ヘッドライン

神谷奈緒「The scalp world」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 22:43:49.33 WKr6FBNZ0
ガッガッ

神谷奈緒「っふ〜大分切ったなぁ」

北条加蓮「奈緒〜ご飯できたよ〜」

奈緒「おう、今行くから!」



加蓮「たまにはポテト食べたいよね…」

奈緒「そうだなぁ、もうちょっとで見つかると思うから」



奈緒と加蓮は不思議な場所にいた。正確には分からないが体感では3日はココで暮らしている。
気づいたらそこに居た。という感じである。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518443029
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 22:47:00.70 WKr6FBNZ0
辺りには大小の黒い木、稀に白い木が生えており、臭いも独特。
この木を蹴り倒したり、小さいものは引っこ抜くと畑になり作物が生えてくる。
それらを食べることで今食いつないでいる。



加蓮「この木不思議だよねぇ、なんで食べ物に変わるんだろ」

奈緒「そうだよなぁ」

加蓮「……いつになったら戻れるかな…」

加蓮「もしこのままずっとこの状況が続いても奈緒がいるしいいかなぁ」

奈緒「おい! 大丈夫だよ! 絶対戻れるから!」

加蓮「そうだよね」

奈緒「……木切ってくるから変な事考えんなよ!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 22:47:55.59 WKr6FBNZ0
渋谷凛「切っちゃダメ」

奈緒「あれ? 凛!?」

加蓮「嘘!?」

凛「木は切っちゃだめだよ。プロデューサーが悲しむ。それに畑も更地にして」

奈緒「何でだよ!」

凛「作物を育てると大地の栄養が減るから」

加蓮「食べ物無かったらお腹すくじゃん」

凛「畑から取らなくてもファミレスあるから」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 22:48:27.86 WKr6FBNZ0
凛「こっちだよ」


奈緒「あ、戻ってきた」

加蓮「よかった〜」

奈緒「あ、そうだプロデューサーは?」

凛「トイレに行ってるよ」

奈緒「ふ〜ん…げ、なんだこれ」


プロデューサーの机の上には抜け毛というには多過ぎるほどの毛で散らかっていた。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 22:49:16.08 WKr6FBNZ0
短いけどおしまい。
最近変な夢見ます。その内容の一つが抜け毛の夢。朝起きたら抜けて無くて安心します。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 22:52:01.03 WKr6FBNZ0
それとこずえちゃんっぽい子に股間握りつぶされる夢も見まして、痛みで目が覚めます。

【スロスタ】花名「バイトを始めたんだ」

1 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 19:43:58.82 fyRpcLJ0
たまて「何と!?」

栄依子「いいなー。私もやろうかな?」

冠「社会人」

栄依子「…社会人とは違うでしょ」

たまて「ところで、花名ちゃんはなんでバイトを始めたんですか?」

花名「あ…いや、ほら、いつも親にお世話になってるから、何かお返しをしようと思って」

たまて「花名ちゃんは大人ですね〜私は親に頼ってばかりです」

栄依子「でも、たまはいつも家族のご飯作ってるんでしょ?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518345838
2 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 20:00:10.11 fyRpcLJ0
たまて「いやいやいや、一人暮らしにバイトだなんて、私にはとても出来ませんよ」

栄依子「私も家族に頼ってばかりだな〜」

冠「私も」

花名「いやいや、そんな大袈裟なものじゃないよ」

花名「私は趣味とか無いから、時間をもて余してるだけだし…」

栄依子「なるほどね。で、どこでバイトしてるの?」

花名「アパートの近くのコンビニ」

たまて「おお。私はてっきり花屋さんかと」

冠「接客は大丈夫なの」

栄依子「かむが言えたことじゃないでしょ……」
3 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 20:09:25.97 fyRpcLJ0
花名「うん、何とかやってる」

花名「人見知りも直したいし……」

たまて「ゆっくり慣れていけばいいんですよ」

花名「じゃあ、こっちだから、またね」

栄依子・冠「バイバイ」

たまて「頑張ってくださいね〜」
4 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 20:38:56.25 fyRpcLJ0
ーーーー

花名「……とは言ったものの」

店員A「ちょっと一ノ瀬さん!早くレジ入って!」

花名「は、はい……」

花名(私にコンビニはちょっとハードルが高かったかも……)

花名「い…いらっしゃいませ」

ピッ…ピッ…ピッ

花名「は、880円に…なります」

花名「カード…はお持ちでしょうか…」

客「」サッ

花名「あっ、失礼しました……1000円お預かり…いたします」

ガシャ

花名「ええと、120円のお返しと……レシートはご利用でしょうか…」

客スッ

客スタスタ

花名「あ、ありがとうございました!」
5 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 20:54:29.69 fyRpcLJ0
ーーーー

花名「ふにゃぁ〜」

店員A「ちょっと一ノ瀬さん!私もう時間だから、ドリンクの補充しといて!」

花名「は、はい。お疲れ様です!」

店員A「ほんと頼むよ」バタン

花名(あの人絶対帰るまでに補充する時間あったよ……)

ーーーー

店員B「一ノ瀬さん、もっと明るくできないの?」

花名「そ、そんなに暗い……ですか?」

店員B「いや、暗くはないけどさ。元気ないじゃん。」

花名「」ギクッ

店員B「まあ空元気もどうかとは思うけど、あまりおどおどされても困るし」

花名「す、すいません!気をつけます!」

店員B「まあ、頑張って」

花名(うう……怒られちゃったよ……)

ーーーー

志温の部屋

志温「……花名ちゃん、何かあったの?」

6 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 21:09:38.08 fyRpcLJ0
花名「ふぇ!?」

志温「いや、なんかいつもより口数が少ないから……」

花名「そ、そうかな…」

志温「バイト大変なの?」

花名「ま、まあ…でも、頑張ってやってるよ」

志温「2階の大会さんも心配してたよ〜」

花名(大会さん……確かによく来るもんね。)

花名「いや、だ…大丈夫だよ」

志温「じゃあほら、しっかり食べて」

花名「う、うん」(私を励ましてくれるのはありがたいけど、ご飯作りすぎだよ……)

ーーーー

店員B「だからもっと明るくって言ったでしょ?」

花名「うう…」(私にはできないよ……)

ーーーー

店員A「揚げ物とおでんの補充しといて!」

花名「は、はい」

ーーーー
8 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 23:03:30.35 fyRpcLJ0
たまて「最近何だか花名ちゃんの元気がないように思うのですが。」

栄依子「言われてみればそうね。バイト忙しいのかな」

冠「声は前より出てる」

9 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 23:52:25.59 fyRpcLJ0
花名(うう……バイト……しんどい……)

花名(でもここで辞める訳には……)

店員C「あ、こんにちは〜」

花名「こ、こんにちは…って、たまちゃん!?」

たまて「私もバイト始めました〜!よろしくです、花名先輩っ」

花名「せ、先輩……」

10 :◆ossIyKFqYI 2018/02/11(日) 23:59:16.70 fyRpcLJ0
たまて「いらっしゃいませ〜」

たまて「1,260円になります」

たまて「ありがとうございました〜」テキパキ

花名(す、すごい……たまちゃん、一日であんなに…)

花名(やっぱり私には……)

たまて「手が止まってますよ、花名ちゃん先輩!」

花名「あ、ご、ごめんなさい!」

たまて「花名ちゃんは色々考え過ぎですよ。もっと肩の力を抜いて」カタモミモミ

花名(力を、抜く………)
11 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:07:03.92 3apnvhJz0
ーーーー翌日

バックヤード

花名「いらっしゃいませ!カードはお持ちでしょうか?ありがとうございました!」

店員D「こんにちは」

花名「はわっ!?こ、こんにちは!」

花名「って、今日は栄依子ちゃん!?」

栄依子「花名に色々叩き込んでくれってたまが言うから……」

栄依子「と言うわけで、色々叩き込んでいくよ?」ジロ

花名「う、うん」(なんか嫌な予感……)

栄依子「いらっしゃいませ」

栄依子「52円になります」

栄依子「ありがとうございました」

花名「栄依子ちゃんもすごい……」

花名「でも私も負けないよ!」
12 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:16:32.62 3apnvhJz0
花名「ぃいらっしゃいませ!」

花名「3,970円になります!カードはお持ちでしょうか?」

花名「お預かりします。4,000円から頂きます」

花名「30円のお返しです。ありがとうございました!」

花名(すごい…できてる、できてるよ!)ピカーー

栄依子(色々叩き込んだ成果ね!)

ーーーー

花名「今日はありがとう」

栄依子「べつに、私はなにもしてないよ」

花名「いやでも…たまちゃんや栄依子ちゃんが色々教えてくれたから続けようって思えたんだよ!」

栄依子「ご両親にいい贈り物ができるといいね」

花名「うん」

13 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:21:50.06 3apnvhJz0
ーーーーさらに翌日

花名「大丈夫……?」

店員E「だ…大丈夫」

花名(レジに手が届いてないよ…冠ちゃん)

冠「うう……」

客「」スタスタ

冠「」

冠「え、A子〜!」ダッシュ

花名(え、ええ〜!)「こ、こちらへどうぞ!」

14 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:30:52.59 3apnvhJz0
ーーーー

店員B「あんた、よく声出るようになってきたね」

花名「そ、そうですか?」

店員B「うん。もたつくことも減ったし」

花名「そうかな…」

店員B「それに、意外と根性あるよね。ほら、このバイトすぐ辞める奴多いから」

花名(道理で一気に3人も採用されたのか)

店員B「最初はトロい奴だと思ってたけど、私が間違ってたね」

店員B「飲みな」カンコーヒー

花名「いいんですか!?」

店員B「ささやかなお詫びだ」

店員B「じゃあまたな」

花名(あ、行っちゃった……)

カンコーヒー

花名「ふふ……」
15 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:45:04.00 3apnvhJz0
ーーーー

一ノ瀬家

ピンポーン
葉月(花名母)「あら?」

カチャ
葉月「はーい」

宅配便「カエル急便ですが、一ノ瀬花名さんからお荷物です」

葉月(花名から!?何だろう?)「あ、はい。少々お待ちくださーい」

宅配便「こちらです…受領印をお願いします」

カキカキ
宅配便「ありがとうございましたー」

葉月「ありがとう」
ドアカチャ

健(花名父)「何だこの段ボール…花名から!?」

葉月「いきなり届いたのよ」

健「花名からとは珍しいな」

葉月「早速開けてみるわ」

ベリベリ

葉月「じゃーん!」ペアグラス

健「おお!」

17 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:48:46.97 3apnvhJz0
健「あ、手紙が入ってるぞ…どれどれ」

葉月「あの子、知らない間にバイト始めてたのね!」

健「びっくりだな」

葉月「あの子も成長したわね…」ジーン

健「うう…我ながらいい娘だ…」
18 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:54:24.10 3apnvhJz0
ーーーー

ピロリン
花名「あ、お母さんからメールだ」

ピロリン
花名「あ、お父さんからも」

ピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリンピロリン………
花名「やっぱりお父さんは消されてく…」

花名「ちょっとは親孝行…できたかな。」

ーーーー

店員B「一ノ瀬さん、レジ入って」

花名「はい!」

ピロリンピロリン
花名「いらっしゃいませ!」

ーー完ーー
19 :◆ossIyKFqYI 2018/02/12(月) 00:57:34.46 3apnvhJz0
これにて完結です。スロウスタートは人間関係が面白いですよね。今週も楽しみです。

読んで下さった方、ありがとうございました。

留美「プロデューサー捕獲クエスト」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:45:47.58 F9OlN+UF0
モバマスの和久井留美さんのSSです
※注意※
キャラ崩壊要素があります
例のアレ要素はありません

はーい、よーいスタート

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518450347
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:47:24.12 F9OlN+UF0
留美「まず取り出しましたのはアイスティー」

留美「そしてこ↑こ↓に例の白い粉を投入」サッー!

留美「これで眠りアイスティーの調合が完了したわ」ジャジャーン

留美「後はこれをPくんにさり気なく飲ませて私の乗り攻撃(意味深)を性交させれば自然と英雄の証が流れてくるわ」

留美「さっそく仕掛けてきましょう」ソソクサ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:48:19.85 F9OlN+UF0
−−−−−−−−−−
−−−−−−−
−−−−

留美(罠のセッティングはオッケー……後はPくんが引っかかるのを待つのみ)

ガチャ
P「ただいま戻りましたー…って誰も居ないのかな?」

留美(来た!)

P「人が居ないのは珍しいな……っと、俺の机の上にアイスティーが置いてあるぞ?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:49:40.09 F9OlN+UF0
P「てことは誰か居るけど今は席を外してるって感じか。喉も乾いてるしせっかくいれてくれたんならこのアイスティーを戴くか」ゴクゴク

留美(作戦通り)ニヤリ

P「うん?飲んだらなんか眠……く……zzz」スヤスヤ

留美(よし!今のうちに仮眠室へ!……ってあら?)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:51:09.75 F9OlN+UF0
グイグイ
留美(Pくん……身体が結構しっかりしてて私1人じゃ重くて運べない……!)グヌヌヌ

留美(流石にこんな皆が来るような所では始められないし……このままじゃ誰か来てしまうわ……)

留美(せめて…誰か協力してくれる人が来てくれれば!)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:52:44.09 F9OlN+UF0
茜「おはようございまーーーす!!!」ボンバー!

留美(……ジーザス)

留美「お、おはよう茜ちゃん」

茜「留美さんおはようございます!……プロデューサーさんは寝ちゃってるんですか?」

留美「え、ええ。疲れが余程溜まってたみたいね。それでその……Pくんを仮眠室へ運ぶのを手伝ってくれないかしら?私1人だと辛くて……」

茜「任せてください!じゃあ私は足の方を持つので上半身をお願いします!」

留美「わかったわ……ハァ」

留美(これは作戦失敗ね……)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:54:33.11 F9OlN+UF0
数日後

留美「私は大事な事を忘れてたわ。狩りは1人ではなく協力して行うことが大事だと。ということで美優、手伝ってくれるわね?」

美優「嫌です」

留美「えっ」

美優「えっ」

留美「ちょっと待ちなさい美優……貴女はこちら側の人間でしょう?ほんへならまだしもSSでならはっちゃけて良いのよ?」

美優「留美さんの言ってることがよく分かりませんし……それに留美さんがやってる事は普通に犯罪ですよ?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:55:40.26 F9OlN+UF0
留美「大丈夫よ、バレなきゃ犯罪じゃないって聞いたことあるし私たちの秘密にしておけば誰にも咎められることは……」ポンポン

留美「ん?」クルッ

早苗「オッスオッス」

留美「やめてくれよ……(絶望)」

早苗「(慈悲は)ないです」

アッー!
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:56:52.46 F9OlN+UF0
短いけれど終わり、閉廷!
テーマは結ばれることのない一途な愛です
最後まで読んでくれた方はありがとうございました
HTML化依頼を出してきます

ルビィ「焼き鳥屋・宜候」参

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:16:55.71 n2x6KMVp0
『家族』




ダイヤ「ルビィ」

ルビィ「何、お姉ちゃん?」

ダイヤ「今日はお父様とお母様が外へ出て遅くなるから夕食は二人で食べてください、って」

ルビィ「…ご飯?うん、分かったよ」

ダイヤ「それで…お夕飯は何にしましょう?冷蔵庫には食べ物あんまり残ってなかったけど……」

ルビィ「うーん…今からお買い物かぁ…」

ダイヤ「……少し遅いですわね」

ルビィ「あ、そうだ…」




ダイヤ「…?どうしたのルビィ」

ルビィ「………あのね、お姉ちゃん」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518376614
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:17:31.31 n2x6KMVp0

ダイヤ「ごめんくださいな」

曜「あ、ダイヤさん」

ルビィ「こんばんわ!」

曜「……とルビィちゃんも、いらっしゃいませ〜」

ルビィ「ほわぁ…ここが曜ちゃんのお店…!」

曜「あはは…小さいけどね、好きなとこ座ってよ」






曜「でも姉妹揃ってどうしたの?夜ご飯は?」


ダイヤ「今日は家に誰も居ないので自分らで何か作ろうかと思ったんですけど…ルビィがここに来たいと言いまして」

ルビィ「だって…来たくてもお昼は忙しいし…夜はお家のご飯があるから…」

曜「ふふっ…ありがと。はいこれ、おしぼりとお冷…注文は何かある?」

ダイヤ「そうですね…ももと砂肝、あとししとうを下さい……ルビィ、食べたいものは?」

ルビィ「ルビィは……ももとつくね下さい!」

曜「はーい、了解!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:18:05.80 n2x6KMVp0

曜「飲み物は……なんか飲む?」

ルビィ「ええと………」

ダイヤ「……」

曜「……?」


ルビィ「お姉ちゃんの前でお酒飲むの…恥ずかしいというか…なんか後ろめたいというか…」

曜「ふふっ、なにそれ…ルビィちゃん結構前に成人したよね?」

ダイヤ「……私も、なんとなく慣れませんわ」

曜「そうなの…?」

ダイヤ「ええ……今までずっと家族でいると未成年だと思ってる感覚を…簡単には変えられないのですわ…」

曜「じゃあ折角だし飲もうよ!…ほら、姉妹水入らずだし…その方が売り上げ的にもいいし」

ダイヤ「最後のが無ければ良かったんですけどね…」

ルビィ「あはは……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:18:31.83 n2x6KMVp0

ダイヤ「……それじゃあ……熱燗を、ルビィは?」

ルビィ「え…?」

ダイヤ「え、じゃないの……ほら、早く選びなさい」

ルビィ「あ……うん!」

ルビィ「ええと…うーんと……じ、じゃあカシスオレンジ下さい!」


曜「熱燗とカシスオレンジね、了解!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:19:00.19 n2x6KMVp0

曜「はい、燗酒とカシオレ…お肉はもう少しで焼けるからね」

ルビィ「わー…ありがとう!」

ダイヤ「どうも…いい燗のつけ具合ですわね」

曜「えへへ…お酒の扱いは頑張って勉強したんだ」

ルビィ「ほらお姉ちゃん、乾杯ってやろ!」

ダイヤ「はいはい…全く…」






ルビィ「お姉ちゃん、乾杯」

ダイヤ「…乾杯」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:20:46.30 n2x6KMVp0

曜「焼けたよ〜…ももと砂肝にししとう、あとつくね」

ダイヤ「どうも」

ルビィ「わ…すごい…いただきます」

ルビィ「んむんむ……おいしい…!」

曜「ふふっ…ありがと、ルビィちゃん」

ルビィ「柔らかくてお肉のうまみもしっかりしてて…幾らでも食べられちゃいそうだよ…!」

曜「あはは…そう言ってもらえるのが1番嬉しいよ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:21:34.38 n2x6KMVp0

ルビィ「あむっ……無くなっちゃった……」

ダイヤ「ルビィ、取り敢えずこれ食べなさい」

ルビィ「でもこれお姉ちゃんの……」

ダイヤ「…いいから」

ルビィ「う、うん……」

ダイヤ「曜さん、ももを2つと…ねぎまとせせり…あとおしんこ貰えますか」

曜「ふふっ…了解です」

ダイヤ「……何かおかしいところありましたか…?」

曜「ううん、変わらずダイヤさんはお姉さんだなって」

ダイヤ「別に……普通ですわ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:22:03.91 n2x6KMVp0

曜「はい、もも二つとおしんこ…せせりとねぎはちょっと待ってね」

ダイヤ「はい、どうも」

曜「ダイヤさんって暫くこっちにいるの?」

ダイヤ「いえ、少ししたら戻りますわ…普通に休暇を取ってるだけなので」

曜「あー…そっか、社会人だもんね」

ダイヤ「いや…あなたもでしょう……一応」

曜「一応って……」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:22:42.91 n2x6KMVp0

ルビィ「お姉ちゃん…お仕事大変…?」

ダイヤ「いえ…良くしてもらってますわ、このように休みも貰えますし」

ルビィ「そっか……よかったぁ」

ダイヤ「……ルビィは大学は?単位落としたりしてない?」

ルビィ「勉強はもう大丈夫だと思う…たぶん」

ダイヤ「………あなたの多分は大体怪しい時なのよ…」

ルビィ「そ、そんなことないもん!……たぶん」

曜「二回目言っちゃってるよ」

ダイヤ「はぁ………まぁ、いい歳ですし…信じる事にします」

ルビィ「ふぅ………」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:23:09.07 n2x6KMVp0

曜「はい、せせりとねぎま…熱いうちに食べてね〜」

ルビィ「はむっ……おいしい…!」

ダイヤ「ええ、炭の香りも良いですわ」

曜「…………」

ダイヤ「…どうしましたの?ジッと見て」

曜「いや…なんだかこう、一緒にご飯食べてる所見ると…姉妹なんだなぁ…って」

ダイヤ「今までなんだと思ってましたの…」

曜「いや勿論分かってるけど、こうして見ると…家族だなって」

ダイヤ「当たり前でしょう…何年同じ食事食べてると思ってるんですか…」

ルビィ「えへへ……」

ダイヤ「……?」

ルビィ「ううん…なんでもないよ、お姉ちゃん」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:23:41.56 n2x6KMVp0

ダイヤ「あ……少し前に果南さんから聞いたんですけど…釜飯ってあります?やっぱり…お夕飯にはご飯が欲しいので…」

曜「裏メニューは隠れてるから裏メニューなんだけどなぁ……」

曜「まあ、いいよ!でも今からだとちょっと時間貰うかもよ?」

ダイヤ「もちろん、お願いしますわ」






ルビィ「それじゃお姉ちゃん…もう一杯飲んでもいい?」

ダイヤ「ええ、もちろん」

ルビィ「やった!じゃあお姉ちゃんもほら!選んで選んで!」

ダイヤ「ちょっと…そんな全部のメニュー広げるんじゃありません!」


曜「ふふっ……」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:24:29.06 n2x6KMVp0
店の奥でふつふつと鳴り始める釜の音。遠慮はなし、気は使わず。静かに流れる家族の平穏。

二人の間に二つ、新たなグラスが置かれる。
間に交わす物が変わっても、二人を包むのは変わらない。何年も染み付いた空気が、二人の間を漂う。

肌冷えの夜にカチリ、とグラスの鳴る音が響く。


この釜が炊き上がるの待つ間…まだこの日常はしばらく、続くようだ。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:25:16.15 n2x6KMVp0
『ウイスキー』




善子「(実のところ、宜候は基本的には静かな店だ)」

善子「(席数も少なく基本的に訪れる客は私達を除いてほとんどがお年寄り、自然と落ち着いた雰囲気になる)」

善子「(新店舗の割にそこかしこの柱にやたら年季の入ったこの店に静寂はよく似合う。落ち着いた空気、肉の焼ける匂いだけが店に響く…そんな雰囲気が、私は結構好きだ)」







鞠莉「ほら!ほら!梨子!もう一杯!」

梨子「えぇ……またですか?」

鞠莉「折角なんだから!飲みなさい!私も飲むから!」

梨子「鞠莉さんは勝手に注いで飲んでるだけじゃ無いですか!」

鞠莉「あはは…シャイニー!」





善子「(………変な酔っ払いさえいなければ)」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:26:37.62 n2x6KMVp0
梨子「大体なんなのこの滅茶苦茶に強いお酒…曜ちゃんこんなの他のお客さんに出るの…?」

曜「いや、これ鞠莉ちゃんが置いといてって自分で持ってきたやつだよ」

梨子「持ち込みなの!?いいの!?」

曜「まあ…料理注文してくれるならいいかなって…」

鞠莉「ほら、善子も飲む?ちょっと強いけどおいしいわよ」

善子「え……どれどれ……」

鞠莉「ほら、グイッと」





善子「んくっ………ブフッ!!!」

梨子「あぁ…もう…!ごめん曜ちゃん、台拭き頂戴…」

曜「はいよ〜……」


善子「ご、ごめ…んなさい」

鞠莉「アッハッハwwハッハww」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:27:33.26 n2x6KMVp0

鞠莉「ハッハwwヒィーw……善子はダメか〜意外にいける口だと思ったのに」

善子「い、いや…ムリムリ…喉焼けるかと思った…」

梨子「……もしかして他の人にも飲ませてる…?」

鞠莉「いやそれがね…私の周り飲ませても全然酔っ払わないからつまんないのよ…!」

鞠莉「果南は軽く飲み干すしダイヤに至っては欠片も様子が変わらないのよ…あれはザルよ…」

善子「あぁ……まあ、強そうではあるわね…」


鞠莉「こう…適度に酔っ払う人を見るのが楽しいのよ…!分かる?梨子!?」

梨子「いや…私に言われても…」


曜「鞠莉ちゃん、何も食べずに飲んでると悪酔いするよ?」

鞠莉「うーんそうね……かわと砂肝頂戴」

梨子「あ、私ももをふたつ」

曜「まいど!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:28:02.17 n2x6KMVp0

梨子「はあ…こっちは久々のお休みですよ……」

鞠莉「やっぱ、忙しい?」

梨子「忙しい……というより移動が疲れるというか……でもそれだったら鞠莉さんの方が色々な所行ってるんじゃない?」

鞠莉「そうねー……そりゃ色々な所行くけど…アイマスクして寝てればあっという間よ?」

梨子「それは空の旅だからじゃない……いいなぁ、私もヘリコプターあれば巡るの楽だったかも」

鞠莉「ヘリって意外と取り回し悪いわよ?止めたりするの面倒くさいし」

善子「……どういう話してるのよ…」

鞠莉「どういうって……あ、そういえば善子って免許取った?」

善子「………まだ」

梨子「学生の内に取らないと…後々面倒くさいよ?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:28:42.79 n2x6KMVp0

善子「いやなんか…車乗ってまで遠くに行く事無いというか…」

鞠莉「あー……まあ、最近の子あるあるよね」

梨子「いや……二歳しか違わないでしょう…」

善子「二人とも仕事で色々なとこ行くのよね?」

梨子「ええ…最近は結構地方の方での仕事も多いかな」

善子「……色々なとこ行くの…大変?」

梨子「そりゃ面倒だけど……悪くはないわよ?ほら、各地の美味しいものとかあるし」

曜「それは…なんか微妙に仕事と関係なくない?」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:29:13.08 n2x6KMVp0

梨子「まあ確かに…みんなみたいに簡単には帰っては来れないのは少し寂しいけどね…」

鞠莉「梨子結構久しぶりよね〜…最後っていつだっけ?」

梨子「えーと……去年の春…?」

鞠莉「あれ、思ってたより近い…」

善子「他の人は何だかんだ時々会ってるからでしょ」

鞠莉「確かにね…もう二年……あ、ニネンぶりくらいだと思ってたわ…」

曜「それ言いたいだけでしょ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:29:42.51 n2x6KMVp0


曜「鞠莉ちゃんはかわと砂肝、梨子ちゃんはももだよ〜」

梨子「あっ…ありがと」

鞠莉「あっ、でもね善子、色んな国に行ったりしてね…思うことがあるの」

善子「……?」

鞠莉「…なんかね、当たり前だけど…世界のどこにだって人が居るんだなって」

善子「……ふふっ、なにそれ」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:30:40.70 n2x6KMVp0

鞠莉「私達が昔、何にもないこの町の事を伝えようと必死になってた様に…どんな場所にも人が居て、想いがこもってる」

鞠莉「……そんな風に、時々考えるの…」


善子「……」

鞠莉「あはは……らしくなかったわね」

梨子「……鞠莉さん時々やりますね…こう、ポエムっぽいの」

鞠莉「おっ、梨子も言うようになったわね〜ウイスキー行っとく?」

梨子「遠慮します」

鞠莉「えー………じゃあいい…私が飲む……」

善子「……」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:31:08.02 n2x6KMVp0
鞠莉「ゴクッ……ふぅ…はぁ……」

鞠莉「まあ、ただね……善子」

善子「…?」

鞠莉「色んな世界を見るの…結構楽しいわよ?」

善子「……うん」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:31:53.02 n2x6KMVp0

鞠莉「そうだ!ドライブ行きましょうよ!ドライブ!私運転するわよ?」

曜「貴方達バリバリにお酒入ってるからダメだよ」

鞠莉「今度よ、今度……明日とか!どう?」


梨子「近っ……いや…行けなくはないですけど…」

善子「……空いてはいるけど…どこへ行くの?」


鞠莉「そんなの後から後から決めればいいのよ…今はほら!これ飲んで!」

善子「え…でもこれさっき…」

鞠莉「大丈夫大丈夫、今なら飲めるはずよ……ね?」

善子「……分かったわ」







善子「んぐっ………ブホッ!!!!!」



梨子「酔っ払いに付き合って何やってるのよ……」

曜「はぁ……掃除はしてよ…?」

鞠莉「アッハッハwwハッハww」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:32:37.13 n2x6KMVp0

月夜の晩に、一際響く姦しい笑い声。
悩みも先行きの不安も酒に溶かして、この一時は笑い合う。
道が分からなくなったら、またここに戻って来ればいい。

どこに行こうか、何をしようか。数刻後の自分らの行き先を決めるべく、顔を突き合わせ話し合う。


三人の目を盗んで、善子はもう一度こっそりウイスキーを舐めてみた。

まだちょっと、大人の味がした。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:33:37.46 n2x6KMVp0
『後夜祭』





果南「よっ、開いてる?」

曜「あ、果南ちゃん…うん、この通りガラガラ」

果南「………本当に大丈夫…?いっつもお客さんいない気がするけど…」

曜「いやー…たまたまだよ、たまたま…ははは」

果南「潰れるとかやめてよー?お昼ご飯の選択肢が減っちゃう」

曜「私より先に昼食の心配なんだ……」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:34:03.85 n2x6KMVp0

果南「二本くらいなんか適当に頂戴」

曜「おまかせね……了解」

果南「あぁ…今日明日休みで良かった……」

曜「私の店の事言ってたけど…果南ちゃんもなんか休み多くない…?」

果南「いや、ダイビングのシーズン夏だし」

曜「あー……それもそうか」

果南「まあ、冬の海も澄んでて綺麗なんだけどね…常連さんは時々来るし」

曜「綺麗だけど……何?」

果南「……寒い、とにかく寒い」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:34:42.38 n2x6KMVp0
果南「曜はいいよ…炭火で常に暖炉状態じゃん」

曜「いやいや……今はあったかいけど逆に夏は地獄だから…」

果南「あ、そっか……ってまだ夏に店やってないじゃん」

曜「アルバイトしてたもん」

果南「あー……そっかそりゃ失礼」

曜「夏の火元は地獄だったよ……はい、ももとハツ焼けたよ」

果南「ありがと……ほふっ……うん、おいしい」

曜「……そりゃどうも、嬉しいよ」


果南「はぁ…空きっ腹に染みわたる…昨日ベッド入ってから何も食べてなかった…」

曜「……ウチが言うのも何だけど…果南ちゃん食生活大丈夫…?」

果南「大丈夫大丈夫、いつもは健康的………だと思う」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:35:13.78 n2x6KMVp0

曜「果南ちゃん今日何してた?」

果南「今まで寝てた」

曜「………やっぱりね」

果南「いやー…流石に飲み過ぎたからねー…久し振りにあんなに酔ったよ…」

曜「まあね、ほら!果南ちゃん主役ですから!」

果南「……曜が一番私のグラスに注いで来たの覚えてるからね」

曜「………そ、そんなことよりほら、追加の注文は?」

果南「はあ………せせりとつくね、あと熱燗」

曜「それでも飲むんだ……」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:35:55.98 n2x6KMVp0
曜「はい、燗つけたよ」

果南「おー……あったかい…やっぱ冬はこれだね……」

曜「……どう、歳取って?」

果南「いや…何も変わんないでしょ…今更誕生日が嬉しい歳でもあるまいし」

曜「あー……アラサーだから?」

果南「グーで殴る」


曜「あはははゴメンゴメン……でも、みんな集まって楽しかったね」

果南「それは……うん、嬉しかった」

曜「正月に集まったけどその時は全員じゃなかったからね……」

曜「あ、焼けたよ。はい、せせりとつくね」

果南「あんがと」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:36:36.29 n2x6KMVp0

曜「久々だったね、みんな集まったの」

果南「そうだねー……」

曜「なんか……みんなウチのお店に来てくれて…会うたびみんな結構変わってるなーって思ってたけど…」

果南「けど…?」

曜「みんなで集まったら、なんていうか…空気みたいなのはやっぱ変わんないなって思ったよ」

果南「確かにねえ……そういや梨子とかルビィは会うの久し振りだったなあ……」

曜「ルビィちゃん…なんか……一番変わってたよね?」

果南「…なんか喋りはあんま変わってないけど…雰囲気が割と姉寄りになってた気がする…」

曜「たしかに…飲むお酒はカワイイまんまだったけど…」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:37:14.30 n2x6KMVp0

果南「あー……あの頃に戻りたいなー」

曜「果南ちゃんそれダメだよ、もう最大の禁句だよ」

果南「まあね……でもさ、偶に思わない?また学生やってみたいって」

曜「まあ……ねぇ……」

果南「なんかさあ……何やってたかあんま覚えてないけど無性に楽しかった気がするんだよね…」

曜「……なにそれ、もう物忘れ?」

果南「まだそこまでいってないって……でもさ、ちょっと分からない…?」

曜「……ちょっと分かる」

果南「今が楽しくないって訳じゃ、ないんだけどね……」

曜「…………」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:38:07.42 n2x6KMVp0
曜「じゃあ………そんな果南ちゃんの人生を楽しくするのが…はいコレ!」

果南「何これ…?黒ビール?」

曜「なんと私の奢り」

果南「マジか」

曜「あれだよ、誕生日プレゼントの副賞」

果南「なんだそれ……でもありがと」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:39:13.99 n2x6KMVp0
曜「高校生の頃じゃ飲めないでしょ?ほら、今も捨てたもんじゃない!」

果南「あはは……なにその理論」

曜「ね?ほらほら!乾杯しよ!」

果南「当然のように自分のグラス持ってるな……」






曜「果南ちゃん、誕生日おめでとう」カチン

果南「ふふっ……昨日も聞いたよ」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:40:59.50 n2x6KMVp0
黒々と澄んだ酒を一口、口に含む。ふわりと鼻を抜ける麦の香。少し強い苦味がぼんやりとした頭を引き戻してくれる。

今の自分は…昔想像してたのと違うかもだけど。
酒を飲めて、目の前で笑ってる親友がいる。それだけで今はとりあえず、悪くはない。

冷え切った風が煙を通したダクトを揺さぶる。空には雲一つなく煌々と綺羅星が光り輝いていた。

ビールの泡がグラスの中で一つ、また一つと弾ける。その様子を果南は?に手を当ててぼんやりと見つめていた。
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 04:41:59.22 n2x6KMVp0
おわり
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 15:15:30.63 iItl6wASO

よかった

提督「艦これ落語」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 23:09:04.38 oL1qbYZ70
・明石の場合

明石「えー、艦娘のみなさんにはつらい季節がやってまいりましたね。なにせ冬の海は寒いもの。火花飛び散り、波をかき。おまけに敵との会敵です」

明石「それに比べて私ら工作艦は気楽なもの。何せ工場は暖かい。火花飛び散り、汗をかき。おまけに暖房で快適です」

明石「しかしそんな私ら工作艦にもたった一つだけ欠点が。そう。皆さんご存知、提督と過ごす時間が長いこと!」

明石「たびたび工廠へやってきては、やれあれをしろ。これを作れと。まったく参ってしまいます。しかし上の命令には絶対服従。軍事社会のつらいとこ」

明石「その日も、提督のご要望を伺いに司令室入ろうとしたところ、なにやら中から提督と秋雲の話し声」

明石「私、盗み聞きの趣味はありません。でもつい耳に入ってしまうのは致し方がありません。ん? ん〜?」

明石「『……スリット』『二重……』『明石』? はて? なんのことを言っているのか? 普通はさっぱりわかりません」

明石「でもでも私工作艦。理系の知識をフル動因。したらば私の脳細胞はたった一つの答えを導きました」

明石「なるほどそうか、この人たちは二重スリット実験のことを言っているのだ、と」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517753344
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 23:12:07.39 oL1qbYZ70
明石「ご聡明な、みな皆様におかれては、もちろんご存知だと思われますが、量子力学には二重スリット実験というものがありまして、何のことはない。それと間違えてしまいまして」

明石「周りにそんな話をする相手はいない、私は大いに喜んで、小躍りしながらドアを開けて言い放つ」

明石「『提督! 私もその話、混ぜてください!』と」

明石「提督と秋雲はポカンとしてた。そりゃそうさ。自分たちは助平な話をしていたところ、そこに張本人がやってきて、挙句の果てには混ぜてくれだ」

明石「今思い出してみると恥ずかしい。穴があったら入りたい。スリットがあったら通り抜けたいというものでありまして」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 23:13:32.96 oL1qbYZ70
明石「『まあ、でも気分というか波があるよな』『なるほど。パイロット波ですね』『名前あんのかこれ』」

明石「『意識した後は同じものでも少し違って見えるよね。ほら水着とパンツだって要は同じものじゃん』『コペンハーゲン解釈ですか。渋いところをつきますね』『そんなかっこいい名前ついてるんだこれ」

明石「とまあこんな頭がいいのか悪いのかよくわからない会話を続けること四半刻。ようやく誤解は解けました。私は顔を真っ赤にして俯いて、提督と秋雲は平謝り」

明石「そんなとある鎮守府の昼でしたが、解釈の違いでもめるというのは、ある意味量子力学らしいのかなと」

明石「……」

明石「しかしながら、ただひとつだけいえることは」

明石「どのような解釈をしたとしても、スリットは『抜ける』ということには違いありません」

明石「お後がよろしいようで」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 23:15:50.99 oL1qbYZ70
・ポーラの場合

ポーラ「お酒は百薬の長などというものですが、薬も過ぎたれば毒に転じるもの」

ポーラ「お酒であれなんであれ、ほどほどがよいという意味なのですけれど」

ポーラ「それができれば苦労はしねえ。私の一番嫌いな言葉は節制と禁酒ってなもんで」

ポーラ「その日もいつものようにワイン、ビールと日本酒と。飲みに飲みに飲みながら、提督に借りた本をご拝読」

ポーラ「そこでふと、ある言葉が目に止まる。毒の手と書きまして、『毒手』と呼ばれる技巧があると」

ポーラ「なになに、『拳を毒と薬と交互に突き入れて、一週間のた打ち回り、地獄の責め苦に耐え得れば、見事毒手のご完成』と」

ポーラ「ほー、こりゃあ面白いものをみた。さすがは中国四千年。おかしなものもあるものだ。などと頷いたのもつかの間に、いやいや、ちょっとまってくれ」

ポーラ「毒と薬に、交互に突き入れ。見事毒手の完成だ?」

ポーラ「そりゃあ、今まさに、薬と毒を飲んでいる。私のことじゃあるめえか!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/04(日) 23:17:49.86 oL1qbYZ70
ポーラ「私の体が毒を持ったらどうしよう。その毒で仲間を危険にさらしたらどうしよう」

ポーラ「あれこれ考えているうちに、急に怖くなってきちまった」

ポーラ「こうなっちゃいてもたってもいられねえ。私は提督の元にまっしぐら。足元はおぼつかないが、それでも走った懸命に」

ポーラ「『提督〜! ポーラの体が毒まみれになっちゃいました〜! どうしましょ〜?』『なんだなんだ? いったいどうしたってんだ?』」

ポーラ「『何でもいいから見てください〜』とたまらず私は服を脱ぐ」

ポーラ「そしたらそれを見ていた提督は顔を真っ青にしていったんだ」

ポーラ「『お、おい! こんなところで脱ぐな。目に毒だ』」

ポーラ「これはまいった。どうやらもう完成しちまってたみたいだ」

ポーラ「おあとがよろしいようで」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/05(月) 00:15:39.84 /v3nS5A1O
うまい
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 23:50:16.33 XMy+tLVq0
・金剛の場合

金剛「『この世にものは数あれど、艦娘の怖いものは二つだけ。デイリー任務と間宮の羊羹』」

金剛「これは有名な艦娘のジョークの一種、それほど艦娘は恐れ知らずということでありますが」

金剛「私が本当に怖いものは慢心というやつでありまして、こればっかりは気をつけてるのですが、どうも長いこと戦線に立っていると、どうしようもないミスをすることも時にはあるもので」

金剛「弾薬の補充を忘れて出撃したり、電探を四つもつんで出撃したり」

金剛「いくら百戦錬磨でケッコン済みのあたしでも、たまが空じゃあ撃てねえし。ほうがなけりゃあ守れねえって話です」

金剛「まあそんなときでも、軍人たるものやることはやるというものでございまして、電探で敵の位置を探ったり、味方をかばって囮になったり」

金剛「その時は奇跡的にそれが功を奏したようで、見事敵艦隊を打ち破り」

金剛「あたしはもう鼻高々で、急いで鎮守府に舞い戻り、いの一番に提督に報告に行きやした」

金剛「『提督ー! 私の活躍見てくれたー!?』と勢いつけて、提督の部屋の扉を開けますと」

金剛「提督はベッドの上で知らない女と二人きり。なんとまあこの男、私がいないことをいいことに、同衾していやがったってことでさあ」

金剛「提督がまさかと慢心していたあたしも悪いが、さすがにこれには怒ったね」

金剛「『へーい提督! あたしがやることやってる最中に、ヤることヤってるとはどういうことネー!』ってなもんでして」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 23:50:52.13 XMy+tLVq0
金剛「こちとら浮気をするなっていってんじゃねえ。英雄色を好むってなもんで、ある程度は仕方ねえさ」

金剛「でも、この日この時この場所で! するこたねえだろおまえさん。時間と場所をわきまえろってんだべらんめえ!」

金剛「すると提督はあわてておっしゃる」

金剛「『いやはや誤解だ。わが妻よ。俺は浮気などしていない』」

金剛「この期に及んで何を抜かしやがるこの男。犯行現場を見られた上でまだ言い訳とはふてえやつ!」

金剛「『冷静になってよく考えろ。俺にそれが無理なのはお前が一番知っているだろう。昨夜ベッドの上で散々証明したではないか』」

金剛「なにい? なにをわけのわからんことを、などと思っていると、提督は自分のナニを指差してこう言ったんだ」

金剛「『見ろ。不能犯だ』」

金剛「お後がよろしいようで」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 23:51:59.72 XMy+tLVq0
・アイオワの場合

アイオワ「……なんてこった。私は最悪の鎮守府にきちまった」

アイオワ「今日みんなを見て確信したよ。この鎮守府のアドミラルは出世は無理だ」

アイオワ「いやいやなんで無理かって? 出世するかどうかは妻を見ればすぐわかるってもんでして」

アイオワ「昔から出世をする男の嫁は、悪妻と相場が決まっている」

アイオワ「だれでも悪魔のいる家には帰りたくないもの。ずっと職場に居残って、いやがおうにも仕事がはかどるってもんでございます」

アイオワ「しかしながら、この鎮守府を見るところ、右も左も大和撫子。結婚すれば良妻に、子供を産めば賢母になること間違いなし」

アイオワ「こんな妻が待っている家には仕事を放ってでもさっさと帰りたいもの。つまりアドミラルは万年大佐間違いなしってわけでさあ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 23:52:42.84 XMy+tLVq0
アイオワ「とまあ、リップサービスはおいといて。悪妻を持てば出世する話はしましたが、では悪い夫、すなわち悪夫を持てばどうなるのか?」

アイオワ「次はそんな話を一ついたしましょう。これは私が知ってるとある人物のお話ですが、その女、同じ職場のある男に惚れまして」

アイオワ「よせばいいのに彼女はその男にアプローチを続け、ようやくその男とゴールイン。ここまではまあいい話。これでオチてくれればいいものの。これで終わらないのが落語ってものでして」

アイオワ「さてさて、結婚した後に気づいたが、この男、まあとんでもない盆暗で、その上女癖もわるいときたもんだ」

アイオワ「いい女を見れば思わず手を出さずにはいられない。節操なきことこの上ない。当然そうなりゃいざこざも増える」

アイオワ「毎夜毎晩喧嘩は絶えず、お互い顔を見るのもいやになっちまった」

アイオワ「しかし不幸なことに彼女とそいつは部下と上司の関係でして、仕事に行けばいやでも顔を合わせる羽目になる」

アイオワ「職場にいっては悪魔に会い、家に帰っては鬼に会う。おおジーザス! なんてこったい! この世には神も仏もいねえのか!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 23:54:59.67 XMy+tLVq0
アイオワ「おまえさんの顔を見るのはもううんざりだ! なんて言い合う日々が続いたもんで職場の雰囲気も悪くなり、一人、また一人と異動していったのさ」

アイオワ「とうとう最後の一人に異動願を出されたとき、思ったんだ。ここで私が折れないとこの男のもとにはもう誰もいなくなってしまう、と」

アイオワ「仮にも惚れた男だ。情もある。仕方がねえ。こうなったらあたしも女だ。泪を呑んで、歩み寄ろう」

アイオワ「そうと決まれば職場に向かい、あの男に向かってこういった」

アイオワ「『ごめんなさい。私も悪かった。あなたがもう浮気をしないと誓うなら、これまでのことは全て水に流すから。二人で一緒にこの鎮守府を立て直そう』、と」

アイオワ「……」

アイオワ「……と、まあ」

アイオワ「以上が、私がここにきた経緯の話でございます」

アイオワ「悪妻を持つと出世をしますが、悪夫を持つと出征するというお話でした」

アイオワ「お後がよろしいようで」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:00:45.10 TjXjaiKg0
・提督の場合

提督「あー、『天網恢恢疎にして漏らさず』」

提督「悪事を働けば必ず自分に帰ってくるのが世の常でして」

提督「暴飲をすると毒が回り、浮気をすると制裁が待っている」

提督「エロイ話をしていたら本人が来るし、多穴主義を貫いたら愛想をつかされる」

提督「……。もちろん俺はやってない。いやこれがほんとの話」

提督「いやあそれにしてもみんなの落語は割とよくできていた。海外艦なんて母国語でもないのにたいしたもんだ」

提督「しかし少しばかり話がひでえや。テーマが『酒か泪か男か女』なのも悪かったが淑女がこれだけ集まっているのだから、もうちょっとましな話があるだろう」

提督「なので俺は少しばかり、ロマンティックな魂の話をしようじゃねえか」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 00:03:38.69 TjXjaiKg0
提督「21グラム」

提督「これは俗に魂の重さということであります」

提督「なんでも人が亡くなった瞬間に21グラム体重が軽くなるという話」

提督「なんともロマンがある話ではございますが、なかなかに眉唾物。しかしこれを聞いたのは少年時代。すっかり信じ込んじまったはいいが、すぐにある疑問が浮かんできた」

提督「魂に重さがあるのはいいが、そうだとしたら浮き上がれねえ。なにせ天国は空の上。報われねえってことにならないかい? いやいや、そうなりゃまだましか。下手すりゃ誰もが地の下の。地獄に落ちちまうことにならねえか?」

提督「こいつは困ったどうしよう。幼心に戸惑って、考え抜いてはみたものの、結局答えは出ずじまい。怖くなってわんわん泣いたものでございます」

提督「あれから十数年たちまして、遠き昔の軍艦の魂持ってる艦娘に出会いましては、ようやっと答えを見つけ出しやした」

提督「きっとその魂の重さこそ、そのものの業の重さなのではないのかと」

提督「で、あるならば、海底に沈んだ艦の魂がいまこうしてここに在る。それはきっと浮かばれたということでありましょう」

提督「……」

提督「とまあ最後はきれいな話で締めまして」

提督「それでは、おあとがよろしいようで」

終わり

果南「怖い」梨子「さみしい」

1 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:30:38.90 pQMfZcb1.net
ー梨子の家ー
〜天候・雷雨〜

ザァァァァ……

果南 (今日は梨子の家に新曲の打ち合わせに来ていたのだが…)

果南「雨やばいよ…雷鳴ってるし…」

果南「私帰れるかな……」

梨子「うーん…」

梨子「…果南ちゃん、良かったら今日うちに泊まっていって欲しいな…」

梨子「今日はお父さんもお母さんもいないし…」

梨子「それに…この天気じゃ果南ちゃんも帰るの危ないよ?…」

果南「…」

果南「そうさせてもらおうかな…」

梨子「本当?ありがとう…♪」
2 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:33:39.30 pQMfZcb1.net
〜夕食後〜


梨子「果南ちゃん、あとで見たいテレビがあるんだけど見てもいい?」

果南「いいよ、何見るの?」

梨子「心霊写真特集」

果南「…」

果南「急用を思い出したから帰らなくちゃ」コソコソ

梨子「…外、雨酷いよ?」

ザァァァァァ…ゴロゴロ…

果南「…」
3 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:34:23.43 pQMfZcb1.net
梨子「もう夜だし…雷の音も聞こえてるから危ないよ?」

果南「…梨子ってホラー好きなの?」

梨子「あんまり人に言ったこと無いけど…結構好きなの」

果南「へぇ…」

梨子「果南ちゃん…そういうの苦手?」

果南「…いや…嫌いとか苦手とか無いよ…」

梨子「本当?じゃあお風呂入ったら一緒に見よう♪」

果南「うん…」

果南 (苦手っていうか無理…)

果南 (雷鳴ってるのにホラーとかほんとに無理…)

果南 (こういう時に怖いの無理って言えない私本当に馬鹿…)
4 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:34:54.67 pQMfZcb1.net
梨子「じゃあ果南ちゃん先にお風呂入ってどうぞ、着替えは用意しておくから」

果南「…」

果南「…あのさ」

梨子「ん?」

果南「…なんでもない」

果南「お風呂入ってくる…」

梨子「?」

果南 (怖いから一緒に入ってなんて言えない…)
5 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:36:36.89 pQMfZcb1.net
ーお風呂ー

梨子『果南ちゃーん、着替えここに置いとくからー』

果南「ありがとう〜」

果南「…」

ザァァァァァ…

果南 (雨凄いなぁ…)

果南 (…早く髪洗ってあがろう)

果南 (…鏡見るの怖い)

果南 (後ろに誰かいるかも…)ゾクゾク

果南 (目瞑るの怖い…)プルプル
6 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:37:36.85 pQMfZcb1.net
果南「ただいま…」

梨子「…果南ちゃん顔色悪いよ?大丈夫?」

果南「大丈夫…」

梨子「…お布団敷いておいたから先に横になってていいよ?」

果南「うん…」

梨子「…」

梨子「じゃあ私お風呂入ってくるね」

果南「…梨子…あのさ…」

果南「はやく帰ってきてね…?」

梨子「…」

梨子「…わかった、できるだけ急ぐから待っててね」

梨子 (…果南ちゃんもしかして…)
7 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:38:51.05 pQMfZcb1.net
………
……


ザァァァァァ…ゴロゴロ…

梨子「ただいま、果南ちゃん起きてる?」

果南「起きてるよ…」

梨子「果南ちゃん…大丈夫…?」

果南「うん…」

梨子「…少し早いけど今日はもう寝よう?」

果南「テレビは見ないの…?」

梨子「果南ちゃん体調悪そうだから…今日はもう寝ようよ」

果南「…」

果南「私に気にしないでいいから見なよ」

梨子「お外の天気も悪いし、私も怖いから今日は見ないよ」

果南「」ピクッ

果南「…梨子は怖いの好きなんじゃないの?」

梨子「…え?」
9 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:41:12.78 pQMfZcb1.net
果南「本当は怖くないでしょ」イライラ

梨子「果南ちゃん…どうしたの…?」

梨子「…怒ってる?…」オロオロ

果南「なんで怖いなんて嘘つくの?」イライラ

梨子「嘘なんてついてないよ…」

梨子「ねえ…果南ちゃん…」

果南「…」イライラ

ザァァァァァ…ゴロゴロ…

梨子「私…私は…果南ちゃんが心配で…」ウルウル

果南「…梨子に私の気持ちなんてわからないよ」

梨子「!……」

梨子「果…南ちゃ…ん…」ポロポロ

梨子「…ごめ…んなさ…い…」ポロポロ

果南「…!」
10 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:43:34.54 pQMfZcb1.net
果南「…」

果南 (私…何言ってるんだ…)

果南 (梨子は…私の心配してくれただけなのに…)

梨子「果南ちゃん…ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ

果南 (くだらないことでイライラして、梨子に八つ当たりして…)

梨子「ぅ…ぐすっ……」ポロポロ

果南 「…梨子、あの」


ゴロゴロ…ズドォォォォン!

ブツンッ
11 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:45:15.12 pQMfZcb1.net
果南「キャーーーーーッ!!!」

梨子 (…停電!)

果南「嫌、嫌だ…暗いよ…電気…」

果南「怖い…怖いよ…」ブルブル

果南「嫌だよぉ…ぅぅ…」グスッ

梨子「果南ちゃん!」

果南「ぅ……」

果南「…梨子…梨子…どこ?…」グスッ

梨子「果南ちゃん…」

梨子 (私が…)

梨子 (私が、泣いてる場合じゃない…!)
12 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:46:55.62 pQMfZcb1.net
梨子 (明かりを着けないと…!)

梨子「果南ちゃん、少しだけ待ってて!」

果南「梨子…どこ……」

果南「どこにいるの…」グスッ

梨子 (スマホのライトを…)スッスッ

ピカッ

果南「……梨子…梨子…」

梨子「果南ちゃん!」ギュッ

果南「ぅぅ…」ギュッ


梨子「…ここにいるよ」

梨子「ここにいるから…」ナデナデ

梨子「大丈夫だから…」
13 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:48:12.58 pQMfZcb1.net
果南 (…私は本当に馬鹿だ)

果南 (私のせいで辛い思いをして、泣いていたのに…)

果南 (それでも…今、私を優しく抱き締めてくれてる…)

果南 (なんでこんなに優しいこの子を傷つけてしまったんだろう…)

梨子「……」ナデナデ

果南「…」ギュッ

…………ピカッ

梨子「あ、明かり付いたよ」
14 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:50:42.98 pQMfZcb1.net
果南「…梨子」

梨子「果南ちゃん、落ち着いた…?」

果南「うん…」

梨子「そう…?良かった…」ナデナデ

果南「…」

果南「あのね…」

果南「ぎゅってしてくれてありがとう…」

果南「あと…酷いこと言ってごめん」
15 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:51:13.50 pQMfZcb1.net
果南「梨子は私のこと心配してくれただけなのに…」

梨子「果南ちゃん…」

果南「梨子は…こんなに優しいのに…私の気持ち…わかってくれてたのに…」ウルウル

梨子「…」

果南「…本当にごめんなさい…」ウルウル

梨子「気にしてないよ…」ナデナデ

梨子「私は大丈夫だから」ギュッ

梨子「私は…果南ちゃんが元気になってくれたら、それが一番嬉しいよ」

梨子「だから元気出して?」ナデナデ

果南「……ありがとう」ギュ
16 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:51:36.44 pQMfZcb1.net
………
……

梨子「じゃあ、電気消すね?」

果南「うん」

梨子「……おやすみなさい」

果南「おやすみ…」

果南「…」

ザァァァァァ……ガタガタ

果南 (天気…酷くなってきた…)

果南 (…嫌だなぁ…)

果南「…」

果南「…」ブルブル
17 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:52:03.12 pQMfZcb1.net
果南「…梨子、起きてる?」

梨子「…起きてるよ」

果南「…」

梨子「果南ちゃん、どうかした?」

果南「………ううん、なんでもないよ。ごめんね…」

梨子「…?」

果南「……」

果南 (言えないよ…)

果南「……」ブルブル
18 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:52:32.08 pQMfZcb1.net
梨子「…」

梨子「…果南ちゃん」

果南「…なぁに?」

梨子「あのね………一緒に寝て欲しいんだけど…」

果南「え…?」

梨子「ダメかな…?///」

果南「…えっと…」

果南「……」

果南「良いけど…」

梨子「ほんと?ありがとう…///」

梨子「…じゃあそっちに行くね」
19 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 08:54:26.21 pQMfZcb1.net
果南「…どうぞ///」ファサ

梨子「えへへ…お邪魔します///」モゾモゾ

果南「///」

梨子「果南ちゃんのお布団…あったかいね//」

果南「そう…?自分じゃわかんないよ…///」

梨子「私、ちょっと寒くて…」

果南「大丈夫…?」

梨子「…果南ちゃん」

果南「ん?」

梨子「…もっとくっついてもいい?///」
20 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:02:56.87 pQMfZcb1.net
果南「えぇ……///」

梨子「ダメ?///」

果南「別に…いいよ///」

ピトッ

梨子「えへへ///」

果南「…梨子、なんだか甘えん坊さんだね」

梨子「…そうかな?//」

果南「そうだよ///」

梨子「雨が降ってる日って…なんだかさみしくて…」

梨子「果南ちゃんに一緒に寝て欲しいなって…///」
21 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:04:07.48 pQMfZcb1.net
果南「///」カアッ

果南「…えい///」ハグッ

梨子「きゃっ///」

果南「梨子のせいでさみしくなった…」

果南「…私もくっついて寝たい//」ギュ〜

梨子「…///」

梨子「うん…///」ギュッ
22 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:04:41.56 pQMfZcb1.net
梨子「///」ギュッ

果南「///」ギュ〜

梨子「///」

果南「…」

果南 (…無言で抱き合ってるの恥ずかしい…///)

果南「///」

果南 (梨子は恥ずかしくないのかな?///)
24 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:05:20.31 pQMfZcb1.net
梨子「…?///」

梨子「…///」クンクン

果南「…な、なんで匂いかいでるの?///」

梨子「果南ちゃん、私の匂いがするなぁって思って…///」

果南「それは…!梨子のパジャマ借りてるし…髪だって…///」

梨子「そっか、私のトリートメント使ってるもんね」

梨子「私の匂いと果南ちゃんの匂いが混ざって…」クンクン

梨子「…なんだか不思議な感じ///」

果南「///」カァッ

果南「そういうのずるい…///」

梨子「…ダメ?」

果南「ダメ…///」
25 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:07:53.20 pQMfZcb1.net
果南「匂いかぐなら…もうぎゅってしてあげない!///」パッ

梨子「あ…」

果南「///」

梨子「果南ちゃん…」

梨子「果南ちゃん…さみしいよ…」

梨子「…ぎゅってして…?」

果南「…ダメ///」

果南「梨子が悪いんだからね?///」

梨子「むー…」

果南「///」

梨子「むー…!」プンプン

梨子「…果南ちゃんなんて知らないもん」クルッ
26 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:10:54.87 pQMfZcb1.net
果南「…や…」

梨子「…」ツーン

果南「梨子…?」

梨子「…」ツーン

果南「…梨子」クイクイ

梨子「…知らない」ツーン

果南「梨子…」ツンツン

梨子「知らないもん」ツーン

果南「こっち向いてよ…」クイクイ

梨子「やだもん…」ツーン

果南「怒んないで…?」クイクイ
27 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:12:15.15 pQMfZcb1.net
梨子「怒ってないもん…」ツーン

果南「…梨子…」クイクイ

梨子「…」

果南「……さみしいよ…」ギュッ

果南「…さみしいからこっち向いて…」ギュッ

梨子「ダ、ダメだもん…」

果南「こっち見てくれないとさみしい…」ギュッ

梨子 (………うぅ〜!////)キュンキュン

梨子「…」クルッ

梨子「…///」ギュ〜ッ

梨子「…また離れたら怒っちゃうからね…///」

果南「…ごめん…///」ギュ〜ッ
28 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:14:37.28 pQMfZcb1.net
梨子「〜♪」ナデナデ

果南「…ねえ///」

果南「…優しく撫でないで///」

梨子「どうして…?///」ナデナデ

果南「……教えない///」

梨子「…教えて?//」ギュ〜ッ

果南「…ゃ//」ポフッ

果南「…///」ギュッ

梨子「苦しくない…?」

果南「…うん///」

梨子「♪〜///」ナデナデ

ドクン…ドクン…ドクン…

果南 (梨子の胸の音が聞こえる…)
29 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:15:35.06 pQMfZcb1.net
果南 (梨子、すごいドキドキしてる…)

ドクン…ドクン…ドクン…

果南 (…///)

梨子「果南ちゃんの体…ぽかぽかして暖かいね///」ナデナデ

果南「///」ギュ〜ッ

果南「……ねえ梨子…」

梨子「?」

果南「…私が怖がってたから…一緒に寝てくれてるんでしょ?///」

梨子「…」

果南「怖くて…さびしいなって…嫌だなって思ってて…」ギュッ

果南「でも…一緒に寝て欲しいなんて言えないし…」

果南「梨子は後輩で…私の方が年上だし…」
30 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:16:35.53 pQMfZcb1.net
果南「でも、梨子が一緒に寝て欲しいって言ってくれて…」

果南「嬉しかった…」

果南「すごく…嬉しかったよ…」ギュッ

梨子「果南ちゃん…」

梨子「…私は…」

梨子「果南ちゃん、さみしいのかな?って思ったら…」

梨子「…急に自分もさみしくなって…」

梨子「体が…すごく冷たく感じて」

梨子「…果南ちゃんの隣にいないとさみしくてダメみたいなの…」

梨子「…ごめんね…」ギュ〜
31 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:20:16.82 pQMfZcb1.net
果南「…梨子」ポフッ

ドクン…ドクン…ドクン…

果南「頭撫でて欲しいな…///」スリスリ

梨子「…果南ちゃん、どうしたの?//」

梨子「さっきは撫でないでって言ってたのに…//」

果南「……あのね」

果南「…私ね…人に素直に怖いとかさみしいとか言ったこと無いの…」

果南「千歌達にも…鞠莉やダイヤにも言えなくて」

果南「皆は…私がそうだって気付いてるのかもしれないけど…」

果南「…とにかく自分から言ったことはないの…」
32 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:21:13.74 pQMfZcb1.net
果南「…でも梨子には…」

果南「梨子には素直になりたい…」ギュッ

梨子「…」

果南「私が怖い時に助けてくれた…」ギュッ

果南「さみしい時に隣に来てくれた…」ギュッ

ドクン…ドクン…ドクン…

果南「…こうやって梨子の胸の音を聞いてると、すごく落ち着くんだ…」

果南「体の真ん中にあったかい熱が生まれて…指の先まで広がるの」ギュッ

果南「梨子が優しい気持ちで触れてくれるから…私も素直に気持ちを伝えたい…」
33 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:22:33.68 pQMfZcb1.net
果南「…だから…なでなでして///」スリスリ

梨子「果南ちゃん…////」キュンキュン

梨子「///」ナデナデ

果南「んん…///」ギュ〜

梨子「///」ナデナデ

梨子「///…」ナデナデ

梨子「…」

梨子「……私ね…果南ちゃんが可愛いなって感じると胸の奥が熱くなるの」

梨子「でも…隣にいて欲しいって思って…さみしくなると体が冷たく感じて…」

梨子「体の熱が全部ここに集まってるみたい…」ギュッ

ドクン…ドクン…ドクン…
34 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:23:15.28 pQMfZcb1.net
梨子「こうやって…果南ちゃんに暖めてもらわないと…」ギュ〜

梨子「さみしくて辛い…」

梨子「ダメ…さみしい…さみしいよ…果南ちゃん…」ウルウル

梨子「こんなにそばにいるのに…」

梨子「とっても嬉しいのに…なんでこんなにさみしいの…」

果南「梨子…さみしいの…?」ギュ〜

梨子「さみしい…」


果南「…………じゃあ、交代しよ!」

梨子「きゃあ!」ポフッ

果南「…今度は私の胸の音聞いて?」ギュッ
35 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:24:06.69 pQMfZcb1.net
トクン…………トクン…………

梨子「…とっても静か…」

梨子「私と全然違う…」

梨子「なんでこんなに静かなの…?」

果南「…梨子がこうやって優しく抱き締めてくれてたからじゃない?」ナデナデ

梨子「…そうなのかな?」

果南「わかんない…」ナデナデ

梨子「そっか…」

梨子「…わかるまで…なでなでして?//」スリスリ

果南「…いいよ♪」ナデナデ

梨子「…えへへ//」

梨子「…果南ちゃん、お姉ちゃんみたい///」
36 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:25:10.01 pQMfZcb1.net
果南「お姉ちゃんに甘えていいよ?♪」

梨子「ありがとう…///」ギュ〜

果南「…さみしくなくなった?」

梨子「…わかんない」

梨子「…わかんないからずっとこうしてる///」スリスリ

果南「やっぱり梨子は甘えん坊だね///」ナデナデ

梨子「私も…甘えたい時は甘えたいって言うもん///」

梨子「…明日も甘えていい?///」

果南「いいよ♪」ナデナデ

梨子「明後日も甘えていい?///」

果南「ダメ♪」ナデナデ

梨子「……なんで…」

果南「明後日は私が甘えるから…///」ギュ〜
37 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:29:47.77 pQMfZcb1.net
梨子「じゃあ私はその次に甘える♪///」

果南「…そんなに甘えん坊だとお姉ちゃん困っちゃうよ///」

梨子「さみしいんだもん…//」

梨子「………果南ちゃん…一緒にいてね?…」ギュッ

梨子「起きた時…そばにいてね…?」

梨子「果南ちゃんがいないと…さみしいよ…」

果南「…」

果南「大丈夫だよ…」ナデナデ

果南「私は梨子のおかげであったかいから…いつでもそばにおいで」ギュッ

果南「さみしい時は教えてね?」

果南「…いつもそばにいるよ♪」ギュッ


おわり
39 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 09:35:05.79 uNTcbAAY.net
|c||^.-^||「あらあら、まあまあ。停電はいいですわね」
45 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 14:36:04.77 CbFl/KWz.net
スレタイからして素晴らしい
乙乙

凛「え?まゆと智絵里が取っ組み合いを?」

1 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:39:33.69 3zI0LVm0


凛「一体どうして?」

卯月「わからないんです!とにかく凛ちゃんも来て!」グイグイ

凛「ええ……」ズルズル

未央「ああ、まためんどくさい予感が……」


※キャラ崩壊注意です


―――

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518460773
2 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:40:45.48 3zI0LVm0

まゆ「このっこのっ」ポカポカ

智絵里「えいっえいっ」ポカポカ

凛「……何やってんの?」

智絵里「ふぉふぉふぃふぉんふぁふぁふぁふぃふぉふぃーふぁんふぉー!」ムニー

翻訳(このリボンが私のPさんをー!)

まゆ「ふぉふぉふふぉーふぁーふぁふぁふぁふぃふぉふぃーふぁんふぉー!」ムニーー

翻訳(このクローバーが私のPさんをー!)

凛「とにかく二人とも手を離して!どうしてこうなったか一から説明して」

まゆ・智絵里「「……はい……」」



――
―――
3 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:43:31.57 3zI0LVm0

まゆ『もうすぐマフラーが編みあがりますね♪Pさん、喜んでくれるかしら……』

智絵里『もうちょっとで手袋が編み上がりますっ♪Pさん、喜んでくれるかなあ……』

まゆ・智絵里『『!』』ムッ

まゆ『そんな緑の手袋なんてPさんは気に入らないと思いますよぉ』ハッ

智絵里『そんな真っ赤なマフラーなんてPさんは恥ずかしくて巻けないですよっ』ムッ

まゆ智絵里『『む〜!!』』

まゆ『大体、智絵里ちゃんはまゆのPさんにちょっかい出しすぎなんですよぉ!』バン

智絵里『まゆちゃんだって、私の大切なPさんにひっつきすぎですっ!』バン

まゆ『まゆのPさんです!』ズイッ

智絵里『私のPさんですっ!』ズイッ

まゆ『ふふん、まゆはPさんの家に行ったことありますから♪』ドヤ

智絵里『ふふふ、甘いですよっ!私はPさんの家でご飯をご馳走になりましたからっ♪』ドヤァ

まゆ『んなぁ!コ、コホン。ま、まゆ、温泉でのぼせてPさんに介抱してもらいましたからっ』アセッ

智絵里『ええっ!ん、ん゛ん゛っ。わ、私はうさぎの格好してPさんに撫で撫でしてもらいましたからねっ』アセアセッ

まゆ・智絵里『『むむ〜!!』』

まゆ『Pさんはまゆのものなんですー!!』ポカポカ

智絵里『Pさんは私のものですー!!』ポカポカ


―――
――
4 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:45:13.55 3zI0LVm0

まゆ「というわけ」

智絵里「なんです……」

凛「はぁ……」ヤレヤレ

凛「そんなことしてPが喜ぶと思う?」

まゆ・智絵里「「思いません……」」シュン

凛「そんなことしてたら、Pに嫌われて……」

まゆ「嫌われて……?」ガクガク

智絵里「……!」ゴクリ


凛「す て ら れ ち ゃ う よ?」


まゆ「うぁぁん、ごめんなさいぃ!まゆが、まゆが悪かったですぅーー!!」ビエーン

智絵里「ぐすっ、二度としないから許してくださいぃ!ひぐっ、捨てないでぇーー!!」ビエーン
5 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:46:46.97 3zI0LVm0

凛「はぁ……これで一件落着かな?」

卯月「凛ちゃん流石です!」

凛「全く……Pは私のものってとっくに決着がついてる話なのに」

まゆ・智絵里「「は?」」ピタッ

凛「当たり前でしょ?私はPと一緒に寝るほどの仲なんだから」

まゆ・智絵里「「!?」」

卯月「ね、寝るって……!」カァァ

未央(仮眠してたプロデューサーのベッドに潜り込んだだけじゃん。しかも怒られてたし……)

凛「ふふん」ドヤァ

まゆ「認めません……!」ユラァ

智絵里「Pさんは……!」ユラァ

まゆ・智絵里「「私のものっ!!」」ガバッ

凛「あっ!ちょ、うわっ」バタン

6 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:48:53.10 3zI0LVm0

まゆ「大体凛ちゃんは前から余裕ぶってて気に食わなかったんですー!」グイー

智絵里「正妻だなんてはやし立てられて調子に乗ってー!」グイー

凛「ふ、二人だって、後から来て私のPにまとわりつかないでよー!」グイー

まゆ「ふぉふぉふぁふぉー!」ムニー

翻訳(この蒼ー!)

智絵里「ふぉふぉふぁふぁふぁー!」グイー

翻訳(この花屋ー!)

凛「ふぉふぉふゃんふぇふぇふぁふぃー!」ムニー

翻訳(このヤンデレたちー!)

卯月「うわぁどうしましょう〜」アワアワ

未央「うん、放っとけばいいんじゃないかなー」

7 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:50:05.35 3zI0LVm0


ガチャ


P「ただいまー!いやぁ疲れたぜー!」

凛・まゆ・智絵里「「「P(さん)!?」」」

P「おう!お前ら元気そうだなー!ガハハ!」

卯月「プロデューサーさんなんかいつもの倍元気ですね?」

P「ん?ああ、この後良いことがあるんだ〜むふふ」

未央「うわ気持ち悪」

まゆ「Pさん!」

智絵里「この中で誰が!」

凛「一番好きなの!?」

P「ん〜?みんな大好きだぞ〜!」ニヤニヤ

智絵里「そうじゃなくてっ!私を……」

まゆ「Pさん、まゆを選んでください」ウルウル

凛「なっ!まゆ、卑怯だよ!私でしょ!?」

P「み〜んな俺のアイドル!それでいいじゃん!」ニコニコ

未央「このプロデューサー話が通じないな……一体どうしたんだろ?」
8 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:52:19.74 3zI0LVm0


ガチャ


心「ダーリーン!お・ま・た・せ♪」キャルン

P「あ、ハニー!待ってたよーー!!」ガタッ

NG・まゆ・智絵里「「「え゛」」」ギョッ

心「さあ……帰りましょう?二人の愛の巣に☆」ガシッ

P「もちろんさハニー!……今夜は寝かさないぜ?」キラッ

心「やぁんスウィーティー☆」クネクネ


バタン
9 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:53:46.60 3zI0LVm0


NG・まゆ・智絵里「「「」」」チーン


凛・まゆ・智絵里「「「……な、な」」」ワナワナ


凛・まゆ・智絵里「「「なんでこうなるのーーー!?」」」ウワーン


――――――

――――

――
10 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:55:03.29 3zI0LVm0


凛「ハッ!」ガバッ

キョロキョロ

凛(事務所のソファーだ……夢か……)ハァァ

凛「イヤな夢だった……」

P「大丈夫か?うなされてたぞ?」

凛「ひゃっ!?」ビクン

P「本当に大丈夫か〜?」ノゾキコミー

凛「……」イライラ

P「ん〜?」

凛「ふんっ」ドゴ

P「ぎゃああああ!!痛い!何で!?何で右ストレート!?」ゴロンゴロン

凛「ムカつくから」

P「あんまりだあああああああ!!!」ウワーン


おわれ

凛「え?まゆと智絵里が取っ組み合いを?」

1 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:39:33.69 3zI0LVm0


凛「一体どうして?」

卯月「わからないんです!とにかく凛ちゃんも来て!」グイグイ

凛「ええ……」ズルズル

未央「ああ、まためんどくさい予感が……」


※キャラ崩壊注意です


―――

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518460773
2 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:40:45.48 3zI0LVm0

まゆ「このっこのっ」ポカポカ

智絵里「えいっえいっ」ポカポカ

凛「……何やってんの?」

智絵里「ふぉふぉふぃふぉんふぁふぁふぁふぃふぉふぃーふぁんふぉー!」ムニー

翻訳(このリボンが私のPさんをー!)

まゆ「ふぉふぉふふぉーふぁーふぁふぁふぁふぃふぉふぃーふぁんふぉー!」ムニーー

翻訳(このクローバーが私のPさんをー!)

凛「とにかく二人とも手を離して!どうしてこうなったか一から説明して」

まゆ・智絵里「「……はい……」」



――
―――
3 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:43:31.57 3zI0LVm0

まゆ『もうすぐマフラーが編みあがりますね♪Pさん、喜んでくれるかしら……』

智絵里『もうちょっとで手袋が編み上がりますっ♪Pさん、喜んでくれるかなあ……』

まゆ・智絵里『『!』』ムッ

まゆ『そんな緑の手袋なんてPさんは気に入らないと思いますよぉ』ハッ

智絵里『そんな真っ赤なマフラーなんてPさんは恥ずかしくて巻けないですよっ』ムッ

まゆ智絵里『『む〜!!』』

まゆ『大体、智絵里ちゃんはまゆのPさんにちょっかい出しすぎなんですよぉ!』バン

智絵里『まゆちゃんだって、私の大切なPさんにひっつきすぎですっ!』バン

まゆ『まゆのPさんです!』ズイッ

智絵里『私のPさんですっ!』ズイッ

まゆ『ふふん、まゆはPさんの家に行ったことありますから♪』ドヤ

智絵里『ふふふ、甘いですよっ!私はPさんの家でご飯をご馳走になりましたからっ♪』ドヤァ

まゆ『んなぁ!コ、コホン。ま、まゆ、温泉でのぼせてPさんに介抱してもらいましたからっ』アセッ

智絵里『ええっ!ん、ん゛ん゛っ。わ、私はうさぎの格好してPさんに撫で撫でしてもらいましたからねっ』アセアセッ

まゆ・智絵里『『むむ〜!!』』

まゆ『Pさんはまゆのものなんですー!!』ポカポカ

智絵里『Pさんは私のものですー!!』ポカポカ


―――
――
4 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:45:13.55 3zI0LVm0

まゆ「というわけ」

智絵里「なんです……」

凛「はぁ……」ヤレヤレ

凛「そんなことしてPが喜ぶと思う?」

まゆ・智絵里「「思いません……」」シュン

凛「そんなことしてたら、Pに嫌われて……」

まゆ「嫌われて……?」ガクガク

智絵里「……!」ゴクリ


凛「す て ら れ ち ゃ う よ?」


まゆ「うぁぁん、ごめんなさいぃ!まゆが、まゆが悪かったですぅーー!!」ビエーン

智絵里「ぐすっ、二度としないから許してくださいぃ!ひぐっ、捨てないでぇーー!!」ビエーン
5 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:46:46.97 3zI0LVm0

凛「はぁ……これで一件落着かな?」

卯月「凛ちゃん流石です!」

凛「全く……Pは私のものってとっくに決着がついてる話なのに」

まゆ・智絵里「「は?」」ピタッ

凛「当たり前でしょ?私はPと一緒に寝るほどの仲なんだから」

まゆ・智絵里「「!?」」

卯月「ね、寝るって……!」カァァ

未央(仮眠してたプロデューサーのベッドに潜り込んだだけじゃん。しかも怒られてたし……)

凛「ふふん」ドヤァ

まゆ「認めません……!」ユラァ

智絵里「Pさんは……!」ユラァ

まゆ・智絵里「「私のものっ!!」」ガバッ

凛「あっ!ちょ、うわっ」バタン

6 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:48:53.10 3zI0LVm0

まゆ「大体凛ちゃんは前から余裕ぶってて気に食わなかったんですー!」グイー

智絵里「正妻だなんてはやし立てられて調子に乗ってー!」グイー

凛「ふ、二人だって、後から来て私のPにまとわりつかないでよー!」グイー

まゆ「ふぉふぉふぁふぉー!」ムニー

翻訳(この蒼ー!)

智絵里「ふぉふぉふぁふぁふぁー!」グイー

翻訳(この花屋ー!)

凛「ふぉふぉふゃんふぇふぇふぁふぃー!」ムニー

翻訳(このヤンデレたちー!)

卯月「うわぁどうしましょう〜」アワアワ

未央「うん、放っとけばいいんじゃないかなー」

7 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:50:05.35 3zI0LVm0


ガチャ


P「ただいまー!いやぁ疲れたぜー!」

凛・まゆ・智絵里「「「P(さん)!?」」」

P「おう!お前ら元気そうだなー!ガハハ!」

卯月「プロデューサーさんなんかいつもの倍元気ですね?」

P「ん?ああ、この後良いことがあるんだ〜むふふ」

未央「うわ気持ち悪」

まゆ「Pさん!」

智絵里「この中で誰が!」

凛「一番好きなの!?」

P「ん〜?みんな大好きだぞ〜!」ニヤニヤ

智絵里「そうじゃなくてっ!私を……」

まゆ「Pさん、まゆを選んでください」ウルウル

凛「なっ!まゆ、卑怯だよ!私でしょ!?」

P「み〜んな俺のアイドル!それでいいじゃん!」ニコニコ

未央「このプロデューサー話が通じないな……一体どうしたんだろ?」
8 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:52:19.74 3zI0LVm0


ガチャ


心「ダーリーン!お・ま・た・せ♪」キャルン

P「あ、ハニー!待ってたよーー!!」ガタッ

NG・まゆ・智絵里「「「え゛」」」ギョッ

心「さあ……帰りましょう?二人の愛の巣に☆」ガシッ

P「もちろんさハニー!……今夜は寝かさないぜ?」キラッ

心「やぁんスウィーティー☆」クネクネ


バタン
9 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:53:46.60 3zI0LVm0


NG・まゆ・智絵里「「「」」」チーン


凛・まゆ・智絵里「「「……な、な」」」ワナワナ


凛・まゆ・智絵里「「「なんでこうなるのーーー!?」」」ウワーン


――――――

――――

――
10 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 03:55:03.29 3zI0LVm0


凛「ハッ!」ガバッ

キョロキョロ

凛(事務所のソファーだ……夢か……)ハァァ

凛「イヤな夢だった……」

P「大丈夫か?うなされてたぞ?」

凛「ひゃっ!?」ビクン

P「本当に大丈夫か〜?」ノゾキコミー

凛「……」イライラ

P「ん〜?」

凛「ふんっ」ドゴ

P「ぎゃああああ!!痛い!何で!?何で右ストレート!?」ゴロンゴロン

凛「ムカつくから」

P「あんまりだあああああああ!!!」ウワーン


おわれ
11 :◆Y0Lmk/CZYI 2018/02/13(火) 04:03:37.74 3zI0LVm0
ギャグ書きたかったんですがこの有様です……
HTML依頼出してきます

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/13(火) 04:16:36.96 hStZuwruo
勢いあって好き
おつおつ

高森藍子「お医者さんごっこ」

1 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 12:54:53.85 SDdybZm9O
※デレマス
ゆるふわ成分は用法・容量を守って正しく摂取してください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518407693
2 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 12:57:33.35 SDdybZm9O
茜「藍子ちゃん、お願いがあります!」

藍子「いきなりだね、何かな?」

茜「お医者さんになってください」

藍子「お医者さんに?私が?」

茜「はいっ!!」

藍子「あのね茜ちゃん、私は理系の科目はそんなに得意じゃないしまだ進路の事は全然考えてないんだけど」

茜「あー、いえいえ。藍子ちゃんに医学部に進んで欲しいわけではなくて今すぐお医者さんになって欲しいんです!」

藍子「??、えーと…茜ちゃん、順番に説明してもらえると助かるんだけどな」
3 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 12:58:40.54 SDdybZm9O
茜「はいっ!私達はこんど一緒に舞台でお芝居をすることになりました!」

藍子「うん、茜ちゃんと未央ちゃんと私で一緒に。頑張ろうねっ」

茜「はいっ!そして台本を読むうちに私はこの元のお話を見てみたいと思いました!」

藍子「わぁ茜ちゃん偉いね」

茜「ありがとうございます!それで本を借りようと文香ちゃんの所へ行ったのですが」
4 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:00:13.11 SDdybZm9O
文香「ありすちゃん、今日はどうしましたか?」

ありす「あの、胸がなんだか苦しくて…それにお腹の辺りもむずむずするようで苦しいんです」

文香「それは大変ですね、それでは私が診てあげましょう」

ありす「はい、よろしくお願いします」

文香「胸が苦しいというのはこの辺りですか」サワサワ

ありす「んっ…あっ…もっとしたの…ほう、……です」

文香「それではここでしょうか」サワサワ

ありす「はぁっ…んっ…んっ…そ、そこです……」

文香「私に触られてどうですか?」サギサワ

ありす「あっ、いいです…気持ちが、…楽に…ん、ん、あっ、んっ、もっと」

文香「胸部の圧迫、これは思春期特有の症状かもしれませんね。次はお腹を」ナデナデ

ありす「ひゃっ、んっ…あっ………んん…はぁ…」

文香「ここが苦しいのですか」

ありす「あっ、もっと下の方が…」
5 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:02:40.65 SDdybZm9O
茜「文香ちゃん!!本を貸してくださいっっ!!」

ありす「きゃぁ!」

茜「あれ、お取込み中でしたか」

文香「茜さん、こ、こ、これはロールプレイと言って与えられた役割の中で感情を込めて演技をすることでコミュニケーション能力を向上させたり非常事態における対応をスムーズに行う為のトレーニングで外国語学習や企業の接遇教育はては看護の現場でも使われている演習メソッドで心理学者のクルト・レヴィンが1946年に労働差別問題を撤廃するためのワークショップを開いたのが起源と言われる歴史と伝統と信頼と実績の手法であり、決して普段ツンと済ましたありすちゃんの表情が私の指でガスバーナーに炙られたかき氷みたいに融けていくのを見ていたわけでは」

茜「文香ちゃん、今日はとても早口ですね。よく分かりませんが何をしていたんですか?」

文香「つまりですね」

茜「つまり?」

文香「演技のレッスンです!!」

茜「おおっ!あれは演技のレッスンだったんですかっ!」

文香「そうです!今度私はドラマで女医の役を演じることになりありすちゃんにレッスンを手伝ってもらっていたんです!」

6 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:05:03.11 SDdybZm9O
茜「というわけです」

藍子「つまり文香さんはお医者さんの役作りの為に演技のレッスンをしていたんだね」

茜「はいっ、お医者さんの役を演じるためにお医者さんになりきる。さすが文香ちゃんですっ!」

藍子「う、うん」

藍子「(文香さんが何をしてたか茜ちゃんの話だけじゃよく分からないけど)」

茜「ところで藍子ちゃん、舞台で私はどんな役をするのでしたか」

藍子「たしか病弱な男の子だよね」

茜「はいっ!男の子というのは難しいかと思いましたが、そこは心配ないと舞台監督さんに太鼓判を押されました!」

藍子「私も男の子の役なんだけど、茜ちゃんを参考にすればできると思うよ」

茜「しかし、問題なのは病弱という設定です!なにせ私は病気というものをほとんどしたことが無いのですっ!」

藍子「それは良いことだけど役作りが難しいかな?」

茜「はいっ!病弱な人の気持ちが分からないのです!しかし、文香ちゃんのおかけでヒントが掴めました」

藍子「ああ、それで私がお医者さんに?」

茜「はいっ!藍子ちゃんにお医者さんになってもらって私が患者になれば病気の人の気持ちが分かるかもしれません」

藍子「そういう事だったんだね」

茜「本当は文香ちゃんにお医者さん役をお願いしようと思ったのですが、なぜかありすちゃんが物凄い表情でにらんでいる気がしたのでやめました」

藍子「あ、あはは」
7 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:06:58.19 SDdybZm9O
藍子「じゃあ私がお医者さんの役をやってみるね」

茜「はいっ、お願いしますっ!」

藍子「こほん、患者さん今日はどうされましたか?」

茜「今日は…病気になりました!」

藍子「病気…えーと具体的に症状は?」

茜「症状?はて?」

藍子「ほら、熱が出たとか身体がだるいとか、くしゃみがひどいとか」

茜「いえ、特にありません!」

藍子「喉か痛いとかは?」

茜「全然ありません、絶好調ですっ!!」

藍子「食欲は?」

茜「はいっ!今朝はご飯を3杯食べました!」

藍子「朝からお茶碗3杯は少し多いがするけど茜ちゃんにしたら控えめなのかな?」

茜「いえ、お茶碗でなく丼で3杯です!」

藍子「多すぎるよ!健康そのものでしょ!」
8 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:08:42.54 SDdybZm9O
茜「どうでしたか!病弱らしく出来てましたか!?」

藍子「全然できてないよ!」

茜「なんと!」

藍子「どうしたらいいんだろう。あっ、そういえば前にゆかりちゃんが…」

茜「藍子ちゃん、どうかしましたか?」

藍子「茜ちゃん、後ろを向いてくれるかな?」

茜「はい!こうですかっ!」

藍子「ちょっとごめんね、そのままじっとしていてね」

茜「えっ、藍子ちゃん。なにをするんですか。あっあっ」

藍子「どうかな、ポニーテールを解いて髪をおろしてみたんだけど」

茜「な、なんだかいつもと感じが違って恥ずかしいです…」

藍子「あれ、茜ちゃん顔が赤くなってるよ」

茜「そ、そうですか?」

藍子「茜ちゃん身長もあまり高くないしこうやって髪をおろすと本当にお人形さんみたいで可愛いね」

茜「そ、そんな可愛いなんだなんて」

藍子「今の気分はどうかな」

茜「なんだか頭がぽーっとして…いつもより気合が入らないみたいです」

藍子「うん、ちょっと病気の気分に近づけたかな」

茜「はっ、これが病弱な人の気分ですか?」

藍子「うーん、少し違うと思うけどこの状態でもう一度レッスンしてみようか」

茜「はい、よろしくお願いします」
9 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:09:39.26 SDdybZm9O
藍子「それじゃあ手を出してもらえるかな」

茜「手を、こうですか?」

藍子「茜ちゃんの手首に私が指を当てて脈を診るからね」

茜「脈を…」

藍子「うん、こうやって茜ちゃんの血管がとくとくとくって動くの。ちょっと早いかな?」

茜「な、なんだか藍子ちゃんに手を触られているとどきどきしてしまいまして」

藍子「ふふっ、いつもの茜ちゃんと違うね。ちょっとは病人らしくなってきたかな?」
10 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:10:59.52 SDdybZm9O
未央「さーて、今日もレッスン頑張ろう。オーディションに合格してあーちゃんと茜ちんと三人で舞台に立てるんだから張り切って練習しないとね」

未央「おっ、二人とも先に来ているみたいだね。どれどれちょっと様子を覗いて…」

未央「!?」

未央「こっちに背中を向けているのはあーちゃんだよね、そしてその向こうにいるのが茜ちん?なんだか髪を下ろしていつもと雰囲気が違うけど。なんだか顔を赤らめてしおらしい様子だし」

未央「はうっ!あ、あ、あーちゃんが茜ちんの手を握って!茜ちんも頬を染めて乙女のように恥じらっている!」

未央「こ、こ、これはもしかして」

未央「前にネットで検索したときに私とあーちゃんのあーんなイラストやこーんな小説がたくさん見つかったけど」

未央「もしかしてアイドルの世界ってやっぱりそういう…」
11 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:12:08.73 SDdybZm9O
藍子「それじゃあ今度は茜ちゃんのお熱を測ってみようか」

茜「熱をですか、体温計でも使いますか?」

藍子「さすがに体温計の用意はないから、ちょっとごめんね茜ちゃん」

茜「あ、前髪をかきあげていったい何を」

コツン

藍子「ほら、こうやっておでこをくっつけたら熱が分かるでしょ」

茜「はい、藍子ちゃん」

藍子「なあに?」

茜「藍子ちゃんっていい匂いがしますね」

藍子「も、もう!何言ってるの茜ちゃん。これは演技の練習なんだから。ほら、恥ずかしがらないで」

茜「す、すみません」

藍子「茜ちゃんの体って暖かいね。普段から体温が高いのかな?」

茜「そ、そうですか?自分ではよく分かりませんが」

藍子「でもやっぱり熱はないかなあ」
12 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:13:27.78 SDdybZm9O
未央「はあぅ!こ、今度は二人が顔を近づけて、き、き、き、ちゅ、ちゅ、チューをして」

未央「やっぱり二人はそういう関係、いったいいつからそんな深い仲に」

未央「どうしよう、友達同士だと思っていたら恋人だったなんて、これからどんな顔して二人に会えばいいんだろう」

未央「いやまてまて友情番長本田未央!二人が真剣に交際してるならそれを見守るのが友達の役目じゃないか!」

未央「あーちゃん、茜ちん、どんな事があっても私達の友情は不滅だからね」
13 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:14:18.86 SDdybZm9O
藍子「それじゃあ茜ちゃん、今度は舌を出してみて」

茜「した?ベロのことですか?」

藍子「そう、口をあーって大きく開けて私に舌を見せてね」

茜「はい、あー」

藍子「うん、綺麗なピンク色だね。健康そのものって感じだよ。ちっちゃくてプニプニして可愛いな」

茜「あ、藍子ちゃん。口の中をそんなにみられたら恥ずかしいですよ」

藍子「あ、ほらだめ。これは診察なんだから。病気の人は大人しくお医者さんの言うことを聞いてください、ねっ」

茜「わ、分かりました」
14 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:15:27.55 SDdybZm9O
未央「今度は…あーちゃんが茜ちんの顔を上から覗き込むような体勢になって」

未央「はっ!し、茜ちんが舌を出して」

未央「こ、これは噂に聞く、べ、べ、べろ、ちゅ、ちゅちゅちゅ」

未央「だめだよ、あーちゃん。私達まだじぇいけーなのに、そんなにディープでアダルトな行為をしたらっ!」

未央「おおう、あーちゃんたちは私の知らないところでそこまで進展していたんだね」

未央「私は陰ながら二人が大人の階段を登っていくのを見守ることにするよ」
15 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:17:27.12 SDdybZm9O
〜レッスン後〜

藍子「未央ちゃんどうしたの?今日はなんだかぼっーとして、レッスン中も何かうわの空だったし」

未央「あ、うん。ごめんね、なんだか集中できなくて」

未央(言えない、あーちゃんたちのあんなシーンを見てしまったからなんて)

藍子「なにか心配ごとがあるなら遠慮なく言ってね。私で良ければ相談に乗るから」

未央「あーちゃん…」
16 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:18:48.96 SDdybZm9O
未央「(そうだね、二人の仲を見守ると誓ったからにはいつかは聞かなきゃいけないことだし。このまま抱え込んであーちゃんに余計な気遣いさせるわけにもいかないし)」

未央「あのね、あーちゃん」

藍子「なあに未央ちゃん」

未央「実はさっきレッスンが始まる前にあーちゃんと茜ちんが、その、二人でしてるのを見ちゃってね」

藍子「えっ、あれ見られてたの?もう、恥ずかしいなあ」

未央「いやね、私は別にいいと思うんだよ。ただレッスン場でするのはどうかと思ってその…」

藍子「そうだね、今度は私の家に茜ちゃん呼んでしようかな」

未央「家で!二人きりで!」

藍子「うん、その方が集中できると思うから」

未央「二人きりということはもっと本格的なことも」

藍子「そうだね、さっきは急だったからいろいろ用意できなかったけど」

未央「道具も使うの!?」

藍子「やっぱり気分を出すためには茜ちゃんにパジャマとか着せたほうがいいのかな?」

未央「パジャマで!」
17 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:21:02.76 SDdybZm9O
未央「あ、あのさ、あーちゃんはああいう事は慣れているの?」

藍子「えっ、私が(診察)したのは初めてだよ」

未央「初めてで!あんなに!」

藍子「あっでも(診察)された事は何度かあるからそれを思い出したらけっこう上手くできたみたい」

未央「されたこともあるの!」

藍子「うん、小さい頃にね近所に優しくて綺麗な(女医の)先生がいてね」

未央「小さい頃から!?、先生に!」

藍子「うん、覚えてるのは5歳くらいの時かな」

未央「5歳!」

藍子「最初は痛い事されるかなってちょっと不安だったんだけどとっても優しくしてくれたから、それから(病院行くのが)好きになったんだよ」

未央「そんなに早くから目覚めて!」

藍子「(お医者さんが好きとか)ちょっと変かな?」

未央「いや、それは人それぞれだから…別にいいと思うよ」

藍子「それでね、そのお姉さんにしてもらった事を思い出しながら茜ちゃんにしてあげたんだよ」

未央「あーちゃん…英才教育を受けてきたんだね」

藍子「そんなことないよ、よくある事だと思うけど」

未央「いやいや、全然普通じゃないよ!」
18 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:22:54.68 SDdybZm9O
藍子「でも、未央ちゃんが元気なかったのはそのせいなの?私と茜ちゃんがしてるのを見たから?」

未央「ま、まあ、そうなんだけど。いやいや私はいいと思うんだよ。ただいきなりだったからビックリしたというか」

藍子「(私と茜ちゃんが演技の練習してるのを見てどうして未央ちゃんが落ち込むんだろう?あっ、もしかしたら)」

藍子「ねえ未央ちゃん、もしかして未央ちゃんも(演技の)経験が少ないの気にしてるのかな?」

未央「えっ、まあ、私も年頃だしそういうのは興味あるわけだけど…」

藍子「やっぱりそうだったんだね。じゃあ私としてみる?」

未央「いやいやいや、それは茜ちんに悪いよ」

藍子「どうして?未央ちゃん(の演技)が上手くなれば茜ちゃんだって喜ぶと思うよ」

未央「そうなの!?」

藍子「茜ちゃんも未央ちゃんとしたいって思ってるはずだよ。みんなで仲良くやればきっと幸せになれるよ」

未央「どれだけラブ&ピースなの!」











19 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:25:45.50 SDdybZm9O
藍子「もしかして未央ちゃんは私とするのは嫌なの?」

未央「いやいや、嫌なんてめっそうもない!むしろお願いしたいというか」

藍子「じゃあ…今からしようか」

未央「今から!?それはさすがに心の準備が」

藍子「もう、恥ずかしがっちゃって」

未央「あ、あ…」

あーちゃんはそう言うと目の前に立ち、私の頬を両手で包み込んだのです。
彼女の澄み切った瞳に射抜かれて私はこれから起こる事をあーちゃんに委ねようと覚悟を決めたのでした。

藍子「ねえ未央ちゃん…」

彼女の柔らかそうなピンク色の唇から紡がれる言葉に私は全神経を集中していました。

藍子「私と一緒に…お医者さんごっこしませんか」
20 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:27:42.67 SDdybZm9O
これがゆるふわ無限力(大嘘)

最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは依頼出してきます。

女剣士「装備や道具を買うお金が心許ない」

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:31:17.018 xnU0k6T+0.net
フェラチオ
1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:30:24.162 SU3YUaEr0.net
女剣士「なんかパーッとお金稼いだりできないもんかね」

店長「んなもんあったら俺が先にやってるわ」

店長「あぁ、でもお前さんなら>>3で稼げるんじゃないか?」
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:37:22.366 dT2E761R0.net
死ぬまで絞りとる
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:35:46.475 SU3YUaEr0.net
女剣士「フェラチオ?何?私にして欲しいの?」

店長「最近ご無沙汰なんでね。500Gくらいでどうだい」

女剣士「まぁフェラだけでいいならいい額だけど。新しい防具買えるし」

店長「ほっ!話がはええな。さっそくこっち来てやってくれよ」

女剣士「えー、他にお客さん来たらどうすんのよ」

店長「今やってくれりゃ600出すぜ」

女剣士「うーん・・・」

どうするか>>12
16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:37:50.221 NnIgsMdQ0.net
店長死んだwww
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:42:30.576 SU3YUaEr0.net
女剣士「仕方ないにゃあ、いいよ」

店長「やったぜ」

女剣士「どうせいつも通りすぐ出しちゃうだろうしね」

店長「その分すぐ復活するからな!色つけてやったんだ、まさか一発でおしまいとか言うなよ?」

女剣士「強気だねぇ。じゃあ今日は音を上げるまでしゃぶってあげるよ」

店長「よーし、じゃあカウンターの下で俺のムスコに頭を垂れてくれよ」

女剣士「早漏の癖にSっ気あるんだから、そりゃ嫁さんもイヤになるだろうね」

店長「うるせぇ!」
18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:46:03.164 SU3YUaEr0.net
ーーーー
ーー

店長「うぐっ、出るぞ!全部飲めよ!」

女剣士「んむっ・・・」ゴクッ

女剣士(一発目、と。今日は何回飲まされるのやら)

店長「よ、よし・・すぐにまた勃つからな・・・そのまま舌で舐め続けてくれよ・・・」

女剣士(今日も胃袋がザーメンで一杯になりそう)
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:53:45.991 SU3YUaEr0.net
ーーーー
ーー

店長「ふぐぅっ!?で、出るッッ!」

女剣士(だいぶ薄くなってきた)クチュクチュ、ゴクン

女剣士(13発とか、今までで最高記録だなぁ)

店長「ふっ・・・は、はぁ・・・・も、もう出ねぇ・・・」

女剣士「んじゃ、今日はこれでおしまいね。私も顎が痛くなっちゃう」

店長「か、金は・・・ほれ、持ってけや・・・」ゼェ、ゼェ

女剣士「ちょっとハッスルし過ぎじゃない?顔色悪いよ」

店長「へ、へへ・・・燃え尽きたぜ、真っ白にな・・・」ガクッ

女剣士「あぁ、もう・・・寝ちゃった」

女剣士「とりあえず約束のお金もらってくよ。またねー」

店長「    」
23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:57:16.493 lDWUbOq0d.net
レズプレイ
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 21:55:05.805 SU3YUaEr0.net
その後、数日して店長の訃報を聞いた。
特に病もなく、満足げな表情で眠るように死んでいたらしい。
サキュバスが現れたのではとの噂だし、たぶん私とは関係ないだろう。
友人を一人失った事については、やはりどこか寂しさを覚えた。


女剣士「さて、防具は揃えたものの今度は武器がオンボロになってきたなぁ」

女剣士「>>23でもしてまた稼ごうかしら」
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:05:38.435 8dZxRXcq0.net
女魔王(ロリ)
26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:03:14.098 SU3YUaEr0.net
女剣士「エッチな仕事が手っ取り早いけど、最近男相手ばかりでマンネリなんだよね」

女主人「珍しくうちに来たと思ったら何さ。私を誘ってるわけ?」

女剣士「女将さん、私の事買ってみる?」

女主人「冗談じゃない。天国の旦那に泣かれちまう」

女剣士「えー、私女将さん結構タイプだったんだけどなぁ」

女主人「他を当たりな」

女主人「あぁ、でも。>>28とかいう女が女を買いたいような事言ってたね」

女剣士「ほー」
32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:18:37.894 v/owiCip0.net
行かない
30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:15:16.514 SU3YUaEr0.net
ソレデネー、アノコノカレシガー
ウソー?ナイワー

ロリ魔王「はぁ、やっぱり人間の女はいいな。めちゃくちゃにしたいなぁ」

ロリ魔王「何人か誘拐していこうかなぁ」

側近「ダメですよ。また戦争がしたいんですか」

ロリ魔王「あー、そうなれば堂々と誘拐し放題だねぇ」

側近「そうしてまた勇者に全員寝取られちゃうんですね」

ロリ魔王「思い出させるのやめてよ・・・死んじゃいそうなくらい辛かったんだから・・・」

ロリ魔王「あーあ・・・どこかに適度にビッチな女転がってないかなぁ」

ロリ魔王「全裸にして市中連れ回したり穴という穴を犯してあらゆる体液垂れ流しにさせてやるのになぁ」

ロリ魔王「触手で口から胃袋から腸からお尻まで姦通させてこの世のものとも思えぬ快感を与えてあげるのに・・・」

側近「周りに聞こえてますよ」

ロリ魔王「ビッチならむしろ喜んで寄ってくるからいいのいいの」

女剣士(なんかヤバそうなんだけど本気で行くの?私)

>>32
34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:21:36.621 v/owiCip0.net
風俗
33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:20:47.752 SU3YUaEr0.net
女剣士(さ、さすがにあのレベルはまだ怖いわ・・・)

女剣士(ここは普通に>>34でお金稼ごう)
37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:25:11.ウンコ xznweixAa.net
マッチを売ろう
36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:24:34.035 SU3YUaEr0.net
女剣士「という訳で夜の街に繰り出してきたのだ」

女剣士「私はここで街娼をしてもいいし、特定のお店の門戸を叩いてもいい」

女剣士「さてさて、どうしよっかなぁ〜」

>>37
42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:37:08.260 8dZxRXcq0.net
ロリ魔王の魔力を打ち消してから犯す
39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:33:42.464 SU3YUaEr0.net
私は街娼や街娼を値踏みする男達を相手にマッチを売り歩いた。
寒空の下、来るとも知れぬ一夜限りの恋人を待ちぼうけする街娼達はその多くが煙草を吹かしていたし、男達も同様だった。
昼間の内に買っておいた煙草とマッチは彼女らに吸われるように売れていき、一夜限りの恋人達が宿の薄闇に消えていく頃には、その殆どが手元からなくなっていた。

思っていた以上の好成績に私は気分をよくしながら、女主人の営む宿へと帰る事にした。

さて、次は何をしようか。
>>42
44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:48:13.226 SU3YUaEr0.net
女剣士「魔封じの玉?なんだかいかにも胡散臭いわね」

商人「偽物もたくさん出回っているのは確かだがね。こいつは本物さ」

商人「かつては勇者が魔王城を覆う結界破りにも使われたという。その時の物はすぐ壊れちまったらしいが、質のいい物ならそれくらいは可能だって事だ」

女剣士「質のいい物ならっていうけど、それがそうだとはわからないんじゃない?」

商人「それはそうだ。産出量は多いとは言え、これも古代文明の遺物の端くれ。その性能を調べる事も容易じゃない」

女剣士「本物かも知れないけど、効果は毛ほどもないかも知れない訳ね」

商人「そうなるが、遺跡探索をするなら必ず一つは持って行くべきだね。いざという時為すすべもないようじゃただ死にに行くようなもんさ」

女剣士「ふぅーむ・・・」
47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 22:57:01.470 SU3YUaEr0.net
ロリ魔王「欲求不満」

側近「昨晩私とあれほど致したというのに・・・」

ロリ魔王「だってあんた、人間と違って普通に耐えるんだもの」

ロリ魔王「私はもっと壊れちゃうくらい感じて欲しいの」

ロリ魔王「もう限界だわ。街娼の一人くらいいなくなっても皆気づかないでしょう」

側近「いけませんよ。そのような危ない橋を渡っていただく為に人間の街を訪問している訳ではないのです」

ロリ魔王「無理よ、無理。こんなにストレスを溜めたら私の魔力が大爆発を起こすわ!」

ロリ魔王「そうしたらこの街はおろか、地表の七割が吹き飛ぶわよ!」

側近「そんな大げさな・・・」

ロリ魔王「だから世界を守る為にも、私は行く!」グッ

側近「え、あ、ちょっ!」

ドヒュンッ

側近「・・・あぁ、これはダメかも」
53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:11:21.429 8dZxRXcq0.net
使うがロリ魔王が最後の力を振り絞って
女剣士に肉棒を生やす
50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:07:17.187 SU3YUaEr0.net
女剣士「うぅ・・・あの商人、本当に口がうまかったなぁ」

女剣士「おかげでまたお金足りなくなっちゃった」

女剣士「ま、こうして何回か街娼をしていればすぐ稼げるでしょうけど」

ロリ魔王「ほう、お前街娼なのか」

女剣士「・・・あれ、誰かいると思って話してたけど」

ロリ魔王「私が聞いてた。そしてお前を買おう」

女剣士「・・・えっと、夜の街を裸で連れ回されるくらいならいいですよ」

ロリ魔王「ああ、そうだな。四つん這いにして夜の繁華街を散歩させるのもそそるな」

女剣士「流石に繁華街は恥ずかしい・・・」

ロリ魔王「だがまぁ、とりあえず私のこの触手をフェラしてくれればいい」

女剣士「本当にフェラだけ?それが伸びてきて私の中めちゃくちゃにしたりしない?」

ロリ魔王「大丈夫だ、心配するな」

女剣士「・・・」

分岐
魔封じの玉を今すぐ使うかまだ温存するか
>>53
54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:20:23.179 SU3YUaEr0.net
女剣士「そぉい!」

ペカー!!!

ロリ魔王「うおっ!まぶしっ!」

女剣士「め、目くらましにはなった!」ダッ

ロリ魔王「魔封じの玉か?ちょこざいな街娼だな」

ロリ魔王「だがまぁ、私の触手からは逃げられん」

ヒュッ   ガシッ

女剣士「ひぇっ!」

ロリ魔王「お前、なかなか胆力があるな。気に入ったぞ」

女剣士(やばいばいばい絶対やばい)

ロリ魔王「その体、私好みにしてやろう」

女剣士(なにこれ!魔力流し込まれてる!?)

ロリ魔王「ふふふ」
55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:28:13.276 SU3YUaEr0.net
ーーーーー
ーーー

女剣士「うぇぇ・・・」

ロリ魔王「しなやかな女の体にはやはりしなやかなチンポが似合うなぁ・・・」ホレボレ

女剣士「うくっ・・・こんなの、やだよぉ・・・」

ロリ魔王「さっきまでの威勢もなく泣きべそをかいて、全くお前は本当に私好みだな。もっと壊してやりたくなるぞ」

ロリ魔王「それじゃあまずはそのチンポを虐めてやろう」ニギッ

女剣士「ひゃっ!」ビクン

女剣士「や、やだ!離して!」

ロリ魔王「んお!?」

パシーン   ドサッ

女剣士「あ、あれ・・・?」

ロリ魔王「・・・・お?」

ロリ魔王「なんだ?腕力は弄ってないはずだが・・・」

女剣士(・・・なんかこの魔王、人間の女の子みたいに軽い?)
56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:34:27.807 SU3YUaEr0.net
女剣士(もしかして魔封じの玉、しっかり効いてる?)

女剣士(魔王の魔力の量が多すぎてすぐに全部封じきれなかったとか、だったり・・・)

ロリ魔王「ぬ・・・なんだこれは。身体がいやに重く・・」

女剣士(・・・どうせ効いてなかったのなら、どっちにしろもう助からないし)

女剣士(何より、魔王に植え付けられたらこれが・・)ドクン、ドクン

ガシッ

ロリ魔王「な、なんだ?離さんか女!」

ロリ魔王「くっ・・・なぜこんなにも力が・・・」

女剣士「あんた・・・私にこんなもん生やして・・・」

女剣士「こうされたかったんでしょ・・?」

ツプ

ロリ魔王「ひゃっ」
59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/01(水) 23:48:51.704 SU3YUaEr0.net
魔王に植え付けられたしなやかで長いペニスは、まるで自分専用の入れ物であるかのようにするりとその中へ侵入していった。
人間の幼子としか思えぬ魔王の身体は、驚く事にその長大なペニスを根本までくわえ込み、歓喜するように律動してペニスを悦ばせた。
魔王自身は自分の身に起きた異変に激しく動揺している様子で、同時に私の中に芽生えたばかりの新たな繁殖欲に脅えるようだった。

涙を浮かべながら、やめるよう懇願する幼子の姿が私の黒い欲望を心地よく刺激する。
私は普段自分がされる腰つきを、教え込むようにゆっくりと繰り返す。

二十、三十とペニスの出し入れを繰り返す頃には幼子も最早観念したようで、私に身体の中を味わわれる事に必死に耐えているようだった。

そのいじらしい姿が嗜虐心をそそり、気付けばお互いの熱い吐息が重なり合う程まで近づいていた。
幼子がちらり、と薄く目を開けこちらを確認したのを見て、私は抑えきれずに、甘く潤んだその唇に食らいつき、またその口内を味わい尽くすように蹂躙したのを誰が責められよう。

この女の口はそのためにあるのだ。
私に甘美な感覚を与える為だけの女なのだこいつは。
いつしか私の中に生まれた野獣が、私の思考にまで食い込んできているようだって。
67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:05:41.877 qsL/UODa0.net
ペニスの長さに比例して、私の腰を振る深さも大きかった。
すっかり私に堪能された唇を離し、今度は幼子の身体を大きく動かすようにすると、案の定、その小さな身体は激しく揺さぶられ、最奥を小突かれる度に快楽を押し付けられているとしか言いようのないあえぎ声が漏れた。
その軽い体は私でさえ楽々と動かす事ができ、音さえ無ければ私が人形を相手に自慰をしているようにすら見えただろう。
それ程に私のピストン運動は激しく、容赦がなかった。

不意に何かが身体の中を上り詰める感覚に襲われる。
それが射精だと気付けたのは、ピストンの最中につなぎ目から漏れ出た精液の香りだけで、ペニスはなお堅さを保ち続けていた。
二度、三度と、これまでにない爆発的な快楽の波が私を満たした頃、ようやく私は疲労を感じ、まるで自分の獲物を外敵に取られまいとするように幼子を抱きかかえ、小休止をとった。

幼子が何か言葉を漏らすが聞き取れず、代わりに私はそのかじりつきたい程に可愛らしい耳へ呟いた。

お前は「私の物だ」と。
70 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:16:11.179 qsL/UODa0.net
ーーーーー
ーー

城のテラスから城下町を眺めながら、ふと、あの時商人から買った魔法の玉は果たして本当に魔封じの玉だったのだろうか?と考えていた。
あの後明るくなってからも辺りを探してみたが、それらしき物も、その欠片もなく、私の知覚能力をもってしても探し出す事が出来なかった。
ただ一つわかっているのは、力はそのままに、受け皿が変わったという事だけ。
真実はわからなくなってしまったが、今ここに残った事実だけは覆しようもない。
長く風に当たっていた私を心配してか、側近と、年端もいかぬ見てくれの妻がテラスに顔を出した。
直に多種族の長が集まる会議が開かれる。
そこで正式に、私は諸外国からも認められる事だろう。
かつては道端に咲く野花と変わらぬ、一介の剣士に過ぎなかがった。



女魔王「この私を」





終わり
72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:18:35.051 d9JqxzHE0.net
よかった乙
73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/02(木) 00:28:58.263 MbxcULa80.net
地の文描写が素晴らしかった乙

希「魔女集会で会いましょう」

3 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:20:39.59 Jv/bGB1P.net
...ポワン

希「...ふぅ、薬の調合はこんなものかな」

希「さて、出かけよか」

ガチャ

希「...あれ?」

「......」

希「....お嬢ちゃん、どうしたんや?」
4 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:24:27.39 Jv/bGB1P.net
「えっと....道に迷って」

希「そう...手伝う?」

「っ.....な、何を」

希「ロープを服のなかに入れてるのバレバレやで?」

「っ!?....っ」

希「こんな森までロープもって来たってことは首吊りに来たんやろ?でも、いざ怖くなって帰ろうとしたら道がわからなくなった、違うん?」
「っ....あ、そ、それ....は」

希「図星みたいで結構、それで死にたいんならウチが簡単に死ねる毒でも作るけどどうする?」

「どっ、毒!?」
5 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:26:15.59 Jv/bGB1P.net
希「そっ、ウチが何者かわかる?」

「......あっ、もしかして...森の、魔女....」

希「そう、占いから魔術、はたまた毒の研究まで全てをこなすプロフェッショナルな『森の魔女』こと希ちゃんや!」

「....『森の魔女』に会うから森には入っちゃいけないってお父さんが言ってた...」

希「そう、それが街でのルールやん、首吊り言うてもなんでこんな森なんか入ってきたんや、ウチに魂取られても知らんで?」

「.......」

希「?」

「お父さんとお母さんは....もういないの」
6 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:30:46.14 Jv/bGB1P.net
希「......」

「私の...私のせいでお父さんもお母さんも死んだ、私は不幸の子なの...だから生きてちゃいけないの」

希「だからここへ首を吊りに?」

「......」コクン

「ごめんなさい、森の魔女さん、私に毒をください」

「やっぱり、私は死ななきゃいけないから....」

希「.....うん、決めた!」

「?」

希「お嬢ちゃん、ウチで働かない?」

「えっ!?」
8 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:37:00.25 Jv/bGB1P.net
希「ちょうどお手伝いさんが欲しかった所なんよ〜」

「で、でも私と一緒にいると不幸に....」

希「黒魔術にも手出してるウチにそんな小娘ごときの不幸が効くかい!」ニッ

「っ....でも.....」

希「それにウチの薬はとーーーーっても高いんや、お嬢ちゃんに払える額やないで?」

「そ、そんな....」

希「まあ、ウチで働いて買えばええんやないか、コレは弾むよ?」ニシシ

「う、うぅ....」

希「さっ、選択肢は2つや、このまま道に迷って苦しい思いして餓死するか、それともウチをちょこ〜っと手伝って楽に死ぬか、どっちがいい?」

「えっと....あの、その.....わ、わかりました、働きます....」
12 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:40:26.52 Jv/bGB1P.net
希「よしっ、じゃあそういうことで!あなたの名前は?」

「ぜ.....善に子供で善子です」

希「...うーん、魔女の召し使いにそんな明るい名前いらん!」

「え、ええ!?」

希「そうやねぇ....よし、今からお嬢ちゃんの名前はヨハネや!」

「ヨハネ?」

希「そう!よろしく、ヨハネちゃん!」

ヨハネ「は、はい....」

希「〜♪」

希(そろそろ大きな魔術も開発したいところやったしお手伝いさんが欲しかったんよな〜、これはウチついてるなぁ♪)
13 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:43:37.24 Jv/bGB1P.net
それから何年も経って.........

ピカー(水晶が光る)

希「おーい、絵里ち」

絵里「希じゃない、どうしたの?」

希「いやー、近況でも聞こうと思って」

絵里「そうね、また新しいのが出来そうだわ」

希「また?凄いやん」

絵里「希こそ、あの魔術そろそろ完成しそうなんでしょ?あれこそ凄いわ、みんな注目してるわよ」

希「うん、まあ10年もかかっちゃったけどね」

絵里「10年なんて魔女に取っちゃ大した時間じゃないでしょ?」

希「うーん、昔はそう思ってたんだけど...」

「のーぞみー!!」
14 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:46:35.05 Jv/bGB1P.net
絵里「あら」

希「ヨハネ、どうしたん?」

ヨハネ「この魔導書、完っっっっ璧に理解したわ!!これで私もあなたみたいに魔女に」

希「はい、じゃあ次はこの本理解してね」

ヨハネ「またぁ!?一体いくつ読ませるのよ!!?」

希「まだまだたくさんあるんよ、まさか本気でその本くらいの知識量で魔女になれるって思ってたん?」クスクス

ヨハネ「っっっ〜〜〜///ふんっ、そんなことぜんっっっぜん思ってないから!見てなさいこの本も速攻で理解してやるんだから!!」

ドタドタ

絵里「.....ヨハネちゃん大きくなったわねぇ」

希「態度も大きくなったみたいやけどな、昔の大人しいヨハネは何処行ったのやら...」ハァ
16 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:53:17.01 Jv/bGB1P.net
絵里「あの本、魔女の本の中でもけっこう難しい部類の本でしょ?もう魔女になってもいいんじゃない?」

希「......魔女になると成長止まるやん」

絵里「えっ?」

希「子供の成長を見れるのも、親の特権やろ?」

絵里「あらあら....」

希「....///」カアァ

絵里「すっかり大人しくなっちゃって、昔は随分やんちゃしてた癖に♪」

希「そ、それは....」

絵里「ただの雑用にするはずが愛着が沸いて親の気持ちに芽生えちゃうなんてねぇ....穂乃果達が聞いたらどんな反応するのかしら♪」クスクス

希「絵里ち、からかわないでっ!!」
17 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 22:59:09.65 Jv/bGB1P.net
ドタバタ

ヨハネ「あっ、そういえば!!」

希「ひゃっ!ど、どうしたんや...?」

ヨハネ「今度の魔女集会、絶対ついていくからね!」

希「...えー」

ヨハネ「今のうちに色んな魔女さんに私の顔売っておくんだから!!お願いね!」

希「あー.....はいはい考えておきまーーす」

ヨハネ「〜〜〜っ、もう希なんて知らないっ!!!」

ドタドタ

絵里「ふふっ、本当に騒がしい子、希がこんなに明るくなったのもきっとあの子のお陰ね」

希「〜〜〜っ///、もうっ、そろそろウチも用事あるから!」

絵里「ふふっ、はいはい♪」

希「そ、それじゃあ!」

絵里「はいはい、今度の魔女集会でヨハネちゃんに会えるのを楽しみにしてるわ」

希「....そうやね」


希「また魔女集会で会いましょう」

終わり
21 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 23:07:58.71 Jv/bGB1P.net
おまけ
希「....ねぇ、ヨハネ」

ヨハネ「?」

希「もう毒はいらない?」

ヨハネ「えっ?」

希「........」

ヨハネ「それは....」

希「....っ」

ヨハネ「私は運を上げたり下げたりするような魔具をメインに作りたいって前から言ってるでしょ?そりゃ毒の製造も魔女には必要だけど....教えてくれるなら先に魔具のことを教えて欲しいわ」

希「.....」

ヨハネ「どうしたのよ?」

希「べっつにー♪」

ヨハネ「何よ、やけに嬉しそうね....」

終わり
22 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 23:10:46.38 Jv/bGB1P.net
素敵なタグがあったのでちょっと設定違うけど書いてしまった
Twitterだとビフォーアフターみたいな感じだったけど間の物語を妄想するのも楽しいので 今度思い付いたら書いてみたいです
ありがとうございました
25 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 23:39:11.70 9qrrl53.net

【ガヴドロ】ヴィーネ「ガヴとサターニャが同棲……?」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:16:23.712.net
ヴィーネ「ガヴ! サターニャ! 本当なの!?」

ガヴ「本当だぞ」

サターニャ「ええ」

ヴィーネ「どうして!?」

ガヴ「どうしてって……。金のためだよ」

サターニャ「私達ってゲームだったり魔界通販だったりにお金使うでしょ。」

ガヴ「だから、同棲して家賃だったり電気代を折半して使えるお金を増やそうって二人で考えたんだ」

サターニャ「そういう事よ!! 宿題も二人でやるから半分の時間で終わるわ!!」

ガヴ「殆んど私がやってるけどな」

ヴィーネ「ガヴ、サターニャに毎日毎日勝負してって言われたりいたずらされたりして迷惑でしょ?」

ガヴ「私に何かちょっかいかけるのは週一って約束したんだ。むしろ頻度が減って喜んでるぞ」

ヴィーネ「…………。サターニャ、夜中ガヴがゲームしててうるさくて眠れないんじゃない?」

サターニャ「全然。別の部屋で寝てるから全然気にならないわ」

ガヴ「サターニャは寝室で、私はリビングで寝落ちしてるから問題ない」

ヴィーネ「お互いに何か不満はないの!? これだけは許せない! みたいな」

ガヴ「特になよな?」

サターニャ「ええ」

ガヴ「しいて言えば意外とサターニャが口うるさいくらいだな。ヴィーネ程じゃないけど」

サターニャ「ガヴリールがだらしないからでしょうが!!! ガヴリールの歩く後歩く後片付けてるのよ!!」

ヴィーネ「へぇ」
2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:16:54.606.net
ヴィーネ「何て事があったのよ!!」

ラフィ「知っていますよ。毎日千里眼で覗いていますもの」

ヴィーネ「本当!?」

ラフィ「え、ええ(顔が近いです……)」

ヴィーネ「それって私も見れる!?」

ラフィ「水晶に映せば可能ですが……」

ヴィーネ「今日ラフィの家に行くわね!!!!!」
3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:20:25.354.net
夜ラフィの家

ヴィーネ「早速見ましょう!!」

ラフィ「ええ」

ボワァン
4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:22:47.553.net
サターニャ『ガヴリール、背中流して』

ガヴ『OK』ゴシゴシ

サターニャ『ふぁあ。気持ちいい』

ガヴ『次は私の背中流せよ』ゴシゴシ

サターニャ『分かってるわよ』

ガヴ『どこかかゆい所はあるか?』ゴシゴシ

サターニャ『左肩のあたり』

ガヴ『ここら辺?』ポリポリ

サターニャ『そうそう、そこら辺』
6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:24:46.805.net
ヴィーネ「一緒にお風呂入ってたわ……」

ラフィ「毎日一緒に入ってますよ」

ヴィーネ「毎日!? ガヴはたまにしかお風呂に入らないはずでしょ!!」

ラフィ「一緒に住むには匂いがきつすぎると言われて仕方なく毎日入るようになったそうです……」

ヴィーネ「ガヴの匂いはきつくなんか! きつくなんか……。きつくなんか……」

ラフィ「分かりますよ、ヴィーネさん。何日お風呂に入ってないのか匂いで分かりますね」

ヴィーネ「うぅ……。不潔よ!! 二人でこんな……お風呂なんて」

ラフィ「私達だって温泉に行った時に一緒にお風呂入ったじゃないですか」

ヴィーネ「それとこれとは別よ!! 絶対に何かエロい事をするに決まってるわ!!」

ラフィ「エロい事だなんてそんな事するわけないじゃないですか」

ヴィーネ「いいえ、絶対にするわ。見てなさない!!」
7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:27:05.022.net
サターニャ『ご飯出来たわよ。食べなさい』

ガヴ『うん。置いといて』

ヴィーネ「自炊してるの!? あの二人が!?」

ラフィ「ええ。ガヴちゃんがカップ麺ばかりを食べているのをいたたまれなくなったサターニャさんが料理を始めたんです。それで、今となっては二人で料理をする事も珍しくありません」

サターニャ『せっかく大悪魔である私が天使であるガヴリールのために作ったんだから、温かいうちに食べなさいよっ!!』

ガヴ『うん』

サターニャ『まったく……空返事ばかりして! 冷めちゃうわよ!!』

ガヴ『うん』

ヴィーネ「完全に熟練夫婦じゃない!! 会ってから2年も経ってないのよ!!」

ラフィ「そんな、私に言われても困りますよ」

ヴィーネ「絶対この後エロい事するわよ!! 見てなさい!!」

ラフィ「だから、エロい事なんてしませんよ」

ヴィーネ「するの! 横になってるガヴの身体を触ったり、お皿洗ってるサターニャのお尻を触ったりするわ!!」

ラフィ「だからしませんって」

ガヴ『不味い。冷めてる』

サターニャ『出来立てを食べないからよ。チンしてくるから渡しなさい』

ガヴ『うん』

ヴィーネ「もうすぐエロい事するわ。エロい事……」

ラフィ「ヴィーネさん、すごい剣幕ですよ」
8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:28:34.818.net
サターニャ『あっち!』

ガヴ『大丈夫か、サターニャ!!』

サターニャ『熱い……。火傷したかも、早く冷やさないと!!』

ガヴ『待て、私が治してやる』ピカ

サターニャ『あ、痛みが消えた』

ガヴ『これで一体何回目だよ。料理で怪我するたびに治してやって。これするとお腹すくんだぞ』

サターニャ『…………』ショボン

ガヴ『次からは気を付けろよ。サターニャの料理、最近美味しくなってるから楽しみにしてるんだからな。怪我して作れなくなると私が困るから治してやってるんだからな。そんなに落ち込むなよな!!』

ヴィーネ「いいの!? 天使の力使って怪我治していいの!? 研修中にするのは駄目なんじゃないの!!!!」

ラフィ「人間に対してするのは禁止されていますが、天使や悪魔に対してするのは禁止されていません」

ヴィーネ「そんな……。明日ガヴの前で大怪我するわ!! それでガヴに治してもらうのよ……」

ラフィ「やめて下さい。落ち着いてください」

ガヴ『うん、美味しいな』モグモグ

サターニャ『出来立て食べればもっと美味しかったのよ!!』
9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:31:17.217.net
ガヴ『ふぁ〜あ』コクンコクン

サターニャ『ねむいの?』

ガヴ『誰がこんな早い時間に』zzz

サターニャ『ほら、布団に入りなさいよ!!』

ガヴ『おんぶ』

サターニャ『なんで私がそんなことしなきゃいけないのよ!!!!』

ガヴ『眠い。布団に入る元気ない』

サターニャ『だからってねぇ』

ガヴ『……』zzz

サターニャ『ほら、おんぶしてあげるから起きなさい!!』

ガヴ『……』zzz

ヴィーネ「おんぶ!? ガヴはサターニャにおんぶされてるの!?」

ラフィ「落ち着いてください、ヴィーネさん」

ヴィーネ「なんて羨ましい!!」

ラフィ「え?」

ヴィーネ「私もサターニャにおんぶされたい!!」

ラフィ「あのう、ヴィーネさんはサターニャさんに嫉妬していたのではないですか?」

ヴィーネ「どっちも羨ましい!!」

ラフィ「ええぇ」

ヴィーネ「この後ベットに入ってエロい事するのよ。どっちも羨ましい!」

ラフィ「ヴィーネさん、だから落ち着いてくださいよ」

ヴィーネ「この動画録画できないの?」

ラフィ「水晶をビデオカメラで取れば可能ですが」

ヴィーネ「貸して! ビデオカメラ貸して!!」

ラフィ「いいですけど、撮って一体どうするんですか?」

ヴィーネ「エロい事撮って何度も見返すのよ!!」
11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:35:22.590.net
サターニャ『zzz』スースー

ドスン

ガヴ『痛っ! ん?なんだよ?』

サターニャ『zzz』スースー

ガヴ『おい! サターニャ起きろ!』

サターニャ『……ん? 何?』

ガヴ『サターニャ寝相悪いぞ』

サターニャ『え? ええ』

ガヴ『気を付けろよ』

ヴィーネ「今サターニャが蹴ったのってガヴの太ももだったわね? サターニャってつまりガヴとそう言う事をしたいって事かしら!?!?」

ガヴ『zzz』スースー

ドスン

サターニャ『痛い……。ちょっとガヴリール!』

ガヴ『ん??』

サターニャ『今私の事叩いたでしょ。気を付けてよね』

ガヴ『? ああ』

ヴィーネ「今ガヴが叩いたのってサターニャの胸だったわね? ガヴってつまりサターニャとそう言う事をしたいって事かしら? これは見逃せないわ!!」
12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:39:12.258.net
翌朝

ピヨピヨ

ヴィーネ「結局何もなかったわ。今倦怠期なのかしら?」

ラフィ「ふぁあ〜あ。ヴィーネさん、ガヴちゃんとサターニャさんどうでしたか?」

ヴィーネ「何もなかったわ。何もなかったのよ!! ねぇ聞いて!!」

ラフィ「なんですか?」

ヴィーネ「二人ったら寝相が悪くて体がぶつかり合うのに別々で寝ないのよ!! 一体どういう事よ!? 絶対エロい事するのよ!!」

ラフィ「はぁ。今までガヴちゃんは床で、サターニャさんは布団で寝ていましたから、また別々で寝るという発想がないのではないでしょうか?」

ヴィーネ「それは良かったわ!! エロい事する前に別々に寝られたら困るものね!!」

ラフィ「ヴィーネさんの思考が分かりません……」
13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:44:06.668.net
放課後

ヴィーネ「ふぁ〜あ。昨晩ずっと起きてたから眠いわね。あ、今日確かガヴのシフトの日だったわね。エンジェル珈琲に行きましょう」
15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:48:04.685.net
カランカラン

ヴィーネ「ガヴ、来たわよ……ん?」

ガヴ「へいらっしゃい」

サターニャ「いらっしゃしゃせ!!」

ヴィーネ「え? どうしてサターニャが制服着てるの?」

サターニャ「最近ここで働き始めたのよ!!」

ガヴ「二人でシフト増やせば使える金が増えるだろ」

ヴィーネ「ええ、そうね…………」

マスター「いつものブレンドコーヒーかい?」

ヴィーネ「いいえ。眠いから店一濃いブラックコーヒー下さい」

ガヴ「ヴィーネが寝不足なんて珍しいな」

サターニャ「なんかあったの?」

ヴィーネ「ええ。ちょっとね」
17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:50:58.522.net
ラフィの家

ヴィーネ「今日こそ何か事件を起こすわ。今日こそ今日こそ……」

ラフィ「また寝不足にならないように気を付けて下さいね」

ヴィーネ「大丈夫よ。録画してあるから、重要な所以外は早送りで見るわ」

ラフィ「はぁ、そうですか」

ヴィーネ「今日は一体何をするのかしらねぇ?」

サターニャ『ガヴリール! パフェが出来たわよ!!』

ガヴ『うわ! 美味しそうだな!!』

サターニャ『溶けないうちに食べなさいよ!!』

ガヴ『分かってるって!!』

ヴィーネ「サターニャがガヴのためにスイーツ作り!? 私だってサターニャの実家でケーキ食べた事ある程度なのに! クリスマスの時でさえ私が作ったスポンジを生クリームでデコレーションしただけだったのに!」

ラフィ「ええそうですね」

ヴィーネ「ガヴリールは!! サターニャが!! 一から作った!! パフェを!! 食べられるっていうの!!!!!!!」

ガヴ『美味しい!! サターニャが作るお菓子は最高だな!!』

サターニャ『そうでしょ! ガヴリールがどうしてもって言うなら特別にまた作ってあげてもいいわよ!』

ガヴ『どうしても!!』

サターニャ『早っ!!』

ヴィーネ「いいなぁ! 私もサターニャのパフェ食べたい!! ガヴリールにヴィーネの作るお菓子は最高だなって言われたい!!」

ラフィ「サターニャさんに頼めば作ってくれると思いますよ」

ヴィーネ「そうじゃないの!! 頼んで作ってもらうんじゃなくて、なんていうか自主的に作って欲しいの!!!」

ラフィ「へぇ」
19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:53:38.154.net
ガヴ『食べ終わった事だし寝るか』

サターニャ『こんな早い時間に寝られないんじゃないの?』

ガヴ『なんか、最近夜になると眠くなるんだよな』

サターニャ『何でかしらね?』

ガヴ『サターニャの規則正しい生活が移ったのか?』

サターニャ『まさかぁ』

ヴィーネ「サターニャが規則正しい生活ぅ!? あいつガヴと一緒で不規則な生活してると思ってたわ!!」

ラフィ「そんな事ありませんよ。たまに夜更かしはしますが、殆ど決まった時間に寝起きしています」

ヴィーネ「ガヴ! 私の方が規則正しい生活をしてるわよ!!! 私の家に住みなさい!!」

ラフィ「ヴィーネさん、言っても聞こえませんよ」

ヴィーネ「そんなこと分かってるわよ!!」
20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 21:57:17.084.net
週末

サターニャ『ガヴリール!!』

ガヴ『なんだ?』

サターニャ『トイレにおしっここぼしたでしょ!! ちゃんと拭いてって言ったでしょ!!』

ガヴ『ごめん』

サターニャ『まったくもう。後ほら、掃除機かけるからよけなさい』

ガヴ『うん』ゴロゴロゴロ

ヴウィーン

ヴィーネ「今まで私がガヴのお世話してたのに!!」

ラフィ「一緒に住んでいるんですから仕方がないですよ」

ヴィーネ「羨ましい!!」

ラフィ「え?」

ヴィーネ「ガヴのお世話できるのもサターニャにお世話されるのも羨ましいい!!!!」

ラフィ「はぁ……」

サターニャ『ガヴリール!』

ガヴ『ん? 何?』

サターニャ『また服裏返しにしたまま洗濯機に入れたでしょ!!』

ガヴ『私が後で干すからほっといていいよ』

サターニャ『そう言っていつもほったらかしじゃない!! 生乾きしたまま放っておくと臭くなるのよ!!』

ガヴ『うん』

ヴィーネ「ああ。こんな話私ともしたわ。あの日が懐かしい」

ラフィ「どちらとしたんですか?」

ヴィーネ「両方よ!! それなのに……サターニャったら立派になって」ウルウル
23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 22:01:33.248.net
サターニャ『あと、明日の用事覚えてる?』

ガヴ『何の事?』

サターニャ『やっぱり忘れてる。買い物に行く予定でしょ』

ガヴ『ああ、ヘッドセット買うんだった』

サターニャ『あと、私の服もね』

ヴィーネ「ふふふふふ二人で買い物!? これってデートじゃない!!!!!!」

ラフィ「ヴィーネさんだってがヴちゃんとよくやってたじゃないですか」

ヴィーネ「それとこれとは違うの!! ガヴとサターニャがするから問題なの!!」

ラフィ「どうしてですか?」

ヴィーネ「どうしてもよ!!!」

サターニャ『あはははは! 見て! さんま御殿の再放送やってるわよ!!』

ガヴ『うるさいな。ゲームに集中……。面白そうだな』

サターニャ『あはははは!』

ガヴ『あははははははは!!!!』

ヴィーネ「一緒にテレビ!? これほとんど家デートじゃない!!」

ラフィ「そんな事ありませんよ。一緒に住んでるんですよ」

ヴィーネ「羨ましい!! ラフィ、一緒にさんま御殿見ましょう」

ラフィ「いいですけど」

ポチ

ヴィーネ「ぎゃはははははははははははは!!!!!!」

ラフィ「ヴィーネさん、疲れているんですか?」
26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 22:06:12.403.net
翌日

ガヴ『ヘッドセットも買ったし、帰るか』

サターニャ『待ちなさいよ!! 私まだ服買ってないんだから付き合って!!』

ガヴ『えぇ〜〜』

サターニャ『あとガヴリールも服買った方が良いわよ。今着てる服いつ買ったやつよ?』

ガヴ『覚えてない』

サターニャ『ほら、お金あげるから買いなさい』

ガヴ『三千円!? サターニャ太っ腹だな!!』

サターニャ『全然よ。一万円する服だってざらにあるんだから足りないくらいだわ』

ガヴ『(安い服買って残りはネコババしよう)』

ヴィーネ「あ、この顔ネコババしようと企んでる顔だわ! こら! ガヴ!!」

サターニャ『ガヴリール!! あんた今ネコババしようと企んでたでしょ!!』

ヴィーネ「え?」

ガヴ『ど、どうして分かったんだよ……』

サターニャ『顔見れば分かるわよ!!』

ガヴ『お前すごいな!』

サターニャ『買うまで見張ってるからね!!』

ヴィーネ「うぅ……。ガヴの事を分かってあげてるのは私だけだと思ってたのに。悔しい」

ラフィ「まぁまぁ」

ガヴ『サターニャって意外とおしゃれなんだな』

サターニャ『そう?』

ヴィーネ「そうよ! なんで私服のセンスいいのよ!! 私なんて保母さんみたいな服着てるのにずるい!!」

ラフィ「もっとおしゃれな服を着ればよいのではないですか?」

ヴィーネ「うぅ……。私服のセンスってどうやったらよくなるのかしら」

ガヴ『この後ラーメン食べに行かないか。この辺りに新しいこってり系ラーメン店が出来たんだ』

サターニャ『いいわね! 早く行きましょう!!』

ヴィーネ「ラーメンデートなんて。しかもガヴから誘うなんて……。私とだとなかったのに」
28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 22:08:15.858.net
一週間後

ヴィーネ「何もない。何もない。何もない。エロい事起こらない」

ラフィ「だから起きませんって」

ヴィーネ「起こらない怒らない。あっ!!!」

ラフィ「どうしたんですかヴィーネさん。あっ!」

サターニャ『お尻が大変な事になってるわね、ガヴリール』

ガヴ『早くしてくれ。焦らすなよ』

ヴィーネ「サターニャがガヴのお尻ほいじってるわ!! 二人はこんな趣味があったのね!!!!!」

ラフィ「そんな……」

サターニャ『はいはい、ほら』ホジホジ

ガヴ『ひゃあ!』

サターニャ『変な声出さないでよ。やりにくいでしょ』

ガヴ『でも……』

サターニャ『ほら』

ガヴ『ひゃあ!!』

ヴィーネ「ふふふふふ。とうとう正体を現したわね!!」

ラフィ「ヴィーネさん、これは」
31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 22:10:09.925.net
翌日

ヴィーネ「ガヴ、お尻痛くない? 昨日はサターニャとお楽しみだったわね」

ガヴ「何でその事知ってるんだ?」

ヴィーネ「なんでって、それは……」

サターニャ「ガヴリールがお尻痛そうにしてるからじゃないの?」

ガヴ「昨日お尻が切れて大変だったんだぞ。痛ててて」

ヴィーネ「え?」

サターニャ「ガヴリールったら自分でお尻に薬付けられないからって私に頼んできたのよ」

ヴィーネ「へぇ」

ガヴ「馬鹿! そんな事言うなよ!!」

ラフィ「ガヴちゃん、安心してください。私もタプちゃんもその事は知ってますよ。ねぇ、タプちゃん」

タプリス「すいません、天真先輩。でも、誰かに言いふらしたりしていないので安心してくださいね!!!!」

ガヴ「そんなの当然だ!! 何で知ってるのかって聞いてるんだよ!!」

タプリス「それは……白羽先輩から」

ラフィ「私はガヴちゃんにお薬付けて下さいと頼まれたので」

ガヴ「ラフィエルになんか頼むんじゃなかった」

ヴィーネ「…………」
33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 22:12:11.115.net
数ヶ月後

ヴィーネ「何もない何もない何もない!!」

ラフィ「どうしたんですか、ヴィーネさん」

ヴィーネ「5ヶ月近くガヴとサターニャを覗いてたんだけど、本当に何もないのよ!!」

ラフィ「え?」

サターニャ『ガヴリール! キャベツ取って』

ガヴ『はい』

サターニャ『ありがと』

ガヴ『なんか危なっかしいな。指切るなよ』

サターニャ『分かってるわよ!』

ヴィーネ「ハプニングもトラブルもエロい事も何もないの!!」

ラフィ「はぁ」

サターニャ『もうすぐとんかつ出来るからね』

ガヴ『皿用意するか?』

サターニャ『お願いするわ』

ヴィーネ「何で何もないのよ!!」

ラフィ「そんな事言われましても……」

ヴィーネ「何もない!!」

サターニャ『どう!?』

ガヴ『おいしいな』モグモグ

サターニャ『いっぱい作ったからたくさん食べなさいよっ!』

ガヴ『うん』モグモグ
39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 22:22:18.470.net
数日後

ヴィーネ「今日も何もないわ。私もう疲れた」

ラフィ「ヴィーネさん、カボチャのスープを作ったんです。食べませんか?」

ヴィーネ「いただくわ」モグモグ

ラフィ「どうですか?」

ヴィーネ「美味しい。あと、懐かしい味がする」

ラフィ「前にヴィーネさんが作ったカボチャのスープを真似してみたんです」

ヴィーネ「ラフィ……。どうして」

ラフィ「うふふふ。どうしてでしょうね」

ヴィーネ「……」

ラフィ「ヴィーネさん、ガヴちゃんとサターニャさんの間には何も起こりませんが私とヴィーネさんとの間で何か起こしませんか?」

ヴィーネ「/// はい! ごめんね、ラフィ。私周りが……ん?」

ラフィ「ん……」チュー

ヴィーネ「まさか」

ラフィ「エロい事、しませんか?」
40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 22:24:47.299.net
翌朝

チュンチュン

ヴィーネ「気持ち良かったわね」

ラフィ「具体的にどこが気持ち良かったんですか?」

ヴィーネ「/// ラフィの意地悪///」

ラフィ「私達、ずっとこうしていたいですね」

ヴィーネ「もちろんよ」ギュ

ラフィ「ヴィーネさん……」ギュウ
41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/20(木) 22:29:24.091.net
ヴィーネ「おっはよー! ガヴ! サターニャ!! いえーーい!!!」

サターニャ「ヴィネット、今日は機嫌いいじゃない? 何かあったの?」

ラフィ「おっはようございまーす! ガヴちゃん! サターニャさん!! いえーーい!!!」

ガヴ「ラフィエルも機嫌いいな」

サターニャ「ねぇ、何があったのよ!! 教えなさいっ!」

ヴィーネ「ふふふふ。内緒内緒」

ラフィ「ですね」

サターニャ「どうして教えてくれないの!!」

ヴィーネ「秘密よ。いえーい!! いえい、いえー!!!!」

サターニャ「教えなさい!!」

ラフィ「ガヴちゃんもいえーいです!!!」

ガヴ「絡みにくっ!」

【ガルパン】沙織「バレンタイン・イブの夜」

1 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:34:44.91 XmezkImf0
・深夜テンション
・盛大なキャラ崩壊
・レズ

です

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2 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:37:36.29 XmezkImf0
沙織「というわけで、チョコレート作っちゃおう!」

麻子「どういうわけだ」

優花里「急に家に来いっていわれたので何事かと思いましたよ…」

沙織「ごめんごめん。いろいろ準備してたらいいそびれちゃって」

華「てっきり結婚詐欺師に騙くらかされてお風呂屋さんでバイトさせられそうになってるのかと」

沙織「私はどういうイメージなのよ。というかそんなの華たちに相談してどうすんの」

みほ「戦車の砲弾をぶちかませばどんな屈強な人間でも物言わぬ肉塊になります。ひきにく作戦です」

沙織「みぽりんが怖いんだけど」

麻子「沙織が誘ったせいで今日テレビでやる劇場版ボコがリアルタイムで見られないそうだ。録画はしてるらしいが」

沙織「? 録画してるならいいじゃない」

優花里「…武部殿が少し嫌いになりました」

沙織「なぜ」

華「マニア心は複雑なんですよ」
3 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:39:21.09 XmezkImf0
沙織「まあとにかく! チョコよチョコ」

みほ「いいけど…チョコあげる人いないよ? ここ同年代の男性は一人もいないから」

優花里「私も父にあげるだけですね」

華「もしかして沙織さん、あのちん〇ん亭みたいな風貌の用務員のおじさんに…」

沙織「違えよ、失礼なこと言うな。友チョコだから」

麻子「ホモチョコ?」

沙織「友チョコっつってんでしょ」

優花里「言葉の定義的には同性の恋はホモセクシュアルなので女性同士でもホモチョコと呼んで問題はないかと」

みほ「レズチョコは普通にありそうだもんね。レーズンチョコみたいで」

沙織「みぽりん達にあげる分はタバスコとナンプラーどっちをトッピングされたい?」
4 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:41:11.52 XmezkImf0
麻子「そもそも私はチョコなんて作ったことないぞ」

沙織「簡単だって。市販の板チョコを溶かして型に入れて固めるだけだし」

優花里「料理は愛情と言いますが、随分片手間な愛情があったもんですね」

沙織「いいの!そういうもんなの! 私はガトーショコラ作るから、みぽりんたちもなにか作って!それをみんなでシェアして食べるのっ!」

みほ「…まあいいかぁ。面白そうだし」

華「腕によりをかけましょう」

麻子「レシピブックはあるか沙織」

優花里「……せっかくですからアレを…とすると、お父さんのアレをこっそり…」ブツブツ
5 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:42:32.47 XmezkImf0
沙織「あれ、泡立て器が無い…押し入れかなぁ」トコトコ

華「さて、私はチョコを溶かしてしまいましょう」

麻子「型、いろいろあるな。ハートや葉っぱの形や、これは…」

みほ「…板チョコの形に見えるねその型」

優花里「板チョコを溶かしたものを板チョコ型に固め直すということでしょうか。意味あるんですかね」

華「生きている人間を人体錬成するみたいなものでは?」ジュウウウ

みほ「デブのお腹から脱出する予定はないよ…」

優花里「というか、その漫画知ってるんですね五十鈴殿。漫画一切読まないイメージでした」

沙織「お、みんなーなんの話してるの?」

麻子「五十鈴さんも漫画を読むんだなと」

沙織「華は結構読むよ? からくりサーカスとか蒼天航路と…………」

華「?」ジュワアアア
6 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:43:47.79 XmezkImf0
沙織「華、それはいったい何を?」

華「チョコを溶かしているのですが」ブスブスブス…

沙織「」

優花里「焦げ臭いであります」

沙織「うん、ごめん説明しなかった私も悪いわ。いったん火止めて」

華「? はい」カチッ
7 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:45:50.28 XmezkImf0
【説明中】


沙織「……というわけで、チョコを溶かすときはお湯の温度だけで溶かすの。湯銭っていうんだけど」

優花里「ああ、武部殿が戦車道の試合で使ってる」

沙織「それは無線」

麻子「高級な経済指標に成りえる、油の埋まった土地」

沙織「油田」

みほ「こう寒いと恋しくなるよね」

沙織「温泉。もー!真面目に聞いてる?」

華「みほさんのヒントよくわかりましたね」

華「……ところでどうしましょうこれ」

優花里「チョコと同じ黒系統の色なのにどうしてここまで食欲をそそられないのでしょうか」

麻子「ちょっとくれ」パクッ モグモグ

沙織「こら麻子。ペッしなさい」

みほ「…どうですか?味は」

麻子「……強火で熱せられた結果醸し出されるしつこすぎる甘味と気遣いの欠片もない叩きつけるような苦味がマリアージュして口の中で暴れまわってる。一言でいうとマズイ」

華「あらあら」

麻子「あらあらじゃない」
8 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:47:00.15 XmezkImf0
みほ「じゃあ、次は私が作るね」

沙織「みぽりんわかってるね?湯銭だからね」

みほ「大丈夫だよ沙織さん。そこのアホ毛みたいな失敗はしないから」カチッ ボボボボ

華「ディスられました」

麻子「ドンマイ」

沙織「……ところでゆかりんは?なんかいなくなったけど」

麻子「必要なものがあるでありますとかいってどっか消えたぞ。西住さんの手料理が食べられる機会だから間違いなく戻ってくるだろうが」

みほ「沙織さーん、お湯が沸きましたよ」

沙織「オッケーみぽりん。今金属ボウル出すから」

みほ「へ?」ボチャンボチャンボチャンボチャン

沙織「」
9 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:50:48.30 XmezkImf0
麻子「なにしてんだ西住さん」

みほ「いや、お湯でチョコを溶かしてるんだけど…」

沙織「なんでそのまま突っ込むのよー!そりゃ溶かせるけど溶けたのをエスケープできないじゃない!」

華「お湯に金属ボウルを浮かべて、伝導熱でチョコレートを溶かすんですよみほさん。アホ毛からのアドバイスです」

麻子「あ、ちょっと根に持ってる」

沙織「まさかそれやるとは予想つかないじゃない…缶コーヒーにわざわざ缶ごと丸呑みするのはお控えくださいとか書かないのと同じで説明しなかったのも事実だけど…」

華「アメリカの電子レンジには猫を温めるなと書いてあると聞きますが」

麻子「その話ガセらしいぞ。まあ、それにしても西住さんの天然っぷりには驚くが…」

みほ「困ったなぁ…水の底に落ちちゃったよ…掬えないし救えないよ…私はいつもそうなんだ…」

沙織「なんか勝手にトラウマスイッチオンになってんだけど」

みほ「もう全部溶けちゃえばいいんだぁ。あははー」グルグル

麻子「あーあ、もう駄目だ」

沙織「沸騰してたし、チョコは跡形もないだろうなぁ…」

華「よい香りがしますね。お腹がすきました」
10 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:52:34.16 XmezkImf0
みほ「うふふ…うふふ…」グツグツ

麻子「奇遇だな。私もお腹がすいた。めちゃくちゃ食欲がそそられるなこの香り」

沙織「……というかこれ。ねえみぽりん」

みほ「はい?」

沙織「これ、カレーじゃない?」

みほ「えっ。あっ」

みほ「いけない、板チョコとカレールウ間違えました」

沙織「どんな間違いよ!人の台所の戸棚勝手に開けやがって!」

華「みほさん、そのギャグは全国津々浦々でやりつくされてますよ。煎じ過ぎて最早ただのお湯です」

みほ「そうなんです…私から戦車を取ったら何も残らないただのお湯…。そういえばお姉ちゃんはカレーが好きだったなあ。お姉ちゃん…次期家元有力候補様…」

沙織「めんどくせえなもー!」

麻子「沙織が壊れていく」

優花里「あのー、ただいま戻りましたが、なんでカレーの香りがするんです?」

華「いろいろあって」
11 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:54:24.08 XmezkImf0
……………………


沙織「ふう、苦節あったけどなんとかチョコかんせーい!チョコパーティ!」

麻子「なんか色々すっ飛ばされた気がする」

華「めんどくさくなったという電波を拾いました。アホ毛で」ゴクゴク

沙織「うちに毒電波は飛んでないわよ」

優花里「てか、さっきから何飲んでんですか五十鈴殿」

華「カレー」

優花里「何度目の質問か忘れましたが、なんでカレーがあんですか」

華「そこで悶えてるかわいい人が大ポカをやらかしたからです」

みほ「うぅ…恥ずかしいよぉ…穴掘って埋まってますぅ…」

麻子「西住さんそれ違う人。確かに似てるけど」
12 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:58:19.49 XmezkImf0
優花里「あ、おいしいですよ武部殿のガトーショコラ。いいお嫁さんになれます」モグモグ

沙織「えーほんと?すごい嬉しい」

麻子「五十鈴さんのチョコもうまいぞ。明治の板チョコみたいな味がする」

華「まあ溶かして固めただけですから」ゴクゴク

みほ「ねえ華さん、カレー飲むのやめてよ。カレーは飲み物ってジョーク確かにあるけど、本当に飲み物にしていいってわけじゃないし隣で飲まれると落ち着かないよ…」

沙織「後でカレールウ弁償してよねみぽりん」

みほ「とほほだなぁ」モグモグ


麻子「……西住さんが食べてるの、誰が作ったチョコだ?」

優花里「あ、私です。トリュフは簡単なので」

みほ「へぇー、美味しいよこれ。すっごく」

優花里「本当ですか!? えへへー西住殿に褒められちゃいましたぁ」グニャグニャ

沙織「褒められた犬だ犬」

華「わたくしもあの頭わしゃわしゃしたいです。花を生けるのに便利そうですし」

麻子「わしゃわしゃはともかく生け花はやるなよ?」

華「別次元の私がすでにやったそうですよ。ちびまる子だかマルコ・ポーロだか」

麻子「またアホ毛から変な電波拾ってる…」
13 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:59:03.76 XmezkImf0
みほ「優花里しゃーん、ほんろに美味しいチョコらよー? ちょっとこっひおいで、褒めてあげうねー」

優花里「ヒヤッホォォォウ!もっと褒めてもらえるぜぇぇぇぇ!」

華「テンション高いですね」

沙織「馬鹿犬だ馬鹿犬」

麻子「……なんで西住さん、呂律が回ってないんだ」

みほ「えへへー、優花里しゃーん。なでなでー」ナデナデ

優花里「ふわぁぁ…」トロン

麻子「前戯すんなら二人っきりのときやれ」

沙織「麻子、言い方」
14 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 04:59:59.01 XmezkImf0
華「仲睦まじいのは結構なことです。こう女の子ばかりの環境なら、多少の火傷は致し方ないことです」

沙織「まあ女であることをぶん投げて寸胴鍋抱えながらカレーを飲んでる華よりは健全かなぁ…」

麻子「ちょっとくらい私たちに分けてくれてもよかったのに」

沙織「お米ないよ?それと具も。本当にお湯にルウ溶いただけだよ?」

麻子「やっぱいらな……」


優花里「ミギャアアアアアアアアアア!!!」


一同「!?」
15 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:01:48.22 XmezkImf0
みほ「ええへー、優花里しゃーん」ナデナデナデナデナデナデ

優花里「あ”あ”あ”あ”!!頭の皮が熱いいいいいい!禿げるううううう!!!」

華「うわ、チョコラータとセッコみたいになってます。チョコレートだけに」

麻子「やっぱり漫画の趣味シブいな五十鈴さん」

沙織「いやそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!ちょっとみぽりん!?やめてあげて!」

みほ「えー」ヒョイッ

優花里「」バタン

麻子「うわ、頭から煙が出てる。おーい大丈夫か秋山さん」トコトコ

華「! いけません不用意に近づいては」

麻子「へ? んむっ!」

みほ「うひひー…麻子さんって猫さんっぽくて可愛らしいですよねぇ。ずっと前から撫でたいと思ってたんですよ」ギュウウウ!

麻子「ぐええっ!西住さん力強いし!沙織、助け…」


沙織「ごめんね麻子、禿げたらモテないから…」

バタン


麻子「薄情者ー!」

みほ「えへへー」ヌウ

麻子「ひっ!」ビクッ
16 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:03:12.42 XmezkImf0
ギニャーーーーーー!!!


華「さようなら。骨は拾ってあげます」

沙織「つっかえ棒つっかえ棒」ガタンガタン

華「ふう。これでみほさんが外まで追ってくる危険性はなくなったわけです。が……」

沙織「うん。みぽりんのあの豹変、間違いなくあれだよ、お酒。酔っ払ってるよ」

華「優花里さんのチョコを召し上がってからでしたね。恐らく、途中で取りに行ったのはウイスキーかなにかだったんでしょう。酔わせて持ち帰る算段だったのでは?」

沙織「あの子実家暮らしでしょうに。あのもじゃ毛は脳味噌から直接生えてるのかな」

華「困ったものです」
17 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:04:13.86 XmezkImf0
………………

沙織「三十分たったね。そろそろ頭も冷え始めたかなぁ」

華「そうですね。そろそろ戻りましょうか」モグモグ

沙織「……華、何食べてんの」

華「沙織さんのガトーショコラです。美味しいですね」

沙織「ああ、うんありがとう。ところで、悪魔のチョコボンボンは持ってきた?」

華「置いてきました。未成年飲酒はちょっと…」

沙織「おバカーーー!より強化されたらどうすんのよーーー!そのアホ毛は脳味噌から直接生えてんの!?」

華「その言い回し気に入ったんですか?というか沙織さんが持ってくればよかったじゃないですか!この婚活頭!」

沙織「むぎぎ…と、とにかく!部屋に戻るよ!」ガチャ

華「あ、誤魔化しましたね。今誤魔化しましたね」

沙織「うっせー!」
18 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:05:39.78 XmezkImf0
沙織「お、おじゃましまーす…」

華「沙織さんの家では?」

沙織「今の主は妖怪なでなで女だから…」ソロソロ

沙織「……あ、あれ?」


シーン…


華「うーん……その妖怪なでなで女が見当たりませんね武部さん」

沙織「そうですね五十鈴さん。ところでもう一つ疑問点があるのですが」

華「なんでしょう」

沙織「なぜか秋山さんと冷泉さんが全裸にひん剥かれて、時折ビクンビクン震えてて、挙句の果てにチョコボンボンが一個も残っておりません」

華「安易なレズは害悪だ。近年流行りのサイコレズなど言語道断だと新三郎が熱く語っておりました。ネットで」

沙織「私の部屋がチーズケーキ臭いよぅ…」

華「台所にもいませんね。でもこんなものを見つけましたよ。ラベルに『パパの』って書いてあるワイルドターキーの八年物です。花山薫の愛飲酒ですね」

沙織「なにやってんだよホントに」
19 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:07:15.74 XmezkImf0
ピンポーン!

華沙織「!?」ビクッ


ガチャ


ゴモ代「あの…さっきからすごく騒がしくて…どうかしたの?」

沙織「あっ、ゴモりん…ごめんね騒いじゃって」

華「部屋隣だったんですか。というかゴモりんて」

沙織「いいでしょ別に」

ゴモ代「? なんかチーズケーキとチョコレートとカレーが混ざり合った香りが…」スタスタ

沙織「あっ!こっち来ちゃダメ!」

ゴモ代「えっ、そっちになにかあ
                   る
                       ぅ?」グイッ
20 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:08:48.56 XmezkImf0
ゴモ代「きゃああっ!」ドサッ

沙織「ゴモりん!?」

ズルズル
バタン

沙織「うわっ!ゴモりんが引きずりこまれた!」

チョ、ニシズミサン!ヤメッヤメキャアアア!

華「洗面所に潜んでたんですね。襲われなくて幸運でした」

グチョグチョグチョグチョ
ニチャニチャニチャニチャ
クチュクチュクチュクチュクチュ

ゴモ代「あ”あ”あ”あ”あ”あ”ーーーーッ?!!!」


華「……ハンバーグでも捏ねてるんでしょうか」

沙織「違うと思う」

華「……封神演義」

沙織「もっと違うと思うしグロイし」
21 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:09:29.64 XmezkImf0
ガチャッ

ユラァ…


みほ「…………ヒック」

沙織「ひいっ!顔が真っ赤っかだぁ!」

華「目が据わってますね…どうしましょう」

みほ「…………前から、思ってたんです」

沙織「へ?」

みほ「その豊満な乳をこねくり回してみたいと。そのモデル並みのスタイルを好きにしてみたいと」

沙織「もうレズを隠さなくなってるしー!」

華「女子高育ちは怖いですね」

沙織「私らも同じ穴のムジナじゃん!」

華「穴ですか。この場合は穴姉妹?指姉妹?」

沙織「ちょっと黙ってろ!」
22 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:10:41.09 XmezkImf0
みほ「えへへー…沙織しゃあん!」ドヒュッ!

沙織「うおっ速っ!ぐえ!」

みほ「うへへー」ギリギリギリ

沙織「力強いいいい!具体的には水没した戦車のハッチを外側から開けられるくらい強いいいいい!!」ギギギギギ

華「熊本の女は酒に強いと聞きましたが、ガセだったんですかね」ガッカリ

沙織「どーでもいいよ!いいから何とかしてええええ!みぽりんのことは好きだけどファーストキスが女の子は嫌あああああ!!!!」

みほ「大丈夫ですよぉ…誰だって最初は恐いんです…優しくしますからぁ…」フッ

沙織「ああ…唇が迫って……。ごめんね、未来の旦那様…」
23 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:12:36.34 XmezkImf0
沙織「…………あ、あれ?」

みほ「んん!?もごご」

華「……みほさん、おイタもその辺にしておきましょう?」

沙織「ワ、ワイルドターキーの瓶を口に突っ込んで…」

華「今です!」

沙織「!? え、えいっ!」グイッ

みほ「ふぐっ」ドタン

華「ひっくり返りました!今のうちに!」ドボンドボンドボン

みほ「んーーーー!」ジタバタ

沙織「そっか!いっそのこと、完全に酔い潰してしまえばいいんだ!絵面は最悪以外の何物でもないけど!」

華「みほさんは西住流秘伝の人体実験により全身の細胞がカーボンコーティングされているので大丈夫ですが、それ以外の一般的な皆さまはお酒の一気飲み、未成年飲酒などは大変危険なので決してなさらぬようお願いいたします」

沙織「なにに気ぃ使ってんのよ。というか人体実験が修行の一環とか冗談でしょ?」


みほ「もご…ご…」パタン
24 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:13:25.21 XmezkImf0
みほ「……えへへ、ボコがいっぱい…」ムニャムニャ

華「ミッションコンプリートです」

沙織「た、助かったぁ…。いい気に寝てる…」

華「二体一ですが、勝利は勝利です。いい気分ですね」ゴクゴク

沙織「華ってタイマン張るとか言い出したり結構アレよね……」

沙織「……って、なに飲んでんの」

華「……勝利の美酒です」ヒック

沙織「アホーーーー!」
25 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:14:32.93 XmezkImf0
華「えいっ」ドンッ

沙織「ぐえっ」ドサッ

華「うふふ…私、沙織さんならいいなって思ってたんです」

沙織「私はよくないなって思ってるうううう!嫌ああああ!白馬に乗った石油王でハリウッド俳優な王子様じゃないと嫌あああああ!!!」

華「安心してください。石油王には負けますが、我が五十鈴流は一生遊んで暮らせる程度の貯えがありますので」

沙織「話通じてねええええ!本意を読み取れてねえええ!!」

華「動かないでください。恐いのは最初だけですので」

沙織「なんで華もなのよ!なに、名家の家元の娘は特殊性癖と酒乱を併発する呪いでもかかってんの!?」

華「沙織さん…」ンー

沙織(ああ…今度こそさよなら、私のヴァージン…)
26 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:15:18.52 XmezkImf0
沙織「うう……」プルプル

沙織「……ん?」


華「うう……」プルプル

沙織「…い、五十鈴さーん?お顔がそれはそれは青いんだけど…」


華「…は、吐きそうです」

沙織「」

華「さすがにカレー全部は無茶でした」

沙織「鍋全部食ったの!?」

華「ちょっとでも動いたら決壊します」

沙織「ひいいいい!それならまだキスのがマシ!キスのがマシだからああああ!!」

華「あっ暴れないでくださあっ」

沙織「あっ」
27 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:16:40.92 XmezkImf0
オロロロロロロロ

イヤアアアアアアアアアアア!!!!
28 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:18:19.20 XmezkImf0
……………………

それからのことは、あまり覚えていない。

朝日が差し込んで、一晩ゲロに浅漬けにされた体を血が出るくらい洗いまくって、ゴモりんを抱きかかえて隣の部屋にリリースし、今に至る。

最初に起きた麻子とゆかりんは、記憶を封印したかのように何も覚えていなかった。みぽりんにご執心なはずのゆかりんすら封印する酔っ払いみぽりんのレズ攻撃。どれほどに恐ろしいものだったんだろう。

次に目覚めた華は覚えているのか気まずそうに笑っていた。歯を徹底的に磨かせて綺麗にした後は、もうお互いに忘れることにした。それが一番だと考えたからだ。

最後に目覚めたみぽりんは、それはそれは清々しそうに朝日を浴びて、「いつの間にか寝ちゃってた。えへへ」と小動物のように笑う。

穴掘って埋めてやろうか。本気でそう思ったのだった。
29 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:20:05.12 XmezkImf0
…………………

あや「ママー恋のお話してー?せっかくのバレンタインなんだしー」

沙織「ごめん、今日は休業なの。恋のこの字も見たくない気分なの」

優季「へぇ〜、珍しいこともあるんですねぇ」

桂利奈「あいー…」

沙織「愛…おえっ」

あゆみ「え、今のでもダメなの?」

沙織「…傷が癒えるまでもうちょっとかかるかな…」


梓「……じゃあ、あの話はしない方がいいのかな…」

沙織「え、あの話ってなに?いいよ、大丈夫だから大切なことなら話して?」

梓「はい…えっと、実は…」







梓「ゴモ代さんがレズに目覚めちゃったぽくて、パゾ美さんが身の危険を感じてるらしくって」

沙織「おろろろろろろ!!」

あや「うわ、吐いたぁ!」

沙織「もうバレンタインはこりごりだよやだもーーーーーー!!!!!」



おしまい
30 :◆.dsCc9AhxA 2018/02/12(月) 05:20:54.64 XmezkImf0
お付き合いいただきありがとうございました
HTML化依頼出して、寝ます
三連休っていいですよね
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 08:44:19.50 QIiHnn6rO
戦車道女子はレズ、はっきりわかんだね

ボンドルド「今日は奢りです、好きなだけ食べていいですよ」 ナナチ「本当かよ!?」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 21:15:16.82 6yrWFX0A0


ボンドルド「どうぞ、好きなだけ頼んでください」

ナナチ「じゃあ...とりあえず酢豚、麻婆豆腐、エビチリ、天津飯、あとシューマイと小籠包と餃子も」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518437716
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 21:17:07.18 6yrWFX0A0
〜40分後〜

ナナチ「んなぁ〜、、美味しかったなボンドルド!」ゲップ

ボンドルド「そうですね」(おや...よく考えたら120円しか入ってませんね...)

ボンドルド「出ましょうか、、ナナチ...」(困りましたね...最悪呪いを押し付ければどうにかなるでしょう...)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 21:18:14.06 6yrWFX0A0
店員「ええっと...酢豚、麻婆豆腐、エビのチリソース、天津飯、シューマイ、小籠包、餃子ですね...」

ボンドルド「はい...」(呪い押し付けが駄目でしたら...火葬砲で...)

店員「ええ...お会計...」

ボンドルド「あぁ...」(困りましたね...)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 21:19:03.91 6yrWFX0A0
店員「お会計2,882円になります。」

ボンドルド「なんと」

ボンドルド「あれだけ...食べてこれですか?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 21:19:52.70 6yrWFX0A0
店員「餃子の王将は庶民の味方ですから!」

ナナチ「よかったな!ボンドルド!」

彡(^)(^)「せやな」

彡(^)(^)(´・ω・`)「最高や!やっぱり王将は最高や!」

-完-

ことり「穂乃果ちゃーん…今日なんの日か分かるー…?」穂乃果「…へ?分かんない!」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:01:31.04 z10ny/430
ことり(うっそでしょ…もう部活も終わるのに…?サプライズだとしても遅すぎない…??)

穂乃果「どうしたの?ことりちゃん。今日なんかずっとソワソワしてるけど…」

ことり「え!?そ、そう!?そんな事ないよー!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1505142090
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:02:08.72 z10ny/430
ことり「それより、もう練習終わったし部室戻ろ!」

穂乃果「そうだね、私たち以外みんな部室行っちゃったしね」

ことり(えっ…!私達以外みんな部室に…!?って事は、今みんなスタンバイしてるって事…??穂乃果ちゃんが私を止めておく係だったって事…??)

ことり(…なーるほどね…練習終わりにサプライズする作戦って事か…なるほどなるほど)

ことり「…」ニヤニヤ

穂乃果「…?どうしたの?ことりちゃん、なんかニヤニヤしてるけど…」

ことり「え!?そ、そう!?そんな事ないよー!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:02:49.68 z10ny/430
穂乃果「そう?じゃあ、部室行こうか」

ことり(う〜!緊張するなぁ〜。分かってはいるけど、リアクションは取らなきゃだよね…!難しいなぁ!ワクワク!)

ことり(とりあえず、入ったらクラッカーとかありそうだから、入った瞬間驚いて…その後は、適当に驚いていけばいいかな…)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:03:18.42 z10ny/430
穂乃果「ふぃー…疲れたー」ガチャ…

ことり(よーし…)

ことり「私も疲れたよー…って、わあっ!!」

穂乃果「うわあ!びっくりした、どうしたの?ことりちゃん…急に大声出して…」

ことり「あー…あれ?」

ことり(サプライズが無いんですが…?)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:03:44.57 z10ny/430
海未「…?どうかしたのですか?ことり」

ことり「え!?な、なんでもないよ?」

ことり(も…もしかして…ことり…忘れられてる?)

ことり(いやいやいや…!さすがに無い!μ’sメンバーの誕生日は、メンバー全員で祝うのが恒例になってるし、この幼馴染2人に関しては毎年やってるんだし…)

ことり(ま、まだだ…!まだ今日が終わらない限り、可能性はある…!)

ことり(もうこの際サプライズとかいらないから…!普通でいいから…!とりあえず祝って!)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:04:17.58 z10ny/430
凛「かよちん、真姫ちゃん帰るにゃー!」

花陽「そうだね…!凛ちゃん…!」

真姫「えぇ、帰りましょ」

ことり「えぇ!?帰るのっっ!!??」

真姫「うわあっ…!びっくりした…急に大声出さないでよ…ことり」

花陽「どうかしたの…?ことりちゃん」

ことり「あっ…いや…別に…」

ことり(声に出てたっー…っていうか本当に帰ろうとしてたの…!?キッツイ…これはキッツイ…もう、ことり心折れそう…)

ことり(自分から言っちゃおうかな…いや……それはそれで心が折れる……)

ことり(もうなんでもいいから祝って……一言でもいいから…!プレゼントとかも求めないから…!)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:04:45.51 z10ny/430
凛「じゃあ帰るにゃー」スクッ

花陽「うん…!」スクッ

真姫「…」スクッ

ことり(あぁ…帰ってしまう…これはキツい…止めたい…でも止められない…)

にこ「3人とも!ちょっと待ちなさい!」

ことり「…!?」

ことり(にこちゃん…!)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:05:20.02 z10ny/430
にこ「あなた達…大事なこと忘れてない…?」

ことり(そう!!忘れてる!忘れてる!言ったれ!にこちゃん!)

真姫「大事なこと?何かしら?」

にこ「今日は…」

ことり(ことりの誕生日です…!)

にこ「今日は、凛が私にラーメン奢る日でしょ」

ことり「えぇっ!!??」

にこ「うわっ!な、なによ…ことり…急に大声出して…」

ことり「あっ…いや、別に…」

ことり(うっそでしょ…いや…うっそでしょ…そんな事ある…?もういいよ、みんな…もうサプライズとかいいから…そろそろ祝って?いや、本当に)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:05:56.68 z10ny/430
凛「ちぇー!覚えてたかー!」

にこ「あったり前でしょ!私はお金には厳しいのよ!しっかり前回私が奢らされた分払ってもらうからね!」

絵里「あっ、今ので思い出したわ、私、ことりに渡したい物あったのよね」

ことり「わ、渡したいものっっ!!??」

絵里「え…えぇ…やけにオーバーね…」

ことり(まさか、このタイミングで…?こんなサプライズある…!?ここまで溜めてこのインパクト…!?弱くない…!?)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:06:27.58 z10ny/430
ことり(…)

ことり(まあ…祝われないよりはマシか…ありがたく貰っておこう…)

絵里「はい、これ。チョコレートの匂い付き消しゴム」

ことり「…」

ことり「…え?これ?絵里ちゃんのプレゼントこれ?」

絵里「え?プレゼントっていうか…ほら、この前私が、ことりのチョコレートの匂い付き消しゴム食べちゃったでしょ?それで返そうと思って…」

ことり「あ…あぁ…あの衝撃の…」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:07:00.40 z10ny/430
希「あははっ!思い出させないで!エリチ面白すぎやろ!」

絵里「もう!からかわないでよ!しょうがないじゃない!色も形も匂いも一緒なら、食べちゃうわよ!」

希「あははっ!いや、普通口に入れて気づくやろ!飲み込むて…!あはははっ!」

ことり「あ…あはは…」

ことり(マジか…)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:07:40.02 z10ny/430
ことり(これ、もう希望ないんじゃ…)

ことり(一年生とにこちゃん帰ったし、絵里ちゃんと希ちゃんは忘れてそうだし…穂乃果ちゃんも忘れてたし…)

ことり(あっ!海未ちゃん!そうだ!海未ちゃんがいるじゃん!海未ちゃんなら、絶対覚えてる!果てしなく真面目だから絶対覚えてる!良かった!まだ希望はあった!)

ことり(海未ちゃん、どこ行ったんだろ…さっきから見ないけど…)

ことり(あれ?ていうか穂乃果ちゃんもいなくない?まさか、帰った?ことりを置いて…?)

ことり(ことり心折れそう…)

ことり「あ、あのさ、絵里ちゃん希ちゃん…海未ちゃんって…」

絵里「海未?海未なら早々に帰ったわよ?」

ことり(はい…ことり心折れました…)

ことり(これはもう完全に折れました…根元からいきました…修復不可能です、これ…)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:08:06.41 z10ny/430
絵里「さっ、部室にも、もう私達だけだし、帰りましょ」

希「そうやね、ことりちゃんも帰るやろ?」

ことり「う…うん」

ことり(はぁ…悲しい…悲しくて死んじゃいそう…)

絵里、希 ガチャ

ことり(はぁー…)

パンッ!パンッ!パンッ!

ことり「わっ!な、何…!?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:08:35.86 z10ny/430
穂乃果「せーの…」

全員「ことり(ちゃん)誕生日おめでとっーー!!」

パンッ!パンッ!パンッ!

ことり「え?ええ…!?」

ことり「こ…これって…」

穂乃果「ごめんね、ことりちゃん…祝うのが遅くなっちゃって…でも、こうでもしないと、ことりちゃん驚かないでしょ?」

ことり「…う、うん」

海未「すみません、ことり。穂乃果がどうしてもと言うので…」

ことり「…う、海未ちゃん…」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:09:02.05 z10ny/430
ことり「うっ…うぅ…」ウルウル

穂乃果「ことりちゃん?」

ことり「うわぁーん!穂乃果ちゃーん!海未ちゃーん!みんなー!ありがとっーー!!」オーイオイオイ

穂乃果「あはは、ことりちゃん感動しすぎ!」

ことり「だってぇ〜…」グスグス

ことり「みんなが私の誕生日忘れてるのかと思ったんだよ〜…不安だったんだよ〜…」グスグス

にこ「はあ、全く…忘れるわけないでしょ!あんたはウチの大切なメンバーの一人なんだから!」

ことり「うぅ〜…にこちゃん〜…」

穂乃果「よーし!じゃあ、今日一日なにもできなかった分、思いっきり祝うぞー!」

全員「おー!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:09:36.72 z10ny/430
完−

ことりちゃん、誕生日おめでとうっ!!!
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:10:22.43 2OL8qPyHO

おめでとう
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:15:41.41 Pe3i8ooSO
かわいいちゅん
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/04(水) 20:46:32.13 RIaK37vhO
絵里にクソ笑った

堀裕子「これが…さいきっくパワー……!!」サイコマン「マグネットパワーです」

1 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 20:31:29.10 CdH3ugxm0
※ 肉比率99%




〜フェス当日〜


特設Aリング



みく「…………………………」

凛「…………………………」

みく「まさかこんなに早く再戦することになるとは思わなかったにゃ」

凛「こっちとしては願ったり叶ったり。今日はリベンジさせて貰うよ!!」バッ!

みく「にゃはっ♪ かかってこいにゃーーっ!!」






前川みく(無所属)

vs

渋谷凛(Iプロダクション)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518175888
2 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 20:43:20.13 CdH3ugxm0
〈さて、フェス第一回戦です! 特設Aリングではみくにゃんこと前川みくと………プ、プリンセ………しぶりんこと渋谷凛が対峙しています!!〉

凛「ちょっ!?」

はぁと「実況者、ナイスすぎる判断だぞ☆」

ガンマン「あの時は不覚を取ったが今度はそうはいかん!! 歯向かう奴は全てぶち殺すぞーーーッ!!」

凛「ねぇちょっと!? 私の事はプリンセスブルーって……!!」

〈………………え〜、他のとこでもゴングなってますしそろそろ始めましょうか。実況はわたくし飯屋がお送りします〉

凛「ねぇ! プリンセス…………」

みく「あの時と同じ子にゃ。ますます奇跡だにゃ!」
3 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 20:50:08.64 CdH3ugxm0
凛「ねぇ! ちゃんと私の要望書いてあるでしょ!! ねぇ、ねぇってばッ!! コラァーーーッ!!」グワッ!!

ガンマン「シャ、シャバァアアア!?」

〈う、うわっ!? その一つ目の超人を投げようとしないでください!! しぶりん!!やめてっ!!〉

トップバッタ- カワイイボク! イキマス!!

みく「わっすごい」

ゾウサンノキモチニナルデスヨ--!!

はぁと「特訓の成果が出てるな☆」

フギャ-!! バタン

みく(まだゴング鳴ってないしこれは単純な腕力だと思うにゃ……)

ニナノカチデゴゼ-マス!!

凛「リングネーム変えないなら……わかるな☆」

はぁと「感染ってるぞ☆」
4 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 21:09:20.67 CdH3ugxm0

カーーンッ!!


〈ラ、ライブバトル開始です!!〉


みく「ふしゃーーーっ!!」ダッ!

凛「えぇーーい煩いッ!!」ブンッ!

ガンマン「シャボッ!?」グルングルン!

みく「えっ……ギャッフーーッ!?」ズッシ-ン!!

〈な、なんとしぶりん! いきなりの凶器攻撃だーーーッ!!〉

凛「そのしぶりんってのをやめて!! 私はプリンセスブルーがいいっ!! 走ってる最中に必死に考えたんだよ!!」

ガンマン「シュ、シュガ〜〜」

はぁと「呼んだ☆ ってボケてる場合じゃねーな。ほら、とっとと降りろよ☆ って重っ!?」グイッ

ガンマン「お、掟破りのタッグフォーメーションAとは………」ブクブク
5 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 21:26:41.41 CdH3ugxm0
みく「うぐぐ……初っ端からこんな凄い攻撃をされるとは………正直度肝を抜いたにゃ」

凛「もう本気であったま来た! この怒りをみくにぶつけるよ!」

みく「八つ当たりもいいところにゃ!?」

凛「たぁっ!!」

〈おっとしぶりん! 先制のジャンピングキック!〉

みく「なんの! キャットテイル・ウィップ!」ヒュン!

凛「ぐっ!」

〈直撃か!? いや、すんでのところで両腕でガードした!〉
6 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 21:35:13.98 CdH3ugxm0
みく「にゃにゃにゃにゃっ!!!」ヒュンッ! ビシッ! シャッ!

凛「うっ! くっ! ぐうぅ!!」

〈しぶりん、なんとか両腕でみくにゃんの猛攻を防いでいる!〉

はぁと「でも少しずつ押されてんぞ! ちょっとプロデューサー早く指示を………ゲーーーッ!?」

ガンマン「シャバンシャバ〜ン………」

はぁと「ちょおまっ!? 気絶してやがる……おい、しっかりしろってば!!」パシパシッ

みく「にゃふっ!!」ドガッ!

凛「うわっ!」

〈おっとしぶりん、キャットテイル・ウィップに気を取られ過ぎたか!? みくにゃんのハイキックをモロに食らった!!〉
7 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 21:41:06.29 CdH3ugxm0
みく「今にゃ!! キャットテイル・フィッシング!」グルンッ!!

凛「ぐっ!? 腕に尻尾が巻きついた!?」

みく「そうりゃーー!!」ブンッ!

凛「きゃっ!!」ガンッ!!

〈あーーっと! しぶりんコーナーポストに思い切り投げられ、崩れるようにダウン!!〉

はぁと「凛ッ!! あーもう、こうなったらはぁとがセコンドにつくしかねぇな!」

みく「にゃっはっは! あの時よりは鍛えて来たみたいだけど、その程度じゃまだまだみくには勝てんにゃ!」

凛「うぐぐ……」
8 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 21:45:22.76 CdH3ugxm0
ミラージュマン「ゴバッゴバッ! 我々のライブバトルが終わったから来てみたが、ガンマンたちは苦戦しているようだな」

「そうみたいですね……あら? あれは………心さん?」

ミラージュマン「しかしガンマンの姿が見えないが……どこに行ったのだろうか?」キョロキョロ

「あ、あのミラージュマンさん……あ、あそこで気絶しているツノの生えた人って………」

ミラージュマン「ガ、ガンマン…………!? まさかあのガンマンが気絶だと!?」

「一体なにがあったのでしょうか……心配です………」
9 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 21:51:56.85 CdH3ugxm0

はぁと「おい凛ッ! 早く立て!!」

凛「し、心さん」

はぁと「はぁとって呼べ☆ じゃなくて!! 今は取り敢えずはぁとがセコンドについてやっから!」

凛「う、うん!」

〈おっとしぶりん、7カウントで立ち上がった!!〉

みく「キャットテイル・ウィップ!!」ヒュッ!

はぁと「凛ッ躱せ!!」

凛「はいっ!」サッ

みく「にゃにゃにゃにゃ!!」ヒュン! ヒュバッ! ブンッ!

はぁと「あのダンスレッスンを思い出して! 全部受けずに躱してけ!!」

凛「ふんっ! くっ! たぁっ!!」

みく「にゃ! にゃにゃ!! にゃぁっ!!」ヒュヒュヒュヒュ!!

凛「ふん! ふっ! はぁっ!!」ササササッ!

〈なんとしぶりん! みくにゃんの猛攻を華麗なステップを使って、全て紙一重で躱しています!〉
10 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 22:00:12.90 CdH3ugxm0
みく「くっ!! それならこれでどうにゃ!! キャットテイル・フィッシング!!」ヒュンッ!

はぁと「今だ凛! 相手に向かっていけ!!」

凛「はいっ!」タタタッ!

みく「にゃ!?」

〈あっとしぶりん! みくにゃんのキャットテイルを避けて向かって行く!!〉

はぁと「そのままハイキック!」

凛「りゃあっ!!」ヒュ!

みく「ぐっ!」スガッ!

はぁと「ガードされても怯むな! そのまま行けーーッ!!」

凛「はぁっ!!」

みく「うにゃ!?」ドボォ!!

〈あっとみくにゃん! ハイキックのガードでむき出しになったお腹にローリングソバットをモロに食らってしまった!!〉

はぁと「そのまま行ったれーーー☆」

凛「ふーーん!!」シュ!

みく「ぎゃふ!!」ズ--ン!!

〈しぶりん、そのままあびせ蹴りだ! みくにゃんたまらずダウーーン!!〉
11 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 22:09:39.23 CdH3ugxm0
はぁと「よっしゃ☆」

凛「ふぅ!」

〈しかししぶりん、以前の時とは比較にならないほどの成長です!〉

凛「だーかーらーーーー!! プリンセスブルーって呼べーーー!!」

はぁと「そりゃはぁとがこの時のためにマンツーマンで教えてたんだからな☆」

みく「くぅ……なかなかやるにゃ………でも………」

凛「………ッ!」ゾクッ

凛(雰囲気が変わった!?)

みく「ふっ!!」ヒュン!!

凛「なっ! 早っ!?」

みく「しゃふっ!!」ドスッ!

凛「うっ!!」

〈なんとみくにゃん! 一瞬でしぶりんとの距離を詰め、そのままストレートパンチだ!!〉

はぁと「凛!!」

凛「大丈夫、なんとかガードしたよ!」
12 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 22:13:41.33 CdH3ugxm0
みく「凛チャン、謝っておくにゃ。みく、凛ちゃんが素人だからって前回も今回も本気出してなかったにゃ」

凛「なっ!?」

みく「その謝罪の意味も込めて今から本気で凛チャンを叩きのめしてやるにゃ!!」シャキィィン!

凛「爪!?」

みく「シャァアア!!」ヒュ!!

はぁと「凛、正面から来るぞ!!」

凛「うんっ!! たああっ!!」

〈直線的に向かってくるみくにゃんにカウンター気味の後ろ蹴りだ!!〉

みく「」ヒュン!!

凛「なっ……消えた!?」

はぁと「凛ッ後ろだ!! 避けろーーーッ!!」
13 :◆A87DI5RwaU 2018/02/09(金) 22:19:05.93 CdH3ugxm0
凛「はッ!?」

みく「キャットネイル・スラッシュ!!」

凛「くっ!!」

みく「キャットテイル・ウィップ!!」ヒュン!

凛「うぐぁ!!」

〈あっとしぶりん! みくにゃんのキャットネイル・スラッシュを躱したが、その隙を突かれキャットテイル・ウィップを食らってしまったーー!!〉

はぁと「倒れるなっ! 体勢を立て直せ!」

凛「ぐっ!」

みく「キャットネイル・スラッシュ!!」

はぁと「爪に気を取られるな! 相手の腕を取れ!!」

凛「ふん!!」

みく「にゃぐっ!!」

はぁと「そのまま投げろ!!」

凛「やぁああ!!」

〈おっとしぶりん、逆転の一本背負い!!〉
17 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 16:10:51.23 PMu16erqO

みく「」ヒュン!

凛「なっ!?」

みく「そりゃーーー!!」

凛「あがっ!?」

〈な、なんと〜〜ッ!? みくにゃんがマットに叩きつけられる寸前、急に体勢が入れ替わって逆にしぶりんが一本背負いで投げられた〜〜ッ!!〉

みく「忘れたのかにゃ? みくに投げ技は通じんのにゃ!! たぁ!!」ガシッ!

〈みくにゃん! しぶりんの脚を取りそのままジャンプ!!〉

みく「キャットネイル!!」ザクッ!

凛「ぐっあっ!!」

〈そのまま上空でしぶりんの背中にキャットネイルを突き刺しそのままマットへと落下だーー!!〉

みく「サーバルハンティング!!」ズドォォン!

凛「ッッッ!!!」

〈そのまましぶりんをマットに叩きつけた!! 衝撃が解説席にまで届いてきたぞーーーッ!〉

はぁと「凛ッ!!」

凛「ぐっ……ガハッ!!」ズウゥン!

〈これは凄い技だ! しぶりんそのままうつ伏せにダウーーン!!〉
18 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 16:19:21.32 u1uoO9+A0
みく「この技を出したのは久々にゃ。招き猫落としよりは威力は低いけど、それでも大ダメージのはずにゃ! そのまま気絶するといいにゃ!!」

はぁと「凛! しっかりしろってば!!」バンバンッ!

凛「ぐっ……くうぅ……!」

〈な、なんとしぶりんの手が動いたぞ!!〉

はぁと「よっしゃ☆ そのままロープを掴んで立って!!」

凛「ぐっ……!!」

〈なんと気絶は免れないと思われていたしぶりん!9カウントでギリギリ立ち上がった!!〉

みく「にゃ、にゃんて体力と根性にゃ!?」

凛「わ、私だって……こんな所で足踏みしてる暇なんて無いんだ!! 絶対に負けたく無い!!」
19 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 16:29:37.31 u1uoO9+A0
はぁと「凛! よく聞け! 相手は攻撃は激しいけど防御と体力はそこまででも無い! 勝つにはその馬鹿みたいに多い体力で攻めて攻めて攻めまくれーー!!」

凛「はぁあああ!!」

みく「にゃああああっ!!」ヒュン!

〈あっとみくにゃん!また高速移動だ!〉

みく「猫の俊敏性は動物の中でもトップクラスにゃ!! 絶対に捕まらないにゃ!!」

凛「くっ、くそっ! どこを見ればいいのか分からないっ!!」

はぁと「凛、追うな! 動くのを止めろ!!」

凛「えっ、でも!!」

はぁと「猫の俊敏性は確かにトップクラスだ! 凛じゃ勝ち目はない! でも持続力はそんなに無い! 必ず脚を休める時がくる!!」

みく「キャットネイル・スラッシュ!!」

はぁと「凛! 耐えろ!!」

凛「うぐぅっ!!」

〈あっとしぶりん! 腕でガードはしたものの鋭い爪に切り裂かれるーー!!〉
20 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 16:34:49.01 u1uoO9+A0
はぁと「今だ!! ぶちかませ!!」

凛「はいっ!!」

みく「にゃ!?」

凛「たぁああ!!」ガツ-ン!

みく「ぎゃふ!!」

〈なんとしぶりん! みくにゃんの一瞬の隙をついて頭を取りそのまま一本足頭突き!!〉

みく「ぐぐっ! こ、こんなもの〜〜!!」

〈みくにゃん、よろけるもののダウンは意地でもしない!!〉

はぁと「特訓の成果見せてやれ!!」

凛「はいっ!!」ゴワゴワ!

〈な、なんとしぶりんの衣装の一部が変化した!? あ、あれはっ!!〉

凛「キャットマスター!!」ブンッ!

みく「にゃ!? く、首輪!? にゃ、にゃあぁああああ!!」ガチャン!

〈おっと、これはみくにゃんすごい取り乱し様だ!?〉

はぁと「自由な猫は自分を縛る首輪が嫌いだからな☆ よし、凛! 今だ引け!!」

凛「ふーーんっ!!」

みく「にゃぁああ!?」

〈みくにゃん! 首輪を引かれしぶりんの元へと引き寄せられるーー!!〉

凛「すりゃああ!!」

みく「にゃっ!?」

〈なんとそのまま立ちながらの脇固め!!〉
21 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 16:44:34.89 u1uoO9+A0
はぁと「うまいぞ☆ それなら体勢を入れ替えられる心配もない!!」

凛「ふーーん!!」

みく「にゃ、にゃぁああ……!!」グキグキ!

〈流石のみくにゃんも苦悶の表情を浮かべているぞ!!〉

凛「みく、早くギブアップして! このままじゃ次のライブバトルに出られなくなるよっ!」

みく「にゃぐぐッ! にゃ、にゃはは……」

凛「みくっ!!」

みく「ふ、ふふふ……相手の心配なんてできる立場じゃ無いずにゃ。凛チャンだってさっきのサーバルハンティングのダメージ、キツイはずにゃ」

凛「うっ……」

みく「凛ちゃん、あまりね、みくのことを……甘くみるんじゃないにゃーーー!!」クルン!

凛「なっ!?」

〈みくにゃん! 前宙で脇固めを外した!!〉

みく「キャットテイル・フィッシングーーッ!!」

凛「しまっ!!」

みく「ふにゃああぁぁ!!」ブンッ!

凛「ぐぅああぁ!!」

〈みくにゃん、しぶりんをキャットテイルで上空高く投げた!! そして自らもジャンプしそれを追うーーッ!〉
22 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 16:52:12.01 u1uoO9+A0
はぁと「凛!!」

みく「これでトドメにゃーーッ!!」

凛「こ、この体勢は!? に、逃げなくちゃ!!」

みく「させんにゃーー!!」ヒュン!

凛「ぐっ!!」

〈みくにゃん、しぶりんの両脚をキャットテイルで極めそのまま背中を両足で踏みつけた! こ、この体勢はまさかーーーッ!?〉

みく「これがみくの全力にゃーー!! 行くにゃ!!」ヒュ--!!

凛「う、うぐうぅ!!」

はぁと「凛っ!!」

凛「ぐっ!! 一か八か!! ツインドッグマスター!!」ヒュンヒュン!

みく「無駄にゃ!! そんな小細工でこの技は外さないにゃ!!」

凛「ぐううう!!」

みく「喰らえ!! 前川みく必殺奥義!!」

はぁと「凛ッ!!!」





みく「千客万来・招き猫落としーーーッ!!」ズガアァァンッ!!
23 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 16:59:19.46 u1uoO9+A0

〈な、なんと凄い威力でしょうか!! 土煙が舞ってしまい2人の姿が見えないーー!!〉

はぁと「り、凛ッ!!」

ガンマン「シャ、シャバババ……わ、私はどうなっていたのだ?」ムクリ

はぁと「おいてめ☆ 今更起きてんじゃねーっつの!!」

ガンマン「むっ、なんだこの土煙は? 真眼!!」カアァァァ!!

〈おっと、土煙が急に消えて行くぞ! これで2人の姿が確認できる!!〉

はぁと「お、おい……アレ!!」

ガンマン「む?」


凛「ぐはっ……! さ、流石に凄いダメージだけど……ま、まだだよ……ッ!」

みく「にゃ!? な、なんでまだ動けるにゃ!? 完全に決まったはずなのに……にゃ、にゃぁあああぁ!?」

〈な、なんとーーーッ!? 6本のリングロープがクッションになっている!! これは一体!?〉

みく「ま、まさかさっきの首輪は……ッ!!」

凛「そう、あれはみくを狙ったんじゃない。ロープを私の方に引き寄せてクッション代わりにするために放ったの!! そして………ドッグマスターリリース!!」

みく「ふにゃ!?」バウ-ン!!

凛「ぐっ……!!」バウ-ン!!

〈首輪がロープから外れそのままロープが勢いよく戻って行く! その反動で2人が弾き飛ばされた!!〉

みく「ふぎゃ!!」ズゥ--ン!

凛「あぐっ!!」ズゥ--ン!

〈あっとダブルダウーーン!!〉
24 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 17:06:18.00 u1uoO9+A0
みく「にゃ……ぐ……」ヨロヨロ

凛「ぐ、ぐうぅ……」ヨロヨロ

はぁと「立った!! けど、もうお互い体力が尽きかけている。この勝負、あと一撃で決まる………!!」

みく「フゥーフゥー………………」

凛「はぁ、はぁ…………」


はぁと「………………」

〈………………〉




凛「たぁあああ!!」ダッ!

みく「にゃぁああああ!!」ダッ!




みく「キャットテイル・ブレイカー!!」ドゴォォ!!

凛「ブルーベル・イニティウム!!」ズガアァ!!



〈こ、これはーーーッ!!〉



はぁと「ど、同士討ち……!」

ガンマン「グ、グムーー!」
25 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 17:10:17.65 u1uoO9+A0
〈みくにゃんの硬質化したキャットテイルの一撃と、しぶりんの必殺技の蒼い拳が共に顔面に命中ーーーッ!!〉

凛「………………」ググッ!

みく「………………」ググッ!



凛「ガハッ!!」

みく「にゃぐはぁっ!」


ズウゥーーン!


〈な、なんとまたしてもダブルダウーーン!! カウントが入ります!〉


ワ-ン! ツ-! スリ-!


はぁと「凛ッ! 立って!!」

ガンマン「貴様何をやっておる! 立たんかーーーッ!!」バンバン!

フォ-! ファ-イブ!


みく「にゃ……にゃぐぅ!!」フルフル

〈な、なんとみくにゃん、ロープを手にしたぞーーッ!!〉

ガンマン「お前じゃないーーーッ!!」

凛「………………」

はぁと「凛ッ! 起きて!! 起きろってばーー!!」

みく「ふっ……にゃぁああああっ!!」

〈な、なんとみくにゃん立ったーーーッ!!〉

ナイ-ン! テ--ン!!



みく「にゃぐぁッッ!!」



バターーーンッ!!


〈あっとみくにゃんまたしてもダウーーン!! しかしこれは……?〉

はぁと「……相手がダウンしたのは10カウント後だな。つまり………」

〈ライブバトル終了!! 勝者はみくにゃんだーーーッ!!〉
26 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 17:15:38.92 u1uoO9+A0
凛「…………うぅ」

はぁと「凛ッしっかりして!!」ダキッ!

凛「あ、心…さん………わたし、負けちゃったの………?」

はぁと「…………そだな、ライブバトルには負けちゃった」

凛「そ、そう…………なんだ……」

みく「…………でも、みくも勝ったとは言えないにゃ」

凛「えっ……みく、なんで……倒れて………」

みく「10カウントが聞こえた後にそのままぶっ倒れたにゃ…… 正直どうやって立ったのかも覚えてないにゃ」

凛「そう………」

はぁと「2人とも無理すんな☆ ほら、水」

凛「ありがとう、心さん」

みく「ありがとにゃ」

みく「………………なんだろにゃ、みくは今までライブバトルやってきて勝ったことも負けたことも沢山あるけど、今日の勝ちが一番悔しいにゃ」

凛「えっ?」

みく「にゃ、にゃふぅううう………!」ググッ!

はぁと「お、おいおいあんまり無理すんなってば! まだ寝てろって!」

みく「ありがと、でも大丈夫にゃ」フラフラ

凛「みく………」
27 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 17:18:16.28 u1uoO9+A0
みく「凛チャン。今日から凛チャンはみくのライバルにゃ! 次こそは絶対に納得のいく勝利をおさめてやるにゃ!!」

凛「うん……わかったよ、みく」グググッ!

はぁと「おっと、肩貸してやるよ☆」

凛「私も、次までには絶対にもっと強くなっておくから。もう二度とみくには負けない! 私はこれからも走り続けるッ!!」

みく「にゃあ、それでこそみくのライバルにゃ…………」フラフラ

はぁと「おい、どこ行く気?」

みく「帰るにゃ。もうみくはライブバトルやる気力が残ってないにゃ………………」

はぁと「そっか☆ また今度よろしく頼むぞ☆」

みく「分かってるにゃ………次はこの二の舞にはならんにゃ」

凛「………………」

はぁと「おぅ、お疲れ様☆ どだった? 実質的にこれがデビュー戦だろ☆」

凛「心さん、ごめんなさい。あんなに頑張って鍛えてくれたのに負けちゃった……」

はぁと「………………はぁとアタック☆」ビシッ

凛「あ痛っ!」

はぁと「全力で頑張ったんだろ? だったら謝ることなんかなんもないの☆ それにほら、周りを見てごらんって☆」

凛「周り?」
28 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 17:24:52.75 u1uoO9+A0
ワ--!!

パチパチパチパチ!!

シブリ--ン!!

ヨクヤッタゾ--!!

キョウカラシブリンノファンニナリマ--ス!!


はぁと「ライブバトルではね、勝敗ももちろん大事だけどそれ以上に大事なのは如何にお客さんの心を掴むか、なんだぞ☆」

凛「うん………」

はぁと「凛は頑張った。それを見たお客さんが凛のことを認めてくれて、そしてファンになってくれた。そんなこれ以上ないくらいの成果を出しておいて、何を謝ってんだよ☆」

凛「………………うん、そうだね。でも、これだけは言わして欲しいな」

はぁと「ん?」

凛「私のことをここまで育ててくれて、ありがとうございました」

はぁと「おいおい、これからも、だぞ☆」

凛「ふふっ、よろしくお願いします」

はぁと「おお、任せとーーー」



裕子「さいきっく・テレポーテーション!!」ヒュンッ!



はぁと「け?」

29 :◆A87DI5RwaU 2018/02/11(日) 17:27:32.47 u1uoO9+A0

おしまい



【モバマスSS】ノノの旅~the~Morikubo~world~きのこの国

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:16:14.35 bT4q8k8x0
これはキノの旅風のモバマスSS?です


独自解釈が半端ないので注意!

雑談スレの悪ノリの産物です


主役は森久保乃々のような何かです



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518369374
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:18:20.48 bT4q8k8x0


〜〜〜〜〜世界はこの机の下よりも狭いかもしれない〜〜〜〜〜〜〜




第1話「きのこの国」


周辺に緑が少ないこの場所で茶色の道が一本、


そこに1台のモトラド(二輪車・空を飛ばないものを指す)が排気音を上げながら走っている


舗装が甘い道を走るたびに左右がぐらつき、そのたびにバランスをとる


運転手の体は細く小柄で、緑のワンピーススカートの下に茶の長いズボンを履き、茶色のロングブーツ。


緑のヘルメットに黄色のマントを羽織っていた。ゴーグルとヘルメットををつけており、顔はよく見えない。


腰には自動型のパースエイダー【注:銃器・この場合は拳銃】とモトラドの後部には二つ折りにされた


レバーアクション式のソードオフされたライフル型パースエイダーもついているようだった。


手入れはよくされているようだ・・・運転手が口を開いた


「・・・もう少しで着くはずなんですけど」


それを聞いてモトラドがこう返した


「ノノは情報がずさんすぎるね。いつものことだけどさ。旅人なんだからもう少ししっかりしてくれないかな」


ノノと呼ばれた旅人が答える


ノノ「・・・いいんですよアスカ。旅はこれくらいのほうが楽しいものです」


アスカ「・・・いつもそうやってあとで後悔するじゃないか」



ノノ「そ、そんなことはないんですけど。いつも万全なんですけど」


アスカ「・・・この前餓死しかけたばっかりなのによくそんなこと言えるね君は」


ノノ「・・・・結局今生きているので問題ないです」


アスカ「そうかい?ならもう何も言わないさ」


そんな会話をしながら旅人とモトラドは茶色い道をほのぼのいく






3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:20:14.96 bT4q8k8x0



ノノ「・・・お腹すきました」

アスカ「・・・携帯食料を食べればいいじゃないか」

ノノ「国が近くにあるのにおいしくない携帯食料なんて食べてられないです。私は美味しいものが食べたいです」

アスカ「・・・餓死しないでね。あ、きのこだ、しかもいっぱい」

ノノ「きのこですか・・・さすがに躊躇しますね」

・・・きのこというのは毒性が強いものが多く、下手に素人が手を出せば命にかかわる。

食べられるのは知っていても地域によって毒があったりする。だから本当に死ぬ寸前にしか食べないのだ。

それはノノも十分わかっていることだった。

ノノ「しかし風景が変わったということはそろそろ国が見えてくるのではないですか・・・ね?」

・・・おおきなきのこのような屋根と周りには城壁が見えた

アスカ「ついたみたいだね。・・・食料と燃料があるといいけど」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:22:52.21 bT4q8k8x0



門番「いらっしゃいませ・・・ふひ。きのこの国へようこそ、・・・入国希望ですか?」

自分よりも小さい体の門番にそう問われる

ノノ「・・・・はい、3日でお願いします、私はノノ。こちらは相棒のアスカです」

アスカ「よろしく」

門番「・・・念のためこちらではパースエイダーをお預かりすることになりますが、よろしいですか?」

ノノ「・・・・・・・あ、そうなんですか。どうぞ」

門番「ふひ・・・銃だ・・・すっごい・・・ようこそ・・・旅人さん・・・歓迎しますよ」

国の中に入ってまず目に映る物。それはきのこだった、道端にそこらじゅうに色んな種類のきのこが生えている。

家の形も基本1階しかなく殆どがきのこに穴が空いたような形をしていた

ノノ「・・・・これは。・・・・すごいですね」

アスカ「キノコワールドってやつかな?少し狂気さえ感じるよ」

右も見ても左を見てもキノコキノコキノコキノコ、全てがきのこで成り立っているようだった。住民は全員きのこのような帽子をかぶっている

ノノ「とりあえず見て回ってみますか」

アスカ「そうだね。そうしよう」

モトラドを押しながら歩くことにした


「フヒ・・・旅人さん、ようこそ・・・きのこ食べる?」

「フヒ・・・携帯食料?干し椎茸も干しえのきもほしまいたけもあるよ」

「フヒ・・・弾薬?ご、ごめん。この国には銃器はないんだ」

「フヒ・・・モトラドの燃料?ご、ごめんきのこを使ったバイオ燃料しかなくて。そ、そのモトラドに混ぜるのは危ないと思う・・・・よ?」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:23:38.28 bT4q8k8x0


アスカ「きのこだ」

ノノ「きのこですね」

そう。きのこしかないのだ、動物もいるが基本的にはきのこが寄生していた。普通に動いていたけど・

・・・ここは危険なんじゃないのだろうか?そう思い始めていた頃

村長「や、やあ旅人さん。よくいらっしゃったね」

ノノ「・・・・・・あ、どうも」

アスカ「こんにちは」

初めてフヒって言わない人がでたなあとノノが思っていると

村長「・・・旅人さん今日はどこに泊まるんだい?や、宿屋はうちの国にはないんだ」

村長「よ、よろしかったらでいいんだけど・・・・ウチにとまらないかい?ご飯も出すから」

ノノ「・・・そうですね。お話も聞いてみたいです」

村長「ほ、ほんと?フヒ・・・旅人さんを招く。これはリア充・・・・」

ノノ「・・・できればこの国の成り立ちもお聞きしてもいいでしょうか・・・・・・?」

村長「う、うん。いいよ。わ、私も人とはなすの久しぶりなんだ・・・ついてきて」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:24:17.93 bT4q8k8x0


アスカ「やっぱりきのこだ」

村長の家も例に漏れずきのこの家だった。他のより少し大きいかもしれない。

村長「な、中にはいって・・・あ、モトラド君もどうぞ」

アスカ「本当に?ありがとう」

ノノ「・・・お、お邪魔します」

村長「い、いま食事を用意するね?ちょっとまってて」

ノノ「ありがとうございます」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:25:49.70 bT4q8k8x0
〜〜食事中〜〜

ノノ「うまっ!これうまいんですけどぉ!フルコースなんですけどぉ!」

出てきたものは舞茸と椎茸の天ぷら、きのこの炊き込みご飯、えのきの味噌和え

しめじとえのきのスープ、きのこソースのステーキ。きのこのマリネだった。

村長「き、気に入ってくれて何より・・・フヒヒ」

アスカ「・・・行儀が悪いよ。ノノ」

ノノ「いや、これほんとに美味しいんですよ、すごいですよこれ」

村長「わ、私はあまり食べれないんだけど。す、すごいね。旅人さんは」

ノノ「・・・ノノは今この国に来てよかったと心から思っています」

アスカ「・・・そうかい。それはよかったね」

村長「い、いまお茶淹れるね?そしたらこの国について話そうか」


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:28:00.65 bT4q8k8x0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


村長「・・・こ、この国はね、昔は何もなかったんだ。本当に何もなかった。資源も人も」

村長の話によるとここはかつて何もないただの小国だった。

日光が出ることが少ないため農業も安定せず餓死するものもいたそうだ。

・・・だが、もともと湿気が強かったのもあるがなぜかきのこだけは常に隣にあったらしい。

そこで、きのこを活用し、食用し、運用し、この国はきのこの王国へと生まれ変わった

きのこのバイオ燃料、巨大なきのこの家などもその産物だという。

村長「実は城壁もきのこなんだ。カワラタケっていう固いやつだけど石に比べれば柔らかいんだ」

アスカ「だから火気厳禁なんだね?旅人に銃を持ってこられても引火してもこまるから」

村長「そ、そうなんだ。万が一火事になったらこの国がどうなるかわからない、この国では石も鉄も貴重なんだ」

だから調理場は度の家も地下にあるらしい。そこで暑い思いをしながら料理するのだという

ノノ「・・・そうですか。すいません。面倒な思いをさせて」

村長「き、きにしないで。久しぶりに料理ができて楽しかったよ」

ノノ「・・・でも大変だったでしょうね。毒キノコとかも混ざってるでしょうし」

村長「え?あ、ああ、それは心配いらないんだ。これがあるから」

・・・村長は頭についているきのこの帽子を指差した。

アスカ「その帽子がどうかしたのかい?」

ノノ「国民のみんなつけてましたね。そういえば」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:29:42.94 bT4q8k8x0


村長「こ、これは帽子じゃないんだ。正式名称アタマタケ、これは私達に寄生しているきのこなんだ」

※架空のきのこです

アスカ・ノノ「・・・え?」

村長「これは人の頭に寄生し、全てのきのこの毒物を無効化してくれるんだ、しかも何の毒かわかるんだよ」

触ってみるかい?と言われてノノが触ってみた・・・きのこだった。・・・これは生きている

村長「毒を無効化すると言っても旅人さんにはそれはできないからね。安全なものだけ使っているよ」

ホントはベニテングタケの料理もあるそうだ。国民の定番らしいが旅人さんには無理とのこと。

ノノ「・・・これはどうやって寄生させるんですか?」

村長「私達が生まれた時に頭に母親の胞子をつける、そして、ともに成長していくんだ」

村長「毒物が完全体制がつくまで約10年くらい、それまでは毒キノコの料理は食べられない」

死んでしまっても困るからね。と軽く言う。

アスカ「面白いね。じゃあノノは子供向けの料理を食べてるわけか。まあ子供だしね」

村長「いや。普段も食べるよ?私たちはきのこと共に生きる。今までも。そしてこれからもね」

ノノ「・・・とても興味深いお話でした。ありがとうございました」

そうしてノノはそんなに広くないこの国をアスカとうろうろしたりきのこを食べたり

きのこを食べたり、きのこを食べたりしながらすごしました。そして3日目の朝

ノノ「・・・お世話になりました」

アスカ「どうもね」

村長「あ、ああ私も楽しかったよ。いつでも来ていいからね?また歓迎するよ」

ノノ「ありがとうございます。行きましょう。アスカ」

アスカ「うん。燃料もったいないからずっと押されてたからね、いい加減走りたい」

村長「ふ、ふふ・・・いいコンビだね、君たちは・・・ん?救難信号?」

アスカ「あ、そのきのこそんな能力もあるんだ」

村長「門の方か!すまない!私は行くよ!」

ノノ「・・・アスカ」

アスカ「わかってる」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:31:56.95 bT4q8k8x0


門番「ヒャアーはっはっはっはっは!この銃があれば!俺はここの支配者になるんだああ!」

村長「考え直せ!こんなところで銃を撃ってもなんにもならないぞ!」

門番「うるせえ!俺は支配者になったんだああああああ!」

アスカ「・・・あれさ」

ノノ「・・・ヤマト【拳銃のパースエイダーのこと】ですね」

アスカ「・・・どうする?」

ノノ「・・・行ってきます」

門番「お!旅人さんじゃねえか!あんたのお陰で支配者になれそうだぜ!ヒャッハーーーー!」

ノノ「・・・それを返してくれませんか?背負ってるセーラ【ライフル型のパースエイダーのこと】も一緒に」

話しかけつつ距離を詰める・・・もう少し

門番「嫌だね!あんましちょーしくれてっとぉ!撃っちまうぜええええええ!」

ノノ「・・・セーフティかかりっぱなしなんですけど・・・、外し方もしらないでしょうあなた」

門番「・・・え?」

彼が銃を確認した瞬間、ノノの左手に仕込んであるスローイングナイフが門番の足にささっていた。

アスカ「お見事」

門番「ぎぁあああ!・・・い、いたい」

ノノ「・・・そうでしょうね」

・・・ノノが門番に近づく。2つの銃をとりあげて、弾も回収してからナイフを抜く。

門番「いってええええええええ!」

ノノ「・・・あとはおまかせします」

村長「う、うん。ありがとう。門番!君は反省しろ!しばらく土に還ってもらうからな!」

門番「ご、ごめんなさい。ゆ、ゆるして・・・」

その喧騒を尻目にアスカの元へ歩くノノ

アスカ「お疲れ様。ノノ」

ノノ「・・・・ええ、行きましょう。アスカ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 02:32:35.33 bT4q8k8x0


国を出て茶色い道を一人の旅人とモトラドが走る

アスカ「よかったねえ。いっぱいお土産もらって」

ノノ「全部きのこですけどね。干しきのこは保存食になりそうです、携帯食料より美味しそうですね」

アスカ「お茶まで気のことはおそれいったね。・・・・どうしたのさ?」

ノノ「・・・最後の言葉が気になって」

アスカ「最後?」

ノノ「しばらく土に還ってもらうって・・・それ死刑じゃないんですかね・・・?」

アスカ「・・・きのこなんだしある意味正しいんじゃない?」

ノノ「そうですか」

アスカ「そうだよ」

ノノ「・・・・・・・・次はどんな国ですかね、ふかふかのベッドと燃料がある国だといいんですけど」

アスカ「あてはあるのかい?」

ノノ「・・・・・さて、どうでしょう?」

そう言ってノノはアクセルをさらに開けた。



お わ り

【かぐや様は告らせたい】かぐや「バレンタインチョコレート」

1 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:47:14.26 BB/BxWBS0
 バレンタイン!

 それは女性にとって一大事イベントと思いきや、男性にとっても一大事イベント!
 本命だろうが義理だろうが友チョコだろうが貰えるだけで嬉しい。
 というのは建前で、本当は貰った数に応じて男子の上下関係が決まってしまうという、醜い戦いでもある。


 しかし、この男は少し違った。

白銀(他のやつのチョコなどいらん。俺は四宮からのチョコが欲しい!)

 そう! この男だけは本命からのチョコレートだけが欲しいと切に願っていたのだ!


白銀(考えろ……。あの四宮の事だ。素直にチョコを渡すとは思えない)

白銀(そこで、どうやったら四宮が俺にチョコレートを渡しやすい状況を作れるか……)

白銀(考えろ−−−−)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518364033
2 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:48:09.33 BB/BxWBS0
■シミュレーション中−−−−


?沢山貰っているアピールする

かぐや「会長。コーヒーが入りました」

白銀「ありがとう」

かぐや「あれ? それは……」

白銀「チョコレートだ。やはりブラックコーヒーにはチョコだと思ってな」

かぐや「沢山お持ちのようで……。会長はおモテになるようですね」

白銀「ああ……。だが、このチョコたちはどうやらこのコーヒーに合わないようだ」

かぐや「え?」

白銀「俺は甘いチョコが欲しい。四宮、このコーヒーに合う甘いチョコを持っていないか?」キリッ

白銀(我ながら決まった。これで四宮は自然にチョコを渡すことができる)

白銀(さあ来い! どんなチョコだ!? 普通のやつか!? ケーキか!? 大丈夫だ。四宮が用意してくれたのなら何でも嬉しいぞ!)
4 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:49:20.37 BB/BxWBS0
 


かぐや「チョコなんて持っていませんが?」


白銀「へ?」





かぐや「あらあら、もしかして私が会長の為にチョコを用意したと? なるほどなるほど、会長は期待に胸を膨らませていたのですね?」



かぐや「ふふっ」



かぐや「お可愛いこと……」





■シミュレーション終了−−−



白銀「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

白銀「やめろ! やめろ! やめろ! やめろ!」

白銀「ネガティブになるな! 四宮はチョコを用意してくれている!」


白銀「チョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコ」

白銀「四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮四宮」

白銀「ポジティブポジティブポジティブポジティブポジティブポジティブ」


白銀「よし! 四宮はチョコを用意している! これは絶対だ!」


 そう! この男、自分自身に暗示をかけたのである!
 想い人は必ずチョコを用意しているに決まっていると!
 残念なことに、これは男の悲しい性である。



白銀(次だ! 次を考えろ!)
5 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:50:03.87 BB/BxWBS0
■シミュレーション中−−−−

?白銀から送る

かぐや「え? チョコですか?」

白銀「ああ、普段みんなには世話になっているからな」

白銀(俺から渡せば、義理チョコ雰囲気になって四宮もチョコを渡しやすいだろ)

白銀(我ながら完璧すぎて怖いな!)


石上「あっ、僕も用意してきたんですよ」

白銀「え?」

石上「いや、会長がチョコを買ってる所を見かけて……。もしかしたら、生徒会のみんなの分かなーと」

白銀「な、なるほど……」

石上「会長が用意したのに、僕が用意しない訳にはいかないからですね。はい。これ僕からです」

かぐや「ありがとう」

■シミュレーション終了−−−


白銀「ダメだ! ダメだ! ダメだ! ダメだ!!」

白銀「義理だろうが、四宮にチョコを渡すのは許さん! 却下だ!」
6 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:50:34.44 BB/BxWBS0
■シミュレーション中−−−−

?校則を使う

白銀「おかしいな。チョコの匂いがするな。バレンタインの日にチョコは校則で持ってきてはダメなはずなんだがなー」

伊井野「その通りです! 皆さんの荷物検査をします! 生徒会役員が校則を破ってはいけません!」

白銀「伊井野監査の言うとおりだ! 皆荷物を見せろ!」


  *  *  *


白銀「……これはなんだ?」

かぐや「ちょ、チョコです……」

白銀「まったく副会長のお前までこんなイベントに浮かれるとは……仕方ない没収だ!」

かぐや「あっ……」

かぐや「でも、まぁ、どうせ会長に渡すつもりだったし」ボソッ

白銀「え?」


■シミュレーション終了−−−


白銀「って、無理だあああああああああああああああああ!」

白銀「こんな形でチョコ貰っても嬉しくないーーーーー!!」




白銀「……ん? こんな形……?」

白銀「そうか! もっとこう、みんながみんなで渡しやすい雰囲気で……」

白銀「シミュレーション?を改良して」
7 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:51:27.52 BB/BxWBS0
■シミュレーション中−−−−


?藤原書記を利用する

藤原「みなさーん。今日はバレンタインですよー」

白銀「そういえば、今日はバレンタインだったな。いやはや、忙しいから忘れていたよ」

藤原「ふふーん。そう言いながら本当はそわそわしていたくせにー。はい、会長。ハッピーバレンタイン!」

白銀「ありがとう。さっそく頂くとするか」

藤原「あっ、かぐやさんもチョコ持ってきてるんですよね」

白銀「っ」

かぐや「そ、その……。普段お世話になっていますので……。よかったらどうぞ//」

白銀「あ、ありがとう//」


藤原「さあ、私もかぐやさんから友チョコを貰いましたし、みんなでチョコレート食べましょう♪」


■シミュレーション終了−−−


白銀「ふふふふふふふ! アハハハハハハ!!!」


白銀「これだ! 藤原は去年俺にチョコをくれた! 今年もくれるに決まっている!」

白銀「しかし、去年の敗因は藤原からチョコを貰った時に四宮が席を外していた事!」

白銀「だから今年は、藤原からチョコを貰うときに必ず四宮がいる状況を作る!」

白銀「これで四宮も自然に俺にチョコを渡すことができる!」

白銀「よっしゃあああああああ! バレンタインが楽しみだああああああ!!!」
8 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/12(月) 00:51:59.23 BB/BxWBS0
■バレンタイン当日

 藤原まさかの欠席!!


白銀(ちくしょーーー!!! あいつ休みやがったああああああああ!!!)


 落ち込む白銀。しかし落ち込んでいたのは一人だけじゃなかった



かぐや(ああああああああああああああああああああああああああああああ!)

 実はかぐやも白銀とまったく同じシミュレーションをしており、藤原が渡すときに一緒に渡すつもりだったのだ。



白銀(考えろ! 考えろ! 考えろ! 考えろ! ほかに何か手はないのか!?)

かぐや(藤原さんに頼るなんてそもそも間違いでした! 考えなさい四宮かぐや。一体どうすればいいのかを……)


白銀「……」

かぐや「……」



白銀・かぐや(何も思い浮かばないーーーーっ!!!)



 本日の勝敗
 両者敗北
 敗因・普通に渡すという発想がなかった




       終わり

高森藍子「お医者さんごっこ」

1 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 12:54:53.85 SDdybZm9O
※デレマス
ゆるふわ成分は用法・容量を守って正しく摂取してください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518407693
2 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 12:57:33.35 SDdybZm9O
茜「藍子ちゃん、お願いがあります!」

藍子「いきなりだね、何かな?」

茜「お医者さんになってください」

藍子「お医者さんに?私が?」

茜「はいっ!!」

藍子「あのね茜ちゃん、私は理系の科目はそんなに得意じゃないしまだ進路の事は全然考えてないんだけど」

茜「あー、いえいえ。藍子ちゃんに医学部に進んで欲しいわけではなくて今すぐお医者さんになって欲しいんです!」

藍子「??、えーと…茜ちゃん、順番に説明してもらえると助かるんだけどな」
3 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 12:58:40.54 SDdybZm9O
茜「はいっ!私達はこんど一緒に舞台でお芝居をすることになりました!」

藍子「うん、茜ちゃんと未央ちゃんと私で一緒に。頑張ろうねっ」

茜「はいっ!そして台本を読むうちに私はこの元のお話を見てみたいと思いました!」

藍子「わぁ茜ちゃん偉いね」

茜「ありがとうございます!それで本を借りようと文香ちゃんの所へ行ったのですが」
4 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:00:13.11 SDdybZm9O
文香「ありすちゃん、今日はどうしましたか?」

ありす「あの、胸がなんだか苦しくて…それにお腹の辺りもむずむずするようで苦しいんです」

文香「それは大変ですね、それでは私が診てあげましょう」

ありす「はい、よろしくお願いします」

文香「胸が苦しいというのはこの辺りですか」サワサワ

ありす「んっ…あっ…もっとしたの…ほう、……です」

文香「それではここでしょうか」サワサワ

ありす「はぁっ…んっ…んっ…そ、そこです……」

文香「私に触られてどうですか?」サギサワ

ありす「あっ、いいです…気持ちが、…楽に…ん、ん、あっ、んっ、もっと」

文香「胸部の圧迫、これは思春期特有の症状かもしれませんね。次はお腹を」ナデナデ

ありす「ひゃっ、んっ…あっ………んん…はぁ…」

文香「ここが苦しいのですか」

ありす「あっ、もっと下の方が…」
5 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:02:40.65 SDdybZm9O
茜「文香ちゃん!!本を貸してくださいっっ!!」

ありす「きゃぁ!」

茜「あれ、お取込み中でしたか」

文香「茜さん、こ、こ、これはロールプレイと言って与えられた役割の中で感情を込めて演技をすることでコミュニケーション能力を向上させたり非常事態における対応をスムーズに行う為のトレーニングで外国語学習や企業の接遇教育はては看護の現場でも使われている演習メソッドで心理学者のクルト・レヴィンが1946年に労働差別問題を撤廃するためのワークショップを開いたのが起源と言われる歴史と伝統と信頼と実績の手法であり、決して普段ツンと済ましたありすちゃんの表情が私の指でガスバーナーに炙られたかき氷みたいに融けていくのを見ていたわけでは」

茜「文香ちゃん、今日はとても早口ですね。よく分かりませんが何をしていたんですか?」

文香「つまりですね」

茜「つまり?」

文香「演技のレッスンです!!」

茜「おおっ!あれは演技のレッスンだったんですかっ!」

文香「そうです!今度私はドラマで女医の役を演じることになりありすちゃんにレッスンを手伝ってもらっていたんです!」

6 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:05:03.11 SDdybZm9O
茜「というわけです」

藍子「つまり文香さんはお医者さんの役作りの為に演技のレッスンをしていたんだね」

茜「はいっ、お医者さんの役を演じるためにお医者さんになりきる。さすが文香ちゃんですっ!」

藍子「う、うん」

藍子「(文香さんが何をしてたか茜ちゃんの話だけじゃよく分からないけど)」

茜「ところで藍子ちゃん、舞台で私はどんな役をするのでしたか」

藍子「たしか病弱な男の子だよね」

茜「はいっ!男の子というのは難しいかと思いましたが、そこは心配ないと舞台監督さんに太鼓判を押されました!」

藍子「私も男の子の役なんだけど、茜ちゃんを参考にすればできると思うよ」

茜「しかし、問題なのは病弱という設定です!なにせ私は病気というものをほとんどしたことが無いのですっ!」

藍子「それは良いことだけど役作りが難しいかな?」

茜「はいっ!病弱な人の気持ちが分からないのです!しかし、文香ちゃんのおかけでヒントが掴めました」

藍子「ああ、それで私がお医者さんに?」

茜「はいっ!藍子ちゃんにお医者さんになってもらって私が患者になれば病気の人の気持ちが分かるかもしれません」

藍子「そういう事だったんだね」

茜「本当は文香ちゃんにお医者さん役をお願いしようと思ったのですが、なぜかありすちゃんが物凄い表情でにらんでいる気がしたのでやめました」

藍子「あ、あはは」
7 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:06:58.19 SDdybZm9O
藍子「じゃあ私がお医者さんの役をやってみるね」

茜「はいっ、お願いしますっ!」

藍子「こほん、患者さん今日はどうされましたか?」

茜「今日は…病気になりました!」

藍子「病気…えーと具体的に症状は?」

茜「症状?はて?」

藍子「ほら、熱が出たとか身体がだるいとか、くしゃみがひどいとか」

茜「いえ、特にありません!」

藍子「喉か痛いとかは?」

茜「全然ありません、絶好調ですっ!!」

藍子「食欲は?」

茜「はいっ!今朝はご飯を3杯食べました!」

藍子「朝からお茶碗3杯は少し多いがするけど茜ちゃんにしたら控えめなのかな?」

茜「いえ、お茶碗でなく丼で3杯です!」

藍子「多すぎるよ!健康そのものでしょ!」
8 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:08:42.54 SDdybZm9O
茜「どうでしたか!病弱らしく出来てましたか!?」

藍子「全然できてないよ!」

茜「なんと!」

藍子「どうしたらいいんだろう。あっ、そういえば前にゆかりちゃんが…」

茜「藍子ちゃん、どうかしましたか?」

藍子「茜ちゃん、後ろを向いてくれるかな?」

茜「はい!こうですかっ!」

藍子「ちょっとごめんね、そのままじっとしていてね」

茜「えっ、藍子ちゃん。なにをするんですか。あっあっ」

藍子「どうかな、ポニーテールを解いて髪をおろしてみたんだけど」

茜「な、なんだかいつもと感じが違って恥ずかしいです…」

藍子「あれ、茜ちゃん顔が赤くなってるよ」

茜「そ、そうですか?」

藍子「茜ちゃん身長もあまり高くないしこうやって髪をおろすと本当にお人形さんみたいで可愛いね」

茜「そ、そんな可愛いなんだなんて」

藍子「今の気分はどうかな」

茜「なんだか頭がぽーっとして…いつもより気合が入らないみたいです」

藍子「うん、ちょっと病気の気分に近づけたかな」

茜「はっ、これが病弱な人の気分ですか?」

藍子「うーん、少し違うと思うけどこの状態でもう一度レッスンしてみようか」

茜「はい、よろしくお願いします」
9 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:09:39.26 SDdybZm9O
藍子「それじゃあ手を出してもらえるかな」

茜「手を、こうですか?」

藍子「茜ちゃんの手首に私が指を当てて脈を診るからね」

茜「脈を…」

藍子「うん、こうやって茜ちゃんの血管がとくとくとくって動くの。ちょっと早いかな?」

茜「な、なんだか藍子ちゃんに手を触られているとどきどきしてしまいまして」

藍子「ふふっ、いつもの茜ちゃんと違うね。ちょっとは病人らしくなってきたかな?」
10 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:10:59.52 SDdybZm9O
未央「さーて、今日もレッスン頑張ろう。オーディションに合格してあーちゃんと茜ちんと三人で舞台に立てるんだから張り切って練習しないとね」

未央「おっ、二人とも先に来ているみたいだね。どれどれちょっと様子を覗いて…」

未央「!?」

未央「こっちに背中を向けているのはあーちゃんだよね、そしてその向こうにいるのが茜ちん?なんだか髪を下ろしていつもと雰囲気が違うけど。なんだか顔を赤らめてしおらしい様子だし」

未央「はうっ!あ、あ、あーちゃんが茜ちんの手を握って!茜ちんも頬を染めて乙女のように恥じらっている!」

未央「こ、こ、これはもしかして」

未央「前にネットで検索したときに私とあーちゃんのあーんなイラストやこーんな小説がたくさん見つかったけど」

未央「もしかしてアイドルの世界ってやっぱりそういう…」
11 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:12:08.73 SDdybZm9O
藍子「それじゃあ今度は茜ちゃんのお熱を測ってみようか」

茜「熱をですか、体温計でも使いますか?」

藍子「さすがに体温計の用意はないから、ちょっとごめんね茜ちゃん」

茜「あ、前髪をかきあげていったい何を」

コツン

藍子「ほら、こうやっておでこをくっつけたら熱が分かるでしょ」

茜「はい、藍子ちゃん」

藍子「なあに?」

茜「藍子ちゃんっていい匂いがしますね」

藍子「も、もう!何言ってるの茜ちゃん。これは演技の練習なんだから。ほら、恥ずかしがらないで」

茜「す、すみません」

藍子「茜ちゃんの体って暖かいね。普段から体温が高いのかな?」

茜「そ、そうですか?自分ではよく分かりませんが」

藍子「でもやっぱり熱はないかなあ」
12 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:13:27.78 SDdybZm9O
未央「はあぅ!こ、今度は二人が顔を近づけて、き、き、き、ちゅ、ちゅ、チューをして」

未央「やっぱり二人はそういう関係、いったいいつからそんな深い仲に」

未央「どうしよう、友達同士だと思っていたら恋人だったなんて、これからどんな顔して二人に会えばいいんだろう」

未央「いやまてまて友情番長本田未央!二人が真剣に交際してるならそれを見守るのが友達の役目じゃないか!」

未央「あーちゃん、茜ちん、どんな事があっても私達の友情は不滅だからね」
13 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:14:18.86 SDdybZm9O
藍子「それじゃあ茜ちゃん、今度は舌を出してみて」

茜「した?ベロのことですか?」

藍子「そう、口をあーって大きく開けて私に舌を見せてね」

茜「はい、あー」

藍子「うん、綺麗なピンク色だね。健康そのものって感じだよ。ちっちゃくてプニプニして可愛いな」

茜「あ、藍子ちゃん。口の中をそんなにみられたら恥ずかしいですよ」

藍子「あ、ほらだめ。これは診察なんだから。病気の人は大人しくお医者さんの言うことを聞いてください、ねっ」

茜「わ、分かりました」
14 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:15:27.55 SDdybZm9O
未央「今度は…あーちゃんが茜ちんの顔を上から覗き込むような体勢になって」

未央「はっ!し、茜ちんが舌を出して」

未央「こ、これは噂に聞く、べ、べ、べろ、ちゅ、ちゅちゅちゅ」

未央「だめだよ、あーちゃん。私達まだじぇいけーなのに、そんなにディープでアダルトな行為をしたらっ!」

未央「おおう、あーちゃんたちは私の知らないところでそこまで進展していたんだね」

未央「私は陰ながら二人が大人の階段を登っていくのを見守ることにするよ」
15 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:17:27.12 SDdybZm9O
〜レッスン後〜

藍子「未央ちゃんどうしたの?今日はなんだかぼっーとして、レッスン中も何かうわの空だったし」

未央「あ、うん。ごめんね、なんだか集中できなくて」

未央(言えない、あーちゃんたちのあんなシーンを見てしまったからなんて)

藍子「なにか心配ごとがあるなら遠慮なく言ってね。私で良ければ相談に乗るから」

未央「あーちゃん…」
16 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:18:48.96 SDdybZm9O
未央「(そうだね、二人の仲を見守ると誓ったからにはいつかは聞かなきゃいけないことだし。このまま抱え込んであーちゃんに余計な気遣いさせるわけにもいかないし)」

未央「あのね、あーちゃん」

藍子「なあに未央ちゃん」

未央「実はさっきレッスンが始まる前にあーちゃんと茜ちんが、その、二人でしてるのを見ちゃってね」

藍子「えっ、あれ見られてたの?もう、恥ずかしいなあ」

未央「いやね、私は別にいいと思うんだよ。ただレッスン場でするのはどうかと思ってその…」

藍子「そうだね、今度は私の家に茜ちゃん呼んでしようかな」

未央「家で!二人きりで!」

藍子「うん、その方が集中できると思うから」

未央「二人きりということはもっと本格的なことも」

藍子「そうだね、さっきは急だったからいろいろ用意できなかったけど」

未央「道具も使うの!?」

藍子「やっぱり気分を出すためには茜ちゃんにパジャマとか着せたほうがいいのかな?」

未央「パジャマで!」
17 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:21:02.76 SDdybZm9O
未央「あ、あのさ、あーちゃんはああいう事は慣れているの?」

藍子「えっ、私が(診察)したのは初めてだよ」

未央「初めてで!あんなに!」

藍子「あっでも(診察)された事は何度かあるからそれを思い出したらけっこう上手くできたみたい」

未央「されたこともあるの!」

藍子「うん、小さい頃にね近所に優しくて綺麗な(女医の)先生がいてね」

未央「小さい頃から!?、先生に!」

藍子「うん、覚えてるのは5歳くらいの時かな」

未央「5歳!」

藍子「最初は痛い事されるかなってちょっと不安だったんだけどとっても優しくしてくれたから、それから(病院行くのが)好きになったんだよ」

未央「そんなに早くから目覚めて!」

藍子「(お医者さんが好きとか)ちょっと変かな?」

未央「いや、それは人それぞれだから…別にいいと思うよ」

藍子「それでね、そのお姉さんにしてもらった事を思い出しながら茜ちゃんにしてあげたんだよ」

未央「あーちゃん…英才教育を受けてきたんだね」

藍子「そんなことないよ、よくある事だと思うけど」

未央「いやいや、全然普通じゃないよ!」
18 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:22:54.68 SDdybZm9O
藍子「でも、未央ちゃんが元気なかったのはそのせいなの?私と茜ちゃんがしてるのを見たから?」

未央「ま、まあ、そうなんだけど。いやいや私はいいと思うんだよ。ただいきなりだったからビックリしたというか」

藍子「(私と茜ちゃんが演技の練習してるのを見てどうして未央ちゃんが落ち込むんだろう?あっ、もしかしたら)」

藍子「ねえ未央ちゃん、もしかして未央ちゃんも(演技の)経験が少ないの気にしてるのかな?」

未央「えっ、まあ、私も年頃だしそういうのは興味あるわけだけど…」

藍子「やっぱりそうだったんだね。じゃあ私としてみる?」

未央「いやいやいや、それは茜ちんに悪いよ」

藍子「どうして?未央ちゃん(の演技)が上手くなれば茜ちゃんだって喜ぶと思うよ」

未央「そうなの!?」

藍子「茜ちゃんも未央ちゃんとしたいって思ってるはずだよ。みんなで仲良くやればきっと幸せになれるよ」

未央「どれだけラブ&ピースなの!」











19 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:25:45.50 SDdybZm9O
藍子「もしかして未央ちゃんは私とするのは嫌なの?」

未央「いやいや、嫌なんてめっそうもない!むしろお願いしたいというか」

藍子「じゃあ…今からしようか」

未央「今から!?それはさすがに心の準備が」

藍子「もう、恥ずかしがっちゃって」

未央「あ、あ…」

あーちゃんはそう言うと目の前に立ち、私の頬を両手で包み込んだのです。
彼女の澄み切った瞳に射抜かれて私はこれから起こる事をあーちゃんに委ねようと覚悟を決めたのでした。

藍子「ねえ未央ちゃん…」

彼女の柔らかそうなピンク色の唇から紡がれる言葉に私は全神経を集中していました。

藍子「私と一緒に…お医者さんごっこしませんか」
20 :◆6X9N3xfEM. 2018/02/12(月) 13:27:42.67 SDdybZm9O
これがゆるふわ無限力(大嘘)

最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは依頼出してきます。

裕子「プロデューサーさんが戻ってくることを信じています」

1 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:24:05.58 xzzIzt5w0
(病院)

タッタッタッ...!
パタン!!

裕子「はぁはぁ…ぷ、プロデューサーさんは…!?」

ちひろ「ユッコちゃん…」

裕子「い、生きてますよね…?」

ちひろ「ええ…一命はとりとめました…ですが、意識不明でいつ目覚めるかもわからないそうです」

ちひろ「舞台のセッティング中に足場が…老朽化していたみたいで…」

P「…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518409445
2 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:24:36.78 xzzIzt5w0
裕子「目が覚めない…プロデューサーさん…が…?」

P「…」

裕子「…プロデューサーさん…酷いですよ…明日もライブがあるのに…お仕事休むつもりなんですか…?」

P「…」

裕子「ライブが終わったら焼肉連れて行ってくれるって約束しましたよね…? ねぇ…!」ユサユサ

ちひろ「ユッコちゃん…」
3 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:26:12.62 xzzIzt5w0
裕子「…」グズッ

フキフキ...

裕子「…」

裕子「…ええいっ! プロデューサーさんのばーかっ!!」カッ!!

ちひろ「…ユッコちゃん?」

裕子「いいですよ! そんなに休んでいたいなら休んでいてくださいっ! しばらく働きすぎでしたから丁度いい機会ですよっ! ばーか! ばかばかばーか! おたんこなすの働き鬼!」ガ-ッ!!

ちひろ「…」
4 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:27:10.14 xzzIzt5w0
裕子「ふんっ! 私は落ち込んだりなんかしませんよっ! サイキックですべてわかってるんですからっ! 寝てるだけです、寝てるだけっ! 休みたいから寝てるんですっ! プロデューサーさんは!!」ビシッ!

P「…」

裕子「また明後日来ます! ライブのが終わったら焼肉ですよ! 焼肉! 最・高・級! の焼いたお肉です! 約束です! では、また!」

バタンッ!!
タッタッタッ...!

ちひろ「…ですって。プロデューサーさん」

P「…」

ちひろ「ふふっ。お仕事だけじゃなく約束も溜まっちゃいますから…早く起きてくださいね?」

P「…」
5 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:28:07.89 xzzIzt5w0
(次の日)

裕子「ムムムーン! サイキーック・テレパシー!!! さあさあさあ! 会場のレディースエンドジェントルメーン! 私の気持ち! 届いてますよねーーーー! では、行きますよー! 1、2、3! さいきーっく!!!」

ウォォォォォォ!!

裕子「声が小さいですよー!? 聴こえません! 聴こえません! 寝ている人を起こすように! 日本中の誰もが私の存在に気付くように! 放って置けないくらい魅力的だと思えるように! 盛り上がってくださーーーーい!!!」

ウォォォォォォ!!
ユッコ----!!

裕子「ンンッ! いいですねーーー!! 皆さんっ!!! では歌いますっ!!! ミラクルテレパシーです!!!!!」
6 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:29:33.57 xzzIzt5w0
(次の日)

裕子「ライブは大成功でした! プロデューサーさん! 約束通り焼肉です!」カッ!

P「…」

裕子「起きませんねぇ…」

P「…」

裕子「ふん。起きたら鼻の穴にわさび入れますから」プンスカ

P「…」

裕子「カルビ…ロース…牛タン…ホルモン…」ボソボソボソ
7 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:30:36.84 xzzIzt5w0
P「…」

裕子「耳元で囁いても起きませんか…いいんですかプロデューサーさん? 私が働いて稼いだお金で食べに行っちゃいますよ?」

P「…」

裕子「ふーんだ! いいです! 私は優しいので待っていてあげますよ! 今日はみんなで大戸屋にでも行ってご飯食べてきますっ!」

P「…」

裕子「では、面会時間が終わるのでまた!!」

タッタッタ...バタン!!

P「…」
8 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:31:11.03 xzzIzt5w0
(後日)

裕子「ひぃぃぃん! 雨でビショビショになってしまいましたー!!」グシャ-

P「…」

裕子「靴まで濡れてます…あーもー! 朝は晴れるって言ってたのに…! サイキック・アングリーをこの大空に向かってぶつけますっ!」

裕子「ムムッ…ムムムーン!!!」カッ!!

P「…」

サァァァァァァ...
9 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:31:58.62 xzzIzt5w0
裕子「…」チラッ

裕子「止みませんね…さいきっく実力不足です…」

P「…」

裕子「まあでも! すぐに私の超能力は覚醒して! どんな悪いことでも跳ね返してみせますから! チョチョイのチョイです!!」カッ!

P「…」

裕子「…大丈夫ですよ! プロデューサーさんにもサイキックです! ムムムーン! ほら、1発で治すことは出来ませんけど、こうやってちょっとずつ私のパワーを注入して、それからお医者さんの治療で回復していきましょう!」

裕子「ほーら! ムム…ムムムーン!!」サイキ-ック!
10 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:33:07.73 xzzIzt5w0
P「…」

裕子「…」

裕子「…ま、また来ますっ! 落ち込まない! 諦めない! 前を向いて信じ続けるのが私です!」

裕子「たかだか数日目が覚めないくらいで!」

裕子「たかだか回復の目処が何も立っていないくらいで!」

裕子「たかだか反応が一切ないくらいで!」

裕子「私が諦めるだなんて思わないでくださいっ! ばーかっ!」

P「…」

裕子「では! 明日!」

タッタッタ...パタン

P「…」

P「…」ピクッ
11 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:33:52.14 xzzIzt5w0
(後日)

裕子「ふっふっふ…! 時々、反応が出るようになったみたいですね! プロデューサーさん!」カッ!

P「…」

裕子「やはり私のサイキック・オイノーリが炸裂したようです! よかったよかった!」

P「…」

裕子「ほーら、その調子でガバッと起き上がり! ガバッと財布に手を伸ばし! 叫ぶのです! 『焼肉行くぞ!』と!」


裕子「さすれば私は大喜び! プロデューサーさんも元気モリモリ! っと、お店に行く前に伸びたヒゲは剃ってもらいますけどね! 身なりには気を使えといっつもうるさいですからね! 自分で言ったら自分で実行しなければダメです!」
12 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:35:09.13 xzzIzt5w0
P「…」

裕子「とにかく回復です。私はプロデューサーさんが意識を取り戻すと信じてますからね。みんながサイキックなんてないと言ってもプロデューサーさんだけは信じてくれてました」

P「…」

裕子「だから今度は私の番です! 私はプロデューサーさんが回復すると信じてます! さあさあ! 起きて! 食べて! 立ち上がり! また美少女さいきっくアイドルである私! 堀裕子のプロデュースを再開してくださいっ!!」バ-ン!!

P「…」

裕子「…」

裕子「…今日のところは勘弁しておきましょう! それではまた明日きますっ! 私のことを待たないで、起きてていいですからねー!」

裕子「…じゃあ、また」

パタン...タッタッタッ...
13 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:35:38.82 xzzIzt5w0

(後日)

裕子「ふむ。枕元に私の新作水着姿の写真を忍ばせておいても起きない、ですか」

P「…」

裕子「あーあ、もったいないですねー! 超悩殺ビキニなのにっ! 見たら鼻血ブー間違いなしの逸品ですよ! 逸品!」

P「…」

裕子「…って、鼻血ブーしたらますます体調が悪くなっちゃいますね。あははは!」

P「…」
14 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:36:19.94 xzzIzt5w0
裕子「ああ、そうだ。一応、報告しておきます」

裕子「…プロデューサーさんが倒れてから1ヶ月。私の担当に別の方が付きましたよ…」

P「…」

裕子「も、もちろん仮ですし! プロデューサーさんが起きたら即元通りです! それまでだけですよ! ま、まあ! 新しい担当の人は優しいですし! 私のことを雑に扱いませんし! どんなに私が失敗しても髪の毛わしゃわしゃしたりしませんしっ! それに…っ…!」

P「…」

裕子「…プロデューサーさん。起きてくださいよ」ボツリ

P「…」

裕子「…」グズッ

フキフキ...

裕子「…信じてますからっ! プロデューサーさんが起きるのを信じてますからっ!!!」

P「…」

裕子「また来ますね!」
15 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:36:54.82 xzzIzt5w0
(後日)

裕子「最近、ヨガを始めたんです! ほらほら! 身体が柔らかくなりましたよ!」グイ-ン

P「…」

裕子「自分の才能が恐ろしい…! 超能力だけでなく、柔軟性まで身に付けてしまうとは…!」

P「…」

裕子「プロデューサーさんも寝たままだと身体硬くなっちゃいますよ?」

P「…」

裕子「あーあ、これはストレッチを念入りにやらないといけませんね。今度、トレーナーさんに頼んで一緒にレッスンを受けましょう! そうです! それがいいです!」

P「…」

裕子「ふっふっふ…トレーナーさんは厳しいですよ! 覚悟してくださいっ!」キラ-ン
16 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:37:23.67 xzzIzt5w0
P「…」ピクッ

裕子「!」

P「…」

裕子「ほ、本当は起きて私のことをからかってるんですか?」

P「…」

裕子「…」

裕子「そろそろ起きてもいいんですよ?」

スッ...サスサス...

裕子「さいきーっく…パワー注入です!」グッ

P「…」

裕子「…」
17 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:37:58.16 xzzIzt5w0
P「…」

裕子「…寂しいですよ」ポツリ

P「…」

裕子「っ…それでも…私は絶対回復するって信じてますからっ!!!」

裕子「必ず焼肉! 食べに行きますよ!」カッ!
18 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:39:34.87 xzzIzt5w0
(後日)

裕子「プロデューサーさん。明日、大きな会場でライブがあるんですよ」

P「…」

裕子「ふっふっふっ! ここまで伸びたのはやはりサイキックパワー! そして私のたゆまない努力によるものなのです! 褒めていいんですよっ!」バ-ン!

P「…」

裕子「って、これじゃあ幸子ちゃんみたいですね。あははは」

P「…」

裕子「…」

P「…」

裕子「大舞台…緊張してるんです」

P「…」
19 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:40:06.06 xzzIzt5w0
裕子「…」ハッ!

裕子「で、でも…もちろん頑張りますからっ! 決して弱気になってるわけじゃありませんっ! 安心していてください!」グッ

P「…」

裕子「…観にきてくれませんか?」

P「…」

裕子「私。プロデューサーさんが倒れてからずっと…ずっと…今まで以上に頑張ってきたんですよ…」ポロポロ

P「…」

裕子「へこたれないで…諦めないで…手を抜かないで…プロデューサーさんが戻ってくるって信じて…ここまで来たのに…どうしてプロデューサーさんはまだ起きないんですか…ひどいですよ…」ポロポロ
20 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:41:44.04 xzzIzt5w0
P「…」

裕子「…」グズッ

裕子「…ワガママですよね」

P「…」

裕子「チケット、置いておきます。来れなくてもいいんです。私が大きな会場でライブをやったことが嘘じゃないんだって後で確認してください」

P「…」

裕子「えへへ、明日はすごいライブにしてみせますよ! 『もっと早く起きればよかった!』って思わせるようなライブにします! 悔しがらせてみせます!」

P「…」

裕子「プロデューサーさん! また!」

パタンッ!

P「…」


裕子「…うぅ…あぁぁ…っ…!」ポロポロ
21 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:42:30.27 xzzIzt5w0
(当日)

裕子「さあさあ! 今日は私の晴れ舞台! 空前絶後の! 最高のライブにしてみせますよー!」

裕子「私のサイキックと! スタッフの皆さんのお力があれば余裕です! 頑張りましょう!」グッ!

オ-ッ!!

裕子「ふぅ…」

ちひろ「お疲れ様です。ユッコちゃん」

裕子「あ、お疲れ様です。ちひろさん」

ちひろ「…緊張してます?」

裕子「す、少しだけ。でも、後でプロデューサーさんにDVDも観てもらいますからみっともない姿はノーです! 全力を出します!」カッ!
22 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:43:31.89 xzzIzt5w0
ちひろ「ふふふ。ユッコちゃんは強いですね」

裕子「…」

裕子「強くなんか、ないですよ」

ちひろ「?」

裕子「…プロデューサーさんが倒れてから…何度もくじけそうになりましたし…諦めたくなりましたし…アイドルだって辞めたくなりました…」

ちひろ「…」

裕子「でも、その度に思い出すんです。プロデューサーさんが私のサイキックを信じてくれたことを。私自身のことを信じてくれたことを」

裕子「だから…その…私は私を信じるんです。辛くなっても信じることはやめません。くじけない! 信じ続ける! 前を向く! それが私にできる唯一のことですから!」
24 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:44:57.83 xzzIzt5w0
スタッフ「本場5分前です。用意してくださーい」

裕子「では…行って来ますね!」

タッタッタ...

ちひろ「…ですって。本当に幸せですね。プロデューサーさんは」
25 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:46:06.78 xzzIzt5w0
(会場)

裕子「お待たせしました! エスパーアイドル堀裕子のライブに来ていただきありがとうございます!!!」

ウォォォォォォ!!!

裕子「いいですねー! 私の気持ち! 私の熱意! サイキックによって皆さんに広がってますっ!!!! では! もーっとボルテージを上げるためにも! 早速歌っちゃいましょう! 一曲目は…」

裕子「…え」

裕子「(な、なんで…なんでいるんですか…)」

P「…」

裕子「(遅いです…遅すぎですよ…!)」

裕子「…」ポロポロ
26 :◆hAKnaa5i0. 2018/02/12(月) 13:47:59.59 xzzIzt5w0
ザワザワザワ...ド-シタン?
キュウニナキハジメタゾ?

裕子「…」グスッ

裕子「えー、すみません。あまりの大舞台に感極まって泣いてしまいました!」

裕子「皆さんにひと言! どんなことでも信じれば叶います! 私がこんな大舞台にも立てたように! 信じ続けることはすごい力を持っているんです!」

裕子「…ですから! 私はこう信じます! このライブの後! 半年以上前に約束をすっぽかしたあんぽんたんが! 私に謝りながら! 感謝しながら! 焼肉をおごってくれるでしょう! と!」

裕子「きっと叶うでしょう! 叶わないわけがありません! だって、信じればきっと叶うから!」

裕子「では! 行きますよー! 一曲目は『絶対特権主張します!』です!!!!」

ウォォォォォォ!!

終わり
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/12(月) 16:17:29.90 iItl6wASO
幻覚説

果南「幼馴染からの重い誕生日プレゼント」

1 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 10:29:37.07 tnaG+/07.net
 
鞠莉の家でみんなから盛大に誕生日を祝ってもらった後、私は高海家の炬燵で蜜柑を貪っていた。


「そっかぁ。果南ちゃんが海外にねぇ」


洗い物を終えた志満ねぇが右側に腰を下ろす。


「立派よねぇ。それに比べてうちの子ときたら……」


対面にいらっしゃるのが高海家のボスこと千歌のお母さん。

私が今こうしているのはお世話になった高海家へのご挨拶……ではなく、

千歌が「今日はうちに泊まっていって!」と、しつこく迫るもんだから根負けしたというわけ。

本当はまだ打ち明けるつもりはなかったんだけど、普段は内浦にいないお母さんもいたから丁度いい機会だと思い海外に行くことを伝えた。
2 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 10:34:43.94 tnaG+/07.net
「あいつ、どうすんだろうね。母さん何か聞いてないの?」


左側で雑誌を読みながら話すのは美渡ねぇ。


「今はラブライブに集中するんだって〜」

「ラブライブねぇ……。ラブライブで優勝したら進学有利になるかな?」

「さぁ?」


さすが美渡ねぇ。考えたこともなかった。

千歌はどうするんだろうか。進学するのか、志満ねぇみたいにここで働くのか、美渡ねぇの様に沼津で働くのか。
3 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 10:37:37.56 tnaG+/07.net
ふと思い返すと、千歌とそういった類の話をまったくしてなかったことに気付く。

まぁ私が意図して避けてた面もあるんだけどね。

渦中の人物は私が海外に行くことを打ち明けると

『なにそれ、私聞いてないんだけど! 果南ちゃんの馬鹿! もう知らない!』

と、怒ってどこかへ行ってしまったのだ。自分の部屋だとは思うけど。

黙っていた私が悪い自覚はある。本当は誰よりも早く千歌に伝えるつもりだった。

けど、言えなかった。勇気がなかった。怖かった。それは私が千歌に対して、幼馴染以上の感情を抱いているから。
4 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 10:41:31.20 tnaG+/07.net
ずっと、妹みたいな存在だと思っていた。

あの日、あの時。がむしゃらに飛び続ける千歌を私は何度もやめさせようとした。傷付いていく姿を――泣きそうになる顔を見ていられなくて。

「絶対にできるとこ果南ちゃんに見せてあげるんだから!」

去り際に聞こえた千歌の叫びに私の胸は高鳴った。私だって恋に恋する女子高生だ。自分のために一生懸命になる姿にときめいたっていいじゃない。

例えそれが妹みたいな存在でも。



そして約束の時間。千歌は宣言通り見せてくれた。

『どうだ! 見たか! にししっ』

朝日よりも眩しい笑顔に私の心は射抜かれる。
5 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 10:46:42.35 tnaG+/07.net
それからというもの、千歌との距離感がわからなくなって気軽にしていたハグも出来なくなり、

話す時も私の心を射抜いた笑顔がちらついてまともに顔を見れなかったり……とまぁ、中々のへたれっぷりだった。

最近はマシになったとはいえ、お泊りの誘いは気が気じゃなかった。今はまた別の意味で気が気じゃない……。


「あいつはいつまで不貞腐れてるんだか」

「ごめんねぇ。千歌ちゃんったら果南ちゃんのこと大好きだから」

「いえいえ……黙っていた私が悪いので……」


千歌の怒りは当然で、今日はもう二月の十日。私が内浦を去るのに一ヶ月と僅かしかない。

ラブライブの決勝も控え、終わった後は卒業式をしてあっという間にお別れ。自分でも中々ひどいことをしたなと反省する。

ギリギリまで伏せて言い逃げせずに済んだと前向きに考えるべきか……。
6 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 10:50:23.07 tnaG+/07.net
そんな殊勝な心がけとは裏腹に、少しだけ嬉しかったりもする。

千歌が私との別れを惜しんでくれたこと。これがもし「あっ、そうだったんだー。お土産よろしく!」

なんて軽く言われたら私が泣きながら家に帰っていたところだ。めんどくさい女の自覚はある。自覚はね。


「果南ちゃんどうする? 今日は私と一緒に寝る?」


志満ねぇからの魅惑的な誘い。もちろん断る。


「寝たいところですが、そろそろ千歌に謝ってこようと思います」

「殴られない様に気を付けなー」

「はい……」
7 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 10:55:16.88 tnaG+/07.net
美渡ねぇのアドバイスを胸に受け止め、立ち上がろうと炬燵に手を置くと後ろで勢いよく襖が開いた。


「果南ちゃん、ちょっと来て」


振り返ると、神妙な面持ちの千歌が立っていた。
 

「千歌、もっと静かに開けなさい」

「う、ごめんなさい……。果南ちゃん浜辺まで行くから暖かくしてね」


お母さんに窘められいつもの千歌が帰ってきた。

「う、うん」私は返事をしつつ美渡ねぇから借りた寝間着の上にコートを羽織り、千歌の後ろを付いていく。
8 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 10:59:32.15 tnaG+/07.net
 

街灯と月明かりに照らされた静寂の砂浜。


ここは私が千歌に特別な感情を抱いた場所だった。


歩みを止め、じっと海を見つめる千歌の後ろ姿に私から声を掛ける。


まるで私の言葉を待っている様に思えたから。
10 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:02:57.49 tnaG+/07.net
「留学のこと、黙っててごめん」

「うむ。千歌は怒っています」

「反省します……」

「でもね、おかげで決心がついた。今日しかない。今しかないって」

「決心?」

「うん……私ね、ずっと果南ちゃんにプレゼントしたいものがあったんだ」

「本当はそのために呼んだわけなんだけど……」
13 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:18:07.40 aF/wMRwz.net
そうか。それであんなに今日は泊まれってしつこかったんだ。

ずっと、というのが引っ掛かる。誕生日プレゼントはもう貰ったわけだけど(イルカのぬいぐるみ)

私が留学することで決心がつくような代物。一体何を渡されるのか……。
14 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:19:12.88 tnaG+/07.net

「誕生日プレゼントならもう貰ったよ?」

「あれは……みんなの前ように……義理チョコ? みたいな」

「義理誕生日プレゼントってなにさ」

「もー! 笑わないでよ!」

 
いつもの空気が私達の間に戻ってきた。

 
「それで、何をくれるのかなん?」
15 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:22:46.43 tnaG+/07.net
内心ドキドキしつつも平静を装う。

義理チョコという例えから、今渡されるのは本命誕生日プレゼント。

千歌は自分で言った言葉の意味をわかっているのだろうか。私、期待しちゃうよ?


「準備するから目瞑ってて、絶対開けちゃダメだよ」

「へーい」


目を瞑り、暗闇に身を任せる。

波の音と時々聞こえる車の音に耳を傾けながら千歌を待つ。

待つ……。待つ……。待つ……。
16 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:25:40.22 tnaG+/07.net
「……まだ?」

「あ、あともうちょっとだから! 言うの忘れたけど結構重いから気を付けてね……」

「え、重いの?」


とても重そうな物は持ってなかった様に見えるけど……。

念の為、膝を軽く曲げる。傍から見たら間抜けなポーズだ、千歌早く。
18 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:29:24.91 tnaG+/07.net
 

――不意に、両手を握られた。


二月の寒さを忘れるくらいに暖かい彼女の温もりを感じていると、唇に柔らかい感触がした。


十八年生きていて初めての感触。けれど、それはすぐにわかった。


キスだ。
20 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:34:23.37 tnaG+/07.net
思わず目を開けてしまう。

眼前に広がるのはぎゅっと目を瞑り、月明かりの下でもハッキリとわかるくらいに真っ赤になった千歌の顔だった。

唇から伝わる彼女の想いが私の体を包んでいく。寒さなど、もはや感じない。


唇を当てるだけの子供みたいなキスだったけれど、それがとても千歌らしくて、愛おしくて、離れていくのが名残惜しかった。


「どうだ! 十七年来の幼馴染のファーストキスだぞ! 重いだろ!」


そう言って無邪気に笑う千歌。きっと私の顔も同じように赤いのだろう。
21 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:37:53.97 tnaG+/07.net
「うん……重い。すっごく重いよ」


指で自分の唇に触れる。そこにある彼女の温もりを確かめるように。


「い、嫌だった?」


無邪気さが一変、私の反応に心配になったらしい。


「嫌なわけない。嬉しいよ……人生で一番の誕生日プレゼント。ありがとう千歌」

「良かった……」


まさか千歌も、私のことをそう想っていてくれたなんて思いもしなかった。

それもずっと――。
23 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:43:00.13 tnaG+/07.net
 
ほっと胸を撫で下ろし、顔を上げた千歌の表情はらしくないほど真剣で、深呼吸をしてから今日一番重い言葉を口にした。



「果南ちゃんのこと待っててもいいですか」



私はその言葉の意味をすぐには理解出来なかった。


「待っててもって、別にあっちに住むわけじゃないんだから――」

「そうじゃなくて」


儚さを含んだ千歌の声色に私はようやく察した。千歌は恐れている。二人が離れ離れになること。時間は人を変えてしまうことを。


私だって怖い。それでも――千歌は勇気を出した、私と違って。なら次は私だ。私が想いを伝える番だ。
24 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:47:34.72 tnaG+/07.net
「……待っててほしい」


必死に紡ぎ出した言葉はあまりにも弱々しかった。だから――



「必ず戻るって誓うから、私のこと後もう少しだけ待っていてほしい!」

 

波の音を掻き消すように叫ぶ。彼女の心に届くように。


「本当に? 帰ってきて顔も見たくない、とか言わない?」

「うぐ……言わないよ。約束する、絶対」


私の渾身の叫びも虚しく軽口で返されてしまった。夏の私を鑑みればそう思われても仕方ないのはわかるけど……。


「わかった……信じてあげる。代わりに私のこと抱きしめて……果南ちゃん得意でしょ?」

「それ、嫌味入ってる?」

「入ってないと思った?」


今日の千歌には到底敵いそうになかった。
25 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:52:25.58 tnaG+/07.net
「だからね――」


「私のこと、他の子にはしないくらい強く抱きしめて」


いつもとは逆の立場で、千歌は両手を広げる。私よりも少し小さいその体に吸い込まれるように飛び込む。


背中に腕を回し、ぎゅっと力を込める。


私の想いを伝えるために。二人の心が離れてしまわないように。


今はまだ幼馴染の彼女を――強く、強く抱きしめる。


 






おわり
26 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:53:55.71 tnaG+/07.net
ありがとうございました。果南ちゃん誕生日おめでとう千歌ちゃんとお幸せに。
27 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:55:24.72 tnaG+/07.net


千歌「ホテル、密室、曜ちゃんと二人きり。何も起きないはずがなく……」
28 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:55:30.68 PziPTR8f.net
ちかなんすき
29 :名無しで叶える物語 2018/02/10(土) 11:58:05.12 sZekyq/v.net
乙乙
これは良いちかなん

P「若年性アルツハイマー?」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:10:32 ID:WcAA8XB50
ガチャ

春香「ただいまー」

P「おかえりー」

春香「あれ?プロデューサーさんまだいたんですか?」

P「まだいた、とは……?」

春香「え?今日は響ちゃんの撮影の方観に行くって言ってませんでした?」

P「あっ!忘れてた!」

春香「早く行かないと響ちゃんすねちゃいますよー」


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:12:11 ID:WcAA8XB50
P「まだ間に合うな……。ありがとう春香! 行ってくる!!」

春香「気をつけてくださいねー!」

ガチャ タッタッタッタ

春香「最近プロデューサさんは働きすぎじゃないですかねー」

小鳥「最近疲れてるのかミスが多くなってきてるのよねぇ」

春香「プロデューサーさんが頑張ってるんだから私も頑張らないと!!」

小鳥「私もプロデューサさんの負担が少しでも減るように頑張らなくちゃ!」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:14:40 ID:WcAA8XB50
数日後

ガチャ

やよい「あのー、プロデューサー?」

P「どうした?やよい?」

やよい「まだ…ですか?」

P「え……?なにが?」

やよい「プロデューサーが家まで送っていってやるから先に車で待ってろって言いましたよね?」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:16:03 ID:WcAA8XB50
P「あっ!悪い! 何故だか途中までしか終わってない書類がいっぱい出てきて……」

やよい「プロデューサーは最近働き過ぎじゃないですか?」

P「心配してくれてるのか?」

やよい「はい…… 皆さんも心配してますよ?」

P「そうか…… 皆に心配かけて、俺はまだまだ半人前だなぁ……」

やよい「そんなことないです! プロデューサーのおかげで最近仕事が増えてきて、いっぱい、いーっぱい感謝してるんですよ!」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:21:15 ID:WcAA8XB50
P「やよいはやさしいなぁ」ナデナデ

やよい「えへへ… 本当に、無理しないでくださいね」

P「わかったよ… ほんとごめんな」ナデナデ

やよい「……」


小鳥「……」

小鳥(そろそろ律子さんと社長に相談するべきね……)


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:22:42 ID:WcAA8XB50
律子「私も……おかしいとは思ってたんですよ」

真「ボクも、この前迎えに来てくれなくてテレビ局から帰れなかったんだよねー。 あの時は寂しかった……」

社長「ふむ…… 仕事に支障を来すまでなのはイカンね……」

小鳥「どうにかプロデューサーさんにお休みをあげられませんかね?」

社長「そうだな…… 彼に負担を押し付けすぎたようだ」

千早「最近のプロデューサーは労働基準法も何も関係ないくらい働いてましたよね」

真美「ブロック記号、ってやつだね」

亜美「なな、なんと我が765プロがあのブロック記号だったなんて!」

貴音「それを言うならブラック企業、ですよ」

亜美真美「そうともいうね!」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:26:55 ID:WcAA8XB50
伊織「とにかく! 疲れたからってミスされたらたまったもんじゃないわ! それなら一日や二日休んでもらったほうがマシよ!」

社長「わかった。 皆には負担をかけることになると思うが……」

ガチャ

P「ただ今戻りました!」

社長「ちょうどよかった、キミに話がある」

P「話……ですか?」

社長「そうだ、キミは明日から二日間しっかりと休息を取ってもらう」

P「休息、ってそんな急に言われましても……」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:29:59 ID:WcAA8XB50
社長「これも業務のうちだと思ってくれ」

P「でも、皆が……」

社長「これは皆がキミを心配して私に話してくれたことだ」

P「そ、そうだったんですか……」

社長「なに、心配するな。 キミがいなくても二日くらいどうにかなるさ。 私もフォローする」

P「ありがとうございます…… 皆、すまない……本当にありがとう……」

響「しっかり休むんだぞ! 前みたいに自分のこと忘れられるのはもう嫌だからな!」

P「あのときはすまなかったな……」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:30:32 ID:WcAA8XB50
美希「ミキも、ハニーが体壊すのは嫌だから二日は我慢するの!」

P「美希……」

P「じゃあ、律子、小鳥さん、社長、この二日間皆をお願いします!」

律子「任せといてくださいよ!!」

小鳥「しっかり休んでくださいね!」

社長「フフフ…… 久しぶりに腕が鳴るな」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:31:57 ID:9Clk5Q9Q0
翌日

P「おはようございます」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:33:00 ID:WcAA8XB50
次の日

律子「じゃあ皆それぞれ今日の予定は確認したわね!」

一同「はーい!!」

律子「じゃあプロデューサーに心配かけないためにも頑張るわよ!」

一同「おーーっ!」

ガチャ

P「おはよー」

一同「!?」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:36:25 ID:idaeotbl0
ワロタwwwワロタwワロタ・・・


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:36:36 ID:WcAA8XB50
やられたwww


P「って、なんで皆こんなに揃ってるんだ?」

一同「…………」

P(なんなんだこの沈黙は……)

春香「あ、あの…なんで……」

P「どうした春香?俺がいたらおかしいことでもあるのか?」

一同「…………」

P「えっ? ど、どうして皆そんな目で俺を見るんだ?」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:37:40 ID:WcAA8XB50
律子「何しに…来たんですか……?」

P「何しにって……もちろん仕事に……」

伊織「アンタそれ本気で言ってんの!?」

P「えっ!?」

亜美「兄ちゃん……それはさすがに……」

真美「ちょっとやばいんじゃないかな……」

P「ちょっとまて、皆が何を言っているかわからないんだけど……」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:39:29 ID:WcAA8XB50
律子「いいですかプロデューサー。落ち着いて、昨日のことを思い出してください」

P「昨日の、こと……」

P「昨日は…… えっと……」

P「…………あれ?」

P「ちょっとまってくれ、えーっと……」

P「そうだ!○×テレビで打ち合わせをして……」

P「それから…… えっと……」

P「なんだこれ…… おかしい…… えっと…………」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:40:44 ID:WcAA8XB50
伊織「もういいわ」

P「まってくれ! もう少しで……」

伊織「いい病院を紹介するわ。いきましょう」

P「病院って…… 何言ってるんだ伊織は…… なあ律子?」

律子「いきましょうプロデューサー」

P「おいおい律子まで……」

P「どうしたって言うんだ……」チラッ

真「っ!」ビクッ

P「なあ……真?」

真「あっ…… えっと…… あの…………」

真「っ……」フイッ

P「真……?」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:41:15 ID:WcAA8XB50
P「春香!」

春香「……」フイッ

P「貴音!」

貴音「あなた様、もう……」フイッ

P「くそっ…… おかしいのは…俺か…………」

P「なんなんだこれは…… チクショウ……」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:46:04 ID:WcAA8XB50
次の日 病室

P「あー……皆、いるか?」

律子「全員集まってます」

P「じゃあ聞いてくれ……」

P「俺は…もうお前らのプロデューサーは続けられない」

美希「なっ…」

P「若年性アルツハイマーだった」

美希「ハニーがいなくなるなんてヤ!」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:49:00 ID:WcAA8XB50
P「悪い…… 今の俺では皆に迷惑をかけてしまうんだ」

美希「絶対ヤなの! ハニーが辞めるのならミキも辞めるの!」

P「ごめんな、美希」

美希「ダメ! 謝っちゃだめなの!」

律子「コラ、美希!」

美希「絶対、ぜーったいヤなの!!!」

P「美希…… 本当に…ごめっ……」

律子「美希!!」

美希「っ……」ハッ


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:51:48 ID:WcAA8XB50
美希(ハニー……泣いてる……?)

美希「……ごめんなさい…なの……」

P「いや、俺が、悪いんだ……」

美希「ハニーはなんにも悪くないの……」

P「皆!聞いてくれ!」

P「俺は今から様々なものを忘れていく」

P「考えたくはないが、もしかしたらお前たちのことも……」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 21:59:20 ID:WcAA8XB50
P「だから!」

P「全員、俺が忘れられないようなアイドルになってくれ!」

P「お前たちは俺がいなくても輝ける!今以上に!」

P「俺のために、これからも頑張ってくれないか……?」

春香「プロデューサーの…ためですか……」

P「そうだ、もう俺の人生の楽しみはお前たちしか残ってない」

P「プレッシャーになるかもしれないが…… 辛い時は俺のことを…思い出してくれたらうれしい」

P「今度からはテレビの向こう側で、お前たちの多くのファンの一人として、お前たちを応援するから……」


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:07:26 ID:WcAA8XB50
響「わかったさ! 頑張るから自分のこと忘れるんじゃないぞプロデューサー!」

貴音「月まで名の轟くあいどるとなってみせましょう」

やよい「プロデューサーさんのためならもっと頑張れるようなきがします!」

伊織「このスーパーアイドル伊織ちゃんのこと忘れたら承知しないんだからね!」

亜美「またイタズラしに来るから覚悟しといてよ!」

真美「クフフ…恐怖を刻みつけてあげるよ」

千早「テレビの向こうのプロデューサーまで、絶対私の歌、届けてみせますから」

P「皆……」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:12:57 ID:WcAA8XB50
P(よく……涙をこらえてくれたな……)

P「皆、強くなったな」

美希「ハニーのおかげなの」

P「そうか…… 今まで頑張った甲斐があったよ……」ポロポロ

あずさ「あらあら、泣いちゃダメですよ〜」

春香「そうですよ! 皆我慢してるんですから!」

P「わ、悪い!」

真「これで今生の別れってことでもないんですしね!」

ワイワイ

雪歩「…………」


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:15:16 ID:lo3ZmiWe0
雪歩……?


75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:17:20 ID:WcAA8XB50
律子(自分がいなくなるっていうのに…… こんな雰囲気にできるなんて……)

律子(やっぱりプロデューサーはすごいです)

社長「じゃあそろそろ時間だ」

小鳥「また来ますからね」

P「はい!ありがとうございます!」

P「じゃあ皆、頑張ってくれよな!」

一同「はい!」

ガラガラ

パタン


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:20:16 ID:WcAA8XB50
P(それから数週間がたち……)

P(皆頑張っているという知らせを聞いては、親のような気持ちで喜んでいた)

P(俺がいなくても765プロは順調に前に進んでいた)

P(……ただ、一人を除いては)

コンコン

P「どうぞ」

ガラガラ

雪歩「こんにちは」


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:26:59 ID:WcAA8XB50
P「おっ?きてくれたのか!」

雪歩「偶然時間があきましたから」

P「ありがとう! 最近調子はどうだ?」

雪歩「皆頑張ってますよ」

P「新しいプロデューサーはどうだ?うまくいってるか?」

雪歩「まあ……前ほどではないですが…… うまくやってます」

P「そうかそうか!よかった!」


P(俺は知っていた)

P(雪歩が新しいプロデューサーに心を開けていないことを)


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:31:47 ID:WcAA8XB50
雪歩「皆、プロデューサーのために、って張り切ってますよ!」

P(皆……か……)

P「雪歩、時間はどれくらい大丈夫なんだ?」

雪歩「30分くらいですかね。 みんなもきたいって言ってたんですけど……」

P「そうかそうか、俺の言葉がそんなに効いてたのはうれしいなぁ」

雪歩「私たち、プロデューサーが好きですから」

P「あっはっは! 照れるなぁ!!」

雪歩「プロデューサーはこれからどうするんですか?」


94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:39:22 ID:WcAA8XB50
P「んー…… とりあえずはこの病院にお世話になるかな」

P「俺ぐらいの歳でアルツハイマーって結構希なケースらしいからさ、データ取るために格安でここにおいてくれるらしいよ」

雪歩「その後は……?」

P「そうだな……俺の貯金もそんなに多くはないし…… 生活補助受けながらなんとか……」

雪歩「お金がなくなったら?」ジッ

P「うっ…… ま、まぁ、なんとかするよ……」

雪歩「プロデューサー…… 自分から死ぬのは、だめですよ?」ジッ

P(見透かされていた…か……)

P「雪歩、お前強い目をするようになったなぁ……」


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:43:44 ID:WcAA8XB50
雪歩「ご家族とかは……?」

P「実はな、俺のオヤジもアルツハイマーなんだ」

雪歩「えっ……?」

P「やっぱ遺伝なんだろうな……」

P「オヤジの介護に追われてるお袋にこれ以上迷惑はかけられないし」

雪歩「そんな……」

P「俺は誰にも、誰にも迷惑はかけたくないんだ」

雪歩「でもっ、もしよければっ……」

P「雪歩にも、だ……」


103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 22:54:41 ID:WcAA8XB50
雪歩「そう、ですか……」

P「悪いな、心配かけて」

雪歩「いえ……」


P(その後は他愛もない話をして雪歩は帰った)

P(そしてその一週間後)


コンコン

P「どうぞ」

雪歩「えへへ またきちゃいました」ガラガラ


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:01:37 ID:WcAA8XB50
P「雪歩? 仕事は大丈夫なのか……?」

雪歩「えっと… 今日は偶然収録がお休みになって……」

P「本当は?」

雪歩「っ……!?」

雪歩「……やっぱりプロデューサーには隠し事できないですね」

P「新しいプロデューサーとうまくやって行けてないんだろ?」

雪歩「新プロデューサーのせいではなくて…… 元から私はアイドルに向いてなかったんですよ」

P「そんなことない! 雪歩は俺の認めたアイドルなんだから!」

雪歩「今までの私はプロデューサーがいたからやってこれたんです……」


113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:13:10 ID:WcAA8XB50
P「そうだ!社長に頼んで女性のプロデューサーを探してきてもらおう!」

雪歩「私のために事務所の手間と時間とお金を無駄にするくらいなら…やめます……」

P「なぁ、俺は765プロの誰ひとりとしてかけて欲しくないんだ」

雪歩「プロデューサーがかけましたよ」

P「うっ…… 痛いとこつくなぁ……」

P「でも雪歩にはそういう強かな面もあるってことを俺はファンのみんなに知ってもらいたい」

雪歩「でも…… 私にはそれを伝える能力がなくて……」

P「なら特別レッスンだ!」

雪歩「特別、ですか……」


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:17:55 ID:WcAA8XB50
P「そうだ! 俺もまだ765プロの一員として、雪歩にできるだけのことをしたいと思う!」

雪歩「プロデューサーとなら……頑張れる気がします」

P「そうか!これをみてくれ!」

雪歩「なんですか、これ?」

P「音読は脳にいいらしいんでな、いろんな種類の台本を音読してるんだ」

雪歩「なるほどっ」

P「で、演技の幅を増やすために……まずは落語だ!」

雪歩「落語……?」

P「雪歩は落語を聞いたことがあるか?」


117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:22:20 ID:WcAA8XB50
雪歩「あっ、父が好きなのでたまに……」

P「そうか!あの噺家たちの話、凄いと思わないか?」

雪歩「確かに…… 話に聞き入ってしまう魅力と明確に場面を頭に浮かばせるほどの表現力……」

P「そうだ、それは確実に雪歩の演技の幅を広げてくれる!」

P「これから時間があるときは俺のところで特別レッスンだ!」

雪歩「はい!!」


P(そうして雪歩は俺のところへ足繁く通い、演技は少しずつ上達していった)

P(そして、俺の病状も…………)


122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:28:38 ID:WcAA8XB50
真「最近雪歩元気になったよねぇ」

春香「新しいプロデューさんにも慣れてきて仕事も増えてきたしねぇ」

真「ってか最近イヤホンつけてよく何か聴いてるけど何聴いてるんだろ?」

春香「……」ジーッ

雪歩「ふむふむ……」

春香「えーいっ!」スッポーン

真「は、春香!?」

雪歩「ひあぁ!?」

春香「ん?落語?」


125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:32:05 ID:WcAA8XB50
真「……? 雪歩落語好きだったっけ?」

雪歩「それは……えっと……」

雪歩「かくかくしかじか」

春香「えーっ! そんなにプロデューサーさんのところいってたの!?」

真「ずるいなぁ雪歩はー」ニヤニヤ

雪歩「で、でも最近は全然行けてなくて……」



P(最近来ないな…… アイツ……)

P(でも、それはいいことなんだ……)

P(あいつは俺なんかに縛られてるようじゃいけない)


131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:38:50 ID:Tn73BHUO0
あいつ……


132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:40:12 ID:WcAA8XB50
二ヶ月後

雪歩「ハッ…ハッ…ハッ……」タッタッタッタ

雪歩「やった、やりましたよ、プロデューサー!」タッタッタ

「病院ないでは走らないでくださーい」

雪歩「あっ、すみません!」

雪歩「やっと、やっと……!」

コンコン

雪歩「…………」ドキドキ

ドウゾー

雪歩「お久しぶりです!」ガラガラ


140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:42:59 ID:WcAA8XB50
P「おっ! よく来てくれたな! えっと……」

雪歩「っ!」

P「あ…… 待ってくれ、その……」

雪歩「だ、大丈夫…ですよ……」

P「あぁ…… あぁ…… すまんっ……」

雪歩「ゆっくり、ゆっくりでいいですからね」ニコッ

P「うぁ… ぐすっ…… 俺は…… 俺はッッ……!」

雪歩「……」ギュッ

P「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


151 : 忍法帖【Lv=35,xxxPT】(1+0:15) 2014/02/15(土) 23:45:43 ID:vLmm1EzM0
oh......


152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:47:24 ID:WcAA8XB50
雪歩「私が誰だかわかります?」ギュッ

P「あぁ、わかる、765プロの仲間で……」

P「あぁ… ダメだ…… 俺は……」

雪歩「私あなたにお礼を言いに来たんです」

P「やめてくれ! そんな資格俺にはない!」

雪歩「いえっ、私が言いたいので!」

P「うぐっ…… ぐすっ……」

雪歩「私はあなたのおかげでドラマの主演を演じることとなりました」

雪歩「おなたは私を救ってくれました」

雪歩「本当に、ありがとうございます……」


160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:51:07 ID:WcAA8XB50
P「ごめん、ごめんな……」

雪歩「わたしはお礼言ってるのに謝らないでくださいよ」

P「あぁ、おめでとう……」

P「でも、今は少し、一人にしてくれないか?」

雪歩「分かりました、10分後にまたきます」ニコッ

ガラガラ

雪歩(あぁ、覚悟はしていたけど)

雪歩「やっぱり辛いよ……」グスッ


167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/15(土) 23:56:11 ID:WcAA8XB50
ガラガラ

雪歩「十分、たちましたよ」

P「ごめん、やっぱりキミの名前、思い出せない」

雪歩「そうですか」

雪歩「……萩原、雪歩です」

P「そうだ! 雪歩! 雪歩雪歩! もう忘れない!」

雪歩「はいっ!」ニコッ

P「雪歩と二人でレッスンしたことはちゃんと覚えてるんだ、よかった、ほんとによかったな」

雪歩「あらためて、ありがとうございます」


174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:00:51 ID:WcAA8XB50
雪歩「でも、これからここに来れることは少なくなると思います」

P「そうか……」

雪歩「それでも、私のこと、覚えていてくれますか?」

P「あぁ、忘れない、絶対にだ! 今日みたいな思いをまたするのは絶対に嫌だからな」

雪歩「フフ、ありがとうございます」

雪歩(それは、とても嬉しい言葉だった……)

雪歩(絶対に叶わないことだとしても……)


176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:01:40 ID:M42y3Tii0
(´;ω;`)


179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:05:23 ID:XNpoRgoM0
雪歩(それから私は芝居に打ち込んだ)

雪歩(一年以上休みのない日が続いたが)

雪歩(プロデューサーとしていた『特別レッスン』だけは今も続けている)

雪歩(そして時は経ち……)

〜〜〜〜〜〜

コンコン

P「どうぞー」

P(誰だろう? とても綺麗な人だ)


180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:05:53 ID:cOrz3FEIP
ああ…


188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:08:32 ID:XNpoRgoM0
??「お久しぶりです」

P「えーっと、どちら様ですか?」

??「やっぱり覚えていませんか…… わかっていても心にズシリとくるものがありますね……」

P「ごめんなさい……」

??「いいえ、しょうがないことです。私はあなたの元同僚の秋月律子です」

P「はぁ、こんにちは」

律子「あなたに渡したいものがあってきました」

P「なんでしょう?」


192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:14:01 ID:XNpoRgoM0
律子「これです」

P「これは……?」

律子「765プロのアイドルたちの資料です」

P「765……? なんだか聞き覚えのある響きのような気がする……」

律子「ホントですか! それは良かった!!」

P「でも、どうしてこれを……?」

律子「あなたはそれを持って置かなくてはいけないんです」

P「は、はぁ……」

律子「まぁ、いずれわかりますよ」


199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:20:42 ID:XNpoRgoM0
P(そして、秋月さんはよくわからない話をたくさんして帰っていった)

P(でもそれは何故か退屈ではなく、ずっと聴いていたかった)

P(そしてしばらくは秋月さんの持ってきた資料を眺める日が続いた)

コンコン

P「はーい」

ガラガラ

??「こんにちは〜」

P(誰だろう? とても綺麗な人だ)


203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:24:54 ID:XNpoRgoM0
P「こんにちは」

??「お久しぶりです〜」

P「えーっと、どちら様ですか?」

??「さぁ〜? だぁ〜れだ?」

P「えっ……」

??「あっ!引かないでくださいよ!」

P「えっと……」

??「うふふ、思い出してくれるまで待ちますよ〜」

P「あっ!」


206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:28:18 ID:XNpoRgoM0
??「思い出してくれました〜?」

P「ちょっと待ってください……」ペラペラ

P「えーっと…… あった!」

P「三浦、あずささんですね?」

あずさ「せいか〜い!」

P「今日はどうしたんですか?」

あずさ「私、アイドル引退するんでお世話になったプロデューサーさんに挨拶を、と思いまして」

P「俺、あなたみたいな人をお世話してたんですか?」

あずさ「そりゃあ、もうたくさん〜」


214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:34:05 ID:XNpoRgoM0
P「三浦さんはどうして引退を?」

あずさ「私、結婚するんです」

P「おぉ、おめでとうございます!」

あずさ「ありがとうございます〜」

あずさ「私の旦那さん、あなたにとってもよく似てるんですよ?」

P「えっ……///」

あずさ「うふふ。プロデューサーさん、今までありがとうございました」

P「これからもお幸せに過ごしてください」

あずさ「ありがとうございます。 ではさようなら〜」

P「さようなら」


219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:35:58 ID:XNpoRgoM0
P「あっ、三浦さん!」

あずさ「はい?」

P「えっと…… 出口は部屋を出て左にまっすぐです」

あずさ「っ!!」

あずさ「……ありがとうございます」ニコッ

P「あっ……はい、お気を付けて」

ガラガラ

P(俺はどうして最後にあんなことを……?)


230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:40:49 ID:XNpoRgoM0
コンコン

P(最近来客がおおいなぁ)

P「はーい」

ガラガラ

??「こんにちはーっ!」

P(誰だろう? とても綺麗…いや、可愛い人だ)

P「こんにちは」

??「お久しぶりですプロデューサー!」

P「えーっと、どちら様ですか?」


239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:45:16 ID:XNpoRgoM0
??「うぅ〜、やっぱり忘れちゃってるんですね」

P「ご、ごめん……」

??「プロデューサーさん!」

P「ん?」

??「ハイ!」

??「ターッチ!!」パチーン

P(……? なんだ?手がかってに……)

??「私、高槻やよいっていいますー!」

P「高槻さん、今日は何しに?」


244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:48:52 ID:XNpoRgoM0
やよい「私、アイドル引退するんで挨拶にきたんです!」

P「ああ、君もか…… 君も結婚するの?」

やよい「け、結婚って……/// 私は勉強のためですよ!」

P「そうか、えらいな」ナデナデ

やよい「っ!!」

P「あ、ごめん!急に!!」

やよい「いえっ… 大丈夫…ですっ……」

P「でも泣いてるじゃないか!!」

やよい「えっ?」ポロポロ


246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:52:01 ID:cOrz3FEIP
ζ*;ヮ;)ζ


248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 00:52:57 ID:XNpoRgoM0
やよい「え、えっと、なんでだろ……」ゴシゴシ

やよい「プロデューサーに頭なでてもらうの久しぶりで、安心したのかもしれません……」ポロポロ

P「そうか……」

やよい「今までプロデューサーのためにって頑張ってきたからずっと褒めてもらいたかったのかも……」ポロポロ

P「ゴメンな……」ナデナデ

やよい「あの日もこうやってなでてくれましたよね……」

やよい「もう少し、このまま撫でてもらっててもいいですか?」

P「わかった……」ナデナデ


253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:00:24 ID:XNpoRgoM0
P(俺は目の前の小さな女の子の頭を撫でてやることしかできない自分を情けなく思えた)

―――――

やよい「ありがとうございました!プロデューサー!元気でました!」

P「よかった! 勉強頑張れよ!」

やよい「はい!」

P「あと、ひとつ聞きたいんだが、765プロのアイドルってもう皆辞めていくのか?」

やよい「いえ、皆さん最前線で活躍しているトップアイドルなのでまだまだやめないと思います!」

P「そうか……」

やよい「あっ、でも一人……」


259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:03:29 ID:XNpoRgoM0
P「ん……?」

やよい「一人だけ、あなたの前に現れる人がいるかもしれません」

やよい「その時は…… 優しくしてあげてくださいね」

P「うん、わかった」

やよい「じゃあ、さようなら!」

P「さようなら」

テクテク

クルッ

タッタッタ

P「えっ?」

チュッ


265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:05:52 ID:XNpoRgoM0
やよい「えへへ…… ありがとうございました!」ガルーン

P「あっ…… うん……///」ボー

ガラガラ

タッタッタッタ

やよい(さようなら、私の初恋)


P「……」ボー

P「俺は昔どんな人間だったんだ……?」


269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:11:00 ID:XNpoRgoM0
P(頬がまだ熱い……)サスサス

P(それにしてもあの子のいっていた『もう一人』って……)


数週間後

??(ここに来るのはいつぶりだろう)

??「すぅーー はぁーーー」

コンコン

??「失礼します」

P「えっと……君は…… 萩原さん?」

雪歩「っ!?」


272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:12:28 ID:cOrz3FEIP
!?


274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:16:23 ID:XNpoRgoM0
雪歩「なんで……?」

P「えっと…… 誰かがもう一人来るかもしれないって言ってたから…… 資料眺めてたんだ」

雪歩「あっ…… そうですか」

P「ん?誰から聞いたんだっけ? まぁいいか」

雪歩「体調はどうですか?」

P「うーん…… 前まで出来てたはずのことができなくなっててイライラすることはあるけど……それ以外は普通だ」

雪歩「よかった……」

P「萩原さんも引退するのか?」

雪歩「えっと、それは……」


278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:19:56 ID:XNpoRgoM0
雪歩「まだ決めかねてるんです」

P「どうして?」

雪歩「私がやめるとたくさんの人に迷惑がかかっちゃうから」

P(ん? なんだろうこの気持ち……)

雪歩「でも、最近お仕事も減ってきて…… そろそろ潮時なんですかね?」

P「そんなことない!」

雪歩「!?」

P「……と思うぞ?」

雪歩「でも、私なんてダメダメで…… 昨日も私のミスで撮影遅れちゃったし……」


283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:24:00 ID:XNpoRgoM0
P「そんなこときにするなよ」

P「キミはもっとやれる……気がするんだ」

雪歩「でも……」

P「でも、キミが本当にやめたいんならやめればいい」

P「他の誰かなんて気にすることはないと思うんだ」

雪歩「プロデューサー?」

P「ってなんだろう、なんだか偉そうなこといってごめんな」

P「何故だか言葉が溢れてくるんだ……」


287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:26:54 ID:XNpoRgoM0
雪歩(それは紛れもない、あの頃のプロデューサーの言葉だった)

雪歩「じゃあ私、もうちょっと頑張ってみようと思います」

P「そうか! 頑張れよ!!」

雪歩「はい!」

雪歩「それと…… これ、受け取ってください!」

P「これは?」

雪歩「私たちのライブのチケットです!見に来てくださいね!」

P「うん! わかった!! 絶対見に行く!!」


294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:31:19 ID:XNpoRgoM0
P(そして、そのチケットに書かれていた日、迎えが来た)

小鳥「こんにちは〜 私はちょくちょくお見舞い来てたんだけど覚えてます?」

P「いえ……すみません」

小鳥「忘れられるのもなれてますよ! では、いきましょう」


P(たどり着いた席はなんだか特別な席のようだった)

小鳥「こんなに特等席で見られるだなんてなかなかありませんよ!」

P「はぁ……」

P(人が多いところは苦手だ。 知らない人ばっかりで)


303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:36:12 ID:XNpoRgoM0
ガコンッ

P「うわっ! 暗いっ!」

小鳥「大丈夫です! 始まりますよ!」

ワァァーーーー

P(なんだろうこの曲)

P(とっても心が躍る……)

P(そして…… とてもキラキラしてる)

ワァワァーーー


306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:39:35 ID:XNpoRgoM0
P(そこから先は夢中にステージを見入っていた)

P(気づいたら俺は…… 泣いていたようだった)

春香「今日はみんな、ありがとーーー!」

ワアアアアアア


P「終わり…… ですか?」

小鳥「ライブは終わりましたけど…… まだお楽しみはありますよ」

P「えっ?」

小鳥「楽屋へいきましょう」


310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:42:47 ID:XNpoRgoM0
小鳥「っていうかこれが今日のメインです」

P「でも、俺は何も覚えていなくて……」

小鳥「みんな、それを知った上であなたに会いたいと言ってるんです」

P「えっ……」

小鳥「あってあげてください」ペコリ

P「そんな、頭をあげてください」

小鳥「あなたが行くというまで頭をあげません」

P「わかった、行きます、行きますよ!」

小鳥「ありがとうございます」ニコォ


314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:46:18 ID:XNpoRgoM0
コンコン

小鳥「みんなお疲れー!」

亜美「おっすぴよちゃーーん!」

小鳥「あずささんとやよいちゃんもきてたんですか!」

ワイワイ ザワザワ

P「あの……」

シーン

美希「は、ハニー……」


318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:49:31 ID:XNpoRgoM0
P「えっと…… 皆さんのライブとても良かったです」

真「このステージの基礎をつくりあげたのは…… あなたなんですよ」

響「そうだぞ! だからそんな他人行儀な言い方はやめるさ!」

P「あっ…… えっと……」

美希「いつもみたいに!!」

P「えっ!?」ビクッ

美希「いつもみたいに『お疲れ!今日もよかったぞ!』ってほめてよ!!」

律子「美希っ……」


325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:52:39 ID:XNpoRgoM0
美希「その言葉を聴きたくてっ…… ミキはっっ……」

律子「やめなさいっ」

美希「あなたのために頑張ってきたんだよ!!」

P「っ―――――」



P(何かが……繋がった気がした……)




律子「ごめんなさい、プロデュー……サー?」

P「今まで苦労かけたな、皆」


327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:53:10 ID:G9hTt5fn0
!?


337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 01:57:35 ID:XNpoRgoM0
美希「っ……!?」

P「お前たちは俺が言ったことをずっと守って、俺のために頑張ってくれてたんだな」

春香「プロデューサーさん……?」

P「ありがとう…… そして、ごめん……」

貴音「あなた様っ……!」

P「貴音は、貴音だけの魅力を持っていて…… それを突き通す姿がとってもカッコイイんだ」

P「いつも冷静沈着でお月様のようにみんなを見守っている、そんな貴音でこれからもいてくれ」

貴音「あなた、さまぁ……」ボロボロ

P「でも、ラーメンの食べすぎは気をつけろよ?」


342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:00:45 ID:XNpoRgoM0
P「響は…… 対照的に太陽のような笑顔が魅力だ!」

響「うん…… うんっ……」ボロボロ

P「人間も動物も皆引き寄せられるその笑顔でこれからも765プロを照らしてくれ!」

響「言われなくてもっ…… 自分は完璧なんだからなっ……」グスッ


354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:05:25 ID:XNpoRgoM0
P「亜美、真美」

P「お前たち、おっきくなったな」

亜美「にいちゃぁぁん」ポロポロ

真美「うぁぁぁん」ポロポロ

P「これからの765プロにはお前たちの若い力が必要不可欠だ!だから……」

亜美「わがってるよぉ」ポロポロ

真美「にいちゃんがいなくなっても頑張れるよぉぉ」ポロポロ

P「そうか、その言葉で安心したよ」


360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:08:54 ID:XNpoRgoM0
P「千早の歌は、もう世界の裏側にまで届くよ」

千早「でも…… たった一人に届かなければ……」ヒック

P「しっかり、届いてたぞ」

千早「ぷろでゅーさぁぁ」ボロボロ

P「ごめんな今まで……」

千早「ふぇーん」ポロポロ


364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:11:11 ID:XNpoRgoM0
P「あずささんは…… もう手を引いてくれる人を見つけたんでしたね」

あずさ「はい……」

P「これからはその運命の人と迷わないように手を取り合ってくださいね」

あずさ「はいっ……」ポロポロポロ

P「お幸せに」


366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:13:12 ID:XNpoRgoM0
P「やよいは…… クククッ」

やよい「なっ、なんですかぁ」ポロポロ

P「もっといい人見つけろよな!」

やよい「あうぅ……」ポロポロ

P「おつかれさん」


368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:15:21 ID:XNpoRgoM0
P「真は…… 熱くなると周りが見えなくなるところがあるからなぁ」

真「えへへ…… ボクだって成長したんですよ!」ヒック

P「そうだな…… 可愛くなったよ」

真「っ〜〜」ボンッ


371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:17:35 ID:XNpoRgoM0
P「美希…… ごめんな」

美希「ううん、謝らなくてもいいの。 今までハニーのおかげでがんばれてたんだから」

P「これからは…… 俺に縛られないで生きろ」

美希「うん……ハニーと話せてよかったの」ポロポロ


376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:20:41 ID:XNpoRgoM0
P「名実ともにスーパーアイドルになったな、伊織」

伊織「あったりまえじゃない」ポロポロ

P「お前もこれからの765プロをひっぱていかなければならない」

P「伊織ならできると信じてるぞ」

伊織「あったりまえ…… あったりまえよぉぉ」ポロポロ


378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:22:50 ID:XNpoRgoM0
P「律子…… お前には本当に迷惑かけたな」

律子「ほんとですよぉ」ヒック

P「これからも…… 俺たちの765プロを任せてもいいか?」

律子「まっかせてください!」ポロポロ


382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:25:47 ID:XNpoRgoM0
P「春香、お前はいつも無理しすぎるからな」

P「俺のせいでいっぱい無理しただろ?」

春香「へっちゃら…ですよぉ……」ポロポロ

P「そうか…… もう春香はトップアイドルだもんな!」

春香「はいっ!」ボロボロ


386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:28:03 ID:XNpoRgoM0
P「小鳥さんは早く結婚してください」

小鳥「ぴよっ!?」

P「皆、心配してますよ」

小鳥「もうっ! プロデューサーさんっ!」

P「ありがとうございました。貴女がいなければ今の765プロはなかったと思います」

小鳥「もう… ぷろでゅーさーさぁぁん」ポロポロ


387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:30:36 ID:XNpoRgoM0
P「雪歩……ほら、覚えてただろ?」

雪歩「プロデューサーっ……」ヒック

P「チケット、ありがとうな。また皆に会えたのは雪歩のおかげだ」

雪歩「いえ…… こちらこそ、感謝でいっぱいです……」ポロポロ


393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:33:13 ID:XNpoRgoM0
P「皆! 本当に輝いてた!」

P「お前たちは俺の人生の誇りだ!」

P「今日のステージは本当に最高だった」

P「みんな……あり…が……」ドサッ

「プロデューサー!?」

「救急車!救急車!!」

………………
…………
……



401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:36:36 ID:XNpoRgoM0
雪歩(プロデューサーはあれ以来私たちのことを思い出すこともなく)

雪歩(症状は急速に悪化していった)

雪歩(そして私は…………)


雪歩「ごはんですよー」

P「……」ボー

雪歩「またライブのDVDみてたんですか」


413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:41:31 ID:XNpoRgoM0
雪歩(プロデューサーをうちに引き取り)

雪歩(プロデューサーのお世話をしながらほそぼそと女優業は続けています)

雪歩(大好きな人と一緒に入れるのなら)

雪歩(これで私は幸せです……)



「……ゆき…ほ」

「あり…が…とう…… ご…めん……な」


『彼』の最後の言葉は彼女には届かないままだった
END


414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:41:56 ID:X9h7N3010
乙!


418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:42:53 ID:XNpoRgoM0
くぅ塚

最後グダった

今度からちゃんと最後まで考えてスレたてるわ

読んでくれた人サンクス

おやすみんごす


427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:44:27 ID:IfGXPOuz0

良かった


428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:44:41 ID:XNpoRgoM0
正直あずささんに帰り道教えるあたりがピークだった
ああいう雰囲気で終わらせたかった……


432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 02:45:52 ID:cOrz3FEIP
おつでした


モバP「プロデューサー質問箱?」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 22:53:05.17 lUGmTDTh0
ちひろ「はい♪アイドルのみんなにプロデューサーへの質問を書いてもらいました!」

P「いつの間に……」

ちひろ「それで今日は珍しくアイドルのみんなが集まってるのでこのタイミングで聞いちゃおうかなーって」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 22:55:21.46 lUGmTDTh0
P「それでちひろさんはさっきから怪しげな箱を抱えてるわけですか」

ちひろ「怪しげとは何ですか!この中にはアイドルからの質問が書かれた紙が入っているんです!」

P「はぁ……まあ急ぎの仕事もありませんし1個くらいなら大丈夫ですけど」

ちひろ「流石ですプロデューサーさん!それでは早速行ってみましょう!今回は……この質問です!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 22:57:03.80 lUGmTDTh0
P「なになに……『アイドルの中で心配な人はいますか?』ですか……」

ちひろ「なるほど……ちなみにこれを書いたのは?」

ありす「私です」

ちひろ「ありすちゃんでしたか。どうしてこの質問を?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 22:58:41.85 lUGmTDTh0
ありす「この事務所には大人の方が何人か居ます。もちろん頼りにさせて貰っていますがこう……はっちゃけた感じの人もいらっしゃるので」

早苗「ウッ」

友紀「ウッ」

ありす「それで普段遠慮して言えないことがあるならここで言っておくべきかと思ったので」

ちひろ「なるほどそういう事でしたか」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:00:04.67 lUGmTDTh0
早苗「ちょ、ちょっと待って!そうは言ってもあたしもいい大人よ?Pくんに心配させるようなことは無いって!」

友紀「そ、そうそう!ちょーっとビール飲み過ぎちゃったりするだけだって!」

ありす「充分心配する要素あるじゃないですか……それで…Pさんどうなんです?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:01:12.76 lUGmTDTh0
P「うーんとな……確かにありすの言うことも分かるが、さっき自分でも言ってたように早苗さんたちはもう大人だからな。そこまで心配してるわけじゃないよ」

早苗「あ、あれ……自分で言っておいてなんだけど少し意外……」

ありす「そうですか……なら他に心配なアイドルは居るんですか?」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:02:12.81 lUGmTDTh0
P「まあパッと思いつくのはTulipかなあ」

奏「あら、Pさんたら酷い事言うのね。私たちだって大人なのに」

周子「そうだそうだ酷いぞー」

フレデリカ「でも心配されてるってことはそれだけ私たちを見てくれるってことでしょ?やだー照れるー☆」

志希「まあ志希ちゃんたちの醸し出すフェロモンがあればまー仕方ないってゆーかー?」

美嘉「いやそういう事じゃ……ってか私もこっち側なの!?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:03:18.97 lUGmTDTh0
P「あー……言われれば美嘉はそこまで心配でもないかな。ごめん、美嘉は除外で」

フレデリカ「美嘉ちゃんバイバーイ☆」

美嘉「なんだろう……嬉しくない……」

周子「それでそれで?まあなんとなーく理由は分かるけど一応教えてちょ」

P「いや、多分周子が思ってるのとは違う理由だと思うぞ?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:04:08.00 lUGmTDTh0
周子「その心は?」

P「俺の理由で他に心配なのはな、泰葉と千秋だ」

泰葉「えっ」

千秋「えっ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:05:21.78 lUGmTDTh0
ありす「ちょっと待ってください。泰葉さんも千秋さんもしっかりした人ですよ?」

早苗「そーよそーよ。2人ともちゃんとしてる娘よ?年長者である私が言うんだから間違いないわ」

P「それは確かにその通りなんだけどな」

志希「フレちゃんさん、この状況をどう考えますか?」

フレデリカ「そうですね、これは私たちも遂に優等生路線へと変更するアイスだと考えます」

奏「それを言うなら合図ね、そして残念ながらその可能性は無いと思うわ」

しきフレ「「な、なんだってー!?」」ガガーン

美嘉(むしろどうして有り得ると思ったんだろう……)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:06:38.29 lUGmTDTh0
泰葉「えっと……もしかして知らずのうちに迷惑をかけてしまったんでしょうか……」オロオロ

千秋「そうね、もし迷惑をかけてしまったのなら謝りたいから理由を言って頂戴」

P「ああいやそんな重く捉えなくてくれ。俺が言いたいのはな、今言ったやつらは『溜め込むクセがある』ってことなんだよ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:07:45.77 lUGmTDTh0
泰葉「溜め込むクセ……ですか」

P「そうそう。周りを困らせまいと自分だけでどうにかしようとするだろ?」

千秋「……完全に否定することは出来ないわね」

P「だからプロデューサーとしては心配なの。変に背伸びして振舞ってたり、一見へらへらしてるように見えるのに実はーとかな」

奏「遠回しに見えてわりと直接的に私たちのことを指してるわね」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:09:30.24 lUGmTDTh0
P「まあそういう事だ。なんかあったら遠慮せず言ってくれよな。みんなが苦しんでるのを気付かず見過ごしたくは無いからさ」

ちひろ「さすがPさん流れるような口説き文句ですね」

P「何が口説き文句ですか。それに…アイドルではありませんけどちひろさんの事も心配してるんですからね?」

ちひろ「あら、私まで口説かれちゃうんですか?」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:11:18.87 lUGmTDTh0
P「茶化さないでくださいよ……ちひろさんは唯一の事務員ですから居なくなられたら困ります。なので困ったことがあったら気軽に相談してくださいね。ちひろさんの為なら何時でも力になりますから」

ちひろ「え、ええ。その時はよろしくおねがいします」

美嘉(うわあ……ちひろさん顔赤くなってる)

フレデリカ(恐ろしくさり気ない口説き文句、私じゃなくても見逃さないね!)

美嘉(こいつ、脳内に……!というかそれ誰でも気付くってことじゃん!)

???(わかるわ大明神)

美嘉(今度は一体なに!?)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:12:11.31 lUGmTDTh0
P「ん、そうだ。逆にみんなから俺に対して心配なことってあるか?何かあるなら折角だから聞いておきたいんだけど」

ありす「それは、えっと……」

P「えっもしかして言いづらい事なのか?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:12:51.57 ws+l9lf8o
LiPPSな
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:13:27.54 lUGmTDTh0
早苗(い、言えない……)



友紀(多分本人は気づいてないんだろうけど……)
19 :>>17ごめんなさい素で間違えてました 2018/02/10(土) 23:15:34.61 lUGmTDTh0
美嘉(プロデューサーの……プロデューサーの……)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:16:30.78 lUGmTDTh0
みんな( 髪の薄さが心配だなんて!!!)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 23:19:44.53 lUGmTDTh0
これにておしまいとなります、読んでくれた方ありがとうございました
オチを安易なハゲネタに持って行ってすいませんでした
あとLiPPSファンの人ごめんなさい次書く時は気を付けます
それではHTML化依頼を出してきたいと思います

小林さんちのみょみょみょ星人

1 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:47:50.11 3QXmgP7VO
僕はみょみょみょ星人。 宇宙人だみょ。

宇宙船から飛び降りて地球にやってきたみょ。

だけど着地に失敗しちゃって……

空き地の地面に頭が突き刺さってしまったみょ。

参っちゃったみょ。 みょへへへへへ。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518230870
2 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:48:33.13 3QXmgP7VO
みょみょみょ星人「……」

小林「……」

みょみょみょ星人「……」

小林「……」

みょみょみょ星人「……」

小林「うわああああああああああ!!!?」
3 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:49:05.09 3QXmgP7VO
小林「人が!! 人が埋もれてる!!」

小林「今助けるから!!」

スポッ

小林「大丈夫ですか!!?」

みょみょみょ星人「助かったみょー!! ありがとみょー!!」

小林「よ、よかったぁ……」ホッ

小林「……?」

小林(あれ……人……じゃない?)

小林(もしかして……ドラゴン?)

小林(いや……にしてはドラゴンっぽくないな)

みょみょみょ星人「えー……とりあえず」

みょみょみょ星人「さっさと貴様の家に連れてけ馬鹿野郎!!」

小林(笑顔で何言ってんのこの子!!?)
4 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:49:36.01 3QXmgP7VO
みょみょみょ星人「じ、実は僕……自分が何者か分からないみょ」

小林「え……記憶喪失?」

みょみょみょ星人「そ、そうだみょ!! 記憶喪失だみょ!!」

みょみょみょ星人「だから暫くの間、家に泊めてほしいみょ!!」

小林「……」

小林(どうする……? 家に連れてきていいのかな? 怪しそうだけど……)

小林(それとも警察に届けようか……)
5 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:50:22.30 3QXmgP7VO
小林「所で……名前も覚えてないの?」

みょみょみょ星人「……!!」











『いいか003号!! この任務をしくじったらどうなってるか分かってるのか!!?』










『さっさと動け!! 003号!!!』











『003号!! うんこをするな!!』














みょみょみょ星人「……」
6 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:50:54.35 3QXmgP7VO
みょみょみょ星人「そうなんだみょ……僕は名前が思い出せない……」

みょみょみょ星人「いや……名前がないんだみょ」

小林「名前が……ない?」

小林「記憶喪失で名前を忘れたんじゃなくて? 名前がないってのははっきり覚えているの?」

みょみょみょ星人「うん……覚えているみょ」

小林「……そっか」

小林(記憶喪失……けど名前がないのは覚えてる……)

小林(名前がないって……どういう事なんだろう)

小林「……」

小林(私一人じゃ解決できそうにないな)

小林(一応トールにも聞いてみよう)
7 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:51:29.59 3QXmgP7VO
小林「じゃあ……とりあえずうちに来な」

みょみょみょ星人「いいのかみょ!!?」

小林「いいよ、外も寒くなって来たし。 早く家に行こう」

みょみょみょ星人「わーいわーい!! やったみょー!!」

みょみょみょ星人「ありがとみょー!! えーっと……」

みょみょみょ星人「……名前、なんて言うみょ?」

小林「私? ……小林」

みょみょみょ星人「小林……」
8 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:51:59.63 3QXmgP7VO
『003号!!』








『003号!!!!』







『003号!!!!!!』















みょみょみょ星人「小林……」

小林「……?」

みょみょみょ星人「小林……みょへへへへへ」
9 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:52:34.81 3QXmgP7VO
みょみょみょ星人「小林って名前、すっごくいいみょー!!」

小林「……そうかな? 結構ありきたりな苗字だけど」

みょみょみょ星人「凄くいいみょー!! 小林って名前凄くいいみょー!!」

小林「……」

小林(名前……ないんだよね)

小林(だったら……)

小林「名前……ほしい?」

みょみょみょ星人「?」

小林「小林って名前……ほしい?」

みょみょみょ星人「!!! 欲しいみょ!! 凄く欲しいみょーーーー!!!」

小林「分かった。 じゃあ今日から……」

小林「君の名前は……小林ね」

みょみょみょ星人「わーい!! 小林みょー!! 今日から小林みょー!!」

小林「……」

小林(どうしてこの子には……名前が与えられなかったんだろう)
10 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:53:08.20 3QXmgP7VO
ガチャッ

小林「ただいまー」

トール「小林さん!! お帰りなさ……」

トール「!!!!!!!!!!????」

みょみょみょ星人「こんばんはだみょー!!!」

トール「だ、だだだだだだだだ誰ですかあなた!!!?」

みょみょみょ星人「僕の名前は小林だみょー!! みょっへへー!!」

トール「こ、こここここここここここ小林!!!?」

トール「小林さん……もしかして……この子と結婚したんですか!!?」

小林「違う」
11 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:53:43.10 3QXmgP7VO
トール「記憶喪失!!!? しかも……名前がない!!!?」

小林「うん。 とりあえずうちに泊めようと思って」

小林「トールはこの子に見覚えはない?」

トール「いや……全く覚えがないですね。 カンナはあの子知ってますか?」

カンナ「知らない」

小林「そっか……じゃあドラゴンじゃなさそうだね」

みょみょみょ星人「うわー!! この服凄いいいみょー!!」

トール「なっ!!?」
12 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:54:19.08 3QXmgP7VO
小林「それはメイド服だよ」

みょみょみょ星人「僕も着てみたいみょー!!」

トール「何言ってるんですか!!? あなたのサイズのメイド服なんてありませんよ!!」

トール「あなた男じゃないですか!! それにこの服は私だけの特権なんです!!」

小林「そんな決まりはない」

みょみょみょ星人「……着てみたいみょー」

小林「……」

小林「子どものメイド服、 探せばあるかもしれないからさ」

小林「明日買いに行く?」

みょみょみょ星人「!!!? いいのかみょ!!?」

小林「うん、いいよ」

みょみょみょ星人「わーい!! ありがとうだみょー!!」

トール「ぐぬぬ……二人の距離が縮まっていく……」ゴゴゴゴ

カンナ「トール様、顔がマジやば」
13 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:55:03.13 3QXmgP7VO
次の日

小林「あった。 ほら」

みょみょみょ星人「うわー!! 凄くカッコいいみょー!!」

小林「か、カッコいい……?」

みょみょみょ星人「うん!! カッコいいみょー!!!」

小林(どっちかっていうとメイド服は可愛いんだけどね……)

小林「まぁ……気にいってるならいいか」

みょみょみょ星人「か、買ってもいいみょ?」

小林「うん、いいよ」

みょみょみょ星人「わーい! ありがとみょー!!」
14 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:55:36.88 3QXmgP7VO
みょみょみょ星人「……!!」

みょみょみょ星人「ちょ、ちょっとトイレみょ!! すぐ戻ってくるみょ!!」

小林「うん、分かった」












みょみょみょ星人「……」

みょみょみょ星人「はい、こちら003号」

『003号……任務はどうなっている?』

みょみょみょ星人「……任務?」

『まさかお前……地球を征服するのを忘れてないだろうな?』

みょみょみょ星人「!!!」
15 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:56:12.15 3QXmgP7VO
みょみょみょ星人「も、勿論だみょ!! 忘れてないみょ!!」

『そうか……ならいい』

『この任務は003号、お前にかかっている』

『ヘマしたらどうなるか分かってるだろうな? 003号』

みょみょみょ星人「わ、分かってるみょ……」

みょみょみょ星人「……ボス」

『なんだ?』

みょみょみょ星人「そ、その003号って名前やめてほしいみょ……僕にもちゃんとした名前を……」

『必要ない』

みょみょみょ星人「え……?」
16 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:56:45.96 3QXmgP7VO
『お前如きに名前など必要ないと言ったんだ』

『分かったらさっさと任務を続けろ!! 003号!!!』

プツッ

みょみょみょ星人「……」










みょみょみょ星人「お、お待たせみょー!! 早く帰るみょー!!」

小林「そうだね、トール達も待ってるだろうし」
17 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:57:16.68 3QXmgP7VO
こうして僕はこの家で色んな経験をしたみょ。

トール「いいですか!! 今日から私の事は先輩って呼んでくださいね!!」

みょみょみょ星人「分かったみょマグロ!!」

トール「全然分かってないじゃないですか!!」

トール「……兎に角、その服を着るからには私が先輩メイドとしてたっぷりと教えてあげますからね!!」

みょみょみょ星人「分かったみょ唐揚げ!!」

トール「さっきから一文字もカスってませんよ!!?」
18 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:57:57.66 3QXmgP7VO
ファフニール「……」ピコピコピコピコ

滝谷「……」ピコピコピコピコ

みょみょみょ星人「ピコピコピコピコ」

滝谷「自分で言ってるでヤンスか!!?」















カンナ「見て才川、小林」

みょみょみょ星人「みょへへー!!」

才川(こ、これは……私のライバル!!)

才川(カンナさんは渡さないんだから!!)
19 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 11:58:33.23 3QXmgP7VO
そして月日が経ち……

みょみょみょ星人「お掃除終わったみょー!!」

小林「凄いね小林ー。 ピッカピカだよー」

みょみょみょ星人「みょへへー」

トール「あ、あんなにポテンシャルがあるなんて……私の立場は……」

トール「……って、弱気になっちゃダメです!! 私も負けませんよ!!」

小林「ところで小林……本当に下の名前いらないの?」

みょみょみょ星人「いらないみょ!! 僕は小林って名前が大好きなんだみょー!!」

みょみょみょ星人「……!!」

みょみょみょ星人「ちょ、ちょっと外の空気吸ってくるみょ!!」

バタン!!

トール「あいつ、最近ああ言って外に行くの多くないですか?」

トール「外出する時も……しょっちゅうトイレ行きますし」

小林「……」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 12:49:36.84 /94UBiaqO
でんじゃらすじーさんか
21 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:02:21.80 +7+ISHV0
みょみょみょ星人「……もしもし」

『何をやっている003号!! いつになったら地球の征服は終わるんだ!!』

みょみょみょ星人「!!」

『こんな弱小な星などすぐに征服できるだろ!! このノロマ!!』

『ほかのやつらはとっくに別の星を征服してるぞ!!!』

『下っ端のお前に相応しい任務をやったのに……このザマとはな!!』

みょみょみょ星人「……ごめんなさいみょ」
22 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:02:48.55 +7+ISHV0
みょみょみょ星人「……!!! そうだボス!! 言い忘れてた事があるみょ!!」

『なんだ?』

みょみょみょ星人「実は僕、すっごくいい名前をもらったんだみょー!!」

みょみょみょ星人「小林っていう……」

『死ね!!!』

みょみょみょ星人「……」

みょみょみょ星人「……へ?」
23 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:03:26.86 +7+ISHV0
『お前なんか必要ない!! 今すぐ死ね!!』

みょみょみょ星人「……」

カチ……カチ……

みょみょみょ星人「……!!」

カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ

みょみょみょ星人「あの……ボス、さっきからカチカチ音が……」

『時限爆弾だ!!』

みょみょみょ星人「!!!?」

『こんな事もあろうかとお前の体内にセットしていた!!』

『お前はもう必要ない!! 地球と一緒に死ね!!!』

プツッ
24 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:03:56.67 +7+ISHV0
みょみょみょ星人「……」

みょみょみょ星人「僕は……どうすれば……」

小林「……」

トール「……」

みょみょみょ星人「!!!」

小林「ごめんね、盗み聞きするつもりはなかったんだけど……不安で様子を見に来たら……」

小林「今の話は……本当なの?」

みょみょみょ星人「……」

みょみょみょ星人「ごめんなさいみょ……」

みょみょみょ星人「僕は……嘘をついてたみょ」
25 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:04:30.97 +7+ISHV0
ゴゴゴゴゴゴゴゴ

みょみょみょ星人「……?」

トール「小林さん!! あれ!!」

小林「……!!」

小林「あれは……宇宙船?」

みょみょみょ星人「た、大変だみょ……僕が爆発したのを皮切りに……地球に攻め込む気だみょ」

小林「そ、そんな……」
26 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:05:00.43 +7+ISHV0
トール「大丈夫ですよ!! あんな宇宙船、私にかかれば一発です!!」

みょみょみょ星人「その必要はないみょ」

トール「な、なんでですか!!?」

みょみょみょ星人「僕が宇宙船に突っ込めば……体内にある爆弾が爆発して……宇宙船を破壊できるみょ」

トール「!!!」

小林「で、でも!! そんな事したら小林が!!」
27 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:07:28.57 +7+ISHV0
みょみょみょ星人「いいんだみょ。 先輩が宇宙船を破壊しても……僕の時限爆弾はどうにもならないみょ」

みょみょみょ星人「だったら……こうするしかないみょ」

トール「ダメです!! 絶対にダメです!!!」

みょみょみょ星人「!!」

トール「いいですか!!! これは先輩命令ですよ!!!」

トール「命を投げ捨てるような事なんて絶対許しませんよ!!」

みょみょみょ星人「じゃあ……解決方法はあるのかみょ?」

トール「……!!」

トール「それ、は……」
28 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:08:59.19 +7+ISHV0
みょみょみょ星人「もう行くみょ」バッ

小林「!!! 飛んだ……」

みょみょみょ星人「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

小林「小林!! 待って!!!」

トール「待ちなさい小林!!」

小林(確かに小林が突っ込めば私達は死なずに済む……でも!!!)

小林(小林がいない生活なんて……私は……)

小林(そんなのやだ!!!)

『何をする気だ!! 003号!!!』

小林「小林!!! お願い戻って!!!」

トール「先輩の言うことが聞けないんですか小林!!!」

『止まれ003号!!!』

小林「小林!!!」

トール「小林!!!」
29 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:10:36.29 +7+ISHV0
みょみょみょ星人「……」

みょみょみょ星人「小林……先輩……みんな……」












みょみょみょ星人「僕の名前を呼んでくれてありがとうだみょ!!!」

















ドカーン!!!

『ぐわあああああああああ!!!』
30 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:11:11.50 +7+ISHV0
小林「あ……あ……」

トール「……」

小林「ああ……ああ……」

トール「……」

小林「小林……なんで……どうして……」

トール「……ふんっ!!」

小林「……?」

トール「あ、あんなやつ……いなくて精々しますよ!!」

トール「これで小林さんに一番仕えるメイドは私ですね!!」

小林「トール!!!! 今自分が何言って……」

トール「……う」

小林「!!!」

トール「うう……」

トール「うわああああああああああああん!!!」
31 :◆LYNKFR8PTk 2018/02/10(土) 20:11:43.03 +7+ISHV0
トール「だって……こうでも言わないと……」

トール「悲しい思いが……消えないんですよぉ……」

小林「……」

『はーはっはっはっ!!!』

小林・トール「!!!!」

『馬鹿め!! 無駄死にだったな003号!!!』

小林「そんな……どうして……」

『俺はハナから宇宙船になんぞいなかった!! あいつは騙されたのさ!!!』

トール「……どこにいるんですか!! 姿を現しなさい!!」

『何を言っている……俺はずっとお前達といたじゃないか!!』

小林「え……?」

『いいだろう……冥土の土産に見せてやろう!!』

『俺様の正体をなあぁぁ!!』
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 20:12:21.53 +7+ISHV0















◆LYNKFR8ptk「どっこいしょっと」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 20:14:23.81 +7+ISHV0
小林「……」

トール「……」

◆LYNKFR8PTk「……」

小林「……」

トール「……」

◆LYNKFR8PTk「……」

◆LYNKFR8PTk「俺様がああああああああああ!!! ボスじゃあああああああああああ!!!」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 20:15:13.93 +7+ISHV0
◆LYNKFR8PTk「どうやらあまりにも驚いて言葉も出ないようだな」

◆LYNKFR8PTk「いいか? 人にしろ化け物にしろ……生き物ってのはな」

◆LYNKFR8PTk「まず利用して」

◆LYNKFR8PTk「利用して利用して利用して」

◆LYNKFR8PTk「利用して利用して利用して利用して利用して利用して利用して利用して」

◆LYNKFR8PTk「利用してから殺す」

◆LYNKFR8PTk「それがボス……いや、悪魔だ」

◆LYNKFR8PTk「さぁて……俺の姿をみちゃあ命はねえ」

◆LYNKFR8PTk「てめぇらも俺に利用されて死ねやああああああああああ!!!」

小林「トール」

トール「はい」

ドゴオオオオン!!

◆LYNKFR8PTk「ぐはおおおおおおおおおおおおおお!!?」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 20:15:45.48 +7+ISHV0
◆LYNKFR8PTk(そんな……俺は……)

◆LYNKFR8PTk(最初から……ずっと……)

◆LYNKFR8PTk(乗っ取り防止の為につけてたのに……)

◆LYNKFR8PTk(IDが変わるから……つけてたのに……)

◆LYNKFR8PTk(過去作をググってもらいたいから……つけてたのに……)













◆LYNKFR8PTk「トリップつけてたのにひどいやああああああああああ!!!」

ドカーン!!
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 20:16:13.64 +7+ISHV0
トール「これで……平和は守られましたね」

小林「うん……ありがとうトール」

トール「でも……小林は……」

小林「……」












みょみょみょ星人「いやーすっかり生きてたみょー!!」

小林・トール「!!!!!?」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 20:16:42.22 +7+ISHV0
小林「小林!!!? なんで!!? なんでここに!!!?」

トール「自爆したんじゃないんですか!!?」

みょみょみょ星人「それが……僕にも分からないみょ」

翔太「よ、よかった……間に合った」

ルコア「偉いねぇ翔太くん!!」

トール「ルコアさん!!?」

ルコア「実は通りかかったら君達を見て……」

ルコア「そしたら翔太くんが覚えたての魔法でなら助けられるかもしれないって!!」

トール「覚えたての……魔法?」

翔太「う、うん……アポート」

小林「!!! じゃあもしかして……小林だけを移動させて……」

翔太「うん」

ルコア「凄いよ翔太くん!! 君は命を救ったんだよ!!」

翔太「う、うわあ!! 近いって!!///」

小林「翔太くん……ありがとう」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 20:17:23.36 +7+ISHV0
みょみょみょ星人「小林!!!」

小林「!!」

みょみょみょ星人「僕……これからも……小林の家で暮らしていいみょ?」

小林「……うん、勿論」

小林「……ね、トール?」

トール「し、仕方ないですね……」

トール「いいですか!! これからビシバシ鍛えますからね!!」

小林「……素直じゃないんだから」

みょみょみょ星人「わーい!!」

小林「……小林」

小林「小林はもう……立派な私の家族だよ」











「ボス死んだって」

「じゃあほかの星征服するのやめるか」

宇宙は平和になった。

小林さんちのみょみょみょ星人〜トリップつけてたのにひどいや〜

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/10(土) 20:45:57.36 SO9gqOijO

海未おねーさん「みんな、りんぱなさんとあそぼうのはじまりだよ!」

1 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 00:41:57.92 yEwiAAuD.net
わーわー

海未おねーさん「さぁみんな、あつまれー!」

わーわわわーわー


海未おねーさん「さぁみんな!りんぱなさんをよんでみよう!」

はーい!

海未おねーさん「せーのっ!」

りんぱなさーん!!

海未おねーさん「ここでいったんCMです!」
2 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 00:45:25.24 yEwiAAuD.net
ちゃーんちゃらーらーらーんららららーんいぇーい


海未おねーさん「はい、さぁ今日も!りんぱなさんと一緒に、みんなのハートを撃ち抜くぞっ♪」


海未おねーさん「はじまりました『りんぱなさんとあそぼう!』3時のおやつより穂乃果のことが大好き!司会の海未おねーさんだよ。みんな、よろしくね」

うみおねーしゃーん!!

海未おねーさん「うん!元気ですね。元気なことはいいことです」

わー

海未おねーさん「早速ですがりんぱなさんを呼びましょう!今日はどんなりんぱなをしてくれるのかな?みんな、楽しみだね!」

たーのーしーみー

海未おねーさん「では、あらためてよんでみよう!せーのっ!りんぱなさーん」


りんぱなさーん

にこほの「はーい」


にこ「にこです!」
穂乃果「穂乃果です!」

にこほの「りんぱなです!」

わー
3 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 00:48:13.20 yEwiAAuD.net
にこ「りんです」

にこ「チョコレートが好きにこー」

わー、りんおねーさーん

にこ「みんないくわよ!せーの!」

らーめん!
にこ「チョコにこー」

海未おねーさん「はい。らーめん」

にこ「そしてこっちが!」

穂乃果「ぱな!ぱなぱな!」

穂乃果「パンが好き!!」

穂乃果「ぱなだよ!せーのっ!」

はくまいー
穂乃果「ぱん!ぱんぱん!」

海未おねーさん「朝はパン」

ぱんぱぱん

海未おねーさん「はぁ…穂乃果かわいい」

ほのうみかよー
きゃはははははー

海未「ではー?」

ふたりあわせてー
海未おねーさん「あわせてぇー」

せーのっ!

にこほの「りーんぱなさーん」

わー、わわわわわー


海未おねーさん「自己紹介も終わったところですし、次の企画を始めましょう!」

「待ちなさい」

海未おねーさん「誰です!まさかその声は…」
4 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 00:52:05.47 yEwiAAuD.net
絵里「私がりんよ」
希「うちがぱな!」

のぞえり「2人合わせてりんぱなよ!」

にこ「っ…!厄介なのが来たわね!」
穂乃果「絵里ちゃんに希ちゃん…!」

絵里「りんぱなは私たちよ」
希「勘違いしないでほしいね」

海未おねーさん「おーっと!ここでまたまたりんぱなさんの登場だぁー」

海未おねーさん「みんな、わくわくするね!」

するー
しちゃーうーー!
のぞえりおしだからわくわくしゅるー

海未おねーさん「あっ、海未おねーさんいいこと思いついた!今から真のりんぱなさんをりんぱなさん達で決めてもらってそれからりんぱなさんと遊ぶっていうのはどうかな?」

するー!
そーうーすーるー!

さすがうみおねーさーん!

海未おねーさん「うん!では、真のりんぱなを決めるためしりとり対決としゃれこみましょう!」

にこほの「しゃーれーこーむー」
のぞえり「しゃーれーこーむー」
しゃーれーこーむー

海未「では…パキスタン…からはじめましょう!せーの!」

にこ「んー!りん!」
絵里「んー!りん!」

おぉー!!

にこ「…やるわね」
絵里「そっちこそ」

海未おねーさん「おぉーっと!どちらも引けを劣らないぞー!」

どーするのー?
5 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 00:56:03.01 yEwiAAuD.net
海未おねーさん「ではりんぱなを決めるべくもう一度対決してもいましょう!次の勝負は…えーっと…」

海未おねーさん「一旦CMです!」

わー


海未おねーさん「どうしますプロデューサー」ゴソゴソ

花陽「はい!プロデューサーです!」


花陽「うーん…次の勝負」
凛「CM明けまであと50秒しかないにゃー!」

花陽「えぇ!?もうそんな?えっと…次の勝負はどうしよう…ねぇ凛ちゃんは何かいい案ない?」

凛「しりとりの次は…かき氷早食い大会なんてどうかにゃ?」


花陽「ぴゃあ!それでいこう!」
凛「任せるにゃー!」かきかき

凛「海未ちゃん!凛のカンペを読んで!」

海未おねーさん「なるほど…かき氷対決ですか。時期的にぴったりですね」

凛「ぴったりにゃー」
6 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 01:01:11.17 yEwiAAuD.net
海未「では早速真のりんぱなを決めるべくかき氷…ん?」


穂乃果「あれ?」
絵里「あら?」
にこ「んー?」
希「なんやろ?」


花陽「どうしたの?」
凛「早くかき氷大会しちゃうにゃー」

花陽「はぅあっ!凛ちゃんたいへん!」
凛「どうしたの?」

花陽「私と凛ちゃんが本物のりんぱなかも!」

凛「あぁ!」


そうだったー
そうだったー

花陽「りんぱなさんは裏方さんでした!」
凛「裏方さんでしたー」

あははー

海未おねーさん「そうでしたね。ではりんぱなさんと遊びますか」


凛「ごめん…凛、今お仕事中だからあそべないにゃ」

花陽「わたしも番組がおわるまではちょっと…」

そうだー
しごとはだいじだー

海未おねーさん「ですね。ではまた来週!ごーきげんよー」

ごーきげんよー

ことり「ちゅんちゅん」

真姫「イミワカンナイ!」

おしまい
7 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 01:06:39.72 yEwiAAuD.net
ありがとうございました
10 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 01:36:13.40 p6YDGyC.net
わずか7レスながら狂気を感じる
11 :名無しで叶える物語 2018/02/12(月) 01:52:03.10 9qrrl53.net
深夜の教育番組は進んでるな

千葉「47都道府県同士で戦争・・・・・・・・・・だと?!」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:54:20.578 7f5Wcg3d0.net
千葉「バカな・・・・・・・・」

神奈川「ええ・・・まあ生き残るためその県へ編入したり領地を奪ってそのまま自分の県にしてもいいみたいね」

埼玉「うう・・・ぼ、ぼくは東京くんと一緒にいるよ・・・・」

東京「よしお前ら全員俺につけみーんなまとめて東京都にしてやるよ」「そしたら兄弟な関東帝国の完成だこれなら北関東を潰せる」
10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:56:01.032 7f5Wcg3d0.net
埼玉「はーいっ★」

千葉県 独立を宣言

神奈川県 独立を宣言 静岡、千葉県と同盟を締結

東京「ちくしょうめええええええええええええええええ首都を自分等の手におくつもりだなああああああああ血祭りにあげてやらああああああああああ!!!!!!」
20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:57:45.833 7f5Wcg3d0.net
千葉「東京さんカンカンだな」

神奈川「仕方ないわね私たちを子分か手下かなにかと勘違いしてたようだし」

千葉「ああだが楽観視できないな俺らは併合したわけじゃないバラバラな県だ分断されればグンマー王国、茨城共和国、栃木連邦に攻められる」
30 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 21:59:44.177 7f5Wcg3d0.net
静岡「まず当面の敵はこちらは山梨公国だ彼ら野蛮人は愚かにも富士山の領土問題を理由に宣戦布告をしてきた」

神奈川「わかったわ私は東京の領地町田を奪うそのついでに山梨にも攻撃を仕掛けるわ」

千葉「俺は東京湾を渡り沿岸部の都心を戦艦で攻撃する千葉は海洋国家だ海軍力なら関東1だぜ」
43 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:02:36.073 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーー東京湾沿岸 江東区、大田区、品川区 陥落

千葉「あっけないな・・・・」 

神奈川「こちらかなこ千葉応答を」

千葉「おう千葉だどうだそっちは?東京湾戦線は終結したあとは市川や松戸、流山経由で埼玉へ進撃する」

神奈川「町田も陥落したわこれより町田市は神奈川連邦の支配地域よ・・・でも・・・」

千葉「どうした?かなこ」

神奈川「静岡が死にそうよ・・・愛知に浜松を奪われたわ」
55 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:06:06.174 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーー浜松市では愛知県による不可侵条約の締結の破棄により一方的な進行をうけ陥落 多数の浜松市民が死亡した

千葉「愛知がこちらの敵に・・・・・・・・関西へ向かうと思ったんだが」

神奈川「静岡はすでに3万人以上の死傷者を出してるわ山梨も強いわ防戦するだけでやっとよ・・・恐らくこちらへ東海道を使って向かってくるでしょうね」

千葉「ならば・・・・仕方ない迎え撃つぞ    箱根で」

ーーーーーーーーーーー箱根防衛戦が始まろうとしていた
63 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:09:49.626 7f5Wcg3d0.net
神奈川兵斥候「申し上げます・・・愛知軍4万静岡市街地を抑え伊豆方面、箱根方面へと進撃中」

神奈川「上々ね・・・・兵はこれで分断するわ」

千葉「なるほど・・・箱根と伊豆2つにわかれたところを分断して挟み撃ちか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの作戦により愛知軍は伊豆の山奥へ退いていくしかできずさらに岐阜の裏切りもあり結局愛知へ引き返した

神奈川「さて伊豆に逃れた愛知兵の捕虜がいるわ」

千葉「ああすぐに解放・・・・」

神奈川「全員殺しなさい」
66 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:11:50.515 myeVSExSa.net
かなこ熾烈でワロタ
67 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:11:58.142 7f5Wcg3d0.net
千葉「てめえかなこ・・・・・どういうつもりだ?」

神奈川「もし彼らを解放しても静岡や神奈川に紛れかねないわそうなればテロを起こされてしまう」

千葉「し、、しかし・・・・・くそ・・・」

神奈川「これは戦争よ私たち神奈川県民は打算的なの 穏やかな気候で生きてきたあなたたちにはわからないでしょうね・・・」
75 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:14:41.570 7f5Wcg3d0.net
千葉「うう・・・・・・・・ごめんなごめんな・・・」

愛知兵「うわああああああああああああああああああああ」

ドドドドドドドドドドドドド

神奈川「神奈川の寒川神社にお墓をたてておいたわ

静岡「すまないみんな・・・・山梨は甲府へ帰ったよそして君ら北関東はとんでもないことになってるぞ」
82 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:17:39.908 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーー甲信越最強といわれる新潟が新潟帝国を築きはや1ヶ月長野、富山を領土とした新潟帝国はグンマー王国首都タカサキーを制圧高崎市民10万人を晒し首とし埼玉を滅ぼすことを決意

新潟「くりかえすくりかえすこれは聖戦なり・・・・・新潟帝国に栄光を勝利を」

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

埼玉「もうだめだ東京さん・・・・・・・」

東京「あ、あきらめるなよ俺は最後までお前は見捨てないぞ死ぬなら一緒だ・・・・」
87 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:20:26.362 7f5Wcg3d0.net
千葉「新潟帝国軍はすでに嵐山まで迫っているらしい・・・・・埼玉は平野だなにもない・・・・守るには不利だ恐らく・・・」

神奈川「千葉あなた自分がなにを言っているのかわかってるの!?千葉だって平野じゃないの・・・次狙われるのは・・・」

千葉「お別れだなかなこ・・・・お前は静岡と共に建て直せ俺が時間を稼ぐ」
90 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:22:37.977 7f5Wcg3d0.net
神奈川「千葉・・・・・・・・・・・・・・」

千葉「頼む惚れた女に死んでほしいと思う男はいないさ・・・さあいけ」

神奈川「だめよ同盟したじゃないの!生きて勝ちましょう必ず・・・・」シクシクシク

千葉「かなこ・・・・・」

茨城「よおいいとこ邪魔してわりいけんどもいいべか?」
98 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:26:06.145 7f5Wcg3d0.net
神奈川、千葉「い、、茨城?!」

茨城「いんやーあいつらグンマー潰してさいずれ栃木も危なくなればおれらもやべえのよ、そこで・・・だ共闘しねえか?」


埼玉「ううう・・・・・面白そうな話だね・・・」

東京「新潟の雪男どもにレイプされるよかマシか・・・・」

神奈川「みんな・・・・・」

東京「おうおう関東人の底力新潟帝国に見せてやろうじゃねえか」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
103 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:29:29.466 7f5Wcg3d0.net
新潟帝国「雑魚が何度束ねようとも雑魚は雑魚・・・・鯛にはなれんほほほ」

山梨「なろお・・・・・この糞新潟が長野から攻めてきたせいで静岡を奪えんくなった・・・・うぜえずら殺すずら」

長野「うおおおおおおおおおおおおおお山梨が諏訪湖へえええええうっぎゃああああああああああああああ」

新潟「どうした?長野おい長野」

トチギグンマー連合共和国「ウホオオオオオオオオオオオオオオオルンボロンボロンボロンボ」

新潟兵斥候「たたたたたたたた大変ですうううう魚沼地域がグンマーにいいいいいいいい」

新潟「お、、おのれ・・・おのれえええええええええええええええこれが狙いか関東めええええええ」
114 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:32:14.252 7f5Wcg3d0.net
神奈川「あら・・・・退いていくわ」

東京「ふん当然だあんな一夜漬けでできたような巨大帝国頑丈なわけがねえましてあんだけ広い土地だ兵士も士気が低い」

埼玉「ぼく・・・・・・ぼくもうこれ以上みんなを死なせたくないよ・・・」

東京「・・・・・・・・・・」「かなこ千葉」

東京「俺と埼玉を2人で併合してくれ」
124 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:35:47.396 7f5Wcg3d0.net
神奈川「い、、、いいの・・・・・・?」

東京「俺には都民1300万人の命を守る義務がある焼け野はらはもう御免だ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーこうして埼玉は千葉が東京とは神奈川県が併合することなった・・・・そのころ東海では



愛知「ほんみゃうぜーにゃーあいつら岐阜だけじゃなく三重まで楯突くとはにゃー」

ーーーーーーーーーーーーーーー愛知県犬山市

岐阜「よーーーし愛知の領土を奪ったのらーーーーー」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


三重「ふふふ伊勢湾使って名古屋奪ったろっっwほんまばくしょーやわっっっw」
131 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:38:12.303 7f5Wcg3d0.net
愛知兵「ああああ・・・愛知さん・・・・」

愛知「おお。。。。。俺は少し2人にいじわるをしすぎたのかもな・・・・・」

ーーーーーーーーーーーーー三重、岐阜による愛知県奪い合い合戦は凄惨を極め大量の避難民が発生した

三重・岐阜帝国 発足 愛知県岐阜県、三重県に併合される
137 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:42:09.162 7f5Wcg3d0.net
岐阜兵「おらおらてめええええええバカにしやがってっよおおおおおいままでえええええ」

三重兵「てめええええええ赤福は愛知のもんだとか言ってたよなああああおおおおおおお?」

滋賀「なんやえらい揉めとるな」

京都「ほんま田舎もんは血なまぐさいことしてていややわー」

ーーーーーーーーーーーーーーーー関西地方は関東、東海の争乱に比べ争いはなく安定した統治が行われていた

大阪「はっはははっー銭さえ積めばみんなみーんなうちらの共同体のお仲間やわ戦争なんてバカらしいわーw」

ーーーーーーーーーーーーー大阪、奈良、京都、滋賀の関西共同体は独自の政治を行い戦争行為の禁止を行っていた
141 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:44:21.914 7f5Wcg3d0.net
大阪「銭積んで言うこと聞かへん悪い子はどいつや?」

和歌山「堪忍してください堪忍してください・・・・・・・・・もうやめてください・・・」

大阪「銭であかんのやら戦争やろ」

和歌山「さ、さっきと言うてること違いますがなーーーーー!!!!」

ーーーーーーーーーーーーーー関西共同体 和歌山をフルボッコ
147 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:46:41.080 7f5Wcg3d0.net
大阪「じゃかしいわわれボケハゲおらあああああああああ梅干し枯らすぞぼけえええええええええええ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー報道規制で他地方では知られていないがこのときの関西共同体の和歌山民への虐殺は比喩できないほど悲惨であった民族浄化である

神奈川兵スパイ「な、、、なんてことだ・・・・・・・・・・・・・・早くかなこさんへ知らせなくては・・・・」
150 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:49:38.924 7f5Wcg3d0.net
滋賀「あ、、あの大阪はん戦争行為禁止じゃ・・・・」

大阪「なに言うとるねんあれはなあくまでもその場を収めるためのパフオーマンスやねんなーべつにわしかて戦争なんてしたないわーww言ってわからんアホはしばかな」

京都「あんま調子に乗るとあきまへんで」

奈良「・・・・・・・・・我黙なり」
153 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:52:15.226 7f5Wcg3d0.net
京都「ふーんまあええけどほなうちはこれで」


滋賀「京都姉さん・・・・・・・あれをやるんですね」

京都「うちらだけの王国作ろうやないか北陸はたしかいま」

滋賀「ええ新潟帝国との戦争で石川は疲弊、福井も雪のせいで陸の孤島叩くなら今です」

京都「ほな勝手にやらせてもらいまひょかーっふふふ良しなに」
158 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:55:10.431 7f5Wcg3d0.net
福井「ふへへへもうだめだああああうへへへへへちくしょおおおなんでわいはいつも・・・」

石川「気をしっかりもて・・・・今関東に支援を求めてる踏ん張るんだ」

福井「アホ抜かせえええええ関東なんざアテにならんわーもうおわりやああああせめて化石だけでも・・・」

福井兵「ひいいいいいいいいいいいい滋賀兵だああああああああああ」

滋賀兵「おらおらおらおらおらおらああああああああぶっころおおおおおおぶっころおおおお」

新潟兵金沢だあああああああああいええええええええい」

石川「あああ自慢の金沢が・・・ううう・・・ううううううううう・・・」
166 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 22:58:19.172 7f5Wcg3d0.net
福井「うへへへへへもうだめだあああ・・・・でもなどうせ死ぬなら・・・・」

敦賀原発自爆装置作動シマシタ

石川「よ、、よせえええええええええはやまるなあああああああああああああああああ」

京都「なんやねんあのキチガイ・・・・・・・・・・・」

福井「みんなああああああああああああああああごめええええええええんんんんん」


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ーーーーーーーーーーーーーーーーその音は遠く九州でも響いたと言うさらに北海道でも放射線が確認された
171 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:01:22.031 7f5Wcg3d0.net
大阪「なにしてんねん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ガクッ

スタスタスタスタ

兵庫「お疲れ」フウウーーー「タバコを吸う」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー大阪が振り返った先では兵庫県の県旗が至るところにはためいている大阪の街であった

兵庫「ふううーーー・・・・あばよ相棒」

ーーーーーーーーーーー関西共同体崩壊 滋賀、福井、石川、富山、京都 壊滅
178 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:05:16.532 7f5Wcg3d0.net
兵庫「さーていよいよ俺らの時代がきたなー新相棒」

奈良「我相棒成らず裏切り者成り」

兵庫「ははったしかに・・・・お前の裏切りがなきゃ俺はたった1県で大阪の背後を突くことはできなかった」フーーー

兵庫「サンキュー奈良俺とお前で理想の国作ろうなっ」ニコッ

奈良(我この男恐ろしい・・・・・・・・闇の中のその闇の眼を心をしているこいつ日本征服しかねない恐怖成り・・・・・
187 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:09:00.759 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーその頃関東では

神奈川「そう関西は修羅場みたいね・・・・・・・・・・・」

千葉「新潟帝国もかなりの被害をうけたようだもはや自滅するのも時間の問題だろう」

神奈川「ええ・・・・・当面の敵は・・・・北になりそうね」

栃木「お、おらたちは東北同盟軍に参加いたしやす」

宮城「うんありがとう僕は嬉しいよ栃木くん歓迎するよ★」

岩手「むう・・・・あたしこういう・・・・ヘラヘラしてるの・・・・嫌い」

山形「同感だねヘドが出る死ねばいい」

宮城「こらこら新しい仲間に酷いこと言うなよ★」
194 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:12:49.080 7f5Wcg3d0.net
神奈川「栃木が裏切ったわね」

千葉「元からその気しかないだろう北関東ではグンマーが再び独立後は独自の生き残りを探っていたしな」

静岡「ふうやれやれ・・・・次から次へと敵かね・・・今度は東北同盟か」
205 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:16:37.108 7f5Wcg3d0.net
福島「不可侵地帯空白地帯紙の領域それが福島」

茨城「そーだなーおまえらんとこは東北同盟入ってないしなー」

福島「そうでもね栃木この福島飛び抜けて同盟入ったねこれよくないね」

茨城「エンドメルトダウン(最終兵器)は使うなよ福井の二の舞だ」

福島「それはしないだってそれしたら日本消滅するだから福島不可領域」
221 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:21:08.947 7f5Wcg3d0.net
福島「なんぴともこの福島犯せない」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2日後北海道皇国による本土大爆撃により壊滅さらに福島茨城に北海道落下傘兵による侵攻をうける

宮城「やれやれ派手に東北をいい感じにローストしてくれたね蝦夷の野蛮人は★」

岩手「うわあああああああああああんばかばかばかばかあああああせっかく復興したのにいいい・・・・えええええええええん!!!」

北海道「にゃはははははっ俺様大勝利だぜー!」

ーーーーーーーーーーー北海道はロシアとの繋がりにより大量の戦闘機を保有していた青森。秋田を植民地とし東北いや日本すべてを自分達の奴隷とするつもりであった
229 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:24:00.542 7f5Wcg3d0.net
北海道「にゃはははははっ俺様はスキピオの生まれ変わりだーーーいわはははっ」

秋田「ぼっちゃまヒトラーのほうが合ってるのでは?なにはともあれ素晴らしい電撃線でした福島、茨城は飛び地ですが我が北海道皇国のものとなりました」

北海道「にゃはははははっ愉快愉快〜俺様寛大だから奴隷から下僕にランアップだぜーおい税収の8割は北海道に入れるように伝えろよっ」
239 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:27:40.819 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーー東北同盟では福島奪還を計画していた


宮城「さてまずいねうん・・・・僕らが勝つにはまず聖地「福島」を取り戻し最終兵器で起死回生しかないね★」

山形「でもよー国連が使用を禁止してるぜ福島には未知の生命体もいるそれを軍事転用すれば今度はアメリカ軍が空爆してくるぞくそ死ね」

宮城「まずいね★でもバレなきゃ犯罪じゃないんですよー★」

栃木「お、、おらいきますっ」「神奈川や千葉ならみんないいやつだから利用できるっおら交渉しますっ!」
251 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:35:22.517 7f5Wcg3d0.net
栃木「たのむっ北海道を倒すにはこれしかねえんだよおおおおお」(くそがあああさっさと言うこと聞けやあああああ)

千葉「助けたいのは山々だが・・・・君ら西日本が今どうなってるのか知らないのかい?」

神奈川「田舎もんは情報に疎いわね・・・・・・・・」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー北海道による爆撃の6日前
阿修羅の戦闘地方 九州


宮崎「両皇帝陛下にいいいいいいいいいひざまずけええええええええええええ」

福岡「・・・・・・・・・・・・・」

鹿児島{気分がよかねないごて福岡さん黙っとる?」

福岡「戦は好きじゃないやるならタイマンだ」

鹿児島「男らしかねーふふ福岡さんが本気出したら九州の活火山全部噴火しちょりもす」

ーーーーーーーーーーーーーーーー九州では戦乱がおきるまえに福岡、鹿児島の数百人の男どもの咆哮ですべてを従えていた

さらに四国すらも謁見を申し出て福岡の傘下へ入った 熊本、佐賀、宮崎、大分は鹿児島 長崎、四国は福岡が治めていた
261 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:40:34.680 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーー一方狂気の男兵庫はまたつまた1つと県を滅ぼしていった

兵庫「鳥取、広島、岡山島根、あーとーは」

奈良「山口成り」

兵庫「ふふ僕は音もなくなんの前触れもなくすべてを奪うことができるのさ山口悪いけどいただくよ九州人さん」

鹿児島「兵庫の青二才がなんぞ盗人のようなことをしちょりもすな」

福岡「気に食わん・・・・・・・破滅を」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州軍20万 関西、中国勢24万による史上最大の会戦が始まろうとしていた
267 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:43:54.847 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神奈川「西のあの決戦で恐らくすべてが決まる」

千葉「さしづめ関ヶ原だな・・・・・」

栃木「そ、、そんな大スケールで大戦がおきてるのにおれら関東東北はこんなみみっちい争いを・・・・・・・・」

静岡「そうだね・・・・我々は団結力に欠ける・・・みな己の正義を利益しか考えてはおらんさ」

ーーーーーーーーーーーー山梨では

山梨「やべえなおいありゃどっちが勝手も地獄だぜ・・・日本も終わりだな
276 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:47:49.716 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー山口県山口市にて


山口「もうどうにでもなれよ・・・はは・・・・勝ったほうにつくよ・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー激戦は1ヶ月以上続いた・・・・・そして

神奈川「長いわ・・・・・・・・長すぎる・・・・・・・・・・・・」

千葉「・・・・・・・・・・・・・・」

神奈川「決まったのね?」

千葉「ああ決着がついたようだ」
284 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:51:49.895 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー山口県萩市

鹿児島「よかー月でござすなあ」

福岡「ふふ珍しいな酒を飲んで酔わんとは・・・・」

宮崎「・・・・・・・・・・・・・」

鹿児島「さあ山口どんおんしも飲みやんせ」

山口「ああっあああああ・・・ああああ・・・あああ・・・・ああああ「ガタガタガタガタ

鹿児島「なーにを怯えちょるははっとって食うわけじゃなかもう死んどる」

ーーーーーーーーーーーーーーーある神奈川のスパイによる記録によると勝利した九州軍は兵庫、奈良や関西勢の頭蓋骨に酒を入れそれを杯に飲んでいたという
292 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:55:01.989 7f5Wcg3d0.net
鹿児島「男ならどーんと飲みやんせ・・・さあ・・・」

山口「んっぐぐぐぐぐぐぐっ・・・・・・・」オエエエエエエエエエエエエエエエエエエゲロロロロロッロ

鹿児島「ああーしもた粗相はよくなかとよ」

パアアアアン(張り手により山口の顔が破裂する)

福岡「なにも殺さんと」

鹿児島「恐怖で支配されたやつはもののやくにばたたん強さ・・・・強さのみに従うもんをおいは欲しとる」
302 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/06(火) 23:59:22.484 7f5Wcg3d0.net
ーーーーーーーーーーーーーーー宇都宮市にて

宮城「これより九州覇王軍対策会議を行う」

神奈川「関東代表かなここと神奈川です」

千葉「同じく関東代表千葉だ」

宮城「さてゆゆしき事態だ我々は・・・北海道、九州2つの化け物に食われそうになっている★」

山形「抵抗しなきゃいいんじゃねーのもうこのさい九州覇王王国の傘下に入れば」

神奈川「無駄よ鹿児島、福岡は無抵抗なんて関係なくすべてを破砕して回るわ」

千葉「ああ関ヶ原の仕返しとばかりに関東は特に執拗にやられるだろう」
305 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:01:50.251 kPCyzvdP0.net
国連「九州覇王軍なんなんだやつらはまるで地獄からきた魔王じゃないか」

アメリカ「ううう・・・・手を出せん・・・・やつら我々の偵察機をたった2発の投石で打ち落としてきたぞ・・・」

国連「ああくそ日本はおしまいだ隼人の血を目覚めさせてしまった・・・・」
310 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:05:00.959 kPCyzvdP0.net
鹿児島「進軍せい・・・・・東へ東へ・・・・・東人は人にあらず征伐じゃい」

佐賀「すすめえええええええええええええええええええええ」

大分「ぜえええええええんしいいいいいいいいいいん!!!」

静岡「・・・・・・・・・ま、まるで大きな大きな巨大な渦巻きのような地を覆うような無数の軍団が東へ進んでいる」

宮城「・・・・・・・・・・・・やつら人間じゃないね★戦車や戦闘機じゃ止まらないよ★」
313 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:07:16.316 kPCyzvdP0.net
栃木「おらは・・・・なんもできねえから・・・・でも」

岩手「むうううううう・・・このまま黙って殺されるなんてやだーーーーー!」

宮城「岩手の言う通りだね★戦おうみんなで東日本に生きるすべてのために」

新潟「ふむ・・・・・・余に提案がある」
318 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:10:37.558 kPCyzvdP0.net
ーーーーーーーーーーーーーー

新潟「というわけだふふ悪いな余がいいとこどりだ」

ヒュウウウウウウウウウウウウウウウ{廃墟となった北陸にて

新潟「ほお来たな九州の野蛮人め」

ヒュンヒュンヒュン[巨大な大岩が空から降る


ズドオオオオオオオオオオオンドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

新潟「みなさらばだ・・・・・・帝国よ永遠なれええええええええええええええええええええ」

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ 敦賀 メルトダウンセカンド 発動 
324 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:14:33.497 kPCyzvdP0.net
鹿児島「抗うものとはまっこつ美しいものじゃ・・・・新潟は手厚く保護せよ」

福岡「いいねえそういう足掻き嫌いじゃないぜ・・・・さあ足掻けよ足掻けよなあ・・・・俺らを楽しませろやきさんんん!!!」

長崎「ぼくは・・・・・・・ただ壊す」

鹿児島「長崎頼むぞ神奈川にマスタードガス入りの旅客機一斉特攻をば仕掛ける算段」

福岡「こいで関東組は挫ける終わりだな」
327 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:17:25.970 LtkgTg0Sa.net
まさか九州勢が団結してるのを見れるとは思わなんだ
328 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:17:41.064 kPCyzvdP0.net
キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ[上空から一斉投下開始

長崎兵パイロット「うわあああああああお母さんんんんんんんうわああああああああああああああああああああああ

千葉「西から大編隊確認!突っ込んでくるぞ!かなこおおおおおおおおおお」

神奈川「対空ミサイルはすべてうち尽くしたわ・・・・・・まだ40機はあるわね・・・・・
330 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:20:17.712 kPCyzvdP0.net
神奈川「みんな急いでガスマスクを・・・・・・・・・神奈川だけじゃ被害は済まないわ・・・・」


ヒュルルルルルルルルルルル ドドドドッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

千葉「や、、、山梨方面からミサイルが・・・・・・・・」

神奈川兵「全機撃墜!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


山梨「・・・・・・・・・・・・・・ふんっ」
332 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:23:17.070 kPCyzvdP0.net
神奈川「山梨・・・・・・・」

山梨「勘違いするなおまえらの県が汚染されればおれらも息苦しい思いするから攻撃しただけだ」

宮城「おやおや素直じゃないね★」

鹿児島「しくじったか・・・・・・・・・・・・・・・」

福岡「しゃーねーおいがいくわ・・・・終わらせちゃる」

鹿児島「たのんます福岡はん」

福岡「地獄見せたちゃる・・・・・東人」
337 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:26:50.872 kPCyzvdP0.net
ーーーーーーーーーーーーーーー福岡は1000人の精鋭のみでバイクで全力疾走により関東へ迫った

千葉「かなこ・・・・・もうむりだ・・・・・・すぐに東北へ避難しようあいつら化け物だ」

福岡兵「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアア」ドオオオオオン[鉄パイプで戦車を大きく凹ます

静岡兵「ひいいぎゃああああああああああああああああ」

佐賀「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」片手でミサイルを持ち上げ手投げ弾として神奈川兵へ落とす

神奈川兵「うわあああああああああああああああああああああ」
341 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:31:12.238 kPCyzvdP0.net
神奈川「ううっっ・・・うう・・・・・・・横浜が私たちの町が・・・・・・・・・」

千葉「かなこ・・・・・・・・・くう・・・・・・・・・・・・・」ぎゅううう[かなこを抱き締める



ーーーーーーーーーーーーーーーーー神奈川静岡は九州覇王軍に蹂躙されたしかし奮戦したため皆殺しはされなかったという

宮城「うーん・・・・・・・・あと1つ手がある★」

山形「なんですぐ言わねえボケカス」

宮城「沖縄に呪術士がいるんだ★有名で協力なねなにか奇跡がおこせるかも★」

千葉「最後は呪いかよ泣けてくるな・・・・・」
343 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:34:39.736 kPCyzvdP0.net
沖縄「さいーさーほいさーいやっささー助け欲しいなら援助してくれー」

宮城「やぶからぼうになんだい★」

沖縄「本土人が戦争してるおかげで観光客だーれもこないお金なーい」

宮城「これに勝てば十倍にしてあげるよ★」

沖縄「よーしよしでは・・・・・・・・ふむふむ強い怨念があるやつらに対する深い怨念をもつ魂・・・いやまさかこやつわざと魂と・・・」

千葉「なにいってんだこのばばあ・・・・」
345 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:37:33.425 kPCyzvdP0.net
兵庫「やあやあ呼んだかねふふ僕の思った通り関東の君らはお困りのようだね」

千葉「ひょ、兵庫かっ?!」

兵庫「ああそうさもっとも今は霊体だけどねふふふっ」

沖縄「きさま・・・・・霊魂となりそして生きる命を貪る悪霊の素質がある・・・ぬしは闇の住民じゃ」

兵庫「いくらあの隼人でも実態のない僕にはなすすべがなかろう」
348 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:40:53.199 kPCyzvdP0.net
千葉「お前に頼むのはおかしな話かもしれねえ・・・・・情けないと笑ってくれ・・でも頼むあいつらをなんとか・・・して・・・くれ」

兵庫「ふふ頭を上げたまえちーばくん協力しようただし条件がある」

千葉「なんだ・・・・・・?」

兵庫「霊体として倒せる相手は1人までなんだ・・・ましてあんな化け物2人ならなおさら」

兵庫「僕の呪力を分け与えようだから・・・・きみも死んでくれ死んで霊体として鹿児島を倒してくれ」
349 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:42:06.349 OcE1xi/l0.net
千葉は地味に水上げ高日本一の漁港と日本一の空港と日本一利用料金が高い路線を持ってるからな
軍隊の基地も全国トップクラスに多いしヤバイ
355 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:45:50.945 OcE1xi/l0.net
地味に千葉って神宮と名乗ることを許された3神社のうち一つと日本一来場者が多い寺があるから宗教関係でもトップ
356 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:46:16.833 kPCyzvdP0.net
千葉「わかった・・・・・・・・・・・・・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州覇王軍前線

福岡「滅びよ・・・・・・うっ・・・・・」「ぐぐうう・・・・・・・・」

兵庫「やあ・・・・・福岡・・・・・」

福岡「な・・・・き、きさんんんないごてここに・・・・死んだはずじゃ・・・」

兵庫「霊魂だよふふさあ一緒に地獄へいこう・・・・・・・」

福岡「いやじゃああああああいやじゃあああああああああああいいいやアアアアアアアアアア!!!!」

宮城「福岡兵の動きが止まっているなにかあったのか?★」
360 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:49:23.340 kPCyzvdP0.net
千葉「これが霊体か・・・・・・・・・・・・・・ああ俺死ぬんだな・・・・・・」

鹿児島[福岡はん・・・・なにが・・・なにがおきたんじゃ?」

千葉「かあああああああごおおおおおおしいいいいいまああああああああ!!!」

鹿児島「な、、なんじゃっあの輝きとオーラは・・・・・おいは幻でも・・・・・・・」

バンッ[気づくと鹿児島は暗い闇の中にいた

鹿児島「こ、、ここは・・・・・・・・・・」

???「ここは地獄だ奈落だお前は地獄へ落ちた呪いでな」

鹿児島「ほうか・・・・・是非も・・・・なし・・・・」
363 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:51:14.000 kPCyzvdP0.net
千葉「かなこ・・・・・・かなこ・・・・・・・・」

神奈川「ち、千葉千葉なの!?どこ?!」

千葉「かなこ今までありがとう・・・・・もう大丈夫だからなかなこ千葉を関東を頼んだよ」


シュウウウウウウウウウウウウウウウウウ[幻が消える

神奈川「千葉あああああああああああああああああああああああああ!!!」
365 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:54:04.875 kPCyzvdP0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー九州覇王軍は瓦解これに乗じて国連軍は日本の統治に乗り出した

国連軍は北海道へ対し戦闘中止を命令及び戦後復興の中心となることを結ばせたこうして長きにわたる戦乱は終息した

神奈川「千葉・・・・・・・・・・・・・・千葉県は今日も平和だよ静かな海暖かい風・・・・本当になにも変わらないいいとこだよ千葉」





ーーーーーーーーーーーーーーーー終わり
369 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:57:42.564 kPCyzvdP0.net
俺の不勉強であったあと尺的に出すとまずいことになっていた四国中国地方の方々には本当に申し訳ないことをした
370 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 00:59:18.341 kPCyzvdP0.net
今度はもっと全都道府県の知識を勉強してから再チャレンジさせてくれそんときは中国四国も出そうではおやすみ
372 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/02/07(水) 01:00:05.169 rXwnHMVl0.net

楽しみにしてるぜ

かぐや「ほれ薬!?」【かぐや様は告らせたい】

1 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:01:51.68 ApI2NqoK0
かぐや「ほれ薬!?」

早坂「はい。とあるルートで手に入れた貴重なものです。せっかくなので使ってみますか?」

かぐや「はぁ……。何か勘違いがあるようなので言っておくけど」

早坂「?」

かぐや「会長が私に惚れて、惚れて、すっごく惚れて仕方ないから相手をしてあげているだけ」

早坂「なるほど」

かぐや「だから私がほれ薬を使う必要はないわ。それにほれ薬を使ったら、まるで私が会長にもっと好きになって欲しいみたいじゃない」

早坂「わかりました。勘違いをしてすみません」

かぐや「わかればいいのよ」

早坂「では、これは処分しますね」

かぐや「え?」

早坂「?」

かぐや「え、えーと、処分するのは勿体ないわ。だって貴重な物なんでしょう? そ、それに私の知り合いにそういう薬を使いたい人がいるかもだし……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518354111
2 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:02:52.66 ApI2NqoK0
早坂「なるほど。では、使い方を説明しておきますね−−−−」


■内容
ジュースとか食べ物に混ぜて好きなあの人をGET!

■使い方
1粒…あなたを好きになります
2粒…手をギューっと握りたくなる
3粒…めちゃくちゃにしてーーーー


かぐや「……めちゃくちゃ? どういう意味かしら?」

早坂「セッ〇スですね」

かぐや「セッ……!?」

早坂「薬は全部で5粒しかありません。有効活用してくださいね」

かぐや「5!? え!? 5粒も使ったら私どうされるの!?」

早坂「え? これを使うのはお知り合いの方なんでしょう?」

かぐや「……もちろんです。私は知り合いの身を案じただけです」

早坂「なるほど」
3 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:03:27.97 ApI2NqoK0
かぐや「……で?」

早坂「?」

かぐや「そ、その……キスは2.5粒くらいでいいのかしら?」

早坂「さあ? そもそも使ったことありませんし。3粒飲ませてさっさとやっちゃった方がいいのでは?」

かぐや「ダメです! そういうエッチなのは結婚してからなの!」

早坂「かぐや様は会長さんと結婚まで考えているのですね」

かぐや「違います! これは知り合いの話です。でも、あくまで参考に聞きたいだけで−−−−−−」
4 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:03:58.62 ApI2NqoK0
  *  *  *



かぐや「コーヒーになります。どうぞ」

白銀「ありがとう」

かぐや(入れちゃいました……5粒……)


かぐや(……)


かぐや(…………)


かぐや(……………………)




かぐや(あーーーーーーーーーーーーーーっ//)




かぐや(私のばか! なんで5粒も入れたの!?)

かぐや(いや、これは告白する勇気がない会長の背中を押すためだけの行為!)

かぐや(……)

かぐや(だからって5粒入れるとか私のばかーーーーーーーーっ!!!)
5 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:04:46.56 ApI2NqoK0
かぐや(…………)



かぐや(あーーっ//)


かぐや(私、どうされちゃうの!?)

かぐや「……」チラッ

白銀「……」ジー


かぐや(あああああああああ 私をどうしちゃうんですか!? 会長ーーーーーーー//)
6 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:05:21.28 ApI2NqoK0
白銀「……」

かぐや「……//」ドキドキ


白銀「……」

かぐや「……//」ドキドキ



白銀(四宮が俺をガン見してる!?)

白銀(どういう事だ!?)

白銀「……」


白銀(ま、まさか、このコーヒー!)

白銀(また間接キスを狙っているのか!?)

白銀「……」



白銀(しかし、このカップ。見た所普通だ)

白銀(もし、俺がこれを飲んだとしても間接キスだと俺は気づかない……)

白銀(俺が気づかないことに対して、何か意味があるのか?)

白銀「……」

白銀「…………」





白銀(わかったぞ!睡眠薬か!!)
7 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:07:40.78 ApI2NqoK0
白銀(なるほど俺を眠らせて何かを謀るつもりだな四宮!)

白銀「……」

白銀(ふむ。また寝たふりをしてもいいが、今日はこの資料を仕上げないとかなり困る事に)

白銀(だが、四宮がどんなアプローチをかけてくるか気になる)

白銀(ぐっ! 俺はどうすれば!!)
8 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:08:13.40 ApI2NqoK0
白銀「……ぐっ」

かぐや「……」



かぐや(ま、まさか気づいた!?)

かぐや(さすが会長。さすが私が認めた理想の人! でも、今はこれを飲んでもらうしかないんです!)

かぐや(……過去使った手をもう一度使うのは本当は嫌なのですが−−−−!)



かぐや「うぅ……」

白銀「!? どうした!? なぜ泣いているんだ!?」

かぐや「だって……会長がコーヒーを飲んでくれなくて……私がいれたコーヒーはそんなにお嫌いですか?」


白銀「え? べ、別に普通に好きだぞ」

かぐや「……では……なんで飲んでくれないんです?」

白銀「そ、それは!!」
9 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:09:19.61 ApI2NqoK0
白銀(くそっ! これは罠だ! う、上目遣いで見てきて可愛い  そうじゃなくて! 罠だからと言って、泣く四宮を無視するのは俺のやり方に反す チラチラこっちを見るな可愛いだろうが!!)

かぐや「うぅ……」

白銀(うおおおおおお! 考えがまとまらん! お、俺はどうすれば!)

かぐや「……」チラッチラッ

白銀「だから上目遣いで見るな! 可愛すぎて考えがまとまらんだろうが!」

かぐや「……ふぇ//」ボンッ

白銀「あっ」


 不意打ち!!

 普段のかぐやならば、この不意打ちを自分のチャンスに変え
「可愛すぎる? 私は普通に普段通りに会長を見ただけなのに? ……もしかして会長は普段から私の事を可愛いと思っていたという事でしょうか? クスッ。お可愛いこと……」
ぐらいの事は言えたであろう。

 しかし、今のかぐやは普段通りではない。
 そう! ほれ薬を使う事で何が起きるのか? 昨日からドキドキでまったく眠れていないテンションMAXの状態なのだ!

 そんなほれ薬という最強の武器に溺れ、防御する術を用意していなかった彼女が不意打ちをくらった場合どうなるかというと。
10 :◆xW69XHZIXl2A 2018/02/11(日) 22:10:14.50 ApI2NqoK0
かぐや「あぅ……//」バタンッ

白銀「四宮が倒れた!? 大丈夫か!? なっ! 顔が真っ赤で熱があるみたいだ! しかも過呼吸! 救急車を呼ばねば!!」


かぐや(あああああああああああああ。会長が可愛いって! 私を可愛いって! あああああああああああああああああ//)ハァハァ



 本日の勝敗
 かぐやの敗北
 敗因・興奮して寝ていなかった

 ちなみにほれ薬入りコーヒーは冷めたし、何が入ってるかわからないので白銀が捨てた。




       終わり

男「ひと味違うバレンタイン」

1 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 18:54:43.71 WHLsH0iX0
約7000文字


──

──────

バレンタインデー当日 学校 教室

女「……ねえ」

男「ん?」

女「放課後、屋上の扉の前に独りで来て」

男「え!?」

女「私、待ってるから」

男「お、おう!?」

女「あと誰にも言わないで」

男「わ、わかった!?」

先生「お〜い、席につけ、六限目の授業を始めるぞ!」

──────

──

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518342883
2 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 18:59:04.80 WHLsH0iX0
──

──────

授業中

先生「次は教科書の八十一ページの例題から──」

女「……」

男「……」

え!? え!?

マジで?! そういうこと!? 

ホントに!?

俺の学校の屋上への扉は、基本的に施錠されている。

なので屋上への階段を登り切っても、あるのは開かない扉と小さな踊り場があるだけだ。

そんな場所に用がある奴はまずいない。

しかし逆に言えば、多数の生徒で賑わう学校内に置いては、数少ないひと気の無い場所とも言える。

男女がバレンタインに、秘密で、そしてひと気のない場所。

もう決まったようなもんだ。

チョコだ。

チョコレートしかない。

彼女がチョコをくれるなんて、そんな素振り全然なかったのに。

明るくて話しやすくて可愛くて、教室の中でも席が近いこともあってよく話す方だし。

彼女からチョコ貰いたいとは思っていたけど、まさか本当に貰えるなんて。

今日は髪型のセッティングに時間をかけた甲斐があった。

いや当日だけカッコつけても、女子はチョコレート用意できないけど。

まあ気分的にな。
3 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:00:09.79 WHLsH0iX0
先生「よし、次は八十ニページ、この問題をといてみ──」

問題! そう問題はこれからだ。

すなわち、義理なのか? 本命なのか?

教室内で義理チョコを渡す。別に不思議なことでも難易度が高いことでもない。

現に他の女子が義理だと言って、仲の良い男子にチョコを渡しているのを見た。

教室内では、義理チョコなら渡しても良いというような、渡しやすい空気が出来ていた。

にも拘らず渡さなかったということは、義理チョコではないということ。

つまり


本 命。


男「……へへへ」

先生「……男? どうした?」

男「え!?」

いつの間にか周りはみんな問題を解いており、俺の机の脇から怪訝そうな顔の先生が、こっそりと話しかけてきた。

先生「体調でも悪いのか?」

男「いえ」

先生「なら問題といとけ」

男「はい」

え〜と

女「……八十ニページ」

男「あ、ありがとう」

女「ふふ」

なんで彼女はいつもと変わらないんだよ。

いやなんかこの子からチョコ貰えると考えると、元々可愛いけど普段の三倍ぐらい可愛くなってる気がする。

あ〜もう、なんか俺ばっかりドキドキして、ずるくないか。

これってやっぱりそういうことなんかな?

先生「ここは期末テストに出るからな! 分からないところは質問するように!」

いかん。

今は授業に集中だ。

──────

──
4 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:01:57.40 WHLsH0iX0
──

──────

先生「はい、今日の授業はここまでだ! そのままホームルーム始めるぞ!」

女「……」

男「……」

先生「といっても特に連絡事項はない! 掃除当番はサボらないように! 以上!」

先生「号令!」

「起立」

「礼」

「「ありがとうございました!」」

先生「はい解散! 帰る奴は気を付けて帰れよ!」

男「……あのさ?」

女「私、先に行くね」

男「あ、うん」

男「……」

男「……いくか」

──────

──
5 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:03:14.09 WHLsH0iX0
──

──────

俺は廊下を歩いて目的地に向かう。

彼女を待たせるわけにはいかないからな。

だが目的地に着く前にシュミレーションだ。いやシミュレーションだっけ。

とにかくイメージトレーニングだ。

チョコを貰ったら、取り合えずありがとうってお礼を言おう。

それで付き合うとかそういう話になったら、突然過ぎて考えられないから時間をくださいって言おう。

すぐにでも付き合いたいけど、がっついていると思われたくないし。

頭の中ぐちゃぐちゃですぐに答えを出すのは、不誠実な気もする。

良し、これで完璧だ。

階段の前で、少しだけ立ち止まる。

男「ふ〜」

この上で彼女が待ってる。

男「……」

良し、行こう。

屋上への階段を一段一段、幸せを噛みしめる様に上る。

付き合ったら遊園地とか行きたいな。ふたりで。

いや小さな公園とかでも、きっと楽しいから行きたいな。ふたりで。

大したことないようなことも、ふたりでならとても素敵なことのように感じられた。

俺の人生は今日という日のためにあった気がする。

いやきっとそうに違いない。

──────

──
6 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:05:02.09 WHLsH0iX0
──

──────

屋上の扉に背中を預けるようにして、彼女は独り待っていた。

女「……あっ、やっときた」

彼女は俺を見つけると、少しだけ咎めるようなことを言って微笑んだ。

男「ご、ごめん、待った?」

女「いいよ、呼び出したの。こっちだし」

男「……うん」

平然と。

平然と。

何でもないように。

何でもないように。

女「……ちょっと待って」

男「……うん」

やばい。

無理。

可愛い。

恥ずかしい。

好きです。

結婚してください。

死ぬ。

あ!

まずい!

言おうとしてたこと、全部とんだ!
7 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:07:06.56 WHLsH0iX0
女「……これ」

彼女は鞄から、綺麗に包装された長方形の赤い箱を差し出した。

箱にはピンク色のリボンが巻かれており、リボンと箱の間には真っ白な手紙が挟まっていた。

男「……お、俺でいいのか?」

女「うん、他にいないし」

男「……じゃあ──」

俺はそれを受け取ろうと手を伸ばした時、初めて気が付いた。

男「その指?」

女「あ、うん。チョコ作るときちょっとね」

絆創膏のついた彼女の小さな手からチョコレートを受け取る。

手作り。

手作りチョコ。

俺、もしかして明日には死ぬんじゃないかな。神様!

そうだ!

お礼を言うんだった。

男「……あ、ありが──」


女「お願い! それをイケメン君に渡して欲しいの!!」


男「え!?」

イケメン?

渡す?

何を?

これを?

手作りチョコを?

誰に?

イケメン?

何でここでイケメン?

これをイケメンに渡す???
8 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:09:18.52 WHLsH0iX0
女「……本当は昼休みに直接、渡すつもりだったの」

男「……」

女「……でもどうしても……どうしても渡せなくて、それで男君ならバスケ部で一緒だから」

あれ?

女「……部活終わったあとに、こっそり渡して欲しくて」

なんで?

女「部活が終わるまで待ちたいのだけど、今日は用事があって……」

どうして?

女「他に頼める友達もいないし」

友達……友達……友達……

女「男君?」

不安げな彼女の瞳が覗き込んでくる。

友達……いや、なら俺は!

男「ま、まかせとけ!!」

女「ほんと!?」

男「ああ、それで渡すとき、なんかアピールあるか?」

女「別にないよ」

男「けどさ、俺がこの手紙を読むわけにはいかないだろ?」

女「やめて!」

酷く焦った声を彼女があげる。 

女「それ、のり付けしてるから、イケメン君が読む前に読んだら分かるんだからね!」

男「ああ、うん、悪い。最初から読むつもりないよ」

彼女は俺の返事を聞いてホッとして、自分の言ったことの意味に気付いたみたいだった。

女「ご、ごめんなさい。頼んでいる立場なのに疑うようなこと言って」

男「いや、せめて義理なのか、本命なのかを確認したいと思ったんだ。もう大体わかったけど」

男「好きな人への手紙を、誰かに読まれるのは嫌だよな。うんうん」

女「……」

恥ずかしそうに彼女は俯いた。

男「よしわかった! 本命チョコだって言って渡して、真剣に考えてくれって言っとく!」

女「……お願いします」

男「ああ、イケメンと二人の時にバッチリ渡しとく!」

女「ありがとう。男君と友達で良かった」

男「ああ、俺は頼れる男だからな」

女「ふふ、そうだ! これあげるね」

男「これは?」

女「義理チョコ。といっても手作りチョコの材料の、板チョコのあまりだけど」

男「ありがとう。運動した後は筋肉がカロリーを求めるから助かるよ」

女「あはは、なあにそれ? でもこっちこそありがとう」

男「おう!」
9 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:11:08.99 WHLsH0iX0
女「……私、もう行かなくちゃ」

男「おうチョコは任しとけ!」

女「本当に本当にありがとう。またね!」

男「ああ、またな」

そう言って彼女は重い荷物を下ろしたかのように、軽やかな足取りで階段を駆け下りていった。

男「……」

男「……」

男「……ああぁあぁ〜!」

静まり返った空間で独り、溜息と悲鳴の入り混じった奇声を上げる俺。

友達。義理チョコ。

死ぬ。なんかもう死にたい。

消えてなくなりたい。

誰か俺を、俺を素粒子レベルで分解してくれ!

俺が死ぬのは明日じゃなかったのか! 神様!

男「……」

男「…………」

男「………………」

男「……部活、行くか」

階段を上るときは、ふたりですることばかり考えていたのに。

下りの俺は、どこまでも独りだった。

──────

──
10 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:12:33.67 WHLsH0iX0
──

──────

部活後 帰り道

イケメンは高身長、スポーツ万能、容姿端麗、成績優秀、性格も爽やか。

まさに絵に描いたようなイケメンだ。

そして俺とイケメンは帰りの方向が一緒だ。

だからいつも自然と二人なる。

二人きりになったタイミングを見計らい、切り出した。

男「……なあ、イケメン」

イケメン「ん?」

男「これ」

イケメン「えっなにこれ!?」

訝し気にイケメンは赤い箱を受け取る。

男「本命チョコ」

イケメン「えぇ!?」

男「真剣に考えてくれ」

イケメン「え!? え!? え!? ホントに!?」

男「……」

イケメン「……」

イケメン「……ホントなんだね……」

イケメンは心底、驚いた顔をしている。

男「……かはっ」

イケメン「?」

男「うはははははははっ!、冗談だよ冗談! うははっ!」

俺はこらえ切れず、爆笑してしまった。

イケメン「ひどいよ! 本気かと思ったよ!」

男「まあ、何も言わずに渡したらそうなるよな! うははっ!」

イケメン「どういうこと?」

男「やっぱ、俺は悪くねえってこと!」

──────

──
11 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:14:51.05 WHLsH0iX0
──

──────

イケメンに俺が何故チョコレートを持っているのか、俺の勘違いも含めてすべて話した。

イケメン「あはは、いきなり呼び出されて、何も言わずにチョコレート渡されたらみんなそうなるよ」

男「だろ! 本命チョコ貰えるって思って、こっちは結婚生活まで考えてたのによ!」

イケメン「その状態なら僕も勘違いしそう。結婚生活は行き過ぎてキモイけど」

男「おい、同意するのかしないのかハッキリしろよ。あと今はキモイとか言わないで。泣きそう」

イケメン「あはは、ごめんごめん」

男「いやー、先走って『ありがとう』とか言わなくて良かったよ。もし言ってたら」


男『ありがとう』

女『は!?』

男『え!?』

女『……』

男『……』

女『…………』

男『…………あれ?』


男「みたいな地獄の沈黙が発生するとこだった」

イケメン「あはははは」

──────

──
12 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:20:08.51 WHLsH0iX0
──

──────

男「さてと、冗談はここまで、約束はしっかり果たさないとな」

俺は真面目に、イケメンに向き直る。

イケメン「?」

男「俺は別に怒ってないよ。きっと彼女も余裕がなかったんだ」

男「そしてそのチョコにこもった思いは本物だと思う」

イケメン「……」

男「お前に直接、渡そうとしてどうしても渡せなかったんだってさ」

男「俺、少しだけ分かる気がする。好きだからこそ怖いんだ」

男「どうでもいい奴なら、いくらでも渡せる」

男「真剣だから嫌われるのが怖い。今までの関係が壊れてしまうのが怖い。ハッキリさせるのが怖いんだ」

男「いやこの理屈でいくと俺はどうでもいい奴だから、チョコを渡せたことになってかなり悲しいが」

男「お前がたくさんチョコ貰っているのは知ってる。でも」

男「そのチョコにこめられた、彼女の気持ちも真剣に考えてほしい」

イケメン「……わかった」

男「よっし、任務完了!」

──────

──
13 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:23:10.83 WHLsH0iX0
──

──────

男「でもさ、クラスも違うのに、いったいどんな接点があってチョコ貰ってるんだよ! 顔か!?」

イケメン「たぶん彼女が駅で定期と財布を無くして困ってた時に、お金貸したことがあるからだと思う」

男「おまえって本当にイケメンが服着て歩いてるような奴だな」

イケメン「ふふ、大抵のイケメンは服着てると思うよ」

男「いやそうだけどさ。でもそうなんだ」

イケメン「お金も返してもらったし、大したことしてないのにな」

男「いや普通は困ってても気付かないよ」

イケメン「そうかな。鞄ゴソゴソして回りキョロキョロしてたから、何か困ってるのかと思って話しかけただけだよ」

男「はえ〜、イケメンはやっぱ違うな。違い過ぎる」

イケメン「からかうなって」

男「へへ、ところでさ、結局、彼女とは付き合うの?」

イケメン「!」

イケメンは急に険しい表情になる。

男「あ、いや、ごめん。言いたくないんだったらいいんだ」

男「……」

イケメン「……」

男「……」

イケメン「……僕は君の」

男「……?」

イケメン「君のことが好きなんだよ!」

男「うぇええええ!?」

コイツいま何ていった!?

俺のことが好き?

たしかチョコ貰いまくりのモテまくりのコイツに、恋人がいないのはおかしい!?

こうゲイとか、ホモとか?

そういうことか!?

いや確かに辻褄は合うけど?

マジで!?

あっいや待てよ。これってもしかして?

イケメン「あはは、気付くの遅すぎでしょ!」

男「くっそ! そう来たか!」

イケメン「仕返しだよ。僕もビックリしたんだから」

男「あ〜、やられた。というかモテモテなのに恋人いない奴が言うとか、シャレになってないだろ!」

イケメン「ふふふ」

──────

──
14 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:26:52.87 WHLsH0iX0
──

──────

男「でさ、俺としてはそのチョコの彼女をもちろん応援してるけどさ」

男「彼女を含めていろんな子からチョコ貰ったんだろ。その中の誰かと付き合ったりしないのか?」

イケメン「……」

男「結婚まで妄想したフラれマンとしては、モテモテ選び放題で凄い羨ましいのだけどさ?」

イケメン「……君が真剣に話してくれたから、ここからは僕も冗談抜きだ」

いつもニコニコしているイケメンは真剣な表情になった。

男「あ、ああ」

イケメン「僕はこのチョコの彼女とは付き合わない」

男「何で!? まだ手紙も読んでないだろ!?」

イケメン「そしてチョコを貰った子達とも僕は付き合わない」

男「……」

イケメン「不満そうだね」

男「そりゃそうだろ! 真剣に考えてくれっていったのに! そんなにあっさり──」

イケメン「真剣に考えたさ!」

イケメン「……考えたからさ」

男「そんな……」

イケメン「……」

男「……」

イケメン「……僕は女先輩にフラれた」

男「え!?」

女先輩っていえば、美人で有名な先輩だ。

でも凄い理屈っぽい変人らしい。

コイツ女先輩のことが好きだったのか?

というか?

男「いつから!? なんで!? 俺そんなの知らないぞ!?」

イケメン「誰にも言ってないから、知らないだろうね」

男「……」
15 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:29:01.02 WHLsH0iX0
イケメン「いつからは、いつの間にかとしか言えない、気付いたら好きだった」

イケメン「なんでフラれたかは、僕も聞いてみた」

男「なんて?」

イケメン「『僕は君のことを恋愛対象に見たことはないし、これからもない』」

イケメン「『君に何かが足りないわけでもないし、何かすれば恋愛対象になるわけでもない』」

イケメン「『ただ僕の一番は別にいるってだけだ』ってさ」

僕?

男「……なんつうか、ばっさりフラれたな」

イケメン「うん、でも良かった」

男「はあ?」

イケメン「フラれたらどうせ傷つくんだ。なら真剣な気持ちを聞けた方がいい」

イケメン「真剣な気持ちには、真剣な気持ちで返す」

イケメン「たぶんそれだけでいいんだと思う」

男「……凄いな」

イケメン「うん。凄いよ。あんな風にフラれたら、なんだかもっと好きになったよ」

男「……いやそうじゃなくて、良かったなんて言えるお前が凄い」

イケメン「そうかな?」

男「そうだよ」

イケメン「……自慢に聞こえるかもしれないけど」

イケメン「僕は僕を好きな人を、好きになるわけじゃない」

イケメン「同じように僕の好きな人が、僕がモテるからといって、僕を好きになってくれるわけじゃないんだ」

イケメン「だから僕も君も本質的な所では、何も変わらないのだと思う」

男「そっか」

イケメン「うん」

男「あのさ?」

イケメン「ん?」

男「イケメンだのモテモテだの、からかって悪かったよ。もうからかわない」

イケメン「いいさ。分かってもらえたなら」

──────

──
16 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:31:25.37 WHLsH0iX0
──

──────

男「しかしあれだな。お前の恋愛事情を全部聞いて、こいつは全然フェアじゃない」

男「スポーツマンはフェアでないとな。だから俺も全部を正直に話す」

イケメン「?」

男「正直、イケメンのお前でもフラれるんだと、ちょっとざまぁって思った」

男「後、俺はお前が誰とも付き合わないって聞いてホッとした」

男「応援するとかいったけど、お前と彼女が付き合うのはすげー嫌だ」

男「というか彼女が俺以外の誰かと付き合うのがすげー嫌だ」

男「これって好きってことなんだと思う」

男「だから今決めた!」

男「ホワイトデーに彼女を呼び出して告白する!」

男「イケメンにフラれて、傷心のところを俺の包容力で、ぐへへ」

イケメン「……」

男「どした?」

イケメン「真剣な気持ちには、真剣な気持ちで返すとは言ったけど」

イケメン「相手を傷つけるような事とか、隠しておきたい気持ちとか」

イケメン「自分が不利になることは、わざわざ言わなくてもいいと思うよ」

男「あり?」
17 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:33:30.11 WHLsH0iX0
イケメン「それにバレンタインデーに呼び出されて、勘違いして傷ついたのに」

イケメン「ホワイトデーに呼び出すの?」

男「そこがポイントよ。もしも何も考えずに呼び出しに応じるなら、突然の告白からの速攻を掛けられる」

イケメン「告白されると思ってきたら?」

男「その時は、バレンタインのときの俺のドキドキがわかるってわけよ」

イケメン「へえ」

男「要は期待させて裏切るのがダメなんだよ」

イケメン「今日の手作りチョコみたいな?」

男「そうそう。絶対もらえると思ってたのにって、うるさいよ!!」

イケメン「ふふ」

男「告白されるかもってドキドキ状態で、美味しいお菓子とセットで、想像以上の愛の告白を受けたらどうよ!」

イケメン「なるほどね。でも男子に呼び出されて、ホイホイ独りで来るかな?」

男「えっ嘘、来てくれないの!? マジで!?」

イケメン「女の子なら普通は怖いでしょ?」

男「そっか、そのパターンは考えなかった。……どうするべ?」

イケメン「いや、たぶん来てくれると思うけどね」

男「なんで?」

イケメン「いやだって信用してない奴に大切なもの預けないでしょ」

男「そっかそっか、イケメン大明神が言うなら信じるよ」

イケメン「イケメン大明神ってなにそれ?」

男「いや、待てよ。イケメン大明神もフラれマンだった。そう考えるとご利益があるか怪しい?」

イケメン「なに勝手言ってるんだ? というか僕は忘れてないぞ」

イケメン「僕がフラれて、ざまぁって思ったんだって?」

男「あっ、いや、ちょっとだぞ。ほんのちょっとだけ」

イケメン「……」

男「……」

イケメン「まあいい。許す」

男「……なんつうか、やっぱりイケメンだな!」

イケメン「もうからかわないんじゃないのか?」

男「いや、今のは違うよ。なんというか尊敬語のイケメン?」

イケメン「なにそれ?」

男「わからん。ふはは!」

イケメン「あはは!」

イケメンと俺は何だかとても可笑しくなって、声をあげて笑った。

──────

──
18 :◆2oYpLZIXqc 2018/02/11(日) 19:36:16.26 WHLsH0iX0
──

──────

イケメン「じゃあ僕はこっちだから」

男「おう! またな!」

イケメン「またね」

イケメンと別れて、独り自宅への道を歩き出す。

話し相手がいなくなり、今日起きたことをじっくり考える。

イケメンも彼女も自分から行動したんだ。

待っていただけの俺とはまるで違う。

でも。

これからは俺も。

俺も彼女に、好きになってもらえるように頑張る。

そして来年のバレンタインは、念願の手作り本命チョコをゲットしてみせる。

男「……そうだ」

鞄の中から小さなビニール袋を取り出し、その中身を取り出す。

中身は彼女からの義理チョコだ。

何度も食べたことのある、ありきたりな市販品。

どこのスーパーでも買えるブラックチョコレート。

包みを開封して一口かじる。

男「んっ……ちょっと苦いな」

そのとき食べたチョコレートは、記憶の中の味とは少しだけ、少しだけ違った。


男「ひと味違うバレンタイン」  終わり


読んで頂き本当にありがとうございました。

【モバマス】僕のバレンタインの話をします

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:44:58.74 87bsJvQDO
P「はー仕事疲れたなー」

P「いい加減休みたいなー」

P「一日中寝ていたいなー」

P「……」

P「休憩しよう」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518353098
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:45:40.73 87bsJvQDO
休憩室

ガコン(自販機でドリンク買う音

P「はー」

P「……こうして無意味に日々を過ごしていくんだろうな……」

P「はー」

ほたる「……あっ。おはようございます」

P「ようほたる。今日も頑張ろうな」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:46:06.83 87bsJvQDO
ほたる「はい。Pさんは……休憩ですか?お疲れ様です」

P「ああうん、ちょっと休んだらすぐ再開するよ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:46:34.00 87bsJvQDO
ほたる「あ、休憩中にすみません、少しいいですか……?」

P「?」

ほたる「渡したいものがあるんです」ごそごそ

P「渡したいもの?なんだろうな」

ほたる「……よかった!忘れてなかった……はぁー……」

P「凄く安心してて可愛い」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:47:01.71 87bsJvQDO
ほたる「これ、バレンタインのチョコレートです……」すっ

P「!?!?!?!?!?」

P(待て待て待てバレンタイン?バレンタインってあれだろ選んだアイドルからチョコレート貰える……去年の奴まだ使ってないけど……)

ほたる「よかったら、受け取って貰えますか……?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:47:36.91 87bsJvQDO
P「えっ?えっ、バレンタイン?お前まだ選んでないぞ俺は誰も。えっどういうこと?」

ほたる「?バレンタインって、あげたい相手にチョコをあげる日ですよね……?」

P「世間一般ではそうらしいけど、いやこれモバマスだろ?どういうこと?ええ?」

ほたる「……もしかして、私からだと不幸が感染るとか、そういうことを……」

P「んなわけねェだろうがァ貰うわ!!!!ありがとうほたる!お前は最高だ!!!!!!」

ほたる「わわっ……じょ、冗談です……。渡したいから、渡したいんです。喜んでくれて、とってもとっても嬉しいです……えへへ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:48:10.00 87bsJvQDO
P「えええーしっかしなんで?なんでそっちから渡してきてくれるんだ?ちひろの差し金か???今年のバレンタインはなんか違うぞ……!」

ほたる「言葉にしきれない、たくさんの感謝の想いをこめました。あの、そうすると美味しくなるって……」

P「最強の調味料じゃねぇか」

ほたる「あの、緊張するけれど、食べてください……」

P「……えっ、食うの?」

ほたる「あ、はい。チョコは食べ物ですから……」

P「……お守りにしたい」

ほたる「食べ物ですから……」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:48:35.82 87bsJvQDO
P「……いったい今何が起きた……?」

P「あ、ありのまま今起こったことを話すぜ」

P「今年のバレンタイン誰から貰おうかなぁーとか考えてたら向こうから渡しに来た」

P「何を言ってるのかわからんと思うが俺にもさっぱりだ……」

P「えっちひろの奴俺の脳ミソ覗いた……?」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:49:20.62 87bsJvQDO
他P1「見て見て見て菜々さんから!!!チョコ!!!!向こうから!!!!!チョコ!!!!!!」

他P2「みちるぅぅぅ食いきれねぇよこんな、こんなたくさん!!!ありがとうみちる!!!」

他P3「雪美……ううっ雪美ィ……ぐすっひっぐ」

P「い、いったい俺達に何が起きている……?アイドル達に確固撃破されているぞ……!」

P「わ、わけがわからん!奴らはやる気だ!俺達を殺す気なんだ……!」

P「今年のバレンタインは……去年までとは、違う……ッ!」

P「しっしかもあと二回……!? えっあと二人も『向こうから渡したいと思ってくれた娘』が出てくるの……?なんだ、何がどうなっているんだ……」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:49:57.39 87bsJvQDO
翌日

P「そういやイベント走らな」

P「由愛てやん待ってろよー絶対迎えるからなー」

P「飴ないからスタ走りじゃオラァ!!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:50:57.96 87bsJvQDO
楽屋

P「ふぃー一旦休憩」

ほたる(ブルマ)「皆さんすごいですね、大量横取りが一瞬で……」

P「まったくなァ。流石道明寺ちゃんだよ」

ほたる(モデル)「私達も、負けたくないです……!」

P「そうだな、せめて一発は殴れるよう頑張ろうな!」

ほたる(TBS)「はい……!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:51:25.34 87bsJvQDO
コンコン(ドアノック音

P「?誰だろ。はーい開いてますよー」

ガチャ

由愛「あ、あのっ、お仕事お疲れ様です……」

P「由愛ちゃんじゃん。そっちもお疲れ様。マカロンクッション芸最高に可愛いよ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:51:55.61 87bsJvQDO
由愛「えへへ……」

P「それで、何の用事?」

由愛「あ、あの……えっと、渡そうと思ってたものがあって……」

P「?なんだろう、忘れ物でもしてた?」

由愛「えーと……これっ。受け取って貰えますか?」ずいっ

P「バレンタインチョコレートだと!?!?!?!?!?」

由愛「わわわ……」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:52:26.81 87bsJvQDO
P「えっオレェ?なんで?夏島走ったけどなんでだ?ゆめほたSS書いたけどなんでなんだ?Rスカチケ使ったけど?ええ?」

由愛「う、受け取って……ください……お、お願いします」

P「無論じゃねェのよ!!!!!ありがとう!!!!!!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:53:13.74 87bsJvQDO
由愛「ば、バレンタインのチョコ……ドキドキしたけれど、ちゃんと渡せました……よかった……」

P「うぉぉぉぉ由愛チョコだぁうっひょおおおおおおおんほおおおおおおお」

由愛「いつも優しくしてくれるPさんに、感謝を伝えたくって……♪」

P「ありがとう!ありがとう!ありがとう!ごめん語彙が死んでるやありがとう!!!」

由愛「えへへ」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:53:55.27 87bsJvQDO
P「えっていうかいいの俺で?リトルプリエーテスもないし……投票イベントではいっつも白菊一途な俺に?いいの?なんで俺なの?」

P「……なるほどなぁ。俺は成宮由愛が好きだったんだな……やっと理解した。俺はこいつが好きだったんだよ」

P「今日から成宮由愛をよろしくおじさんになります」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:54:24.84 87bsJvQDO
翌日

公園

P「クリパかなぁ?最近集めてる伊集院ちゃんかなぁ?ううーっこんな楽しみなバレンタイン生まれてはじめてだ!すげーなバレンタインってこんな楽しいイベントだったんだな!!」

P「ふふふふ、今日もお仕事頑張るぞー。らんらんらー」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:54:51.20 87bsJvQDO
夕美「……」ざっ

P「……相葉ちゃん? おはよう、いきなり目の前に立ち塞がったりしてどうしたの?」

夕美「……え、えっとね……そのぉ……」もじもじ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:55:19.75 87bsJvQDO
P「……?」

P(バレンタイン、なわけないよなぁ。集めてるのデレステの話で、Mobageではまったくアルバム埋まってないし……なんだろうな)

夕美「……ええい、頑張れ夕美ちゃん!」ぱんぱん

P「顔叩いて気合いいれなくても……」

夕美「Pさんっ」ずいっ

P「お、おう?」

夕美「おおお、お仕事お疲れ様!!」

P「???まぁ、うん。そっちもお疲れ様」

夕美「えっとね、手渡ししたくって来たんだけどね……」

P「手渡し?何を?」

夕美「あ、味見した限りではそこそこ美味しかったから!形も頑張ったからっ!心に花が咲くよう、あ、愛情を……なんて……」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:55:54.36 87bsJvQDO
P「??????」

夕美「……ごほん!これ上げるっ!!」

P「こっこれはチョコレートじゃねぇか!!!!」

夕美「えっとね、形をお花にしたのはね、Pさんの暖かい気持ちで私は私らしきゅっ、噛んじゃった……私らしく咲き続けられるよって伝えたくって……決して相葉夕美だからっていう安直なあれじゃあなくってね?」

P「早口で捲し立てるの可愛い」

夕美「とにかくっ!受け取ってくださいお願いします!チョコレートです!!!」

P「あたぼうよォ貰うに決まってんだろうがよォ!!!」

夕美「じゃ、じゃあ私これでっ!」たったったっ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:56:25.89 87bsJvQDO
P「……」

P「……ええ?なんで?相葉ちゃん?俺に?」

P「どういうこと……?Mobageで推したことあったっけ相葉ちゃん……?ゆみすきは定期的にしてるけどデレステだよ……?lilac time大好きでずっと聞いてるけど?なんで……?」

P「なんで、相葉ちゃんは俺を選んでくれたんだ?俺じゃ相葉ちゃんに釣り合わなくない???いいの俺なんかで?」

P「……」

P「超嬉しい。結婚してくれ相葉ちゃん」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:56:59.01 87bsJvQDO
P「バレンタイン……神イベントだったぜ、お前……ありがとう白菊、由愛てやん、相葉ちゃん」

P「このチョコ、サービス終了まで取っておくから」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:57:28.20 87bsJvQDO
その後

P「……あと一人から貰えるの?こっちから会いに?」

P「ふーむ……」

P「……ええー……誰から貰えばいいんだ……? な、悩む……!」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:58:08.64 87bsJvQDO
今年のバレンタインの感謝を井戸に叫びたくて書きました
皆さんも自分を選んでくれた三人の話を書いてください僕が喜びます
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/11(日) 21:58:43.92 87bsJvQDO
おしまい
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