
桐生一馬「学園都市……ですか」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 14:32:41.63 ID:kUunBjxy0
桐生「そこにタクシーを飛ばせばいいんですね……?」
男「はい、お願いできますか?」
桐生「少し遠いですが……わかりました」
男「お願いしますねー!」
桐生「……学園都市、か」
ブォォォォン……
桐生「(話には聞いたことがある、超能力を開発しているらしいが……にわかには信じられないな)」
桐生「(まぁ、俺には関係のない事だ……)」
ーーーーーー
桐生「…と、思っていたんだがなぁ……」ザッ…
一方通行「ンだテメェは?一体何の用ですかァ!?オッサンよォ!!」
桐生「どうしてこうなっちまうんだろうな俺は……」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 14:39:25.31 ID:kUunBjxy0
ーーー数時間前
桐生「お釣りです。お気を付けて」ガチャ…バタン
桐生「……フゥ……」
桐生「まさかこんなに長い時間走らされるとはな、今までで一番長い距離だったかもしれないな」
桐生「……コンビニか」
桐生「ちょうどいい。腹も減っているしなにか食べ物でも買おう」ガチャッ
ピンポンピンポーン
店員「らっしゃいませー」
桐生「さて、まずは眠気覚ましにコーヒーでも……ん?」
???「……」ガラガラガラガラ
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 14:44:46.33 ID:kUunBjxy0
桐生「(あの少年。あんなにコーヒーを大量に……)」ジーッ
???「あン……なんだよ?なに見てやがるンだ?」
桐生「(おっと、凝視しすぎてしまったか)……いや、なんでもない。前を失礼するぞ」ガチャン
???「ケッ……ジロジロみてんじゃねェよ……」スタスタ
桐生「(やれやれ、見たところ中学生か高校生ってところだろうか。口の聞き方がなってないな……)」
桐生「おっと、こんな考え事をしている暇じゃなかったな。弁当を買おう」
店員「お買い上げ4980円になりまーす」
???「……」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 14:50:29.45 ID:kUunBjxy0
桐生「今日の昼はpoppoの焼肉定食弁当だ……大量の肉とご飯が確かなボリュームを約束してくれる弁当だ」
桐生「……ん?」
不良「おうおうそこのタクシーの運ちゃんよォ!」
桐生「……ハァ……」
桐生「なんの用だ」
不良2「さっき第一位と仲睦まじそうにお話してたけどぉ~?お知り合いかなぁ?」
桐生「第一位……?なんの事だ」
不良3「とぼけても無駄だっつうの!!」ドンッ!
桐生「……」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 14:54:29.42 ID:kUunBjxy0
不良「俺たちさぁ?あの第一位にひでぇ目にあわされてるわけよ?だからさぁ?」
不良2「オッサンがあの男の知り合いだってんなら……かわりにってワケよ!ギャハッ!」
桐生「……つまり何がいいたいんだお前らは」
不良3「まぁつまりさぁ!オッサンには俺たちのサンドバッグになってもらいたいわけ!!」
不良「ついでにお小遣いも貰っちゃおうかなぁみたいなね!!」
桐生「やれやれ……どこの街でもこういう奴らは変わんねぇな……」
不良2「は?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 15:02:25.28 ID:kUunBjxy0
不良「なめてんじゃねぇぞ!!」ガバッ!
桐生「フンっ!」バキィッ!!
不良「ッ!?」ドカッ!!
不良2「お、おい大丈夫か!?」
桐生「どうした。もう終わりか?」
不良3「で、でけぇ口叩いてんじゃねぇぞオッサン!!」ゴォオッ!!
桐生「!!(こいつ、どこからともなく炎を!?)」ザッ!!
桐生「(かわしたが……そうか、これが学園都市で開発してるという超能力か……)」
不良2「どっち見てんだよッ!!」キィンッ!!
桐生「ッ……こいつは氷を……」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 15:07:45.40 ID:kUunBjxy0
桐生「(これは……避けられない!なら!)」ブンッ!
パリィンッ!!
不良2「あッ!?こ、拳で砕いた……!?ありかよそんなの!?」
桐生「寝てろォ!!」バキィッ!!
不良2「うぎゃッ!?」ドカッ!!
不良3「ふ、二人が……!?う、嘘だろ!?あんた外から来た無能力者じゃねーのかよ!?」
不良3「く、くそっ!!死ねッ!!」ゴォォォォ!!
桐生「!!」
???「危ないッ!!」キィィィンッ!!
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 15:12:42.22 ID:kUunBjxy0
不良3「あ……!?俺の炎が消えた……!?」
???「ふ、ふぅー……最近の若者はわかりませんよ上条さんも……」
桐生「(なんだ、この少年は……俺を助けてくれたようだが……)」
上条「外部の人間に危害を加えるなんて、お前たちなにやってんだ?」
不良3「く、くそ!意味わかんねぇよどうなってんだ今日は!!お、おいいくぞ二人とも!!」ダダダダ!!
上条「あ!逃げた!!」
桐生「……」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 15:18:02.31 ID:kUunBjxy0
上条「いやぁ、大丈夫でしたか……えーと、見たところタクシーの運転手さんですかね」
桐生「あ、あぁ、助けられてしまったみたいだな」
上条「いえいえそんな……と、いうよりも大丈夫ですか?それ」
桐生「何……?」チラッ
グチャッ…
桐生「(さっきの喧嘩の時に踏んでしまったようだ……焼肉定食弁当がグチャグチャになっている……)」
上条「う、うわっ……これはそこのpoppoで売られてる千円はする焼肉弁当……!」
桐生「(まだ一口も食べてなかったのに……クッ……)」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 15:25:12.26 ID:kUunBjxy0
上条「災難でしたねー……」
???「とうまとうまー!急に走ってどうしたのー?ってあれ?このオジサンは誰なんだよ?」
上条「あ、ああインデックス。この人はさっき不良に囲まれててな」
禁書「ふーん……?ってそんなことよりとうま!お腹すいたんだよ!!ごはん!たまには外食とかもしたいんだよ!」
上条「あのなぁインデックス……上条さんちにそんな余裕はありません!帰るぞ!」
禁書「ぶー!とうまのけちんぼ!!」
桐生「……腹が減っているのか?」
禁書「んん?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 15:30:49.91 ID:kUunBjxy0
桐生「ちょうどいい。助けてもらった礼にそこのファミレスで食事でも奢らせてもらえないか?」
禁書「いいの!?」
上条「えっ!?そんな……悪いですよ!!」
桐生「いや、させてくれ。そうしないと俺の気が収まらない」
禁書「とうまとうま!この人めちゃくちゃいい人かも!!ね!一緒に食べようよ!」
上条「そ、そうだな……じゃあお言葉に甘えさせてもらうか!」
禁書「やったー!」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 15:37:56.19 ID:kUunBjxy0
ーーーー
桐生「……」唖然
禁書「おいしいんだよ!おなかいっぱーい!」ゲフッ
上条「い、インデックス!お前は少しは遠慮ってモノをだな!!」
桐生「い、いや構わない。しかし凄い食べっぷりだな……」
桐生「(あの小さな体の何処に十人前の料理が入っているんだ……?)」
上条「ほ、ほんとうにすいません!」
桐生「なに、大した金額じゃないさ」
禁書「キリュウは凄くいい人!私はキリュウを神と崇めるんだよ!」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 15:45:34.45 ID:kUunBjxy0
桐生「しかし驚いたな……学園都市では本当に超能力を開発していたなんてな」
上条「まぁ外部の人はそんなかんじなのかな……俺たちはもうなれちゃったんですけどね」
上条「しかし……よく能力者3人相手に生身で二人も倒せますね……」
桐生「結局は君に助けられてしまったがな」
上条「いやいや、実際飛んでくる氷を素手で壊したのを見たときは大丈夫そうだったんで戻ろうとしてたんですが……」
桐生「……」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 15:54:45.71 ID:kUunBjxy0
桐生「……上条が俺を助けた時。相手の男の一人が出した炎を上条は消したが……あれはどういうことなんだ?」
上条「うえっ!?あ、アレですか……アレは俺の右手の力なんですよ……」
桐生「右手の……力……」
上条「はい、俺の右手には幻想殺し《イマジンブレイカー》って力があって。触れたものが異能の力なら、何でも消してしまうって言う……」
桐生「なるほど、だからあの時炎が消えたのか……」
上条「あ、アハハーまぁそういうわけなんです」
禁書「んん?二人とも何の話をしてるの?」
上条「な、なんでもねーよ!インデックス!そろそろ帰るぞ!桐生さん!お昼ありがとうございました!ほらインデックスも!」
禁書「ありがとなんだよキリュウ!」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 16:01:19.67 ID:kUunBjxy0
ーーーーー
桐生「さて……飯も食ったしそろそろ社長のところに戻らないとな」
コンコン
桐生「!」ウィーン…
???「ちょっと、常盤台まで出してもらえませんか?すいません急いでて……!」
桐生「常盤台……ですか……(あまり学園都市には詳しくないが……なにやら急いでいるようだ……)」
桐生「どうぞ」ガチャッ
???「た、助かったー!急いでお願いします!!」
桐生「……」ピッ…
ブォォォン…
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 16:08:45.56 ID:kUunBjxy0
???「佐天さん!遅かったじゃないですかー!」
佐天「うっひゃーごめんごめん初春!ちょっと用事でさー!」
初春「遅れたらどうするんですかっ!もう!」
佐天「おっと運転手さん!これタクシー料金ね!」
桐生「ちょうど、お預かりします」
初春「早く行きますよ佐天さん!!」
佐天「まってよ初春ー!」タタッ!!
桐生「……(彼女たちは……遥と同じくらいの歳だろうか……仲がいいようだ)」
桐生「遥……元気でやっているだろうか……」
ズダダダダダ……!!
桐生「……?この音は……」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 16:13:35.48 ID:kUunBjxy0
桐生「銃声……?こんな街中で……?まさか……」
桐生「何か悪い予感がする……」ガチャッ
ーーーーー
桐生「こっちの方から音がしたハズだが……」
桐生「!!」
桐生「(この匂い……血か!?こんな街中で……!?)」
???「……」スタスタ…
桐生「……あれはこの前の少年……?」
桐生「いや、それよりもこの血の匂いが先だ……!!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 16:19:18.19 ID:kUunBjxy0
桐生「!!……これは……」
桐生「(あたり一面血の海だ……!その血の海の真ん中にいるのは……あれは女の子か……!?)」
上条「おーい、ミサカ妹ー?」
上条「ってあれ?桐生さん?」
桐生「!……上条!」
上条「桐生さん。そんなところで何を……」
上条「……あ、れ……?」
桐生「駄目だ!見るんじゃない!!」
上条「なんだよ……これ……?」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 16:23:58.67 ID:kUunBjxy0
桐生「(この光景は刺激が強過ぎる……!)大丈夫か!当麻!!」
上条「桐生……さん……これって……血の海……ッッ」
上条「ミサカ妹……!!」
上条「う、うぷッッ!!」
桐生「!……知り合いなのか!」
上条「桐生さん……これってどういうことなんですか……!!うっ……!」
桐生「向こうをむいているんだ!……とにかく警察を呼べ!!」
上条「は、はいっ!!」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 16:30:18.00 ID:kUunBjxy0
桐生「(あの後場を離れ警察を連れて戻ったが、そこにあの少女の死体は無かった)」
桐生「(結局見間違いだったのではないかとなったが……)」
桐生「(あの血の匂い。本物だった)」
上条「……」
桐生「大丈夫か、上条」
上条「あれは……俺の見間違い……いや、そんなわけない……!桐生さんも見ましたよね!」
桐生「ああ、あれは……間違いなく本物の血だった。見間違いなんかじゃない……」
上条「……一体どういうことだよ……!!」ダンッ!!
桐生「……」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 16:37:05.75 ID:kUunBjxy0
???「……」ザッ…
上条「ん……?」
桐生「!」
上条「……ミサカ妹!?無事だったのか!?」
ミサカ妹「なにやら迷惑をかけてしまったようですね。とミサカは貴方を気遣います」
桐生「あの状態で……生きていた……だと?」
上条「け、怪我とかしてないのか!?」
ミサカ妹「私自身には外傷などありません。とミサカは自分の身の状態を報告します」
桐生「……」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 16:45:38.66 ID:kUunBjxy0
桐生「……その肩に背負ってる袋……何が入ってるんだ?」
ミサカ妹「……」
上条「え……?」
上条「!!……これ……髪の毛……!?」
ミサカ妹「……」
上条「ミサカ妹!!」
ミサカ妹2「私達に何かあろうとも、気にする必要はありません」スッ
桐生「!!」
ミサカ妹3「もともと私達ミサカはそうなるために生まれてきたのですから、とミサカは真実を包み隠さず告げます」サッ
上条「どういうことだ!?……ミサカ妹が3人……!?」
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 21:41:39.52 ID:kUunBjxy0
ミサカ妹達『……』スッ…
上条「ど、どういうことだ……!?」
桐生「同じ人間が……数十……いや百人はいる……!」
ミサカ妹「そちらの方は全く関係のない方のようで……巻き込んでしまって本当に申し訳ありません。とミサカは謝罪します」
桐生「……お前たちは一体……」
ミサカ妹「……」
桐生「ダンマリか……?」
ミサカ妹「わたし達は『シスターズ』。オリジナルである御坂美琴の完全なるクローン……と、ミサカは自分たちの素性を明かします」
上条「クローン……!?」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 21:47:53.78 ID:kUunBjxy0
上条「馬鹿な!クローンは禁止されてるはずだろ!?」
ミサカ妹「……学園都市では確かにクローンを製造することは禁止されています。表向きは……」
上条「表向き……?」
桐生「……つまり学園都市の上層部自体がお前たちクローンを製造している、ということだな」
ミサカ妹「……」
上条「そ、そんなバカな!?」
桐生「いや、管理する側だからこそ、全権を持つ側だからこそそういう事をやりやすいんだ……俺は今まで何度もそんな奴を見てきた」
桐生「自分の立場を最大の盾にして悪事を働くやつをな……」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 21:58:06.00 ID:kUunBjxy0
ミサカ妹「私達は最強の能力者アクセラレータを前人未到のlevel6へと進化させる『絶対能力進化』の為に作られた、二万体のレディオノイズ……と、ミサカは簡単に自分のことを紹介します」
桐生「二万体……」
上条「絶対能力進化……!?」
ミサカ妹「絶対能力進化はツリーダイアグラムが算出した算出したプラン、約二万体の能力者を20000通りの戦闘環境で殺すことで達成されます」
上条「……じゃあお前らは殺されるためだけに作られたってことなのか……!?」
桐生「……」
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 22:06:20.59 ID:kUunBjxy0
ミサカ妹「その通りです。ですので貴方が私達の死に、感情を傾ける必要はありません。とミサカは簡潔に伝えたいことを述べます」
上条「……ッッ!!そんなの納得できるわけ無いだろ!!」
ミサカ妹「!」ビクッ
桐生「!」
上条「お前達は、たとえクローンだろうと一人一人生きてるんじゃねぇか!!」
上条「気に病む必要がないとか……そんな簡単に済ませられるわけねぇ!!」
桐生「……」
桐生「二万人の人間を創り出し、殺す……おおよそ正気の人間がすることに思えないな」
桐生「人の命は、そんなに安いもんじゃねぇぜ」
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 22:12:44.46 ID:kUunBjxy0
上条「……御坂は……」
ミサカ妹「……え?」
上条「御坂は……このことを知ってるのか?」
ミサカ妹「……おそらく知っているでしょう」
桐生「(御坂……というのがこのクローン達のもととなっている人間か……)」
上条「……」ザッザッ…
桐生「……どこに行くんだ」
上条「御坂に……会いにいく……。すいません桐生さん……本来関係ないあなたまで巻き込んでしまって……もう大丈夫です。桐生さんは無関係だ……帰ってください……」
桐生「……」
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 22:18:41.00 ID:kUunBjxy0
桐生「……ここまで知ってしまって、無関係ってのは少しキツイんじゃないか?」
桐生「乗りかかった船だ……最後まで付き合わさせてもらう」
上条「で、でも……!」
桐生「……それに、コイツらは、そう易々とお前を御坂とか言う奴に会わせる気はないみたいだぜ」
上条「!!」
ミサカ妹「貴方の為に全てを教えましたが……絶対能力進化を邪魔するというのなら……話は別です」
ミサカ妹2「私達は貴方を止めなければなりません、とミサカは宣告します」
ミサカ妹3「死なない程度に、しかし死を恐怖する程度に痛めつければ、貴方もこの件から手を引く筈です」
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 22:23:49.39 ID:kUunBjxy0
ミサカ妹達『……』ザザザザッ
上条「くっ……」
桐生「……行け、上条」
上条「!?……そんなことできるわけないじゃないですか!!」
桐生「大丈夫だ……異能の力があったとしても所詮は全員14.15歳程度の女の子だ」
上条「でも……!!」
桐生「上条ォ!!」
上条「!!」ビクッ
桐生「さっさと行け!!護りたいものがあるなら急げ……!時間は待ってはくれないんだ……!いつだってそうだ!!護りたいものがあるなら余計なことに時間を使うんじゃねえ!」
上条「き、桐生さん……!!」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 22:32:01.32 ID:kUunBjxy0
桐生「俺はこんなのには慣れてるんだ……」
上条「……わかりました……本当にすいません桐生さん……!!」タタタタッ!!
桐生「……行ったか」
ミサカ妹「……貴方は真の意味で部外者のはず……なぜわざわざこんなことをするのか私には理解できません」
桐生「フッ……なんでだろうな」
桐生「ただ、あの男には、俺とにたものを感じたんだ」
桐生「他人の為に、拳を振るうっていう信念をな」
ミサカ妹2「……たとえ部外者であろうと、容赦はしません」ビリビリッ…
桐生「……流石に、この場所に本当に二万人いるってわけではなさそうだな」
桐生「女を殴るのは気が進まない。気絶させる程度に手加減はしてやる……」
ミサカ妹3「たとえ貴方がいくら強かろうと、この人数には対処しきれない筈です。死ぬのは、貴方になるでしょう」
桐生「……御託はいい」
桐生「さっさと……かかってこい!!」
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 22:39:51.61 ID:kUunBjxy0
ーーーー
上条「ハァッ……ハァッ……!」
上条「(クソ……御坂のヤツ……どこに居るんだよ……!)」
ドンッ!!
上条「……ッ!痛ぇッ!!」ドシンッ
???「……あん?なンだテメェは?」
上条「す、すいません急いでて……!」ガバッ
???「チッ……前ぐらい見ろよ三下ァ……」
上条「(……あれ……どういうことだ……?確かに俺はこの白髪の男にぶつかって倒れたんだよな……?)」
上条「(なんであの男と俺との距離がこんなに開いてるんだ……?)」
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 22:46:05.60 ID:kUunBjxy0
不良「キヒヒヒ!見つけたぜ!!」
不良2「今度こそテメェを倒して俺が最強になるんだァァァ!!!!」
???「チッ……」
上条「ッ!!あの不良たち……!」
不良「ギャアァァァアァァア!!!!!!」バキィッ!!
不良2「いてぇ……いてぇよおぉぉぉ……!」ゲホッ…
上条「!?」
上条「(今……何が起きたんだ……!?)」
???「うぜぇンだよ雑魚共が……今俺は最悪の気分なンだ……」
上条「(アイツが……なにかしたのか?)」
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 22:51:27.86 ID:kUunBjxy0
不良「ヒィィィィィ!あ、悪魔だ……これが最強……!」
???「……あン……?」ギロッ
不良「ヒィッ!?」
???「お前今なンて言ったァ……?もう一回言ってみろよォ……?」
不良「こ、これが最強……ッ!?」ゲシィッ!!
???「そうかィそうかィ……最強ねェ……!」ゲシッ!!
???「糞ッ垂れ共がァ!!」ゲシッッ!!
不良2「う……うわぁぁぁぁ……こ、こいつ人間じゃねぇ!!」ダダダダ!!
???「逃がすかよォ!!!!」
上条「お、おい!やめろ!!」
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 23:01:23.01 ID:kUunBjxy0
???「なんだァテメェは!!」
上条「お前!いくら相手から絡んできたからって……やりすぎだ!」
???「ハァ……?お前誰に喧嘩売ってンのか分かってンのか?」
上条「お前が誰かなんて関係ない!誰だろうと間違ったことをしたらダメなんだ!」
???「ハッ……最高にアホ癖ェ!!ご高説どうもってなァ!!」
???「俺を知らねェってんなら教えてやるよ……俺は第一位『アクセラレータ』って言うんだ……覚えとけ三下ァ!!」ヒュゴッ!!
上条「アクセラレータ……!?ぐあッ……!?」バキッ!!
上条「うっ……ぐ……!」ガクッ…
一方通行「チッ……石ころぶつけた程度で気を失いやがった……口だけの猿がよォ……」
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 23:06:35.37 ID:kUunBjxy0
一方通行「やっぱりダメだよなァ……こンなンじゃよォ?」
一方通行「『最強』じゃ足りねェ……挑戦しようなンて馬鹿げた事も考えられないように」
一方通行「それ以上の強さ……『無敵』にならないとよォ……?」
上条「……」
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ー
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 23:12:05.58 ID:kUunBjxy0
ミサカ妹「そんな馬鹿な……あれだけの数がいたと言うのに……!?」
桐生「……どうやらお前で最後の一人みたいだな……」
ミサカ妹「無能力の人間が……能力者186人を倒すなんて……ありえないと、ミサカは驚愕しています……」
桐生「お前達186人程度……俺が今までくぐり抜けてきた修羅場に比べれば生温いモンだったぜ」
桐生「……あんな人を倒す気の無い戦い方じゃあな」
ミサカ妹「!!」
桐生「お前達は、本当は俺を倒すつもりなんて無かったんじゃないか?」
ミサカ妹「何を……!」
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 23:19:52.04 ID:kUunBjxy0
桐生「いや、俺を倒すつもりが無かったんじゃない……上条当麻を止めるつもりがなかった」
ミサカ妹「何を根拠にそんなことを……!」
桐生「ずっと引っ掛かってたんだ。何故お前達は絶対能力進化の話まで話したのか……てな」
桐生「本当に上条当麻を安心させてやる為だけなら……お前たちがクローンであるということだけ伝えればいい」
桐生「だがお前は本来なら説明する必要のない絶対能力進化の話まで上条に教えた……」
ミサカ妹「……それは言いがかりです……とミサカは貴方の仮説を否定します……!」
桐生「……本当はお前達は……上条当麻に助けて欲しかったんじゃないのか?」
ミサカ妹「ッ……」
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 23:27:35.63 ID:kUunBjxy0
桐生「お前達はさっき、まるで自分たちは死ぬのが怖くはないという口振りだった」
桐生「だが……そうじゃないんだろう?」
桐生「お前たちも、死を恐怖していたんだ」
ミサカ妹「……ミサカ達は……クローンです。余計な感情は持ちません……」
桐生「クローンと言ったってロボットじゃない……脳があって、血が通ってる……」
ミサカ妹「私達は学習装置により余計な感情を持たないようにッッ!!」
桐生「……人間ってのはなぁ、そう単純じゃないんだ」
桐生「学習装置がなにかは知らないが……そんなもので感情を抑制できるはずがない……」
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 23:33:34.54 ID:kUunBjxy0
桐生「現にお前は今、怒りをあらわにしている」
ミサカ妹「!!」
桐生「違うか?」
ミサカ妹「……そ、れは……」
桐生「……」
桐生「俺は上条当麻に協力する。もちろん絶対能力進化計画も止める」
桐生「俺は行くが……止めに入るなら今のうちだ」
ミサカ妹「ミサカは……ミサカはッ……」
桐生「……」ザッ…ザッ…
ミサカ妹「……ミサカは……どうすれば……」
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/15(土) 23:42:33.18 ID:kUunBjxy0
ーーーー
桐生「上条はどこに行ったんだ……」
桐生「……?あの人だかりは一体……」
警察「はいはいたまらないで!行った行った!」
桐生「(警察沙汰か……?)」
オバサン「まぁ?また喧嘩?」
オバサン2「最近多いわよね~」
桐生「(なにか知っているようだが……話を聞いてみよう)」
桐生「すいません。何かあったんですか……?」
オバサン「あら?あなた知らないの?喧嘩よ喧嘩!最近ここら辺で頻発してるんですって!」
オバサン2「なんか今日は明らかに不良~って感じのが二人とツンツン頭のおとなしそうな子が倒れてたわ~」
桐生「(ツンツン頭……だって……?まさか……)」
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 00:15:15.83 ID:FBcMY5yH0
警察「ちょ、ちょっと何してるんですか!!」
桐生「通せッ!!」
警察「ちょ、ちょっと!!」
上条「……」
桐生「当麻!!……大丈夫か当麻!!」ユサユサ
上条「う、うぅん……」ゴソ…
桐生「大丈夫か、誰にやられた!」
上条「あ、あれ……俺は……」
上条「ッ!アクセラレータ!!」ガバッ!!
桐生「何だと……?」
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 00:22:02.07 ID:FBcMY5yH0
上条「俺はここでアクセラレータに会って、それであいつの飛ばしてきた石を受けて気を失ってたんだ……!」
桐生「(アクセラレータ……絶対能力進化計画の核……最強の能力者……か)」
桐生「アクセラレータの方も気になるが、御坂美琴の方はどうしたんだ」
上条「そ、そうだ……!そっちのほうが先だ!!」
桐生「どこか心当たりは無いのか?例えば、いつも居る所とか……」
上条「……思い当たるところが、あることはあります」
桐生「ならまずはそこに向かうぞ。俺の車に乗れ」
上条「は、はい……!」
215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 00:28:16.18 ID:FBcMY5yH0
ーーーー
上条「……!!居た……!」
桐生「車を止めるぞ」キィッ
ガチャッ バタンッ
御坂「……」
上条「……御坂」
御坂「……何の用?私バカと話してる暇なんてないんだけど」
上条「……絶対能力進化計画のこと、知ってたんだな」
御坂「その様子じゃ、アンタも知ってるわけね……で?それが何?」
上条「……どうして教えてくれなかったんだ?」
御坂「はっ、アンタに言って何になるっていうのよ?なんのメリットも無いわ」
上条「……」
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 00:34:49.09 ID:FBcMY5yH0
桐生「上条は……当麻はお前のことを心配していたんだぞ。その言い草は無いんじゃないか?」
御坂「何……?誰よアンタ……見たところタクシーの運転手みたいだけど、何急に話に混ざってきてるのよ」
桐生「俺は桐生一馬だ……。まぁ、色々あって当麻に協力してやってるんだ」
御坂「はぁ?ワケわかんない……」
御坂「大体、協力って何?まさか絶対能力進化計画を止めようとでもしてるワケ?」
御坂「……そんなの絶対に無理よ」
桐生「……」
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 00:39:34.57 ID:FBcMY5yH0
上条「無理なんて!やってみなきゃわかんねぇだろ!?」
御坂「やったわよ!!!!」
上条「!!」
御坂「何度も、何度も……実験を中止させるために研究所を探し出してその場所を潰して……」
御坂「でも無理なのッ!!」
御坂「何回潰しても……研究自体は受け継がれていく……!!絶えることなんてない……」
御坂「ねぇ?どうするっていうの?そんなの……どうすればいいっていうのよ!!!!」バリバリバリバリ!!
桐生「!!(これは……電気か!?)」
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 00:47:19.88 ID:FBcMY5yH0
桐生「まだ、他に方法があるはずだ。お前が試していない方法が……!」
御坂「適当なこと……言うなーッ!!」バリバリバリバリ!!
上条「き、桐生さん!!」
桐生「ぐあぁぁあッ!!」バリバリバリバリ!!
御坂「はぁ……はぁ……」
上条「だ、大丈夫ですか桐生さん!!」
桐生「ッ……ああ……」グッ…
上条「御坂!お前何やってるんだ!」
御坂「うるさい……!うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!」バリバリバリバリ!!
桐生「……」
上条「桐生さん!俺の後ろにいてください!……あいつの電撃は俺の右手で防げる……!」
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 00:51:51.87 ID:FBcMY5yH0
桐生「……いや、その必要はない」
上条「えっ……?」
桐生「大丈夫だ。死にはしないだろう」
御坂「何よアンタ……!!まだ突っかかってくる気……?よっぽど死にたいようね!!」
桐生「……やはり、同じ遺伝子を持っているんだな」
御坂「は?なんの話よ!うだうだ言ってると本当にぶち殺すわよ!!」
桐生「……できないさ、お前にはな」
御坂「ッ!!」
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 00:57:24.22 ID:FBcMY5yH0
御坂「上等じゃない……!吹っ飛べぇぇぇぇぇぇ!!!!」バリバリバリバリ!!
桐生「ぐッ……ぐおおおッッ……!」バキバキバキバキッ!!
御坂「はぁッ……はぁッ……!!」
桐生「ハァ……ハァ……」
御坂「な、なんで……なんでアンタあんだけ電撃を受けて立ってられるのよ……!!」
桐生「……どうやら気づいてねえようだから教えてやる」
桐生「お前は自然に力をセーブしてるんだ。俺を殺さないようにな」
御坂「なっ……!?」
233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 01:08:57.63 ID:FBcMY5yH0
桐生「お前のクローン……シスターズも同じだった」
御坂「え……?」
桐生「計画を遂行するということを盾に、自分の本当の思いを理解できずにいた」
桐生「お前も本当は、心奥底では思っているんだろう?」
桐生「『何か別の方法がまだあるんじゃないか』……とな」
御坂「んな……わけ……ない……!」
上条「……俺がどうにかしてやる……お前の妹達も、お前も」
御坂「馬鹿言ってんじゃないわよ……そんなの無理よ……!」
上条「もしお前がこの計画を止められる術が無いって……どう頑張ってもなすがままにするしか無い……無理だって思ってるんなら……上等だ!!」
上条「俺がその幻想を……ぶち壊してやる!」
285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 10:07:48.66 ID:FBcMY5yH0
御坂「私はどうすればいいの……?」
御坂「研究所をいくら潰したって駄目……他にどんな手が……?」ヘタッ…
桐生「……」
桐生「……計画の根絶ができないなら、計画の核をずらしてやればいいんじゃないか?」
御坂「計画の核を……」
上条「ずらす……」
上条「桐生さん、それってつまり!」
桐生「ああ、方法は簡単だ……俺があの男を、アクセラレータを倒せばいい」
桐生「最強の能力者であるはずのアクセラレータが無能力者に、それも俺のように完全なる外部の人間に倒されてしまうなんてことがあれば……」
上条「……そうすれば、奴は最強では無くなる!」
上条「そうすればこの計画の核、大前提の〝一方通行=最強の能力者〟という絵図が崩れる……!」
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 10:13:52.19 ID:FBcMY5yH0
御坂「そ、そんなの無茶よ!!第一位アクセラレータの能力は『ベクトル操作』なのよ!?」
上条「ベクトル操作……?」
御坂「簡単に言えば、物の〝動き〟を操る能力……!例えば、そう、殴りかかってきた相手の力のベクトルを相手に向けて自滅させたりすることができる……!」
上条「(そうか……だからあの時殴りかかった不良たちがやられていたのか……)」
御坂「その能力がある限り……私達はアイツに触れることすらできないわ」
桐生「……フッ……どうやら上条。お前の力を借りるしか無いらしいな」
上条「異能の力は俺の右手があれば無効化できる!それに俺は一応無能力者だ、こっちの計画には何の支障もない!」
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 10:23:16.13 ID:FBcMY5yH0
御坂「アンタ達……本気でアクセラレータを倒す気……!?」
御坂「正気じゃないわ!!」
桐生「正気……か」
桐生「相手が二万人もの人間の命を簡単に創り出して殺すような。そんな異常な奴なら、安全な方法でソイツを止めることなんてできない」
御坂「はぁ……ッ!?」
桐生「それが、自分の望みのために人の命を踏み台としか考えることができない奴なら尚更な」
桐生「そういうやつは止めなくちゃならねぇ。たとえいくら無茶な相手だろうと……な」
上条「……そうだ、御坂……。俺たちがやるしかない、俺たちですべてを終わらせるしかない」
上条「もう誰も……死んでなんかほしくねぇんだ」
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 10:31:26.83 ID:FBcMY5yH0
ーーーーー
一方通行「……」
ミサカ妹「……それでは今から、10032回目の実験を開始します。と、ミサカは貴方に確認を取ります」
一方通行「ケッ……お前達も飽きねェなァ!!何百回も何千回も倒してもくだらねェ戦闘ばっかりさせやがってよォ!?」
ミサカ妹「……」
一方通行「なンだァ?しゃべる余裕もないッてかァ!?」
一方通行「さぁて……今日はどう殺して欲しいんですかァ!?……あァ?」
ミサカ妹「……それでは、実験を開始します……」ザッ!!
一方通行「覚悟しとけェ……?サイッコーに惨たらしくブチ殺してやるからよォォォォォ!!!!!」グワッ!!
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 10:39:23.39 ID:FBcMY5yH0
ミサカ妹「……!」ドパパパパパ!!
一方通行「銃なンて俺に効くわけねェだろォがァ!!」キィンキィンキィンキィンッ!!
ミサカ妹「ぐっ……!!(反射された銃弾が……!)」ブシュッ!!
一方通行「もっと俺を楽しませろォッ!!!!」ドォンッ!!
一方通行「(……)」
一方通行「(なァンか……違ェよなァ……?)」
ミサカ妹「!!」チュインチュインチュイン!!
一方通行「(……チッ……くだらねぇ。俺はただ、無敵になるだけだ……!)」ゴアッ!!
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 12:03:57.17 ID:UFWbBuRgI
貼られたけど一応
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 20:15:23.36 ID:FBcMY5yH0
一方通行「くだらねェ……!!」ガッ!!
ミサカ妹「ッ……!?」グワンッ!!
一方通行「テメェ何時までこんなの続けるンだァ!?オイ!!」ブオンッ!!
ミサカ妹「人体ッ……損傷がッ……!!」ゴシャアッ!!
一方通行「くだらねェ……くだらねェくだらねェくだらねェくだらねェくだらねェ!!」ズォォォォ!!
ミサカ妹「(猛攻に……喋ることができません……と、ミサカは……!!)」バキィッ!!バキィッ!!バキィッ!!
一方通行「オイ!?どうしたァ!?いつもみたいにペラペラ喋ってみろよォ!!!!」ドンッ……!!
ミサカ妹「ッ……!!」ズゴシャアッ!!
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 20:21:24.22 ID:FBcMY5yH0
一方通行「……チッ」
ミサカ妹「……」グテッ…
一方通行「まだ死ンじゃいねェようだがよォ?……なンか言ってみろよ?オイ?」
ミサカ妹「(身体の自由が効きません……とミサカはミサカは自分の現状を分析します)」
ミサカ妹「(この第10032回目の実験もこれで終わり……)」
ミサカ妹「(私は……死ぬ……)」
一方通行「……ここで1つクイズをしてやろうじゃねェか……?」
ミサカ妹「……?」
372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 20:29:17.10 ID:FBcMY5yH0
一方通行「今アクセラレータは何に触っているでしょうかァ?」グチャッ…
ミサカ妹「……それは……私の……傷口に……触れているのではないですか……」
一方通行「あァー惜しい、俺が触れてンのはなァ?お前の〝血液〟に触れてンだよォ!!」
ミサカ妹「!!」
一方通行「次の問題だァ……もしこの血液、血液のベクトルを逆向きにして血流を逆にしたら……どォなっちゃうンでしょうかァ!!」
一方通行「ぎゃはッ!!正解はなァ!!全身から血が噴き出してそりゃあサイッコーの死体の出来上がりって訳だァ!!ぎゃはヒャハ!!」
ミサカ妹「ッッ……」
ミサカ妹「……だ……」ボソッ
一方通行「……あァ?」
374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 20:38:14.34 ID:FBcMY5yH0
ミサカ妹「い……やだ……」
一方通行「……ハァ?」
ミサカ妹「(そうか……これがあの男性が言っていた……私の本当の……本心の思い……)」
ミサカ妹「……ミサカは……私は死にたくない……と……ミサカは……」グッ…!!
一方通行「なァに急に言い出しちまいやがってンですかァテメェは……?」
一方通行「テメェは俺に壊される為に造られたタダのお人形さンだろォがよォ!?」
ミサカ妹「たとえ……殺される為に作られた……その運命にあっても……!!」
ミサカ妹「私は……私は死にたくない……ッッ」
一方通行「何寝言言ってンだよカスが……」
一方通行「もォ……俺もテメェも戻れないとこまで来てんだよォォォォ!!!!!」
ミサカ妹「いやだッッ……!!死にたくない……!!私は……死が怖い……!!」
ミサカ妹「誰か……助けて…………ッッ」
376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 20:42:23.12 ID:FBcMY5yH0
ーーー
「アクセラレータァァァァァァッッッ!!!!!!!!」
ーーー
377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 20:47:33.48 ID:FBcMY5yH0
一方通行「あン……ッグガッ……!!!!」バキィッ!!
ミサカ妹「……あなた……達は……」
上条「よう、ミサカ妹。少し着くのが遅かったか?」
御坂「アンタボロボロだけど……生きては居るのね?安心したわ」
ミサカ妹「上条……さん……それに……お姉様……と、ミサカは……貴方達の登場に……ゲホゲホッ!」
桐生「それ以上、喋るんじゃない」
ミサカ妹「あな……たも……」
桐生「聞こえたぜ。お前の……本心ってヤツが」
ミサカ妹「あなたの……言う通りでした……私は……」
桐生「いや、大丈夫だわかってる。とりあえず、今は休んでいるんだ」
桐生「あとは……俺達に任せろ」
ミサカ妹「は、い……とミサカは返答の意を伝えます……」
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 20:55:24.12 ID:FBcMY5yH0
一方通行「(なんだァ……今の?)」
一方通行「俺が……殴られたァ……?」
一方通行「(俺は常にあらゆる攻撃を反射できるようにしているハズだ……?)」
一方通行「その俺が……殴られた……?」
桐生「アクセラレータ。俺自体にはお前に恨みはないが……だが、ここでお前を倒させて貰うぜ」
上条「これ以上。人を殺させはしない」
御坂「馬鹿げた計画は全部終わりにさせる……私の妹に……もう貴方の手は触れさせないわ!!!!」
一方通行「……」
一方通行「グヒャひゃはッ……!!」ニヤッ
380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 21:01:06.76 ID:FBcMY5yH0
一方通行「イイねイイねェ!!サイッコーだねェ!!!!」
一方通行「どうやって俺を殴ったかわからねェけどよォ!?お前ら全員愉快だわ……!」
一方通行「やってみろよ……三下共がァァァァァァ!!!!!!」
桐生「……」
一方通行「コッチから行くぜゴラァッ!!!!」グオッ!!
上条「うわっ!!あの野郎コンテナを……!!」
御坂「ボケっとしてんじゃ……無いわよッッッ!!!!」バリバリバリバリィッ!!
桐生「コンテナが……電撃で粉々に……」
桐生「(我ながら良くあんな電撃をくらおうなんてしたものだな……)」
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 21:09:17.71 ID:FBcMY5yH0
桐生「当麻ァ!!とにかく奴に近づかなければ話にならない!行くぞ!!」ダッ!!
上条「はいッ!!」ダッ!!
一方通行「ボォケ共がァ!!!!」グワンッ!!
上条「ドラム缶が……!!」
桐生「でぇいやァッッ!!!!」バキィッ!!
上条「なっ!?(と、飛んできたドラム缶を殴り飛ばした……!?無茶苦茶するな!?)」
一方通行「オイオイどこのゴリラだよオッサン!!どンな力してやがンだァ!?ひャはぎゃハグャは!!!!」ズオオッ!!
桐生「かわせぇ!当麻ぁ!!」サッ!!
上条「わかってるってぇっ!!」バンッ!!
一方通行「チョロチョロチョロチョロ……ドブネズミは大人しく溝に帰ったらどうなンだァ!?オイ!!」
384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 21:16:23.06 ID:FBcMY5yH0
一方通行「オラァッッ!!!!!」ブオンッ!!
上条「!!……早い……ッッ!」
桐生「当麻ァッ!!」ガバッ!!
ドォンッ!! パラパラパラ…
上条「桐生さん!!桐生さん!!」
桐生「ぐ……う……心配するな、大丈夫だ……!」グッ…
一方通行「お仲間を庇って負傷なンて、お涙頂戴に涙が溢れそうだぜェ?ぎゃはひャはひゃはぎゃはギャハ!!!!」
上条「くっ……どこまでもカンに障る奴だ……!!」
桐生「……」
388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 21:24:18.52 ID:FBcMY5yH0
桐生「アクセラレータ、お前は強い。今のままでも十分な位だ」
桐生「なのに何故それ以上の強さを求める?」
一方通行「アァン……?そんなの決まってンだろォが……!」
一方通行「お前らみたいに俺に勝てるなンて思い上がって俺に挑戦してくるような馬鹿がウザってェんだよ!!!」
一方通行「だから俺はこのままじゃダメなンだ……〝最強〟なんかじゃ足りねェ!!挑戦しようなンて思うこともできねェ程の圧倒的存在……〝無敵〟にならなきゃならねェんだよォォォォ!!!!!!!」
桐生「フッ……最強か……」
桐生「お前なんかじゃ……最強なんて程遠いぜ」
一方通行「なンだとォ……?」
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 21:37:50.22 ID:FBcMY5yH0
桐生「自分の強さの為に、人の命を軽く見るようなお前は〝無敵〟なんて程遠い……」
桐生「人の死で手に入る強さなんて無敵とは言わない、そんなもんは強さなんて言わない」
桐生「せいぜい頑張ったって今のお前じゃ悪党が精一杯だ」
桐生「俺は今まで、いろんな男を見てきた」
桐生「己の過去を知るために剛腕を振るう元死刑囚、己の親の仇を探し出すために戦う刑事、己の信念に従い人を守る金貸し……」
桐生「他にもたくさんの男達をな」
桐生「中には、自分の思惑の為に権力を使い世の中を掌握しようとする男達も居た」
桐生「お前は……どっちに入ると思う?」
一方通行「何が言いてェんだ……?アァン!?」
394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 21:45:43.26 ID:FBcMY5yH0
桐生「どいつもこいつも一癖も二癖もあるような男達だった」
桐生「だがそいつらには確かにあったのさ、守るべきモノってのが」
桐生「しかし、俺が目にしてきた悪党と言える男達は皆、守るものは何も持っていなかった」
桐生「ただ己のために、ただ己の私腹を肥やす為だけに人を巻き込み、人を殺した」
一方通行「……ハァ?」
桐生「だがお前は、悪党にもなれないらしいな」
一方通行「アァ!?!?黙って聞いてりゃなンなンですかァ!?!?」
桐生「いや、お前は悪党にも、マトモな人間にもなれねェ中途半端な男だ」
桐生「そう思うだろ……当麻」
一方通行「!?」ガシッ!!
395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 21:51:24.31 ID:FBcMY5yH0
上条「つかまえたぜ……?アクセラレータ!」ギッ!!
一方通行「テメェ……!!」
一方通行「チッ……まンまと乗せられたってワケかよ!!」
桐生「俺がお前の興味を引き、当麻がお前を捕縛する……こんなに上手くいくとはな」
一方通行「クッ!!離せ……!!離しやがれェェェェェ!!!!クソっ!?なンで能力が……!!」
上条「残念だったなアクセラレータ。俺の右手はチョイと特別製でな」
上条「俺の右手が触れてる間はお前は一切の能力は使えないぜ」
一方通行「ンだと……!?ふざけンじゃねェ!!俺が……俺がこンなド底辺の雑魚に……クソが離しやがれッッ!!!!」
399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:04:16.76 ID:FBcMY5yH0
桐生「悪党ってのは……どれも他人の話なんて聞かない、自分が正しいと思ってるからな」
桐生「だがお前は違った。俺の言葉に気を取られた……つまり、お前はずっと迷ってたんだ」
一方通行「違ェ!!離せッッ!!」
桐生「そして結局お前は、中途半端なままとどまっていた……」
上条「……歯を食いしばれ、〝最弱〟」グッ
一方通行「!!」
上条「俺の……いや俺達の〝最強〟は……ちょっとばかし響くぞ!!」
桐生「アクセラレータァァァァァァ!!!!」グワッ!!
桐生「お前の迷いも!お前の罪も!お前の全てを!!幻想ごと……俺がぶち壊すッッ!!!!!」
バキィィィィッ!!!!!!!!!
一方通行「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!」
402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:08:21.78 ID:FBcMY5yH0
一方通行「(痛ェ……!!)」
一方通行「(全身がぶっ壊れたみたいに痛ェ……!!)」
一方通行「(まるで何かに飲み込まれたみたいな……)」
一方通行「(……龍……ッッ……)」
一方通行「(痛ェよ……糞っタレが……!!)」
403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:14:00.08 ID:FBcMY5yH0
上条「……どうやら、終わったみたいだな」
桐生「う……ぐッ……」ガクッ
上条「桐生さん!!」ダッ!!
御坂「ちょっと大丈夫なの!?」
桐生「ッ……大丈夫だ……少し痛みが来ただけだからな……」
ミサカ妹「あまり……無理はしない方がいいでしょう……恐らくですが貴方の骨が折れている可能性があります……」ガクッ…
御坂「アンタは人の事言える状態か!!」
上条「と、とりあえず救急車を呼ばないと!!」
桐生「フッ……俺も歳をとったか……」
404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:17:19.89 ID:FBcMY5yH0
一方通行「……」
桐生「……アクセラレータ」
一方通行「……なンだ……よ……」
一方通行「負けた俺を……笑いにでもきたか……ァ?」
桐生「……お前はまだ、やり直せるハズだ」
一方通行「は……ァ?なに舐めたこと言ってンだオッサン……!!」
桐生「……」
桐生「少し、昔話でも聞かせてやろう」
406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:24:28.70 ID:FBcMY5yH0
桐生「俺は昔……極道だった」
桐生「堂島の龍って言えば、それなりに知られた名前だ」
一方通行「それがなンだよ……」
桐生「俺は、人を一人殺して十年間刑務所の中にいた」
一方通行「……」
桐生「そして十年経ち、俺は刑務所から出た」
桐生「俺がいた街には……俺の居場所は無かったんだ。何故かわかるか?」
一方通行「興味ねェ……」
桐生「俺はな、極道世界でも禁忌とされている親殺し……つまり、自分の組の組長を殺した罪で刑務所に収容されていたからだ」
一方通行「ンだよ……偉そうに説教して……テメェも大した大悪人じゃねェか……ゲホッ……」
桐生「……ああ、俺はとんでもない悪人だ。結局俺は……誰一人として守れなかった」
410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:31:45.45 ID:FBcMY5yH0
一方通行「……」
桐生「だが俺は……俺がいた街……神室町で一人の少女と出会った」
桐生「その少女の名前は、遥」
桐生「刑務所に入ってから何も守るものを持っていなかった俺に出来た……一生守って行くべき人間だ」
一方通行「オッサン……ロリコンかよ……気持ちわりィな……ゴホッ……」
桐生「……遥を守ることができるなら、俺はロリコンだろうとなんと言われようと構わない……」
桐生「誰にも遥を傷つかせる事はさせない」
一方通行「……」
418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:37:41.78 ID:FBcMY5yH0
一方通行「つまり何が言いてェ……あんたの話は回りくどいンだよ……」
桐生「つまり、お前にもいつか、そんな守るべきものができるって事だ」
桐生「どんな罪人にも必ず守るべき人間っていうのができる……その生き証人は他でもない俺だ」
一方通行「……くだらねェ……」
桐生「お前の罪は、法では裁くことはできないんだろう。お前が殺した相手も法の外にいる存在だ」
桐生「だからお前はきっとこれからその罪を誰にも裁かれる事無く生きていく」
一方通行「……」
桐生「今の俺の話、脳の片隅にでも置いとくんだ。きっとお前にもわかる時がくる」
一方通行「知るかボケ……」
420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:42:28.88 ID:FBcMY5yH0
上条「桐生さん!救急車きましたよ!!」
桐生「ああ……それじゃあ俺はいくぞ、アクセラレーt……」
桐生「消えた……?」
上条「あ、あれ?アクセラレータどこ行ったんだ?」
御坂「おそらくベクトルやらなんやらで逃げたんじゃないの?」
上条「便利だなベクトル操作……」
御坂「とにかく救急車またせてるんだから早くしなさいよ!!」
桐生「……そうだな」
422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:50:15.62 ID:FBcMY5yH0
ーーーー数日後
上条「桐生の兄貴……本当にもう行っちゃうんですか?」
桐生「ああ、何日もここにいてタクシー会社の社長に迷惑をかけられないからな」
上条「兄貴……」
桐生「あのなぁ当麻……その兄貴って言うのはやめないか?」
上条「いや、でも!上条さんは兄貴の信念に心底惚れたっていうか……ね?」
上条「ダメですかね……」
桐生「……」
ーーーー
『兄貴!』
『アニキィ!』
ーーーー
桐生「……」
桐生「はぁ……勝手にしろ」
上条「よっしゃー!」
424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:53:51.91 ID:FBcMY5yH0
桐生「それじゃあそろそろ俺は行くぜ」カチッ ブオオオ…
上条「……」
上条「また、会えますよね?」
桐生「さぁな……」
桐生「じゃあな、当麻」
上条「兄貴……お元気で!」
ブオオオオオオオオオン……
上条「……行っちまったか……」
御坂「なぁーにしんみりしてるのよ?」
上条「お、ビリビリ」
御坂「ビリビリっていうなー!!」
425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 22:56:52.50 ID:FBcMY5yH0
御坂「行っちゃったのね、アイツ」
上条「ああ……」
御坂「はー……どうしようかしらねぇ……」
上条「ん?どうかしたのか?」
御坂「いやー、実はね……ちょろーっと妹たちに問題が……」
上条「問題……?」
御坂「まぁ口で説明するより見た方が早いわ……ちょっときなさい」
上条「うわ!手を引っ張るなって!」
御坂「いいからはやくきなさい!!」
429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:02:49.12 ID:FBcMY5yH0
ミサカ妹「MNW、御坂ネットワークに接続します、とミサカは宣言します」
ミサカ妹2「彼の制服、乗っていた車のナンバー、外見的特徴からタクシー会社を検索しています。とミサカは自分の手際の良さに感服します」
ミサカ妹3「13245号から情報、福岡に存在する会社と判明。とミサカはなんかコレストーカーチックじゃね?と思います」
ミサカ妹4「称号完了しました。間違いないようです。とミサカは全力でガッツポーズします」
上条「う、うわ!?なんだこりゃ!?なにやってんだこいつら!?」
御坂「はぁ……」
431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:08:26.92 ID:FBcMY5yH0
上条「そもそもミサカネットワークってなんだよ?」
御坂「あー、アンタにはそこからね……まぁ簡単に言えば電気系能力者が同じ脳波を使って擬似的な情報交換をするネットワークよ。で、私の妹達一万人程度が共有してるのがミサカネットワーク」
上条「え、たしかミサカ妹たちって全世界にいるんだよな?」
御坂「そうね、まぁミサカネットワークは全世界の情報があると言っても過言じゃないわ」
上条「へぇー……でこいつら何やってるんだ?」
御坂「……ストーキング」
上条「……はい?」
御坂「ストーキングよ」
433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:12:52.92 ID:FBcMY5yH0
御坂「こいつら……あの桐生ってオッサンに惚れ込んじゃってるのよ」
上条「えっ!まじでか!」
御坂「まぁコイツらにとったら自分たちの本当の気持ちを教えてもらったうえに守ってもらったわけだから仕方ないっちゃあ仕方ないけど……」
上条「まぁ桐生の兄貴が相手なら仕方ないよなぁ……なんたってカッコイイし」
御坂「……アンタもあいつらと同類か……」ジトッ
御坂「(あのオッサン男だろうと女だろうと惹きこむ力でもあんのかしら……だったらコイツよりも厄介ね)」チラッ
上条「ん?何をみてるんでせう?」
御坂「べ、別に見てないわよ!!」
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:20:58.01 ID:FBcMY5yH0
ミサカ妹「……福岡のこのタクシー会社に桐生一馬という人間は所属しておりません……と、ミサカは泣きそうになりながら告げます……」
ミサカ妹2「そ、そんなバカな……ほかに該当する会社はないのに……と、ミサカは落胆します……」
ミサカ妹3「何故該当しないのでしょう……まさか偽名でも使っているのでしょうか……とミサカはショックのあまりありえないことを言ってみます……」
ミサカ妹4「んなもんありえねぇ、とミサカは一刀両断……」
ミサカ妹2「はぁ……こうなったらあの人が落としたのを偶然拾って返すタイミングを見失った結果ミサカが手に入れた彼のハンカチーフの匂いで悲しみを紛らわします」
ミサカ妹「なぜそんなものを持っているのですか、とそんなことよりも感覚共有をミサカは要求します」
ミサカ妹2「お断りします、とミサカは独り占めで楽しみます」
ミサカ妹4「卑怯者!感覚共有を!」ガバッ!!
ミサカ妹3「感覚共有を!感覚共有を!」ガバッ!!
ミサカ妹「感覚共有!!!」ガバッ!!
御坂「あんたらはなにやっとるんじゃーーーー!!!!」
437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:27:25.97 ID:FBcMY5yH0
ーーーーー
一方通行「……」スタスタ…
不良「第一位アクセラレータ!覚悟ォ!!」
不良2「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」
一方通行「……」スタスタ…
不良3「次は俺が!!」
不良4「ぐぉぉぉぉぉ!!!!」
一方通行「(あれ以来、あの無能力者のオッサンにぶっ飛ばされて以来またバカ共が増えやがった……)」
一方通行「なーンか、違うよなぁ……?」
ワーワーギャーギャー……
一方通行「チッ……余計な音は反射と……」
???「ーーーー!」
一方通行「……」スタスタ…
???「ーーーー!ーーーー!!」
一方通行「(あン……?なンださっきから俺の周りをうろちょろしてるこの怪人ちび毛布は……)」
441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:33:56.26 ID:FBcMY5yH0
一方通行「(あァそうか……音のベクトルを反射してたンだったなァ)」キィィンッ
???「いやー、なんだかわざと無視してるにしては歩くスピードも普通って感じでそれはそれでなんだか悪意があるって感じではないみたいだけれど、とミサカはミサカは……」
一方通行「……なンだお前は」
???「私は打ち止め(ラストオーダー)!ねぇねぇ貴方の名前は?ってミサカはミサカは本当は知ってるけど一応聞いてみたり!」
一方通行「……ミサカ……?」
一方通行「お前ちょっとその毛布とっぱらって素顔を見せてみろ……!」
打ち止め「え、ええ!?それはこの往来で女性に服を脱げというのはいささか無理というか恥ずかしいというか……!」
442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:36:10.73 ID:FBcMY5yH0
一方通行「チッ……さっさとしろ!」バッ!!
打ち止め「きゃ……っ」バサァッ……
一方通行「……あ?」
一方通行「(なんでこいつ……毛布のした何も着てねェンだ……?)」
打ち止め「は、はうううぅ……うぅぅぅう……毛布返してぇ……!」
一方通行「……」
一方通行「なァにこれェ……?」
ーーーー
444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:40:54.73 ID:FBcMY5yH0
桐生「ふぅ……やっと福岡に戻ることができたな……少しそこのインターチェンジで休むか……」
ピッ……ピピッ
桐生「(このインターチェンジ名物、肉うどんを食べるか)」
桐生「(しっかりとしたコシのある麺と旨みの深い出汁、そしてトッピングの肉がおいしさを約束する一品だ)」
おばちゃん「はいおまちどうさま!」
桐生「……いただきます……」パキ…
桐生「ん……?」
TV「~♪」
桐生「あれは……」
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:46:47.19 ID:FBcMY5yH0
TV「緊張していますが……精一杯頑張りたいです!」
TV「と、いうように期待の新人である澤村遥さんは……」
桐生「(……今はアイドルをしている遥……頑張っているようだな)」
客「はぁー、まだ15歳くらいなのに、アイドルなんてやらして……親は何を考えとるたい」
桐生「……」
客2「どうせ親は子供に自分が叶えられん夢ば押し付けて……子供の将来のこつなんて考えてるおらんとよ」
客「かわいそうな子たいねぇ……」
桐生「……ッ!」ガチャンッ…
客2人「!?」ビクッ
桐生「……」スタスタ…
448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:53:02.39 ID:FBcMY5yH0
桐生「……学園都市のあいつも……遥と同じ歳ぐらいか……」
桐生「……あいつらもあの学園都市には自分の意思できたのだろうか……」
桐生「……俺達は、人の夢を叶えさせてやる為にいる……」
桐生「……なら俺が迷っている場合じゃないな……」
桐生「もしかしたら今回の学園都市の一件、俺が協力したのはこれが理由だったのかもしれない」
桐生「遥と同じ歳の子供が、辛い思いをしているのを……見たくなかった……」
桐生「……」
コンコン
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:56:32.90 ID:FBcMY5yH0
桐生「!……客か」
客の男「……すいません、少し出して頂けますか?」
桐生「!(……この男は……)」
桐生「……すいません、前に止まっているタクシーから乗っていただけますか……そういう決まりなので」
客の男「私は貴方がいいんです。……それに、客の要望があれば無下に断ることはできないはずだ」
桐生「……わかりました」
ガチャ…バタンッ…
ブォォォン……
ーーーーそれぞれの物語は、ここから始まる
452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:59:18.56 ID:FBcMY5yH0
ーーーー
「とある魔術の禁書目録」へ
「龍が如く5 夢、叶えし者」へ
続く
453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/16(日) 23:59:58.81 ID:FBcMY5yH0
終われ
455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/17(月) 00:02:27.36 ID:4p9l6J650
おつ
457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/03/17(月) 00:04:59.27 ID:5kFyHK3t0
お疲れ
面白かったわ
面白かったわ
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●あかり「安価でごらく部やめたい」
兄貴の回想はシンジと力也かな?

