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まほ
2013_0319gp12 (1)

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 15:57:26.71 ID:qbX16SpT0
まほ「親睦会をしよう」

赤星「え?」

エリカ「はあ」

みほ「いきなりどうしたの?」

まほ「戦車道大会の前に絆を深めようと思ってな」

エリカ「なぜこのメンツで?」

まほ「(特に理由はないが……)」

まほ「次期隊長・副隊長候補だからだ」

赤星「ええっ!?」

エリカ「(なるほど。これはテストってことね)」

まほ「まあ、そういうことだからよろしく」

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:00:34.99 ID:qbX16SpTo
みほ「ボーリングかあ。初めてだからちょっと緊張しちゃうな」

赤星「ふふっ、楽しみですね」

エリカ「(こいつら余裕ね。これがテストだって気づいてないのかしら?)」

まほ「そろそろ始めるか。各自、ボール等を用意してくれ」

赤星・みほ「はーい」

エリカ「了解しましたっ!!」

まほ「……エリカ?もう少し肩の力を抜いたらどうだ」

エリカ「(っ!?張り切り過ぎたかしら……)」

エリカ「失礼しました」

まほ「いや……うん」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:03:01.60 ID:qbX16SpTo
みほ「わっ!ボールってこんなに重いんだ!砲弾みたい……」

エリカ「(砲弾みたい……?なるほど、そういうこと。これは一番重い球を選んでアピールしとくべきね)」

赤星「あれ?逸見さん、そんなに重い球でいいんですか?」

エリカ「ええ。もちろん。こ、これでも…かるっ……軽いくらいだわっ」プルプル

赤星「あはは……。無理しないでくださいね」

みほ「重いボールの方が良いのかな……?」

赤星「いえ。そんなこともないですよ」

赤星「この辺の女性向けって札がある辺から選べば良いと思います。初めてなら軽めの方が楽だと思いますよ」

みほ「ありがとう赤星さん!」

赤星「いえいえ」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:12:18.77 ID:qbX16SpTo
まほ「えい」

ゴロゴロ ガタッ

『ガーター』

まほ「難しいな」

みほ「あはは……。やっぱお姉ちゃんも初めてだったんだ」

まほ「ああ」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:13:39.55 ID:qbX16SpTo
みほ「次は……私かあ。えーっと助走をつけて……」タッタッタ

みほ「うわぁ!?」ズルっ

ビターン

みほ「いたた……」

赤星「大丈夫ですか!?」

エリカ「気をつけなさいよ……って普通のスニーカーじゃない!ボーリングシューズ履きなさいよ!」

みほ「あっ!忘れてた……」

まほ「やれやれ。ほら、履き替えろ」

みほ「ありがとうお姉ちゃん」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:15:34.52 ID:qbX16SpTo
赤星「えいっ」

ゴロゴロガシャーン

『スペア』

みほ「わあ!」パチパチ

エリカ「へえ、やるわね」

まほ「上手いな」

赤星「えへへ」テレテレ

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:18:06.56 ID:qbX16SpTo
エリカ「(ここでストライクを取れば、評価が上がるはず……!)」

エリカ「せいっ!」グラッ

ッガッゴーン ガロロロ ガシャーン

『ストライク』

みほ「あれ?」

まほ「おお、ストライクじゃないか」

赤星「隣のレーンですけどね……」

エリカ「…………」

………………
………


みほ「楽しかったね、小梅さん!」80点ぐらい

赤星「うん!」110点ぐらい

エリカ「…………」50点ぐらい

まほ「なかなか悪くないな」100点ぐらい

エリカ「(じょ、上達が早すぎる……。私がド下手みたいじゃない!)」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:20:41.47 ID:qbX16SpTo
まほ「次は食事にしよう」

みほ「ここってお酒出す所じゃないの?」

まほ「まあ居酒屋ではあるが、ここは食事のみでもOKだ」

赤星「へえ~」

エリカ「(はあ……。私の評価ヤバそう)」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:22:48.75 ID:qbX16SpTo
まほ「せっかくだから一人一芸やってもらうぞ」

みほ「ええっ!?」

エリカ「(っ!?これは挽回のチャンス!)」

赤星「じゃあ私、マジックやります」

赤星「水を新聞紙に入れても~……溢れませーん!」ジャジャーン

まほ「おお!」

みほ「すごーい!」

エリカ「へえ」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:25:26.92 ID:qbX16SpTo
みほ「凄い凄い小梅さん!あれってどうやってるの?」

赤星「えへへ。内緒です」

みほ「ええ~?」

まほ「(ふふ。思いつきではあったが、やって良かった)」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:26:08.56 ID:qbX16SpTo
みほ「私は……えーっと、えーっと」

みほ「逆立ちとかでもいいのかな?」

まほ「ああ。良いと思うぞ。ズボンにシャツ入れてからやるといい」

みほ「うん。……よっと」

赤星「わっ、上手い。私って逆立ち苦手で……今度教えてください」

みほ「うん!」

エリカ「ふーん」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/26(火) 16:32:50.07 ID:qbX16SpTo
エリカ「では私は……一発ギャグを」

エリカ「ハンバァーーーグ!」

みほ「?」

まほ「?」

赤星「?」

エリカ「あ、あれ……おかしいわね。あれでドッカンドッカンくるはずなのに」

エリカ「えーっと、じゃあもう一つ。今度はモノマネを」

エリカ「こんな格言を知ってる?唐翌揚げに勝手にレモンをかけるな」

みほ「?」

まほ「?」

赤星「?」

エリカ「…………」

まほ「…………」

赤星「…………」

みほ「…………」

まほ「いや、面白かったぞ。はは……」

みほ「う、うん。良かったよ」

赤星「わ、わー。うまいです」



こうしてエリカはやさぐれたのだった。