえ「…おっぱいよこせぇ」

茄子「えっ?」



とりあえずこずえを全力で止めました



芳乃「これはこれで困りますー」

(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー
37 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 11:27:32.80 9bfVxtjDO
今回は下ネタが多すぎたかな?

でも反省は(ry


あと、卵酒は風邪に効くので楓さんが飲むレベルで飲みましょう(まってちがう)
38 :◆Vysj.4B9aySt 2017/12/16(土) 23:56:11.32 9bfVxtjDO
ここでネタにしながら劇中で説明しなかった誰得な話を

1
ヨークチーズについて

まぁ、訳していただいたら(鶏卵黄身=Yolk)わかりますが、作中で一切の説明がなかったため、タイトル詐欺になってしまいました

ちなみに卵の濃縮方法や名前は、大阪栄養研究所の特許登録となっております
(ちなみに1935年頃は「栄養からすみ」という名前でも発売されていました)

なお、今回遅れに遅れたのは、陸軍で採用された「栄養食」と「航空ビタミン食」が共にこの濃縮玉子を基としながら、少しモノが違う理由(ビタミンCの原料が、片方が緑茶、片方がほうれん草)が結局わからず、作品中に採用できなかったからです

2
静香が麺丼を食べる話

……単なる構成間違いです。すみません。ヨークチーズと麺丼とバニラアイスはそれぞれ別枠にすればよかったですね

3
ご飯にホルマリン

陸軍で、実際にご飯の防腐剤として、「ウロトロピン(ヘキサメチルテトラミン)」と「グルタミン酸ナトリウム」を錠剤にした「飯ノ防腐錠」として採用されていました


では次回はラブリーチカの誕生日SSでも

【ミリマス】杏奈「ロコが可愛くてたまらない」

1 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 00:53:27.32 xyBYh+pC0
【765プロ事務所】

杏奈「やった…ようやくラスボスの所まで…やってきた…よ。」カチカチ


杏奈「ここまで長かった…でも…もうすぐ終わり…。」カチカチ


杏奈「ううん…ここで油断しちゃダメ。慎重に…慎重に…。」カチカチ


ロコ「グッドモーニング!…あれ?まだ誰もいないんですかね?」


杏奈「よし…よし…いける…いけるよ…。」カチカチ


ロコ「あっ、アンナがいます!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513180407
2 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 00:55:38.81 xyBYh+pC0
ロコ「そうだ!後ろから声をかけてサプライズをしかけましょう!」


杏奈「あと少し…あと少し…。」カチカチ


ロコ「そーっと…そーっと…。」ソロリソロリ


ロコ「わっ!だーれだ!?」




ロコ「あれから1週間、アンナが口を聞いてくれないんです…。」


百合子「ええ?そんなに?」
3 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 00:57:30.71 xyBYh+pC0
百合子「自業自得とはいえ、1週間はちょっと長いね。」


ロコ「ロコがどんなに謝っても、全く聞いてくれません。」


ロコ「ロコはアンナと仲直りしたいのに…それなのに…。」


百合子「ロコちゃん…。」


杏奈「おはよう、ございます…。」


百合子「あっ、杏奈ちゃん!」
4 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:00:27.00 xyBYh+pC0
ロコ「グッドモーニングです、アンナ…。」


杏奈「……。」


ロコ「あの、アンナ!この間のことなんですが!」


杏奈「百合子さん…杏奈、レッスンに行く…ね。」


ロコ「うう…。」


百合子「ちょ、ちょっと待って杏奈ちゃん!私も行くから!」
5 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:02:10.82 xyBYh+pC0
【廊下】

百合子「ねぇ、そろそろロコちゃんと仲直りしてあげたら?」


杏奈「………。」


百合子「ロコちゃん、すごく反省していたよ?話くらい聞いてあげても良いと思うの。」


杏奈「………。」


百合子「杏奈ちゃんだって、ロコちゃんのこと嫌いになったわけじゃないでしょ?」


杏奈「………。」


百合子「…杏奈ちゃん?聞いてる?」


杏奈「はぁーーー……!!ロコ、可愛い……!!」


百合子「!?」
7 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:04:08.54 xyBYh+pC0
杏奈「見た…?あのロコの顔…子犬のように潤んだ目で…杏奈を見つめて…!」


杏奈「あんなの反則…だよ!抱きしめるしかない、よ…!!」


百合子「あのー…杏奈ちゃん?怒ってたんじゃないの?」


杏奈「最初は、ね…。でも、あの後ゲームもクリアしたから…今は全く。」


百合子「じゃあロコちゃんと仲直りしてあげなよ!」


杏奈「杏奈だって…そうしたい…。今すぐロコを…抱きしめて、安心させたい…。」
8 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:05:35.10 xyBYh+pC0
杏奈「でも、百合子さんも見たでしょ…あの、可愛い過ぎるロコを…。」


杏奈「涙で潤んだ瞳…いつものどや顔とは違って不安そうな表情は…まるで小動物のよう…。」


杏奈「あんなの見せたれたら…もう少し眺めていたくなるのが…人情でしょ?」


百合子「そんな人情聞いたことないよ!」
9 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:06:54.04 xyBYh+pC0
杏奈「あと少し…あと少しで、最高に可愛いロコができあがる…。」


杏奈「その時に仲直りしたら…えへへ…想像しただけで、にやけちゃう…。」


百合子「もう怒ってないみたいって、ロコちゃんに伝えてくるね。」


杏奈「っ!?あ、あんまりだよ…!せっかくここまで…大事に育ててきたのに…!」


杏奈「それが人間のやること…なの…!?」


百合子「杏奈ちゃんがそれを言う?」


杏奈「うう…わかった。ロコと仲直りしてくる…。」
10 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:08:55.91 xyBYh+pC0
【765プロ事務所】

杏奈「ロコ……。」


ロコ「あ、アンナ!その……。」


杏奈「………。」


杏奈「ふん……。」


ロコ「うう……。」


百合子「ちょっと待って!何やってるの!?」


杏奈「しまった…ロコが可愛くて…つい。」


百合子「つい、じゃないよ!」


杏奈「だって…杏奈が名前を呼んだだけで…声が少し嬉しそうで…可愛すぎる…!」


百合子「いいから。早く仲直りして。」


杏奈「わ、わかった…。」
11 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:10:39.09 xyBYh+pC0
杏奈「ロコ…杏奈ね、もう怒ってない…よ?」


ロコ「えっ…本当ですか…?」


杏奈「うん。杏奈も…前みたいにロコと…お喋り…したい。」


杏奈「だから…仲直り、しよ?」


ロコ「アンナ…アンナ〜〜!!」ギュッ!!


杏奈「よしよし…そんなに泣かないで…?」
12 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:12:17.42 xyBYh+pC0
ロコ「ごめんなさい…ごめんなさい〜!!」ギュゥゥ!!


杏奈「杏奈も、ごめんね…ずっと無視して…。」


杏奈「これからは…ずっと一緒…だよ。」ギュッ


ロコ「はい!ずっと一緒です!」


杏奈「(ああ…ロコの温もりを感じる…。)」


杏奈「(可愛い…可愛すぎる…!)」


杏奈「(杏奈…今、最高に幸せ…だよ…!!)」


杏奈「えへへ…。」
13 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:13:52.51 xyBYh+pC0
杏奈「……えへ……えへへ…。」


ロコ「アンナ!しっかりしてください!アンナ!」


ロコ「ユリコ!ロコがハグした途端にアンナが!アンナが!」


百合子「これは…半分気を失ってるね。」


百合子「きっとロコちゃんが可愛すぎて、脳が処理しきれなかったんだよ。」


ロコ「アンナ!目を覚ましてください!」


百合子「…幸せそうな顔をしているし、このままでいいんじゃない?」


杏奈「えへへ……えへ……。」


ロコ「アンナーーー!!」

【終わり】
14 :◆BRZinuuIIfwI 2017/12/14(木) 01:15:28.87 xyBYh+pC0
以上です。
ロコが可愛すぎて生きるのが楽しい。
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