kancolle

吹雪
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提督
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1: ◆vMSeYbSya. 2016/09/20(火) 12:14:13.03 ID:pmdsDHU50
タイトル通りです
登場人物は提督と吹雪のみ
3回安価をこなしたらなんやかやで嵐は過ぎ去り夜が明けて終わります



似たようなスレが過去にもありました

提督「嵐の山荘で」初月「二人きり、か」提督・初月(……>>安価でもするか)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474029491/

提督「嵐の山荘で」不知火「二人きりですか。では安価ですね」提督「なぜ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474261777/






 窓の外は激しい雷雨。

提督「これは、厳しいな」

吹雪「そうですね……」

 秘書艦の吹雪と俺は、二人でやや曇った山を登り、一軒の山荘に来ていた。で、着いて1時間ほどで山は恐るべき嵐に巻き込まれてしまったわけだ。
 まあ、さすがにこの建物が崩れたりはしないだろうが、俺たちが今から山を降りることも、この後に到着予定だった艦娘たちが、嵐が止む前にここに来ることもできないだろう。

提督「どうしようか」

吹雪「ど、どうすればいいんでしょう」

提督「……まあ、明日までここで過ごすしかないかな」

 俺は少しだけ息をつく。
 ここで過ごすことに問題があるわけじゃない。電気もあれば水もあり、食べるものもあるし料理だってできる。
 問題は、ここには俺と吹雪しかいないことだ。

 なんかすごい緊張してる。吹雪が。

吹雪「し、司令官!」

提督「な、なに?」

吹雪「その、ええっと……」

提督「なんだなんだ」

吹雪「こういう時は、あの……」

>>2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474341253

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/20(火) 12:18:30.87 ID:MKAMJ2ITo
裸で体を暖める

6: ◆vMSeYbSya. 2016/09/20(火) 12:52:16.39 ID:pmdsDHU50
吹雪「は、はだかで身体をあたためあう、と、いうー」

提督「……ほう」

 俺は煌々と燃える暖炉と、作動音を響かせるエアコンを見た。

提督「それ、必要あるかな」

吹雪「え、えうー」

 吹雪は真っ赤になった顔で困っていた。言った後のことは何も考えていなかったという顔だな、これは。

吹雪「(こういうシチュエーションになればこう言い出せば絶対うまくいくって妹たちが言ってたのに!)」

提督「まあ落ち着こう。状況を整理しよう。だから吹雪、そんな頭を振ったりぐるぐる歩き回るのはやめて、座りなさい」

 俺と吹雪はテーブルを挟んで座った。
 面談かなにかみたいだ。そういうつもりでいくか。

提督「では、吹雪」

吹雪「はい……」

提督「君は俺と、裸で身体を暖めあうという提案をした」

吹雪「殺してください……」

提督「そうはいかない。で、まあ、この提案をするのは普通は暖房がなく、命の危険を感じている時だ」

吹雪「そ、そうかもしれませぬ」

提督「しかし、現在のこの部屋の状態はどうだろうか。答えなさい」

吹雪「とても暖かいです……。室温は23度、湿度も充分、命の危険はありません。いえ、私は死にそうですけど」

提督「そういうことだ。……つまり」

吹雪「つまり」

 吹雪はうつむいた顔をちらりと上げて、俺の顔を見た。

提督「吹雪。君は何か、俺に特別な感情を抱いた上でそういった提案をしたのではないかね」

吹雪「………………」

 あ、顔をそらした。もういいと思うんだけど。

提督「黙秘か。……普通、暖めあおうとかいうほうが恥ずかしいと思うんだけどなあ」

吹雪「……だって」

提督「あ、わかった。妹の誰かだな、なんか吹き込まれたんだろう。こう言われたから、と指示に従うことで心理的抵抗を軽減……」

吹雪「もうやめてえー! そうですそのとおりです! 私、司令官のこと好きだったから妹に言われるがままにこんなバカなこと言って死にます!」

提督「だから死ななくていいって。吹雪に好きと言ってもらえて嬉しいよ」

吹雪「え……」

 そして俺は立ち上がり、すばやくテーブルに足をかけて乗り越え、吹雪の横に着地した。

吹雪「え、え!? 司令官!?」

提督「俺は構わないぞ、暖めあっても」

吹雪「えええええええ」

提督「自分から言い出しておいて、何をそんなに驚いているんだ」

8: ◆vMSeYbSya. 2016/09/20(火) 13:25:36.46 ID:pmdsDHU50
 そんなわけで、有無を言わさず吹雪を捕獲する。イスに座っている彼女を抱き上げ、背中と膝に腕を回してソファへと運んだ。

吹雪「し、しれいかん!  しれいかん……しれい、かん!?」

提督「落ち着けって。毛布はここにあるぞ」

 毛布を広げて、吹雪に身体ごと覆いかぶさる。吹雪は温かい。熱いくらいか。

吹雪「はわわわわわわ」

提督「二人で毛布に入ると温かいものだな。それに吹雪が柔らかくて気持ちいい」

吹雪「う、うゅー」

提督「吹雪はどうだ?」

吹雪「私、私も、温かいです……。安心します……」

提督「そりゃよかった」

 まあ、まだ裸にはなっていないわけだが。吹雪の服に手をかけた。するりとめくりあげる。
 まあ毛布の中なので見えないけど。
 吹雪があわてた声を出した。

吹雪「な、何をしているんですか司令官! 変態です!」

提督「こういう提案をしてきたのは吹雪のほうじゃなかったっけ?」

吹雪「そ、そういえばそうでした……でも、脱がせるなんて……」

提督「じゃあ自分で脱ぐ?」

吹雪「え、あ、え」

提督「えい」

 迷っているようだったので、ぐいっとめくってあげた。
 俺と吹雪の首から上だけを出している毛布の隙間から、吹雪の服を掴んだ俺の手が飛び出す。

吹雪「やめてくださいー!」

提督「戦場では迷っているものから死ぬんだ」

吹雪「関係ありません!」

提督「そうだな、無いな」

 まあ、あろうがなかろうがどうでもいいんだが。
 めくりあげたまま、彼女を抱き寄せて服を戻せないようにする。
 背中に回した腕が吹雪の素肌に触れて、気持ちいい。
 吹雪は俺と密着すると大人しくなった。というかたぶん、キャパシティを超えて黙った。

吹雪「うううう」

提督「はあ……」

 嵐もたまにはいいものだな。もう二、三日くらいこの嵐が留まってくれないものか。

 さて、この後どうしようか。

>>9

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/20(火) 13:27:32.99 ID:MXNjdqd2o
悪戯する

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/20(火) 15:19:56.59 ID:pmdsDHU50
 ちょっと悪戯してみるか。
 吹雪の背中を、指でなぞってみる。

吹雪「ひゅっ」

 いい反応。つづいて指で髪をくるくると巻いてみた。

吹雪「や、やめてください」

 いやがって身体をよじった。俺の腕の中でもぞもぞしている吹雪はとてもかわいい。

吹雪「こうなったら、私だって……」

 吹雪が両腕を俺の背中に伸ばして、わしゃわしゃと触った。
 動物をなでてるみたいだな。俺も服を脱いでおけばよかったか。でもそうしたらこういうことはしないかもな。

提督「犬を飼うのもいいかもなー」

吹雪「? 急になんですか?」

 唐突におかしな発言が口をついてしまった。何も考えずに続ける。

提督「ほら、俺と吹雪が同じ家に住むとするだろ」

吹雪「な、なんでですか!?」

提督「仮の話だよ。そうしたら、大きい犬を飼うんだ」

 俺も吹雪の背中を、手のひらでなでた。びくっとして変な声を出す吹雪。

提督「吹雪がこうやって犬をなでるんだ」

吹雪「い、いまなでてるのは提督で私です……」

 そうだな。吹雪は犬よりかわいいかもな。

提督「でも、吹雪がやりすぎると、噛みつかれるかもしれないな」

 俺は背中に回していた手を吹雪の口に近づけた。二本の指で唇を割ってこじあける。

吹雪「あ、あひをふるんれふ……んんっ」

 彼女の口の中はじとりと温かく、当然湿っていた。その舌を指でこねると、なぜか吹雪は色っぽい声をあげる。
 頬の肉をつつき、上あごを確かめるようになぞり、歯ぐきを裏側から押してみる。
 そのたびに吹雪は声をあげた。だんだんと、その表情からも硬さが消えていく。諦めて受け入れる姿勢かな。

提督「ふむ、吹雪はいい子だから噛み付かないな」

吹雪「んむっ、ん、ぅ……」

 吹雪の口からは唾液がとまらず、かといって飲み込むこともできず溜まっていく。
 指を動かすたびに、小さな水音と吹雪の声が響く。
 楽しいな。

提督「吹雪、楽しいか?」

吹雪「ん……!」

提督「そうか」

 彼女の口の中はとても柔らかくて、心地が良い。



そろそろ悪戯のネタがなくなりましたのでどうしましょう(3回に含まない追加安価です)
>>11

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/20(火) 15:21:00.80 ID:pmdsDHU50
あれ、確かめたつもりでレスが
>>13にします

13: ◆vMSeYbSya. 2016/09/20(火) 15:22:08.69 ID:pmdsDHU50
あ、トリップとsagaを忘れてました
安価だったら↓で

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/20(火) 15:32:35.73 ID:sTUrOU9Mo
耳元で囁く

15: ◆vMSeYbSya. 2016/09/20(火) 16:29:03.92 ID:pmdsDHU50
 口の中に右手の指を入れたまま、吹雪を抱き寄せる。

吹雪「んゃっ……」

提督「かわいいな、吹雪は」

 彼女の耳元に口を寄せる。

提督「ずっとこうしていたい」

吹雪「ほぇ……」

提督「吹雪を俺だけのものにしたい」

吹雪「ぇっ……んちゅ」

提督「どうしてだろうな、こんなことは思ったことはなかったのに」

吹雪「ひれ……あ、ぅ」

提督「……二人きりだからかな」

吹雪「はへ……」

提督「吹雪をもっと感じたいよ」

吹雪「……んんっ」

提督「好きだ」

吹雪「ふ、あふぁっ」

提督「愛している」

吹雪「はぃ……」

 なんとも陳腐な言葉しか出てこないものだ。

提督「もっといい言葉があればいいのにな」

吹雪「ほんな……」

提督「俺と吹雪だけの言葉が欲しい」

吹雪「ふはひ……らけの」

提督「いや、そうか。ここはこうだな」

 俺は指を吹雪の口から抜きだした。指と赤い舌の間をつたう糸を、吹雪が名残惜しげに見ていた。
 だから俺は、彼女の唇をそっと口にした。

吹雪「ん……」

 ただ、二人で。
 静かだった。


おわり

17: ◆vMSeYbSya. 2016/09/20(火) 17:24:43.13 ID:pmdsDHU50



提督「……って、これでおわりじゃ物足りない気もするな。なあ吹雪」

吹雪(とろーん)

提督「吹雪はさっきからおかしくなってしまった」

吹雪(ぽやーん)

提督「宙空を見つめてぼーっとしている。面白いからそのままにしてあるけど」

吹雪(ふわーん)

提督「もう夜も深まってきたな……」


最後の安価です(おそらく)
>>18

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/20(火) 17:26:01.09 ID:QHbZULGQo
抱き締める

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/20(火) 22:55:43.64 ID:pmdsDHU50
提督「おーい吹雪ー」

 目の前で手を振ってみると、手を目で追っていた。それ以上の反応はない。
 どうやらあれこれやりすぎて、精神がマヒしてしまったらしい。意識はあるけど、反応がとても鈍い状態。
 艦娘には激しい戦闘の直後などに、たまにこういうことが起こる。そういう時は休養を与えるわけだけど……。
 今回はどうしようか。

 普通に揺らしたり、ちょっとしたショックを与えて治すこともできるとは思う。
 が、せっかくだし。もうこの際だから好きにしてしまおう。そうしよう。

提督「よっ」

 俺はソファに座る吹雪の背中と脚に横から手を差し入れて持ち上げた。

吹雪「あっ」

 吹雪は意識的にか無意識にか、落ちないようにと俺の首に腕を回した。

吹雪「……」

 目を開きながら夢を見ているように、彼女が俺へ送る視線は穏やかで曖昧だった。
 それにしても、吹雪は軽い。このままどこにでも運んでいけそうだ。

 そういうわけで、彼女を個室のベッドまで運んできた。
 ……このあたりで吹雪はそわそわしはじめた。落ち着きなく視線を動かしたり、俺の目から顔をそらしたり。
 さすがにマヒしたままでもいられないらしい。

提督「大丈夫大丈夫、何もしないから」

吹雪「……は、はぅぃ」

 小さな声で、なんとかかんとかという様子で答える吹雪。
 俺は彼女をベッドに降ろした。

提督「今日は疲れただろう」

吹雪「……たぶん」

提督「ゆっくり休むといい」

吹雪「……はい」

 短く言って、俺は電気を消した。

提督「あ、そうだ吹雪、最後に一つ」

吹雪「……?」

22: ◆vMSeYbSya. 2016/09/20(火) 22:58:55.81 ID:pmdsDHU50
提督「何もしないというのは嘘だ」

 俺は吹雪の横に寝転がった。

吹雪「……え、え……?」

 吹雪が弱々しく、何が起こっているのかわからない様子で戸惑っている。
 俺はそんな彼女を抱き締めて、キスした。

吹雪「……んっ、んちゅ、はっ、あむ、ちゅる、んんん……」

 舌を入れて、吹雪の口の中を味わう。さっきはやらなかったタイプのキスだ。
 吹雪の抵抗は弱々しく、すぐに収まった。されるがままの吹雪を味わう。吹雪も恐らく、俺を味わっている。
 しばらく二人で、舌をからませ唾液を交換しあう。とろけるような時、時間がとろけていく。
 そして唇を離す。吹雪は荒く息を吐いて、濡れた瞳をしていた。こんなものかな。

提督「吹雪はいいな……」

吹雪「い、いい、……ですか?」

 うむ。とてもかわいいし、反応がいい。だから愛しい。

提督「吹雪」

 少し彼女と俺の間にスペースを作り、そしてその目の前に、人差し指を立ててみせた。
 その目がゆれ、指と俺の顔を交互に見る。期待と不安、緊張と安心、そして情のきらめき。
 俺はそのまま、彼女の口元に指を近づけていく。抵抗はなかった。そのまま口の中へと入りこみ、馴染みの感触が伝わった。
 吹雪がこらえきれないというように、俺の身体に再び両腕をまきつけ、力を篭める。密着したまま、俺は彼女の口の中をもてあそぶ。

 歯のひとつひとつを確かめるように触れ、反応を確かめる。吹雪の歯は硬くて白い。虫歯らしきものは一つもなく、その全てがなめらかで大理石のようだ。艦娘の歯は深海棲艦の装甲を食い破ることもあるという。少しでも吹雪がその気になれば、俺は指を失うだろう。そんな想像にぞくぞくする。俺は危険を冒している。
 吹雪の口の中と同時に、背中に沿わせた手も動かしていた。吹雪の小さな背中に、裾口から手を入れて直接触れた。吹雪の身体がびくりとはねて、その反応を楽しませてくれる。背筋を上から下に、下から上に。肩下、脇腹、腹部裏。触れる場所によって、吹雪の反応は変わる。

吹雪「んっ、はあっ、ひゃ、あ、む……」

 俺は吹雪を解体したかった。
 その一つ一つの反応全てを見て、吹雪を部位ごとにバラバラに捉える。彼女を知りたい。
 これは好奇心か。いや、多分独占欲のほうだ。俺だけが知っている、俺だけの、俺のための彼女。
 吹雪を所持したいという欲求がある。その身体と心と魂を保有して、永遠に離したくない。彼女の構成材料ひとつひとつに印をつけて、全てを把握しておきたい。
 吹雪の口から指を抜いた。

吹雪「はぁ……司令官……わたし、は……」

 辛そうだな、吹雪。けれど、悪いがまだだ。まだ俺はお前を知らない。知らなさ過ぎると言ってもいいくらいだ。
 だから、全部はしない。でも、お前を満足させないつもりもないよ。だから、もっとだ。もっと俺に君をさらけ出してくれ。

 そうして俺は、夜明け近くまで彼女を確かめた。

23: ◆vMSeYbSya. 2016/09/20(火) 23:31:52.25 ID:pmdsDHU50
 ……ん。朝か。

 俺は身体を起こして、隣を見る。吹雪はいない。……先に起きたのかな。
 大して眠っていないが、この時間には目が覚める。厚手のカーテンから漏れる、白い光へと近づいていく。
 カーテンを開けた。

「……晴れたな」

 昨日の嵐は幻だったかのように消え去っており、白い太陽と青い空が世界を照らしていた。……もう少し、留まってくれていても構わなかったんだけどな。
 俺は部屋を出た。洗面所で顔を洗った後、リビングへと歩き出す。音が聞こえる。多分、彼女の音だ。
 彼女はリビングのキッチンで、料理をしていた。俺が聞いた音はこの音だったのだ。
 起き出た俺に吹雪が気づいた。

「おはようございます、司令官」
「ああ、おはよう」

 いつも通りの彼女の笑顔だ。綺麗だな、と思う。今までとは違う感想だ。そう思えるようになったのは昨日からだな。
 俺は歩みを止めず、吹雪に向かって近づいていく。

「今日の朝食メニューは、ご飯に目玉焼き、野菜たっぷりのお味噌汁です」
「そっか」

 彼女の手つきは軽やかで、見ていて気持ちがいい。彼女に食事を用意してもらっていたこれまでの俺は実に幸せだったな。近すぎて気づかない、青い鳥というやつか。
 吹雪が皿に目玉焼きを移した。後は食卓に持って行くだけ。そろそろいいかな。

「吹雪」
「はい、なんでしょ、あ……」

 俺は振り向いた彼女に、右手の人差し指と中指を揃えて示していた。吹雪の目の色が変わるのがわかった。
 彼女が俺の指をためらいなくくわえた。

「ん……ちゅ、は、っる、ん」

 二本の指で、優しく彼女の口をかきまわす。どこが一番気持ちいいかはわかっている。なので、あえてそこには触れず、その周辺をいじる。
 それはすぐに吹雪も理解する。

「はぁ……ぁ、ん、しれい……」

 吹雪が誘うような、訴えるような声と眼を俺に向けた。でも、もう少し焦らしたい。
 その代わり、逆の手を彼女の背中に回す。服越しに彼女の背中をなぞった。

「んっ! あっ、やっ」

 思ったよりも激しい反応。吹雪の身体が崩れそうになるので、俺は彼女の身体を支えた。

「もう立てないのか」
「はあ、はあ……はぁ……申し訳ありません」
「いいさ」

 俺は彼女の身体を抱き寄せて、キスをした。吹雪が幸せそうに目をつぶって、身を任せてくる。
 しばらくそのままでいて、身体を離す。吹雪は自分で立った。

「続きは朝食の後にしよう」
「はい……」

 吹雪の嬉しそうな微笑み。そんなに喜んでもらえて、俺も嬉しいよ。
 俺はもっと吹雪を知りたい。だから、もっと吹雪に触ってその全てを確かめたい。この探求はきっと楽しいし、吹雪ももっと喜んでくれるようになるはずだ。

 ……これまでも幸せだったけれど、きっとこれからが、一番幸せな日々。ずっと、ね。



END